JP4095291B2 - 情報処理装置、ダウンロード方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

情報処理装置、ダウンロード方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に接続されて所定の画像処理を行う複数の周辺機器と、該周辺機器を管理するサーバ装置と通信可能な情報処理装置によるリソースのダウンロード処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークに接続された周辺機器、例えばプリンタ、機能複合型複写機の情報をクライアントコンピュータの表示画面に一覧表示する技術として、特開平11−259250号公報が提案されている。
【0003】
ここで、特開平11−259250号公報には、プリンタ、機能複合型複写機の情報をクライアントコンピュータの表示画面に一覧表示する際に、1つのプリンタ、機能複合型複写機からリソースデータをダウンロードする例が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この場合において、例えばフォント、フォーム、アドレス帳といったリソースのダウンロードを目的とするユーザにとって、ネットワーク上で接続されている機器すべてが一覧表示されることは以下の理由により不都合である。
【0005】
例えばリソースをダウンロードすることができない機器といったユーザにとって本来不要な情報の表示により表示情報量が増え、選択のために一覧のスクロールが必要になったり、目的とするものとは別の機器を選択してしまうといったミスオペレーションをする可能性が高くなる。
【0006】
また、ネットワークに接続された複数の機器のリソースの登録状態を同一にするためにダウンロードオペレーションを機器数分繰り返す必要があり、操作性や利便性が損なわれるといった問題点があった。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザが意図する機能が含まれない周辺機器が選択されて一覧表示される事態を回避して、選択すべき有効な周辺機器を絞り込んだ周辺機器一覧を表示して、表示された周辺機器一覧中から選択される周辺機器にリソースを一括してダウンロードできる仕組みを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、以下の特徴的構成を備える。
ネットワーク上に接続されて所定の画像処理を行う複数の周辺機器と、該周辺機器を管理するサーバ装置と通信可能な情報処理装置であって、前記周辺機器に対してダウンロードするリソースの指定を受け付ける受付手段と、各周辺機器の機能情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された機能情報に従って、前記受付手段により受け付けた指示のリソースを前記各周辺機器にダウンロード可能であるかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記受付手段により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能でないと判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示せず、前記判定手段により前記受付手段により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能であると判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示する周辺機器管理手段と、前記表示装置に表示された周辺機器一覧中の複数の周辺機器から、前記リソースをダウンロードすべき複数の周辺機器に対する選択指示を受け付ける機器選択受け付け手段と、前記機器選択受付手段により選択された複数の周辺機器に対して、前記リソースのダウンロード処理を実行する一括ダウンロード処理手段とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係るダウンロード方法は、以下の特徴的構成を備える。
ネットワーク上に接続されて所定の画像処理を行う複数の周辺機器と、該周辺機器を管理するサーバ装置と通信可能な情報処理装置におけるダウンロード方法であって、前記周辺機器に対してダウンロードするリソースの指定を受け付ける受付工程と、各周辺機器の機能情報を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された機能情報に従って、前記受付工程により受け付けた指示のリソースを前記各周辺機器にダウンロード可能であるかを判定する判定工程と、前記判定工程により前記受付工程により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能でないと判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示せず、前記判定工程により前記受付工程により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能であると判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示する周辺機器管理工程と、前記表示装置に表示された周辺機器一覧中の複数の周辺機器から、前記リソースをダウンロードすべき複数の周辺機器に対する選択指示を受け付ける機器選択受け付け工程と、前記機器選択受付工程により選択された複数の周辺機器
に対して、前記リソースのダウンロード処理を実行する一括ダウンロード処理工程とを有することを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係る情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を説明する図である。
【0032】
図1において、1はネットワークであり、通常はEthernet(登録商標)を使用する。Ethernet(登録商標)以外にも、LocalTalk(商品名)などがある。なお、本実施形態における「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を指す。
【0033】
2はサーバコンピュータであり、ファイルサーバ、Webサーバなどの機能を有する。3は管理者用パーソナルコンピュータ(以下、パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、サーバに対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。4,5はクライアントPCであり、ネットワークに接続された一般ユーザが使用するPCである。
【0034】
なお、管理者用PCであっても、クライアントPCとしても使用されることもあり得る。6,7はプリンタであり、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4および5からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8,9は、機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。以下、本システムの動作を説明する。
【0035】
先ず、サーバ2は、定期的にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9と所定のプロトコルで通信を行い、機器の状態やソフトウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用するリソースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、クライアントPC4,5は、サーバ2から情報を受け取る。
【0036】
また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアントPC4,5はWebBrowserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ2に対して指示を与えることが可能である。サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5から指示があると、サーバ2に貯えられた情報を用いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返す。
【0037】
また、情報の内容によっては、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9から報を取得し、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対して設定等の処理を行う。
【0038】
管理者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対しソフトウェアもしくはソフトウェアが使用するリソースのダウンロードを行う。ソフトウェアは、機器の印刷制御ファームウェア、ネットワーク制御ファームウェア、また機能複合型複写機8,9においては、前記ファームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファクシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、パネル操作ファームウェア、画像管理ソフトウェア、アドレス管理ソフトウェアなどがある。
【0039】
また、ソフトウェアが使用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがある。
【0040】
クライアントPC4,5は、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9をアクセスして使用するためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフトウェアが使用するリソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0041】
ソフトウェアは、プリンタを使用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネットワークドライバ、WebBrowser、アプリケーションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用するリソースについては、プリンタフォントに対応したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメージ等がある。
【0042】
上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプリンタ7、機能複合型複写機8,9に反映させることが可能である。
【0043】
また、同様に機能複合型複写機8の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機能複合型複写機9、プリンタ6,7に反映させることが可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報については変換された後反映される。
【0044】
同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能である。これらの処理は、サーバ2を通して情報の交換を行うことにより実現される。
【0045】
プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネルからの設定やクライアントPC4,5からの設定によっても変更される場合がある。この情報を正確にクライアントPC4,5に渡す必要があるものは、クライアントPC4,5から表示等の指示があった場合、常にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPC4,5に返す。正確さが、さほど厳密に要求されないものについては、サーバ内に保持した情報を用いる。
【0046】
図2は、図1に示した画像処理システムのハードウェアモジュールの構成を説明するブロック図である。
【0047】
図2において、201はネットワークラインで、各機器間のネットワークを構成する物理的なラインであり、通常はツイストペアケーブル、同軸ケーブルや光ファイバなどが使われる。
【0048】
サーバ2を構成するハードウェアモジュールとしては、ネットワークボード202、CPUボード203、Videoインタフェイス204、I/Oインタフェイス205、SCSIインタフェイス206と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マウス209、ハードディスクドライブ210である。ハードディスクドライブ210は、複数のハードディスクユニットが並列に接続されており、データ転送の高速化と高信頼性を確保している。
【0049】
管理者用PC3、クライアントPC4,5を構成するハードウェアモジュールとしては、ネットワークボード202、CPUボード203、Videoインタフェース204、I/Oインタフェイス205、IDEインタフェース(IDEIF)211と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マウス209、ハードディスクドライブ210である。
【0050】
なお、サーバ2とはハードディスクの構成が異なるプリンタ6,7のハードウェアモジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボード212、プリンタコントローラ213、プリントエンジン214を備える。機能複合型複写機8,9のハードウェアモジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボード212、機能複合型複写機コントローラ(コントローラボード)215、プリントエンジン214、操作パネルコントローラ216、操作パネル217、スキャナコントローラ218、スキャナユニット219、モデム220、IDE IF221、ハードディスク222を備える。
【0051】
図3は、図2に示したサーバ2のソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。
【0052】
図3において、301はOS(オペレーティングシステム)、302はライブラリ、303はWebサーバ、304はアプリケーションであり、アプリケーションの一部として周辺機器管理プログラム305を含む。306はハードウェア制御プログラムであり、ハードウェア制御プログラムの一部としてネットワークボード制御プログラム307、ハードディスク制御プログラム308を含む。
【0053】
図4は、図3に示したサーバ2における周辺機器管理プログラム305のモジュール構成を説明する図である。
【0054】
図4において、周辺機器管理プログラム305はサーバ2上のアプリケーションの一つとして実現され、401は管理プログラムのメイン部分であり、管理プログラムの全体を制御する。402はGUI用CGIプログラム(GUI用CGI)であり、Webブラウザ303に対してhtml形式で表現された画面のデータを渡す。
【0055】
Webブラウザ303は、CGI402のデータをhttp形式で管理者用PC3もしくはクライアントPC4,5に送出し、管理者用PC3もしくはクライアントPC4,5からの指示を管理プログラム401に伝える。
【0056】
デバイス通信プログラム403は、ネットワークボード制御プログラム307を利用して周辺機器とサーバの間での通信を行い、デバイスからの情報等の取得とデバイスの設定、ソフトウェアやソフトウェアが利用するリソースのダウンロード等を行う。また、デバイス通信プログラム403は周辺機器情報取得モジュール4031を含む。IPC404は、プロセス間通信を行うプログラムであり、ネットワークボード制御プログラム307を利用して他のPC、特に管理者用PC3との間での通信を行う。ファイル管理プログラム405は、HD制御プログラム308を利用し、ファイルサーバ機能を実現する。
【0057】
図5は、図2に示した管理者用PC3のソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。
【0058】
図において、501はOSであり、管理者用PCの全般的な処理を行う。502はダウンローダメインプログラム(ダウンローダ)であり、周辺機器に対しソフトウェアやソフトウェアが利用するリソースのダウンロードを行う。
【0059】
503はGUIプログラムであり、表示やユーザからの指示のダウンローダへの伝達などのユーザインタフェイス機能を実現する。504はIPCプログラムであり、サーバのIPC404との間で通信を行う。
【0060】
505はファイル管理プログラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイルをハードディスク507やCD−ROM508の内容を読み込み、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、ファイル管理を行う。506はネットワークプログラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイルをハードディスクやCD−ROMの内容から読み込み、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、ネットワーク通信を行う。
【0061】
図6は、図2に示したクライアントPC4,5のソフトウェアモジュール構成を説明する図である。
【0062】
図において、601はOSであり、クライアントPCの全般的な処理を行う。602はWeb Browserであり、サーバ2のWeb Server303からhtml形式で表現されたデータを受け取り、画面に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプロトコルを通してサーバ2に伝える。
【0063】
603はクライアントモジュールであり、Web Browser602で受信したデータのうち、Web Browser602が処理できないデータの一部に関して処理を行う。
【0064】
ここで、Web Browser602が処理出来ないデータとは、クライアントPC用のプリンタドライバ等のソフトウェア、クライアントPC用フォントなどのリソースであり、それぞれ決められた方法でクライアントPCにインストールする必要がある。604はネットワークプログラムであり、通常はOS601の一部として実装され、httpプロトコルを利用してWeb Server303と通信を行う。
【0065】
図7は、図5に示したダウンローダ502のモジュール構成を説明する図である。
【0066】
図7において、701はメインモジュールであり、各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等を行う。702はファイル管理モジュールであり、ファイル管理プログラム505を利用してダウンロードするファイルのOpenやReadを行う。
【0067】
703はデバイス探索モジュールであり、ダウンロード可能な周辺機器デバイスを探索し、通信可能なプロトコル、デバイスのアドレス等を取得する。704はファイル変換モジュールであり、ソフトウェアが用いるリソースにおいて、プリンタ用リソースとクライアントPC用リソースのフォーマットが異なる場合に、変換を行う。
【0068】
また、ファイル変換モジュール704は、内部にプリンタ用ファイル変換モジュール705と、クライアントPC用ファイル変換モジュール706を含む。リソースのフォーマットの違いとは、例えばプリンタが3次曲線で表現されたフォントを使い、クライアントPCが2次曲線で表現されたフォントを使う場合や、プリンタとクライアントPCでオーバレイイメージの表現形式が異なるということである。
【0069】
ダウンロードモジュール707は、ネットワークプログラム506を利用してダウンロードを行うモジュールである。通信モジュール708は、サーバ2と通信を行い、クライアントPC用リソースなどをサーバに送出するモジュールである。IPCモジュール709は、プロセス間通信を行うためのモジュールであり、IPCプログラム504を用いてプロセス間通信を実現する。
【0070】
図8は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図5に示したダウンローダ502によるデータ処理手順に対応する。なお、S801〜S820は各ステップを示す。
【0071】
また、本処理では、フォントをダウンロードする場合について説明するが、他のソフトウェアやソフトウェアが用いるリソースについても同様である。さらに、前提として、ダウンローダ502とサーバ2は常時通信しており、ファイル名やデバイス名などの取得は可能だが、ファイルサーバ内で管理されているファイルの取得には、別途コネクションを確立してファイルを読み出すものとする。
【0072】
先ず、ステップS801では、ダウンロードするファイルの指定をする。ダウンローダのユーザは、ファイル名を入力することで、ファイルの指定を行う。
【0073】
次に、ステップS802では、ファイルがサーバ2上のファイルかどうかを判定し、サーバ2上のファイルであればステップS803に進み、サーバ2上のファイルでなければステップS807に進む。
【0074】
そして、ステップS803では、ネットワークのコネクションを確立し、ステップS804で、ファイルの読み出しを行い、ステップS805で、Server FlagをONにし、ステップS806で、ネットワークのコネクションを切断して、ステップS811以降へ進む。
【0075】
一方、ステップS802で、サーバ2上のファイルでないと判断した場合は、ステップS807では、ファイルをOpenし、ステップS808で、ファイルをReadし、ステップS809で、Server FlagをOFFにし、ステップS810で、ファイルをCloseする。
【0076】
これにより、ステップS806もしくはステップS810の時点で、ダウンロードすべきファイルがダウンローダに読み込まれている。
【0077】
そして、ステップS811で、プリンタの選択を行い、ステップS812で、ステップS811で選択されたプリンタがダウンロード可能かどうかを判定する。なお、ダウンロード可能かどうかの判定は、機種および装着されている記憶デバイス(RAM、Flash Memory、Hard Disk等)により判定される。すなわち、ダウンロード可能な機種であって、ダウンロード可能な記憶デバイスがその機種内に存在すれば、ダウンロード可能と判定される。
【0078】
そして、ステップS812でダウンロード可能と判定された場合は、ステップS813に進み、ダウンロード不可能と判定された場合はステップS820に進む。
【0079】
ステップS813では、フォントファイルを、プリンタにダウンロード可能な形式に変換する。ただし、フォントファイルが既にダウンロード可能な形態であれば、何も行わない。
【0080】
次に、ステップS814では、ダウンロード可能な形態となったフォントファイルをプリンタに転送して、ステップS815でServer FlagがONかどうかを判定し、ONであると判定した場合は、既にクライアント用ファイルもサーバにあるとみなして処理を終了する。
【0081】
一方、ステップS815で、Server FlagがONでないと判定した場合(すなわちOFFならば)、ステップS816に進み、フォントファイルを、クライアントPCが使用可能な形式に変換する。
【0082】
ただし、フォントファイルが既にクライアントPCで使用可能な形態であれば、何も行わない。
【0083】
次に、ステップS817ではサーバ2とのネットワークのコネクションを確立して、ステップS818では、クライアントPC用のフォントファイルをサーバ2に書き込み、ステップS819で、コネクションを切断し、ネットワークのクローズ処理を行った後、処理を終了する。
【0084】
一方、ステップS812でダウンロード不可能と判定された場合は、ステップS820で、プリンタにダウンロードすることが出来ない旨のメッセージを表示し、処理を終了する。
【0085】
以上述べた処理により、プリンタにダウンロードしたフォントファイルに対応したクライアントPC用フォントファイルは、必ずサーバ2に存在することになる。
【0086】
なお、フォントファイルの変換では、フォントファイルフォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。例えば、True Type(登録商標)形式のフォントファイルを、True Type(登録商標)ラスタライザが搭載されたプリンタにダウンロードするときは、プリンタのためのヘダー情報などを付加してダウンロードする必要があるため、ファイル変換処理では、プリンタのためのヘダー情報などを付加する。また、このフォントをMacOS上で使用する場合は、付加情報としてFONDリソースと呼ばれる情報を付加する。
【0087】
図9は、図2に示したサーバ2で管理される周辺機器情報取得モジュールの構成を説明する図である。
【0088】
図9において、901は周辺機器情報取得モジュールであり、全体の制御や通信、管理、割り込みがかかった場合の処理、周辺機器へのダウンロードデータの受け渡しなどを行う。902はIPC処理であり、他のモジュールとプロセス間通信を行うことで、情報の交換を行う。
【0089】
903はタイマモジュールであり、一定間隔で割り込みを発生させ、周辺機器情報取得モジュール901のメイン処理は当該割り込みのタイミングで周辺機器の情報を取得するよう動作する。904はキャッシュ管理処理であり、タイマによる割り込みで取得した周辺機器情報を、一時的に記憶し、IPCからデータ送出の指示があると、キャッシュ内の情報を、IPCを通して他のモジュールに送出する。
【0090】
905はTCP/IPのモジュールであり、TCP/IPで情報を取得したりデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。906はApple Talkのモジュールであり、Apple Talkで情報を取得したりデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。
【0091】
906はIPX/SPXのモジュールであり、IPX/SPXで情報を取得したりデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。これ以外のプロトコルに対応することももちろん可能である。
【0092】
図10は、本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図4に示したデバイス通信プログラム403内の周辺機器情報取得モジュール4031による周辺機器情報取得処理手順に対応する。なお、図10の(A)は割り込みによる周辺機器情報取得の処理手順を示し、図10の(B)は通常の周辺機器情報取得の処理手順を示す。また、S1011,S1012,S1021〜S1028は各ステップを示す。
【0093】
図10の(A)に示す処理は、特定の割り込みが発生すると、本処理が実行され、ステップS1011では、対象となる全部の周辺機器から情報を取得する。ここで、取得する情報は、ソフトウェアやソフトウェアが使用するリソースのバージョン、ファイルサイズ、日付、フォントであれば書体名など、ソフトウェアやソフトウェアが使用するリソースが変更されていないかどうか確認するための情報である。そして、ステップS1012では、取得した情報をキャッシュ904に書き込んで、処理を終了する。
【0094】
一方、通常処理では、ユーザIFを持つモジュールが受け取ったユーザからの指示に従い、情報取得やダウンロードを行う。
【0095】
そこで、図10の(B)に示すように、ステップS1021では、ユーザIFモジュールの指示をIPCを通して受け取る。ここで、指示で受け取る内容としては、処理内容、ダウンロードの場合のデータ、周辺機器のアドレス等である。
【0096】
次に、ステップS1022では、受け取った指示がダウンロードかどうかを判定し、ダウンロードの指示であると判定した場合は、ステップS1023に進み、ダウンロードの指示でないと判定した場合は、ステップS1024に進む。
【0097】
そして、ステップS1023では、送られたデータ(ファイル)を指定された周辺機器(デバイス)にダウンロード(転送)し、処理を終了する。
【0098】
一方、ステップS1024では、必要とされる情報の種類を特定する。ここで、情報の種類は、例えば書体名やフォームのサイズ、ソフトウェアのバージョンなどである。
【0099】
次に、ステップS1025では、要求された情報がキャッシュ904中に存在するかどうかを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS1026に進み、存在しないと判定した場合は、ステップS1027に進む。
【0100】
そして、ステップS1026では、キャッシュ904からIPC902を通してデータ送出を行い、処理を終了する。
【0101】
一方、ステップS1027では、周辺機器からデータを取得して、ステップS1028では、取得したデータをIPC902を通して送出し、処理を終了する。
【0102】
図11は、図3に示したサーバ2における周辺機器管理プログラム305のメインモジュールの構成を説明する図である。
【0103】
図において、1101はメイン処理プログラムで、全体の動作管理、処理の振り分けなどのメイン処理を行う。1102は通信プログラムで、GUIとの間で表示する情報の送出やGUIからの処理やデータの受信等の情報交換を行う。
【0104】
1103はネットワーク処理プログラムで、ネットワークを通してのファイルや情報の入出力を行う。1104はファイルサーバモジュールで、ファイルの読み出し、あるいは書き込み、あるいは管理を行う。
【0105】
1105はIPC処理プログラムで、プロセス間通信でIPC902との間でデータや情報の交換を行う。すなわち、本プログラムは、周辺機器とGUI、ネットワークとファイルサーバのそれぞれにアクセスすることが可能な位置にあり、全体の動作をコントロールする。
【0106】
図12は、本発明に係るサーバ装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1210は各ステップを示す。
【0107】
先ず、ステップS1201では、何らかの指示を受け取ると、ステップS1202で、該指示がダウンロードに関わる指示かどうかを判定し、ダウンロードに関わる指示であると判断した場合は、ステップS1203に進み、ダウンロードで関わる指示でないと判断した場合は、ステップS1205に進む。
【0108】
そして、ステップS1202において、ダウンロードに関わる指示であると判定された場合、本モジュールは、ダウンロードすべきファイルをファイルサーバから取り出しダウンローダに送出するため、ステップS1203で、ファイルサーバ上のファイルをオープンして、ステップS1204で、ネットワークモジュール1103を通してダウンローダにファイルを送出し、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0109】
一方、ステップS1202で、ダウンロードに関わる指示でないと判断された場合は、ステップS1205で、該指示が情報表示に関わる指示かどうかを判定して、情報表示に関わる指示であると判定された場合は、ステップS1206に進み、情報表示に関わる指示でないと判定された場合はステップS1208に進む。
【0110】
そして、情報表示であると判断された場合は、GUIとの通信モジュール1102から受けた指示に従い、周辺機器内の情報を送出するため、ステップS1206で、IPC902とIPC1105との間で情報交換を行い、周辺機器の情報を取得する。ステップS1207では、表示すべき情報を通信プログラム1102を通してGUIモジュールに出力した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0111】
一方、ステップS1205で、情報表示に関わる指示でないと判断した場合は、ステップS1208で、サーバ2へのファイルの保存に関わる指示であるかどうかを判定し、サーバ2へのファイルの保存と判定された場合はステップS1209へ進み、サーバ2へのファイルの保存ではないと判定された場合はステップS1210へ進む。
【0112】
なお、サーバ2へのファイルの保存は、PC側のダウンローダ502からの指示により行われ、ネットワーク1を通してファイルが送られてくる。
【0113】
そして、ステップS1209では、サーバ2は、ファイルをファイルサーバへ保存した後、次の処理を行うために、ステップS1201に戻る。
【0114】
一方、ステップS1208で、ファイルの保存ではないと判定された場合、ステップS1210で、GUI402を通してのファイル出力を行う。これは、クライアントPC用リソース等の出力であり、GUI402がクライアントPC3等と通信を行っているプロトコルであるhttpプロトコルを用いてファイル等をクライアントPC3等へ出力した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。これら一連の処理により、本システム内の情報およびデータ送受信が行われる。
【0115】
図13は、図2に示したサーバ2におけるGUI用CGI402の詳細構成を説明する図である。
【0116】
図において、1301は通信モジュールで、管理プログラム401との通信を行い、管理プログラム401からの指示やファイル、情報を受け取りhtml出力モジュール1302に渡すとともに指示入力モジュール1303から受けた指示やファイルを管理プログラムに渡す。
【0117】
1302はhtml出力モジュールであり、管理プログラムから受け取った情報や指示を基にhtml規約に基づいたGUI画面ファイルを作成し、Webサーバとの通信モジュール1304に渡す。1303は指示入力モジュールであり、Webサーバ303から指示を受け取り、またはアーカイブされたりエンコードされたファイルを受け取り、指示は管理プログラム401への命令として送出し、ファイルはアーカイブされたファイルを分離し、エンコードされたファイルをデコードした後に管理プログラムへ送出する。
【0118】
1304はWebサーバとの通信モジュールであり、html情報をWebサーバ303に送出し、Webサーバ303からの指示を指示入力モジュール1303に渡す。
【0119】
図14は、図2に示したクライアントPCにおけるクライアントモジュールの構成を説明する図であり、本モジュールはクライアントPC上にインストールされ、Webブラウザで受け取ったファイルを処理する。
【0120】
図14において、1401は入力手段で、Webブラウザからデータを受け取る。受け取ったデータは、通常管理情報とファイル実体がアーカイブされている。1402は判定手段で、受け取ったファイルの管理情報とファイル実体を分離するとともに、管理情報を基にファイルの種類を判定する。ここで、管理情報とは、ファイルの種類、ファイル名やファイルサイズ等である。ファイルの種類がフォントであれば、フォント登録モジュール1403を呼び出し、ファイルの種類がオーバレイフォームであれば、オーバレイフォーム登録モジュール1404のモジュールを呼び出し、ファイルの種類がアドレス帳であれば、アドレス帳登録モジュール1405を呼び出し、ファイルの種類がColor Calibration TableであればColor Calibration Table登録モジュール1406を呼び出す。
【0121】
ここで、フォント登録モジュール1403は、受け取ったフォントをクライアントPCに登録する。また、オーバレイフォーム登録モジュール1404は、受け取ったファイルをオーバレイフォーム処理アプリケーションに登録し、オーバレイ処理アプリケーションがインストールされていない場合は、処理を行わない。
【0122】
さらに、アドレス帳登録モジュール1405は、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソフトやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに変換した後、登録を行う。
【0123】
また、Color Calibration Table登録モジュール1406は、受け取ったファイルをイメージ処理を行うプリンタドライバに登録する。
【0124】
図15は、本発明に係るデータ処理システムにおけるフォントをダウンロード処理する際のデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼から▲4▼は手順を示す。
【0125】
図15において、管理者がCD−ROM等の記憶媒体から管理者用PC3に読み込んだフォントを手順▲1▼でプリンタ6にダウンロードする。
【0126】
次に、手順▲2▼でフォントをサーバ2に登録する。そして、手順▲3▼で、クライアントPC4とクライアントPC5は、Web Browser602を使用し、サーバ2からクライアントPC用フォントファイルを読み込み、クライアントモジュール603でシステムに登録する。
【0127】
一方、別のプリンタにダウンロードを行う場合は、手順▲4▼で、管理者用PC3はサーバ2に登録されたフォントを読み込み、そのままプリンタ7にダウンロードする。PCからオーバレイフォームを登録する場合も同様の動作である。
【0128】
図16は、本発明に係るデータ処理システムにおけるカラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼から▲5▼は手順を示す。
【0129】
手順▲1▼で、プリンタ6内で発生したカラーキャリブレーションテーブルをサーバ2に送信する。手順▲2▼では、クライアントPC4は、Web Browserを用いて、プリンタ6のカラーキャリブレーションテーブルを受け取り、プリンタドライバに登録する。
【0130】
そして、手順▲3▼では、プリンタ7で発生したカラーキャリブレーションテーブルをサーバ2に送信する。クライアントPC4がプリンタ7のカラーキャリブレーションテーブルを受信する場合は、手順▲2▼と同様の処理となる。なお、手順▲1▼や手順▲3▼は割り込み処理で定期的に実施される。
【0131】
手順▲4▼は、管理者用PC3からカラーキャリブレーションテーブルをダウンロードする場合のデータの流れを表す。
【0132】
すなわち、管理者用PC3で測色ソフトウェアなどを使いキャリブレーションテーブルを作成した場合は、管理者用PC3からダウンロードされる。ダウンロードされたデータと同じデータが管理者用PC3からサーバ2へ直接送られる。サーバ2からクライアントPC4,5へのデータの受け渡しは、プリンタ内で発生したカラーキャリブレーションテーブルと同様である。スキャナで取り込んだイメージデータをオーバレイフォームとして利用するためにプリンタドライバに渡す場合、プリンタで発生したカラーキャリブレーションテーブルと同様のデータの流れになる。
【0133】
図17は、本発明に係るデータ処理システムにおけるアドレス帳のデータを機能複合型複写機から取得する際のデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼,▲2▼は各手順を示す。
【0134】
手順▲1▼では、機能複合型複写機内のアドレス帳データがサーバ2に送出される。手順▲2▼では、クライアントPC3,4はサーバ2のデータを受信し、クライアントモジュール603は、クライアントPC3,4内のアドレス帳データに追加もしくは上書きする。
【0135】
図18は、本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPC上のアドレス帳データを機能複合型複写機にダウンロードする際のデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼,▲2▼は各手順を示す。
【0136】
手順▲1▼で、Web Browserを用いてサーバ2に送られたアドレス帳データは、そのまま機能複合型複写機8に書き込まれる。手順▲2▼は、機能複合型複写機のアドレス帳を複写する際のデータの流れを示している。機能複合型複写機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、そのまま機能複合型複写機9に書き込まれる。
【0137】
図19は、本発明に係るデータ処理システムにおけるプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をバックアップするときのデータの流れを説明する図である。なお、本処理は、通常Web Browserで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指示され起動されても良い。なお、▲1▼は手順を示す。
【0138】
手順▲1▼はプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サーバ2内のファイルサーバに記憶される。
【0139】
図20は、本発明に係るデータ処理システムにおけるバックアップされたプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアするときのデータの流れを説明する図である。本処理は、通常Web Browserで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指示され起動されても良い。なお、▲1▼は手順を示す。
【0140】
手順▲1▼はサーバ2のファイルサーバ内にバックアップされたデータが、バックアップ元のプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置に送出される。
【0141】
図21は、本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPC4もしくは5がサーバ2からソフトウェアの取得をする際のデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼は手順を示す。
【0142】
手順▲1▼に示すように、サーバ2からデータを取得し、クライアントモジュール603はデータをデコードしインストールする。
【0143】
図22は、本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPC4もしくは5がサーバ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナドライバなど周辺機器のドライバを取得するときのデータの流れを説明する図である。なお、▲1▼は手順を示す。
【0144】
手順▲1▼のように、サーバ2からデータを取得するが、サーバ2はデータを送出する際、周辺機器との対応づけを行うために、対象となる周辺機器を参照する。すなわち、ネットワークアドレス、機種名、機能等を一緒にクライアントPC4もしくは5に送出し、クライアントモジュール603は、サーバ2から送出された情報を基にドライバをインストールする。
【0145】
図23は、本発明に係るデータ処理システムにおける転送データのデータ構造を説明する図であり、例えばサーバ2からクライアントPC4もしくは5にデータを送出する際のデータ構造に対応する。
【0146】
図23に示すように、先頭に、内部にアーカイブされて保持されているファイル数Nが入る。次に、N個分のアドレスの配列、さらに各アドレスで示された位置にヘダーとともに保持されたファイルの実体が存在する。ヘダーには、ヘダー長、ファイルの種類、実体のサイズが含まれ、付加情報がある場合は、ヘダーの後部に付加される。すなわち、ヘダーの先頭からヘダー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0147】
図24は、本発明に係るデータ処理システムにおけるフォントファイルのデータ構造を説明する図であり、フォントファイルをクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0148】
図24に示すように、ヘダー情報にはバージョン、ファイル名、フォントの形式が付加情報として付加される。
【0149】
図25は、本発明に係るデータ処理システムにおけるフォームファイルのデータ構造を説明する図であり、オーバレイフォームをクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0150】
図25に示すように、PDLの種類、用紙サイズ、解像度、フォーム番号が付加情報として付加される。
【0151】
図26は、本発明に係るデータ処理システムにおけるカラーキャリブレーションテーブルのデータ構造を説明する図であり、カラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0152】
図26に示すように、キャリブレーション情報を測定した日時が付加情報として付加される。
【0153】
図27は、本発明に係るデータ処理システムにおけるオーバレイイメージのデータ構造を説明する図であり、スキャナでスキャンしたイメージをオーバレイする際にプリンタドライバで使われる情報をクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0154】
図27に示すように、用紙サイズ、解像度、オーバレイ番号が付加情報として付加される。
【0155】
図28は、本発明に係るデータ処理システムにおける第1の自己解凍形式ファイルのデータ構造を説明する図であり、ソフトウェアとしての自己解凍形式ファイルをクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0156】
図28に示すように、ソフトウェアのバージョンとファイルのチェックサムが付加情報として付加される。また、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライアントモジュール603は、ダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0157】
図29は、本発明に係るデータ処理システムにおける第1の自己解凍形式ファイルのデータ構造を説明する図であり、ソフトウェアとしての自己解凍形式ファイルをクライアントPCに送出する際に必要な、例えば図23に示したデータ構造のヘダー情報を付加したものである。
【0158】
図29に示すように、周辺機器の機種名、周辺機器にアクセスするためのアドレス(例えば、TCP/IP接続であればIPアドレス)、ドライバのバージョンとファイルのチェックサムが付加情報として付加される。
【0159】
また、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライアントモジュール603は、機種名とアドレスを引数としてダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0160】
図30は、図2に示したクライアントPC、管理者用PCのCRTに表示される機能選択画面の一例を示す図である。
【0161】
図30において、クライアントPC4,5、管理者用PC3から選択指示可能な機能としてフォント、フォーム、アドレス帳としているが、もっと詳細にデータ形式やページ記述言語を選択することもある。
【0162】
図31は、図2に示したクライアントPC、管理者用PCのCRTに表示されるデバイス選択画面の一例を示す図であり、選択機能があるプリンタもしくは機能複合型複写機の一覧表示の一例である。
【0163】
図31において、機器を特定する情報として、製品名、IPアドレス、IPXアドレスといってネットワークアドレス、ネットワークカードに固有の物理アドレスであるMACアドレス機器固有のMACアドレス、機器の設置場所、機器の管理者氏名を表示する。
【0164】
図32は、図2に示したサーバ2上で管理される機能管理テーブルの一例を示す図であり、製品名と使用できる機能数および機能のサーバ上での保持形式の一例である。
【0165】
図33は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、クライアントPC4,5、管理者用PC3における機能選択受付と選択機能があるプリンタもしくは機能複合型複写機の一覧表示処理手順に対応する。なお、S3701〜S3706は各ステップを示す。
【0166】
先ず、ステップS3701において、図30に示した機能選択画面をクライアントPC4,5、管理者用PC3のCRT上に表示し、機能の選択を受け付ける。そして、ステップS3702において、機器の機能情報を参照する。機能情報を機器から参照する処理は図10のフローチャートの説明にある通りである。
【0167】
なお、機器から情報を取得できない或いは機能情報が製品毎に予め決まっていて不変である場合は、サーバ上に図32に示す如き形式でデータを保持し、そこから情報を参照する。
【0168】
次に、ステップS3703で機器が選択機能を含むと判断した場合は、ステップS3704で、図31に示した情報をクライアントPC4,5、管理者用PC3のCRT上に表示する。
【0169】
次に、ステップS3705で、ネットワークに接続された全ての機器の情報を参照しているかどうかを判定して、参照していないと判定した場合は、ステップS3701に戻る。
【0170】
一方、ステップS3705でネットワークに接続された全ての機器の情報を参照したと判定した場合は、ステップS3706で、一覧表示した機器からダウンロード、詳細情報表示などの処理対象となる1つ或いは複数の機器の選択を受け付けて、処理を終了する。
【0171】
以下、処理としてダウンロードが選択された場合の動作について図34のフローチャートを用いて説明する。
【0172】
図34は、本発明に係る情報処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、クライアントPC4,5、管理者用PC3におけるダウンロード処理手順に対応する。なお、ダウンローダとファイルサーバとの通信部分は既に説明した図8に示したフローチャートのステップS801からステップS810、及びステップS815からステップS819については同じ処理であるのでここでは説明しない。また、S3801〜S3805は各ステップを示す。
【0173】
先ず、ステップS3801において、ダウンロード可能かどうかを判定するために必要な機器情報を参照する。ここで、参照する情報はデータのダウンロード先となるFlash Memoryやハードディスクといった記録媒体の容量である。
【0174】
次に、ステップS3802で選択されたプリンタがダウンロード可能かどうかを判定する。なお、ダウンロード可能かどうかの判定は、機種および装着されている記憶デバイス(RAM、Flash Memory、Hard Disk等)により判定される。すなわち、ダウンロード可能な機種であって、ダウンロード可能な記憶デバイスがその機種内に存在し、指定ファイルを格納するに足る空き領域があれば、ダウンロード可能と判定される。
【0175】
そして、ステップS3802でダウンロード不可能と判定した場合は、ステップS3805にて機器を特定する情報とともに、ダウンロードが不可能であることを示すメッセージを表示して、ステップS3804へ進む。
【0176】
一方、ステップS3802において、ダウンロード可能と判定した場合、ステップS3803において、必要があればファイルより読みこんだデータを変換し機器にダウンロードする。
【0177】
そして、ステップS3804において、選択機器を全て処理したかどうかを判定して、全て処理したと判定した場合は、本処理を終了する。
【0178】
一方、ステップS3804において、未処理の選択機器があると判定した場合はステップS3801に戻る。
【0179】
なお、処理として詳細情報表示が指示された場合の動作は、図10の(B)、図12を用いて説明した処理を選択機器数分繰り返すものとする。
【0180】
また、処理としてはダウンロード、詳細情報表示に限らず、既に本実施形態で説明したバックアップ、リストアなど図15から図20を用いて説明した動作を含むことは言うまでもない。
【0181】
〔第2実施形態〕
図35は、本発明の第2実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する図である。
【0182】
図35において、1はネットワークであり、通常はEthernet(登録商標)を使用する。Ethernet(登録商標)以外にも、Local Talkなどがある。なお、本実施例における「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を指す。2はサーバコンピュータ(サーバ)であり、Webサーバなどの機能を有し、本発明の中核を成すものである。
【0183】
3は管理者用パーソナルコンピュータ(以下パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、サーバに対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。4および5はクライアントPCであり、ネットワーク1に接続された一般ユーザが使用するPCである。
【0184】
なお、管理者用PCであっても、クライアントPCとしても使用されることもありうる。6および7はプリンタであり、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4および5からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8および9は、機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。10はファイルサーバであり、通常はサーバ2、管理者用PC3などが共有するファイルを保持する。以下、図35を用いて、本システムの動作を説明する。
【0185】
サーバ2は、定期的にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9と通信を行い、機器の状態やソフトウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用するリソースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、もしくはファイルサーバ10にファイルとして保持され、クライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取り、またはファイルサーバ10からファイルを受け取る。
【0186】
また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアントPC4,および5は、Web Browserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ2に対して指示を与えることが可能である。サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5から指示があると、サーバに貯えられた情報もしくはファイルサーバ10に保持したファイルを用いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報もしくはファイルを返す。
【0187】
また、情報の内容によっては、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対して設定等の処理を行う。管理者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対しソフトウェアもしくはソフトウェアが使用するリソースのダウンロードを行う。
【0188】
ここで、ソフトウェアとしては、機器の印刷制御ファームウェア、ネットワーク制御ファームウェア、また機能複合型複写機8,9においては、前記ファームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファクシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、パネル操作ファームウェア、画像管理ソフトウェア、アドレス管理ソフトウェアなどがある。
【0189】
また、ソフトウェアが使用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがある。これらのソフトウェアやリソースのファイルは、ファイルサーバ10に保持される。
【0190】
クライアントPC4および5は、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9をアクセスして使用するためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフトウェアが使用するリソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0191】
ここで、ソフトウェアは、プリンタを使用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネットワークドライバ、Web Browser、アプリケーションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用するリソースについては、プリンタフォントに対応したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメージ等がある。
【0192】
上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプリンタ7、機能複合型複写機8,9に反映させることが可能である。
【0193】
また、同様に機能複合型複写機8の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機能複合型複写機9、プリンタ6,7に反映させることが可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報については変換された後反映される。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能である。これらの処理は、サーバ2およびファイルサーバ10を通して情報の交換を行うことにより実現される。
【0194】
プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネルからの設定やクライアントPCからの設定によっても変更される場合がある。この情報を正確にクライアントPCに渡す必要があるものは、クライアントPCから表示等の指示があった場合、常にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど厳密に要求されないものについては、サーバ2もしくはファイルサーバ10内に保持した情報もしくはファイルを用いる。
【0195】
ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者用PC3、クライアントPC4,5とネットワーク1を介して通信を行うことにより、ファイルを受け取り、送出し、また必要に応じて管理する。
【0196】
ここではサーバ2や管理者用PCがそれぞれ一つずつの例を書いたが、ファイルサーバが分離することでサーバ、管理者用PCは複数あっても、容易にファイルや情報管理が行える。すなわち、ファイルサーバ10には、システム内で共有される情報が保持され、必要に応じて各サーバや各管理者用PCに情報やファイルを送出し、またそれらからの情報やファイルを受け取り管理する。
【0197】
ファイルサーバ分離環境においても、選択機能を含む機器の一覧表示処理ができる。
【0198】
以下、図36に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0199】
図36は、本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0200】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0201】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0202】
本実施形態における図8,図10,図12,図33,図34に示す機能が外部からインストールされるプログラム(図37の(A)〜(C)に示すプログラムを含む)によって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD(図38に示すフレキシブルディスク2001FD)等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0203】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置(図39に示すコンピュータ装置2001PCを含む)に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0204】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0205】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0206】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0207】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0208】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが意図する機能が含まれない周辺機器が選択されて一覧表示される事態を回避して、選択すべき有効な周辺機器を絞り込んだ周辺機器一覧を表示して、表示された周辺機器一覧中から選択される周辺機器にリソースを一括してダウンロードできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を説明する図である。
【図2】図1に示した画像処理システムのハードウェアモジュールの構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したサーバのソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。
【図4】図3に示したサーバにおける周辺機器管理プログラムのモジュール構成を説明する図である。
【図5】図2に示した管理者用PCのソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。
【図6】図2に示したクライアントPCのソフトウェアモジュール構成を説明する図である。
【図7】図5に示したダウンローダのモジュール構成を説明する図である。
【図8】本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図2に示したサーバで管理される周辺機器情報取得モジュールの構成を説明する図である。
【図10】本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】図3に示したサーバにおける周辺機器管理プログラムのメインモジュールの構成を説明する図である。
【図12】本発明に係るサーバ装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】図2に示したサーバにおけるGUIモジュールの詳細構成を説明する図である。
【図14】図2に示したクライアントPCにおけるクライアントモジュールの構成を説明する図である。
【図15】本発明に係るデータ処理システムにおけるフォントをダウンロード処理する際のデータの流れを説明する図である。
【図16】本発明に係るデータ処理システムにおけるカラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを説明する図である。
【図17】本発明に係るデータ処理システムにおけるアドレス帳のデータを機能複合型複写機から取得する際のデータの流れを説明する図である。
【図18】本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPC上のアドレス帳データを機能複合型複写機にダウンロードする際のデータの流れを説明する図である。
【図19】本発明に係るデータ処理システムにおけるプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をバックアップするときのデータの流れを説明する図である。
【図20】本発明に係るデータ処理システムにおけるバックアップされたプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアするときのデータの流れを説明する図である。
【図21】本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPCがサーバからソフトウェアの取得をする際のデータの流れを説明する図である。
【図22】本発明に係るデータ処理システムにおけるクライアントPCがサーバからプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナドライバなど周辺機器のドライバを取得するときのデータの流れを説明する図である。
【図23】本発明に係るデータ処理システムにおける転送データのデータ構造を説明する図である。
【図24】本発明に係るデータ処理システムにおけるフォントファイルのデータ構造を説明する図である。
【図25】本発明に係るデータ処理システムにおけるフォームファイルのデータ構造を説明する図である。
【図26】本発明に係るデータ処理システムにおけるカラーキャリブレーションテーブルのデータ構造を説明する図である。
【図27】本発明に係るデータ処理システムにおけるオーバレイイメージのデータ構造を説明する図である。
【図28】本発明に係るデータ処理システムにおける第1の自己解凍形式ファイルのデータ構造を説明する図である。
【図29】本発明に係るデータ処理システムにおける第1の自己解凍形式ファイルのデータ構造を説明する図である。
【図30】図3に示したクライアントPC、管理者用PCのCRTに表示される機能選択画面の一例を示す図である。
【図31】図3に示したクライアントPC、管理者用PCのCRTに表示されるデバイス選択画面の一例を示す図である。
【図32】図2に示したサーバ上で管理される機能管理テーブルの一例を示す図である。
【図33】本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図34】本発明に係る情報処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図35】本発明の第2実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する図である。
【図36】本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図37】本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な記憶媒体に記憶された各種データ処理プログラムモジュールの一例を示す図である。
【図38】本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の一例を示す図である。
【図39】本発明に係る情報処理装置,サーバ装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な記憶媒体に記憶された各種データ処理プログラムを読み出すためのコンピュータ装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
501 OS
502 ダウンローダ
503 GUI
504 IPC
505 ファイル管理プログラム
506 ネットワークプログラム
507 ハードディスク(HD)
508 CD−ROM

Claims (12)

  1. ネットワーク上に接続されて所定の画像処理を行う複数の周辺機器と、該周辺機器を管理するサーバ装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記周辺機器に対してダウンロードするリソースの指定を受け付ける受付手段と、
    各周辺機器の機能情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された機能情報に従って、前記受付手段により受け付けた指示のリソースを前記各周辺機器にダウンロード可能であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記受付手段により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能でないと判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示せず、前記判定手段により前記受付手段により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能であると判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示する周辺機器管理手段と、
    前記表示装置に表示された周辺機器一覧中の複数の周辺機器から、前記リソースをダウンロードすべき複数の周辺機器に対する選択指示を受け付ける機器選択受け付け手段と、
    前記機器選択受付手段により選択された複数の周辺機器に対して、前記リソースのダウンロード処理を実行する一括ダウンロード処理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記リソースは、フォント、フォーム、アドレス帳であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、前記サーバ装置より各周辺機器の機能情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記特定する情報は、周辺機器の製品名、ネットワークアドレス、MACアドレス、設置場所、管理者氏名の1つまたはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記一括ダウンロード処理手段が実行するダウンロード処理は、フォントダウンロード処理、フォームダウンロード処理、アドレス帳ダウンロード処理の1つあるいはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ネットワーク上に接続されて所定の画像処理を行う複数の周辺機器と、該周辺機器を管理するサーバ装置と通信可能な情報処理装置におけるダウンロード方法であって、
    前記周辺機器に対してダウンロードするリソースの指定を受け付ける受付工程と、
    各周辺機器の機能情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された機能情報に従って、前記受付工程により受け付けた指示のリソースを前記各周辺機器にダウンロード可能であるかを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記受付工程により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能でないと判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示せず、前記判定工程により前記受付工程により受け付けた指示のリソースをダウンロード可能であると判定された周辺機器一覧を特定する情報を表示装置に表示する周辺機器管理工程と、
    前記表示装置に表示された周辺機器一覧中の複数の周辺機器から、前記リソースをダウンロードすべき複数の周辺機器に対する選択指示を受け付ける機器選択受け付け工程と、
    前記機器選択受付工程により選択された複数の周辺機器に対して、前記リソースのダウンロード処理を実行する一括ダウンロード処理工程と、
    を有することを特徴とするダウンロード方法。
  7. 前記リソースは、フォント、フォーム、アドレス帳であることを特徴とする請求項6記載のダウンロード方法。
  8. 前記取得工程は、前記サーバ装置より各周辺機器の機能情報を取得することを特徴とする請求項6記載のダウンロード方法。
  9. 前記特定する情報は、周辺機器の製品名、ネットワークアドレス、MACアドレス、設置場所、管理者氏名の1つまたはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のダウンロード方法。
  10. 前記一括ダウンロード処理工程が実行するダウンロード処理は、フォントダウンロード処理、フォームダウンロード処理、アドレス帳ダウンロード処理の1つあるいはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のダウンロード方法。
  11. 請求項6〜10のいずれか1項に記載のダウンロード方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. 請求項6〜10のいずれか1項に記載のダウンロード方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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