JP2000326593A - プリンタ及びその制御方法並びに記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前確認を含む制御プログラムの更新を可能
とするプリンタを得る。 【解決手段】 レビジョンチェックの結果、最新のもの
ではないと判断された場合（Ｓ６がＹＥＳ）は、プログ
ラム動作確認用ＲＡＭに最新のファームウェアプログラ
ムをダウンロードする（Ｓ８）。最新のファームウェア
プログラムのテスト印刷を行う（Ｓ９）。ＯＫスイッチ
が押下された場合（１１がＹＥＳ）は、ダウンローダ兼
書替えプログラムにより、ファームウェアプログラム用
ＥＰＲＯＭの格納内容を消去し、プログラム動作確認用
ＲＡＭに記憶されている最新のファームウェアプログラ
ムに更新する（Ｓ１２）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ及びその制
御方法並びに記録媒体に関し、特にファームウエアプロ
グラムの更新を可能としたプリンタの制御方式に関する
ものである。更に詳しくは、最新のファームウエアプロ
グラムをネットワークを経由して記憶部にダウンロード
し、記憶部上にて事前動作確認を行った後に、ファーム
ウエアプログラムを格納したＲＯＭ（リードオンリーメ
モリー）の更新を可能とするプリンタに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】図６に示すように、従来のプリンタコン
トローラは、装置全体を制御するＣＰＵ（中央処理装
置）１０、ＣＰＵ１０の制御ファームウェアプログラム
を格納したＲＯＭ１１、作業データ等を格納するＲＡＭ
（ランダムアクセスメモリー）１３を有する。また、プ
リンタエンジンを駆動して印刷を実行するＩ／Ｏ制御部
１５、ＣＰＵ１０を操作するオペレーションパネル１
６、ネットワーク上に接続するネットワーク制御部１
７、これらを相互に接続するバスライン１を有して構成
されている。

【０００３】従来のプリンタにおける制御用ファームウ
ェアプログラムの改版（レビジョン）は、ＲＯＭ交換
や、ＲＯＭが固定されているコントローラボードそのも
のを交換することによって行っていた。特開平１−２０
４１３２号公報に開示されているプリンタにおいては、
ネットワークを経由して入手したプログラム、あるい
は、例えばフロッピディスク等の媒体によって供給され
たプログラムを、上位装置であるホストマシンから当該
プリンタヘダウンロードする方法を採用している。ま
た、特開平５−１１９８４号公報に開示されているプリ
ンタ及びそのプログラム更新方法は、プリンタ側にフロ
ッピディスクドライブ装置を備え、プログラムのバージ
ョンアップがプリンタ単体にて実行できる方法を採用し
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】特開平１−２０４１３
２号公報記載の提案の様に、ホストマシンからダウンロ
ードする方法においては、ホストマシンへのダウンロー
ド用の制御部を設ける必要があり、更に、ホストマシン
からプリンタヘダウンロードするために時間を要し、プ
リンタ単体にてダウンロードする時に比べて二度手間と
なる問題がある。また、改版（レビジョン）内容を確認
せずにプログラムを更新した場合、自分にとって必要な
機能やフォント、フォーム登録が削除されて使用できな
くなったり、追加された機能やフォント、フォーム登録
の詳細が不明であるといった問題が生じる可能性があ
る。

【０００５】特開平５−１１９８４号公報記載の提案の
場合、改版されたプログラム媒体の配布を待つ必要があ
り、早急に最新のファームウェアを入手できないという
問題がある。更にはまた、フロッピディスクドライブ装
置といった特別な装置を付加しなくてはいけない問題が
ある。

【０００６】このように、従来のプリンタにはプログラ
ムの更新の前に、事前動作確認や改版（レビジョン）内
容を確認する手段、及びファームウェアプログラムのレ
ビジョンチェックを行う手段がなく、更新後正常にプリ
ンタが動作しなくなる等の問題があった。また、従来の
プリンタにおいては、プリンタ単体にてファームウェア
プログラムの更新を行うことが困難であり、かなりの工
数とコストが必要であった。

【０００７】本発明の目的は、事前確認を含む制御プロ
グラムの更新を可能とするプリンタ及びその制御方法並
びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提供する
ことである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファー
ムウエアプログラムを基に印字動作するプリンタであっ
て、前記ファームウエアプログラムを格納するファーム
ウエア格納手段と、ネットワークを介して更新ファーム
ウエアプログラムをダウンロードして格納する更新ファ
ームウエア格納手段と、前記更新ファームウエア格納手
段に格納された前記更新ファームウエアプログラムを基
に印字動作させる印字動作確認手段と、前記印字動作確
認手段によって印字動作を確認された前記更新ファーム
ウエアプログラムにて前記ファームウエア格納手段に格
納された前記ファームウエアプログラムを更新するファ
ームウエア更新手段とを含むことを特徴とするプリンタ
が得られる。

【０００９】また、前記ファームウエア格納手段は書替
え可能な不揮発性メモリーであり、前記更新ファームウ
エア格納手段はランダムアクセスメモリであることを特
徴とする。更に、前記ファームウエアプログラム及び前
記更新ファームウエアプログラムはレビジョン番号を含
み、前記印字動作確認手段は前記レビジョン番号とレビ
ジョン履歴とレビジョン内容とを用紙に印字出力させる
ことを特徴とする。

【００１０】そして、前記ファームウエア更新手段は、
前記ファームウエア格納手段に格納されている前記ファ
ームウエアプログラムのレビジョン番号が最新値以外の
場合に前記ファームウエアプログラムの更新を実行する
ことを特徴とする。

【００１１】本発明によれば、ファームウエアプログラ
ムを基に印字動作するプリンタの制御方法であって、前
記ファームウエアプログラムを格納するステップと、ネ
ットワークを介して更新ファームウエアプログラムをダ
ウンロードして格納するステップと、前記更新ファーム
ウエアプログラムを基にテスト印字動作させるステップ
と、テスト印字動作結果を確認するステップと、確認さ
れた前記更新ファームウエアプログラムにて前記ファー
ムウエアプログラムを更新するステップとを含むことを
特徴とするプリンタの制御方法が得られる。

【００１２】本発明によれば、ファームウエアプログラ
ムを基に印字動作するプリンタの制御プログラムを記録
した記録媒体であって、前記制御プログラムは、前記フ
ァームウエアプログラムを格納するステップと、ネット
ワークを介して更新ファームウエアプログラムをダウン
ロードして格納するステップと、前記更新ファームウエ
アプログラムを基にテスト印字動作させるステップと、
テスト印字動作結果を確認するステップと、確認された
前記更新ファームウエアプログラムにて前記ファームウ
エアプログラムを更新するステップとを含むことを特徴
とする記録媒体が得られる。

【００１３】本発明の作用は次の通りである。プリンタ
側にダウンロード機能、ファームウェアプログラム書替
え機能、ネットワーク制御部を備えることにより、特別
な機構を必要とせずにプリンタ単体にてネットワークを
経由してファームウェアプログラムを入手することを可
能とする。また、プログラムのレビジョン（改版）チェ
ックや、ダウンロードしたファームウェアプログラムを
書替え可能な主記憶部に書込む前に、一時記憶部上にて
事前動作確認を行うことにより、確実にファームウェア
プログラムの更新を行うことを可能とする。

【００１４】本発明によるプリンタは、（制御）ファー
ムウェアプログラムが格納されている書替え可能なＥＰ
ＲＯＭ（消去可能プログラマブルＲＯＭ）と、ダウンロ
ーダ兼書替えプログラムが記憶されているＲＯＭとを有
する。また、ネットワーク制御部とダウンロードしたフ
ァームウェアプログラムを一時的に格納するＲＡＭと、
ユーザ（プリンタの運用／操作者）がダウンロードした
ファームウェアプログラムに更新するか否かを、ダウン
ローダ兼書替えプログラムに通知するためのオペレーシ
ョンパネルとを有して構成されたプリンタである。

【００１５】また、上述のプリンタのダウンローダ兼書
替えプログラムには、ｗｅｂサイト（プログラム供給サ
イト）ヘ（ネットワークを介して）のアクセス手段と、
（制御）ファームウェアプログラムのレビジョン（改
版）（番号）をチェックし、すでに、最新のファームウ
ェアプログラムが記憶されている場合には、ダウンロー
ドを中断して書替え作業は行わない手段とを備えてい
る。

【００１６】さらに、ダウンローダ兼書替えプログラム
には、プログラムを書替える前に、ダウンロードしたフ
ァームウェアプログラムをＲＡＭ上にて動作させる手段
を備えており、事前動作（印字）確認を行うことができ
る。事前動作確認はテスト印刷という形にて用紙上に出
力され、誤動作や誤印字の発生のように、テスト結果が
不良であった場合にはプログラム更新を中止することが
できる。また、テスト印刷の結果にはファームウェアプ
ログラムの改版（レビジョン）内容が記載されており、
改版前後の差分マニュアルの役割を果たすとともに、ユ
ーザ自身がプログラム更新の必要性を判断することがで
きる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図１は本発明によるプリンタの
実施例の構成を示すブロック図であり、図６と同等部分
は同一符号にて示している。図１において、本発明によ
るプリンタは、装置全体を制御するＣＰＵ１０、ファー
ムウェアプログラムを格納するＥＰＲＯＭ（書替え可能
不揮発性メモリー素子にて構成される）１１、更新プロ
グラムの動作確認用のＲＡＭ（揮発性メモリー素子にて
構成される）１２を有する。

【００１８】また、ＥＰＲＯＭ１１とＲＡＭ１２とを切
替えてバス１に接続するバス切替え部２、作業用データ
等を一時格納するＲＡＭ１３、ダウンローダ兼書替えプ
ログラムを格納しているＲＯＭ１４、プリンタエンジン
（図示せず）を駆動して印刷（印字）を実行するＩ／Ｏ
制御部１５を有する。さらに、ユーザが操作するオペレ
ーションパネル１６、ネットワークを介してｗｅｂサイ
ト等（いずれも図示せず）にアクセスするネットワーク
制御部１７、これらを相互に接続するバス（ライン）１
とを有して構成される。

【００１９】オペレーションパネル１６には、図４に示
すように、状態を表示するＬＣＤ（液晶表示器）３、処
理（ダウンロード、ＯＫ；テスト結果良、ＮＧ；テスト
結果不良等）を指示するスイッチ４〜６を備えている。

【００２０】本発明の実施例の動作を説明する。本発明
によるプリンタは、ネットワーク制御部１７を搭載して
ネットワーク上に接続されている。通常の状態にては、
ネットワーク上のホストＰＣ（コンピュータ）からデー
タが送信されると、ネットワーク制御部１７を介してＲ
ＡＭ１３にデータを取込み、ファームウェアプログラム
１１によってデータ解析／展開が行われ、Ｉ／Ｏ制御部
１５を介してプリンタエンジンを駆動して印刷が実行さ
れる。

【００２１】プリンタの（制御）ファームウェアの更新
を行う場合の処理を図２に示す処理フローに従って説明
する。ユーザによってオペレーションパネル１６上にあ
るダウンローダスイッチ４を押下し、ダウンロードの要
求を出す（ステップＳ１）。要求を受けたプリンタ（Ｃ
ＰＵ）１０は、現在処理中の印刷ジョブがないかどうか
を確認し、ある場合はそのジョブが終了するまでデータ
を受信し、そのジョブ以外のデータは受信しない。すな
わち、ＲＡＭ１３に残っているデータが無くなるまで残
ジョブの処理を行う（ステップＳ２）。

【００２２】その後、ファームウェアプログラム１１か
らダウンローダ兼書替えプログラム１４へ、ＣＰＵ１０
の制御を移し（ステップＳ３）、オペレーションパネル
１６上の状態表示用ＬＣＤ３に「ＦＷ（ファームウエア
プログラム）チェックチュウ」と表示させる（ステップ
Ｓ４）。ダウンローダ兼書替えプログラム用ＲＯＭ１４
には、予め固定されたｗｅｂサイトアドレスが登録され
ており、ネットワーク制御部１７を経由して最新のファ
ームウェアプログラムが登録されているｗｅｂサイトヘ
接続する（ステップＳ５）。

【００２３】ここで、レビジョン（改版）チェックを行
う。通常、ファームウェアプログラム（の“ｘｘｘｘ”
番地）のレビジョン（改版）（情報）（例えば“０１０
１ｈ”、但し“ｈ”は１６進数であることを示す）は、
図３に示すように、プログラム領域の中の固定領域に書
込まれている。そこで、レビジョンチェックの方法とし
ては、接統したｗｅｂサイトから、ファームウェアプロ
グラムをダウンロードする前に、レビジョン情報ファイ
ルをＲＡＭ１３にダウンロードし、ファームウェアプロ
グラム用ＥＰＲＯＭ１１のレビジョン（情報）との比較
を行う（ステップＳ６）。

【００２４】レビジョンチェックはダウンローダ兼書替
えプログラムＲＯＭ１４にて自動的に行われ、レビジョ
ンチェックの結果、ファームウェアプログラム用ＥＰＲ
ＯＭ１１に記憶されているプログラムが最新のものであ
ると判断された場合（ステップＳ６がＮＯ）は、ダウン
ロードを中断（中止）し、ファームウェアプログラム用
ＥＰＲＯＭ１１にＣＰＵ１０の制御を移す（Ｓ１４）。

【００２５】レビジョンチェックの結果、最新のもので
はないと判断された場合（ステップＳ６がＹＥＳ）は、
バス切替え部２によってファームウェアプログラム用Ｅ
ＰＲＯＭ１１とプログラム動作確認用ＲＡＭ１２とのバ
ス１への接続の切替えを行い（ステップＳ７）、プログ
ラム動作確認用ＲＡＭ１２に最新の（制御）ファームウ
ェアプログラムをダウンロードする（ステップＳ８）。

【００２６】ダウンロードが終了した後、ファームウェ
アプログラム用ＥＰＲＯＭ１１に書き込む前に、ダウン
ローダ兼書替えプログラム１４により、プログラム動作
確認用ＲＡＭ１２に書き込まれている最新のファームウ
ェアプログラムを、仮ファームウェアとしてプリンタエ
ンジンを制御しテスト印刷（印字）を行う（ステップＳ
９）。例えば、テスト印刷は図５に示すように、レビジ
ョン情報、改版履歴と改版内容、新規追加機能の説明な
どが記載されたものが印刷結果として出力（印字）され
る。ユーザは改版（レビジョン）内容を確認し、自分に
不利益となる内容でないかどうかを判断することができ
る。

【００２７】テスト印刷が終了した後、オペレーション
パネル１６上の状態表示ＬＣＤ３に「ドウサ カクニ
ン」と表示させ、ユーザからの動作確認結果を待つ（ス
テップＳ１０）。ユーザはオペレーションパネル１６上
のスイッチ５，６により、正常に印刷された場合や改版
内容に同意できる場合はＯＫスイッチ５を、例えば正常
に印刷されなかった場合や改版することにより、内蔵フ
ォントが削除されて使用していたフォントが使用できな
くなる等の改版内容に同意できない場合は、ＮＧスイッ
チ６を押下して実際に改版作業を行うか否かをプリンタ
（ＣＰＵ）１０に通知する（ステップＳ１１）。

【００２８】ＮＧスイッチ６が押下された場合（ステッ
プ１１がＮＯ）は、ファームウェアの書替えを行わず、
プログラム確認用ＲＡＭ１２の内容をクリアし、ファー
ムウェアプログラム用ＥＰＲＯＭ１１にＣＰＵ１０の制
御を移す（Ｓ１４）。ＯＫスイッチ５が押下された場合
（ステップ１１がＹＥＳ）は、ダウンローダ兼書替えプ
ログラム１４により、ファームウェアプログラム用ＥＰ
ＲＯＭ１１の格納内容を消去し、プログラム動作確認用
ＲＡＭ１２に記憶されている最新のファームウェアプロ
グラムに更新する（ステップＳ１２）。更新が終了した
後、バス切替え部２を切替え（ステップＳ１３）、ファ
ームウェアプログラム用ＥＰＲＯＭ１１にＣＰＵ１０の
制御を移す（ステップＳ１４）。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリンタ
単体にてネットワークを経由して最新のファームウェア
プログラムをダウンロードすることが可能となり、プロ
グラム用ＥＰＲＯＭに書替える前に、ダウンロードした
ＲＡＭ上にて事前動作確認を行うことができるため、ユ
ーザ自身にてプリンタのファームウェアプログラムの更
新を容易に行うことができる効果がある。

【００３０】また、当該プリンタのファームウェアが最
新である場合や、ダウンロードが失敗した場合にはファ
ームウェアの更新を中止することができるため、無駄な
時間を要することなく、ダウンロード失敗によるプリン
タのダウンを回避することができる効果がある。さら
に、事前動作確認の出力として改版内容を知ることがで
きるために、ユーザの判断のもと安心してプログラムの
更新が行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例のブロック図である。

【図２】本発明の実施例の処理フロー図である。

【図３】レビジョン情報格納状態の説明図である。

【図４】オペレーションパネルの一例を示す表面図であ
る。

【図５】テスト印刷結果の出力例である。

【図６】従来のプリンタの一例のブロック図である。

【符号の説明】

１ バス ２ バス切替え部 １０ ＣＰＵ １１ ファームウエアプログラム用ＥＰＲＯＭ １２ プログラム動作確認用ＲＡＭ １３ ＲＡＭ １４ ＲＯＭ １５ Ｉ／Ｏ制御部 １６ オペレーションパネル １７ ネットワーク制御部

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ファームウエアプログラムを基に印字動
   作するプリンタであって、前記ファームウエアプログラ
   ムを格納するファームウエア格納手段と、ネットワーク
   を介して更新ファームウエアプログラムをダウンロード
   して格納する更新ファームウエア格納手段と、前記更新
   ファームウエア格納手段に格納された前記更新ファーム
   ウエアプログラムを基に印字動作させる印字動作確認手
   段と、前記印字動作確認手段によって印字動作を確認さ
   れた前記更新ファームウエアプログラムにて前記ファー
   ムウエア格納手段に格納された前記ファームウエアプロ
   グラムを更新するファームウエア更新手段とを含むこと
   を特徴とするプリンタ。
2. 【請求項２】 前記ファームウエア格納手段は書替え可
   能な不揮発性メモリであり、前記更新ファームウエア格
   納手段はランダムアクセスメモリであることを特徴とす
   る請求項１記載のプリンタ。
3. 【請求項３】 前記ファームウエアプログラム及び前記
   更新ファームウエアプログラムはレビジョン番号を含む
   ことを特徴とする請求項１または２記載のプリンタ。
4. 【請求項４】 前記印字動作確認手段は前記レビジョン
   番号とレビジョン履歴とレビジョン内容とを用紙に印字
   出力させることを特徴とする請求項１〜３いずれか記載
   のプリンタ。
5. 【請求項５】 前記ファームウエア更新手段は、前記フ
   ァームウエア格納手段に格納されている前記ファームウ
   エアプログラムのレビジョン番号が最新値以外の場合に
   前記ファームウエアプログラムの更新を実行することを
   特徴とする請求項４記載のプリンタ。
6. 【請求項６】 ファームウエアプログラムを基に印字動
   作するプリンタの制御方法であって、前記ファームウエ
   アプログラムを格納するステップと、ネットワークを介
   して更新ファームウエアプログラムをダウンロードして
   格納するステップと、前記更新ファームウエアプログラ
   ムを基にテスト印字動作させるステップと、テスト印字
   動作結果を確認するステップと、確認された前記更新フ
   ァームウエアプログラムにて前記ファームウエアプログ
   ラムを更新するステップとを含むことを特徴とする制御
   方法。
7. 【請求項７】 ファームウエアプログラムを基に印字動
   作するプリンタの制御プログラムを記録した記録媒体で
   あって、前記制御プログラムは、前記ファームウエアプ
   ログラムを格納するステップと、ネットワークを介して
   更新ファームウエアプログラムをダウンロードして格納
   するステップと、前記更新ファームウエアプログラムを
   基にテスト印字動作させるステップと、テスト印字動作
   結果を確認するステップと、確認された前記更新ファー
   ムウエアプログラムにて前記ファームウエアプログラム
   を更新するステップとを含むことを特徴とする記録媒
   体。