JP2000311068A - プリントサーバ装置、クライアントとしての情報処理装置、これら装置の印刷管理方法および記憶媒体 - Google Patents

プリントサーバ装置、クライアントとしての情報処理装置、これら装置の印刷管理方法および記憶媒体

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JP2000311068A
JP2000311068A JP2000014843A JP2000014843A JP2000311068A JP 2000311068 A JP2000311068 A JP 2000311068A JP 2000014843 A JP2000014843 A JP 2000014843A JP 2000014843 A JP2000014843 A JP 2000014843A JP 2000311068 A JP2000311068 A JP 2000311068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバおよびクライアントのどちらのスプ
ーラに保持された画像を記録するのかをユーザが選択で
きるプリントサーバシステムを提供する。 【解決手段】 各クライアント12、14、15に設け
られた第1の画像記憶手段に当該クライアントから記録
を要求された画像を記憶し、印刷装置18を管理するサ
ーバ16に設けられた第2の画像記憶手段に全てのクラ
イアントから記録を要求された画像を記憶する。そし
て、実際に記録動作を行う際には、どちらの画像記憶手
段に記憶された画像を記憶装置に送信するのかを画面表
示に従ってユーザが指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントサーバ装
置、クライアントとしての情報処理装置、これら装置の
印刷管理方法および記憶媒体に関し、詳細には、印刷装
置が実行する記録ジョブの監視を行うサーバ装置と記録
依頼を行うクライアントからなるプリントサーバシステ
ムにおける印刷ジョブの管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリントシステムにおいては、ク
ライアントから印刷依頼される印刷ジョブがプリントサ
ーバに格納され、プリントサーバが印刷ジョブの順序管
理を行い、出力先のプリンタを監視して、プリンタで印
刷出力が可能な場合は印刷順序に応じて印刷ジョブを該
プリンタに出力して印刷ジョブをクリアしている。
【0003】また、近年考えられているプリントシステ
ムは、ネットワーク及びプリントサーバの負荷を減らす
ために、クライアントからプリントサーバへは印刷ジョ
ブの印刷依頼だけを送信し、印刷ジョブの実態はクライ
アントに保持しておき、プリントサーバで印刷依頼を受
け取ると印刷ジョブの順序管理を行い、プリンタで印刷
出力が可能であると認識された場合にクライアントに対
して印刷許可を通知し、クライアントがプリンタに直接
印刷ジョブを出力して印刷ジョブをクリアしする仕組み
が考えられている。
【0004】このように、印刷ジョブの順序管理を行う
サーバと印刷依頼を行うクライアントのどちらかが印刷
ジョブの実態である記録画像を保持(スプール)するよ
うに構成されているのが一般的である。この場合、サー
バが記録画像を持つように構成する(サーバスプール)
と、クライアントがダウンした際にも、印刷ジョブが保
証され、プリンタの状態を集中管理できるなどの長所が
ある。一方、クライアントが記録画像を持つ構成(クラ
イアントスプール)では、記録画像の伝送経路がクライ
アントからプリンタだけとなり、LANのビジー状態が
発生しにくいという長所がある。
【0005】上記のようなシステムでは、サーバまたは
クライアントでスプールしている対象は、印刷ジョブの
記録画像であり、実際にプリンタに出力される印刷デー
タだけである。また、プリンタに印刷データが出力され
た後は、サーバまたはクライアントのスプールデータは
消去(クリア)されてしまい、再利用等は考えられてい
ない。
【0006】また、サーバにスプールされている印刷ジ
ョブの一覧をクライアントで取得してジョブ情報(ドキ
ュメント名、オーナー名、印刷依頼時刻)を表示するこ
とは可能であるが、サーバにスプールされている印刷ジ
ョブのジョブ情報の内容が少ないために、実際のどのよ
うな印刷出力を得るための印刷ジョブであるのかを知る
ことはできない。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】上記のように、サ
ーバとクライアントのどちらか一方が画像スプーラを有
するシステムでは、以下のような不具合が生じる。
【0008】サーバが印刷データ(記録画像)を持つ構
成では、印刷データの伝送経路が、(I)クライアント
−サーバ、(II)サーバ−プリンタというように、必
ずサーバを経由することとなり、LANの負荷が大きく
なりビジー状態となりやすい。また、サーバが複数のク
ライアントからの印刷データをスプールしなければなら
ず、大容量メモリが必要となり、サーバの負荷が大きく
なってしまい、コストもかかるという不具合が生じる。
【0009】一方、クライアントが記録画像を持つ構成
では、他のクライアントが要求している印刷ジョブが参
照できなかったり、クライアントがサーバに印刷依頼さ
れた印刷ジョブの一覧をサーバから取得できたとして
も、ドキュメント名称等では実際にどのような印刷出力
が得られるのか少なくとも印刷依頼してないクライアン
トからはわからないという問題があり、また、印刷ジョ
ブをスプールしているクライアントがダウンした際の印
刷ジョブが保証されないという問題がある。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、本発明の第一の目的は、サーバおよびクラ
イアントの両方に画像スプーラを備えており、どちらの
スプーラに保持された画像を記録するのかをサーバが自
動的に判断することができるプリントサーバシステムを
提供することである。
【0011】また、本発明の第二の目的は、サーバおよ
びクライアントの両方に画像スプーラを備えており、ど
ちらのスプール機能を使用して印刷データをスプールす
るかをユーザが選択できるプリントサーバシステムを提
供することである。
【0012】また、本発明の第三の目的は、サーバおよ
びクライアントの両方に画像スプーラを備えており、ど
ちらのスプール機能を使用して印刷データをスプールす
るかをシステムが自動的に判断するプリントサーバシス
テムを提供することである。
【0013】また、本発明の第四の目的は、サーバもし
くはクライアントにスプールされている印刷ジョブのプ
レビューをクライアントで表示可能とするプリントサー
バシステムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のサーバ装置は、少なくとも1つのクライアントと印
刷装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置で
あって、クライアントから印刷要求された印刷ジョブの
印刷データを記憶する画像記憶手段と、クライアントか
ら印刷要求された印刷ジョブの順序管理を行う順序管理
手段と、印刷順序の印刷ジョブの印刷データがクライア
ントからプリンタに送信されない場合に、前記画像記憶
手段に記憶されている印刷データを前記プリンタに送信
するよう制御する制御手段と、を備えている。
【0015】また、上記目的を達成する本発明のクライ
アントとしての情報処理装置の第1の態様は、印刷順序
を管理するサーバ装置と印刷装置とネットワークを介し
て通信可能なクライアントとしての情報処理装置であっ
て、印刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶する
画像記憶手段と、前記サーバ装置へ印刷要求する印刷ジ
ョブの印刷データを、前記画像記憶手段及び前記サーバ
装置のスプール機能のどちらに記憶させるかをユーザに
選択させる選択手段と、前記選択手段によりサーバ装置
のスプール機能を使用すると判断された場合は、前記サ
ーバ装置に前記印刷データを送信し、前記選択手段によ
り前記画像記憶手段のスプール機能を使用すると判断さ
れた場合は、前記画像記憶手段に前記印刷データを記憶
させるよう制御する制御手段と、を備えている。
【0016】上記目的を達成する本発明のクライアント
としての情報処理装置の第2の態様は、印刷順序を管理
するサーバ装置と印刷装置とネットワークを介して通信
可能なクライアントとしての情報処理装置であって、印
刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶する画像記
憶手段と、前記サーバ装置へ印刷要求する印刷ジョブの
印刷データを、前記画像記憶手段及び前記サーバ装置の
スプール機能のどちらに記憶させるかを条件に応じて決
定する決定手段と、前記決定手段によりサーバ装置のス
プール機能を使用すると決定された場合は、前記サーバ
装置に前記印刷データを送信し、前記決定手段により前
記画像記憶手段のスプール機能を使用すると決定された
場合は、前記画像記憶手段に前記印刷データを記憶させ
るよう制御する制御手段と、を備えている。
【0017】上記目的を達成する本発明のクライアント
としての情報処理装置の第3の態様は、印刷順序を管理
するサーバ装置と印刷装置とネットワークを介して通信
可能なクライアントとしての情報処理装置であって、印
刷要求された印刷ジョブの画像データを記憶する画像記
憶手段と、前記サーバ装置で管理している印刷ジョブの
リストを取得するリスト取得手段と、前記取得された印
刷ジョブのリストに基づいて、プレビューすべき印刷ジ
ョブを指定するジョブ指定手段と、前記指定された印刷
ジョブの画像データが前記画像記憶手段に記憶されてい
る場合は、前記画像記憶手段から当該画像データを読み
出し、一方前記指定された印刷ジョブの画像データが前
記サーバ装置に記憶されている場合は、前記サーバ装置
から当該画像データをダウンロードする画像取得手段
と、前記画像取得手段により取得された画像データに基
づいてプレビュー画像を表示させるよう制御する制御手
段と、を備えている。
【0018】本発明の上記目的は、上記のサーバ装置お
よびクライアントとしての情報処理装置に対応する印刷
管理方法並びに該印刷管理方法を実現するプログラムを
記憶した記憶媒体によっても達成される。
【0019】本発明のプリントサーバシステムのサーバ
装置またはクライアントとしての情報処理装置によれ
ば、ネットワークの構成や稼働状況に応じてどちらの画
像記憶手段から記録画像を送信するのかを、ユーザの指
定や、クライアントでの所定の条件に応じた自動的な判
断によって決定されるので、効率的かつ柔軟なシステム
とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明のプリントサーバシステム
の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1
において、11は、TCP/IP等のプロトコルにより
パソコン、ワークステーション、プリンタなどを接続す
ることが可能なLAN(localarea network)である。1
2はパソコン、ワークステーションなどの記録要求を行
うクライアント端末である。13はクライアント端末に
付属しているハードディスク等のメモリ装置である。1
4、および15は、12と同様なクライアント端末であ
り、これらはハードディスク等のメモリ装置を備えてい
なくてもよい。
【0022】16はサーバ装置であり12、14、15
のクライアント端末がプリント出力要求を行った際に、
要求があったことを記憶する手段を有している。17は
16に付属のハードディスク等のメモリ装置である。1
8は12、14、15の各クライアント端末が出力要求
した画像を記録出力するプリンタである。
【0023】図2は、図1のクライアント端末12、1
4、15およびサーバ16それぞれの内部構成を示すブ
ロック図である。21は各部を接続するシステムバスで
ある。22は、ROMやその他の記憶手段に格納されて
いる各種プログラムに基づいてシステムを制御するCP
Uである。23は、22で実行させる制御コード(プリ
ンタドライバ及び印刷制御プログラムを含む)が書き込
まれているROM、24はCPU22のワークエリア等
に用いられるRAMである。
【0024】25は画像管理部であり、クライアント端
末ではサーバに対して出力要求を行った場合にOSから
取得するEMFファイル(中間ファイル)とプリンタド
ライバにより生成される印刷データとが蓄えられ、サー
バではサーバスプーラを使用する場合に各クライアント
からの出力要求画像(印刷データとEMFファイル)が
蓄えられる。この画像管理部25が、記録画像を保持す
るスプーラとして働く部分であり、本実施形態ではこの
ように各クライアント端末およびサーバがそれぞれ画像
管理部を備えている。
【0025】26はジョブ管理部であり、クライアント
ではサーバから定期的に更新された情報を格納し、サー
バでは各クライアントからの印刷要求に応じてジョブ情
報が追加され、印刷順序を管理し、プリンタによる印刷
出力後に消去される情報を管理する。また、ジョブ管理
部26は、LAN11を介して管理下の複数のプリンタ
の状況を管理しており、プリンタで印刷出力が可能であ
ると判断した場合に、画像管理部25でスプールされて
いる印刷ジョブをプリンタに送信したり、印刷の順番の
印刷ジョブを依頼したクライアントに印刷データのプリ
ンタへの送信許可を示す送信許可情報の生成等を行う。
【0026】27はユーザによるキーオペレーションを
行わせるためのキー入力部である。28はジョブ管理の
内容等の種々の情報をユーザに表示するCRT等の表示
部である。29は記録媒体への記録を行う記録部であ
る。210はサーバ、クライアント、プリンタとの通信
を行う回線制御部であり、LANのプロトコルを制御す
る。
【0027】図3は、本実施形態のプリントサーバシス
テムにおいて、クライアントから画像の記録を要求され
た際のシーケンスの例を示す図である。この図は、クラ
イアント12、サーバ16およびプリンタ18の各装置
で、上側から下側に向かって順次処理が行われることを
示している。図中の矢印は、情報が送信されることを示
し、枠で囲った部分は各装置での処理を示している。
【0028】始めにオペレータの指示により印刷が選択
されることにより以下のシーケンス処理が行われる。オ
ペレータの指示により印刷が選択されると、アプリケー
ションはOSの描画手段に対して描画データであるGD
I関数(Graphical Device Interface)を出力する。O
Sの描画手段は、Windows OS(米国マイクロソフトの登
録商標)では、Win32APIに相当する。OSの描画手段は
アプリケーションから受け取ったGDI関数に基づいて
DDI関数(Device Driver Interface)を生成してE
MFファイルとして出力する。プリンタドライバはDD
I関数を印刷データに変換してプリント用スプーラにス
プールしておく。印刷データがすべて生成されると、サ
ーバスプーラの場合はサーバに出力し、クライアントス
プールの場合は画像管理部25に格納しておく。
【0029】印刷データが生成されるとクライアント1
2は、サーバ16に対して印刷要求情報を送信する(3
01)。印刷要求情報は、印刷ジョブのドキュメント
名、オーナー名、出力先プリンタのポート番号等からな
るジョブ情報であり、実際に描画される印刷データは含
まれない。サーバ16は管理しているジョブ情報を追加
して、印刷順序を更新し(302)確認のメッセージ
(印刷要求確認)をクライアント12へ送る(30
3)。
【0030】後で詳述するが、クライアント12からの
印刷要求情報およびサーバが管理するジョブ情報には、
プリンタ18へ画像情報をクライアント12から送信す
るか、またはサーバ16から送信するかを示すデータも
含まれている。ここでは、クライアント12から記録画
像データをプリンタ18へ送信する場合について説明す
る。
【0031】次にクライアント12は、プリンタドライ
バにより生成された印刷データ及びOSから取得した中
間データ(EMFファイル)をクライアント内の仮想ス
プーラとして働く画像管理部25に保存する(30
4)。
【0032】サーバ16は出力先のプリンタ18の状態
を管理し(305)する。各クライアントからの印刷要
求を整理し、プリンタで出力が可能と状態管理されま
で、決められた順序でジョブを実行するよう制御する
(306)。
【0033】印刷要求情報を送信したクライアント12
に印刷順序が回ってくると、プリンタに対して印刷デー
タを送信してよいことを示す送信許可情報をサーバ16
がクライアント12に対して送信される(307)。そ
れに対してクライアント12は、送信許可情報の確認応
答である許可確認情報をサーバ16に返し(308)、
印刷データをプリンタに送信する(309)。
【0034】プリンタ18は、印刷データを受信すると
記録画像の出力を行い(310)、送信された印刷デー
タを全て印刷出力すると、プリンタ18のネットワーク
ボードにより出力終了のメッセージを印刷データ送信元
であるクライアント12に送信する(311)。クライ
アント12はこのメッセージの受信に対して確認応答メ
ッセージをプリンタ18に返す(312)。
【0035】ここでは、プリンタ18からクライアント
12へ出力終了メッセージが送信され、このメッセージ
の受信によってクライアント12がプリンタ18の記録
動作の終了を知るようにしているが、これ以外にも、ク
ライアント12が309で記録画像を送信した後、クラ
イアントがプリンタにポーリングすることによりプリン
タ18の状態を常に監視して、記録動作の終了を知るよ
うにすることもできる。このようにすると、プリンタ1
8からのメッセージ311およびそれに対する応答メッ
セージ312は不要となる。
【0036】その後クライアント12は、サーバ16に
対して記録終了のメッセージを送り(313)、サーバ
16はこれを受信すると管理しているジョブ情報を削除
する(314)。また、クライアント12は画像管理部
25で管理している印刷データを消去する(315)。
そして、この時点でサーバ16はこのジョブに対する記
録履歴を登録する(316)。印刷データやジョブ情報
は、このタイミングで消去せずに、ステータスを出力終
了としてしばらくの間保持していてもよい。
【0037】サーバ16はクライアント12へ記録終了
確認のメッセージを送信し(317)、クライアント1
2は、このメッセージを受けるとユーザに対して印刷終
了通知の表示を行う(318)。
【0038】上記のシーケンスは、クライアントスプー
ルを行う場合の処理について説明したものである。サー
バスプールを行う場合は、印刷データ及びEMFファイ
ルの保存(304)はサーバ16で行なわれることにな
り、クライアント12は印刷要求の確認がサーバ16か
ら通知されると、印刷データ及びEMFファイルをサー
バ16に送信する。サーバ16はクライアント12から
受信した印刷データ及びEMFファイルをジョブ情報と
関係づけて画像管理部25に格納する。そして、送信許
可(307)及び送信許可確認(308)の処理を行わ
ず、印刷データの送信(309)は、サーバ16からプ
リンタ18に対して行われる。プリンタ18のネットワ
ークボードは出力終了通知(311)を印刷データ送信
元のサーバ16に対して行い、出力応答(312)もま
た、サーバ16からプリンタ18に対して行われる。そ
して、記録が終了した旨を通知する記録終了通知(31
3)はサーバ16からクライアント12に対して行わ
れ、ジョブ情報の消去(314)と同時に、印刷データ
の削除(315)もまたサーバで行われる。
【0039】図4は、図3に示したシーケンスおよびそ
の後の補足により説明したクライアントスプール及びサ
ーバスプールを行う際の、サーバ16の処理を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートにおいて、Re
turnと示されている処理は、ステップS41へ戻る
ことを意味している。
【0040】サーバ16は動作を開始すると、ステップ
S41に進み、各クライアントまたはプリンタ18から
のコマンドを待つ。コマンドを受信すると、ステップS
42へ進み、サーバ16は、受信したコマンドが印刷要
求情報であるか否かを判断する。
【0041】受信したコマンドが印刷要求情報でなけれ
ばステップS43へ進み、クライアントからの記録終了
メッセージ(クライアントスプール時)またはプリンタ
からの出力終了メッセージ(サーバスプール時)である
と判断された場合は、処理をステップS45へ進める。
ここで、プリンタからの出力終了メッセージは、この処
理の前に行われたステップS410のプリント出力に対
する結果を示すメッセージである。ステップS45にお
いて、サーバ16は、出力終了したジョブ情報の消去を
行い、サーバスプールの場合はさらにステップS46で
印刷データ及びEMFファイルの消去を行う。ステップ
S461では、サーバ16は、記録終了した記録ジョブ
の履歴をログとして登録する。プリンタ18へ記録画像
をどの端末から送信したかを示すデータもログデータに
格納されて登録される。
【0042】ステップS47において、サーバ16は、
出力終了したプリンタで次に印刷を行う印刷ジョブを決
定するジョブスケジューリングを実行する。ジョブが決
定されると、クライアントスプールの場合はステップS
48で、サーバ16は、そのジョブを登録したクライア
ントへ印刷データをプリンタに送信することが可能なこ
とを示す送信許可情報を送信する。ステップS49で
は、サーバ16は、ステップS48で送った送信許可情
報に対する応答が返ってくるまでのタイムアウトを監視
する。
【0043】ステップS48においてサーバスプールの
場合、もしくは、ステップS49において送信許可情報
に対する応答が規定時間内に受信されない場合は、ステ
ップS410へ進み、印刷要求を送信したクライアント
がダウンしたと判定し、サーバ自身のスプール領域であ
る画像管理部25で保持する印刷データを直接プリンタ
へ送信する。送信が終了するとステップS411で、プ
リンタの記録が完全に終了したのを待つ。
【0044】一方、ステップS49でタイムアウトせず
に送信許可情報に対する応答メッセージである送信確認
情報を受信すれば、クライアントからの記録終了コマン
ドを受信するステップS412へ進む。
【0045】またステップS42で受信したコマンドが
印刷要求コマンドと判定されると、ステップS414へ
進み、サーバ16は、印刷データが受け入れ(スプー
ル)可能であるかを判定し、受け入れ可能である場合に
はステップS415へ進み、ジョブを新規追加する。ジ
ョブの新規追加の処理として、サーバ16は、クライア
ントから印刷データ及びEMFファイルを受信して画像
管理部25に格納し、ジョブ管理部でジョブ情報を管理
させる。そして印刷要求確認通知を記録要求コマンドを
送信したクライアントへ返信する。
【0046】ステップS414で画像管理部25の容量
がフルで印刷データ及びEMFファイルのスプールが不
可能であると判断された場合には、ステップS417へ
進み、印刷要求情報に対して、印刷データのスプールが
不可能であることを示すNGメッセージを送信する。な
お、ジョブ情報による印刷順序の管理等には支障がない
ため、クライアントはクライアントスプール処理を行う
ことにより印刷を続行することになる。よって、ステッ
プS417では、サーバ16は、クライアントからの印
刷要求情報に従ってジョブ管理部26により印刷順序の
管理を行う。
【0047】以上述べたように本実施形態ではスプーラ
として働く画像管理部25をサーバ16と各クライアン
トで持つシステムとしているので、ステップS49から
S411へ続く処理に関して説明したように、印刷要求
情報を送信したクライアントがダウンした場合でも、サ
ーバ16がプリンタ18に対して直接記録画像を送信し
て記録を実行させ、記録動作が終了したことの確認まで
正常に行えるようにしている。
【0048】また、これとは逆に、サーバがダウンして
いるときやサーバの画像管理部25がメモリフルの場合
に、クライアントが自分のスプーラから記録画像を出力
させることも、もちろん可能である。
【0049】上記説明では、クライアントとサーバの両
方の画像管理部25に印刷データをスプールし、状況に
応じてプリンタへの印刷データの送信を相互に補って送
信する例を示した。次に、ユーザによりいずれのスプー
ラを使用するのか指定させて印刷処理する仕組みを説明
する。
【0050】図5は、記録画像をクライアントおよびサ
ーバのどちらからプリンタへ送信するかをユーザに選択
させる画面の表示例である。この画面は、プリンタのポ
ートを設定する際に用いるOSにおけるプリンタ登録画
面である。
【0051】この図では、プリンタに送信する印刷デー
タをサーバでスプールさせる場合を示している。このよ
うに、ユーザは稼働状況や使用方法に合わせて、記録画
像をクライアントおよびサーバのどちらからプリンタに
送信するかを指定することができる。
【0052】このようプリンタドライバにおけるプリン
タポートの登録時にプリンタへの印刷データ出力をする
際にどちらのスプール機能を使用するかを選択できるの
で、以後の処理ではクライアント及びサーバは、選択さ
れた出力先のポートの判断によりいずれのスプール機能
が優先使用されるかを判断できる。
【0053】また、図5のようなユーザ選択は、印刷指
定時にプリンタドライバのプロパティ画面を開いてジョ
ブ毎に設定してもよい。
【0054】図6は、サーバ16のジョブ管理部26で
管理しているジョブのリストをクライアントが取得した
際に、クライアントの表示部に表示される表示画面の例
を示す図である。ここではCRT等の画面で登録された
ジョブを表示している。この図では、プリンタのキュー
として3つの文書が積まれている。表示されている情報
として、文書名、記録依頼時刻、クライアント名、文書
作成日、記録データがあり、この記録データは記録画像
をサーバとクライアントのどちらからプリンタへ送信す
るかを示している。例えば、「文書1.doc」は、ク
ライアントから記録画像がプリンタに送信されることを
示している。またこの図では、マウスなどのポインティ
ングデバイスで文書1が選択された場合を示し、選択さ
れているジョブに対応する各種情報の文字がイタリック
体となり強調されている。
【0055】図7は、図6に示したジョブが終了した時
点での履歴を表わす記録ログの例を示す図である。ログ
はこの図のようにCRTに表示してもよいし、記録媒体
に出力しても良い。ここでの表示項目は図6と同様であ
る。
【0056】上記説明した図6及び図7のユーザインタ
フェース画面は、本印刷制御システムで使用されるクラ
イアント12のユーティリティソフトウェアによってサ
ーバ16からジョブリストや印刷ログを取得してクライ
アント12のCRTに表示されることになる。このユー
ティリティソフトウェアは、各クライアントのROM
(図示省略した外部メモリであってもよい)にプログラ
ムとして格納されており、当該プログラムをRAM24
に読み出してCPU22によって実行することにより、
上記処理が実現される。
【0057】上記で説明した処理は、本実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、本発明の目
的が達成される。
【0058】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、本
実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働してい
るオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって前述した実施形
態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでも
ない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0060】図8は、本実施形態の機能を実現する記憶
媒体に格納される工程の例を示す図である。ここでは、
記憶媒体内にはサーバおよびクライアント両方に必要な
工程を全て含め、サーバまたはクライアントのどちらで
動作するかに対応して、必要な工程のみを実施するよう
に構成している。
【0061】また、サーバ16には、これらの工程に加
え、先に説明した(図4に示す)フローチャートに対応
するプログラムコードが格納されることになる。
【0062】以上説明したように第1の実施形態のプリ
ントサーバシステムによれば、以下のような効果があ
る。
【0063】(1)サーバとクライアント両方でスプー
ラを持つシステムでどちらのスプーラから記録データを
プリンタに送信するのかを、使用方法や稼働状況等を考
慮してシステムにとって効率の良い方をユーザが簡単に
選択することができる。
【0064】(2)どちらのスプーラからのデータをプ
リンタに送信しているのかを、CRT等によって外部に
表示することができる。
【0065】(3)プリンタの記録ログを残すことがで
きるので、プリンタの稼働状況や使用方法を分析してよ
り効率的なシステムとすることが可能となる。
【0066】以上説明したように本発明の第1の実施形
態は、クライアントとサーバの両方のスプール機能を使
用し、プリンタに印刷データを送信するスプール元とし
ていずれを用いるかを指定させており、指定されたスプ
ール元がダウン等の異状時に限り、残りの装置から印刷
データを送信することにより印刷を保証するものであ
る。
【0067】以下、本発明のプリントサーバシステムの
第2の実施形態について図を参照して説明する。
【0068】本発明の第2の実施形態のプリントサーバ
システムは、サーバまたはクライアントのどちらか一方
のスプール機能だけを選択的に使用できるようにするこ
とを目的としている。
【0069】本実施形態のプリントサーバシステムの構
成は、図1および図2に示した第1の実施形態と同様で
あり、基本的動作も図3および図4に示したのとほぼ同
様である。図4との違いについてのみ説明する。
【0070】サーバ16はステップS42で印刷要求情
報をクライアントより受信すると、印刷要求情報の出力
先のポート情報もしくはスプール指定を確認する。スプ
ール指定がある場合は、スプール指定情報がクライアン
トであるかサーバであるかを確認する。スプール指定情
報がクライアントスプールである場合はステップS41
5に進み、スプール指定情報がサーバスプールである場
合は印刷データ及びEMFファイルをクライアントから
受信してステップS415に処理を進める。
【0071】また、スプール指定情報がない場合は、出
力先のポートを確認し、サーバにおいて予め設定されて
いるポート情報を確認する。クライアントから指定され
た出力先のポートに対応するポート情報がクライアント
スプール指定になっている場合は、印刷データ等の実際
に描画されるべきデータはクライアントの画像管理部が
スプールしているので、クライアントからは印刷要求情
報に含まれるジョブ情報のみを受け取りステップS41
5に処理を進める。一方クライアントから指定された出
力先のポートに対応するポート情報がサーバスプール指
定になっている場合は、印刷データ等の実際に描画され
るべきデータはサーバの画像管理部がスプールすること
になるため、クライアントから印刷データ及びEMFフ
ァイルを受け取りステップS415に処理を進める。
【0072】またサーバスプール指定となっている場合
は、ステップS48においてサーバからプリンタに対し
て印刷データの送信を行い、プリンタでプリント出力さ
せる。クライアントにおけるタイムアウト等の処理は行
わなくなる。
【0073】次に、本実施形態でサーバまたはクライア
ントのどちらか一方のスプール機能だけを選択的に使用
する例について説明する。
【0074】始めに、ユーザが選択によってどちらのス
プール機能を使用するかを指定する場合について説明す
る。この場合には、図9に示すような画面をCRTに表
示し、どちらのスプール機能を使用するかをユーザに選
択させる。図示した例ではサーバのスプール機能だけを
使用する設定となっている。この画面は、プリンタのポ
ートを設定する際に用いるOSにおけるプリンタ登録画
面である。このようにプリンタ登録時に設定した内容は
同時にサーバ16に対して送信され、サーバのRAMに
プリンタのポート情報として登録される。
【0075】また、図9のようないずれのスプール機能
を使用するかを選択するユーザインタフェース画面は、
印刷指定時にプリンタドライバのプロパティ画面におい
てユーザがジョブ毎に選択してもよい。
【0076】いずれか一方でスプールを行うようにする
と、上述のようにそれぞれ長所および短所があるが、こ
のようにどちらのスプール機能を使用するかをユーザが
選択できるようにすることにより、記録保証を優先する
場合にはサーバのスプール機能を使用し、LANのビジ
ー状態解除を優先する場合にはクライアントのスプール
機能を使用するなど、稼働状況やユーザの使用方法にあ
ったシステムとすることができる。
【0077】以上説明したように本発明の第2の実施形
態は、クライアントとサーバのいずれかのスプール機能
を使用するかをユーザに指定させており、指定されたス
プール機能のみを使用して印刷処理を行うものである。
【0078】以下、本発明のプリントサーバシステムの
第3の実施形態について図を参照して説明する。
【0079】本発明の第3の実施形態のプリントサーバ
システムは、第2の実施形態と同様にサーバとクライア
ントのいずれか一方のスプール機能を使用するが、いず
れのスプール機能を使用するかをクライアントで自動的
に判断するものである。
【0080】図10は、システムが画像管理部25の状
態に応じて、一方のスプール機能を自動的に使用不可に
する場合の動作例を示すフローチャートである。このフ
ローチャートは、クライアントにおいてサーバへ印刷要
求を発行する場合の動作を示している。
【0081】最初にステップS101で、クライアント
が、サーバに対して印刷要求情報(図3の301)を送
信するとステップS102に進み、サーバからの確認メ
ッセージである印刷要求確認情報(図3の303)の受
信を待つ。サーバからの確認メッセージを受信すると、
ステップS103へ進み、プリンタドライバにおいて記
録する画像である印刷データを作成する。また、同時に
OSにより生成される中間データであるEMFファイル
を取得しておく。記録データが作成されると、ステップ
S104へ進み、クライアントは、クライアントのスプ
ーラとして働く画像管理部25のメモリ残量が十分であ
るか否かを判定する。
【0082】ここでメモリ残量が記録画像を記憶するの
に十分でない(メモリニアフル)と判定されると、ステ
ップS105へ進み、クライアントのCPU22は、R
AM24に格納されているメモリニアフルを示すフラグ
NearflagをONにして、クライアントのスプーラには記
憶しない。そしてステップS109に進み、クライアン
トはサーバに対してサーバスプール機能を使用すること
を示すスプール指定情報とともに印刷データ及びEMF
ファイルを送信する。サーバではクライアントから受信
した印刷データ及びEMFファイルを印刷要求情報と関
連付けて画像管理部25にスプールしておく。
【0083】一方、メモリ残量が十分であると判定され
ると、ステップS107へ進み、クライアントのCPU
22は、NearflagをOFFにして、クライアントのスプ
ーラである画像管理部25に記録画像である印刷データ
とEMFファイルとを記憶する(図3の304)。メモ
リニアフルの判定に使用するしきい値は、あらかじめ決
められた値でもよいし、ユーザにより設定された値でも
よい。
【0084】クライアントもしくはサーバにおいて印刷
データ及びEMFファイルのスプールが終了するとステ
ップS110に進む。
【0085】ステップS110では、クライアントは、
サーバから記録順序が回ってきたことを示す記録開始の
メッセージである送信許可情報(図3の307)の受信
を待つ。記録開始メッセージを受信すると、ステップS
110でNearflagを参照し、ONであればステップS1
12へ進み、記録開始に対する応答メッセージにスプー
ルなしのパラメータをセットし、サーバに通知する。こ
のメッセージを受信したサーバは、図4に示したステッ
プS410の処理と同様に、サーバのスプーラを使用し
てプリント出力を得る。また、サーバにおいてすでにク
ライアントがメモリフルで印刷データ及びEMFファイ
ルのスプールがサーバの画像管理部においてのみスプー
ルされていると認識している場合は、クライアントに対
して送信許可を出さずに、サーバがプリンタに印刷デー
タの送信を行い、印刷終了通知のみを行ってもよい。
【0086】ステップS111でNearflagがOFFであ
ればステップS113へ進み、応答メッセージである許
可確認情報(図3の308)をサーバに送出し、ステッ
プS114で記録画像である印刷データをクライアント
から直接プリンタに送る(図3の309)。ステップS
115では印刷ジョブのすべての印刷データをプリンタ
に送信したかを判断し、すべての印刷データの送信が終
了すると、ステップS116において、プリンタからの
出力終了メッセージ(図3の311)を待つ。このメッ
セージの受信後、つまりプリンタで印刷出力が終了する
と(ステップS117)、ステップS118において、
クライアントは、サーバに記録が終了した旨を伝える
(図3の313)。サーバから記録終了を受け付けた旨
の通知を受けると、クライアントは画像管理部25に格
納されている印刷データ及びEMFファイルを削除す
る。
【0087】以上述べたように、本発明の第3の実施形
態では、メモリがニアフルであるか否かによってクライ
アント内のスプーラを使用するか否かが自動的に決定さ
れる。クライアントだけでなく、サーバでも同様にスプ
ーラの起動を自動的に設定できるようにしてもよい。ま
たここでは、画像管理部のメモリ残量を例に取り説明し
たが、これ以外にも装置の設定や使用しているアプリケ
ーション等によってスプーラを使用するか否かを決定す
るようにしてもよい。
【0088】上記で説明したように本発明の第3の実施
形態は、クライアントとサーバの両方のスプール機能を
使用可能な状態にしておき、クライアントのシステムに
おいて自動的にいずれのスプール機能を使用させるかを
判断させ、より適したスプール機能を使用するものであ
る。
【0089】以下、本発明のプリントサーバシステムの
第4の実施形態について図を参照して説明する。
【0090】本発明の第4の実施形態のプリントサーバ
システムは、サーバまたはクライアントのスプール機能
のどちらからも記録すべきドキュメントの内容をクライ
アントでプレビューできるようにすることを目的として
いる。
【0091】本実施形態のプリントサーバシステムの構
成は、図1および図2に示した第1の実施形態と同様で
ある。
【0092】以下、本実施形態のプリントサーバシステ
ムで、サーバまたはクライアントにスプールされている
記録画像をプレビューする場合について説明する。
【0093】図11は、サーバで管理している記録ジョ
ブを表示しているマネージャーの表示画面の例である。
このユーザインタフェース画面は前述したクライアント
のユーティリティソフトウェアによって表示制御され、
サーバにアクセスしてジョブリスト情報を取得すること
により、サーバで管理されている印刷ジョブの一覧表示
を行っている。ここでは、クライアントから記録画像の
プレビューを指示する場合の例を示す。画面に表示され
ている情報は、サーバが管理している情報であり、プリ
ンタのキューに3つの文書が積まれている。図中のクラ
イアント名に示されている番号が表わしているように、
別のクライアントが記録指示したものも含んでいる。
【0094】この画面では、マウスカーソルで文書1が
選択されており、この状態からプレビュー機能を起動さ
せることが可能である。プレビュー機能とは、この表示
画面に、記録する文書の概略を表示させるものである。
【0095】図12は、クライアント側で、プレビュー
機能が起動された際の動作を示すフローチャートであ
る。上述したクライアントのユーティリティソフトウェ
アがネットワークを介してサーバと通信し、サーバから
取得されるジョブリストに基づいて図11のユーザイン
タフェース画面をクライアントの表示部に表示させる。
このユーザインタフェース画面において、ユーザがジョ
ブを選択してOKボタン1101をマウス等のポインテ
ィングデバイスによりクリックすることにより本処理は
実行される。
【0096】まず、ステップS121で、クライアント
は、図11のユーザインタフェース画面で選択されたジ
ョブの印刷データ及びEMFファイルが当該クライアン
トの画像管理部に存在するか否かを判定する。クライア
ントによりクライアントの画像管理部に印刷データ及び
EMFファイルが存在しないと判断された場合にはステ
ップS122へ進む。ステップS122において、クラ
イアントは、サーバからEMFファイルをダウンロード
して画像管理部に格納する。そしてステップS123
で、クライアントは、クライアントの画像管理部のEM
Fファイルを読み出し、OSで提供されている描画手段
であるWin32APIにEMFファイルを渡す。そしてWin32A
PIにEMFファイルの表示出力を実行させ、表示部にプ
レビュー画像を表示する。
【0097】このように、サーバとクライアントの両方
にスプーラが存在する場合、プレビュー起動時に画像が
指定されたクライアント内部に存在すれば、サーバから
記録画像をダウンロードするのに要する時間を省略する
ことが可能となる。
【0098】本第2〜第4の実施形態でも第1の実施形
態と同様に、機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行するように構成し
てもよい。
【0099】図13は、第2〜第4の実施形態の機能を
実現する記憶媒体に格納される工程の例を示す図であ
る。ここでは、記憶媒体内にはサーバおよびクライアン
ト両方に必要な工程を全て含め、サーバまたはクライア
ントのどちらで動作するかに対応して、必要な工程のみ
を実施するように構成している。
【0100】以上説明したように第2〜第4の実施形態
のプリントサーバシステムによれば、以下のような効果
がある。
【0101】(1)サーバとクライアントの両方にスプ
ーラを備えているので、一方に障害が発生しても記録の
保証ができる。
【0102】(2)サーバとクライアントで各々スプー
ルを行うか否かをユーザが設定できるので、ユーザの要
求に応じた使い勝手の良いシステムとすることができ
る。
【0103】(3)サーバとクライアントの両方にスプ
ーラを備えている状態で、各クライアントでメモリフル
などの異常を検出した時に、自らのスプール機能を使用
しないように自動的に設定して、メモリフルなどの障害
発生時にもユーザの手を煩わすことなく適するスプール
機能を使用するような対応が可能となる。
【0104】(4)スプール機能を使用する際に印刷デ
ータだけでなく中間ファイル(Windows OSにおけるEM
Fファイル)を保存しておくことにより、各クライアン
トのOSの機能を用いるためプレビュー表示することが
容易になり、更に、各クライアントでジョブのプレビュ
ー機能を行う際に、自端末で中間ファイルをスプールし
ていればサーバからのダウンロードが不要となり、LA
Nのトラフィックを減らして、LANの効率的な運用が
可能となる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリントサ
ーバシステムのサーバ装置またはクライアントとしての
情報処理装置によれば、ネットワークの構成や稼働状況
に応じてどちらの画像記憶手段から記録画像を送信する
のかを、ユーザの指定や、クライアントでの所定の条件
に応じた自動的な判断によって決定されるので、効率的
かつ柔軟なシステムとすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリントサーバシステムの構成を示す
図である。
【図2】図1のサーバおよびクライアント各々の内部構
成を示す図である。
【図3】クライアントから画像の記録を要求された際の
サーバのシーケンスを示す図である。
【図4】図3に示したシーケンスに対応するサーバの処
理を示すフローチャートである。
【図5】記録画像をクライアントおよびサーバのどちら
からプリンタへ送信するかを選択する画面の表示例であ
る。
【図6】サーバが管理しているジョブの表示画面の例を
示す図である。
【図7】ジョブが終了した時点での履歴を表わす記録ロ
グの例を示す図である。
【図8】第1の実施形態を実現する記憶媒体に格納され
る工程の例を示す図である。
【図9】ユーザがどちらのスプール機能を使用するかを
指定する表示画面の例である。
【図10】システムが一方のスプール機能を自動的に使
用不可にする動作のフローチャートである。
【図11】サーバで管理している記録ジョブの表示画面
の例である。
【図12】プレビュー機能が起動された際の動作を示す
フローチャートである。
【図13】第2の実施形態を実現する記憶媒体に格納さ
れる工程の例を示す図である。
【符号の説明】
11 LAN 12,14,15 クライアント 13,17 ハードデイスク 16 サーバ 18 プリンタ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのクライアントと印刷装
    置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であっ
    て、 クライアントから印刷要求された印刷ジョブの印刷デー
    タを記憶する画像記憶手段と、 クライアントから印刷要求された印刷ジョブの順序管理
    を行う順序管理手段と、 印刷順序の印刷ジョブの印刷データがクライアントから
    プリンタに送信されない場合に、前記画像記憶手段に記
    憶されている印刷データを前記プリンタに送信するよう
    制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とするサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記画像記憶手段にクライアントから印
    刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶することが
    できない場合に、当該印刷ジョブの印刷データを前記画
    像記憶手段に記憶せずに、前記順序管理手段により当該
    印刷ジョブの順序管理を行わせ、印刷順序が廻ってきた
    印刷ジョブの印刷要求元のクライアントに対して、プリ
    ンタへの印刷データの送信許可を送出する送出手段を更
    に備えることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 プリンタにおいて印刷出力が行われる毎
    に、当該印刷を要求したクライアントと、いずれの装置
    からプリンタへ印刷データを送信したかを示す情報とを
    履歴として記憶する履歴記憶手段を更に備えていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのクライアントと印刷装
    置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置の印刷
    管理方法であって、 クライアントから印刷要求された印刷ジョブの印刷デー
    タを画像記憶手段に記憶する画像記憶工程と、 クライアントから印刷要求された印刷ジョブの順序管理
    を行う順序管理工程と、 印刷順序の印刷ジョブの印刷データがクライアントから
    プリンタに送信されない場合に、前記画像記憶手段に記
    憶されている印刷データを前記プリンタに送信するよう
    制御する制御工程と、 を備えていることを特徴とするサーバ装置の印刷管理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記画像記憶手段にクライアントから印
    刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶することが
    できない場合に、当該印刷ジョブの印刷データを前記画
    像記憶手段に記憶せずに、前記順序管理工程で当該印刷
    ジョブの順序管理を行い、印刷順序が廻ってきた印刷ジ
    ョブの印刷要求元のクライアントに対して、プリンタへ
    の印刷データの送信許可を送出する送出工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項4記載のサーバ装置の印刷管
    理方法。
  6. 【請求項6】 プリンタにおいて印刷出力が行われる毎
    に、当該印刷を要求したクライアントと、いずれの装置
    からプリンタへ印刷データを送信したかを示す情報とを
    履歴として記憶する工程を更に備えていることを特徴と
    する請求項4または5に記載のサーバ装置の印刷管理方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4から6のいずれかに記載のサー
    バ装置の印刷管理方法を実現するプログラムを格納した
    記憶媒体。
  8. 【請求項8】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷装
    置とネットワークを介して通信可能なクライアントとし
    ての情報処理装置であって、 印刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶する画像
    記憶手段と、 前記サーバ装置へ印刷要求する印刷ジョブの印刷データ
    を、前記画像記憶手段及び前記サーバ装置のスプール機
    能のどちらに記憶させるかをユーザに選択させる選択手
    段と、 前記選択手段によりサーバ装置のスプール機能を使用す
    ると判断された場合は、前記サーバ装置に前記印刷デー
    タを送信し、前記選択手段により前記画像記憶手段のス
    プール機能を使用すると判断された場合は、前記画像記
    憶手段に前記印刷データを記憶させるよう制御する制御
    手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記選択されたスプール機能を前記サー
    バ装置に通知する通知手段を更に有することを特徴とす
    る請求項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記選択手段は、ユーザインタフェー
    ス画面を表示させることによりユーザに選択させること
    を特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷
    装置とネットワークを介して通信可能なクライアントと
    しての情報処理装置の印刷管理方法であって、 印刷要求された印刷ジョブの印刷データを画像記憶手段
    に記憶する画像記憶工程と、 前記サーバ装置へ印刷要求する印刷ジョブの印刷データ
    を、前記画像記憶手段及び前記サーバ装置のスプール機
    能のどちらに記憶させるかをユーザに選択させる選択工
    程と、 前記選択工程においてサーバ装置のスプール機能を使用
    すると判断された場合は、前記サーバ装置に前記印刷デ
    ータを送信し、前記選択工程において前記画像記憶手段
    のスプール機能を使用すると判断された場合は、前記画
    像記憶手段に前記印刷データを記憶させるよう制御する
    制御工程と、 を備えることを特徴とする情報処理装置の印刷管理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記選択されたスプール機能を前記サ
    ーバ装置に通知する通知工程を更に有することを特徴と
    する請求項11記載の情報処理装置の印刷管理方法。
  13. 【請求項13】 前記選択工程は、ユーザインタフェー
    ス画面を表示させることによりユーザに選択させること
    を特徴とする請求項11または12に記載の情報処理装
    置の印刷管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項11から13のいずれかに記載
    の情報処理装置の印刷管理方法を実現するプログラムを
    格納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷
    装置とネットワークを介して通信可能なクライアントと
    しての情報処理装置であって、 印刷要求された印刷ジョブの印刷データを記憶する画像
    記憶手段と、前記サーバ装置へ印刷要求する印刷ジョブ
    の印刷データを、前記画像記憶手段及び前記サーバ装置
    のスプール機能のどちらに記憶させるかを条件に応じて
    決定する決定手段と、 前記決定手段によりサーバ装置のスプール機能を使用す
    ると決定された場合は、前記サーバ装置に前記印刷デー
    タを送信し、前記決定手段により前記画像記憶手段のス
    プール機能を使用すると決定された場合は、前記画像記
    憶手段に前記印刷データを記憶させるよう制御する制御
    手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記選択されたスプール機能を前記サ
    ーバ装置に通知する通知手段を更に有することを特徴と
    する請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記決定手段は、前記画像記憶手段の
    空き容量が所定量以下であるかを判断することにより決
    定することを特徴とする請求項15または16に記載の
    情報処理装置。
  18. 【請求項18】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷
    装置とネットワークを介して通信可能なクライアントと
    しての情報処理装置の印刷管理方法であって、 印刷要求された印刷ジョブの印刷データを画像記憶手段
    に記憶する画像記憶工程と、前記サーバ装置へ印刷要求
    する印刷ジョブの印刷データを、前記画像記憶手段及び
    前記サーバ装置のスプール機能のどちらに記憶させるか
    を条件に応じて決定する決定工程と、 前記決定工程においてサーバ装置のスプール機能を使用
    すると決定された場合は、前記サーバ装置に前記印刷デ
    ータを送信し、前記決定工程において前記画像記憶手段
    のスプール機能を使用すると決定された場合は、前記画
    像記憶手段に前記印刷データを記憶させるよう制御する
    制御工程と、 を備えることを特徴とする情報処理装置の印刷管理方
    法。
  19. 【請求項19】 前記選択されたスプール機能を前記サ
    ーバ装置に通知する通知工程を更に有することを特徴と
    する請求項18記載の情報処理装置の印刷管理方法。
  20. 【請求項20】 前記決定工程は、前記画像記憶手段の
    空き容量が所定量以下であるかを判断することにより決
    定することを特徴とする請求項18または19に記載の
    情報処理装置の印刷管理方法。
  21. 【請求項21】 請求項18から20のいずれかに記載
    の情報処理装置の印刷管理方法を実現するプログラムを
    格納した記憶媒体。
  22. 【請求項22】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷
    装置とネットワークを介して通信可能なクライアントと
    しての情報処理装置であって、 印刷要求された印刷ジョブの画像データを記憶する画像
    記憶手段と、前記サーバ装置で管理している印刷ジョブ
    のリストを取得するリスト取得手段と、 前記取得された印刷ジョブのリストに基づいて、プレビ
    ューすべき印刷ジョブを指定するジョブ指定手段と、 前記指定された印刷ジョブの画像データが前記画像記憶
    手段に記憶されている場合は、前記画像記憶手段から当
    該画像データを読み出し、一方前記指定された印刷ジョ
    ブの画像データが前記サーバ装置に記憶されている場合
    は、前記サーバ装置から当該画像データをダウンロード
    する画像取得手段と、 前記画像取得手段により取得された画像データに基づい
    てプレビュー画像を表示させるよう制御する制御手段
    と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記ジョブ指定手段は、ユーザインタ
    フェース画面を表示させることによりユーザに指定させ
    ることを特徴とする請求項22記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記画像データは、中間データからな
    るEMFファイルであることを特徴とする請求項22ま
    たは23に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、取得されたEMFフ
    ァイルをOSの描画手段に対して実行させることによ
    り、プレビュー画像を表示させるよう制御することを特
    徴とする請求項24記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 印刷順序を管理するサーバ装置と印刷
    装置とネットワークを介して通信可能なクライアントと
    しての情報処理装置の印刷管理方法であって、 印刷要求された印刷ジョブの画像データを画像記憶手段
    に記憶する画像記憶工程と、前記サーバ装置で管理して
    いる印刷ジョブのリストを取得するリスト取得工程と、 前記取得された印刷ジョブのリストに基づいて、プレビ
    ューすべき印刷ジョブを指定するジョブ指定工程と、 前記指定された印刷ジョブの画像データが前記画像記憶
    手段に記憶されている場合は、前記画像記憶手段から当
    該画像データを読み出し、一方前記指定された印刷ジョ
    ブの画像データが前記サーバ装置に記憶されている場合
    は、前記サーバ装置から当該画像データをダウンロード
    する画像取得工程と、 前記画像取得工程において取得された画像データに基づ
    いてプレビュー画像を表示させるよう制御する制御工程
    と、 を備えることを特徴とする情報処理装置の印刷管理方
    法。
  27. 【請求項27】 前記ジョブ指定工程は、ユーザインタ
    フェース画面を表示させることによりユーザに指定させ
    ることを特徴とする請求項26記載の情報処理装置の印
    刷管理方法。
  28. 【請求項28】 前記画像データは、中間データからな
    るEMFファイルであることを特徴とする請求項26ま
    たは27に記載の情報処理装置の印刷管理方法。
  29. 【請求項29】 前記制御工程は、取得されたEMFフ
    ァイルをOSの描画手段に対して実行させることによ
    り、プレビュー画像を表示させるよう制御することを特
    徴とする請求項28記載の情報処理装置の印刷管理方
    法。
  30. 【請求項30】 請求項26から29のいずれかに記載
    の情報処理装置の印刷管理方法方法を実現するプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
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