JP2003022330A - 車両の故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置 - Google Patents

車両の故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置

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JP2003022330A
JP2003022330A JP2001205176A JP2001205176A JP2003022330A JP 2003022330 A JP2003022330 A JP 2003022330A JP 2001205176 A JP2001205176 A JP 2001205176A JP 2001205176 A JP2001205176 A JP 2001205176A JP 2003022330 A JP2003022330 A JP 2003022330A
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repair
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JP2001205176A
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Yoichi Iiboshi
洋一 飯星
Minoru Osuga
大須賀  稔
Yutaka Takaku
豊 高久
Kohei Sakurai
康平 櫻井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OBD装置によって検出される故障は様々で
あるが、故障が起きたことしか運転者に伝えないため、
修理を行うタイミングが遅れ、エンジン停止などの重大
な故障を引き起こす可能性があり、このことを解決す
る。 【解決手段】 故障診断装置101の診断コードと故障
時の運転状態にもとづいて故障状態を分析する故障分析
装置103と、故障分析装置の分析結果を運転者に通知
する故障状態表示装置104を有し、故障の重大さに応
じたランク付けを行い、そのランクに対応した表示方法
・内容による故障表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置に関
し、特に、OBD(On Board Diagnosis)装置と云われ
るオン・ボード・ダイアグノシス装置を搭載した車両の
故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車には、自車の状態を監視す
るOBD装置の搭載が義務付けられている。OBD装置
は、排気悪化を引き起こす故障の発見時には、MIL
(Malfunction Indicator Light)を点灯あるは点滅さ
せることにより、運転者に異常を知らせることができ
る。
【0003】この種の車両の故障診断システムとして
は、故障部位の検出信号を故障部位に対応するコード信
号に変換し、コード信号に基づいて警報ランプを点滅さ
せ、その点滅パターンによって故障部位を特定すると共
に、故障部位の検出信号を故障部位に対応するモールス
符号信号に変換し、モールス符号信号に基づいて警報ブ
ザーを動作させ、警報ブザーの断続音より故障部位を特
定するもの(特開平9−311990号公報)が知られ
ている。
【0004】また、各種車載機器の異常に関して、重大
さに応じた優先度を設定し、その優先度の個数分だけ診
断データの記憶領域を確保し、機器異常が検出される
と、その異常の優先度に対応する記憶領域に異常コード
を設定し、異常コードを設定された記憶領域の記憶更新
を禁止することにより、優先度が高い異常に関する診断
データを確実に保持するもの(特開平6−66197号
公報)が知られている。
【0005】この他、車両の故障診断システムとして
は、故障発生時にOBD装置が出力する診断コード信号
が意味する故障内容を文字、数字等で、車載のダイアグ
モニタに表示するもの(特開2000−146768号
公報)、排気関連部品について故障発生が診断された時
には、その故障発生時から未修理のままの、走行距離ま
たは経過日時が所定値を越えると、車両走行駆動に制限
を与えたり、そのことを交通管制機関や最寄りのディー
ラーに連絡するもの(特開2000−73842号公
報)等がある。
【0006】また、ダイアグ情報を無線通信によって監
視局に送信するもの(特開平11−326140号公
報)、ナビゲーション装置を搭載した車両において、O
BD装置が故障を検出すると、車両の現在位置に近い場
所にあるサービスセンタの案内を車載の地図データある
いは管理センタとの無線通信により取得して行うもの
(特開平7−129894号公報)がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、OBD装置
によって検出される故障は様々であり、排気悪化はする
ものの、車両の運転には問題のない故障から、そのまま
放置すると、さらなる故障を引き起こし、車両が停止し
てしまうような重大な故障がある。換言すれば、OBD
装置によって検出される故障には、エンジン停止等の重
大な事態に陥る虞れがあり、故障修理に緊急性を要する
もの、可及的早期に処置がなされればよい故障等があ
る。
【0008】このことに対して、従来の車両の故障診断
システムでは、特別な配慮はなされておらず、OBD装
置によって検出される故障の内容を車載のモニタに表示
するものでも、故障修理の緊急性を要する故障と、そう
でない故障とを区別するようなモニタ表示は行われな
い。このため、従来の車両の故障診断システムでは、モ
ニタ表示された故障が、故障修理に緊急性を要するもの
か、そうでないものかを、ユーザは識別することができ
ず、この識別には専門的な知識が必要になる。
【0009】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、故障発生時
には、専門的な知識を必要とすることなく、運転者が故
障の重大さを的確に把握でき、エンジン停止等の重大な
事態に陥ることを未然に回避することを意図した車両の
故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による車両の故障診断システムは、車両の
状態より各種の故障を検出し、検出した故障内容に応じ
た診断結果情報を出力する故障診断手段と、前記故障診
断手段によって検出される故障内容を故障の重大さに応
じて予めランク付けしたランク付けデータを含み、前記
故障診断手段より前記診断結果情報を入力し、診断結果
情報が示す故障内容のランクを前記ランク付けデータに
基づいて決定し、その決定ランクに応じて異なる表示方
法・内容を設定する故障分析手段と、前記故障分析手段
によって設定された表示方法・内容に応じた故障表示を
行う表示器とを有しているものである。
【0011】この発明による車両の故障診断システムに
よれば、故障が発生すると、その故障の重大さに応じた
ランク付けが行われ、そのランクに対応した表示方法・
内容による故障表示が表示器に行われる。したがって、
運転者は、表示器に表示される故障表示の表示方法・内
容の違いより、車載の表示器の表示を見るだけで、故障
の重大さを的確に把握できる。故障内容をランク付けす
る故障の重大さは、故障修理を行う緊急度の要件を含ん
でいるものとすることができ、故障修理を行う緊急度を
示す故障表示を表示器に行うことができる。
【0012】また、上述の目的を達成するために、本発
明による車両の故障診断システムは、車両の状態より各
種の故障を検出し、検出した故障内容に応じた診断結果
情報を出力する故障診断手段と、車両の走行位置を検出
する位置検出手段と、前記故障診断手段が出力する診断
結果情報と前記位置検出手段により検出された走行位置
情報とを無線通信により送信する送信手段と、前記送信
手段によって送信した診断結果情報と走行位置情報とに
より決まる故障の重大さに応じてランク付けされた表示
方法・内容による故障表示を行うための表示情報を外部
の情報管理装置より無線通信により受信する受信手段
と、前記受信手段が受信した表示情報による故障表示を
行う表示器とを有しているものである。
【0013】この発明による車両の故障診断システムに
よれば、故障が発生すると、診断結果情報と走行位置情
報とが送信手段により送信され、外部の情報管理装置が
それら情報を受信し、故障発生の走行位置(地理的位
置)、例えば、寒冷地であるとか、渋滞多発地帯である
等を考慮した故障の重大さに応じたランク付けされた表
示方法・内容による故障表示を行うための表示情報を発
信元に送信し、表示情報を受信手段が受信することによ
り、故障発生の走行位置を考慮した故障の重大さに応じ
た表示方法・内容による故障表示が表示器に行われる。
したがって、運転者は、表示器に表示される故障表示の
表示方法・内容の違いより、車載の表示器の表示を見る
だけで、故障の重大さを的確に把握できる。
【0014】この場合も、故障内容をランク付けする故
障の重大さは、故障修理を行う緊急度の要件を含んでい
るものとすることができ、故障修理を行う緊急度を示す
故障表示を表示器に行うことができる。診断結果情報と
走行位置情報とを情報管理装置へ送信して情報管理装置
より表示情報を受信する場合には、表示情報に故障内容
に対応できる修理工場の情報を含ませることができ、故
障発生時には、修理工場情報も車載の表示器に表示され
ることで、運転者は最寄りの修理工場の情報に的確に得
ることがてきる。
【0015】また、車載の受信手段が情報管理装置より
受信する表示情報は、故障内容に応じた修理方法の情報
を含んでいてもよい。本発明による車両の故障診断シス
テムにおける故障診断手段は、オン・ボード・ダイアグ
ノシス装置であり、診断結果情報は故障内容に応じて設
定されたコード信号であってよい。この場合、故障分析
手段はコード信号を分析して故障内容を特定する。
【0016】また、上述の目的を達成するために、本発
明による車両故障の情報管理装置は、車両搭載の故障診
断手段より診断結果情報を受信すると共に、車両搭載の
位置検出手段より車両の走行位置情報を受信し、診断結
果情報と走行位置情報より故障の重大さに応じたランク
付けを行い、ランク付けに応じて異なる表示方法・内容
による故障表示を行うための表示情報を送信するもので
ある。
【0017】情報管理装置は、更に、修理工場情報を有
し、故障表示を行うための表示情報に併せて修理工場情
報を送信することもできる。また、修理工場とのデータ
通信によって修理工場の部品在庫、修理待ち状況の情報
を取得し、修理工場の部品在庫、修理待ち状況の情報を
考慮して修理工場情報を送信することもできる。
【0018】また、前記情報管理装置は、修理工場との
データ通信によって修理依頼先の車両の故障・整備情報
をデータ通信によって修理受け入れ受諾の修理工場へ送
信するものであり、修理工場とのデータ通信によって修
理工場の部品在庫、整備待ち状況の情報を取得し、修理
工場の部品在庫情報、整備待ち状況の情報、もしくは、
運転者自身が修理できる情報を考慮して修理工場情報を
送信するものであり、かつ、前記各修理工場情報は、そ
の情報自体の提供料金、及び、各修理に伴う料金を情報
として併せて提供するものである。
【0019】更に、上述の目的を達成するために、本発
明による車両故障の修理工場は、車両故障の情報管理装
置とのデータ通信によって情報管理装置より車両の故障
・整備情報を受信し、該故障・整備車両の受け入れ受諾
に基づき整備受け入れ対象の車両の位置情報を受信する
ものであり、部品在庫情報と整備待ち情報と有し、該部
品在庫情報と整備待ち情報とは、前記情報管理装置に通
信可能に接続されているものであり、故障・整備車両の
受け入れ受諾は、前記部品在庫情報と整備待ち情報に基
づいて行われるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の車両
診断システムの実施形態について説明する。 (実施の形態1)図1は本発明による車両診断システム
の実施の形態1を示している。車両診断システムは、O
BD装置として、車両の制御系等の状態より排気悪化を
引き起こす故障等の各種の故障を検出する車載の故障診
断装置101と、故障診断装置101が故障発生を検出
することにより点灯し、排気悪化を運転者に警告する故
障警告装置(MIL)102とを有し、更に、故障分析
装置103と故障状態表示装置104とを車両に有して
いる。
【0021】故障診断装置101は、故障部品の状況
等、検出した故障内容を示す予め定義された故障コード
と、そのとき(故障発生時)の車両エンジンの運転状態
(回転数、燃料噴射料、空気流量等)を示すFFDを呼
び出すことが可能であり、故障コードとFFDを故障分
析装置103に出力する。
【0022】故障分析装置103は、故障分析装置10
3より入力する故障コード(診断結果情報)とFFDか
ら故障内容(故障状態)を分析し、故障分析装置103
より検出される故障内容に応じて予め設定されたランク
付けデータに従って故障状態のランク付けを行い、ラン
ク付けされたランクに応じて異なる表示方法・内容を設
定する。換言すれば、故障コードが示す故障内容のラン
クをランク付けデータに基づいて決定し、その決定ラン
クに応じて異なる表示方法・内容を設定する。故障分析
装置103に設定されるランク付けデータは、故障内容
を故障の重大さに応じてランク付けしたものであり、ラ
ンク付けする故障の重大さは、故障修理を行う緊急度の
要件を含んでいる。
【0023】図2は故障分析装置103に設定されるラ
ンク付けデータの一例を示している。ここでは、普通と
緊急の二つに故障をランク付けした。重大な故障(高ラ
ンク故障)とは、排気悪化を引き起こし、かつ走行に支
障をきたすか、放置すると、さらなる故障を引き起こ
し、これが今後の走行に支障をきたす可能性が高い故障
であるとする。
【0024】重大故障の判定例としては、失火(点火
系)、吸入空気流量を計測するエアフローメータ、スロ
ットルセンサ等の故障、トランスミッション(動力伝達
系)の故障、エンジン制御ユニット(ECU)の故障等
がある。これに対し、通常の故障とは、排気悪化を引き
起こすが、走行に大きい影響を与えない故障であるとす
る。
【0025】通常故障の判定例としては、排気の後処理
系(触媒,空気センサ、触媒暖機装置)に関するものが
あり、具体例としては、触媒コンバータの排気浄化効率
の低下、触媒コンバータの暖機デバイスの故障等の故障
がある。故障状態表示装置104は、車両の計器パネル
部材やコンソールボックス部等に設けられるCRT、L
CD等による車載表示器であり、故障分析装置103に
よって設定された表示方法・内容に応じた故障表示を行
う。
【0026】故障状態表示装置104は、エンジン部品
の故障等、エンジン停止などの危険性がある重大な故障
であるとランク付けされた故障の場合には、例えば、図
3(a)に示されているように、運転者にすぐ修理を行
うような警告メッセージを表示し、触媒コンバータの故
障のように、エンジン運転に影響がない部品の故障の場
合には、図3(b)に示されているように、排気悪化が
どの程度進行しているかを示す警告メッセージを表示す
る。ここで、さらに、図3(c)に示されているよう
に、故障が発見されてからの走行距離を画面表示するこ
とによって、運転者に修理を促すようにしてもよい。
【0027】また、故障状態表示装置104がカラー表
示できるものであれば、重大な故障である場合の警告メ
ッセージの表示は赤色、そうでない通常の故障である場
合の警告メッセージの表示は黒色、青色と云うように、
故障ランクに応じて表示色を違えてもよい。また、故障
が発見されてからの走行距離が所定値を超えると、警告
メッセージの表示色を赤色に変えることもできる。この
ほか、重大な故障である場合には、警告メッセージ表示
が繰り返し点滅するなど、表示方法を変えてもよい。
【0028】つぎに、上述の構成による車両の故障診断
システムの動作を図4に示されているフローチャートを
参照して説明する。故障診断装置101が故障を検出し
たことをMIL102の点灯により判定する(ステップ
S401)。MIL102が点灯した場合には(ステッ
プS401肯定)、故障検出装置101から故障コード
やFFDを読み込み、故障状態を分析し、故障内容を特
定し、故障のランクを決める(ステップS402)。
【0029】つぎに、故障ランクが高ランク(緊急)で
あるかを判別する(ステップS403)。故障ランクが
高ランク(緊急)である場合には(ステップS403肯
定)、図3(a)に示されているように、緊急時表示と
して、運転者に重大な故障である旨を通知し早急に修理
するように警告する表示を車載の故障状態表示装置10
4によって行う(ステップS404)。
【0030】これに対し、故障ランクが高ランク(緊
急)でない場合には(ステップS403否定)、通常時
表示として、図3(b)に示されているように、排気悪
化がどの程度進行しているかを示すような警告メッセー
ジ表示を車載の故障状態表示装置104によって行う
(ステップS405)。
【0031】これにより、運転者は、故障状態表示装置
104の画面表示により、故障の状態を的確に知ること
ができ、画面表示の警告に従って行動すれば、エンジン
停止などの重大な故障が発生する前に修理を行い、走行
不能に陥るような危険を未然に回避できるようになる。
なお、本例では、ディスプレイを用いた方法について説
明したが、別の形態として、故障状態通知装置として重
大な故障時にのみ点灯するアラームライトを用いてもよ
い。
【0032】また、故障分析装置103は、車載の故障
診断装置101から故障コード等を無線通信等によって
受け取れることができれば、必ずしも車内に搭載される
必要がなく、車両故障等を一括管理するような情報管理
センタ等の車両外部の設備に設置されてもよい。
【0033】(実施の形態2)図5は本発明による車両
診断システムの実施の形態2を示している。車両500
は、車両の制御系等の状態より排気悪化を引き起こす故
障等の各種の故障を検出する故障診断装置(OBD装
置)501と、車両(自車)の走行位置を検出する位置
検出装置502と、表示装置503と、無線通信用の送
信機504および受信機505と、無線通信用アンテナ
506とを有している。故障診断装置501は、故障部
品の状況等、検出した故障内容を示す予め定義された故
障コードと、そのとき(故障発生時)の車両エンジンの
運転状態(回転数、燃料噴射料、空気流量等)を示すF
FDを出力する。
【0034】位置検出装置502は、GPS(Global P
ositioning System)と呼ばれている衛星航法システム
を用いたもの等で構成され、車両(自車)の走行位置を
検出して自車の走行位置情報を出力する。GPSは、地
図データを有する車載のナビゲーション装置のものであ
ってもよく、この場合には、表示装置503はナビゲー
ション装置用のものと兼用でき、表示装置503には、
後述する故障情報以外に、地図表示と共に自車位置が表
示される。
【0035】送信機504は、自車を特定するID情報
と共に、故障診断装置501が出力する故障コード(診
断結果情報)およびFFDと、位置検出装置502によ
り検出された走行位置情報とを無線通信により無線基地
局510経由で情報管理センタ520へ送信する。
【0036】受信機505は、送信機504によって送
信した故障コード、FFD、走行位置情報等により決ま
る故障の重大さに応じてランク付けされた表示方法・内
容による故障表示を行うための表示情報を情報管理セン
タ520より無線基地局510経由で無線通信により受
信する。
【0037】表示装置503は受信機505が受信した
表示情報による故障表示を行う。無線基地局510は、
無線通信用の受信機511と送信機512とを有し、通
信ネットワーク530によって情報管理センタ520と
双方向にデータ通信可能に接続される。
【0038】情報管理センタ520は、サーバクラスの
コンピュータによって車両故障の情報管理装置をなすも
のであり、ファイアウォール521と、故障分析装置5
22と、車両情報データベース523と、修理場情報デ
ータベース524と、故障・修理情報データベース52
5とを有している。
【0039】故障分析装置522は、故障コード、FF
Dから故障内容(故障状態)を分析し、故障内容と故障
発生の車両の走行位置とに応じて予め設定されたランク
付けデータに従って故障状態のランク付けを行い、ラン
ク付けされたランクに応じて異なる表示方法・内容を設
定する。なお、故障分析装置522は、車両情報データ
ベース523より得られる故障発生車の車種、型式の情
報を加味して故障内容を分析することもできる。故障分
析装置522に設定されるランク付けデータは、故障内
容を故障の重大さに応じてランク付けしたものであり、
ランク付けする故障の重大さは、故障修理を行う緊急度
と、故障発生の車両の走行位置に関する要件を含んでい
る。
【0040】図6は故障分析装置522に設定されるラ
ンク付けデータの一例を示している。ここでは、普通と
緊急の二つに故障をランク付けした。重大な故障(高ラ
ンク故障)とは、排気悪化を引き起こし、かつ走行に支
障をきたすか、放置すると、さらなる故障を引き起こ
し、これが今後の走行に支障をきたす可能性が高い故障
や、車両の位置(走行位置)によっては、危険であると
判断される故障であるとする。
【0041】重大故障の判定例としては、失火(点火
系)、吸入空気流量を計測するエアフローメータ、スロ
ットルセンサ等の故障、トランスミッション(動力伝達
系)の故障、エンジン制御ユニット(ECU)の故障等
や、バッテリ上がりによるエンジン停止(渋滞が多い市
街地でのバッテリ電圧低下)、寒冷地や砂漠地帯での車
載空気調和装置の故障等環境によっては重大とされるも
の等がある。これに対し、通常の故障とは、実施の形態
1のものと同様に、排気悪化を引き起こすが、走行に大
きい影響を与えない故障であるとする。
【0042】通常故障の判定例としては、排気の後処理
系(触媒,空気センサ、触媒暖機装置)に関するものが
あり、具体例としては、触媒コンバータの排気浄化効率
の低下、触媒コンバータの暖機デバイスの故障などの故
障がある。車両情報データベース523は、登録されて
いる車両のID情報を検索キーとして、車種、型式、年
式等の車両情報を格納している。
【0043】修理場情報データベース524は、各修理
工場540毎に、所在情報、修理可能項目、部品在庫情
報、整備待ち情報等を格納している。故障・修理情報デ
ータベース525は、修理工場540に修理を依頼する
ための車両の故障・修理情報を格納している。情報管理
センタ520は、ファイアウォール521、通信ネット
ワーク530を介して修理工場540の端末機器541
と双方向にデータ通信可能に接続される。
【0044】端末機器541は、部品の在庫情報を蓄え
ており、部品在庫情報を情報管理センタ520に定期的
に通知する。また、端末機器541には監視カメラ54
2が接続されており、端末機器541は、監視カメラ5
42により撮影された整備場の撮像データより整備場の
空き情報、換言すれば、整備待ち情報を生成し、この情
報も情報管理センタ520に定期的に通知する。
【0045】これにより、情報管理センタ520の修理
場情報データベース524が定期的に更新され、修理場
情報データベース524は、各修理工場540毎に、最
新の部品在庫情報、整備待ち情報を保持する。また、端
末機器541には、CRT、LCD等による表示装置5
43が接続されており、表示装置543には情報管理セ
ンタ520より送信される入庫対象の車両の故障・修理
情報が画面表示される。
【0046】つぎに、図7に示されているタイムチャー
トを参照して車両500、情報管理センタ520、修理
工場540の各々の動作と、これらの間の通信について
説明する。図7は、時間経過を上から下に取り、車両5
00と情報管理センタ520と修理工場540との間の
データ通信を時系列的に記載している。 (1)車両500の故障検出装置501が故障を検出す
ると、車両500のID情報、故障情報(故障コー
ド)、FFD、位置情報が情報管理センタ520に送信
される。 (2)情報管理センタ520が、車両500より、ID
情報、故障情報(故障コード)、FFD、位置情報を受
信すると、故障分析装置522が、受信した故障コー
ド、FFDから故障内容を分析し、故障内容と故障発生
の車両の走行位置とに応じて予め設定されたランク付け
データに従って故障状態のランク付けを行い、ランク付
けされたランクに応じて異なる表示方法・内容を設定
し、故障表示のためのデータをID情報送信元の車両5
00へ送信する。
【0047】(3)車両500が情報管理センタ520
よりの故障表示のためのデータを受信すると、車載の表
示装置503に故障情報が表示される。この故障情報の
表示は、故障分析装置522によって故障発生の走行位
置を考慮した故障の重大さに応じて決定されたランクに
応じて異なる表示方法・内容によるものになる。
【0048】(4)情報管理センタ520は、修理工場
540との定期的なデータ通信により部品在庫情報と整
備待ち情報を取得し、これらの最新情報を修理場データ
ベース524に蓄えている。情報管理センタ520は、
故障分析装置522によって分析された故障内容や車両
情報データベース523の車両情報等に従って修理場デ
ータベース524より、部品在庫情報や整備待ち情報を
考慮して、その故障を修理可能な修理工場を検索し、該
当する修理工場情報をID情報送信元の車両500へ送
信する。
【0049】(5)車両500が情報管理センタ520
より修理工場情報を受信すると、修理可能な修理工場が
表示装置503に表示される。 (6)車両500の運転者が表示装置503に表示され
た修理工場を選択すると、そのことが情報管理センタ5
20に通知され、情報管理センタ520が修理工場54
0との間のデータ通信によって受け入れを確認し、受け
入れ承諾を得れば、情報管理センタ520が車両500
に対してその修理工場540へのルート表示許可を出
す。これにより、車両500の表示装置503に現在位
置より修理工場540へのルート表示が行われる。車両
500が地図データを有するナビゲーション装置を装備
していれば、修理工場を目的地に設定して道順案内を画
面表示することができる。
【0050】(7)情報管理センタ520は、故障した
車両500の位置情報を修理可能な修理工場540へ送
信する。これにより、修理工場540の表示装置543
には故障した車両500の位置が表示される。このこと
は、故障車両の走行位置に応じて故障車両の受け入れ準
備を行ったり、故障した車両500が走行不能で、修理
工場540より故障車両がいる場所に出向く必要がある
場合に有用である。
【0051】(8)情報管理センタ520は、修理依頼
した修理工場540に対して車両の故障・修理情報を送
信する。これにより、故障した車両500が修理工場5
40に入庫すると、修理工場540の表示装置543に
故障状態と修理情報が表示される。これにより、修理工
場540では、車種別のモニタリングツールを用意する
必要がなくなり、修理コストを低減できる。
【0052】上述の処理により、故障診断装置から得ら
れる故障情報に加えて、車両の位置情報や修理工場の情
報を用いて、より速やかに適切な修理が可能となる。つ
ぎに、情報管理センタ520の故障分析装置522の動
作を図8に示されているフローチャートを参照して説明
する。
【0053】車両500より、ID情報、OBD情報
(故障コード等)を受信すると(ステップS801肯
定)、ID情報、故障コードおよびGPS情報から車両
の位置を取得する(ステップS802)。つぎに、取得
した故障コードと位置情報から故障分析処理を行い(ス
テップS803)、故障部位および故障状態を表示する
(ステップS804)。
【0054】つぎに、故障ランクが高ランク(緊急)で
あるかを判別する(ステップS805)。故障ランクが
高ランク(緊急)である場合には(ステップS805肯
定)、緊急誘導処理を行い(ステップS806)、そう
でない場合には(ステップS805否定)、通常誘導処
理を行う(ステップS807)。
【0055】緊急誘導処理が行われた場合には、図9
(a)に示されているように、重大な故障で、修理に緊
急性があることの表示と、最寄りの修理工場まで案内す
る表示が車載の表示装置503に行われる。図9(a)
に示されている画面表示において、運転者がカーソルC
によってルート表示を選択すると、最寄りの修理工場ま
でのルートが画面表示される。これに対し、通常誘導処
理が行われた場合には、図9(b)に示されているよう
に、修理可能な修理工場の作業空き状況、修理に必要な
部品の在庫、修理費用を元に複数の修理工場が運転者の
故障状態処理装置に示される。
【0056】ナビゲーション装置を搭載している場合に
は、修理工場の位置を地図上に表示し、修理工場までの
ルートを表示することも可能である。例えば、運転者が
カーソルによって修理工場を選択すると、情報管理セン
タ520は修理工場540が受け入れ可能な状態である
かを確認し、修理工場540までのルートを表示させれ
ばよい。またこのとき、故障状況が悪化しないように、
急な坂道を通らないルート、あるいは市街地を離れたル
ートを表示することが好ましい。
【0057】また修理工場に故障車の位置を連絡するこ
とで、走行が困難な故障の場合には車の引き取りが容易
となり、故障状態がわかっているので、部品交換などの
簡単な修理は現地でも可能となる。さらに、修理情報
(修理方法)を車両に搭載してある故障状態表示装置に
表示することもでき、この場合、運転者と管理会社(情
報管理センタ)の間で、故障が起こったときのサービス
を運転者が選択することが可能である。
【0058】たとえば、故障時には整備・修理工場を案
内するサービスと、運転者自身に修理情報を提供するサ
ービスが選択できれば、故障の度合いによって修理を自
分で行うか、整備・修理工場に依頼したりするかを決め
ることができ、コストおよび時間を節約することができ
る。
【0059】このためには、情報管理会社が運転者に提
供するサービスによって料金を変えればよい。例えば、
運転者に整備・修理工場を紹介する場合と、運転者自身
が修理を行う場合とのサービス料金を変えることで、適
切なコストで運転者にサービスを提供できる。
【0060】またサービス料金は提供する情報によって
変えてもよい。たとえば、故障通知に関しては基本料金
に含まれるが、修理に必要な部品情報(この場合は新品
部品の在庫に限らず、中古部品の在庫も含む)や部品の
取付・取外情報、修理工場情報のそれぞれに対して課金
するシステムでもよい。一方、情報管理会社が、修埋工
場に対して行うサービスとしては、顧客紹介と修理情報
の提供と部品情報の提供があり、同様にサービス内容に
よって課金するシステムを構築可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明による車両の故障診断システムお
よび車両故障の情報管理装置によれば、故障発生時に
は、専門的な知識を必要とすることなく、運転者が故障
の重大さを的確に把握でき、エンジン停止等の重大な事
態に陥ることを未然に回避することができ、また、故障
発生時に運転者が適切な修理工場の情報を得ることがで
きるので、故障が発生しても速やかに故障を修理するこ
とが可能となる。また修理工場もしくは運転者自身に故
障状態と修理情報が提供することにより、適切なコスト
および望ましい時間で修理を行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両の故障診断システムの実施の
形態1を示すブロック図である。
【図2】本発明による車両の故障診断システムにおける
故障ランク付けデータの一例を示す説明図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明による車両の故障診断
システムにおける画面表示例を示す図である。
【図4】本発明による車両の故障診断システムの動作フ
ローを示すフローチャートである。
【図5】この発明による車両の故障診断システムの実施
の形態2を示すブロック図である。
【図6】本発明による車両の故障診断システムにおける
故障ランク付けデータの一例を示す説明図である。
【図7】車両と情報管理センタと修理工場の各々の動作
を示すタイムチャートである。
【図8】情報管理センタで行われる故障状態の分析動作
のフローチャートである。
【図9】(a)、(b)は本発明による車両の故障診断
システムにおける画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
101 故障診断装置 103 故障分析装置 104 故障状態表示装置 500 車両 501 故障診断装置 502 位置検出装置 503 表示装置 510 無線基地局 520 情報管理センタ 522 故障分析装置 523 車両情報データベース 524 修理場情報データベース 525 故障・修理情報データベース 530 通信ネットワーク 540 修理工場 541 端末機器 542 カメラ 543 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/22 F02D 41/22 301M 45/00 345 45/00 345Z 376 376H G05B 23/02 G05B 23/02 T 301 301X (72)発明者 高久 豊 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 櫻井 康平 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3D044 BA20 BD01 3G084 DA27 DA30 DA31 DA33 EB22 EB23 FA03 FA07 FA10 FA13 FA33 FA35 3G093 BA10 BA11 BA12 BA24 BA25 CA12 CB14 DA01 DA06 DA09 DB19 EC01 3G301 JB01 JB02 JB03 JB04 JB09 JB10 PA01B PA01Z PA11B PB03Z PE01Z PE09B PF00Z PF07B PG01B 5H223 AA10 EE06 EE11 EE17 EE30 FF03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状態より各種の故障を検出し、検
    出した故障内容に応じた診断結果情報を出力する故障診
    断手段と、 前記故障診断手段によって検出される故障内容を故障の
    重大さに応じて予めランク付けしたランク付けデータを
    含み、前記故障診断手段より前記診断結果情報を入力
    し、診断結果情報が示す故障内容のランクを前記ランク
    付けデータに基づいて決定し、その決定ランクに応じて
    異なる表示方法・内容を設定する故障分析手段と、 前記故障分析手段によって設定された表示方法・内容に
    応じた故障表示を行う表示器と、 を有していることを特徴とする車両の故障診断システ
    ム。
  2. 【請求項2】 車両の状態より各種の故障を検出し、検
    出した故障内容に応じた診断結果情報を出力する故障診
    断手段と、 車両の走行位置を検出する位置検出手段と、 前記故障診断手段が出力する診断結果情報と前記位置検
    出手段により検出された走行位置情報とを無線通信によ
    り送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信した診断結果情報と走行位置
    情報とにより決まる故障の重大さに応じてランク付けさ
    れた表示方法・内容による故障表示を行うための表示情
    報を外部の情報管理装置より無線通信により受信する受
    信手段と、 前記受信手段が受信した表示情報による故障表示を行う
    表示器と、 を有していることを特徴とする車両の故障診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 故障内容をランク付けする故障の重大さ
    は、故障修理を行う緊急度の要件を含んでいることを特
    徴とする請求項1または2に記載の車両の故障診断シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記表示情報は故障内容に対応できる修
    理工場の情報を含んでいることを特徴とする請求項2に
    記載の車両の故障診断システム。
  5. 【請求項5】 前記表示情報は故障内容に応じた修理方
    法の情報を含んでいることを特徴とする請求項2に記載
    の車両の故障診断システム。
  6. 【請求項6】 前記表示情報として故障内容に対応でき
    る修理工場の情報とは故障内容に応じた修理方法の情報
    をユーザが選択できることを特徴とする請求項2に記載
    の車両の故障診断システム。
  7. 【請求項7】 前記故障診断手段は、オン・ボード・ダ
    イアグノシス装置であり、前記診断結果情報は、故障内
    容に応じて設定されたコード信号であることを特徴とす
    る請求項1〜6何れか1項に記載の車両の故障診断シス
    テム。
  8. 【請求項8】 車両搭載の故障診断手段より診断結果情
    報を受信すると共に、車両搭載の位置検出手段より車両
    の走行位置情報を受信し、診断結果情報と走行位置情報
    より故障の重大さに応じたランク付けを行い、ランク付
    けに応じて異なる表示方法・内容による故障表示を行う
    ための表示情報を送信することを特徴とする車両故障の
    情報管理装置。
  9. 【請求項9】 修理工場情報を有し、故障表示を行うた
    めの表示情報に併せて修理工場情報を送信することを特
    徴とする請求項8に記載の車両故障の情報管理装置。
  10. 【請求項10】 修理工場とのデータ通信によって修理
    依頼先の車両の故障・整備情報をデータ通信によって修
    理受け入れ受諾の修理工場へ送信することを特徴とする
    請求項8または9に記載の車両故障の情報管理装置。
  11. 【請求項11】 修理工場とのデータ通信によって修理
    工場の部品在庫、整備待ち状況の情報を取得し、修理工
    場の部品在庫情報、整備待ち状況の情報、もしくは、運
    転者自身が修理できる情報を考慮して修理工場情報を送
    信することを特徴とする請求項9に記載の車両故障の情
    報管理装置。
  12. 【請求項12】 前記各修理工場情報は、その情報自体
    の提供料金、及び、各修理に伴う料金を情報として併せ
    て提供することを特徴とする請求項11に記載の車両故
    障の情報管理装置。
  13. 【請求項13】 車両故障の情報管理装置とのデータ通
    信によって情報管理装置より車両の故障・整備情報を受
    信し、該故障・整備車両の受け入れ受諾に基づき整備受
    け入れ対象の車両の位置情報を受信することを特徴とす
    る修理工場。
  14. 【請求項14】 部品在庫情報と整備待ち情報と有し、
    該部品在庫情報と整備待ち情報とは、前記情報管理装置
    に通信可能に接続されていることを特徴とする請求項1
    3に記載の修理工場。
  15. 【請求項15】 故障・整備車両の受け入れ受諾は、前
    記部品在庫情報と整備待ち情報に基づいて行われること
    を特徴とする請求項14に記載の修理工場。
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