JP2006184051A - 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法 - Google Patents

車載式故障診断システムの検査装置および検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006184051A
JP2006184051A JP2004375624A JP2004375624A JP2006184051A JP 2006184051 A JP2006184051 A JP 2006184051A JP 2004375624 A JP2004375624 A JP 2004375624A JP 2004375624 A JP2004375624 A JP 2004375624A JP 2006184051 A JP2006184051 A JP 2006184051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
processing
diagnosis system
control unit
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004375624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4556666B2 (ja
Inventor
Mitsuharu Yamamoto
光治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004375624A priority Critical patent/JP4556666B2/ja
Publication of JP2006184051A publication Critical patent/JP2006184051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4556666B2 publication Critical patent/JP4556666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】 故障部品との交換を必要とせず、また、何度でも故障状態を再現して、OBDシステムの診断機能を確認できる診断機能確認装置を提供する。
【解決手段】 車両各部50を作動させるアクチュエータ12と、車両各部50の状態を検出するセンサ14と、アクチュエータ12を用いて車両各部50を制御すると共にセンサ14の検出結果に基づいて故障の有無を判断するECU18と、を含むOBDシステム10を検査する検査装置20であって、ECU18に入出力される信号を加工し、加工した信号によりECU18が異常と判断したかを確認し、ECU18が異常と判断しなかった場合、加工条件を変更するCPU32を有するOBDシステム10の検査装置20。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車載式故障診断システムの検査装置および検査方法に関する。
近年、自動車には、車載式故障診断(OBDシステム:On Board Diagnosis)システムが取り付けられている(たとえば、特許文献1参照)。
OBDシステムとは、車両各部の異常を検出し、異常発生時に警告灯などを点灯して運転者に知らせ、故障内容を記憶保持する装置である。OBDシステムは、各部をセンサにより監視し、センサからの情報に基づいて制御装置(ECU)により故障を判断する。
OBDシステムは車両の不具合を検出し、それを運転者に知らせる装置であることから、確実に動作することが求められる。したがって、量産車両を用いて実際に故障状態を再現し、OBDシステムが正常に機能していることを確認することが求められる。
このため、従来では、検査対象となる部品を故意に故障したものと交換して、故障状態を再現している。
特開2003−22330号公報
しかし、上記のように正常部品を故障部品に取り替えて故障状態を再現する場合、次のような問題がある。
車種ごとに診断基準が異なる。したがって、車種ごとに異なる特性の部品が必要になる。それにも関わらず、機能確認を行う車種はランダムに指定される。したがって、指定車種に合わせて、故障部品を手配しなくてはならず、部品単価が非常に高くなってしまう。
また、異常部品への交換には、多大な工数が必要となってしまう。部品を交換するために作業環境が整った設備が必要となってしまう。
さらに、手配した故障部品に交換しても、車両ばらつきにより故障状態を再現できない場合がある。そのため、特性が微妙に異なる故障部品を数多く用意しなくてはならない。コストの増大を伴ってしまう。
加えて、OBDシステムの診断テストには、一度異常を検出した後、その状態がエンジン再始動時にも再検出される場合に、初めて、警告灯を点灯するものがある。エンジンを一度停止すると、車両条件が変化するので、2度目の検出が困難になることがある。たとえば、低温時のエンジンに対する診断テストでは、一度目の検査の際に暖まってしまったエンジンが冷えるまで待たなくてはならない。これでは、作業効率が悪い。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、故障部品との交換を必要とせず、また、何度でも故障状態を再現して、OBDシステムの診断機能を確認できる診断機能確認装置および診断機能確認方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の車載式故障診断システムの検査装置は、車両各部を作動させる作動部と、車両各部の状態を検出する検出部と、前記作動部を用いて車両各部を制御すると共に前記検出部の検出結果に基づいて故障の有無を判断する車両制御部と、を含む車載式故障診断システムを検査する検査装置であって、前記車両制御部に入出力される信号を加工する加工手段と、前記加工手段による信号の加工により前記車両制御部が異常と判断したかを確認する確認手段と、前記車両制御部が異常と判断しなかった場合、前記加工手段による加工条件を変更する加工条件変更手段と、を有する。
(2)本発明の車載式故障診断システムの検査方法は、車両各部を作動させる作動部と、車両各部の状態を検出する検出部と、前記作動部を用いて車両各部を制御すると共に前記検出部の検出結果に基づいて故障の有無を判断する車両制御部と、を含む車載式故障診断システムを検査する検査方法であって、前記車両制御部に入出力される信号を加工する加工工程と、信号の加工により前記車両制御部が異常と判断したかを確認する確認工程と、前記車両制御部が異常と判断しなかった場合、前記加工工程における加工条件を変更する加工条件変更工程と、を有する。
(1)本発明の車載式故障診断システムの検査装置によれば、加工手段により信号を加工するので、車両各部を実際に故障部品と交換しなくても、故障時の信号を車両制御部に送信でき、故障状態を再現できる。これにより、車載式故障診断システムが正常に機能しているかどうかを容易に検査できる。
また、車両制御部が異常と判断するまで、加工手段による加工条件を変更していくので、車両や部品のばらつきによる診断基準の誤差の影響を受けることなく、車両制御部が故障と判断する故障状態を再現できる。さらに、周辺温度などの外的要因による診断基準の誤差にも影響されずに、故障状態を再現できる。
加えて、車両制御部が異常と判断するまで、加工手段による加工条件を変更していくので、実際ではすぐに再度の故障状態を再現できないような診断でも、即座に故障状態を再現できる。
(2)本発明の車載式故障診断システムの検査方法によれば、車両制御部に入出力される信号を加工するので、車両各部を実際に故障部品と交換しなくても、故障時の信号を車両制御部に送信でき、故障状態を再現できる。これにより、車載式故障診断システムが正常に機能しているかどうかを容易に検査できる。
また、車両制御部が異常と判断するまで、加工条件を変更していくので、車両や部品のばらつきによる診断基準の誤差の影響を受けることなく、車両制御部が故障と判断する故障状態を再現できる。さらに、周辺温度などの外的要因による診断基準の誤差にも影響されずに、故障状態を再現できる
加えて、車両制御部が異常と判断するまで、加工条件を変更していくので、実際ではすぐに再度の故障状態を再現できないような診断でも、即座に故障状態を再現できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態に係る車載式故障診断システムの検査装置は、車両に搭載された車載式故障診断システム(以下、OBDシステムと称する)が正常に機能しているかどうかを検査するために用いる装置である。
図1はOBDシステムおよび検査装置の該略図である。
まず、検査対象となるOBDシステム10について説明し、その後に、検査装置20について説明する。
(OBDシステム)
OBDシステム10は、車両に搭載され、車両の各部を制御しつつ、該各部の状態を検出する。このとき、OBDシステム10は、複数の診断テストを実行して、各部が制御通りに機能しているかを調べる。そして、検出結果に基づいて故障の有無を判断する。故障が発生すると、OBDシステム10は、運転者に見えるように警告灯を点灯する。
診断テストには、様々なものがある。たとえば、1回でも異常値が検出されたら、直ちに、故障と判断して警告灯を点灯するものがある。以下では、このような診断テストを、1トリップ診断テストという。また、異常値が検出されてから、エンジンの再始動後に、継続して異常値が検出されて、初めて警告灯を点灯するものがある。以下では、このような診断テストを、2トリップ診断テストという。
OBDシステム10は、車両の駆動のために各部50を制御する各種アクチュエータ(作動部)12と、各部50の状態を検出するセンサ(検出部)14と、アクチュエータ12およびセンサ14から延びる配線16と、OBDシステム10全体を制御する車両制御部(以下、ECUという)18とを含む。
アクチュエータ12は、車両の各部に設けられており、ECU18からの指令値に基づいて各部の動作を制御する。たとえば、エンジン50に取り付けられているアクチュエータ12は、エンジンにおける燃料の噴出量などを制御する。
センサ14は、車両各部に取り付けられており、各部の状態を監視する。たとえば、図1に示すように、センサ14a、14bが車両に取り付けられている。センサ14aは、エンジンにおける燃料の噴出量をパルス値として検出し、ECU18にフィードバックする。また、センサ14bは、エンジン50から排出される酸素量を検出し、ECU18にフィードバックする。
配線16は、アクチュエータ12およびセンサ14から延びており、検査装置20に接続されている。配線16は、通常は、直接ECU18に直接接続されている。しかし、検査装置20を用いた検査時には、ECU18から引き抜かれて、検査装置20の端子に接続される。
ECU18は、通常、配線16に直接接続されている。ECU18は、検査装置20を介して、車両各部50の制御のためにアクチュエータ12に指令値を出力したり、各部50を直接制御したりする。また、ECU18は、車両各部50に取り付けられているセンサ14の検出結果に基づいて、各部が正常に機能しているか否かを判断する。異常があると判断した場合、ECU18は、図示しない警告灯を点灯させて、異常の発生を運転者に知らせる。このように、ECU18では、各部を制御するための出力系データや、センサ14からフィードバックされた入力系データが入出力されている。
ただし、OBDシステム10を検査する際には、ECU18は、検査装置20から延びるコネクタ22に接続されている。これにより、ECU18が送受信する信号が検査装置20を必ず通過する。
(検査装置)
図2は、検査装置の概略構成を示すブロック図である。
検査装置20は、図1に示すように、アクチュエータ12およびセンサ14から延びる配線16が接続され、コネクタ22によりECU18に接続されている。
検査装置20は、図2に示すように、デジタル入力回路24、デジタル出力回路26、アナログ入力回路28、アナログ出力回路30、CPU32およびメモリ34を有する。
デジタル入力回路24は、ECU18がアクチュエータ12に対して出力したデジタル信号(指令値)を受信する回路である。デジタル入力回路24は、受信した信号をCPU32に渡す。
デジタル出力回路26は、CPU32を介してデジタル入力回路24から受信した信号をアクチュエータ12に出力する。アクチュエータ12は、信号に従って、車両各部50を制御する。信号に従って駆動した各部の様子は、センサ14によって検出される。
アナログ入力回路28は、センサ14が検出したアナログ信号を受信し、CPU32に送信する。
アナログ出力回路30は、CPU32を介してアナログ入力回路28から受信した信号をECU18に送信する。ECU18は、アナログ出力回路30からの信号に基づいて、異常か否かを判断する。
CPU32は、加工手段として、デジタル信号やアナログ信号を加工して、アクチュエータ12やECU18に出力する。また、CPU32は、確認手段として、加工した信号の影響によりECU18が異常と判断したかを確認する。このため、CPU32は、常時、ECU18による診断結果を受信している。さらに、CPU32は、加工条件変更手段として、ECU18の診断結果が異常検知でない場合、デジタル信号およびアナログ信号の加工条件を変更する。加工条件の変更としては、加工度合いを向上して、ECU18に入出力される信号をより大きく加工する。
メモリ(記憶部)34は、ECU18による診断結果が異常検知である場合、CPU32により信号を加工した加工条件を記憶する。メモリ34に記憶された加工条件は、CPU32によって自在に取り出せる。
(作用)
次に、検査装置20を用いて、OBDシステムを検査する際の手順について説明する。
図3はOBDシステムの検査手順を示すフローチャート、図4は燃料噴射量診断テスト時の信号の加工例を示す図、図5は燃料噴射量の加工例を示す図である。
まず、OBDシステム10によって実行される診断テストのうち、どの診断テストにおいてECU18を故障状態と認識させるかが選択される(ステップS1)。たとえば、診断テストには、予め適当な順番が付けられており、該順番に選択される。
CPU32は、ECU18に入出力される信号を加工する加工演算係数を向上する(ステップS2)。加工演算係数とは、信号を加工する割合を示す係数である。たとえば、ステップS1において燃料噴射量診断テストが選択され、ECU18からイグニッション(アクチュエータ)に100%の燃料噴射を指示する信号が出力されたとする。ここで、100%の燃料噴射量に対して乗算する係数が加工演算係数である。たとえば、図4に示すように、100%の燃料噴射量に0.99を乗算して、燃料噴射量を99%とする。
燃料噴射量を加工する具体的な手法としては、図5に示すように、イグニッションに送信する燃料噴射パルスを変更する。すると、図中左に示す正常な燃料噴射パルスが、図中右に示すように変更される。すると、点火パルスが小さくなり、センサ14により検出される波形も小さくなる。
このように燃料噴射量を加工すると、センサ14による検出結果も変わる。この検出結果を見てECU18が異常と判断したか否かが、CPU32によって監視される(ステップS3)。
ECU18が異常と判断しない場合(ステップS3:NO)、ステップS2の処理に戻り、さらに加工演算係数を向上する。たとえば、燃料噴射量が98%にされる。
ECU18が異常と判断した場合(ステップS3:YES)、そのときの加工演算値がメモリ34に記憶される(ステップS4)。ここで、ECU18が異常と判断するときは、たとえば、図4に示すように、ステップS2の繰り返しにより燃料噴射量が次第に低下されて、所定値以下になったときである。所定値以下になったときに、ECU18は異常を判断するための診断カウンタをカウントアップするので、CPU32は、診断カウンタを監視して、ECU18が異常と判断したか否かを判断する。
続けて、CPU32は、ステップS1で決定した診断内容が2トリップ診断テストか否かを判断する(ステップS5)。
2トリップ診断テストでない場合(ステップS5:NO)、ステップS9の処理に進む。たとえば、燃料噴射量テストは、1トリップ診断テストなので、ECU18により1度診断カウンタがカウントアップされると、警告灯が点灯される(ステップS9)。
一方、2トリップ診断テストである場合(ステップS5:YES)、エンジン再始動後にも異常状態が持続されていて、初めて警告灯を表示するので、一旦エンジンが停止された後、再始動される(ステップS6)。エンジン再始動の動作は、作業者により実行される。
そして、ステップS4において記憶された加工演算値がメモリ34から読み出される(ステップS7)。読み出された加工演算値に基づいてECU18に入出力される信号が加工され、故障状態が再現される(ステップS8)。
故障状態の再現により、ECU18により診断テストの結果が異常と判断され、正常にOBDシステム10が機能していれば、警告灯が点灯される(ステップS9)。作業者により、警告灯の点灯などが確認される。ここで、ECU18が異常と判断しているにも関わらず、警告灯の点灯などがない場合には、OBDシステム10が正常に機能していないことが作業者にわかる。
(効果)
以上のように、検査装置20によれば、ECU18に入出力される信号を加工するので、車両各部を実際に故障部品と交換しなくても、故障時の信号をECU18に送信でき、故障状態を再現できる。これにより、OBDシステム10が正常に機能しているかどうかを容易に検査できる。
また、ECU18が異常と判断するまで、CPU32により加工条件を変更していくので、検査装置20が予め車種ごとの診断基準を記憶しなくても、必ず故障状態を再現できる。同じ車種であって部品のばらつきにより診断基準が変わる場合にも、診断基準の誤差に影響を受けることなく、故障状態を再現できる。さらに、周辺温度などの外的要因による診断基準の誤差にも影響されずに、故障状態を再現できる。
加えて、ECU18が異常と判断するまで、加工手段による加工条件を変更していくので、該加工条件を再度使用することによって、実際ではすぐに再度の故障状態を再現できないような診断でも、即座に故障状態を再現できる。
検査装置20は、アクチュエータ12やセンサ14と、ECU18との間に接続されるので、ECU18に入出力される信号を確実に加工できる。
検査装置20には、メモリ34が含まれるので、2トリップ診断テストを実行する場合、最初の診断テスト時の加工条件を記憶できる。記憶した加工条件を2度目の診断テスト時に読み出すことによって、容易に故障状態を再現できる。たとえば、水温範囲が定められている診断の場合、従来では、最初の診断テストの後、再度水温が検出範囲に戻るまで車両を放置しなくてはならない。しかし、メモリ34から加工条件を読み出してECU18に入出力する信号を加工することによって、即座に故障状態を再現できる。これにより、何度でも故障状態を容易に再現できる。
(診断テスト例)
なお、上記実施形態では、ECU18が故障状態と判断するまで、燃料噴射量を次第に低下させて、故障状態を再現する例を示している。しかし、診断テストには他にも様々な種類がある。
図6はサーモスタット診断テスト時の信号の加工例を示す図である。
診断テストには、たとえば、2トリップ診断テストであるサーモスタット診断テストがある。
OBDシステム10がサーモスタット診断テストを実行する場合、サーモスタットからECU18に入力される水温値を示す信号を図6に示すように、徐々に向上させていく。加工した水温値がサーモスタット異常検出範囲に入って、ECU18が異常と判断するまで加工度合いの向上を続ける。ECU18が異常と判断して診断カウンタをカウントアップした時点の加工条件を記憶する。
これによって、2度目の診断テスト時には、実際の水温が異常なしサーモスタットの検出範囲外であっても、水温が戻るまで待つ必要がない。故障状態を即座に再現できる。
このように、他のいかなる診断テストにも、検査装置20は適応できる。
OBDシステムおよび検査装置の該略図である。 検査装置の概略構成を示すブロック図である。 OBDシステムの検査手順を示すフローチャートである。 燃料噴射量診断テスト時の信号の加工例を示す図である。 燃料噴射量の加工例を示す図である。 サーモスタット診断テスト時の信号の加工例を示す図である。
符号の説明
10…システム、
12…アクチュエータ、
14、14a、14b…センサ、
16…配線、
20…検査装置、
22…コネクタ、
24…デジタル入力回路、
26…デジタル出力回路、
28…アナログ入力回路、
30…アナログ出力回路、
34…メモリ、
50…車両各部。

Claims (9)

  1. 車両各部を作動させる作動部と、車両各部の状態を検出する検出部と、前記作動部を用いて車両各部を制御すると共に前記検出部の検出結果に基づいて故障の有無を判断する車両制御部と、を含む車載式故障診断システムを検査する検査装置であって、
    前記車両制御部に入出力される信号を加工する加工手段と、
    前記加工手段による信号の加工により前記車両制御部が異常と判断したかを確認する確認手段と、
    前記車両制御部が異常と判断しなかった場合、前記加工手段による加工条件を変更する加工条件変更手段と、
    を有する車載式故障診断システムの検査装置。
  2. 前記加工条件変更手段は、前記車両制御部が異常と判断しなかった場合、前記加工手段による加工度合いを向上する請求項1に記載の車載式故障診断システムの検査装置。
  3. 前記作動部および前記検出部と前記車両制御部との間に接続される請求項1または2に記載の車載式故障診断システムの検査装置。
  4. 前記車両制御部が異常と判断したときの前記加工手段の加工条件を記憶する記憶装置をさらに有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載式故障診断システムの検査装置。
  5. 前記車載式故障診断システムによる診断が複数回の異常を検出する診断である場合、2度目以降の診断の際に、前記記憶装置により記憶した加工条件に従って、前記信号が加工される請求項4に記載の車載式故障診断システムの検査装置。
  6. 車両各部を作動させる作動部と、車両各部の状態を検出する検出部と、前記作動部を用いて車両各部を制御すると共に前記検出部の検出結果に基づいて故障の有無を判断する車両制御部と、を含む車載式故障診断システムを検査する検査方法であって、
    前記車両制御部に入出力される信号を加工する加工工程と、
    信号の加工により前記車両制御部が異常と判断したかを確認する確認工程と、
    前記車両制御部が異常と判断しなかった場合、前記加工工程における加工条件を変更する加工条件変更工程と、
    を有する車載式故障診断システムの検査方法。
  7. 前記加工条件変更工程では、前記加工工程における信号の加工の度合いを向上する請求項6に記載の車載式故障診断システムの検査方法。
  8. 前記車両制御部が異常と判断したときの前記加工手段の加工条件を、記憶装置に記憶する記憶工程をさらに有する請求項6または7に記載の車載式故障診断システムの検査方法。
  9. 前記車載式故障診断システムによる診断が複数回の異常を検出する診断である場合、2度目以降の診断の際に、前記記憶装置により記憶した加工条件に従って、前記信号を加工する請求項8に記載の車載式故障診断システムの検査装置。
JP2004375624A 2004-12-27 2004-12-27 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法 Expired - Fee Related JP4556666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004375624A JP4556666B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004375624A JP4556666B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006184051A true JP2006184051A (ja) 2006-07-13
JP4556666B2 JP4556666B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=36737286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004375624A Expired - Fee Related JP4556666B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4556666B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100992817B1 (ko) 2008-11-24 2010-11-08 현대자동차주식회사 차량의 고장 진단기능 감지장치 및 방법
JP2014052358A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両用制御装置の検証装置
JP2018205193A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 本田技研工業株式会社 車両状態再現システム、車両状態再現方法及び車両状態再現プログラム
CN112327794A (zh) * 2020-10-15 2021-02-05 无锡沃尔福汽车技术有限公司 一种obd鲁棒性测试评估方法及装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566134A (en) * 1979-06-28 1981-01-22 Nissan Motor Co Ltd Diagnostic unit of controller for car
JPS60147552A (ja) * 1984-01-11 1985-08-03 Nippon Denso Co Ltd 自己診断機能を有する車両用制御装置
JPH02234860A (ja) * 1989-03-06 1990-09-18 Mazda Motor Corp 車両用故障診断装置
JPH03114942A (ja) * 1989-09-28 1991-05-16 Fuji Heavy Ind Ltd 車載コントロールユニットの異常検出装置
JPH0720007A (ja) * 1993-06-21 1995-01-24 Fujitsu Ten Ltd 自己診断機能を備えた車両制御用コンピュータシステム
JP2003022330A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Hitachi Ltd 車両の故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566134A (en) * 1979-06-28 1981-01-22 Nissan Motor Co Ltd Diagnostic unit of controller for car
JPS60147552A (ja) * 1984-01-11 1985-08-03 Nippon Denso Co Ltd 自己診断機能を有する車両用制御装置
JPH02234860A (ja) * 1989-03-06 1990-09-18 Mazda Motor Corp 車両用故障診断装置
JPH03114942A (ja) * 1989-09-28 1991-05-16 Fuji Heavy Ind Ltd 車載コントロールユニットの異常検出装置
JPH0720007A (ja) * 1993-06-21 1995-01-24 Fujitsu Ten Ltd 自己診断機能を備えた車両制御用コンピュータシステム
JP2003022330A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Hitachi Ltd 車両の故障診断システムおよび車両故障の情報管理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100992817B1 (ko) 2008-11-24 2010-11-08 현대자동차주식회사 차량의 고장 진단기능 감지장치 및 방법
JP2014052358A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両用制御装置の検証装置
JP2018205193A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 本田技研工業株式会社 車両状態再現システム、車両状態再現方法及び車両状態再現プログラム
CN112327794A (zh) * 2020-10-15 2021-02-05 无锡沃尔福汽车技术有限公司 一种obd鲁棒性测试评估方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4556666B2 (ja) 2010-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4274186B2 (ja) 故障診断装置および故障情報記録方法
JP2625148B2 (ja) 車載電子制御装置
JP6451550B2 (ja) 車載表示システム、制御装置、表示装置
JP4509098B2 (ja) モデルに基づくオンボード診断を行う装置および方法
JP2009037638A (ja) システムに対する制御装置および制御装置の駆動方法
JP6658391B2 (ja) 車両用映像表示システム
JP2006291730A (ja) 車両用診断装置
KR20080038755A (ko) 차량용 고장 정보 처리 시스템 및 방법
US20130158779A1 (en) Method for operating a fault diagnosis system of a vehicle and vehicle
EP2020497A2 (en) Electronic control unit
JPH09230929A (ja) 車載コントローラの故障診断方法及び装置
JP4556666B2 (ja) 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法
JP3918712B2 (ja) 故障診断機能判定装置
JP2004252963A (ja) 車両用通信ネットワークの故障診断方法
JP5641534B2 (ja) 車両の故障診断システム
JP2006177287A (ja) 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法
CN115610434A (zh) 一种车辆的安全性控制方法、装置、电子设备和存储介质
JP2007285758A (ja) 故障診断装置及び方法
JP7254827B2 (ja) 電子制御装置
JP2004151021A (ja) 車両用故障診断装置
JP7205245B2 (ja) 電子制御装置
JP2000035923A (ja) 異常検出方法および異常検出装置
JP2005014743A (ja) 車両用故障部品探知装置
JP2639103B2 (ja) 自動車用電子制御装置の故障診断装置
JP2005315235A (ja) 車載式故障診断システムの検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140730

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees