JP2002140797A - 車両状態監視装置及び車両管理用情報処理システム - Google Patents

車両状態監視装置及び車両管理用情報処理システム

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JP2002140797A
JP2002140797A JP2000335125A JP2000335125A JP2002140797A JP 2002140797 A JP2002140797 A JP 2002140797A JP 2000335125 A JP2000335125 A JP 2000335125A JP 2000335125 A JP2000335125 A JP 2000335125A JP 2002140797 A JP2002140797 A JP 2002140797A
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克夫 高橋
Yutaka Yamamoto
豊 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者による異常発生箇所の場所の探知を容
易にし、車両に関する具体的知識に乏しい場合でも、迅
速な対応を可能とする。 【解決手段】 本発明によれば、異常時のみでなく正常
時であっても監視対象の状態を監視する構成であり、し
かも、運転者に対しては監視対象の状態を状態情報表示
手段32により、表示画面13に視覚的に認知可能とし
ている。従って、運転者による異常発生箇所の場所の探
知を容易にし、車両に関する具体的知識に乏しい場合で
も、迅速な対応が可能となる。また、状態情報蓄積部1
23に、状態情報を履歴として蓄積可能であり、修理点
検時に過去の状態情報を参照することができ、より適切
な修理点検が可能となる。また、本発明の車両管理用情
報システムにおいては、蓄積した状態情報を参照するこ
とにより、車両や部品の特性を統計的にかつ正確に分析
して出力することができ、遠隔地において車両を適性に
管理することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の各種監視対
象を監視する車載用の車両状態監視装置及び車両を遠隔
管理する際に用いられる車両管理用情報処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両監視システムとして、例え
ば、特開平7−129894号公報には、車両の状況を
検出して故障を診断する故障診断装置と、故障の際にサ
ービスセンタ等への案内情報を表示する車両誘導装置と
を備え、異常が発生した場合には、音声メッセージによ
り運転者に知らせ、サービスセンタ等へ誘導するナビゲ
ーション情報を表示すると共に、必要に応じてサービス
センタ等と無線連絡する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術では、異常状況が発生しているか否かの運転者への通
知手段として、音声による通知手段を採用しているだけ
である。従って、自動車や機械部品に関する具体的知識
が乏しい場合には、異常状況の発生を音声により認識し
ても、それに対処することができない。特に、近年は、
自動車の改良が進み、例えば、オーバーヒート等の発生
頻度も以前の自動車と比較すれば減少しており、運転者
による走行前の日常点検の頻度も少なくなっている傾向
がある。このため、運転者がボンネットを開けること自
体も少なくなっており、音声により異常を認識しても、
あるいは、通常の自動車に搭載されている冷却水の水温
計等から異常を認識しても、異常発生箇所の場所さえ知
らない運転者も多い。
【0004】一方、上記公報に開示されている技術によ
れば、異常が発生すれば、とりあえず、センタ設備に通
知可能であるため、センタ設備から送信される処置情報
に従うことによって、運転者によってそれなりの処置も
可能である。しかしながら、センタ設備からの処置情報
によって対処するとしても、運転者が異常発生箇所の場
所さえ知らない場合には、まず、異常発生箇所の場所を
認知させることができる情報を通知する必要があり、処
置の迅速性に欠ける。
【0005】また、上記公報に開示された技術において
センタ設備への通信手段の起動は、車両に異常が発生し
た時のみである。従って、車両や各部品の具体的な特性
を統計的にかつ正確に分析したり管理したりすることに
は適さない。また、例えば、特定箇所について予定の耐
用期間よりも短い間隔で異常が発生している場合には、
その特定箇所だけでなく、他の箇所にも異常状況が付随
している可能性がある。もちろん、修理場等における整
備士による点検時に運転者がその旨を確実に伝えれば、
他の箇所における異常も含めて適切に改善される。しか
しながら、上記従来の技術では、特定箇所の異常状況が
改善されれば、その後はその箇所については正常と診断
されるため、過去に異常が発生したことなど、運転者が
既に忘れてしまっていることも多い。このため、運転者
から伝達されるべき車両の状況報告が不正確となり、専
門の整備士による点検によっても、特定箇所の過去の異
常発生に起因する他の箇所の異常状況の発生を看過して
しまう場合もある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、運転者による異常発生箇所の場所の探知を容易に
し、車両に関する具体的知識に乏しい場合でも、迅速な
対応を可能とすることを課題とする。また、異常状況に
対する対処情報はもとより、車両ごとや部品ごとの特性
分析等についても、遠隔地から適切に管理することを可
能とすることを課題とする。さらに、本発明は、状態情
報を蓄積し、より適切な修理点検を可能とすることを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、異常時のみ
でなく正常時であっても監視対象の状態を監視する一
方、運転者に対しては監視対象の状態を視覚的に認知可
能とし、また、状態情報を履歴として蓄積可能とするこ
とで、上記した各課題を解決できると考え、本発明を完
成するに至った。
【0008】すなわち、請求項1記載の本発明では、車
両の各種監視対象の状態を検出する状態検出手段により
検出された検出信号を受信し、該検出信号に基づく正常
か異常かの状態情報を監視対象別に視覚的に表示する状
態情報表示手段を具備することを特徴とする車両状態監
視装置を提供する。請求項2記載の本発明では、前記状
態情報表示手段は、各種監視対象の配設位置及び形状
を、車両の全体形状と共に記憶した車両画像記憶部を有
し、状態情報を表示する際には、該車両画像記憶部から
読み込んだ画像情報を表示し、この画像情報中に各種監
視対象ごとの状態情報を表示画面に表示させる機能を具
備することを特徴とする請求項1記載の車両状態監視装
置を提供する。請求項3記載の本発明では、前記車両画
像記憶部には、車両を任意に区分して各種監視対象の配
設位置及び形状を表示する拡大画像情報を含み、前記状
態情報表示手段により、選択された区分に対応する拡大
画像情報を読み込んで表示画面に表示可能であることを
特徴とする請求項2記載の車両状態監視装置を提供す
る。請求項4記載の本発明では、前記状態情報を記憶し
蓄積する状態情報蓄積部を有することを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1に記載の車両状態監視装置を提供
する。請求項5記載の本発明では、修理場の位置が示さ
れた地図情報を記憶した地図情報記憶部を有し、いずれ
かの監視対象についての前記状態情報が異常である場合
に、該地図情報記憶部にアクセスして適宜の修理場を選
択し、選択した修理場への案内経路を表示画面に表示可
能なナビゲーション手段を具備することを特徴とする請
求項1〜4のいずれか1に記載の車両状態監視装置を提
供する。請求項6記載の本発明では、走行距離又は使用
期間に基づくメンテナンス時期情報が記憶されたメンテ
ナンス時期情報記憶部を有すると共に、実際の走行距離
又は使用期間のデータと前記メンテナンス時期情報記憶
部に記憶されたメンテナンス時期情報とを比較し、次回
のメンテナンス時期を前記表示画面に表示させるメンテ
ナンス時期表示手段を有することを特徴とする請求項1
〜5のいずれか1に記載の車両状態監視装置を提供す
る。請求項7記載の本発明では、前記状態情報蓄積部に
蓄積された状態情報を参照し、前記メンテナンス時期表
示手段により表示する次回のメンテナンス時期を補正す
るメンテナンス時期補正手段を有することを特徴とする
請求項6記載の車両状態監視装置を提供する。請求項8
記載の本発明では、前記状態情報表示手段により表示さ
れる状態情報を、管理センタに設けられる車両管理用情
報処理システムに対し、無線通信回線を介して任意のタ
イミングで通知する通信手段を備えていることを特徴と
する請求項1〜7のいずれか1に記載の車両状態監視装
置を提供する。請求項9記載の本発明では、前記状態情
報が異常情報である場合に、管理センタ用の情報処理シ
ステムから送信される対処情報を前記通信手段により受
信可能であることを特徴とする請求項8記載の車両状態
監視装置を提供する。請求項10記載の本発明では、車
両の各種監視対象の状態を検出する状態検出手段により
検出された検出信号を受信するステップと、車両画像記
憶部から、各種監視対象の配設位置及び形状を、車両の
全体形状と共に表示する画像情報を読み込むステップ
と、受信した前記検出信号に基づく正常か異常かの状態
情報を、前記ステップにより表示される画像情報中、各
監視対象ごとに表示画面に表示させるステップとを具備
し、車両状態を視覚的に監視させることができるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供する。請求項11記載の本発明では、前記車両画像
記憶部には、車両を任意に区分して各種監視対象の配設
位置及び形状を表示する拡大画像情報を含み、選択され
た区分に対応する拡大画像情報を読み込んで表示画面に
表示させるステップを含むプログラムを記録した請求項
10記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供
する。請求項12記載の本発明では、いずれかの監視対
象についての前記状態情報が異常である場合に、修理場
の位置が示された地図情報を記憶した地図情報記憶部に
アクセスして適宜の修理場を選択するステップと、選択
した修理場への案内経路を表示画面に表示させるステッ
プとを含むプログラムを記録した請求項10又は11記
載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項13記載の本発明では、車両の各種監視対象の状
態を検出する状態検出手段を備えた車載の車両状態監視
装置に対し、無線通信回線を介して接続され、管理セン
タに設けられる車両管理用情報処理システムであって、
前記状態検出手段により検出され、任意のタイミングで
送信される該検出信号に基づく正常か異常かの監視対象
別の状態情報を受信して蓄積する車両情報受信蓄積手段
を備えていることを特徴とする車両管理用情報処理シス
テムを提供する。請求項14記載の本発明では、前記車
両情報受信蓄積手段により受信した状態情報を分析し、
当該状態情報が異常情報である場合には、前記車両状態
監視装置に対し、対処情報を送信する対処情報送信手段
を備えていることを特徴とする請求項13記載の車両管
理用情報処理システムを提供する。請求項15記載の本
発明では、前記対処情報には、適宜の修理場への誘導情
報を含むものであることを特徴とする請求項14記載の
車両管理用情報処理システムを提供する。請求項16記
載の本発明では、前記車両情報受信蓄積手段により受信
した状態情報を分析し、当該状態情報が異常情報である
場合には、適宜の修理場の設備に対し、当該状態情報を
通信回線を介して転送する状態情報転送手段を備えてい
ることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1に記
載の車両管理用情報処理システムを提供する。請求項1
7記載の本発明では、前記車両情報受信蓄積手段に蓄積
された状態情報を読み出して分析し、監視対象別及び/
又は車両別の特性情報を得る特性情報分析取得手段を具
備することを特徴とする請求項13〜16のいずれか1
に記載の車両管理用情報処理システムを提供する。請求
項18記載の本発明では、車両内の各種監視対象の状態
を検出する状態検出手段を備えた車載の車両状態監視装
置に対し、無線通信回線を介して接続され、管理センタ
に設けられる情報処理装置に働きかけ、当該情報処理装
置により車両管理を実行させるプログラムを記録した記
録媒体であって、前記プログラムが、前記状態検出手段
により検出され、任意のタイミングで送信される該検出
信号に基づく正常か異常かの監視対象別の状態情報を受
信して車両情報受信蓄積手段に蓄積させるステップと、
前記ステップにより蓄積された状態情報を読み出して分
析し、監視対象別及び/又は車両別の特性情報を得るス
テップとを具備することを特徴とする記録媒体を提供す
る。請求項19記載の本発明では、受信した前記状態情
報を分析し、当該状態情報が異常情報である場合には、
前記車両状態監視装置に対し、対処情報を送信するステ
ップを具備することを特徴とする請求項18記載の記録
媒体を提供する。請求項20記載の本発明では、前記対
処情報には、適宜の修理場への誘導情報を含むものであ
ることを特徴とする請求項19記載の記録媒体を提供す
る。請求項21記載の本発明では、受信した前記状態情
報を分析し、当該状態情報が異常情報である場合には、
適宜の修理場の設備に対し、当該状態情報を通信回線を
介して転送するステップを備えていることを特徴とする
請求項18〜20のいずれか1に記載の記録媒体を提供
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて更に詳しく説明する。図1は、本実施形態に係
る車両状態監視装置10の構成を示す図である。この車
両状態監視装置10は、コンピュータとして機能する主
制御部であるCPU11と、メモリやハードディスクド
ライブなどの記憶手段12と、表示画面13とを有して
構成される。なお、記憶手段12には、車両状態監視装
置1に設けられる対応する形式のドライブに装填され
る、例えば、フレキシブルディスクなどの磁気ディス
ク、CD−ROM、DVDなどの光ディスク、MO、M
Dなどの光磁気ディスク、ICカードなどの半導体カー
ド等の記録媒体も含まれる。車両状態監視装置1は、専
用のCPU11、記憶手段12、表示画面13等を備え
るものであってもよいが、車載用のナビゲーション装置
と併用させることが、省スペース化の点から好ましい。
【0010】車両状態監視装置10による監視対象とし
ては、例えば、バッテリー、エンジンオイル、ラジエー
タ、燃料タンク、点火系、ヘッドランプやブレーキラン
プ等のランプ系、パワーウインドウなど作動系、ファン
ベルト、タイヤ、ブレーキパッド、マフラーなどの、車
両の走行に関わるあらゆる箇所が挙げられる。これらの
監視対象の状態を検出する状態検出手段20としては、
相応する各種のセンサ、例えば、温度センサ、光セン
サ、電圧計、液面センサなどが用いられる。そして、こ
の状態検出手段20を構成する各種センサにより検出さ
れる検出信号を、有線又は無線により車両状態監視装置
10により受信し、例えば、バッテリーの電圧、油圧、
エンジンオイルの汚れ度、冷却水の温度、燃料残量、点
火系の制御情報、ランプ系断線情報、作動系の作動情
報、タイヤ空気圧、ブレーキパッドの摩耗度などの各種
情報を得られるように構成されている。
【0011】車両状態監視装置10は、上記した検出信
号を受信するための受信部15を有すると共に、この受
信部15により受信した検出信号に基づいて所定の処理
を実行し、車両状態監視装置10の制御部30として機
能するプログラムが設けられている。制御部30を構成
するプログラムは、上記した記憶手段12に記憶されて
いる。
【0012】本実施形態のプログラムは、まず、受信部
15により検出した検出信号が、この検出信号を発信し
た状態検出手段20により監視されている監視対象につ
いての正常状態を示す正常信号か、異常状態を示す異常
信号かを判別する状態情報判別手段31を有している。
状態情報判別手段31は、受信した検出信号のレベルに
応じて、所定のレベルを越えているか否かにより正常、
異常の区別を判断する構成としてもよいし、状態検出手
段20を構成するセンサが、異常状態を検知した場合の
み信号を発する場合には、当該信号の受信をもって異常
信号と判別し、当該信号を受信しない場合には正常と判
別する構成とすることもできる。これは、状態検出手段
20として用いるセンサのタイプに応じて任意に構成で
き、いずれのタイプにも対応できるように構成すること
ももちろん可能である。
【0013】状態情報判別手段31により判別された状
態情報(正常情報又は異常情報)は、状態情報表示手段
32により、表示画面13に表示され、運転者等は、こ
の表示画面によって監視対象の状態情報を視覚的に認識
することができる。具体的には、状態情報表示手段32
は、制御部30を構成するプログラムと同じ記憶手段1
2に形成された車両画像記憶部121にアクセスし、該
車両画像記憶部121に記憶されている必要な画像情報
を読み出し、この画像情報と共に状態情報判別手段31
によって判別された状態情報を、表示画面13に表示さ
せる。
【0014】車両画像記憶部121に記憶させる画像情
報としては、運転者に対して状態情報を監視対象別に視
覚的に認識させることができればよいが、監視対象別に
確実に認識させるためには、図2に示したように、各監
視対象の車両中における配設位置及び形状が表示される
ように形成されていることが好ましい。これにより、異
常が生じた際には、車両に関する知識が乏しい場合で
も、容易に監視対象を発見することができ、対応処置の
迅速性を向上させることができる。また、状態情報は、
表示画面13中、表示された各監視対象の近傍に、「油
圧OK」、「電気系統OK」などと表示されるように設
定されていると、安全確認の迅速性あるいは対応処置の
迅速性の観点からより好ましい。もちろん、表示内容は
これに限定されるものではなく、異常が生じた監視対象
の表示色を他の表示色と異ならせることなどにより、監
視対象の配設位置と状態情報を認識させるようにしても
よいし、これに、さらに、文字情報を表示画面13中の
適宜部位に表示させて認識させるようにしてもよい。
【0015】各監視対象の車両中における配設位置及び
形状の表示は、それらを正確に再現する写真画像あるい
はそれに近い詳細な画像を用いることもできるが、例え
ば、ラジエータの異常を示す情報であれば、ラジエータ
の位置をエンジンルームの前方付近と認識できる程度で
あればよく、また表示処理速度を速めるためにも、車両
及び監視対象に関する概略的な位置と概略的な形状を示
す画像であればよい。また、いずれの場合も、図2及び
図4に示したような、車両の全体形状を示す画像中に、
各監視対象の画像が所定の位置に表示された全体画像情
報と、図5に示したような、車両を任意に区分して、当
該区分中の各種監視対象の配設位置及び形状を拡大表示
する拡大画像情報を記憶させた構成とすることが好まし
い。また、全体画像情報を表示した後、拡大画像情報を
表示する構成とすることが好ましい。これにより、ま
ず、全体画像情報によって車両全体の監視対象の状態情
報を把握した上で、異常情報を表示している監視対象に
ついてさらに詳細な状態を把握することができる。な
お、例えば、異常情報を表示している監視対象を含む区
分の拡大画像情報を、全体画像情報を表示することな
く、直接表示させることも可能である。
【0016】また、拡大画像情報を表示させた場合に
は、全体画像情報を表示した際に表示される状態情報よ
りも、詳細な状態情報を表示し得るように構成されてい
ることが好ましい。例えば、図4に示したように、全体
画像情報でラジエータに関する異常情報が表示された
後、図5に示したようなラジエータ付近の拡大画像情報
が表示された場合には、異常原因、例えば、「冷却水温
度の異常上昇」といった詳細な情報を表示させることが
できる。
【0017】全体画像情報から拡大画像情報への変更
は、運転者等によって、適宜の入力手段、例えば、表示
画面13がタッチパネル式の入力手段を構成している場
合には、全体画像情報によって異常が表示された領域を
押圧することで、当該領域の拡大画像情報を得ることが
できる。この場合、運転者等による入力操作を経なくて
も、全体画像情報を表示した後、異常が表示された領域
の拡大画像情報を自動的に表示させる構成とすることも
できる。
【0018】また、異常情報の表示の際には、当該異常
状態に対する対処情報も表示画面13中に表示されるこ
とが好ましい。この対処情報は、予め、異常状態ごとに
対応させて記憶手段12に記憶させておき、所定の異常
状態が発生した場合に、任意のタイミングで、例えば、
上記の拡大画像情報を表示する際に、詳細な状態情報と
合わせて表示される。例えば、図5に示したように、冷
却水温度の異常上昇を示す異常情報である場合には、
「直ちに車を停止させてボンネットを開けて下さい」と
いったメッセージが表示されるようにすることができ
る。また、さらに関連のある詳細な対処情報を続けて表
示したりすることもできる。なお、対処情報の表示は、
このように、予め記憶手段12に記憶させておいて表示
させることもできるが、車種により、あるいは異常状態
の具体的な現実の発生状況により、予め記憶させておい
た一般的な対処情報のみでは対処しきれない場合もあ
る。従って、より詳細な対処情報は、通信手段40を介
して後述の管理センタの車両管理用情報処理システム5
0から送信される構成とすることが好ましい。もちろ
ん、車両状態監視装置10の記憶手段12自体には対処
情報を記憶させずに、対処に関する全ての情報を車両管
理用情報処理システム50から受け取る構成とすること
もできる。
【0019】制御部30を構成する本実施形態のプログ
ラムは、さらに、修理場選択手段33及びナビゲーショ
ン手段34を備えている。修理場選択手段33は、上記
した状態情報表示手段32により、異常情報が表示され
ると、自動的に、又は運転者等のナビゲーションを要請
する入力があった場合に起動し、車両の現在位置を基
に、後述の地図情報記憶部122にアクセスして、最寄
りの修理場を選択する。ナビゲーション手段34は、図
6に示したように、修理場選択手段33により選択され
た修理場までの地図情報を地図情報記憶部122にアク
セスして表示画面13に表示させると共に、車両の現在
位置から当該修理場までの案内経路を表示する。なお、
車両の現在位置は、公知のナビゲーションシステムにお
いて採用されている種々の現在位置演算手段130によ
り特定することができる。例えば、GPS装置による緯
度、経度情報等から現在位置を特定する手段や、さらに
方位センサや速度センサからの出力を基に、GPS装置
からの出力を補正して演算する手段等を用いることがで
きる。現在位置演算手段130は、本実施形態のプログ
ラムに含めて形成することもできるが、既設のナビゲー
ション装置を車両状態監視装置10として用いる場合に
は、当該ナビゲーション装置に予め設定されている現在
位置演算手段130を利用し、その出力データを修理場
選択手段33及びナビゲーション手段34によって読み
込む構成とすることが効率的には好ましい。
【0020】修理場選択手段33及びナビゲーション手
段34は、上記のように、異常情報を検出した時点で、
自動的に、又は運転者等のナビゲーションを要請する入
力があった場合に起動するように設定することができる
が、異常情報の検出後、修理場選択手段33等の起動前
に、あるいは、修理場選択手段33等の起動後における
任意のタイミングで、当該車両が自走可能か否かを判定
する走行判定手段35が起動するように設定しておくこ
とが好ましい。走行判定手段35により、自走可能と判
定された場合には、ナビゲーション手段34によって表
示された案内経路に従い、所定の修理場に向かうことが
できるが、自走不能と判定された場合には、無線通信回
線を介して結ばれた後述の管理センタへ通信手段40か
ら通報することにより、例えば、管理センタからその情
報を修理場へ転送し、修理場から車両を引き取りに向か
わせる処置を行うことができる。
【0021】地図情報記憶部122は、本実施形態のよ
うに、既設のナビゲーション装置をそのまま車両状態監
視装置10として利用する場合には、その記憶手段12
に形成されているものを用いることができるが、車両状
態監視装置10をナビゲーション装置と全く独立した装
置として構成する場合には、専用の地図情報記憶部を形
成してもよいし、また、この独立したナビゲーション装
置に記憶されている地図情報記憶部を通信回線を介して
利用可能とすることもできる。
【0022】地図情報記憶部122に記憶された地図情
報は、各地の修理場の位置を表示可能に形成されてい
る。ここでいう修理場は、自動車修理工場のほか、自動
車販売店、自動車メーカー、ガソリンスタンド、部品販
売店、ロードサービス会社、保険会社等、車両について
の何らかの対処を実行可能な種々の施設を含む意味であ
る。なお、修理場は、全国又は所定の地域における全て
の修理場を表示可能としてもよいが、本実施形態の車両
状態監視装置10又は制御部30を構成するプログラム
を記録した記録媒体の供給者あるいは後述の管理センタ
と何らかの契約をした施設のみを表示可能としたり、あ
るいはそれらの施設を優先的に表示し得るように設定す
ることもできる。
【0023】車両状態監視装置10の記憶手段12に
は、また、受信部15により受信され、状態情報判別手
段31により正常か異常かが判別される状態情報を記憶
し、蓄積する状態情報蓄積部123が形成されている。
整備士等による点検、修理の際に、蓄積された状態情報
を読み出すことにより、過去にどのような異常が生じた
かを知ることができ、適切な修理に寄与するものであ
る。蓄積される状態情報には、少なくとも異常状態が発
生した際の異常情報を含むものであるが、車両状態を判
定したタイミングごとに、正常情報も含めて蓄積するこ
ともできる。なお、本実施形態の制御部30を構成する
プログラムを起動させて車両状態を判定するタイミング
は任意であり、イグニッションキーをONにしてエンジ
ンを始動した際に行うように設定してもよいし、エンジ
ンを起動中、常時、あるいは、所定の走行距離ごとに若
しくは所定の時間ごとに行うように設定することもでき
る。
【0024】車両状態監視装置10の記憶手段12に
は、さらに、走行距離又は使用期間に基づくメンテナン
ス時期情報が、監視対象別に記憶されたメンテナンス時
期情報記憶部124を有していると共に、所定のタイミ
ングで、例えば、次回のメンテナンス時期が到来する前
の所定の時期(例えば、数日から数週間前)、あるいは
メンテナンス時期に至ったならば、図7に示したよう
に、表示画面13に次回のメンテナンス時期を表示する
メンテナンス時期表示手段36が制御部30であるプロ
グラムに設定されている。なお、メンテナンス時期の表
示は、図7に示したように、所定の時期に至ったなら
ば、監視対象について、例えば、「オイル交換の時期で
す」と拡大画像と共に表示することが確実に確認できる
ため好ましく、さらには、図8に示したように、所定の
時期を経過してもオイル交換を行わない場合には、通常
のナビゲーション画面の表示時においても、その妨げと
ならない位置に注意を喚起するメッセージを表示する構
成とすることがより好ましい。
【0025】メンテナンス時期情報記憶部124には、
次回のメンテナンス時期情報を、好ましくは、監視対象
別に記憶しておき、メンテナンス時期表示手段36によ
って、かかるメンテナンス時期情報を読み込んで表示す
ることもできるが、メンテナンス時期情報記憶部124
に前回までのメンテナンス時期情報(履歴情報)を、好
ましくは、監視対象別に記憶しておき、メンテナンス時
期表示手段36によって直前の又は直前を含む過去のデ
ータを読み込んで、適切な次回のメンテナンス時期を算
出して表示する構成とすることもできる。
【0026】いずれにしても、メンテナンス時期表示手
段36により、所定の時期に次回のメンテナンス時期を
表示させるためには、前回のメンテナンス時期から現在
までの走行距離又は使用期間を基に、次回のメンテナン
ス時期までの残日数を算出する必要がある。従って、メ
ンテナンス時期表示手段36は、そのための手段とし
て、走行距離メータから現在の走行距離を取得して、前
回のメンテナンス時期から現在までの走行距離データ又
は現在の日付を基に使用期間データを算出する一方、メ
ンテナンス時期情報記憶部124に記憶されている前回
までのメンテナンス時期情報又は次回のメンテナンス時
期情報を読み込み、両者を比較した上で、次回のメンテ
ナンス時期に対して所定の時期に至っているか否かを判
定するステップを含んでいる。なお、メンテナンス時期
を監視対象別に管理した場合には、メンテナンス時期表
示手段36を用いて次回のメンテナンス時期を表示する
際に、車両画像記憶部121にアクセスして、監視対象
の画像情報と共に表示画面13に表示させる構成とする
ことにより、運転者においてメンテナンスの必要な箇所
が明確になり、修理場任せとすることが回避可能とな
り、不要な箇所の部品交換等を防止することができ、メ
ンテナンス費用の節減に資する。
【0027】上記した説明では、次回のメンテナンス時
期を走行距離又は使用期間のデータのみに基づいて算出
しているが、状態情報蓄積部123には、過去の状態情
報が蓄積されている。従って、メンテナンス時期表示手
段36としては、メンテナンス時期を算出する際に、こ
の状態情報蓄積部123にアクセスして、例えば、所定
の走行距離や使用期間に至る前に、異常状態が複数回発
生している等の事情がある場合には、走行距離又は使用
期間を基に算出した期日よりも、所定期間前倒しの期日
を表示するように補正するメンテナンス時期補正手段3
6aを組み込んでおくことが好ましい。
【0028】なお、上記した制御部30を構成する本実
施形態のプログラム、車両画像記憶部121、地図情報
記憶部122、状態情報蓄積部123、メンテナンス時
期情報記憶部124、現在位置演算手段130等は、い
ずれも記憶手段12に設定されているが、それらの全て
を共通の記録媒体に設定することもできるし、また、車
両状態の判定に関連する、制御部30を構成する本実施
形態のプログラム、車両画像記憶部121、状態情報蓄
積部123、メンテナンス時期情報記憶部124を共通
の記録媒体に設定し、ナビゲーションシステムに関連す
る、地図情報記憶部122及び現在位置演算手段130
を共通の記録媒体に設定するように分けて記憶させるこ
ともできる。また、これらを全て異なる記録媒体に設定
することも可能である。
【0029】次に、本実施形態の車両状態監視装置10
による車両状態の監視動作の一例を図9に基づき説明す
る。図9において、運転者がイグニッションキーをON
にするなどすると(ステップ200)、車両状態監視装
置10の電源もONされ、状態検出手段20を構成する
各種センサからの検出信号を受信部15において受信す
る。受信部15において検出信号が受信されると、状態
情報判別手段31により、当該検出信号が正常情報を示
すものか、異常情報を示すものか、すなわち、故障箇所
があるか否かを判定する(ステップ201)。そして、
その結果が、判定日時と共に、状態情報蓄積部123に
履歴情報として蓄積される。
【0030】判定の結果、故障箇所がある場合には、車
両画像記憶部121にアクセスして、当該故障箇所を表
示画面13に表示する(ステップ202)。この際、図
4に示したように、まず、車両の全体画像と監視対象を
表示し、例えば、ラジエータに異常が有る場合には、状
態情報表示手段32によって、画像中のラジエータの配
設位置付近に「NG」と表示される。運転者が、例え
ば、表示画面13の「ラジエータ・水温」と表示されて
いる付近を押圧すると、状態情報表示手段32によっ
て、図5に示したように、ラジエータ付近の拡大画像
と、より詳細な故障状況である異常情報が表示される。
従って、その後の運転者による対処が極めて容易とな
る。
【0031】運転者が、例えば、ボンネットを開けてア
イドリング状態で車両が冷えるまで放置した後、冷却水
を補給するなどして対処し、再び、イグニッションキー
をONするなどすると、再度、受信部15により状態検
出手段20からの検出信号を受信し、状態情報判別手段
31によって状態情報が判別される。その結果、図2に
示したように、全ての監視対象についての状態情報が
「OK」(正常)と表示されている場合には、故障箇所
が解消されたことになる(ステップ203)。その後
は、本実施形態の車両状態監視装置10がナビゲーショ
ン装置と併用されているため、表示画面13には、図3
に示したような通常のナビゲーション画面が表示される
(ステップ204)。走行中、所定時間ごとに、あるい
は所定距離ごとに、状態情報判別手段31が起動するよ
うに設定している場合には、再度、受信部15により受
信した検出信号が正常か否かが判断され(ステップ20
5)、故障箇所有りと判断された場合には、状態情報表
示手段32によって故障箇所が表示され(ステップ20
2)、上記ステップを繰り返す。なお、最初のイグニッ
ションキーONの際における状態情報の判定時に(ステ
ップ201)、図2に示したように全て正常情報で故障
箇所がないと判定された場合には、そのまま図3に示し
たような通常のナビゲーション画面を表示するステップ
に移行する(ステップ204)。
【0032】ステップ203における状態情報判別手段
31による判定の結果、故障箇所が解消しない場合に
は、走行判定手段35によって自走可能か否かが判定さ
れる(ステップ206)。自走可能か否かは、例えば、
エンジンが始動するか否か、異常状態がタイヤの複数本
のパンクか否か等によって判定することができるが、い
ずれを基準にして判定するかは任意に設定することがで
きる。ステップ206により、自走可能と判定された場
合には、修理場選択手段33が起動して最寄りの修理場
を選択し、ナビゲーション手段34により、図6に示し
たように、選択された修理場付近の地図情報を表示画面
13に表示する(ステップ207)。その後は、ステッ
プ208において経路誘導するか否かの選択画面に移行
し(図6参照)、経路誘導の実行を選択した場合には、
ナビゲーション手段34によって車両の現在位置から修
理場までの案内経路が表示され、誘導が開始される(ス
テップ209)。
【0033】ステップ206において自走不能と判定さ
れた場合、あるいはステップ208において経路誘導不
要を選択した場合には、図10に示したように、必要情
報として、任意の修理場の電話番号等が表示され(ステ
ップ210)、運転者において任意の対応を取ることが
できる。
【0034】なお、図11に示したように、上記した故
障箇所を表示画面13に表示するステップ202を経た
後、管理センタへの通知を要するか否かを選択するステ
ップを設けもよく(ステップ211)、通知を要する場
合には、通信手段40が起動して(ステップ212)、
管理センタに対して自動通報され、所定の対処情報を得
ることができる。また、ステップ206において自走不
能と判定された場合、及びステップ208において経路
誘導不要を選択した場合にも、管理センタへの通知を要
するか否かを選択するステップを設けることもできる
(ステップ213)。この場合にも、管理センタへの通
知を要求すると通信手段40が起動するが(ステップ2
14)、ステップ210で表示される必要情報には、管
理センタの車両管理用情報システム50から送信される
所定の対処情報等も含まれる。
【0035】次に、本発明の一の実施形態に係る車両管
理用情報処理システム50について図12に基づき説明
する。この車両管理用情報処理システム50は、管理セ
ンタに設置されるコンピュータである情報処理装置から
構成され、上記実施形態に係る車両状態監視装置10の
通信手段40を介して無線通信回線により接続されてい
る。車両管理用情報処理システム50の設置される管理
センタは、任意であり、車両状態監視装置10又は制御
部30を構成するプログラムを記録した記録媒体の供給
者によるものであってもよいし、上記の修理場として例
示した、自動車修理工場、自動車販売店、自動車メーカ
ー、ガソリンスタンド、部品販売店、ロードサービス会
社、保険会社等によって運営されるものであってもよ
い。
【0036】車両管理用情報処理システム50の記憶手
段には、車両情報受信蓄積手段51が設定されており、
上記の各車両状態監視装置10から送信される状態情報
を受信して蓄積する。従来の技術の項で例示した特開平
7−129894号公報に開示された技術では、専ら異
常状態が発生したときのみ、車両側から管理センタ側へ
その旨が通知されるものであるが、これに対し、本実施
形態では、異常情報だけでなく、正常情報も管理センタ
側で受信可能に設定されている。
【0037】すなわち、イグニッションキーをONする
ことにより、上記実施形態における状態検出手段20か
らの検出信号を受信部15により受信し、状態情報判別
手段31によって正常か異常か判定された状態情報を、
いずれも車両管理用情報処理システム50で受信し、車
両情報受信蓄積手段51にその情報を蓄積する。受信す
るタイミングは任意であり、車両状態監視装置10にお
いて新たな状態情報を得るたびに、通信手段40を介し
て自動送信させて受信する構成とすることもできるし、
所定期間分の状態情報をまとめて、所定期間ごとに自動
送信させる構成とすることもできる。また、車両管理用
情報処理システム50側で、受信するタイミングを設定
しておき、そのタイミングが到来したならば、車両状態
監視装置10に対して、状態情報の送信要求を求める構
成とすることもできる。
【0038】車両管理用情報処理システム50の記憶手
段には、さらに、車両情報受信蓄積手段51に蓄積され
た状態情報を読み出して分析するプログラムである特性
情報分析取得手段52が設定されている。この特性情報
分析取得手段52を任意に起動させることにより、車両
管理用情報処理システム50による管理対象となってい
る車両状態監視装置10から集められた状態情報を基
に、例えば、車両別(車種別、年式別、メーカー別等)
に、異常状態を生じやすい監視対象(部品)を特定した
り、同型、同年式の車両であっても、採用されている監
視対象(部品)の中で、異常状態を生じやすいものを統
計的に特定することにより、監視対象別及び/又は車両
別の特性情報を得ることができる。
【0039】本実施形態によれば、単に、異常状態が発
生した際の情報だけでなく、正常情報も含めて情報収集
しているため、正常状態期間等との比較で異常状態の発
生傾向を分析できるため、得られる特性情報の信頼度が
高い。従って、リコール対象となるような状態か否かの
判断もつきやすく、その場合には、車両管理用情報処理
システム50から速やかにメーカーに通報することで迅
速に対応することができる。
【0040】本実施形態の車両管理用情報処理システム
50は、また、その記憶手段に、対処情報記憶部53が
形成されている。この対処情報記憶部53に記憶された
対処情報は、車両別や監視対象(部品)別に、発生する
異常状態と関連づけて記憶されており、上記実施形態の
車載の車両状態監視装置10に記憶された対処情報より
も、より詳細な情報が記録されている。また、この対処
情報記憶部53にアクセスして必要な対処情報を読み出
し、車両状態監視装置10に対処情報を送信するプログ
ラムである対処情報送信手段54が設定されている。
【0041】これにより、例えば、図11に示したよう
に、車両状態監視装置10において、故障箇所を表示画
面13に表示するステップ202を経た後、管理センタ
への通知を要求すると(ステップ211)、通信手段4
0が起動して(ステップ212)、車両管理用情報処理
システム50の車両情報受信蓄積手段51によって異常
情報が受信される。車両管理用情報処理システム50
は、上記したように、車両状態監視装置10において新
たな状態情報を得るたびごと等に、通信手段40を介し
てこの新たな状態情報を、正常情報と異常情報のいずれ
も受信するものであるが、ステップ202における故障
箇所の表示を確認した際に、運転者において自ら対処可
能である場合には、車両管理用情報処理システム50か
ら送信される対処情報は不要である。従って、車両管理
用情報処理システム50においては、異常情報を既に把
握している場合にも、ステップ211において管理セン
タへの通知要求がなされない限り、対処情報の送信を行
わない構成とすることができる。
【0042】もちろん、予め把握した異常情報の内容
が、例えば、運転者において対応不可能な内容であった
り、あるいは、予め、当該運転者との間で、異常情報を
受信したならば必ず対処情報を送信する旨の契約等を行
っている等の場合には、車両管理用情報処理システム5
0において、異常情報を受信した段階で、対処情報送信
手段54を起動し、対処情報記憶部53にアクセスして
車両状態監視装置10に対して必要な対処情報を送信す
ることもできる。
【0043】車両管理用情報処理システム50に設定さ
れる対処情報記憶部53に記憶された対処情報には、適
宜の修理場への誘導情報を含めて送信することが好まし
い。上記実施形態に係る車両状態監視装置10によれ
ば、ナビゲーション手段34により最寄りの修理場を案
内することが可能であるが、新たな修理場が設置され、
登録された場合等、車両状態監視装置10の地図情報記
憶部122に記憶された地図情報が当該新たな修理場を
掲載する前のデータである場合もある。また、車両管理
用情報処理システム50において選択した修理場の方
が、当該車両の異常状態に対してより好ましい場合もあ
る。従って、対処情報送信手段54から送信する対処情
報に誘導情報を含めることにより、より適切な修理場へ
と案内することが可能となる。
【0044】なお、車両管理用情報処理システム50
は、車両状態監視装置10からの状態情報を定期的にあ
るいは常時受信する構成であるため、災害時等において
は、通信手段40を介して、車両状態監視装置10に適
切な情報を送信することもできる。また、上記した実施
形態では、各情報を車両状態監視装置10の表示画面1
3に視覚的に表示させることを特徴とするものである
が、もちろん、これに、音声による情報提供手段を併用
させることもできる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、異常時のみでなく正常
時であっても監視対象の状態を監視する構成であり、し
かも、運転者に対しては監視対象の状態を視覚的に認知
可能としている。従って、運転者による異常発生箇所の
場所の探知を容易にし、車両に関する具体的知識に乏し
い場合でも、迅速な対応が可能となる。また、状態情報
を履歴として蓄積可能であり、修理点検時に過去の状態
情報を参照することができ、より適切な修理点検が可能
となる。また、本発明の車両管理用情報システムにおい
ては、蓄積した状態情報を参照することにより、車両や
部品の特性を統計的にかつ正確に分析して出力すること
ができ、遠隔地において車両を適性に管理することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施形態に係る車両状態
監視装置の構成を説明するための図である。
【図2】図2は、監視対象の状態情報が全て正常である
場合の表示画面中の表示例を示す図である。
【図3】図3は、通常のナビゲーション画面を示す図で
ある。
【図4】図4は、監視対象の状態情報中に異常情報が含
まれている場合の表示画面中の表示例を示す図である。
【図5】図5は、異常情報を含む領域の拡大画像の表示
例を示す図である。
【図6】図6は、最寄りの修理場を表示する表示例を示
す図である。
【図7】図7は、メンテナンス時期の表示例を示す図で
ある。
【図8】図8は、メンテナンス時期経過後の表示例を示
す図である。
【図9】図9は、上記実施形態の車両状態監視装置によ
る車両状態の監視動作の一例を説明するための図であ
る。
【図10】図10は、必要情報を表示した際の表示例を
示す図である。
【図11】図11は、上記実施形態の車両状態監視装置
による車両状態の監視動作の他の例を説明するための図
である。
【図12】図12は、本発明の一の実施形態に係る車両
管理用情報処理システムの構成を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 車両状態監視装置 12 記憶手段 13 表示画面 15 受信部 20 状態検出手段 30 制御部 31 状態情報判別手段 32 状態情報表示手段 33 修理場選択手段 34 ナビゲーション手段 35 走行判定手段 36 メンテナンス時期表示手段 36a メンテナンス時期補正手段 121 車両画像記憶部 122 地図情報記憶部 123 状態情報蓄積部 124 メンテナンス時期情報記憶部 130 現在位置演算手段 50 車両管理用情報処理システム 51 車両情報受信蓄積手段 52 特性情報分析取得手段 53 対処情報記憶部 54 対処情報送信手段
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC13 3D026 BA02 BA29 5C087 AA02 AA03 BB18 BB74 DD08 DD13 EE05 FF01 FF04 GG20 GG66 GG70 GG83 5H180 AA01 BB04 BB12 BB13 BB15 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF27 FF32

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の各種監視対象の状態を検出する状
    態検出手段により検出された検出信号を受信し、該検出
    信号に基づく正常か異常かの状態情報を監視対象別に視
    覚的に表示する状態情報表示手段を具備することを特徴
    とする車両状態監視装置。
  2. 【請求項2】 前記状態情報表示手段は、各種監視対象
    の配設位置及び形状を、車両の全体形状と共に記憶した
    車両画像記憶部を有し、状態情報を表示する際には、該
    車両画像記憶部から読み込んだ画像情報を表示し、この
    画像情報中に各種監視対象ごとの状態情報を表示画面に
    表示させる機能を具備することを特徴とする請求項1記
    載の車両状態監視装置。
  3. 【請求項3】 前記車両画像記憶部には、車両を任意に
    区分して各種監視対象の配設位置及び形状を表示する拡
    大画像情報を含み、前記状態情報表示手段により、選択
    された区分に対応する拡大画像情報を読み込んで表示画
    面に表示可能であることを特徴とする請求項2記載の車
    両状態監視装置。
  4. 【請求項4】 前記状態情報を記憶し蓄積する状態情報
    蓄積部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1に記載の車両状態監視装置。
  5. 【請求項5】 修理場の位置が示された地図情報を記憶
    した地図情報記憶部を有し、いずれかの監視対象につい
    ての前記状態情報が異常である場合に、該地図情報記憶
    部にアクセスして適宜の修理場を選択し、選択した修理
    場への案内経路を表示画面に表示可能なナビゲーション
    手段を具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1に記載の車両状態監視装置。
  6. 【請求項6】 走行距離又は使用期間に基づくメンテナ
    ンス時期情報が記憶されたメンテナンス時期情報記憶部
    を有すると共に、実際の走行距離又は使用期間のデータ
    と前記メンテナンス時期情報記憶部に記憶されたメンテ
    ナンス時期情報とを比較し、次回のメンテナンス時期を
    前記表示画面に表示させるメンテナンス時期表示手段を
    有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記
    載の車両状態監視装置。
  7. 【請求項7】 前記状態情報蓄積部に蓄積された状態情
    報を参照し、前記メンテナンス時期表示手段により表示
    する次回のメンテナンス時期を補正するメンテナンス時
    期補正手段を有することを特徴とする請求項6記載の車
    両状態監視装置。
  8. 【請求項8】 前記状態情報表示手段により表示される
    状態情報を、管理センタに設けられる車両管理用情報処
    理システムに対し、無線通信回線を介して任意のタイミ
    ングで通知する通信手段を備えていることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか1に記載の車両状態監視装置。
  9. 【請求項9】 前記状態情報が異常情報である場合に、
    管理センタ用の情報処理システムから送信される対処情
    報を前記通信手段により受信可能であることを特徴とす
    る請求項8記載の車両状態監視装置。
  10. 【請求項10】 車両の各種監視対象の状態を検出する
    状態検出手段により検出された検出信号を受信するステ
    ップと、車両画像記憶部から、各種監視対象の配設位置
    及び形状を、車両の全体形状と共に表示する画像情報を
    読み込むステップと、 受信した前記検出信号に基づく正常か異常かの状態情報
    を、前記ステップにより表示される画像情報中、各監視
    対象ごとに表示画面に表示させるステップとを具備し、
    車両状態を視覚的に監視させることができるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記車両画像記憶部には、車両を任意
    に区分して各種監視対象の配設位置及び形状を表示する
    拡大画像情報を含み、選択された区分に対応する拡大画
    像情報を読み込んで表示画面に表示させるステップを含
    むプログラムを記録した請求項10記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 いずれかの監視対象についての前記状
    態情報が異常である場合に、修理場の位置が示された地
    図情報を記憶した地図情報記憶部にアクセスして適宜の
    修理場を選択するステップと、 選択した修理場への案内経路を表示画面に表示させるス
    テップとを含むプログラムを記録した請求項10又は1
    1記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 車両の各種監視対象の状態を検出する
    状態検出手段を備えた車載の車両状態監視装置に対し、
    無線通信回線を介して接続され、管理センタに設けられ
    る車両管理用情報処理システムであって、 前記状態検出手段により検出され、任意のタイミングで
    送信される該検出信号に基づく正常か異常かの監視対象
    別の状態情報を受信して蓄積する車両情報受信蓄積手段
    を備えていることを特徴とする車両管理用情報処理シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記車両情報受信蓄積手段により受信
    した状態情報を分析し、当該状態情報が異常情報である
    場合には、前記車両状態監視装置に対し、対処情報を送
    信する対処情報送信手段を備えていることを特徴とする
    請求項13記載の車両管理用情報処理システム。
  15. 【請求項15】 前記対処情報には、適宜の修理場への
    誘導情報を含むものであることを特徴とする請求項14
    記載の車両管理用情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記車両情報受信蓄積手段により受信
    した状態情報を分析し、当該状態情報が異常情報である
    場合には、適宜の修理場の設備に対し、当該状態情報を
    通信回線を介して転送する状態情報転送手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1に記
    載の車両管理用情報処理システム。
  17. 【請求項17】 前記車両情報受信蓄積手段に蓄積され
    た状態情報を読み出して分析し、監視対象別及び/又は
    車両別の特性情報を得る特性情報分析取得手段を具備す
    ることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1に記
    載の車両管理用情報処理システム。
  18. 【請求項18】 車両内の各種監視対象の状態を検出す
    る状態検出手段を備えた車載の車両状態監視装置に対
    し、無線通信回線を介して接続され、管理センタに設け
    られる情報処理装置に働きかけ、当該情報処理装置によ
    り車両管理を実行させるプログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記プログラムが、前記状態検出手段により検出され、
    任意のタイミングで送信される該検出信号に基づく正常
    か異常かの監視対象別の状態情報を受信して車両情報受
    信蓄積手段に蓄積させるステップと、 前記ステップにより蓄積された状態情報を読み出して分
    析し、監視対象別及び/又は車両別の特性情報を得るス
    テップとを具備することを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 受信した前記状態情報を分析し、当該
    状態情報が異常情報である場合には、前記車両状態監視
    装置に対し、対処情報を送信するステップを具備するこ
    とを特徴とする請求項18記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記対処情報には、適宜の修理場への
    誘導情報を含むものであることを特徴とする請求項19
    記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 受信した前記状態情報を分析し、当該
    状態情報が異常情報である場合には、適宜の修理場の設
    備に対し、当該状態情報を通信回線を介して転送するス
    テップを備えていることを特徴とする請求項18〜20
    のいずれか1に記載の記録媒体。
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