JP2005257666A - 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム - Google Patents

車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005257666A
JP2005257666A JP2004262566A JP2004262566A JP2005257666A JP 2005257666 A JP2005257666 A JP 2005257666A JP 2004262566 A JP2004262566 A JP 2004262566A JP 2004262566 A JP2004262566 A JP 2004262566A JP 2005257666 A JP2005257666 A JP 2005257666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle information
unit
vehicle
terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004262566A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kono
篤 河野
Mitsuo Shitaya
光生 下谷
Toyoaki Kitano
豊明 北野
Yoshiharu Morihiro
義晴 森廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004262566A priority Critical patent/JP2005257666A/ja
Publication of JP2005257666A publication Critical patent/JP2005257666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】 車両情報を容易に収集できる車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システムを提供する。
【解決手段】 車載端末1と通信機能付端末2とを備え、車載端末1は、車両情報を取得する車両情報取得部10、11、12と、車両情報取得部10、11、12で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部13、14と、第1車両情報蓄積部13、14に蓄積された車両情報を近距離通信により通信機能付端末に送信する第1近距離通信インタフェース部15、16とを備え、通信機能付端末2は、車載端末1から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する第2近距離通信インタフェース部20、21と、第2近距離通信インタフェース部20、21で受信された車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部22、23と、第2車両情報蓄積部22、23に蓄積された車両情報を表示する車両情報表示部24、25とを備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システムに関し、特に車両で発生される車両情報を収集する技術に関する。
従来、車両情報を収集するシステムとして、計測した車両の状態を表わす情報に基づいて、走行環境に応じた車両の走行特性を表わす情報を効率良く収集する車両情報収集システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両情報収集システムでは、車両に搭載された制御装置とサーバコンピュータ等を備えた情報センタとが無線通信回線を介して接続されており、制御装置で収集・記憶した車両情報が情報センタに送信されるとともに、車両情報を分析した結果が情報センタに蓄積される。
また、車両情報を収集する他のシステムとして、自動車保険料決定のための運転情報を安価に収集する運転情報収集システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。この運転情報収集システムでは、カーナビゲーションシステムに蓄積された運転情報を、運転者に配布された専用のIDカードに転送し、別途各所に配置されているデータ収集器を介してサーバ(パーソナルコンピュータ)に転送する。
特開2002−319096号公報 特開2002−373258号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の車両情報収集システムでは、車両情報の送信手段として携帯電話等の一般通信回線を利用した通信装置が使用されているため、通信可能な地点でしか車両情報を送信できず、また、車両情報の送信に通信コストがかかるという問題がある。
また、特許文献2に記載の運転情報収集システムは、専用のIDカードを介して運転情報がサーバに転送されるため、データ収集器が配置されている場所でしか運転情報をサーバに転送できないという問題がある。
この発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、車両情報を容易に収集できる車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システムを提供することを目的とする。
この発明に係る車載端末は、上述した問題を解消するために、車両情報を取得する車両情報取得部と、車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により外部に送信する近距離通信インタフェース部とを備えているものである。
この発明に係る通信機能付端末は、外部から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する近距離通信インタフェース部と、近距離通信インタフェース部で受信された車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を表示する車両情報表示部とを備えているものである。
この発明に係る車両情報取得送信システムは、車載端末と通信機能付端末とを備え、車載端末は、車両情報を取得する車両情報取得部と、車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により通信機能付端末に送信する第1近距離通信インタフェース部とを備え、通信機能付端末は、車載端末から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する第2近距離通信インタフェース部と、第2近距離通信インタフェース部で受信された車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部と、第2車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を表示する車両情報表示部とを備えているものである。
この発明によれば、車載端末で取得して蓄積されている車両情報を近距離通信により通信機能付端末に送信し、通信機能付端末に蓄積するように構成したので、ユーザは、通信機能付端末に車両情報を取り込んだ後は、何時でも何処ででもそれを参照することができる。また、通信機能付端末に蓄積されている情報を必要に応じて近距離通信または通信機能付端末が一般に備えている機能である遠距離通信によりサーバに送信することができるので、サーバにおいて車両情報を処理することにより、種々の応用が可能になる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態において同一または相当する構成部分には同一の符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置1、携帯電話2およびGPS衛星3から構成されている。
カーナビゲーション装置1は、この発明の車載端末に対応し、車両に搭載されてユーザに種々の案内を行うものである。以下では、カーナビゲーション装置1が有する機能のうち、この発明に直接関係する機能、つまり車両情報を取得して内部に蓄積するとともに、蓄積した車両情報を携帯電話2に送信する機能についてのみ説明する。
携帯電話2は、この発明の通信機能付端末に対応し、ユーザが携行して通信や通話を行うものである。以下では、携帯電話2が有する機能のうち、この発明に直接関係する機能、つまりカーナビゲーション装置1から車両情報を受信して内部に蓄積するとともに蓄積した車両情報を表示する機能についてのみ説明する。
GPS衛星3は、所定の衛星軌道上に存在する複数の人工衛星から成り、GPS信号を送信する。カーナビゲーション装置1は、このGPS衛星3からのGPS信号に基づいて車両の現在位置を検出する。
カーナビゲーション装置1と携帯電話2との間の通信は、赤外線を用いた近距離通信によって行われる。なお、この明細書では、近距離通信として赤外線通信を採用した場合について説明するが、この発明の近距離通信としては、赤外線通信に限らず、ブルートゥース(Bluetooth)や無線LAN(Local Area Network)、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)といった近距離無線通信またはシリアルケーブルなどを用いた近距離有線通信を採用することもできる。ただし、ユーザによる接続作業の手間を省くことができるという観点から、近距離無線通信を採用するのが好ましい。
次に、カーナビゲーション装置1の詳細を説明する。カーナビゲーション装置1は、現在位置検出部10、地図データ蓄積部11、地図データアクセス部12、走行履歴アクセス部13、走行履歴蓄積部14、赤外線通信部15および赤外線ポート16から構成されている。
この発明に係る車載端末の車両情報取得部は、現在位置検出部10、地図データ蓄積部11および地図データアクセス部12から構成されている。また、この発明に係る車載端末の車両情報蓄積部および第1車両情報蓄積部は、走行履歴アクセス部13および走行履歴蓄積部14から構成されている。さらに、この発明に係る車載端末の近距離通信インタフェース部及び第1近距離通信インタフェース部は、赤外線通信部15および赤外線ポート16から構成されている。
現在位置検出部10は、GPS衛星3からのGPS信号をGPSアンテナ(図示を省略する)で受信して周知の処理を施すことにより、車両の現在位置(緯度、経度および高度)を算出する。現在位置の算出方法については、例えば特開平3−202065号公報や特開平9−236650号公報に記載されているので必要に応じて参照されたい。この現在位置検出部10で検出された車両の現在位置を表す現在位置情報は、地図データアクセス部12に送られる。
地図データ蓄積部11は、地図データを記憶する。この地図データ蓄積部11は、例えばCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、その他の記憶媒体から構成できる。地図データは、道路情報を含む。道路情報は、道路の名称、例えば「国道1号線」、「中国自動車道路」といった名称から構成されている。
地図データアクセス部12は、現在位置検出部10から受け取った現在位置情報に基づいて地図データ蓄積部11を検索し、地図データに含まれる走行道路情報を読み出す。そして、地図データアクセス部12は、図2に示すように、地図データ蓄積部11から読み出した走行道路情報に、図示しない時計機構から読み取った走行日時情報を付加して走行履歴情報を生成する。走行履歴情報は、走行日時情報で示される時刻において、走行道路情報で示される道路の走行を開始したことを意味する。この走行履歴情報は、この発明の車両情報に含まれる。地図データアクセス部12で生成された走行履歴情報は、走行履歴アクセス部13に送られる。この地図データアクセス部12で行われる処理の詳細は後述する。
走行履歴アクセス部13は、地図データアクセス部12から受け取った走行履歴情報を走行履歴蓄積部14に書き込む。また、走行履歴アクセス部13は、所定のタイミングで走行履歴蓄積部14に蓄積されている走行履歴情報を読み出して赤外線通信部15に送る。
走行履歴蓄積部14は、例えば不揮発性メモリやPCカードといった外部記憶装置、あるいはHDDといった内部記憶装置から構成することができ、上述したように、走行履歴アクセス部13から送られてくる走行履歴情報を記憶する。
赤外線通信部15は、走行履歴アクセス部13から受け取った走行履歴情報を赤外線ポート16に送る。赤外線ポート16は、入力された電気信号に応じた赤外線を発生する発光素子と赤外線を受光して電気信号に変換する受光素子とから構成されている。赤外線ポート16は、赤外線通信部15から電気信号で送られてきた走行履歴情報を赤外線に変換して携帯電話2に送信する。なお、この実施の形態1では、赤外線ポート16の機能のうち、外部からの赤外線を電気信号に変換して赤外線通信部15に送る機能は使用されない。赤外線通信部15および赤外線ポート16を用いた赤外線通信は、現在、主にデスクトップ型コンピュータとノート型パーソナルコンピュータなどの携帯型コンピュータとの間の通信に使用されているIrDA(Infrared Data Association)の規格を用いて行うことができる。
次に、地図データアクセス部12で行われる走行道路情報を生成する処理の詳細を、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、カウンタの内容n、文字列変数s1およびs2が初期化される(ステップST10)。カウンタは、走行道路情報を走行履歴アクセス部13に送るインターバルを計時するために使用される。文字列変数s1は前回走行道路名称であり、文字列変数s2は現在走行道路名称である。文字列変数s1およびs2は、それぞれ図示しないレジスタに記憶される。このステップST10では、カウンタおよびレジスタの内容がゼロにクリアされる。
次いで、カウンタの内容nが所定値より大きいかどうかが調べられる(ステップST11)。ここで、カウンタの内容nが所定値より大きくないことが判断されると、カウンタの内容nがインクリメントされる(ステップST12)。その後、シーケンスはステップST11に戻り、上述した処理が再度繰り返される。
ステップST11およびST12の繰り返し実行の過程で、ステップST11において、カウンタの内容nが所定値より大きいことが判断されると、走行道路情報の読み出しが行われる(ステップST13)。このステップST13では、現在走行道路名称を表す文字列変数s2が前回走行道路名称を表す文字列変数s1に移され、その後、現在位置検出部10からの現在位置情報に対応する走行道路情報が地図データ蓄積部11から読み出され、現在走行道路名称を表す文字列変数s2に設定される。
次いで、前回走行道路名称を表す文字列変数s1と現在走行道路名称を表す文字列変数s2とが等しいかどうかが調べられる(ステップST14)。ここで、等しくないことが判断されると、走行道路が変更されたものと認識され、走行道路情報の送信が行われる(ステップST15)。具体的には、地図データアクセス部12は、時計機構から現在時刻を取得し、この取得した現在時刻を表す走行日時情報と文字列変数s2である現在走行道路名称とをセットにした走行履歴情報を走行履歴アクセス部13に送る。
次いで、走行道路名称の更新が行われる(ステップST16)。即ち、現在走行道路名称を表す文字列変数s2が前回走行道路名称を表す文字列変数s1に移される。上記ステップST14で、前回走行道路名称を表す文字列変数s1と現在走行道路名称を表す文字列変数s2とが等しいことが判断されると、ステップST15およびST16の処理はスキップされる。
次いで、カウンタの内容nが初期化される(ステップST17)。その後、シーケンスはステップST11に戻り、上述した処理が繰り返される。以上の処理により、所定値に応じた時間間隔で、走行道路の変更がなされたかどうかが調べられ、変更がなされた場合に、その日時および走行道路名称が走行履歴情報として走行履歴アクセス部13を介して走行履歴蓄積部14に記憶されるという機能が実現されている。
なお、地図データアクセス部12は、処理負荷を低減させるために、走行道路の変更がなされたかどうかを所定値に応じた時間間隔で調べるように構成されているが、走行道路の変更がなされたかどうかを常時調べるように構成することもできる。
次に、携帯電話2の詳細を説明する。携帯電話2は、赤外線ポート20、赤外線通信部21、走行履歴アクセス部22、走行履歴蓄積部23、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。
この発明に係る通信機能付端末の近距離通信インタフェース部および第2近距離通信インタフェース部は、赤外線ポート20および赤外線通信部21から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報蓄積部および第2車両情報蓄積部は、走行履歴アクセス部22および走行履歴蓄積部23から構成されている。さらに、この発明に係る通信機能付端末の車両情報表示部は、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。
赤外線ポート20は、カーナビゲーション装置1の赤外線ポート16と同様に、発光素子と受光素子とから構成されている。この赤外線ポート20は、カーナビゲーション装置1から赤外線で送られてきた走行履歴情報を電気信号に変換して赤外線通信部21に送る。なお、この実施の形態1では、赤外線ポート20の機能のうち、赤外線通信部21から送られてきた電気信号を赤外線に変換してカーナビゲーション装置1に送る機能は使用されない。赤外線通信部21は、赤外線ポート20から受け取った走行履歴情報を走行履歴アクセス部22に送る。赤外線通信部21および赤外線ポート20を用いた赤外線通信は、カーナビゲーション装置1と同様の方法で、つまりIrDAの規格を用いて行われる。
走行履歴アクセス部22は、赤外線通信部21から受け取った走行履歴情報を、走行履歴蓄積部23に書き込む。この際、赤外線通信部21から受け取った走行履歴情報のうち、走行履歴蓄積部23に既蓄積の走行履歴情報を除外し、未蓄積の走行履歴情報のみが追加的に書き込まれる。また、走行履歴アクセス部22は、所定のタイミングで走行履歴蓄積部23に蓄積されている走行履歴情報を読み出して表示制御部24に送る。
走行履歴蓄積部23は、例えば不揮発性メモリやSDカードといった外部記憶装置から構成することができ、上述したように、走行履歴アクセス部22から送られてくる走行履歴情報を記憶する。
表示制御部24は、走行履歴アクセス部22から受け取った走行履歴情報を、表示モニタ25に表示可能な走行履歴表示データに加工し、表示モニタ25に送る。表示モニタ25は、表示制御部24からの走行履歴表示データに従って、図4(A)に示すようなリスト形式、または図4(B)に示すような図形形式で走行履歴を表示する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る車両情報取得送信システムによれば、カーナビゲーション装置1に蓄積された走行履歴情報を、所定のタイミングで携帯電話2に送信して携帯電話2の内部に蓄積し、携帯電話2に蓄積された走行履歴情報を表示できるように構成したので、ユーザは、自動車から降りたときでも携帯電話2を使って走行履歴を確認することができる。
なお、上述した実施の形態1では、現在位置をGPS衛星3から得られたGPS信号のみを用いて算出するように構成したが、車両から取得された車速パルスおよび地図データを用いたマップマッチングにより算出するように構成できる。
また、実施の形態1では、カーナビゲーション装置1の走行履歴蓄積部14に蓄積された走行履歴情報は、読み出された後にもそのまま残るように構成しているが、一旦読み出して携帯電話2に送信された走行履歴情報は削除するように構成できる。この構成によれば、走行履歴蓄積部14の容量を小さくできるとともに、携帯電話2に転送する情報量を減らすことができるので転送時間を短縮することができる。
また、実施の形態1では、走行履歴情報には走行道路名称からなる走行道路情報のみが含まれるように構成したが、通過した交差点名称やランドマーク地点(例えば、大阪駅、東京タワー等)を走行履歴情報に加えるように構成できる。
また、実施の形態1では、カーナビゲーション装置1から走行履歴情報を送信する相手(携帯電話2)を特定していないが、相手を特定して走行履歴情報を送信するように構成できる。この場合、携帯電話2では、赤外線ポート20の機能のうち、赤外線通信部21から送られてきた電気信号を赤外線に変換してカーナビゲーション装置1に送る機能が使用される。この携帯電話2は、カーナビゲーション装置1との間の赤外線通信の開始時に、内部に保持している自己に割り当てられた携帯電話番号を赤外線通信部21及び赤外線ポート20を介してカーナビゲーション装置1に送信する。携帯電話番号は、この発明の端末IDに対応する。
また、カーナビゲーション装置1では、端末認証部(図示は省略する)が追加されるとともに、赤外線ポート16の機能のうち、外部からの赤外線を電気信号に変換して赤外線通信部15に送る機能が使用される。端末認証部は、赤外線ポート16から赤外線通信部15を介して入力される携帯電話番号が、予め登録されている携帯電話番号と一致するかどうかを調べ、一致する場合に送信許可信号を走行履歴アクセス部13に送る。
走行履歴アクセス部13は、端末認証部から送信許可信号が送られてきている場合にのみ、走行履歴蓄積部14から走行履歴情報を読み出し、赤外線通信部15及び赤外線ポート16を介して携帯電話2に送信する。この構成によれば、決まった携帯電話2にのみ走行履歴情報を送信することができるので、セキュリティを高めることができる。
また、実施の形態1では、この発明の車載端末としてカーナビゲーション装置を用いた例を説明したが、車両情報を取得して蓄積するドライブレコーダを用いることができる。この場合、ドライブレコーダに蓄積される車両情報には、運転手の操作履歴を表すハンドル操作角度、アクセル開度、ブレーキ踏力や、走行距離、燃料噴射量などが含まれる。
さらに、実施の形態1では、この発明の通信機能付端末として、携帯電話を用いた例を説明したが、PDA(Personal Digital Assistance)やノート型パーソナルコンピュータといったモバイル情報機器を用いることもできる。あるいは、ブルートゥース(Bluetooth)や無線LANによる通信機能を備えたHDDを用いることもできる。
また、上述した実施の形態1では、端末IDとして携帯電話の電話番号を用いているがブルートゥース(Bluetooth)で通信する場合は、PIN(Personal Identification Number)コードを端末IDとして使用することができる。また、LANで通信する場合は、IP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスを端末IDとして使用することができる。なお、端末IDとしては、電話番号、PINコード、IPアドレス、MACアドレス等の全体ではなく、それらの一部(例えば末尾の4桁等)を使用するように構成できる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る車両情報取得送信システムは、ユーザからの明示的な指示を送信トリガとして、カーナビゲーション装置から携帯電話への走行履歴情報の転送を開始するようにしたものである。
図5は、この発明の実施の形態2に係る車両情報取得送信システムを構成するカーナビゲーション装置1aの構成を示すブロック図である。このカーナビゲーション装置1aは、実施の形態1におけるカーナビゲーション装置1に、入力装置17が追加されて構成されている。
入力装置17は、この発明のトリガ発生部に対応し、携帯電話2に走行履歴情報を送信するタイミングを指示するために使用される。この入力装置17は、例えば図6に示すように、複数の押ボタンから構成されている。入力装置17は、複数の押ボタンの中の1つである転送開始ボタンが押下されることにより、走行履歴アクセス部13に対して転送開始要求を送る。この転送開始要求は、この発明の送信トリガに対応する。
走行履歴アクセス部13は、入力装置17から送られてくる転送開始要求に応答して、走行履歴蓄積部14から走行履歴情報を読み出し、赤外線通信部15に送る。上記以外の動作は、実施の形態1の動作と同じである。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る車両情報取得送信システムによれば、カーナビゲーション装置1aに入力装置17を設け、入力装置17の転送開始ボタンの押下を送信トリガとして携帯電話2に走行履歴を送信するように構成したので、ユーザの望むタイミングで携帯電話2に走行履歴情報を転送することが可能になる。その結果、余分な走行履歴情報の転送を防止できる。
なお、上述した実施の形態2では、入力装置17というハードウェアにより送信トリガを発生するように構成したが、例えば、カーナビゲーション装置1aの表示器の画面(図示しない)上に転送開始画面を表示し、カーナビゲーション装置1aに付属のリモコンやタッチパネル(図示は省略する)を用いて転送開始画面上に形成された転送開始ボタンがユーザによって選択されることにより送信トリガを発生するように構成できる。
また、カーナビゲーション装置1aは、走行履歴情報を携帯電話2に転送する際に、走行履歴情報の種別を表示器の画面上に例えばリスト形式で表示し、カーナビゲーション装置1aに付属のリモコンやタッチパネル(図示は省略する)を用いて画面上に表示された種別がユーザによって選択されることにより、選択された種別の走行履歴情報のみを携帯電話2に転送するように構成できる。リモコンやタッチパネルは、この発明の車両情報指定部として機能する。この構成によれば、カーナビゲーション装置1aから携帯電話2に全ての走行履歴情報を送信する場合に比べて、送信される情報量を減らすことができる。
また、カーナビゲーション装置1aは、走行履歴情報を携帯電話2に転送する際に、表示器の画面上に条件設定用の画面を表示し、カーナビゲーション装置1aに付属のリモコンやタッチパネルを用いて画面上に表示された条件を選択することにより、条件に合致する走行履歴情報、例えば走行日時範囲、高速道路名称等を携帯電話2に転送するように構成できる。この構成によれば、カーナビゲーション装置1aから携帯電話2に全ての走行履歴情報を送信する場合に比べて、送信される情報量を減らすことができる。
さらに、この発明の車載端末として、実施の形態1で説明したドライブレコーダが使用される場合は、複数種類の車両情報(アクセル開度とブレーキ踏力など)を蓄積しておき、ユーザが選択した車両情報のみを携帯電話2に転送するように構成できる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る車両情報取得送信システムは、車両情報を送信トリガとして、カーナビゲーション装置から携帯電話への走行履歴情報の転送を開始するようにしたものである。
図7は、この発明の実施の形態3に係る車両情報取得送信システムを構成するカーナビゲーション装置1bの構成を示すブロック図である。このカーナビゲーション装置1bは、実施の形態1のカーナビゲーション装置1において、現在位置検出部10で検出された現在位置情報を走行履歴アクセス部13に送る経路が追加されて構成されている。
現在位置検出部10は、検出した現在位置情報を地図データアクセス部12に送る他に、走行履歴アクセス部13にも送る。走行履歴アクセス部13は、この発明のトリガ発生部として機能する。即ち、走行履歴アクセス部13は、現在位置検出部10から受け取った現在位置情報に含まれる位置座標(緯度・経度)と、ユーザによって予め設定されている地点座標(例えば、自宅の位置座標など)とを比較し、両座標によって指定される2地点間の距離が所定の距離以下になったことを送信トリガとして、走行履歴蓄積部14から走行履歴情報を読み出して赤外線通信部15に送る。その他の動作は、実施の形態1の動作と同じである。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る車両情報取得送信システムによれば、車両がユーザによって設定された地点(例えば、自宅)から所定範囲に入ったことを送信トリガとして、カーナビゲーション装置1bに蓄積されている走行履歴情報が携帯電話2に転送されるように構成したので、ユーザは、走行履歴情報を転送するための操作を行う必要がない。その結果、必要な時にのみ、走行履歴情報が携帯電話2に転送されるので、余分なタイミングで走行履歴情報が転送されるのを防止できる。
なお、上述した実施の形態3では、ユーザが設定した地点へ接近したことを送信トリガとして走行履歴情報を携帯電話2に送信するように構成したが、例えば時計機構から取得された日時が予め設定された日時に一致したことを送信トリガとして走行履歴情報を携帯電話2に送信するように構成できる。
また、この発明の車載端末として、上述したドライブレコーダが使用される場合は、車両から故障診断情報を受け取り、この故障診断情報に基づき車両に故障が発生したことを判断した場合に送信トリガを発生し、ドライブレコーダに蓄積された車両情報を携帯電話2に転送するように構成できる。
さらに、実施の形態3では、1つの地点への接近を送信トリガとして走行履歴情報が携帯電話2に転送されるように構成したが、2つ以上の地点への接近を送信トリガとして走行履歴情報が携帯電話2に転送されるように構成できる。この場合、地点ごとに異なる種別の走行履歴情報を携帯電話2に転送するように構成することもできる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る車両情報取得送信システムは、携帯電話からの送信トリガに応答して、カーナビゲーション装置から携帯電話への走行履歴情報の転送を開始するようにしたものである。
図8は、この発明の実施の形態4に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話2aの構成を示すブロック図である。この携帯電話2aは、実施の形態1における携帯電話2に対してユーザ入力部26が追加されて構成されている。ユーザ入力部26は、この発明のトリガ発生部及び車両情報指定部に対応し、通常の携帯電話に備えられているテンキー、ジョイスティックキーおよび決定キーから構成することができる。
また、表示制御部24には、ユーザ入力部26からの入力に応答して転送開始要求を生成して赤外線通信部21に送る機能が追加されている。また、赤外線通信部21には、入力された転送開始要求を赤外線ポート20に送る機能が追加されている。さらに、赤外線ポート20では、赤外線通信部21から送られてきた電気信号を赤外線に変換してカーナビゲーション装置1に送る機能が使用される。
以上のように構成される携帯電話2aの動作を説明する。ユーザは、まず、携帯電話2aの表示モニタ25に表示される、図9(A)に示すような通常メニュー画面から、ユーザ入力部26のジョイスティックキーおよび決定キーを使って、「車両情報取得」ボタンを選択する。これにより、図9(B)に示すような車両情報取得画面が表示モニタ25に表示される。
次に、ユーザは、車両情報取得画面の転送開始ボタンをユーザ入力部26の決定キーを使って押下する。表示制御部24は、転送開始ボタンの押下によってユーザ入力部26から送られてくる信号に応答して転送開始要求を生成し、赤外線通信部21に送る。赤外線通信部21は、表示制御部24から受け取った転送開始要求を赤外線ポート20に送る。赤外線ポート20は、赤外線通信部21から受け取った転送開始要求を表す信号を赤外線に変換してカーナビゲーション装置に送る。上記以外の動作は、実施の形態1の動作と同じである。
カーナビゲーション装置は、図示は省略するが、以下の点を除き、実施の形態1のカーナビゲーション装置1(図1参照)と同じである。即ち、赤外線ポート16では、携帯電話2aから送られてきた赤外線を電気信号に変換して赤外線通信部15に送る機能が使用される。また、赤外線通信部15には、赤外線ポート16からの信号を走行履歴アクセス部13に送る機能が追加されている。
以上のように構成されるカーナビゲーション装置の動作を説明する。赤外線ポート16で受信された転送開始要求を表す赤外線は電気信号に変換されて赤外線通信部15に送られる。赤外線通信部15は、赤外線ポート16から送られてくる信号を転送開始要求信号として走行履歴アクセス部13に送る。
走行履歴アクセス部13は、赤外線通信部15から送られてくる転送開始要求信号を受信すると、実施の形態1と同様に、走行履歴蓄積部14から走行履歴情報を読み出し、赤外線通信部15に送る。以後の動作は、実施の形態1の動作と同じである。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係る車両情報取得送信システムによれば、携帯電話2aから転送開始要求を発行し、カーナビゲーション装置が転送開始要求に応答して走行履歴情報を携帯電話2aに転送するように構成したので、ユーザは携帯電話2aのみを操作することによりカーナビゲーション装置から走行履歴情報を取得することができる。その結果、走行履歴情報の取得が容易になる。
なお、実施の形態4では、携帯電話2aから転送開始要求のみを発行するように構成されているが、実施の形態2で説明したように、携帯電話2aから車両情報種別を指定し、または、取得条件を指定するように構成できる。これは、以下のような処理を行うことにより実現できる。例えば、この発明の車載端末としてドライブレコーダが使用される場合において、携帯電話2aから転送開始要求があった時に、ドライブレコーダの車両情報アクセス部(図示は省略するがカーナビゲーション装置における走行履歴アクセス部13に相当する部分)が車両情報種別情報(アクセル開度、ブレーキ踏力等)を赤外線通信部15および赤外線ポート16を介して携帯電話2aに送信する。
携帯電話2aは、受信した車両情報種別情報を表示モニタ25にリスト形式で表示する。この状態で、携帯電話2aのジョイスティックキーおよび決定キーを用いて画面上に表示された車両情報種別情報がユーザによって選択されると、選択された車両情報種別情報が赤外線通信部21および赤外線ポート20を介して、ドライブレコーダに送信される。ドライブレコーダは、車両情報種別情報によって指定された種別の車両情報のみを、上述した実施の形態1や実施の形態2と同様の方法で、携帯電話2aに送信する。この構成によれば、ドライブレコーダから携帯電話2aに全ての走行履歴情報を送信する場合に比べて、送信される情報量を減らすことができる。
なお、上述した実施の形態4では、通信機能付端末として表示モニタを備えた携帯電話を採用した例について説明したが、通信機能付端末としては、表示モニタを備えていない装置、例えばブルートゥースにより取得したデータを蓄積するブルートゥースHDDを用いることができる。この場合、ブルートゥースHDDにボタンを設け、ブルートゥースHDDは、このボタンが押下されることにより送信トリガを発生するように構成できる。また、ブルートゥースHDDに複数のボタンを設け、押下されるボタンに応じて、車両情報種別を指定し、または、取得条件を指定するように構成できる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置および携帯電話に、さらにサーバを追加したものである。
図10は、この発明の実施の形態5に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置1、携帯電話2bおよびサーバ4から構成されている。カーナビゲーション装置1は、実施の形態1におけるそれと同じである。
携帯電話2bは、以下の点を除き、実施の形態1の携帯電話2(図1参照)と同じである。即ち、赤外線ポート20では、赤外線通信部21から送られてきた電気信号を赤外線に変換して外部(カーナビゲーション装置1およびサーバ4)に送信する機能が使用される。また、赤外線通信部21には、走行履歴アクセス部22から読み出された走行履歴情報を赤外線ポート20に送る機能が追加されている。
サーバ4は、例えばカーディーラに設置されるパーソナルコンピュータやサーバコンピュータから構成されており、携帯電話2bの内部に蓄積された走行履歴情報を受信できるようになっている。このサーバ4は、赤外線ポート40、赤外線通信部41および制御部42から構成されている。
赤外線ポート40は、携帯電話2bから送られてきた赤外線を電気信号に変換して赤外線通信部41に送る。また、赤外線ポート40は、赤外線通信部41から送られてきた電気信号を赤外線に変換して携帯電話2bに送信する。赤外線通信部41は、赤外線ポート16からの信号を制御部42に送るとともに、制御部42からの信号を赤外線ポート40に送る。
制御部42は、赤外線通信部41から受け取った走行履歴情報に所定の走行道路名称が含まれているかどうか検索する。この検索の結果、走行道路名称が含まれていることを判断すると、サービス情報を赤外線通信部41に送る。サービス情報は、例えば図11(A)に示す洗車クーポンや図11(B)に示すドライブマイレージといったクーポン券情報からなり、ユーザは携帯電話2bに格納されているクーポン券情報を例えばカーディーラに提示することにより割引等の特別なサービスを受けることができる。なお、ドライブマイレージとは、走行距離に応じて与えられる利益であり、飛行機におけるマイレージを自動車に適用したものである。
次に、上記のように構成される車両情報取得送信システムの動作を説明する。まず、携帯電話2bの動作を説明する。カーナビゲーション装置1に蓄積されている走行履歴情報が赤外線通信により携帯電話2bに転送されて走行履歴蓄積部23に蓄積されるまでの動作は、実施の形態1の動作と同じである。
携帯電話2bの走行履歴アクセス部22は、所定のタイミングで走行履歴蓄積部23に蓄積された走行履歴情報を読み出して赤外線通信部21に送る。なお、走行履歴情報を赤外線通信部21に送るタイミングは、上述した実施の形態4で説明したように、送信開始要求画面を表示モニタ25に表示させ、それをユーザが選択することによって送信開始の送信トリガとするように構成することもできる。
赤外線通信部21は、受け取った走行履歴情報を、赤外線ポート20を介して、赤外線通信によりサーバ4に送る。その後、赤外線通信部21は、サーバ4から赤外線通信により送られてくるサービス情報を、赤外線ポート20を介して受け取り、走行履歴アクセス部22を経由して表示制御部24に送る。表示制御部24はサービス情報を受信すると、そのサービス情報を表示モニタ25に送り表示させる。
次に、サーバ4の動作を説明する。サーバ4の赤外線通信部41は、携帯電話2bの赤外線通信部21から赤外線ポート20を介して送信された走行履歴情報を、赤外線ポート40を介して受信し、制御部42に送る。制御部42は、赤外線通信部41から走行履歴情報を受け取ると、走行履歴情報に所定の走行道路名称が含まれているかどうか検索する。この検索の結果、走行道路名称が含まれていることを判断すると、赤外線通信部41および赤外線ポート40を介して、サービス情報を携帯電話2bに送信する。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係る車両情報取得送信システムによれば、携帯電話2bに蓄積された走行履歴情報を赤外線通信によってサーバ4に送信することができる。従って、ユーザは、自動車から降りた後に、通信費を必要とせずにサーバ4に走行履歴情報を送信することにより、ある種のサービス(例えば、割引クーポンやドライブマイレージ)を享受することができる。
なお、上述した実施の形態5では、走行履歴情報のみを取り扱うように構成されているが、この発明の車載端末としてドライブレコーダが使用される場合は、ドライブレコーダで蓄積している車両情報をサーバ4に送信することによって、サーバ4を有するカーディーラやガソリンスタンドは、顧客の情報を取得することができる。
また、実施の形態5では、携帯電話2bは、カーナビゲーション装置1からの走行履歴情報を含む車両情報をそのままサーバ4に送信するように構成しているが、カーナビゲーション装置1に電子署名を生成する電子署名部(図示は省略する)を設け、走行履歴アクセス部13は、この電子署名部で生成された電子署名を走行履歴蓄積部14から読み出した車両情報に付して携帯電話2bに送信するように構成できる。この場合、携帯電話2bは、電子署名が付された車両情報を受信すると、それをそのままサーバ4に送信する。サーバ4は、電子署名を解釈し正当性をチェックする。この構成によれば、カーナビゲーション装置1から送信された車両情報の正当性を保証することが可能になる。なお、電子署名を利用した認証方式としては、相戸浩志著、「よくわかる最新情報セキュリティ技術の基本と仕組み」、第1版、株式会社秀和システム、2000年6月12日、p.91−99に記載された技術を用いることができる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る車両情報取得送信システムは、携帯電話とサーバとの間の通信を、一般電話回線を用いた遠距離通信により行うようにしたものである。
図12は、この発明の実施の形態6に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置1、携帯電話2c、サーバ4a、携帯電話基地局5および一般電話公衆網6から構成されている。カーナビゲーション装置1は、実施の形態1におけるそれと同じである。
携帯電話2cは、実施の形態1における携帯電話2(図1参照)に、電話回線通信部27およびアンテナ部28が追加されて構成されている。電話回線通信部27およびアンテナ部28は、この発明の遠距離通信インタフェース部に対応する。電話回線通信部27は、走行履歴アクセス部22から送られてくる走行履歴情報をアンテナ部28に送る。アンテナ部28は、電話回線通信部27から電気信号で送られてくる走行履歴情報を電波に変換して携帯電話基地局5に送信する。
携帯電話基地局5は、携帯電話2cからの電波を受信して走行履歴情報を表す電気信号に変換し、一般電話公衆網6に送出する。一般電話公衆網6は、携帯電話基地局5から電気信号で送られてくる走行履歴情報をサーバ4aに送信する。
サーバ4aは、制御部42と電話回線通信部43とから構成されている。制御部42は、実施の形態5のサーバ4におけるそれと同じである。電話回線通信部43は、携帯電話2cから送信された走行履歴情報を、携帯電話基地局5および一般電話公衆網6を介して受信する。この電話回線通信部43で受信された走行履歴情報は、制御部42に送られる。また、電話回線通信部43は、制御部42から受け取ったサービス情報を、一般電話公衆網6および携帯電話基地局5を介して携帯電話2cに送信する。
上記のように構成される車両情報取得送信システムにおいて、制御部42は、携帯電話2cから送信された走行履歴情報を、携帯電話基地局5、一般電話公衆網6及び電話回線通信部43を介して受け取ると、走行履歴情報に所定の走行道路名称が含まれているかどうか検索する。この検索の結果、走行道路名称が含まれていることが判断されると、サービス情報を、電話回線通信部43、一般電話公衆網6および携帯電話基地局5を介して携帯電話2cに送信する。上記以外の動作は、実施の形態5の動作と同じである。
以上説明したように、この発明の実施の形態6に係る車両情報取得送信システムによれば、携帯電話2cからサーバ4aヘの走行履歴情報の転送を、一般電話回線を用いて行うように構成したので、実施の形態5に係る車両情報取得送信システムにより達成される効果に加え、携帯電話2cがサーバ4aの近くに存在しない場合であっても、携帯電話2cに蓄積されている走行履歴情報をサーバ4aに転送することができ、また、サーバ4aからサービス情報を携帯電話2cに送信することができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係る車両情報取得送信システムは、車載端末において取得された車両情報を加工した後に蓄積するようにしたものである。この実施の形態7では、車載端末として車載映像サーバが使用されるものとする。
図13は、この発明の実施の形態7に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、車載映像サーバ7と携帯電話2とから構成されている。携帯電話2は、実施の形態1におけるそれと同じである。
車載映像サーバ7は、車載カメラ71、映像入力部72、映像圧縮部73、映像アクセス部74、映像蓄積部75、赤外線通信部15および赤外線ポート16から構成されている。映像圧縮部73は、この発明の車両情報加工部に対応する。
車載カメラ71は、車両に搭載され、車内外を撮影する。この車載カメラ71で撮影された映像はNTSC信号として映像入力部72に送られる。映像入力部72は、車載カメラ71から受け取ったNTSC信号(アナログ映像信号)をデジタル化してデジタル映像情報として、映像圧縮部73に送る。
映像圧縮部73は、映像入力部72から受信したデジタル映像情報をMPEG4方式で圧縮、つまり加工する。この映像圧縮部73で圧縮することにより得られた圧縮映像情報は映像アクセス部74に送られる。圧縮映像情報は、この発明の加工車両情報に対応する。
映像アクセス部74は、映像圧縮部73から受け取った圧縮映像情報を所定の間隔(例えば、10秒)ごとに区切り、映像蓄積部75に蓄積するとともに、その圧縮映像情報にアクセスするための映像ポインタ情報を生成し、映像蓄積部75に蓄積する。映像ポインタ情報は、図14に示すように、撮影の開始時刻、終了時刻および圧縮映像情報に付されたファイル名から構成されている。また、映像アクセス部74は、所定のタイミングで映像蓄積部75に蓄積されている圧縮映像情報および映像ポインタ情報を読み出して赤外線通信部15に送る。
映像蓄積部75は、例えば不揮発性メモリやPCカードといった外部記憶装置、あるいはHDDといった内部記憶装置から構成されており、上述したように、映像アクセス部74から送られてくる圧縮映像情報および映像ポインタ情報を記憶する。
赤外線通信部15および赤外線ポート16は、実施の形態1のカーナビゲーション装置1におけるそれらと同じである。即ち、赤外線通信部15は、映像アクセス部74から受け取った圧縮映像情報および映像ポインタ情報を赤外線ポート16に送る。赤外線ポート16は、赤外線通信部15から電気信号で送られてきた圧縮映像情報および映像ポインタ情報を赤外線に変換して携帯電話2に送信する。これにより、車載映像サーバ7の映像蓄積部75に格納されている圧縮映像情報および映像ポインタ情報が携帯電話2に転送され、その内部に記憶される。
以上説明したように、この発明の実施の形態7に係る車両情報取得送信システムによれば、車両情報としてのデジタル映像情報をそのまま蓄積するのではなく、圧縮して蓄積するように構成したので、蓄積すべき情報量を小さくできる。その結果、映像蓄積部75の容量を小さくできる。また、車載映像サーバ7からは圧縮された映像情報が携帯電話2に転送されるので、転送する情報量を減らすことができる。
なお、上述した実施の形態7では、映像圧縮方式として、MPEG4を用いたが、他の映像圧縮方式、例えばH.264、MPEG2等を用いることもできる。
また、実施の形態7では、車両情報として映像情報を用いたが、この発明の車載端末としてドライブレコーダが使用される場合は、ドライブレコーダに入力される車両情報を用いて故障診断を行い、この故障診断の結果(スコア)のみを車両情報蓄積部(上述した実施の形態7では映像蓄積部75)に蓄積するように構成できる。この構成によっても、デジタル映像情報を圧縮して蓄積する場合と同様の効果を奏する。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係る車両情報取得送信システムは、車載端末に蓄積されている未加工の車両情報を加工して送信するようにしたものである。この実施の形態8では、車載端末として車載映像サーバが使用されるものとする。
図15は、この発明の実施の形態8に係る車両情報取得送信システムを構成する車載映像サーバ7aの構成を示すブロック図である。なお、この車両情報取得送信システムでは、通信機能付端末として実施の形態1における携帯電話2が使用される。
車載映像サーバ7aは、車載カメラ71、映像入力部72、映像圧縮部73、映像アクセス部74、映像蓄積部75、赤外線通信部15および赤外線ポート16から構成されている。映像圧縮部73は、この発明の車両情報加工部に対応する。
車載カメラ71は、実施の形態7のそれと同じである。この車載カメラ71で撮影された映像はNTSC信号として映像入力部72に送られる。映像入力部72は、車載カメラ71から受け取ったNTSC信号(アナログ映像信号)をデジタル化してデジタル映像情報として、映像アクセス部74に送る。
映像アクセス部74は、映像入力部72から受け取ったデジタル映像情報を所定の間隔(例えば、10秒)ごとに区切り、映像蓄積部75に蓄積するとともに、そのデジタル映像情報にアクセスするための映像ポインタ情報を生成し、映像蓄積部75に蓄積する。映像ポインタ情報は、図14に示した実施の形態7のそれと同じである。また、映像アクセス部74は、所定のタイミングで映像蓄積部75に蓄積されている圧縮映像情報および映像ポインタ情報を読み出して映像圧縮部73に送る。
映像蓄積部75は、例えば不揮発性メモリやPCカードといった外部記憶装置、あるいはHDDといった内部記憶装置から構成されており、上述したように、映像アクセス部74から送られてくるデジタル映像情報および映像ポインタ情報を記憶する。
映像圧縮部73は、映像アクセス部74から受け取ったデジタル映像情報および映像ポインタ情報をMPEG4方式で圧縮、つまり加工し、圧縮映像情報および映像ポインタ情報として赤外線通信部15に送る。圧縮映像情報および映像ポインタ情報は、この発明の加工車両情報に対応する。
赤外線通信部15および赤外線ポート16は、実施の形態1のカーナビゲーション装置1におけるそれらと同じである。即ち、赤外線通信部15は、映像圧縮部73から受け取った圧縮映像情報を赤外線ポート16に送る。赤外線ポート16は、赤外線通信部15から電気信号として送られてきた圧縮映像情報を赤外線に変換して携帯電話2aに送信する。これにより、車載映像サーバ7の映像蓄積部75に格納されているデジタル映像情報が圧縮されて、圧縮映像情報として携帯電話2に転送され、その内部に記憶される。
以上説明したように、この発明の実施の形態8に係る車両情報取得送信システムによれば、デジタル映像情報をそのまま蓄積しておき、携帯電話2aに転送する際に圧縮するように構成したので、車載端末に蓄積される情報量を減らすことはできないが、車載映像サーバ7から携帯電話2に送信される情報量を減らすことができる。
なお、実施の形態7で説明したのと同様に、この発明の車載端末としてドライブレコーダが使用される場合は、ドライブレコーダに入力される車両情報を蓄積しておき、この蓄積された車両情報を用いて故障診断を行い、この故障診断の結果(スコア)のみを携帯電話2aに送信するように構成できる。この構成によっても、蓄積されているデジタル映像情報を圧縮して送信する場合と同様の効果を奏する。また、蓄積されている車両情報を用いて診断を行い、その診断結果を出力するように構成したので、診断方法を更新することにより、同じ車両情報を使って、最新の診断方法を適用することができる。
また、実施の形態4で説明したのと同様の方法で、MPEG4で圧縮する際の画質を、赤外線による送受信機能を有する携帯電話2aから指定するように構成できる。即ち、車載映像サーバ7aは、携帯電話2aから画質を指定する画質情報が送信されてくると、それを赤外線ポート16及び赤外線通信部15を介して映像圧縮部73に送る。映像圧縮部73は、受け取った画質情報に応じた比率で映像蓄積部75から読み出されたデジタル映像情報を圧縮し、赤外線通信部15及び赤外線ポート16を介して携帯電話2aに送信する。この構成によれば、ユーザは、携帯電話2aから画質を指定できるので、好みの画質の映像を車載映像サーバ7aから取得することができる。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係る車両情報取得送信システムは、車載端末において、取得された車両情報をそのまま蓄積するとともに、加工して蓄積するようにしたものである。この実施の形態9では、車載端末として車載映像サーバが使用されるものとする。この場合、車両情報として映像情報が使用される。
図16は、この発明の実施の形態9に係る車両情報取得送信システムを構成する車載映像サーバ7bの構成を示すブロック図である。なお、この車両情報取得送信システムでは、通信機能付端末として実施の形態4における携帯電話2aが使用される。
車載映像サーバ7bは、実施の形態7の車載映像サーバ7に、非圧縮映像アクセス部74aおよび非圧縮映像蓄積部75aが追加されて構成されている。映像圧縮部73は、この発明の車両情報加工部に対応する。また、映像アクセス部74には、映像蓄積部75に蓄積されている圧縮映像情報の読み出しを、携帯電話2aから送られてくる映像転送要求に応答して実行する機能が追加されている。
非圧縮映像アクセス部74aは、映像入力部72から受け取ったデジタル映像情報を所定の間隔(例えば、10秒)ごとに区切り、非圧縮映像情報として非圧縮映像蓄積部75aに蓄積するとともに、その非圧縮映像情報にアクセスするための映像ポインタ情報を生成する。映像ポインタ情報は、図14に示した実施の形態7のそれと同じである。また、非圧縮映像アクセス部74aは、携帯電話2aから送られてくる映像転送要求に応答して非圧縮映像蓄積部75aに蓄積されている非圧縮映像情報および映像ポインタ情報を読み出して赤外線通信部15に送る。これら非圧縮映像情報および映像ポインタ情報は、この発明の車両情報に対応する。なお、圧縮映像情報および映像ポインタ情報は、実施の形態7で説明したように、この発明の加工車両情報に対応する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態9に係る車両情報取得送信システムの動作を説明する。
車載映像サーバ7bの赤外線通信部15は、携帯電話2aから送信されてくる映像種別情報を伴った映像転送要求を、赤外線ポート16を介して受信する。赤外線通信部15は、受信された映像種別情報によって非圧縮が指定されていれば非圧縮映像アクセス部74aに、圧縮が指定されていれば映像アクセス部74に映像転送要求を送る。
非圧縮映像アクセス部74aは、赤外線通信部15から映像転送要求を受け取ると、非圧縮映像蓄積部75aから非圧縮映像情報を読み出して赤外線通信部15に送る。同様に、映像アクセス部74は、赤外線通信部15から映像転送要求を受け取ると、圧縮映像蓄積部75から圧縮映像情報を読み出して赤外線通信部15に送る。
赤外線通信部15は、非圧縮映像アクセス部74aから送られてくる非圧縮映像情報または映像アクセス部74から送られてくる圧縮映像情報を、赤外線ポート16を介して携帯電話2aに送信する。
以上説明したように、この発明の実施の形態9に係る車両情報取得送信システムによれば、車載映像サーバ7bは、非圧縮映像情報および圧縮映像情報を蓄積しておき、携帯電話2aからの映像種別情報を伴った映像転送要求に応じて非圧縮映像情報または圧縮映像を携帯電話2aに転送するように構成したので、ユーザは、まず圧縮映像情報を用いておおまかな映像チェックを行い、その後、より詳細を調べたい部分について非圧縮映像を用いて詳細な映像チェックを行うといった2段階の映像チェックが可能になり、非圧縮映像のみで映像チェックを行う場合に比べて、チェックの効率化を図ることができる。
例えば、この発明の車載端末としてドライブレコーダが使用され、このドライブレコーダを用いて故障診断を行う場合に、最初から詳細な診断を行うのでは多大な時間を要するので、まずドライブレコーダ内で簡易診断を行った結果(圧縮映像情報に相当する)のみを携帯電話2aに転送し、その後、携帯電話2aからカーディーラのサーバ4に転送する。そして、サーバ4において簡易診断の結果からより詳細な診断が必要であると判断された部分については、ドライブレコーダに蓄積されている車両情報(非圧縮映像情報に相当する)をそのまま携帯電話2aに転送し、その後に携帯電話2aからサーバ4に転送し、サーバ4においてより詳細の故障診断を行うといった利用が可能になる。
実施の形態10.
この発明の実施の形態10に係る車両情報取得送信システムは、携帯電話において車載端末から送られてきた車両情報を加工した後に蓄積するようにしたものである。この実施の形態10では、車載端末としてドライブレコーダが使用されるものとする。
図17は、この発明の実施の形態10に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話2dの構成を示すブロック図である。携帯電話2dは、赤外線ポート20、赤外線通信部21、車両情報診断部29、診断結果アクセス部30、診断結果蓄積部31、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。
この発明に係る通信機能付端末の近距離通信インタフェース部および第2近距離通信インタフェース部は、赤外線ポート20および赤外線通信部21から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の加工車両情報蓄積部、車両情報蓄積部および第2車両情報蓄積部は、診断結果アクセス部30および診断結果蓄積部31から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報表示部は、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。さらに、この発明の車両情報加工部は、車両情報診断部29から構成されている。なお、車両情報加工部で加工することにより得られた加工車両情報を第2加工車両情報とする。このことは、実施の形態11、12でも同様である。
赤外線ポート20は、図示しないドライブレコーダから赤外線で送られてきた車両情報を電気信号に変換して赤外線通信部21に送るとともに、赤外線通信部21から電気信号で送られてきた診断結果情報を赤外線に変換して図示しないサーバ4に送信する。赤外線通信部21は、赤外線ポート20から受け取った車両情報を車両情報診断部29に送る。また、赤外線通信部21は、診断結果アクセス部30から受け取った診断結果情報を赤外線ポート20に送る。
車両情報診断部29は、赤外線通信部21から受け取った車両情報に基づき故障診断を実行する。この故障診断は、カーディーラの定期点検などで行われている車両情報に基づく診断方法と同様の方法で行うことができる。この車両情報診断部29で実行された故障診断の結果は、診断結果情報として診断結果アクセス部30に送られる。診断結果情報は、この発明の加工車両情報に対応する。
診断結果アクセス部30は、車両情報診断部29から受け取った診断結果情報を、診断結果蓄積部31に書き込む。この際、車両情報診断部29から受け取った診断結果情報のうち、診断結果蓄積部31に既蓄積の診断結果情報を除外し、未蓄積の診断結果情報のみが追加的に蓄積される。また、診断結果アクセス部30は、診断結果蓄積部31に蓄積されている診断結果情報を読み出し、赤外線通信部21に送る。さらに、診断結果アクセス部30は、所定のタイミングで診断結果蓄積部31に蓄積されている診断結果情報を読み出し、表示制御部24に送る。
診断結果蓄積部31は、例えば不揮発性メモリやSDカードといった外部記憶装置から構成されており、上述したように、診断結果アクセス部30から送られてくる診断結果情報を記憶する。
表示制御部24は、診断結果アクセス部30から受け取った診断結果情報を、表示モニタ25に表示可能な診断結果表示データに加工し、表示モニタ25に送る。表示モニタ25は、表示制御部24からの診断結果表示データに従って、診断結果を表示する。
以上説明したように、この発明の実施の形態10に係る車両情報取得送信システムによれば、ドライブレコーダから送られてくる車両情報をそのまま蓄積するのではなく、車両情報に基づき故障診断を行い、その診断結果のみを蓄積するように構成したので、診断結果蓄積部31に蓄積する情報量を抑えることができる。
実施の形態11.
この発明の実施の形態11に係る車両情報取得送信システムは、携帯電話に蓄積された未加工の車両情報を加工して送信するようにしたものである。この実施の形態11では、車載端末としてドライブレコーダが使用されるものとする。
図18は、この発明の実施の形態11に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話2eの構成を示すブロック図である。携帯電話2eは、赤外線ポート20、赤外線通信部21、車両情報診断部29、車両情報アクセス部32、車両情報蓄積部33、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。
この発明に係る通信機能付端末の近距離通信インタフェース部および第2近距離通信インタフェース部は、赤外線ポート20および赤外線通信部21から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報蓄積部および第2車両情報蓄積部は、車両情報アクセス部32および車両情報蓄積部33から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報表示部は、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。さらに、この発明の車両情報加工部は、車両情報診断部29から構成されている。
赤外線ポート20は、図示しないドライブレコーダから赤外線で送られてきた車両情報を電気信号に変換して赤外線通信部21に送るとともに、赤外線通信部21から電気信号で送られてきた診断結果情報を赤外線に変換して図示しないサーバ4に送信する。赤外線通信部21は、赤外線ポート20から受け取った車両情報を車両情報アクセス部32に送る。また、赤外線通信部21は、車両情報診断部29から受け取った診断結果情報を赤外線ポート20に送る。
車両情報診断部29は、車両情報アクセス部32から受け取った車両情報に基づき故障診断を実行する。この故障診断は、カーディーラの定期点検などで行われている車両情報に基づく診断方法と同様の方法で行うことができる。この車両情報診断部29で実行された故障診断の結果は、診断結果情報として赤外線通信部21に送られる。診断結果情報は、この発明の加工車両情報に対応する。
車両情報アクセス部32は、赤外線通信部21から受け取った車両情報を、車両情報蓄積部33に書き込む。この際、赤外線通信部21から受け取った車両情報のうち、車両情報蓄積部33に既蓄積の車両情報を除外し、未蓄積の車両情報のみが追加的に蓄積される。また、車両情報アクセス部32は、所定のタイミングで車両情報蓄積部33に蓄積されている車両情報を読み出し、表示制御部24に送る。
車両情報蓄積部33は、例えば不揮発性メモリやSDカードといった外部記憶装置から構成されており、上述したように、車両情報アクセス部32から送られてくる車両情報を記憶する。
表示制御部24は、車両情報アクセス部32から受け取った診断結果情報を、表示モニタ25に表示可能な車両情報表示データに加工し、表示モニタ25に送る。表示モニタ25は、表示制御部24からの車両情報表示データに従って、車両情報を表示する。
以上説明したように、この発明の実施の形態11に係る車両情報取得送信システムによれば、ドライブレコーダから送られてくる車両情報をそのまま蓄積しておき、サーバ4に転送する際に圧縮するように構成したので、携帯電話2eに蓄積する情報量を少なくすることはできないが、携帯電話2eからサーバ4に送信する情報量を減らすことができる。
実施の形態12.
この発明の実施の形態12に係る車両情報取得送信システムは、携帯電話において、車載端末から取得した車両情報をそのまま蓄積するとともに、加工して蓄積するようにしたものである。この実施の形態12では、車載端末としてドライブレコーダが使用されるものとする。
図19は、この発明の実施の形態12に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話2fの構成を示すブロック図である。この携帯電話2fは、赤外線ポート20、赤外線通信部21、車両情報診断部29、診断結果アクセス部30、診断結果蓄積部31、車両情報アクセス部32、車両情報蓄積部33、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。
この発明に係る通信機能付端末の近距離通信インタフェース部および第2近距離通信インタフェース部は、赤外線ポート20および赤外線通信部21から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の加工車両情報蓄積部、車両情報蓄積部および第2車両情報蓄積部は、診断結果アクセス部30および診断結果蓄積部31から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報蓄積部および第2車両情報蓄積部は、車両情報アクセス部32および車両情報蓄積部33から構成されている。また、この発明に係る通信機能付端末の車両情報表示部は、表示制御部24および表示モニタ25から構成されている。さらに、この発明の車両情報加工部は、車両情報診断部29から構成されている。
赤外線ポート20は、図示しないドライブレコーダから赤外線で送られてきた車両情報を電気信号に変換して赤外線通信部21に送るとともに、赤外線通信部21から電気信号で送られてきた診断結果情報または車両情報を赤外線に変換して図示しないサーバ4に送信する。赤外線通信部21は、赤外線ポート20から受け取った車両情報を車両情報診断部29および車両情報アクセス部32に送る。また、赤外線通信部21は、診断結果アクセス部30から受け取った診断結果情報を赤外線ポート20に送る。
車両情報診断部29は、赤外線通信部21から受け取った車両情報に基づき故障診断を実行する。この故障診断は、カーディーラの定期点検などで行われている車両情報に基づく診断方法と同様の方法で行うことができる。この車両情報診断部29で実行された故障診断の結果は、診断結果情報として診断結果アクセス部30に送られる。診断結果情報は、この発明の加工車両情報に対応する。
診断結果アクセス部30は、車両情報診断部29から受け取った診断結果情報を、診断結果蓄積部31に書き込む。この際、車両情報診断部29から受け取った診断結果情報のうち、診断結果蓄積部31に既蓄積の診断結果情報を除外し、未蓄積の診断結果情報のみが追加的に蓄積される。また、診断結果アクセス部30は、診断結果蓄積部31に蓄積されている診断結果情報を読み出し、赤外線通信部21に送る。さらに、診断結果アクセス部30は、所定のタイミングで診断結果蓄積部31に蓄積されている診断結果情報を読み出し、表示制御部24に送る。
診断結果蓄積部31は、例えば不揮発性メモリやSDカードといった外部記憶装置から構成されており、上述したように、診断結果アクセス部30から送られてくる診断結果情報を記憶する。
車両情報アクセス部32は、赤外線通信部21から受け取った車両情報を、車両情報蓄積部33に書き込む。この際、赤外線通信部21から受け取った車両情報のうち、車両情報蓄積部33に既蓄積の車両情報を除外し、未蓄積の車両情報のみが追加的に蓄積される。また、車両情報アクセス部32は、車両情報蓄積部33に蓄積されている車両情報を読み出し、赤外線通信部21に送る。さらに、車両情報アクセス部32は、所定のタイミングで車両情報蓄積部33に蓄積されている車両情報を読み出し、表示制御部24に送る。
車両情報蓄積部33は、例えば不揮発性メモリやSDカードといった外部記憶装置から構成されており、上述したように、車両情報アクセス部32から送られてくる車両情報を記憶する。
表示制御部24は、診断結果アクセス部30から受け取った診断結果情報を、表示モニタ25に表示可能な診断結果表示データに加工し、表示モニタ25に送る。表示モニタ25は、表示制御部24からの診断結果表示データに従って、診断結果を表示する。また、表示制御部24は、車両情報アクセス部32から受け取った診断結果情報を、表示モニタ25に表示可能な車両情報表示データに加工し、表示モニタ25に送る。表示モニタ25は、表示制御部24からの車両情報表示データに従って、車両情報を表示する。
以上説明したように、この発明の実施の形態12に係る車両情報取得送信システムによれば、携帯電話2fは、車両情報および診断結果情報を蓄積しておき、必要に応じて車両情報または診断結果情報をサーバ4に転送できるように構成したので、ユーザは、まず診断結果情報を用いて簡易診断を行い、その後、より詳細を調べたい部分を、車両情報を用いて詳細にチェックするといった2段階のチェックが可能になり、車両情報のみで故障診断を行う場合に比べて、故障診断の効率化を図ることができる。
なお、上述した実施の形態10〜実施の形態12では、赤外線通信による近距離通信によって携帯電話からサーバ4(カーディーラのパーソナルコンピュータ)に情報を送信するように構成しているが、実施の形態6で示したように、一般電話回線による遠距離通信によって携帯電話からサーバ4に情報を送信するように構成できる。
実施の形態13.
この発明の実施の形態13に係る車両情報取得送信システムは、実施の形態5に係る車両情報取得送信システムにおいて、携帯電話の代わりに鍵を使用し、サーバの代わりに鍵管理装置を使用したものである。
図20は、この発明の実施の形態13に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置1c、鍵8および鍵管理装置80から構成されている。
カーナビゲーション装置1cは、実施の形態5におけるカーナビゲーション装置1から赤外線通信部15及び赤外線ポート16が除去され、キーシリンダ18に設けられた接点部19が追加されて構成されている。接点部19は、この発明の接点部及び第1接点部に対応し、走行履歴アクセス部13に接続されている。
鍵8は、走行履歴アクセス部22、走行履歴蓄積部23、鍵部34及び接点部35から構成されている。走行履歴アクセス部22及び走行履歴蓄積部23は、実施の形態5のそれらと同じである。鍵部34は、キーシリンダ18に嵌合する部分である。接点部19は、この発明の接点部及び第2接点部に対応し、走行履歴アクセス部22に接続されている。
鍵管理装置80は、例えばカーディーラや整備工場に設置されるパーソナルコンピュータから構成されており、車両の鍵を特定するための鍵情報を管理する。この鍵管理部80は、制御部42、キーシリンダ44及び接点部45から構成されている。制御部42は、鍵情報を管理するとともに、詳細な図示は省略するが、鍵8の走行履歴アクセス部22及び走行履歴蓄積部23に相当する機能を有している。キーシリンダ44は、この発明のキーシリンダ及び第2キーシリンダに対応し、種々の形状を有する鍵部34が嵌合可能なように構成されている。接点部45は、この発明の接点部及び第3接点部に対応し、走行履歴アクセス部22に接続されている。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態13に係る車両情報取得送信システムの動作を説明する。まず、鍵8の鍵部34がカーナビゲーション装置1cのキーシリンダ18に嵌合されると、キーシリンダ18の接点部19と鍵部34の接点部35とが電気的に接続される。これにより、実施の形態5の動作と同様に、カーナビゲーション装置1cの走行履歴蓄積部14に蓄積されている走行履歴情報がキーシリンダ18の接点部19及び鍵部34の接点部35を介して鍵8に転送されて走行履歴蓄積部23に蓄積される。
次に、鍵8の鍵部34が鍵管理装置80のキーシリンダ44に嵌合されると、キーシリンダ44の接点部45と鍵部34の接点部35とが電気的に接続される。これにより、実施の形態5の動作と同様に、鍵80の走行履歴蓄積部23に蓄積されている走行履歴情報が鍵部34の接点部35及びキーシリンダ44の接点部45を介して鍵管理装置80に転送されて制御部42に蓄積される。ユーザは、この制御部42に蓄積された走行履歴情報を読み取ることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態13に係る車両情報取得送信システムによれば、車両を運転する際にユーザが必ず携行する鍵8に車両情報を蓄積することができるので、車両情報を取得するために、運転に直接関係しない携帯電話やPDAを車両に持ち込む必要がなく、ユーザの利便性が向上する。
実施の形態14.
この発明の実施の形態14に係る車両情報取得送信システムは、実施の形態5に係る車両情報取得送信システムにおいて、携帯電話の代わりにキーレスエントリ用カードを使用し、サーバの代わりに鍵管理装置を使用したものである。
図21は、この発明の実施の形態14に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。この車両情報取得送信システムは、カーナビゲーション装置1、キーレスエントリ用カード9および鍵管理装置80aから構成されている。カーナビゲーション装置1は、実施の形態1におけるそれと同じである。
キーレスエントリ用カード9は、例えばICカードから構成されており、以下の点を除き、実施の形態5における携帯電話2bと同様の構成を有する。即ち、実施の形態5におけるカーナビゲーション装置1から表示制御部24及び表示モニタ25が除去され、鍵情報蓄積部36が追加されて構成されている。また、赤外線ポート20では、赤外線通信部21から送られてきた電気信号を赤外線に変換して外部(鍵管理装置80a及び図示しないエンジンの起動装置)に送信する機能が使用される。また、赤外線通信部21には、走行履歴アクセス部22から読み出された走行履歴情報を赤外線ポート20に送る機能が追加されている。鍵情報蓄積部36は、当該キーレスエントリ用カード9に固有の鍵情報を記憶している。この鍵情報蓄積部36に記憶されている鍵情報は、赤外線通信部21及び赤外線ポート20を介して、図示しないエンジンの起動装置に送られることにより、該エンジンが起動される。
鍵管理装置80は、例えばカーディーラや整備工場に設置されるパーソナルコンピュータから構成されており、キーレスエントリ用カード9の内部に蓄積された走行履歴情報を受信できるようになっている。この鍵管理装置80は、赤外線ポート40、赤外線通信部41および制御部42から構成されている。赤外線ポート40及び赤外線通信部41は、実施の形態5のそれらと同じである。制御部42は、鍵情報を管理するとともに、詳細な図示は省略するが、キーレスエントリ用カード9の走行履歴アクセス部22及び走行履歴蓄積部23に相当する機能を有している。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態14に係る車両情報取得送信システムの動作を説明する。まず、キーレスエントリ用カード9の動作を説明する。カーナビゲーション装置1に蓄積されている走行履歴情報が赤外線通信によりキーレスエントリ用カード9に転送されて走行履歴蓄積部23に蓄積されるまでの動作は、実施の形態1の携帯電話2bの動作と同じである。
キーレスエントリ用カード9の走行履歴アクセス部22は、所定のタイミングで走行履歴蓄積部23に蓄積された走行履歴情報を読み出して赤外線通信部21に送る。なお、走行履歴情報を赤外線通信部21に送るタイミングは、上述した実施の形態4で説明したように、送信開始要求画面を表示モニタ25に表示させ、それをユーザが選択することによって送信開始の送信トリガとするように構成することもできる。赤外線通信部21は、受け取った走行履歴情報を、赤外線ポート20を介して、赤外線通信により鍵管理装置80aに送る。
次に、鍵管理装置80aの動作を説明する。鍵管理装置80aの赤外線通信部41は、キーレスエントリ用カード9の赤外線通信部21から赤外線ポート20を介して送信された走行履歴情報を、赤外線ポート40を介して受信し、制御部42に送る。制御部42は、赤外線通信部41から走行履歴情報を受け取ると、その走行履歴情報を内部に蓄積する。ユーザは、この制御部42に蓄積された走行履歴情報を読み取ることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態14に係る車両情報取得送信システムによれば、車両を運転する際にユーザが必ず携行するキーレスエントリ用カード9に車両情報を蓄積することができるので、車両情報を取得するために、運転に直接関係しない携帯電話やPDAを車両に持ち込む必要がなく、ユーザの利便性が向上する。
なお、実施の形態13、14では、鍵管理装置80、80aをパーソナルコンピュータで構成されていると説明したが、この鍵管理装置80、80aは、ネットワークで接続されたパーソナルコンピュータ群で実現することも可能である。
この発明の実施の形態1に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車両情報取得送信システムで使用される走行履歴情報の一例を示す図である。 図1に示すカーナビゲーション装置の地図データアクセス部で行われる処理の詳細を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話の表示モニタに表示される走行履歴の例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る車両情報取得送信システムを構成するカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図5に示す入力装置の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る車両情報取得送信システムを構成するカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話の構成を示すブロック図である。 図8におけるユーザ入力部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る車両情報取得送信システムで使用されるサービス情報の表示例を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る車両情報取得送信システムで使用される映像ポインタ情報の一例を示す図である。 この発明の実施の形態8に係る車両情報取得送信システムを構成する車載映像サーバの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態9に係る車両情報取得送信システムを構成する車載映像サーバの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態10に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態11に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態12に係る車両情報取得送信システムを構成する携帯電話の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態13に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態14に係る車両情報取得送信システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c カーナビゲーション装置(車載端末)、2,2a,2b,2c,2d,2e,2f 携帯電話(通信機能付端末)、3 GPS衛星、4,4a サーバ、5 携帯電話基地局、6 一般電話公衆網、7,7a,7b 車載映像サーバ、8 鍵、9 キーレスエントリ用カード、10 現在位置検出部(車両情報取得部)、11 地図データ蓄積部(車両情報取得部)、12 地図データアクセス部(車両情報取得部)、13 走行履歴アクセス部(車両情報蓄積部、第1車両情報蓄積部)、14 走行履歴蓄積部(車両情報蓄積部、第1車両情報蓄積部)、15 赤外線通信部(近距離通信インタフェース部、第1近距離通信インタフェース部)、16 赤外線ポート(近距離通信インタフェース部、第1近距離通信インタフェース部)、17 入力装置(トリガ発生部)、18 キーシリンダ、19 接点部(第1接点部)、20 赤外線ポート(近距離通信インタフェース部、第2近距離通信インタフェース部)、21 赤外線通信部(近距離通信インタフェース部、第2近距離通信インタフェース部)、22 走行履歴アクセス部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、23 走行履歴蓄積部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、24 表示制御部(車両情報表示部)、25 表示モニタ(車両情報表示部)、26 ユーザ入力部(トリガ発生部、車両情報指定部)、27 電話回線通信部(遠距離通信インタフェース部)、28 アンテナ部(遠距離通信インタフェース部)、29 車両情報診断部(車両情報加工部)、30 診断結果アクセス部(加工車両情報蓄積部、車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、31 診断結果蓄積部(加工車両情報蓄積部、車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、32 車両情報アクセス部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、33 車両情報蓄積部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、34 鍵部、35 接点部(第2接点部)、36 鍵情報蓄積部、40 赤外線ポート、41 赤外線通信部、42 制御部、43 電話回線通信部、44 キーシリンダ(第2キーシリンダ)、45 接点部(第3接点部)、71 車載カメラ(車両情報取得部)、72 映像入力部(車両情報取得部)、73 映像圧縮部(車両情報加工部)、74 映像アクセス部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、74a 非圧縮映像アクセス部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、75 映像蓄積部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、75a 非圧縮映像蓄積部(車両情報蓄積部、第2車両情報蓄積部)、80,80a 鍵管理装置。

Claims (37)

  1. 車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、
    前記車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により外部に送信する近距離通信インタフェース部
    とを備えた車載端末。
  2. 車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を加工する車両情報加工部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、前記車両情報加工部で加工することにより得られた加工車両情報を近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  3. 車両情報取得部で取得された車両情報を加工する車両情報加工部を備え、
    車両情報蓄積部は、前記車両情報加工部で車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積し、
    近距離通信インタフェース部は、前記車両情報蓄積部に蓄積されている加工車両情報を近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  4. 車両情報取得部で取得された車両情報を加工する車両情報加工部と、
    前記車両情報加工部で加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する加工車両情報蓄積部とを備え、
    近距離通信インタフェース部は、車両情報蓄積部に蓄積されている車両情報および前記車両情報蓄積部に蓄積された加工車両情報の少なくとも1つを近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  5. 送信トリガを発生するトリガ発生部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、前記トリガ発生部で発生された送信トリガに応答して、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  6. 車両情報の種別を指定する車両情報指定部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、トリガ発生部で発生された送信トリガに応答して、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報のうちの前記車両情報指定部で指定された種別の車両情報を近距離通信により外部へ送信することを特徴とする請求項5記載の車載端末。
  7. トリガ発生部は、車両情報取得部で取得された車両情報に応じて送信トリガを発生することを特徴とする請求項5記載の車載端末。
  8. 外部から受信した端末IDを認証する端末認証部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、外部から端末IDを受信して前記端末認証部に送り、該端末認証部で認証された端末IDを有する端末に対して車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  9. 電子署名を生成する電子署名部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報に前記電子署名部により生成された電子署名を付加して近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  10. 近距離通信インタフェース部は、外部からの送信トリガを受信し、該受信した送信トリガに応答して、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により外部に送信することを特徴とする請求項1記載の車載端末。
  11. 近距離通信インタフェース部は、外部から車両情報の種別を指定する車両情報種別情報を受信し、受信した送信トリガに応答して、車両情報蓄積部に蓄積された車両情報のうちの該受信した車両情報種別情報によって指定された種別の車両情報を近距離通信により外部へ送信することを特徴とする請求項10記載の車載端末。
  12. 車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、
    前記車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を外部に出力するためにキーシリンダに設けられた接点部
    とを備えた車載端末。
  13. 外部から近距離通信により送られてくる情報を受信する近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、
    前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を表示する車両情報表示部
    とを備えた通信機能付端末。
  14. 外部から近距離通信により送られてくる情報を受信する近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部とを備え、
    前記近距離通信インタフェース部は、前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を近距離通信により外部に送信する通信機能付端末。
  15. 車両情報蓄積部に蓄積された内容を加工する車両情報加工部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、前記車両情報加工部で加工することにより得られた第2加工車両情報を外部に送信することを特徴とする請求項14記載の通信機能付端末。
  16. 情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を加工する車両情報加工部と、
    前記車両情報加工部で加工することにより得られた第2加工車両情報を蓄積する加工車両情報蓄積部とを備えたことを特徴とする請求項14記載の通信機能付端末。
  17. 近距離通信インタフェース部は、車両情報蓄積部に蓄積されている内容および加工車両情報蓄積部に蓄積されている内容の少なくとも1つを外部に送信することを特徴とする請求項16記載の通信機能付端末。
  18. 車両情報蓄積部に蓄積されている内容を遠距離通信により外部に送信する遠距離通信インタフェース部を備えたことを特徴とする請求項13または請求項14記載の通信機能付端末。
  19. 外部から近距離通信により送られてくる情報を受信する近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部と、
    前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を遠距離通信により外部に送信する遠距離通信インタフェース部
    とを備えた通信機能付端末。
  20. 車両情報蓄積部に蓄積された内容を加工する車両情報加工部を備え、
    近距離通信インタフェース部または遠距離通信インタフェース部は、前記車両情報加工部で加工することにより得られた第2加工車両情報を外部に送信することを特徴とする請求項18または請求項19記載の通信機能付端末。
  21. 情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を加工する車両情報加工部と、
    前記車両情報加工部で加工することにより得られた第2加工車両情報を蓄積する加工車両情報蓄積部とを備えたことを特徴とする請求項18または請求項19記載の通信機能付端末。
  22. 近距離通信インタフェース部または前記遠距離通信インタフェース部は、車両情報蓄積部に蓄積された内容および加工車両情報蓄積部に蓄積された内容の少なくとも1つを外部に送信することを特徴とする請求項20記載の通信機能付端末。
  23. 送信トリガを発生するトリガ発生部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、前記トリガ発生部で発生された送信トリガを外部に送信することを特徴とする請求項13、請求項14、請求項18、請求項19のうちのいずれか1項記載の通信機能付端末。
  24. 車両情報の種別を指定する車両情報指定部を備え、
    近距離通信インタフェース部は、トリガ発生部で発生された送信トリガに、前記車両情報指定部で指定された車両情報の種別を表す車両情報種別情報を付加して外部へ送信することを特徴とする請求項22記載の通信機能付端末。
  25. 近距離通信インタフェース部は、自己に割り当てられた端末IDを外部に送信することを特徴とする請求項13、請求項14、請求項18、請求項19のうちのいずれか1項記載の通信機能付端末。
  26. キーシリンダに嵌合されることによって外部からの情報を入力するための接点部と、
    前記接点部からの情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部とを備え、
    前記接点部は、他のキーシリンダに嵌合された場合に、前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を外部に出力する鍵。
  27. 鍵を特定するための鍵情報を蓄積する鍵情報蓄積部と、
    外部から近距離通信により送られてくる情報の受信及び外部への情報の送信を行う近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部とを備え、
    前記近距離通信インタフェース部は、前記鍵情報蓄積部に蓄積されている鍵情報及び前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を近距離通信により外部に送信するキーレスエントリ用カード。
  28. 鍵を特定するための鍵情報を管理する鍵管理装置であって、
    外部からの情報を入力するためにキーシリンダに設けられた接点部と、
    前記接点部から入力された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部
    とを備えた鍵管理装置。
  29. 鍵を特定するための鍵情報を管理する鍵管理装置であって、
    外部から近距離通信により送られてくる情報を受信する近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する車両情報蓄積部
    とを備えた鍵管理装置。
  30. 車載端末と通信機能付端末とを備えた車両情報取得送信システムであって、
    前記車載端末は、
    車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、
    前記第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記通信機能付端末に送信する第1近距離通信インタフェース部とを備え、
    前記通信機能付端末は、
    前記車載端末から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する第2近距離通信インタフェース部と、
    前記第2近距離通信インタフェース部で受信された車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部と、
    前記第2車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を表示する車両情報表示部
    とを備えた車両情報取得送信システム。
  31. 車両情報を処理するサーバを備え、
    第2近距離通信インタフェース部は、第2車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記サーバに送信することを特徴とする請求項30記載の車両情報取得送信システム。
  32. 車載端末と通信機能付端末とサーバとを備えた車両情報取得送信システムであって、
    前記車載端末は、
    車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、
    前記第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記通信機能付端末に送信する第1近距離通信インタフェース部とを備え、
    前記通信機能付端末は、
    前記車載端末から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する第2近距離通信インタフェース部と、
    前記第2近距離通信インタフェース部で受信された車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部とを備え、
    前記第2近距離通信インタフェース部は、第2車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記サーバに送信する、車両情報取得送信システム。
  33. 車載端末と通信機能付端末とサーバとを備えた車両情報取得送信システムであって、
    前記車載端末は、
    車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、
    前記第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記通信機能付端末に送信する第1近距離通信インタフェース部とを備え、
    前記通信機能付端末は、
    前記車載端末から近距離通信により送られてくる車両情報を受信する第2近距離通信インタフェース部と、
    前記第2近距離通信インタフェース部で受信された車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部と、
    前記第2車両情報蓄積部に蓄積されている車両情報を遠距離通信により前記サーバに送信する遠距離通信インタフェース部
    とを備えた車両情報取得送信システム。
  34. 車載端末と鍵とを備えた車両情報取得送信システムであって、
    前記車載端末は、
    車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、
    前記第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を前記鍵に出力するためにキーシリンダに設けられた第1接点部とを備え、
    前記鍵は、
    前記キーシリンダに嵌合されることによって前記第1接点部に電気的に接続され、車載端末からの情報を入力するための第2接点部と、
    前記第2接点部からの情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部とを備え、
    前記第2接点部は、他のキーシリンダに嵌合された場合に、前記第2車両情報蓄積部に蓄積されている内容を外部に出力する
    車両情報取得送信システム。
  35. 鍵を特定するための鍵情報を管理する鍵管理装置であって、
    鍵からの情報を入力するために第2キーシリンダに設けられた第3接点部と、
    前記第3接点部から入力された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する第3車両情報蓄積部
    とを備えた鍵管理装置
    を備えたことを特徴とする請求項34記載の車両情報取得送信システム。
  36. 車載端末とキーレスエントリ用カードとを備えた車両情報取得送信システムであって、
    前記車載端末は、
    車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部で取得された車両情報を蓄積する第1車両情報蓄積部と、
    前記第1車両情報蓄積部に蓄積された車両情報を近距離通信により前記キーレスエントリ用カードに送信する第1近距離通信インタフェース部とを備え、
    前記キーレスエントリ用カードは、
    鍵を特定するための鍵情報を蓄積する鍵情報蓄積部と、
    前記車載端末から近距離通信により送られてくる情報の受信及び外部への情報の送信を行う近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する第2車両情報蓄積部とを備え、
    前記近距離通信インタフェース部は、前記鍵情報蓄積部に蓄積されている鍵情報及び前記車両情報蓄積部に蓄積されている内容を近距離通信により外部に送信する
    車両情報取得送信システム。
  37. 鍵を特定するための鍵情報を管理する鍵管理装置であって、
    キーレスエントリ用カードから近距離通信により送られてくる情報を受信する近距離通信インタフェース部と、
    前記近距離通信インタフェース部で受信された情報に含まれる車両情報または車両情報を加工することにより得られた加工車両情報を蓄積する第3車両情報蓄積部
    とを備えた鍵管理装置
    を備えたことを特徴とする請求項36記載の車両情報取得送信システム。
JP2004262566A 2004-02-10 2004-09-09 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム Pending JP2005257666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262566A JP2005257666A (ja) 2004-02-10 2004-09-09 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004033842 2004-02-10
JP2004262566A JP2005257666A (ja) 2004-02-10 2004-09-09 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005257666A true JP2005257666A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35083506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004262566A Pending JP2005257666A (ja) 2004-02-10 2004-09-09 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005257666A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087933A1 (ja) * 2005-02-17 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動履歴変換装置および移動履歴変換方法
JP2008165433A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Fujitsu Ten Ltd 情報記録装置
JP2009250811A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Toyota Motor Corp 車載情報端末
JP2009541884A (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 車両内の、およびその車両からの車両関連情報を送信するための方法、および装置
JP2011121449A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Honda Motor Co Ltd 駆動源搭載機器の盗難防止装置
JP2013061895A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Yupiteru Corp 制御システム、車載装置、及びプログラム
JP2013066127A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Fujitsu Ten Ltd 画像処理装置、携帯機器、車両用装置、画像処理方法、及び、プログラム
JP2013115451A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Toyota Motor Corp 車両情報表示装置
JP2014154015A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Nec Access Technica Ltd 走行履歴記録装置および走行履歴記録方法
JP2015035163A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 クラリオン株式会社 計算機システム、データ出力方法、コンピュータプログラム
KR101735684B1 (ko) * 2010-12-14 2017-05-15 한국전자통신연구원 차량용 영상 기록 및 제공 장치와 이를 이용한 지역 정보 획득 장치 및 방법

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09240431A (ja) * 1996-03-01 1997-09-16 Nissan Motor Co Ltd 車両盗難防止装置
JPH10185603A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JP2002140797A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Technosoft Kk 車両状態監視装置及び車両管理用情報処理システム
JP2002211358A (ja) * 2000-11-16 2002-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 認証装置および認証方法
JP2003050134A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Pioneer Electronic Corp 情報端末装置及び広告情報提供システム
JP2003240588A (ja) * 1999-11-18 2003-08-27 Equos Research Co Ltd ナビゲーション装置及び情報センタ
JP2003283412A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動車関連情報移転装置
JP2003287428A (ja) * 2001-12-13 2003-10-10 Robert Bosch Gmbh 車両をナビゲートするためのシステム、装置及び方法
WO2003086820A1 (en) * 2002-04-12 2003-10-23 Aisin Aw Co., Ltd. Power supply management system for vehicle mounted apparatus
JP2003344051A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Aisin Aw Co Ltd 自動車用ナビゲーションシステム
JP2004012250A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーションシステム
JP2004109000A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Denso Corp カーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置およびキー

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09240431A (ja) * 1996-03-01 1997-09-16 Nissan Motor Co Ltd 車両盗難防止装置
JPH10185603A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JP2003240588A (ja) * 1999-11-18 2003-08-27 Equos Research Co Ltd ナビゲーション装置及び情報センタ
JP2002140797A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Technosoft Kk 車両状態監視装置及び車両管理用情報処理システム
JP2002211358A (ja) * 2000-11-16 2002-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 認証装置および認証方法
JP2003050134A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Pioneer Electronic Corp 情報端末装置及び広告情報提供システム
JP2003287428A (ja) * 2001-12-13 2003-10-10 Robert Bosch Gmbh 車両をナビゲートするためのシステム、装置及び方法
JP2003283412A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動車関連情報移転装置
WO2003086820A1 (en) * 2002-04-12 2003-10-23 Aisin Aw Co., Ltd. Power supply management system for vehicle mounted apparatus
JP2003344051A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Aisin Aw Co Ltd 自動車用ナビゲーションシステム
JP2004012250A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーションシステム
JP2004109000A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Denso Corp カーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置およびキー

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7672777B2 (en) 2005-02-17 2010-03-02 Panasonic Corporation Moving history conversion apparatus and moving history conversion method
WO2006087933A1 (ja) * 2005-02-17 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動履歴変換装置および移動履歴変換方法
KR101500472B1 (ko) * 2006-06-30 2015-03-09 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 차량 내외로 차량 관련 정보를 전송하는 방법 및 장치
JP2009541884A (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 車両内の、およびその車両からの車両関連情報を送信するための方法、および装置
JP2008165433A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Fujitsu Ten Ltd 情報記録装置
JP2009250811A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Toyota Motor Corp 車載情報端末
JP2011121449A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Honda Motor Co Ltd 駆動源搭載機器の盗難防止装置
KR101735684B1 (ko) * 2010-12-14 2017-05-15 한국전자통신연구원 차량용 영상 기록 및 제공 장치와 이를 이용한 지역 정보 획득 장치 및 방법
JP2013061895A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Yupiteru Corp 制御システム、車載装置、及びプログラム
JP2013066127A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Fujitsu Ten Ltd 画像処理装置、携帯機器、車両用装置、画像処理方法、及び、プログラム
JP2013115451A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Toyota Motor Corp 車両情報表示装置
JP2014154015A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Nec Access Technica Ltd 走行履歴記録装置および走行履歴記録方法
JP2015035163A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 クラリオン株式会社 計算機システム、データ出力方法、コンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7788001B2 (en) Navigation system and method, and computer program product
US7317974B2 (en) Remote vehicle system management
JP4390006B2 (ja) カーナビゲーション装置、携帯情報端末、及びカーナビゲーションシステム
US20080228391A1 (en) Navigation Interface System
JP2005257666A (ja) 車載端末、通信機能付端末、鍵、キーレスエントリ用カードおよびこれらを用いた車両情報取得送信システム
WO2005024348A1 (ja) 道案内システム
WO2011065523A1 (ja) ナビゲーションシステムおよび車載装置
JP2000076280A (ja) 地理的情報を利用した情報検索システム
JP3982535B2 (ja) ナビゲーションシステム、利用者端末、ナビゲーション装置及び情報記録方法のプログラム
JP2002340580A (ja) 情報記録装置
JP6129721B2 (ja) 車両情報通信システム
JP4162978B2 (ja) 地図情報更新システム、地図更新情報提供装置および地図情報更新装置
JP4783437B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
KR20090003529A (ko) 주변 정보 제공 방법 및 시스템
US8024113B2 (en) Navigation system
JP4314729B2 (ja) ナビゲーション装置、携帯電話機を利用したデータ入力方法
CN102542509A (zh) 整合汽车影像的系统及方法
JP2008082915A (ja) 位置決定装置及び移動体搭載端末
JP2012136210A (ja) 情報処理システム及び車載情報処理装置
KR20050120982A (ko) 텔레매틱스를 이용한 위치 및 경로 안내방법
JP2003254772A (ja) ナビゲーション装置及び方法、サーバ装置並びにナビゲーション用プログラム
JP2002357434A (ja) カーナビゲーション装置及びカーナビゲーション装置を用いた駐車場管理システム
KR20080050731A (ko) 휴대용 단말기에서 교통소통정보를 획득하기 위한 방법 및장치
US20100110944A1 (en) Communication terminal apparatus, communication administering apparatus, communication method, communication program, and recording medium
CN112330840B (zh) 监控方法、车载装置以及电子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071012

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100831