JPH10185603A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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Publication number
JPH10185603A
JPH10185603A JP8340889A JP34088996A JPH10185603A JP H10185603 A JPH10185603 A JP H10185603A JP 8340889 A JP8340889 A JP 8340889A JP 34088996 A JP34088996 A JP 34088996A JP H10185603 A JPH10185603 A JP H10185603A
Authority
JP
Japan
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vehicle
difficulty
width
road
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8340889A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
博志 大村
Koji Hosoda
浩司 細田
Hideaki Kikuchi
英明 菊地
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載される車両に応じて、もしくは、その車
両を運転する運転者に応じて利便性の高い経路誘導を行
う。 【解決手段】 ナビゲーションユニット130による経
路誘導において検索された誘導路について自車が走行す
る上での走行難易度を難易度判定手段160で判定し、
難易度レベルに応じてディスプレイ110への表示色等
の誘導形態を誘導形態変更手段170で変更する。難易
度レベルは、車両諸元設定手段140により登録された
自車の見掛けの車幅を全長/車幅,ホイールベース/全
長,最小回転半径/全長の各比率(旋回特性)を指標と
して補正して必要車幅を求め、さらに運転免許取得経過
年数等を指標とする運転技量に基づき補正して車−人複
合の要求車幅を求め、要求車幅と、地図情報記憶手段1
20からの道路幅との比率(難易度指数)により決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
目的地までの経路誘導を行うナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のナビゲーション装置
として、GPS(Global PositioningSystem )衛星か
らの信号等を利用して自車の現在位置を割出し、道路地
図情報に基づきディスプレイに表示した道路地図(路線
図)画像上に自車マークを重畳表示したり、この自車マ
ークの表示に加え運転者による目的地の入力設定により
自車の現在位置からその目的地までの誘導路を上記ディ
スプレイの道路地図画像上に識別表示して経路誘導する
ものが種々知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ナビゲーション装置における経路誘導では、道路地図情
報の内から国道もしくは県道等の道路種別に基づきなる
べく走行し易い道路である国道を経路として選択して経
路誘導を行うようにしているため、その誘導路に車両が
集中して渋滞を生じ易くなり、その結果、上記経路誘導
機能を利用する上での利便性が損なわれることになる。
また、上記ナビゲーション装置を利用する車両には乗用
車の内でも大小がある他に貨物自動車等の種々のサイズ
や走行特性のものがあり、ディスプレイに表示された道
路ではあっても車両のサイズによっては走行不能もしく
は走行困難なものもある。ところが、上記従来のナビゲ
ーション装置においては、国道等の主要道路ではなくそ
れ以外の市道、町道等がディスプレイの道路地図上に表
示されていても、それはその市道等の存在についての情
報だけであり、自車が走行する上での容易性もしくは困
難性についての情報は得られない。しかも、上記の走行
する上での難易は、同じ道路であっても運転者の運転技
量によって相違する。このため、運転者にとって上記ナ
ビゲーション装置を利用する上で十分な利便性は得られ
ない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、搭載される車
両に応じて、もしくは、その車両を運転する運転者に応
じて利便性の高い経路誘導を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、車両に
搭載されるものであって、ディスプレイ110と、道路
地図情報を記憶する地図情報記憶手段120と、自車の
現在位置の位置座標データを演算するナビゲーションユ
ニット130とを備え、目的地の入力設定により自車の
現在位置から目的地までの誘導路を検索して経路誘導す
るナビゲーション装置を前提とするものである。このも
のにおいて、自車の車両諸元に関する情報を設定登録す
る車両諸元設定手段140と、上記道路地図情報に含ま
れる道路の少なくとも道路幅に関する情報を記憶する道
路状態記憶手段150と、この道路状態記憶手段150
からの道路幅情報と上記車両諸元設定手段140からの
車両諸元情報との比較に基づき上記誘導路に対する自車
の走行難易度を判定する難易度判定手段160とを設け
る。そして、この難易度判定手段160により判定され
た走行難易度に応じて上記誘導路についての経路誘導形
態を誘導形態変更手段170により変更するように構成
するものである。
【0006】上記の構成の場合、検索された誘導路につ
いて、難易度判定手段160においてその誘導路の道路
幅情報と車両諸元情報との比較に基づき自車の走行難易
度が判定され、誘導形態変更手段170において判定結
果である走行難易度に応じて上記誘導路についての誘導
形態が変更され、その変更された誘導形態により経路誘
導が行われることになる。このため、運転者は自車の車
両諸元に応じた走行難易度を得ることが可能になる上、
その経路誘導に係る誘導路の走行難易度を予め認識しつ
つその誘導路を走行することが可能になるため、経路誘
導を得る上で利便性の向上が図られる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、誘導形態変更手段170を、ナビゲーショ
ンユニット130により検索された誘導路が複数あると
き、その複数の誘導路を走行難易度別に異なる識別表示
によりディスプレイ110に表示するように構成し、加
えて、上記ナビゲーションユニット130を、上記複数
の誘導路の内から運転者により選択された誘導路を経路
誘導するように構成するものである。
【0008】上記の構成の場合、検索された誘導路が複
数ある場合に、その複数の誘導路について走行難易度別
に異なる識別表示でディスプレイ110に表示され、そ
の表示を見て運転者が自己の急ぎ度合や自己の運転技量
等に基づいて最適な誘導路を選択することになる。そし
て、その運転者により選択された誘導路に基づいて経路
誘導が行われる。このため、運転者は、車両諸元に応じ
た走行難易度に加え運転者自身の諸事情を加味した経路
誘導を受けることが可能になり、経路誘導を得る上で利
便性がより一層向上する。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ナビゲーションユニット130を、検索し
た誘導路が複数あるとき、難易度判定手段160により
判定された走行難易度に基づき上記複数の誘導路の内か
ら走行容易な誘導路を決定し、その決定した誘導路を誘
導形態変更手段170により変更された経路誘導形態に
基づき経路誘導するように構成するものである。
【0010】上記の構成の場合、検索された誘導路が複
数ある場合に、その複数の誘導路の内から走行難易度の
判定結果に基づき走行容易な誘導路が自動的に選択さ
れ、その走行容易な誘導路に基づいて運転者に対する経
路誘導が行われる。このため、運転者は、自車の車両諸
元に応じた走行容易性を加味した経路誘導を自動的に受
けることが可能になり、経路誘導を得る上で利便性がよ
り一層向上する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、難易度判定手段160を、誘導路について
の道路幅情報と、車両諸元情報に基づく車両の旋回特性
を指標として見掛けの車幅を補正した走行上必要な必要
車幅との比較に基づき、上記誘導路に対する自車の走行
難易度を判定する構成とするものである。
【0012】上記の構成の場合、難易度判定手段160
における走行難易度の判定が、誘導路の道路幅と、自車
両の旋回特性を指標として車両側の走行特性を表す必要
車幅との比較に基づき行われることになる。このため、
直進走行のみならず旋回走行、つまり、屈曲路での走行
等を考慮して自車の上記誘導路を走行する上での難易度
が導かれ、これにより、走行難易度の判定が合理的かつ
的確に行われる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項4記載の発明において、難易度判定手段を、運転者
の運転技量の程度について予め設定された運転技量レベ
ルを加味して走行難易度を判定する構成とするものであ
る。
【0014】上記の構成の場合、難易度判定手段におけ
る走行難易度の判定が、自車両の車両諸元のみならず、
自車の運転者の運転技量レベルをも加味して行われるこ
とになり、特定誘導路に対する走行難易度の判定を個々
の車両及びその運転者に応じて的確に行うことが可能に
なる。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明において、誘導形態変更手段170を、ディス
プレイ110への表示形態を変更することにより経路誘
導形態の変更を行う構成とするものである。
【0016】上記の構成の場合、誘導形態変更手段17
0により走行難易度に応じて誘導形態が変更されると、
ディスプレイ110に対し誘導路が走行難易度に応じて
他の道路とは異なる表示形態で表示されることになる。
これにより、運転者に対し、ディスプレイ110に表示
された誘導路がどういう走行難易度の道路かを的確に認
識させることが可能になる。
【0017】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
記載の発明において、ナビゲーションユニット130
を、難易度判定手段160により判定された走行難易度
が予め設定された上限レベルを超えるとき、誘導路の設
定を禁止する構成とするものである。
【0018】上記の構成の場合、誘導路が検索されて
も、その誘導路に対する自車の走行難易度が上限レベル
を超えている場合には、その誘導路に基づく経路誘導が
禁止されるため、単なる道路地図情報に基づく経路誘導
ではなく自車の車両諸元等の個々の事情に応じた的確な
経路誘導が行われることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0020】図2は、本発明の実施形態を適用した車両
の集中制御系をブロック図により示したものであり、1
は上記車両を集中制御するコントロールユニット、2は
車両の現在位置等に関する情報を制御するナビゲーショ
ンユニットである。
【0021】上記コントロールユニット1はマイクロコ
ンピュータにより構成され、各種センサ11からの検出
信号、各種コントロールスイッチ12からの操作指令、
外部モニタ13からの情報、ナビゲーションユニット2
からの情報、及び、音声操作インターフェース14を介
した音声対話スイッチ15からの指令等を受けて、走行
制御装置16、各種補機類17、及び、ディスプレイ1
8等の動作を集中制御するように構成されている。
【0022】すなわち、上記コントロールユニット1
は、車速センサ,エンジン回転数センサ等の車両の運動
状態や走行状態等を検出する各種センサ11からの検出
信号を受けてアンチスキッドブレーキ装置(ABS),
4輪操舵装置(4WS),4輪駆動装置(4WD)もし
くは燃料噴射装置(EGI)等の走行制御装置16の制
御を行う一方、各種コントロールスイッチ12による操
作指令を受けてパワーウインド,ドアロック,ワイパ
ー,エアコンディショナ等の各種補機類17の作動制御
を行うようになっている。また、上記コントロールユニ
ット1は、レーザレータによる自動追尾装置またはリア
もしくはフロントのモニタカメラ等の外部モニタ13か
らの情報を受けて車間距離表示,接近警告表示もしくは
障害物情報等をディスプレイ18に表示したり、後述の
ナビゲーションユニット2からの情報に基づき上記ディ
スプレイ18に道路地図情報,現在位置情報,経路誘導
情報もしくは道路交通情報等を表示したりするようにな
っている。なお、これらの制御の際に、上記コントロー
ルユニット1は、上記の接近警告や渋滞情報等を音声操
作インターェース14を介して音声に変換し音声対話ス
イッチ15のスピーカにより運転者等に知らせて対応操
作を促すようにもなっている。
【0023】上記ナビゲーションユニット2は、GPS
受信部21と、道路地図情報等の情報が記録された例え
ばCD−ROM等により構成された地図情報記憶手段及
び道路状態記憶手段としての車載データベース22と、
上記のディスプレイ18と、VICS(交通情報通信シ
ステム)ユニット23と、地上無線電波を介して他車と
の車車間通信を行う地上通信部24と共にナビゲーショ
ン装置を構成するものである。
【0024】上記GPS受信部21は、GPSアンテナ
21aにより所定数以上GPS衛星からの信号を受信
し、そのGPS衛星からの信号に基づいて現在位置の緯
度及び経度並びに高度を測位するためのデータを上記ナ
ビゲーションユニット2に入力するようになっている。
また、上記車載データベース22は上記のCD−ROM
等とその読み出し部とから構成され、そのCD−ROM
としては道路地図情報を記録したものや、道路に沿って
存在する目印となる建物,ガソリンスタンド,観光名
所,営業時間,電話番号簿等を案内するサービス情報を
記録したもの等を保有している。さらに、上記VICS
ユニット23はFM多重放送及び電波ビーコンの各受信
部と、光ビーコンとの間で光信号の双方向通信を行う光
ビーコンセンサとを備え、上記FM多重放送、電波ビー
コンもしくは光ビーコンを情報伝達媒体として情報基地
である道路交通情報センターからの道路交通情報(VI
CS情報)を受信して上記ナビゲーションユニット2に
入力させるように構成されている。加えて、上記地上通
信部24は、地上無線アンテナ24aからの地上無線電
波を介して他の一般車両同士の車車間通信を行い得るよ
うになっている他、地上無線の周波数帯域の内の専用周
波数を介してパトカー,救急車もしくは消防車等の緊急
車両の緊急走行情報や交通事故,火災等の発生情報等の
緊急情報を上記地上無線電波を介して受信し得るように
なっている。
【0025】上記車載データベース22には、上記の道
路地図情報に加え、その道路地図上の道路の各道路幅、
橋梁等の重量制限、及び、トンネル等の高さ制限等の道
路状態についての情報が記録されており、上記車載デー
タベース22は道路状態記憶手段を構成するようになっ
ている。
【0026】そして、上記ナビゲーションユニット2
は、後述の経路誘導制御に加えて、以下の基本制御を行
うようになっている。すなわち、上記ナビゲーションユ
ニット2は、上記GPS受信部21からのデータに基づ
き現在位置の緯度及び経度等の位置座標データを演算す
る現在位置演算部を備えており、上記車載データベース
22から読み出した道路地図データ等と、上記位置座標
データとに基づきディスプレイ18への各種表示を行う
ようになっている。図3は本実施形態に基づく表示例を
示すものであり、ディスプレイ18の表示画面には上記
道路地図データに基づき道路地図画像30が表示される
とともに、その道路地図画像30上の上記現在位置の位
置座標データに対応する位置に自車マーク31が表示さ
れるようになっている。なお、図3中32は信号を示す
信号マーク、33,33,…は付近の目印となる工場,
コンビニエンスストア,ガソリンスタンドを示す付加マ
ークである。また、上記VICS情報をコントロールユ
ニット1を介してディスプレイ18に図形もしくは文字
により表示したり、その情報の種別に応じて音声対話ス
イッチ15のスピーカーから音声により出力させたりす
るとともに、上記緊急情報を受信した場合には上記音声
対話スイッチ15のスピーカーから音声による警告及び
ディスプレイ18への識別マークや文字情報等の表示を
行うようになっている。
【0027】また、上記ナビゲーションユニット2は、
図4に示すように、自車両の車両諸元等が入力設定(登
録)されてそれを記憶保持する車両諸元設定部20a
と、上記の車載データベース22からの道路幅等の情報
と上記車両諸元等との比較により検索された誘導路の走
行難易度を判定する難易度判定部20bと、その走行難
易度に応じて誘導路の上記ディスプレイ18への表示形
態を変更する誘導形態変更部20cと、目的地の入力設
定を受けて自車の現在位置から目的地までの誘導路の検
索及び表示等の経路誘導に関する制御を行う経路誘導部
20dとを備えている。この経路誘導部20dは、車載
データベース22からの道路地図情報に基づいて自車の
現在位置から目的地までの誘導路を所定の条件下で検索
し、複数の誘導路が存在する場合には、互いの走行距離
差が所定の範囲(例えば最短走行距離の誘導路に対し1
15%の範囲)にある全ての誘導路を検索結果として出
力する等の基本制御に加え、後述の如き付加制御を行う
ようになっている。
【0028】上記車両諸元設定部20aへの登録は、新
車の状態でナビゲーション装置が搭載済みの車両の場合
にはその出荷段階に車両のメーカー側もしくはディーラ
ー側が予め行えばよく、また、運転者等が後付けにより
ナビゲーション装置を車両に搭載する場合にはその搭載
時に運転者(ユーザー側)等が行えばよい。この登録
は、図5に示すように、まず、ステップS1で車両諸元
が入力設定済みか否かを判別し、まだ入力設定されてい
なければ(上記後付けの場合)、ステップS2で車両諸
元の登録を行いステップS4に進む。車両諸元としては
ナビゲーション装置が搭載されている車両についての車
幅Wc 、全長、ホイールベース、最小回転半径、全高、
及び、車重の各データを登録する。上記ステップS1で
既に入力設定されていれば(新車時搭載済みの場合)、
ステップS3で既に登録済みのデータをその後の使用変
更に応じて変更するか否かを例えばディスプレイ18に
表示もしくは音声出力することによりユーザーに尋ね、
「変更する」を選択した場合には上記のステップS2に
進んで再度登録作業を行い、「変更しない」を選択した
場合にはステップS4に進む。
【0029】ステップS4ではその車両を運転する運転
者の運転技量が入力設定済みであるか否かを判別し、ま
だ入力設定していなければステップS5で入力設定項目
をディスプレイ18に表示等してユーザーにその入力設
定を行なわせステップS7に進む。運転技量を表す入力
設定項目としては例えば運転免許の取得時期(免許取得
後経過年数)、ナビゲーション装置が搭載されている車
両の使用頻度(運転頻度)、事故歴等が挙げられる。上
記入力設定項目としては、上記の他に、予め設定した
「未熟」もしくは「普通」等の技量レベルを表す言葉を
ディスプレイ18に表示して運転者自身の判断で選択
(自己申告)して入力させるようにしてもよく、また、
「狭路は不得意」等の具体的な運転操作の得手・不得手
を表す言葉を表示して該当するものを選択して入力させ
るようにしてもよい。さらに、その運転者による運転状
態、例えばステアリングホイールの操作態様や舵角速度
等を記憶蓄積しておいて、予め所定範囲毎に範囲分けし
ておいた運転技量レベルを上記蓄積データに応じて自動
設定する、つまり、過去の運転実績に基づき自動判断す
るようにしてもよい。さらに、この運転技量についての
個人情報の入力設定は、いわゆるキーレスエントリーが
付設された車両においては、そのキーにメモリを付設し
そのメモリ内にキー保有者毎の運転技量を記憶させてお
き、そのキーによりドアの開錠操作が行われる際に、上
記運転技量の記憶内容を電波信号により入力設定が行わ
れるようにしてもよい。
【0030】一方、上記ステップS4で運転技量の入力
設定が既に行われている場合には、ステップS6でその
入力設定済みの運転技量の変更を行うか否かを上記ステ
ップS3の場合と同様に上記ディスプレイ18への表示
等によりユーザーに尋ねる。これは、ナビゲーション装
置が搭載された特定車両の運転者が一定ではなく、運転
者が別人に変わった場合のことを考慮したものである。
そして、変更する場合には、ステップS5に進んで上記
の操作を行い、変更しない場合には、ステップS7に進
む。
【0031】ステップS7では、ステップS2で入力設
定された自車の車両諸元に基づいて自車が走行する上で
必要な車両側の必要物理量の演算及び記憶を行う。この
必要物理量とは、自車の見掛け(現実)の車幅Wc に対
し屈曲路等を走行する上での旋回特性を加味して求めた
仮想の必要車幅Wd のことをいう。つまり、直線路に加
え屈曲路や曲り角等を含む現実の道路を走行する上での
難易を車両諸元から見て必要となる必要車幅Wd にして
表したものであり、現実の車幅Wc に対し以下の各種旋
回特性値(比率)を指標としてその指標に応じた所定の
割り増しを加えて上記必要車幅Wd を求めている。具体
的には、次式に示す如く上記現実の車幅Wc に各種旋回
特性に基づく補正係数d1 ,d2 ,d3 を乗じた値を必
要車幅Wd としている。
【0032】Wd =Wc ×d1 ×d2 ×d3 上記補正係数d1 は、表1に示すように、自車の車幅W
c に対する全長の比率が2.5未満の場合には「1.
0」、2.5〜4.0の範囲の場合には「1.2」、
4.0を超える場合には「1.4」というように予め設
定したものである。この補正係数d1 は、車両の全長が
長いと旋回し難く、上記の車幅Wc に対する全長の比率
が小さいほど旋回し易く、その比率が大きいほど旋回し
難いものであることから、上記比率が2.5未満の場合
には旋回容易として車幅Wc の割り増しを行わず、2.
5以上の場合には旋回困難としてその範囲に応じて上記
車幅Wc を2割増しもしくは4割増しするようにしてい
る。
【0033】
【表1】 補正係数d2 は、表2に示すように、自車の全長に対す
るホイールベースの比率が0.7未満の場合には「1.
0」、0.7〜0.8の範囲の場合には「1.1」、
0.8を超える場合には「1.2」というように予め設
定したものである。この補正係数d2 は、ホイールベー
スより全長が長い程、フロントもしくはリアの出っ張り
量(オーバーハング量)が大きくなり、特にリア側オー
バーハングが旋回時に障害となるため、上記比率が0.
7未満の場合には旋回容易として車幅Wc の割り増しを
行わず、0.7以上の場合には旋回困難としてその範囲
に応じて上記車幅Wc を1割増しもしくは2割増しする
ようにしている。
【0034】
【表2】 補正係数d3 は、表3に示すように、自車の全長に対す
る最小回転半径の比率が1.0未満の場合には「1.
0」、1.0〜1.4の範囲の場合には「1.1」、
1.4を超える場合には「1.2」というように予め設
定したものである。この補正係数d3 は、最小回転半径
が小さい程、旋回容易となるため、その最小回転半径を
全長で除して一般化した比率が1.0未満の場合には旋
回容易として車幅Wc の割り増しを行わず、1.0以上
の場合には旋回困難としてその範囲に応じて上記車幅W
c を1割増しもしくは2割増しするようにしている。
【0035】
【表3】 そして、ステップS8では、上記自車両の必要車幅Wd
に運転者自身の運転技量を加味した自車の走行物理量の
演算及び記憶を行う。この自車の走行物理量とは、上記
必要車幅Wd に対し、上記運転者自身の運転技量に基づ
く割り増しを加えたものであり、現実の道路を走行する
上で、自車の車両側の特性と、その自車を運転操作する
運転者側の特性とを複合させた個々の車・人複合特性か
ら見て必要となる複合要求車幅Wdtのことをいう。具体
的には、次式に示す如く上記必要車幅Wd に運転技量に
基づく補正係数dt を乗じた値を複合要求車幅Wdtとし
ている。
【0036】Wdt=Wd ×dt 上記補正係数dt は、表4に運転免許取得後の経過年数
を運転技量を表す指標として定めた例を示すように、そ
の経過年数が5年〜20年の範囲にある場合には「1.
0」、2年〜5年の範囲または20年〜25年の範囲の
場合には「1.1」、2年未満または25年を超える範
囲の場合には「1.3」と予め定められている。すなわ
ち、経過年数が5年〜20年の範囲であると運転操作に
困難性はなく熟練していると判断して上記必要車幅Wc
の割り増しを行わず、上記経過年数が2年〜5年の範囲
及び20年〜25年の範囲の場合には若年者もしくは高
年齢者であるとして上記車幅Wc を1割増しし、また、
2年未満または25年を超える範囲の場合には未熟者も
しくは運転操作に対する反応速度が衰えているとして上
記車幅Wc を3割増しするようにしている。
【0037】
【表4】 上記難易度判定部20bは、上記の複合要求車幅Wdtに
対する特定道路の道路幅Wr の比率がどの程度になるか
によって、その特定道路を走行する上での走行難易度レ
ベルがどの程度であるかを判定するようになっている。
すなわち、次式で示す如く上記道路幅Wr を複合要求車
幅Wdtで除した値を走行難易度指数Yとし、 Y=Wr /Wdt 難易度レベルは、この走行難易度指数Yが、表5に示す
ように、2.8を超える範囲である場合には道路幅Wr
に対し走行する上で相対的にかなり余裕があり通常の経
路誘導に使用可能な走行容易な難易度Aと規定し、上記
走行難易度指数Yが1.5〜2.8の範囲である場合に
は上記道路幅Wr に対しあまり余裕がなく他の道路が混
雑時に限り経路誘導に用いるような難易度Bと規定し、
上記走行難易度指数Yが1.5未満の範囲である場合に
は上記道路幅Wr に対しほとんど余裕がなく緊急時に限
り走行を許容するような走行困難な難易度Cと規定して
いる。
【0038】
【表5】 そして、誘導形態変更部20cは、ディスプレイ18の
道路地図画像上の誘導路について、その誘導路が走行容
易な難易度Aの場合には緑色に、難易度Bの場合には黄
色に、難易度Cの場合には赤色にそれぞれ表示色を変更
する指令を経路誘導部20dに出力するようになってい
る。なお、併せて、上記誘導路を表示する線種を、難易
度Aの場合は実線に、難易度Bの場合には一点鎖線に、
難易度Cの場合には破線にそれぞれ変更するようにして
もよい。また、難易度レベルに応じた表示形態の変更
を、上記表示色の変更ではなく表示線種の変更のみにし
てもよい。
【0039】次に、上記難易度判定部20b、誘導形態
変更部20c、及び、経路誘導部20dの具体的制御
を、図6及び図7のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0040】まず、ステップS11で経路誘導中、すな
わち、運転者(ユーザー)からの目的地の入力設定があ
ったか否かを判別し、あれば、ステップS12で自車の
現在位置からその目的地までの誘導路を前述の所定の条
件で検索する。そして、ステップS13で検索された誘
導路の内から、トンネル等による高さ制限もしくは橋梁
等の重量制限があって車両諸元設定部20aに登録され
ている自車の全高もしくは車重が上記高さ制限もしくは
重量制限を超過しているような誘導路を通行不能として
除外する。
【0041】次に、ステップS14において、上記ステ
ップS12及びS13により検索された誘導路は複数あ
るか否かを判別し、複数ではなく単一の誘導路である場
合にはステップS15に進み、車両の必要物理量(Wd
)が道路幅(Wr )よりも小さいか否かの判別を行
う。上記必要物理量(Wd )が道路幅(Wr )よりも小
さい場合にはステップS16に進んで、このステップS
16で上記検索された誘導路を緑色に着色してディスプ
レイ18に表示してリターンする。上記ステップS15
で必要物理量(Wd )が道路幅(Wr )よりも大きい場
合にはステップS17に進んで、このステップS17で
検索誘導路は走行困難であるとディスプレイ18に表示
するか音声出力により報知する。つまり、道路は存在す
るものの、自車はその道路を現実には走行することが不
能もしくは困難であることを運転者に知らせるようにし
ている。
【0042】一方、上記ステップS14で検索された誘
導路が複数ある場合には、ステップS18においてその
複数の誘導路の内から車両の必要物理量(Wd )が道路
幅(Wr )よりも小さいことという条件を外れる誘導路
を除外して、ステップS19で除外後に残った誘導路は
複数あるか否かを再度判別する。そして、ステップS1
9の判別の結果、残った検索誘導路が単一であれば、上
記のステップS16の表示を行う一方、残った検索誘導
路が複数あればステップS20に進む。
【0043】ステップS20では、複数の誘導路のそれ
ぞれについて、走行難易度指数Yの演算を前述の如く行
い、各誘導路について難易度レベルを求める。次いで、
ステップS21で、VICSユニット23からのVIC
S情報に基づき各誘導路の混雑度等の走行環境に応じて
所定レベル以上の混雑度の誘導路を除外するとともに、
ディスプレイ18に運転者の目的地までの到達緊急度の
程度(例えば「急ぎ」,「普通」等)を表示して運転者
の確認を求め、急ぎの場合には例えば検索条件(最短走
行距離差の範囲等)を厳しい側に変更してその検索条件
に外れる誘導路を除外する。
【0044】次に、ステップS22において、上記の複
数の誘導路を難易度レベル別に対応する色彩に着色して
ディスプレイ18の道路地図画像上に表示する。例えば
図3にその例を示すように、難易度Aの誘導路34を緑
色に、難易度Bの誘導路35を黄色にそれぞれ着色変更
して表示する。そして、ステップS23で、ディスプレ
イ18に表示した複数の誘導路(34,35)から運転
者の判断で1の誘導路の選択操作が行われた否かを見
て、選択がなければステップS24で自動選択し、選択
されたらステップS25でその選択された誘導路を対応
する表示色で識別表示する。自動選択の場合には、上記
ステップS24において、複数の誘導路の内から難易度
Aでかつ最短走行距離の誘導路を自動選択して決定し、
その決定した誘導路をステップS25で緑色の表示色で
表示する。
【0045】さらに、ステップS26で運転者に対し、
選択もしくは決定された誘導路を変更するか否かを尋
ね、変更しなければそのままリターンし、変更するなら
ステップS27でその変更指定された誘導路を対応する
表示色でディスプレイ18に表示してリターンする。
【0046】上記の制御の内、ステップS20が難易度
判定部20bを、ステップS22が誘導形態変更部20
cを、その他の各ステップが経路誘導部20dをそれぞ
れ構成している。
【0047】なお、ディスプレイ18への上記の如き表
示を行うのにコントロールユニット1を経由して行うの
は、運転者等によるコントロールスイッチ12の操作に
よりそれまでの車間距離等の各種表示から上記ナビ表示
への表示内容の切換を上記コントロールユニット1によ
り行なわせるためである。
【0048】上記の実施形態の場合では、経路誘導を受
ける際に、ディスプレイ18に表示された誘導路がどの
色であるかを見ることにより、その誘導路の走行難易度
が容易に分かる上、その走行難易度が個々車両の車両諸
元と運転者自身の運転技量とに基づいた走行難易度であ
るため、極めて利便性の高い経路誘導を得ることができ
る。しかも、その走行難易度を、見掛けの車幅Wc にそ
の車両の旋回特性を指標として走行特性を表した必要車
幅Wd に対し運転者の運転技量レベルに応じてさらに補
正して求めた車と人との複合要求車幅Wdtと、誘導路の
道路幅との比較により決定しているため、その誘導路を
自車が走行する上での走行難易度を的確に判定すること
ができるようになる。
【0049】<他の実施形態>なお、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、
車両の旋回特性を示す指標としてd1 〜d3 の補正係数
を用いているが、これに限らず、その3つの補正係数の
内の1または2を用いてもよいし、さらに、他の旋回特
性を考慮してもよい。
【0050】上記実施形態では、誘導形態の変更として
表示色及び/または表示線種の変更を示したが、これに
限らず、例えば線の太さを変更してもよいし、「…」等
のマークを誘導路に沿って表示するようにしてもよい。
また、表示色の変更においては誘導路を区画する一対の
線のみの色彩を変更しても、その一対の線により区画さ
れる領域の全ての色彩を変更してもいずれでもよいし、
上記の一対の線のみの色彩変更に際し、併せてその線の
太さをも変更するようにしてもよい。さらに、音声出力
により難易度レベルを運転者に知らせるようにしてもよ
い。
【0051】上記実施形態では1つのディスプレイ18
を用いて各種の表示を行うようにしているが、これに限
らず、ディスプレイを例えばメインとサブの2つ以上設
けナビ情報専用のものと車両に関する各種情報表示専用
のものとに分けてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるナビゲーション装置によれば、運転者は、経
路誘導の際の誘導形態の変更により、その誘導路を自車
が走行する場合の走行難易度を得ることができ、その経
路誘導に係る誘導路の走行難易度を予め認識しつつその
誘導路を走行することができるようになるため、経路誘
導を受ける上で大幅に利便性の向上を図ることができ
る。
【0053】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、検索された誘導路が複数あ
る場合に、その走行難易度を参照しつつ運転者が自己の
急ぎ度合や自己の運転技量等の運転者自身の諸事情を加
味して自己に最適な誘導路を選択することができ、経路
誘導を受ける上での利便性をより一層向上させることが
できる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、検索された誘導路が複数あ
る場合に、その複数の誘導路の内から走行難易度の判定
結果に基づき走行容易な誘導路を自動的に選択して経路
誘導を行うようにしているため、運転者は自車の車両諸
元に応じた走行容易性を加味した経路誘導を自動的に受
けることができ、経路誘導を受ける上での利便性をより
一層向上させることができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、難易度判定手段における走
行難易度の判定を、誘導路の道路幅と、旋回特性を指標
として自車両の走行特性を表した必要車幅との比較に基
づき行うようにしているため、直進走行のみならず屈曲
路での走行等の現実の走行状態を考慮した難易度を判定
することができ、これにより、走行難易度の判定を合理
的かつ的確に行うことができる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項4記載の発明による効果に加え、難易度判定
手段における走行難易度の判定を、自車両の車両諸元の
みならず、自車の運転者の運転技量レベルをも加味して
行うことができ、特定誘導路に対する走行難易度の判定
を個々の車両及びその運転者に応じて的確に行うことが
できるようになる。
【0057】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による効果に加え、運転者はディスプレ
イの表示形態の違いを見ることにより、そのディスプレ
イに表示された誘導路の走行難易度を的確に認識するこ
とができるようになる。
【0058】さらに、請求項7記載の発明によれば、請
求項1記載の発明による効果に加え、誘導路が検索され
ても、その誘導路に対する自車の走行難易度が上限レベ
ルを超えている場合には、その誘導路に基づく経路誘導
を禁止するようにしているため、単なる道路地図情報に
基づく経路誘導ではなく自車の車両諸元等の個々の事情
に応じた的確な経路誘導を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態を適用した車両の集中制御系
のブロック図である。
【図3】実施形態におけるディスプレイの表示例を示す
正面図である。
【図4】ナビゲーションユニットの詳細ブロック図であ
る。
【図5】車両諸元設定部の制御フローチャートである。
【図6】経路誘導の制御フローチャートの前半部であ
る。
【図7】経路誘導の制御フローチャートの後半部であ
る。
【符号の説明】
2,130 ナビゲーションユニット 18,110 ディスプレイ 20a 車両諸元設定部(車両諸元設定手段) 20b 難易度判定部(難易度判定手段) 20c 誘導形態変更部(誘導形態変更手段) 22 車載データベース(地図情報記憶手
段,道路状態記憶手段) 30 道路地図画像 34,35 誘導路 120 地図情報記憶手段 140 車両諸元設定手段 150 道路状態記憶手段 160 難易度判定手段 170 誘導形態変更手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されるものであって、ディス
    プレイと、道路地図情報を記憶する地図情報記憶手段
    と、自車の現在位置の位置座標データを演算するナビゲ
    ーションユニットとを備え、目的地の入力設定により自
    車の現在位置から目的地までの誘導路を検索して経路誘
    導するナビゲーション装置において、 自車の車両諸元に関する情報を設定登録する車両諸元設
    定手段と、 上記道路地図情報に含まれる道路の少なくとも道路幅に
    関する情報を記憶する道路状態記憶手段と、 この道路状態記憶手段からの道路幅情報と上記車両諸元
    設定手段からの車両諸元情報との比較に基づき上記誘導
    路に対する自車の走行難易度を判定する難易度判定手段
    と、 この難易度判定手段により判定された走行難易度に応じ
    て上記誘導路についての経路誘導形態を変更する誘導形
    態変更手段とを備えていることを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 誘導形態変更手段は、ナビゲーションユニットにより検
    索された誘導路が複数あるとき、その複数の誘導路を走
    行難易度別に異なる識別表示によりディスプレイに表示
    するように構成され、 上記ナビゲーションユニットは、上記複数の誘導路の内
    から運転者により選択された誘導路を経路誘導するよう
    に構成されていることを特徴とするナビゲーション装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ナビゲーションユニットは、検索した誘導路が複数ある
    とき、難易度判定手段により判定された走行難易度に基
    づき上記複数の誘導路の内から走行容易な誘導路を決定
    し、その決定した誘導路を誘導形態変更手段により変更
    された経路誘導形態に基づき経路誘導するように構成さ
    れていることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 難易度判定手段は、誘導路についての道路幅情報と、車
    両諸元情報に基づく車両の旋回特性を指標として見掛け
    の車幅を補正した走行上必要な必要車幅との比較に基づ
    き、上記誘導路に対する自車の走行難易度を判定するよ
    うに構成されていることを特徴とするナビゲーション装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項4において、 難易度判定手段は、運転者の運転技量の程度について予
    め設定された運転技量レベルを加味して走行難易度を判
    定するように構成されていることを特徴とするナビゲー
    ション装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 誘導形態変更手段は、ディスプレイへの表示形態を変更
    することにより、経路誘導形態の変更を行うように構成
    されていることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 ナビゲーションユニットは、難易度判定手段により判定
    された走行難易度が予め設定された上限レベルを超える
    とき、誘導路の設定を禁止するように構成されているこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
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