WO2010122666A1 - 車載機及び情報処理センター - Google Patents

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Abstract

 車両情報処理部16が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両の排気ガスの排出量等に関する情報である車両情報を収集し、エコ走行履歴DB26が、車両情報処理部16が収集した車両情報を車両が走行した地点ごとに蓄積し、ディスプレイ装置30が、エコ走行履歴DB26に蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示する。これにより、ドライバーは、車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーにより効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機とできる。

Description

車載機及び情報処理センター
 本発明は車載機及び情報処理センターに関し、特に、車両の排気ガスの排出量等の情報を処理するための車載機及び情報処理センターに関するものである。
 近年、地球環境の保護の観点から、車両の排気ガスの排出量や燃料消費量を削減し、車両に環境の保護に貢献する走行(以下、「エコ」、「エコ走行」あるいは「エコ運転」と言うことがある。)をさせようとする試みがなされている。例えば、特許文献1には、車両の現在位置及び走行軌跡を表示部に連続的に表示するようにしたナビゲーションシステムにおいて、車両の走行実績(車速又は燃費)を走行軌跡上に表示するナビゲーションシステムが開示されている。
 このナビゲーションシステムでは、走行実績に応じて走行軌跡の表示色や表示線を変化させる。このナビゲーションシステムでは、例えば、車速が20km/h以下では緑色、20km/h~40km/hでは青色、40km/h~80km/hでは黒色、及び80km/h以上では赤色の走行軌跡を表示することにより、ドライバーに直感的に走行実績を認知させるようにしている。
特公平5-88475号公報
 しかしながら、上記の技術では、そのときの一走行ごとの車速や燃費のみが表示されるため、車両が現に走行している走行路や、あるいは走行する予定である走行路について、車両がこれまでどのような車速や燃費で走行してきたかは不明である。すなわち、上記の技術では、車両のドライバーにとっては、そのとき限りのエコ走行の達成度が示されるに過ぎない。そのため、上記の技術では、ドライバーが将来にわたってエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーに与えることができない。したがって、上記のような従来技術は、ドライバーがエコ走行を行なったり、エコ運転への意識を高めるために十分な支援技術ではない。
 本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機及び情報処理センターを提供することにある。
 本発明は、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、車両情報収集装置が収集した車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに表示する表示装置と、を備えた車載機である。
 この構成によれば、車両情報収集装置が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集し、走行履歴データベースが、車両情報収集装置が収集した車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積し、表示装置が、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに表示する。これにより、ドライバーは、車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーにより効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機とできる。
 この場合、エミッション量に関する情報とは、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報であるものとできる。
 この構成によれば、車両がエコ走行を行なったか否かが、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアによって判定されるため、より的確に車両がエコ走行を行ったか否かを判定することが可能となる。
 また、表示装置は、車両の走行した地点ごとの車両情報に応じて表示する内容を変更することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、車両の走行した地点ごとの車両情報に応じて表示する内容を変更するため、ドライバーは、車両の走行実績を直感的に把握可能となる。
 また、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示するため、ドライバーは、車両の走行実績を視覚によりさらに直感的に把握可能となる。
 この場合、表示装置は、車両情報を地図上にシンボルで表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、車両情報を地図上にシンボルで表示するため、ドライバーは、車両の走行実績をさらに直感的に把握することが可能となる。
 この場合、表示装置は、車両情報における排気ガスの排出量がより少ない場合、燃料消費量がより少ない場合、車速がより遅い場合、加速度がより低い場合及びトランスミッションの使用ギアの減速比がより小さい場合のいずれかの場合ほど、シンボルを地図上に大きく表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、車両情報における排気ガスの排出量が少ない等の車両のエコ走行の達成度が高いほど、シンボルを地図上に大きく表示するため、ドライバーは、車両の走行実績をさらに一層直感的に把握することが可能となる。
 また、表示装置は、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに応じてシンボルを変更して表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに応じてシンボルを変更して表示するため、ドライバーは、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費を直感的に把握することができ、ドライバーに対してより的確なエコ走行への指針やモチベーションを与えることが可能となる。なお、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費は、例えば、車両のカタログ値を参考にすることができる。
 また、表示装置は、車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに応じてシンボルを変更して表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに応じてシンボルを変更して表示するため、ドライバーは、ドライバーの運転の技術や経験を直感的に把握することができ、ドライバーに対してより的確なエコ走行への指針やモチベーションを与えることが可能となる。
 また、走行履歴データベースは、複数の車両についての車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積し、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された複数の車両についての車両情報を、複数の車両の走行した地点ごとに表示することが好適である。
 この構成によれば、走行履歴データベースは、走行履歴データベースは、複数の車両についての車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積し、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された複数の車両についての車両情報を、複数の車両の走行した地点ごとに表示するため、ドライバーは、自車だけではなく、自車と他車との走行実績を比較することができ、走行実績の良し悪しを客観的に評価することができる。
 この場合、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された複数の車両についての車両情報を、複数の車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、走行履歴データベースに蓄積された複数の車両についての車両情報を、複数の車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示するため、ドライバーは、視覚により直感的に自車と他車との走行実績を比較することができる。
 この場合、表示装置は、複数の車両についての車両情報を地図上にシンボルで表示し、自車両と他車両とで表示するシンボルを変更して表示することが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、複数の車両についての車両情報を地図上にシンボルで表示し、自車両と他車両とで表示するシンボルを変更して表示するため、ドライバーは、自車両の走行実績による環境の保護への貢献度を直感的に把握することができる。そのため、ドライバーは自分の走行に対する評価を行い、今後の走行において、エコ走行を行なう指針やモチベーションを得易くなる。
 さらに、表示装置は、地点における交通量が多いほど、当該地点付近においてシンボルを地図上に表示する領域を広くすることが好適である。
 この構成によれば、表示装置は、地点における交通量が多いほど、当該地点付近においてシンボルを地図上に表示する領域を広くするため、ドライバーは当該地点における交通量を直感的に把握し易くなる。そのため、ドライバーは、例えば表示領域が広いにも関わらず、走行実績が悪いシンボルが表示されている場合には、多くの車両がエコ走行をしていないことを直感的に把握することができる。
 一方、本発明は、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、車両情報収集装置が収集した車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を車両に配信する配信装置と、を備えた情報処理センターである。
 この構成によれば、車両情報収集装置が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集し、走行履歴データベースが、車両情報収集装置が収集した車両情報を車両が走行した地点とともに蓄積し、配信装置が、走行履歴データベースに蓄積された車両情報を車両に配信するため、車両情報を配信された車両のドライバーは、車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーにより効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な情報処理センターとできる。
 また、本発明は、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、車両情報収集装置が収集した車両情報に基づいて、車両が環境の保護に貢献する走行をした度合を判定するエコ走行判定装置と、エコ走行判定装置が判定した車両が環境の保護に貢献する走行をした度合であるエコ走行情報を車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、走行履歴データベースに蓄積されたエコ走行情報を車両に配信する配信装置とを備えた情報処理センターである。
 この構成によれば、車両情報収集装置が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集し、エコ走行判定装置が、車両情報収集装置が収集した車両情報に基づいて、車両が環境の保護に貢献する走行をした度合を判定し、走行履歴データベースが、エコ走行判定装置が判定した車両が環境の保護に貢献する走行をした度合であるエコ走行情報を車両が走行した地点とともに蓄積し、配信装置が、走行履歴データベースに蓄積されたエコ走行情報を車両に配信するため、車両側では、車両情報を情報処理センターに送信しエコ走行情報を情報処理センターから受信する機能を有するだけで、エコ走行情報を配信された車両のドライバーは、車両の走行した地点における過去のエコ走行の実績を把握することが可能になり、車両側の装備を簡便なものとできる。
 この場合、エミッション量に関する情報とは、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報であることが好適である。
 この構成によれば、車両がエコ走行を行なったか否かが、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアによって判定されるため、より的確に車両がエコ走行を行ったか否かを判定することが可能となる。
 また、車両情報収集装置は、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報を収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報と関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報に関連付けて蓄積された車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関連する情報とを配信することが好適である。
 この構成によれば、車両情報収集装置は、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報を収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報と関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報に関連付けて蓄積された車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関連する情報とを配信するため、車両情報又はエコ走行情報を配信された車両のドライバーは、様々な車種、大きさ、排気量及び燃費の各車両が各地点においてどのような走行実績を挙げてきたかを把握できる。特に、ドライバーは自分の運転する車両と同等の排気量や燃費の車両が各地点においてどの程度のエコ走行を行なっているかを把握でき、ドライバーに対してエコ走行を行なうための指針やモチベーションをより効果的に与えることが可能となる。
 また、車両情報収集装置は、車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかを収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかと関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかとを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報及びエコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに関連する情報とを配信することが好適である。
 この構成によれば、車両情報収集装置は、車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかを収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかと関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかとを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報及びエコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに関連する情報とを配信するため、車両情報又はエコ走行情報を配信された車両のドライバーは、様々な技術及び経験のドライバーが各地点においてどのような走行実績を挙げてきたかを把握できる。特に、ドライバーは自分と同等の技術及び経験のドライバーが各地点においてどの程度のエコ走行を行なっているかを把握でき、ドライバーに対してエコ走行を行なうための指針やモチベーションをより効果的に与えることが可能となる。
 また、車両情報収集装置は、車両それぞれを識別するための情報を収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両それぞれを識別するための情報と関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報及びエコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された車両それぞれを識別するための情報とを配信することが好適である。
 この構成によれば、車両情報収集装置は、車両それぞれを識別するための情報を収集し、走行履歴データベースは、車両情報収集装置が収集した車両それぞれを識別するための情報と関連付けて車両情報及びエコ走行情報のいずれかを蓄積し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報及びエコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された車両それぞれを識別するための情報とを配信するため、ドライバーは、自車両の走行実績による環境の保護への貢献度を直感的に把握することができる。そのため、ドライバーは自分の走行に対する評価を行い、今後の走行において、エコ走行を行なう指針やモチベーションを得易くなる。
 さらに、車両情報収集装置は、車両が走行した地点の交通量に関する情報を収集し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報収集装置が収集した車両が走行した地点の交通量に関する情報とを配信することが好適である。
 この構成によれば、車両情報収集装置は、車両が走行した地点の交通量に関する情報を収集し、車両情報配信装置は、走行履歴データベースに蓄積された車両情報及びエコ走行情報のいずれかと、車両情報収集装置が収集した車両が走行した地点の交通量に関する情報とを配信するため、ドライバーは当該地点における交通量を把握し易くなる。そのため、ドライバーは、例えば交通量が多いにも関わらず、走行実績が悪いことを示す車両情報又はエコ走行情報を受信した場合には、多くの車両がエコ走行をしていないことを把握することができる。
 本発明の車載機及び情報処理センターによれば、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機及び情報処理センターとできる。
第1実施形態に係る車載機の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車載機の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係るエコ走行診断の手順を示すフロー図である。 アクセル開度の閾値を求める基準となる車速と加速度との関係を示すグラフ図である。 エコ走行による燃費の向上を示すグラフ図である。 エコ走行による車速の減少を示すグラフ図である。 エコ走行履歴DBに記録されたエコ走行履歴情報を示す図である。 今回の走行向上を示す図である。 エコ走行の達成度合に応じて背景地図に表示されるイメージの変遷を示す図である。 所定距離ごとにエコ走行の達成度合を背景地図に表示する態様を示す図である。 リアルタイムにエコ走行の達成度合を背景地図に表示する態様を示す図である。 1Tripごとにエコ走行の達成度合を背景地図に表示する態様を示す図である。 所定距離ごとに累積したエコ走行の達成度合をイメージにより背景地図に表示する態様を示す図である。 第2実施形態に係る車載機の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る車載機の動作を示すフロー図である。 グループについて所定距離ごとに累積したエコ走行の達成度合を背景地図に表示する態様を示す図である。 第3実施形態に係る車載機及びセンターの構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る車載機及びセンターの動作を示すフロー図である。 会員エコ走行履歴DBに記録された会員のエコ走行履歴情報を示す図である。 エコ走行の達成度合に応じて背景地図に表示されるイメージの変遷を示す図である。 累積したエコ走行の達成度合をイメージにより会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 交通量をイメージにより会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 エコ走行履歴情報に基づいてセンターが提案したエコ走行可能ルートを会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 道路を通行する車種に応じて背景地図に表示されるイメージの変遷を示す図である。 道路を通行する車種に応じてエコ走行の達成度合をイメージにより会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 会員の運転経験の多少に応じて背景地図に表示されるイメージの変遷を示す図である。 会員の運転経験の多少に応じてエコ走行の達成度合を会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 第4実施形態に係る車載機及びセンターの構成を示すブロック図である。 自分のエコ走行の達成度合を表示するイメージを示す図である。 累積したエコ走行の達成度合を自分のイメージと他の会員のイメージとにより会員共通の背景地図に表示する態様を示す図である。 第5実施形態に係る車載機及びセンターの構成を示すブロック図である。
 以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車載機及びセンターを説明する。
 本実施形態の車載機は、車両に搭載され、各地点におけるエコ走行の走行実績をドライバーに表示するためのものである。図1に示すように、本実施形態の車載機10aは、車両情報センサ12、GPSセンサ14、車両情報処理部16、位置情報処理部18、エコ走行診断処理部20、エコ走行計算処理部22、地図描画処理部24、エコ走行履歴DB26、地図DB28及びディスプレイ装置30を備えている。
 車両情報センサ12は、車両の各種の情報を取得するためのものである。車両情報センサ12は、具体的には、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアといった各種の車両情報を検出するセンサである。排気ガスの排出量としては、炭素酸化物(COx)、窒化酸化物(NOx)、炭化水素(HC)等の排出量を検出するものとできる。トランスミッションの使用ギアとしては、オートマティックトランスミッションであれば、シフトレバー位置がDレンジにあるか否か、加速度を重視するパワーモードあるいはスポーツモードとなっているか否か、電動機による走行を行なうEVモードとなっているか否かを検出するものとできる。
 GPSセンサ14は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号をGPS受信機で受信し、各々の信号の相違から車両の位置を測位するためのものである。
 車両情報処理部16は、車両情報センサ12から出力された各種の車両情報に関する信号を、エコ走行診断処理部20が処理可能な状態に処理するためのものである。
 位置情報処理部18は、GPSセンサ14から出力された車両の位置に関する信号を、エコ走行診断処理部20が処理可能な状態に処理するためのものである。
 エコ走行診断部20は、車両情報処理部16が処理した車両情報と位置情報処理部18とが処理した位置情報とに基づいて、後述する手法により、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおいて、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアといった各種の車両情報が所定の条件を満たし、車両がエコ走行を行なっているか否かの判定を行うためのものである。
 エコ走行履歴DB26は、エコ走行診断処理部20が診断した車両がエコ走行を行なっているか否かの判定結果(エコ走行情報)を、車両が走行した地点ごとに蓄積するためのものである。
 なお、エコ走行診断部20は、個々のドライバーの認証を行い、個々のドライバーごとにエコ走行情報を算出し、エコ走行履歴DB26は、個々のドライバーごとにエコ走行情報を蓄積するようにしても良い。
 エコ走行計算処理部22は、エコ走行診断処理部20が処理した現在のエコ走行情報と、エコ走行履歴DB26に蓄積された過去のエコ走行情報とを合わせて、車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を作成するためのものである。
 地図描画処理部24は、エコ走行計算処理部22が作成した車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報と、地図DB28に記録されている車両が走行した地点付近の地図情報とに基づいて、ナビゲーションシステム等のディスプレイ装置30に、当該地点ごとのエコ走行の状況を表示させるためのものである。
 以下、本実施形態の車載機10aの動作について説明する。図2に示すように、走行時において、車載機10aのエコ走行診断処理部20は、所定距離(例えば100m)、所定時間(例えば、10秒)、1走行行程(1Trip)ごと、又はリアルタイムにエコ走行診断を行なう(S101)。
 以下、エコ走行診断処理部20によるエコ走行診断の手法について説明する。図3に示すように、エコ走行診断処理部20は、車両情報センサ12が検出したオートマティックトランスミッションのシフト位置がDレンジ以外(P、R、N、スポーツモード、パワーモード他)でないことを確認する(S101a)。エコ走行診断処理部20は、車両情報センサ12が検出した車両の車速が所定の範囲、例えば4km/h以下又は110km/h以上でないことを確認する(S101b)。エコ走行診断処理部20は、車両情報センサ12が検出した車両のアクセル開度(加速度)が所定の閾値を超えていないことを確認する(S101c)。
 この場合の加速度の閾値としては、例えば、図4に示すように、一般道路における車速(km/h)に対する加速度(m/s)の統計をとり、車速に対する加速度の上限値の70%の値を当該閾値として設定することができる。
 図3に戻り、オートマティックトランスミッションのシフト位置がDレンジであり(S101a)、車両の車速が4km/h以下又は110km/h以上でなく(S101b)、車両の加速度が閾値以下であるときは(S101c)、エコ走行診断処理部20は、車両がエコ走行を行っていることを示すインジケータを点灯し、ドライバーが確認可能とする(S101d)。これらの、110km/h以上といった閾値は、車両が高速道路を走行しエコ走行が困難であることを想定したものであり、例えば、104km/h~120km/hの範囲に定めることができる。また、4km/h以上といった閾値は、車両が渋滞路等を走行しエコ走行が困難であることを想定したものであり、例えば、1km/h~10km/hの範囲に定めることができる。
 一方、オートマティックトランスミッションのシフト位置がDレンジではないときは(S101a)、エコ走行診断処理部20は、システムを停止しインジケータを消灯する(S101e)。また、車両の車速が4km/h以下又は110km/h以上であるか(S101b)、あるいは車両の加速度が閾値を超えているときは(S101c)、エコ走行診断処理部20は、インジケータを消灯する(S101f)。
 このようにして、エコ走行診断処理部20は、車両がエコ走行を実施しているか否かを判定することができる。この場合のエコ走行の判定結果は、所定距離内又は所定時間内にエコ走行の実施を示す上記インジケータが点灯していた割合に基づいて、例えば、「良い」、「標準」及び「悪い」と三段階に判定することができる。
 ここで、上記のようなインジケータが点灯されるエコ走行の状態では、図5の丸プロットのグラフに示すように、通常走行の四角プロットのグラフに比べて燃費が平均で約7%向上することが判る。また、図6に示すように、エコ走行を実施しているときは(ON)、エコ走行を実施していないとき(OFF)に比べて、車速が平均して約10km/h低下することが判る。
 図2に戻り、エコ走行計算処理部22は、エコ走行診断処理部20が処理した今回のエコ走行情報と、エコ走行履歴DB26に蓄積された過去のエコ走行情報とを合わせて、車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を作成する(S102)。
 ここで、図7に示すように、エコ走行履歴DB26には、車両が走行した日付と、車両が走行した地点の緯度・経度と、エコ走行診断処理部20による診断結果とが対応付けて蓄積されている。エコ走行計算処理部22は、エコ走行履歴DB26内から、例えば過去1ヶ月といった任意の期間内、あるいは例えば100Trip分といった任意のTrip回数内のデータのみ積算する。これは、加算する情報が多すぎると、普段通る道路におけるエコ走行の状態を的確に把握することができなくなるからである。
 図7の例では、1ヶ月以内のA地点の情報を収集した場合、エコ走行診断の結果で「良い」が2回となっている。また、図8に示すように、A地点を走行した今回のエコ走行診断の結果は「良い」である。よって、エコ走行計算処理部22は、過去のエコ走行診断の結果である「良い」2回と、今回のエコ走行診断の結果である「良い」1回とを合計して、表現するエコ走行情報を「良い」3回分として計算する。
 図2に戻り、地図描画処理部24は、エコ走行計算処理部22が計算した地点ごとのエコ走行の状態と、地図DB28の地図情報と照合を行い、該当する道路(リンク)の脇に当該エコ走行情報を示すシンボルをディスプレイ装置30の表示画面に描画する(S103)。
 図9に示すように、本実施形態では、過去のエコ走行の達成度を植物の成長度を示すエコ走行シンボル120a~120cのアニメーションで表現する。図9に示すように、当該地点において過去からの累積のエコ走行診断の結果「良い」が1回以上3回未満であれば、芽を示すエコ走行シンボル120aが表示される。累積のエコ走行診断の結果「良い」が3回以上5回未満であれば、花を示すエコ走行シンボル120bが表示される。累積のエコ走行診断の結果「良い」が5回以上であれば、木を示すエコ走行シンボル120bが表示される。
 これらのエコ走行シンボル120a~120cは、芽、花及び木とといった順調に植物が成長する様子を表示することもあれば、当該地点でエコ走行を実施する時間間隔が空いてしまうことにより、花から花が散って芽に戻ったり、木から花や芽に戻ってしまう様子を表示することもある。
 図10に示すように、ディスプレイ装置30の表示画面は、道路110を車両シンボル100が走行する所定距離dごと、あるいは所定時間ごとにシンボル120a等を表示することができる。所定距離dは例えば100mとし、所定時間は例えば10secとすることができる。また、図11に示すように、ディスプレイ装置30の表示画面は、リアルタイムに車両シンボル100が道路110を通過し次第、シンボル120a等を表示することができる。さらに、図12に示すように、ディスプレイ装置30の表示画面は、出発地131から目的地132までといった1Tripごとにシンボル120a等を表示することができる。
 本実施形態では、過去のエコ走行情報と今回のエコ走行情報とが累積した結果が表示されるため、例えば、図13に示すように、ディスプレイ装置30の表示画面は、道路110を車両シンボル100が走行する所定距離dごとにシンボル120a~120cを表示することができる。シンボル120a~120cは、車両シンボル100の通過ごとに変化するものとできる。
 図2に戻り、エコ走行診断処理部20は、今回の診断結果と位置情報とを一緒に対応付けてエコ走行履歴DB26に蓄積する(S104)。これにより、次回、当該地点を走行する際に、車載機10aが再度、上記と同様の動作を行なうことができる。
 本実施形態によれば、車両情報処理部16が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報である車両情報を収集し、エコ走行履歴DB26が、車両情報処理部16が収集した車両情報を車両が走行した地点ごとに蓄積し、ディスプレイ装置30が、エコ走行履歴DB26に蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示する。これにより、ドライバーは、車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーにより効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機とできる。
 また本実施形態によれば、車両がエコ走行を行なったか否かが、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアによって判定されるため、より的確に車両がエコ走行を行ったか否かを判定することが可能となる。
 また本実施形態によれば、ディスプレイ装置30は、車両の走行した地点ごとの車両情報に応じて表示する内容を変更するため、ドライバーは、車両の走行実績を直感的に把握可能となる。特に、本実施形態によれば、ディスプレイ装置30は、車両情報を地図上に植物の成長を示すシンボル120a~120cで表示するため、ドライバーは、車両の走行実績をさらに直感的に把握することが可能となる。
 また本実施形態によれば、ディスプレイ装置30は、エコ走行履歴DB26に蓄積された車両情報を、車両の走行した地点ごとに地点を含む地図上に画像により表示するため、ドライバーは、車両の走行実績を視覚によりさらに直感的に把握可能となる。
 加えて、本実施形態によれば、ディスプレイ装置30は、車両情報における排気ガスの排出量が少ない等の車両のエコ走行の達成度が高いほど、植物の成長を示すシンボル120a~120cを地図上に大きく表示するため、ドライバーは、車両の走行実績をさらに一層直感的に把握することが可能となる。
 特に、本実施形態によれば、図10~13に示すように、車両シンボル100の追加した地点のエコ走行情報がすぐにディスプレイ装置30の表示画面に反映されるため、ドライバーは、エコ走行の状態の変化をすぐに理解することができる。本実施形態では、図13に示すように、木を示すシンボル120cが多い地点や道路110は何度もエコ走行が達成できているということが、文字やグラフ等による説明無しでドライバーは把握することができる。つまり、ドライバーは、より緒区間的にエコ走行の状況を認知可能となり、ディスプレイ装置30の画面を注視する時間を短くすることができる。加えて、本実施形態では、車両シンボルの通過後に、植物が成長する様子を示すようにシンボル120a~120cがアニメーションとして変化するため、ドライバーは今回の走行がエコ走行であったかを、一目で直感的に把握することができる。
 以下、本発明の第2実施形態について説明する。図14に示すように、本実施形態の車載機10bは、エコ走行計算処理部22に他車両と車車間通信を行う車車間通信機32が接続されている点が、上記第1実施形態と異なっている。エコ走行計算処理部22は、自車両の他、複数の他車両の各地点ごとのエコ走行情報を受信して、当該エコ走行情報を集計し、各車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を作成する。
 以下、本実施形態の車載機10bの動作について説明する。ここでは、3台の車両がグループ走行を行なっている状況を前提とする。図15に示すように、グループ走行中の各車両の車載機10bのエコ走行診断処理部20が、上記第1実施形態と同様にエコ走行診断を行なう(S201)。各車両の車載機10bのエコ走行計算処理部22が、各車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を作成する(S202)。
 各車両の車載機10bの車車間通信機32は、車車間通信により、各車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を共有する(S203)。各車両のエコ走行計算処理部22は、車車間通信により共有した各車両のエコ走行の状況を示す情報を集計し、各車両の地図描画処理部24は、集計結果に基づいて、上記第1実施形態と同様に、エコ走行情報を示すシンボルをディスプレイ装置30の表示画面に描画する(S204)。
 この場合、図16に示すように、各車両のディスプレイ装置30の表示画面には、道路110をグループ走行する車両シンボル101a~101cが通過した所定距離dごとに、植物の成長を示すシンボル120a~120cが表示される。各車両のエコ走行診断処理部20は、今回の診断結果と位置情報とを一緒に対応付けてエコ走行履歴DB26に蓄積する(S205)。これにより、次回、各車両が当該地点をグループ走行する際に、各車両の車載機10bが再度、上記と同様の動作を行なうことができる。
 本実施形態では、複数の車両でグループ走行を行う際に、車車間通信により各車両が走行した地点ごとのエコ走行の状況を示す情報を共有するため、各車両のドライバーは、グループ走行により車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーに単独走行のときよりも効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機とできる。
 以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、センターが、エコ走行を目指す団体の会員である複数のドライバー向けに、エコ走行を行なうために有益な情報を配信する。特に本実施形態では、各地点における各会員のエコ走行の状態を示すエコ走行マップ(以下、エコマップと言うことがある)を各会員で共有する。
 図17に示すように、本実施形態の車載機10cは、エコ走行判定処理部23、地図描画処理部24、地図DB28、表示装置31及び通信I/F34を備えている。
 エコ走行判定処理部23は、車載ECU間の通信にて送信されている燃費情報について、自車種の規定の燃費との比較を行い、「良い」「標準」「悪い」といったエコ走行判定を行う。エコ走行判定の結果は、通信I/F34によりセンター50aに送信される。
 地図描画処理部24は、上記第1実施形態と同様に、表示装置31の表示画面上にエコマップを描画するためのものである。地図描画処理部24は、通信I/F34を介してセンター50aへ会員のエコ走行情報の提供を要求し、描画を行う。
 通信I/F34は、車載機10cとセンター50aとの間の通信制御を行うインターフェースである。
 一方、センター50aは、エコ走行履歴集計処理部52、会員エコ走行履歴DB54、地図DB56、会員エコ走行情報提供部58、エコルート提案処理部60及び通信I/F62を備える。
 エコ走行履歴集計処理部52は、車載機10cから受信したエコ走行判定の結果を路側に配置されたノードごとに集計を行なうためのものである。センター50aは、車載機10cからは、緯度及び経度とエコ走行判定の結果とを対応付けて受信するが、エコ走行履歴集計処理部52は、最も近いノードへマッチング処理を行い、エコ走行判定の結果を集計する。
 会員エコ走行履歴DB54は、エコ走行履歴集計処理部52が集計したデータを蓄積するデータベースである。地図DB56は、エコ走行履歴集計処理部52において、経度及び緯度とのマッチングを行うノードを決定するためのリンク情報を有するデータベースである。
 会員エコ走行情報提供部58は、車載機10cからの要求に応じて、指定エリアのエコ走行情報の蓄積したデータを会員エコ走行履歴DB54から読み出し、通信I/F62を介して車載機10cに送信を行なうためのものである。
 エコルート提案処理部60は、車載機10cからの要求に応じ、ナビゲーションシステムで基本的なルート探索機能に加えて、会員エコ走行履歴DB54から読み出した会員のエコ走行情報の履歴に基づいて、エコ走行判定の「良い」が多くなる経路の順に重み付けをしてルート探索を行なうためのものである。
 通信I/F62は、車載機10cの通信I/F34と同様に車載機10cとセンター50aとの間の通信制御を行うインターフェースである。なお、車載機10cの通信I/F34と、センター50aの通信I/F62とは、セキュリティ及びプラバシー保護の観点から、通信時には互いに認証を行い、会員以外のアクセスを防止し、会員による通信であっても必要以上に個々の会員のエコ走行情報が漏洩することを防止するようにアクセス制限を行なう。
 以下、本実施形態の車載機10c及びセンター50aの動作について説明する。図18に示すように、各会員の車載機10cのエコ走行判定処理部23は、上記第1実施形態と同様にして10m間隔でエコ走行判定を行ない、当該結果を蓄積し、1Trip終了後に、エコ走行情報の履歴のデータをセンター50aに送信する(S201)。
 センター50aのエコ走行履歴集計処理部52は、各車両のエコ走行情報のデータを各地点ごとに集計し、会員エコ走行履歴DB54に蓄積する(S202)。図19に示すように、会員エコ走行履歴DB54には、日付、会員番号、車載機番号、緯度・経度及びエコ走行診断の結果が関連付けられて蓄積される。図19の例では、A地点の所定期間内に、エコ走行診断の結果「良い」が2回であるとされる。
 センター50aのエコルート提案処理部60は、集計した地点ごとのエコ走行情報のデータにより、ルート計算で用いるリンク情報への重み付けを行なう(S203)。
 車両のエンジン始動時に、各車両の車載機10cの通信I/F34は、必要な地点付近のエコ走行情報の集計データをセンター50aに要求し、センター50aの会員エコ走行情報提供部58は、車載機10cにエコ走行情報の集計データを配信する。センター50aからエコ走行情報の集計データを受信した車載機10cの地図描画処理部24は、地図DB28の地図データを参照しつつ、表示装置31の表示画面に示される当該地点付近の背景地図へエコ走行の状態を表示する(S204)。
 図20に示すように、本実施形態では、過去のエコ走行の達成度を樹木の茂り具合を示すエコ走行シンボル120d~120eのアニメーションで表現する。図20に示すように、当該地点において過去からの累積のエコ走行診断の結果「良い」が多ければ多いほど、樹木が良く茂った状態を示すエコ走行シンボル120dが表示され、当該地点において過去からの累積のエコ走行診断の結果「良い」が少なければ少ないほど、樹木が枯れた状態を示すエコ走行シンボル120eが表示される。
 また、図21に示すように、本実施形態では、エコ走行が達成できている度合を、エコ走行シンボル120dの密度で表現する。例えば、エコ走行が達成できている車両が多いエリアA1では、木を示すエコ走行シンボル120dの密度が高密度で描かれる。一方、エコ走行が達成できている車両が少ないエリアでは、木を示すエコ走行シンボル120dの密度が低密度で描かれる。ただし、交通量が多い道路で、エコ走行が達成できている車両が少ないエリアA2では、枯れ木を示すエコ走行シンボル120eが描かれ、エコ走行が達成できていない状態であることが会員に伝えられる。
 すなわち、本実施形態では、枯れていない木の密度が高い道路はエコ走行がしやすい道路である、ということが文字やアイコンによる説明無しにドライバーが把握することができる。アイコンでは、その意味をドライバーに説明し、ドライバーがその意味を覚えることが必要となる。一方、木が環境保護を意味するという概念は、もはや常識であり、木の量が多いことがエコ走行が達成できている、と理解することに説明は必要なく、直感的に認知が可能である。したがって、本実施形態では、ドライバーが表示装置31の表示画面を注視する時間を短くすることができる。
 また、本実施形態では、地図描画処理部24は、図22に示すように、道路110の交通量に応じて、木を示すエコ走行シンボル120d等を道路110の脇に描く幅を決定する。即ち、交通量の少ないエリアA3では、木を示すエコ走行シンボル120dを描く幅が狭い、一方、交通量の多いエリアA4では、木を示すエコ走行シンボル120eを描く幅が広い。交通量は、当該地点における路側施設や車載機10cからの情報により、リアルタイムでセンター50aに送信される。センター50aは当該交通量に関する情報を各車両の車載機10cに配信する。
 従来、道路種別により、国道は交通量が多く、県道は少ないといった一般概念が示されてきた。しかし、実態としては、都道でありながら交通量が非常に多い道路が存在し、違和感があった。本実施形態では、実際にどの程度の数の車両が通行しているのかという実際のデータを元にエコ走行の状態を表すエコ走行シンボル120dを描く幅を決定しているので、実際の道路における交通量とエコ走行との相関が、ドライバーにより理解し易くなっている。
 図18に戻り、ドライバーが会員である車両がナビゲーションシステムによる経路案内のルート設定を行なったとき(S205)、センター50aのエコルート提案処理部60は、車載機10cからの要求に応じ、会員エコ走行履歴DB54から読み出した会員のエコ走行情報の履歴に基づいて、エコ走行判定の「良い」が多くなる経路の順に重み付けをしてルート探索を行なう(S206)。
 センター50aのエコルート提案処理部60が、車両側でルート設定をした経路よりもエコ走行判定の「良い」が多くなる経路を発見した場合は(S206)、エコルート提案処理部60は当該エコ走行が可能な経路を当該車両の車載機10cに提示する(S207)。
 例えば、図23に示すように、車両シンボル100で示される車両が目的地シンボル140で示される目的地に向かう場合、直線路を通行しようとすると、エコマップ上で会員がエコ走行が出来ていないことを示すエコ走行シンボル120eが多数表示されているエリアA5を通行することになる。そこで、エコルート提案処理部60は、当該エリアA5を回避する経路Rを提案する。
 すなわち、本実施形態では、エコルート提案処理部60は、多くの会員がエコ走行が出来ている経路に対しては重み付けを重く行い、逆に多くの会員がエコ走行が出来ておらず、悪い走行を行なっている経路に対しては回避するようなデータ処理を行う。車載機10cの地図描画処理部24は、会員によるデータに基づくエコマップにセンター50aから提案された経路Rを描画し、会員の走行結果による提案であることが直感的に理解できるようにする。
 また、本実施形態においては、エコマップにより会員のエコ走行情報を共有する際に、会員が運転する車両の車種等の情報もエコマップ上に反映させることが可能である。例えば、図24に示すように、車両の車種や規定の大きさ、排気量又は燃費に応じて、大型で排気量が多く燃費の悪い車両については、針葉樹を示すエコ走行シンボル120fでエコ走行情報を表示し、小型で排気量が少なく燃費の良い車両については、広葉樹を示すエコ走行シンボル120gでエコ走行情報を表示するものとできる。
 排気量等の分類による車両の大きさや、幅員による車両の道路への通り易さは、エコ運転のし易さに関連が深い。そこで、本実施形態では、センター50aのエコ走行履歴集計処理部52で車載機10cから送られてきたエコ走行情報を集計する際に、車両の車種等の情報もエコ走行情報と関連付けて集計する。なお、これらの車両の車種等の情報は、ドライバーの会員登録の際に車両の車種等の情報も登録させ、車載機10cとセンター50aとの通信で認証を行なう際に当該情報を読み出すようにする。あるいは、車両の車種、大きさ、排気量及び燃費等の情報は、例えば、車両のカタログ値を参考にすることができる。
 地図描画処理部24は、エコマップへの描画の際に、例えば図25に示すように、エコ走行し易い車両がエコ走行を行なったエリアA6は、広葉樹を示すエコ走行シンボル120gでエコ走行情報を表示することができ、エコ走行し難い車両がエコ走行を行なった地点は、針葉樹を示すエコ走行シンボル120fでエコ走行情報を表示することができる。
 これにより、ドライバーは直感的に自分の車両の車種等に適した道を知ることができる。また、センター50aで集約されたエコ走行情報を車載機10c側で表示する際に、ドライバーは同じ車種、大きさ等に分類される車両のみ、エコ走行シンボルの木の種類を変えることで、会員のドライバーによって異なるが同じ車種等の車両を運転するドライバー同士で有用な情報の把握を促したり(ユーザー適応)、同じ車種、大きさ等の車両を運転するドライバー同士のコミュニティを作る意識を育てることができる。
 また、本実施形態においては、エコマップにより会員のエコ走行情報を共有する際に、会員であるドライバーの運転の技術又は経験等の情報もエコマップ上に反映させることが可能である。例えば、図26に示すように、一般的な技術又は経験のドライバーのエコ走行情報を示すエコ走行シンボル120dに対して、技術が未熟で経験が浅いドライバーのエコ走行情報は、苗木を示すエコ走行シンボル120hでエコ走行情報を表示するものとできる。一方、技術が高く経験が豊富なドライバーのエコ走行情報は、古木を示すエコ走行シンボル120iでエコ走行情報を表示するものとできる。
 ドライバーの運転の技術や経験は、エコ運転が可能か否かに関連が深い。そこで、本実施形態では、センター50aのエコ走行履歴集計処理部52で車載機10cから送られてきたエコ走行情報を集計する際に、ドライバーの技術又は経験等の情報もエコ走行情報と関連付けて集計する。なお、これらのドライバーの技術等の情報は、ドライバーの会員登録の際にドライバーの運転技術水準や運転経験年数等の情報も登録させ、車載機10cとセンター50aとの通信で認証を行なう際に当該情報を読み出すようにする。あるいは、ドライバーの運転技術は、過去の交通違反回数、エコ運転を行ったと判断された累積回数等を基に判断することができる。また、ドライバーの運転経験は、センター50aからのサービス開始からの経過日数、累積走行時間等を基に判断することができる。
 地図描画処理部24は、エコマップへの描画の際に、例えば図27に示すように、技術が未熟で経験が浅いドライバーがエコ走行を行なった地点は、苗木を示すエコ走行シンボル120hでエコ走行情報を表示することができ、技術が高く経験が豊富なドライバーのエコ走行情報は、古木を示すエコ走行シンボル120iでエコ走行情報を表示することができる。
 これにより、ドライバーは直感的に自分の運転の技術又は経験に適した道を知ることができる。特に、技術が未熟で経験の浅いドライバーにとっては、技術が高く経験が豊富なドライバーのエコ走行の傾向を参考にすることができる。さらに、同程度の技術又は経験のドライバー同士のコミュニティを作る意識を育てることができる。
 本実施形態では、エコ走行履歴集計処理部52が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報であるエコ走行情報を収集し、会員エコ走行履歴DB54が、エコ走行履歴集計処理部52が収集したエコ走行情報を車両が走行した地点ごとに蓄積し、会員エコ走行情報提供部58が、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ車両情報を車両に配信するため、エコ走行情報を配信された車両のドライバーは、車両の走行した地点における過去の走行実績を把握することが可能になり、ドライバーがエコ走行を行なうための指針やモチベーションをドライバーにより効果的に与えることが可能となり、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用なセンターとできる。
 また、本実施形態では、センター50a側において、エコ走行履歴集計処理部52は、車両が走行した地点の交通量に関する情報を収集し、会員エコ走行情報提供部58は、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ走行情報と、エコ走行履歴集計処理部52が収集した車両が走行した地点の交通量に関する情報とを配信する。
 車載機10c側においては、表示装置31は、地点における交通量が多いほど、当該地点付近においてエコ走行シンボル120dを地図上に表示する領域を広くするため、ドライバーは当該地点における交通量を直感的に把握し易くなる。そのため、ドライバーは、例えば表示領域が広いにも関わらず、走行実績が悪いシンボルが表示されている場合には、多くの車両がエコ走行をしていないことを直感的に把握することができる。
 特に、本実施形態では、センター50a側において、エコ走行履歴集計処理部52は、車両の車種、大きさ、排気量又は燃費に関する情報を収集し、会員エコ走行履歴DB54は、エコ走行履歴集計処理部52が収集した車両の車種等に関する情報と関連付けてエコ走行情報を蓄積し、会員エコ走行情報提供部58は、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ走行情報と、エコ走行情報に関連付けて蓄積された車両の車種等に関連する情報とを配信する。
 車載機10c側においては、表示装置31は、車両の車種、大きさ、排気量又は燃費に応じてエコ走行シンボル120f、120gを変更して表示するため、ドライバーは、車両の車種、大きさ、排気量又は燃費を直感的に把握することができ、ドライバーに対してより的確なエコ走行への指針やモチベーションを与えることが可能となる。車両のドライバーは、様々な車種、大きさ、排気量及び燃費の各車両が各地点においてどのような走行実績を挙げてきたかを把握できる。特に、ドライバーは自分の運転する車両と同等の排気量や燃費の車両が各地点においてどの程度のエコ走行を行なっているかを把握でき、ドライバーに対してエコ走行を行なうための指針やモチベーションをより効果的に与えることが可能となる。
 また、本実施形態では、センター50a側において、エコ走行履歴集計処理部52は、車両のドライバーの運転の技術又は経験の少なくともいずれかを収集し、会員エコ走行履歴DB54は、エコ走行履歴集計処理部52が収集した車両のドライバーの運転の技術又は経験と関連付けてエコ走行情報を蓄積し、会員エコ走行情報提供部58は、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ走行情報と、エコ走行情報に関連付けて蓄積された車両のドライバーの運転の技術又は経験に関連する情報とを配信する。
 車載機10c側においては、表示装置31は、車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに応じてエコ走行シンボル120h、120iを変更して表示するため、ドライバーは、ドライバーの運転の技術や経験を直感的に把握することができ、ドライバーに対してより的確なエコ走行への指針やモチベーションを与えることが可能となる。エコ走行情報を配信された車両のドライバーは、様々な技術及び経験のドライバーが各地点においてどのような走行実績を挙げてきたかを把握できる。特に、ドライバーは自分と同等の技術及び経験のドライバーが各地点においてどの程度のエコ走行を行なっているかを把握でき、ドライバーに対してエコ走行を行なうための指針やモチベーションをより効果的に与えることが可能となる。
 以下、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、自分の運転によるエコ走行情報と他人の運転によるエコ走行情報とを区別してドライバーに表示する。図28に示すように、本実施形態の車載機10dは、自分が運転した車両の地点ごとのエコ走行情報を蓄積する自車エコ走行履歴DB27を備えている。
 本実施形態においては、エコマップにおいて会員のエコ走行情報を共有する際に、会員自身の情報を他の会員と区別して同時に表示し、自分の環境保護に対する貢献度を視覚表現することで、環境保護に対する意識を啓発する。例えば、図29に示すように、本実施形態では、自分のエコ走行シンボル120jは、他人のエコ走行シンボル120d、120eと区別可能なものとされている。
 上述したように、会員エコ走行履歴DB54には、会員を識別する会員番号とエコ走行情報とが関連付けて蓄積されているため、車載機10dは、自分の会員番号に係るエコ走行情報以外の情報をセンター50aから受信し、自分のエコ走行情報は自車エコ走行履歴DB27から読み出して、表示部31の表示画面にエコマップを描画する。あるいは、車載機10dは、自分及び他の会員のエコ走行情報をセンター50aから受信して、会員番号により当該エコ走行情報が自分のものか他の会員のものかを区別して描画を行なっても良い。
 地図描画処理部24は、エコマップへの描画の際に、例えば図30に示すように、自分がエコ走行を行なった地点は、エコ走行シンボル120jでエコ走行情報を表示することができる。これにより、ドライバーに自分の貢献度を直感的に認識させることができる。
 本実施形態では、センター50a側において、エコ走行履歴集計処理部52は、車両それぞれを識別するための情報を収集し、会員エコ走行履歴DB54は、エコ走行履歴集計処理部52が収集した車両それぞれを識別するための情報と関連付けてエコ走行情報を蓄積し、会員エコ走行情報提供部58は、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ走行情報と、エコ走行情報に関連付けて蓄積された車両それぞれを識別するための情報とを配信する。
 車載機10d側においては、表示装置31は、複数の車両についての車両情報を地図上にエコ走行シンボル120d、120jで表示し、自車両と他車両とで表示するシンボルを変更して表示するため、ドライバーは、自車両の走行実績による環境の保護への貢献度を直感的に把握することができる。そのため、ドライバーは自分の走行に対する評価を行い、今後の走行において、エコ走行を行なう指針やモチベーションを得易くなる。
 以下、本発明の第5実施形態について説明する。図31に示すように、本実施形態では、車載機10eの側には、車両情報センサ12が検出した情報からエコ走行判定を行うエコ走行判定処理部は備えておらず、センター50bの側にエコ走行判定を行うエコ走行判定処理部51が備えられている。
 車載機10eは、車両情報センサ12で検出した車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアといった車両情報と、GPSセンサ14で検出した位置情報とをそのままセンター50bに送信する。センター50bでは、エコ走行判定処理部51により車載機10eから受信した車両情報についてエコ判定を行い、上記第3実施形態と同様にエコ走行履歴集計処理部52にて、処理を行う。
 本実施形態では、エコ走行判定処理部51が、所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける車両の排気ガスの排出量等の車両情報を収集し、当該車両情報に基づいて、車両が環境の保護に貢献するエコ走行をした度合を判定し、会員エコ走行履歴DB54が、エコ走行判定処理部51が判定した車両が環境の保護に貢献する走行をした度合であるエコ走行情報を車両が走行した地点ごとに蓄積し、会員エコ走行情報提供部58が、会員エコ走行履歴DB54に蓄積されたエコ走行情報を車両に配信するため、車両側では、車両情報をセンター50bに送信しエコ走行情報をセンター50bから受信する機能を有するだけで、エコ走行情報を配信された車両のドライバーは、車両の走行した地点における過去のエコ走行の実績を把握することが可能になり、車両側の装備を簡便なものとできる。
 以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
 本発明は、ドライバーがエコ走行を行なうためにより有用な車載機及びセンターを提供することができる。
10a~10e 車両制御装置
12 車両情報センサ
14 GPSセンサ
16 車両情報処理部
18 位置情報処理部
20 エコ走行診断処理部
22 エコ走行計算処理部
23 エコ走行判定処理部
24 地図描画処理部
26 エコ走行履歴DB
27 自車エコ走行履歴DB
28 地図DB
30 ディスプレイ装置
31 表示装置
32 車車間通信機
34 通信I/F
50a,50b センター
51 エコ走行判定処理部
52 エコ走行履歴集計処理部
54 会員エコ走行履歴DB
56 地図DB
58 会員エコ走行情報提供部
60 エコルート提案処理部
62 通信I/F
100,100a~100c 車両シンボル
110 道路
120a~120j エコ走行シンボル
132 出発地
134 目的地
140 目的地シンボル

Claims (19)

  1.  所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、
     前記車両情報収集装置が収集した前記車両情報を前記車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、
     前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報を、前記車両の走行した地点ごとに表示する表示装置と、
    を備えた車載機。
  2.  前記エミッション量に関する情報とは、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報である、請求項1に記載の車載機。
  3.  前記表示装置は、前記車両の走行した地点ごとの前記車両情報に応じて表示する内容を変更する、請求項1又は2に記載の車載機。
  4.  前記表示装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報を、前記車両の走行した地点ごとに前記地点を含む地図上に画像により表示する、請求項1~3のいずれか1項に記載の車載機。
  5.  前記表示装置は、前記車両情報を前記地図上にシンボルで表示する、請求項4に記載の車載機。
  6.  前記表示装置は、前記車両情報における排気ガスの排出量がより少ない場合、燃料消費量がより少ない場合、車速がより遅い場合、加速度がより低い場合及びトランスミッションの使用ギアの減速比がより小さい場合のいずれかの場合ほど、前記シンボルを前記地図上に大きく表示する、請求項5に記載の車載機。
  7.  前記表示装置は、前記車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに応じて前記シンボルを変更して表示する、請求項5又は6に記載の車載機。
  8.  前記表示装置は、前記車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに応じて前記シンボルを変更して表示する、請求項5~7のいずれか1項に記載の車載機。
  9.  前記走行履歴データベースは、複数の前記車両についての前記車両情報を前記車両が走行した地点とともに蓄積し、
     前記表示装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された複数の前記車両についての前記車両情報を、複数の前記車両の走行した地点ごとに表示する、請求項1~8のいずれか1項に記載の車載機。
  10.  前記表示装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された複数の前記車両についての前記車両情報を、複数の前記車両の走行した地点ごとに前記地点を含む地図上に画像により表示する、請求項9に記載の車載機。
  11.  前記表示装置は、複数の前記車両についての前記車両情報を前記地図上にシンボルで表示し、自車両と他車両とで表示する前記シンボルを変更して表示する、請求項10に記載の車載機。
  12.  前記表示装置は、前記地点における交通量が多いほど、前記地点付近において前記シンボルを前記地図上に表示する領域を広くする、請求項5~8及び11のいずれか1項に記載の車載機。
  13.  所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、
     前記車両情報収集装置が収集した前記車両情報を前記車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、
     前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報を前記車両に配信する配信装置と、
    を備えた情報処理センター。
  14.  所定地点、所定区間内及び所定時間内のいずれかにおける少なくとも1台の車両のエミッション量に関する情報である車両情報を収集する車両情報収集装置と、
     前記車両情報収集装置が収集した前記車両情報に基づいて、前記車両が環境の保護に貢献する走行をした度合を判定するエコ走行判定装置と、
     前記エコ走行判定装置が判定した前記車両が環境の保護に貢献する走行をした度合であるエコ走行情報を前記車両が走行した地点とともに蓄積する走行履歴データベースと、
     前記走行履歴データベースに蓄積された前記エコ走行情報を前記車両に配信する配信装置と、
    を備えた情報処理センター。
  15.  前記エミッション量に関する情報とは、車両の排気ガスの排出量、燃料消費量、車速、加速度及びトランスミッションの使用ギアの少なくともいずれかに関する情報である、請求項13又は14に記載の情報処理センター。
  16.  前記車両情報収集装置は、前記車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報を収集し、
     前記走行履歴データベースは、前記車両情報収集装置が収集した前記車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関する情報と関連付けて前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかを蓄積し、
     前記車両情報配信装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかと、前記車両情報に関連付けて蓄積された前記車両の車種、大きさ、排気量及び燃費の少なくともいずれかに関連する情報とを配信する、請求項13~15のいずれか1項に記載の情報処理センター。
  17.  前記車両情報収集装置は、前記車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかを収集し、
     前記走行履歴データベースは、前記車両情報収集装置が収集した前記車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかと関連付けて前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかとを蓄積し、
     前記車両情報配信装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかと、前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された前記車両のドライバーの運転の技術及び経験の少なくともいずれかに関連する情報とを配信する、請求項13~16のいずれか1項に記載の情報処理センター。
  18.  前記車両情報収集装置は、前記車両それぞれを識別するための情報を収集し、
     前記走行履歴データベースは、前記車両情報収集装置が収集した前記車両それぞれを識別するための情報と関連付けて前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかを蓄積し、
     前記車両情報配信装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかと、前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかに関連付けて蓄積された前記車両それぞれを識別するための情報とを配信する、請求項13~17のいずれか1項に記載の情報処理センター。
  19.  前記車両情報収集装置は、前記車両が走行した地点の交通量に関する情報を収集し、
     前記車両情報配信装置は、前記走行履歴データベースに蓄積された前記車両情報及び前記エコ走行情報のいずれかと、前記車両情報収集装置が収集した前記車両が走行した地点の交通量に関する情報とを配信する、請求項13~18のいずれか1項に記載の情報処理センター。
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