JP4513826B2 - 経路表示装置、経路表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示部に経路等を表示することができる経路表示装置および経路表示システムに関する。
自動車の走行に伴って移動していく現在位置をモニタ上に道路地図と共に表示したり、現在地から目的地までの適切な経路を設定し、経路案内を行うナビゲーション装置が知られており、より円滑なドライブに寄与している。例えばこのようなナビゲーション装置による経路案内では、現在地から目的地までの経路上での交差点手前などで「300m先を左折してください」などという曲がる指示を音声などで案内するといった具合である。また、このように現在地や目的、経路を示すだけでなく、例えばガソリンスタンドやレストランなどの所定の施設を示すマークを地図上に表示するナビゲーション装置も知られており、それらの施設を目印にして走行する場合に有効である。
なお、道路地図や施設に関する情報については、DVDやHDDなどの記録媒体に記憶された各種情報を利用することが一般的であるが、近年ネットワーク上の各種情報を取得して利用可能な車載情報サービスも提供されている。このような車載情報サービスでは、サーバに蓄積された大量の情報およびサーバによる高い処理能力を利用した高付加価値を有する各種サービスを提供しており、ナビゲーション装置でも利用可能である。
また、上述のようなナビゲーション装置の中には、省エネルギー運転に係る情報をナビ画面上に表示するものがある(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、このナビゲーション装置の表示部は、アクセルの適切な踏込具合の指標を示す指示部と、瞬間燃費や区間燃費等を示す燃費値表示部とで構成されており、このうちの指示部は、そのアクセルの踏み具合から、運転者にそのアクセル操作が燃費の面から適しているのか否かを指示するといった具合である。
また、上述のようなナビゲーション装置の中には、(1)ナビゲーションのルートを事前に仮想的にシミュレーションすることにより、ドライブのスケジュールを確認したり調整したりするものや(例えば、特許文献2参照。)、(2)速度や設定室温を変更した場合に燃費がどのように変化するかをドライバに知らせるためにタッチパネルより車速あるいは車室内の温度を変更すると、燃費計算部は車の総重量と車室内外の温度差と車速とに基づいて燃費を算出して表示部に表示したり、残燃料で走行可能な距離を算出して表示したりするもの(例えば、特許文献3参照。)、(3)経路案内手段によって案内された走行経路に対して実際に車両がどのように走行したのかを評価するもの(例えば、特許文献4参照。)、(4)運転者に安全運転や省燃費運転の心掛けを促すために過去の走行データや燃費データと現在の状況とを比較し、現在の状況が前の状況より劣る場合には、注意を促すもの(例えば、特許文献5参照。)、などがある。
特開2002―370560号公報 特開2001−165691号公報 特開2003−279360号公報 特開2005−003527号公報 特開2006−003147号公報
しかし、上述の特許文献1に記載のナビゲーション装置においては、上述のように運転者のアクセル操作が燃費の面から適しているのか否かを指示しているが、今後走行する箇所が既に走行した箇所とは道路状況が異なる場合にはその指示がそのまま適用できるとは限らないという問題があった。つまり、今後走行する各箇所でのアクセルの踏み込み具合を事前にイメージすることが困難であり、燃費の面から適したアクセル操作を実現するとは限らないという問題があった。
なお、特許文献2に記載のナビゲーション装置については、省エネルギー運転に係る情報を表示するようには構成されていないため、今後走行する各箇所でのアクセルの踏み込み具合を事前にイメージすることが困難であり、燃費の面から適したアクセル操作を実現するとは限らないという問題があった。
また、特許文献3に記載のナビゲーション装置については、燃費や走行可能距離を表示部に表示するよう構成されているが、その表示内容は今後走行する各箇所とは何ら関係がないために、今後走行する各箇所でのアクセルの踏み込み具合を事前にイメージすることが困難であり、燃費の面から適したアクセル操作を実現するとは限らないという問題があった。
また、特許文献4に記載のナビゲーション装置については、走行経路に対し走行評価を行うように構成されているが、地図および自車位置情報に基づいてその地点毎の案内や評価をするものではないため、今後走行する各箇所でのアクセルの踏み込み具合を事前にイメージすることが困難であり、燃費の面から適したアクセル操作を実現するとは限らないという問題があった。
また、特許文献5に記載のナビゲーション装置についても、上述の特許文献4に記載のナビゲーション装置と同様に、走行経路に対し走行評価を行うように構成されているが、地図および自車位置情報に基づいてその地点毎の案内や評価をするものではないため、今後走行する各箇所でのアクセルの踏み込み具合を事前にイメージすることが困難であり、燃費の面から適したアクセル操作を実現するとは限らないという問題があった。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、今後走行する経路上の各移動点で効率的な運転を行うための操作具合をユーザが事前にイメージすることを可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る経路表示装置においては、情報取得手段が、経路を特定可能な「経路情報」、および経路に関連する「運転寄与情報」を取得可能であり、表示手段が、種々の情報を表示可能である。なお、運転寄与情報とは、ユーザが効率的な運転を行うのに寄与する情報を云う。そして、制御手段が、情報取得手段により取得された経路情報に基づいて特定される「経路の一部」を、その経路の一部に関連する、情報取得手段により取得された「運転寄与情報」とともに経路図によって表示手段に表示させ、経路上を移動する仮想的な移動点と表示手段上の基準位置(例えば、中心位置)とを一致させて経路図をスクロールさせるスクロール処理を実行する。
そして、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、運転寄与情報に基づくエコ運転のための指示を前記表示手段に表示させる。
このことにより、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報を視認することができる。したがって、ユーザは、今後走行する経路上の各移動点で効率的な運転を行うための操作具合を事前にイメージすることができる。
ところで、上述のように経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をユーザがより容易に視認可能とする手法としては次の(イ)〜(ホ)のような手法が考えられる。
(イ)すなわち、上述のスクロール速度が速いときには、重要度の高い位置に関する情報のみ表示手段に表示させることが考えられる。具体的には、請求項2のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、経路図をスクロールさせる速度の値が閾値よりも大きい場合には、その重要度が閾値よりも高い経路上の位置に関する運転寄与情報を選択して表示手段に表示させることが考えられる。このように構成すれば、表示手段に表示される情報が重要度の高い運転寄与情報に限定されることでそれらの運転寄与情報が強調されることとなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(ロ)また、上述の運転寄与情報を表示する箇所については経路図の尺度を下げることが考えられる。具体的には、請求項3のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、経路図の尺度が閾値よりも小さい場合には、表示手段上の基準位置および運転寄与情報を少なくとも含む略矩形の領域について尺度を上げた表示画像を生成し、その生成した表示画像を経路図とともに前記表示手段に表示させることが考えられる。このように構成すれば、その経路に関連する運転寄与情報が含まれる領域が他の領域に比べて強調されることとなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(ハ)また、上述の経路のうち燃費が悪化する位置の表示色を変更するなど強調して表示することが考えられる。具体的には、請求項4のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、「走行時に燃費が悪化する旨を含む運転寄与情報」については表示手段に強調表示させることが考えられる。なお、強調表示の具体例としては、表示色を変更することや、その部分の文字のフォントを変更すること、その部分の文字や線分を太くすることなどが挙げられる。このように構成すれば、強調表示された部分が他の部分よりも際立つこととなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(ニ)また、上述の運転寄与情報に含まれる平均速度や加速度に合わせてスクロールを実行することが考えられる。具体的には、請求項5のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に走行速度または加速度に関する情報が含まれる場合には、その走行速度または加速度に対応するよう経路図のスクロールを行うことが考えられる。このように構成すれば、仮想的な移動点が表示手段の表示領域のほぼ中央に常に位置することになり、ユーザにとって運転寄与情報などを目で追いやすくなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(ホ)また、効率的な運転を行うことを提案するために、運転寄与情報を図柄として表示させることが考えられる。具体的には、請求項6のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、運転寄与情報を図柄として表示手段に表示させることが考えられる。このように構成すれば、運転寄与情報を図柄として表示することにより、運転寄与情報を文章として表示する場合に比べて、その運転寄与情報が提示する内容を瞬時に理解することができ、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連する運転寄与情報をより容易に視認することができる。
なお、上述のスクロール処理を実行していない通常の場合においても、制御手段が、運転寄与情報を図柄として表示手段に表示させるようにしてもよい。このように構成すれば、運転寄与情報を図柄として表示することにより、運転寄与情報を文章として表示する場合に比べて、その運転寄与情報が提示する内容を瞬時に理解することができる。
ところで、上述の経路を実際に走行した際の運転結果を次の(へ)・(ト)のような手法で検証することで、その経路を後日走行する際に役立てることも効率的な運転を行うことに大いに寄与すると考えられる。
(ヘ)すなわち、上述の経路を実際に走行した際の燃費を、走行箇所に関連する運転寄与情報に含まれる燃費と比較し、その差が大きい箇所については強調表示することが考えられる。具体的には、請求項7のように、制御手段が、経路の一部を実際に走行した際の燃費の値を取得し、その取得した燃費の値とその経路に関連する運転寄与情報に含まれる燃費の値との差を算出し、その算出した差の値が閾値よりも大きい場合には、その経路を表示手段に強調表示させることが考えられる。なお、走行経路から外れて走行したと判断された場合には、制御手段が、経路の一部を実際に走行した際の燃費の値の一部として、走行経路から外れて走行した分の燃費の値を取得するようにしてもよい(請求項8)。なお、強調表示の具体例としては、表示色を変更することや、その部分の文字のフォントを変更すること、その部分の文字や線分を太くすることなどが挙げられる。このように構成すれば、上述の経路を実際に走行した際の運転結果を燃費によって検証することで、その経路を後日走行する際の効率的な運転の実現に役立てることができる。また、強調表示された部分が他の部分よりも際立つこととなり、したがって、ユーザは、その運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(ト)また、効率的な運転を行うことを提案するために、ユーザの実際の運転履歴および運転寄与情報を図柄として表示させることが考えられる。具体的には、請求項のように、制御手段が、経路の一部を実際に走行した際の運転実績を示す運転実績情報を取得し、その取得した運転実績情報を図柄として前記表示手段に表示させるとともに、その経路に関連する前記運転寄与情報を図柄として前記表示手段に表示させることが考えられる。このように構成すれば、ユーザの実際の運転履歴および運転寄与情報を図柄として表示することにより、運転寄与情報を文章として表示する場合に比べて、それら運転履歴および運転寄与情報が提示する内容を瞬時に理解することができる。
ところで、上述の経路情報および運転寄与情報については、当該経路表示装置内に記憶しておくことが考えられる。具体的には、請求項10のように、経路情報および運転寄与情報を記憶する情報記憶手段を備え、情報取得手段が、情報記憶手段から経路情報および前記運転寄与情報を取得することが考えられる。
さらに、請求項11のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に走行速度がゼロであったときの情報が含まれる場合には、当該情報を削除してスクロール表示することが考えられる。
また、請求項12のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されているか否かを判断することが考えられる。
ここで、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されている場合において、地域毎の環境情報が入手可能であるときには、制御手段が、追加情報および環境情報を基に情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値を変換して作成したオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することが考えられる(請求項13)。
また、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されている場合において、地域毎の環境情報が入手可能ではないときには、制御手段が、追加情報を基に情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値を変換して作成したオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することが考えられる(請求項14)。
なお、環境情報には、少なくとも気温を示す情報、気圧を示す情報、酸素濃度を示す情報または風圧を示す情報の何れか一つが含まれることが考えられる(請求項15)。
また、基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されていない場合には、制御手段が、情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値で作成されたオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することが考えられる(請求項16)。
なお、追加情報には、少なくとも搭乗者数を示す情報または積載量を示す情報の何れか一つが含まれることが考えられる(請求項17)。
ところで、請求項18のように、制御手段が、スクロール処理を実行する際に、理想エコ走行状態と実走行状態に隔たりがある場合には、理想エコ走行状態に達するまでのエコ案内表示は行わず、自車位置マークとエコマークとを重ねて前記表示手段に表示させることが考えられる。
また、請求項19のように、エコ運転の指導を開始する旨の指示を受け付ける運転指導開始ボタンを備え、制御手段が、運転指導開始ボタンがエコ運転の指導を開始する旨の指示を受け付けた場合にエコ運転の指導を開始し、一方、情報センタの情報記憶手段にエコ運転情報を記憶する記憶処理が行われていない場合には、運転指導開始ボタンがトーンダウンしてエコ運転の指導が実行できないようになっていることが考えられる。
また、上述の経路情報および運転寄与情報については、外部の情報センタになどに記憶しておき、当該経路表示装置の情報取得手段が、その情報センタから経路情報および運転寄与情報を取得することが考えられる。すなわち、請求項20に記載の経路表示システムは、請求項1〜請求項19の何れかに記載の経路表示装置と、情報センタとを備え、前記経路表示装置と前記情報センタとの間でデータ通信可能に構成されている経路表示システムであって、前記情報センタは、前記経路情報および前記運転寄与情報を記憶する情報記憶手段を備え、前記経路表示装置の前記情報取得手段は、前記情報センタの前記情報記憶手段から前記経路情報および前記運転寄与情報を取得することを特徴とする。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[ナビゲーション装置10の構成の説明]
図1は、本発明の経路表示装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置10の概略構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置10は車両に搭載され、車両の現在位置を検出する位置検出器101と、利用者からの各種指示を入力するための操作スイッチ群107と、操作スイッチ群107と同様に各種指示を入力可能であってナビゲーション装置10とは別体となったリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す)113と、リモコン113からの信号を入力するリモコンセンサ112と、パケット通信網等に接続して外部と通信を行うBT通信装置114と、車両が備える他の外部機器等に接続され、それらの機器との間で情報を入出力する車両I/F116と、地図データや音声データ等が記録された地図データベース106と、地図や各種情報の表示を行うための表示部110と、各種のガイド音声等を出力するとともに利用者が発話した音声に基づく電気信号を出力する音声案内/音声認識部111と、制御回路108に接続され、各種情報を記憶する外部メモリ109と、上述した位置検出器101や操作スイッチ群107、リモコンセンサ112、車両I/F116、音声案内/音声認識部111などからの入力に応じて各種処理を実行し、BT通信装置114や車両I/F116、表示部110、音声案内/音声認識部111などを制御する制御回路108と、を備えている。
位置検出器101は、地磁気に基づき車両の絶対方位を検出する地磁気センサ102と、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ103と、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ104と、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を、GPSアンテナ105aを介して受信してその受信信号を出力するGPS受信機105と、を備えている。そして、これら各センサ等102〜105からの出力信号に基づいて制御回路108が、車両の位置、方位、速度等を算出する。なお、GPS受信機105からの出力信号に基づいて現在位置を求める方式は様々な方式があるが、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
操作スイッチ群107は、メカニカルなキースイッチ等から構成される。操作スイッチ群107は、ユーザからの様々な操作指令を受け付け、その受け付けた指令を制御回路108へ指令信号として出力するようになっている。
リモコン113は、複数のボタンから構成されており、何れかのボタンが押下されるとそのボタンの種類に応じた信号が赤外線等の近距離無線通信を介してリモコンセンサ112に届くように構成されている。
リモコンセンサ112は、リモコン113から送られる信号を受信し、受信した信号を制御回路108へ出力するようになっている。
BT通信装置114は、アンテナ115を介して、路側に設置された光ビーコンや電波ビーコン等を介してVICSの情報センタから事故情報や渋滞情報等を取得する。
車両I/F116は、車両が備える他の外部機器等に接続され、それらの機器との間で情報を入出力する機能を担う。なお、車両I/F116は、この外部機器の一つとして各種ECU(図2参照)と接続されている。このことにより、車両I/F116は車内LAN280を介して各種ECUとデータ通信可能である(図2参照)。また、車両I/F116は、後述する外部のエコ運転情報データベース330からエコ運転情報を入手する機能を有している(図3参照)。なお、エコ運転情報は、ユーザが効率的な運転を行うのに寄与する情報を云い、特許請求の範囲で言うところの「運転寄与情報」に相当する。
地図データベース106には、地図に関する種々の情報からなる地図データが記憶されている。この地図データにおいて、車両が走行する道路は、実際の道路における各交差点の中央位置に設定されたノードと、ノード間を接続するリンクとにより表されている。すなわち、地図データに記憶されている道路は、リンク単位に分割して管理されており、各リンクはその端点であるノードにおいて他のリンクと接続されている。そして、各リンクには固有の識別子であるリンクID(道路識別子)が付与されており、リンクIDを用いてリンクを特定することが可能となっている。ここで、「交差点」とは、複数の道路が接続された地点全般のことであり、十字路、T字路、分岐点、合流点等が含まれる。つまり、3つ以上のリンクが接続される点がノードとなる。なお、ノードデータ、リンクデータ等は特許請求の範囲で言うところの「経路情報」に相当する。
表示部110は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等からなり、位置検出器101にて検出した車両の現在位置と地図データベース106から読み出した地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、表示部110は、施設のガイド等も表示できる。さらに、表示部110は、図4〜図9に示すようなオンルートスクロールによるエコ運転の指導を行うための画面表示や案内を行うようになっている。なお、エコ運転とは消費燃料の観点から効率的な運転のことを云う。また、このオンルートスクロールによるエコ運転の指導の操作については、操作スイッチ群107や表示部110に実装されたタッチパネル、あるいはリモコン113で行われる。
なお、表示部110は、特許請求の範囲で言うところの表示手段に相当する。
音声案内/音声認識部111は、地図データベース106より入力した施設のガイドや各種案内の音声を出力することができる。また、音声案内/音声認識部111は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御回路108に出力するようになっている。利用者はこの音声案内/音声認識部111に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置10を操作することができる。
外部メモリ109は、不揮発性メモリで構成され、エコ運転情報や運転履歴情報などの各種データを記憶するのに利用される。ここで、エコ運転情報には、道路毎、リンク毎、あるいは所定の区分け毎に、平均燃費データや平均速度、平均加速度、所要時間が記憶される他に、急激な加速ポイントや急激な減速ポイント、データ測定日、時刻などが含まれている。また、エコ運転情報の収集単位は、エコ運転の比較対象として選択したエコ運転情報と過去に外部メモリ109などに登録したエコ運転情報とでエコ運転取得・登録単位にて実施されるために、データ比較がしやすくなっている。また、運転履歴情報には、走行ルート、位置情報、実燃費、日時、平均速度、平均加減速度、燃料消費量、走行距離、走行時間、シフトポジション、アクセル開度、エンジン回転数、累積消費電力、搭乗者数、積載重量、気温、気圧、酸素濃度、および風速の各情報が含まれる。
なお、外部メモリ109は、特許請求の範囲で言うところの情報記憶手段に相当する。
制御回路108は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、位置検出器101からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データベース106から読み出した現在位置付近の地図等を表示部110に表示する現在地表示処理や、地図データベース106に記録された地図データと、操作スイッチ群107やリモコン113等の操作に従って設定された目的地とに基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を算出する経路算出処理や、その算出した経路を表示部110に表示させたり音声案内/音声認識部111に音声として出力させたりすることにより経路を案内する経路案内処理等を実行する。
また、制御回路108には、燃費データを算出するための燃費データ算出部151、オンルートスクロールによってエコ運転指導・案内をするためのエコ運転案内情報生成部153、後述するエコ運転情報データベース330からダウンロードしたエコ運転情報や過去に登録したエコ運転情報と、現在のエコ運転情報を比較して、エコ運転の良否判断や表示・指導案内をするためのエコ運転情報比較部155を備え、エコ運転の支援を行うようになっている。また、制御回路108は、上述の運転履歴情報を所定時間間隔で生成して外部メモリ109に記憶させるようになっている。
また、制御回路108は、必要に応じてオンルートスクロールデータを作成するようセンタ320に対して要求するようになっている。その際、制御回路108は、その要求に、経路情報以外の搭乗者数や積載量などの追加情報を添付することもできる。ここで、オンルートスクロールデータとは、経路を走行する際に燃費などの点で効率的な運転を実現するための運転手順を示すデータを云う。また、制御回路108は、上述の要求に対してセンタ320から送信された情報を受信した際には、その受信した情報を外部メモリ109に記憶させたり表示部110に表示させたりするようになっている。
なお、制御回路108は、特許請求の範囲で言うところの情報取得手段および制御手段に相当する。
[ナビゲーション装置10がエコ運転情報を入手・収集する手法について]
次に、ナビゲーション装置10がエコ運転情報を入手・収集する手法について説明する。なお、図2は、ナビゲーション装置10がエコ運転情報を入手・収集するためのシステム構成ブロック図である。また、図3は、ナビゲーションシステム1000の概略構成を説明する説明図である。
図2に示すように、ナビゲーション装置10は、車両I/F116を介して、各種センサ(車速パルス発生器220、加速度センサ230、燃料量検知センサ240等)や、後述するセンタ320との通信を行うための広域通信装置210と、車内LAN280を介して接続されている。なお、ナビゲーション装置10がエコ運転情報を収集、作成および記憶するためには、測定時刻を監視する必要がある。そこで、測定時刻については、ここでは記載していない時計から取得した時刻データや、GPS受信機105を用いて位置測定する際に算出した時刻データなどを用いるようにしてもよい。また、車両340の平均速度や平均加速度については、車速パルス発生器220からの信号や、先のGPS受信機105によって算出することや、加速度センサ230やジャイロスコープ103等で測定することも可能である。
また、図3に示すように、ナビゲーション装置10は、広域通信装置210および電話網基地局310を介してセンタ320とデータ通信を行い、エコ運転情報データベース(エコDB)330におけるエコ運転情報の蓄積状況を確認したり、エコ運転情報データベース330からエコ運転情報を検索したり、エコ運転情報データベース330からエコ運転情報を取得したりするよう構成されている。なお、センタ320およびエコ運転情報データベース330は、特許請求の範囲で言うところの情報センタに相当する。また、ナビゲーション装置10、センタ320およびエコ情報データベース330は、ナビゲーションシステム1000を構成する。このナビゲーションシステム1000は、特許請求の範囲で言うところの経路表示システムに相当する。
また、エコ運転情報データベース330が記憶するエコ運転情報は、リンク毎に記憶されており、各エコ運転情報は、道路リンク番号、制限速度、理想平均速度、理想燃料消費量、走行距離、勾配情報、道路種別情報が含まれている。なお、エコ運転情報データベース330が記憶するエコ運転情報と、ナビゲーション装置10の外部メモリ109が記憶するエコ運転情報とは異なる情報を含む。
センタ320では、ナビゲーション装置10から車種情報および経路検索結果の情報を入手すると、エコ運転情報データベース330に記憶されたリンク毎のエコ運転情報に含まれる制限速度、理想平均速度および勾配情報に基づき、センタ320内で予め準備された車種毎の理想平均加速度や理想平均減速度、シフトダウン時理想減速度、理想コーナー移動速度等を用いて、経路上の理想車両移動パターンの作成、およびその移動パターンを実現するための理想エコ走行データの作成処理(後述)やリアルタイムエコルート案内処理(後述)を実施する。
ここで、上記リンク毎に記憶されたデータについては、車両の運転状態が理想的な場合の数値を記憶しているが、ナビゲーション装置10から搭乗者の人数を示す搭乗者人数情報や積載重量を示す積載情報等がさらに追加されてデータ送信されてくる場合には、その情報を加味した車両移動パターンを作成する。
なお、センタ320で集計された地域毎の気温、気圧、酸素濃度、風速、渋滞状況を加味して車両移動パターンを作成するようにしてもよい(図14のフローチャート参照)。
また、上記処理をセンタ320で実施したのちに、ナビゲーション装置10は、車両移動パターン(自位置マークの描画パターン)情報、エコ案内シンボルおよびその描画位置情報を入手して、ナビゲーション装置10上でエコオンルートスクロールを実施する。
なお、上述のように理想車両移動パターンを計算する他にも、図7(b)に例示する「エコルートデータ登録画面」で登録された走行データによる実車両ベースの車両移動パターンとその移動パターンに基づくエコ案内シンボルの算出をセンタ320で実施する場合もある。この場合には、ナビゲーション装置10から送出される車両データの移動データはそのまま使用され、その移動状態に基づくエコ案内シンボルのみが作成されることになる。この場合は、車両が停止した場合の状態も運転状態に反映されている。なお、上述の処理についてはセンタ320で車両移動パターンの計算処理を行う処理であったが、ナビゲーション装置10の制御回路108などで全ての演算処理を実施するようにしてもよい。
[オンルートスクロール処理の説明]
次に、ナビゲーション装置10の制御回路108が実行するオンルートスクロール処理について図4〜図9を参照して説明する。
まず、図4(a)に例示されるメニュー選択画面を表示部110に表示させる。ここで、メニュー選択画面内のオンルートスクロールボタンをタッチすることで、オンルートスクロールによるエコ運転の指導および案内が行われる。この際、図4(b)に例示される設定画面を表示部110に表示させる。本設定画面には、オンルートスクロールに合わせて、エコ運転情報を付加するための「エコ運転情報付加」ボタンが準備されている。この「エコ運転情報付加」ボタンが押下されない場合は、オンルートスクロールのみが実行される。一方、「エコ運転情報付加」ボタンが押下されると、「エコ運転対応スクロール」ボタンと、スクロールスピードを設定するための「Low」ボタン、「Nor」ボタンおよび「Hi」ボタンが表示される。
「エコ運転対応スクロール」ボタンが押下されたときには、その箇所のエコ運転情報の平均速度や加速度に合わせて、自車位置がスクロールする「エコ運転情報を提供するための表示処理」を実行する(図11のS720に対応)。
一例を挙げると、設定した目的地までの距離が60km、その走行所要予測時間が1時間の経路を、通常のオンルートスクロールでは1分間要したとすると、この場合の車両の平均時速60km/hであり、自車位置マークの走行スピードは3600km/hとなり、この値を基準として、平均時速30km/hでのエコ走行が必要な場合には自車位置マークが1800km/h相当でスクロールし、平均時速120km/hでのエコ走行が必要な場合には自車位置マークが7200km/h相当でスクロールされるように制御するといった具合である。
また、スクロールスピードを設定するための「Low」ボタン、「Nor」ボタン、および「Hi」ボタンは、画面のスクロールスピード(自車位置マークのスクロールスピード)を3段階で調整するために設けられている。
なお、一般的に、オンルートスクロール画面には、目的地へのジャンプボタン、出発地から目的地へのスクロール開始ボタン、出発地へのジャンプボタン、目的地から出発地へのスクロール開始ボタンの4つがあるが、エコ運転案内をしながらオンルートスクロールをする場合には、目的地から出発地へ戻るスクロールは必要ないため、目的地へのジャンプボタン、出発地から目的地へのスクロール開始ボタン、出発地へのジャンプボタンの3つのボタンのみが表示される。
ここで、エコ案内付きオンルートスクロールが選択された場合には、図5に例示される案内地図の表示画面が表示部110に表示される。この案内地図の表示画面内には、目的地設定・経路検索後の出発点や目的地、検索経路の他に、加速マーク、減速マーク、車線変更マーク、シフトポジション変更マーク、窓開閉マーク、上り坂/下り坂マーク、スピードマーク、加速区間・減速区間等の「エコ案内シンボル」が表示され、エコ運転のための指示が表示されるようになっている。
ここで、案内地図の尺度が大きい場合には、図6(a)に例示されるエコ運転情報の案内画面が表示部110に表示される。この表示画面の経路上には、エコ運転が特に必要な部分の道路地図の色が変更されて表示され、エコ運転の指導内容がテキスト表示(平均時速、加減速情報)および音声で案内される。
一方、案内地図の尺度が小さい場合には、図6(b)に例示されるエコ運転情報の案内画面が表示部110に表示される。この表示画面では、自位置マークがエコ運転案内ポイント付近に近づいたときに、詳細図を表示して案内したり、案内地図の尺度を上げたりするように制御している。また、上述のように、オンルートスクロールのスクロール速度によって、エコ運転の指導の方法を変更することも可能であり、例えば、オンルートスクロールの速度が速い場合には、重要度の高い箇所(運転の仕方によって極端に燃費が低下する箇所等)のみを案内するように制御される。
ところで、ナビゲーション装置10の操作スイッチ群107や表示部110に実装されたタッチパネルの所定ボタンが押下されると、図7(a)に例示するようなエコ運転支援画面が起動する。このエコ運転支援画面は、エコ運転情報データベース330からダウンロードしたエコ運転情報や過去に登録したエコ運転情報と、現在のエコ運転情報を比較してエコ運転の良否判断や表示、エコ運転の指導の案内をするエコ運転支援を実行するための表示画面である。
このエコ運転支援画面中の「エコルート検索画面へ」ボタンが押下されると、図7(b)に例示するエコルート検索画面に移行する。このエコルート検索画面では、先に設定されたり検索されたりした目的地や検索経路に基づくエコルートの検索を、ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域またはエコ運転情報データベース330に対して実行する。
また、このエコルート検索画面中の検索ボタンが押下されると、図8(a)に例示されるエコルートの検索結果の表示画面が表示部110に表示される。さらに、エコルートの検索結果の表示画面中の検索結果を示すボタンが選択されると、選択されたエコ運転(エコルート)情報がエコ運転情報データベース330から取得される。
ところで、エコ運転情報を収集および登録する際には、まず、図7(a)に例示するエコ運転支援画面中の「作成開始」ボタンを押下することでエコ運転情報の収集が開始される。また、エコ運転情報の収集を終了させる場合には「作成終了」ボタンを押下するとよい。さらに、収集したエコ運転情報を登録する場合には、「エコルート登録画面へ」ボタンを押下すると、図8(b)に例示するエコルートデータ登録画面が表示部110に表示され、このエコルートデータ登録画面中の「登録」ボタンを押すと、上述のように収集されたエコ運転情報がナビゲーション装置10の外部メモリ109に記憶される。
また、図8(b)に例示するエコルートデータの登録画面では、「登録データ検索」ボタンが用意されており、この「登録データ検索」ボタンが押下されると、図9(a)に例示するエコルート登録データの検索結果の表示画面が表示部110に表示される。このエコルート登録データの検索結果の表示画面には、これまでにナビゲーション装置10の外部メモリ109に登録されたエコルートデータのリストが表示され、さらに、このリストから登録データの選択を行うことができる。このエコルート登録データが選択されたときには、図7(a)に例示するエコ運転支援画面が表示部110に再び表示される。ここで、エコ運転支援画面の「エコ運転指導開始」ボタンが押下されると、図9(b)に例示するエコ運転の指導の表示画面が表示部110に表示され、エコ運転の指導が開始される。ここでは、基準としたエコ運転情報による車両マークと、実際に測定したエコ運転情報による自車位置マークが合わせて表示され、運転方法の違いが分かり易くなる。なおここで、前述のエコ運転情報内に信号待ち等で車両が停止した時の情報が含まれているような場合には、スクロール時にこの部分のデータを削除するようにして、スクロール表示するようにしてもよい。
[エコ運転情報の入手・起動処理の説明]
次に、ナビゲーション装置10の制御回路108が実行するエコ運転情報の入手・起動処理を図10のフローチャートを参照して説明する。なお、制御回路108が実行する一般的な処理(経路算出処理や経路案内処理等)については説明を省略する。
このエコ運転情報の入手・起動処理は、上述のオンルートスクロール処理を構成し、運転者によって車両340のイグニッションキーが操作されてアクセサリー給電(ACC)の状態になったときに、ナビゲーション装置10の制御回路108にて他の処理から独立して繰り返し実行される処理である。
まず、経路算出処理などにおいて目的地の設定や経路検索が実施されたか否かを判断する(S610)。目的地の設定や経路検索が実施されるまで待機し(S610:NO)、目的地の設定や経路検索が実施されたと判断された場合には(S610:YES)、図7(a)に例示するエコ運転支援画面中の「エコ運転指導」ボタンが押下されたか否かを判断する(S615)。「エコ運転指導」ボタンが押下されていないと判断された場合には(S615:NO)、オンルートスクロールを実行する旨の要求があったか否かを判断する(S650)。オンルートスクロールを実行する旨の要求があったと判断された場合には(S650:YES)、エコ運転情報の案内をせずにオンルートスクロールを開始し(S655)、本処理を終了する。一方、オンルートスクロールを実行する旨の要求がなかったと判断された場合には(S650:NO)、そのまま本処理を終了する。
一方、先のS615において、エコ運転支援画面中の「エコ運転指導」ボタンが押下されたと判断された場合には(S615:YES)、ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域にエコ運転情報が保存されているか否かを判断する(S620)。ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域にエコ運転情報が保存されていないと判断された場合には(S620:NO)、エコ運転情報の検索を要求する旨の情報をセンタ320へ送信する(S625)。そして、その検索結果の中に同一の経路でのエコ運転情報が存在するか否かを判断する(S630)。その検索結果の中に同一の経路でのエコ運転情報が存在しないと判断された場合には(S630:NO)、上述のS650に移行する。一方、その検索結果の中に同一の経路でのエコ運転情報が存在すると判断された場合には(S630:YES)、そのエコ運転情報をエコ運転情報データベース330からダウンロードし(S635)、図8(a)に例示するエコルートの検索結果の表示画面を表示部110に表示させ、オンルートスクロールを実行する旨の要求があるまで待機し(S640:NO)、オンルートスクロールを実行する旨の要求があった場合には(S640:YES)、エコ運転情報の案内を行いながらオンルートスクロールを行う(S645)。そして、本処理を終了する。
なお、オンルートスクロール実行時に、収集したエコ運転情報を登録する場合には以下のようにする。すなわち、上述のように「エコルート登録画面へ」ボタンを押下すると、図8(b)に例示するエコルートデータ登録画面が表示部110に表示され、このエコルートデータ登録画面中の「登録」ボタンを押すと、上述のように収集されたエコ運転情報がナビゲーション装置10の外部メモリ109に記憶される。また、図8(b)に例示するエコルートデータの登録画面の「登録データ検索」ボタンが押下されると、図9(a)に例示するエコルート登録データの検索結果の表示画面が表示部110に表示される。このエコルート登録データの検索結果の表示画面のエコルート登録データが選択されたときには、図7(a)に例示するエコ運転支援画面が表示部110に再び表示される。ここで、エコ運転支援画面の「エコ運転指導開始」ボタンが押下されると、図9(b)に例示するエコ運転の指導の表示画面が表示部110に表示され、エコ運転の指導が開始される。ここでは、基準としたエコ運転情報による車両マークと、実際に測定したエコ運転情報による自車位置マークが合わせて表示される。なおここで、前述のエコ運転情報内に信号待ち等で車両が停止した時の情報が含まれているような場合には、スクロール時にこの部分のデータを削除するようにして、スクロール表示するようにしてもよい。
一方、先のS620において、ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域にエコ運転情報が保存されていると判断された場合には(S620:YES)、図8(a)に例示するエコルートの検索結果の表示画面を表示部110に表示させ、そのまま上述のS640に移行する。
[エコ運転情報の表示処理の説明]
次に、ナビゲーション装置10の制御回路108が実行するエコ運転情報の表示処理を図11のフローチャートを参照して説明する。
このエコ運転情報の表示処理は、上述のオンルートスクロール処理を構成し、運転者によって車両340のイグニッションキーが操作されてアクセサリー給電(ACC)の状態になったときに、ナビゲーション装置10の制御回路108にて他の処理から独立して繰り返し実行される処理である。
まず、先のエコ運転情報の入手・起動処理において、エコ運転情報の案内を行いながらオンルートスクロールを行う旨の要求があるか否かを判断する(S710)。具体的には、図4(a)に例示されるメニュー選択画面を表示部110に表示させている場合において、エコ運転情報の入手・起動処理のS640において肯定判断がなされたときに、エコ運転情報の案内を行いながらオンルートスクロールを行う旨の要求があると判断する。エコ運転情報の案内を行いながらオンルートスクロールを行う旨の要求があるまで待機し(S710:NO)、エコ運転情報の案内を行いながらオンルートスクロールを行う旨の要求があると判断された場合には(S710:YES)、エコ運転情報を提供するための表示処理を実行する(S720、図5参照)。この処理は、図4(b)に例示される設定画面を表示部110に表示させ、その際に「エコ運転対応スクロール」ボタンが押下されたときに実行される。具体的には、「エコ運転対応スクロール」ボタンが押下されたときには、その箇所のエコ運転情報の平均速度や加速度に合わせて、自車位置がスクロールさせる。
続いて、高速オンルートスクロール設定がなされているか否かを判断する(S730)。高速オンルートスクロール設定がなされていると判断された場合には(S730:YES)、高優先度の案内/表示データを選択し(S740)、S750に移行する。一方、高速オンルートスクロール設定がなされていないと判断された場合には(S730:NO)、S740は実行せずに、S750に移行する。
続いて、表示部110に表示されている地図(経路図)の尺度が所定の尺度以上であるか否かを判断する(S750)。表示部110に表示されている地図(経路図)の尺度が所定の尺度以上であると判断された場合には(S750:YES)、案内/表示ポイントにて上述の地図を所定の尺度に拡大し(S770、図6(a)参照)、S780に移行する。一方、表示部110に表示されている地図(経路図)の尺度が所定の尺度以下ではないと判断された場合には(S750:NO)、通常の方法でエコ運転情報を提供し(S760、図6(b)参照)、S780に移行する。
続いて、オンルートスクロールの終了を要求する旨の情報があるか否かを判断する(S780)。オンルートスクロールの終了を要求する旨の情報がないと判断された場合には(S780:NO)、上述のS750に戻る。一方、オンルートスクロールの終了を要求する旨の情報があると判断された場合には(S780:YES)、本処理を終了する。
[エコ運転情報の取得処理の説明]
次に、ナビゲーション装置10の制御回路108が実行するエコ運転情報の取得処理を図12のフローチャートを参照して説明する。
このエコ運転情報の取得処理は、車両340の走行時に燃費などのエコ運転情報を取得して外部メモリ109に蓄積する処理であり、運転者によって車両340のイグニッションキーが操作されてアクセサリー給電(ACC)の状態になったときに、ナビゲーション装置10の制御回路108にてオンルートスクロール処理などの他の処理から独立して繰り返し実行される処理である。
まず、経路算出処理などにおいて目的地の設定や経路検索が実施されたか否かを判断する(S810)。目的地の設定や経路検索が実施されるまで待機し(S810:NO)、目的地の設定や経路検索が実施されたと判断された場合には(S810:YES)、エコ運転を比較する旨の要求があったか否かを判断する(S815)。エコ運転を比較する旨の要求がないと判断された場合には(S815:NO)、S810に戻る。一方、エコ運転を比較する旨の要求があったと判断された場合には(S815:YES)、ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域またはエコ運転情報データベース330の記憶領域に、経路検索区間のエコ運転情報が保存されているか否かを判断する(S820)。ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域またはエコ運転情報データベース330の記憶領域に、経路検索区間のエコ運転情報が保存されていないと判断された場合には(S820:NO)、本処理を終了する。
一方、ナビゲーション装置10の外部メモリ109の記憶領域またはエコ運転情報データベース330の記憶領域に、経路検索区間のエコ運転情報が保存されていると判断された場合には(S820:YES)、車両340が走行を開始するまで待機し(S825:NO)、車両340が走行を開始したと判断された場合には(S825:YES)、比較対象であるエコ運転情報と同じ道路またはリンク単位で燃費情報を取得して外部メモリ109の記憶領域に記憶させる(S830)。そして、エコ運転の比較診断を中止するよう要求されたか否かを判断する(S835)。エコ運転の比較診断を中止するよう要求されたと判断された場合には(S835:YES)、本処理を終了する。
一方、エコ運転の比較診断を中止するよう要求されていない判断された場合には(S835:NO)、車両340が走行経路を外れたか否かを判断する(S840)。車両340が走行経路を外れていないと判断された場合には(S840:NO)、後述するS845に移行し、一方、車両340が走行経路を外れたと判断された場合には(S840:YES)、後述するS855に移行する。
S845では、車両340が目的地に到達したか否かを判断する。車両340が目的地に到達していないと判断された場合には(S845:NO)、S830に移行する。一方、車両340が目的地に到達したと判断された場合には(S845:YES)、エコ運転情報データの取得を終了し(S850)、本処理を終了する。
S855では、車両340が走行経路から外れて走行した分の燃費データを取得する(S855)。なお、車両340が走行経路から外れて走行した時間が所定時間を越える場合には、エコ運転情報の再検索を実行するようにしてもよい。そして、車両340が走行経路に復帰したか否かを判断する(S860)。車両340が走行経路に復帰していないと判断された場合には(S860:NO)、S855に戻る。一方、車両340が走行経路に復帰したと判断された場合には(S860:YES)、S830に移行する。
[理想エコ走行データの作成処理の説明]
次に、センタ320が実行する理想エコ走行データの作成処理を図13のフローチャートを参照して説明する。この理想エコ走行データの作成処理は、センタ320が通電状態になったときに繰り返し実行される処理である。
まず、ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されたか否かを判断する(S905)。なお、オンルートスクロールデータとは、経路を走行する際に燃費などの点で効率的な運転を実現するための運転手順を示すデータを云う。ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されるまで待機し(S905:NO)、ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されたと判断された場合には(S905:YES)、その要求に、経路情報以外の搭乗者数や積載量などの追加情報が添付されているか否かを判断する(S910)。その要求に、経路情報以外の搭乗者数や積載量などの追加情報が添付されていないと判断された場合には(S910:NO)、後述するS915に移行する。一方、その要求に、経路情報以外の搭乗者数や積載量などの追加情報が添付されていると判断された場合には(S910:YES)、後述するS925に移行する。
S915では、エコ運転情報データベース330に記憶された理想値でオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データを作成する。そして、その演算処理が完了するまで待機し(S920)、その演算処理が終了した場合には(S920:YES)、演算したデータをナビゲーション装置10へ送信し(S950)、本処理を終了する。
S925では、地域毎の環境情報が入手可能であるか否かを判断する。なお、環境情報とは、車両の周囲環境を示す情報を云い、気温や気圧、酸素濃度、風速などが挙げられる。地域毎の環境情報が入手可能ではないと判断された場合には(S925:NO)、追加情報に基づいてエコ運転情報データベース330に記憶された理想を変換してオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データを作成する(S930)。なお、エコ案内シンボル割付データは、オンルートスクロールデータに基づいてエコ案内付きオンルートスクロールを行う際に、目的地設定・経路検索後の出発点や目的地、検索経路の他に、加速マーク、減速マーク、車線変更マーク、シフトポジション変更マーク、窓開閉マーク、上り坂/下り坂マーク、スピードマーク、加速区間・減速区間等のエコ案内シンボルを表示画面上に割り付けるためのデータを云う。そして、その演算処理が完了するまで待機し(S935)、その演算処理が終了した場合には(S935:YES)、演算したデータをナビゲーション装置10へ送信し(S950)、本処理を終了する。
一方、先のS925にて地域毎の環境情報が入手可能であると判断された場合には(S925:YES)、追加情報および環境情報に基づいてエコ運転情報データベース330に記憶された理想を変換してオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データを作成する(S940)。そして、その演算処理が完了するまで待機し(S945)、その演算処理が終了した場合には(S945:YES)、演算したデータをナビゲーション装置10へ送信し(S950)、本処理を終了する。
なお、ナビゲーション装置10では、制御回路108が、上述の要求に対してセンタ320から送信された情報を受信した際には、その受信した情報を外部メモリ109に記憶させたり表示部110に表示させたりする。
[リアルタイムエコルート案内処理の説明]
次に、センタ320が実行するリアルタイムエコルート案内処理を図14のフローチャートを参照して説明する。このリアルタイムエコルート案内処理は、センタ320が通電状態になったときに繰り返し実行される処理である。
また、このリアルタイムエコルート案内処理は、センタ320に「エコ走行オンルートスクロール」指示要求をせずに、自車両が走行した時の燃費情報や車両情報を取得し、その後、取得した自車両の走行データと、センタ320で登録されている実走行データと比較してエコ運転指導をする処理である。すなわち、実際に道路を車両が走行する場合、信号待ちや他車両の走行状況の影響を受けたり、予め予想していた走行経路を外れたりする場合があり、出発地点から目的地まで、全て理想状態でエコ案内することは不可能である。従って、あまりにも理想エコ走行と実走行状態に隔たりがある場合には、エコ走行案内を中止(一時的な表示停止も含む)したり、車両が停止した場合には、停止した地点から理想エコ走行状態に達するまでのエコ案内表示を中止(自位置マークとエコマークを重ねる等)したりするようにする。また、理想エコ走行と実走行状態の隔たりが大きい場合に、高速道路/高規格道路等、信号待ちや他車両の走行状況の影響を受けにくい道路のみエコ案内シンボルを継続表示し、それ以外の道路のエコ案内シンボルを未表示にしても良い。但し、急加減速や空ふかし、シフトタイミング等、瞬間的に燃費を悪化させる動作に対しては、注意・警告を継続的に行う。
まず、ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されたか否かを判断する(S1005)。ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されるまで待機し(S1005:NO)、ナビゲーション装置10からオンルートスクロールデータを作成するよう要求されたと判断された場合には(S1005:YES)、リアルタイムエコルート案内を行うよう要求されているか否かを判断する(S1010)。なお、リアルタイムエコルート案内とは、車両の走行に合わせて経路案内を行うとともに、車両の現在位置に関するエコ運転情報を合わせて表示させることを云う。リアルタイムエコルート案内を行うよう要求されるまで待機し(S1010:NO)、リアルタイムエコルート案内を行うよう要求されていると判断された場合には(S1010:YES)、リアルタイムエコルート案内を停止するよう要求されているか否かを判断する(S1015)。リアルタイムエコルート案内を停止するよう要求されていると判断された場合には(S1015:YES)、リアルタイムエコルート案内を中止し(S1035)、本処理を終了する。
一方、リアルタイムエコルート案内を停止するよう要求されていないと判断された場合には(S1015:NO)、理想エコ走行状態と所定数値とで所定時間以上の隔たりが存在するか否かを判断する(S1020)。なお、所定数値および所定時間については、理想エコ走行状態を判断するための項目毎に実験等により予め設定しておく。理想エコ走行状態と所定数値とで所定時間以上の隔たりが存在すると判断された場合には(S1020:YES)、車両340が経路から外れて走行していると想定されるため、リアルタイムエコルート案内を中断し(S1040)、S1015に戻る。一方、理想エコ走行状態と所定数値とで所定時間以上の隔たりが存在しないと判断された場合には(S1020:NO)、車両が走行を停止しているか否かを判断する(S1025)。
車両が走行を停止しておらず走行中であると判断された場合には(S1025:NO)、車両340が目的地に到着しているか否かを判断する(S1030)。車両340が目的地に到着していないと判断された場合には(S1030:NO)、S1015に移行する。一方、車両340が目的地に到着していると判断された場合には(S1030:YES)、リアルタイムエコルート案内を中止し(S1035)、本処理を終了する。
一方、先のS1025にて車両が走行を停止していると判断された場合には(S1025:YES)、リアルタイムエコルート案内を中断し(S1045)、車両340の走行状態が理想エコ走行状態に達したか否かを判断する(S1050)。車両340の走行状態が理想エコ走行状態に達していないと判断された場合には(S1050:NO)、S1045に戻る。一方、車両340の走行状態が理想エコ走行状態に達したと判断された場合には(S1050:YES)、リアルタイムエコルート案内を再開し(S1055)、S1015に戻る。
一例を挙げると、図7(a)に例示するようなエコ運転支援画面が表示部110に表示されている場合において、「エコ運転移動開始」ボタンを押下されると、図15(a)に例示するようなエコ運転の指導の表示画面(2)が表示される。ここで、比較対象ルートと指導対象エコルートを設定し、登録ルートエコ運転指導開始ボタンを押下すると、図15(b)に例示するようなエコ運転の指導の表示画面(3)が表示され、エコ運転の指導が開始される。ここで、比較対象ルート部の「入力画面へ」ボタンを押下すると、図9(a)に例示されるエコルート登録データの検索結果の表示画面が表示部110に表示され、指導対象エコルート部の「入力画面へ」ボタンを押下すると、図8(a)に例示されるエコルートの検索結果の表示画面が表示部110に表示される。
なお、「リアルタイムエコ運転指導開始」ボタンまたは「登録ルートエコ運転指導開始」ボタンの何れについても、正規の設定あるいはセンタ320での処理が行われていない場合には、トーンダウンして運転指導が実行できないようになっている。
また、図8(a)に例示されるエコルートの検索結果の表示画面では、センタ320で理想エコ走行ルート計算をさせることもできるようになっており、このデータとの比較については、センタ320に「エコ走行オンルートスクロール」指示要求をせずに、自車両が走行した時の燃費情報や車両情報を取得し、その後、取得した自車両の走行データと、センタ320で計算した理想エコ走行データと比較してエコ運転指導をする比較処理に該当する。
なお、ナビゲーション装置10では、制御回路108が、上述の要求に対してセンタ320から送信された情報を受信した際には、その受信した情報を外部メモリ109に記憶させたり表示部110に表示させたりする。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のナビゲーション装置10によれば、制御回路108が、オンルートスクロール処理において、経路の一部を、その経路の一部に関連するエコ運転情報とともに経路図(案内地図)によって表示部110に表示させ、経路上を移動する仮想的な移動点と表示部110上の基準位置(例えば、中心位置)とを一致させて経路図をスクロールさせるので、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報を視認することができる。したがって、ユーザは、今後走行する経路上の各移動点で効率的な運転を行うための操作具合を事前にイメージすることができる。
(2)また、第一実施形態のナビゲーション装置10によれば、オンルートスクロール処理において、案内地図の尺度が大きい場合には、図6(a)に例示されるエコ運転情報の案内画面が表示部110に表示され、この表示画面の経路上には、エコ運転が特に必要な部分の道路地図の色が変更されて表示され、エコ運転の指導内容がテキスト表示(平均時速、加減速情報)および音声で案内される。このことにより、表示部110に表示される情報が重要度の高いエコ運転情報に限定されることでそれらのエコ運転情報が強調されることとなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報をより容易に視認することができる。
(3)また、第一実施形態のナビゲーション装置10によれば、オンルートスクロール処理において、案内地図の尺度が小さい場合には、図6(b)に例示されるエコ運転情報の案内画面が表示部110に表示され、この表示画面では、自位置マークがエコ運転案内ポイント付近に近づいたときに、詳細図を表示して案内したり、案内地図の尺度を上げたりするように制御する。また、オンルートスクロールのスクロール速度によって、エコ運転の指導の方法を変更することも可能であり、例えば、オンルートスクロールの速度が速い場合には、重要度の高い箇所(運転の仕方によって極端に燃費が低下する箇所等)のみを案内するように制御される。このことにより、その経路に関連するエコ運転情報が含まれる領域が他の領域に比べて強調されることとなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報をより容易に視認することができる。
(4)また、第一実施形態のナビゲーション装置10によれば、オンルートスクロール処理において、エコ運転情報に平均速度や加速度が含まれる場合には、その平均速度や加速度に合わせて自車位置がスクロールする「エコ運転情報を提供するための表示処理」を実行する。このことにより、仮想的な移動点が表示部110の表示領域のほぼ中央に常に位置することになり、ユーザにとって運転寄与情報などを目で追いやすくなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報をより容易に視認することができる。
(5)また、第一実施形態のナビゲーション装置10によれば、オンルートスクロール処理において、エコ案内付きオンルートスクロールが選択された場合には、図5に例示される案内地図の表示画面が表示部110に表示され、この案内地図の表示画面内には、目的地設定・経路検索後の出発点や目的地、検索経路の他に、加速マーク、減速マーク、車線変更マーク、シフトポジション変更マーク、窓開閉マーク、上り坂/下り坂マーク、スピードマーク、加速区間・減速区間等の「エコ案内シンボル」が表示され、エコ運転のための指示が表示されるようになっている。このことにより、エコ運転情報をエコ案内シンボルなどの図柄として表示することにより、エコ運転情報を文章として表示する場合に比べて、そのエコ運転情報が提示する内容を瞬時に理解することができ、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報をより容易に視認することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)オンルートスクロール処理において、制御回路108が、経路のうち燃費が悪化する位置の表示色を変更するなど強調して表示部110に表示させるようにしてもよい。なお、強調表示の具体例としては、表示色を変更することや、その部分の文字のフォントを変更すること、その部分の文字や線分を太くすることなどが挙げられる。このようにすれば、強調表示された部分が他の部分よりも際立つこととなり、したがって、ユーザは、経路を実際に走行する前にその経路を確認する際に、その経路に関連するエコ運転情報をより容易に視認することができる。
(2)上記実施形態では、オンルートスクロール処理において、エコ案内付きオンルートスクロールが選択された場合には、図5に例示される案内地図の表示画面が表示部110に表示され、この案内地図の表示画面内にはエコ案内シンボルが表示されるが、これには限られず、エコ案内付きオンルートスクロールが選択されていない場合においても、表示画面内にエコ案内シンボルを表示するようにしてもよい。このようにすれば、エコ案内付きオンルートスクロールが選択されていない場合においても、エコ運転情報をエコ案内シンボルなどの図柄として表示することにより、エコ運転情報を文章として表示する場合に比べて、そのエコ運転情報が提示する内容を瞬時に理解することができる。
(3)また、オンルートスクロール処理において、経路を実際に走行した際の燃費を、走行箇所に関連するエコ運転情報に含まれる燃費情報と比較し、その差が大きい箇所については強調表示するようにしてもよい。このようにすれば、上述の経路を実際に走行した際の運転結果を燃費によって検証することで、その経路を後日走行する際の効率的な運転の実現に役立てることができる。また、強調表示された部分が他の部分よりも際立つこととなり、したがって、ユーザは、その運転寄与情報をより容易に視認することができる。
(4)また、効率的な運転を行うことを提案するために、ユーザの実際の運転履歴およびエコ運転情報をエコ案内シンボルとして表示させてもよい。このようにすれば、ユーザの実際の運転履歴および運転寄与情報をエコ案内シンボルなどの図柄として表示することにより、エコ運転情報を文章として表示する場合に比べて、それら運転履歴およびエコ運転情報が提示する内容を瞬時に理解することができる。
ナビゲーション装置10の概略構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置10がエコ運転情報を入手および収集するためのシステム構成を示すブロック図である。 ナビゲーションシステム1000の概略構成を説明する説明図である。 (a)はメニュー選択画面の表示例であり、(b)はオンルートスクロールを選択した際の設定画面の表示例である。 エコ案内付きオンルートスクロールを選択した際の案内地図の表示画面の表示例である。 (a)は案内地図の尺度が大きい場合のエコ運転情報の案内画面の表示例であり、(b)は案内地図の尺度が小さい場合のエコ運転情報案内画面の表示例である。 (a)はエコ運転支援画面の表示例であり、(b)はエコルートの検索画面の表示画面である。 (a)はエコルートの検索結果の表示画面の表示例であり、(b)はエコルートデータの登録画面の表示例である。 (a)はエコルート登録データの検索結果の表示画面の表示例であり、(b)はエコ運転の指導の表示画面の表示例(1)である。 エコ運転情報の入手・起動処理を説明するためのフローチャートである。 エコ運転情報の表示処理を説明するためのフローチャートである。 エコ運転情報の取得処理を説明するためのフローチャートである。 理想エコ走行データの作成処理を説明するためのフローチャートである。 リアルタイムエコルート案内処理を説明するためのフローチャートである。 (a)はエコ運転の指導の表示画面(2)であり、(b)はエコ運転の指導の表示画面(3)である。
符号の説明
10…ナビゲーション装置、101…位置検出器、102…地磁気センサ、103…ジャイロスコープ、104…距離センサ、105…GPS受信機、105a…GPSアンテナ、106…地図データベース、107…操作スイッチ群、108…制御回路、109…外部メモリ、110…表示部、111…音声案内/音声認識部、112…リモコンセンサ、113…リモコン、114…BT通信装置、115…アンテナ、116…車両I/F、151…燃費データ算出部、153…エコ運転案内情報生成部、155…エコ運転情報比較部、210…広域通信装置、220…車速パルス発生器、230…加速度センサ、280…車内LAN、310…電話網基地局、320…センタ、330…エコ運転情報データベース(エコDB)、340…車両、1000…ナビゲーションシステム

Claims (20)

  1. 経路を特定可能な経路情報、および前記経路に関連する、ユーザが効率的な運転を行うのに寄与する運転寄与情報を取得可能な情報取得手段と、
    種々の情報を表示可能な表示手段と、
    前記情報取得手段により取得された前記経路情報に基づいて特定される経路の一部を、その経路の一部に関連する、前記情報取得手段により取得された運転寄与情報とともに経路図によって前記表示手段に表示させ、前記経路上を移動する仮想的な移動点と前記表示手段上の基準位置とを一致させて前記経路図をスクロールさせるスクロール処理を実行する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記運転寄与情報に基づくエコ運転のための指示を前記表示手段に表示させること
    を特徴とする経路表示装置。
  2. 経路を特定可能な経路情報、および前記経路に関連する、ユーザが効率的な運転を行うのに寄与する運転寄与情報を取得可能な情報取得手段と、
    種々の情報を表示可能な表示手段と、
    前記情報取得手段により取得された前記経路情報に基づいて特定される経路の一部を、その経路の一部に関連する、前記情報取得手段により取得された運転寄与情報とともに経路図によって前記表示手段に表示させ、前記経路上を移動する仮想的な移動点と前記表示手段上の基準位置とを一致させて前記経路図をスクロールさせるスクロール処理を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記経路図をスクロールさせる速度の値が閾値よりも大きい場合には、その重要度が閾値よりも高い前記経路上の位置に関する運転寄与情報を選択して前記表示手段に表示させることを特徴とする経路表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記経路図の尺度が閾値よりも小さい場合には、前記表示手段上の基準位置および運転寄与情報を少なくとも含む略矩形の領域について尺度を上げた表示画像を生成し、その生成した表示画像を前記経路図とともに前記表示手段に表示させることを特徴とする経路表示装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、走行時に燃費が悪化する旨を含む前記運転寄与情報については前記表示手段に強調表示させることを特徴とする経路表示装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に走行速度または加速度に関する情報が含まれる場合には、その走行速度または加速度に対応するよう前記経路図のスクロールを行うことを特徴とする経路表示装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記運転寄与情報を図柄として前記表示手段に表示させることを特徴とする経路表示装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記経路の一部を実際に走行した際の燃費の値を取得し、その取得した燃費の値とその経路に関連する前記運転寄与情報に含まれる燃費の値との差を算出し、その算出した差の値が閾値よりも大きい場合には、その経路を前記表示手段に強調表示させることを特徴とする経路表示装置。
  8. 請求項7に記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、走行経路から外れて走行したと判断された場合には、前記経路の一部を実際に走行した際の燃費の値の一部として、走行経路から外れて走行した分の燃費の値を取得することを特徴とする経路表示装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記経路の一部を実際に走行した際の運転実績を示す運転実績情報を取得し、その取得した運転実績情報を図柄として前記表示手段に表示させるとともに、その経路に関連する前記運転寄与情報を図柄として前記表示手段に表示させることを特徴とする経路表示装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記経路情報および前記運転寄与情報を記憶する情報記憶手段を備え、
    前記情報取得手段は、前記情報記憶手段から前記経路情報および前記運転寄与情報を取得すること
    を特徴とする経路表示装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に走行速度がゼロであったときの情報が含まれる場合には、当該情報を削除してスクロール表示することを特徴とする経路表示装置。
  12. 請求項1〜請求項11の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されているか否かを判断することを特徴とする経路表示装置。
  13. 請求項12に記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されている場合において、地域毎の環境情報が入手可能であるときには、前記追加情報および前記環境情報を基に情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値を変換して作成したオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することを特徴とする経路表示装置。
  14. 請求項12に記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されている場合において、地域毎の環境情報が入手可能ではないときには、前記追加情報を基に情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値を変換して作成したオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することを特徴とする経路表示装置。
  15. 請求項12〜14の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記環境情報には、少なくとも気温を示す情報、気圧を示す情報、酸素濃度を示す情報または風圧を示す情報の何れか一つが含まれることを特徴とする経路表示装置。
  16. 請求項12に記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、前記基準位置近傍に表示される運転寄与情報に経路情報以外の追加情報が添付されていない場合には、情報センタの情報記憶手段に記憶された理想値で作成されたオンルートスクロールデータおよびエコ案内シンボル割付データに基づきスクロール処理を実行することを特徴とする経路表示装置。
  17. 請求項12〜16の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記追加情報には、少なくとも搭乗者数を示す情報または積載量を示す情報の何れか一つが含まれることを特徴とする経路表示装置。
  18. 請求項1〜請求項17の何れかに記載の経路表示装置において、
    前記制御手段は、前記スクロール処理を実行する際に、理想エコ走行状態と実走行状態に隔たりがある場合には、理想エコ走行状態に達するまでのエコ案内表示は行わず、自車位置マークとエコマークとを重ねて前記表示手段に表示させることを特徴とする経路表示装置。
  19. 請求項1〜請求項18の何れかに記載の経路表示装置において、
    エコ運転の指導を開始する旨の指示を受け付ける運転指導開始ボタンを備え、
    前記制御手段は、前記運転指導開始ボタンがエコ運転の指導を開始する旨の指示を受け付けた場合にエコ運転の指導を開始し、一方、情報センタの情報記憶手段にエコ運転情報を記憶する記憶処理が行われていない場合には、前記運転指導開始ボタンがトーンダウンしてエコ運転の指導が実行できないようになっていることを特徴とする経路表示装置。
  20. 請求項1〜請求項19の何れかに記載の経路表示装置と、情報センタとを備え、前記経路表示装置と前記情報センタとの間でデータ通信可能に構成されている経路表示システムであって、
    前記情報センタは、前記経路情報および前記運転寄与情報を記憶する情報記憶手段を備え、
    前記経路表示装置の前記情報取得手段は、前記情報センタの前記情報記憶手段から前記経路情報および前記運転寄与情報を取得すること
    を特徴とする経路表示システム。
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