JP2008180576A - 燃費表示装置およびナビゲーション装置 - Google Patents

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康夫 高木
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Abstract

【課題】燃費効率の悪い運転が金銭の無駄遣いであることが明確に認識できる燃費表示装置およびナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】地図20に重ねて、ポップアップ画面として燃費表示画面23a,23bが表示される。燃費表示画面23aには、平均燃料消費率が表示されるのではなく、車両が1kmを走行するのに消費した燃料の燃料代(13円)が表示される。そして、所定の時期(たとえば、累計燃料代の値をリセットしたとき)から消費した燃料の累計燃料代(1350円)が表示される。また、入力装置18を操作して、燃費表示モードを距離モードから時間モードに変更すると、図2(b)に示すように、車両が1分間に走行するのに消費した燃料の燃料代(9円)が表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の燃料コストを表示する燃費表示装置およびナビゲーション装置に関する。
車両の平均燃料消費率(km/L)を表示する車両用燃費表示装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2006−242896号公報
特許文献1のような従来の車両用燃費表示装置では、ユーザが車両用燃費表示装置の表示を見ても燃費効率のよい運転を心がけようとする動機付けにならなかった。
(1)請求項1の発明の燃費表示装置は、車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、燃料の消費量を検出する燃料消費量検出手段と、走行距離検出手段によって検出した車両の走行距離と、燃料消費量検出手段によって検出した燃料の消費量とに基づいて、車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、燃料価格決定手段によって決定した燃料価格とに基づいて、車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明の燃費表示装置は、時間を計測する時間計測手段と、燃料の消費量を検出する燃料消費量検出手段と、時間計測手段によって計測した時間と、燃料消費量検出手段によって検出した燃料の消費量とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、燃料価格決定手段によって決定した燃料価格とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の燃費表示装置において、燃料価格決定手段は、車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格とその燃料の供給量、および車両に燃料を供給する前に燃料タンクに残存している燃料の価格と燃料残量に基づいて、燃料タンクに入っている燃料の価格を算出して決定することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項3に記載の燃費表示装置において、燃料価格決定手段は、車両に燃料を供給するときにその燃料の価格を入力する入力手段および車両に燃料を供給するときにその燃料の価格情報を無線通信で受信する受信手段のいずれかを備えることを特徴とする。
(5)請求項5の発明のナビゲーション装置は、車両の走行距離の情報を取得する走行距離情報取得手段と、燃料の消費量の情報を取得する燃料消費量情報取得手段と、走行距離情報取得手段によって取得した車両の走行距離の情報と、燃料消費量情報取得手段によって取得した燃料の消費量とに基づいて、車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、燃料価格決定手段によって決定した燃料価格とに基づいて、車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする。
(6)請求項6の発明のナビゲーション装置は、時間を計測する時間計測手段と、燃料の消費量の情報を取得する燃料消費量情報取得手段と、時間計測手段によって計測した時間と、燃料消費量情報取得手段によって取得した燃料の消費量の情報とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、燃料価格決定手段によって決定した燃料価格とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項5または6に記載のナビゲーション装置において、燃料価格決定手段は、車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格とその燃料の供給量、および車両に燃料を供給する前に燃料タンクに残存している燃料の価格と燃料残量に基づいて、燃料タンクに入っている燃料の価格を算出し決定することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載のナビゲーション装置において、車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格を入力する入力手段および車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格情報を無線通信で受信する受信手段のいずれかを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両の燃費が金額として表示されるので、燃費効率の悪い運転が金銭の無駄遣いであることが明確に認識できる。したがって、ユーザは燃費効率のよい運転を心がけるようになる。
図1は、本発明の実施形態によるナビゲーション装置1を示す。このナビゲーション装置1は、単位距離あたり、または単位時間あたりに消費した燃料の燃料代を表示する。ナビゲーション装置1は、CAN( Control Area Network )を介して、エンジンECU( Electronic Control Unit )2、距離計3および燃料計4と接続している。
ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、およびディスクドライブ19を有している。ディスクドライブ110には、地図データが記憶されたDVD−ROM110が装填されている。
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11がDVD−ROM110に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。また、制御回路11はタイマ11aを内蔵しており、時間を計測することができる。
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置である。現在地検出装置14は、振動ジャイロ14a、車速センサ14b、GPS( Global Positioning System )センサ14cなどからなる。振動ジャイロ14aは、車両の進行方向を検出し、車速センサ14bは、車速を検出し、GPSセンサ14cはGPS衛星からのGPS信号を検出する。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはDVD−ROM110に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示などを行うことができる。
ディスクドライブ19は、DVD−ROM110から地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、地図データに格納されている道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM110以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。スピーカ17は、各種入力操作をユーザに指示したり、経路誘導したりするための音声を出力する。入力装置18は、ユーザが各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、操作パネル上のボタンスイッチなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16の表示画面の指示やスピーカ17からの音声指示に従って入力装置18を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。また、入力装置18を操作して、燃料の1リットルあたりの価格を入力することができる。
目的地がユーザにより設定されると、ナビゲーション装置1は現在地検出装置14により検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められた経路(以下、推奨経路という)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、ユーザは地図上の推奨経路を画面上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、推奨経路に従って車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
エンジンECU2は、燃料噴射制御や点火時期制御などを行い、車両のエンジンを制御する。また、エンジンECU2は、燃料噴射するときに使用する燃料噴射量のデータをナビゲーション装置1の制御回路11に出力する。燃料噴射量は、燃料噴射時間から求めることができる。
距離計3は、タイヤの回転数などから車両の走行距離を計測する。計測した車両の走行距離のデータはナビゲーション装置1の制御回路11に出力される。
燃料計4は、燃料タンクの燃料残量を計測する。燃料残量は燃料タンク内に浮かべた浮きの位置で計測したり、燃料タンクの重量から計測したりする。計測した燃料タンクの燃料残量のデータはナビゲーション装置1の制御回路11に出力される。
次に、本発明の実施形態における燃費表示について図2を参照して説明する。図2(a),(b)に示すように、表示モニタ16の表示画面には自車位置周辺の地図20が表示されているものとして説明する。自車位置には、地図20に重ねて自車位置マーク21と推奨経路22とが表示される。そして、地図20に重ねて、ポップアップ画面として燃費表示画面23a,23bが表示される。
図2(a)に示すように、燃費表示画面23aには、平均燃料消費率が表示されるのではなく、車両が1kmを走行するのに消費した燃料の燃料代(13円)が表示される。そして、所定の時期(たとえば、累計燃料代の値をリセットしたとき)から消費した燃料の累計燃料代(1350円)が表示される。また、入力装置18を操作して、燃費表示モードを距離モードから時間モードに変更すると、図2(b)に示すように、車両が1分間に走行するのに消費した燃料の燃料代(9円)が表示される。
本発明の実施形態によるナビゲーション装置1の燃費算出処理について図3のフローチャートを参照して説明する。図3の処理は、車両のイグニッションスイッチがオンされるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。ここで、制御回路11は、エンジンECU2から燃料噴射量のデータを随時(たとえば、1秒ごと)取得している。
ステップS301では、距離計3より走行距離のデータを取得し、その距離Lの値をL0とする。ステップS302では、タイマ11aにより計測する時間Tの値をT0とする。ステップS303では、距離計3より走行距離のデータを取得し、距離Lの値が(L0+1000m)以上であるか否かを判定する。距離Lの値が(L0+1000m)以上である場合はステップS303が肯定判定され、ステップS305へ進む。距離Lの値が(L0+1000m)未満である場合はステップS303が否定判定され、ステップS304へ進む。ステップS304では、タイマ11aによって計測された時間Tが(T0+60秒)以上であるか否かを判定する。時間Tの値が(T0+60秒)以上である場合はステップS304が肯定判定され、ステップS308へ進む。時間Tの値が(T0+60秒)未満である場合はステップS304が否定判定されステップS303へ戻る。
ステップS305では、車両が1000mを走行するのに使用した燃料消費量を算出する。燃料消費量の算出は以下のように行う。車両が距離L0から距離Lまで走行したときに消費した燃料消費量に(L−L0)(m)を割り算する。そして、その値に1000(m)を乗算する。ステップS306では、ステップS305で算出した燃料消費量に、燃料タンクに入っている1リットルあたりの燃料価格を乗算する。この乗算した値が、車両が1kmを走行するのに消費した燃料の燃料代となる。燃料タンクに入っている1リットルあたりの燃料価格の算出処理については後述する。ステップS307では、ステップS303で距離計3より取得した距離Lの値をL0とする。そして、ステップS303に戻る。
燃費表示モードが距離モードである場合、ステップS306で算出した燃料代を表示モニタ16に表示された燃費表示画面23aに表示する。
ステップS308では、車両が60秒間に走行するのに使用した燃料消費量を算出する。燃料消費量の算出は以下のように行う。車両が時間T0から時間Tまでの間に走行したときに消費した燃料消費量を(T−T0)(秒)で割り算する。そして、その値に60(秒)を乗算する。ステップS309では、ステップS308で算出した燃料の容量に、燃料タンクに入っている1リットルあたりの燃料価格を乗算する。この乗算した値が、車両が1分間に走行するのに消費した燃料の燃料代となる。ステップS310では、ステップS304でタイマ11aより検出した時間Tの値をT0とする。そして、ステップS303に戻る。
燃費表示モードが時間モードである場合、ステップS309で算出した燃料代を表示モニタ16に表示された燃費表示画面23bに表示する。
次に、燃料タンクに入っている燃料の1リットルあたりの燃料価格の算出処理について図4のフローチャートを参照して説明する。図4の処理は、燃料タンクに燃料を給油するときに燃料タンクの蓋を開けるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
ステップS401では、燃料計4より燃料タンクに残っている燃料の容量(燃料残量)(N1)の情報を取得する。ステップS402では、燃料タンクの蓋が閉じたか否かを判定する。蓋が閉じた場合はステップS402が肯定判定され、ステップS403へ進む。蓋が閉じていない場合はステップS402を繰り返す。ステップS403では、燃料計4より燃料タンクに残っている燃料の容量(N2)の情報を取得する。
ステップS404では、給油により増加した燃料の容量(N2−N1)を算出する。ステップS405では、ユーザに対して、給油した燃料の1リットルあたりの燃料価格を入力装置18を操作して手動で入力するように指示した表示画面を表示モニタ16に表示する。ステップS406では、次式によって、ユーザが入力した1リットルあたりの燃料価格(P1)より燃料タンク内の燃料の1リットルあたりの燃料価格Qを算出する。
Figure 2008180576
ここで、P2は給油する前に燃料タンクに入っていた燃料の1リットルあたりの価格である。
次に、本発明の実施形態によるナビゲーション装置1の累計燃料代算出処理について図5のフローチャートを参照して説明する。図5の処理は、累計燃料代の値をリセットする操作が行われるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。図3の燃費算出処理と同様に、制御回路11は、エンジンECU2から燃料噴射量のデータを随時(たとえば、1秒ごと)取得している。
ステップS501では、累計燃料代Mの値を0とする。ステップS502では、距離計3より走行距離のデータを取得し、その距離Lの値をL1とする。ステップS503では、距離計3より走行距離のデータを取得し、距離Lの値が(L0+1000m)以上であるか否かを判定する。距離Lの値が(L0+1000m)以上である場合はステップS503が肯定判定され、ステップS504へ進む。距離Lの値が(L0+1000m)未満である場合はステップS503を繰り返す。
ステップS504では、車両が距離(L−L1)を走行するのに使用した燃料消費量を算出する。ステップS505では、ステップS504で算出した燃料消費量に、燃料タンクに入っている燃料の1リットルあたりの燃料価格を乗算する。この乗算した値をM1とする。ステップS506では、(M+M1)の値を累計燃料代Mとする。ステップS507では、ステップS503で距離計3より取得した距離Lの値をL1とする。そして、ステップS503に戻る。
ステップS506で算出した累計燃料代(M)を表示モニタ16に表示された燃費表示画面23a,23bに表示する。
以上の本発明の実施の形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)車両の燃費(車両が1kmまたは1分間走行するときに消費する燃料消費量)を金額として表示するので、燃費効率の悪い運転が金銭の無駄遣いであることが明確に認識できる。したがって、ユーザは燃費効率のよい運転を心がけるようになる。
(2)燃料を車両に供給するときに供給した燃料の価格と燃料の供給量、および燃料を供給する前に燃料タンクに残存している燃料の価格と燃料残量に基づいて、燃料タンクに入っている燃料の価格を算出した。したがって、燃料タンクに入っている燃料の価格を正確に算出することができるので、消費する燃料の燃料代も正確に算出することができる。
以上の実施の形態を次のように変形することができる。
(1)金額として表示する車両の燃費は、車両が所定距離または所定時間走行するときに消費する燃料の燃料代であれば、車両が1kmまたは1分間走行するときに消費する燃料の燃料代に限定されない。たとえば、車両が100mまたは30秒間走行するときに消費する燃料の燃料代でもよい。
(2)金額として表示する車両の燃費を表示モニタ16の表示画面に表示したが、スピーカ17から音声によってユーザに通知するようにしてもよい。表示モニタ16の表示画面を見なくとも車両走行によって消費する燃料代を認識できるので利便性が向上する。
(3)供給した燃料の1リットルあたりの燃料価格を、入力装置18を操作して手動でナビゲーション装置1に入力した。しかし、ガソリンスタンドや情報センタから無線手段を通じてナビゲーション装置1に1リットルあたりの燃料価格が送信されるようにしてもよい。たとえば、DSRC(Dedicated Short Range Communication )システムやETC( Electronic Toll Collection )システムを利用してガソリンスタンドで給油した燃料代を決済するときに、ナビゲーション装置1に1リットルあたりの燃料価格が送信されるようにしてもよい。この場合、ナビゲーション装置1はDSRC車載器またはETC車載器を備えることになる。ユーザは、燃料価格を入力する操作を行う必要がないので便利である。
また、以下のようにして、給油した燃料の1リットルあたりの燃料価格をナビゲーション装置1に入力するようにしてもよい。すなわち、携帯情報端末機によって燃料価格の情報を取得し、その情報を情報端末機に装填されたメモリカードなどの記録メディアに記憶する。そして、その記録メディアをナビゲーション装置1に装填して燃料価格をナビゲーション装置1に入力する。この場合も、ユーザは、燃料価格を入力する操作が必要ないので便利である。
(4)車両が1分間に走行するときに消費する燃料の燃料代を算出するとき、制御回路11に内蔵されたタイマ11aで時間を計測したが、GPSセンサ14cに内蔵されている時計を利用して時間を計測するようにしてもよい。
(5)車両が1kmを走行するときに消費する燃料の燃料代を算出するとき、距離計3で車両の走行距離を測定したが、ナビゲーション装置1の地図データを利用して、車両の地図上の移動距離から車両の走行距離を算出するようにしてもよい。
(6)車両が1kmを走行するのに消費した燃料の燃料代を車両の走行距離に対する履歴情報として表示してもよい。すなわち、図6(a)に示すように、縦軸に車両が1kmを走行するのに消費した燃料の燃料代、横軸に燃料代を算出したときの走行距離からの経過距離が表示された燃費履歴表示画面24aが表示されるようにしてもよい。あるいは、車両が1分間に走行するのに消費した燃料の燃料代を経過時間に対する履歴情報として表示モニタ16に表示してもよい。すなわち、図6(b)に示すように、縦軸に車両が1分間に走行するのに消費した燃料の燃料代、横軸に燃料代を算出したときの時間からの経過時間が表示された燃費履歴表示画面24bが表示されるようにしてもよい。図6(a)や図6(b)の表示方式を採用することにより、車両の走行中に消費した燃料代の動向が認識でき便利である。
(7)車両が所定時間または所定距離走行している間に消費した燃料の燃料代を表示する燃費表示装置であれば、ナビゲーション装置1に限定されない。
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本発明の走行距離検出手段は距離計3に対応し、燃料消費量検出手段はエンジンECU2に対応する。燃料消費量算出手段、燃料価格決定手段および燃料代算出手段は制御回路11に対応し、燃料代表示手段は制御回路11および表示モニタ16に対応する。時間計測手段はタイマ11aに対応し、入力手段は入力装置18に対応する。受信手段はDSRC車載器またはETC車載器に対応し、走行距離情報取得手段および燃料消費量情報取得手段は制御回路11に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係になんら限定されるものではない。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の燃費表示を説明するための図である。 本発明の実施形態によるナビゲーション装置の燃費算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による燃料タンクに入っている燃料の1リットルあたりの燃料価格の算出処理を説明するためのフローチャートである。 本本発明の実施形態によるナビゲーション装置の累計燃料代算出処理を説明するためのフローチャートである。 燃費履歴表示画面を説明するための図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 エンジンECU
3 距離計
4 燃料計
11 制御回路
11a タイマ
16 表示モニタ
23a,23b 燃費表示画面

Claims (8)

  1. 車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、
    燃料の消費量を検出する燃料消費量検出手段と、
    前記走行距離検出手段によって検出した車両の走行距離と、前記燃料消費量検出手段によって検出した燃料の消費量とに基づいて、前記車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、
    前記車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、
    前記燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、前記燃料価格決定手段によって決定した前記燃料価格とに基づいて、前記車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、
    前記燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする燃費表示装置。
  2. 時間を計測する時間計測手段と、
    燃料の消費量を検出する燃料消費量検出手段と、
    前記時間計測手段によって計測した時間と、前記燃料消費量検出手段によって検出した燃料の消費量とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、
    前記車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、
    前記燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、前記燃料価格決定手段によって決定した前記燃料価格とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、
    前記燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とする燃費表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃費表示装置において、
    前記燃料価格決定手段は、前記車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格とその燃料の供給量、および前記車両に燃料を供給する前に前記燃料タンクに残存している燃料の価格と燃料残量に基づいて、前記燃料タンクに入っている燃料の価格を算出して決定することを特徴とする燃費表示装置。
  4. 請求項3に記載の燃費表示装置において、
    前記燃料価格決定手段は、前記車両に燃料を供給するときにその燃料の価格を入力する入力手段および前記車両に燃料を供給するときにその燃料の価格情報を無線通信で受信する受信手段のいずれかを備えることを特徴とする燃費表示装置。
  5. 車両の走行距離の情報を取得する走行距離情報取得手段と、
    燃料の消費量の情報を取得する燃料消費量情報取得手段と、
    前記走行距離情報取得手段によって取得した車両の走行距離の情報と、前記燃料消費量情報取得手段によって取得した燃料の消費量とに基づいて、前記車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、
    前記車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、
    前記燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、前記燃料価格決定手段によって決定した前記燃料価格とに基づいて、前記車両が所定距離を走行したときに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、
    前記燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 時間を計測する時間計測手段と、
    燃料の消費量の情報を取得する燃料消費量情報取得手段と、
    前記時間計測手段によって計測した時間と、前記燃料消費量情報取得手段によって取得した燃料の消費量の情報とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の消費量を算出する燃料消費量算出手段と、
    前記車両に用いる燃料の燃料価格を決定する燃料価格決定手段と、
    前記燃料消費量算出手段によって算出した燃料の消費量と、前記燃料価格決定手段によって決定した前記燃料価格とに基づいて、所定時間あたりに消費した燃料の燃料代を算出する燃料代算出手段と、
    前記燃料代算出手段によって算出した燃料代を表示する燃料代表示手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項5または6に記載のナビゲーション装置において、
    前記燃料価格決定手段は、前記車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格とその燃料の供給量、および前記車両に燃料を供給する前に前記燃料タンクに残存している燃料の価格と燃料残量に基づいて、前記燃料タンクに入っている燃料の価格を算出し決定することを特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項7に記載のナビゲーション装置において、
    前記車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格を入力する入力手段および前記車両に燃料を供給するときに供給した燃料の価格情報を無線通信で受信する受信手段のいずれかを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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