JP5146262B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
特許文献1は、地図データを記憶した地図メモリとオーディオデータを記憶したオーディオメモリの共通のドライブで利用し、地図メモリから地図データを読出して道路地図を作成すると共に、走行方位及び走行距離に基づいて車両位置を検出して、前記車両位置と前記道路地図とをディスプレイに表示させ、運転者による目的地の入力に応じて現在地から目的地に至る推奨経路を検索して地図上に表示する経路誘導装置において、前記地図メモリ及びオーディオメモリの何れをもドライブできるメモリドライブと、前記メモリドライブによって地図メモリから読出された地図データを記憶する経路地図メモリと、前記地図データのうち、推奨経路に沿った部分の地図データを前記経路地図メモリに格納し、前記経路地図メモリに格納された地図データを車両位置とともにディスプレイに表示させ、かつ、前記経路地図メモリに地図データが格納された後は前記メモリドライブに対してオーディオメモリの読出しを指示するコントローラとを具備するものである。
この特許文献2のナビゲーション装置によれば、現在地と目的地との間の距離に応じて、推奨経路が通過する領域の広さを拡大し、この拡大した領域に対応する地図データを切出すので、コリドー用メモリの容量の制限があっても、地図表示機能をできるだけ制限しないようにできるものである。
そこで、特許文献2ではCD−ROMプレーヤで地図データを読み込む場合、前記推奨経路が通過する領域に対応する地図データを読み込み、現在地と目的地との間の距離に応じて推奨経路が通過する領域の広さを拡大し、この拡大した領域に対応する地図データをメモリする技術が開示されており、如何なる遠隔地でも目的地経路の全体を設定可能としたものである。しかし、この場合には、高速道路等の分かりやすい道路であればよいが、一般道を走行する場合には、ナビゲーションとしての機能が低下することになる。
このようにナビゲーションとしての機能の低下を防止するため、所定の拡大率でメモリに格納し、そのメモリの格納している地図データの量がなくなったとき、音声と表示で地図データのディスクの挿入を促す方法が考えられる。
しかしながら、この方法ではユーザは何処で地図データのディスクを挿入すればいいのか、その残量が減ってからでないと分からないため、サービスエリアで休憩の直後、高速道路走行中に地図データのディスクの入れ替えを行う必要性が出てくる可能性がある。勿論、街中の入り組んだ道路で地図データのディスクの入れ替えを行う必要性が出てくる可能性もある。
ここで、上記総合記憶容量計算部は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するもので、地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリとは無関係に、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するものである。
また、上記所定容量の経路地図メモリは、通常、ドライブ等で日帰りのコースとして選択される距離、例えば、50Km、100Km、200Km等の目的地に沿った地図データを格納自在なメモリであり、100Km以上とすることもできるが、メモリの価格及びその書き込み速度からして、100〜150Km程度に設定されるものである。
そして、上記総合書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込み済の地図データ量の積算を計算するもので、前記経路地図メモリが所定の容量であることが予め判別できるから、経路地図メモリの全容量に書き込みを行った場合には、経路地図メモリの容量を基に書き込み容量を算出することができる。全メモリに書き込みを行っていない場合には、その率を計算するものである。
更に、上記表示部は、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を表示するものであり、そのまま、数値またはグラフで表現してもよいし、メモリエリアを図示し、そこに何パーセント格納されているかを示してもよい。また、総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)としてその割合で表現してもよい。逆に、総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)/総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)として、何回の書き換えが必要かを表現してもよい。
ここで、上記書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込んだ車両の出発地から目的地に向かった所定容量の地図データ量を計算するものであり、経路地図メモリに格納された地図データに基づき選択されたルートに従ってそのデータ量を算出するものである。
また、上記残り容量計算部は、書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた距離のデータ量を減算するもので、再書き込みのタイミングの指標とするものである。
そして、上記表示部は、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を表示するものであり、そのまま、数値で表現してもよいし、前記書き込み容量計算部のデータ量を図示し、そこに何パーセント走行したかを示してもよい。また、残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)としてその割合で表現してもよい。なお、書き込み容量計算部の値から残り容量計算部の値を減算し、今までの走行を同時表現することが望ましい。
ここで、[残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)]は、書き込みを行った地図データの使用量から残りのデータ量を特定するものであり、所定の書き込み量であっても、その書き込み量からその使用量を計算するものである。
ここで、上記総合記憶容量計算部は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量を計算するもので、地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリとは無関係に、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するものである。
また、上記所定容量の経路地図メモリは、通常、ドライブ等で日帰りのコースとして選択される距離、メモリの価格、書き込み速度からメモリ容量が設定される。
そして、上記総合書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込み済の前記地図データのデータ量を計算するもので、前記経路地図メモリが所定の容量であることが予め判別できるから、全経路地図メモリに書き込みを行った場合には、経路地図メモリの容量を書き込み容量とすることができる。全経路地図メモリに書き込みを行っていない場合には、その比率を計算するものである。
更に、上記書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込んだ車両の出発地から目的地に向かった所定容量の地図データ量を計算するものであり、経路地図メモリに格納された地図データに基づき、選択されたルートに従ってそのデータ量を算出するものである。
更にまた、上記残り容量計算部は、書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた距離に相当するデータ容量を減算するもので、再書き込みのタイミングの指標とするものである。
ここで、前記表示部の表示を点滅とは、所定の点滅周期、所定の明るさの点滅周期、所定の色彩の点滅周期とすることができる。報知音の発生についても、発生間隔または発生出力の大きさを任意の間隔とすることができる。特に、点滅周期は、前記残り容量計算部で計算された値が小さくなると点滅周期が短くなるようにするのが望ましい。
なお、本発明を実施する場合には、総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)を、再書き込みの機会の判断として使用するものであるが、請求項8の発明では距離基準にすることができる。即ち、前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記書き込み容量計算部、前記残り容量計算部の何れか1以上を距離基準とすることができる。
したがって、前記プレーヤから書き込まれた所定容量の経路地図メモリに格納された所定容量の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記総合書き込み容量計算部で計算された計算値に到達するまでを、表示部の表示で確認できるから、所定の前記書き込み容量になったとき、ナビゲーション機能がなくなる以前に、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域で再書き込みを行うことができる。この総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値でも、目的地までのデータ量に対応する距離及びそれまで走行してきたデータ量に対応する距離との関係で、再書き込みのタイミングを得ることができる。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
したがって、プレーヤから地図データが書き込まれた所定容量の経路地図メモリの地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内され、また、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記残り容量計算部で計算された値を表示部の表示で確認でき、ナビゲーション機能が停止になる以前の所定の前記残り容量計算部で計算したデータ量になったとき、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、これからの再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
したがって、前記プレーヤから書き込んだ地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリに格納された地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記残り容量計算部で計算された値が所定の前記書き込み容量計算部で計算したデータ量に到達するまでを、表示部の表示で確認できるから、所定の前記残り容量計算部の値になったとき、ナビゲーション機能を維持すべく、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値及び書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、これからの書き込み回数、再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
特に、総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値によって再書き込みの回数が明確になり、また、書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、再書き込みの時期が明確になり、ユーザが運転に余裕を持った対応となる。
したがって、請求項5に記載の効果に加えて、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数を認識することにより最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができ、再書き込みの準備ができる。また、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
図1は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図で、図2は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のディスプレイによる表示状態を示す説明図である。また、図3は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による地図データの書き込みのフローチャートで、図4は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能によって走行中のフローチャートであり、図5は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による再書き込みのフローチャートである。そして、図6は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の地図データの書き込みを説明する概念図、図7は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能で走行状態を説明する概念図、図8は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の再書き込みを説明する概念図である。
演算・制御部1には、操作部2、ディスプレイ3、スピーカ4、通信部5、プレーヤ6等の各周辺装置が電気的に接続されている。操作部2は、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や、POI(施設情報)の検索を行う際等に操作され、各種キー等の複数の操作スイッチから構成される。演算・制御部1は、操作部2の各スイッチの操作により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
特に、本実施の形態においては、GPSセンサ71のみを使用し、現在地検出部7とすることもできる。GPSセンサ71は、人工衛星から発生させられた電波を受信することにより、地球上における自車の現在地及び現在距離を検出する。地磁気センサ72は、地磁気を測定することによって自車方位を検出する。距離センサ73は、道路上の所定位置間の距離等を検出する。ここで、距離センサ73としては、例えば、自車の車輪の回転速度を測定し、測定した回転速度に基づいて距離を検出するが、車速センサ76の出力を積分して距離を検出してもよい。
そして、ジャイロセンサ75は自車の旋回角を検出するものである。ここで、ジャイロセンサ75としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。また、ジャイロセンサ75によって検出された旋回角を積分することにより、自車方位を検出することができる。
ルート探索部80は、地図データに基づいて目的地までのルートを探索する目的地のルートを検索する機能であり、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルートを検索するものである。
また、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを書き込む総合記憶容量計算部81は、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する機能を有している。具体的には、プレーヤ6に供給されたナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録された出発地から目的地に至る間の地図データを書き、その記憶を行うのにどれだけのメモリ容量を必要とするかを判断するものである。そのため、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データのメモリ使用量を読み取っている。
なお、総合書き込み容量計算部82の値(総合書き込み容量)を総合記憶容量計算部81の値(総合記憶容量)で割ることは、再書き込みの可能性を百分率で示すもので、通常、1回の書き込みで少なくとも、20〜30%を超えるメモリ容量を使用するのであるから、このようにパーセントで示しているが、本発明を実施する場合には、総合記憶容量計算部81の値を総合書き込み容量計算部82の値で割っても、同様に算出することができる。この場合には、小数点以下を切り上げることになる。
ディスプレイ3には、ナビゲーション機能である地図表示部31と、本実施の形態の表示部86とを有し、表示部86は経路地図メモリ16のメモリ使用量表示33と再書き込み表示34を有している。
メモリ使用量表示33は、経路地図メモリ16に対してナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから地図データの書き込みがあった経路地図メモリ16の使用量を表示するもので、使用量100%の全体が経路地図メモリ16の全容量使用状態であり、全体の書き込み容量表示33aは、残り容量表示33bと走行容量表示33cの和となり、経路地図メモリ16に対してナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから1回の地図データの書き込みがあったメモリの使用量を示すものである。また、残り容量表示33bは、現在までに車両が走行してきた地図データ容量の積分値が走行容量表示33cである。
なお、本実施の形態1ではメモリ容量を基準にしているが、後述する実施の形態2のように、距離情報を基準にすることもできる。この実施の形態1では、メモリ容量を基準に説明する。
図示から分かるように、仮に、1回の書き込みによって、書き込み積算量34bが50%程度の位置にあれば、目的地の距離の半分まで走行する前に、ナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから地図データの書き込みが必要であることが判断できる。
また、メモリ使用量表示33は、経路地図メモリ16の書き込みが終了したとき、全体の書き込み容量表示33aが表示される。現在までに車両が走行してきた走行容量表示33cが表示されたとき、全体の書き込み容量表示33aから走行容量表示33cを減算した値が残り容量表示33bとなる。残り容量表示33bの値によって、経路地図メモリ16の再書き込みのタイミングが得られる。
操作部2にあるコリドー機能キーの選択によって、このルーチンが開始される。まず、ステップS1でプレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMの地図データのディスクが確認される。ディスクが確認されると、ステップS2で目的地の入力を確認し、目的地が入力されると、ステップS3で現在地から目的地までのルートが探索される。ステップS4で幾つかのルートから択一的に特定のルートが選択されると、ステップS5で選択されたルートの全ルート長(全距離)の地図データを書き込む場合のメモリ必要容量を算出する。即ち、ステップS5は車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量をプレーヤ6の地図データから読んで計算する総合記憶容量計算部81を構成する。このときの状態を図6(a)の経路地図メモリの書き込み直前の説明図に示す。
また、ステップS12でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。なお、経路地図メモリ16の書き込み時には、走行容量表示33cは発生していない。ステップS13で表示部86の出力とし、ステップS14で書き込み完了フラグを"1"とする。
次いで、ステップS12でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。そして、ステップS13で表示部86の出力とし、ステップS14で書き込み完了フラグを"1"とする。
因みに、本実施の形態では、経路地図メモリ16の書き込み容量が100%であるから、経路地図メモリ16に書き込まれた全体の書き込み容量表示33aの値を同率の百分率で表現している。
ステップS21で書き込みフラグが"1"または"0"であるかを判断し、書き込みフラグが"0"のとき、このルーチンを脱する。書き込みフラグが"1"のとき、ステップS22で自己の車両位置を記憶し、ステップS23で残り容量を計算し、ステップS24でそれを残り容量表示33bとして出力する。ステップS25で再書き込みを行うために地図データのディスクの挿入を確認すると、このルーチンを脱する。
そして、ステップS26で残り容量計算部84の値が特定の閾値以下であるか判断し、所定の閾値以下になったとき、ステップS27でメモリ使用量表示33に表示する値、即ち、残り容量表示33bを点滅させ、ステップS22からステップS27のルーチンを繰り返し実行する。
ステップS31で地図データのディスクの挿入を確認すると、ステップS32で書き込みフラグを"0"とし、ステップS33で経路地図メモリ16の残りの書き込み容量を記憶し、ステップS34で目的地ルートの残りの書き込み容量を記憶し、ステップS35で目的地ルートの残りの必要メモリを計算する。
次いで、ステップS41でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。そして、ステップS42で表示部86の出力とし、ステップS43で書き込み完了フラグを"1"とする。
因みに、本実施の形態では、経路地図メモリ16の書き込み容量が100%であるから、経路地図メモリ16に書き込まれた全体の書き込み容量表示33aの値を同率の百分率で表現している。この状態で再度車両が走行すると、図8(b)に示すように、走行容量表示33cの増加により、残り容量表示33bが少なくなる。
この種の実施の形態は、以下の発明の実施の形態2として表現することができる。
図9は本発明の実施の形態2にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図である。ここで、図1に示す実施の形態との違いのみ説明する。
図において、本実施の形態2の地図データ処理部8は、総合距離計算部810、総合書き込み距離計算部820、書き込み距離計算部830、残り距離計算部840を有している。
殊に、実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、メモリ容量を距離を基準とする概念に置き換えているから、ユーザの使い勝手がよい。
6 プレーヤ
8 地図データ処理部
16 経路地図メモリ
33 メモリ使用量表示
33a 書き込み容量表示
33b 残り容量表示
33c 走行容量表示
34 再書き込み表示
34a 総合記憶容量
34b 書き込み積算量
80 ルート探索部
81 総合記憶容量計算部
82 総合書き込み容量計算部
83 書き込み容量計算部
84 残り容量計算部
85 表示用計算部
86 表示部
Claims (8)
- 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を前記地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、
前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部と、
前記総合記憶容量計算部で計算された総合記憶容量と前記総合書き込み容量計算部で計算された前記経路地図メモリに書き込まれた総合書き込み容量とを表示する表示部
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記表示部では、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を
[総合書き込み容量/総合記憶容量]
と比率で表現することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までの前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込み毎の地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、
前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する残り容量計算部と、
前記書き込み容量計算部で計算された書き込み容量と前記残り容量計算部で計算された前記残り容量とを表示する表示部
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を
[残り容量/書き込み容量]
と比率で表現することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。 - 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、
前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部と、
前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込み毎の前記地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、
前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する残り容量計算部と、
前記総合記憶容量計算部で計算された総合記憶容量と前記総合書き込み容量計算部で計算された総合書き込み容量と書き込み容量計算部で計算された書き込み容量と残り容量計算部で計算された残り容量とを表示する表示部
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を
[残り容量/書き込み容量]
並びに、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を
[総合書き込み容量/総合記憶容量]
との比率で表現することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。 - 前記残り容量計算部で計算された残り容量が、所定の閾値以下になったとき、前記表示部の表示を点滅及び/または報知音を発生させることを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか1つに記載のナビゲーション装置。
- 前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記書き込み容量計算部、前記残り容量計算部は、その何れか1つ以上を距離を基準とした総合距離計算部、総合書き込み距離計算部、書き込み距離計算部、残り距離計算部として置き換えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載のナビゲーション装置。
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