JP2010107469A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的に訴えること。
【解決手段】プレーヤ6から書き込まれた所定容量の経路地図メモリ16に格納された所定容量の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。この間、オーディオ機能によって音楽等を楽しむことができる。また、総合書き込み容量計算部82で計算された計算値に到達するまでを、表示部86の表示で確認できるから、所定の書き込み容量になったとき、ナビゲーション機能がなくなる以前に、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域で再書き込みを行うことができる。この総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値で、目的地までの距離及びそれまで走行してきた距離との関係で、再書き込みのタイミングを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ(データ)読み出し装置としてのCD−ROMまたはDVD−ROMプレーヤをナビゲーション用とオーディオ用とに兼用する方式のナビゲーション装置に関するもので、事前に地図データを読み出してメモリに記憶しておくことによりナビゲーション機能を使用可能とし、かつ、同時に、オーディオコンテンツを再生可能とすることにより、オーディオ機能とナビゲーション機能とを両立させるコリドー機能を搭載したナビゲーション装置に関するものである。
従来のナビゲーション装置としては、先行技術に特許文献1及び特許文献2がある。
特許文献1は、地図データを記憶した地図メモリとオーディオデータを記憶したオーディオメモリの共通のドライブで利用し、地図メモリから地図データを読出して道路地図を作成すると共に、走行方位及び走行距離に基づいて車両位置を検出して、前記車両位置と前記道路地図とをディスプレイに表示させ、運転者による目的地の入力に応じて現在地から目的地に至る推奨経路を検索して地図上に表示する経路誘導装置において、前記地図メモリ及びオーディオメモリの何れをもドライブできるメモリドライブと、前記メモリドライブによって地図メモリから読出された地図データを記憶する経路地図メモリと、前記地図データのうち、推奨経路に沿った部分の地図データを前記経路地図メモリに格納し、前記経路地図メモリに格納された地図データを車両位置とともにディスプレイに表示させ、かつ、前記経路地図メモリに地図データが格納された後は前記メモリドライブに対してオーディオメモリの読出しを指示するコントローラとを具備するものである。
特許文献1のナビゲーション装置は、推奨経路または推奨経路に沿った部分の地図データをメモリに記憶させた後、メモリドライブがオーディオメモリからオーディオデータを読出すことができるように制御されるので、経路誘導と音声等の提供とを同時に行うことができる他、メモリに記憶すべき地図データは推奨経路または推奨経路に沿った部分の地図データのみなので、全ての地図データをメモリに記憶していた従来技術に比べて、地図データの読取時間の短縮化を図れるとともに、メモリの小容量化を図れる。そのため、コストの低減化を図れる。しかも、経路地図メモリに推奨経路に沿った部分の地図データのみが格納されるため、マップマッチング航法の実施および地図データの表示にあたり、経路地図メモリのメモリ量が少なくて済む利点を有する。また、一台のメモリドライブで地図メモリ、及びオーディオメモリをドライブすることができるので、コストの低減化、車両内のスペースの確保ができ、更に、地図メモリとオーディオメモリとを別個にしているので、市販のオーディオメモリを使用することができるものである。
また、特許文献2には、現在地から目的地までの推奨経路を探索して表示する機能と、地図データの一部を切出してコリドー用メモリに取込み、この取込んだ地図データに基づいて地図表示を実行するコリドー機能とを備え、前記地図データの一部を切出す場合に、前記推奨経路が通過する領域に対応する地図データを切出すようにし、現在地と目的地との間の距離に応じて、前記推奨経路が通過する領域の広さを拡大し、この拡大した領域に対応する地図データを切出すナビゲーション装置が開示されている。
この特許文献2のナビゲーション装置によれば、現在地と目的地との間の距離に応じて、推奨経路が通過する領域の広さを拡大し、この拡大した領域に対応する地図データを切出すので、コリドー用メモリの容量の制限があっても、地図表示機能をできるだけ制限しないようにできるものである。
特開平2−151715号公報 特開2005−202969公報
しかし、特許文献1の技術は、CD−ROMプレーヤをナビゲーション用とオーディオ用とに兼用する方式のナビゲーション装置として、特定の地域の地図全体を格納する方式に比較し、メモリの小容量化、書き込み時間の短縮、装置のコストの低減、車両内のスペースの確保ができるものの、遠隔地に目的地を設定するとなると、膨大な量の地図データをメモリに記憶する必要が生じ、特定されたメモリ容量を超えると、遠い目的地までの経路を設定した場合、目的地までの案内の途中で地図データのディスクを再度挿入して、追加で地図データを読み込ませる必要があった。
そこで、特許文献2ではCD−ROMプレーヤで地図データを読み込む場合、前記推奨経路が通過する領域に対応する地図データを読み込み、現在地と目的地との間の距離に応じて推奨経路が通過する領域の広さを拡大し、この拡大した領域に対応する地図データをメモリする技術が開示されており、如何なる遠隔地でも目的地経路の全体を設定可能としたものである。しかし、この場合には、高速道路等の分かりやすい道路であればよいが、一般道を走行する場合には、ナビゲーションとしての機能が低下することになる。
このようにナビゲーションとしての機能の低下を防止するため、所定の拡大率でメモリに格納し、そのメモリの格納している地図データの量がなくなったとき、音声と表示で地図データのディスクの挿入を促す方法が考えられる。
しかしながら、この方法ではユーザは何処で地図データのディスクを挿入すればいいのか、その残量が減ってからでないと分からないため、サービスエリアで休憩の直後、高速道路走行中に地図データのディスクの入れ替えを行う必要性が出てくる可能性がある。勿論、街中の入り組んだ道路で地図データのディスクの入れ替えを行う必要性が出てくる可能性もある。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的に訴えることができる車載ナビゲーション装置の提供を目的とするものである。
請求項1にかかる車載ナビゲーション装置は、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤから読み出された地図データに基づいて、前記目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を前記地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、前記ルート案内に使用される前記地図データのうち、ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部とを具備し、前記総合記憶容量計算部で計算された総合記憶容量と前記総合書き込み容量計算部で計算された前記経路地図メモリに書き込まれた総合書き込み容量と表示部で表示するものである。
ここで、上記総合記憶容量計算部は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するもので、地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリとは無関係に、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するものである。
また、上記所定容量の経路地図メモリは、通常、ドライブ等で日帰りのコースとして選択される距離、例えば、50Km、100Km、200Km等の目的地に沿った地図データを格納自在なメモリであり、100Km以上とすることもできるが、メモリの価格及びその書き込み速度からして、100〜150Km程度に設定されるものである。
そして、上記総合書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込み済の地図データ量の積算を計算するもので、前記経路地図メモリが所定の容量であることが予め判別できるから、経路地図メモリの全容量に書き込みを行った場合には、経路地図メモリの容量を基に書き込み容量を算出することができる。全メモリに書き込みを行っていない場合には、その率を計算するものである。
更に、上記表示部は、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を表示するものであり、そのまま、数値またはグラフで表現してもよいし、メモリエリアを図示し、そこに何パーセント格納されているかを示してもよい。また、総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)としてその割合で表現してもよい。逆に、総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)/総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)として、何回の書き換えが必要かを表現してもよい。
請求項2にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部では、前記総合記憶容量計算部の値と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を、[総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)]と比率で表現するものである。ここで、[総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)]の計算値は、本来の目的地に到着するまでに何回地図データを書き込む必要があるかを示すものであるから、再書き込みの回数を表現するものである。
請求項3にかかる車載ナビゲーション装置は、コンテンツの読み出しを行うプレーヤから読み出された地図データのうちルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリに、書き込み毎の前記地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、前記書き込み容量計算部で得た書き込み容量から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する残り容量計算部とを具備し、前記書き込み容量計算部で計算された書き込み容量と前記残り容量計算部で計算された前記残り容量とを表示部で表示するものである。
ここで、上記書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込んだ車両の出発地から目的地に向かった所定容量の地図データ量を計算するものであり、経路地図メモリに格納された地図データに基づき選択されたルートに従ってそのデータ量を算出するものである。
また、上記残り容量計算部は、書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた距離のデータ量を減算するもので、再書き込みのタイミングの指標とするものである。
そして、上記表示部は、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を表示するものであり、そのまま、数値で表現してもよいし、前記書き込み容量計算部のデータ量を図示し、そこに何パーセント走行したかを示してもよい。また、残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)としてその割合で表現してもよい。なお、書き込み容量計算部の値から残り容量計算部の値を減算し、今までの走行を同時表現することが望ましい。
請求項4にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を、[残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)]と比率で表現するものである。
ここで、[残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)]は、書き込みを行った地図データの使用量から残りのデータ量を特定するものであり、所定の書き込み量であっても、その書き込み量からその使用量を計算するものである。
請求項5にかかる車載ナビゲーション装置は、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤから読み出された前記地図データに基づいて、目的地までのルート案内に使用される前記地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される前記地図データの総合記憶容量を前記地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、前記ルート案内に使用される前記地図データのうち前記経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部と、前記ルート案内に使用される前記地図データのうち前記経路地図メモリに書き込み毎の前記地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた残り容量を減算する残り容量計算部と、前記総合記憶容量と前記総合書き込み容量と書き込み容量と残り容量とを表示部で表示するものである。
ここで、上記総合記憶容量計算部は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量を計算するもので、地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリとは無関係に、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な経路の地図データの総合記憶容量を計算するものである。
また、上記所定容量の経路地図メモリは、通常、ドライブ等で日帰りのコースとして選択される距離、メモリの価格、書き込み速度からメモリ容量が設定される。
そして、上記総合書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込み済の前記地図データのデータ量を計算するもので、前記経路地図メモリが所定の容量であることが予め判別できるから、全経路地図メモリに書き込みを行った場合には、経路地図メモリの容量を書き込み容量とすることができる。全経路地図メモリに書き込みを行っていない場合には、その比率を計算するものである。
更に、上記書き込み容量計算部は、前記経路地図メモリに書き込んだ車両の出発地から目的地に向かった所定容量の地図データ量を計算するものであり、経路地図メモリに格納された地図データに基づき、選択されたルートに従ってそのデータ量を算出するものである。
更にまた、上記残り容量計算部は、書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた距離に相当するデータ容量を減算するもので、再書き込みのタイミングの指標とするものである。
請求項6にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を[残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)]として、並びに、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を[総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)]として、比率で表現するものである。ここで、[残り容量計算部の値(残り容量)/書き込み容量計算部の値(書き込み容量)]の計算は、再書き込みを行わないで走行できる距離に相当するデータ量を表し、[総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)]の計算は、最終目的地までの繰り返し書き込み回数を表現するものであるから、後者は、整数回を選択し、小数点以下を切り捨てることもできる。
請求項7にかかる車載ナビゲーション装置の前記残り容量計算部で計算された値は、所定の閾値以下になったとき、前記表示部の表示を点滅及び/または報知音を発生させるものである。
ここで、前記表示部の表示を点滅とは、所定の点滅周期、所定の明るさの点滅周期、所定の色彩の点滅周期とすることができる。報知音の発生についても、発生間隔または発生出力の大きさを任意の間隔とすることができる。特に、点滅周期は、前記残り容量計算部で計算された値が小さくなると点滅周期が短くなるようにするのが望ましい。
請求項8にかかる車載ナビゲーション装置の前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記書き込み容量計算部、前記残り容量計算部は、メモリ容量を基準とするものであるが、その何れか1つ以上を距離基準とした総合距離計算部、書き込み距離計算部、書き込み距離計算部、残り距離計算部として置き換えても、実質的に同じ発明となる。
なお、本発明を実施する場合には、総合書き込み容量計算部の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部の値(総合記憶容量)を、再書き込みの機会の判断として使用するものであるが、請求項8の発明では距離基準にすることができる。即ち、前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記書き込み容量計算部、前記残り容量計算部の何れか1以上を距離基準とすることができる。
請求項1にかかる車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量をナビゲーション用と前記オーディオ用とを兼用するプレーヤから書き込み、そのデータ量を総合記憶容量計算部で計算し、また、前記プレーヤから所定容量の経路地図メモリに書き込んだ地図データ量を総合書き込み容量計算部で計算する。そして、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を表示部で表示するものである。
したがって、前記プレーヤから書き込まれた所定容量の経路地図メモリに格納された所定容量の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記総合書き込み容量計算部で計算された計算値に到達するまでを、表示部の表示で確認できるから、所定の前記書き込み容量になったとき、ナビゲーション機能がなくなる以前に、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域で再書き込みを行うことができる。この総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値でも、目的地までのデータ量に対応する距離及びそれまで走行してきたデータ量に対応する距離との関係で、再書き込みのタイミングを得ることができる。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
請求項2にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部は、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を[総合書き込み容量/総合記憶容量]との比率で表現するものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数及びタイミングを認識することにより、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
請求項3にかかる車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地に向かった地図データを所定容量の経路地図メモリに書き込み、前記地図データ量を書き込み容量計算部で計算し、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤから書き込んだ地図データを所定容量の経路地図メモリに書き込んだ後、前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきた距離に相当するデータ量を残り容量計算部で減算する。そして、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を表示部で表示するものである。
したがって、プレーヤから地図データが書き込まれた所定容量の経路地図メモリの地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内され、また、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記残り容量計算部で計算された値を表示部の表示で確認でき、ナビゲーション機能が停止になる以前の所定の前記残り容量計算部で計算したデータ量になったとき、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、これからの再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
請求項4にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を[残り容量/書き込み容量]という比率で表現するものであるから、請求項3の効果に加えて、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかをデータ量の関係で表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
請求項5にかかる車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量を総合記憶容量計算部で計算し、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤから経路地図メモリに地図データ量を書き込み、それを総合書き込み容量計算部で計算する。そして、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を表示部で表示するものである。更に、車両の出発地から目的地に向かった所定容量の経路地図メモリに書き込んだ地図データのデータ量を書き込み容量計算部で計算し、前記プレーヤから地図データを所定容量の経路地図メモリに書き込んだ後、前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきたデータ量を残り容量計算部で減算する。そして、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値も表示部で表示するものである。
したがって、前記プレーヤから書き込んだ地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリに格納された地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、前記残り容量計算部で計算された値が所定の前記書き込み容量計算部で計算したデータ量に到達するまでを、表示部の表示で確認できるから、所定の前記残り容量計算部の値になったとき、ナビゲーション機能を維持すべく、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値及び書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、これからの書き込み回数、再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。更に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができる。また、表示部の表示状態から休息場所を選択することもできる。
よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
特に、総合記憶容量計算部と総合書き込み容量計算部で計算された値によって再書き込みの回数が明確になり、また、書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、再書き込みの時期が明確になり、ユーザが運転に余裕を持った対応となる。
請求項6にかかる車載ナビゲーション装置の前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を[残り容量/書き込み容量]、並びに、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を[総合書き込み容量/総合記憶容量]と比率で表現するものである。
したがって、請求項5に記載の効果に加えて、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数を認識することにより最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができ、再書き込みの準備ができる。また、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
請求項7にかかる車載ナビゲーション装置の前記残り容量計算部で計算された計算値は、所定の値のとき、前記表示部の表示を点滅及び/または報知音を発生させることができ、書き込み予告を行うことができるものであるから、請求項3乃至請求項6の何れか1つに記載の効果に加えて、前記表示部の表示に情報を付与しておけば、再書き込みのタイミングに応じて、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
請求項8にかかる車載ナビゲーション装置の前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記残り容量計算部、前記書き込み容量計算部は、その何れか1つ以上を距離基準とした総合距離計算部、書き込み距離計算部、残り距離計算部、書き込み距離計算部として置き換えるものであるから、請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の効果に加えて、距離情報という身近な情報で再書き込みのタイミングを取得し、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図中、実施の形態の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここでは重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図で、図2は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のディスプレイによる表示状態を示す説明図である。また、図3は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による地図データの書き込みのフローチャートで、図4は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能によって走行中のフローチャートであり、図5は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による再書き込みのフローチャートである。そして、図6は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の地図データの書き込みを説明する概念図、図7は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能で走行状態を説明する概念図、図8は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の再書き込みを説明する概念図である。
図1において、本実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うマイクロプロセッサからなる演算・制御部1と、ドライバ等の操作者(ユーザ)からの操作を受け付ける各種キー入力、音声入力、タッチスイッチ等の操作部2と、操作者に対して操作情報、地図等の情報、地図データの書き込み情報等を表示する液晶からなるディスプレイ3と、ルート案内に関する音声ガイダンスを行うスピーカ4を有している。なお、操作部2には、コリドー機能キー、地図ディスクの書き込みを行う書き込みキーを有している。また、操作部2としては、キーボード、マウス、バーコードリーダ、遠隔操作用のリモートコントロール装置等を使用することもできる。更に、ディスプレイ3の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。プレーヤ6は、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するものであり、地図データのCD−ROMまたはDVD−ROMからは地図情報を書き込み、音楽用、再生画像用のCD−ROMまたはDVD−ROMからはオーディオデータを書き込むものである。
マイクロプロセッサからなる演算・制御部1は、全体の演算及び制御を行うCPU11、及びCPU11が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用するデータ等が記憶されるRAM12、制御用プログラム等が記憶されたROM13、ROM13から書き出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ14等の内部記憶装置や、日時を計測するタイマ15、車両の出発地から目的地の間のルートを探索、探索されたルートに従ってルート案内するルートデータ等が記憶される経路地図メモリ16等を備えている。なお、経路地図メモリ16は、所定容量のメモリからなり、プレーヤ6から書き込んだ地図データを所定のメモリ容量を限度として書き込まれる。この経路地図メモリ16は、RAM12と一体として構成することもできる。
ROM13には、各種のプログラムが記憶され、RAM12及び経路地図メモリ16に各種のデータが書き込まれるようになっており、また、プログラム、データ等を外部記憶装置、メモリカード等からプログラム、データ等を書き出してフラッシュメモリ14に書き込まれる。更に、メモリカード等を交換または外部から所定のプログラム、データ等をインストールすることによってプログラム、データ等を更新することができる。
演算・制御部1には、操作部2、ディスプレイ3、スピーカ4、通信部5、プレーヤ6等の各周辺装置が電気的に接続されている。操作部2は、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や、POI(施設情報)の検索を行う際等に操作され、各種キー等の複数の操作スイッチから構成される。演算・制御部1は、操作部2の各スイッチの操作により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
ディスプレイ3には、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までのルートの所要メモの容量、地図データの書き込み情報、ルート案内に沿った案内情報等の本実施の形態に関する情報、オーディオ情報等が表示される。本実施の形態に関する情報としては、具体的には、図1に示す総合記憶容量計算部81、総合書き込み容量計算部82、書き込み容量計算部83、残り容量計算部84の幾つかで計算された値を表示する。本実施の形態では、百分率等の比率で示した棒グラフとして表示している。この比率は、図1に示すように、地図データのメモリの記憶容量としてもよいし、図9に示すように、走行距離情報としてもよい。勿論、比率表現は、棒グラフに限定されるものではなく、円グラフとすることもできる。
なお、ディスプレイ3として液晶ディスプレイの代わりに、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL等を使用し、車両のフロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用することもできる。そして、ディスプレイ3は操作部2としてのタッチスイッチを兼ねてもよい。スピーカ4は、演算・制御部1からの指示に基づいて、音声ガイダンスや、ルート案内のルート変更を案内する音声案内を出力する。なお、スピーカ4より出力される音声としては、合成された音声の他に、各種効果音、予めメモリ等に録音された各種の案内情報を出力することもできる。
また、日本国内では、必要に応じて、日本道路交通情報センター(JARTIC(登録商標):Japan Road Traffic Information Center(以下、単に「JARTIC」という))、道路交通情報通信システムセンター(VICS(登録商標):Vehicle Information and Communication System(以下、単に「VICS」という))等の情報センターとの間でネットワーク51を介して通信を行う通信部5を設けることもできる。無線通信で行う無線LAN、高度道路交通システム(ITS)において利用されるETC(登録商標)、地域情報として用いられているDSRC等の無線基地局との通信を行う構成とすることもできる。
即ち、本発明を実施する場合には、警察、日本道路公団(登録商標)等の交通管制システム、駐車場情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する情報や、交通規制情報、駐車場情報等の道路交通情報を所定距離毎に受信可能とすることができる。また、この道路交通情報は、例えば、道路の渋滞等に関する道路渋滞情報、道路工事、建築工事等による交通規制情報等の道路交通情報に関するローカル情報である。該ローカル情報の詳細情報としては、道路渋滞情報の場合、後述のVICSリンクID、渋滞の実際の長さ、渋滞解消の見込まれる距離等であり、交通規制情報の場合、VICSリンクID、道路工事、建築工事等の継続期間、通行止め、片側交互通行、車線規制等の交通規制の種類、交通規制の距離帯等である。
自車の現在地を検出する現在地検出部7は、GPSセンサ71、地磁気センサ72、距離センサ73、ステアリングセンサ74、方位検出部としてのジャイロセンサ75、更に、自車の走行速度及び走行距離を検出する車速センサ76等からなる。なお、この距離センサ73と車速センサ76は単一のものとすることもできる。
特に、本実施の形態においては、GPSセンサ71のみを使用し、現在地検出部7とすることもできる。GPSセンサ71は、人工衛星から発生させられた電波を受信することにより、地球上における自車の現在地及び現在距離を検出する。地磁気センサ72は、地磁気を測定することによって自車方位を検出する。距離センサ73は、道路上の所定位置間の距離等を検出する。ここで、距離センサ73としては、例えば、自車の車輪の回転速度を測定し、測定した回転速度に基づいて距離を検出するが、車速センサ76の出力を積分して距離を検出してもよい。
また、ステアリングセンサ74は自車の操舵角を検出するものである。ここで、ステアリングセンサ74としては、例えば、ステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
そして、ジャイロセンサ75は自車の旋回角を検出するものである。ここで、ジャイロセンサ75としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。また、ジャイロセンサ75によって検出された旋回角を積分することにより、自車方位を検出することができる。
本実施の形態1の地図データ処理部8は、次のように構成されている。
ルート探索部80は、地図データに基づいて目的地までのルートを探索する目的地のルートを検索する機能であリ、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルートを検索するものである。
また、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを書き込む総合記憶容量計算部81は、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する機能を有している。具体的には、プレーヤ6に供給されたナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録された出発地から目的地に至る間の地図データを書き、その記憶を行うのにどれだけのメモリ容量を必要とするかを判断するものである。そのため、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データのメモリ使用量を読み取っている。
経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量の和を計算する総合書き込み容量計算部82は、ルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する機能を有している。具体的には、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを経路地図メモリ16のメモリ使用量を限度として、繰り返し積算して書き込むものである。即ち、目的地に至るまでに経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量の和を計算するものである。
また、書き込み容量計算部83は、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データのうち、経路地図メモリ16に書き込み毎の地図データの書き込み容量を計算する機能を有している。具体的には、経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量を計算するもので、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、その都度、ナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを経路地図メモリ16のメモリ使用量を限度として書き込むものである。即ち、目的地に至るまでに経路地図メモリ16に書き込んだ度毎の、各データ量を計算するものである。
そして、残り容量計算部84は、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する機能を有している。具体的には、書き込み容量計算部83で得た計算値から現在までに走行してきた距離の地図データ容量を減算するもので、本実施の形態では、距離情報に変換することなく、現在位置からその過去の地図データに相当する地図データが使用するメモリ容量を減算することによって、これから使用できる地図データ量を得るものである。即ち、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきた地図データ容量を減算するものである。
表示用計算部85は、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値を、[総合書き込み容量計算部82の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部81の値(総合記憶容量)]として計算し、それを経路地図メモリ16に繰り返し書き込んだ画像データの使用量として比率で表現することができる。勿論、総合記憶容量計算部81に対する総合書き込み容量計算部82の計算値は、出発地から目的地に至る間の地図データの総量を100%とした百分率で総合書き込み容量計算部82の値を示すこともできる。
なお、総合書き込み容量計算部82の値(総合書き込み容量)を総合記憶容量計算部81の値(総合記憶容量)で割ることは、再書き込みの可能性を百分率で示すもので、通常、1回の書き込みで少なくとも、20〜30%を超えるメモリ容量を使用するのであるから、このようにパーセントで示しているが、本発明を実施する場合には、総合記憶容量計算部81の値を総合書き込み容量計算部82の値で割っても、同様に算出することができる。この場合には、小数点以下を切り上げることになる。
図2のコリドー機能で走行中の画面を用いて、ディスプレイ3による表示状態について説明する。
ディスプレイ3には、ナビゲーション機能である地図表示部31と、本実施の形態の表示部86とを有し、表示部86は経路地図メモリ16のメモリ使用量表示33と再書き込み表示34を有している。
メモリ使用量表示33は、経路地図メモリ16に対してナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから地図データの書き込みがあった経路地図メモリ16の使用量を表示するもので、使用量100%の全体が経路地図メモリ16の全容量使用状態であり、全体の書き込み容量表示33aは、残り容量表示33bと走行容量表示33cの和となり、経路地図メモリ16に対してナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから1回の地図データの書き込みがあったメモリの使用量を示すものである。また、残り容量表示33bは、現在までに車両が走行してきた地図データ容量の積分値が走行容量表示33cである。
また、図2の再書き込み表示34に示すように、総合記憶容量計算部81の値が全体(始発地から目的地)で総合記憶容量34aとなり、総合書き込み容量計算部82の値が始発地からの書き込み積算量34bとなる。したがって、全体の書き込み容量表示33aの量が走行容量表示33cの増加によって残り容量表示33bを少なくするとき、経路地図メモリ16の再書き込みのタイミングが判断される。
なお、本実施の形態1ではメモリ容量を基準にしているが、後述する実施の形態2のように、距離情報を基準にすることもできる。この実施の形態1では、メモリ容量を基準に説明する。
このように計算された値は、図2の始発地と目的地との間の位置で表現され、再書き込み表示34に示すように、総合記憶容量計算部81の値が始発地から目的地の間の総合記憶容量34aとなり、総合書き込み容量計算部82の値が斜線で示す書き込み積算量34bとなる。
図示から分かるように、仮に、1回の書き込みによって、書き込み積算量34bが50%程度の位置にあれば、目的地の距離の半分まで走行する前に、ナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから地図データの書き込みが必要であることが判断できる。
また、メモリ使用量表示33は、経路地図メモリ16の書き込みが終了したとき、全体の書き込み容量表示33aが表示される。現在までに車両が走行してきた走行容量表示33cが表示されたとき、全体の書き込み容量表示33aから走行容量表示33cを減算した値が残り容量表示33bとなる。残り容量表示33bの値によって、経路地図メモリ16の再書き込みのタイミングが得られる。
次に、図3を用いて、コリドー機能によるプレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データの書き込みについて説明する。
操作部2にあるコリドー機能キーの選択によって、このルーチンが開始される。まず、ステップS1でプレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMの地図データのディスクが確認される。ディスクが確認されると、ステップS2で目的地の入力を確認し、目的地が入力されると、ステップS3で現在地から目的地までのルートが探索される。ステップS4で幾つかのルートから択一的に特定のルートが選択されると、ステップS5で選択されたルートの全ルート長(全距離)の地図データを書き込む場合のメモリ必要容量を算出する。即ち、ステップS5は車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量をプレーヤ6の地図データから読んで計算する総合記憶容量計算部81を構成する。このときの状態を図6(a)の経路地図メモリの書き込み直前の説明図に示す。
次に、ステップS6で経路地図メモリ16に書き込みができるようにメモリをクリアし、ステップS7でデータの書き込みを開始する。ステップS8で経路地図メモリ16に書き込みができるメモリ残量がなくなっていないか確認し、メモリ残量があるとき、ステップS9で操作部2にある書き込み停止キーの選択またはプレーヤ6に挿入されているディスクの排出操作がなされていないとき、ステップS10で経路地図メモリ16の書き込みが完了したか否かを判断し、書き込みが完了していないとき、ステップS7からステップS10のルーチンを繰り返し実行し、経路地図メモリ16に対し地図データの書き込みを行う。
ステップS10で経路地図メモリ16の書き込みが目的地まででき完了したと判断したとき、ステップS11で再書き込み表示34を100%に設定する。即ち、ステップS5で得た総合記憶容量計算部81で得た値と等しく、ステップS10によって経路地図メモリ16の目的地までの書き込みが完了したことを意味するから、ステップS11で再書き込み表示34の総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値、即ち、総合記憶容量34aに等しく書き込み積算量34bの値を100%と設定するものである。この表示によって再度の書き込みの必要性がないことが確認される。
また、ステップS12でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。なお、経路地図メモリ16の書き込み時には、走行容量表示33cは発生していない。ステップS13で表示部86の出力とし、ステップS14で書き込み完了フラグを"1"とする。
ステップS9で操作部2にある書き込み停止キーの選択またはプレーヤ6に挿入されているディスクの排出操作がなされると、ステップS15で再書き込み表示34の計算を行う。即ち、経路地図メモリ16の書き込みが完了する目的地に至るまでの書き込み中に中断したことを意味するから、ステップS14で書き込み積算量34bを総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値を計算する。図6(b)は、ステップS9で書き込み停止を行った場合の再書き込み表示34の書き込み積算量34bであり、メモリ使用量表示33の全体の書き込み容量表示33aである。
次いで、ステップS12でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。そして、ステップS13で表示部86の出力とし、ステップS14で書き込み完了フラグを"1"とする。
ステップS8で経路地図メモリ16に書き込みができるメモリ残量がなくなっていると判断したとき、ステップS16で再書き込み表示34の書き込み積算量34bを100%に設定する。即ち、総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値を計算し、書き込み積算量34bを表示する。次いで、ステップS17でメモリ使用量表示33に表示する値は、経路地図メモリ16に全体の書き込み容量が100%であるから、その全体の書き込み容量との間で、メモリ使用量が表示される。メモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aは100%として表示する。そして、ステップS13で表示部86の出力とし、ステップS14で書き込み完了フラグを"1"とする。
因みに、本実施の形態では、経路地図メモリ16の書き込み容量が100%であるから、経路地図メモリ16に書き込まれた全体の書き込み容量表示33aの値を同率の百分率で表現している。
次に、図4のコリドー機能によって走行中のフローチャートについて説明する。
ステップS21で書き込みフラグが"1"または"0"であるかを判断し、書き込みフラグが"0"のとき、このルーチンを脱する。書き込みフラグが"1"のとき、ステップS22で自己の車両位置を記憶し、ステップS23で残り容量を計算し、ステップS24でそれを残り容量表示33bとして出力する。ステップS25で再書き込みを行うために地図データのディスクの挿入を確認すると、このルーチンを脱する。
しかし、ステップS25で再書き込みを行うために地図データのディスクの挿入の確認ができないとき、ステップS26で残り容量計算部84の値が特定の閾値以下であるか判断し、所定の閾値以下になるまでステップS22からステップS26のルーチンを繰り返し実行する。図7(a)はコリドー機能によって走行に入ったときの状態であり、所定距離走行すると、図7(b)に示すように、走行容量表示33cの増加により、残り容量表示33bが少なくなる。
そして、ステップS26で残り容量計算部84の値が特定の閾値以下であるか判断し、所定の閾値以下になったとき、ステップS27でメモリ使用量表示33に表示する値、即ち、残り容量表示33bを点滅させ、ステップS22からステップS27のルーチンを繰り返し実行する。
ステップS25で再書き込みを行うために地図データのディスクの挿入を確認すると、図5の再書き込みのプログラムがコールされる。
ステップS31で地図データのディスクの挿入を確認すると、ステップS32で書き込みフラグを"0"とし、ステップS33で経路地図メモリ16の残りの書き込み容量を記憶し、ステップS34で目的地ルートの残りの書き込み容量を記憶し、ステップS35で目的地ルートの残りの必要メモリを計算する。
そして、ステップS36でデータの書き込みを開始する。ステップS37で経路地図メモリ16に書き込みができるメモリ残量がなくなっていないか確認し、メモリ残量があるとき、ステップS38で操作部2にある書き込み停止キーの選択またはプレーヤ6に挿入されているディスクの排出操作がなされていないとき、ステップS39で経路地図メモリ16の書き込みが完了したか否かを判断し、書き込みが完了していないとき、ステップS36からステップS39のルーチンを繰り返し実行し、経路地図メモリ16に対し地図データの書き込みを行う。
ステップS39で経路地図メモリ16の書き込みが目的地までできたと判断したとき、ステップS40で再書き込み表示34の書き込み積算量34bを100%に設定する。即ち、ステップS5で得た総合記憶容量計算部81で得た値と等しく、ステップS39によって経路地図メモリ16の目的地までの書き込みが完了したことを意味するから、ステップS41で再書き込み表示34の総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値、即ち、総合記憶容量34aに等しく書き込み積算量34bの値を100%と設定するものである。この表示によって再度の書き込みの必要性がないことが確認される。また、ステップS41でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。なお、経路地図メモリ16の書き込み時には、走行容量表示33cは発生していない。ステップS42で表示部86の出力とし、ステップS43で書き込み完了フラグを"1"とする。
ステップS38で操作部2にある書き込み停止キーの選択またはプレーヤ6に挿入されているディスクの排出操作がなされると、ステップS44で再書き込み表示34の計算を行う。即ち、経路地図メモリ16の書き込みが完了する目的地に至るまでの書き込み中に中断したことを意味するから、ステップS44で書き込み積算量34bを総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値を計算する。図8(a)は、ステップS38で書き込み停止を行った場合の再書き込み表示34の書き込み積算量34bであり、メモリ使用量表示33の全体の書き込み容量表示33aである。この状態で再度の書き込みが必要であり、経路地図メモリ16の再書き込みなしには走行できないので、書き込みを中断したものである。
次いで、ステップS41でメモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aを計算して表示する。そして、ステップS42で表示部86の出力とし、ステップS43で書き込み完了フラグを"1"とする。
また、ステップS37で経路地図メモリ16に書き込みができるメモリ残量がなくなっていると判断したとき、ステップS45で再書き込み表示34の総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の百分率で表現された値を計算し、書き込み積算量34bを表示する。次いで、ステップS46でメモリ使用量表示33に表示する値は、経路地図メモリ16に全体の書き込み容量が100%であるから、その全体の書き込み容量との間で、メモリ使用量が表示される。メモリ使用量表示33に全体の書き込み容量表示33aは100%として表示する。そして、ステップS42で表示部86の出力とし、ステップS43で書き込み完了フラグを"1"とする。
因みに、本実施の形態では、経路地図メモリ16の書き込み容量が100%であるから、経路地図メモリ16に書き込まれた全体の書き込み容量表示33aの値を同率の百分率で表現している。この状態で再度車両が走行すると、図8(b)に示すように、走行容量表示33cの増加により、残り容量表示33bが少なくなる。
このように、図1乃至図9に示した本実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、目的地までのルートを探索すると共に、該探索されたルートに従ってルート案内するナビゲーション機能及びオーディオ再生機能を有するコリドー機能を搭載したナビゲーション装置において、ナビゲーション用の地図データを格納した地図ディスクの読み出しとオーディオ用コンテンツを格納したオーディオディスクの再生とを兼用するプレーヤ6と、目的地に至るルート案内に使用する地図データの総合記憶容量を地図ディスクに格納された地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部81と、プレーヤ6から読み出した地図データに基づいて経路案内に使用される地図データを書き込む経路地図メモリ16と、経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量の積算値を計算する総合書き込み容量計算部82と、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値をディスプレイ3で表示する表示部86とを具備するものである。
更に、ナビゲーション装置に関する機能をまとめると、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤ6と、ルート案内に使用される地図データを書き込むための経路地図メモリ16と、地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部81と、ルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部82と、総合記憶容量計算部81で計算された総合記憶容量と総合書き込み容量計算部82で計算された経路地図メモリ16に書き込まれた総合書き込み容量とをディスプレイ3で表示する表示部を具備する実施の形態とすることができる。
したがって、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量をナビゲーション用と前記オーディオ用とを兼用するプレーヤ6から書き込み、そのデータ量を総合記憶容量計算部81で計算し、また、プレーヤ6から所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ地図データ量を総合書き込み容量計算部82で計算する。そして、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値を表示部86で表示するものである。
このように、プレーヤ6から書き込まれた所定容量の経路地図メモリ16に格納された所定容量の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、総合書き込み容量計算部82で計算された計算値に到達するまでを、表示部86の表示で確認できるから、所定の書き込み容量になったとき、ナビゲーション機能がなくなる以前に、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域で再書き込みを行うことができる。この、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値でも、目的地までの距離及びそれまで走行してきた距離との関係で、再書き込みのタイミングを得ることができる。よって、コリドー機能によってディスクから経路地図メモリ16に格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
また、本実施の形態1の車載ナビゲーション装置の表示部86では、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で、[総合書き込み容量計算部82の値/総合記憶容量計算部81の値]と比率で表現するものであるから、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数及びタイミングを認識することにより、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。特に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができ、その走行距離が表示部86によって確認できる。
更に、図1乃至図8に示した本実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地の間のルートを探索すると共に、該探索されたルートに従ってルート案内するナビゲーション機能及びルート案内中のオーディオ機能を有するコリドー機能を搭載した車載ナビゲーション装置において、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤ6と、プレーヤ6から地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリ16と、経路地図メモリ16に対する書き込み毎に、地図データのデータ量を計算する書き込み容量計算部83と、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算する残り容量計算部84と、書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値を表示する表示部86とを具備する発明の実施の形態とすることができる。
したがって、車両の出発地から目的地に向かった地図データを所定容量の経路地図メモリ16に書き込み、地図データ量を書き込み容量計算部83で計算し、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤ6から書き込んだ地図データを所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ後、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきた距離に相当するデータ量を残り容量計算部84で減算する。そして、書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値を表示部86で表示するものである。
このように、プレーヤ6から地図データが書き込まれた所定容量の経路地図メモリ16の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、残り容量計算部84で計算された値を表示部86の表示で確認でき、ナビゲーション機能が停止になる以前の所定の残り容量計算部84で計算したデータ量になったとき、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値によって、これからの再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。よって、コリドー機能によってディスクから経路地図メモリ16に格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
そして、本実施の形態1の車載ナビゲーション装置の表示部86では、書き込み容量計算部83と残り容量計算部84の値を[残り容量計算部84の値(残り容量)/書き込み容量計算部83の値(書き込み容量)]と比率で表現するものである。書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値を[残り容量計算部84の値(残り容量)/書き込み容量計算部83の値(書き込み容量)]という比率で表現するものであるから、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミング及び再書き込みの繰り返し回数を認識することができる。特に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、ナビゲーション機能の必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択して、その補充を行うことができ、その走行距離が表示部86によって確認できる。
更にまた、図1乃至図8に示した実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地の間のルートを探索すると共に、該探索されたルートに従ってルート案内するナビゲーション機能及び前記ルート案内中のオーディオ機能を有するコリドー機能を搭載した車載ナビゲーション装置において、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤ6と、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量を、プレーヤ6に挿入された地図データから読んで計算する総合記憶容量計算部81と、プレーヤ6から地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリ16と、目的地に至るまでに経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量の和を計算する総合書き込み容量計算部82と、経路地図メモリ16に対する書き込み毎に、地図データのデータ量を計算する書き込み容量計算部83と、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算する残り容量計算部84と、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82及び書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値を表示する表示部86とを具備する発明の実施の形態とすることができる。
車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量を総合記憶容量計算部81で計算し、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤから経路地図メモリ16に地図データ量を書き込み、それを総合書き込み容量計算部82で計算する。そして、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値を表示部86で表示するものである。更に、車両の出発地から目的地に向かった所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量を書き込み容量計算部83で計算し、プレーヤ6から地図データを所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ後、書き込み容量計算部83で得た値から現在までに走行してきたデータ量を残り容量計算部84で減算する。そして、書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値も表示部86で表示するものである。
したがって、プレーヤ6から書き込んだ地図データを書き込む所定容量の経路地図メモリ16に格納された地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、残り容量計算部84で計算された値が所定の書き込み容量計算部83で計算したデータ量に到達するまでを、表示部86の表示で確認できるから、所定の残り容量計算部84の値になったとき、ナビゲーション機能を維持すべく、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82で計算された値及び書き込み容量計算部83と残り容量計算部84で計算された値によって、これからの書き込み回数、再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。よって、コリドー機能によってディスクからメモリに格納された地図データのメモリ使用量及びその状況、ディスクの入れ替え時期を視覚的、聴覚的にも報知できる。
この実施の形態1の車載ナビゲーション装置の表示部86では、書き込み容量計算部83と残り容量計算部84の値を[残り容量計算部83の値(残り容量)/書き込み容量計算部84の値(書き込み容量)]並びに、総合記憶容量計算部81と総合書き込み容量計算部82の値を[総合書き込み容量計算部82の値(総合書き込み容量)/総合記憶容量計算部81の値(総合記憶容量)]との比率で表現するものであるから、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数を認識することにより最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができ、再書き込みの準備ができる。また、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
本実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、残り容量計算部84で計算された値が、所定の閾値以下になったとき、表示部86の表示を点滅及び/または報知音を発生させるものである。したがって、表示部86の表示に情報を付与しておけば、再書き込みのタイミングに応じて、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。特に、駐車時間、駐車場所に応じて、停車している時間が短い場合には、必要最小限の書き込みを行い、駐車時間、駐車場所を選択してその補充を行うことができ、その走行距離が表示部86によって確認できる。
上記実施の形態1の車載ナビゲーション装置は、総合記憶容量計算部81、総合書き込み容量計算部82、書き込み容量計算部83、残り容量計算部84は、その何れか1つ以上を距離基準とした総合距離計算部810、書き込み距離計算部820、書き込み距離計算部830、残り距離計算部840として置き換えることができる。このように、距離情報という身近な情報で再書き込みのタイミングを取得し、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
[実施の形態2]
この種の実施の形態は、以下の発明の実施の形態2として表現することができる。
図9は本発明の実施の形態2にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図である。ここで、図1に示す実施の形態との違いのみ説明する。
図において、本実施の形態2の地図データ処理部8は、総合距離計算部810、書き込み距離計算部820、書き込み距離計算部830、残り距離計算部840を有している。
総合距離計算部810は、プレーヤ6に供給されたナビゲーション用のCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録された出発地から目的地に至る間の地図データを読み、その記憶を行うのにどれだけのメモリ容量を必要とするかを判断するもので、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データのメモリ使用量を距離として読み取っている。
経路地図メモリ16に書き込んだ地図データの距離の和を計算する総合書き込み距離計算部820は、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVD−ROMから、そこに記録されたナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを経路地図メモリ16のメモリ使用量を限度として、繰り返し積算して書き込むものである。即ち、目的地に至るまでに経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量を距離とし、その距離の和を計算するものである。
また、書き込み距離計算部830は、経路地図メモリ16に書き込んだ地図データのデータ量を距離として計算するもので、プレーヤ6に挿入されているCD−ROM、DVDから、その都度、ナビゲーション用の地図データを読み、出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データを経路地図メモリ16のメモリ使用量を限度として書き込むものである。即ち、目的地に至るまでに経路地図メモリ16に書き込んだ毎のデータ量を距離として計算するものである。
そして、残り距離計算部840は、書き込み距離計算部830で得た計算値から現在までに走行してきた距離を減算したもので、これから使用できる走行距離を得るものである。なお、この残り距離計算部840を算出する場合の、現在までに走行してきた距離は、車両の距離センサ73の出力を用いてもよい。
表示用計算部85は、総合距離計算部810と総合書き込み距離計算部820で計算された値を、[書き込み距離計算部820の値(総合書き込み距離)/総合距離計算部810の値(総合距離)]として計算し、それを経路地図メモリ16に繰り返し書き込んだ画像データの使用量として比率で表現することができる。勿論、総合距離計算部810に対する総合書き込み距離計算部820の計算値は、出発地から目的地に至る間の地図データの総量を100%とした百分率で総合書き込み距離計算部820の値(総合書き込み距離)を示すこともできる。なお、総合書き込み距離計算部820の値(総合書き込み距離)を総合距離計算部810の値(総合距離)で割ることは、再書き込みの可能性を比率で示すものである。
このように、本実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤ6と、ルート案内に使用される地図データを書き込むための経路地図メモリ16と、地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部80と、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する総合距離計算部810と、ルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量を距離として計算する総合書き込み距離計算部820と、総合距離計算部810で計算された総合距離と総合書き込み距離計算部820で計算された経路地図メモリ16に書き込まれた総合書き込み距離とをディスプレイ3で表示する表示部86を具備する発明の実施の形態とすることができる。
したがって、車両の出発地から目的地に至る間のルート案内に必要な地図データの総合記憶容量をナビゲーション用と前記オーディオ用とを兼用するプレーヤ6から書き込み、そのデータ量を総合距離計算部810で計算し、また、プレーヤ6から所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ地図データ量を総合書き込み距離計算部820で距離として計算する。そして、総合距離計算部810と総合書き込み距離計算部820で計算された距離としての値をディスプレイ3の表示部86で表示するものである。
このように、プレーヤ6から書き込まれた所定容量の経路地図メモリ16に格納された所定容量の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、総合書き込み距離計算部820で計算された計算値に到達するまでを、表示部86の表示で確認できるから、所定の書き込み距離になったとき、ナビゲーション機能がなくなる以前に、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域で再書き込みを行うことができる。この、総合距離計算部810と総合書き込み距離計算部820で計算された値でも、目的地までの距離及びそれまで走行してきた距離との関係で、再書き込みのタイミングを得ることができる。
また、本実施の形態2の車載ナビゲーション装置の表示部86では、総合距離計算部810と総合書き込み距離計算部820で、[総合書き込み距離計算部820の値(総合書き込み距離)/総合距離計算部810の値(総合距離)]と比率で表現するものであるから、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数及びタイミングを認識することにより、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
また、本実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地の間のルートを探索すると共に、該探索されたルートに従ってルート案内するナビゲーション機能及びルート案内中のオーディオ機能を有するコリドー機能を搭載した車載ナビゲーション装置において、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤ6と、ルート案内に使用される地図データを書き込むための経路地図メモリ16と、地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部80と、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込み毎の地図データの書き込み容量を距離として計算する書き込み距離計算部830と、書き込み距離計算部830で得た値から現在までに走行してきたデータ量を距離として減算して残り距離を計算する残り距離計算部740と、前記書き込み距離計算部830で計算された書き込み距離と前記残り距離計算部840で計算された前記残り距離とをディスプレイ3で表示する表示部を具備する発明の実施の形態とすることができる。
したがって、車両の出発地から目的地に向かった地図データを所定容量の経路地図メモリ16に書き込み、地図データ量を書き込み距離計算部830で計算し、ナビゲーション用とオーディオ用とを兼用するプレーヤ6から書き込んだ地図データを所定容量の経路地図メモリ16に書き込んだ後、書き込み距離計算部830で得た値から現在までに走行してきた距離に相当するデータ量を残り距離計算部840で距離として減算する。そして、書き込み距離計算部830と残り距離計算部840で計算された値をディスプレイ3の表示部86で表示するものである。
このように、プレーヤ6から地図データが書き込まれた所定容量の経路地図メモリ16の地図データによって、所定の探索されたルートに従ってルート案内される。その間、オーディオ機能によって、音楽等を楽しむことができる。この間に、残り距離計算部840で計算された値を表示部86の表示で確認でき、ナビゲーション機能が停止になる以前の所定の残り距離計算部840で計算した距離になったとき、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。この書き込み容量計算部と残り容量計算部で計算された値によって、これからの再書き込みを行うタイミングが正確に判断される。
そして、本実施の形態2の車載ナビゲーション装置の表示部86では、書き込み距離計算部830と残り距離計算部840の値を[残り距離計算部840の値(残り距離)/書き込み距離計算部830の値(書き込み距離)]と比率で表現するものである。書き込み距離計算部830と残り距離計算部840で計算された値を[残り距離計算部840の値(残り距離)/書き込み距離計算部830の値(書き込み距離)]という比率で表現するものであるから、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
本実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、車両の出発地から目的地の間のルートを探索すると共に、該探索されたルートに従ってルート案内するナビゲーション機能及び前記ルート案内中のオーディオ機能を有するコリドー機能を搭載した車載ナビゲーション装置において、地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤ6と、ルート案内に使用される地図データを書き込むための経路地図メモリ16と、地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部80と、プレーヤ6から読み出された地図データに基づいて目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて距離を計算する総合距離計算部810と、ルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量を距離として計算する総合書き込み距離計算部820と、ルート案内に使用される地図データのうち経路地図メモリ16に書き込み毎の地図データの書き込み容量を距離として計算する書き込み距離計算部830と、書き込み距離計算部830で得た距離から現在までに走行してきた距離を減算して残り距離を計算する残り距離計算部840と、総合距離計算部810で計算された総合距離と総合書き込み距離計算部820で計算された総合書き込み距離と書き込み距離計算部830で計算された書き込み距離と残り距離計算部840で計算された残り距離とをディスプレイ3で表示する表示部86を具備する発明の実施の形態とすることができる。
また、本実施の形態2の車載ナビゲーション装置の表示部86では、書き込み距離計算部830と残り距離計算部840の値を[残り距離計算部830の値(残り距離)/書き込み距離計算部840の値(書き込み距離)]並びに、総合距離計算部810と書き込み距離計算部820の値を[書き込み距離計算部820の値(総合書き込み距離)/総合距離計算部810の値(総合距離)]との比率で表現するものであるから、最終目的地に到達するまでに、何回再書き込みを行えばよいかが判断され、ユーザはその再書き込みの回数を認識することにより最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができ、再書き込みの準備ができる。また、前回の書き込みから再書き込みを行う地点に到達するまでに、どのくらいの走行距離があるかを表示し、ユーザはその再書き込みのタイミングを認識することができる。
本実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、残り距離計算部840で計算された距離の値が、所定の距離の閾値以下になったとき、表示部86の表示を点滅及び/または報知音を発生させるものである。したがって、表示部86の表示に情報を付与しておけば、再書き込みのタイミングに応じて、最寄りのサービスエリア、パーキングエリア等の駐停車可能地域に入ることができる。
殊に、実施の形態2の車載ナビゲーション装置は、メモリ容量を距離を基準とする概念に置き換えているから、ユーザの使い勝手がよい。
図1は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図である。 図2は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のディスプレイによる表示状態を示す説明図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による地図データの書き込みのフローチャートである。 図4は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能によって走行中のフローチャートである。 図5は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能による再書き込みのフローチャートである。 図6は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の地図データの書き込みを説明する概念図で、(a)は経路地図メモリの書き込み直前を示し、(b)は地図データの書き込み直後を示す図である。 図7は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置のコリドー機能で走行状態を説明する概念図で、(a)は走行開始直前を示し、(b)は走行中の状態を示す図である。 図8は本発明の実施の形態1にかかる車載ナビゲーション装置の再書き込みを説明する概念図で、(a)は再書き込み直後を示し、(b)はその後の走行中の状態を示す図である。 図9は本発明の実施の形態2にかかる車載ナビゲーション装置を機能表現した全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
3 ディスプレイ
6 プレーヤ
8 地図データ処理部
16 経路地図メモリ
33 メモリ使用量表示
33a 書き込み容量表示
33b 残り容量表示
33c 走行容量表示
34 再書き込み表示
34a 総合記憶容量
34b 書き込み積算量
80 ルート探索部
81 総合記憶容量計算部
82 総合書き込み容量計算部
83 書き込み容量計算部
84 残り容量計算部
85 表示用計算部
86 表示部

Claims (8)

  1. 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
    ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
    前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
    前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を前記地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、
    前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部と、
    前記総合記憶容量計算部で計算された総合記憶容量と前記総合書き込み容量計算部で計算された前記経路地図メモリに書き込まれた総合書き込み容量とを表示する表示部
    を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記表示部では、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を
    [総合書き込み容量/総合記憶容量]
    と比率で表現することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
    ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
    前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
    前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までの前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込み毎の地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、
    前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する残り容量計算部と、
    前記書き込み容量計算部で計算された書き込み容量と前記残り容量計算部で計算された前記残り容量とを表示する表示部
    を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を
    [残り容量/書き込み容量]
    と比率で表現することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 地図記憶媒体から地図データを含むコンテンツの読み出しを行うプレーヤと、
    ルート案内に使用される前記地図データを書き込むための経路地図メモリと、
    前記地図データに基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、
    前記プレーヤから読み出された前記地図データに基づいて前記目的地までのルート案内に使用される地図データを抽出し、前記ルート案内に使用される地図データの総合記憶容量を地図データに基づいて計算する総合記憶容量計算部と、
    前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込まれたデータ量の和を総合書き込み容量として計算する総合書き込み容量計算部と、
    前記ルート案内に使用される地図データのうち前記経路地図メモリに書き込み毎の前記地図データの書き込み容量を計算する書き込み容量計算部と、
    前記書き込み容量計算部で得た値から現在までに走行してきたデータ量を減算して残り容量を計算する残り容量計算部と、
    前記総合記憶容量計算部で計算された総合記憶容量と前記総合書き込み容量計算部で計算された総合書き込み容量と書き込み容量計算部で計算された書き込み容量と残り容量計算部で計算された残り容量とを表示する表示部
    を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 前記表示部では、前記書き込み容量計算部と前記残り容量計算部で計算された値を
    [残り容量/書き込み容量]
    並びに、前記総合記憶容量計算部と前記総合書き込み容量計算部で計算された値を
    [総合書き込み容量/総合記憶容量]
    との比率で表現することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記残り容量計算部で計算された残り容量が、所定の閾値以下になったとき、前記表示部の表示を点滅及び/または報知音を発生させることを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか1つに記載のナビゲーション装置。
  8. 前記総合記憶容量計算部、前記総合書き込み容量計算部、前記書き込み容量計算部、前記残り容量計算部は、その何れか1つ以上を距離を基準とした総合距離計算部、書き込み距離計算部、書き込み距離計算部、残り距離計算部として置き換えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載のナビゲーション装置。
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