JP3915422B2 - 駐車場情報提供装置及び駐車場情報提供方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場情報提供装置及び駐車場情報提供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置においては、現在地検出手段によって車両の現在の位置、すなわち、現在地が検出されるとともに、車両の方位、すなわち、自車方位が検出され、データ記録部から読み出された地図データに基づいて、表示部のディスプレイに地図画面が設定され、該地図画面に前記現在地、自車方位及び周辺の地図が表示されるようになっている。また、前記ナビゲーション装置は経路探索装置として使用され、操作者、例えば、運転者によって入力部が操作されて目的地が入力されると、経路探索処理が行われ、現在地から目的地までの経路が探索され、前記地図画面に探索された経路、すなわち、探索経路が表示される。したがって、運転者は、前記地図又は探索経路に従って車両を走行させることができる。
【0003】
ところで、有料駐車場を利用する場合、例えば、車両を有料駐車場に入庫する際に駐車票が発券され、車両を有料駐車場から出庫する際に、有料駐車場の管理者、又は自動機械によって運転者に駐車料金が通知され、運転者は通知された駐車料金を支払うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の有料駐車場においては、入庫した駐車場と提携している施設の情報を得ることができない。
【0005】
本発明は、前記従来の有料駐車場の問題点を解決して、入庫した駐車場と提携している施設の情報を得ることができる駐車場情報提供装置及び駐車場情報提供方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の駐車場情報提供装置においては、現在地を検出する現在地検出手段と、駐車場情報が記録されたデータ記録部と、前記駐車場情報を取得し、前記現在地及び前記駐車場情報に基づいて、車両が駐車場に入庫したかどうかを判断する入庫判断処理手段と、車両が駐車場に入庫したと判断した場合に、入庫した駐車場の駐車場情報に基づいて、入庫した駐車場と提携している施設があるかどうかを判断する提携施設判断処理手段と、提携している施設があると判断した場合に、提携している施設に関する詳細情報を取得し、該詳細情報を運転者に通知する詳細情報通知処理手段とを有する。
【0009】
本発明の駐車場情報提供方法においては、現在地を検出し、駐車場情報を取得し、前記現在地及び前記駐車場情報に基づいて、車両が駐車場に入庫したかどうかを判断し、車両が駐車場に入庫したと判断した場合に、入庫した駐車場の駐車場情報に基づいて、入庫した駐車場と提携している施設があるかどうかを判断し、提携している施設があると判断した場合に、提携している施設に関する詳細情報を取得し、該詳細情報を運転者に通知する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態における駐車場情報提供装置の機能ブロック図である。
【0012】
図において、21は現在地を検出する現在地検出手段としてのGPS、91は検出された現在地に基づいて料金データを取得する料金データ取得処理手段、92は入庫時刻及び取得された料金データに基づいて、駐車料金を算出する料金算出処理手段、93は算出された駐車料金を操作者、例えば、運転者に通知する駐車料金通知処理手段である。
【0013】
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置のブロック図、図3は本発明の実施の形態における車両を有料駐車場に入庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示すフローチャート、図4は本発明の実施の形態における車両を有料駐車場から出庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示す第1のフローチャート、図5は本発明の実施の形態における車両を有料駐車場から出庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【0014】
図2において、14はナビゲーション装置であり、該ナビゲーション装置14は、現在地等を検出する現在位置検出処理部15、道路データ等が記録された記録媒体としてのデータ記録部16、コンピュータとして配設され、各種の処理手段として機能し、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38を有し、前記ナビゲーション処理部17に車速センサ41が接続される。
【0015】
そして、前記現在位置検出処理部15は、現在地検出手段としてのGPS21、地磁気センサ22、距離センサ23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイロセンサ26、図示されない高度計等から成る。
【0016】
前記GPS21は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在地を検出し、前記地磁気センサ22は、地磁気を測定することによって自車方位を検出し、前記距離センサ23は、道路上の所定の位置間の距離等を検出する。距離センサ23としては、例えば、図示されない車輪の回転速度を測定し、該回転速度に基づいて距離を検出するもの、加速度を測定し、該加速度を2回積分して距離を検出するもの等を使用することができる。
【0017】
また、前記ステアリングセンサ24は、舵(だ)角を検出し、ステアリングセンサ24としては、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
【0018】
そして、前記ビーコンセンサ25は、道路に沿って配設された電波ビーコン、光ビーコン等からの位置情報を受信して現在地を検出する。前記ジャイロセンサ26は旋回角を検出し、ジャイロセンサ26としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。そして、前記ジャイロセンサ26によって検出された旋回角を積分することにより、自車方位を検出することができる。
【0019】
なお、前記GPS21及びビーコンセンサ25はそれぞれ単独で現在地を検出することができる。そして、距離センサ23によって検出された距離と、地磁気センサ22によって検出された自車方位、又はジャイロセンサ26によって検出された旋回角とを組み合わせることにより現在地を検出することもできる。また、距離センサ23によって検出された距離と、ステアリングセンサ24によって検出された舵角とを組み合わせることにより現在地を検出することもできる。
【0020】
前記データ記録部16は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、写真データファイル、及び各地域のホテル、ガソリンスタンド、駐車場、観光地案内等の施設の情報が記録された施設情報データファイルから成るデータベースを備える。そして、前記各データファイルには、経路を探索するためのデータのほか、前記表示部35のディスプレイに設定された地図画面に、探索経路に沿って案内図を表示したり、交差点又は経路における特徴的な写真、コマ図等を表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したりするための各種のデータが記録される。なお、前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するための各種のデータも記録される。
【0021】
ところで、前記交差点データファイルには各交差点に関する交差点データが、ノードデータファイルにはノード点に関するノードデータが、道路データファイルには道路に関する道路データがそれぞれ記録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路データによって道路状況が表される。なお、前記ノードデータは、前記地図データファイルに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、ノード点、各ノード点間を連結するノード点間リンク等を示すデータから成る。
【0022】
そして、前記道路データによって、道路自体については、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等が、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等が、道路属性については、降坂路、登坂路等が、道路種別としては、国道、一般道路、高速道路等がそれぞれ構成される。さらに、道路データによって、踏切、高速道路出口ランプウェイ、高速道路の料金所等も構成される。
【0023】
また、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行うCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び制御用のプログラムのほか、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、特定区間の決定等を行うための各種のプログラムが記録された記録媒体としてのROM33から成るとともに、前記ナビゲーション処理部17に、前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。
【0024】
なお、前記データ記録部16及びROM33は、図示されない磁気コア、半導体メモリ等によって構成される。また、前記データ記録部16及びROM33として、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等の各種の記録媒体を使用することもできる。
【0025】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム、データ等を同じ外部の記録媒体に記録することもできる。この場合、例えば、前記ナビゲーション処理部17に図示されないフラッシュメモリを配設し、前記外部の記録媒体から前記プログラム、データ等を読み出してフラッシュメモリに書き込むこともできる。したがって、外部の記録媒体を交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。また、図示されない自動変速機制御装置の制御用のプログラム等も前記外部の記録媒体に記録することができる。このように、各種の記録媒体に記録されたプログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。
【0026】
さらに、前記通信部38は、FM多重の送信装置、電話回線、通信回線等との間で各種の、プログラム、データ等の送受信を行うためのものであり、例えば、図示されない情報センサ等の受信装置によって受信された渋滞情報、規制情報、駐車場情報等の各情報から成る交通情報のほか、交通事故情報、GPS21の検出誤差を検出するD−GPS情報等の各種のデータを受信する。
【0027】
また、本発明の機能を実現するためのプログラム、ナビゲーション装置14を動作させるためのその他のプログラム、データ等を、情報センタ(インターネットサーバ、ナビゲーション用サーバ等)から複数の基地局(インターネットのプロバイダ端末、前記通信部38と電話回線、通信回線等を介して接続された通信局等)に送信するとともに、各基地局から通信部38に送信することもできる。その場合、各基地局から送信された前記プログラム及びデータの少なくとも一部が受信されると、前記CPU31は、読書き可能なメモリ、例えば、RAM32、フラッシュメモリ、ハードディスク等の記録媒体にダウンロードし、前記プログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。なお、プログラム及びデータを互いに異なる記録媒体に記録したり、同じ記録媒体に記録したりすることもできる。
【0028】
また、家庭用のパソコンを使用し、前記情報センタから送信されたプログラム、データ等を、パソコンに対して着脱自在なメモリスティック、フロッピーディスク等の記録媒体にダウンロードし、前記プログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うこともできる。
【0029】
そして、前記入力部34は、走行開始時の現在地を修正したり、目的地を入力したりするためのものであり、前記ディスプレイに設定された画面に画像で表示された操作キー、操作メニュー等の操作スイッチから成る。したがって、操作スイッチを押す(タッチする)ことにより、入力を行うことができる。なお、入力部34として、表示部35と別に配設されたキーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置等を使用することもできる。
【0030】
そして、前記ディスプレイに設定された画面には、操作案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在地から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示される。前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができるほか、フロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用したりすることもできる。
【0031】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音情報、例えば、音声合成装置によって合成された音声から成る案内情報、変速情報等をスピーカから出力する。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報をスピーカから出力することもできる。
【0032】
ところで、有料駐車場を利用する場合、例えば、車両を有料駐車場に入庫する際に駐車票が発券され、車両を有料駐車場から出庫する際に、有料駐車場の管理者、又は自動機械によって運転者に駐車料金が通知され、運転者は通知された駐車料金を支払うようになっているが、運転者に、車両を出庫するまでに駐車料金が通知されないと、駐車料金が通知されてから紙幣、硬貨等を用意することになる。したがって、支払いが終了するまでの時間が長くなってしまうだけでなく、出庫する車両が集中する場合、出庫するまでの時間が長くなってしまう。
【0033】
そこで、車両を出庫するまでに、運転者に駐車料金が通知されるようにしている。
【0034】
次に、有料駐車場に入庫する際の駐車場情報提供装置の動作について説明する。
【0035】
まず、CPU31の図示されない入庫判断処理手段は、前記データ記録部16に記録された施設情報データファイルから有料駐車場についての駐車場情報を読み出し、前記現在地及び駐車場情報に基づいて入庫判断処理を行い、車両が有料駐車場に入庫したかどうかを判断する。前記駐車場情報には、有料駐車場のノード点、有料駐車場の敷地内を区分する各エリアの二つの座標、有料駐車場の種別を表す道路データ(例えば、一般道から有料駐車場への案内路に入ったことを表す道路の種別)、駐車票を発券する発券機のデータ(ノード点、発券機の方向等)等がある。
【0036】
したがって、駐車場情報として各エリアの二つの座標を使用する場合、前記入庫判断処理手段は、一定の距離又は一定の時間ごとに検出される現在地の座標が、各エリアの二つの座標によって想定される矩形の領域外から領域内に進入したことによって、車両が有料駐車場に入庫したと判断する。また、駐車場情報として有料駐車場の種別を表す道路データを使用する場合、前記入庫判断処理手段は、一定の距離又は一定の時間ごとに検出される現在地の座標が、一般道、国道等の道路データ上から有料駐車場の種別を表す道路データ上に移動したことによって、車両が有料駐車場に入庫したと判断する。さらに、駐車票を発券する発券機のデータを使用する場合、前記入庫判断処理手段は、一定の距離又は一定の時間ごとに検出される現在地の座標が、発券機のデータのノード点を通過し、かつ、通過する方向と発券機の方向とが一致することによって、車両が有料駐車場に入庫したと判断する。なお、前記通信部38によって受信された駐車場情報を利用することもできる。
【0037】
続いて、CPU31の図示されない提携施設判定処理手段は、提携施設判定処理を行い、前記駐車場情報に基づいて、前記有料駐車場と提携しているデパート、レストラン等の施設、すなわち、提携施設があるかどうかを判断する。そして、CPU31の図示されない詳細情報通知処理手段は、提携施設がある場合、提携施設に関する詳細情報を取得し、前記ディスプレイに提携施設情報表示画面を設定し、該提携施設情報表示画面に前記詳細情報を表示し、運転者に通知する。前記詳細情報には、提携施設を利用したときの駐車料金の割引き等の情報が含まれる。したがって、運転者は、例えば、近隣に他の有料駐車場がある場合、どの有料駐車場を利用するべきかの判断を行うことができる。
【0038】
続いて、前記CPU31の図示されない料金データテーブル判定処理手段は、料金データテーブル判定処理を行い、前記施設情報データファイルに料金データテーブルがあるかどうかを判断する。そして、料金データテーブルがある場合、前記CPU31の料金データ取得処理手段91は、料金データ取得処理を行い、前記料金データテーブルを料金データとして取得し、料金表示フラグをオンにするとともに、ナビゲーション処理部17に内蔵されているタイマによる計時、又はGPS21を介して取得された時刻に基づいて、入庫時刻を算出し、該入庫時刻を、バックアップメモリとして使用されるRAM32に記録する。同時に、CPU31の図示されない料金データ送信処理手段は、料金データ送信処理を行い、携帯電話等の携帯端末に料金データ及び入庫時刻を送信する。携帯端末の図示されない料金算出補助処理手段は、料金算出補助処理を行い、料金データ及び入庫時刻を受信すると、入庫時刻からの経過時間を算出し、料金データに基づいて駐車料金を算出する。前記料金データ送信処理手段による料金データ送信処理は、車両のエンジンをオフにする前に行われる。
【0039】
なお、前記発券機に料金データ記録装置及び通信装置を配設し、前記料金データ記録装置に記録された料金データテーブルを料金データとして通信装置によってナビゲーション装置14に送信し、前記通信部38によって前記料金データを受信し、前記RAM32に記録することもできる。
【0040】
したがって、運転者は、任意のタイミングで携帯端末を操作することによって、入庫してから携帯端末を操作するタイミングまでの駐車料金を知ることができる。
【0041】
本実施の形態においては、料金データテーブルがある場合、料金データテーブル及び入庫時刻が携帯端末に送信されるようになっているが、それに伴って、CPU31の図示されない表示処理手段は、前記ディスプレイに料金表示画面を設定し、該料金表示画面に有料駐車場の料金体系を表示することもできる。
【0042】
次に、フローチャートについて説明する。なお、この場合、定期的に1〔s〕又は500〔ms〕ごとに処理が行われる。
ステップS1 有料駐車場に入庫したかどうかを判断する。有料駐車場に入庫した場合はステップS2に進み、入庫していない場合は処理を終了する。
ステップS2 提携施設があるかどうかを判断する。提携施設がある場合はステップS3に、ない場合はステップS4に進む。
ステップS3 詳細情報を表示する。
ステップS4 料金データテーブルがあるかどうを判断する。料金データテーブルがある場合はステップS5に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS5 料金表示フラグをオンにし、RAM32に入庫時刻を記録する。
ステップS6 携帯端末に料金データ及び入庫時刻を送信し、処理を終了する。
【0043】
次に、有料駐車場から出庫する際に、エンジンをオンにしたときの駐車場情報提供装置の動作について説明する。
【0044】
まず、CPU31は、料金表示フラグがオンであるかどうかを判断し、料金表示フラグがオンである場合、有料駐車場内であるかどうかを判断する。そして、有料駐車場内である場合、CPU31は、料金データテーブルが有効であるかどうかを判断し、料金データテーブルが有効である場合、CPU31の料金算出処理手段92は、料金算出処理を行い、前記入庫時刻及び取得された料金データに基づいて駐車料金を算出する。
【0045】
なお、エンジンをオンにした後、直ちに発進させた場合のように、ナビゲーション装置14が立ち上がる前に、有料駐車場から出庫することがある。そこで、車両が、有料駐車場外に出た場合、又は発券機から所定の距離だけ離れた場合、CPU31は、料金表示フラグをオフにして処理を終了する。また、料金データテーブルが無効である場合、料金表示フラグをオフにして処理を終了する。
【0046】
このようにして、駐車料金が算出されると、CPU31の駐車料金通知処理手段93は、駐車料金通知処理を行い、前記ディスプレイに料金表示画面を設定し、該料金表示画面に算出された駐車料金を表示し、運転者に通知する。なお、音声出力部37によって、駐車料金を音声で通知することもできる。その後、前記CPU31は、運転者通知フラグをオンにし、処理を終了する。
【0047】
したがって、車両を出庫するまでに、運転者に駐車料金が通知されるので、ゲートに到着するまでに紙幣、硬貨等を用意することができる。その結果、支払いが終了するまでの時間を短くすることができるだけでなく、出庫する車両が集中する場合でも、出庫するまでの時間を短くすることができる。
【0048】
ところで、前記データ記録部16に記録されている料金データテーブルをRAM32に記録する際に、料金データテーブルが壊れる恐れがある。そして、壊れた料金データテーブルを用いて駐車料金が算出されると、誤った駐車料金が算出されて運転者に通知されてしまう。この場合、運転者は、実際に支払うべき料金と通知された料金とが異なり、戸惑ってしまう。ところが、本発明においては、駐車料金が算出される前に、料金データテーブルが壊れていないかどうかを確認することができるので、誤った駐車料金が通知されるのを防止することができる。なお、料金データテーブルが有効であるかどうかの判断は、必ずしも必要ではないので、削除することもできる。
【0049】
次に、図4のフローチャートについて説明する。なお、この場合、ナビゲーション装置14が起動されたときに、一度だけ処理が行われる。
ステップS11 料金表示フラグがオンであるかどうかを判断する。料金表示フラグがオンである場合はステップS12に進み、オンでない(オフである)場合は処理を終了する。
ステップS12 有料駐車場内であるかどうかを判断する。有料駐車場内である場合はステップS13に、有料駐車場内でない場合はステップS14に進む。
ステップS13 料金データテーブルが有効であるかどうかを判断する。料金データテーブルが有効である場合はステップS15に、有効でない(無効である)場合はステップS14に進む。
ステップS14 料金表示フラグをオフにし、処理を終了する。
ステップS15 駐車料金を算出する。
ステップS16 駐車料金を表示し、運転者に通知する。
ステップS17 運転者通知フラグをオンにし、処理を終了する。
【0050】
次に、ナビゲーション装置14が起動された後の駐車場情報提供装置の動作について説明する。
【0051】
まず、CPU31は、運転者通知フラグがオンであるかどうかを判断し、運転者通知フラグがオンである場合、有料駐車場内であるかどうかを再び判断する。そして、有料駐車場内である場合、CPU31は、料金データテーブルが有効であるかどうかを再び判断し、料金データテーブルが有効である場合、料金データテーブルが壊れていないことが分かるので、CPU31の料金算出処理手段92は、料金算出処理を再び行い、前記入庫時刻及び取得された料金データに基づいて駐車料金を算出する。この場合、駐車場を出庫するまでの時間を考慮することもできる。例えば、現在の時刻にあらかじめ設定された所定の余裕時間を加えて出庫予想時間を算出し、該出庫予想時間に基づいて駐車料金を算出することができる。したがって、正確な駐車料金を算出することができる。
【0052】
なお、エンジンをオンにした後、直ちに発進させた場合のように、ナビゲーション装置14が立ち上がる前に、有料駐車場から出庫することがある。そこで、車両が、有料駐車場外に出た場合、又は発券機から所定の距離だけ離れた場合、CPU31は、料金表示フラグ及び運転者通知フラグをオフにして処理を終了する。また、料金データテーブルが無効である場合、料金表示フラグ及び運転者通知フラグをオフにして処理を終了する。このとき、前記料金算出補助処理手段は、料金算出補助処理を行う。
【0053】
続いて、前記CPU31の図示されない比較処理手段は、比較処理を行い、前記料金算出処理手段によって今回算出された駐車料金と前回算出された駐車料金とを比較する。なお、前回算出された駐車料金は、エンジンをオンにしたときに算出された駐車料金だけでなく、エンジンをオンにした後において前回の処理で算出された駐車料金も含む。
【0054】
そして、例えば、エンジンをオンにした後、有料駐車場に長い時間駐車した場合、今回算出された駐車料金と前回算出された駐車料金とが異なると、前記駐車料金通知処理手段93は、駐車料金通知処理を行い、前記ディスプレイに料金表示画面を設定し、該料金表示画面に算出された駐車料金を表示し、運転者に通知する。なお、音声出力部37によって、駐車料金を音声で通知することもできる。
【0055】
次に、図5のフローチャートについて説明する。なお、この場合、定期的に1〔s〕又は500〔ms〕ごとに処理が行われる。
ステップS21 運転者通知フラグがオンであるかどうかを判断する。運転者通知フラグがオンである場合はステップS22に進み、オンでない(オフである)場合は処理を終了する。
ステップS22 有料駐車場内であるかどうかを判断する。有料駐車場内である場合はステップS23に、有料駐車場内でない場合はステップS24に進む。
ステップS23 料金データテーブルが有効であるかどうかを判断する。料金データテーブルが有効である場合はステップS25に、有効でない(無効である)場合はステップS24に進む。
ステップS24 料金表示フラグをオフにするとともに、運転者通知フラグをオフにし、処理を終了する。
ステップS25 駐車料金を算出する。
ステップS26 今回算出された駐車料金と前回算出された駐車料金とが異なるかどうかを判断する。今回算出された駐車料金と前回算出された駐車料金とが異なる場合はステップS27に進み、異ならない(同じである)場合は処理を終了する。
ステップS27 駐車料金を表示し、運転者に通知し、処理を終了する。
【0056】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0057】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、駐車場情報を取得し、現在地及び前記駐車場情報に基づいて、車両が駐車場に入庫したかどうかを判断し、入庫した駐車場と提携している施設があるかどうかを判断し、提携している施設があると判断した場合に、提携している施設に関する詳細情報を取得し、該詳細情報を運転者に通知するので、運転者は入庫した駐車場と提携している施設の情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における駐車場情報提供装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における車両を有料駐車場に入庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における車両を有料駐車場から出庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示す第1のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における車両を有料駐車場から出庫する際の駐車場情報提供装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
17 ナビゲーション処理部
21 GPS
31 CPU
91 料金データ取得処理手段
92 料金算出処理手段
93 駐車料金通知処理手段

Claims (4)

  1. 現在地を検出する現在地検出手段と、駐車場情報が記録されたデータ記録部と、前記駐車場情報を取得し、前記現在地及び前記駐車場情報に基づいて、車両が駐車場に入庫したかどうかを判断する入庫判断処理手段と、車両が駐車場に入庫したと判断した場合に、入庫した駐車場の駐車場情報に基づいて、入庫した駐車場と提携している施設があるかどうかを判断する提携施設判断処理手段と、提携している施設があると判断した場合に、提携している施設に関する詳細情報を取得し、該詳細情報を運転者に通知する詳細情報通知処理手段とを有することを特徴とする駐車場情報提供装置。
  2. 前記詳細情報は、提携している施設を利用したときの駐車料金の割引きの情報である請求項1に記載の駐車場情報提供装置。
  3. 前記駐車場情報は、駐車場を区分するエリアの座標を含み、前記入庫判断処理手段は、現在地がエリア内に進入したことによって車両が入庫したと判断する請求項1に記載の駐車場情報提供装置。
  4. 現在地を検出し、駐車場情報を取得し、前記現在地及び前記駐車場情報に基づいて、車両が駐車場に入庫したかどうかを判断し、車両が駐車場に入庫したと判断した場合に、入庫した駐車場の駐車場情報に基づいて、入庫した駐車場と提携している施設があるかどうかを判断し、提携している施設があると判断した場合に、提携している施設に関する詳細情報を取得し、該詳細情報を運転者に通知することを特徴とする駐車場情報提供方法。
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