JP2008292191A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動手段の判別を適正に行うとともに、電力消費量の低減を好適に図る。
【解決手段】携帯可能なナビゲーション装置100であって、複数種類の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶する地図情報データベース10aと、移動方向に略直交する上下方向の振動を検出する加速度センサ41と、振動の検出結果に基づいて、複数種類の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定して、特定された一の移動手段専用の地図情報を地図情報データベースから選択して、選択された地図情報を表示部2に表示させる処理を行うCPU8とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯可能なナビゲーション装置に関する。
従来、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用して現在位置を測位し、その測位した現在位置を地図情報とともに表示画面上に表示するナビゲーション装置が知られている。
また、近年では、自動車や自動二輪車等の車両に着脱自在に設けられるポータブル型のナビゲーション装置が開発されており、車両から取り外すことにより歩行状態においても使用することができるものも開発されている。
ところで、ポータブル型のナビゲーション装置にあっては、自動車や徒歩といった移動手段を移動速度により判別するものが知られている。また、出発地から目的地までの旅行計画に従い、各種移動手段を自動的に切り換えるナビゲーション装置も開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−249444号公報
しかしながら、移動手段を移動速度により判別する構成の場合、出発前のルート検索時や信号待ちで停止している状態では、ナビゲーション装置本体が移動中でないため移動手段の判別を適正に行うことができないといった問題がある。
さらに、ポータブル型のナビゲーション装置の場合、車両から取り外した状態では、充電池により駆動するため、より長時間の駆動を確保するためには、できる限り電力消費量の低減を図る必要がある。
そこで、本発明の課題は、移動手段の判別を適正に行うことができるとともに、電力消費量の低減を好適に図ることができるナビゲーション装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
現在位置を測位する測位手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、当該地図情報記憶手段に記憶された地図情報と前記測位手段により測位された現在位置を表示する表示手段とを備える携帯可能なナビゲーション装置であって、
前記地図情報記憶手段は、複数種類の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶し、
移動方向に略直交する上下方向の振動を検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段による振動の検出結果に基づいて、前記複数種類の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定する移動手段特定手段と、
前記移動手段特定手段により特定された前記一の移動手段専用の前記地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する地図情報選択手段と、
前記地図情報選択手段により選択された前記地図情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記地図情報記憶手段は、各移動手段毎に縮尺の異なる地図情報を複数記憶し、
移動しているか否かを判定する移動停止判定手段を備え、
前記地図情報選択手段は、前記移動停止判定手段により移動していないと判定された場合に、前記表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する大縮尺地図情報選択手段を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のナビゲーション装置において、
前記地図情報は、地域情報を含み、
所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する道路幅判定手段と、
前記道路幅判定手段により所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、前記地域情報を前記表示手段に表示させる地域情報表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
ここで、地域情報とは、所定地域のより詳細な案内を行うための情報であり、例えば、市町村名、行政区画名、番地名、建物名、施設名、店舗名、公園名、鉄道名、道路名等が挙げられる。
請求項4に記載の発明は、
現在位置を測位する測位手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、当該地図情報記憶手段に記憶された地図情報と前記測位手段により測位された現在位置を表示する表示手段とを備える携帯可能なナビゲーション装置であって、
前記地図情報記憶手段は、複数種類の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶するとともに、各移動手段毎に縮尺の異なる地図情報を複数記憶し、
前記地図情報は、地域情報を含み、
移動方向に略直交する上下方向の振動を検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段による検出結果に基づいて、前記複数種類の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定する移動手段特定手段と、
前記移動手段特定手段により特定された前記一の移動手段専用の前記地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する地図情報選択手段と、
前記地図情報選択手段により選択された前記地図情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する道路幅判定手段と、
前記道路幅判定手段により所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、前記地域情報を前記表示手段に表示させる地域情報表示制御手段と、
移動しているか否かを判定する移動停止判定手段と、を備え、
前記地図情報選択手段は、前記移動停止判定手段により移動していないと判定された場合に、前記表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する大縮尺地図情報選択手段を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、移動方向に略直交する上下方向の振動の検出結果を利用することにより、ナビゲーション装置が移動していない場合にも、移動手段の判別を適正に行うことができる。そして、特定された移動手段専用の地図情報を選択して表示手段に表示することにより、特定された移動手段以外の移動手段用の地図表示やルート案内等に不必要な地図情報を利用することがなくなって、情報処理速度の高速化を図ることができるとともに、電力消費量の低減を好適に図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、ナビゲーション装置が移動していない場合に、表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報、即ち、目的地周辺のより詳細な情報を表示することができ、より商品価値の高いナビゲーション装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、所定の幅よりも狭い道路を移動中に地域情報を表示手段に表示させることにより、現在位置の測位を適正に行うことができない場合が生じても、周辺の詳細な情報をユーザに提供することができ、より商品価値の高いナビゲーション装置を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、移動方向に略直交する上下方向の振動の検出結果を利用することにより、ナビゲーション装置が移動していない場合にも、移動手段の判別を適正に行うことができる。そして、特定された移動手段専用の地図情報を選択して表示手段に表示することにより、特定された移動手段以外の移動手段用の地図表示やルート案内等に不必要な地図情報を利用することがなくなって、情報処理速度の高速化を図ることができるとともに、電力消費量の低減を好適に図ることができる。
また、ナビゲーション装置が移動していない場合に、表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報、即ち、目的地周辺のより詳細な情報を表示することができる。
さらに、所定の幅よりも狭い道路を移動中に地域情報を表示手段に表示させることにより、現在位置の測位を適正に行うことができない場合が生じても、周辺の詳細な情報をユーザに提供することができる。
従って、より商品価値の高いナビゲーション装置を提供することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した好適な一実施形態として例示するナビゲーション装置100の要部構成を示すブロック図である。
本実施形態のナビゲーション装置100は、例えば、自動車等の車両に後付け可能に構成されたポータブル型のカーナビゲーション装置である。
具体的には、図1に示すように、ナビゲーション装置100は、GPSアンテナ1と、表示部2と、操作入力部3と、振動検出部4と、音声出力部5と、計時部6と、電源部7と、CPU(Central Processing Unit)8と、RAM(Random Access Memory)9と、記憶部10等を備えて構成されている。
GPSアンテナ1は、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星から送信されるGPS信号(例えば、アルマナック(概略軌道情報)やエフェメリス(詳細軌道情報)など)を受信して、当該受信したGPS信号をCPU8に出力する。
表示部2は、例えば、液晶表示機器(図示略)等から構成され、CPU8から入力される表示信号に従って、所与の表示処理を行う。
具体的には、表示部2は、表示手段として、CPU8の制御下における測位処理(後述)にて測位された現在位置と記憶部10の地図情報データベース10a(後述)に記憶された地図情報を表示画面(図示略)に表示する。
操作入力部3は、ユーザによる所定操作に基づいて当該ナビゲーション装置100の各種操作の実行指示を入力するためのものであり、例えば、タッチパネル31や、文字/数字キー(図示略)や、各種機能キー(図示略)等を備えている。
タッチパネル31は、表示部2と一体となって設けられ、表示画面に接触するユーザの手やペン等の接触位置を検出する。即ち、タッチパネル31は、例えば、表示画面上或いは表示画面よりも内側に設けられ、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式、静電容量方式等の方式により、表示画面上における接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネル31は、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU8に出力する。
なお、操作入力部3は、例えば、ナビゲーション装置100本体を遠隔操作するためのリモートコントローラ等の外部操作機器を備える構成であっても良い。
振動検出部4は、加速度センサ41を備えている。加速度センサ41は、当該ナビゲーション装置100本体の前後方向、前後方向に略直交する左右方向、前後方向及び左右方向に略直交する上下方向の振動や振幅を検出する。
ここで、加速度センサ41は、移動方向(前後方向及び左右方向)に略直交する上下方向の振動を検出する振動検出手段を構成している。
音声出力部5は、例えば、スピーカ機器(図示略)等を備えて構成され、CPU8から入力される制御信号に従って、所与の音声出力処理を行う。
具体的には、音声出力部5は、CPU8の制御下における測位処理にて測位された現在位置等に関する音声情報に基づいて所定の音声をスピーカ機器から出力する。また、例えば、ユーザ所望の目的地が設定された場合には、音声出力部5は、CPU8の制御下にて、現在位置から目的地までの案内等に関する音声情報に基づいて所定の音声をスピーカ機器から出力する。
計時部6は、CPU8から出力され入力される制御信号に従って現在日時を計時する。
電源部7は、ナビゲーション装置100を構成する各部に電源を供給するためのものであり、例えば、第1電源部71と、第2電源部72等を備えている。
第1電源部71は、例えば、電源コード(図示略)を介してナビゲーション装置100が設置された車両から供給された電源を当該ナビゲーション装置100を構成する各部に供給する。
第2電源部72は、例えば、充電池(図示略)等を内蔵し、所定の場合に、ナビゲーション装置100を構成する各部に電源を供給する。
即ち、例えば、ナビゲーション装置100が車両に設置されている場合には、第1電源部71がナビゲーション装置100を構成する各部に電源を供給し、ナビゲーション装置100が車両から外されている場合には、第2電源部72がナビゲーション装置100を構成する各部に電源を供給する。
CPU8は、記憶部10に記憶されたナビゲーション装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM9は、例えば、CPU8により実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部10は、例えば、ナビゲーション装置100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ等を記憶する。
具体的には、記憶部10は、地図情報データベース10aと、測位プログラム10bと、音声出力制御プログラム10cと、移動手段特定プログラム10dと、移動停止判定プログラム10eと、地図情報選択プログラム10fと、表示制御プログラム10gと、道路幅判定プログラム10hと、地域情報表示制御プログラム10i等を記憶している。
地図情報データベース10aは、例えば、地図情報記憶手段として、所定の地域内(例えば、日本全土)を表現したナビゲーション用の道路地図に関する地図情報を記憶する。
具体的には、地図情報データベース10aは、図2に示すように、自動車、自動二輪車、徒歩といった複数の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶している。即ち、例えば、自動車や自動二輪車専用の地図情報の場合、一方通行や工事情報等の交通規制や速度規制等を考慮した地図情報となっており、徒歩の場合には、歩道橋や、立体交差の下側の道路と上側の道路を繋ぐ階段、一方通行の逆行等を考慮した地図情報となっている。
また、地図情報データベース10aは、各移動手段毎に、広域図(例えば、全国単位の地図情報)・中域図(例えば、各地方単位の地図情報)・詳細図(例えば、各市町村単位や、各地域単位の地図情報)等の縮尺の異なる複数階層の地図情報を記憶している。
ここで、地図情報は、例えば、都道府県、市町村、行政区画、番地等の住所情報や、建物、施設、店舗、公園、鉄道に関する情報、地形情報、道路情報、道路幅情報等を含んでいる。このうち、市町村名、行政区画名、番地名、建物名、施設名、店舗名、公園名、鉄道名、道路名等の地域のより詳細な案内に係る地域情報は、地域情報表示処理(後述)にて表示部2に優先的に表示されるものである。
測位プログラム10bは、CPU8を測位手段として機能させるものである。即ち、測位プログラム10bは、例えば、GPSアンテナ1により受信され出力されたGPS信号に基づいて、ナビゲーション装置100が設置されている車両の絶対的な2次元の現在位置(緯度、経度)を測位する測位処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
音声出力制御プログラム10cは、測位処理にて測位された現在位置等に関する音声情報や現在位置から目的地までの移動案内等に関する音声情報に基づいて、所定の音声を音声出力部5から出力させる音声出力処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
移動手段特定プログラム10dは、CPU8を移動手段特定手段として機能させるものである。即ち、移動手段特定プログラム10dは、加速度センサ41による上下方向の振動の検出結果に基づいて、複数の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定する移動手段特定処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による移動手段特定プログラム10dの実行に基づいて、加速度センサ41により検出された上下方向の振動や振幅、例えば、自動車であればエンジンをかけた状態で小刻みの振幅の小さい振動や、徒歩であれば周期が長く振幅の大きい振動に従って、一の移動手段の種類を特定する。
移動停止判定プログラム10eは、CPU8を移動停止判定手段として機能させるものである。即ち、移動停止判定プログラム10eは、当該ナビゲーション装置100が移動しているか否かを判定する移動停止判定処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による移動停止判定プログラム10eの実行に基づいて、加速度センサ41により検出された前後方向、左右方向及び上下方向の振動や振幅、例えば、移動していない停止中であれば前後方向や左右方向の振動が小さくなり、上下方向の振動がより大きくなることに基づいて、当該ナビゲーション装置100が移動しているか否かを判定する。
地図情報選択プログラム10fは、CPU8を地図情報選択手段として機能させるものである。即ち、地図情報選択プログラム10fは、移動手段特定処理にて特定された一の移動手段専用の地図情報を地図情報データベース10aから選択する地図情報選択処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による地図情報選択プログラム10fの実行に基づいて、移動停止判定処理にて移動していないと判定された場合に、表示部2に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報、例えば、最も縮尺の大きい地図情報を地図情報データベース10aから選択する処理を行う。
ここで、CPU8は、大縮尺地図情報選択手段として機能する。
表示制御プログラム10gは、CPU8を表示制御手段として機能させるものである。即ち、表示制御プログラム10gは、地図情報選択処理にて地図情報データベース10aから選択された地図情報を表示部2に表示させる表示処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による表示制御プログラム10gの実行に基づいて、地図情報選択処理にて選択された地図情報と、測位処理にて測位された現在位置を表示部2に表示させる。
また、表示処理にあっては、CPU8による表示制御プログラム10gの実行に基づいて、所定時間内のナビゲーション装置100の移動軌跡と道路の形状を比較判定して、当該ナビゲーション装置100が道路上からずれていると判定された場合に、ナビゲーション装置100の位置を補正して道路上に配置させるマップマッチングを行うようになっている。
道路幅判定プログラム10hは、CPU8を道路幅判定手段として機能させるものである。即ち、道路幅判定プログラム10hは、所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する道路幅判定処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による道路幅判定プログラム10hの実行に基づいて、地図情報データベース10aに記憶されている地図情報の道路幅情報に基づいて、移動中の道路の幅を特定して、当該道路の幅が所定の幅よりも狭いか否かを判定する。
地域情報表示制御プログラム10iは、CPU8を地域情報表示制御手段として機能させるものである。即ち、地域情報表示制御プログラム10iは、道路幅判定処理にて所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、地域情報を表示部2に表示させる地域情報表示処理に係る機能をCPU8に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU8による地域情報表示制御プログラム10iの実行に基づいて、道路幅判定処理にて所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、市町村名、行政区画名、番地名、建物名、施設名、店舗名、公園名、鉄道名、道路名等のより詳細な地域情報を表示部2に表示させる。
次に、CPU8の制御下におけるルート案内処理について図3を参照して説明する。
ここで、図3は、ルート案内処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、先ず、ユーザによる操作入力部3の所定操作に基づいてナビゲーション装置100の電源がONされると、CPU8は、記憶部10から移動手段特定プログラム10dを読み出して実行して、加速度センサ41による上下方向の振動の検出結果に基づいて、一の移動手段を特定する(ステップS1)。続けて、CPU8は、記憶部10から地図情報選択プログラム10fを読み出して実行して、特定された一の移動手段専用の地図情報を地図情報データベース10aから選択する(ステップS2)。そして、CPU8は、記憶部10から表示制御プログラム10gを読み出して実行して、地図情報データベース10aから選択された地図情報と測位プログラム10aの実行による測位処理にて測位された現在位置を表示部2に表示させる(ステップS3)。
そして、ユーザ所望の目的地が設定されて、当該ナビゲーション装置100が所定方向に移動を開始すると(ステップS4)、CPU8は、記憶部10から道路幅判定プログラム10hを読み出して実行して、所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定されると(ステップS5;YES)、CPU8は、記憶部10から地域情報表示制御プログラム10iを読み出して実行して、より詳細な地域情報を表示部2に表示させる(ステップS6)。
一方、ステップS5にて、所定の幅よりも狭い道路を移動中ではないと判定されると(ステップS5;NO)、CPU8は、記憶部10から移動停止判定プログラム10eを読み出して実行して、当該ナビゲーション装置100が移動中であるか停止中であるかを判定する(ステップS7)。
ここで、停止中であると判定されると(ステップS7;停止中)、CPU8は、記憶部10から地図情報選択プログラム10fを読み出して実行して、最も縮尺の大きい地図情報を地図情報データベース10aから選択して(ステップS8)、その後、記憶部10から表示制御プログラム10gを読み出して実行して、地図情報データベース10aから選択された最も縮尺の大きい地図情報と測位処理にて測位された現在位置を表示部2に表示させる(ステップS9)。
なお、ステップS7にて、移動中であると判定されると(ステップS7;移動中)、CPU8は、ステップS5の処理の実行を制御する。
以上のように、本実施形態のナビゲーション装置100によれば、加速度センサ41により検出された上下方向の振動の検出結果を利用することにより、出発前のルート検索時や信号待ちで停止している状態等のナビゲーション装置100が移動していない場合にも、移動手段の判別を適正に行うことができる。これにより、ユーザ自らが移動手段の設定を行う必要がなくなって、装置の操作に不慣れなユーザであっても当該ナビゲーション装置100の使用を好適に行うことができる。また、例えば、一方通行や歩道橋といった移動手段の種類によって通行可能や不可能な道路の判別を適正に行うことができ、適正なルート案内を行うことができる。
そして、特定された移動手段専用の地図情報を地図情報データベース10aから選択して表示部2に表示することにより、特定された移動手段以外の移動手段用の地図表示やルート案内等に不必要な地図情報を利用することがなくなって、情報処理速度の高速化を図ることができるとともに、電力消費量の低減を好適に図ることができる。即ち、第2電源部72がナビゲーション装置100を構成する各部に電源を供給している状態にて、電力消費量の低減をより好適に図ることができ、より長時間連続して使用することができる。
また、ナビゲーション装置100が移動していない停止中である場合には、表示部2に最も縮尺の大きい地図情報、即ち、目的地周辺のより詳細な情報を表示することができることとなって、ユーザは目的地周辺の状況をより適正に認識することができる。これによって、より商品価値の高いナビゲーション装置100を提供することができる。
さらに、所定の幅よりも狭い道路を移動中に地域情報を表示部2に表示させることにより、現在位置の測位を適正に行うことができなかったりマップマッチングを適正に行うことができない場合が生じても、周辺の詳細な情報をユーザに提供することができ、ユーザは周辺の詳細な状況をより適正に認識することができる。これによって、より商品価値の高いナビゲーション装置100を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、ナビゲーション装置100が移動していない場合に、表示部2に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報を地図情報データベース10aから選択するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、ナビゲーション装置100が移動していない場合であっても、表示部2に表示されている地図情報を切り換えることなく、当該地図情報の表示を維持するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、所定の幅よりも狭い道路を移動中である場合に、表示部2に地域情報を表示させるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、所定の幅よりも狭い道路を移動中である場合であっても、表示部2に表示されている地図情報を切り換えることなく、当該地図情報の表示を維持するようにしても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、移動手段の種類に応じて地図情報の縮尺を変更するようにしても良い。即ち、自動車や自動二輪車や徒歩等の移動手段の移動速度を考慮して、ユーザが最も見易い速度で地図情報がスクロール表示されるように縮尺を変更しても良い。
また、上記実施形態にあっては、ナビゲーション装置100の構成等は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。
加えて、上記実施形態では、測位手段、移動手段特定手段、地図情報選択手段、表示制御手段、移動停止判定手段、大縮尺地図情報選択手段、道路幅判定手段、地域情報表示制御手段としての機能を、CPU8によって、所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
本発明を適用した好適な一実施形態として例示するナビゲーション装置の要部構成を示すブロック図である。 図1のナビゲーション装置に記憶されている地図情報データベースの構造を模式的に示す図である。 図1のナビゲーション装置によるルート案内処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ナビゲーション装置(電子機器)
2 表示部(表示手段)
4 振動検出部
41 加速度センサ(振動検出手段)
7 電源部
8 CPU(測位手段、移動手段特定手段、地図情報選択手段、表示制御手段、移動停止判定手段、大縮尺地図情報選択手段、道路幅判定手段、地域情報表示制御手段)
10 記憶部
10a 地図情報データベース(地図情報記憶手段)

Claims (4)

  1. 現在位置を測位する測位手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、当該地図情報記憶手段に記憶された地図情報と前記測位手段により測位された現在位置を表示する表示手段とを備える携帯可能なナビゲーション装置であって、
    前記地図情報記憶手段は、複数種類の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶し、
    移動方向に略直交する上下方向の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段による振動の検出結果に基づいて、前記複数種類の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定する移動手段特定手段と、
    前記移動手段特定手段により特定された前記一の移動手段専用の前記地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する地図情報選択手段と、
    前記地図情報選択手段により選択された前記地図情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記地図情報記憶手段は、各移動手段毎に縮尺の異なる地図情報を複数記憶し、
    移動しているか否かを判定する移動停止判定手段を備え、
    前記地図情報選択手段は、前記移動停止判定手段により移動していないと判定された場合に、前記表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する大縮尺地図情報選択手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記地図情報は、地域情報を含み、
    所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する道路幅判定手段と、
    前記道路幅判定手段により所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、前記地域情報を前記表示手段に表示させる地域情報表示制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 現在位置を測位する測位手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、当該地図情報記憶手段に記憶された地図情報と前記測位手段により測位された現在位置を表示する表示手段とを備える携帯可能なナビゲーション装置であって、
    前記地図情報記憶手段は、複数種類の移動手段の各々の専用の地図情報を複数記憶するとともに、各移動手段毎に縮尺の異なる地図情報を複数記憶し、
    前記地図情報は、地域情報を含み、
    移動方向に略直交する上下方向の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段による検出結果に基づいて、前記複数種類の移動手段のうち、何れか一の移動手段を特定する移動手段特定手段と、
    前記移動手段特定手段により特定された前記一の移動手段専用の前記地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する地図情報選択手段と、
    前記地図情報選択手段により選択された前記地図情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    所定の幅よりも狭い道路を移動中であるか否かを判定する道路幅判定手段と、
    前記道路幅判定手段により所定の幅よりも狭い道路を移動中であると判定された場合に、前記地域情報を前記表示手段に表示させる地域情報表示制御手段と、
    移動しているか否かを判定する移動停止判定手段と、を備え、
    前記地図情報選択手段は、前記移動停止判定手段により移動していないと判定された場合に、前記表示手段に表示されている地図情報よりも縮尺の大きい地図情報を前記地図情報記憶手段から選択する大縮尺地図情報選択手段を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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