JP2014122837A - 情報共有システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末間で情報を供給する技術を提供する。
【解決手段】一の端末と他の端末との間で、特定の位置に関する位置情報を共有する情報共有システムであって、他の端末の使用者の属性情報を保持する情報保持部と、スケジュールに関するスケジュール情報と、スケジュールに関連する位置を示す位置情報とを、一の端末から取得して登録する登録部と、他の端末の使用者の属性情報に基づいて、スケジュール情報から、他の端末に送信すべき送信スケジュール情報を特定するスケジュール特定部と、属性情報に基づいて、他の端末で提示可能な地図の提示形態を決定する提示形態決定部と、特定された送信スケジュール情報と、決定した提示形態の地図を用いて表した位置情報とを、他の端末に送信する送信部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、端末間で情報を共有する技術に関するものである。
従来、端末に反映された種々の情報に応じて、地図やナビゲーション画像など、端末に表示させる地図を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、端末が車両に搭載されて使用される場合と、持ち歩いて使用される場合とによって、表示する地図の範囲を変更する技術が記載されている。
特開2002-31538号公報
しかし、上記特許文献1の技術は、端末が異なる場合には、一の端末に表示される地図を用いて表現された情報を、他の端末と共有できない場合があると言った問題が指摘されていた。このような問題は、地図に関する情報に限らず種々の情報に関して共通する問題であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一つ以上を解決するためにされたものであり、以下の形態として実現することができる。
(1)本発明の一形態によれば、一の端末と他の端末との間で、特定の位置に関する位置情報を共有する情報共有システムが提供される。この情報共有システムは、前記他の端末の使用者の属性情報を保持する情報保持部と;スケジュールに関するスケジュール情報と、前記スケジュールに関連する位置を示す位置情報とを、前記一の端末から取得して登録する登録部と;前記他の端末の使用者の属性情報に基づいて、前記スケジュール情報から、前記他の端末に送信すべき送信スケジュール情報を特定するスケジュール特定部と;前記属性情報に基づいて、前記他の端末で提示可能な地図の提示形態を決定する提示形態決定部と;特定された前記送信スケジュール情報と、前記決定した提示形態の地図を用いて表した位置情報とを、前記他の端末に送信する送信部と;を備える。この形態の情報共有システムによれば、端末間で属性情報が異なっていても、端末間でスケジュール情報と位置情報とを共有することができる。本発明の一形態においては、「地図の提示形態」とは、地図上に表示する注記など地図上に表示される表示対象の形態を含むことは勿論のこと、地図の種類や、態様、出力形式も含む概念である。
(2)上記形態の情報共有システムにおいて、前記属性情報は、所定の地図情報提供サービスへの会員登録の有無に関する情報を含み;前記提示形態決定部は、前記他の端末の使用者が前記会員登録をしている場合には、前記提示形態を前記会員専用の提示形態に決定し、前記他の端末の使用者が前記会員登録をしていない場合には、前記提示形態を非会員が利用可能な提示形態に決定するとしてもよい。この形態の情報共有システムによれば、地図情報提供サービスへの会員登録をしている使用者の端末と、非会員の使用者の端末との間で、位置情報を共有することができる。
(3)上記形態の情報共有システムにおいて、さらに;前記各端末が前記位置情報を出力する性能に関する出力性能情報を取得する出力性能情報取得部を備え;前記提示形態決定部は、前記属性情報に加え、更に前記出力性能情報に基づいて、前記提示形態を決定する;としてもよい。この形態の情報共有システムによれば、各端末間で出力性能情報が異なっている場合でも、位置情報を共有することができる。
(4)上記形態の情報共有システムにおいて、さらに;前記各端末の使用者が前記位置情報を利用する際の移動手段に関する移動手段情報を取得する移動手段情報取得部と備え;前記提示形態決定部は、前記属性情報に加え、更に前記移動手段情報に基づいて、前記提示形態を決定する;としてもよい。この形態の情報共有システムによれば、各端末間で移動手段情報が異なっている場合でも、位置情報を共有することができる。
(5)上記形態の情報共有システムにおいて、前記位置情報は、前記一の端末または前記他の端末の使用者の移動経路に関する情報を含むものとしてもよい。この形態の情報共有システムによれば、位置情報としての移動経路を端末間で共有することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、情報共有方法、情報共有装置、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションシステム、スケジュール管理装置、スケジュール管理方法、スケジュール管理システム、その装置、方法、システムを実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
情報共有システム10の構成を示す説明図である。 サーバ20の概略構成を示すブロック図である。 属性情報のデータ構造を示す説明図である。 スケジュール情報のデータ構造を示す説明図である。 第1携帯端末30、第2携帯端末60を示すブロック図である。 スケジュール登録処理の流れを示すフローチャートである。 スケジュール取得処理の流れを示すフローチャートである。 端末情報について説明する説明図である。 第2携帯端末60に表示するスケジュール情報と提示用位置情報の一例を示す説明図である。 提示用位置情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を実施形態に基づいて説明する。
A.第1実施形態:
(A1)システム構成:
図1は、本願発明の第1実施形態としての情報共有システム10の構成を説明する説明図である。情報共有システム10は、異なる端末間で、スケジュールに関する情報(以下、スケジュール情報とも言う)と、スケジュールに関連する特定の位置に関する情報(以下、位置情報とも言う)とを共有するためのシステムである。本実施形態における情報共有システム10においては、所定の作業(例えば建築作業)を行う作業員ユーザUB〜UFのスケジュール管理を行うユーザUAが、第1携帯端末30を用いて、スケジュール情報および位置情報を登録する。そして、作業員であるユーザUB〜UFが、各々の端末を介してスケジュール情報および位置情報共有する。なお、各端末の構成や処理の内容については、ユーザUAの使用する第1携帯端末30とユーザUBの使用する第2携帯端末60について説明する。ユーザUC〜UFが使用する端末の構成や処理の内容は、ユーザUBの第2携帯端末60と同様であるので説明は省略する。
図示するように、情報共有システム10は、サーバ20と、ユーザUAが使用する第1携帯端末30と、ユーザUBが使用する第2携帯端末60と、ユーザUC〜UFが使用する各端末とを備える。サーバ20と第1携帯端末30と第2携帯端末60とは、互いにインターネットINTによって接続可能である。サーバ20は有線によってインターネットINTに接続されている。第1携帯端末30および第2携帯端末60は、それぞれ、基地局BS1および基地局BS2を介して無線によってインターネットINTに接続可能である。また、本実施形態においては、サーバ20と第1携帯端末30と第2携帯端末60とはインターネットによって接続されているが、それに限らず、イントラネットなど他の広域ネットワークを採用することもできる。
サーバ20は、所定の地図情報を提供するサービス(地図情報提供サービス)を行うサーバである。サーバ20は、地図情報提供サービスに登録した会員に対して、会員専用の地図情報(以下、専用地図データDT1とも呼ぶ)を提供する。専用地図データDT1としては、例えば、地図情報提供サービスが独自に調査・作成した住宅地図、道路地図、防災非難経路地図、その他、店舗や道の駅などの特定の地物に特化してデータ収集を行って作成した地図など、種々の地図データを採用することができる。また、サーバ20は、地図情報提供サービスに加えて、複数の端末間でスケジュールの共有を行うことができるサービス(スケジュール共有サービス)も提供する。スケジュール共有サービスは、地図情報提供サービスの会員以外(非会員)も利用することができる。
第1携帯端末30は、インターネットの利用や、種々のアプリケーションを実行可能な携帯電話(所謂スマートフォン)である。本実施形態では、第1携帯端末30は、地図情報提供サービスの会員(以下、単に会員とも呼ぶ)であるユーザUAが使用する端末である。会員であるユーザUAには、地図情報提供サービスから会員IDが付与される。第1携帯端末30は、会員IDを記憶しており、会員IDを用いた認証によって、サーバ20から専用地図データDT1を取得し、専用地図を利用することができる。ユーザUAは、第1携帯端末30に表示された専用地図を利用して、POI情報などの特定の位置に関する情報を取得したり、経路情報を探索することができる。また、第1携帯端末30は、会員IDを用いた認証によって、他の端末と共有したいスケジュールをサーバ20に登録することができる。
第2携帯端末60も、第1携帯端末30と同様、インターネットの利用や、種々のアプリケーションを実行可能なスマートフォンである。第2携帯端末60は作業員であるユーザUBが使用する端末である。ユーザUBは、地図情報提供サービスの会員ではない(非会員)。従って、ユーザUBは、地図情報提供サービスが提供する専用地図データDT1を利用することはできない。情報共有システム10は、ユーザUAが登録したスケジュール情報を他のユーザと共有すると供に、専用地図を用いてユーザUAが取り扱った位置情報を、専用地図を利用できない第2携帯端末60のユーザUBが利用可能とするシステムである。
次に、情報共有システム10を構成する各機器について説明する。図2は、サーバ20の概略構成を説明するブロック図である。サーバ20は、通信部21と、制御部22と、記憶部23とを備える。サーバ20は、その内部に、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等のデバイスを備え、所定のプログラムを実行することにより、通信部21、制御部22、記憶部23として機能する。
制御部22は、サーバ20全体の動作を制御する。通信部21は、インターネットINTを介して第1携帯端末30および第2携帯端末60と通信を行う。記憶部23は、地図データベース24(地図DB24)と、属性情報データベース25(属性情報DB25)と、スケジュール情報データベース26(スケジュール情報DB26)とを備える。地図データベース24には、地図情報提供サービスの会員に提供される専用地図データDT1が格納されている。属性情報データベース25には、地図情報提供サービスおよびスケジュール共有サービスを利用する利用者の属性情報が記憶されている。スケジュール情報データベース26には、スケジュール共有サービスの利用者が共有するスケジュールが記憶されている。
図3は、属性情報データベース25に記憶されている属性情報のデータ構造を説明する説明図である。属性情報には、地図情報提供サービスおよびスケジュール共有サービスを利用するユーザUA〜UFの「住所」、「端末ID」、「パスワード」、地図情報提供サービスの会員ID(以下、単に「会員ID」とも呼ぶ)、各ユーザの「担当業務」が記憶されている。これらの属性情報のうち、「住所」、「端末ID」、「パスワード」、「担当業務」は、各ユーザUA〜UFが、各々が使用する端末を介してサーバ20に登録をする。
端末IDおよびパスワードは、各ユーザが任意に設定可能である。「会員ID」は、地図情報提供サービスの会員であるユーザUA、ユーザUC、ユーザUD、ユーザUEに対してサーバ20から付与されており、サーバ20が会員IDの付与と同時に属性情報に各々の会員IDの登録を行う。ユーザUBとユーザUFは地図情報提供サービスの会員ではない。よって、図示するように、属性情報の「会員ID」の欄は空欄を示す「NUL」と登録される。属性情報は、属性情報DB25に記憶されているものの他に、端末に記憶されているものがある。端末に記憶されているものについては、後で説明する。
制御部22は、インターネットINTを介して所定の端末からのアクセスがあると、端末に記録されている会員IDを取得する。そして、属性情報データベース25に登録されている会員IDとの間で照合を行い、端末を使用するユーザが地図情報提供サービスの会員であるかの認証を行う。制御部22は、認証に成功した場合には、端末からの要求に応じて地図データベース24に格納されている所定の専用地図データDT1の提供を行う。
図4は、スケジュール情報データベース26に記憶されているスケジュール情報のデータ構造を説明する説明図である。スケジュール情報は、ユーザUAが、第1携帯端末30を介してサーバ20に登録したユーザUB〜UFの業務スケジュールである。スケジュール情報には、ユーザUB〜UFの業務スケジュールとして、「日時」、「場所」、「立ち寄り地点」、「担当業務」が記憶されている。例えば、ユーザUBのスケジュールとして、所定の日時に資材置き場を経由してから作業場所であるP1に来て、担当業務である基礎工事を行う旨が記録されている。スケジュール情報の「場所」と「立ち寄り地点」には、地名やユーザ間で慣用的に用いられている名称が記録されていると共に、その地点の座標が記録されている。「場所」と「立ち寄り地点」の座標の登録は、後に説明する所定の処理によって行われる。
図5は、第1携帯端末30および第2携帯端末60の概略構成を説明するブロック図である。第1携帯端末30と第2携帯端末60とは、ハードウェアの構成は同様であるので、一つの図によって説明する。また、図中の括弧内の符号は、第2携帯端末60が備える構成に対応する符号である。本説明では第1携帯端末30によって構成を説明する。図示するように、第1携帯端末30は、主制御部32を中心に構成され、通信部42、通信制御部44、タッチパネル46、表示部48、音声出力部52、GPS受信機54、加速度センサ56が接続されている。主制御部32は、CPU34と、RAM36と、メモリ38とを備える。主制御部32は、第1携帯端末30の全体の動作を制御する。メモリ38はフラッシュメモリ(フラッシュROM)である。メモリ38には、地図情報提供サービスの会員IDと、サーバ20から専用地図を取得するためプログラム(専用地図取得プログラム)と、スケジュールをサーバ20に登録するためのスケジュール登録プログラムとが記憶されている。なお、ユーザUBが使用する第2携帯端末60には会員IDおよび専用地図取得プログラムは記憶されていない。
通信部42は、基地局BS1(第2携帯端末60の場合は基地局BS2)との間でデータ通信もしくは音声通信を行うための回路である。通信部42は、基地局BS1を介してサーバ20にアクセスを行うことができる。通信制御部44は、音声通話のための着信や呼び出し、音声信号と電気信号の変換などを行う回路である。第1携帯端末30は、通信部42と通信制御部44とを備えることにより電話としても動作する。
音声出力部52は、第1携帯端末30が備える種々のアプリケーションを実行時に、ユーザに向けて音声を出力する。GPS受信機54は、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)を構成する人工衛星から送信された電波を受信することによって、第1携帯端末30の現在位置の座標(経度・緯度)を取得するための装置である。加速度センサ56は、第1携帯端末30の加速度を検知するセンサである。主制御部32は、加速度センサ56が検出した加速度から、第1携帯端末30の向きや、速度、移動距離を算出し、第1携帯端末30が備える種々のアプリケーションに用いる。本実施形態においては、第2携帯端末60の主制御部62が、加速度センサ86によって検知した加速度に基づいて、ユーザUBの移動手段の検出を行う。以上説明した構成によって、情報共有システム10は情報共有処理を行う。
(A2)情報共有処理:
次に、情報共有システム10が行う情報共有処理について説明する。本実施形態の情報共有処理は、第1携帯端末30と第2携帯端末60との間で、スケジュール情報とスケジュールに関連する位置情報とを共有する処理である。スケジュールに関連する位置情報は、本実施形態においては、スケジュール情報に登録されている「場所」と「立ち寄り地点」である。情報共有処理は、サーバ20と第1携帯端末30との間で行われるスケジュール登録処理と、サーバ20と第2携帯端末60との間で行われるスケジュール取得処理とによって構成される。
図6は、スケジュール登録処理の流れについて説明するフローチャートである。スケジュール登録処理は、ユーザUAが第1携帯端末30のメモリ38に記憶されているスケジュール登録プログラムを起動することによって開始される。スケジュール登録プログラムは、第1携帯端末30が備えるアプリケーションの一つとして起動される。
スケジュール登録処理が開始されると、主制御部32(第1携帯端末30)は、スケジュールを登録するための画面を表示部48に表示する(ステップS102)。そして、主制御部32は、ユーザUAがタッチパネル46を用いて入力したユーザUBのスケジュール情報をRAM66に記憶する(ステップS104)。具体的には、ユーザUAは、ユーザUBの端末ID、作業の「日時」、「場所」、「担当業務」、「立ち寄り地点」の入力を行い、主制御部32はそれらの情報を記憶する。UAによって入力されたユーザUBの端末IDは、サーバ20の属性情報に記録されている複数の利用者の内、誰のスケジュールであるかをサーバ20が特定する際に用いられる。
ユーザUAが、スケジュールとして「場所」または「立ち寄り地点」を登録(地点登録)する場合には(ステップS106:YES)、主制御部32は、専用地図データDT1を、サーバ20に対して要求する(ステップS108)。この際、第1携帯端末30は、専用地図データDT1の要求と共に、ユーザUAの会員IDを含む第1携帯端末30の端末情報をサーバ20に送信する。端末情報とは、第1携帯端末30に反映された種々の情報である。第1携帯端末30がサーバ20に送信する端末情報には、第1携帯端末30の表示部48の大きさや画素数に関する情報など、出力性能(スペック)に関する出力性能情報が含まれる。端末情報については、後で詳しく説明する。
制御部22(サーバ20)は、第1携帯端末30から専用地図データの要求を受信すると、当該要求と同時に受信したユーザUAの会員IDを用いてユーザUAが地図情報提供サービスの会員であることの認証を行う(ステップS202)。具体的には、制御部22は、ユーザUAの会員IDが属性情報データベース25に登録されているか照合を行う。
認証が成功すると、制御部22は、第1携帯端末30が指定した範囲の専用地図データDT1を地図データベース24から読み込み、第1携帯端末30に送信する(ステップS204)。具体的には、制御部22は、第1携帯端末30から取得した出力性能情報に基づいて、第1携帯端末30の表示部48の大きさ、解像度に適合した専用地図データDT1に変換することによって、ユーザUAに提示する専用地図の形態の最適化を行う。そして、形態の最適化を行った専用地図データDT1を、第1携帯端末30に送信する。なお、上述した認証において、仮に、第1携帯端末30が送信した会員IDが属性情報データベース25に登録されておらず認証に失敗した場合には、会員IDが異なる旨の通知や、会員の再登録の要求を、第1携帯端末30を介してユーザUAに通知するとしてもよい。
主制御部32(第1携帯端末30)は、サーバ20から専用地図データDT1を受信すると、専用地図データDT1に基づく地図画像(専用地図)を表示部48に表示する(ステップS110)。主制御部32は、ユーザUAが行うタッチパネル46の操作に応じて、専用地図の拡大縮小や、スクロールなど、表示部48に表示している専用地図の領域の変更を行う。
その後、ユーザUAが表示部48に表示された専用地図上の特定の位置を指定することによって、ユーザUBのスケジュールの「場所」と「立ち寄り地点」とを特定する。主制御部32は、ユーザUAが特定した位置に対応する地図上の座標を、「場所」、「立ち寄り地点」の位置情報としてメモリ38に記憶する(ステップS112)。また、本実施形態においては、ユーザUAが指定する特定の位置は、「場所」や「立ち寄り地点」といった特定の地点(点)であるが、それに限らず、広さを有する特定の領域であってもよいし、特定の経路であってもよい。例えば、ユーザUAがタッチパネル46を操作することによって、専用地図上の特定の領域(例えば「作業領域」)を指定した場合には、第1携帯端末30は、ユーザUAが指定した領域を位置情報として記憶するとしてもよい。また、ユーザUAが、タッチパネル46を操作することによって、専用地図上に特定の経路を描画した場合には、第1携帯端末30は、ユーザUAが描画した経路を位置情報として記憶するとしてもよい。その他、第1携帯端末30は、ユーザUAが予め検索したPOI情報の位置を位置情報として記憶するとしてもよい。
ステップS104〜ステップS112までの処理によって、主制御部32は、ユーザUBのスケジュール情報および位置情報(「場所」「立ち寄り地点」の座標)を記憶したこととなる。ユーザUAが、続けてユーザUC〜UFに関するスケジュールを登録する場合には、表示部48に表示されているスケジュール入力を継続する旨のアイコン(「入力継続アイコン」(図示省略))を操作する。一方、ユーザUAがユーザUBのみのスケジュールを登録する場合には、表示部48に表示されているスケジュール登録用のアイコン(「スケジュール登録アイコン」(図示省略))を操作する。
ユーザUAがスケジュール入力を継続する旨のアイコンを操作すると(ステップS114:YES)、主制御部32は、ステップS102〜ステップS112の処理を繰り返し行う。すなわち、ユーザUAがユーザUC〜UFに関するスケジュールを登録するために、主制御部32は、ステップS102〜ステップS112の処理を行う。一方、ユーザUAがスケジュール登録アイコンを操作すると(ステップS114:NO)、主制御部32は、専用URL生成要求をサーバ20に送信する(ステップS116)。このとき、主制御部32は、RAM36に記憶したユーザUAの会員IDと、各ユーザUB〜UFのスケジュール情報と、位置情報とを、専用URL生成要求と共にサーバ20に送信する。専用URLについては、後で説明をする。
制御部22(サーバ20)は、第1携帯端末30から専用URLの生成要求を受信すると、同時に受信した会員IDを用いて認証を行った後(ステップS206)、各ユーザUB〜UFのスケジュール情報と位置情報とを、スケジュール情報データベース26に記憶する(ステップS208)。具体的には、制御部22は、図4で説明した内容をスケジュール情報データベース26に記憶する。その後、制御部22は、記憶したスケジュール情報と位置情報とに対応付けした専用URLを生成する(ステップS210)。専用URLは、サーバ20にアクセス可能なドメイン名と、記憶したスケジュール情報と位置情報とに対応付けしたディレクトリ名とを含む。すなわち、当該専用URLを用いた他の端末からのアクセスが、そのスケジュール情報と位置情報へのアクセスであることが一意に特定可能な構成として、専用URLは生成される。制御部22は、このような専用URLを生成後、専用URLを第1携帯端末30に送信する(ステップS212)。
主制御部32(第1携帯端末30)は、サーバ20から専用URLを受信するとメモリ38に記憶する(ステップS118)。具体的には、主制御部32は、受信した専用URLを、表示部48に表示しているスケジュール登録プログラムの実行画面上にテキスト形式で表示する。そして、ユーザUAがタッチパネル46によって専用URLのテキストをコピーする操作を行うことにより、主制御部32は専用URLをメモリ38に記憶する。
その後、主制御部32は、ユーザUAの操作によって、メーラーを起動し、テキスト形式の専用URLが添付されたメールを、ユーザUBが使用する第2携帯端末60(ユーザUB)および他のユーザUC〜UFが使用する端末に送信する(ステップS120)。このようにしてスケジュール登録処理は行われる。
次に、サーバ20と第2携帯端末60との間で行われるスケジュール取得処理について説明する。図7は、スケジュール取得処理の流れを示すフローチャートである。スケジュール取得処理は、スケジュール登録処理として第1携帯端末30から送信されたメールを第2携帯端末60が受信することによって開始される。第2携帯端末60は、専用URLが添付されたメールを受信すると(ステップS302)、ユーザUBのタッチパネル操作によって、プラウザを介して専用URLにアクセスする(ステップS304)。
サーバ20は、第2携帯端末60からのアクセスがあると、第2携帯端末60に対し端末IDとパスワードとを要求する(ステップS402)。第2携帯端末60の主制御部62は、サーバ20からの要求に応じ、端末IDとパスワードとをサーバ20に送信する(ステップS306)。具体的には、第2携帯端末60の主制御部62は、サーバ20から端末IDの要求を受信すると、ユーザUBに端末IDとパスワードとの入力画面を表示部78に表示する。そして、ユーザUBからのタッチパネル76を介した端末IDとパスワードとの入力を受け付けると、端末IDとパスワードとをサーバ20に送信する。
制御部22は、第2携帯端末60から端末IDとパスワードとを受信すると、受信した端末IDとパスワードとが一致するユーザが属性情報データベース25に登録されているか認証を行う(ステップS404)。認証後、制御部22は、第2携帯端末60に対して端末情報を要求する(ステップS405)。第2携帯端末60は、端末情報の要求をサーバ20から受信すると、第2携帯端末60の端末情報をサーバ20に送信する(ステップS307)。
図8は、端末情報について説明する説明図である。端末情報には、端末を利用するユーザの属性を示した属性情報と、端末の出力性能(スペック)に関する出力性能情報と、ユーザの移動手段に関する移動手段情報が含まれる。ユーザの属性情報には、ユーザが地図情報提供サービスの会員である場合には会員ID、端末に設定された使用言語(ユーザUBの使用言語)、ユーザUBの年齢など、第2携帯端末60を使用するユーザUBに固有の情報が含まれる。ユーザUBの年齢は、予めユーザUBが第2携帯端末60に入力して設定したものを用いるとしてもよいし、インターネットの閲覧履歴から推測するとしてもよい。
出力性能情報には、第2携帯端末60の、CPUの処理速度、メモリ容量、表示部78の大きさ(サイズ)、解像度などの情報が含まれる。移動手段情報には、ユーザUBの現在の移動手段に関する情報が含まれる。移動手段情報は、加速度センサ86によって検知したユーザUBの移動加速度に基づいて、第2携帯端末60の主制御部62によって決定された情報である。例えば、移動加速度が所定値以下の場合には歩行による移動、所定値以上の場合には車両による移動と決定される。サーバ20は、このような端末情報を、第2携帯端末60に対して要求する。
主制御部62(第2携帯端末60)は、サーバ20からの端末情報の要求に対して、メモリ68に記憶されている各種設定情報や加速度センサ86からの情報を収集し、端末情報としてサーバ20に送信する。主制御部62は、端末情報をサーバ20に送信することに関して、ユーザUBから承諾を得るとしてもよい。例えば、端末情報の送信を承諾するか否かについてユーザUBが選択可能なポップアップを、主制御部62が表示部78に表示させるとしてもよい。そして、ユーザUBの承諾を得ることができた場合に、主制御部62が端末情報をサーバ20に送信する。仮に、ユーザUBからの承諾が得ることができなかった場合には、サーバ20が行う提示用位置情報生成処理において、端末情報を反映させないとしてもよい。
説明を図7に戻す。端末情報を受信後、制御部22は、スケジュール情報データベース26に記憶されている情報のうち、第2携帯端末60から受信した端末IDとパスワードとが一致するスケジュール情報(本実施形態ではユーザUBのスケジュール情報)を特定する(ステップS406)。そして、制御部22は、ユーザUBのスケジュール情報に、「場所」および「立ち寄り地点」の情報(位置情報)が登録されているか確認する。スケジュール情報に位置情報が登録されている場合には(ステップS408:YES)、制御部22は、位置情報をユーザUBに提示する態様に加工した提示用位置情報を生成する処理(提示用位置情報生成処理)を行う(ステップS410)。提示用位置情報は、「場所」や「立ち寄り地点」など、ユーザUAが登録した位置情報を、所定の提示態様で表した地図上に示した情報である。
制御部22は、提示用位置情報生成処理後、スケジュール情報と、生成した提示用位置情報とをスケジュールデータとして第2携帯端末60に送信する(ステップS430)。第2携帯端末60の主制御部62は、スケジュールデータを取得すると(ステップS308)、スケジュール情報と、提示用位置情報とを表示部78に表示する(ステップS310)。その後、情報共有システム10はスケジュール取得処理を終了する。
図9は、第2携帯端末60の表示部78に表示されるスケジュール情報と提示用位置情報との一例を示す説明図である。図示するように、表示部78の上部には、ユーザUAが登録したユーザUBのスケジュールが示される。そして、表示部78の下半分には、「場所」と「立ち寄り位置」とが地図上に表された提示用位置情報が表示される。本実施形態の場合は、ユーザUBの「住所」から「立ち寄り位置」を経由して「場所」に至るまでの移動経路が示される。これら「場所」、「立ち寄り位置」、「住所」、移動経路などの位置情報を表すための地図の種類(地図の提示態様)は、制御部22が行う提示用位置情報生成処理によって決定される。
図10は、サーバ20が行う提示用位置情報生成処理(図7:ステップS410)の流れを示すフローチャートである。提示用位置情報生成処理を開始すると、制御部22は、属性情報データベース25に記録されているユーザUBの属性情報を参照し、ユーザUBが地図情報提供サービスの会員であるか否かを判断する(ステップS412)。具体的には、ユーザUBの属性情報に会員IDが登録されているか否かで判断する。
制御部22は、ユーザUBが地図情報提供サービスの会員であると判断した場合には(ステップS412:YES)、専用地図を地図データベース24から読み込む(ステップS414)。具体的には、制御部22は、位置情報(「住所」「場所」「立ち寄り地点」)を地図上に表示するのに最適な領域の専用地図を地図データベース24から読み込む。
本実施形態においては、ユーザUBは非会員であるので、ユーザUBの属性情報には会員IDは登録されていない。この場合、制御部22は、ユーザUBが非会員と判断し(ステップS412:NO)、非会員が閲覧可能な汎用の地図であって位置情報を表示するのに十分な領域の汎用地図をインターネットを介して外部から取得する(ステップS416)。本実施形態においては、制御部22は、一般のインターネットユーザが閲覧可能な地図情報提供サイトのサーバから、汎用地図を取得する。その他、例えば、サーバ20が汎用地図の地図データベースを予め記憶部23に備えており、記憶部23から汎用地図を読み込んで用いるとしてもよい。
その後、制御部22は、地図データDT2を生成する(ステップS418)。具体的には、制御部22は、端末情報に含まれる出力性能情報としての表示部78の大きさや解像度に基づいて、専用地図または汎用地図を、表示部78に適合した大きさ、解像度に変換し、提示形態の最適化を行う。また、出力性能情報としてのCPUの処理速度やメモリ容量が所定値を上回っている場合には、提示する地図の形態を3次元で表現することによって、提示形態の最適化を行う。実際には、3次元で表現された地図のレイヤーを選択することによって、提示形態の最適化を行う。このような提示形態の最適化後の地図データが地図データDT2である。
その他の提示形態の最適化として、制御部22は、端末情報に含まれる属性情報であるユーザUBの使用言語の情報に基づいて、地図上に表示する地名や地物を示す注記を、ユーザUBの使用言語に設定するとしてもよい。例えば、使用言語が所定の外国語に設定されている場合には、地図データDT2として外国人用の地図を生成することによって提示形態の最適化を行うとしてもよい。また、制御部22は、属性情報としてのユーザUBの年齢に関する情報に基づいて、その年齢を適合して地図データDT2を生成することによって提示形態の最適化を行う。本実施形態においてはユーザは全て成人であるが、例えば、端末のユーザが年齢が10歳未満である場合には、子供用の地図として、注記をひらがなのみの表記、または漢字表記にするとしてもよい。実際には、これら注記は、地図画像に重畳させるレイヤーであるため、言語、カナ表記それぞれの注記データをレイヤーとして選択し、地図画像に重畳することによって提示形態の最適化を行う。
また、制御部22は、移動手段情報に基づいて、専用地図または汎用地図をユーザUBの移動手段に適した地図を、地図データDT2として生成する最適化を行うとしてもよい。例えば、移動手段が歩行であれば、店舗や住宅がポリゴンとして詳細に表示された歩行者用地図を採用し、移動手段が車両であれば、道路に関する情報が詳細に表示された車両用地図を地図データDT2として生成し、提示形態の最適化を行う。その他、移動手段によって表示する地図の拡大率を変更して提示形態の最適化を行うとしてもよい。例えば、ユーザUBが歩行によって移動している場合に示す地図を、車両によって移動している場合に示す地図より拡大するといった最適化を行うとしてもよい。また、後述の変形例4で説明するように、視覚障害者用地図を地図データDT2として生成し、提示形態の最適化を行うとしてもよい。
制御部22は、専用地図または汎用地図の提示形態を最適化して地図データDT2を生成した後、地図データDT2に位置情報を付加したデータである提示用位置情報を生成する(ステップS418)。具体的には、「場所」「立ち寄り地点」「住所」などの特定の地点や、領域や、移動経路を、地図データDT2に対応する地図画像上に、所定のマーク、ポリゴン、線画として重畳する。このようにして制御部22は、提示用位置情報を生成する。その後、制御部22は、提示用位置情報生成処理を終了する。
以上説明したように、情報共有システム10は、異なる端末間でスケジュールを共有するとともに、スケジュールに関連する位置情報を共有することができる。また、属性情報データベース25に含まれる属性情報や、端末情報に含まれる属性情報に基づいて、各ユーザに提示する地図の形態を決定する。従って、複数の各携帯端末は、各々の属性情報が異なっていても、それぞれの属性情報に適合した形態の地図に付加した態様で位置情報を共有することができる。具体的には、上記実施形態のように、地図情報提供サービスの会員であるユーザUAが会員専用の地図上において取り扱った位置情報を、非会員であるユーザUBと共有することができる。その他、情報共有システム10は、属性情報としてのユーザの年齢や使用言語によっても、提示する地図の形態を変更することができるので、各携帯端末のユーザが位置情報を利用する際の利便性を向上させることができる。さらに、情報共有システム10は、各携帯端末の出力性能情報や、移動手段情報によっても、提示する地図の形態を変更する。従って、各携帯端末のユーザが位置情報を利用する際の利便性を、より一層向上させることができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
上記実施形態においては、ユーザUAがユーザUBに専用URLをメールで送信するとしたが、他の方法によって、ユーザUBに専用URLを送信するとしてもよい。例えば、スケジュール登録処理において、第1携帯端末30がサーバ20に、ユーザUBのメールアドレスを通知(送信)し、サーバ20が、第2携帯端末60(ユーザUB)に対して、専用URLが添付されたメールを送信するとしてもよい。このようにすることで、ユーザUAはユーザUBにメールを送信する必要がないので、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
(B2)変形例2:
スケジュール取得処理において、サーバ20が地図データDT2に付加する位置情報が経路情報である場合、その経路情報が、ユーザUAが指定した位置情報としての地点と、ユーザUBの現在地(またはユーザUBが指定した地点)とを結ぶ経路に関する情報であるとしてもよい。例えば、スケジュール取得処理において、サーバ20が第2携帯端末60からユーザUBの現在地情報を取得し、取得したユーザUBの現在地とユーザUAが指定した地点とを結ぶ経路を探索する。そして、サーバ20が、探索結果を地図データDT2に付加して第2携帯端末60に送信する。このようにすることで、ユーザUBが、ユーザUAが指定した地点まで到達する経路を知ることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
(B3)変形例3:
上記実施例においては、端末として携帯端末(スマートフォン)を採用したが、それに限らず、種々の端末を採用することができる。例えば、ナビゲーション機能を主たる機能として搭載したナビゲーション端末や、タブレット端末や、パーソナルコンピュータなど、サーバ20と通信可能な種々の端末を採用することができる。
(B4)変形例4:
各端末に提示するスケジュール、地図および位置情報の形態は、上記実施形態において採用した形態にかかわらず、種々の提示形態を採用することができる。例えば、第2携帯端末60のユーザが視覚障害者であることが、第2携帯端末60の属性情報として設定されている場合、制御部22(サーバ20)は、地図や注記が通常より大きく表示された視覚障害者用の地図を地図データDT2として生成し、位置情報を重畳して提示用位置情報を生成するとしてもよい。また、端末に表示するスケジュールを、通常より大きく表示したものとしてもよい。
その他、スケジュール、地図および位置情報の提示の形態として、音声のみによる提示を採用するとしてもよい。例えば、制御部22は、地図の提示として住所を読み上げた音声データや、経路案内の音声データなど、ユーザが聴覚によって位置情報の認識が可能な情報量の音声データを提示用位置情報として生成し、第2携帯端末60に送信する。そして、第2携帯端末60は、受信した提示用位置情報としての音声情報を音声出力部82(図3参照)から出力する。このような形態で地図および位置情報をユーザに提示することで、例えば、全盲のユーザや、車両運転中で視覚によって位置情報を認識することが出来ないユーザと、位置情報を共有することができる。
(B5)変形例5:
上記実施形態においては位置情報はユーザが作業を行う場合の「場所」や「立ち寄り地点」であったが、それに限ることなく、例えば、ユーザUAまたはユーザUBの現在地、POI(point of interest)情報、その他、ユーザUAまたはユーザUBの移動経路情報など、位置に関する種々の情報が含まれる。POI情報には、例えば、レジャー施設の位置や、特定の店舗の位置(グルメスポットなど)や、公園や駅その他の公共施設の位置に関する情報などが含まれる。
10…位置情報共有システム
20…サーバ
21…通信部
22…制御部
23…記憶部
24…地図データベース
25…属性情報データベース
30…第1携帯端末
32…主制御部
34…CPU
38…メモリ
42…通信部
44…通信制御部
46…タッチパネル
48…表示部
52…音声出力部
56…加速度センサ
60…第2携帯端末
62…主制御部
68…メモリ
78…表示部
86…加速度センサ
BS1,BS2…基地局
DT1…専用地図データ
DT2…地図データ
INT…インターネット

Claims (5)

  1. 一の端末と他の端末との間で、特定の位置に関する位置情報を共有する情報共有システムであって、
    前記他の端末の使用者の属性情報を保持する情報保持部と、
    スケジュールに関するスケジュール情報と、前記スケジュールに関連する位置を示す位置情報とを、前記一の端末から取得して登録する登録部と、
    前記他の端末の使用者の属性情報に基づいて、前記スケジュール情報から、前記他の端末に送信すべき送信スケジュール情報を特定するスケジュール特定部と、
    前記属性情報に基づいて、前記他の端末で提示可能な地図の提示形態を決定する提示形態決定部と、
    特定された前記送信スケジュール情報と、前記決定した提示形態の地図を用いて表した位置情報とを、前記他の端末に送信する送信部と
    を備える情報共有システム。
  2. 請求項1記載の情報共有システムであって、
    前記属性情報は、所定の地図情報提供サービスへの会員登録の有無に関する情報を含み、
    前記提示形態決定部は、前記他の端末の使用者が前記会員登録をしている場合には、前記提示形態を前記会員専用の提示形態に決定し、前記他の端末の使用者が前記会員登録をしていない場合には、前記提示形態を非会員が利用可能な提示形態に決定する
    情報共有システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報共有システムであって、さらに、
    前記各端末が前記位置情報を出力する性能に関する出力性能情報を取得する出力性能情報取得部を備え、
    前記提示形態決定部は、前記属性情報に加え、更に前記出力性能情報に基づいて、前記提示形態を決定する
    情報共有システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の情報共有システムであって、さらに、
    前記各端末の使用者が前記位置情報を利用する際の移動手段に関する移動手段情報を取得する移動手段情報取得部と備え、
    前記提示形態決定部は、前記属性情報に加え、更に前記移動手段情報に基づいて、前記提示形態を決定する
    情報共有システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の情報共有システムであって、
    前記位置情報は、前記一の端末または前記他の端末の使用者の移動経路に関する情報を含む
    情報共有システム。
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