JP2002108829A - スケジュール通知装置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

スケジュール通知装置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002108829A
JP2002108829A JP2000297096A JP2000297096A JP2002108829A JP 2002108829 A JP2002108829 A JP 2002108829A JP 2000297096 A JP2000297096 A JP 2000297096A JP 2000297096 A JP2000297096 A JP 2000297096A JP 2002108829 A JP2002108829 A JP 2002108829A
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JP2000297096A
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Toru Yamakita
徹 山北
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの現在位置を考慮した効率的なスケジ
ュール通知処理を行う。 【解決手段】 行動予定地および行動日時に関する情報
を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶
する手段と、ユーザの現在位置情報を取得する手段と、
スケジュールデータおよび現在位置に情報に基づいて、
スケジュールデータ内で指定された行動を現在位置から
開始する行動開始時刻を抽出する手段と、現在時刻から
行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶し
たスケジュールデータをユーザに対して通知する手段と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、待ち合わせ、ミー
ティング等といった、ユーザ個々の今後のスケジュール
を通知してユーザの行動を支援するスケジュール通知装
置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プロ
グラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関し、特に、ユーザの現在位置を参酌してユーザの今
後のスケジュールを通知することにより、ユーザの都合
を考慮したスケジュール通知処理を可能にする技術に係
わる。
【0002】
【従来の技術】近年の情報処理技術の急激な進歩に伴
い、ユーザが予め登録した予定時刻となるとユーザに対
してスケジュールを通知する、様々なスケジュール通知
装置が提供、利用されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来までの
スケジュール通知装置は、ユーザが現在いる場所につい
ては全く考慮しないために、遠隔地にいて行動予定地に
は既に間に合わない時刻にスケジュールが通知されたり
する等の不具合が生じることがあり、ユーザの都合を考
慮したスケジュール通知処理を行うことができない。
【0004】本発明はこうした技術的課題を解決すべく
なされたものであり、その目的は、ユーザの都合を考慮
したスケジュール通知処理を可能にするスケジュール通
知装置、スケジュール通知方法、スケジュール通知プロ
グラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するに際して、発明者は、ユーザの現在位置に関する情
報を携帯電話番号やGPS等の位置検出用アドレスを利
用して検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後の
スケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに
対して通知することにより、ユーザの都合を考慮したス
ケジュール通知処理が可能となるという考えに至り、精
力的な研究を重ねてきた結果、以下の特徴を有する技術
的思想を想到するに至った。
【0006】本発明のスケジュール通知装置は、上述の
課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関
する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデー
タを記憶する記憶手段と、ユーザの現在位置情報を取得
する取得手段と、上記記憶手段に記憶された前記スケジ
ュールデータおよび上記取得手段で取得した現在位置情
報に基づいて、前記スケジュールデータ内で指定された
行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出す
る演算手段と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時
間が所定時間に達すると、前記スケジュールデータをユ
ーザに対して通知する通知手段とを具備することにあ
る。
【0007】この構成の本発明によれば、ユーザの現在
位置情報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今
後のスケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユー
ザに対して通知する。
【0008】本発明のスケジュール通知方法は、上述の
課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関
する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデー
タを記憶する第1ステップと、ユーザの現在位置情報を
取得する第2ステップと、前記スケジュールデータおよ
び現在位置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指
定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻
を抽出する第3ステップと、現在時刻から前記行動開始
時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジ
ュールデータをユーザに対して通知する第4ステップと
を有することにある。
【0009】この本発明によれば、ユーザの現在位置情
報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後のス
ケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに対
して通知する。
【0010】本発明のスケジュール通知プログラムを格
納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上述の
課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関
する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデー
タを記憶する記憶機能と、ユーザの現在位置情報を取得
する取得機能と、前記スケジュールデータおよび現在位
置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された
行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出す
る演算機能と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時
間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータ
をユーザに対して通知する通知機能とをコンピュータに
持たせることにある。
【0011】この記録媒体によれば、ユーザの現在位置
情報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後の
スケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに
対して通知させる。
【0012】なお、上記本発明では、現在時刻から行動
開始時刻までの時間が所定時間に達すると、スケジュー
ルデータと共に、ユーザの現在位置から行動予定地まで
の経路をユーザに対して通知するようにしても良い。こ
れにより、ユーザはスケジュール情報と同時に、現在位
置からスケジュールを実行するための経路を提供する。
ことができるので、ユーザは現在地からスムーズに今後
のスケジュールへと移行することができ、ユーザに対し
てより良いスケジュール通知サービスを提供することが
可能となる。
【0013】また、上記本発明では、ユーザの現在位置
情報はGPSを利用して取得することが望ましい。これ
により、ユーザがどのような位置にいてもユーザの現在
位置を正確に把握することができるので、ユーザの現在
位置を考慮したスケジュール通知処理を確実に行うこと
が可能となる。
【0014】さらに、上記本発明では、スケジュールデ
ータは電子メールによってユーザに通知すると良い。こ
れにより、スケジュールデータを自身の端末内に保存す
ることができるので、ユーザはスケジュール通知処理完
了後も、端末内の保存されたスケジュールデータを参考
にして今後の行動を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたスケジュール通知システムに適用される。このスケ
ジュール通知システムは、図1に示すように、複数の携
帯型情報通信端末(以下、携帯端末と表記)11a〜1
1d(以下、総称するときには単に「携帯端末11」と
呼ぶ。)、スケジュール通知サーバ(=スケジュール通
知装置)13とを備え、携帯端末11とスケジュール通
知サーバ13とは電子ネットワーク12を介して電気的
に接続し、情報の送受信が可能な構成となっている。
【0017】なお、本例の電子ネットワーク12とは、
電気通信技術を利用した通信網全般を意味し、例えば、
TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Int
ernet Protocol)をベースとしたインターネットシステ
ム、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Are
a Network)、ケーブル通信、衛星通信、光ファイバ通
信等といった各種伝送媒体の利用が考えられる。
【0018】スケジュール通知サーバ13は、例えば図
2に示すような構成を有し、ユーザの現在位置に関する
情報を検出、取得し、その位置情報を参照して、スケジ
ュールに間に合う時刻にスケジュールの内容および現在
位置からスケジュール先までの経路をユーザの携帯端末
11に対して通知する機能を有する。また、スケジュー
ル通知サーバ13は、図1に示すように、会員ファイル
データベース14aおよびスケジュールファイルデータ
ベース14bと電気的に接続され、データベース内に格
納された会員個々の個人データを参照、更新することが
可能な構成となっている。
【0019】ここで、会員ファイルデータベース14a
は、図3(a)に示すように、スケジュール通知サービ
スを受ける会員名、会員の現在位置を取得する携帯電
話、GPS(Global Positioning System)等といった
位置検出用アドレス(位置情報取得先)、スケジュール
の通知先、会員の自宅住所、会員の認証を行うためのI
Dおよびパスワード等、会員個々の個人データを会員毎
に格納する。
【0020】また、スケジュールファイルデータベース
14bは、図3(b)に示すように、個人データの会員
名と対応づけられて構成されるとともに、会員の今後の
スケジュールデータが格納され、スケジュールデータと
して各スケジュールについて出発地、目的地、期間、内
容等の情報が保存されている。また、各スケジュールに
は、スケジュールを既に会員に対して通知済みであるか
否か(ある場合には通知日時)、スケジュールの削除指
定があるか否かの識別子(フラグ)が付与されている。
【0021】スケジュール通知サーバ13は、具体的に
は、図2に示すようにサーバCPU(Central Processi
ng Unit)21、RAM(Random Access Memory)2
2、記憶装置23、表示部24、通信制御部25、入力
部26を備える構成となっている。
【0022】サーバCPU21は、記憶装置23内に記
憶されたプログラムに従って各種制御を行い、例えば、
記憶装置23からブートプログラムを読み出してスケジ
ュール通知サーバを起動し、スケジュール通知プログラ
ムおよびスケジュール通知処理に必要な各種データをR
AM22や記憶装置23にロードして実行するようにな
っている。
【0023】RAM22は、サーバCPU21が実行す
る各種処理に関するプログラムおよびデータを一時的に
格納するワークエリアを確保する。
【0024】記憶装置23は、ブートプログラム、スケ
ジュール通知プログラムといった各種プログラムおよび
関連データ等を予め記憶し、この記憶装置は磁気的、光
学的記録媒体、若しくは半導体メモリ等といった、サー
バCPU21で読み取り可能な記録媒体23aを含んだ
構成となっている。また、この記録媒体23aはCD−
ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の可搬型
の記録媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。
さらに、この記録媒体に格納するプログラム、データ等
は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントから
ネットワーク回線等の伝送媒体を介して通信制御部25
から受信する構成にしても良く、さらにまた、前記記録
媒体はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体で
あっても良い。また、前記プログラムをネットワーク回
線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送し
てこれらの機器にインストールするように構成しても良
い。
【0025】表示部24は、スケジュール通知処理に係
わる各種データを出力し、サーバCPU21から入力さ
れる表示データに基づいて、例えば、CRT(Cathode
RayTube)装置、液晶表示装置等に対して画面表示を行
う。
【0026】通信制御部25は、モデム(MOdulator/DE
Modulator;MODEM)、ターミナルアダプタ(Termi
nal Adapter;TA)、ルータ等によって構成され、電
子ネットワークを介して接続される携帯端末11との通
信を行うための通信制御を行う。また、通信制御部25
は、衛星アンテナおよびデコーダを備えることによって
衛星通信を行っても良い。
【0027】入力部26は、スケジュール通知処理に係
わる各種データおよび制御情報をサーバCPU21に対
して出力する機能を有し、例えば、キーボード、マウス
ポインタ、ライトペン、テンキー等の入力装置がこれに
あたる。
【0028】つぎに、携帯端末11の構成について図4
を参照して説明する。
【0029】携帯端末11は、図4に示すように、端末
CPU31、RAM32、記憶装置33からなる周知の
マイクロコンピュータに加え、バッテリ34、表示部3
5、通信制御部36、GPS処理部37、入力部38を
備える。ここでは、既に説明したスケジュール通知サー
バ13の機能とは異なるバッテリ34、表示部35、通
信制御部36、GPS処理部37、入力部38の機能に
ついて説明し、スケジュール通知サーバ13と共通の部
位についてはその説明は割愛する。
【0030】記憶装置33は、各種プログラムおよび関
連データ等を予め記憶し、この記憶装置は磁気的、光学
的記録媒体、若しくは半導体メモリ等といった、端末C
PU31で読み取り可能な記録媒体33aを含んだ構成
となっている。また、この記録媒体33aはCD−RO
M(Compact Disc-Read Only Memory)等の可搬型の記
録媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。さら
に、この記録媒体に格納するプログラム、データ等は、
その一部若しくは全部をサーバやクライアントからネッ
トワーク回線等の伝送媒体を介して通信制御部36から
受信する構成にしても良く、さらにまた、前記記録媒体
はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であっ
ても良い。また、前記プログラムをネットワーク回線等
の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこ
れらの機器にインストールするように構成しても良い。
【0031】バッテリ34は、例えばリチウムイオン電
池等といった、充放電可能な電池であり、携帯端末11
内の各構成要素に対して電力を供給する。
【0032】表示部35は、スケジュール通知サーバ1
3から通知される各種情報を出力し、端末CPU31か
ら入力される表示データに基づいて、例えば液晶表示装
置等に対して画面表示を行う。
【0033】通信制御部36は、電子ネットワーク12
を介して接続されるスケジュール通知サーバ13との通
信制御を行う。
【0034】GPS処理部37は、図5に示すように、
GPS衛星41からの位置測定用電波を受信して、携帯
端末11の現在位置を算出して記憶装置33に格納する
と共に、その格納された現在位置情報を携帯端末の移動
に応じて定期的に更新する。GPS衛星41は、精密な
時刻の情報と、衛星自身の位置情報を信号に変換して送
信している。このGPS処理部37によれば、4つ以上
のGPS衛星41から信号を受信し、それぞれの衛星の
位置と、携帯端末11からそれぞれの衛星までの距離と
を計算することにより、携帯端末11の地理座標を取得
することができる。
【0035】入力部38は、スケジュール通知処理に係
わる各種データおよび制御情報を端末CPU31に対し
て出力する機能を有し、例えば、キーボード、テンキ
ー、ジョグダイアル等の入力装置がこれにあたる。
【0036】以下、図6、7に示すフローチャート図を
参照して、スケジュール通知サーバ13の動作を、
(i)スケジュール登録動作、(ii)スケジュール通知
動作の2つの動作に分けて詳しく説明する。
【0037】なお、図6、7に示すフローチャートで示
す各機能を実現するスケジュール通知プログラムは、サ
ーバCPU21及び端末CPU31が読み取り可能なプ
ログラムコードの形態で記録装置23及び記録装置33
の記憶媒体23a及び記録媒体33aに格納されてい
る。また、このスケジュール通知プログラムは、プログ
ラムコードの形態でネットワーク回線等の伝送媒体を介
して伝送することもできる。
【0038】スケジュール通知システムにおいては、携
帯端末11は、通知を希望するスケジュールを予めスケ
ジュール通知サーバ13に登録する必要性がある。以下
に、図6を参照して、スケジュール通知サーバ13のス
ケジュール登録動作について説明する。
【0039】スケジュール登録処理の際は、携帯端末1
1の端末CPU31は、電子ネットワーク12を介して
スケジュール通知サーバ13の受信サイトに接続するよ
うに通信制御部35を制御する(ステップS11)。そ
して、携帯端末11が受信サイトに接続すると、スケジ
ュール通知サーバ13のサーバCPU21は、記憶装置
23内に格納されたスケジュール登録プログラムに従っ
て以下のようにスケジュール登録動作を開始する。
【0040】始めに、スケジュール通知サーバ13が、
接続した会員を識別するためのIDおよびパスワードを
入力する初期画面の表示データを、電子ネットワーク1
2を介して会員の携帯端末11に送信し(ステップS2
1)、携帯端末11は、スケジュール通知サーバ13か
ら初期画面に関する表示データを受信すると、自身の表
示部35上に初期画面を表示する(ステップS12)。
なお、スケジュール通知サーバ13を始めて利用するユ
ーザは、電子ネットワーク12や通常の郵便等の手段を
利用して予め会員登録し、IDおよびパスワード等の識
別情報を取得しておくものとする。これにより、スケジ
ュール登録動作およびその後のスケジュール通知動作が
容易となるばかりでなく、課金処理といったその他の処
理を識別情報に基づいて効率的に行うことが可能とな
る。
【0041】表示部35上で初期画面を表示すると、携
帯端末11の入力部38は、会員により操作されること
でをIDおよびパスワードが入力され、携帯端末11の
端末CPU31は、スケジュール通知サーバ13に対し
て入力されたIDおよびパスワードを送信するように通
信制御部36を制御する(ステップS13)。
【0042】携帯端末11から会員のIDおよびパスワ
ードを受信すると、サーバCPU21は、携帯端末11
から送られたIDおよびパフワードと会員ファイルデー
タベース14a内に格納されているIDおよびパスワー
ドとを照合、認証し(ステップS22)、認証が完了す
ると、認証された会員の会員ファイルを読み出す(ステ
ップS23)。なお、ユーザ認証が失敗した場合には、
「認証が失敗しました。サービスセンターにお問い合わ
せください」等、認証が失敗した旨のメッセージを携帯
端末11に対して通知する。
【0043】接続したユーザに対応する会員ファイルが
会員ファイルデータベース14aから読み出されると、
サーバCPU21は、これからのスケジュール、現在位
置情報の取得先およびスケジュールの通知先を入力する
ための、スケジュール設定画面、位置情報取得先、通知
先設定画面を会員の携帯端末11に対して送信するよう
に通信制御部25を制御する(ステップS24)。
【0044】スケジュール設定画面、位置情報取得先、
通知先設定画面に関する情報を受信すると、携帯端末1
1は、表示部35上にスケジュール設定画面、位置情報
取得先、通知先設定画面を表示する。スケジュール設定
画面、位置情報取得先、通知先設定画面が表示される
と、端末CPU31は、入力部35が操作されること
で、通知を希望する今後のスケジュールと、携帯電話番
号、GPS等といった現在情報取得先、電子メールアド
レス、電話番号等といったスケジュールの通知先が入力
される(ステップS14)。なお、今後のスケジュール
には少なくとも、スケジュールを実行するための出発時
刻と出発場所、若しくはスケジュールの開始時刻と場所
を登録するものとし、例えば、旅行等のスケジュールの
場合には、自宅、集合場所等の出発地とその場所の出発
時刻、各種ミーティングや催し物等のスケジュールの場
合には、目的地(会場)とその開始時刻を入力するよう
にする。
【0045】一連のデータ入力が完了すると、端末CP
U31は、入力データをスケジュール通知サーバ13に
対して送信するように通信制御部36を制御し(ステッ
プS15)、サーバCPU21は、受信したデータに基
づいて、会員の会員ファイルおよびスケジュールファイ
ルの内容を更新する(ステップS25、26)。なお、
携帯端末11は、スケジュールに関する情報をスケジュ
ール通知サーバ13に対して送信した後であっても、任
意の時間にスケジュール通知サーバ13に接続し、随
時、スケジュールの内容を閲覧、修正および過去のスケ
ジュールを削除することができる(ステップS16)。
これにより、会員の急なスケジュール変更にも対応する
ことが可能となる。
【0046】以上の一連の処理ステップによりスケジュ
ール通知サーバ13にスケジュールが登録され、以後
は、スケジュール通知動作に移行する。以下、図7を参
照して、スケジュール通知サーバ13のサーバCPU2
1によるスケジュール通知動作について説明する。
【0047】図7によれば、先ず、スケジュールファイ
ルデータベース14bに会員の今後のスケジュールが登
録されると、サーバCPU21は、スケジュールファイ
ルデータベースから各会員のスケジュールを各会員毎に
読み出し(ステップS31)、全ての会員のスケジュー
ルの読み出しが完了したか否かを判別する(ステップS
32)。なお、サーバCPU21は、この読み出し処理
を、例えば5分間隔等、定期的な頻度で行うことが望ま
しい。これにより、携帯端末11に対してより確実なス
ケジュール通知処理を行うことが可能となる。
【0048】次にサーバCPU21は、ステップS31
の判別の結果、全ての会員のスケジュールの読み出しが
完了していない場合、読み出した会員のスケジュールの
中から、読み出し時刻から直近の時刻に実行すべきスケ
ジュールを抽出する(ステップS34)。これに対し
て、サーバCPU21は、全ての会員のスケジュールの
通知が完了したものである場合、会員から削除の指定に
応じて設定された削除指定フラグが設定されているスケ
ジュールをスケジュールファイルデータベース14b内
から削除した後(ステップS33)、スケジュール通知
の処理動作を終了する。
【0049】直近のスケジュールが抽出されると、サー
バCPU21は、抽出したスケジュールを会員に対して
通知済みであるか否かを判別し(ステップS35)、通
知済みである場合には再び(ステップS31)の処理ス
テップへ戻る。これに対して、スケジュールを会員に対
して通知済みでない場合には、会員の会員ファイル内に
登録された位置情報取得先に対して発信し(ステップS
36)、会員の現在位置に関する情報をGPS等から取
得する(ステップS37)。
【0050】会員の現在位置に関する情報を取得する
と、サーバCPU21は、会員が登録したスケジュール
に出発地についての指定があるか否かを判別し(ステッ
プS38)、判別の結果、出発地についての指定がない
場合には、現在位置からスケジュールの目的地までの経
路および所要時間を検索する(ステップS39)。一
方、出発地についての指定がある場合、サーバCPU2
1は、現在位置から出発地までの経路および所要時間を
検索した後(ステップS40)、さらに出発地から目的
地までの経路および所要時間を検索し(ステップS4
1)、所要時間の合計を以後の処理において会員に通知
する所要時間とする。これにより、サーバCPU21
は、会員の都合に合わせたスケジュール通知処理を行う
ことが可能となる。
【0051】経路および所要時間の検索が完了すると、
サーバCPU21は、所要時間と現在日時とを比較し
て、現在位置からスケジュールを実行するための行動を
開始する時刻を抽出する(ステップS42)。
【0052】次にサーバCPU21は、現在の時刻と抽
出した行動開始時間までの時間が所定期間内であるか否
かを判別し(ステップS43)、判別の結果、所定の期
間内ではない場合、再び(ステップS31)の処理ステ
ップへ移行する。なお、ここでいう所定期間とは、例え
ば30分程度の時間であり、この時間は会員毎に予め任
意に設定しても良い。また、現在位置とスケジュールの
目的地が遠い程、所定期間をサーバ側で自動的に余裕を
持った時間にしても良く、例えば、所要時間tをパラメ
ータとして、所定期間TをT=t/6として算出するよ
うにしても良い。これにより、余裕を持って行動を開始
することが可能となるので、より良いスケジュール通知
サービスを実現することが可能となる。
【0053】一方、所定の期間内である場合には、サー
バCPU21は、現在位置から目的地(若しくは出発
地)までの経路および所要時間を電子メール等の手段に
よりユーザに対して通知するように通信制御部25を制
御する(ステップS44)。これに対し、携帯端末11
では、スケジュールの通知を受信して会員にスケジュー
ル内容を提示する(ステップS51)。通知完了後、サ
ーバCPU21は、送信したスケジュールには通知済み
の設定(フラグ)を付与し(ステップS45)、再びス
テップS31の処理ステップに戻る。なお、ステップS
44における通知処理は、電話等を利用した人工音声に
よって行っても良いし、また、通知処理は複数回行って
も良く、例えば会員からの応答があるまで複数回応答す
るようにすると良い。なお、所定の期間内になれば通知
する例で説明したが、設定された期間の前後であっても
良く、要は、事前に通知すべき所定時間に達した場合に
通知するものである。
【0054】このようなスケジュール通知システムによ
れば、携帯端末11の現在位置に関する情報を取得し、
現在位置を参酌して今後のスケジュールおよびそのスケ
ジュールを実行するための経路を最適な時刻に携帯端末
11に対して通知する処理をサーバCPU21により行
うことができ、ユーザの都合を考慮したスケジュール通
知処理を行うことができる。
【0055】上記の実施形態においては、サーバCPU
21が定期的に会員のスケジュールを検索、通知するよ
うな構成であったが、例えば、携帯端末11からの通知
要求に応答して、通知要求が送信された地点と時間に基
づいて会員のスケジュールを検索し、その結果を会員に
通知するような構成であっても良い。
【0056】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々実施の形態等を包含するということは十分に理
解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥
当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ
限定されるものでなければならない。
【0057】
【発明の効果】本発明のスケジュール通知装置、スケジ
ュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格
納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、
ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスケジュール通知システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したスケジュール通知サーバの構
成を示すブロック図である。
【図3】データベースの構成を示す模式図である。
【図4】本発明を適用した携帯端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明を適用したスケジュール通知システムの
一例を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用したスケジュール通知システムに
おいて、スケジュールを登録するときの処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】本発明を適用したスケジュール通知システムに
おいて、スケジュールを通知するときの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11 携帯型情報通信端末 12 電子ネットワーク 13 スケジュール通知サーバ 14a 会員ファイルデータベース 14b スケジュールファイルデータベース 21 サーバCPU 22、32 RAM 23、33 記憶装置 23a、33a 記録媒体 24、35 表示部 25、36 通信制御部 26、38 入力部 31 端末CPU 34 バッテリ 37 GPS(Global Positioning System)処理部 41 GPS衛星
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 G08G 1/005 G08G 1/005

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行動予定地および行動日時に関する情報
    を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶
    する記憶手段と、 ユーザの現在位置情報を取得する取得手段と、 上記記憶手段に記憶された前記スケジュールデータおよ
    び上記取得手段で取得した現在位置情報に基づいて、前
    記スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位
    置から開始する行動開始時刻を抽出する演算手段と、 現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に
    達すると、前記スケジュールデータをユーザに対して通
    知する通知手段とを具備することを特徴とするスケジュ
    ール通知装置。
  2. 【請求項2】 上記通知手段は、現在時刻から前記行動
    開始時刻までの時間が所定時間に達すると、現在位置か
    ら前記行動予定地までの経路をユーザに対して通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール通知装
    置。
  3. 【請求項3】 上記取得手段は、GPS(Global Posit
    ioning System)を利用してユーザの現在位置情報を取
    得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    スケジュール通知装置。
  4. 【請求項4】 上記通知手段は、前記スケジュールデー
    タを電子メールによってユーザに通知することを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3に記載のスケジュ
    ール通知装置。
  5. 【請求項5】 行動予定地および行動日時に関する情報
    を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶
    する第1ステップと、 ユーザの現在位置情報を取得する第2ステップと、 前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づい
    て、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在
    位置から開始する行動開始時刻を抽出する第3ステップ
    と、 現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に
    達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対し
    て通知する第4ステップとを有することを特徴とするス
    ケジュール通知方法。
  6. 【請求項6】 上記第4ステップにおいて、現在時刻か
    ら前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、
    現在位置から行動予定地までの経路をユーザに対して通
    知することを特徴とする請求項5に記載のスケジュール
    通知方法。
  7. 【請求項7】 上記第2ステップにおいて、GPS(Gl
    obal Positioning System)を利用してユーザの現在位
    置情報を取得することを特徴とする請求項5又は請求項
    6に記載のスケジュール通知方法。
  8. 【請求項8】 上記第4ステップにおいて、前記スケジ
    ュールデータは電子メールによってユーザに通知するこ
    とを特徴とする請求項5、請求項6又は請求項7に記載
    のスケジュール通知方法。
  9. 【請求項9】 行動予定地および行動日時に関する情報
    を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶
    する記憶機能と、 ユーザの現在位置情報を取得する取得機能と、 前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づい
    て、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在
    位置から開始する行動開始時刻を抽出する演算機能と、 現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に
    達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対し
    て通知する通知機能とをコンピュータに持たせることを
    特徴とするスケジュール通知プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 現在時刻から前記行動開始時刻までの
    時間が所定時間に達すると、現在位置から前記行動予定
    地までの経路をユーザに対して通知する機能をコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のス
    ケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 GPS(Global Positioning Syste
    m)を利用してユーザの現在位置情報を取得する機能を
    コンピュータに実行させることを特徴とする請求項9又
    は請求項10に記載のスケジュール通知プログラムを格
    納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 スケジュールデータを電子メールによ
    ってユーザに通知する機能をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項9、請求項10又は請求項11
    に記載のスケジュール通知プログラムを格納したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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