JPH1194576A - 車両用案内装置および車両用案内システム - Google Patents

車両用案内装置および車両用案内システム

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JPH1194576A
JPH1194576A JP25827597A JP25827597A JPH1194576A JP H1194576 A JPH1194576 A JP H1194576A JP 25827597 A JP25827597 A JP 25827597A JP 25827597 A JP25827597 A JP 25827597A JP H1194576 A JPH1194576 A JP H1194576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両故障が発生した時、故障状態に応じた適
切な経路案内を行う。 【解決手段】 車両側のダイアグノーシス装置24が検
出した故障状態が情報センタ50へ送られる。情報セン
タ50では、故障を修理できるディーラーが検索され、
ディーラーへの経路が計算される。この経路が車両へ送
られ、経路案内に用いられる。ディーラーへの経路とし
ては、検出された故障状態の下での走行に求められる禁
止事項に基づいて、この禁止事項を守れる故障適応経路
が設定される。この故障適応経路を用いた案内に従うこ
とにより、ユーザは、容易に、故障状態に応じた適当な
走り方で車両を走らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用案内装置、
特に、車両の故障発生に対応した経路案内を行う機能を
備えた案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より経路案内を行う車載電子機器と
して車両用案内装置が周知であり、代表的には、いわゆ
るナビゲーション装置が知られている。ナビゲーション
装置では、車両走行の目的地が設定され、地図情報を用
いて目的地までの経路が設定される。そして、設定され
た経路を用いて経路案内が行われる。例えば、車両の現
在位置の周辺の地図がディスプレイに表示され、この地
図上で、設定経路が他の道路と区別して表示される。さ
らに、適宜、スピーカから音声案内が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、車両走行の目的
地はユーザにより指定される。ユーザは、自分の行きた
い場所を目的地としてナビゲーション装置に入力し、こ
の目的地へ到達するための経路案内を受ける。しかし、
このような用途に限らず、車両の故障発生時にも下記の
如く経路案内技術を有効に役立てることができる。
【0004】車両に何らかの故障が発生した場合、ディ
ーラやサービスセンタ等の修理施設に車両を持ち込む必
要が生じる。そこで、車両を適当な修理施設に誘導する
ために経路案内技術を利用できる。この経路案内のため
に、故障状態検出装置が利用される。故障状態検出装置
は、故障診断装置やダイアグノーシス装置ともいわれ、
従来より、車両の故障状態を検出する装置として知られ
ている。故障状態検出装置は、各種の車載機器やセンサ
からの入力信号を基に、車両に発生したいろいろな故障
の部位や内容を検出する。特開平7−129894号公
報に記載されているように、故障発生時の修理施設への
経路案内を行うために、故障検出装置を車両用案内装置
に一体化することが好適である。
【0005】上記公報では、車両に異常が発生したとき
に、車両と管理センタが無線接続され、車両の現在位置
が管理センタへ送信される。管理センタは最寄りのサー
ビスセンタを検索し、サービスセンタの位置を車両へ知
らせる。また、車両の異常内容を表す故障コードが管理
センタへ送られ、管理センタにて故障の遠隔診断が行わ
れる。さらに、遠隔診断結果に基づいて故障内容に適し
たサービスセンタを車両に知らせることが提案されてい
る。
【0006】しかしながら、従来提案されている技術に
は下記の問題がある。故障が発生した時には、通常走行
時とは車両の走り方を変えた方がよいことがある。車両
の故障状態の悪化防止を図るためであり、あるいは、車
両をより安全に修理施設に導くためである。また、実際
には一つの修理施設でいろいろな種類の故障が修理され
る。同じ修理施設に行くにしても、故障内容に応じて修
理施設に行くまでの車両の走り方を変えた方がよいこと
がある。例えば、できるだけ低車速を維持した方がよい
場合がある。また例えば、できるだけ停車回数を少なく
した方がよい場合があり、また、できるだけ右折(また
は左折)を避けた方がよい場合がある。従来はこのよう
なことが全く考慮されておらず、従って、修理施設まで
の案内をより適切に行うことに関して改良の余地があ
る。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、故障発生時に故障状態に応じた適当
な経路案内を行うことができる車両用案内装置を提供す
ることにあり、また、そのような案内装置を含む好適な
案内システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の車両用案内装置は、車両の故障状態を検
出する故障状態検出手段と、故障発生時に故障対応の経
路案内を行う経路案内手段と、を有する。前記経路案内
手段は、故障状態に応じた走行に適した故障適応経路を
車両が通るように、故障状態に応じた経路案内を行う。
【0009】本発明の作用を説明する。故障発生に適切
に対応するためには、故障状態に応じて走り方を変える
必要がある。本発明によれば、車両の走り方を変えるた
めに、故障状態に応じた経路案内が行われて、車両の通
る経路が変えられる。経路が変われば、車両の走り方も
効果的に変わる。具体例では、低車速を維持した走行が
必要なときには、制限速度の低い道路を車両が走行すれ
ばよい。そこで、故障状態に応じた走行に適した経路、
すなわち故障適応経路を車両が通るように経路案内が行
われる。故障適応経路を知らされたユーザは、容易に、
故障状態に応じた適当な走り方で車両を走行させること
ができる。以上のように、本発明によれば、故障状態に
応じた経路案内が行れるので、車両の走り方が故障状態
に応じて変わる。その結果、故障状態の悪化の防止を図
ることができ、またあるいは、より安全に車両を走行さ
せることができるなど、故障発生に対して適切に対応す
ることができる。
【0010】なお、本発明の好ましい態様では、故障状
態の種類に応じて異なる経路案内が行われる。故障部位
や内容が異なれば、それに応じて異なる故障適応経路が
適用される。しかし、本発明はこのような態様に限定さ
れない。例えば、いろいろな種類の故障状態を想定した
上で、適当な故障適応経路を設定するための条件(基
準)を定めておく。故障発生時には、故障の種類に関係
なく、上記の条件に従った経路案内が行われる。この点
は、下記の各態様においても同様である。
【0011】また、本発明の一態様では、後述するよう
に、故障対応目的地への経路設定が故障状態に応じて好
適に変えられる。しかし、本発明はこのような態様に限
定されない。例えば、別の態様では、経路案内として、
故障状態下での走行に適した道路が、それ以外の道路と
区別してユーザに提示される。このとき、特定の目的地
や特定の経路の設定はなくてもよい。提示された適当な
道路を走行すれば、結果として、車両は故障適応経路を
通ることになる。また例えば、別の態様では、故障発生
前に設定されていた目的地(すなわち、故障対応目的地
ではない通常の目的地)が継続使用される。そして、こ
の通常の目的地までの途中の経路が、適当な故障適応経
路へと変更される。
【0012】また、本発明の一態様では後述するように
情報センタとのデータ通信が好適に利用されるが、本発
明はこのような態様に限定されない。必要な構成がすべ
て車両に備えられ、情報センタとのデータ通信が行われ
なくともよい。
【0013】(2)本発明の一態様の車両用案内装置
は、目的地までの経路を用いて経路案内を行う車両用案
内装置であって、車両の故障状態を検出する故障状態検
出手段と、故障発生時に故障対応目的地までの経路案内
を行う経路案内手段と、を有する。前記経路案内手段
は、前記故障対応目的地までの経路として、故障状態に
応じた走行に適した経路である故障適応経路を、経路案
内に用いる。故障対応目的地は例えば修理施設であり、
好ましくは故障状態に基づいて修理施設が選択させる。
【0014】本発明によれば、故障目的地までの案内用
の経路として、故障状態に応じた走行に適した故障適応
経路が用いられる。故障目的地が同じでも、故障状態の
種類に応じて異なる経路を用いることが好適である。経
路が異なれば、車両の走り方も変わる。適切な経路を用
いた案内に従い、ユーザは、容易に、故障状態に応じた
適当な走り方で車両を故障対応目的地まで走行させるこ
とができる。
【0015】本発明において、好ましくは、前記故障適
応経路は、検出された故障状態の下での車両走行に求め
られる制限条件に基づいて設定される。制限条件は、車
両の適切な走り方を示すものであり、例えば、車両走行
の禁止事項や推奨事項である。禁止事項はどのような走
り方を回避すべきかを示し、一方、推奨事項はどのよう
な走り方をすべきかを示し、両者は同様の機能をもつ。
後述する実施形態には、禁止事項が適用される。
【0016】また上記の態様では、例えば、車載の案内
装置が、制限条件を判断する判断手段と、判断結果に基
づいた経路設定を行う経路設定手段をもっていてもよ
い。また例えば、情報センタが判断手段をもち、車載の
案内装置が経路設定手段をもっていてもよい。また例え
ば、情報センタが判断手段と経路設定手段をもち、設定
した経路を車両へ送ってもよい。
【0017】(3)本発明の一態様の車両用案内システ
ムは、車両に搭載される案内装置と、この案内装置とデ
ータ通信を行う情報センタとを含み、前記案内装置が目
的地までの経路を用いて経路案内を行う。前記案内装置
は、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、車
両の故障状態を検出する故障状態検出手段と、を有し、
現在位置および故障状態を情報センタへ送信する。情報
センタは、故障状態が示す故障を修理可能で現在位置に
近い修理施設を検索する検索手段を有し、修理施設まで
の経路を作成し、またはその経路を作成するための経路
作成条件を求め、作成した経路または経路作成条件を案
内装置へ送信する。特に、前記修理施設までの経路が、
車両の故障状態に応じた走行に適した故障適応経路とな
るように設定される。ここで、経路作成条件は、例え
ば、前述したように、検出された故障状態の下での車両
走行に求められる制限条件である。また例えば、経路作
成条件は、経路計算用のパラメータ(経路が通るべき中
継点など)である。経路計算にパラメータを適用すれば
計算結果として故障適応経路が得られるように、パラメ
ータが設定される。
【0018】この態様では、情報センタとのデータ通信
が利用される。情報センタは、全国の修理施設の最新の
情報を入手したり管理することが容易である。また、情
報センタは、大量の情報を容易に管理できる。従って、
情報センタの利用により、故障発生に対応するための経
路案内が一層好適に行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。図1は、全体構成を示すブロック図である。この
実施形態では、本発明の案内装置が、車両用のナビゲー
ション装置10に適用される。このナビゲーション装置
10と情報センタ50により、本発明の車両用案内シス
テムが構成される。
【0020】ナビゲーション装置10には、ナビゲーシ
ョンECU12が設けられており、ナビゲーションEC
U12は、装置全体を制御している。ナビゲーションE
CU12にはGPS装置14が接続されている。GPS
(グローバルポジショニングシステム)装置14は、人
工衛星から送られる電波に基づいて現在位置を検出し、
ナビゲーションECU12へ送る。なお、変形例では、
GPS以外の各種の現在位置検出手段が用いられてもよ
く、衛星航法、自律航法、電波航法などに用いられる各
種のセンサが適用可能である。また、ナビゲーションE
CU12には、ユーザが装置に対する各種の指示(目的
地など)を入力するための入力装置16が接続されてい
る。さらに、ナビゲーションECU12には、出力手段
としてのディスプレイ18およびスピーカ20が接続さ
れている。また、ナビゲーションECU12には、全国
の道路形状などの地図情報を記憶した地図データベース
記憶部22が接続されている。
【0021】ナビゲーションECU12は、GPS装置
14の検出した現在位置と、地図データベース記憶部2
2の地図情報を用いて、経路案内に関する各種の処理を
行う。ナビゲーションECU12は、現在位置周辺の地
図を読み出して、表示用の画像データを生成し、ディス
プレイ18に出力する。これにより、現在位置周辺の地
図がディスプレイ18に表示される。地図上には、車両
の現在位置を示す現在位置マークが重ねて表示される。
また、ユーザが目的地を入力すると、ナビゲーションE
CU12は、地図情報を用いて、目的地までの適切な経
路を探索、設定する。経路計算には、周知のダイクスト
ラ法などが適宜利用される。設定された経路は、ディス
プレイ18上で、他の道路と区別して表示される。ま
た、ナビゲーションECU12は、必要に応じて、設定
経路に沿って車両を導くための音声案内を作成し、スピ
ーカ20を用いて音声案内を出力する。
【0022】また、ナビゲーションECU12には、ダ
イアグノーシス装置24が接続されている。ダイアグノ
ーシス装置24は、車両に故障が発生したことを検出
し、さらに故障状態を検出する。ダイアグノーシス装置
24は、車両に設けられた各種の車載機器やセンサ(図
示せず)と接続されており、これらの構成から車両の状
態を示す信号が入力される。ダイアグノーシス装置24
は、入力信号に基づいてダイアグコードを求める。ここ
では、入力信号とダイアグコードを対応づけるテーブル
(図示せず)が使用される。ダイアグコードは、故障状
態を表すコードであり、ダイアグコードにより、故障の
発生した部位と故障の内容が特定される。故障発生時、
ダイアグノーシス装置24は、ダイアグコードをナビゲ
ーションECU12へ出力する。
【0023】また、ナビゲーションECU12には通信
装置26が接続されている。ナビゲーションECU12
は、通信装置26を用いて情報センタ50との間でデー
タ通信を行う。地上通信や衛星通信が適用可能であり、
また、通信装置26は携帯電話(自動車電話)であって
もよい。故障発生時、ダイアグノーシス装置24によっ
て求められたダイアグコードは、車両の現在位置ととも
に、情報センタ50へ送られる。
【0024】次に、情報センタ50の構成を説明する。
情報センタ50には、センタ全体を制御するセンタ制御
部52が設けられている。センタ制御部52は、通信装
置54を用いて、車両側の通信装置26との間でデータ
通信を行う。また、センタ制御部52には、地図データ
ベース記憶部56が接続されている。地図データベース
記憶部56は、車両側で記憶されている地図情報と同様
の地図情報を記憶している。地図情報は、センタ制御部
52により、車両側と同様の経路計算を行うために利用
される。
【0025】また、センタ制御部52には、修理施設デ
ータベース記憶部58が接続されている。記憶部58に
は、図2のディーラ情報テーブルに示すような、修理施
設としてのディーラーのデータベースが記憶されてい
る。このディーラー情報テーブルでは、ディーラー毎
に、名称、住所、およびその住所の位置座標(図2の例
では緯度、経度)が対応づけられている。また、ディー
ラー情報テーブルには、各ディーラーごとの、故障対応
レベルおよび即対応可否情報が示される。故障対応レベ
ルは、ディーラーに設けられた修理整備場の能力を表し
ており、A〜Eの五つのレベルが設定されている。レベ
ルAが最も高いレベルである。高いレベルのディーラー
ほど、規模が大きく、多くの種類の故障を修理できる能
力をもつ。即対応可否情報は、故障車が持ち込まれたと
きにその故障車の修理をすぐに始められるか否かを示す
情報である。図2の○印は即対応可を意味し、△印は少
々の待ち時間が必要なことを意味し、×印は本日対応不
可を意味する。
【0026】情報センタ50と各ディーラーをオンライ
ンで接続することにより、または適宜ディーラーからの
申告を入手することにより、情報センタ50は、常に各
ディーラーの最新の情報を収集する。この最新の情報を
用いて、図2のディーラー情報テーブルは、センタ制御
部52により、リアルタイムで最新状態に書き換えられ
る。例えば、各ディーラーにおける交換部品のストック
状況が情報センタに入手される。交換部品のストック状
況に応じて修理可能な故障の種類が変わり、故障対応レ
ベルが書き換えられる。また、修理中の車両の台数や作
業員の人数に応じて、持ち込まれた故障車をすぐに修理
できるか否かが変わり、即対応可否情報が書き換えられ
る。
【0027】また、センタ制御部52には、故障ランク
テーブル記憶部60が接続されている。記憶部60に
は、図3に示すような故障ランクテーブルが記憶されて
いる。このテーブルでは、ダイアグコードと故障ランク
が対応づけられている。故障車両からダイアグコードが
送られてきたとき、センタ制御部52は、このテーブル
を参照することにより、故障ランクを求める。故障ラン
クとしてはA〜Eの5つのランクが設定されている。各
故障ランクA〜Eは、ディーラーの故障対応レベルA〜
Eとそれぞれ対応している。各故障ランクに分類される
故障は、そのランクと同じ対応レベルをもつディーラ
ー、および、より高い対応レベルをもつディーラーにて
修理可能である。例えば、ランクCの故障は、故障対応
レベルA〜Cのディーラにて修理可能である。このよう
に、車両からダイアグコードが送られてきたとき、故障
ランクテーブルとディーラー情報テーブルを参照するこ
とにより、車両に発生した故障を修理する能力をもつデ
ィーラーが分かる。
【0028】図3に示すように、故障ランクテーブルに
は、さらに、ダイアグコード毎に禁止事項が示される。
禁止事項は、本発明の制限条件(検出された故障状態の
下での車両走行に求められる条件)の一形態であり、こ
の禁止事項は、どのような走り方を車両が回避すべきか
を示す。図3では、禁止事項の例として、「エンジン回
転数4000rpm以上(禁止コード0A)」および
「停止回数多い(禁止コード0B)」が示されている。
図中の×は、各ダイアグコードに対して設定された禁止
事項を示している。例えば、ダイアグコード02に対し
ては、禁止事項として禁止コード0Aが設定されてい
る。
【0029】例えば、あるダイアグコードの故障が発生
したときは、車両走行が継続してもエンジンの状態が維
持され、悪化しないように、エンジン回転数を抑える必
要があるとする。また、あるダイアグコードの故障が発
生したときは、その他の理由で、低車速を維持する必要
があるとする。これらの故障に関しては、上記の禁止コ
ード0Aが禁止事項に定められる。従って、禁止事項が
守られれば、車両は故障状態に応じた適当な走り方で走
行する。
【0030】以上に、情報センタ50の構成を説明し
た。なお、情報センタ50において、地図データベース
記憶部56、修理施設データベース記憶部58および故
障ランクテーブル記憶部60は別々に設けられてもよい
が、これらの記憶部56〜60を一体化した記憶装置を
設けることも好適である。
【0031】次に、故障発生時に行われる経路案内を説
明する。経路案内の形態としては、(A)「情報センタ
が案内用の経路を作成してから車両へ送る形態」と、
(B)(C)「情報センタが経路作成のための条件を車
両へ送る形態」がある。以下、それぞれの形態について
説明する。なお、本システムには、これらの形態の一つ
が適用されてもよい。また、複数の形態が適用されても
よく、この場合、適用する形態を車両毎に異ならせるこ
とも好適である。
【0032】(A)「情報センタが経路を作成する形
態」 図4は、この形態の処理を示すフローチャートである。
車両に故障が発生すると、ナビゲーション装置10のダ
イアグノーシス装置24が、故障の発生を検出し、故障
状態(部位や内容)を表すダイアグコードを求める(S
10)。ダイアグコードは、ナビゲーションECU12
へ入力される。ナビゲーションECU12は、ディスプ
レイ18やスピーカ20を用いて、故障の発生をユーザ
に報せる。また、ナビゲーションECU12は、ダイア
グコードを、GPS装置14から入力された現在位置情
報とともに、通信装置26を用いて情報センタ50へ送
る(S12)。このデータ通信は、自動的に行われても
よく、また、手動で行われてもよい。手動の場合、好適
には、ナビゲーションECU12は、ディスプレイ18
やスピーカ20を用いて、データ通信の可否をユーザに
問い合わせる。ユーザは、入力装置16を用いてデータ
通信の許可を入力する。
【0033】情報センタ50の通信装置54は、ダイア
グコードおよび現在位置を受信し、センタ制御部52へ
送る。センタ制御部52は、故障ランクテーブル記憶部
60の故障ランクテーブル(図3)から、ダイアグコー
ドに対応する故障ランクと禁止コードを読み出す。これ
により、車両に発生した故障に対応する故障ランクが判
定される(S14)。次に、センタ制御部52は、修理
施設データベース記憶部58に記憶されたディーラー情
報テーブル(図2)を参照し、故障を修理するディーラ
ーの候補を決定する。ここでは、まず、判定された故障
ランクと同等かそれ以上の故障対応レベルをもつディー
ラーが選ばれる。選ばれたディーラーは、修理のための
交換部品をもっており、該当する故障ランクの故障を修
理する能力をもつ。さらに、上記で抽出されたディーラ
ーから、「即対応可(図2中で○印)」のディーラーが
選ばれる。即対応可のディーラーがなければ、「少々時
間待ち有り(図2中で△印)」のディーラーが選ばれ
る。このようにして、修理を担当するディーラーの候補
が絞り込まれる(S16)。なお、この段階で、ディー
ラーの住所や電話番号を参照するなどの方法により、デ
ィーラーの候補を、ある程度現在位置に近いものに絞っ
ておくことも好適である。
【0034】次に、センタ制御部52は、ディーラーの
位置座標を基に、候補に選ばれた各ディーラーと現在位
置の距離を算出する。そして、センタ制御部52は、候
補の中から現在位置に最も近いディーラーを選択する
(S18)。
【0035】センタ制御部52は、さらに、現在位置か
ら、S18で選択したディーラーへの経路を算出する
(S20)。ここでは、地図データベース記憶部56の
地図情報が利用される。経路計算の出発点は現在位置で
あり、目的地はディーラーになる。すなわち、このディ
ーラーが、本発明の故障対応目的地に相当する。特に、
本実施形態では、S14で読み出された禁止事項に基づ
いた経路計算が行われ、ユーザが容易に禁止事項を守る
ことができる経路が求められる。従って、計算結果の経
路は、本発明の故障適応経路、すなわち、故障状態に応
じた走行に適した経路となる。
【0036】S20までの処理を、具体例を用いて説明
する。車両側のダイアグノーシス装置24が求めたダイ
アグコードがコード02であったとする。センタ側のセ
ンタ制御部52は、S14にて図3のテーブルを参照
し、ダイアグコード02に対応する故障ランクCと禁止
コード0Aを求める。故障ランクがCであるので、S1
6にて図2のテーブルが参照され、故障対応レベルA〜
Cのディーラーが検索され、さらに、即対応可のディー
ラーが検索される。選ばれたディーラーには、図2の上
から2段目のディーラー(Bレベル、即対応可)が含ま
れる。さらに、S18では、現在位置から最も近いディ
ーラーが選択される。そして、S18で選択したディー
ラーまでの経路が求められる(S20)。ここで、禁止
コード0Aは、「エンジン回転数4000rpm以上は
禁止」を意味している。従って、低車速を維持したまま
ディーラーまで辿りつける経路が好ましい。そこで、S
20では、制限速度の低い道路を通る経路が探索、設定
される。
【0037】図5には、故障対応経路の具体例が示され
ている。図中の太い線は、制限速度60kmで交通量の
多い道路を示す。一方、細い線は、制限速度40kmで
交通量の比較的少ない道路を示す。経路計算の目的地の
ディーラーは二重丸で示されている。図5の左側のルー
トA(点線)は、故障発生地点(現在位置)とディーラ
ーの最短経路である。通常の経路計算であれば、ルート
Aが設定される。しかし、ここでは、禁止コード0Aに
基づいて、図5の右側のルートB(点線)が設定され
る。ルートBは、最短経路ではないが、制限速度の低い
道路を通っている。従って、ルートBに沿って走行すれ
ば、ユーザは、容易に禁止事項を守った走り方で車両を
ディーラーまで走らせることができる。
【0038】他の禁止事項の例を説明する。禁止事項に
は、図3に示すように、「停車回数が多い走り方の禁止
(コード0B)」がある。禁止コード0Bが設定されて
いる場合、できるだけ少ない停車回数でディーラーまで
辿りつくことが望ましい。そこで、途中に信号や一時停
止箇所の少ない経路が探索される。また、交通情報を参
照して、渋滞中や工事中の道路を通らない経路が探索さ
れる。通常の経路計算では、渋滞中の道路は、目的地ま
での到達時間(旅行時間)を短縮する目的で回避され
る。しかし、ここでは、渋滞中の道路は、停車回数を減
らす目的で回避される。
【0039】その他の例では、禁止事項として「右折禁
止」が設定された場合、左折のみでディーラーへ到達で
きる経路が探索される。その他にも、故障の種類に応じ
て、すなわち、ダイアグコードに応じて、それぞれ異な
る禁止事項が設定されており、禁止事項に応じて異なる
経路が設定される。なお、一つのダイアグコードに対し
て、複数の禁止事項が設定されている場合もある。この
ときは、すべての禁止事項が守られるような経路が設定
される。
【0040】本実施形態では、各ダイアグコードに対し
て禁止事項を設定した。これに対し、各ダイアグコード
に対して推奨事項を設定することによっても、同様の効
果が得られる。推奨事項は、例えば、「エンジン回転数
4000rpm以下で走行」といった事項である。また
例えば、推奨事項は、「複数車線では左側車線(路側よ
り車線)を走行する」といった事項である。この場合、
推奨事項を守ることができる経路が設定される。従っ
て、複数車線の道路での右折を含むような経路は設定さ
れない。
【0041】図4に戻り、S22以下の処理を説明す
る。センタ制御部52は、修理を担当するディーラーの
位置と、S20で設定した経路と、ダイアグコードに対
応する禁止事項とを、通信装置54を用いて車両へ送る
(S22)。これらの情報は、ナビゲーション装置10
の通信装置26に受信され、ナビゲーションECU12
へ送られる。ナビゲーションECU12は、入力情報を
用いて故障対応の経路案内を行う(S24)。
【0042】S24では、故障発生以前に通常の経路案
内が行われていた場合、この通常の経路案内は中止され
る。そして、まず、行き先のディーラーがディスプレイ
18に表示され、次に、禁止事項がディスプレイ18に
表示され、ユーザは、ディーラーに到達するまで禁止事
項を守って走行するようにとの説明を受ける。ディーラ
ーや禁止事項は、スピーカー20を用いて音声にてユー
ザーに伝えられてもよい。さらに、図5に示したような
地図がディスプレイ18に表示され、現在位置とディー
ラーの位置、ディーラーまでの経路が示される。そし
て、適宜、車両を経路に沿って導くための音声案内が出
力される。
【0043】ユーザーは、ナビゲーション装置10の案
内に従って車両を走行させる。前述のように、ディーラ
ーまでの経路は、禁止事項に基づいて設定された故障適
応経路である。従って、ユーザーは、容易に、禁止事項
を守り、車両の故障状態に応じた走り方で車両を走行さ
せることができる。
【0044】以上、図4を参照して、形態(A)の経路
案内を説明した。図4の処理に関しては、下記の変形が
考えられる。図4では、S18、S20にて、現在位置
から最も近いディーラーまでの経路を求めた。しかし、
そのディーラーが目的地であると、禁止事項を守れる経
路を設定できないことがありうる。前述の具体例では、
制限速度の高い道路を通らないとディーラーまで辿りつ
けない場合が挙げられる。このようなときは、S18に
戻り、現在位置に2番目に近いディーラーが選択され、
このディーラーまでの経路が計算される。このようし
て、より現在位置に近いディーラーが、順次、目的地に
設定され、適当な経路が見つかるまで経路計算が繰り返
される。
【0045】図4の処理の別の変形例を説明する。本実
施形態では、禁止事項に基づいた経路計算が行われるの
で、計算結果の経路はディーラーまでの最短経路でない
ことが多いと考えられる。従って、図4では最も近いデ
ィーラーが目的地であるものの、遠回りの経路が設定さ
れてしまうことがある。そして、結果的には、他のディ
ーラーを選択した方が却って経路の長さが短いことがあ
りうる。そこで、この変形例では、S18にて、複数の
ディーラーが選択される。例えば、現在位置に近い順
に、10のディーラーが選択される。そして、それぞれ
のディーラーへの経路が算出される。経路の長さを比較
し、最も短い経路に対応するディーラーが選択される。
【0046】(B)「情報センタが経路作成条件を車両
へ送る形態(1)」 上記の(A)の形態では、情報センタから車両へ故障適
応経路が送られた。一方、この形態では、経路の代わり
に、同様の経路を設定するための経路作成条件が送られ
る。特に、この形態では、経路作成条件として、ディー
ラーの位置と経路計算用のパラメータが送られる。
【0047】この形態の経路案内では、図4のS20ま
では、上記の(A)と同様の処理が行われる。S20で
は、ディーラーまでの故障対応経路が計算される。次
に、センタ制御部52は、経路計算用のパラメータとし
て、経路上に存在する中継点を求める。図5の例では、
例えば、経路上の交差点a、bが求められる。センタ制
御部52は、これらの中継点をディーラーの位置ととも
に車両へ送る。このとき、前述したように、禁止事項も
車両へ送られる。
【0048】車両側では、ナビゲーションECU12
が、パラメータとしての中継点を用いてディーラーまで
の経路を計算する。ここでは、地図データベース記憶部
22の地図情報が利用される。また、出発点は現在位置
(故障発生地点)であり、目的地は、ディーラーの位置
である。経路計算では、中継点(図5の交差点a、b)
を通る経路が求められる。これにより、計算結果の経路
は、センタ側で計算された経路と同様のものになる。算
出された経路を用いて、(A)の形態と同様の経路案内
が行われる。
【0049】この形態(B)において、パラメータたる
中継点は、故障適応経路を特定できるものであればよ
い。すなわち、中継点を適用することにより、禁止事項
を用いて設定した経路と同じ経路が算出されればよい。
経路の特定が可能な範囲で、最小限の数の中継点を求め
ることが好ましい。また、経路を特定できるものであれ
ば、中継点以外のパラメータが用いられてもよい。例え
ば、パラメータは、車両が通るべき道路であってもよ
い。図5の例では、道路cがパラメータとして選ばれ
る。道路cを通る経路を算出すれば、算出結果として故
障適応経路(点線)が得られるからである。なお、この
形態(B)では、センタ側で経路計算を行っているが、
適宜、この経路計算は省略されてもよい。
【0050】(C)「情報センタが経路作成条件を車両
へ送る形態(2)」 この形態でも、情報センタは、故障適応経路の代わり
に、経路作成条件を車両へ送る。ただし、ここでは、経
路作成条件として、ディーラーの位置と禁止事項が送ら
れる。
【0051】図6は、この形態(C)の処理を示すフロ
ーチャートである。S18までの処理は、図4を用いて
説明した形態(A)の処理と同等である。S18で選択
されたディーラーは、車両に発生した故障をすぐに修理
できるディーラーのうちで現在位置に最も近いディーラ
ーである。S30では、このディーラーの位置と、図3
の故障ランクテーブルから読み出された禁止事項が、車
両へ送信される。
【0052】車両では、ディーラーの位置と禁止事項が
通信装置26により受信され、ナビゲーションECU1
2へ送られる。ナビゲーションECU12は、入力情報
を用いてディーラーまでの経路を計算する(S32)。
ここでは、地図データベース記憶部22の地図情報が利
用される。そして、形態(A)にてセンタ側で行われた
計算と同様の経路計算が行われる。従って、禁止事項に
基づいた経路計算が行われ、ユーザが容易に禁止事項を
守ることができる経路、すなわち、故障適応経路が求め
られる。この経路と禁止事項を用いて、形態(A)と同
様の経路案内が行われる(S34)。
【0053】このように、形態(C)では、禁止事項が
経路作成条件に相当する。そして、車両側で禁止事項に
基づいた経路計算が行われる。センタと車両のどちらが
経路計算を担当しても、計算結果の経路は同じである。
経路作成条件としての禁止事項が同じだからである。従
って、この形態(C)によっても、ユーザは経路案内に
従って、容易に、車両の故障状態に応じた走り方で車両
をディーラーまで走行させることができる。
【0054】なお、前述の形態(A)の変形例で説明し
たように、現在位置から最も近いディーラーへの経路案
内が最適でないこともありうる。このような場合を考慮
して、情報センタが、現在位置に近い複数のディーラー
の位置を車両へ送ることも好適である。形態(A)の変
形例と同様の方法で、最適なディーラーが選ばれる。
【0055】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。上記のように、本実施形態では、車両の故障状態に
対応する禁止事項が設定されており、禁止事項に基づい
て、修理施設としてのディーラーまでの経路が求められ
る。このとき、禁止事項を容易に守ることができる経
路、すなわち、故障状態に応じた適当な走り方で車両を
走行させることができる経路が設定される。同じディー
ラーまでの経路であっても、故障部位や内容が異なれ
ば、経路も変更される。ユーザは、このような故障適応
経路を用いた経路案内に従って、容易に、適切な走り方
で車両を走らせる。従って、故障状態の維持すなわち故
障状態の悪化防止が図られ、また、車両をより安全に走
行させるように図ることができるなど、故障発生に対し
て適切に対処することが可能となる。
【0056】本実施形態では、情報センタと車両のデー
タ通信が利用された。しかし、本発明はこのような構成
には限定されない。例えば、ディーラ情報テーブルや故
障ランクテーブルをナビゲーション装置10がもってい
てもよい。この場合、ナビゲーション装置10が単独で
故障対応の経路案内を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】 図1のシステムの情報センタが記憶している
ディーラー情報テーブルを示す図である。
【図3】 図1のシステムの情報センタが記憶している
故障ランクテーブルを示す図である。
【図4】 図1のシステムによる故障発生時の経路案内
処理を示すフローチャートである。
【図5】 故障発生時に設定される故障適応経路を示す
図である。
【図6】 図1のシステムによる故障発生時の経路案内
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置、12 ナビゲーションEC
U、14 GPS装置、22,56 地図データベース
記憶部、24 ダイアグノーシス装置、50情報セン
タ、52 センタ制御部、58 修理施設データベース
記憶部、60故障ランクテーブル記憶部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の故障状態を検出する故障状態検出
    手段と、 故障発生時に故障対応の経路案内を行う経路案内手段
    と、 を有する車両用案内装置において、 前記経路案内手段は、故障状態に応じた走行に適した故
    障適応経路を車両が通るように、故障状態に応じた経路
    案内を行うことを特徴とする車両用案内装置。
  2. 【請求項2】 目的地までの経路を用いて経路案内を行
    う車両用案内装置であって、 車両の故障状態を検出する故障状態検出手段と、 故障発生時に故障対応目的地までの経路案内を行う経路
    案内手段と、 を有し、 前記経路案内手段は、前記故障対応目的地までの経路と
    して、故障状態に応じた走行に適した経路である故障適
    応経路を、経路案内に用いることを特徴とする車両用案
    内装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記故障対応目的地は、故障状態に基づいて選択された
    修理施設であることを特徴とする車両用案内装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3のいずれかに記載の装
    置において、 前記故障適応経路は、検出された故障状態の下での車両
    走行に求められる制限条件に基づいて設定されることを
    特徴とする車両用案内装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の装置に
    おいて、 情報センタとのデータ通信を行う通信手段を有し、 車両の故障状態と現在位置を情報センタへ送信し、セン
    タ側で故障状態と現在位置に基づいて設定された前記故
    障適応経路を情報センタより受信し、受信した前記故障
    適応経路を用いて経路案内を行うことを特徴とする車両
    用案内装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載される案内装置と、この案内
    装置とデータ通信を行う情報センタとを含み、前記案内
    装置が目的地までの経路を用いて経路案内を行う車両用
    案内システムであって、 前記案内装置は、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 車両の故障状態を検出する故障状態検出手段と、 を有し、現在位置および故障状態を情報センタへ送信
    し、 前記情報センタは、 故障状態が示す故障を修理可能で現在位置に近い修理施
    設を検索する検索手段を有し、修理施設までの経路を作
    成し、またはその経路を作成するための経路作成条件を
    求め、作成した経路または経路作成条件を案内装置へ送
    信し、 前記修理施設までの経路が、車両の故障状態に応じた走
    行に適した故障適応経路となるように設定されることを
    特徴とする車両用案内システム。
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