JP2002544639A - ディスク記憶システムにおいて繰り返し学習制御装置を使用した反復性ランアウト補償 - Google Patents
ディスク記憶システムにおいて繰り返し学習制御装置を使用した反復性ランアウト補償Info
- Publication number
- JP2002544639A JP2002544639A JP2000617444A JP2000617444A JP2002544639A JP 2002544639 A JP2002544639 A JP 2002544639A JP 2000617444 A JP2000617444 A JP 2000617444A JP 2000617444 A JP2000617444 A JP 2000617444A JP 2002544639 A JP2002544639 A JP 2002544639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- servo
- zap
- head
- rro
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59627—Aligning for runout, eccentricity or offset compensation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59633—Servo formatting
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
反復性ランアウトを補償するためのサーボ制御ループ(232)を含むディスク記憶システム(100)が提供される。Comp Value(k+1)=Comp Value(k)+KΦ(z)RRO(k)(ここでKは学習レートであり、kは繰り返し数であり、Φ(z)はフィルタであり、RRO(k)は反復性ランアウトエラーである)の形態のテーブル項目を使用して、反復性ランアウトを補償する。更に、ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<1を満足させなければならない。ここで、PC(jω)はサーボループの開ループ周波数応答であり、フィルタは二次フィルタを含むことができる。
Description
【0001】 (発明の分野) 本発明は一般的には、ディスクドライブデータ記憶システムに関し、より詳細
には、本発明はサーボシステムにおけるエラーを補償することに関する。
には、本発明はサーボシステムにおけるエラーを補償することに関する。
【0002】 (発明の背景) ディスクドライブはディスク上に形成された同心状トラックに沿って情報を読
み出したり、書き込んだりする。ディスク上の特定のトラックにある読み出し−
書き込みヘッドを探すために、ディスクドライブは一般にディスク上に埋め込ま
れたサーボフィールドを使用する。これら埋め込まれたフィールドは、特定のト
ラック上にヘッドを位置決めするようサーボサブシステムによって利用される。
サーボフィールドは、ディスクドライブの製造時にディスクに書き込まれ、その
後、位置を決定するためにディスクドライブの読み出し−書き込みヘッドによっ
て読み出されるだけである。マルチレートのサーボシステムは、特定のトラック
に対するヘッドの位置を特定のサンプリングレートでサンプリングし、測定され
た位置サンプルの間のヘッドの位置を推定することにより、サンプリングレート
の倍数であるレートでヘッドの位置を調節する。
み出したり、書き込んだりする。ディスク上の特定のトラックにある読み出し−
書き込みヘッドを探すために、ディスクドライブは一般にディスク上に埋め込ま
れたサーボフィールドを使用する。これら埋め込まれたフィールドは、特定のト
ラック上にヘッドを位置決めするようサーボサブシステムによって利用される。
サーボフィールドは、ディスクドライブの製造時にディスクに書き込まれ、その
後、位置を決定するためにディスクドライブの読み出し−書き込みヘッドによっ
て読み出されるだけである。マルチレートのサーボシステムは、特定のトラック
に対するヘッドの位置を特定のサンプリングレートでサンプリングし、測定され
た位置サンプルの間のヘッドの位置を推定することにより、サンプリングレート
の倍数であるレートでヘッドの位置を調節する。
【0003】 ヘッドは、ディスクを中心とする完全に円形のパスに沿って移動することが望
まれる。しかしながら、ヘッドがこの理想的なパスに従うことを阻害するエラー
には2つのタイプがある。第1のタイプのエラーは書き込みエラーであり、この
エラーはサーボ書き込みプロセスにおけるサーボフィールドの形成中に生じる。
サーボフィールドを形成するのに使用される書き込みヘッドは、ディスク上の飛
行の空気力学特性、ディスクのフラッタリング、スピンドルモータの振動、ディ
スクの曲がり、ヘッドを支持するのに使用されているジンバルの振動から書き込
みヘッドに予想できない圧力の効果が加わることに主に起因して、完全に円形の
パスに常に従うわけではないので、このような書き込みエラーが生じる。これら
乱れにより、ディスクに書き込まれるトラックは完全に円形のパスとは言えず、
ディスク内のヘッドは円形でないパスに従うことになる。
まれる。しかしながら、ヘッドがこの理想的なパスに従うことを阻害するエラー
には2つのタイプがある。第1のタイプのエラーは書き込みエラーであり、この
エラーはサーボ書き込みプロセスにおけるサーボフィールドの形成中に生じる。
サーボフィールドを形成するのに使用される書き込みヘッドは、ディスク上の飛
行の空気力学特性、ディスクのフラッタリング、スピンドルモータの振動、ディ
スクの曲がり、ヘッドを支持するのに使用されているジンバルの振動から書き込
みヘッドに予想できない圧力の効果が加わることに主に起因して、完全に円形の
パスに常に従うわけではないので、このような書き込みエラーが生じる。これら
乱れにより、ディスクに書き込まれるトラックは完全に円形のパスとは言えず、
ディスク内のヘッドは円形でないパスに従うことになる。
【0004】 円形パスを阻害する第2タイプのエラーは、トラック追従乱れとして知られる
エラーである。このトラック追従エラーは、サーボフィールドによって定められ
たパスをヘッドが従おうと試みる際に生じる。これら乱れは、書き込みエラーを
生じさせるのと同じ空気力学的効果および振動効果によって生じる。更に、サー
ボシステムのバンド幅は限られており、ヘッドはサーボフィールドが構成するパ
スの高周波変化に対し十分高速では応答できないために、このようなトラック追
従エラーが生じ得る。
エラーである。このトラック追従エラーは、サーボフィールドによって定められ
たパスをヘッドが従おうと試みる際に生じる。これら乱れは、書き込みエラーを
生じさせるのと同じ空気力学的効果および振動効果によって生じる。更に、サー
ボシステムのバンド幅は限られており、ヘッドはサーボフィールドが構成するパ
スの高周波変化に対し十分高速では応答できないために、このようなトラック追
従エラーが生じ得る。
【0005】 本明細書では、書き込みエラーに説明を集中する。この書き込みエラーはヘッ
ドがトラックに沿って移動するごとに同じ位置で同じエラーを生じさせるので、
反復性ランアウトエラーと称されることが多い。トラック密度が高まるにつれ、
これら反復性ランアウトエラーによってトラックピッチが制限され始めている。
特にサーボフィールドによって生じる理想的なトラックパスと実際のトラックパ
スとの間の振動の結果、内側トラックパスと外側トラックパスとが干渉すること
がある。このことは、最初に書き込まれたエラーによってヘッドが内側トラック
の理想的円形パスの外側に位置し、第2書き込みエラーがヘッドを外側トラック
の理想的円形パスの内側に移動される時に特に深刻である。この問題は、トラッ
クスクイズ問題と称されることが多い。トラックピッチのかかる制限を解消する
には、システムはこれら反復性ランアウトエラーを補償しなければならない。
ドがトラックに沿って移動するごとに同じ位置で同じエラーを生じさせるので、
反復性ランアウトエラーと称されることが多い。トラック密度が高まるにつれ、
これら反復性ランアウトエラーによってトラックピッチが制限され始めている。
特にサーボフィールドによって生じる理想的なトラックパスと実際のトラックパ
スとの間の振動の結果、内側トラックパスと外側トラックパスとが干渉すること
がある。このことは、最初に書き込まれたエラーによってヘッドが内側トラック
の理想的円形パスの外側に位置し、第2書き込みエラーがヘッドを外側トラック
の理想的円形パスの内側に移動される時に特に深刻である。この問題は、トラッ
クスクイズ問題と称されることが多い。トラックピッチのかかる制限を解消する
には、システムはこれら反復性ランアウトエラーを補償しなければならない。
【0006】 書き込みエラーは、サーボループ内に記憶された補償値を注入することによっ
て補償できる。しかしながら、補償値を決定するには複雑な計算が必要であり、
このような計算は、ディスク記憶システム内で実行するには困難であることが多
かった。本発明は、この問題およびその他の問題に対する簡単な解決案を提供す
るものであり、従来技術に対する別の利点を提供するものである。
て補償できる。しかしながら、補償値を決定するには複雑な計算が必要であり、
このような計算は、ディスク記憶システム内で実行するには困難であることが多
かった。本発明は、この問題およびその他の問題に対する簡単な解決案を提供す
るものであり、従来技術に対する別の利点を提供するものである。
【0007】 (発明の概要) 本発明は、ディスクドライブにおける反復性書き込みランアウトを補償するこ
とに関し、本発明は、上記問題を解決するランアウト補償を行うディスクドライ
ブに関する。
とに関し、本発明は、上記問題を解決するランアウト補償を行うディスクドライ
ブに関する。
【0008】 本発明の一実施例によれば、ディスク表面上のトラックに対するヘッド位置を
示すサーボ位置値をディスク表面から読み出す、ディスク記憶システムにおいて
反復性ランアウト補償を行う。その後、補償値のテーブルから補償値が検索され
、検索された補償値に基づき、サーボ位置値を補償する。
示すサーボ位置値をディスク表面から読み出す、ディスク記憶システムにおいて
反復性ランアウト補償を行う。その後、補償値のテーブルから補償値が検索され
、検索された補償値に基づき、サーボ位置値を補償する。
【0009】 本発明の別の実施例によれば、ディスクドライブはディスク上にヘッドを位置
決めするためのサーボループを含む。このディスクはトラックにデータを記憶す
るようになっており、トラックは位置を表示するのに使用されるサーボ情報を記
憶するようになっているサーボフィールドを含む。ヘッドはディスク上に位置す
るサーボ情報を検出し、これからサーボ位置信号を発生するようになっている。
このサーボ位置信号は基準信号と組み合わされ、トラックに対するヘッドの実際
の位置と所望する位置との間の差を示す位置エラー信号を発生する。サーボコン
トローラはこの位置エラー信号に応答し、サーボ制御信号を発生するようになっ
ており、サーボ制御装置に結合されたアクチュエータは、サーボ制御信号に応答
してヘッドを移動するようになっている。メモリまたはサーボフィールド内に記
憶された補償テーブルは、サーボ制御信号に対し、書き込み反復性ランアウト補
償値を発生するようになっている。
決めするためのサーボループを含む。このディスクはトラックにデータを記憶す
るようになっており、トラックは位置を表示するのに使用されるサーボ情報を記
憶するようになっているサーボフィールドを含む。ヘッドはディスク上に位置す
るサーボ情報を検出し、これからサーボ位置信号を発生するようになっている。
このサーボ位置信号は基準信号と組み合わされ、トラックに対するヘッドの実際
の位置と所望する位置との間の差を示す位置エラー信号を発生する。サーボコン
トローラはこの位置エラー信号に応答し、サーボ制御信号を発生するようになっ
ており、サーボ制御装置に結合されたアクチュエータは、サーボ制御信号に応答
してヘッドを移動するようになっている。メモリまたはサーボフィールド内に記
憶された補償テーブルは、サーボ制御信号に対し、書き込み反復性ランアウト補
償値を発生するようになっている。
【0010】 添付図面を検討しながら次の詳細な説明を読めば、本発明を特徴付ける上記お
よびそれ以外の種々の特徴だけでなく、利点も明らかとなろう。
よびそれ以外の種々の特徴だけでなく、利点も明らかとなろう。
【0011】 (図示した実施例の詳細な説明) 図1は、底部プレート102と頂部カバー104(頂部カバー104の部分は
明瞭にするために除かれている)とを備えたハウジングを含むディスクドライブ
100の平面図である。ディスクドライブ100は、更にディスクパック106
を含み、このディスクパック106はスピンドルモータ(図示せず)に取り付け
られている。ディスクパック106は、中心軸線を中心として同時に回転できる
ように取り付けられる複数の個々のディスクを含むことができる。各ディスク表
面は連動するヘッドジンバルアセンブリ(HGA)112を有し、このジンバル
アセンブリはディスク表面と通信するようディスクドライブ100に取り付けら
れている。各HGA112はジンバルとスライダーとを含み、スライダーは1つ
以上の読み出しおよび書き込みヘッドを支持している。各HGA112はサスペ
ンション118によって支持されており、サスペンション118はアクチュエー
タアセンブリ122の一般に固定具として知られるトラックアクセスアーム12
0に取り付けられている。
明瞭にするために除かれている)とを備えたハウジングを含むディスクドライブ
100の平面図である。ディスクドライブ100は、更にディスクパック106
を含み、このディスクパック106はスピンドルモータ(図示せず)に取り付け
られている。ディスクパック106は、中心軸線を中心として同時に回転できる
ように取り付けられる複数の個々のディスクを含むことができる。各ディスク表
面は連動するヘッドジンバルアセンブリ(HGA)112を有し、このジンバル
アセンブリはディスク表面と通信するようディスクドライブ100に取り付けら
れている。各HGA112はジンバルとスライダーとを含み、スライダーは1つ
以上の読み出しおよび書き込みヘッドを支持している。各HGA112はサスペ
ンション118によって支持されており、サスペンション118はアクチュエー
タアセンブリ122の一般に固定具として知られるトラックアクセスアーム12
0に取り付けられている。
【0012】 アクチュエータアセンブリ122は、ボイスコイルモータ124によってシャ
フト126を中心として回転され、ボイスコイルモータ124はサーボ制御装置
(本明細書では図示されず)によって制御される。HGA112は、ディスクの
内径部132とディスクの外径部134との間の正確なパス130内を走行する
。ヘッドが正しく位置決めされると、書き込み回路制御装置(図示されず)はデ
ィスクに記憶されるためのデータをコード化し、内部回路128を通してHGA
112内のヘッドへコード化された信号を送り、ヘッドはディスクにこの情報を
書き込む。それ以外のときはHGA112内の読み出しヘッドは、記憶された情
報をディスクから読み出し、再生された信号を検出回路および復号化回路制御装
置(図示されず)へ送り、再生されたデータ信号を発生させる。
フト126を中心として回転され、ボイスコイルモータ124はサーボ制御装置
(本明細書では図示されず)によって制御される。HGA112は、ディスクの
内径部132とディスクの外径部134との間の正確なパス130内を走行する
。ヘッドが正しく位置決めされると、書き込み回路制御装置(図示されず)はデ
ィスクに記憶されるためのデータをコード化し、内部回路128を通してHGA
112内のヘッドへコード化された信号を送り、ヘッドはディスクにこの情報を
書き込む。それ以外のときはHGA112内の読み出しヘッドは、記憶された情
報をディスクから読み出し、再生された信号を検出回路および復号化回路制御装
置(図示されず)へ送り、再生されたデータ信号を発生させる。
【0013】 図2は理想的な、完全に円形のトラック200と、実際に書き込まれたトラッ
ク202を示すディスク部分198の平面図である。ディスク部分198は放射
状に延びる複数のサーボフィールド、例えばサーボフィールド204と206と
を含む。これらサーボフィールドは、ディスク部分198に沿った実際のトラッ
ク202の位置を識別するサーボ情報を含む。正常なドライブではヘッドは実際
のトラック202に従う。
ク202を示すディスク部分198の平面図である。ディスク部分198は放射
状に延びる複数のサーボフィールド、例えばサーボフィールド204と206と
を含む。これらサーボフィールドは、ディスク部分198に沿った実際のトラッ
ク202の位置を識別するサーボ情報を含む。正常なドライブではヘッドは実際
のトラック202に従う。
【0014】 実際のトラック202と理想的なトラック200との間の差として定義される
書き込みエラーは、サーボ書き込みプロセス中に生じる。この書き込みエラーは
反復性ランアウトエラーと見なされるが、その理由はディスク上の特定の円周方
向の位置で同じエラーが生じるからである。理想的なトラック200を追従する
ことのほうが、実際のトラック202をトラック追従することよりも容易である
。これは理想的なトラック200の場合の制御基準が簡単なDC信号となるのに
対し、実際のトラック202の場合の制御基準は、DC信号(トラック200)
+複雑なAC信号(書き込みエラー)となるからである。複雑な基準に従うこと
によってコントローラの制御作業量が増すことになる。更に、サーボのバンド幅
が限定されており、ヘッドが複雑なトラック202に完全に従うことができない
場合、この結果、ヘッド位置エラー信号(PES)は大きくなる。
書き込みエラーは、サーボ書き込みプロセス中に生じる。この書き込みエラーは
反復性ランアウトエラーと見なされるが、その理由はディスク上の特定の円周方
向の位置で同じエラーが生じるからである。理想的なトラック200を追従する
ことのほうが、実際のトラック202をトラック追従することよりも容易である
。これは理想的なトラック200の場合の制御基準が簡単なDC信号となるのに
対し、実際のトラック202の場合の制御基準は、DC信号(トラック200)
+複雑なAC信号(書き込みエラー)となるからである。複雑な基準に従うこと
によってコントローラの制御作業量が増すことになる。更に、サーボのバンド幅
が限定されており、ヘッドが複雑なトラック202に完全に従うことができない
場合、この結果、ヘッド位置エラー信号(PES)は大きくなる。
【0015】 本発明では、トラック202に書き込みを行ったり、またはこれから読み出そ
うと試みるヘッドは、トラック202に従うのではなく、むしろ完全に円形のト
ラック200により接近して追従するようになっている。このような動作はトラ
ック202の不規則形状から生じる反復性ランアウトエラーをサーボシステムが
トラッキングするのを防止する補償信号を使用して行われる。この結果、ヘッド
のPESが低減される。
うと試みるヘッドは、トラック202に従うのではなく、むしろ完全に円形のト
ラック200により接近して追従するようになっている。このような動作はトラ
ック202の不規則形状から生じる反復性ランアウトエラーをサーボシステムが
トラッキングするのを防止する補償信号を使用して行われる。この結果、ヘッド
のPESが低減される。
【0016】 図3は、従来技術のサーボループ208のブロック図である。このサーボルー
プは「C」の伝達関数を有するサーボコントローラ210と、「P」の伝達関数
を有するディスクドライブ212とを含む。サーボコントローラ210は、マイ
クロプロセッサおよび若干の追加回路を使用して通常実現される。ディスクドラ
イブ212は、アクチュエータアセンブリ122と、ボイスコイルモータ124
と、トラックアクセスアーム120と、サスペンション118と、ヘッドジンバ
ルアセンブリ112とを含む。これらはいずれも図1に示されている。
プは「C」の伝達関数を有するサーボコントローラ210と、「P」の伝達関数
を有するディスクドライブ212とを含む。サーボコントローラ210は、マイ
クロプロセッサおよび若干の追加回路を使用して通常実現される。ディスクドラ
イブ212は、アクチュエータアセンブリ122と、ボイスコイルモータ124
と、トラックアクセスアーム120と、サスペンション118と、ヘッドジンバ
ルアセンブリ112とを含む。これらはいずれも図1に示されている。
【0017】 サーボコントローラ210は、ディスクドライブ212のボイスコイルモータ
を駆動する制御電流214を発生する。これに応答し、ディスクドライブ212
はヘッドの運動216を発生させる。図3において、書き込みエラーdwは、図
3における基準信号224が完全に円形のパスとして扱われる場合、別個の入力
信号218として示されている。書き込みエラー218をヘッドの運動216か
ら分離することによって本発明が良好に理解できよう。更に、サーボシステムに
おけるノイズも分離されており、ヘッド運動に加えられるノイズ220として示
されている。ヘッド運動216と、書き込みエラー218と、ノイズ220とを
加える結果、ヘッドのサーボ位置信号222が生じる。このサーボ位置信号22
2はヘッドに対する所望する位置(基準信号224)に基づき、マイクロプロセ
ッサによって発生される基準信号224から減算される。基準信号224からサ
ーボ位置信号222を減算することにより、サーボコントローラ210へ入力さ
れる位置エラー信号(PES)226が生じる。
を駆動する制御電流214を発生する。これに応答し、ディスクドライブ212
はヘッドの運動216を発生させる。図3において、書き込みエラーdwは、図
3における基準信号224が完全に円形のパスとして扱われる場合、別個の入力
信号218として示されている。書き込みエラー218をヘッドの運動216か
ら分離することによって本発明が良好に理解できよう。更に、サーボシステムに
おけるノイズも分離されており、ヘッド運動に加えられるノイズ220として示
されている。ヘッド運動216と、書き込みエラー218と、ノイズ220とを
加える結果、ヘッドのサーボ位置信号222が生じる。このサーボ位置信号22
2はヘッドに対する所望する位置(基準信号224)に基づき、マイクロプロセ
ッサによって発生される基準信号224から減算される。基準信号224からサ
ーボ位置信号222を減算することにより、サーボコントローラ210へ入力さ
れる位置エラー信号(PES)226が生じる。
【0018】 従来技術のサーボループ内のヘッドは、書き込みエラーに応答して移動する。
この運動は、ヘッドを理想的に円形のトラックパスの外側にヘッドを移動させる
ので望ましいものではない。この結果、2つの効果が生じる。第1に、書き込み
エラーがない場合、PESはループ内のPESよりも大きくなる。このことはデ
ィスク制御を行う上では望ましくない。第2に、ゼロでない書き込みエラーに等
しい実際のトラック202に追従することによって、トラックスクイズの問題が
生じ得る。このような書き込みエラーによって生じる望ましくないヘッドの運動
を除くために、本発明によれば、サーボループへ補償信号を挿入するフィードフ
ォワード制御を行う。この減算は図4のサーボループ232内に示されている。
図4では、図3に共通する要素には同じ番号が付けられている。補償信号228
はプロセス内であらかじめ計算され、メモリまたはハードディスク内に記憶され
る。図4内のサーボループが作動すると、補償信号228がメモリまたはハード
ディスクから読み出され、ループに挿入される。特定のトラックにおいて、補償
信号228は、セクター番号の数と共に書き込み反復性ランアウト値のテーブル
を含む。この補償技術は、反復性ランアウト(PRO)補償またはゼロ加速パス
(XAP)補償と称される。その理由は、ヘッドがトラックに従う際にゼロ加速
を行う性質があるからである。
この運動は、ヘッドを理想的に円形のトラックパスの外側にヘッドを移動させる
ので望ましいものではない。この結果、2つの効果が生じる。第1に、書き込み
エラーがない場合、PESはループ内のPESよりも大きくなる。このことはデ
ィスク制御を行う上では望ましくない。第2に、ゼロでない書き込みエラーに等
しい実際のトラック202に追従することによって、トラックスクイズの問題が
生じ得る。このような書き込みエラーによって生じる望ましくないヘッドの運動
を除くために、本発明によれば、サーボループへ補償信号を挿入するフィードフ
ォワード制御を行う。この減算は図4のサーボループ232内に示されている。
図4では、図3に共通する要素には同じ番号が付けられている。補償信号228
はプロセス内であらかじめ計算され、メモリまたはハードディスク内に記憶され
る。図4内のサーボループが作動すると、補償信号228がメモリまたはハード
ディスクから読み出され、ループに挿入される。特定のトラックにおいて、補償
信号228は、セクター番号の数と共に書き込み反復性ランアウト値のテーブル
を含む。この補償技術は、反復性ランアウト(PRO)補償またはゼロ加速パス
(XAP)補償と称される。その理由は、ヘッドがトラックに従う際にゼロ加速
を行う性質があるからである。
【0019】 本発明の1つの特徴として、補償テーブルが繰り返し学習制御(ILC)方式
の形態をとると認識していることが挙げられる。ILCとは、通常のフィードバ
ック制御ループに加えられるフィードフォワード制御のことであり、この方式は
正常なコントローラによって実行される制御のうちの繰り返し部分を低減しよう
とするものである。この方式は、基準コマンドまたはシステムの乱れが繰り返さ
れる際に極めて有効である。ILC出力の共通する制御更新式は次のように示さ
れる。
の形態をとると認識していることが挙げられる。ILCとは、通常のフィードバ
ック制御ループに加えられるフィードフォワード制御のことであり、この方式は
正常なコントローラによって実行される制御のうちの繰り返し部分を低減しよう
とするものである。この方式は、基準コマンドまたはシステムの乱れが繰り返さ
れる際に極めて有効である。ILC出力の共通する制御更新式は次のように示さ
れる。
【0020】
【数1】
【0021】 ここで、Uk(z)は繰り返しkにおけるILCコマンドのz変換であり、K
は学習レートであり、Φ(z)はフィルタであり、Ek(z)は制御エラーであ
る。更新後に通常のフィードバックコントローラ出力にUk+1(z)が加えられ
る。G(z)をプラント出力U(z)からプラント出力Y(z)へのz変換関数
とし、z=ejwTと設定すると、すべての周波数において下記の式(2)が満た
される場合、繰り返しごとにシステムエラーEk(z)は減少する。
は学習レートであり、Φ(z)はフィルタであり、Ek(z)は制御エラーであ
る。更新後に通常のフィードバックコントローラ出力にUk+1(z)が加えられ
る。G(z)をプラント出力U(z)からプラント出力Y(z)へのz変換関数
とし、z=ejwTと設定すると、すべての周波数において下記の式(2)が満た
される場合、繰り返しごとにシステムエラーEk(z)は減少する。
【0022】
【数2】
【0023】 この式はILCにおける重要な不等式である。この条件を満たすことにより、
各繰り返しステップにおいて式(1)におけるEを低減することを補償できる。
1つのZAP補償方式では、補償(すなわちZAP)テーブルは次のような同様
な更新式を有する。
各繰り返しステップにおいて式(1)におけるEを低減することを補償できる。
1つのZAP補償方式では、補償(すなわちZAP)テーブルは次のような同様
な更新式を有する。
【0024】
【数3】
【0025】 ここで、Kは学習レートであり、
【外1】 はサイン注入テストを使って測定された1+PC(jω)であり、RROk(j
ω)は、繰り返しkにおける反復性ランアウトRROkの離散的フーリエ変換(
DFT)である。ここで、ZAP(k)およびRROkはいずれもベクトルであ
る。式(3)と(1)とを比較すると、(3)において次の式が成り立つことが
判る。
ω)は、繰り返しkにおける反復性ランアウトRROkの離散的フーリエ変換(
DFT)である。ここで、ZAP(k)およびRROkはいずれもベクトルであ
る。式(3)と(1)とを比較すると、(3)において次の式が成り立つことが
判る。
【0026】
【数4】
【0027】 Δ(jω)をΦ(jω)G(jω)と定義すると、長期安定条件(2)を次の
ように表記できる。
ように表記できる。
【0028】
【数5】
【0029】 すべての周波数においてρがこの条件を満たす場合、ランアウト補償は、各繰
り返しにおけるすべての周波数における反復性ランアウト成分を低減する。
り返しにおけるすべての周波数における反復性ランアウト成分を低減する。
【0030】 従って、反復性ランアウト(ZAP)補償をILCとして分類できる。理想的
には、Δが1である場合、すなわち1+PC(jω)の予想が正確である場合、
(0、2)におけるKは、どの補償の後でもRROを減少することを補償する。
しかしながら、実際にはΔは恐らく周波数に依存しており、1からかなり離れて
いる可能性がある。しかしながら、かかる不一致(Δは1に近似しない)のかか
るモデル化は、繰り返し安定性に対する問題とはならない。Kを正しく選択し、
条件(2)が満たされた場合、ある程度のモデルの不一致があったとしても、Z
AP補償はRROを低減できる。このことは、ILCにおける重要な概念である
。
には、Δが1である場合、すなわち1+PC(jω)の予想が正確である場合、
(0、2)におけるKは、どの補償の後でもRROを減少することを補償する。
しかしながら、実際にはΔは恐らく周波数に依存しており、1からかなり離れて
いる可能性がある。しかしながら、かかる不一致(Δは1に近似しない)のかか
るモデル化は、繰り返し安定性に対する問題とはならない。Kを正しく選択し、
条件(2)が満たされた場合、ある程度のモデルの不一致があったとしても、Z
AP補償はRROを低減できる。このことは、ILCにおける重要な概念である
。
【0031】 学習レートが正しく選択されなかった場合、RROの標準偏差値は最初の数回
の繰り返しに対しては急に減少し、次に収束する代わりに急速に発散または変動
し得る。このような現象は繰り返し学習制御分野においても研究者によって観察
されている。この理由は、ある周波数における安定条件が満たされないからであ
る。これを克服するにはいくつかの技術がある。すなわち (1)
の繰り返しに対しては急に減少し、次に収束する代わりに急速に発散または変動
し得る。このような現象は繰り返し学習制御分野においても研究者によって観察
されている。この理由は、ある周波数における安定条件が満たされないからであ
る。これを克服するにはいくつかの技術がある。すなわち (1)
【外2】 を正確に決定しようとする技術。しかしながら、この技術は、ある場合に困難と
なり得る。 (2)各繰り返し工程において正しい学習レートを選択する技術。学習レート
は固定する必要はなく、各繰り返しにおいて最大にエラーを減少させるためにシ
ーケンスを最適にできる。 (3)フィルタリングにおける位相シフトを低減するためにゼロ位相フィルタ
を使用する技術。 (4)不確定性が大きい場合に周波数における学習をカットオフする技術。
なり得る。 (2)各繰り返し工程において正しい学習レートを選択する技術。学習レート
は固定する必要はなく、各繰り返しにおいて最大にエラーを減少させるためにシ
ーケンスを最適にできる。 (3)フィルタリングにおける位相シフトを低減するためにゼロ位相フィルタ
を使用する技術。 (4)不確定性が大きい場合に周波数における学習をカットオフする技術。
【0032】 ZAP補償は、繰り返し学習制御の特殊なケースである。ZAP補償では、条
件はILCと若干異なる。ZAP補償では、次の点が焦点となる。(1)最小の
繰り返し工程でどのように最大にRROを減少させるか。(2)各繰り返し工程
で最大にRROを低減すること。(3)長期安定問題はRRO補償では問題では
ない。その理由は、RROの標準偏差値が不安定となった場合、すなわち(i)
増加または変動する前、または(ii)RROの標準偏差値が必要なレンジまで
低下する前に、RRO補償を停止できるからである。
件はILCと若干異なる。ZAP補償では、次の点が焦点となる。(1)最小の
繰り返し工程でどのように最大にRROを減少させるか。(2)各繰り返し工程
で最大にRROを低減すること。(3)長期安定問題はRRO補償では問題では
ない。その理由は、RROの標準偏差値が不安定となった場合、すなわち(i)
増加または変動する前、または(ii)RROの標準偏差値が必要なレンジまで
低下する前に、RRO補償を停止できるからである。
【0033】 (1)における繰り返し学習制御更新規則に基づき、Ek(z)をRROk(z
)とし、Φ(z)を1とすることにより最も簡単な実行を行うと、次の式が得ら
れる。
)とし、Φ(z)を1とすることにより最も簡単な実行を行うと、次の式が得ら
れる。
【0034】
【数6】
【0035】 しかしながら、Cにおいて積分項が存在する場合(このことは通常真である)
、この式は有効でない。その理由は低周波数では、ρは1より大であるからであ
る。
、この式は有効でない。その理由は低周波数では、ρは1より大であるからであ
る。
【0036】 ハードディスクサーボシステムにおけるΦ(z)の最良の選択は、
【外3】 とすることである。この場合、
【外4】 はそれぞれ予想された1+PCまたはPCであり、
【外5】 はサイン注入テストから得ることができる。この更新規則は次の式で表される。
【0037】
【数7】
【0038】 ZAP(k+1)を得るには、RROkに対して離散的フーリエ変換(DFT
)を実行し、RROk(jω)を得なければならず、ZAP(k+1)を計算す
るには逆DFTを実行しなければならない。しかしながら、DFTは時間のかか
る計算であるので、かなり大きいコードスペースを必要とするだけでなく、デー
タの実数部分および虚数部分の双方に対する可変スペースも必要である。
)を実行し、RROk(jω)を得なければならず、ZAP(k+1)を計算す
るには逆DFTを実行しなければならない。しかしながら、DFTは時間のかか
る計算であるので、かなり大きいコードスペースを必要とするだけでなく、デー
タの実数部分および虚数部分の双方に対する可変スペースも必要である。
【外6】 は複雑な計算式であり、マイクロプロセッサによる更に複雑な計算を必要とする
。この計算を少なくするために、本発明では新しい計算方法を使用する。すなわ
ち次の式
。この計算を少なくするために、本発明では新しい計算方法を使用する。すなわ
ち次の式
【0039】
【数8】
【0040】 を周波数領域で実行する代わりに、時間領域で式を演算すると、計算量を大幅に
低減できる。ここで、低次フィルタ、例えば二次フィルタに対し、
低減できる。ここで、低次フィルタ、例えば二次フィルタに対し、
【外7】 をはめ込むことによって、フィルタΦ(z)が得られる。サイン注入テストまた
はダイナミック信号アナライザ(DSA)から
はダイナミック信号アナライザ(DSA)から
【外8】 が得られたと仮定する。低次フィルタΦ(z)を探すには、MATLAB内の「
invfreqs」関数(米国マサチューセッツ州のマティックのマスワークイ
ンコーポレーションから入手できる)を使用し、
invfreqs」関数(米国マサチューセッツ州のマティックのマスワークイ
ンコーポレーションから入手できる)を使用し、
【外9】 の低周波部分を二次S伝達関数に変換し、MATLABにおける「c2dm」(
tustin)関数を適用し、Φ(z)を得ることができる。または、MATL
ABのMuツールボックス内の「sysfit」を使って
tustin)関数を適用し、Φ(z)を得ることができる。または、MATL
ABのMuツールボックス内の「sysfit」を使って
【外10】 に基づき、Φ(z)を直接計算できる。周波数応答、例えば
【外11】 を異なる周波数において重みの異なるz伝達関数に直接変換するようにプログラ
ムを書くことも可能である。ZAPテーブル更新式は次のように示される。
ムを書くことも可能である。ZAPテーブル更新式は次のように示される。
【0041】
【数9】
【0042】 ここで、計算は数回の加算と実数の乗算とによって行われる。コードおよびデ
ータスペース条件は低減され、計算時間は大幅に短縮される。(2)におけるρ
が1よりも小さくなるように、学習レートKを選択できる。このΦ(z)および
学習レートを使用する(8)を使用して、これら値のZAPテーブルを作成でき
る。演算工程は次のように要約される。
ータスペース条件は低減され、計算時間は大幅に短縮される。(2)におけるρ
が1よりも小さくなるように、学習レートKを選択できる。このΦ(z)および
学習レートを使用する(8)を使用して、これら値のZAPテーブルを作成でき
る。演算工程は次のように要約される。
【0043】 (1)サーボシステムのナイキスト周波数N/2×fs(ここでNはセクター
の数である)までのスピンドル周波数fsのすべての高調波周波数における
の数である)までのスピンドル周波数fsのすべての高調波周波数における
【外12】 ここでω=m(2πfs)、m=1....、N/2を測定する。
【0044】 (2)MATLABのうちの「invfreqs」および「c2dm」を使用
するか、または他のはめ込みアルゴリズムを使って低次Φ(z)に対し
するか、または他のはめ込みアルゴリズムを使って低次Φ(z)に対し
【外13】 の低周波部分をはめ込む。
【0045】 (3)条件(2)を満たす適当な学習レートを選択する。
【0046】 (4)繰り返しk=0と設定し、CompValue(0)=0と初期化し、
(書き込み反復性ランアウト(WI−PRO)補正の注入をすることなく)R回
のPESデータのR変化を収集し、RRO(k)を計算する。
(書き込み反復性ランアウト(WI−PRO)補正の注入をすることなく)R回
のPESデータのR変化を収集し、RRO(k)を計算する。
【0047】 (5)デジタルフィルタΦ(z)を通してRRO(k)を送り、(8)におけ
るZAP(k+1)を計算する。
るZAP(k+1)を計算する。
【0048】 (6)WI−RRO補正信号ZAP(k+1)を注入しながら、R回のPES
データのR変化を収集する。
データのR変化を収集する。
【0049】 (7)RROを計算する。RROの標準偏差値をk=k+1とし、ステップ4
で繰り返しを続ける。そうでない場合、ZAPを最終ZAP(k+1)と設定す
る。
で繰り返しを続ける。そうでない場合、ZAPを最終ZAP(k+1)と設定す
る。
【0050】 Φ(z)と1+P(jω)C(jω)とのモデルの不一致は、学習レートKを
適当に選択する限り大きくない。Φ(z)のはめ込みは、マイクロプロセッサに
とって複雑であるが、これは一般にドライブに対し1回だけしか行われず、計算
は代表的なパソコン(PC)で行うことができる。はめ込み後、フィルタΦ(z
)のパラメータをマイクロプロセッサに送ることができる。異なる繰り返しステ
ップで、標準偏差値を最大に減少するように、異なるKを選択できる。
適当に選択する限り大きくない。Φ(z)のはめ込みは、マイクロプロセッサに
とって複雑であるが、これは一般にドライブに対し1回だけしか行われず、計算
は代表的なパソコン(PC)で行うことができる。はめ込み後、フィルタΦ(z
)のパラメータをマイクロプロセッサに送ることができる。異なる繰り返しステ
ップで、標準偏差値を最大に減少するように、異なるKを選択できる。
【0051】 デジタルフィルタΦ(z)にRROを通過させる際の初期過渡現象を除くため
に、通常の信号処理方法を行うことができる。1つの簡単な技術は、2周期にわ
たってRROをコピーし、2周期のRROをフィルタリングし、2番目の周期の
出力をフィルタリングされた出力として検索する方法がある。異なるドライブに
対しては、ループ周波数応答に応じてΦ(z)の異なる構造を検討できる。本発
明によれば、フィルタのモデル化におけるはめ込み計算は、ドライブごとに1回
しか必要でないが、トラックごとにフーリエ変換を必要とする別の技術もある。
に、通常の信号処理方法を行うことができる。1つの簡単な技術は、2周期にわ
たってRROをコピーし、2周期のRROをフィルタリングし、2番目の周期の
出力をフィルタリングされた出力として検索する方法がある。異なるドライブに
対しては、ループ周波数応答に応じてΦ(z)の異なる構造を検討できる。本発
明によれば、フィルタのモデル化におけるはめ込み計算は、ドライブごとに1回
しか必要でないが、トラックごとにフーリエ変換を必要とする別の技術もある。
【0052】 第2実施例では、低次フィルタに
【外14】 をはめ込む代わりに、低次フィルタ、例えば二次フィルタにP(jω)C(jω
)をはめ込む。P(jω)C(jω)は、サイン注入テストまたはダイナミック
信号アナライザから得ることができる。この更新式は次のように表示される。
)をはめ込む。P(jω)C(jω)は、サイン注入テストまたはダイナミック
信号アナライザから得ることができる。この更新式は次のように表示される。
【0053】
【数10】
【0054】 この式は、より一般的なケースである。フィルタF(z)を探すために、MA
TLABにおける「invfreqs」関数を使用し、P(jω)C(jω)の
低周波数部分を二次F(z)に変換し、第1実施例と同じ手順に従うことができ
る。1つの学習レートを選択し、これをチェックして(2)におけるρが1より
も小さいかどうかを判断する。F(z)を用い、上記ステップを使用し、式(9
)内で示された補償テーブルを満たす。学習レートK1とK2とは異なっていても
よい。
TLABにおける「invfreqs」関数を使用し、P(jω)C(jω)の
低周波数部分を二次F(z)に変換し、第1実施例と同じ手順に従うことができ
る。1つの学習レートを選択し、これをチェックして(2)におけるρが1より
も小さいかどうかを判断する。F(z)を用い、上記ステップを使用し、式(9
)内で示された補償テーブルを満たす。学習レートK1とK2とは異なっていても
よい。
【0055】 本発明の1つの特徴によれば、回転中のディスク198のディスク表面上のト
ラック202に対し、ヘッド112を位置決めするためのサーボループ232を
有するディスクドライブ100における書き込み反復性ランアウト(RRO)エ
ラーを補償するための方法が提供される。トラック202に対するヘッド112
の位置を示すサーボ位置の値をディスク表面から読み出し、ZAP値のテーブル
からZAP補償値を検索し、サーボ位置の値を補償するのにこの値を使用する。
ZAP値は、ZAP(k+1)=ZAP(k)+KΦ(z)RRO(k)(ここ
でKは学習レートであり、kは繰り返し数であり、Φ(z)はフィルタであり、
RRO(k)はPES反復性ランアウトエラーである)の形態をしている。更に
、不等式ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<1を満た
さなければならない。ここで、PC(jω)は、サーボループ232の開ループ
周波数応答である。Φ(z)は低次フィルタ、例えば1+PC(jω)またはP
C(jω)にはめ込まれる二次フィルタを含むことができる。このはめ込みは、
ディスクドライブ100のスピンドル周波数の高調波の周波数における1+PC
(jω)またはPC(jω)の値を測定することによって実行される。これら値
は、サーボループ232に対して行われるサイン波注入テストを使用して決定で
きる。上記不等式は、Kを適当に選択することによって満たすことができる。別
の特徴によれば、トラック202上にデータを記憶するようになっているディス
ク198を有するディスクドライブ100が提供される。このトラックは、位置
を表示するのに使用されるサーボ情報を記憶するようになっているサーボフィー
ルドを含む。ディスク198上にあるサーボ情報を検出し、サーボ位置信号22
2を発生するためのヘッド112が設けられている。このサーボ位置信号は、基
準信号224と組み合わされ、トラック202に対するヘッド112の所望する
位置と実際の位置との差を示す、位置エラー信号(PES)226を発生する。
この位置エラー信号226に応答し、サーボコントローラ210がサーボ制御信
号214を発生するようになっており、サーボコントローラ210に結合された
アクチュエータ122は、サーボ制御信号214に応答してヘッド112を移動
できる。メモリまたはディスク上に記憶された補償(ZAP)テーブル229は
、書き込み反復性ランアウト補償値をサーボ制御信号に与えるようになっている
。ここで、ZAP値は、ZAP(k+1)=ZAP(k)+kΦ(k)RRO(
k)(ここでKは学習レートであり、kは繰り返しインデックスであり、Φ(z
)はフィルタであり、RRO(k)は反復性ランアウトである)の形態をしてい
る。更に、不等式ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<
1を満たさなければならない。ここで、PC(jω)は、サーボループ232の
開ループ周波数応答である。Φ(z)は、1+PC(jω)またはPC(jω)
にはめ込みできる二次フィルタを含むことが好ましい。上記不等式は、学習レー
トKを適当に選択することによって満たすことができる。
ラック202に対し、ヘッド112を位置決めするためのサーボループ232を
有するディスクドライブ100における書き込み反復性ランアウト(RRO)エ
ラーを補償するための方法が提供される。トラック202に対するヘッド112
の位置を示すサーボ位置の値をディスク表面から読み出し、ZAP値のテーブル
からZAP補償値を検索し、サーボ位置の値を補償するのにこの値を使用する。
ZAP値は、ZAP(k+1)=ZAP(k)+KΦ(z)RRO(k)(ここ
でKは学習レートであり、kは繰り返し数であり、Φ(z)はフィルタであり、
RRO(k)はPES反復性ランアウトエラーである)の形態をしている。更に
、不等式ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<1を満た
さなければならない。ここで、PC(jω)は、サーボループ232の開ループ
周波数応答である。Φ(z)は低次フィルタ、例えば1+PC(jω)またはP
C(jω)にはめ込まれる二次フィルタを含むことができる。このはめ込みは、
ディスクドライブ100のスピンドル周波数の高調波の周波数における1+PC
(jω)またはPC(jω)の値を測定することによって実行される。これら値
は、サーボループ232に対して行われるサイン波注入テストを使用して決定で
きる。上記不等式は、Kを適当に選択することによって満たすことができる。別
の特徴によれば、トラック202上にデータを記憶するようになっているディス
ク198を有するディスクドライブ100が提供される。このトラックは、位置
を表示するのに使用されるサーボ情報を記憶するようになっているサーボフィー
ルドを含む。ディスク198上にあるサーボ情報を検出し、サーボ位置信号22
2を発生するためのヘッド112が設けられている。このサーボ位置信号は、基
準信号224と組み合わされ、トラック202に対するヘッド112の所望する
位置と実際の位置との差を示す、位置エラー信号(PES)226を発生する。
この位置エラー信号226に応答し、サーボコントローラ210がサーボ制御信
号214を発生するようになっており、サーボコントローラ210に結合された
アクチュエータ122は、サーボ制御信号214に応答してヘッド112を移動
できる。メモリまたはディスク上に記憶された補償(ZAP)テーブル229は
、書き込み反復性ランアウト補償値をサーボ制御信号に与えるようになっている
。ここで、ZAP値は、ZAP(k+1)=ZAP(k)+kΦ(k)RRO(
k)(ここでKは学習レートであり、kは繰り返しインデックスであり、Φ(z
)はフィルタであり、RRO(k)は反復性ランアウトである)の形態をしてい
る。更に、不等式ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<
1を満たさなければならない。ここで、PC(jω)は、サーボループ232の
開ループ周波数応答である。Φ(z)は、1+PC(jω)またはPC(jω)
にはめ込みできる二次フィルタを含むことが好ましい。上記不等式は、学習レー
トKを適当に選択することによって満たすことができる。
【0056】 これまでの説明において、本発明の種々の実施例の構造および機能の詳細と共
に、本発明の実施例の多数の特徴および利点について記載したが、この開示は単
に説明のためのものであり、特に特許請求の範囲に記載されている用語の広義の
意味によって示される全範囲の、本発明の要旨に入る部品の構造および配置に関
し、細部において変形を行うことができると理解すべきである。例えば本発明の
範囲および用紙から逸脱することなく、補償値を決定するのに、他のタイプのフ
ィルタまたははめ込み技術を使用できる。本発明はハードウェア、ソフトウェア
またはそれらの組み合わせで実現できる。本明細書において参照し、図面に示さ
れた特定のブロックは単に説明のためのものであり、任意の構成を使用できる。
に、本発明の実施例の多数の特徴および利点について記載したが、この開示は単
に説明のためのものであり、特に特許請求の範囲に記載されている用語の広義の
意味によって示される全範囲の、本発明の要旨に入る部品の構造および配置に関
し、細部において変形を行うことができると理解すべきである。例えば本発明の
範囲および用紙から逸脱することなく、補償値を決定するのに、他のタイプのフ
ィルタまたははめ込み技術を使用できる。本発明はハードウェア、ソフトウェア
またはそれらの組み合わせで実現できる。本明細書において参照し、図面に示さ
れた特定のブロックは単に説明のためのものであり、任意の構成を使用できる。
【図1】 本発明のディスクドライブの平面図である。
【図2】 理想的なトラックと実際の書き込まれたトラックとを示す、ディスクのセクシ
ョンの平面図である。
ョンの平面図である。
【図3】 従来のサーボループのブロック図である。
【図4】 本発明の説明のための実施例に係わるサーボループのブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月11日(2000.8.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項10】 前記はめ込み工程がディスクドライブのスピンドル周波数
の高調波の周波数における開ループ周波数応答PC(jω)を決定することを含
む、請求項9記載の発明。
の高調波の周波数における開ループ周波数応答PC(jω)を決定することを含
む、請求項9記載の発明。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月28日(2001.11.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェン、ヤンクァン シンガポール国 シンガポール、グリーン エイカーズ コンドー、 ウェスト コー スト ロード、ナンバー 03−05、ブロッ ク 18 (72)発明者 オーイ、キアンケオン シンガポール国 シンガポール、ナンバー 08−404、ホーギャン アヴェニュー 3、ブロック 249 Fターム(参考) 5D096 AA02 BB01 CC01 EE03 FF01 FF02 FF06 GG07 HH18 KK01
Claims (18)
- 【請求項1】 回転中のディスクのディスク表面上のトラックに対し、ヘッ
ドを位置決めするためのサーボループを有するディスクドライブにおける反復性
ランアウト(RRO)エラーを補償するための方法において、 (a)前記トラックに対するヘッド位置を示すサーボ位置の値をディスク表面
から検索する工程と、 (b)ZAP値のテーブルから補償(ZAP)値を検索する工程と、 (c)前記ZAP値によりサーボ位置の値を補償する工程とを備え、 (d)前記ZAP値がZAP(k+1)=ZAP(k)+KΦ(z)RRO(
k)(ここでKは学習レートであり、kは繰り返し数であり、Φ(z)はフィル
タであり、RRO(k)は反復性ランアウトエラーである)の形態をしており、
次の不等式ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<1(こ
こでPC(jω)はサーボループの開ループ周波数応答である)を満たす、反復
性ランアウト(RRO)エラーを補償するための方法。 - 【請求項2】 前記フィルタΦ(z)が低次フィルタを含む、請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記低次フィルタに(1+PC(jω))をはめ込むことに
よって低次フィルタを決定することを含む、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 前記はめ込み工程が、ディスクドライブのスピンドル周波数
の高調波周波数における(1+PC(jω))を測定することを含む、請求項3
記載の方法。 - 【請求項5】 ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│
<1となるようにKを選択することを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記ZAP値を二次フィルタの関数として生成することを含
む、請求項3記載の方法。 - 【請求項7】 前記低次フィルタに開ループ周波数の応答PC(jω)をは
め込むことによって二次フィルタを決定することを更に含む、請求項2記載の方
法。 - 【請求項8】 前記はめ込み工程が、ディスクドライブのスピンドル周波数
の高調波周波数における開ループ周波数応答PC(jω)を測定することを含む
、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 サイン波注入テストによって(1+PC(jω))を決定す
る、請求項3記載の方法。 - 【請求項10】 サイン波注入テストによって開ループ周波数応答PC(j
ω)を決定する、請求項7記載の方法。 - 【請求項11】 前記ZAP値を低次フィルタの関数として生成することを
含む、請求項7記載の方法。 - 【請求項12】 位置を表示するのに使用されるサーボ情報を記憶するよう
になっているサーボフィールドを含むトラックにデータを記憶するようになって
いるディスクと、 前記ディスク上に位置するサーボ情報を検出し、これからサーボ位置情報を発
生するようになっているヘッドとを含み、前記サーボ位置情報が基準信号と組み
合わされ、トラックに対するヘッドの実際の位置と所望する位置との差を示す位
置エラー信号を発生するようになっており、 受信された位置エラー信号に応答し、サーボ制御信号を発生するようになって
いるサーボコントローラと、 サーボコントローラに結合されており、サーボ制御信号に応答してヘッドを移
動できるアクチュエータと、 ZAP(k+1)=ZAP(k)+KΦ(z)RRO(k)(ここでKは学習
レートであり、kは繰り返しインデックスであり、Φ(z)はフィルタであり、
RRO(k)は反復性ランアウトである)の形態をしており、不等式ρ(jω)
=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))│<1(ここで、PC(jω)は
サーボループの開ループ周波数応答である)が満たされる、サーボ制御信号に対
し、書き込み反復性ランアウトZAP値を与えるようになっている補償(ZAP
)テーブルとを含む、情報を記憶するためのディスクドライブ。 - 【請求項13】 前記フィルタΦ(z)が低次フィルタを含む、請求項12
記載の装置。 - 【請求項14】 低次フィルタを(1+PC(jω))にはめ込む、請求項
13記載の装置。 - 【請求項15】 ρ(jω)=│1−KΦ(jω)/(1+PC(jω))
│<1となるようにKを選択する、請求項12記載の装置。 - 【請求項16】 開ループ周波数応答PC(jω)に低次フィルタをはめ込
む、請求項13記載の装置。 - 【請求項17】 前記ZAP値が低次フィルタの関数である、請求項13記
載の装置。 - 【請求項18】 ヘッドと、トラックに対するヘッドの位置を制御するよう
になっているサーボコントローラとを含むサーボループと、 書き込み反復性ランアウトを補償するよう、前記サーボループに結合された補
償手段とを備えたディスクドライブ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US13299299P | 1999-05-07 | 1999-05-07 | |
US60/132,992 | 1999-05-07 | ||
PCT/US1999/031110 WO2000068939A1 (en) | 1999-05-07 | 1999-12-29 | Repeatable runout compensation using iterative learning control in a disc storage system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002544639A true JP2002544639A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=22456532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000617444A Pending JP2002544639A (ja) | 1999-05-07 | 1999-12-29 | ディスク記憶システムにおいて繰り返し学習制御装置を使用した反復性ランアウト補償 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6563663B1 (ja) |
JP (1) | JP2002544639A (ja) |
KR (1) | KR20020030739A (ja) |
CN (1) | CN1357139A (ja) |
DE (1) | DE19983952T1 (ja) |
GB (1) | GB2364433A (ja) |
WO (1) | WO2000068939A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012258A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Samsung Electronics Co Ltd | Rro算出方法、rro補償値の算出方法、及び記録媒体 |
JP2010218682A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Headway Technologies Inc | 磁気ハードディスクドライブおよびその運転方法 |
US7826168B2 (en) | 2004-11-09 | 2010-11-02 | Toshiba Storage Device Corporation | Method of creating correction table for head position control, head position control method, and disk device |
US11978483B2 (en) | 2022-03-24 | 2024-05-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk apparatus and method |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6747835B2 (en) * | 2000-04-21 | 2004-06-08 | Seagate Technology Llc | Method and apparatus for simultaneously measuring and calculating servo-related data |
US6819521B2 (en) * | 2000-06-09 | 2004-11-16 | Seagate Technology Llc | Repeated runout position error compensation in a disc drive servo system |
US6760170B2 (en) * | 2000-08-15 | 2004-07-06 | Seagate Technology Llc | Servo test method |
US7251097B2 (en) * | 2001-12-18 | 2007-07-31 | Seagate Technology Llc | Written-in error compensation method for coherent repeatable runout |
US7054096B1 (en) * | 2002-01-04 | 2006-05-30 | Maxtor Corporation | Method and apparatus for determining embedded runout correction values |
US6847503B2 (en) * | 2002-04-01 | 2005-01-25 | Seagate Technology Llc | Repeatable runout compensation in a disc drive |
WO2003085648A1 (en) * | 2002-04-01 | 2003-10-16 | Seagate Technology Llc | Repeatable runout compensation in a disc drive |
US6826006B1 (en) * | 2002-09-30 | 2004-11-30 | Western Digital Technologies, Inc. | Method for recursively determining repeatable runout cancellation values in a magnetic disk drive |
US7330331B2 (en) * | 2002-10-22 | 2008-02-12 | Seagate Technology Llc | Repeatable runout estimation in a noisy position error signal environment |
US7227714B2 (en) * | 2003-07-22 | 2007-06-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Methods for conditional servowriting |
US6995940B2 (en) * | 2003-07-22 | 2006-02-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systems for WORF improvement in conditional servowriting |
US7106548B2 (en) * | 2003-07-22 | 2006-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Methods for WORF improvement in conditional servowriting |
US7181296B2 (en) * | 2003-08-06 | 2007-02-20 | Asml Netherlands B.V. | Method of adaptive interactive learning control and a lithographic manufacturing process and apparatus employing such a method |
US20050034539A1 (en) * | 2003-08-14 | 2005-02-17 | Tan Leeling | Motor torque variation compensation |
US6924959B1 (en) | 2003-08-29 | 2005-08-02 | Western Digital Technologies, Inc. | Reducing estimation period for repeatable runout errors in a disk drive |
US7136251B2 (en) * | 2003-12-24 | 2006-11-14 | Matsushita Electric Industrial, Co., Ltd. | Methods for WORF improvement in conditional servowriting |
US7457075B2 (en) * | 2004-02-24 | 2008-11-25 | Seagate Technology Llc | System and method for reducing ZAP time and track squeeze in a data storage device |
US6999267B1 (en) | 2004-04-28 | 2006-02-14 | Western Digital Technologies, Inc. | Method for iteratively determining repeatable runout cancellation values in a magnetic disk drive |
US7085093B2 (en) * | 2004-07-08 | 2006-08-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systems and methods for doubling sample rate using two-step self-servowriting |
US7061709B2 (en) * | 2004-07-08 | 2006-06-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systems and methods for two-step self-servowriting using 1.5-step intermediate pattern |
JP2006040402A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 磁気ディスク装置 |
JP2006048770A (ja) | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | ディスク・ドライブ、ヘッドの位置決め方法及びサーボ・システム |
JP2006191302A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Toshiba Corp | 電子カメラ装置とその操作案内方法 |
GB0505800D0 (en) * | 2005-03-22 | 2005-04-27 | Univ Sheffield | Control of processes |
JP2008052807A (ja) | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | ディスクへパターンを書き込む方法、ディスク上のトラックをフォローイングする方法及びディスクへパターンを書き込む装置 |
US7605994B2 (en) * | 2006-09-27 | 2009-10-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multiple sinusoidal seek servo system for reducing seek acoustics and seek time in hard disk drives |
US8643976B1 (en) | 2007-01-31 | 2014-02-04 | Western Digital Technologies, Inc. | Method for improved repeatable runout learning in a disk drive |
US7663835B1 (en) | 2007-06-28 | 2010-02-16 | Western Digital Technologies, Inc. | System and method for identifying track squeeze errors (TSEs) of a disk of a disk drive |
CN101436410A (zh) * | 2007-11-12 | 2009-05-20 | 深圳易拓科技有限公司 | 消除硬盘驱动器不规则磁轨形成的干扰的方法 |
JP2009146491A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
US7639447B1 (en) | 2008-02-18 | 2009-12-29 | Western Digital Technologies, Inc. | Servo track squeeze compensation in a disk drive |
US7626782B1 (en) | 2008-07-23 | 2009-12-01 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing iterative learning control for tuning seek servo loop |
US7880999B2 (en) * | 2008-09-05 | 2011-02-01 | Seagate Technology Llc | Magnetic storage system with read during write |
US7881004B2 (en) * | 2008-09-18 | 2011-02-01 | Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands, B.V. | Adaptive track shape control during self servo-write |
JP2010160848A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
US7839600B1 (en) | 2009-05-04 | 2010-11-23 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing data-based basis function expansion for tuning seek servo loop |
US8508881B1 (en) | 2011-05-26 | 2013-08-13 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing system inversion for tuning seek to settle servo loop |
US8743495B1 (en) | 2011-06-03 | 2014-06-03 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive detecting track squeeze when circular tracks are defined from non-circular servo tracks |
US8717704B1 (en) | 2012-02-28 | 2014-05-06 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive defining non-circular data tracks relative to a rotation axis of the disk |
US8749904B1 (en) | 2012-02-28 | 2014-06-10 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive compensating for track squeeze by writing non-circular servo tracks |
US8670206B1 (en) | 2012-03-27 | 2014-03-11 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive estimating repeatable runout of reference pattern based on repeatable runout of phase error |
US8929021B1 (en) | 2012-03-27 | 2015-01-06 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive servo writing from spiral tracks using radial dependent timing feed-forward compensation |
US8724253B1 (en) | 2012-03-27 | 2014-05-13 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive adjusting demodulation window for spiral track using timing feed-forward compensation |
US9142234B1 (en) | 2012-06-08 | 2015-09-22 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing model-based feed-forward compensation during seek settling |
US8937784B1 (en) | 2012-08-01 | 2015-01-20 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing feed-forward compensation and phase shift compensation during seek settling |
US9099133B1 (en) | 2013-01-29 | 2015-08-04 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive servo control using hybrid upsample filter |
US8743503B1 (en) | 2013-03-11 | 2014-06-03 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive updating compensation values for multiple servo sectors based on PES generated for current servo sector |
US8917475B1 (en) | 2013-12-20 | 2014-12-23 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive generating a disk locked clock using radial dependent timing feed-forward compensation |
US9418689B2 (en) | 2014-10-09 | 2016-08-16 | Western Digital Technologies, Inc. | Data storage device generating an operating seek time profile as a function of a base seek time profile |
US9208815B1 (en) | 2014-10-09 | 2015-12-08 | Western Digital Technologies, Inc. | Data storage device dynamically reducing coast velocity during seek to reduce power consumption |
US11456014B1 (en) * | 2021-10-05 | 2022-09-27 | Western Digital Technologies, Inc. | Repeatable runout compensation value generation |
Family Cites Families (138)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3725764A (en) | 1971-04-01 | 1973-04-03 | Ibm | Servo positioning system for magnetic disk memory including radial runout servo compensation |
US3914541A (en) | 1972-12-11 | 1975-10-21 | Mca Disco Vision | Video disc player |
US3863124A (en) | 1973-02-15 | 1975-01-28 | Ncr Co | Aerodynamic spacing control apparatus for maintaining a desired spacing between a signal transducer and a recording surface by sensing electrical noise |
US4030132A (en) | 1975-03-27 | 1977-06-14 | Memorex Corporation | Dual mode velocity servo control for a linear actuator motor |
GB1499268A (en) | 1976-06-30 | 1978-01-25 | Ibm | Servo apparatus |
GB1549440A (en) | 1976-07-06 | 1979-08-08 | Data Recording Instr Co | Magnetic storage devices |
US4135217A (en) | 1976-11-02 | 1979-01-16 | Xerox Corporation | Utilization of stored run-out information in a track following servo system |
DE2759066A1 (de) | 1977-12-30 | 1979-07-12 | Ibm Deutschland | Einrichtung fuer die regelung der magnetkopfposition waehrend der spurauswahl und der spurfolge des magnetkopfes eines magnetplattenspeichers |
US4313134A (en) | 1979-10-12 | 1982-01-26 | Rca Corporation | Track error correction system as for video disc player |
US4314295A (en) | 1979-10-18 | 1982-02-02 | Burroughs Corporation | Linear actuator with staggered flat coils |
US4329712A (en) | 1980-06-24 | 1982-05-11 | Rca Corporation | Adaptive distortion elimination circuitry for a video disc player |
US4355266A (en) | 1980-07-31 | 1982-10-19 | Ampex Corporation | Eddy current servo system for controlling the rotation of disk packs |
GB2085189B (en) | 1980-09-19 | 1984-03-28 | Burroughs Corp | Head position system for disc data store |
US4371960A (en) | 1980-12-24 | 1983-02-01 | Magnetic Peripherals Inc. | Measurement of disc servo head/data head misalignment |
US4620252A (en) | 1981-05-01 | 1986-10-28 | Iomega Corporation | Symmetrical coil actuator for a magnetic disk drive |
JPS57186239A (en) | 1981-05-11 | 1982-11-16 | Sony Corp | Disc reproducing device |
US4396961A (en) | 1981-06-08 | 1983-08-02 | Prasad D K Guru | Video recorder controller apparatus and method |
US4414589A (en) | 1981-12-14 | 1983-11-08 | Northern Telecom Inc. | Embedded servo track following system and method for writing servo tracks |
US4513333A (en) | 1982-02-24 | 1985-04-23 | Dymek Corporation | Diagnostic recording |
US4456934A (en) | 1982-05-10 | 1984-06-26 | Kollmorgen Technologies Corporation | Linear positioning system |
US4485418A (en) | 1982-08-12 | 1984-11-27 | Magnetic Peripherals, Inc. | System and method of locating the center of a track on a magnetic storage disk |
US4575776A (en) | 1982-12-20 | 1986-03-11 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk file servo control system including an actuator model for generating a simulated head position error signal |
US4677602A (en) | 1983-04-05 | 1987-06-30 | Pioneer Electronic Corporation | Device for controlling recording track jump operations with over-run correction |
US4562494A (en) | 1983-04-07 | 1985-12-31 | Verbatim Corporation | Disk drive alignment analyzer |
EP0130248B1 (en) | 1983-06-30 | 1987-11-25 | International Business Machines Corporation | Track following servo system for a disk file |
US4605977A (en) | 1983-12-14 | 1986-08-12 | Sperry Corporation | Air bearing head displacement sensor and positioner |
AU3836385A (en) | 1984-01-30 | 1985-08-09 | Array Technology Inc. | Optical data storage and readout apparatus |
JPS60239943A (ja) | 1984-05-15 | 1985-11-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学ヘツド |
JPS61144781A (ja) | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Toshiba Corp | デイスク装置 |
US4633345A (en) | 1985-05-24 | 1986-12-30 | International Business Machines Corp. | Positioning misaligned disk heads |
US4764860A (en) | 1985-06-26 | 1988-08-16 | Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha | Servo circuit for an information recording and/or reproducing apparatus |
JPS623473A (ja) | 1985-06-28 | 1987-01-09 | Toshiba Corp | 磁気ヘツドの位置決め制御方式 |
US4616276A (en) | 1985-07-16 | 1986-10-07 | International Business Machines Corporation | Disk file servo control system with fast reduction of repeatable head position error |
FR2586312B1 (fr) | 1985-08-13 | 1989-07-28 | Trt Telecom Radio Electr | Dispositif d'autocorrelation |
US4706250A (en) | 1985-09-27 | 1987-11-10 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for correcting multibyte errors having improved two-level code structure |
EP0229891A3 (en) | 1985-10-22 | 1988-08-17 | Nec Corporation | Head positioning system for floppy disk drives |
US5164863A (en) | 1985-11-20 | 1992-11-17 | Seagate Technology, Inc. | Method for writing servo patterns to a disc of a hard disc drive |
US4620244A (en) | 1985-11-20 | 1986-10-28 | Seagate Technology | Compensation method to correct thermally induced off-track errors in disc drives |
JPS62248168A (ja) | 1986-04-21 | 1987-10-29 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク装置の記録/再生方法 |
US4679103A (en) | 1986-04-29 | 1987-07-07 | International Business Machines Corporation | Digital servo control system for a data recording disk file |
US4786990A (en) | 1986-05-30 | 1988-11-22 | Hewlett-Packard Company | Servo gain compensation in a disc drive |
US4816938A (en) | 1986-06-02 | 1989-03-28 | Xebec | Process for determining data disk track centers |
US4697127A (en) | 1986-06-09 | 1987-09-29 | International Business Machines Corporation | Adaptive control technique for a dynamic system |
JPS637571A (ja) | 1986-06-27 | 1988-01-13 | Nec Corp | 磁気デイスク装置 |
JPS6368913A (ja) | 1986-09-10 | 1988-03-28 | Fujitsu Ltd | サ−ボ制御回路 |
DE3866902D1 (de) | 1987-03-10 | 1992-01-30 | Siemens Ag | Verfahren und einrichtung zur steuerung der fehlerkorrektur innerhalb einer datenuebertragungssteuerung bei von bewegten peripheren speichern, insbesondere plattenspeichern, eines datenverarbeitungssystems gelesenen daten. |
US4947272A (en) | 1987-03-30 | 1990-08-07 | Pioneer Electronic Corporation | Signal reproducing device which offsets the tracking error signal for a digital tape player |
JPH0731820B2 (ja) | 1987-08-31 | 1995-04-10 | 三菱電機株式会社 | 光デイスク駆動装置 |
US4965782A (en) | 1988-05-26 | 1990-10-23 | Storage Technology Partners Ii | Off-track bit shift compensation apparatus |
JPH0782722B2 (ja) | 1988-09-13 | 1995-09-06 | パイオニア株式会社 | トラッキングサーボ装置 |
US4956831A (en) | 1988-09-14 | 1990-09-11 | Miniscribe Corporation | Low acoustic noise head actuator |
US4890172A (en) | 1988-09-27 | 1989-12-26 | Digital Equipment Corporation | Automatic servo gain calibration system for a disk drive |
DE3900683C2 (de) | 1989-01-12 | 2000-05-31 | Philips Broadcast Television S | Verfahren zur Einstellung der Spurlage bei einem Magnetbandgerät |
US5081552A (en) | 1989-01-31 | 1992-01-14 | International Business Machines Corporation | Rigid magnetic disk drive head disk assembly and enclosure structure |
KR930000069B1 (ko) | 1989-01-31 | 1993-01-08 | 가부시기가이샤 도시바 | 데이타 기록 재생 장치의 헤드 결정 제어 장치 |
JP2734054B2 (ja) | 1989-02-03 | 1998-03-30 | ソニー株式会社 | 光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置及びトラッキングエラー検出方法 |
JP2692251B2 (ja) | 1989-03-22 | 1997-12-17 | 日本電気株式会社 | 光ディスク制御装置 |
JP3064336B2 (ja) | 1989-06-28 | 2000-07-12 | 株式会社日立製作所 | 情報取扱い装置およびデイスク装置 |
JPH0365084A (ja) | 1989-08-02 | 1991-03-20 | Hitachi Ltd | 静電型2次元アクチュエータ,光ヘツドおよび光デイスク装置 |
JPH03212884A (ja) | 1990-01-17 | 1991-09-18 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
JPH03225679A (ja) | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Sony Corp | デイスクドライブ装置 |
US5062023A (en) | 1990-04-13 | 1991-10-29 | Squire John S | Disk file servo loop with improved track settling |
US5241433A (en) | 1990-04-17 | 1993-08-31 | International Business Machines Corporation | Disk drive servo control |
US5216559A (en) | 1990-06-01 | 1993-06-01 | Iomega Corporation | Carrier structure for read/write heads |
US5046060A (en) | 1990-06-14 | 1991-09-03 | International Business Machines Corporation | Servo error controls |
US5146372A (en) | 1990-06-19 | 1992-09-08 | Seagate Technology, Inc. | Adaptive window centering |
JP2607756B2 (ja) | 1990-07-18 | 1997-05-07 | シーゲイト テクノロジー インターナショナル | 磁気ディスクのトラック上でトランスデューサーを位置決めする装置 |
JPH07101491B2 (ja) | 1990-07-31 | 1995-11-01 | ティアツク株式会社 | 磁気テープの縁検知方法 |
JP3024184B2 (ja) | 1990-08-14 | 2000-03-21 | ソニー株式会社 | サーボ信号記録方法 |
WO1992005543A1 (en) | 1990-09-18 | 1992-04-02 | Ronald James Kadlec | Digital servo control system for use in disk drives |
US5185681A (en) | 1990-09-28 | 1993-02-09 | Seagate | Thermal offset compensation for high density disk drives |
US5161077A (en) | 1990-11-09 | 1992-11-03 | Seagate Technology, Inc. | Actuator arm with a steel sleeve for thermal off track compensation |
US5198948A (en) | 1990-12-05 | 1993-03-30 | Seagate Technology, Inc. | Shielded servo heads with improved passive noise cancellation |
JP2634489B2 (ja) | 1990-12-21 | 1997-07-23 | 富士通株式会社 | 磁気ディスク装置 |
US5257149A (en) | 1991-02-13 | 1993-10-26 | Seagate Technology, Inc. | Disc drive with offset address field |
US5197058A (en) | 1991-03-05 | 1993-03-23 | Hewlett-Packard Company | Electronic offset compensation of the continuous composite track error signal in optical recording |
US5089757A (en) | 1991-03-15 | 1992-02-18 | Maxtor Corporation | Synchronous digital detection of position error signal |
US5155422A (en) | 1991-03-28 | 1992-10-13 | Digital Equipment Corporation | Self-tuning adaptive bandwidth regulator |
US5233487A (en) | 1991-06-27 | 1993-08-03 | International Business Machines Corporation | Functional measurement of data head misregistration |
US5204793A (en) | 1991-06-28 | 1993-04-20 | Syguest Technology | Removable cartridge disk drive with an integral head loading ramp, air filter and removable cartridge door safety stop |
US5317464A (en) | 1991-06-28 | 1994-05-31 | Syquest Technology, Inc. | Removable cartridge disk drive with cartridge interlocking and spindle motor telescoping mechanisms |
DE69220468T2 (de) | 1991-07-23 | 1997-10-16 | Fujitsu Ltd | Gerät zur feineinstellung eines kopfes |
US5305160A (en) | 1991-07-31 | 1994-04-19 | Seagate Technology, Inc. | Compensating for variations in torque capability of voice coil motors |
US5379171A (en) | 1991-09-25 | 1995-01-03 | Integral Peripherals | Microminiature hard disk drive |
WO1993006595A1 (en) | 1991-09-25 | 1993-04-01 | Integral Peripherals, Inc. | Adaptive runout compensation for miniature disk drives |
CA2071412A1 (en) | 1991-11-01 | 1993-05-02 | Clark Alan Anderson | Method and apparatus for reducing track switch latency in a disk drive |
US5299026A (en) | 1991-11-12 | 1994-03-29 | Xerox Corporation | Tracking the reproduction of documents on a reprographic device |
US5455724A (en) | 1992-03-31 | 1995-10-03 | Fujitsu Limited | Method of compensating offtrack in disk unit |
US5311378A (en) | 1992-05-05 | 1994-05-10 | Insite Peripherals, Inc. | Dual very-high density magnetic head assembly with optical servo positioning for very high density floppy disk recording and high density format compatability |
JP2625315B2 (ja) | 1992-05-06 | 1997-07-02 | 富士通株式会社 | サーボトラックライターのベリファイ方法 |
US5416658A (en) | 1992-06-04 | 1995-05-16 | Hitachi, Ltd. | Information storage device using a rotary recording medium |
US5444583A (en) | 1992-09-30 | 1995-08-22 | Quantum Corporation | Disk drive having on-board triggered digital sampling analyzer |
US5541784A (en) | 1992-11-10 | 1996-07-30 | Daniel F. Cribbs | Bootstrap method for writing servo tracks on a disk drive |
JP2671780B2 (ja) | 1993-01-07 | 1997-10-29 | 日本電気株式会社 | 記録再生分離型磁気ディスク装置用サーボ装置並びにディスク装置におけるアクチュエータ力定数推定方法及び補償方法 |
JP2516311B2 (ja) | 1993-04-27 | 1996-07-24 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 磁気ディスク装置のサ―ボトラック書込み方法及び装置 |
US5777816A (en) | 1993-05-12 | 1998-07-07 | Seagate Technology, Inc. | Data track following method for disc drives |
US5404253A (en) * | 1993-06-24 | 1995-04-04 | Fujitsu Limited | Estimator-based runout compensation in a disk drive |
JP2735791B2 (ja) | 1993-08-26 | 1998-04-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 直接アクセス記憶装置(dasd)内の回転式アクチュエータ弧補償訂正のための方法及び装置 |
US5550685A (en) | 1993-10-22 | 1996-08-27 | Syquest Technology, Inc. | Applying an adaptive feed-forward algorithm as a frequency selective filter in a closed loop disk drive servo system in order to compensate for periodic perturbations which otherwise appear in the servo system position error signal |
US5400201A (en) | 1993-10-25 | 1995-03-21 | Syquest Technology, Inc. | Servo burst pattern for removing offset caused by magnetic distortion and method associated therewith |
US5367513A (en) | 1993-11-05 | 1994-11-22 | International Business Machines Corporation | Focus and tracking servo decoupling system |
US5956201A (en) | 1994-01-14 | 1999-09-21 | Seagate Technology, Inc. | Disk file head positioning servo system incorporating adaptive saturated seek and head offset compensation |
US5553086A (en) | 1994-01-28 | 1996-09-03 | Quantum Corporation | Multiple servo sector sets write with self-verification for disk drive |
JPH07220210A (ja) | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置 |
US5610487A (en) | 1994-05-19 | 1997-03-11 | Maxtor Corporation | Servo system with once per revolution rejection |
US5585976A (en) | 1994-06-22 | 1996-12-17 | Seagate Technology, Inc. | Digital sector servo incorporating repeatable run out tracking |
US5521778A (en) | 1994-08-30 | 1996-05-28 | International Business Machines Corporation | Disk drive with primary and secondary actuator drives |
US5608586A (en) | 1994-10-21 | 1997-03-04 | International Business Machines Corporation | Robust servo for disk-shift compensation in rotating storage system |
US5648738A (en) | 1994-11-01 | 1997-07-15 | Cirrus Logic, Inc. | Read channel having auto-zeroing and offset compensation, and power-down between servo fields |
US5826338A (en) | 1995-01-17 | 1998-10-27 | Leatherman Tool Group, Inc. | Wire cutter structure for multipurpose tool |
US5576909A (en) | 1995-02-16 | 1996-11-19 | Ministor Peripherals International Limited | Method for positioning a data transducer head in a rotating disk drive data storage device |
JP3048878B2 (ja) | 1995-03-31 | 2000-06-05 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 情報記録媒体、ヘッド位置識別方法、および情報記録装置 |
KR100329151B1 (ko) | 1995-04-27 | 2002-11-29 | 삼성전자 주식회사 | 디스크구동기록장치의스핀들모터구동제어회로 |
US5796535A (en) | 1995-05-12 | 1998-08-18 | Cirrus Logic, Inc. | Sampled amplitude read channel employing a user data frequency synthesizer and a servo data frequency synthesizer |
JP3177120B2 (ja) | 1995-06-01 | 2001-06-18 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション | 位置制御装置及び方法 |
KR100277073B1 (ko) | 1995-07-24 | 2001-01-15 | 윤종용 | 자기 디스크 구동장치에서 자기 헤드의 속도 및 위치 추정기 |
KR100251920B1 (ko) | 1995-11-07 | 2000-04-15 | 윤종용 | 셀프 튜닝(self tunning)방법을 통한 하드 디스크 드라이브의 초기화방법 |
KR0156861B1 (ko) | 1995-11-27 | 1998-12-15 | 김광호 | 하드디스크 드라이브에 있어서 서보제어 이득 자동 보상방법 |
US6097565A (en) | 1996-01-31 | 2000-08-01 | International Business Machines Corporation | Repeatable runout free servo architecture in direct access storage device |
US5793559A (en) * | 1996-02-27 | 1998-08-11 | Quantum Corporation | In drive correction of servo pattern errors |
US5796542A (en) | 1996-02-28 | 1998-08-18 | Western Digital Corporation | Servo-track writer system having a plurality of engaging pins co-axially rotated with head actuator pivot axes |
US5886846A (en) | 1996-03-13 | 1999-03-23 | Syquest Technology, Inc. | Method for applying optimal seeking technique to disk file with excessive repeatable runout |
US5949605A (en) | 1996-03-19 | 1999-09-07 | Seagate Technology, Inc. | Cancellation and calibration procedures of harmonic disturbances in magnetic data storage systems |
US5774297A (en) | 1996-03-26 | 1998-06-30 | Seagate Technology, Inc. | Dynamic compensation of servo burst measurement offsets in a disc drive |
KR100194021B1 (ko) | 1996-04-24 | 1999-06-15 | 윤종용 | 하드 디스크 드라이브의 반복 추종 에러 제어방법 |
US5949608A (en) | 1996-06-05 | 1999-09-07 | Mobile Storage Technology Inc. | Time dependent velocity-controlled disk drive actuator system |
US5825578A (en) | 1996-06-11 | 1998-10-20 | Seagate Technology, Inc. | Method and apparatus for compensating track position due to written-in runout error in a disc drive |
US5708581A (en) | 1996-07-12 | 1998-01-13 | Hewlett-Packard Company | Method for maximizing feedforward orthogonality for minimizing servo system nuller instability |
US5774294A (en) | 1996-08-21 | 1998-06-30 | Seagate Technology, Inc. | Servo track writer with tuned damper |
KR100255189B1 (ko) | 1996-09-25 | 2000-05-01 | 윤종용 | 서보제어계의 게인추정방법 |
US5844743A (en) | 1996-12-20 | 1998-12-01 | Seagate Technology, Inc. | Velocity sensing using actuator coil back-emf voltage |
US5898286A (en) | 1997-01-13 | 1999-04-27 | International Business Machines Corporation | Digital servo control system for a data recording disk file with improved saturation modelling |
US5835300A (en) | 1997-01-30 | 1998-11-10 | Seagate Technology, Inc. | Dynamic compensation of servo burst measurement offsets in a disc drive |
US5940240A (en) | 1997-08-29 | 1999-08-17 | Western Digital Corporation | Constant velocity servo linearity calibration method for MR head |
US5978169A (en) | 1997-09-23 | 1999-11-02 | Seagate Technology, Inc. | Repeated servo runout error compensation in a disc drive |
US6141175A (en) | 1997-10-08 | 2000-10-31 | Western Digital Corporation | Repeatable runout cancellation in sectored servo disk drive positioning system |
WO1999022369A1 (en) * | 1997-10-24 | 1999-05-06 | Seagate Technology, Inc. | Compensation for repeatable run-out error |
US6115203A (en) | 1998-01-30 | 2000-09-05 | Maxtor Corporation | Efficient drive-level estimation of written-in servo position error |
-
1999
- 1999-12-29 WO PCT/US1999/031110 patent/WO2000068939A1/en not_active Application Discontinuation
- 1999-12-29 GB GB0125938A patent/GB2364433A/en not_active Withdrawn
- 1999-12-29 DE DE19983952T patent/DE19983952T1/de not_active Withdrawn
- 1999-12-29 US US09/474,277 patent/US6563663B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-29 JP JP2000617444A patent/JP2002544639A/ja active Pending
- 1999-12-29 KR KR1020017014218A patent/KR20020030739A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-12-29 CN CN99816620A patent/CN1357139A/zh active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7826168B2 (en) | 2004-11-09 | 2010-11-02 | Toshiba Storage Device Corporation | Method of creating correction table for head position control, head position control method, and disk device |
US7869156B2 (en) | 2004-11-09 | 2011-01-11 | Toshiba Storage Device Corporation | Method of creating correction table for head position control, head position control method, and disk device |
JP2007012258A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Samsung Electronics Co Ltd | Rro算出方法、rro補償値の算出方法、及び記録媒体 |
JP2010218682A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Headway Technologies Inc | 磁気ハードディスクドライブおよびその運転方法 |
US11978483B2 (en) | 2022-03-24 | 2024-05-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB0125938D0 (en) | 2001-12-19 |
WO2000068939A1 (en) | 2000-11-16 |
KR20020030739A (ko) | 2002-04-25 |
GB2364433A (en) | 2002-01-23 |
CN1357139A (zh) | 2002-07-03 |
US6563663B1 (en) | 2003-05-13 |
DE19983952T1 (de) | 2002-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002544639A (ja) | ディスク記憶システムにおいて繰り返し学習制御装置を使用した反復性ランアウト補償 | |
US6437936B1 (en) | Repeatable runout compensation using a learning algorithm with scheduled parameters | |
US6549362B1 (en) | Method and apparatus for the enhancement of embedded runout correction in a disk drive | |
CA1228418A (en) | Disk file servo control system with fast reduction of repeatable head position error | |
US6975480B1 (en) | Method for determining repeatable runout cancellation values in a magnetic disk drive using filtering | |
US6310742B1 (en) | Repeatable runout cancellation in sectored servo disk drive positioning system | |
US6924961B1 (en) | Method and apparatus for self servowriting of tracks of a disk drive using an observer based on an equivalent one-dimensional state model | |
US7265934B2 (en) | Head position control method, head position control device, and disk device | |
US7119981B2 (en) | Method and apparatus for tracking radially-dependent repeatable run-out | |
US6487035B1 (en) | Method and apparatus for adaptive feedforward cancellation | |
KR20030013403A (ko) | 내장된 서보 디스크 드라이브에서 기입 에러 보상테이블의 압축 및 저장 | |
KR100699854B1 (ko) | 노치필터를 이용한 드라이브의 공진 보상 방법 및 그 장치 | |
JP2001521260A (ja) | 再現性ランアウト・エラーの補償 | |
US6392834B1 (en) | Concentric spacing of virtual data tracks using run-out compensation | |
US6956711B2 (en) | Fractional-rate feedforward RRO compensator | |
US6963466B2 (en) | Radial dependent low frequency repeatable run out compensation apparatus and method | |
US6891693B2 (en) | Apparatus and method for head positioning control in disk drive | |
US6804079B2 (en) | Written-in repeatable run-out compensation in embedded servo disc drives | |
US6970321B2 (en) | Automatic model regulation in a disc drive servo system using model reference inverse | |
JPH11120720A (ja) | 磁気ディスク装置のヘッド位置決め制御方法および装置 | |
US7511913B2 (en) | Stable time domain radial self-servo write propagation | |
JPH1139814A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
US20050259348A1 (en) | Method and apparatus for reducing vibration in a dynamic system | |
JP2002538570A (ja) | 再現性ランアウト・エラーの補償 | |
US7881007B2 (en) | Unequal zoning for track following on a hard disk drive |