JP2607756B2 - 磁気ディスクのトラック上でトランスデューサーを位置決めする装置 - Google Patents
磁気ディスクのトラック上でトランスデューサーを位置決めする装置Info
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
-
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- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4873—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives the arm comprising piezoelectric or other actuators for adjustment of the arm
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- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5552—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks using fine positioning means for track acquisition separate from the coarse (e.g. track changing) positioning means
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクのトラック上で
アームを位置決めする技術に関する。更に詳しくは、本
発明は磁気ディスクで情報を担持しているトラックの上
に変換器即ちトランスデューサーを芯出しする技術に関
する。
アームを位置決めする技術に関する。更に詳しくは、本
発明は磁気ディスクで情報を担持しているトラックの上
に変換器即ちトランスデューサーを芯出しする技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディスク駆動装置に於いては、典型的に
ディスクは積み重ねた状態とされ、互いに間隔を隔てら
れてスピンドルに取付けられている。ディスクの情報を
読み書きするトランスデューサーを担持しているデータ
ヘッドはアームに取付けられており、アームはそのデー
タヘッドがディスク上を移動できるようにディスクの間
で延在される。アームはアクチュエーターに取付けられ
ている。アクチュエーターはディスクのデータトラック
の上にデータヘッドを位置決めするために移動される。
データヘッドがディスクの情報を高い信頼性で読み書き
するには、トランスデューサーがデータトラックの芯出
しされねばならない。それ故に、閉ループフィードバッ
ク装置がデータヘッドをトラック上に位置決めするのに
望まれるのである。
ディスクは積み重ねた状態とされ、互いに間隔を隔てら
れてスピンドルに取付けられている。ディスクの情報を
読み書きするトランスデューサーを担持しているデータ
ヘッドはアームに取付けられており、アームはそのデー
タヘッドがディスク上を移動できるようにディスクの間
で延在される。アームはアクチュエーターに取付けられ
ている。アクチュエーターはディスクのデータトラック
の上にデータヘッドを位置決めするために移動される。
データヘッドがディスクの情報を高い信頼性で読み書き
するには、トランスデューサーがデータトラックの芯出
しされねばならない。それ故に、閉ループフィードバッ
ク装置がデータヘッドをトラック上に位置決めするのに
望まれるのである。
【0003】ディスク駆動装置のデータヘッドをディス
クのトラック上に位置決めするための、閉ループフィー
ドバック回路を使用する1つの方法は、専用サーボ・シ
ステム(dedicated servo metho
d)と呼ばれている。この専用サーボ・システムに於い
ては、ディスク駆動装置に於ける1つのデータヘッドお
よび1つのディスク位置情報を獲得するための仕事に専
用(デディケイテッド)される。この専用データヘッド
はサーボヘッドと称され、専用ディスクはサーボディス
クと称される。サーボヘッドは指定されたサーボアーム
に連結され、このサーボアームは他のアームと同様のア
クチュエーターに連結される。サーボヘッドは閉ループ
サーボ装置によってサーボディスクの所望トラックの中
心上に保持される。この閉ループサーボ装置はサーボデ
ィスクに特別に書き込まれたデータからのフィードバッ
クを使用してアクチュエーターを適当に位置決めする。
その他のアームはアクチュエーターに対して剛性的に取
付けられるので、それらのアームはサーボアームに従動
してそれぞれのディスクの所望トラック上に位置決めさ
れる。
クのトラック上に位置決めするための、閉ループフィー
ドバック回路を使用する1つの方法は、専用サーボ・シ
ステム(dedicated servo metho
d)と呼ばれている。この専用サーボ・システムに於い
ては、ディスク駆動装置に於ける1つのデータヘッドお
よび1つのディスク位置情報を獲得するための仕事に専
用(デディケイテッド)される。この専用データヘッド
はサーボヘッドと称され、専用ディスクはサーボディス
クと称される。サーボヘッドは指定されたサーボアーム
に連結され、このサーボアームは他のアームと同様のア
クチュエーターに連結される。サーボヘッドは閉ループ
サーボ装置によってサーボディスクの所望トラックの中
心上に保持される。この閉ループサーボ装置はサーボデ
ィスクに特別に書き込まれたデータからのフィードバッ
クを使用してアクチュエーターを適当に位置決めする。
その他のアームはアクチュエーターに対して剛性的に取
付けられるので、それらのアームはサーボアームに従動
してそれぞれのディスクの所望トラック上に位置決めさ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サーボヘッドはサーボ
ディスクと共に閉ループフィードバック装置内に保持さ
れるが、ディスク駆動装置に於けるその他のデータヘッ
ドおよびその他のディスクは適正に位置決めされたこと
を保証する別の閉ループフィードバック装置の恩恵を受
けてはいない。従って、適当に機能させるには、その他
のディスク並びにヘッドはサーボヘッドおよびサーボデ
ィスクに対する初期位置を長期間にわたって維持できな
くてはならない。この位置を維持することはしばしば困
難となる。何故ならば、極端な温度や機械的磨耗に原因
して相対ヘッド位置に変化が生じるからである。もし全
てのデータヘッド、アームおよびディスクがサーボヘッ
ドおよびサーボディスクに対する相対的な位置を維持で
きないならば、トラックからの外れによる誤差が発生す
る。このようなオフトラック誤差は読み取りマージンを
低下させ、且つ又データエラーを発生することになる。
ディスクと共に閉ループフィードバック装置内に保持さ
れるが、ディスク駆動装置に於けるその他のデータヘッ
ドおよびその他のディスクは適正に位置決めされたこと
を保証する別の閉ループフィードバック装置の恩恵を受
けてはいない。従って、適当に機能させるには、その他
のディスク並びにヘッドはサーボヘッドおよびサーボデ
ィスクに対する初期位置を長期間にわたって維持できな
くてはならない。この位置を維持することはしばしば困
難となる。何故ならば、極端な温度や機械的磨耗に原因
して相対ヘッド位置に変化が生じるからである。もし全
てのデータヘッド、アームおよびディスクがサーボヘッ
ドおよびサーボディスクに対する相対的な位置を維持で
きないならば、トラックからの外れによる誤差が発生す
る。このようなオフトラック誤差は読み取りマージンを
低下させ、且つ又データエラーを発生することになる。
【0005】極端な温度および機械的磨耗に原因する位
置変化の問題を解決する2つの方法が関連出願に記載さ
れている。その出願は本願と同じ譲受人に譲渡されてお
り、1986年12月3日付けで出願された米国特許出
願第937,270号の「ディスクのトラック中心に磁
気記録トランスデューサーを位置決めし且つ維持するた
めの装置および方法」および1989年8月7日付けで
出願された米国特許出願第390,178号の「磁気デ
ィスクのトラック上にトランスデューサーを芯出しする
ための装置」である。これらの関連出願によれば、1つ
又は2つの抵抗体のような加熱部材が各アームに埋込ま
れる。この抵抗線に電力が付与されると、熱が発生す
る。この熱がアーム材料を膨張させ、これによりアーム
は曲がってヘッドを円弧経路にそって移動させるのであ
る。この円弧経路はディスクのトラックを実質的に横切
っている。フィードバックループがヘッドの回りに形成
され、リードバック信号のパラメータが所要値と比較さ
れてエラー項を形成するようになされる。このエラー項
は加熱部材に付与される電力レベルを設定するのに使用
される。このようにして各アーム位置は独立して制御さ
れるのである。
置変化の問題を解決する2つの方法が関連出願に記載さ
れている。その出願は本願と同じ譲受人に譲渡されてお
り、1986年12月3日付けで出願された米国特許出
願第937,270号の「ディスクのトラック中心に磁
気記録トランスデューサーを位置決めし且つ維持するた
めの装置および方法」および1989年8月7日付けで
出願された米国特許出願第390,178号の「磁気デ
ィスクのトラック上にトランスデューサーを芯出しする
ための装置」である。これらの関連出願によれば、1つ
又は2つの抵抗体のような加熱部材が各アームに埋込ま
れる。この抵抗線に電力が付与されると、熱が発生す
る。この熱がアーム材料を膨張させ、これによりアーム
は曲がってヘッドを円弧経路にそって移動させるのであ
る。この円弧経路はディスクのトラックを実質的に横切
っている。フィードバックループがヘッドの回りに形成
され、リードバック信号のパラメータが所要値と比較さ
れてエラー項を形成するようになされる。このエラー項
は加熱部材に付与される電力レベルを設定するのに使用
される。このようにして各アーム位置は独立して制御さ
れるのである。
【0006】このような装置は十分な利点を有している
が、欠点もまた有している。第1にディスク駆動装置の
容量が高められると、スピンドルに取付けられるディス
クスタックに一層沢山のディスクが収容されるのが基体
されることになる。又、ディスク駆動装置のパッケージ
寸法が小さくなると、ディスク駆動装置の中の部材は同
様に小さくされねばならなくなる。これら2つの要因に
より、データアームは薄く作られることが必要となって
くる。データアームの厚さが薄くなると、小さくなった
その内部空間の中に嵌め込まれるほど十分に小さいが、
アームを曲げてトランスデューサーを位置決めするのに
必要とされる熱エネルギーを発生するのに十分に大きい
抵抗体を提供するのが困難となる。
が、欠点もまた有している。第1にディスク駆動装置の
容量が高められると、スピンドルに取付けられるディス
クスタックに一層沢山のディスクが収容されるのが基体
されることになる。又、ディスク駆動装置のパッケージ
寸法が小さくなると、ディスク駆動装置の中の部材は同
様に小さくされねばならなくなる。これら2つの要因に
より、データアームは薄く作られることが必要となって
くる。データアームの厚さが薄くなると、小さくなった
その内部空間の中に嵌め込まれるほど十分に小さいが、
アームを曲げてトランスデューサーを位置決めするのに
必要とされる熱エネルギーを発生するのに十分に大きい
抵抗体を提供するのが困難となる。
【0007】これまでの装置のその他の欠点は、設置計
画(インプリメンテーション)に必要とされる電力であ
る。所要の位置決めを行うのに十分なだけアームを加熱
するのに必要な電流量は重要に違いない。
画(インプリメンテーション)に必要とされる電力であ
る。所要の位置決めを行うのに十分なだけアームを加熱
するのに必要な電流量は重要に違いない。
【0008】
【課題を達成するための手段】本発明は、ディスク駆動
装置に於いて磁気ディスクのトラック上でスライダーに
担持されているトランスデューサーを、ディスク駆動装
置に於けるデータアームに対して直接に熱エネルギーを
付与せずに芯出しする装置に関する。本発明に於いて
は、アームはそれを回転させるアクチュエーターに対し
て取付けるための第1の端部およびスライダーに対して
取付けるための第2の端部を有している。アーム部分は
これらの第1および第2の端部の間を延在する。形状記
憶合金装置がアーム部分に連結される。又、形状記憶合
金装置に対して選択的に熱エネルギーを付与してそれ相
応の変形を形状記憶合金装置に生じさせるための熱エネ
ルギー付与装置が備えられる。この変形はアーム部分を
撓ませ、トラックを実質的に横断する平面内でその第2
の端部を円弧経路に沿って移動させるようになす。この
移動がトラック中心上にトランスデューサーを位置決め
するのである。
装置に於いて磁気ディスクのトラック上でスライダーに
担持されているトランスデューサーを、ディスク駆動装
置に於けるデータアームに対して直接に熱エネルギーを
付与せずに芯出しする装置に関する。本発明に於いて
は、アームはそれを回転させるアクチュエーターに対し
て取付けるための第1の端部およびスライダーに対して
取付けるための第2の端部を有している。アーム部分は
これらの第1および第2の端部の間を延在する。形状記
憶合金装置がアーム部分に連結される。又、形状記憶合
金装置に対して選択的に熱エネルギーを付与してそれ相
応の変形を形状記憶合金装置に生じさせるための熱エネ
ルギー付与装置が備えられる。この変形はアーム部分を
撓ませ、トラックを実質的に横断する平面内でその第2
の端部を円弧経路に沿って移動させるようになす。この
移動がトラック中心上にトランスデューサーを位置決め
するのである。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示している。熱補償
アーム10は磁気ディスク12の上に位置決めされて示
されている。この磁気ディスク12は位置情報領域14
を含めて複数の領域を含んでいる。又、この磁気ディス
ク12は複数のトラック16を含んでいる。
アーム10は磁気ディスク12の上に位置決めされて示
されている。この磁気ディスク12は位置情報領域14
を含めて複数の領域を含んでいる。又、この磁気ディス
ク12は複数のトラック16を含んでいる。
【0010】アーム10は自由端部18および取付け端
部20を含む。撓み体22が自由端部18およびスライ
ダー23に対して取付けられている。アーム10の取付
け端部20はアクチュエーター(図示せず)に取付けら
れている。このアクチュエーターはアーム10を枢動さ
せて、トランスデューサー24を磁気ディスク12のト
ラックからトラックへ移動させる。
部20を含む。撓み体22が自由端部18およびスライ
ダー23に対して取付けられている。アーム10の取付
け端部20はアクチュエーター(図示せず)に取付けら
れている。このアクチュエーターはアーム10を枢動さ
せて、トランスデューサー24を磁気ディスク12のト
ラックからトラックへ移動させる。
【0011】アーム10は第1の側26および第2の側
28を有する。第1の形状記憶合金線(SMAワイヤ
ー)30及び第2の形状記憶合金線(SMAワイヤー)
32がアーム10の第1の側26および第2の側28に
対してそれぞれ取付けられけて示されている。SMAワ
イヤー30および32は典型的には50%チタンおよび
50%ニッケルで作られ、0.2032mm(0.008
インチ)の基準径を有している。SMAワイヤー30お
よび32は加熱されると、その熱に応じて長さが収縮す
ることで形状変化が生じる。SMAワイヤーは冷却され
ると、最初の形状に戻る。
28を有する。第1の形状記憶合金線(SMAワイヤ
ー)30及び第2の形状記憶合金線(SMAワイヤー)
32がアーム10の第1の側26および第2の側28に
対してそれぞれ取付けられけて示されている。SMAワ
イヤー30および32は典型的には50%チタンおよび
50%ニッケルで作られ、0.2032mm(0.008
インチ)の基準径を有している。SMAワイヤー30お
よび32は加熱されると、その熱に応じて長さが収縮す
ることで形状変化が生じる。SMAワイヤーは冷却され
ると、最初の形状に戻る。
【0012】それ故に、SMAワイヤー30が加熱され
ると、SMAワイヤー30を形成するのに使用された特
定材料に関する線形膨張係数の関数として収縮を生じ
る。この収縮はアーム10に曲がり即ち撓みを生じさせ
る。従って、トランスデューサー24はその下に位置し
ている特定のトラック16を横断して一方の方向に移動
される。SMAワイヤー30が冷却されると、該ワイヤ
ーは膨張して初期長さに戻り、トランスデューサー24
は該特定のトラック16を横断して反対方向へ移動され
る。
ると、SMAワイヤー30を形成するのに使用された特
定材料に関する線形膨張係数の関数として収縮を生じ
る。この収縮はアーム10に曲がり即ち撓みを生じさせ
る。従って、トランスデューサー24はその下に位置し
ている特定のトラック16を横断して一方の方向に移動
される。SMAワイヤー30が冷却されると、該ワイヤ
ーは膨張して初期長さに戻り、トランスデューサー24
は該特定のトラック16を横断して反対方向へ移動され
る。
【0013】同様に、SMAワイヤー32が加熱される
と、そのワイヤー32を形成するのに使用された特定材
料の線形膨張係数の関数として長さが収縮する。この収
縮がアーム10を曲げ即ち撓ませる。従って、トランス
デューサー24はその下に位置する特定のトラック16
を横断して1方向の方向へ移動される。SMAワイヤー
32が冷却されると、膨張して初期長さとなり、トラン
スデューサー24は反対方向へ該トランスデューサーを
横断して移動される。上述した移動範囲(典型的には1
00分の数ミリメートルのオーダー(マイクロインチの
オーダー)および特定の移動方向は幾何学形状並びにア
ーム10の形成する材料、SMAワイヤー30および3
2が形成される材料、およびSMAワイヤー30および
32の温度上昇並びに降下によって決まる。
と、そのワイヤー32を形成するのに使用された特定材
料の線形膨張係数の関数として長さが収縮する。この収
縮がアーム10を曲げ即ち撓ませる。従って、トランス
デューサー24はその下に位置する特定のトラック16
を横断して1方向の方向へ移動される。SMAワイヤー
32が冷却されると、膨張して初期長さとなり、トラン
スデューサー24は反対方向へ該トランスデューサーを
横断して移動される。上述した移動範囲(典型的には1
00分の数ミリメートルのオーダー(マイクロインチの
オーダー)および特定の移動方向は幾何学形状並びにア
ーム10の形成する材料、SMAワイヤー30および3
2が形成される材料、およびSMAワイヤー30および
32の温度上昇並びに降下によって決まる。
【0014】SMAワイヤー30および32は様々な方
法で加熱される。この方法には、SMAワイヤーに対し
て直接に電力を付与して発熱させる方法、或いは、ワイ
ヤー巻き付け加熱部材、エッチング処理されたプロセス
ヒーターや導電性ポリマーのような外部ヒーターを使用
する方法が含まれる。SMAワイヤーに直接に電力を付
与する方法は外部ヒーター部材を使用する場合に比較し
て小電力で済むので、好ましい実施例とされる。しかし
ながら、SMAワイヤー30および32を加熱するため
のその他の実施例が図2に示されている。図2は2本の
ワイヤー巻き付け加熱部材31および33を巻き付けら
れたSMA30の著しく拡大した部分を示している。ワ
イヤー巻き付け加熱部材31および33は典型的には非
常に薄い帯ワイヤーであり、ポリイミドの絶縁材によっ
てSMAワイヤー30から電気的に絶縁されている。
法で加熱される。この方法には、SMAワイヤーに対し
て直接に電力を付与して発熱させる方法、或いは、ワイ
ヤー巻き付け加熱部材、エッチング処理されたプロセス
ヒーターや導電性ポリマーのような外部ヒーターを使用
する方法が含まれる。SMAワイヤーに直接に電力を付
与する方法は外部ヒーター部材を使用する場合に比較し
て小電力で済むので、好ましい実施例とされる。しかし
ながら、SMAワイヤー30および32を加熱するため
のその他の実施例が図2に示されている。図2は2本の
ワイヤー巻き付け加熱部材31および33を巻き付けら
れたSMA30の著しく拡大した部分を示している。ワ
イヤー巻き付け加熱部材31および33は典型的には非
常に薄い帯ワイヤーであり、ポリイミドの絶縁材によっ
てSMAワイヤー30から電気的に絶縁されている。
【0015】その他の実施例では、部材31および33
はSMAワイヤー30の近くであるが電気的に絶縁され
て配置されたコイル巻きされたワイヤー線とされる。こ
の好ましい実施例では、電気的絶縁のためにカプトン
(Kaptont)が使用されている。
はSMAワイヤー30の近くであるが電気的に絶縁され
て配置されたコイル巻きされたワイヤー線とされる。こ
の好ましい実施例では、電気的絶縁のためにカプトン
(Kaptont)が使用されている。
【0016】SMAワイヤー30に対して直接に電力が
供給されるとき、そのワイヤーの両端は加熱部材の電力
供給源(即ち電源)に連結される。この電力供給源は更
に詳しく後述される。加熱部材31および33が使用さ
れる場合、それらの部材の両端は加熱部材の電力供給源
に連結される。何れの場合に於いても、電力供給源がS
MAワイヤー30もしくは加熱部材31および33に電
力を供給すると、熱が発生されて熱エネルギーがSMA
ワイヤー30に付与され、これによりSMAワイヤー3
0に所望される収縮が引き起こされる。電力が解除され
ると、SMAワイヤー30は冷却され、もとの初期長さ
に復元される。
供給されるとき、そのワイヤーの両端は加熱部材の電力
供給源(即ち電源)に連結される。この電力供給源は更
に詳しく後述される。加熱部材31および33が使用さ
れる場合、それらの部材の両端は加熱部材の電力供給源
に連結される。何れの場合に於いても、電力供給源がS
MAワイヤー30もしくは加熱部材31および33に電
力を供給すると、熱が発生されて熱エネルギーがSMA
ワイヤー30に付与され、これによりSMAワイヤー3
0に所望される収縮が引き起こされる。電力が解除され
ると、SMAワイヤー30は冷却され、もとの初期長さ
に復元される。
【0017】SMAワイヤー30の加熱はたった1つの
連続した加熱部材によって行なえるが、複数の加熱部材
の使用も望ましい。SMAワイヤー30の回りに複数の
加熱部材を配備することによって、SMAワイヤー30
に於ける収縮レベルの相違を引き出すようにSMAワイ
ヤー30の隔離部分のみを加熱することができる。複数
の加熱部材(例えば加熱部材31および33)を選択的
に制御することによって、SMAワイヤー30の線形収
縮量、従ってトランスデューサー24の移動量が微妙に
制御できるようになされる。
連続した加熱部材によって行なえるが、複数の加熱部材
の使用も望ましい。SMAワイヤー30の回りに複数の
加熱部材を配備することによって、SMAワイヤー30
に於ける収縮レベルの相違を引き出すようにSMAワイ
ヤー30の隔離部分のみを加熱することができる。複数
の加熱部材(例えば加熱部材31および33)を選択的
に制御することによって、SMAワイヤー30の線形収
縮量、従ってトランスデューサー24の移動量が微妙に
制御できるようになされる。
【0018】図3は作動中のアーム10の動きを示して
いる。図示実施例では、アーム10は本質的に三角形3
4として示されていて、固定ベース36および2つのレ
ッグを有している。SMAワイヤー30が加熱される
と、このワイヤーは収縮してアーム10に撓み即ち曲げ
を生じさせる。この結果として、スライダー23によっ
て撓み体22に取付けられているトランスデューサー2
4に生じる動きは本質的に円弧38に沿った動きとな
る。
いる。図示実施例では、アーム10は本質的に三角形3
4として示されていて、固定ベース36および2つのレ
ッグを有している。SMAワイヤー30が加熱される
と、このワイヤーは収縮してアーム10に撓み即ち曲げ
を生じさせる。この結果として、スライダー23によっ
て撓み体22に取付けられているトランスデューサー2
4に生じる動きは本質的に円弧38に沿った動きとな
る。
【0019】同様に、SMAワイヤー32が加熱される
と、このワイヤーは収縮して、アーム10の撓み即ち曲
げによってトランスデューサー24の円弧38に沿う移
動が引き起こされる。基準位置(SMAワイヤー30お
よびSMAワイヤー32の何れも加熱されていないとき
のトランスデューサー24の位置)が図3に実線で示さ
れている。アーム10の2つの付随的な位置が点線で示
されている。実際の移動量は非常に僅かであり、これら
2つの付随位置は動きを図解するために大きく誇張して
ある。更に、図3が乱雑とならないようにするために、
点線はアーム10の自由端部18に沿ってのみ示してい
る。注意する重要なことは、円弧38に沿うトランスデ
ューサー24の所要の移動量は一般に極めて小さいの
で、SMAワイヤー30および32は全長で僅か25.
4mm( 1 インチ) だけでよい。しかしながら、図面の明
瞭化のために、アーム10の全長に実質的に沿って示さ
れていて、トランスデューサーの移動が著しく誇張され
ている。
と、このワイヤーは収縮して、アーム10の撓み即ち曲
げによってトランスデューサー24の円弧38に沿う移
動が引き起こされる。基準位置(SMAワイヤー30お
よびSMAワイヤー32の何れも加熱されていないとき
のトランスデューサー24の位置)が図3に実線で示さ
れている。アーム10の2つの付随的な位置が点線で示
されている。実際の移動量は非常に僅かであり、これら
2つの付随位置は動きを図解するために大きく誇張して
ある。更に、図3が乱雑とならないようにするために、
点線はアーム10の自由端部18に沿ってのみ示してい
る。注意する重要なことは、円弧38に沿うトランスデ
ューサー24の所要の移動量は一般に極めて小さいの
で、SMAワイヤー30および32は全長で僅か25.
4mm( 1 インチ) だけでよい。しかしながら、図面の明
瞭化のために、アーム10の全長に実質的に沿って示さ
れていて、トランスデューサーの移動が著しく誇張され
ている。
【0020】図4はSMAワイヤー30の側26の一部
の拡大図である。SMAワイヤー30および32は、様
々な方法でアーム10に対して機械に連結されることが
できる。図4はその1つの好ましい実施例を示してい
る。図4に於いて、機械的取付けポスト41および43
がアーム10の側26に一体的に形成されている。組み
立てに際して、SMAワイヤー30の第1の端部はクリ
ンプコネクター122によって第1の電力供給ワイヤー
120にクリンプされる。SMAワイヤー30の第2の
端部はクリンプコネクター126によって第2の電力供
給ワイヤー124にクリンプされる。SMAワイヤー3
0はそれぞれクリンプコネクター122および126の
中の電力供給ワイヤー120および124と電気的な接
触を得ている。
の拡大図である。SMAワイヤー30および32は、様
々な方法でアーム10に対して機械に連結されることが
できる。図4はその1つの好ましい実施例を示してい
る。図4に於いて、機械的取付けポスト41および43
がアーム10の側26に一体的に形成されている。組み
立てに際して、SMAワイヤー30の第1の端部はクリ
ンプコネクター122によって第1の電力供給ワイヤー
120にクリンプされる。SMAワイヤー30の第2の
端部はクリンプコネクター126によって第2の電力供
給ワイヤー124にクリンプされる。SMAワイヤー3
0はそれぞれクリンプコネクター122および126の
中の電力供給ワイヤー120および124と電気的な接
触を得ている。
【0021】クリンプコネクター122および126は
ねじ128および130によって取付けポスト41およ
び43に連結されている。クリンプコネクター122お
よび126はSMAワイヤー30をアーム10から電気
的に絶縁している。この代わりに、SMAワイヤー30
は非導電性の材料を使用して形成されたねじ128およ
び130、そしてクリンプコネクターとアーム10との
間に取付けられる絶縁パッド132および134を使用
することによってアーム10から電気的に絶縁されるこ
とができる。これと同じ取付け構造をSMAワイヤー3
2にも使用することができる。
ねじ128および130によって取付けポスト41およ
び43に連結されている。クリンプコネクター122お
よび126はSMAワイヤー30をアーム10から電気
的に絶縁している。この代わりに、SMAワイヤー30
は非導電性の材料を使用して形成されたねじ128およ
び130、そしてクリンプコネクターとアーム10との
間に取付けられる絶縁パッド132および134を使用
することによってアーム10から電気的に絶縁されるこ
とができる。これと同じ取付け構造をSMAワイヤー3
2にも使用することができる。
【0022】図5はフィードバック制御回路に使用した
状態でアーム10を示している。このフィードバック制
御回路は制御装置44、加熱部材電力供給源46、ヘッ
ド選択器48、データヘッド復調器50およびスイッチ
52を含む。このフィードバック制御回路は、下方に位
置する磁気ディスク12の特定トラック16の上にトラ
ンスデューサー24を芯出しするように作動する。
状態でアーム10を示している。このフィードバック制
御回路は制御装置44、加熱部材電力供給源46、ヘッ
ド選択器48、データヘッド復調器50およびスイッチ
52を含む。このフィードバック制御回路は、下方に位
置する磁気ディスク12の特定トラック16の上にトラ
ンスデューサー24を芯出しするように作動する。
【0023】磁気ディスク12(図1に示されている)
の1回転毎に、トランスデューサー24は位置情報領域
14を通過する。情報はこの位置情報領域14に書き込
まれており、解読(復号)されて、トラック16の中心
からトランスデューサー24が移動した距離に比例した
電圧を与えるようになされている。それ故に、磁気ディ
スク12が1回転する毎に位置情報のバーストが磁気デ
ィスク12から読み取られるのである。
の1回転毎に、トランスデューサー24は位置情報領域
14を通過する。情報はこの位置情報領域14に書き込
まれており、解読(復号)されて、トラック16の中心
からトランスデューサー24が移動した距離に比例した
電圧を与えるようになされている。それ故に、磁気ディ
スク12が1回転する毎に位置情報のバーストが磁気デ
ィスク12から読み取られるのである。
【0024】しばしばアーム10は複数のアームを含む
大型のディスク駆動装置の一部となる。それ故に、アー
ム(もしくはヘッド)選択器48は位置決めされるべき
複数のアームの中から1つを選択する。アーム10が選
択されると、トランスデューサー24により磁気ディス
ク12から読み取られた位置情報はデータヘッド復調器
50へ送られる。このデータヘッド復調器50は磁気デ
ィスク12から得た位置情報を解読して、アナログ電圧
を発生する。この電圧はトラック16の中心からトラン
スデューサー24が移動した距離に比例する。アナログ
スイッチ52が閉結されると、データヘッド復調器50
によって発せられたアナログ電圧はアナログ/デジタル
コンバーター54に与えられる。このアナログ/デジタ
ルコンバーター54はデジタル信号を制御装置44に与
える。この信号はデータヘッド復調器50によって与え
られたアナログ電圧を示す信号である。
大型のディスク駆動装置の一部となる。それ故に、アー
ム(もしくはヘッド)選択器48は位置決めされるべき
複数のアームの中から1つを選択する。アーム10が選
択されると、トランスデューサー24により磁気ディス
ク12から読み取られた位置情報はデータヘッド復調器
50へ送られる。このデータヘッド復調器50は磁気デ
ィスク12から得た位置情報を解読して、アナログ電圧
を発生する。この電圧はトラック16の中心からトラン
スデューサー24が移動した距離に比例する。アナログ
スイッチ52が閉結されると、データヘッド復調器50
によって発せられたアナログ電圧はアナログ/デジタル
コンバーター54に与えられる。このアナログ/デジタ
ルコンバーター54はデジタル信号を制御装置44に与
える。この信号はデータヘッド復調器50によって与え
られたアナログ電圧を示す信号である。
【0025】トランスジューサー24がトランスジュー
サー16の中心上を直接にトラッキングしていたとする
ならば、アナログ/デジタルコンバーター54によって
与えられるデジタル信号はゼロとなり、位置補正は全く
不要となる。しかしながら、アナログ/デジタルコンバ
ーター54によって与えられる信号がゼロでないと制御
装置44が判定すれば、制御装置44は制御値を決定し
なければならない。この制御値を決定するために、制御
装置44は補償器56のための補償演算を行うのであ
り、補償器はこの演算に基づいて補正値を出力する。補
償器56のパラメータは、制御回路が所望の応答性を有
するようにアナログ/デジタルコンバーター54によっ
て与えられたデジタル信号補償するように選定される。
好ましい実施例では、補償器56はデジタルフィルター
とされている。制御装置44はデジタルフィルターのた
めのデジタルフィルター演算を行って補正値を決定す
る。
サー16の中心上を直接にトラッキングしていたとする
ならば、アナログ/デジタルコンバーター54によって
与えられるデジタル信号はゼロとなり、位置補正は全く
不要となる。しかしながら、アナログ/デジタルコンバ
ーター54によって与えられる信号がゼロでないと制御
装置44が判定すれば、制御装置44は制御値を決定し
なければならない。この制御値を決定するために、制御
装置44は補償器56のための補償演算を行うのであ
り、補償器はこの演算に基づいて補正値を出力する。補
償器56のパラメータは、制御回路が所望の応答性を有
するようにアナログ/デジタルコンバーター54によっ
て与えられたデジタル信号補償するように選定される。
好ましい実施例では、補償器56はデジタルフィルター
とされている。制御装置44はデジタルフィルターのた
めのデジタルフィルター演算を行って補正値を決定す
る。
【0026】図示した好ましい実施例では、補正値は電
圧である。この電圧は加熱部材電力供給源46に与えら
れる。加熱部材電力供給源46はSMAワイヤー30お
よび32、或いはこの代わりに、SMAワイヤー30お
よび32に使用されている加熱部材(即ち、図2に示さ
れている加熱部材31および33)、に供給される電力
をそれぞれ別個に制御して、所望の制御値に対応する熱
量を発生することができるようになっている。電力供給
源46は制御装置44によって与えられた補正値に対応
するワット数を発生する。SMAワイヤー30および3
2、或いはこれらのSMAワイヤー30および32に対
応する加熱部材、は供給された電力を熱量に変換し、そ
れぞれSMAワイヤー30又は32を加熱して収縮を引
き起こすのである。それ故に、ボルトとして加熱部材電
力供給源46に与えられる補正値はこの加熱部材電力供
給源46、SMAワイヤー30および32(或いはSM
Aワイヤー30および32に対応する加熱部材)に発生
される熱量並びにこの加熱によってSMAワイヤー30
および32で発生される収縮力、の相互作用を通じて数
百分の1ミリメートル(マイクロインチ)のオーダーの
動きに変換されるのである。
圧である。この電圧は加熱部材電力供給源46に与えら
れる。加熱部材電力供給源46はSMAワイヤー30お
よび32、或いはこの代わりに、SMAワイヤー30お
よび32に使用されている加熱部材(即ち、図2に示さ
れている加熱部材31および33)、に供給される電力
をそれぞれ別個に制御して、所望の制御値に対応する熱
量を発生することができるようになっている。電力供給
源46は制御装置44によって与えられた補正値に対応
するワット数を発生する。SMAワイヤー30および3
2、或いはこれらのSMAワイヤー30および32に対
応する加熱部材、は供給された電力を熱量に変換し、そ
れぞれSMAワイヤー30又は32を加熱して収縮を引
き起こすのである。それ故に、ボルトとして加熱部材電
力供給源46に与えられる補正値はこの加熱部材電力供
給源46、SMAワイヤー30および32(或いはSM
Aワイヤー30および32に対応する加熱部材)に発生
される熱量並びにこの加熱によってSMAワイヤー30
および32で発生される収縮力、の相互作用を通じて数
百分の1ミリメートル(マイクロインチ)のオーダーの
動きに変換されるのである。
【0027】又同様に、加熱部材電力供給源46がSM
Aワイヤー30および32の収縮を別個に制御すること
ができるので、アーム10の位置を補正するためには電
力が通常は一方のSMAワイヤー30又は32に対して
のみ供給される。換言すれば、一方向の補正に関してS
MAワイヤー30に電力が供給され、他方向の補正に関
してSMAワイヤー32に電力が供給される。更に、補
正を必要としない場合にはSMAワイヤー30にもSM
Aワイヤー32にも電力は全く供給されないのである。
Aワイヤー30および32の収縮を別個に制御すること
ができるので、アーム10の位置を補正するためには電
力が通常は一方のSMAワイヤー30又は32に対して
のみ供給される。換言すれば、一方向の補正に関してS
MAワイヤー30に電力が供給され、他方向の補正に関
してSMAワイヤー32に電力が供給される。更に、補
正を必要としない場合にはSMAワイヤー30にもSM
Aワイヤー32にも電力は全く供給されないのである。
【0028】図6は複数ディスクおよび複数アームを備
えたディスク駆動装置に於けるアーム位置を制御する制
御回路のブロック線図である。このディスク駆動装置は
スピンドル58を含み、このスピンドルで複数のディス
ク60,62,64,66,68,70,72,74お
よび76(ディスク60〜76の正確な符号参照)を支
持している。ディスク60〜76はスピンドル58と一
緒に回転するように取付けられる。このディスク駆動装
置はまた複数のアーム78,80,82,84,86,
88,90および92(アーム78〜92の正確な符号
参照)を含んでおり、これらは図1〜図5に示したアー
ム10と同じ構造とされている。アーム78〜92の各
々は1対の撓み体22および1対のトランスデューサー
24を備えている(アーム86だけが1つの撓み体22
と1つのトランスデューサー24とを備えて例外とされ
る)。トランスデューサーはディスク60〜76の表面
上を移動する。更に、アーム78〜92はアクチュエー
ター94に取付けられ、このアクチュエーターがアーム
78〜92をディスク60〜76のトラックからトラッ
クへと枢動させる。
えたディスク駆動装置に於けるアーム位置を制御する制
御回路のブロック線図である。このディスク駆動装置は
スピンドル58を含み、このスピンドルで複数のディス
ク60,62,64,66,68,70,72,74お
よび76(ディスク60〜76の正確な符号参照)を支
持している。ディスク60〜76はスピンドル58と一
緒に回転するように取付けられる。このディスク駆動装
置はまた複数のアーム78,80,82,84,86,
88,90および92(アーム78〜92の正確な符号
参照)を含んでおり、これらは図1〜図5に示したアー
ム10と同じ構造とされている。アーム78〜92の各
々は1対の撓み体22および1対のトランスデューサー
24を備えている(アーム86だけが1つの撓み体22
と1つのトランスデューサー24とを備えて例外とされ
る)。トランスデューサーはディスク60〜76の表面
上を移動する。更に、アーム78〜92はアクチュエー
ター94に取付けられ、このアクチュエーターがアーム
78〜92をディスク60〜76のトラックからトラッ
クへと枢動させる。
【0029】この制御回路は制御装置44、加熱部材電
力供給源46、ヘッド選択器48、データヘッド復調器
50、アナログスイッチ52、アナログ/デジタルコン
バーター54、サーボヘッド復調器96、アクチュエー
ター駆動装置98および入力/出力ロジック回路100
を含んでいる。
力供給源46、ヘッド選択器48、データヘッド復調器
50、アナログスイッチ52、アナログ/デジタルコン
バーター54、サーボヘッド復調器96、アクチュエー
ター駆動装置98および入力/出力ロジック回路100
を含んでいる。
【0030】図示実施例では、アーム86はサーボアー
ムとして働く。このアーム86に取付けられているトラ
ンスデューサーはサーボディスク68からサーボヘッド
位置情報を読み取る。このサーボヘッド位置情報はサー
ボヘッド復調器95に与えられ、この復調器がこの位置
情報を解読してサーボアーム86の位置を示すアナログ
電圧をアナログスイッチ52に与える。規則的間隔に於
いて制御装置44は入力/出力ロジック回路100に信
号を与えて、サーボヘッド復調器96によって与えられ
たアナログ電圧をアナログ/デジタルコンバーター54
に伝達させるようになす。アナログ/デジタルコンバー
ター54は、サーボヘッド復調器96によって与えられ
たアナログ電圧を示すデジタル信号を制御装置44に与
える。このデジタル信号に基づいて、制御装置44は補
正値を演算してそれをアクチュエーター駆動装置98に
与える。アクチュエーター駆動装置98はアクチュエー
ター94を駆動してこの補正値に応答してアクチュエー
ター94を回転させ、サーボアーム86のトランスデュ
ーサー24を移動中の特定のトラック16の中心上に維
持するようになす。
ムとして働く。このアーム86に取付けられているトラ
ンスデューサーはサーボディスク68からサーボヘッド
位置情報を読み取る。このサーボヘッド位置情報はサー
ボヘッド復調器95に与えられ、この復調器がこの位置
情報を解読してサーボアーム86の位置を示すアナログ
電圧をアナログスイッチ52に与える。規則的間隔に於
いて制御装置44は入力/出力ロジック回路100に信
号を与えて、サーボヘッド復調器96によって与えられ
たアナログ電圧をアナログ/デジタルコンバーター54
に伝達させるようになす。アナログ/デジタルコンバー
ター54は、サーボヘッド復調器96によって与えられ
たアナログ電圧を示すデジタル信号を制御装置44に与
える。このデジタル信号に基づいて、制御装置44は補
正値を演算してそれをアクチュエーター駆動装置98に
与える。アクチュエーター駆動装置98はアクチュエー
ター94を駆動してこの補正値に応答してアクチュエー
ター94を回転させ、サーボアーム86のトランスデュ
ーサー24を移動中の特定のトラック16の中心上に維
持するようになす。
【0031】スピンドル58の1回転の間の1点に於い
てサーボヘッド復調器96からの信号によって、ディス
ク60〜66および70〜76上のデータヘッド位置情
報領域14をアーム78〜84および88〜92のトラ
ンスデューサー24が通過されようとしていることを、
指示される。この位置に於いて、入力/出力ロジック回
路100がヘッド選択器48を切り換えて、所望アーム
78〜84および88〜92からの位置情報を読み取る
ようになす。上述したように、データヘッド復調器は選
択されたアームによって与えられた情報を解読して、そ
の選択されたアームのトランスデューサー24がトラッ
ク16から移動した距離に比例する電圧に変換する。制
御装置44は、入力/出力ロジック回路100によりア
ナログスイッチ52を切り換えてデータヘッド復調器5
0によって与えられた信号をデータするようになすこと
でこの解読された情報をサンプリングする。この情報が
アナログ/デジタルコンバーター54によってデジタル
信号に変換された後、制御装置44はデジタルフィルタ
ー演算を行い、選択されたアームに関する補正値を決定
する。
てサーボヘッド復調器96からの信号によって、ディス
ク60〜66および70〜76上のデータヘッド位置情
報領域14をアーム78〜84および88〜92のトラ
ンスデューサー24が通過されようとしていることを、
指示される。この位置に於いて、入力/出力ロジック回
路100がヘッド選択器48を切り換えて、所望アーム
78〜84および88〜92からの位置情報を読み取る
ようになす。上述したように、データヘッド復調器は選
択されたアームによって与えられた情報を解読して、そ
の選択されたアームのトランスデューサー24がトラッ
ク16から移動した距離に比例する電圧に変換する。制
御装置44は、入力/出力ロジック回路100によりア
ナログスイッチ52を切り換えてデータヘッド復調器5
0によって与えられた信号をデータするようになすこと
でこの解読された情報をサンプリングする。この情報が
アナログ/デジタルコンバーター54によってデジタル
信号に変換された後、制御装置44はデジタルフィルタ
ー演算を行い、選択されたアームに関する補正値を決定
する。
【0032】補正値は加熱部材電力供給源46に与えら
れる。この加熱部材電力供給源46は選択されたアーム
に対応する所要のSMAワイヤーに収縮を引き起こすの
に必要とされる熱量を発生するのに十分な電力を供給す
る。この収縮によって選択されたアームのトランスデュ
ーサー24は所要の補正値に見合う距離だけ移動される
のである。
れる。この加熱部材電力供給源46は選択されたアーム
に対応する所要のSMAワイヤーに収縮を引き起こすの
に必要とされる熱量を発生するのに十分な電力を供給す
る。この収縮によって選択されたアームのトランスデュ
ーサー24は所要の補正値に見合う距離だけ移動される
のである。
【0033】スピンドル58が次の1回転をする間、入
力/出力ロジック回路100はヘッド選択器48によっ
て補正すべき別のアームを選ばせる。こうして選択され
たアームのトランスデューサー位置が制御装置44によ
ってサンプリングされ、そして加熱部材電力供給源46
を介しての補正が行われる。同様に、スピンドル58の
引き続く1回転毎にヘッド選択器48が補正すべき別の
アームを選択する。全てのアームがサンプリングされて
補正された後、ヘッド選択器48によるこのような選択
シーケンスは繰り返される。この結果として各アームに
関して一定したサンプリング比率が与えられる。
力/出力ロジック回路100はヘッド選択器48によっ
て補正すべき別のアームを選ばせる。こうして選択され
たアームのトランスデューサー位置が制御装置44によ
ってサンプリングされ、そして加熱部材電力供給源46
を介しての補正が行われる。同様に、スピンドル58の
引き続く1回転毎にヘッド選択器48が補正すべき別の
アームを選択する。全てのアームがサンプリングされて
補正された後、ヘッド選択器48によるこのような選択
シーケンスは繰り返される。この結果として各アームに
関して一定したサンプリング比率が与えられる。
【0034】図7は本発明の位置決め装置の他の好まし
い実施例を示している。図7に示されたアーム10は図
3に示されたアームと同じであり、同じ符号が付されて
いる。唯一の相違点は、SMAワイヤー30および32
がアーム10の側26および28に取付けられていない
ことである。この代わりに、SMAワイヤー30および
32は撓み体22の反対両側に取付けられている。この
実施例は全く別の利点を有している。図6を参照して説
明したように、又、図8に示されるように、各アームに
とって1対の撓み体22および22’が連結され、各撓
み体22および22’がスライダー23又は23’を介
してトランスデューサー24又は24’に連結されるの
は一般的である。SMAワイヤー30および32がアー
ム10の側26および28に連結されていたとするなら
ば、SMAワイヤー30又は32の何れかを加熱するこ
とで得られる位置決めは、トランスデューサー24およ
び24’をそれぞれの対応するトラック16に対して一
緒に位置決めしてしまうことになる。
い実施例を示している。図7に示されたアーム10は図
3に示されたアームと同じであり、同じ符号が付されて
いる。唯一の相違点は、SMAワイヤー30および32
がアーム10の側26および28に取付けられていない
ことである。この代わりに、SMAワイヤー30および
32は撓み体22の反対両側に取付けられている。この
実施例は全く別の利点を有している。図6を参照して説
明したように、又、図8に示されるように、各アームに
とって1対の撓み体22および22’が連結され、各撓
み体22および22’がスライダー23又は23’を介
してトランスデューサー24又は24’に連結されるの
は一般的である。SMAワイヤー30および32がアー
ム10の側26および28に連結されていたとするなら
ば、SMAワイヤー30又は32の何れかを加熱するこ
とで得られる位置決めは、トランスデューサー24およ
び24’をそれぞれの対応するトラック16に対して一
緒に位置決めしてしまうことになる。
【0035】しかしながら実際には、各アームに取付け
られているトランスデューサー24又は24’の一方の
みが補正を必要とされる。図7に示した実施例では各々
の撓み体22および22’は対をなすSMAワイヤー3
0および32又は30’および32’をそれぞれ有して
いる。それ故に、SMAワイヤー30および32、並び
にSMAワイヤー30’および32’の加熱を別個に制
御することによって、トランスデューサー24および2
4’の位置決めが別個に制御されるのである。このこと
はディスク駆動装置に於いてトランスデューサーのトラ
ッキング精度を格段に優れたものとなす。
られているトランスデューサー24又は24’の一方の
みが補正を必要とされる。図7に示した実施例では各々
の撓み体22および22’は対をなすSMAワイヤー3
0および32又は30’および32’をそれぞれ有して
いる。それ故に、SMAワイヤー30および32、並び
にSMAワイヤー30’および32’の加熱を別個に制
御することによって、トランスデューサー24および2
4’の位置決めが別個に制御されるのである。このこと
はディスク駆動装置に於いてトランスデューサーのトラ
ッキング精度を格段に優れたものとなす。
【0036】図9は本発明の位置決め装置の更に他の好
ましい実施例を示している。図9に示されたアーム10
は図3および図7に示されたアームと同様であり、同符
号が付されている。しかしながら、1本のSMAワイヤ
ーがアーム10の各側26および28に取付けられる代
わりに、図9に示された実施例は複数のSMAワイヤー
がアーム10の側26に取付けられ、同様に複数のSM
Aワイヤーがアーム10の側28に取付けられている。
ましい実施例を示している。図9に示されたアーム10
は図3および図7に示されたアームと同様であり、同符
号が付されている。しかしながら、1本のSMAワイヤ
ーがアーム10の各側26および28に取付けられる代
わりに、図9に示された実施例は複数のSMAワイヤー
がアーム10の側26に取付けられ、同様に複数のSM
Aワイヤーがアーム10の側28に取付けられている。
【0037】SMAワイヤー102および104はアー
ム10の側26にそれぞれ取付けられている。SMAワ
イヤー102および104の加熱は別個に制御される。
それ故に、アーム10の撓み即ち曲がり量は段階的に制
御することができる。例えば、大きな曲がりを達成する
ためには、SMAワイヤー102および104の両方が
加熱される。これに代えて、小さな曲がり量が必要とさ
れるときには、SMAワイヤー102又は104が加熱
される。又、SMAワイヤー104はSMAワイヤー1
02よりも十分に短くされることができる。それ故に、
SMAワイヤー102および104に対する熱エネルギ
ーの付与を個別に制御することによって、粗い位置決め
および密な位置決めが達成できるのである。
ム10の側26にそれぞれ取付けられている。SMAワ
イヤー102および104の加熱は別個に制御される。
それ故に、アーム10の撓み即ち曲がり量は段階的に制
御することができる。例えば、大きな曲がりを達成する
ためには、SMAワイヤー102および104の両方が
加熱される。これに代えて、小さな曲がり量が必要とさ
れるときには、SMAワイヤー102又は104が加熱
される。又、SMAワイヤー104はSMAワイヤー1
02よりも十分に短くされることができる。それ故に、
SMAワイヤー102および104に対する熱エネルギ
ーの付与を個別に制御することによって、粗い位置決め
および密な位置決めが達成できるのである。
【0038】同様に、SMAワイヤー106および10
8が共にアーム10の側28に取付けられている。SM
Aワイヤー106および108はSMAワイヤー102
および104と同様に別個に制御でき、アーム10の段
階的な撓みを制御できる。アーム10の側26および2
8に複数のSMAワイヤーを設けることによって、円弧
38に沿うトランスデューサー24の動きが1本のSM
Aワイヤーをアーム10の側26および28に備え付け
た場合により一層密に制御できることになる。これによ
り、磁気ディスク12のトラック16にトランスデュー
サー24を位置決めする上で一層高い精度を得られる。
8が共にアーム10の側28に取付けられている。SM
Aワイヤー106および108はSMAワイヤー102
および104と同様に別個に制御でき、アーム10の段
階的な撓みを制御できる。アーム10の側26および2
8に複数のSMAワイヤーを設けることによって、円弧
38に沿うトランスデューサー24の動きが1本のSM
Aワイヤーをアーム10の側26および28に備え付け
た場合により一層密に制御できることになる。これによ
り、磁気ディスク12のトラック16にトランスデュー
サー24を位置決めする上で一層高い精度を得られる。
【0039】本発明の更に他の実施例が図10に示され
ている。これは図7および図8の実施例に非常に似てい
る。唯一の相違点は、ワイヤー30,32,30’,お
よび32’が一端にて撓み体22および22’に連結さ
れ、他端にてアーム10に連結されていることである。
この実施例によれば、図7および図8を参照して説明し
た実施例と同様に、トランスデューサー24および2
4’の微小な位置決めが個別に可能とされる。
ている。これは図7および図8の実施例に非常に似てい
る。唯一の相違点は、ワイヤー30,32,30’,お
よび32’が一端にて撓み体22および22’に連結さ
れ、他端にてアーム10に連結されていることである。
この実施例によれば、図7および図8を参照して説明し
た実施例と同様に、トランスデューサー24および2
4’の微小な位置決めが個別に可能とされる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、データアーム自体に直接に熱
エネルギーを付与する必要性を無くして、ディスク駆動
装置に於けるトランスデューサーの微小に位置決めを熱
的に制御できるという利点を有する。データアームの代
わりに、熱エネルギーはそのアームに取付けられている
形状記憶合金部材に付与される。形状記憶合金部材に線
形を引き起こすにはアーム自体に熱膨張を引き起こすよ
りも僅かな熱量で済む。それ故に、小さな加熱部材を使
用して位置決めを達成することができる。或いは、熱部
材を省略し、電力を形状記憶合金部材に直接に付与する
ことによって位置決めが行なえる。このことはディスク
駆動装置の個々のデータアームの微小な位置決めを可能
にし、幾つかの実施例では個々のトランスデューサーの
微小な位置決めを可能にする。その一方で、ディスク駆
動装置のパッケージ寸法は縮小でき、又、ディスク駆動
装置の内部のアームの厚さを薄くすることが可能とな
る。
エネルギーを付与する必要性を無くして、ディスク駆動
装置に於けるトランスデューサーの微小に位置決めを熱
的に制御できるという利点を有する。データアームの代
わりに、熱エネルギーはそのアームに取付けられている
形状記憶合金部材に付与される。形状記憶合金部材に線
形を引き起こすにはアーム自体に熱膨張を引き起こすよ
りも僅かな熱量で済む。それ故に、小さな加熱部材を使
用して位置決めを達成することができる。或いは、熱部
材を省略し、電力を形状記憶合金部材に直接に付与する
ことによって位置決めが行なえる。このことはディスク
駆動装置の個々のデータアームの微小な位置決めを可能
にし、幾つかの実施例では個々のトランスデューサーの
微小な位置決めを可能にする。その一方で、ディスク駆
動装置のパッケージ寸法は縮小でき、又、ディスク駆動
装置の内部のアームの厚さを薄くすることが可能とな
る。
【0041】本発明は好ましい実施例を参照して説明さ
れたが、当業者には本発明の精神および範囲から逸脱せ
ずにその形状および細部を変更できることが認識されよ
う。
れたが、当業者には本発明の精神および範囲から逸脱せ
ずにその形状および細部を変更できることが認識されよ
う。
【図1】本発明による芯出し装置即ち位置決め装置を示
す磁気ディスク上に位置されたアームの頂面図。
す磁気ディスク上に位置されたアームの頂面図。
【図2】本発明の形状記憶合金装置の大きく拡大した実
施例の部分図。
施例の部分図。
【図3】図1に示されたアームの拡大図面。
【図4】形状記憶合金装置とアームとの間の連結に関す
る1つの実施例を示すアームの大きく拡大した部分図。
る1つの実施例を示すアームの大きく拡大した部分図。
【図5】フィードバックループのブロック線図に於いて
図1のアームを示すブロック線図。
図1のアームを示すブロック線図。
【図6】複数アームと共に使用するフィードバック制御
ループのブロック線図。
ループのブロック線図。
【図7】本発明の芯出し装置即ち位置決め装置の第2の
実施例を示す頂面図。
実施例を示す頂面図。
【図8】図5に示した1対の撓み体の側面図。
【図9】本発明の芯出し装置即ち位置決め装置の他の実
施例の頂面図。
施例の頂面図。
【図10】本発明の芯出し装置即ち位置決め装置の更に
他の実施例の頂面図。
他の実施例の頂面図。
10 アーム 12 磁気ディスク 14 位置領域 16 トラック 23 スライダー 24 トランスデューサー 26,28 アームの側部即ち側 30,32 SMAワイヤー 31,33 加熱部材 38 円弧経路 44 制御装置 46 加熱部材電力供給源 48 ヘッド選択器 50 データヘッド復調器 52 スイッチ 54 アナログ/デジタルコンバーター 56 補償器 58 スピンドル 60〜76 ディスク 78〜92 アーム 94 アクチュエーター 96 サーボヘッド復調器 98 アクチュエーター駆動装置 100 入力/出力ロジック回路 102,104,106,108 SMAワイヤー 120,124 電力供給ワイヤー 122,126 クリンプコネクター 132,134 絶縁パッド
Claims (44)
- 【請求項1】 磁気ディスクのトラック上でスライダー
に担持されているトランスデューサーを位置決めするた
めの装置であって、 アームを回転させるためのアクチュエーターに対して取
付けられるようになされる第1の端部とスライダーに対
して取付けられるようになされる第2の端部とを有し、
この第1の端部と第2の端部との間をアーム部分が延在
されている該アーム、 アーム部分に連結され、熱エネルギーに応答して変形す
る形状記憶合金装置であって、変形時前記アームを変形
させる形状記憶合金装置、および 形状記憶合金装置に対して熱エネルギーを選択的に付与
してそれに応じた形状記憶合金装置の変形を引き起こ
し、これによりアーム部分を変形させ、トラックを実質
的に横断する平面内で円弧経路に沿って第2の端部をト
ラックの中心上のトランスデューサー位置へ移動させる
ようになすための手段、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された装置であって、ア
ーム部分が、アクチュエーターに対して連結されるよう
になされるデータアーム部分、および 第1の端部でデータアーム部分に連結され、第1のスラ
イダーに対して連結されるようになされる第2の端部を
有している第1の撓み体、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載された装置であって、形
状記憶合金装置がデータアーム部分に連結されたことを
特徴とする磁気ディスクのトラック上でトランスデュー
サーを位置決めする装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載された装置であって、形
状記憶合金装置が、 データアーム部分の一方の側に連
結された第1の形状記憶合金部材であって、その変形が
第1の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿って第1
の方向へ移動させるようになす第1の形状記憶合金部
材、および データアーム部分の前記一方の側と一般的に反対側であ
る他側に連結された第2の形状記憶合金部材であって、
その変形が第1の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に
沿って前記第1の方向と一般的に反対の方向である第2
の方向へ移動させるようになす第2の形状記憶合金部
材、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載された装置であって、形
状記憶合金装置が第1の撓み体に連結されたことを特徴
とする磁気ディスクのトラック上でトランスデューサー
を位置決めする装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載された装置であって、形
状記憶合金装置が、 第1の撓み体の一方の側に連結さ
れた第1の形状記憶合金部材であって、その変形が第1
の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿って第1の方
向へ移動させるようになす第1の形状記憶合金部材、お
よび 第1の撓み体の前記一方の側と一般的に反対側である他
側に連結された第2の形状記憶合金部材であって、その
変形が第1の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿っ
て前記第1の方向と一般的に反対の方向である第2の方
向へ移動させるようになす第2の形状記憶合金部材、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載された装置であって、ア
ーム部分が更に、 第1の端部にてデータアームに連結され、第2のスライ
ダーに連結されるようになされる第2の端部を有する第
2の撓み体、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載された装置であって、形
状記憶合金装置が更に、 第2の撓み体に連結された第2の形状記憶合金装置、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載された装置であって、第
2の形状記憶合金装置が、 第2の撓み体の一方の側に連結された第3の形状記憶合
金部材であって、その変形が第2の撓み体の第2の端部
を前記円弧経路に沿って第1の方向へ移動させるように
なす第3の形状記憶合金部材、および 第2の撓み体の前記一方の側と一般的に反対側である他
側に連結された第4の形状記憶合金部材であって、その
変形が第2の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿っ
て前記第1の方向と一般的に反対の方向である第2の方
向へ移動させるようになす第4の形状記憶合金部材、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項10】 請求項8に記載された装置であって、
熱エネルギーを選択的に付与するための手段が、 第1の形状記憶合金装置に熱エネルギーを選択的に付与
してその相応の変形を引き起こして、第1の撓み体を撓
ませて、トラックを実質的に横切る平面内で前記円弧経
路に沿って第1の撓み体の第2の端部を移動させるよう
になす第1のエネルギー手段、および 第2の形状記憶合金装置に熱エネルギーを選択的に付与
してその相応の変形を引き起こして、第1の撓み体を撓
ませて、トラックを実質的に横切る平面内で前記円弧経
路に沿って第1の撓み体の第2の端部を移動させるよう
になす第1のエネルギー手段、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項11】 請求項1に記載された装置であって、
更に、 形状記憶合金装置の少なくとも一部がアーム部分から間
隔を隔てられるように形状記憶合金装置をアーム部分に
連結する機械的連結装置、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項12】 請求項1に記載された装置であって、
更に、 トランスデューサーがオフセンターのトラッキングを行
っていることを指示する位置信号を与える位置指示装
置、および 形状記憶合金装置に付与される熱量を位置信号の関数と
して選択的に制御するための熱制御装置、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載された装置であっ
て、磁気ディスクが情報を収容するための複数のセクタ
ーを含み、又、位置データが磁気ディスクの少なくとも
1つのセクターに記憶され、この位置データがトラック
の中心からトランスデューサー迄の距離を指示する、こ
とを特徴とする磁気ディスクのトラック上でトランスデ
ューサーを位置決めする装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載された装置であっ
て、位置指示装置は、トランスデューサーが位置データ
を収容しているセクター上を通過する際にそのトランス
デューサーが通過している位置データを表す変調信号を
発する手段を含むことを特徴とする磁気ディスクのトラ
ック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項15】 請求項14に記載された装置であっ
て、位置指示装置が更に、 変調信号を復調して、復調位置信号を発するための復調
器、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載された装置であっ
て、熱制御装置が、 復調位置信号を補償して補償位置信号を与えるための補
償装置、 補償位置信号を基に補正値を決定するための補正装置で
あって、補正値はトラック中心からのトランスデューサ
ーの距離を表すような補正装置、および 選択的に熱エネルギーを付与するための手段に対して導
かれる電力を補正値の関数として変化させる熱制御電力
供給源、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項17】 請求項1に記載された装置であって、
熱エネルギーを選択的に付与する手段が、 形状記憶合金装置に導かれる電力を制御するために形状
記憶合金装置に連結された制御可能な電力供給源、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載された装置であっ
て、熱エネルギーを選択的に付与する手段が、 制御可能な電力供給源によって付与される電力を受け取
るために、制御可能な電力供給源に連結され、且つ又、
形状記憶合金装置と伝熱接触された抵抗加熱部材装置、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載された装置であっ
て、抵抗加熱部材装置が、 形状記憶合金装置とそれぞれ伝熱接触された複数の抵抗
加熱部材であって、制御可能な電力供給源によって各抵
抗加熱部材に導かれる電力が選択的に制御可能とされて
いるような抵抗加熱部材、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載された装置であっ
て、形状記憶合金装置がアーム部分の一般的に反対両側
に連結された複数の形状記憶合金部材を含むことを特徴
とする磁気ディスクのトラック上でトランスデューサー
を位置決めする装置。 - 【請求項21】 請求項20に記載された装置であっ
て、少なくとも1つの抵抗加熱部材が複数の形状記憶合
金部材の各々と伝熱接触されていることを特徴とする磁
気ディスクのトラック上でトランスデューサーを位置決
めする装置。 - 【請求項22】 請求項21に記載された装置であっ
て、複数の抵抗加熱部材が複数の形状記憶合金部材の各
々と伝熱接触されていることを特徴とする磁気ディスク
のトラック上でトランスデューサーを位置決めする装
置。 - 【請求項23】 請求項2に記載された装置であって、
形状記憶合金装置が第1の端部にてデータアーム部分に
連結され、第2の端部で第1の撓み体に連結されている
ことを特徴とする磁気ディスクのトラック上でトランス
デューサーを位置決めする装置。 - 【請求項24】 少なくとも1つのトランスデューサー
が磁気ディスクの各々に対応され、複数の磁気ディスク
のトラックの上で複数のスライダーに担持されている複
数のトランスデューサーのトラッキングを制御するため
の装置であって、 アームを回転させるためのアクチュエーターに対して取
付けられるようになされる第1の端部および前記複数の
スライダーの一つにに対して取付けられるようになされ
る第2の端部とアーム部分とをそれぞれが有しており、
これらの第1および第2の端部の間をアーム部分が延在
している複数のアーム、 少なくとも1つの形状記憶合金部材がアーム部分の各々
に連結されている複数の形状記憶合金部材、および 選択された形状記憶合金部材に対して熱エネルギーを選
択的に付与して相応の変形を引き起こしてアーム部分を
選択的に撓ませ、対応するディスクに実質的に平行な平
面内にて第2の端部を円弧経路に沿って移動させ、実質
的にトラックを横断してその中心上に各々のトランスデ
ューサーを位置決めするための前記熱エネルギーを選択
的に付与する手段、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項25】 請求項24に記載された装置であっ
て、各アーム部分は、アクチュエーターに連結されるよ
うになされたデータアーム部分、および 第1の端部にてデータアーム部分に連結され、第1のス
ライダーに対して連結されるようになされた第2の端部
を有している第1の撓み体、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項26】 請求項25に記載された装置であっ
て、各データアーム部分は少なくとも1つの独立した形
状記憶合金部材に連結されていることを特徴とするトラ
ッキング制御装置。 - 【請求項27】 請求項26に記載された装置であっ
て、第1の形状記憶合金部材が各データアーム部材の一
方の側に連結され、その第1の形状記憶合金部材の変形
が第1の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿って第
1の方向へ移動させるようになっており、又、第2の形
状記憶合金部材がデータアーム部分の前記一方の側と一
般的に反対側である他側に連結され、その第2の形状記
憶合金部材の変形が第1の撓み体の第2の端部を前記円
弧経路に沿って前記第1の方向と一般的に反対の方向で
ある第2の方向へ移動させるようになっている、ことを
特徴とするトラッキング制御装置。 - 【請求項28】 請求項25に記載された装置であっ
て、各第1の撓み体が少なくとも1つの独立した形状記
憶合金部材に連結されていることを特徴とするトラッキ
ング制御装置。 - 【請求項29】 請求項28に記載された装置であっ
て、第1の形状記憶合金部材が第1の撓み体の一方の側
に連結され、その第1の形状記憶合金部材の変形が対応
する第1の撓み体の第2の端部を前記円弧経路に沿って
第1の方向へ移動させるようになっており、又、第2の
形状記憶合金部材が第1の撓み体の前記一方の側と一般
的に反対側である他側に連結され、その第2の形状記憶
合金部材の変形が対応する第1の撓み体の第2の端部を
前記円弧経路に沿って前記第1の方向と一般的に反対の
方向である第2の方向へ移動させるようになっている、
ことを特徴とするトラッキング制御装置。 - 【請求項30】 請求項29に記載された装置であっ
て、アーム部分の各々が更に、 第1の端部にてデータアームに連結され、第2のスライ
ダーに連結されるようになされた第2の端部を有する第
2の撓み体、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項31】 請求項30に記載された装置であっ
て、少なくとも1つの形状記憶合金部材が各アーム部分
の第2の撓み体に連結されていることを特徴とするトラ
ッキング制御装置。 - 【請求項32】 請求項31に記載された装置であっ
て、第3の形状記憶合金部材が対応する第2の撓み体の
一方の側に連結され、その第3の形状記憶合金部材の変
形が対応する第2の撓み体の第2の端部を前記円弧経路
に沿って第1の方向へ移動させるようになっており、
又、第4の形状記憶合金部材が対応する第2の撓み体の
前記一方の側と一般的に反対側である他側に連結され、
その第4の形状記憶合金部材の変形が対応する第2の撓
み体の第2の端部を前記円弧経路に沿って前記第1の方
向と一般的に反対の方向である第2の方向へ移動させる
ようになっている、ことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項33】 請求項24に記載された装置であっ
て、形状記憶合金部材の各々の少なくとも一部がアーム
部分から間隔を隔てられるように形状記憶合金部材がア
ーム部分に連結されていることを特徴とするトラッキン
グ制御装置。 - 【請求項34】 請求項24に記載された装置であっ
て、更に、 補正されるべきアームを選択するためのアーム選択装
置、 選択されたアームに連結されているトランスデューサー
がオフセンターのトラッキングを行っていることを指示
する位置信号を与える位置指示装置、および 選択されたアームに連結されている形状記憶合金装置に
付与される熱量を位置信号の関数として選択的に変化さ
せるための熱制御装置、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項35】 請求項34に記載された装置であっ
て、各磁気ディスクが情報を収容するための複数のセク
ターを有しており、又、位置指示装置が、 選択されたアームに対応する磁気ディスクの少なくとも
1つのセクターに記録されている位置データであって、
トラックの中心からの選択されたアームに連結されてい
るトランスデューサーまでの距離を指示する位置デー
タ、 を含むことを特徴とするトラッキング制御装置。 - 【請求項36】 請求項35に記載された装置であっ
て、位置信号が、 トランスデューサーが位置データを収容しているセクタ
ーの上を通過する際に選択されたアームに連結されてい
るトランスデューサーが通過している位置データを表す
変調信号、 を含むことを特徴とするトラッキング制御装置。 - 【請求項37】 請求項36に記載された装置であっ
て、位置指示装置が更に、 変調信号を復調して復調位置信号を生じるようにするた
めの復調器、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項38】 請求項37に記載された装置であっ
て、熱制御装置が、 復調位置信号を補償して補償位置信号を与えるための補
償装置、 補償位置信号を基に補正値を決定するための補正装置で
あって、補正値はトラック中心からの選択されたアーム
に連結されているトランスデューサーまでの距離を表す
ような補正装置、および 選択されたアームに連結されている形状記憶合金部材に
導かれる電力を補正値の関数として変化させる熱制御電
力供給源、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項39】 請求項24に記載された装置であっ
て、熱エネルギーを選択的に付与する手段が、 形状記憶合金部材に導かれる電力を制御するために形状
記憶合金部材に連結されている制御可能な電力供給源、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項40】 請求項39に記載された装置であっ
て、熱エネルギーを選択的に付与する手段が、 制御可能な電力供給源によって供給される電力を受け取
るために、制御可能な電力供給源に連結され、形状記憶
合金部材と伝熱接触されている抵抗加熱部材装置、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項41】 請求項40に記載された装置であっ
て、抵抗加熱部材装置が、 それぞれが形状記憶合金部材と伝熱接触されている複数
の抵抗加熱部材であって、制御可能な電力供給源によっ
て各抵抗加熱部材に導かれる電力が選択的に制御可能と
されている抵抗加熱部材、 を含んで構成されたことを特徴とするトラッキング制御
装置。 - 【請求項42】 請求項41に記載された装置であっ
て、形状記憶合金部材が各々のアーム部分の一般的に反
対両側に連結されており、又、複数の形状記憶合金部材
の各々が少なくとも1つの単一の対応する抵抗加熱部材
と伝熱接触されて、複数の形状記憶合金部材の1つに対
応する各々の単一の抵抗加熱部材は独立して選択的に制
御可能とされている、ことを特徴とするトラッキング制
御装置。 - 【請求項43】 請求項42に記載された装置であっ
て、複数の形状記憶合金部材の各々が複数の対応する抵
抗加熱部材と伝熱接触されていることを特徴とするトラ
ッキング制御装置。 - 【請求項44】 磁気ディスクのトラック上でスライダ
ーに担持されているトランスデューサーを位置決めする
ための装置であって、 アームを回転させるためのアクチュエーターに対して取
付けられる第1の端部とスライダーに対して取付けられ
る第2の端部とを有し、この第1の端部と第2の端部と
の間をアーム部分が延在されている該アーム、 アーム部分に連結された位置決め装置であって、熱エネ
ルギーが位置決め装置に付与されたときにアームに力を
付与し、位置決め装置から熱エネルギーが除去されたと
きにアームから力を取除く位置決め装置、および 位置決め装置に対して熱エネルギーを選択的に付与する
ための手段であって、熱エネルギーを付与することで相
当する位置決め装置の収縮を引き起こし、アーム部分を
歪めてその第2の端部を円弧経路に沿って移動させ、ト
ラックの中心に対する第2の端部の位置を調節するよう
になす前記手段、 を含んで構成されたことを特徴とする磁気ディスクのト
ラック上でトランスデューサーを位置決めする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US55507890A | 1990-07-18 | 1990-07-18 | |
US555078 | 1990-07-18 |
Publications (2)
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