JP2002542203A5

JP2002542203A5 -

Info

Publication number: JP2002542203A5
Application number: JP2000611936A
Authority: JP
Filing date: 2000-04-04
Publication date: 2007-05-31

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】サポニン、及び免疫刺激性オリゴヌクレオチドであってＣ _P Ｇもチーフを含むもの、並びに腫瘍関連抗原、腫瘍拒絶抗原、又は腫瘍支持メカニズムに関連する抗原を含むワクチン組成物。
【請求項２】前記免疫刺激性オリゴヌクレオチドが、プリン、プリン、Ｃ，Ｇ、ピリミジン、ピリミジンの配列を含む、請求項１に記載のワクチン組成物。
【請求項３】前記免疫刺激性オリゴヌクレオチドが、ＴＣＣＡＴＧＡＣＧＴＴＣＣＴＧＡＣＧＴＴ（配列番号１）；ＴＣＴＣＣＣＡＧＣＧＴＧＣＧＣＣＡＴ（配列番号２）；ＡＣＣＧＡＴＧＡＣＧＴＣＧＣＣＧＧＴＧＡＣＧＧＣＡＣＣＡＣＧ（配列番号３）；ＴＣＧＴＣＧＴＴＴＴＧＴＣＧＴＴＴＴＧＴＣＧＴＴ（配列番号４）；ＴＣＣＡＴＧＡＣＧＴＴＣＣＴＧＡＴＧＣＴ（配列番号５）から成る群から選ばれる、請求項１に記載のワクチン組成物。
【請求項４】前記免疫刺激性オリゴヌクレオチドが、少なくとも３つのヌクレオチドにより分離された少なくとも２つのメチル化されていないＣＧリピートを含む、請求項１に記載のワクチン組成物。
【請求項５】前記免疫刺激性オリゴヌクレオチドが、少なくとも２つのメチル化されていないＣＧリピートであって６ヌクレオチドにより分離されているものを含む、請求項４に記載のワクチン組成物。
【請求項６】前記サポニンがＱｕｉｌＡから誘導される、請求項１〜５のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項７】前記ＱｕｉｌＡ誘導体がＱＳ２１である、請求項６に記載のワクチン組成物。
【請求項８】鉱物塩、エマルジョン、ポリマー、リポソーム、ＩＳＣＯＭｓから成る群から選ばれる粒子状担体をさらに含む、請求項１に記載のワクチン組成物。
【請求項９】前記粒子状担体が、油／水エマルジョンである、請求項８に記載のワクチン組成物。
【請求項１０】前記粒子状担体がリポソームである、請求項８に記載のワクチン組成物。
【請求項１１】前記リポソームがコレステロールを含む、請求項１０に記載のワクチン組成物。
【請求項１２】金属塩粒子を含む、請求項８に記載のワクチン組成物。
【請求項１３】前記金属塩粒子が、水酸化アルミニウム又はリン酸アルミニウムである、請求項１２に記載のワクチン組成物。
【請求項１４】モノホスホリル・リピドＡ又は３−脱−Ｏ−アシル化モノホスホリル・リピドＡをさらに含む、請求項１〜１３のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項１５】前記腫瘍関連抗原、腫瘍拒絶抗原、又は腫瘍支持メカニズムに関連する抗原が、以下の群：ＭＡＧＥ抗原、ＰＲＡＭＥ、ＢＡＧＥ、ＧＡＧＥ、腫瘍特異的ガングリオシド、前立腺特異的抗原、Ｈｅｒ−２／Ｎｅｗ、ＫＳＡ（ＧＡ７３３）、ＰＡＰ、マンマグロビン（ｍａｍｍａｇｌｏｂｉｎ）、ＭＵＣ−１、癌胎児抗原、前立腺特異的膜抗原（ＰＳＭＡ）、前立腺幹細胞抗原（ＰＳＣＡ）、チロシナーゼ、スルビビン（ｓｕｒｖｉｖｉｎ）、ＮＹ−ＥＳ０１、プロスターゼ（ｐｒｏｓｔａｓｅ）、ＰＳ１０８、ＲＡＧＥ、ＬＡＧＥ、ＨＡＧＥ、自己ペプチドホルモン又はＧｎＲＨから選ばれる１以上の抗原を含む、請求項１〜１４のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項１６】前記ワクチンが全身的に投与される、請求項１〜１５のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項１７】前記ワクチンが粘膜に投与される、請求項１〜１６のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項１８】前記ワクチン組成物のサポニンが溶血性である、請求項１７に記載のワクチン組成物。
【請求項１９】医薬として使用されるための請求項１〜１８のいずれか１項に記載のワクチン組成物。
【請求項２０】癌の予防又は治療用の医薬の製造における、サポニンと、免疫刺激性オリゴヌクレオチドと、腫瘍関連抗原、腫瘍拒絶抗原、又は腫瘍支持メカニズムに関連する抗原との組み合せ使用。
【請求項２１】サポニンと、免疫刺激性オリゴヌクレオチドと、腫瘍関連抗原、腫瘍拒絶抗原、又は腫瘍支持メカニズムに関連する抗原とを混合することを含む、請求項１〜１９のいずれか１項に記載のワクチン組成物の製造方法。