JP2002256894A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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    • F02D2009/0277Fail-safe mechanisms, e.g. with limp-home feature, to close throttle if actuator fails, or if control cable sticks or breaks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子スロットルシステムで退避走行のための
オープナ機構において、部品点数を削減して構成を簡素
化すると共に、中間ストッパ位置におけるスロットルバ
ルブの開度位置精度を向上すること。 【解決手段】 第1のばね部材40及び第2のばね部材
50を用い、スロットルバルブ13の開側では第1のば
ね部材40の付勢力が、その他端部42がオープナ部材
31を伴ってスロットルボデーの係止部14に当接する
まで、閉側では第2のばね部材50の付勢力が、その両
端部51,52にてオープナ部材31の両側面が挟持さ
れるまで作用する。つまり、1つのオープナ部材31及
び2つのばね部材40,50によって退避走行が達成さ
れる。また、係止部14の位置精度とオープナ部材31
の加工精度のみで中間ストッパ位置が設定できるためス
ロットルバルブ13の開度位置精度が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータの
駆動によってスロットルバルブの開度位置を調節する内
燃機関の吸気制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アクセル操作量等に応じてアクチ
ュエータとしての電動モータを駆動しスロットルバルブ
の開度位置を制御する『電子スロットルシステム』と称
する内燃機関の吸気制御装置が採用されるようになって
いる。このような電子スロットルシステムにおいては、
例えば、アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開
度センサからのアクセル開度信号に応じて電動モータに
電流を流し、電動モータが駆動されることでスロットル
バルブが開閉され内燃機関に供給される吸気量が調節さ
れる。
【0003】前述の電子スロットルシステムで、何らか
の要因によって電動モータへの電流の供給が絶たれたと
きにも、複数のばね部材のそれぞれの異なる付勢力を利
用し機械的にスロットルバルブを全閉位置と全開位置と
の間の所定の中間位置(以下、『中間ストッパ位置』と
記す)に保持することで、内燃機関が直ちに停止状態と
なることなく車両の退避走行を可能とするオープナ機構
と称するものが知られている。
【0004】ここで、図7の模式図を参照して、前述の
電子スロットルシステムにおけるオープナ機構を説明す
る。なお、図7の模式図には、スロットルバルブの中間
ストッパ位置への保持状態を示す。
【0005】図7に示すように、電子スロットルシステ
ムにおけるオープナ機構の構成は、主として、スロット
ルボデーの吸気通路11に軸支されたスロットル軸12
に固定され、吸気通路11内を通過する吸気量を調節す
るスロットルバルブ13、スロットル軸12とギヤ列を
介して接続された電動モータ20、電動モータ20の駆
動力によってスロットル軸12と一体的に駆動されるオ
ープナ部材21、スロットルバルブ13の中間ストッパ
位置を設定するスロットルボデー側の係止部14、スロ
ットルバルブ13の全閉位置、即ち、オープナ部材21
の閉側のストッパ位置を設定するスロットルボデー側の
全閉ストッパ部15、オープナ部材21を中間ストッパ
位置に保持するための中間ストッパ部材22、オープナ
部材21と中間ストッパ部材22とを互いに当接する方
向に付勢するオープナ用ばね部材23及び中間ストッパ
部材22を係止部14に当接する方向、即ち、スロット
ルバルブ13を閉方向に付勢するリターン用ばね部材2
4とからなる。なお、スロットルバルブ13の全開位
置、即ち、オープナ部材21の開側のストッパ位置を設
定するスロットルボデー側の全開ストッパ部は省略され
ている。
【0006】ここで、電子スロットルシステムの正常時
において、スロットルバルブ13を中間ストッパ位置よ
り開く場合には、オープナ機構の一方のリターン用ばね
部材24の付勢力に抗して電動モータ20を開方向に回
転駆動させ、また、スロットルバルブ13を中間ストッ
パ位置より閉じる場合には、オープナ機構の他方のばね
部材23の付勢力に抗して電動モータ20を開方向と逆
の閉方向に回転駆動させる。この際、電動モータ20に
流される電流の向きは中間ストッパ位置を境にして互い
に逆向きである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の図7
に示すオープナ機構では、何らかの要因によって電動モ
ータ20への電流の供給が絶たれたとき、スロットルバ
ルブ13を中間ストッパ位置に保持するものである。こ
のため、オープナ部材21及び中間ストッパ部材22か
らなる2つのレバー部材とオープナ用ばね部材23及び
リターン用ばね部材24からなる2つのばね部材とが必
要であり部品点数が多くコストがかかるという問題があ
った。
【0008】また、スロットルボデー側の係止部14に
当接する中間ストッパ部材22は、オープナ部材21と
の当接部位を介してスロットルバルブ13における中間
ストッパ位置を設定するという複雑な構成である。この
ため、部品公差等のばらつきによっても中間ストッパ位
置が変化することで、スロットルバルブ13の開度位置
が変化してしまうという不具合があった。
【0009】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、電子スロットルシステムのオ
ープナ機構において、部品点数を削減して構成を簡素化
すると共に、中間ストッパ位置におけるスロットルバル
ブの開度位置精度を向上することが可能な内燃機関の吸
気制御装置の提供を課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関の吸
気制御装置によれば、第1のばね部材及び第2のばね部
材を用いることによって、スロットルバルブの開側では
第1のばね部材の付勢力が、スロットルボデーの係止部
に第1のばね部材の他端部が当接するまでオープナ部材
に作用し、スロットルバルブの閉側では第2のばね部材
の付勢力が、オープナ部材の両側面が第2のばね部材の
両端部で挟持されるまでオープナ部材に作用する。これ
により、何らかの要因によってアクチュエータへの電流
の供給が絶たれたときの退避走行が、1つのオープナ部
材及び2つのばね部材によって達成されるため、部品点
数が削減され構成が簡素化される。また、スロットルボ
デーの係止部の位置精度と1つのオープナ部材の加工精
度のみで中間ストッパ位置が設定可能となるため、スロ
ットルバルブの中間ストッパ位置における開度位置精度
が向上される。
【0011】請求項2の内燃機関の吸気制御装置におけ
る係止部及び隣接係止部では、それらが同一形成面また
は同一加工面とされる。これにより、係止部及び隣接係
止部の位置精度を確保し易く、第1のばね部材及び第2
のばね部材が当接されるスロットルバルブの中間ストッ
パ位置における開度位置精度が向上される。
【0012】請求項3の内燃機関の吸気制御装置におけ
る係止部及び隣接係止部では、それらの先端形状が断面
略半円状に形成される。これにより、係止部及び隣接係
止部に対する第1のばね部材及び第2のばね部材の当接
による繰返し位置精度が向上される。
【0013】請求項4の内燃機関の吸気制御装置におけ
る係止部及び隣接係止部では、第1のばね部材及び第2
のばね部材との当接位置が中間位置となるよう調節自在
とされる。これにより、第1のばね部材及び第2のばね
部材とスロットルボデーの係止部及び隣接係止部との当
接により設定されるスロットルバルブの中間ストッパ位
置における開度位置精度が向上される。
【0014】請求項5の内燃機関の吸気制御装置におけ
るオープナ部材では、第1のばね部材の巻線の他端部及
び第2のばね部材の巻線の一端部に対して巻軸方向への
移動を規制するガイド部が設けられる。これにより、第
1のばね部材及び第2のばね部材の巻線の巻軸方向への
移動が規制されるため、第1のばね部材及び第2のばね
部材とスロットルボデーの係止部及び隣接係止部との当
接により設定されるスロットルバルブの中間ストッパ位
置の繰返し精度が良好に維持される。
【0015】請求項6の内燃機関の吸気制御装置におけ
る第2のばね部材では、スロットルバルブの全開位置か
ら中間ストッパ位置までの間、巻線の両端部によりオー
プナ部材を挟持状態のままである。つまり、この間にオ
ープナ部材にかかる付勢力は片方の第1のばね部材から
のみであるため、この間における付勢力は線形的に変化
される。このため、アクチュエータによるスロットルバ
ルブの開度位置の設定が容易となる。
【0016】請求項7の内燃機関の吸気制御装置によれ
ば、第1のばね部及び第2のばね部が一体的に形成さ
れ、その中間にフック部が形成された1つのばね部材を
用いることによって、スロットルバルブの開側では第1
のばね部の付勢力が、スロットルボデーの係止部にばね
部材のフック部が当接するまでオープナ部材に作用し、
スロットルバルブの閉側では第2のばね部の付勢力が、
オープナ部材の両側面がばね部材のフック部及び他端部
にて挟持されるまでオープナ部材に作用する。これによ
り、何らかの要因によってアクチュエータへの電流の供
給が絶たれたときの退避走行が、1つのオープナ部材及
び1つのばね部材によって達成されるため、部品点数が
削減され構成が簡素化される。また、スロットルボデー
の係止部の位置精度と1つのオープナ部材の加工精度の
みで中間ストッパ位置が設定可能となるため、スロット
ルバルブの中間ストッパ位置における開度位置精度が向
上される。
【0017】請求項8の内燃機関の吸気制御装置におけ
る係止部では、その先端形状が球面状または断面略半円
状に形成される。これにより、係止部に対するばね部材
のフック部の当接による繰返し位置精度が向上される。
【0018】請求項9の内燃機関の吸気制御装置におけ
る係止部では、ばね部材のフック部との当接位置が中間
位置となるよう調節自在とされる。これにより、ばね部
材とスロットルボデーの係止部との当接により設定され
るスロットルバルブの中間ストッパ位置における開度位
置精度が向上される。
【0019】請求項10の内燃機関の吸気制御装置にお
けるオープナ部材では、ばね部材のフック部に対して巻
軸方向への移動を規制するガイド部が設けられる。これ
により、ばね部材のフック部の巻軸方向への移動が規制
されるため、ばね部材のフック部とスロットルボデーの
係止部との当接により設定されるスロットルバルブの中
間ストッパ位置の繰返し精度が良好に維持される。
【0020】請求項11の内燃機関の吸気制御装置にお
けるばね部材では、スロットルバルブの全開位置から中
間ストッパ位置までの間、第2のばね部が巻線のフック
部及び他端部によりオープナ部材を挟持状態のままであ
る。つまり、この間にオープナ部材にかかる付勢力はば
ね部材の片方の第1のばね部からのみであるため、この
間における付勢力は線形的に変化される。このため、ア
クチュエータによるスロットルバルブの開度位置の設定
が容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0022】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかる内燃機関の吸気制御装置が適用され
た電子スロットルシステムにおけるオープナ機構の概略
構成を示す斜視図であり、図2は図1の電子スロットル
システムにおけるオープナ機構を示す模式図である。な
お、前述の従来装置と同様の構成または相当部分からな
るものについては同一符号及び同一記号を付して示す。
【0023】図1及び図2において、電動モータ20へ
の電流の供給が何らかの要因によって絶たれたとき、ス
ロットルバルブ13を中間ストッパ位置に保持状態とす
るオープナ機構の構成は、主として、スロットルボデー
の吸気通路11に軸支されたスロットル軸12に固定さ
れ、吸気通路11内を通過する吸気量を調節するスロッ
トルバルブ13、スロットル軸12とギヤ列を介して接
続された電動モータ20、電動モータ20の駆動力によ
ってスロットル軸12と一体的に駆動されるオープナ部
材31、スロットルバルブ13の中間ストッパ位置を設
定するスロットルボデーの係止部14、第1のばね部材
40及び第2のばね部材50とからなる。
【0024】第1のばね部材40は、スロットル軸12
に対して巻線の巻軸方向が平行となるように配設され、
一端部41がスロットルボデー側に係止され、他端部4
2がスロットルボデーの係止部14に当接されている。
この係止部14は、図1に示すように、先端形状が断面
略半円状にて第1のばね部材40の巻線の巻軸方向に平
行に延設され形成されている。また、第2のばね部材5
0は、第1のばね部材40の他端部42が当接されてい
る同一形成面である係止部14に一端部51が当接さ
れ、他端部52がオープナ部材31と係合されている。
この第2のばね部材50の一端部51及び他端部52に
よってオープナ部材31が挟持状態とされている。な
お、係止部14が図示しない調節ねじ等により第1のば
ね部材40の他端部42及び第2のばね部材50の一端
部51との当接方向に調節自在とされることで、スロッ
トルバルブ13の中間ストッパ位置における開度位置精
度を向上させることができる。
【0025】ここで、図2の模式図では、スロットルボ
デーの係止部14が便宜上、第1のばね部材40の他端
部42が当接されている係止部14aと第2のばね部材
50の一端部51が当接されている係止部14bとに分
割され、両係止面に段差が設けられ図示されている。こ
のため、第1のばね部材40の他端部42及び第2のば
ね部材50の一端部51と係合されているオープナ部材
31にも段差が設けられ図示されている。このスロット
ルボデーの係止部14は、設計の都合等によって実際に
段差が設けられた形状であってもよい。
【0026】なお、図1では、図2に示すスロットルバ
ルブ13の全閉位置、即ち、オープナ部材31の閉側の
ストッパ位置を設定するスロットルボデーの全閉ストッ
パ部15は省略されている。また、図1及び図2では、
スロットルバルブ13の全開位置、即ち、オープナ部材
31の開側のストッパ位置を設定するスロットルボデー
側の全開ストッパ部は省略されている。
【0027】次に、その動作及び作用について説明す
る。
【0028】電子スロットルシステムの正常時におい
て、スロットルバルブ13を中間ストッパ位置より開く
場合には、電動モータ20によって、オープナ機構を構
成する第1のばね部材40の付勢力に抗してオープナ部
材31が第1のばね部材40の他端部42を押し、スロ
ットルバルブ13が開方向に回転駆動される。このスロ
ットルバルブ13の開方向に対しては、オープナ機構を
構成する第2のばね部材50の付勢力は関与せず、オー
プナ部材31が第2のばね部材50の両端部51,52
によって挟持状態とされたままである。
【0029】逆に、スロットルバルブ13を中間ストッ
パ位置より閉じる場合には、電動モータ20によって、
オープナ機構を構成する第2のばね部材50の付勢力に
抗してオープナ部材31が第2のばね部材50の一端部
51と反対側の他端部52を押し、スロットルバルブ1
3が開方向と逆の閉方向に回転駆動される。そして、オ
ープナ部材31がスロットルボデーの全閉ストッパ位置
15に当接することでスロットルバルブ13は全閉位置
に設定される。このスロットルバルブ13の閉方向に対
しては、オープナ機構を構成する第1のばね部材40の
付勢力は関与しない。なお、電動モータ20に流される
電流の向きは中間ストッパ位置を境にして互いに逆向き
である。
【0030】一方、電子スロットルシステムにおいて、
何らかの要因によって電動モータ20への電流の供給が
絶たれたときについて説明する。この際、オープナ部材
31の両側面は、第2のばね部材50の付勢力によって
両端部51,52に挟持され、第1のばね部材40の他
端部42がその付勢力によってスロットルボデーの係止
部14(14a)に当接状態となる。これにより、スロ
ットルバルブ13は中間ストッパ位置に確実に保持され
る。
【0031】このように、本実施例の内燃機関の吸気制
御装置は、内燃機関にスロットルボデーの吸気通路11
内を通って吸入される空気量である吸気量を、アクチュ
エータとしての電動モータ20にて駆動される開度位置
によって調節するスロットルバルブ13と、スロットル
バルブ13を軸支するスロットル軸12と一体的に回転
するオープナ部材31と、スロットル軸12に対して巻
線の巻軸方向が平行で、巻線の一端部41をスロットル
ボデーと係合し、巻線の他端部42がオープナ部材31
を介して、スロットルバルブ13をその全開位置から巻
線の他端部42とスロットルボデーの係止部14(14
a)とが当接し、スロットルバルブ13を全開位置と全
閉位置との間の係止部14(14a)にて設定される所
定の中間ストッパ位置まで閉方向に付勢する第1のばね
部材40と、スロットル軸12に対して巻線の巻軸方向
が平行で、巻線の一端部51を第1のばね部材40の他
端部42が当接する係止部14(14a)を延設した隣
接係止部14(14b)に当接すると共に、巻線の他端
部52をオープナ部材31と係合し、巻線の他端部52
及びオープナ部材31を介して、スロットルバルブ13
をその全閉位置から巻線の両端部51,52にてオープ
ナ部材31が挟持状態となる中間ストッパ位置まで開方
向に付勢する第2のばね部材50とを具備するものであ
る。
【0032】つまり、第1のばね部材40及び第2のば
ね部材50を用い、スロットルバルブ13の開側では第
1のばね部材40の付勢力が、スロットルボデーの係止
部14に第1のばね部材40の他端部42が当接するま
でオープナ部材31に作用し、スロットルバルブ13の
閉側では第2のばね部材50の付勢力が、オープナ部材
31の両側面が第2のばね部材50の両端部51,52
にて挟持されるまでオープナ部材31に作用する。これ
により、何らかの要因によって電動モータ20への電流
の供給が絶たれたときの退避走行が、1つのオープナ部
材31及び2つのばね部材40,50によって達成され
るため、部品点数が削減され構成が簡素化される。ま
た、スロットルボデーの係止部14の位置精度と1つの
オープナ部材31の加工精度のみで中間ストッパ位置が
設定可能となるため、スロットルバルブ13の中間スト
ッパ位置における開度位置精度を向上することができ
る。
【0033】また、本実施例の内燃機関の吸気制御装置
の係止部14(14a)及び隣接係止部14(14b)
は、同一形成面とするものである。これにより、係止部
14(14a)及び隣接係止部14(14b)の位置精
度を確保し易く、第1のばね部材40及び第2のばね部
材50が当接されるスロットルバルブ13の中間ストッ
パ位置における開度位置精度を向上することができる。
【0034】そして、本実施例の内燃機関の吸気制御装
置の係止部14(14a)及び隣接係止部14(14
b)は、先端形状を断面略半円状に形成するものであ
る。これにより、係止部14(14a)及び隣接係止部
14(14b)に対する第1のばね部材40及び第2の
ばね部材50の当接による繰返し位置精度を向上するこ
とができる。
【0035】更にまた、本実施例の内燃機関の吸気制御
装置の第2のばね部材50は、スロットルバルブ13の
全開位置から中間ストッパ位置までの間、巻線の両端部
51,52によりオープナ部材31を挟持状態のままと
するものである。つまり、スロットルバルブ13の全開
位置から中間ストッパ位置までの間に、オープナ部材3
1にかかる付勢力は片方の第1のばね部材40からのみ
となり、この間における付勢力は線形的に変化される。
このため、電動モータ20によるスロットルバルブ13
の開度位置の設定が容易となる。
【0036】なお、図1に示される本実施例の第1のば
ね部材40及び第2のばね部材50は、同一のピッチ及
び同一のスプリング径を有し、かつ、巻き数が異なるよ
う形成されている。更に、第1のばね部材40の方が、
第2のばね部材50よりも巻き数が多くなるように設定
されている。
【0037】ここで、本実施例における中間ストッパ位
置は、スロットルバルブ13の全閉側の方に近い位置で
設定されている。これは、電動モータ20の故障等によ
り車両の退避走行を実行するときに、安全性を考慮し、
さほど内燃機関が過回転しない開度範囲に設定する必要
があるからである。そして、このように中間ストッパ位
置が設定されていると、スロットルバルブ13が中間ス
トッパ位置から全閉位置を回動する回動範囲(第1の回
動範囲と呼ぶ)に比べて、スロットルバルブ13が中間
ストッパ位置から全開位置へ回動する回動範囲(第2の
回動範囲と呼ぶ)の方が大きくなる。
【0038】なお、本実施例の第1のばね部材40及び
第2のばね部材50は、中間ストッパ位置に応じて、そ
れらの巻き数を任意に設定可能とできる構成である。し
たがって、第1の回動範囲及び第2の回動範囲のそれぞ
れの範囲量に応じ、巻き数を設定することで、最適な各
ばね部の付勢力を設定することが可能となる。これによ
り、電動モータ20は、各回動範囲量に応じて、必要な
だけの駆動トルクを発揮すればよいこととなるため、余
分な駆動トルクを発生することを抑制できる。
【0039】ところで、上記実施例では、係止部14
(14a)及び隣接係止部14(14b)をスロットル
ボデーに一体的に形成された部分として述べられている
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、スロットルボデーに対して係止部14(14
a)及び隣接係止部14(14b)を調節自在に構成す
ることで、第1のばね部材40の他端部42及び第2の
ばね部材50の一端部51の当接位置、即ち、中間スト
ッパ位置を調節自在にすることもできる。
【0040】このような内燃機関の吸気制御装置の係止
部14(14a)及び隣接係止部14(14b)は、第
1のばね部材40及び第2のばね部材50との当接位置
が中間ストッパ位置となるよう調節自在とするものであ
り、第1のばね部材40及び第2のばね部材50とスロ
ットルボデーの係止部14(14a)及び隣接係止部1
4(14b)との当接により設定されるスロットルバル
ブ13の中間ストッパ位置における開度位置精度を向上
することができる。
【0041】また、上記実施例では、第1のばね部材4
0及び第2のばね部材50の巻線の巻軸方向への移動を
規制するものについて述べられていないが、図3に示す
ように、第1のばね部材40の巻線の他端部42及び第
2のばね部材50の巻線の一端部51に対してオープナ
部材31にガイド部32a,32b,32cを設けるこ
ともできる。
【0042】このような内燃機関の吸気制御装置のオー
プナ部材31は、第1のばね部材40の巻線の他端部4
2及び第2のばね部材50の巻線の一端部51に対して
巻軸方向への移動を規制するガイド部32a,32b,
32cを有するものであり、第1のばね部材40及び第
2のばね部材50の巻線の巻軸方向への移動が規制され
ることで、スロットルボデーの係止部14との当接によ
り設定される中間ストッパ位置の繰返し精度を良好に維
持させることができる。
【0043】〈実施例2〉図4は本発明の実施の形態の
第2実施例にかかる内燃機関の吸気制御装置が適用され
た電子スロットルシステムにおけるオープナ機構の概略
構成を示す斜視図であり、図5は図4の電子スロットル
システムにおけるオープナ機構を示す模式図である。な
お、図中、上述の実施例と同様の構成または相当部分か
らなるものについては同一符号及び同一記号を付して示
す。
【0044】図4及び図5において、電動モータ20へ
の電流の供給が何らかの要因によって絶たれたとき、ス
ロットルバルブ13を中間ストッパ位置に保持状態とす
るオープナ機構の構成は、主として、スロットルボデー
の吸気通路11に軸支されたスロットル軸12に固定さ
れ、吸気通路11内を通過する吸気量を調節するスロッ
トルバルブ13、スロットル軸12とギヤ列を介して接
続された電動モータ20、電動モータ20の駆動力によ
ってスロットル軸12と一体的に駆動されるオープナ部
材31、スロットルバルブ13の中間ストッパ位置を設
定するスロットルボデーの係止部14及びばね部材60
とからなる。
【0045】ばね部材60は、スロットル軸12に対し
て巻線の巻軸方向が平行となるように配設され、巻線の
途中に一体的に形成されたフック部63の前後で巻線の
巻き方向を互いに逆方向とする第1のばね部62及び第
2のばね部64が形成されている。そして、ばね部材6
0の第1のばね部62の両端のうち、一端部61がスロ
ットルボデー側に係止され、他端のフック部63がスロ
ットルボデー側に螺合された係止部14に当接されてい
る。また、ばね部材60の第2のばね部64の両端のフ
ック部63及び他端部65によってオープナ部材31が
挟持状態とされている。
【0046】更に、係止部14は先端形状が球面形状に
形成されている。このため、係止部14とばね部材60
のフック部63との当接により設定される中間ストッパ
位置の繰返し精度が、求心作用により好適に維持され
る。また、係止部14の先端位置が、そのねじ部14c
によって調節自在であることにより、スロットルバルブ
13の中間ストッパ位置における開度位置精度を向上さ
せることができる。
【0047】なお、図4では、図5に示すスロットルバ
ルブ13の全閉位置、即ち、オープナ部材31の閉側の
ストッパ位置を設定するスロットルボデーの全閉ストッ
パ部15は省略されている。また、図4及び図5では、
スロットルバルブ13の全開位置、即ち、オープナ部材
31の開側のストッパ位置を設定するスロットルボデー
側の全開ストッパ部は省略されている。
【0048】次に、その動作及び作用について説明す
る。
【0049】電子スロットルシステムの正常時におい
て、スロットルバルブ13を中間ストッパ位置より開く
場合には、電動モータ20によって、オープナ機構のば
ね部材60を構成する片方の第1のばね部62の付勢力
に抗してオープナ部材31がばね部材60のフック部6
3を押し、スロットルバルブ13が開方向に回転駆動さ
れる。このスロットルバルブ13の開方向に対しては、
ばね部材60を構成する他方の第2のばね部64の付勢
力は直接関与せず、オープナ部材31が第2のばね部6
4の他端部65とフック部63とで挟持状態とされたま
まである。
【0050】逆に、スロットルバルブ13を中間ストッ
パ位置より閉じる場合には、電動モータ20によって、
オープナ機構のばね部材60を構成する第2のばね部6
4の付勢力に抗してオープナ部材31がばね部材60の
フック部63と反対側の他端部65を押し、スロットル
バルブ13が開方向と逆の閉方向に回転駆動される。そ
して、オープナ部材31がスロットルボデーの全閉スト
ッパ位置15に当接することでスロットルバルブ13は
全閉位置に設定される。このスロットルバルブ13の閉
方向に対しては、ばね部材60を構成する第1のばね部
62の付勢力は関与しない。なお、電動モータ20に流
される電流の向きは中間ストッパ位置を境にして互いに
逆向きである。
【0051】一方、電子スロットルシステムにおいて、
何らかの要因によって電動モータ20への電流の供給が
絶たれたときについて説明する。この際、オープナ部材
31の両側面は、ばね部材60の第2のばね部64の付
勢力によって他端部65とフック部63とに挟持され、
ばね部材60の第1のばね部62の付勢力によってフッ
ク部63がスロットルボデーの係止部14に当接状態と
なる。これにより、スロットルバルブ13は中間ストッ
パ位置に確実に保持される。
【0052】このように、本実施例の内燃機関の吸気制
御装置は、内燃機関にスロットルボデーの吸気通路11
内を通って吸入される空気量である吸気量を、アクチュ
エータとしての電動モータ20にて駆動される開度位置
によって調節するスロットルバルブ13と、スロットル
バルブ13を軸支するスロットル軸12と一体的に回転
するオープナ部材31と、スロットル軸12に対して巻
線の巻軸方向が平行で、巻線の途中に一体的に形成した
フック部63の前後で連続して第1のばね部62及び第
2のばね部64を形成し、第1のばね部62の巻線の一
端部61をスロットルボデーと係合し、第1のばね部6
2がフック部63及びオープナ部材31を介して、スロ
ットルバルブ13をその全開位置からフック部63とス
ロットルボデーの係止部14とが当接し、スロットルバ
ルブ13を全開位置と全閉位置との間の係止部14にて
設定される所定の中間ストッパ位置まで閉方向に付勢
し、第2のばね部64の巻線の他端部65をオープナ部
材31と係合し、第2のばね部64が巻線の他端部65
及びオープナ部材31を介して、スロットルバルブ13
をその全閉位置から巻線の他端部65とフック部63と
でオープナ部材31が挟持状態となる中間ストッパ位置
まで開方向に付勢するばね部材60とを具備するもので
ある。
【0053】つまり、第1のばね部62及び第2のばね
部64からなる1つのばね部材60を用い、スロットル
バルブ13の開側では第1のばね部62の付勢力が、ス
ロットルボデーの係止部14にばね部材60のフック部
63が当接するまでオープナ部材31に作用し、スロッ
トルバルブ13の閉側では第2のばね部64の付勢力
が、オープナ部材31の両側面がばね部材60のフック
部63及び他端部65にて挟持されるまでオープナ部材
31に作用する。これにより、何らかの要因によって電
動モータ20への電流の供給が絶たれたときの退避走行
が、1つのオープナ部材31及び2つのばね部材60に
よって達成されるため、部品点数が削減され構成が簡素
化される。また、スロットルボデーの係止部14の位置
精度と1つのオープナ部材31の加工精度のみで中間ス
トッパ位置が設定可能となるため、スロットルバルブ1
3の中間ストッパ位置における開度位置精度を向上する
ことができる。
【0054】また、本実施例の内燃機関の吸気制御装置
の係止部14は、先端形状を球面状に形成するものであ
る。これにより、係止部14に対するばね部材60のフ
ック部63の当接による繰返し位置精度を向上すること
ができる。
【0055】そして、本実施例の内燃機関の吸気制御装
置のばね部材60は、スロットルバルブ13の全開位置
から中間ストッパ位置までの間、第2のばね部64のフ
ック部63と他端部65とによりオープナ部材31を挟
持状態のままとするものである。つまり、スロットルバ
ルブ13の全開位置から中間ストッパ位置までの間に、
オープナ部材31にかかる付勢力はばね部材60の片方
の第1のばね部62からのみとなり、この間における付
勢力は線形的に変化される。このため、電動モータ20
によるスロットルバルブ13の開度位置の設定が容易と
なる。
【0056】なお、本実施例のばね部材60は、中間ス
トッパ位置に応じて、第1のばね部62及び第2のばね
部64の巻き数を任意に設定可能とできる構成である。
したがって、第1の回動範囲及び第2の回動範囲のそれ
ぞれの範囲量に応じ、巻き数を設定することで、最適な
各ばね部の付勢力を設定することが可能となる。これに
より、電動モータ20は、各回動範囲量に応じて、必要
なだけの駆動トルクを発揮すればよいこととなるため、
余分な駆動トルクを発生することを抑制できる。
【0057】なお、図4のように、ばね部材60が、オ
ープナ部材31やスロットルボデーの係止部14等へ係
止されるよう組付けたのち、フック部63を切断すれ
ば、図1と同様の構成となり、同様の作用・効果が期待
できる。
【0058】ところで、上記実施例では、係止部14を
スロットルボデーに一体的に形成された部分として述べ
られているが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、スロットルボデーに対して係止部
14を調節自在に構成することで、ばね部材60のフッ
ク部63の当接位置、即ち、中間ストッパ位置を調節自
在にすることもできる。
【0059】このような、内燃機関の吸気制御装置の係
止部14は、ばね部材60のフック部63との当接位置
が中間ストッパ位置となるよう調節自在とするものであ
り、ばね部材60のフック部63とスロットルボデーの
係止部14との当接により設定されるスロットルバルブ
13の中間ストッパ位置における開度位置精度を向上す
ることができる。
【0060】また、上記実施例では、ばね部材60の巻
線の巻軸方向への移動を規制するものについて述べられ
ていないが、図6に示すように、ばね部材60のフック
部63に対してオープナ部材31にガイド部32a,3
2cを設けることもできる。
【0061】このような内燃機関の吸気制御装置のオー
プナ部材31は、ばね部材60の巻線のフック部63に
対して巻軸方向への移動を規制するガイド部32a,3
2cを有するものであり、ばね部材60の巻線の巻軸方
向への移動が規制されることで、ばね部材60の巻線の
フック部63とスロットルボデーの係止部14との当接
により設定されるスロットルバルブ13の中間ストッパ
位置の繰返し精度を良好に維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関の吸気制御装置が適用された電子スロット
ルシステムにおけるオープナ機構の概略構成を示す斜視
図である。
【図2】 図2は図1の電子スロットルシステムにおけ
るオープナ機構を示す模式図である。
【図3】 図3は図1におけるばね部材に対するガイド
部の追加を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第2実施例にか
かる内燃機関の吸気制御装置が適用された電子スロット
ルシステムにおけるオープナ機構の概略構成を示す斜視
図である。
【図5】 図5は図4の電子スロットルシステムにおけ
るオープナ機構を示す模式図である。
【図6】 図6は図4におけるばね部材に対するガイド
部の追加を示す斜視図である。
【図7】 図7は従来の電子スロットルシステムにおけ
るオープナ機構を示す模式図である。
【符号の説明】
11 吸気通路 12 スロットル軸 13 スロットルバルブ 14 係止部 20 電動モータ(アクチュエータ) 31 オープナ部材 40 第1のばね部材 41 一端部 42 他端部 50 第2のばね部材 51 一端部 52 他端部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関にスロットルボデーの吸気通路
    内を通って吸入される空気量である吸気量を、アクチュ
    エータにて駆動される開度位置によって調節するスロッ
    トルバルブと、 前記スロットルバルブを軸支するスロットル軸と一体的
    に回転するオープナ部材と、 前記スロットル軸に対して巻線の巻軸方向が平行で、前
    記巻線の一端部を前記スロットルボデーと係合し、前記
    巻線の他端部が前記オープナ部材を介して、前記スロッ
    トルバルブをその全開位置から前記巻線の他端部と前記
    スロットルボデーの係止部とが当接し、前記スロットル
    バルブを全開位置と全閉位置との間の前記係止部にて設
    定される所定の中間位置まで閉方向に付勢する第1のば
    ね部材と、 前記スロットル軸に対して巻線の巻軸方向が平行で、前
    記巻線の一端部を前記第1のばね部材が当接する前記係
    止部を延設した隣接係止部に当接すると共に、前記巻線
    の他端部を前記オープナ部材と係合し、前記巻線の他端
    部及び前記オープナ部材を介して、前記スロットルバル
    ブをその全閉位置から前記巻線の両端部にて前記オープ
    ナ部材が挟持状態となる前記中間位置まで開方向に付勢
    する第2のばね部材とを具備することを特徴とする内燃
    機関の吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部及び前記隣接係止部は、同一
    形成面または同一加工面とすることを特徴とする請求項
    1に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部及び前記隣接係止部は、先端
    形状を断面略半円状に形成することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部及び前記隣接係止部は、前記
    第1のばね部材及び前記第2のばね部材との当接位置が
    前記中間位置となるよう調節自在とすることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の内燃機関
    の吸気制御装置。
  5. 【請求項5】 前記オープナ部材は、前記第1のばね部
    材の前記巻線の他端部及び前記第2のばね部材の前記巻
    線の一端部に対して巻軸方向への移動を規制するガイド
    部を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    の吸気制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のばね部材は、前記スロットル
    バルブの全開位置から前記中間位置までの間、前記巻線
    の両端部により前記オープナ部材を挟持状態のままであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気制
    御装置。
  7. 【請求項7】 内燃機関にスロットルボデーの吸気通路
    内を通って吸入される空気量である吸気量を、アクチュ
    エータにて駆動される開度位置によって調節するスロッ
    トルバルブと、 前記スロットルバルブを軸支するスロットル軸と一体的
    に回転するオープナ部材と、 前記スロットル軸に対して巻線の巻軸方向が平行で、前
    記巻線の途中に一体的に形成したフック部の前後で連続
    して第1のばね部及び第2のばね部を形成し、前記第1
    のばね部の前記巻線の一端部を前記スロットルボデーと
    係合し、前記第1のばね部が前記フック部及び前記オー
    プナ部材を介して、前記スロットルバルブをその全開位
    置から前記フック部と前記スロットルボデーの係止部と
    が当接し、前記スロットルバルブを全開位置と全閉位置
    との間の前記係止部にて設定される所定の中間位置まで
    閉方向に付勢し、前記第2のばね部の前記巻線の他端部
    を前記オープナ部材と係合し、前記第2のばね部が前記
    巻線の他端部及び前記オープナ部材を介して、前記スロ
    ットルバルブをその全閉位置から前記巻線の他端部と前
    記フック部とで前記オープナ部材が挟持状態となる前記
    中間位置まで開方向に付勢するばね部材とを具備するこ
    とを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  8. 【請求項8】 前記係止部は、先端形状を球面状または
    断面略半円状に形成することを特徴とする請求項7に記
    載の内燃機関の吸気制御装置。
  9. 【請求項9】 前記係止部は、前記ばね部材の前記フッ
    ク部との当接位置が前記中間位置となるよう調節自在と
    することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の
    内燃機関の吸気制御装置。
  10. 【請求項10】 前記オープナ部材は、前記ばね部材の
    前記フック部に対して巻軸方向への移動を規制するガイ
    ド部を有することを特徴とする請求項7に記載の内燃機
    関の吸気制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ばね部材は、前記スロットルバル
    ブの全開位置から前記中間位置までの間、前記第2のば
    ね部の前記巻線の他端部と前記フック部とにより前記オ
    ープナ部材を挟持状態のままであることを特徴とする請
    求項7に記載の内燃機関の吸気制御装置。
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