JP2008190368A - 内燃機関のモータ駆動型スロットル装置 - Google Patents
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Abstract
従来の退避走行機構を構成するばね機構は、スロットル弁が低開度(デフォルト開度から全閉開度)の場合においては、スロットルシャフト外径とデフォルトレバーの内径は滑りながら回転する為、フリクションが発生するという問題があった。
【解決手段】
連続する1本のばねで、径の異なり各ばねの中心軸も別にある形状とし、一方の径のスプリングにはスロットル弁に対し閉じ方向のばね力を付与するリターンスプリング機能を持たせ、もう一方の径のスプリングにはスロットル弁に対し全閉位置からみてデフォルト開度側にばね力を付与するデフォルトスプリング機能を持たせる。これにより、デフォルト機構と回転シャフトとの接触摺動をなくすことができた。
【選択図】図1
Description
12を保護する為、カバー14がギアカバー13に接着剤または溶着等により固定される。
6Bのトルク伝達を最も効率的にするのは、スロットル弁4Bがデフォルト位置にある時にするのが好ましい。しかし、デフォルトスプリング6Bのトルク伝達を最も効率的にするスロットル弁4Bの位置が別の開度にある時は、デフォルト開度から全閉開度の間どの位置に来るようにしても良い。
内燃機関の吸入空気流量を制御するスロットル弁を電動式アクチュエータにより開閉駆動するスロットル装置において、前記電動式アクチュエータの非通電時に前記スロットル弁の開度を全閉位置より大きい所定の開度に保つデフォルト開度設定機構を有する内燃機関のスロットル装置において、前記スロットル弁に閉じ方向のばね力を付勢するリターンスプリングと、スロットル弁の全閉位置からみてデフォルト開度側にばね力を付勢するスプリングとが異なる径で構成され、前記リターンスプリングをスロットル弁体の回転軸と同一軸に配置し、デフォルトスプリングをそれと平行な異なる軸上に配置し、リターンスプリングの一端とデフォルトスプリングの一端は連続して構成される。この部位が回転可能な弁体と一体で回転するスロットル軸に弁体が全開開度からデフォルト開度の開度においては可動可能に固定され、デフォルト開度から全閉開度では回転しない固定部に固定され、リターンスプリングの他方は回転しない固定部に固定され、デフォルトスプリングの他方はスロットル軸に可動可能に前述した部位とは別部位に固定されていることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
実施態様1においてリターンスプリングは、前記スロットル弁体の回転軸と同一軸に配置・保持され、軸方向については前記ギア機構のうち前記スロットル軸に取付けたスロットルギアとスロットルボディ壁部との間に配置され、デフォルトスプリングは、軸方向でスロットルギア厚さとデフォルトスプリングの巻き高さの一部または全てがラップするように配置されることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
実施態様1及び、実施態様2において、リターンスプリングとデフォルトスプリングの巻き方向を同一方向とし、それら2つのスプリングにより発生するトルクは、スロットル軸周りで考えると逆方向となることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
実施態様1において、リターンスプリングの一端とデフォルトスプリングの一端は連続して構成される部位が回転可能な弁体と一体で回転するスロットル軸に弁体が全開開度からデフォルト開度の開度においては可動可能に固定され、デフォルト開度から全閉開度では回転しない固定部にデフォルトスプリングの巻き側面部が接し固定されることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
実施態様1において、デフォルトスプリングの形状をU字形状とし、この部位の両端のフック高さを同一とすることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
実施態様1から5において、弁体と一体で回転するスロットルシャフトの材質を樹脂とし、このスロットルシャフトとデフォルト機構を構成する部材と弁体回転時、摺動接触がないことを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
1A スロットルボディ内部空気通路
1B スロットルボディフックボス
1C スロットルボディストッパ
1D スロットルボディ全閉ストッパ
1E スロットルボディモータケース
2 転がり軸受
3 滑り軸受
4 スロットル弁シャフト
4A スロットルシャフト
4B スロットル弁
5 スロットルギア
5A ストッパ
5B ボス
5C スロットルギア端面
6 スプリング
6A リターンスプリング
6B デフォルトスプリング
6C スプリング連結部
6D リターンスプリングフック部
6E デフォルトスプリングフック部
7 ギアシャフト
8 中間ギア
9 モータ
9A モータギア
9B モータ留めネジ
9C 端子
10 ロータホルダ
11 ロータ基板
12 基板
13 ギアカバー
13A ギアカバーコネクタ
14 カバー
15 センサ端子
16 モータ端子
17 留めネジ
18 キャップ
19 ナット
19A ナットストッパ
Claims (7)
- スロットルボディに形成された空気通路内に配置され、内燃機関の吸入空気流量を制御するスロットル弁を備え、当該スロットル弁をモータにより開閉駆動するスロットル装置であって、前記モータの非通電時に前記スロットル弁の全閉位置より大きい特定のデフォルト開度まで前記スロットル弁を開き方向に付勢するばね力を発生すると共に、前記スロットル弁の全開位置から前記デフォルト位置までの開度領域において、前記スロットル弁を閉じ方向に付勢するばね力を発生するばね機構を有するものにおいて、
前記ばね機構は、
前記スロットル弁が固定された回転軸の周囲に同心に配置された巻ばねで構成され、当該巻ばねの一端は前記回転軸の回転を支持する軸受部の不動部に係止され、他端が前記デフォルト位置を規定するデフォルトストッパ部に係止される第一ばね機構と、
前記第一のばね機構のデフォルトストッパ部に係止される端部の延長部分として形成され、その他端が前記回転軸に固定された部材に係止される第二のばね機構とから構成され、
前記第二のばね機構は、前記第一のばね機構の側部に並置されている
内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項1に記載したものにおいて、
前記第二のばね機構が前記第一の巻ばねより径の小さい巻ばねとして構成されている内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項1若しくは2のいずれかに記載したものにおいて、
前記デフォルトストッパ部が前記スロットルボディの一部に設けられた壁部で構成されている内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載したものにおいて、
前記回転軸の一端には前記モータの回転を前記回転軸に伝達する歯車機構の一つである終段歯車が固定されており、
前記第一のばね機構は前記終段歯車と前記スロットルボディとの間に配置されている内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項4に記載のものにおいて、
前記終段歯車の内側に前記第一のばね機構を構成する巻ばねの一部が収容されている内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項4若しくは5のいずれかに記載されたものにおいて、
前記第二のばね機構は前記第一のばね機構の端部と前記終段歯車の端面との間の寸法と同程度の軸方向寸法を有する内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。 - 請求項1に記載したものにおいて、
前記スロットルボディに形成された前記回転軸を支承する軸受部と、
当該軸受部から突出する前記回転軸の先端部に固定された、前記モータの回転を前記回転軸に伝達する歯車の一つである終段歯車とを備え、
前記第一のばね機構を構成する巻ばねは、前記軸受部の外周を取り巻くように配置され、
その一端は当該軸受部の周囲壁面に形成された窪み部に係止され、
他端は前記終段歯車位置まで延びて前記終段歯車を形成する部材に形成した係止部から半径方向外側に突出し、
当該突出部において前記巻ばねより巻き径の小さい小径巻ばね部を形成し、
その小径巻ばね部の先端部は前記終段歯車を形成する部材に係合されており、
前記スロットル弁が前記デフォルト位置より閉じ側に回転するとき前記小径巻ばね部の外周は前記デフォルトストッパに当接した状態で係止されており、このとき前記第一のばね機構を構成する巻ばね部の他端は前記係止部から離れて、前記小径巻ばね部を巻締めながら前記小径巻ばね部の先端部は前記終段歯車の回転位置まで回転し、
一方、前記スロットル弁が前記デフォルト位置より開度が大きい領域にあるとき前記小径巻ばね部は前記デフォルトストッパから離れ、このとき前記第一のばね機構を構成する巻ばね部の他端は前記係止部に引っ掛かった状態で、前記第一のばね機構を構成する巻ばね部を巻締めながら前記終段歯車の回転位置まで回転する内燃機関のモータ駆動型スロットル装置。
Priority Applications (1)
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JP2007023635A JP2008190368A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 内燃機関のモータ駆動型スロットル装置 |
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Publications (1)
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Family
ID=39750699
Family Applications (1)
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JP2007023635A Pending JP2008190368A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 内燃機関のモータ駆動型スロットル装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012241641A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の吸気量制御装置 |
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