JP2012241641A - 内燃機関の吸気量制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気量制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
部品点数の少ない簡単な構成で、回転角検出装置の出力安定性が向上すると共に、吸気量制御装置の小型化が図れ、かつ組付け性の向上が可能な吸気量制御装置を得ることを目的とする。
【解決手段】
スロットルボディの一部解放部が回転角検出装置を内蔵したカバーにて覆われてなる内燃機関の吸気量制御装置において、上記スロットルバルブを回転可能に支持するスロットルシャフトに固定され、その一部に嵌合部を有するスロットルギヤを備え、上記回転角検出装置は、上記カバーに回転可能に支承されその軸芯が上記スロットルギヤの軸芯と一致するように配置されるロータと、上記ロータのスロットルシャフト対向部側に設けられ、その一部が上記スロットルギヤの壁面と係合するレバーとを備えたことを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、内燃機関の吸気量制御装置に関し、特に、スロットルバルブの回転角度を検出する回転角検出装置を備えた吸気量制御装置に関する。
従来、スロットルバルブの回転角度を検出する回転角検出装置を備えた吸気量制御装置として、スロットルシャフト端に平面部を設けると共に、スロットルボディに回転可能に支持されたロータに支持穴が設けられ、これらが互いに嵌合することでスロットルシャフトの回転角度を検出するようにした回転角検出装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この回転角検出装置では、スロットルバルブ全閉状態においてスロットルボディの吸気通路に対して、スロットルシャフト端の平面部を平行に配置することで、嵌合部で生じるずれを最小限に抑えている。
また、回転角検出装置を有し、モータによってスロットルバルブの開度を制御する吸気量制御装置において、回転角検出装置と、駆動部を収容するカバーとを一体にした吸気量制御装置が知られている。(例えば、特許文献2参照)。
特許第4523397号公報 特開2000−130210号公報
ところが、上記従来の特許文献1に示される回転角検出装置は、スロットルシャフト軸芯と、回転角検出装置の軸芯がずれて組み合わされた場合に、平面部両端が同時に接しないため、片当たり状態となり、出力誤差が生じ易くなると共に、スロットルバルブがある程度開いた開度域では、スロットルボディの吸気通路に対して、シャフト端の平面部が平行では無くなるため、嵌合部ずれによる回転角検出装置の出力誤差が生じる問題がある。
また、スロットルシャフトと回転角検出装置が嵌合する径が小さいため、嵌合部で生じるずれに対して、回転角検出装置の出力誤差が大きいという問題もある。
また、従来の特許文献2に示される回転角検出装置は、スロットルボディ側と回転角検出装置との嵌合部として、スロットルシャフト先端にレバー部材を設けているため、部品点数が増加する問題がある。
また、スロットルシャフトが回転する際に、嵌合部がモータとは反対側に突き出る方向へ回転する関係上、嵌合部の回転半径を確保するためにスロットルボディが大型化する問題がある。
さらに、スロットルギヤのギヤ歯面部と、スロットルシャフトとスロットルギヤとの取り付け位置がほぼ平行であると共に、スロットルシャフト先端にレバー部材を設けているため、ギヤ部材が収まる駆動室部に空隙が無くなり、カバーに内蔵された回転角検出装置をカバーの外表面から突出した形態にせざるを得ず、スロットルボディが大型化する問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、部品点数の少ない簡単な構成で、回転角検出装置の出力安定性が向上すると共に、吸気量制御装置の小型化が図れ、かつ組付け性の向上が可能な吸気量制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る内燃機関の吸気量制御装置は、スロットルバルブをスロットルシャフトにて開閉可能に支承するスロットルバルブ構成部と、上記スロットルバルブを駆動するモータを収容する駆動室部とからなるスロットルボディを有し、上記スロットルボディの一部に形成された解放部が回転角検出装置を内蔵したカバーにて覆われてなる内燃機関の吸気量制御装置において、上記スロットルシャフト一端に固定され、その一部に嵌合部を有する扇形状のスロットルギヤを備え、上記回転角検出装置は、上記カバーに回転可能に支承されその軸芯が上記スロットルギヤの軸芯と一致するように配置されるロータ部と、上記ロータ部のスロットルシャフト対向部側に設けられ、その一部が上記スロットルギヤの嵌合部と係合するレバーとを備えたことを特徴とするものである。
この発明に係る内燃機関の吸気量制御装置によれば、スロットルギヤの扇形部に嵌合部を設けることによって、嵌合部設置のためのスペースを作る必要が無いため、スロットルシャフトと直向する方向の吸気量制御装置の大きさを小さくすることができると共に、嵌合部構成のために別途部品を追加する必要が無いため、部品点数を削減できる。
また、この発明に係る内燃機関の吸気量制御装置によれば、スロットルギヤの扇形範囲内における径の大きい箇所で嵌合させることが可能であるため、回転角検出装置側の軸芯とスロットルシャフト軸芯との軸ずれ等によって回転する際に嵌合部で生じるずれが回転角検出装置の角度検出値に与える影響を最小限に抑えることができる。
また、この発明に係る内燃機関の吸気量制御装置によれば、スロットルギヤの嵌合部を貫通穴とすることにより、回転角検出装置のレバー突起部を差し込むように構成可能であるため、スロットルシャフトと直向する方向の吸気量制御装置の大きさを小さくすることができる。
この発明の実施の形態1を示す内燃機関の吸気量制御装置の正面図である。 図1の正面断面図である。 図1のカバーを外した状態の駆動部側側面図である。 図1のレバー単体の斜視図である。 図5はスロットルギヤ周辺部品のみを抽出したスロットルギヤとレバー突起部との嵌合状態を示す斜視図である。 嵌合部クリアランスに対する角度ずれについての従来技術との対比例を示す説明図である。 カバーとスロットルボディの組付け状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2を示す内燃機関の吸気量制御装置におけるスロットルギヤ単体の斜視図である。 図8のスロットルギヤ周辺を抽出した右回転仕様における嵌合部形態の斜視図である。 図8のスロットルギヤ周辺を抽出した左回転仕様における嵌合部形態の斜視図である。 この発明の実施の形態3を示す内燃機関の吸気量制御装置におけるスロットルギヤ単体の斜視図である。 図11のスロットルギヤ周辺を抽出した右回転仕様における嵌合部形態の斜視図である。 図11のスロットルギヤ周辺を抽出した左回転仕様における嵌合部形態の斜視図である。 この発明の実施の形態4を示す内燃機関の吸気量制御装置の正断面図である。 図14のスロットルギヤ単体の斜視図である。 図14のレバー単体の斜視図である。 図14のスロットルギヤ周辺を抽出した嵌合部形態の斜視図である。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明する。なお、図中同一または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明による吸気制御装置の実施の形態1を示す正面図、図2は図1の吸気制御装置を示す正面断面図、図3は実施の形態1においてカバーを外した状態の駆動部側側面図、図4はスロットルギヤ単体斜視図、図5はスロットルギヤ周辺部品のみを抽出したスロットルギヤとレバーとの関係を示す斜視図、図6は嵌合部クリアランスに対する角度ずれについての従来技術との対比例を示す説明図である。図7はカバーとスロットルボディの組付け状態を示す側面図である。
図1、図2において、内燃機関に対する吸気通路13を形成するスロットルボディ1は、例えばアルミニウムをダイカスト成形して作られる。このスロットルボディ1は、スロットルバルブ10を開閉可能に支承するスロットルバルブ構成部2と、上記スロットルバルブ10を駆動するモータ3や動力伝達機構を収める駆動室部4とを有し、その一部(図では右側端部)だけが開放して作られ、この開放部がカバー5で覆われる。カバー5は例えば樹脂モールドにより作られ、スロットルバルブ10の回転角を検出する回転角検出装置6が内蔵される。上記吸気通路13は、円形断面を有し、図1、図2において、紙面と垂直に延びている。
上記スロットルバルブ構成部2は、スロットルシャフト7と、上記スロットルシャフト7の両端部を支承する第1、第2軸受8、9と、バタフライ形状を有し上記スロットルシャフト7の回転により上記吸気通路13の開閉を行うスロットルバルブ10と、上記スロットルギヤ12とスロットルボディ1の間に設けられ、上記スロットルシャフト7の回転により蓄勢されてその回転力がなくなったときにスロットルシャフト7を元に戻すリターンコイルばね11とを有する。
スロットルシャフト7は、その軸線が吸気通路13と直交するように配置される。このスロットルシャフト7は、第1、第2軸受8、9よって、その軸線の周りに回転可能に支持される。第1軸受8はスロットルシャフト7の一方の端部(図では右側端)に配置されたボール軸受で構成され、第2軸受9はスロットルシャフト7の他方の端部(図では左側端)に配置されたメタル軸受で構成されている。
スロットルバルブ10は、吸気通路13とほぼ同じ大きさを有する円形板で構成され、吸気通路13を横切るように配置される。このスロットルバルブ10は、ねじ14によりスロットルシャフト7に固着され、スロットルシャフト7と共に回転する。スロットルバルブ10の回転位置に応じて、スロットルバルブ10のバルブ開度が変化して内燃機関への吸気量が制御される。
スロットルシャフト7の軸端部(図2では右端)に設けられたスロットルギヤ12は、スロットルシャフト7に固定されたインサート体15を嵌め込むように設けられたリング状の樹脂モールド体であり、図3、図4により明らかなように、インサート体15を介してスロットルシャフト7と一体に回転するようにナット16によって固定されている。また、スロットルギヤ12のギヤ歯面部17は、駆動モータ3のモータ軸20に設けられたモータギヤ21と噛み合わされ、モータ3の駆動力が減速されて伝達されるようになっている。
更に、スロットルギヤ12は、上記スロットルシャフト7にインサート体15を嵌め込むリング状の支持部12aと、ギヤ歯面部17を有する扇形部12bとから構成されており、インサート体15によるスロットルシャフト7との支持部12aに対して、その扇形部12bはスロットルシャフト7の軸方向にオフセットされている。上記扇形部12bの一部には貫通穴18が設けられており、この貫通穴18の片面には壁面19が形成されている。
駆動モータ3は、そのモータ軸20がスロットルシャフト7と平行となるように、スロットルボディ1の下部に固定され、それが外部からの指示により駆動されたときに、上記モータギヤ21、スロットルギヤ12等からなる動力伝達機構を介してスロットルシャフト7を駆動し、リターンコイルばね11に対抗して、スロットルバルブ10のバルブ開度を増大する。駆動モータ3による駆動がなくなると、スロットルバルブ10はリターンコイルばね11によって閉じる方向へリターンする。
回転角検出装置6はカバー5と一体に構成されており、上記カバー5に回転可能に支承されるロータ22を有し、カバー5がスロットルボディ1に組み付いた際に、ロータ22軸芯とスロットルシャフト7軸芯が一致するよう配置されている。また、ロータ22のスロットルシャフト7に対向する軸端部にはレバー23が固定されており、このレバー23はロータ22への取付部23aと、これからスロットルシャフト7の上記オフセットに沿って延長する腕部23bと、この腕部23bの先端部であってロータ22軸芯方向に更に折れ曲る突起部23cとから構成されている(図5参照)。
この突起部23cは上記スロットルギヤ12の壁面19と嵌合するような位置関係になっており、また、上記突起部23cと壁面19との嵌合部において、がたが生じないようにレバー突起部23cを壁面19に押付けるためのコイルばね26が同じく回転角検出装置6内に設けられている(図2参照)。
また、カバー5にはスロットルボディ1に組付く際に、スロットルシャフト7軸芯と、回転角検出装置6の軸芯(ロータ軸芯)を一致させるために、位置決めピン25が複数箇所に設けられており(図7参照)、スロットルボディ1にも当該位置決めピン25が挿入される穴が位置決めピン25と同数設けられている。また、カバー5には駆動モータ3を電気的に接続するモータ端子部27が突起状に設けられている。更に、カバー5には駆動モータ3と回転角検出装置6を電気的に外部と接続するためのコネクタ28(図1参照)が設けられている。
なお、図示は省略しているが、回転角検出装置6の基板24には表面に抵抗体が印刷されており、この抵抗体には常時一定の電圧が印加されている。一方、ロータ22には金属製のブラシ(図示していない)が取り付けられており、ロータが回転することにより上記ブラシの先端が上記抵抗体上をスライドすることによって通電している抵抗体の抵抗値が変化し、これを回転角として出力するようになされている。
以上説明したように、この実施の形態1による吸気量制御装置によれば、スロットルギヤ12の扇形部12bに設けられた貫通穴18と壁面19とが、回転角検出装置6のレバー23の突起部23cと嵌合するため、上記嵌合部を別途設けるためのスペースを作る必要が無くなり、スロットルシャフト7と直向する方向の吸気量制御装置の大きさを小さくすることができると共に、嵌合部を構成するためにスロットルバルブ構成部2側に別途部品を追加する必要も無いため、部品点数を削減でき、かつ従来別途部品が収まっていたスペースを削減できるため、スロットルシャフト7と平行方向の吸気量制御装置の大きさも小さくすることができる。
また、回転角検出装置6に設けたレバー23の突起部23cと、スロットルギヤ12の壁面19とが軸位置から離れた径の大きい部分で嵌合するため、スロットルバルブ10が回転し、回転角検出装置6によって回転角を検出する際に、スロットルシャフト7の軸芯と、回転角検出装置6のロータ22の軸芯のずれ等によって嵌合部で微小なクリアランスが発生した際に、回転角検出装置6の検出角度値に及ぼす影響を最小限に抑えることが可能となる。
例えば、図6によるとスロットルシャフト直接嵌合によって嵌合径が小さい場合と、レバー嵌合によって嵌合径が大きい場合とで、仮に同量の嵌合部クリアランスが生じた(B1=B2)とした際に、スロットルシャフト直接嵌合の場合の角度ずれA1と、レバー嵌合の場合の角度ずれA2の関係は(A1>A2)となり、嵌合径の大きいレバー嵌合の方が、検出角度値に及ぼす影響が小さいことが判る。
また、スロットルギヤ12の嵌合部を貫通穴18とすることにより、回転角検出装置6に設けたレバー23の突起部23cを、当該貫通穴18に差し込むように嵌合できるため、十分な嵌合代を確保しつつも、スロットルシャフト7と平行方向の吸気量制御装置の大きさを小さくすることができる。
また、スロットルギヤ12のギヤ歯面部17は、スロットルシャフト7との固定部であるインサート体15に対して、スロットルシャフト7の軸方向(図では右方向)にオフセットしているため、オフセットにより生じたスロットルシャフト7軸周りの空隙部にはカバー5から突出した回転角検出装置6を収めることが可能であり、スロットルシャフト7と平行方向の吸気量制御装置の大きさを小さくすることができる。
また、吸気量制御装置の製造時において、カバー5をスロットルボディ1に組付ける際に、カバー5側のレバー23を、スロットルボディ1側のスロットルギヤ貫通穴18に挿入し、嵌合させる必要があるが、スロットルギヤ12の貫通穴18側面に壁面19を設けているため、レバー23を壁面19に沿わせて挿入することが可能であり、壁面19が無い場合に比べ、組付け性を格段に向上させることが可能である。
さらに、機能上、吸気量制御装置の機械的なスロットルバルブ10全閉角度より、回転角検出装置6の機械的全閉点の角度の方を小さくする必要があると共に、近年の吸気量制御装置はフェールセーフを考慮し、無通電時にはスロットルバルブ10が若干開いた状態とするものがある。そのために、カバー5をスロットルボディ1に組付ける際には、スロットルボディ1側のスロットルギヤ12嵌合部角度位置と、回転角検出装置6側の嵌合部角度位置は一致しておらず、スロットルギヤ12の壁面19とレバー23の突起部23cを嵌合させた後に、カバー5を若干回転させて組付ける必要がある。
その際に、カバー5側からレバー突起部23c以外に突き出している位置決めピン25及びモータ端子部27等の周囲突き出し部がスロットルボディ1と干渉すると、カバー5を回転させることができないが、この実施の形態による吸気量制御装置によれば、レバー突起部23cの長さを、それら周囲突き出し部以上に十分長くすることが可能であるため、周囲突き出し部が干渉することなくカバー5をボディ1に組むことが可能であり、組付け性を向上させることが可能である。
実施の形態2.
図8は、この発明による吸気制御装置の実施の形態2のスロットルギヤ単体を示す斜視図、図9は右回転仕様のスロットルギヤ周辺部品のみを抽出した嵌合部形態の斜視図、図10は左回転仕様のスロットルギヤ周辺部品のみを抽出した嵌合部形態の斜視図である。
図8において、スロットルギヤ12は、実施の形態1と同じく1つの貫通穴18が設けられているが、この貫通穴18の両端面に第1、第2壁面29、30が設けられている。
ここで、吸気量制御装置のスロットルバルブ10の回転方向は、車両への搭載姿勢等により、右回転、左回転の両方が存在する。そのため、右回転仕様と左回転仕様では、嵌合部において、回転角検出装置6内のコイルばねによって押付ける方向が異なるため、右回転仕様、左回転仕様それぞれに対応する嵌合部を有するスロットルギヤ12を準備する必要がある。
この実施の形態2による吸気量制御装置によれば、スロットルギヤ12の貫通穴18の両端面に沿うように第1、第2壁面29、30を設けており、両面を嵌合部として使用可能であるため、回転方向が異なっても1種類のスロットルギヤ12で対応可能であり、部品の共通化が可能となる。
実施の形態3.
図11は、この発明による吸気制御装置の実施の形態3のスロットルギヤ単体を示す斜視図、図12は右回転仕様のスロットルギヤ周辺部品のみを抽出した嵌合部形態の斜視図、図13は左回転仕様のスロットルギヤ周辺部品のみを抽出した嵌合部形態の斜視図である。
図11において、スロットルギヤ12は、実施の形態1と同じく1つの壁面19が設けられているが、この壁面19の両端面に第1、第2貫通穴31、32が設けられている。
この実施の形態3による吸気量制御装置によれば、スロットルギヤ12の壁面19の両面に沿うように第1、第2貫通穴31、32を設けており、両面を嵌合部として使用可能であるため、回転方向が異なっても1種類のスロットルギヤ12で対応可能であり、部品の共通化が可能となる。
実施の形態4.
図14は、この発明による吸気制御装置の実施の形態4を示す正断面図、図15はスロットルギヤ単体を示す斜視図、図16はレバー単体を示す斜視図、図17はスロットルギヤとレバーのみを抽出した嵌合部形態の斜視図である。
回転角検出装置6のロータ22に取り付くレバー23の先端の突起部23cにはコの字状に一定幅Bを有した1対の狭持部34a、34bが設けられると共に、この1対の狭持部34a、34bの先端はそれぞれハの字状に広がったテーパ部35を有している。また、スロットルギヤ12には一定幅Cを有した壁面19が設けられると共に、壁面19の両面に沿うように第1、第2貫通穴31、32を設けており、レバー23先端のコの字状狭持部34a、34bによって、スロットルギヤ12の壁面19を挟み込むようにして嵌合する。また、レバー23のコの字状狭持部34a、34bの一定幅Bは、スロットルギヤ12の壁面19の一定幅Cよりも狭い設定であり、嵌合した状態では若干圧入気味となる寸法設定としている。
この実施の形態4による吸気量制御装置によれば、レバー23のコの字状狭持部34a、34bによって、スロットルギヤ12の壁面19を圧入気味に挟み込むため、嵌合部におけるがたが生じず、実施の形態1〜3のように回転角検出装置6内のコイルばね26によって片側へ押付ける必要が無い。そのため、回転角検出装置6内のコイルばね26が必要無く、部品点数の削減が可能であると共に、スロットルバルブ10の右回転仕様、左回転仕様どちらにも対応可能であるため、部品の共通化が可能となる。
1 スロットルボディ、 2 スロットルバルブ構成部、
3 駆動モータ、 4 駆動室部、
5 カバー、 6 回転角検出装置、
7 スロットルシャフト、 8 第1軸受、
9 第2軸受、 10 スロットルバルブ、
11 リターンコイルばね、 12 スロットルギヤ、
13 吸気通路、 14 ねじ、
15 インサート体、 16 ナット、
17 ギヤ歯面部、 18 貫通穴、
19 壁面、 20 モータ軸、
21 モータギヤ、 22 ロータ、
23 レバー、 23a 取付部、
23b 腕部、 23c 突起部、
25 位置決めピン、 26 コイルばね、
27 モータ端子部、 28 コネクタ、
29 第1壁面、 30 第2壁面、
31 第1貫通穴、 32 第2貫通穴、
34a、34b 狭持部、 35 テーパ部。
この発明に係る内燃機関の吸気量制御装置は、スロットルバルブをスロットルシャフトにて開閉可能に支承するスロットルバルブ構成部と、上記スロットルバルブを駆動するモータを収容する駆動室部とからなるスロットルボディを有し、上記スロットルボディの一部に形成された解放部が回転角検出装置を内蔵したカバーにて覆われてなる内燃機関の吸気量制御装置において、上記スロットルシャフト一端に固定され、その一部に嵌合部を有する扇形状のスロットルギヤを備え、上記回転角検出装置は、上記カバーに回転可能に支承されその軸芯が上記スロットルギヤの軸芯と一致するように配置されるロータ部と、上記ロータ部のスロットルシャフト対向部側に設けられ、上記スロットルシャフトから離れた径の大きい部分に形成された上記スロットルギヤの嵌合部と係合するレバーとを備え、上記スロットルギヤは、上記スロットルシャフトに固定されたインサート体を嵌め込むリング状の支持部と、上記インサート体によるスロットルシャフトとの支持部に対してギヤ歯面部がスロットルシャフトの軸方向にオフセットされている扇形部とから構成されており、上記オフセットにより生じた空隙部に、上記カバーの突出した回転角検出装置が収納されていることを特徴とするものである。
上記スロットルバルブ構成部2は、スロットルシャフト7と、上記スロットルシャフト7の両端部を支承する第1、第2軸受8、9と、バタフライ形状を有し上記スロットルシャフト7の回転により上記吸気通路13の開閉を行うスロットルバルブ10と、スロットルギヤ12とスロットルボディ1の間に設けられ、上記スロットルシャフト7の回転により蓄勢されてその回転力がなくなったときにスロットルシャフト7を元に戻すリターンコイルばね11とを有する。

Claims (9)

  1. スロットルバルブをスロットルシャフトにて開閉可能に支承するスロットルバルブ構成部と、上記スロットルバルブを駆動するモータを収容する駆動室部とからなるスロットルボディを有し、上記スロットルボディの一部に形成された解放部が回転角検出装置を内蔵したカバーにて覆われてなる内燃機関の吸気量制御装置において、上記スロットルシャフト一端に固定され、その一部に嵌合部を有する扇形状のスロットルギヤを備え、上記回転角検出装置は、上記カバーに回転可能に支承されその軸芯が上記スロットルギヤの軸芯と一致するように配置されるロータ部と、上記ロータ部のスロットルシャフト対向部側に設けられ、その一部が上記スロットルギヤの嵌合部と係合するレバーとを備えたことを特徴とする内燃機関の吸気量制御装置。
  2. 上記スロットルギヤは、上記スロットルシャフトに固定されたインサート体を嵌め込むリング状の支持部と、上記インサート体によるスロットルシャフトとの支持部に対してギヤ歯面部がスロットルシャフトの軸方向にオフセットされている扇形部とから構成されており、上記オフセットにより生じた空隙部に、上記カバーの突出した回転角検出装置が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気量制御装置。
  3. 上記レバーは、ロータ軸への取付部と、これからスロットルギヤの上記オフセットに沿って延長する腕部と、この腕部の先端部において上記ロータの軸芯方向に折れ曲り上記スロットルギヤの嵌合部内に延長する突起部とから構成されている請求項2に記載の内燃機関の吸気量制御装置。
  4. 上記レバーの突起部は、上記回転角検出装置内に収められたコイルばねのばね力によって、上記スロットルギヤの嵌合部に押し当てられると共に、上記スロットルギヤの嵌合部は、上記扇形部の一部に設けられた壁面あるいは貫通穴、もしくはその両方の手段によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸気量制御装置。
  5. 上記スロットルギヤの嵌合部はその軸位置から離れた径の大きい部分に形成されたことを特徴とする請求項4記載の吸気量制御装置。
  6. 上記スロットルギヤには1ヶ所の貫通穴に対して、複数の対向する壁面を設けたことを特徴とする請求項4記載の吸気量制御装置。
  7. 上記スロットルギヤには1ヶ所の壁面に対して、複数の対向する貫通穴を設けたことを特徴とする請求項4記載の吸気量制御装置。
  8. 上記レバーの突起部は、コの字状に1対の突起が設けられた形状であると共に、上記スロットルギヤには一定の幅を有する壁面と、上記壁面を挟むように複数の貫通穴が設けられており、上記レバーのコの字状の1対の突起によって、上記スロットルギヤの壁面を挟み込む構成であることを特徴とする請求項1記載の吸気量制御装置。
  9. 上記コの字状の1対の突起部には、先端がハの字状に広がったテーパ部を有していると共に、上記コの字状の1対の突起間の間隔は、上記スロットルギヤの壁面の幅よりも狭いことを特徴とする請求項5記載の吸気量制御装置。
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