JP2002256106A - 炭酸カルシウム填料及び該填料を含有してなる樹脂組成物 - Google Patents

炭酸カルシウム填料及び該填料を含有してなる樹脂組成物

Info

Publication number
JP2002256106A
JP2002256106A JP2001059758A JP2001059758A JP2002256106A JP 2002256106 A JP2002256106 A JP 2002256106A JP 2001059758 A JP2001059758 A JP 2001059758A JP 2001059758 A JP2001059758 A JP 2001059758A JP 2002256106 A JP2002256106 A JP 2002256106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
calcium carbonate
acid residue
resin composition
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001059758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3891784B2 (ja
Inventor
Ryoji Uchiumi
良二 内海
Katsunori Fukumoto
勝憲 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruo Calcium Co Ltd
Original Assignee
Maruo Calcium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruo Calcium Co Ltd filed Critical Maruo Calcium Co Ltd
Priority to JP2001059758A priority Critical patent/JP3891784B2/ja
Publication of JP2002256106A publication Critical patent/JP2002256106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3891784B2 publication Critical patent/JP3891784B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂に配合され、優れたチキソ性、耐スラン
プ性、貯蔵安定性、接着性等を有する樹脂組成物を与え
る表面処理炭酸カルシウム填料を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1) 【化1】 で表される脂肪酸グリセリンエステルにおいて、X1,X
2,X3 の総数の50〜95%がステアリン酸残基であ
り、50〜5%がパルミチン酸残基である脂肪酸グリセ
リンエステルで表面処理された炭酸カルシウム填料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の脂肪酸グリ
セリンエステルで表面処理された表面処理炭酸カルシウ
ム填料、及びそれを配合してなる樹脂組成物に関し、さ
らに詳しくは、例えば、樹脂に配合されて優れたチキソ
性,耐スランプ性,貯蔵安定性,接着性を有する樹脂組
成物を提供し得る表面処理炭酸カルシウム填料、及びそ
れを配合してなる樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特許第2652044号に
は、脂肪酸エステルで表面処理された炭酸カルシウム
が、湿気硬化1液型樹脂組成物において優れたチキソ性
及び耐スランプ性を付与し、且つ良好な貯蔵安定性を付
与することが報告されている。また、特開平11−24
6780には、2液混合性、押出し性、チキソ性、耐ス
ランプ性が良好な2成分型硬化性樹脂組成物が記載され
ている。これらに記載されている樹脂組成物はそれぞれ
目的とする物性を備えているものの、要求物性が益々厳
しくなりつつある今日では、いずれも貯蔵安定性や接着
性が十分とは言い難く、問題となることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の上記問題点を解消し得る表面処理された炭酸カルシウ
ム填料および該炭酸カルシウムを配合した樹脂組成物を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するべく鋭意研究した結果、脂肪酸エステルの中
でも特定の構造のもので表面処理した表面処理炭酸カル
シウムが、従来の脂肪酸エステルで表面処理された炭酸
カルシウムに比べて、樹脂に配合した場合に樹脂組成物
の貯蔵安定性をより向上させ、優れたチキソ性,耐スラ
ンプ性を維持し、かつ、より優れた接着性を付与出来る
ことを見いだした。さらには、接着剤や塗料においても
同様の効果を付与できることも見いだし、本発明を完成
するに至った。
【0005】即ち、本発明の第1(請求項1)は、下記
化学式(1)
【0006】
【化4】
【0007】で表される脂肪酸グリセリンエステルにお
いて、X1,X2,X3 の総数の50〜95%が下記式
(2)
【0008】
【化5】
【0009】で表されるステアリン酸残基であり、50
〜5%が下記式(3)
【0010】
【化6】
【0011】で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸
グリセリンエステルで表面処理された炭酸カルシウム填
料を内容とする。
【0012】好ましい態様としての請求項2は、X1,X
2,X3 の総数の55〜90%が式(2)で表されるステ
アリン酸残基であり、45〜10%が式(3)で表され
るパルミチン酸残基である請求項1記載の炭酸カルシウ
ム填料である。
【0013】好ましい態様としての請求項3は、式
(2)で表されるステアリン酸残基と式(3)で表され
るパルミチン酸残基との合計が85〜100%である請
求項1又は2記載の炭酸カルシウム填料である。
【0014】本発明の第2(請求項4)は、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の炭酸カルシウム填料を配合し
てなる樹脂組成物を内容とする。
【0015】好ましい態様としての請求項5は、樹脂が
硬化型樹脂である請求項4記載の樹脂組成物である。
【0016】好ましい態様としての請求項6は、樹脂が
シーラント用樹脂である請求項4記載の樹脂組成物であ
る。
【0017】好ましい態様としての請求項7は、樹脂が
湿気硬化型樹脂である請求項4記載の樹脂組成物であ
る。
【0018】好ましい態様としての請求項8は、樹脂が
湿気硬化型シーラント用樹脂である請求項4記載の樹脂
組成物である。
【0019】好ましい態様としての請求項9は、樹脂が
接着剤用樹脂である請求項4記載の樹脂組成物である。
【0020】好ましい態様としての請求項10は、樹脂
が湿気硬化型接着剤用樹脂である請求項4記載の樹脂組
成物である。
【0021】好ましい態様としての請求項11は、樹脂
が塗料用樹脂である請求項4記載の樹脂組成物である。
【0022】好ましい態様としての請求項12は、樹脂
がポリウレタン、ポリサルファイド、シリコーン、変成
シリコーン、ポリイソブチレン、変成アクリル、アクリ
ルウレタンから選ばれる少なくとも1種である請求項4
〜11のいずれか1項に記載の樹脂組成物である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に使用される炭酸カルシウ
ムは、BET法で測定した場合の比表面積が3〜80m2
/gが好ましく、より好ましくは5〜60m2/g、さらに好
ましくは8〜40m2/gの粒度である。比表面積が3m2/g
より小さい(粒子が大きい)と、たとえ本発明の特定の
脂肪酸グリセリンエステルで表面処理したとしても、優
れた貯蔵安定性、接着性は得られるものの、チキソ性が
不十分となる場合がある。また、比表面積が80m2/gよ
り大きい(粒子が小さい)と、粒子の凝集が強く、たと
え本発明の特定の脂肪酸グリセリンエステルで表面処理
したとしても、樹脂組成物中での分散性が悪くなり、目
的とする十分な性能が発揮されない場合がある。
【0024】上記炭酸カルシウムの製法については特に
制限はないが、例えばCa(OH) 2 の水スラリーにC
2 ガスを導入して生成させる沈降製炭酸カルシウム
と、石灰石を機械的に粉砕,分級する重質炭酸カルシウ
ムがあるが、いずれの炭酸カルシウムでも差し支えな
い。一般的には沈降製炭酸カルシウムの方が、より微細
な粒子が得られやすい点で好ましく用いることが出来
る。
【0025】本発明において表面処理剤として用いられ
る脂肪酸グリセリンエステルについては、下記一般式
(1)
【0026】
【化7】
【0027】で表される脂肪酸グリセリンエステルを構
成するX1,X2,X3 の総数の50〜95%が下記式
(2)
【0028】
【化8】
【0029】で表されるステアリン酸残基であり、50
〜5%が下記式(3)
【0030】
【化9】
【0031】で表されるパルミチン酸酸残基であること
が必要であり、好ましくは55〜90%が式(2)で表
されるステアリン酸残基、45〜10%が式(3)で表
されるパルミチン酸残基であり、より好ましくは60〜
85%が式(2)で表されるステアリン酸残基、40〜
15%が式(3)で表されるパルミチン酸残基である。
ステアリン酸残基が50%未満では樹脂組成物に十分な
チキソ性、耐スランプ性を付与することができなくな
り、一方、90%を越えると炭酸カルシウム表面への吸
着が悪くなる。
【0032】また、式(2)で表されるステアリン酸残
基と式(3)で表されるパルミチン酸残基は、両者の合
計が85〜100%の範囲で混在することが好ましく、
この範囲内では、炭酸カルシウム表面への吸着性が一層
良好となるとともに、耐熱性、耐候性、貯蔵安定性、接
着性も一層良好となる。
【0033】即ち、式(2)で表されるステアリン酸残
基と式(3)で表されるパルミチン酸残基の合計が85
%未満である場合は、例えば不飽和のものが多く存在し
た場合は脂肪酸グリセリンエステル自身の耐熱性が悪く
なる傾向があり、これを表面処理した表面処理炭酸カル
シウムおよびこれを配合した樹脂組成物の貯蔵安定性、
耐熱性,耐候性が悪くなる場合があり、黄変等の原因と
なるおそれがある。さらに、配合系に溶解しやすい性質
になるため、炭酸カルシウム表面からの離脱が起こり、
貯蔵安定性や接着性の低下を招く場合がある。また、例
えば炭素数17よりも大きなアルキル基を有する脂肪酸
の残基が多く存在した場合は炭酸カルシウム表面への吸
着が悪くなる傾向があり、コーティング不足となり、貯
蔵安定性の低下や接着性の低下を招く場合がある。ま
た、例えば炭素数15よりも小さなアルキル基を有する
脂肪酸の残基が多く存在した場合は不飽和の場合と同じ
く、配合系に溶解しやすい性質になるため、貯蔵安定性
や接着性の低下を招く場合がある。
【0034】x,y,z,wの整数の上限は特に制限さ
れないが、炭酸カルシウム表面への吸着性の面から通常
21程度が一般的である。
【0035】表面処理の方法としては、沈降製炭酸カル
シウムの場合は気液反応であるため、水スラリー中また
は含水ケーキ中で表面処理するのが好ましい。本発明で
用いる脂肪酸グリセリンエステルは一般に疎水性である
が、炭酸カルシウムのスラリー中に加え撹拌するか、含
水ケーキ中で混練することにより炭酸カルシウムの表面
に十分に吸着結合させることができる。重質炭酸カルシ
ウムの場合は乾式で粉砕することが多いので、乾式で表
面処理するのが好ましい。例えばヘンシェルミキサー等
の加熱・撹拌装置を使用するのがよい。
【0036】表面処理温度については、好ましくは63
〜150℃、より好ましくは65〜140℃、更に好ま
しくは70〜130℃である。表面処理温度が63℃よ
り低いと、炭酸カルシウムへの吸着結合が起こりにくく
なり、表面処理が不均一になるため好ましくない。ま
た、処理温度が150℃より高いと、脂肪酸グリセリン
エステルが熱劣化し、変質するおそれがあるため好まし
くない。水スラリー中で表面処理する場合は、高圧下で
行うのも好ましい方法である。
【0037】表面処理量については特に制限はないが、
炭酸カルシウムの粒度に応じて変量した方がよい。一般
には、炭酸カルシウムに対して0.1〜15重量%程度
が適当である。0.1重量%未満では表面処理の効果が
不十分で、一方、15重量%を越えると余剰の脂肪酸グ
リセリンエステルが配合系に溶出する等、悪影響を及ぼ
すおそれがある。
【0038】本発明の表面処理炭酸カルシウム填料が配
合される樹脂は、例えばシーラントでは、ポリウレタ
ン,ポリサルファイド,シリコーン,変成シリコーン,
ポリイソブチレン,アクリル、変成アクリル,アクリル
ウレタン、ブチルゴム、エポキシ、塩化ビニル、フッ素
系等が例示される。接着剤としては、上記シーラントに
例示されるものに加えて、ユリア、フェノール、ポリエ
ステル、酢酸ビニル等が例示される。塗料用としては、
アルキド、アクリル、酢酸ビニル、ウレタン、シリコー
ン、フッ素系、スチレン、メラミン、エポキシ等が例示
される。これらは単独で又は必要に応じ2種以上組み合
わせて用いられる。
【0039】本発明の表面処理炭酸カルシウム填料を、
例えばシーラント、接着剤、塗料に配合することによ
り、優れたチキソ性、耐スランプ性はもちろんのこと、
さらに優れた貯蔵安定性、接着性を付与することができ
る。
【0040】本発明の表面処理炭酸カルシウム填料の配
合部数は、用途によって適宜設定すればよい。シーラン
トの場合は、シーリング材の種類にもよるが、例えばポ
リウレタン樹脂や変成シリコーン樹脂の場合は樹脂10
0重量部に対して通常10〜200重量部、好ましくは
40〜150重量部程度が適当である。塗料や接着剤の
場合は樹脂100重量部に対して通常2〜100重量
部、好ましくは5〜80重量部程度が適当である。貯蔵
安定性については水分が大きく影響するため、使用する
前に乾燥させると、より一層確実なものとなる。乾燥条
件としては、例えば100℃前後で数時間オーブン等で
放置すればよい。いずれの場合も配合部数が少なすぎる
とチキソ性や耐スランプ性の効果が期待できず、一方、
多すぎると貯蔵安定性や接着性に悪影響を与える。
【0041】
【実施例】以下、実施例、比較例を挙げて本発明をより
詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら制約を受
けるものではない。なお評価については、後に示す試験
方法〜により、シーラント、塗料、接着剤の各組成
物を作成することによって行った。
【0042】実施例1 濃度160gCaCO3/L、温度80℃に調整したBE
T比表面積30m2/gの沈降製炭酸カルシウムの水スラリ
ー10Lに対して、上記一般式(1)においてX1,X2,
3 の総数の91%が上記式(2)で表されるステアリ
ン酸残基であり、6%が上記式(3)で表されるパルミ
チン酸残基である脂肪酸グリセリンエステル(水素添加
ひまわり油)を80g 加えて炭酸カルシウムスラリーと
共に強撹拌した。この炭酸カルシウムスラリーを脱水,
乾燥,粉砕して脂肪酸グリセリンエステルで表面処理さ
れた炭酸カルシウム粉体を得た(表1参照)。
【0043】実施例2 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の84%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、11%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(大豆極度硬化油)に変える以外は全
て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0044】実施例3 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の70%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、22%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(水素添加綿実油)に変える以外は全
て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0045】実施例4 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の63%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、29%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(牛脂極度硬化油)に変える以外は全
て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0046】実施例5 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の51%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、42%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(水素添加綿実油)に変える以外は全
て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0047】実施例6 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の69%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、11%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(大豆硬化油)に変える以外は全て実
施例1と同様とした(表1参照)。
【0048】比較例1 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の42%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、11%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(大豆極度硬化油)に変える以外は全
て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0049】比較例2 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の34%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、27%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(牛脂硬化油)に変える以外は全て実
施例1と同様とした(表1参照)。
【0050】比較例3 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の22%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、26%が上
記式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グ
リセリンエステル(牛脂硬化油)に変える以外は全て実
施例1と同様とした(表1参照)。
【0051】比較例4 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の4%が上記式(2)
で表されるステアリン酸残基であり、42%が上記式
(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グリセ
リンエステル(パーム油)に変える以外は全て実施例1
と同様とした(表1参照)。
【0052】比較例5 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の91%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基であり、2%が上記
式(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グリ
セリンエステル(水添トール油)に変える以外は全て実
施例1と同様とした(表1参照)。
【0053】比較例6 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の100%が上記式
(2)で表されるステアリン酸残基である脂肪酸グリセ
リンエステル(トリステアリン酸グリセライド)に変え
る以外は全て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0054】比較例7 実施例1で、X1,X2,X3 の総数の100%が上記式
(3)で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グリセ
リンエステル(トリパルミチン酸グリセライド)に変え
る以外は全て実施例1と同様とした(表1参照)。
【0055】
【表1】
【0056】実施例7〜12,比較例8〜14 実施例1〜6,比較例1〜7で得られた粉体を110℃
×5時間乾燥させた後、下記試験方法にて1成分型ウ
レタンシーラントを作成し、その効果をテストした。結
果を表2に示す。
【0057】 (試験方法:1成分型ウレタンシーラント) [配合] 樹脂(タケネートL1004、武田薬品工業株式会社製) 150重量部 表面処理炭酸カルシウム填料 100重量部 [混練方法]上記配合物を小型ニーダーで混練して湿気
硬化一液型シーリング材を作成した。 [粘度測定方法]B8U型粘度計を使用した。ローター
はNo.7を使用した。 [貯蔵安定性試験方法]カートリッジに充填し、60℃
のオーブン中に1週間放置した。 [耐スランプ性試験方法]垂直に施工した状態を目視で
判定した。 ○:耐スランプ性が良好である。 ×:耐スランプ性が不良である。
【0058】
【表2】
【0059】表2から、本発明の実施例1〜6の表面処
理炭酸カルシウム填料を配合した実施例7〜12の湿気
硬化1成分型シーリング材は、増粘率が小さいことより
貯蔵安定性が良いことがわかる。
【0060】実施例13〜18、比較例15〜21 実施例1〜6,比較例1〜7で得られた粉体を下記試験
方法にて2成分型変成シリコーンシーラントを作成
し、その効果をテストした。結果を表3に示す。
【0061】 (試験方法:2成分型変成シリコーンシーラント) [配合] 基剤:樹脂(MSポリマーS203、鐘淵化学工業株式会社製)100重量部 可塑剤DOP(ダイヤサイザー、三菱化学株式会社製) 50重量部 重質炭酸カルシウム(スーパーS、丸尾カルシウム株式会社製) 30重量部 表面処理炭酸カルシウム填料 120重量部 硬化剤:オクチル酸スズ(ネオスタンU−28、日東化成株式会社製) 15重量部 ラウリルアミン(和光純薬一級試薬) 5重量部 可塑剤DOP(ダイヤサイザー、三菱化学株式会社製) 55重量部 炭酸カルシウム(カルファイン200M、丸尾カルシウム株式会社製) 75重量部
【0062】[混練方法]1リットルのカップ(内径1
00mm、深さ120mm)に基剤配合成分を秤取り、遊星
式脱泡混練り機(クラボウ株式会社製/KK−500)
にて、混練り条件9−9−30で混練りした。同じく、
硬化剤配合成分も同じ条件で混練りした。なお、上記混
練り条件「a−b−c」は、aは公転条件、bは自転条
件を示し、cは時間を示しc×10秒を意味する。
【0063】[シーラント粘度測定方法]基剤/硬化剤
をそれぞれ100g/10gの比率で1リットルのカッ
プに秤取り、上記[混練方法]と同様に、遊星式脱泡混
練り機にて、混練り条件9−5−6で混練りした。混練
り物の粘度をB8U型粘度計を用いて(ロータはNo.7)
測定した。
【0064】[接着性試験]基剤/硬化剤=10/1の
比率で十分に混合脱泡後、JIS A5757 6.1
1引張応力及び伸び試験に基づいてH型を作成し、下記
の基準により接着性の評価を行った。被着体はアルミ
板、プライマーはUM2(サンスター技研株式会社製)
をそれぞれ使用した。 ○:材料破壊 △:一部界面剥離 ×:界面剥離
【0065】[貯蔵安定性試験]基剤を内径50mm、
深さ15mmの容器に入れ、温度80℃、湿度90%の
雰囲気中に保存した。そして、指先で基剤表面に触れた
際、増粘およびゲル化により基剤が指先に付着しなくな
るまでに要した日数を数えた。
【0066】
【表3】
【0067】表3から、本発明の実施例1〜6の表面処
理炭酸カルシウム填料を配合した実施例13〜18の2
成分型変成シリコーンシーラントは、接着性に優れ、ま
た貯蔵安定性も良好であった。
【0068】実施例19〜24、比較例22〜28 実施例1〜6,比較例1〜7で得られた粉体を下記試験
方法にて焼き付け塗料を作成し、その効果をテストし
た。結果を表4に示す。
【0069】 (試験方法:焼き付け塗料) [配合] <ミルベース> アルキド樹脂(ベッコゾールET-3300-60X 、大日本インキ化学工業株式会社製 ) 42重量部 メラミン樹脂(スーパーベッカミンJ-820-60、大日本インキ化学工業株式会社 製) 18重量部 酸化チタン(タイペークR-820 、石原産業株式会社製) 120重量部 表面処理炭酸カルシウム填料 18重量部 キシレン 52重量部 ガラスビーズ(2〜3mmφ) 120重量部 <レットダウン> アルキド樹脂(ベッコゾールET-3300-60X 、大日本インキ化学工業株式会社製 ) 132重量部 メラミン樹脂(スーパーベッカミンJ-820-60、大日本インキ化学工業株式会社 製) 56重量部 450mlのマヨネーズ瓶にミルベースを秤取り、ペイ
ントコンディショナー(レッドデビル社)で60分間分
散させた。その後、レットダウンを追加し、さらに30
分間混合した。
【0070】[分散粒度測定方法]塗料の分散粒度を0
〜100μmのグラインドゲージにて測定した。
【0071】[塗料粘度測定方法]作成した塗料を20
℃の恒温槽中に1昼夜放置した後、BM型粘度計にて測
定した。ロータはNo.3ロータを使用した。
【0072】[KU値]ストーマ粘度計にて測定した。
【0073】[耐沸騰水試験]幅50mm、長さ100
mm、厚み2mmのガラス板を塗料中に浸けて塗布した
後、120℃のオーブン中で、30分間焼き付けした。
それを沸騰した水中に浸け、10分後と30分後の塗膜
の表面を観察した。
【0074】
【表4】
【0075】表4から、本発明の実施例1〜6の表面処
理炭酸カルシウム填料を配合した実施例19〜24の焼
き付け塗料で形成された塗膜は、ガラス板に対する密着
性(接着性)が良いことがわかる。
【0076】実施例25〜30、比較例29〜35 実施例1〜6,比較例1〜7で得られた粉体を110℃
×5時間乾燥させた後、下記試験方法にてウレタン接
着剤を作成し、その効果をテストした。結果を表5に示
す。
【0077】 (試験方法:ウレタン接着剤) [配合] 樹脂 (タケネートL−1036、武田薬品工業株式会社製)100重量部 表面処理炭酸カルシウム填料 50重量部
【0078】[混練方法]小型ニーダーで混練りしてウ
レタン接着剤を作成した。
【0079】[粘度測定方法]BS型粘度計を使用し
た。ロータはNo.7ロータを使用した。
【0080】[貯蔵安定性試験]カートリッジに充填
し、50℃のオーブン中に1週間放置した。
【0081】
【表5】
【0082】表5から、本発明の実施例1〜6の表面処
理炭酸カルシウム填料を配合した実施例25〜30のウ
レタン接着剤は、増粘率が小さく貯蔵安定性が良いこと
がわかる。
【0083】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明の表面処理炭酸カ
ルシウム填料は、例えば、樹脂に配合され、優れたチキ
ソ性、耐スランプ性、貯蔵安定性、接着性等を有する樹
脂組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AA001 AA021 BB181 BD031 BD121 BF021 BG001 CC031 CC161 CD001 CF001 CK021 CN021 CP031 DE236 FB086 FD016 GH01 GJ01 GJ02 4J038 CB131 CG001 CG211 DG001 DG221 DK001 DL031 GA07 GA12 HA286 JA57 JA59 KA08 KA09 KA15 LA06 MA08 MA10 NA12 NA26 PA19 4J040 DA141 DF001 DF061 EF001 EF241 EF292 EF332 EJ001 EK031 HA156 HB32 JA03 JA12 JB02 JB04 KA16 KA25 KA42 LA05 LA06 MA05 PA30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 で表される脂肪酸グリセリンエステルにおいて、X1,X
    2,X3 の総数の50〜95%が下記式(2) 【化2】 で表されるステアリン酸残基であり、50〜5%が下記
    式(3) 【化3】 で表されるパルミチン酸残基である脂肪酸グリセリンエ
    ステルで表面処理された炭酸カルシウム填料。
  2. 【請求項2】 X1,X2,X3 の総数の55〜90%が式
    (2)で表されるステアリン酸残基であり、45〜10
    %が式(3)で表されるパルミチン酸残基である請求項
    1記載の炭酸カルシウム填料。
  3. 【請求項3】 式(2)で表されるステアリン酸残基と
    式(3)で表されるパルミチン酸残基との合計が85〜
    100%である請求項1又は2記載の炭酸カルシウム填
    料。
  4. 【請求項4】 樹脂に、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の炭酸カルシウム填料を配合してなる樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 樹脂が硬化型樹脂である請求項4記載の
    樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 樹脂がシーラント用樹脂である請求項4
    記載の樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 樹脂が湿気硬化型樹脂である請求項4記
    載の樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 樹脂が湿気硬化型シーラント用樹脂であ
    る請求項4記載の樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 樹脂が接着剤用樹脂である請求項4記載
    の樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 樹脂が湿気硬化型接着剤用樹脂である
    請求項4記載の樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 樹脂が塗料用樹脂である請求項4記載
    の樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 樹脂がポリウレタン、ポリサルファイ
    ド、シリコーン、変成シリコーン、ポリイソブチレン、
    変成アクリル、アクリルウレタンから選ばれる少なくと
    も1種である請求項4〜11のいずれか1項に記載の樹
    脂組成物。
JP2001059758A 2001-03-05 2001-03-05 硬化型樹脂用炭酸カルシウム充填剤及び該充填剤を含有してなる硬化型樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3891784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059758A JP3891784B2 (ja) 2001-03-05 2001-03-05 硬化型樹脂用炭酸カルシウム充填剤及び該充填剤を含有してなる硬化型樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059758A JP3891784B2 (ja) 2001-03-05 2001-03-05 硬化型樹脂用炭酸カルシウム充填剤及び該充填剤を含有してなる硬化型樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002256106A true JP2002256106A (ja) 2002-09-11
JP3891784B2 JP3891784B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=18919273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001059758A Expired - Fee Related JP3891784B2 (ja) 2001-03-05 2001-03-05 硬化型樹脂用炭酸カルシウム充填剤及び該充填剤を含有してなる硬化型樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3891784B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293864A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Yokohama Rubber Co Ltd:The 熱硬化型一液ウレタン組成物
JP2010126575A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
WO2011099154A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 白石工業株式会社 表面処理炭酸カルシウム及びそれを含むペースト状樹脂組成物
JP2018528309A (ja) * 2015-09-11 2018-09-27 トロノックス エルエルシー ポリオールエステルで表面処理された無機顔料

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160345A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合プラスチツク
JPS6440540A (en) * 1987-08-07 1989-02-10 Asahi Glass Co Ltd Magnesium hydroxide for polymer additive
JPH07265010A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 消化吸収性を低減した飲食品およびその製造法
JP2652044B2 (ja) * 1988-07-28 1997-09-10 丸尾カルシウム株式会社 湿気硬化一液型シーリング材用炭酸カルシウム及びそれを含有したシーリング材組成物
JPH11246780A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Maruo Calcium Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2002020628A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Teijin Chem Ltd 熱可塑性樹脂組成物

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160345A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合プラスチツク
JPS6440540A (en) * 1987-08-07 1989-02-10 Asahi Glass Co Ltd Magnesium hydroxide for polymer additive
JP2652044B2 (ja) * 1988-07-28 1997-09-10 丸尾カルシウム株式会社 湿気硬化一液型シーリング材用炭酸カルシウム及びそれを含有したシーリング材組成物
JPH07265010A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 消化吸収性を低減した飲食品およびその製造法
JPH11246780A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Maruo Calcium Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2002020628A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Teijin Chem Ltd 熱可塑性樹脂組成物

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4639506B2 (ja) * 2001-03-30 2011-02-23 横浜ゴム株式会社 熱硬化型一液ウレタン組成物
JP2002293864A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Yokohama Rubber Co Ltd:The 熱硬化型一液ウレタン組成物
KR101527231B1 (ko) * 2008-11-26 2015-07-02 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 실온 경화성 오르가노폴리실록산 조성물
JP2010126575A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
WO2011099154A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 白石工業株式会社 表面処理炭酸カルシウム及びそれを含むペースト状樹脂組成物
CN102762500A (zh) * 2010-02-15 2012-10-31 白石工业株式会社 表面处理碳酸钙和含有该表面处理碳酸钙的糊状树脂组合物
EP2537806A1 (en) * 2010-02-15 2012-12-26 Shiraishi Kogyo Kaisha, Ltd. Surface-treated calcium carbonate and paste-like resin composition containing same
US8741995B2 (en) 2010-02-15 2014-06-03 Shiraishi Kogyo Kaisha, Ltd. Surface-treated calcium carbonate and paste-like resin composition containing same
EP2537806A4 (en) * 2010-02-15 2014-06-18 Shiraishi Kogyo Kaisha Ltd SURFACE TREATED CALCIUM CARBONATE AND PASTE RESIN COMPOSITION CONTAINING THE SAME
JP4759761B1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-31 白石工業株式会社 表面処理炭酸カルシウム及びそれを含むペースト状樹脂組成物
CN102762500B (zh) * 2010-02-15 2015-08-05 白石工业株式会社 表面处理碳酸钙和含有该表面处理碳酸钙的糊状树脂组合物
JP2018528309A (ja) * 2015-09-11 2018-09-27 トロノックス エルエルシー ポリオールエステルで表面処理された無機顔料
JP2020200470A (ja) * 2015-09-11 2020-12-17 トロノックス エルエルシー ポリオールエステルで表面処理された無機顔料
JP7101214B2 (ja) 2015-09-11 2022-07-14 トロノックス エルエルシー ポリオールエステルで表面処理された無機顔料

Also Published As

Publication number Publication date
JP3891784B2 (ja) 2007-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4707497B2 (ja) 硬化型樹脂組成物用表面処理炭酸カルシウム填料、及び該填料を含有してなる硬化型樹脂組成物
JP4850522B2 (ja) 硬化型樹脂組成物用表面処理炭酸カルシウム填料、及び該填料を含有してなる硬化型樹脂組成物
JP3151196B2 (ja) 表面処理炭酸カルシウム填料、その製造方法、並びに該填料を配合してなる樹脂組成物
JP3914219B2 (ja) 硬化型樹脂組成物用表面処理炭酸カルシウム填料、及び該填料を含有してなる硬化型樹脂組成物
JP4759761B1 (ja) 表面処理炭酸カルシウム及びそれを含むペースト状樹脂組成物
WO2013099864A1 (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、その製造方法及びそれを用いたシール材
JP3098995B2 (ja) 室温硬化性シリコーン材料およびその使用
WO1992002587A1 (en) Calcium carbonate treated with fatty acids, manufacture and use
JP5259039B2 (ja) 硬化型樹脂組成物
JP3685031B2 (ja) 合成樹脂用表面処理炭酸カルシウム填料、その製造方法、並びに該填料を配合してなる樹脂組成物
JP2002256106A (ja) 炭酸カルシウム填料及び該填料を含有してなる樹脂組成物
JP3650381B2 (ja) 表面処理炭酸カルシウム填料、その製造方法、並びに該填料を配合してなる樹脂組成物
JP4707756B2 (ja) シーラント用表面処理連鎖状炭酸カルシウム填剤及びこれを配合してなるシーラント樹脂組成物
JP2652044B2 (ja) 湿気硬化一液型シーリング材用炭酸カルシウム及びそれを含有したシーリング材組成物
JP3734349B2 (ja) 表面処理炭酸カルシウム粉体、その製造方法並びに該粉体を配合してなる樹脂組成物
JP2003171121A (ja) 揺変性付与材
JPH11246780A (ja) 硬化性樹脂組成物
JP2003238797A (ja) ポリサルファイド系硬化性樹脂用無機充填剤およびそれを配合してなる樹脂組成物
JP3176213B2 (ja) 貯蔵安定性の改良された変性シリコーン樹脂組成物及びそれからなるシーラント
JP2838261B2 (ja) 溶剤型接着剤
JP5924477B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH08311392A (ja) エポキシ樹脂塗料
JP7198398B1 (ja) 表面処理無機粒子、無機粒子含有組成物、熱伝導性硬化物、構造体および積層体
JP3329854B2 (ja) 表面改質したシーリング材用重質炭酸カルシウム及び該重質炭酸カルシウムを含有したシーリング材
TW202340267A (zh) 樹脂組成物及使用該樹脂組成物之硬化性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3891784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees