JPS58160345A - 複合プラスチツク - Google Patents
複合プラスチツクInfo
- Publication number
- JPS58160345A JPS58160345A JP4429682A JP4429682A JPS58160345A JP S58160345 A JPS58160345 A JP S58160345A JP 4429682 A JP4429682 A JP 4429682A JP 4429682 A JP4429682 A JP 4429682A JP S58160345 A JPS58160345 A JP S58160345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium carbonate
- composite plastic
- treated
- unsaturated polyester
- polyester resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複合プラスチックに関するものであり、特に不
飽和ポリエステル樹脂中に増量材として炭酸カルシウム
を含んだ複合プラスチックに関するものである。
飽和ポリエステル樹脂中に増量材として炭酸カルシウム
を含んだ複合プラスチックに関するものである。
近年、金属材料およびコンクリートの代替材料として、
熱硬化性プラスチックをベースとした無機フィラー入り
の複合材料が種々の用途に応じて開発されている。この
種の複合制料は、金属材料に比較して軽量かつ安価であ
り、コンクリートと比較しても軽量であるという特長を
有している。
熱硬化性プラスチックをベースとした無機フィラー入り
の複合材料が種々の用途に応じて開発されている。この
種の複合制料は、金属材料に比較して軽量かつ安価であ
り、コンクリートと比較しても軽量であるという特長を
有している。
さらに従来のプラスチックと同様に成形性が良いという
特性も備えており、設計の自由度が大きい等金属材料お
よびコンクリートにはない特長も有している。このよう
な複合材料は、熱硬化性プラスチック中にフィラーを多
量に充填して用いられるが、フィラーの高充填化にとも
なって複合材料自体の流動性が低下し、成形性が良いと
いうプラスチック本来の特長が失われてしまう。
特性も備えており、設計の自由度が大きい等金属材料お
よびコンクリートにはない特長も有している。このよう
な複合材料は、熱硬化性プラスチック中にフィラーを多
量に充填して用いられるが、フィラーの高充填化にとも
なって複合材料自体の流動性が低下し、成形性が良いと
いうプラスチック本来の特長が失われてしまう。
この点を解決するだめの事例として、エポキシ樹脂に炭
酸カルシウムよりなるフィラーを充填する際に、チタネ
ート系カップリング剤を用いて粘度を低下させることに
より優れた成形性を維持しながら、フィラーの高充填化
をはかることが行われている。しかしながら、この種の
カップリング剤は、高価であり、本来の目的である低コ
スト化にはつながらない。
酸カルシウムよりなるフィラーを充填する際に、チタネ
ート系カップリング剤を用いて粘度を低下させることに
より優れた成形性を維持しながら、フィラーの高充填化
をはかることが行われている。しかしながら、この種の
カップリング剤は、高価であり、本来の目的である低コ
スト化にはつながらない。
本発明は、フィラーが高充填化された状態においても成
形性に優れ、かつ安価な複合プラスチックを提供するこ
とを目的とするものである。
形性に優れ、かつ安価な複合プラスチックを提供するこ
とを目的とするものである。
３．４
本発明は、従来のように高価なカノグリング材を用いず
に、安価である脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン
エステル型非イオン界面活性剤を用いて表面処理した炭
酸カルシウムを、フィラー材として不飽和ポリエステル
樹脂中に充填することを特徴とするものである。
に、安価である脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン
エステル型非イオン界面活性剤を用いて表面処理した炭
酸カルシウムを、フィラー材として不飽和ポリエステル
樹脂中に充填することを特徴とするものである。
以下に、実施例にもとづいて本発明について詳細に説明
する。
する。
実施例１
炭酸カルシウム粉末に、それぞれＯ，１％ １ 、ｑ
２．０重量係の脂肪酸グリセリンエステルを添加し、１
００℃の温度雰囲気中で１０分間混練することによって
表面処理した炭酸カルシウムを３種類準備した。その後
、マトリックスとして不飽和ポリエステル樹脂を室温で
５分間攪拌した後、脂肪酸グリセリンエステルで表面処
理をした上記３種類の炭酸カルシウムをそれぞれフィラ
ーとして添加し、室温で１０分間混練した。さらに、強
化フィラーとしてガラス繊維を添加し、室温で６分間混
練することにより複合グラスチック試料を得た。なお、
フィラーと７トリツクスの配合量は以下のとおりである
。
２．０重量係の脂肪酸グリセリンエステルを添加し、１
００℃の温度雰囲気中で１０分間混練することによって
表面処理した炭酸カルシウムを３種類準備した。その後
、マトリックスとして不飽和ポリエステル樹脂を室温で
５分間攪拌した後、脂肪酸グリセリンエステルで表面処
理をした上記３種類の炭酸カルシウムをそれぞれフィラ
ーとして添加し、室温で１０分間混練した。さらに、強
化フィラーとしてガラス繊維を添加し、室温で６分間混
練することにより複合グラスチック試料を得た。なお、
フィラーと７トリツクスの配合量は以下のとおりである
。
マトリックス 不飽和ポリエステル３ｏ重量％フィラ
ー 炭酸カルシウム ７０重量％ガラス繊維
１ｏ重量％ 一方、比較のために、表理処理を施していない炭酸カル
シウムを不飽和ポリエステル樹脂中に添加し、上記の場
合と１つたく同一の条件で製造された複合プラスチック
試料を得た。
ー 炭酸カルシウム ７０重量％ガラス繊維
１ｏ重量％ 一方、比較のために、表理処理を施していない炭酸カル
シウムを不飽和ポリエステル樹脂中に添加し、上記の場
合と１つたく同一の条件で製造された複合プラスチック
試料を得た。
これらの試料についてスパイラルフロル試験を行った結
果を後記の表に示す。表において、スパイラルフロー比
は、表理処理をしていない炭酸カルシウムを含んだ試料
を基準として示している。
果を後記の表に示す。表において、スパイラルフロー比
は、表理処理をしていない炭酸カルシウムを含んだ試料
を基準として示している。
表から、脂肪酸グリセリンエステルにより表面処理の施
された炭酸カルシウムをフィラーとして含む試料のスパ
イラルフロー比は大きくなっており。
された炭酸カルシウムをフィラーとして含む試料のスパ
イラルフロー比は大きくなっており。
成形流動性が向上し、かつスパイラルフロー長のバラツ
キ（ＣＶ）も著しく低減していることが分かる。
キ（ＣＶ）も著しく低減していることが分かる。
実施例２
５ ′ ゛
℃の温度雰囲気中で１０分間混練することによって表面
処理した炭酸カルシウムを準備した。この炭酸カルシウ
ムを、室温で５分間攪拌された不飽和ポリエステル樹脂
中に添加した後、実施例１とまったく同一のプロセスを
経て複合プラスチック試料を作成した。
処理した炭酸カルシウムを準備した。この炭酸カルシウ
ムを、室温で５分間攪拌された不飽和ポリエステル樹脂
中に添加した後、実施例１とまったく同一のプロセスを
経て複合プラスチック試料を作成した。
この試料についてスパイラルフロー試験を行った結果を
表に示す。表から、ソルビタンエステル型非イオン界面
活性剤により表面処理された炭酸カルシウムを含む試料
は、表面処理されて−ない炭酸カルシウムを含む試料に
比してスパイラルフ炉。
表に示す。表から、ソルビタンエステル型非イオン界面
活性剤により表面処理された炭酸カルシウムを含む試料
は、表面処理されて−ない炭酸カルシウムを含む試料に
比してスパイラルフ炉。
ロー比が大きくなっており、成形流動性向上し、ハ
かつスパイラルフロー長のバラツキも著しく低減□して
いることが分かる。
いることが分かる。
罫ヒ季曳例
炭酸カルシウム粉末に、チタネートカップリング剤であ
るプレンアク）ＴＴＳ（商標味の素社）と、プレンアク
ト４１Ｂ（商標味の素社）をそれ６ 酊 ぞれ０゜５重量％添加し、室温で１０分間混練した後、
１００℃の温度雰囲気中で６０分間乾燥させることによ
って表面処理した炭酸カルシウムを２種類準備した。こ
の炭酸カルシウムを、室温で５分間攪拌された不飽和ポ
リエステル中に添加した後、実施例１とまったく同一の
プロセスを経て複合プラスチック試料を作成した。
るプレンアク）ＴＴＳ（商標味の素社）と、プレンアク
ト４１Ｂ（商標味の素社）をそれ６ 酊 ぞれ０゜５重量％添加し、室温で１０分間混練した後、
１００℃の温度雰囲気中で６０分間乾燥させることによ
って表面処理した炭酸カルシウムを２種類準備した。こ
の炭酸カルシウムを、室温で５分間攪拌された不飽和ポ
リエステル中に添加した後、実施例１とまったく同一の
プロセスを経て複合プラスチック試料を作成した。
この試料についてスパイラルフロー試験を行った結果を
表に示す。表から、プレンアク）４１ Ｂによって表面
処理された炭酸カルシウムを含む試料の場合は、スパイ
ラルフロー比の増加量が少なく成形流動性という観点か
らはあまり効果が少ないことが分かる。一方、プレンア
ク）ＴＴＳによって表面処理された炭酸カルシウムを含
む試料の場合は、スパイラルフロー比が増加しており、
成形流動性の向上およびスパイラルフロー長のバラツキ
が少ないことが分かる。しかし、プレンアクト４１Ｂ、
プレンアク）ＴＴＳともに既述の様な、高価である
チタネート系カップリング材料であり、安価な複合プラ
スチックを提供するという本発明の目的には適さない。
表に示す。表から、プレンアク）４１ Ｂによって表面
処理された炭酸カルシウムを含む試料の場合は、スパイ
ラルフロー比の増加量が少なく成形流動性という観点か
らはあまり効果が少ないことが分かる。一方、プレンア
ク）ＴＴＳによって表面処理された炭酸カルシウムを含
む試料の場合は、スパイラルフロー比が増加しており、
成形流動性の向上およびスパイラルフロー長のバラツキ
が少ないことが分かる。しかし、プレンアクト４１Ｂ、
プレンアク）ＴＴＳともに既述の様な、高価である
チタネート系カップリング材料であり、安価な複合プラ
スチックを提供するという本発明の目的には適さない。
実施例１および実施例２でダラムあたりのコストは、チ
タネート系カップリング利に比して、８０％はど安価で
ある。
タネート系カップリング利に比して、８０％はど安価で
ある。
実施例１、実施例２で示したように、不飽和ポリエステ
ル樹脂中に脂肪酸グリセリンエステル。
ル樹脂中に脂肪酸グリセリンエステル。
非
ソルビタンエステル型イオン界面活性剤によって△
表面処理された炭綾カルシウムを含む複合プラスチック
が、優れた成形流動性を示す理由としては、これらの表
面処理剤により処理されることにより、不飽和ポリエス
テル樹脂に対する炭ｍｌカルシウムのぬれ性２分散性が
向上することにあると思われる。
が、優れた成形流動性を示す理由としては、これらの表
面処理剤により処理されることにより、不飽和ポリエス
テル樹脂に対する炭ｍｌカルシウムのぬれ性２分散性が
向上することにあると思われる。
以上に説明したように、本発明は成形性に優れ、かつ安
価な複合プラスチックを提供できたもので、その価値は
犬なるものがある。
価な複合プラスチックを提供できたもので、その価値は
犬なるものがある。
Claims (1)
- 不飽和ポリエステル樹脂中に、増量材として炭炭酸カル
シウムを含み、前記増量材が、少なくとも脂肪酸グリセ
リンエステル又はソルビタンエステル型非イオン界面活
性剤により表面処理された炭酸カルシウムであることを
特徴とする複合プラスチック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4429682A JPS58160345A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 複合プラスチツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4429682A JPS58160345A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 複合プラスチツク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160345A true JPS58160345A (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=12687542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4429682A Pending JPS58160345A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 複合プラスチツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160345A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256106A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Maruo Calcium Co Ltd | 炭酸カルシウム填料及び該填料を含有してなる樹脂組成物 |
| JP2014508840A (ja) * | 2011-03-18 | 2014-04-10 | シェーファー カルク ゲーエムベーハー ウント コー． カーゲー | 微細構造複合粒子 |
| ES2942461A1 (es) * | 2021-12-01 | 2023-06-01 | Clades Composites S L | Material compuesto de construccion que comprende una resina termoestable y unas cargas tratadas superficialmente |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54156037A (en) * | 1978-05-31 | 1979-12-08 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Dispersing agent of dye and pigment for synthetic resin |
| JPS5531898A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-06 | Nl Industries Inc | Coupling agent for thermosetting combined matter |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP4429682A patent/JPS58160345A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54156037A (en) * | 1978-05-31 | 1979-12-08 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Dispersing agent of dye and pigment for synthetic resin |
| JPS5531898A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-06 | Nl Industries Inc | Coupling agent for thermosetting combined matter |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256106A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Maruo Calcium Co Ltd | 炭酸カルシウム填料及び該填料を含有してなる樹脂組成物 |
| JP2014508840A (ja) * | 2011-03-18 | 2014-04-10 | シェーファー カルク ゲーエムベーハー ウント コー． カーゲー | 微細構造複合粒子 |
| ES2942461A1 (es) * | 2021-12-01 | 2023-06-01 | Clades Composites S L | Material compuesto de construccion que comprende una resina termoestable y unas cargas tratadas superficialmente |
| WO2023099800A1 (es) * | 2021-12-01 | 2023-06-08 | Clades Composites, S.L. | Material compuesto de construcción que comprende una resina termoestable y unas cargas tratadas superficialmente |
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