JP2002251084A - 定着装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

定着装置およびこれを用いた画像形成装置

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JP2002251084A JP2001364106A JP2001364106A JP2002251084A JP 2002251084 A JP2002251084 A JP 2002251084A JP 2001364106 A JP2001364106 A JP 2001364106A JP 2001364106 A JP2001364106 A JP 2001364106A JP 2002251084 A JP2002251084 A JP 2002251084A
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belt
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子部と抵抗発熱体との摩耗粉の発生や火花
放電によるノイズの発生を構造的になくすことにより、
機械の動作安定性の高め長寿命化を図れる定着装置や画
像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 回転可能な定着ローラ21と、電気絶縁
層26を介して抵抗発熱体27が設けられた固定状態の
加熱体22とに張架された定着ベルト23と、定着ベル
ト23に接触する加圧部材24とによって、記録材Pに
形成された未定着画像33を加熱溶融する定着ニップ部
28を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、未定着画像が形成され
た記録材を定着ニップ部に挿通させることで画像定着を
行う定着装置,およびこれを用いた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の複写機、プリン
タ、ファクシミリ、あるいはこれらの機能を複数有する
複合機等の画像形成装置では、回転体の一例である定着
ローラに加圧部材の一例である加圧ローラを圧接した定
着装置が用いられている。この定着装置は、加熱した定
着ローラを回転させながら、この回転する定着ローラと
加圧ローラとの間に形成された定着ニップ部に現像剤と
してのトナーが転写された記録材を挿通させることで、
トナーを加熱溶融して記録材上に融着(定着)してい
る。
【0003】定着装置には、加圧加熱のために定着ベル
トを加熱ローラと従動ローラとの間に張架し、従動ロー
ラに対向して設けた加圧ローラと定着ベルトとの間に定
着ニップ部を形成するベルト定着方式のものも知られて
いる。この方式では十分な定着圧や安定した定着ニップ
部が得られる。
【0004】近年の環境規制、環境保護意識の高まりか
ら、各種画像形成装置は不使用時には定着ヒータ等の発
熱体への通電を遮断し、必要な時のみ通電して消費電力
を低減することが行われている。定着ローラを用いた省
エネ型の定着装置においては、印刷時に定着ローラの表
面温度が即座にトナーを溶融可能な設定温度まで達する
必要がある。この要求を満たすため、定着ローラ内部か
らハロゲンランプで加熱する方式の定着装置では、肉厚
を1mm以下にする基体の薄肉化や配熱特性を考慮して
ランプの複数化が行われている。
【0005】定着装置の別な方式として、定着ローラの
加熱体に電気絶縁層を介して抵抗発熱体を設ける直接加
熱方式が提案されている。このような面状発熱型の定着
装置では、ハロゲンランプに比べて熱変換効率が高いこ
とや、立ち上がり時間が早いことがメリットとして挙げ
られる。このように迅速に昇温する加熱方式において
は、端部温度上昇という配熱特性の点で技術課題を抱え
ているが、抵抗発熱体を分割して配置し、独立に通電を
制御することによって、容易にかつコストアップを低く
抑える方法でこの問題を解決することができる。面状発
熱型の定着ローラでは、一般的に定着ローラの外側また
は内側に抵抗発熱体が軸方向に沿って形成され、抵抗発
熱体への給電は、ローラ端部付近まで延びた発熱体に給
電部材を固定して端子部とし、この端子部を金属ブラシ
に接触させ、円周方向に摺動させる方式が採用されてい
る。例えば、特開昭62−200380号公報、特開昭
62−24288号公報がある。ベルト定着方式の加熱
ローラの熱源として面状発熱型した発明も提案されてい
るが、同じく抵抗発熱体への給電は接触摺動によって行
われる方式である。例えば特開平09−197853号
公報が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】金属ブラシに端子部を
接触させる構成では、抵抗発熱体(端子部)側が回転す
るので、金属ブラシおよび端子部の双方が摩耗してしま
い、摩耗粉の発生や摺動面の荒れが発生し、ブラシ部の
早期寿命や火花放電によるノイズの発生等を招いて機械
の信頼性を低減される要因となっている。抵抗発熱体を
分割制御する場合には、抵抗発熱体が回転するので端子
部の構成が複雑になることが避けられないという課題も
ある。定着用の熱源としてハロゲンランプを使用する場
合、配熱特性を考慮すると複数本使用しなければなら
ず、コスト高となってしまう。
【0007】本発明は、端子部と抵抗発熱体との摩耗粉
の発生や火花放電によるノイズの発生を構造的になくす
ことにより、機械の動作安定性の高め長寿命化を図れる
定着装置や画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明は、面状の発熱体をベルト定着方式
の熱源に応用し、面状の発熱方式の熱源としてのメリッ
トを生かした上で、端子部を固定し単純化して端子部と
抵抗発熱体との摩耗粉の発生や火花放電によるノイズの
発生を構造的になくすことにより、機械の動作安定性の
高め長寿命化を図れる定着装置や画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる定着装置
は、未定着画像が形成された記録材を定着ニップ部に挿
通させることで画像定着を行うものであり、定着ニップ
部が、回転可能な回転体と固定状態の加熱体とに張架さ
れた定着ベルトと、この定着ベルトに接触する加圧部材
によって形成され、加熱体に電気絶縁層を介して抵抗発
熱体を設けたことを特徴としている。
【0010】定着ローラが回転すると、定着ベルトが回
転されつつ加熱体によって加熱される。加熱体が固定状
態であると、これに設けた抵抗発熱体と、抵抗発熱体へ
の端子部とが摩擦することがなく、両者の接触状態も安
定する。加熱体が回転しないので、抵抗発熱体を個別制
御する際にも、端子部との摩擦を考慮しなくてよくな
る。
【0011】本発明にかかる定着装置は、加熱体の外形
が略半円弧形状であり、定着ニップ部よりも記録材搬送
方向の上流側に配設されたことを特徴している。定着ベ
ルトは、定着ニップ部に到達する前に半円弧形状の加熱
体によって面状加熱される。
【0012】本発明にかかる定着装置は、抵抗発熱体
が、加熱体における定着ベルトとの接触面と反対側の面
に複数形成され、それぞれが独立に給電可能に設けられ
ていることを特徴としている。独立に給電可能な抵抗発
熱体が定着ベルトとの接触面と反対側の面に設けられて
いるので、定着ベルトとの接触による磨耗が抑えられる
とともに、各発熱抵抗体を制御することで加熱体の配熱
特性を容易に設定変更することができる。
【0013】本発明にかかる定着装置は、抵抗発熱体
が、加熱体における定着ベルトとの接触面、及び接触面
との反対側の面にそれぞれ形成され、各々が独立に給電
可能に設けられていることを特徴としている。抵抗発熱
体が、固定状態の加熱体の両面に独立に給電可能に設け
られるので、発熱体の発熱制御幅が大きくなるととも
に、各発熱抵抗体を制御することで加熱体の配熱特性を
容易に設定変更することができる。
【0014】本発明にかかる定着装置は、未定着画像が
形成された記録材を定着ニップ部に挿通させることで画
像定着を行うものであり、定着ニップ部が、回転可能な
回転体と補助回転体とに巻きかけられた定着ベルトと、
定着ベルトに接触する加圧部材によって形成され、定着
ベルトの外側に、定着ベルトとの接触面と反対側の面に
電気絶縁層を介して抵抗発熱体が設けられ、定着ベルト
に平面的に接触する加熱体を配置したことを特徴として
いる。
【0015】定着ローラが回転すると定着ベルトが回転
されつつ加熱体によって加熱される。転写ベルトの接触
しない面に抵抗発熱体を設けられた加熱体が定着ベルト
の外側に配置されて定着ベルトに平面的に接触するの
で、定着ベルトが面状加熱されるとともに、加熱体の設
置スペースが少なくなる。
【0016】本発明にかかる定着装置は、定着ベルトが
磁性体からなり、加熱体の定着ベルトと接触する面に磁
力発生部材を設けたことを特徴としている。回転する磁
性体の定着ベルトは、加熱体の近傍で磁力発生部材に引
き付けられるので加熱体との接触状態が安定する。
【0017】本発明にかかる定着装置は、加熱体におけ
る定着ベルトとの接触面と定着ベルトとの間に低摩擦層
を設けている。これにより、加熱体と定着ベルトの磨耗
が抑えられる。
【0018】本発明にかかる画像形成装置は、上記何れ
か1つに記載の定着装置を有する個とを特徴としてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。図5は、本発明にかかる画像形成装置としての電
子写真方式のフルカラープリンタを示す。図5におい
て、箱状の装置本体1内には複数個の像担持体ユニット
としての感光体ユニット2Y,2M,2C,2Kがそれ
ぞれ装置本体1に着脱可能に装着されている。装置本体
1内の略中央部には、転写部材であり記録材担持体とな
る転写ベルト3を有する転写手段60が配置されてい
る。転写ベルト3は、その1つに回転駆動力が伝達され
る複数のローラに架け渡されて矢印Aで示す方向に回転
駆動可能に設けられている。転写ベルト3は、像担持体
としてのドラム状の感光体4Y,4M,4C,4Kの表
面に圧接可能に設けられている。本形態にかかる転写手
段60には、接触転写方式が採用されている。
【0020】感光体ユニット2Y,2M,2C,2K
は、感光体4Y,4M,4C,4Kを有し、各感光体の
表面が転写ベルト3と接触するように、同ベルトの上方
に配設されている。感光体ユニット2Y,2M,2C,
2Kの配列は、感光体ユニット2Yを記録材給送側と
し、感光体ユニット2Kが定着装置9側に位置するよう
に4Y,4M,4C,4Kの順となっている。感光体と
しては、ベルト状の感光体を用いてもよい。
【0021】感光体4Y,4M,4C,4Kとの対向側
には、現像手段となる現像装置5Y,5M,5C,5K
がそれぞれ配置されている。現像装置5Y,5M,5
C,5Kは、複数色、例えばイエロー(以下Yとい
う)、マゼンタ(以下Mという)、シアン(以下Cとい
う)、ブラック(以下Kという)の各トナーとキャリア
を有する2成分現像剤を、それぞれ感光体4Y,4M,
4C,4K上に形成される静電潜像に供給して各静電潜
像を現像するものである。
【0022】感光体ユニット2Y,2M,2C,2Kの
上方には、露光手段としての書き込み装置6が配置され
ている。感光体ユニット2Y,2M,2C,2Kの下方
には、両面ユニット7が配置されている。両面ユニット
7の下方には、サイズの異なる記録材としての転写紙P
が収納可能なカセット13,14が配設されている。装
置本体1の左側には反転ユニット8が配置され、装置本
体1の右側には手差しトレイ15が矢印B方向に開閉可
能に設けられている。定着装置9の記録材搬送方向下流
側には反転搬送路10が分岐して形成され、転写紙Pを
反転搬送路10に配置された排出ローラ11によって装
置上部に設けられた外部トレイ12に案内している。
【0023】感光体ユニット2Y,2M,2C,2K
は、感光体4Y,4M,4C,4K上にY,M,C,K
各色に対応するのトナー像を形成するためのユニットで
あり、各感光体を帯電する帯電手段としての帯電装置8
0Y,80M,80C,80Kを付設されている。感光
体ユニット2Y,2M,2C,2Kおよび帯電装置80
Y,80M,80C,80は、装置本体1に配置される
場所を除いては同一構成となっている。帯電装置80
Y,80M,80C,80Kは、対応関係の感光体の表
面を均一に帯電するもので、感光体の表面に接触する帯
電部材としての周知の帯電ローラを備えている。
【0024】両面ユニット7は、対をなす搬送ガイド4
1,42と、複数の搬送ローラ対43を備えている。両
面ユニット7は、転写紙Pの両面に画像を形成する両面
画像形成モード時に、片面に画像が形成されてから反転
ユニット8の反転搬送路44に搬送されてスイッチバッ
ク搬送されることで表裏が反転される転写紙Pを受け入
れ、これを感光体4Y,4M,4C,4Kと転写ベルト
3との間に形成される転写部へと再搬送する。
【0025】反転ユニット8は、複数の搬送ローラと、
複数の搬送ガイド板とからなり、両面画像形成モード時
に片面画像形成後の転写紙Pを、その表裏を反転させて
両面ユニット7へ送り出す機能や、画像形成後の転写紙
Pをそのままの向きで機外へ排出する機能、画像形成後
の転写紙Pを、その表裏を反転させて機外へ排出する機
能を備えている。カセット13,14が配置されている
記録材給送部には、カセット13,14上の転写紙Pを
1枚ずつに分離して給送する記録材分離部45,46が
設けられている。転写ベルト3の内側には、転写手段と
しての転写ブラシ47,48,49,50が感光体4
Y,4M,4C,4Kに対向するように設けられてい
る。
【0026】本形態では、図示しない操作部により画像
形成が指示されると、感光体4Y,4M,4C,4Kが
図示しない駆動源により回転駆動されて時計回り方向に
回転する。感光体ユニット2Y,2M,2C,2Kの各
帯電ローラは、図示しない電源から帯電バイアスが印加
されて感光体4Y,4M,4C,4Kをそれぞれ一様に
帯電させる。感光体4Y,4M,4C,4Kは、それぞ
れ帯電ローラにより一様に帯電された後に書き込み装置
6にて、Y,M,C,K各色の画像データで変調された
レーザ光により露光されて、各表面に静電潜像が形成さ
れる。これら感光体4Y,4M,4C,4K上の静電潜
像は、感光体4Y,4M,4C,4Kの回転と、現像装
置5Y,5M,5C,5Kの現像剤担持体としての図示
しない現像スリーブが図示しない駆動源で回転駆動され
ることにより現像されてY,M,C,K各色のトナー像
となる。
【0027】カセット13,14のうち選択された方の
カセットからは、1枚の転写紙Pが分離されて、感光体
ユニット2Yよりも記録材給送部側に配設されたレジス
トローラ51へ給送される。本形態では、装置本体1の
右側に手差しトレイ15が配置され、この手差しトレイ
15からも転写紙Pがレジストローラ51へ給送可能と
されている。レジストローラ51は、これら転写紙Pを
感光体4Y,4M,4C,4K上のトナー像と先端が一
致するタイミングで転写ベルト3上へ送り出す。送り出
された転写紙Pは、吸着ローラ52によって帯電される
転写ベルト3に静電的に吸着されて各転写部へと搬送さ
れる。
【0028】搬送された転写紙Pには、各転写部を順に
通過する際に、転写ブラシ47〜50により感光体4
Y,4M,4C,4K上のY,M,C,K各色のトナー
像が順次に重ね合わせて転写されることで、4色重ね合
わせのフルカラートナー像が形成される。フルカラート
ナー像が形成された転写紙Pは、定着装置9によりフル
カラートナー像が溶融定着され、その後は指定されたモ
ードに応じた記録材排出路を通って外部トレイ12に反
転排出される場合や、定着装置9から直進して反転ユニ
ット8内を通ってストレートに排出される。
【0029】画像形成装置において、両面画像形成モー
ドが選択されているときには、転写紙Pは、片面にトナ
ー像が形成されて定着装置9でトナー像が定着された後
に、反転ユニット8内の反転搬送路44内に送り込ま
れ、ここでスイッチバックされてから両面ユニット7に
搬送され、そこから再給送されて表面画像形成時と同様
に裏面に画像が形成されて排出される。
【0030】以上の作像動作は、4色重ね合わせのフル
カラーモードが図示しない操作部で選択されたときの動
作であるが、3色重ね合わせのフルカラーモードが操作
部で選択されたときにはKトナー像の形成が省略されて
Y,M,C3色のトナー像の重ね合わせによるフルカラ
ー画像が転写紙P上に形成される。また、白黒画像形成
モードが操作部で選択されたときには、Kトナー像の形
成のみが行われて白黒画像が転写紙P上に形成される。
【0031】定着装置の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図5に示す定着装置9は、転写ベ
ルト3と反転ユニット8の間に配置されている。定着装
置9は、図1に示すように、未定着画像となる転写後の
トナー画像33が形成された転写紙Pを、定着ニップ部
28を挿通させることで定着を行うものである。定着装
置9は、駆動源となる駆動モータ29で回転駆動される
回転体としての定着ローラ21と、固定状態の加熱体2
2との間に張架された定着ベルト23と、定着ローラ2
1と加熱体22との間で定着ベルト23に下方から圧接
するように設けられた加圧部材としての加圧ローラ24
とを備え、定着ベルト23と加圧ローラ24とにより定
着ニップ部28を形成している。
【0032】定着ベルト23の基体には、耐熱性樹脂
や、金属から形成された無端状のベルト状基体が用いら
れている。耐熱性樹脂の材質としては、ポリイミド、ポ
リアミドイド、ポリエーテルケトン(PEEK)等を使
用する。金属ベルトの材質としては、ニッケル、アルミ
ニウム、鉄等を使用する。図2に示すように、定着ベル
ト23の厚さtは100μm以下の薄肉のものが望まし
い。定着ベルト23の表面23aは、転写紙Pおよびト
ナーと加圧接触するため離型性が必要であり、耐熱性、
耐久性に優れたものが好ましい。このため、表面23a
は、図示しないフッ素系樹脂、高離型シリコンゴム等の
耐熱離型層が被覆された構成になっている。例えば、フ
ッ素樹脂を用いる場合には、吹き付け等により表面23
aに塗装し、加熱融着させることにより定着ベルト23
の表面離型層として形成される。高離型シリコンゴムを
用いて表面離型層を形成する場合には、ゴム硬度25〜
65度(JIS A硬度計)、厚さが100〜300μ
mの範囲が良好な定着性及び熱応答性を得る条件として
望ましい。
【0033】定着ローラ21は駆動軸30と一体回転す
る芯金21Aを有し、その外周にニップ巾を十分な広さ
にするために柔らかい耐熱性の材料、例えば発泡シリコ
ンゴム等で構成された断熱性弾性部材22Bを備えてい
る。断熱性弾性部材22Bの厚さは十分な厚さで、本形
態では定着ローラ21の直径の15%〜20%ほどの厚
さを有している。
【0034】加圧ローラ24は、支軸31によって回転
自在に支持された芯金24Aの外周に、フッ素系樹脂、
高離型シリコンゴム等の耐熱性のある離型層24Bが形
成されたものである。芯金24Aの材質として、アル
ミ、ステンレス、もしくは炭素鋼等が挙げられる。本形
態では、転写紙Pの定着ベルト23からの剥離性を良く
するため、加圧ローラ24の硬度を定着ローラ21より
も硬くし、定着ベルト28と加圧ローラ24の間に下向
きの定着ニップ部28を形成している。本形態では、加
圧ローラ24の離型層24Bの厚さは、加圧ローラ24
の直径の7%未満とし、その硬度はJIS Aで40H
s以上としている。
【0035】加熱体22は、転写紙Pの幅よりもその長
さを有し、転写紙Pの幅方向に横たわるように配置され
ている。加熱体22は、軸方向から見てその外形が略半
円弧形状をなし、定着ニップ部28よりも矢印Dで示す
記録材搬送方向の上流側に配置したガイド板32の略上
方に、図示しない基部に固定されて配置されている。加
熱体22は電気絶縁層26を介して抵抗発熱体27を支
持している。抵抗発熱体27は、加熱体22における定
着ベルト24との接触面22bと反対側の面(以下「内
面22a」と記す)に形成されて給電部34と接続して
いる。抵抗発熱体27は、図4に示すように、電気絶縁
層26の内面26aに迷路状にパターン形成されて2つ
設けられている。各抵抗発熱体27は、それぞれの端部
に給電部34につながる端子部54,55が接続されて
いて、抵抗発熱体27毎に独立して給電制御可能となっ
ている。各抵抗発熱体27は、電気絶縁層26によって
加熱体22とは絶縁性が保たれており、給電部34より
給電されることで発熱して加熱体22を加熱する。加熱
体22の配温特性となる発熱分布は、抵抗発熱体27の
パターンによって所望のものにすることができる。理想
的には、発熱抵抗体27よりもさらに内側に電気絶縁層
26を設け、抵抗発熱体27を電気絶縁層26で挟むよ
うにして加熱体22に設けることが安全上より好まし
い。
【0036】加熱体22は、少なくとも接触面22bが
曲面状に形成されることで定着ベルト23との接触抵抗
を軽減することができる。抵抗発熱体27からの均一な
熱伝導を考慮すると、加熱体22の厚さは均等であるの
が好ましいため、接触面22bと内面22aの双方を曲
面状とし、層厚を均一に保つのがよい。なお、軸方向に
位置する加熱体22の端部温度が上昇する場合には、加
熱体22の端部厚を厚くしても対応することができる。
【0037】図2に示すように、加熱体22は、アル
ミ、炭素鋼、ステンレス鋼等の金属円筒を長手方向に割
った略円弧形状の薄肉基体である。図2における円弧の
長さ、すなわち、加熱体22の外周長は定着ベルト23
と接触する長さによって規定される。
【0038】加熱体22の接触面22bと定着ベルト2
3の内周面23bの間には、加熱体22及び定着ベルト
23の磨耗を抑える低摩擦層25が配設されている。低
摩擦層25は、接触面22bあるいは内周面23bの何
れかに配置すれば良いが、設置面積を少なくする点では
加熱体22に設けるのが好ましい。低摩擦層25は、テ
フロン(登録商標)等の耐熱性、耐久性に優れた材質も
のを使用するのが望ましい。
【0039】このような構成の定着装置9において、給
電部34より抵抗発熱体26に給電されるとともに、駆
動モータ29が駆動すると、加熱体22によって定着ベ
ルト23が定着ニップ部28よりも上流側で加熱されて
矢印C方向に回転し、転写紙P上のトナー画像33が加
熱溶融されて転写紙P上に定着される。
【0040】本形態では、抵抗発熱体27を設けた加熱
体22が固定状態にあるので、抵抗発熱体27と端子部
54,55とが摩擦することがなく、両者の接触状態も
安定する。加熱体22が回転しないので、抵抗発熱体2
7を個別に制御する場合でも、端子部54,55との摩
擦を考慮しなくてよい。このように、面状発熱方式をベ
ルト定着の熱源として利用することで、従来のローラ定
着では構造的に生じてしまう端子部での摺動による摩耗
等の問題を回避できる。加熱体22が固定となること
で、抵抗発熱体27へ十分な電力を安定供給できるの
で、定着ニップ部28でのトナー33への熱供給が安定
し、信頼性の高い定着機能を得ることができる。各抵抗
発熱体27をプリント技法によって電気絶縁層26に形
成して加熱体22で支持するので、ハロゲンランプを複
数設けて熱源とする場合よりも安価に構成することがで
き、普及し易くなる。 (第2の実施の形態)図3は、加熱体22における定着
ベルト23との接触面22b、及びこの接触面22Bと
反対側の内面22aの両面に抵抗発熱体27,270を
それぞれ形成し、抵抗発熱体27,270をそれぞれ独
立に給電可能に設けたものを示している。
【0041】抵抗発熱体270は、加熱体22の接触面
22bに電気絶縁層260を介して設けられている。抵
抗発熱体270は、電気絶縁層260の外面260aに
抵抗発熱体27同様、迷路状にパターン形成されてい
る。本形態の場合、加熱体22の内外両側に独立して抵
抗発熱体27,270をそれぞれ配設するので、迷路状
にパターン形成しなくても、抵抗発熱体26の内面26
a及び抵抗発熱体260の外面260aの全面にベタ塗
りして形成してもよい。但し、加熱体22の軸方向にお
ける配熱特性を細かく調整する場合には、迷路状にパタ
ーン形成したほうが温度分布を容易に変更できるので好
ましい。
【0042】本形態の場合、抵抗発熱体270の外面2
70aに定着ベルト23が巻きかけられるので、電気絶
縁層270の外面270aと定着ベルト23の内周面2
3bの間に低摩擦層25を設ける。低摩擦層25は、外
面270aあるいは内周面23bの何れかに配置すれば
良いが、設置面積を少なくする点では電気絶縁層270
に設けるのが好ましい。安全性をより高めるためには、
電気絶縁層270で抵抗発熱体260を挟み込むのが好
ましい。
【0043】このような構成によると、抵抗発熱体2
7,270が、固定状態の加熱体22の両面に独立して
給電可能に設けられるので、加熱体22の発熱制御幅が
大きくなるとともに、発熱抵抗体27,270を制御す
ることで加熱体22の配熱特性を容易に設定変更するこ
とができる。抵抗発熱体27,270を、プリント技法
によって電気絶縁層26,260に形成し、加熱体22
で支持するので、ハロゲンランプを複数設けて熱源とす
る場合よりも安価に構成することができ、普及し易くな
る。
【0044】加熱体22の形状決定に際しては、円弧の
長さ、半径の設計が必要となる。これらを決めるための
要素としては、(1)加熱体22の剛性、(2)定着ベ
ルト23への必要な熱量の供給能力、(3)定着ベルト
23と加熱体22の摺動部に発生する摩擦、が挙げられ
る。(1)に焦点をあてると、円弧長さは長くて小径の
方が、撓みに対する剛性が上がるので好ましい、(2)
に焦点をあてると、円弧長が長い方が定着ベルト23と
加熱体22との接触時間を増やすことができるので、熱
的な設計上は有利になる。逆に(3)に関しては、円弧
長が長いと摩擦による抵抗が大きくなるので、ベルト搬
送に対する負荷の増大や、耐久劣化といった問題が大き
くなり、機械設計上は不利となる。このように加熱体2
2の長さや半径が及ぼす要因にはお互いトレードオフの
関係があるため、形状決定の際にはこれらを充分に考慮
し、最適化するのが望ましい。
【0045】図8は、加熱体22に補強部材73を設け
て内側方向への撓みを防止するようにしたものである。
補強部材73としては絶縁性部材の丸棒や角材を用い、
抵抗発熱体27と接触しないように電気絶縁層26内に
突っ張るように軸線方向に複数配置する。このように補
強部材73を配置すると、加熱体22の剛性が増して内
側方向への撓みを防止でき、加熱体22の撓みに起因す
る定着ベルト23のぶれや速度変動等を効果的に抑制す
ることができ、信頼性の高い定着機能を得ることができ
る。
【0046】図9は、板状の補強部材74を設けて、加
熱体22を剛性アップと熱の拡散箇所を低減したもので
ある。本形態では、加熱体22の上端面75と下端面7
6とに金属製の補強部材74を取り付けている。加熱体
22及び補強部材74は金属製であるので、本形態では
スポット溶接で補強部材74を加熱体22に固定してい
る。両者の取り付けは、ネジ止め式であっても良いし、
上端面75及び下端面76に凹部あるいは凸部を設け、
補強部材には凸部あるいは凹部を設け、両者を嵌合して
係止することで取り付けてもよい。図9において符号7
4aは、端子部54,55を通すための孔である。
【0047】このような板状の補強部材74を加熱体2
2に取り付けると、加熱体22の剛性が増して内側方向
への撓みを防止でき、加熱体22の撓みに起因する定着
ベルト23のぶれや速度変動等を効果的に抑制すること
ができる。また加熱体22の円弧部の開口側が塞がれる
ので、円弧内の放熱が抑えられて冷えにくくなり、給電
量を抑えられて省エネルギー化を図れる。 (第3の実施の形態)図5に示す画像形成装置としての
電子写真方式のフルカラープリンタには、定着装置9に
換えて、図6に示す定着装置90を適用しても良い。定
着装置90は、トナー画像33が形成された転写紙Pを
定着ニップ部280に挿通させることで画像定着を行う
ものである。定着装置90は、駆動モータ290で回転
駆動される回転体としての定着ローラ210と、回転自
在な補助回転体としての補助ローラ211,212とに
やるやかに巻きかけられた定着ベルト230と、定着ベ
ルト230に接触する加圧部材としての加圧ローラ24
とを備え、定着ベルト230と加圧ロー24とにより定
着ニップ部280を形成している。補助ローラ211,
212は、定着ローラ210の上方で、定着ローラ21
0の径方向に並列配置されている。
【0048】定着ローラ210は、定着ベルト230の
内側に張力がかからないように設置されている。定着ロ
ーラ210は駆動モータ290で回転される駆動軸30
0と一体回転する芯金210Aを有し、その外周に表面
層210Bを備えている。トナー像33を担持した転写
紙Pは、定着ニップ部280で加熱・加圧され、トナー
像33が熱溶融されて定着される。なお、定着ベルト2
30の基体構成は定着ベルト23、加圧ローラ24の構
成は上記形態のものとそれぞれ同一構成であるので、詳
細な説明は省略する。
【0049】無端状の定着ベルト230の外側には、定
着ベルト230に平面状に接触する加熱体220が図示
しないフレームなどに固定されて配置されている。この
加熱体220には、定着ベルト230との接触画側とな
る面(以下、「下面」と記す)220bと反対側の面
(以下、「上面」と記す)220aに電気絶縁層270を
介して抵抗発熱体260が設けられている。抵抗発熱体
260は、給電部340と接続していて、給電部340
より給電されることで発熱し、加熱体220を加熱す
る。
【0050】加熱体220は、定着ベルト230の表面
230aに接触して加熱するものである。加熱体220
は、アルミ、炭素鋼、ステンレス鋼等の金属製で薄肉平
面状の基体を有する。加熱体220は、定着ベルト23
0が激しく摩耗しない程度に接触して摺動する位置に配
設されている。本形態では、補助ローラ211,212
間に掛け渡されている定着ベルト230の上方に配置さ
れ、補助ローラ212,212間にまたがるように定着
ベルト230の表面230aに接触している。加熱体2
20の下面220bと定着ベルト230の表面230a
の間には、加熱体220及び定着ベルト230の磨耗を
抑える低摩擦層250が設けられている。低摩擦層25
0は、下面220bあるいは定着ベルト230の表面2
30aの何れかに配置すれば良いが、設置面積を少なく
する点では加熱体220に設けるのが好ましい。
【0051】本形態にかかる抵抗発熱体270は、電気
絶縁層260を上方から見たときに、図4に示すよう
に、迷路状に複数個パターン形成されていて、それぞれ
独立して給電可能とされている。
【0052】このような構成の定着装置90において、
給電部340より抵抗発熱体260に給電され、駆動モ
ータ290が駆動すると、加熱体220によって定着ベ
ルト230が定着ニップ部280よりも上流側で加熱さ
れて矢印C方向に回転し、転写紙P上のトナー画像33
が熱溶融されて転写紙P上に定着される。
【0053】本形態では、抵抗発熱体270を設けた加
熱体220が平面状であり、定着ベルト230に対して
平面的に接触するので、ローラ状や円弧状の加熱体に比
べて設置スペースを小さくしながら、定着ベルト230
に対する接触面積を大きくでき、定着ベルト230に対
する加熱効率が良くなる。定着ベルト230が、定着ロ
ーラ210と、その上方に配置された補助ローラ21
1,212に巻きかけられるので、定着ベルト230が
上下方向に配設されることになり、記録材搬送方向Dに
おける装置の小型化を図れる。定着ベルト230は、定
着ローラ210と補助ローラ211,212とに緩やか
に巻きかけられるので、定着ベルト230と加熱体22
0との磨耗が少なくなる。
【0054】加熱体220は、従来のように回転しない
ので、抵抗発熱体270と端子部54,55(図4参
照)とが摩擦することがなく、両者の接触状態も安定す
る。加熱体220が回転しないので、抵抗発熱体270
を個別に制御する場合でも、端子部54,55との摩擦
を考慮しなくてよい。このように、面状発熱方式をベル
ト定着の熱源として利用することで、従来のローラ定着
では構造的に生じてしまう給電部での摺動による摩耗等
の問題を回避できる。加熱体220が固定となること
で、抵抗発熱体270へ十分な電力を安定供給でき、定
着ニップ部280でのトナー33への熱供給が安定し、
信頼性の高い定着機能を得ることができる。
【0055】各抵抗発熱体270をプリント技法によっ
て電気絶縁層260に形成して加熱体220で支持する
ので、ハロゲンランプを複数設けて熱源とする場合より
も安価に構成することができ、普及し易くなる。 (第4の実施の形態)図7に示す定着装置190は、定
着装置90の加熱体220の下面220bに磁力発生部
材であり、ベルト密着手段として機能する磁石400を
配設して、磁石400の、定着ベルト230との摺接面
となる下面400aと定着ベルト230の表面230a
との間に低摩擦層250を設けたものである。低摩擦層
250は、磁石400の下面400aあるいは定着ベル
ト230の表面230aの何れかに配置すれば良いが、
設置面積を少なくする点では磁石400側に配置するの
が好ましい。本形態における定着ベルト230の基体に
は、磁性体、好ましくはニッケル等の強磁性体の金属か
ら形成された無端状のベルト状基体が用いられている。
【0056】このように加熱体220に磁石400を設
け、定着ベルト230を強磁性体で構成することで、定
着ローラ210によって定着ベルト230が回転される
と、定着ベルト230が磁力で加熱体220側に引きつ
けられながら摺動し、搬送状態とともに定着ベルト23
0と加熱体220の接触状態が安定し、加熱体220か
ら定着ベルト230に対する熱伝導が安定して行える。
【0057】図10に示す定着装置390は、ベルト密
着手段を別な形態としたものである。図13に示す定着
装置390の構成は、加熱体420の構成を除いて、図
6に示す定着装置90と同一構成であるので、加熱体4
20の構成を中心に説明する。加熱体420は、無端状
の定着ベルト230の外側に、図示しないフレームに固
定されて配置され、定着ベルト230を内側に押す円弧
状突部420cが定着ベルト230との接触画側となる
面(以下、「下面」と記す)420bに形成されてい
る。加熱体420は、補助ローラ211,212の間に
位置する定着ベルト230に円弧状突部420cが押圧
するように配置されている。下面420bと反対側の加
熱体420の面(以下、「上面」と記す)420aには、
電気絶縁層270を介して抵抗発熱体260が設けられ
ている。抵抗発熱体260は、給電部340と接続して
いて、給電部340より給電されることで発熱し、加熱
体420を加熱する。加熱体420は、定着ベルト23
0の表面230aに接触して加熱するものである。下面
420b全体には、底摩擦層250が形成されている。
【0058】このように定着ベルト230と対向する加
熱体420の下面420bに円弧状突部420cを形成
することで、下面420bとベルト表面230aとの接
触状態が安定し、加熱体420から定着ベルト230に
対する熱伝導を安定して行え、頼性の高い定着機能を得
ることができる。
【0059】図11に示す定着装置490は、加熱体3
20を定着ベルト23の外側に配置したものである。定
着装置490は図5に示す定着装置9と類似の構成を備
えている。すなわち、定着装置490は、駆動源となる
駆動モータ29で回転駆動される定着ローラ21と、軸
300で回転自在に支持された金属性の従動ローラ21
0との間に張架された定着ベルト23と、定着ローラ2
1と従動ローラ210との間で定着ベルト23に下方か
ら圧接するように設けられた加圧ローラ24とを備え、
定着ベルト23と加圧ローラ24とにより定着ニップ部
28を形成している。加熱体320は、従動ローラ21
0に巻き掛けられた定着ベルト23に沿うように半円弧
状の略円弧形状の薄肉基体であり、ベルト表面23aに
曲面接触するように形成されている。加熱体320は、
定着ベルト23との接触面となる内面320bに電気絶
縁層360を介して抵抗発熱体370が設けられてい
る。抵抗発熱体370は、給電部34と接続していて、
給電部34より給電されることで発熱し、加熱体320
を加熱する。電気絶縁層360は、低摩擦層としても機
能する材質で構成されている。この内面320bと反対
側の外周面320aは、特に何も覆っていなくても良い
が、断熱層350を形成することが好ましい。この断熱
層350には、万一ユーザが触れたときのやけど防止、
加熱体320の無駄な放熱の抑制、という効果がある。
【0060】このような構成の定着装置490におい
て、給電部34より抵抗発熱体320に給電され、駆動
モータ29が駆動すると、加熱体320によって定着ベ
ルト230が定着ニップ部28よりも上流側で加熱され
て矢印C方向に回転し、転写紙P上のトナー画像33が
熱溶融されて転写紙P上に定着される。
【0061】抵抗発熱体370を設けた加熱体320
は、その内側曲面全体でベルト表面23aに接触するの
で、定着ベルト23を内側から加熱する場合に比べて、
トナー画像33に直接接触するベルト表面23aを効率
的に加熱することができる。このため、信頼性の高い定
着機能が得られるとともに、抵抗発熱体370に対する
供給電力を低減でき、省エネルギー化の促進を図れる。
【0062】本形態では、従動ローラ210と加熱体3
20とを金属製としているが、加熱体320と定着ベル
ト23の接触状態を考慮すると、従動ローラ210を弾
性部材とする方が好ましい。定着ベルト23の耐久性を
考慮すると、熱効率は低下するが、加熱体320と定着
ベルト23との間に僅かな隙間を形成するように配置す
るのが好ましい。この僅かな隙とは、定着ベルト23が
回転移動する際にぶれても加熱体320と接触しない程
度が望ましい。
【0063】図12,図13は、略円弧形状の薄肉基体
である加熱体22に設ける抵抗発熱体の配置の別形態を
示す。同図において、抵抗発熱体27Aは、加熱体22
の上方側の領域71に、抵抗発熱体27Bは、加熱体2
2の下方側の領域72にそれぞれパターン形成されてい
る。領域71は定着ニップ部28(図1参照)から離れ
る側であり、領域72は定着ニップ部28に近接する側
となっている。すなわち、加熱体22において、領域7
1はベルト回転方向の上流側に配置され、領域72はベ
ルト回転方向の下流側に配置されている。これら抵抗発
熱体27A,27Bは、電気絶縁層26によって加熱体
22との絶縁性が保たれており、給電部34より給電さ
れることで発熱して加熱体22を加熱する。本形態にお
いては、抵抗発熱体27Bは抵抗発熱体27Aよりも、
そのパターン面積が大きく形成されていて、給電部34
より同一に給電されると発熱量が抵抗発熱体27Aより
も高くなるようになっている。
【0064】このように配置した場合の抵抗発熱体27
A,27Bの発熱制御について説明する。例えば、定着
ニップ部28に近い抵抗発熱体27Bをより電力の高い
メインヒータとし、抵抗発熱体27Aをより電力の低い
サブヒータとする。室温から定着装置の立ち上がりを行
う際には、メイン/サブの双方、すなわち、抵抗発熱体
27A,27Bに通電を行う。この場合、領域72内に
おいて加熱体22の外側に定着ベルト23を介して接触
するようにサーミスタなどの温度検知部を配置して温度
検知を行う。そして所定の定着温度まで立ち上がったと
きは、メインヒータとなる抵抗発熱体27Bのみのオン
/オフ制御して温度を所定の定着温度に維持する。連続
通紙時等により熱供給を不足して定着温度が低下したと
きは、サブヒータとなる抵抗発熱体27Aにより補助加
熱を行う。
【0065】立ち上がり時でも室温からではなく、前回
使用時の直後で、まだ余熱が残っている場合には、温度
検知部からの検知情報により、抵抗発熱体27Bのみで
も十分かどうかの判断をする制御を行う。そして、抵抗
発熱体27B単独で熱供給が充分である場合には抵抗発
熱体27Bのみに通電し、不足する場合には抵抗発熱体
27A,27Bの双方に通電を行う。
【0066】このような発熱制御を行うことによって、
投入する電力の最適化を行うことができる。本形態では
抵抗発熱体27A,27を、加熱体22のベルト回転方
向の上流側と下流側とに分割配置したが、図14に示す
よう、分割した抵抗発熱体27C,27Dを交互に交わ
るように配置させて加熱領域を略一定にするようにして
も良い。
【0067】第1ないし第4の実施の形態では、それぞ
れ低摩擦層25、250が、定着ベルト23,230と
加熱体22,220の間に設けられているので、定着ベ
ルト23,230およびそれに接触する部材の磨耗を低
減することができる。
【0068】各形態では、各定着ローラや各加圧ローラ
にヒータ等の加熱手段を設けずに、定着ベルトを加熱し
ているが、このような形態に限定するものではない。例
えば、各形態における加圧ローラの内部にヒータを設け
ない場合でも定着ベルトから受ける熱によって温度は次
第に追従していくが、ヒータを設けることによって加圧
ローラの温度制御を独立に行うことができる。加圧ロー
ラの温度制御ができると、得られる画像の光沢や定着性
を安定させることができるとともに、立ち上げ時におけ
る定着装置自体を早く昇温させるのことも期待できる。
従って、このような作用効果をより期待する場合には加
圧ローラにヒータを内蔵するのが好ましい。
【0069】各形態における定着ローラ、定着ベルト及
び加圧ローラにそれぞれ弾性層を設けると、定着時のそ
れぞれの接触面に未定着トナー画像が転写された転写紙
P上の凹凸(紙自身の持つうねり、トナーの高さのばら
つき)に対して追従するため、良好に密着させることが
できると言う作用効果を有する。それによってカラー画
像形成装置における転写紙Pの表面に良好な画質の画像
を得ることができる。
【0070】即ち、各形態の定着ローラが剛体で形成さ
れた場合には、定着時の接触面は転写紙P上の凹凸に対
しては追従しないので、密着接触ができずに微小な光沢
ムラなどの画質劣化という問題が生じてしまう。特にモ
ノクロ機では問題とならないレベルでも、カラー機では
特に顕著に現れるため、カラー機の高画質化には定着面
に弾性を持たせることは重要である。
【0071】定着面に弾性を持たせるのであれば、例え
ば、例えば特開平8−76620号公報、特開平9−4
4014号公報に記載のように、フィルム自体に弾性層
を形成すればよいが、この様な場合、弾性層の厚みが薄
いとと剛体である定着ローラやヒータを支持する固定支
持体の剛性が影響し、定着フィルム上の弾性層は転写紙
Pの表面凹凸への追従に対する効果を発揮し切れていな
い。また、当該弾性層を厚くすると、フィルム自体の熱
容量が増大してしまい、加熱源、弾性層、フィルム表面
の順で熱が伝わるので定着温度へ立ち上がり時間が著し
く増大されてしまう。従って、各形態において、各形態
における定着ローラ、定着ベルト及び加圧ローラにそれ
ぞれ弾性層を設けることで、高画質化と省エネ化を同時
に達成することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、定着ベルトを加熱する
加熱体を固定状態することで、抵抗発熱体と抵抗発熱体
への端子部とが摩擦することがなくなるので、両者の接
触状態が安定して、発熱体へ十分な電力を安定供給で
き、定着ニップ部でのトナーへの熱供給が安定し、信頼
性の高い定着機能を得ることができる。加熱体が回転し
ないので、抵抗発熱体を個別制御する際にも、端子部と
の摩擦を考慮しなくてよく、構成の簡素化を図れる。
【0073】本発明によれば、定着ベルトが定着ニップ
部に到達する前に半円弧形状の加熱体によって面状加熱
することで、面状発熱方式をベルト定着の熱源として利
用することができ、ローラ定着では構造的に生じてしま
う端子部での摺動による摩耗等の問題を回避できる。固
定状態の加熱体に抵抗発熱体を設けることで、発熱体へ
十分な電力が安定供給されることになり、定着ニップ部
でのトナーへの熱供給が安定して信頼性の高い定着機能
を得ることができる。
【0074】本発明によれば、独立に給電可能な抵抗発
熱体が定着ベルトとの接触面と反対側の面に設けると、
ベルトとの接触による磨耗が抑えられるとともに、各発
熱抵抗体を制御することで加熱体の配熱特性が容易に設
定変更可能となり、端部温度上昇などの問題も容易に解
決することができる。各抵抗発熱体が固定状態となるの
で、これに対する複数の電極による給電が容易かつ安定
に行える。ハロゲンランプを熱源として用いて配熱特性
を変更する場合には、ハロゲンランプを複数本必要とす
るが、本発明ではその必要がなくなるので、大幅なコス
ト低減を図れる。
【0075】本発明によれば、抵抗発熱体が、固定状態
の加熱体の両面に独立に給電可能に設けることで、発熱
体の発熱制御幅が大きくなるとともに、各発熱抵抗体を
制御することで加熱体の配熱特性が容易に設定変更可能
となるので、端部温度上昇などの問題も容易に解決する
ことができる。各抵抗発熱体が固定状態となるので、こ
れに対する複数の電極による給電が容易かつ安定に行え
る。
【0076】本発明によれば、抵抗発熱体を転写ベルト
と接触しない面に設けられた加熱体が定着ベルトの外側
に配置されて定着ベルトに平面的に接触するので、ロー
ラ状や円弧状の加熱体に比べて設置スペースを小さくし
ながら、定着ベルトに対する接触面積が大きくなり、定
着ベルトに対する加熱効率が良くなる。抵抗発熱体と、
抵抗発熱体への端子部とが摩擦することがなくなるの
で、両者の接触状態が安定して、発熱体へ十分な電力を
安定供給でき、定着ニップ部でのトナーへの熱供給が安
定し、信頼性の高い定着機能を得ることができる。
【0077】本発明によれば、磁性体で構成された定着
ベルトが、磁力発生部材で加熱体に引き付けられるの
で、加熱体との接触状態が安定し、加熱体から定着ベル
トへの熱供給が安定し、信頼性の高い定着機能を得るこ
とができる。
【0078】本発明によれば、加熱体における定着ベル
トとの接触面と定着ベルトとの間に低摩擦層を設けるこ
とで、加熱体と定着ベルトの磨耗が抑えられるので、装
置の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す定着装置の拡
大断面図である。
【図2】第1の実施の形態に適用された加熱体とその近
傍の構成を示す拡大断面図である。
【図3】第2の実施の形態である加熱体とその近傍の構
成を示す拡大断面図である。
【図4】抵抗発熱体の一構成例を示す拡大展開図であ
る。
【図5】本発明にかかる画像形成装置の一例を示す全体
構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す定着装置の拡
大断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す定着装置の拡
大断面図である。
【図8】補強部材を設けた加熱体の構成を示す断面図で
ある。
【図9】補強部材を設けた加熱体の別な形態を示す断面
図である。
【図10】ベルト密着手段を備えた定着装置の拡大断面
図である。
【図11】定着ベルトの外側に加熱体を設けた定着装置
の拡大断面図である。
【図12】抵抗発熱体の別な構成例を示す拡大展開図で
ある。
【図13】図12に示す発熱抵抗体を備えた加熱体の構
成を示す断面図である。
【図14】抵抗発熱体の別な構成例を示す拡大展開図で
ある。
【符号の説明】
9,90,190,290,390,490 定着装
置 21,210 回転体 22,220,320,420 加熱体 22a,220b,320b,420a 反対側の面 22b,220a,320a,420b 接触面 23,230 定着ベルト 24 加圧部材 25,250 低摩擦層 26,260,360 電気絶縁層 27,270,370 抵抗発熱体 28,280 定着ニップ部 33 未定着画像 211,212 補助回転体 400 磁力発生部材 D 記録材搬送方向 P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 廣和 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 由良 純 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H033 AA23 BA11 BA25 BA26 BA27 BB29 BB30 BE03 BE06 3K058 AA41 AA71 AA87 AA95 BA18 CA12 CA23 CA61 DA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未定着画像が形成された記録材を定着ニッ
    プ部に挿通させることで画像定着を行う定着装置であっ
    て、 前記定着ニップ部は、回転可能な回転体と固定状態の加
    熱体とに張架された定着ベルトと、前記定着ベルトに接
    触する加圧部材とによって形成され、 前記加熱体には電気絶縁層を介して抵抗発熱体が設けら
    れた定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 前記加熱体は、その外形が略半円弧形状であり、前記定
    着ニップ部よりも記録材搬送方向の上流側に配設された
    定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、 前記抵抗発熱体は、前記加熱体における定着ベルトとの
    接触面と反対側の面に複数形成され、それぞれが独立に
    給電可能に設けられた定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、 前記抵抗発熱体は、前記加熱体における定着ベルトとの
    接触面、及びこの接触面との反対側の面にそれぞれ形成
    され、各々が独立に給電可能に設けられた定着装置。
  5. 【請求項5】未定着画像が形成された記録材を定着ニッ
    プ部に挿通させることで画像定着を行う定着装置であっ
    て、 前記定着ニップ部は、回転可能な回転体と補助回転体と
    に巻きかけられた定着ベルトと、前記定着ベルトに接触
    する加圧部材とによって形成され、 前記定着ベルトの外側には、前記定着ベルトに平面的に
    接触する加熱体が配置され、前記加熱体における前記定
    着ベルトとの接触面と反対側の面には、電気絶縁層を介
    して抵抗発熱体が設けられた定着装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の定着装置において、 前記定着ベルトは磁性体からなり、前記加熱体の定着ベ
    ルトと接触する面には磁力発生部材が設けられた定着装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の定着装置におい
    て、 前記抵抗発熱体は、前記反対側の面にのみ複数形成さ
    れ、各抵抗発熱体がそれぞれ独立に給電可能に設けられ
    た定着装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れか1つに記載の定
    着装置において、 前記加熱体における定着ベルトとの接触面と前記定着ベ
    ルトとの間に低摩擦層を設けた定着装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし9の何れか1つに記載の定
    着装置を有する画像形成装置。
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