JP2011209409A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こさない、かつ、定着ベルトの駆動トルクの低減および定着ベルトへのダメージの軽減を達成する定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置15は、定着ベルト32の内周面から定着ベルト32に荷重を与えるテンションローラ33を備え、定着ローラ30とテンションローラ33との間の定着ベルト32の長さは、定着ニップ部Nに対する定着ベルト32回転方向の上流側が、下流側より長くなっている。
【選択図】図2
【解決手段】定着装置15は、定着ベルト32の内周面から定着ベルト32に荷重を与えるテンションローラ33を備え、定着ローラ30とテンションローラ33との間の定着ベルト32の長さは、定着ニップ部Nに対する定着ベルト32回転方向の上流側が、下流側より長くなっている。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置として、熱ローラ定着方式の定着装置が多用されている。熱ローラ定着方式の定着装置は、互いに圧接されたローラ対(定着ローラ及び加圧ローラ)と、このローラ対の両方或いは何れか一方の内部に配置されたハロゲンヒーター等からなる加熱手段とを備えている。そして、この加熱手段によりローラ対を所定の温度(定着温度)に加熱した後、未定着トナー画像が形成された記録紙をローラ対の圧接部(定着ニップ部)に給紙し、圧接部を通過させることで熱と圧力によりトナー画像の定着を行う。
ところで、カラー画像形成装置に備えられる定着装置においては、定着ローラ表層にシリコンゴム等からなる弾性層を設けた弾性ローラを用いることが一般的である。定着ローラを弾性ローラとすることで、定着ローラ表面が、未定着トナー画像の凹凸に対応して弾性変形し、トナー画像面を覆い包むように接触するため、モノクロに比べてトナー量の多いカラーの未定着トナー画像に対して、良好に加熱定着を行うことが可能となる。
また、定着ニップ部での弾性層の歪み解放効果により、モノクロに比べてオフセットしやすいカラートナーに対して離型性を向上させることができる。さらに、定着ニップ部のニップ形状が上(定着ローラ側)に凸(所謂、逆ニップ形状)となることから、用紙の剥離性能を向上させることができ、剥離爪等の剥離手段を用いずとも用紙の剥離が可能となり(セルフストリッピング)、剥離手段に起因する画像欠陥を解消することができる。
ところで、このようなカラー画像形成装置に備えられる定着装置において、プロセス速度の高速化に対応するには定着ニップ部のニップ幅を広くする必要がある。ニップ幅を広くする手段として、定着ローラの弾性層を厚くする方法と定着ローラ径を大きくする方法とがある。
しかしながら、弾性層の熱伝導性は非常に低いので、弾性層を厚くした定着ローラでは、従来のように定着ローラ内部に加熱手段を設けると、プロセス速度を高速化した場合に、熱供給が不十分となり、定着ローラの温度が追従しなくなるといった問題がある。他方、定着ローラ径を大きくすると、ウォームアップ時間が長くなったり、消費電力が増大したりするといった問題がある。
このような問題を解決するために、近年、カラー画像形成装置に備えられる定着装置として、例えば特許文献1に開示されているような、加熱ローラを定着ローラの外部に配置し、定着ローラと加熱ローラとの間に定着ベルトを掛け渡し、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラを圧接させた構成のベルト定着方式の定着装置(ベルト定着装置)が使用されるようになってきた。
このベルト定着装置では、熱容量が小さい定着ベルトを加熱するため、ウォームアップ時間を短縮することができる。また定着ローラにハロゲンランプ等の熱源を内蔵する必要がないので、スポンジゴム等からなる低硬度の弾性層を厚く設けることができ、広いニップ幅を確保することができる。
しかしながら、上記の従来のベルト定着装置においては、以下のような問題点を有している。すなわち、上記の従来のベルト定着装置の構成では、定着ベルトを張架するためのテンション機能を主に加熱ローラが担っており、加熱ローラに負荷がかかった際のたわみや歪みの問題を解消するための強度が必要となる。そのため加熱ローラ径が大きくなる、あるいは肉厚を厚くするなどの対応が必要となり、ひいては加熱ローラの熱容量が大きくなり加熱効率の低下を招く。
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みなされ、その目的は、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こさない、かつ、定着ベルトの駆動トルクの低減および定着ベルトへのダメージの軽減を達成する定着装置を提供することにある。
本発明の定着装置は、上記課題を解決するために、回転可能な定着部材と、加熱部材と、当該定着部材と加熱部材とに張架されて回転し、前記加熱部材にて加熱される無端状の定着ベルトと、当該定着ベルトを介して前記定着部材に圧接され、この圧接領域において前記定着ベルトとともに定着ニップ部を形成する加圧部材とを備え、前記定着ニップ部を通過する記録材上の未定着画像を前記記録材に定着させる定着装置において、上記定着ベルトの内周面から当該定着ベルトに荷重を与えるテンションローラを備え、上記定着部材と上記テンションローラとの間の上記定着ベルトの長さは、上記定着ニップ部に対する上記定着ベルト回転方向の上流側が、下流側より長いことを特徴とする定着装置。
上記構成によると、定着ベルトは、定着部材と加熱部材とに加え、テンションローラとに張架される。よって、定着ベルトの駆動トルクの低減および定着ベルトへのダメージの軽減させることができる。
また、定着部材とテンションローラとの間の定着ベルトの長さは、定着ニップ部に対する定着ベルト回転方向の上流側が、下流側より長いため、定着ニップの上流側に加熱部材を配置するスペースを確保できる。よって、加熱ニップ幅を広くとることが可能となる。また、下流側が上流側より短いことで、冷却される距離が短くなるので、熱の発散を防ぐことができる。よって、定着ベルトを効率良く加熱することができる。
以上のように、上記構成の定着装置は、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こすことを防ぐことができる。
また、定着ベルトは加熱部材に張架されている、つまり、加熱部材を定着ベルトの内側より接触させているので、記録材上の未定着画像に直接接触する定着ベルト外周面への摺擦によるキズを防止することができる。
本発明の定着装置は、上記構成に加え、上記加圧ローラから上記定着ローラが受ける荷重をN1、上記定着ベルトからテンションローラが受ける荷重をN2、上記定着ベルトから上記加熱部材が受ける荷重をN3としたとき、N1>N2>N3が成り立つのが好ましい。
上記構成によると、定着ベルトを架橋する部材のうち、加熱部材にかかる負荷をもっとも小さくすることができる。加熱部材にかかる負荷をもっとも小さくすることで、加熱部材を構成する発熱体を支持する伝熱部材(支持部材)の軽量化を図ることができる。軽量化することで、ひいては、伝熱部材の低熱容量化となり、ウォームアップ時間を短縮することができる。
本発明の定着装置は、上記構成に加え、上記加熱部材は、定着ニップ部より上流かつ、テンションローラより下流に配置されているのが好ましい。
上記構成によると、加熱部材の熱を効率よく定着部に伝達することができる。
本発明の定着装置では、上記構成に加え、上記加熱部材は、発熱体と、上記発熱体を支持し、上記定着ベルトの内周面に接触する金属材料からなる伝熱部材と、を備えていてもよい。
上記構成によると、高熱伝導の金属材料の伝熱部材を用いることで、発熱体の熱を均一化することができる。よって、伝熱部材で、定着ベルトの内周面から、分布にムラのない熱供給を行うことが可能となる。
本発明の定着装置では、上記構成に加え、上記伝熱部材は、上記定着ベルトとの接触面にコーティング層を設けてなっていてもよい。
上記構成によると、コーティング層により、伝熱部材と定着ベルトとの摩擦を低減できるため、定着ベルトの耐久性を向上させることができる。さらに、駆動トルクも低減できるため、モーター等の駆動部品のコストダウンも図ることができる。
本発明の定着装置では、上記構成に加え、上記伝熱部材の、上記定着ベルトの内周面との接触面は、湾曲した凸面であり、この凸面の反対側の平坦面が、上記発熱体と絶縁体とからなる面状ヒーターを支持していてもよい。
上記構成によると、湾曲した凸面により、定着ベルトの磨耗を抑えて架橋でき、効率よく熱を定着ベルトに供給できる。そして、熱容量の小さい面状ヒーターを用いることにより、消費電力を少なくできる。
本発明の画像形成装置は、上記課題を解決するために、本発明のいずれかの定着装置を備えたことを特徴としている。この構成により、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こさない定着装置を有する画像形成装置を提供することができる。よって、本発明の画像形成装置は、高品質の画像を形成できる。
本発明の定着装置では、以上のように、上記定着ベルトの内周面から当該定着ベルトに荷重を与えるテンションローラを備え、上記定着部材とテンションローラとの間の上記定着ベルトの長さは、上記定着ニップ部に対する上記定着ベルト回転方向の上流側が、下流側より長い。
上記構成によると、定着ベルトは、定着部材と加熱部材とに加え、テンションローラとに張架される。よって、定着ベルトの駆動トルクの低減および定着ベルトへのダメージの軽減させることができる。
また、定着部材とテンションローラとの間の定着ベルトの長さは、定着ニップ部に対する定着ベルト回転方向の上流側が、下流側より長いため、定着ニップの上流側に加熱部材を配置するスペースを確保できる。よって、加熱ニップ幅を広くとることが可能となる。また、下流側が上流側より短いことで、冷却される距離が短くなるので、熱の発散を防ぐことができる。よって、定着ベルトを効率良く加熱することができる。
以上のように、上記構成の定着装置は、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こすことを防ぐことができる。
また、定着ベルトは加熱部材に張架されている、つまり、加熱部材を定着ベルトの内側より接触させているので、記録材上の未定着画像に直接接触する定着ベルト外周面への摺擦によるキズを防止することができる。
本発明の実施の一形態について図面に基づいて説明する。以下、本発明に係る定着装置及びそれを備えた画像形成装置についての一実施形態を、具体的に説明する。
(画像形成装置)
まず、本実施形態の画像形成装置の構成について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。画像形成装置100は、いわゆるタンデム式で、かつ、中間転写方式のプリンタであり、フルカラー画像を形成できるカラー複合機である。本実施形態では、本発明に係る画像形成装置をカラー複合機/複写機及びカラープリンタに適用することを主体として説明するが、本発明に係る画像形成装置は、モノクロ複合機/複写機及びモノクロプリンタに対しても適用することが可能である。
まず、本実施形態の画像形成装置の構成について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。画像形成装置100は、いわゆるタンデム式で、かつ、中間転写方式のプリンタであり、フルカラー画像を形成できるカラー複合機である。本実施形態では、本発明に係る画像形成装置をカラー複合機/複写機及びカラープリンタに適用することを主体として説明するが、本発明に係る画像形成装置は、モノクロ複合機/複写機及びモノクロプリンタに対しても適用することが可能である。
画像形成装置100は、図1に示すように、光学系ユニットE、4組の可視画像形成ユニットpa、pb、pc、pd、中間転写ベルト11、二次転写ユニット14、定着ユニット(定着装置)15、内部給紙ユニット16及び手差し給紙ユニット17を備えている。
可視画像形成ユニットpaでは、トナー像担持体となる感光体101aの周囲に、帯電ユニット103a、現像ユニット102a、クリーニングユニット104aが配置されている。一次転写ユニット13aは中間転写ベルト11を介して配置されている。他の3組の可視像形成ユニットpb、pc、pdは可視画像形成ユニットpaと同様の構成であり、同じ構成部材には、同じ数字の部材番号と、各可視画像形成ユニットに対応した英字(b,c,d)とを付すものとする。可視画像形成ユニットpa,pb,pc,pdには、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色トナーが収容されている。
光学系ユニットEは光源4からのデータを4組の感光体101a、101b、101c、101dに届くように配置されている。光学系ユニットEには、それぞれ画像データにおける黄色成分、マゼンタ成分、シアン成分及び黒色成分に対応する画素信号が入力されるようになっている。そして、この入力された画像信号に基づいて、光源4から各ビームが出射され、ミラー8にて折り返されて、帯電された感光体101a、101b、101c、101dを露光し、静電潜像を生成する。
中間転写ベルト11はテンションローラ11a、11bによりたわむことなく配置される。また、中間転写ベルト11のテンションローラ11b側に、中間転写ベルト上の残トナーを回収する廃トナーBOX12、テンションローラ11a側に二次転写ユニット14が、それぞれ中間転写ベルト11に当接して配置されている。
定着ユニット15は、記録紙の表面に形成された未定着のトナー画像を、熱及び圧力によって記録紙P上に定着させる装置である。定着装置15は、定着ローラ30と加圧ローラ31とを備え、これらは図示しない加圧手段により所定の圧力で圧接され、二次転写ユニット14の下流に配置されている。定着ユニット15として、本実施形態では、面状発熱ベルト定着方式の定着装置を備えており、詳細については後述する。
画像形成装置100での画像形成の工程は以下のようになる。感光体ドラム101a表面を帯電ユニット103aで一様に帯電した後、光学系ユニットEにより感光体ドラム101a表面を画像情報に応じてレーザー露光し、静電潜像を形成する。本実施携帯の帯電装置103aには、感光体ドラム101a表面を一様に、またオゾンを極力発生させることなく帯電するために、帯電ローラ方式を採用している。その後、現像ユニット102aにより感光体ドラム101a上の静電潜像に対しトナー像を現像し、この顕像化されたトナー画像をトナーとは逆極性のバイアス電圧が印加された一次転写ユニット13aにより中間転写ベルト11上に転写する。
他の3組の可視像形成ユニットpb、pc、pdも同様に動作し順次中間転写ベルト11上に転写する。中間転写ベルト11上のトナー画像は、二次転写ユニット14まで搬送される。そして、別途、内部給紙ユニット16の給紙ローラ16aまたは手差し給紙ユニット17の給紙ローラ17aから給紙され記録紙は搬送ローラr、19によって搬送され記録紙に、トナーとは逆極性のバイアス電圧が印加されて、トナー画像が転写される。記録紙上のトナー画像は定着ユニット15に搬送され、定着ユニット15を通過するときに十分に加熱・加圧されて記録紙上に融着し、外部へ排出される。
(定着装置)
次に、本実施形態の定着ユニット(定着装置)15の構成について、図2、図3を用いて説明する。図2は定着ユニット15の構成を示す断面図、図3は定着ユニット15の備える加熱手段の構成を示す断面図である。
次に、本実施形態の定着ユニット(定着装置)15の構成について、図2、図3を用いて説明する。図2は定着ユニット15の構成を示す断面図、図3は定着ユニット15の備える加熱手段の構成を示す断面図である。
図2に示すように、定着ユニット15は、定着ローラ(定着部材)30と、加圧ローラ(加圧部材)31と、無端状の定着ベルト32と、定着ベルト32を懸架し加熱するための加熱部材33を有する加熱手段と、さらに、定着ベルトの内周面から当該定着ベルトに荷重を与えるテンションローラ33とを備えている。また、図示しないが、定着ローラ30と加圧ローラ31と圧力を与える加圧スプリングと、加圧解除機構とを備えている。
また、加圧ローラ31を加熱するための熱源であるヒーターランプ35と、定着ベルト32及び加圧ローラ31の各々の温度を検出する温度検出手段を構成する温度センサとして、サーミスタ36A及びサーミスタ36Bを備えている。
定着ユニット15は、記録紙(記録材)Pの表面に形成された未定着のトナー画像(トナーT)を、熱及び圧力によって記録紙P上に定着させるものである。本実施形態の定着ユニット15は、定着ベルトの内周面に設置された加熱部材34が定着ベルト32を加熱し、加熱された定着ベルト32が定着ニップ部Nで直接記録紙P上のトナー像に熱を与える定着方式の定着装置である。未定着のトナー画像は、例えば、非磁性一成分現像剤(非磁性トナー)、磁性現像剤(磁性トナー)、非磁性二成分現像剤(非磁性トナー及びキャリア)に含まれるトナー等のトナーTによって形成される。
定着ローラ30及び加圧ローラ31は、図示しない加圧スプリングにより、所定の荷重(例えば、本実施形態では216N)で互いに圧接され、両ローラ間に、定着ローラ30と加圧ローラ31とが互いに当接する部分である定着ニップ部Nを形成している。なお、本実施形態では、ニップ幅(定着ニップ部Nでの記録紙搬送方向の幅)を7mmとしているが、この数値に限定されない。この定着ニップ部Nに未定着トナー画像が形成された記録紙Pを搬送し、定着ニップ部Nを通過させることで、記録紙Pにトナー画像が定着される。記録紙Pが定着ニップ部Nを通過する時には、定着ベルト32は記録紙Pのトナー画像形成面に当接する一方、加圧ローラ31は記録紙Pにおけるトナー画像形成面とは反対側の面に当接する。
定着ローラ30は、定着ベルト32を介して、加圧ローラ31に圧接することで定着ニップ部Nを形成すると同時に、定着ベルト32の外周面との摩擦抵抗によって回転駆動することにより定着ベルト32を搬送する。定着ローラ30としては、例えば、内側から順に芯金30a、弾性層30bが形成された2層構造のものを用いることができる。芯金30aには、たとえば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属或いはそれらの合金等が用いられる。また、弾性層30bにはシリコンゴム、フッ素ゴム等の耐熱性を有し、弾性変形可能なゴム材料が適している。なお、本実施形態では、定着ローラ30は、直径が30mmで、芯金に直径20mmの鉄、弾性層に厚さ5mmのシリコンスポンジゴムを用いている。ただしこれらの数値に限定されない。
加圧ローラ31には、例えば、内側から順に芯金31a、弾性層31b、離型層31cが形成された3層構造のものを用いることができる。芯金31aには、たとえば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属或いはそれらの合金等が用いられる。また、弾性層31bにはシリコンゴム、フッ素ゴム等の耐熱性を有するゴム材料等が用いられる。また、離型層31cには、PFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂が適している。なお、本実施形態では、加圧ローラ31は、直径は30mmで、芯金31aに直径28mmで肉厚2mmの鉄(STKM)、弾性層31bに厚さ1mmのシリコンソリッドゴム、離型層31cに厚さ30μmのPFAチューブを用いている。
また、加圧ローラ31の内部には、加圧ローラ31を加熱するハロゲンランプ等からなるヒーターランプ35が配置されている。制御回路(図示せず)が電源回路(図示せず)からヒーターランプ35に電力を供給(通電)させることにより、ヒーターランプ35が発光し、ヒーターランプ35から赤外線が放射される。これにより、加圧ローラ31の内周面が赤外線を吸収して加熱され、加圧ローラ31全体が加熱される。なお、本実施形態では、定格電力400Wのヒーターランプ35を使用している。また、加圧ローラ31の内面は、前記ヒーターランプ35が放射する赤外線を吸収しやすくする為に、赤外線の波長域に良好な吸収特性を有する耐熱黒色塗装を施してもよい。
定着ベルト32は、定着ローラと加熱部材34と、さらに、テンションローラ33とに張架されており、定着ローラ30の回転時に、定着ローラ30に従動して回転するようになっている。定着ベルト32は、加熱部材33が発生する熱によって所定の温度に加熱され、定着ニップ部Nを通過する未定着トナー画像が形成された記録紙Pを加熱する。
定着ベルト32としては、例えば、特に図示してはいないが、ポリイミド等の耐熱樹脂或いはステンレスやニッケル等の金属材料からなる中空円筒状の基材の表面に、弾性層として耐熱性及び弾性に優れたエラストマー材料(例えばシリコンゴム)が形成され、さらにその表面に離型層として耐熱性及び離型性に優れた合成樹脂材料(例えばPFAやPTFE等のフッ素樹脂)が形成された3層構成のものを用いることができる。弾性層及び離型層は、定着ベルト32の外周側に形成される。さらに、基材にポリイミド等の耐熱樹脂を用いる場合、フッ素樹脂を内添することがより好ましい。内添することで、加熱部材33とのの摩擦抵抗をさらに低減することができ、加熱部材33の摺動負荷を更に低減することができる。
本実施形態の定着ベルト32は、直径50mmであり、基材に厚さ50μmのポリイミド、弾性層に厚さ150μmのシリコンゴム、離型層に厚さ30μmのPFAチューブを用いている。離型層は、PFAチューブだけでなく、PFAやPTFEなどをコーティングしてもよい。
テンションローラ33は、定着ベルト32を懸架するよう定着ベルト32の内側に配置され、定着ベルト32に所定の荷重(テンション)を付与できるように保持されている。テンションローラ33は、金属材料からなる芯金の外周に断熱材料が被覆された構成となっている。芯金には、たとえば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属或いはそれらの合金等が用いられる。また、定着ベルト32からの放熱を抑制するよう、外周に被覆される断熱材にはスポンジやフェルトなどが用いられる。本実施形態では、テンションローラは、直径が12mmで、芯金に直径8mmの鉄、断熱層に厚さ2mmのシリコンスポンジゴムを用いている。
加熱部材34は、定着ベルト32と接して、定着ベルト32を所定の温度に加熱するものである。加熱部材34には、加熱部材34に所定の電力を供給する電源(図示しない)が接続されている。加熱部材34は、定着ベルト32を懸架するため、定着ベルト32の内周面から定着ベルト32に接触している。加熱部材34は定着ベルト32との接触面が円弧形状に形成されている。加熱部材32は、定着ニップ部Nより上流かつ、テンションローラ33より下流に配置されている。よって、加熱部材34の熱は効率よく定着ニップ部Nに伝達される。
加熱部材34は、伝熱部材346と面状発熱体(面状ヒーター)とを含んでいる。抵抗発熱体343および絶縁体342,344から面状発熱体が構成される。さらに、加熱部材32は、弾性層341、良熱伝導層345を有している。
伝熱部材346は、定着ベルト32の幅方向(定着ローラの軸線方向)に延びて、定着ベルト32に接触して配置され、面状発熱体が発生する熱を定着ベルト32に伝導させる。伝熱部材346を構成する材料は、特に限定されないが、加熱部材32(伝熱部材345)と定着ベルト32とが圧接する加熱ニップにおいて均一な温度分布が得られるよう高い熱伝導性を有する金属材料であることが好ましい。その金属材料としては、鉄、アルミニウム、銅などを挙げることができるが、ステンレスを用いることも可能である。そして、伝熱部材346において、定着ベルト32と接触する面には、コーティング層347が形成されている。
コーティング層347は、面状発熱体が発生した熱を伝熱部材346を介して定着ベルト32に伝導するための熱伝導性を有するとともに、定着ベルト32との間の摩擦力が低減可能な材料から形成する必要がある。このようなコーティング層347が形成されることによって、定着ベルト32に熱を伝導させるとともに、伝熱部材346と接触して摺動する定着ベルト32の摩耗を防止して高い耐久性を確保することができる。また、定着ベルト32との間の摩擦力が低減可能となるので、定着ベルト32を駆動する定着ローラ30および加圧ローラ31への負荷も低減することができ、各ローラの耐久性も確保し、より低トルクで駆動することが可能となる。コーティング層347を構成する材料としては、PFAやPTFE等のフッ素樹脂を挙げることができる。本実施形態では、コーティング層347は、PTFEからなる厚み20μmの層である。
面状発熱体は、抵抗発熱体343と絶縁体342,344とを含んで構成されている。2つの絶縁体342,344は、双方とも同じ構成の絶縁体であり、これらは、抵抗発熱体343を挟み込んで配置される。抵抗発熱体343と絶縁体342,344は、伝熱部材346の長手方向(定着ベルト32の幅方向)に延びて、伝熱部材346の内側の面に形成される。そして、面状発熱体の周方向両端部には給電端子部(不図示)が形成されている。
絶縁体342,344は、耐熱性と電気絶縁性とを兼ね備えた材料によって形成される層であり、抵抗発熱体342と伝熱部材346との間に介在あるいは、抵抗発熱体343の上に被さって空間に対する絶縁を行う。このような絶縁体342,344が形成されることによって、抵抗発熱体343と伝熱部材346や空間との間の絶縁を確保することができ、より安全な加熱部材34とすることができる。絶縁体342,344を構成する材料としては、ポリイミド樹脂などの耐熱性ポリマー材料、アルミナなどのセラミックス材料やガラス材料などを挙げることができる。本実施形態では、絶縁体342,344は、セラミックス材料からなる厚み200μmの層である。
抵抗発熱体343は、給電端子部に電圧が印加されることによって発熱する層である。本実施形態では、抵抗発熱体343は、ニッケルクロムを主成分とした金属材料やステンレス鋼からなる抵抗成分を有する金属抵抗体で、厚み15μmの層である。そのほか、銀や金、銀パラジウム合金などの抵抗発熱体なども用いることができる。この抵抗発熱体344に通電することでジュール熱が発生し、絶縁体342や伝熱部材347などを介して、定着ベルト32を加熱する。
抵抗発熱体343と絶縁体342,344とを含む面状発熱体は、伝熱部材346の裏面に耐熱性を有するシリコングリスなどの良熱伝導層345を介して配置される。よって、伝熱部材346、絶縁体344、抵抗発熱体343、絶縁体342の順に配される。また、絶縁体342は弾性層341によって保持されている。弾性層341は、高い温度域での耐熱性が必要であり、フッ素ゴムやポリイミド発泡体などを用いて形成される。
伝熱部材346の、定着ベルト32の内周面との接触面は、湾曲した凸面であり、この凸面の反対側の平坦面が、発熱発熱体343と絶縁体342,344とからなる面状発熱体を支持する。湾曲した凸面により、定着ベルト32の磨耗を抑えて架橋でき、加熱部材34から効率よく熱を定着ベルト32に供給できる。そして、熱容量の小さい面状発熱体を用いることにより、消費電力を少なくできる。
上記面状発熱体には様々なものが利用でき、ステンレスやニッケル−クロム合金、セラミック系の抵抗発熱材料などを用いることができる。一般的に、画像形成装置全体で定着装置が占める消費電力の割合は大きく、定着装置に使用される消費電力を削減することが、画像形成装置としても消費電力を削減する優位な方法である。
以上のように、定着ユニット15は、定着ベルト32の内周面から定着ベルト32に荷重を与えるテンションローラ33を備え、定着ローラ30とテンションローラ33との間の定着ベルト32の長さは、定着ニップ部Nに対する定着ベルト32回転方向の上流側が、下流側より長くなっている。よって、定着ベルト32は、定着ローラ30と加熱部材34とに加え、テンションローラ33とに張架される。よって、定着ベルト32の駆動トルクの低減および定着ベルト32へのダメージの軽減させることができる。
また、図2に示すように、定着ローラ30とテンションローラ33との間の定着ベルト32の長さは、定着ニップ部Nに対する定着ベルト32回転方向の上流側が、下流側より長くなっている。上流側が長いことで、図5(a),(b)を比べてわかるように、定着ニップNの上流側に加熱部材34を配置するスペースを確保できる。よって、定着ベルト32と加熱部材34とが圧接する加熱ニップ幅を広くとることが可能となり、定着ベルト32を効率良く加熱することができる。また、下流側が上流側より短いことで、冷却される距離が短くなるので、熱の発散を防ぐことができる。
よって、定着ユニット15は、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、定着不良を引き起こすことを防ぐことができる。
また、定着ベルト32は加熱部材34に張架されている、つまり、加熱部材34を定着ベルト32の内側より接触させているので、記録材上の未定着画像に直接接触する定着ベルト32外周面への摺擦によるキズを防止することができる。
また、定着ベルト32に熱容量の小さなものを用いると、抵抗発熱層を有する加熱部材34が直接定着ベルト32を加熱しているため、ウォームアップタイムの大幅な短縮が可能となる。如いては定着装置の大幅な消費電力削減が可能となる。
図4に示すように、定着ローラ30、テンションローラ33、加熱ローラ31のそれぞれは、定着ベルト32を懸架されている。よって、定着ベルトを張架する際には、それぞれの部材に機械的な負荷がかかることになる。また、定着ローラは加圧ローラから圧力を受けている。定着ユニット15は、加圧ローラからの加圧で定着ローラが受ける荷重(負荷)をN1、テンションローラ33が定着ベルト32を引っ張る際に受ける荷重をN2、加熱部材34が定着ベルト32を引っ張る際(加熱ニップを形成する際)に受ける荷重をN3とすると、N1>N2>N3が成り立つように構成されている。図示しない加圧付与手段を有しており、定着ローラ、テンションローラ、加熱部材のそれぞれに、任意の荷重(負荷)を付与している。
上記関係式、N1>N2>N3では、加熱部材34の伝熱部材346への負荷が最も小さくなっているため、伝熱部材346の軽量化や体積減を図ることができる。軽量化や体積減によって、伝熱部材346の低熱容量化を図るとともに、伝熱部材346のたわみを軽減することができる。低熱容量化によって、ウォームアップ時間を短縮することができる。
このように、本実施の形態では、伝熱部材346の軽量化や体積減を図ることで、伝熱部材346の低熱容量化を図っている。そして、軽量にしたり体積を小さくと、強度が低下することになるので、伝熱部材346への負荷が最も小さくなるよう、つまり、関係式、N1>N2>N3が成り立つよう、構成されている。なお、他の関係式(N3の負荷が大きくなる場合)では、加熱部材34の強度を確保するために伝熱部材346を大きくする必要があり、伝熱部材346の軽量化や体積減を図ることができない。
このように、加熱部材34が受ける負荷を最も小さくすることで伝熱部材346の低熱容量化が可能となり、ウォームアップ時間を短縮することができる。例えは、N1は40kg、N2は3.5kg、N3は1kgの負荷を受けるものとするが、この数値には限定されない。
以上、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能でである。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、MFP(Multi Function Printer)等の電子写真方式の画像形成装置に備えられる定着装置、また、その画像形成装置に適用可能である。
に適用可能である。
に適用可能である。
15 定着ユニット(定着装置)
30 定着ローラ(定着部材)
31 加圧ローラ(加圧部材)
32 定着ベルト
33 テンションローラ
34 加熱部材
35 ヒーターランプ
36A,36B サーミスタ
100 画像形成装置
341 弾性層
343 抵抗発熱体
342,344 絶縁体
345 良熱伝導層
346 伝熱部材
347 コーティング層
N 定着ニップ部
P 記録紙
T トナー
30 定着ローラ(定着部材)
31 加圧ローラ(加圧部材)
32 定着ベルト
33 テンションローラ
34 加熱部材
35 ヒーターランプ
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100 画像形成装置
341 弾性層
343 抵抗発熱体
342,344 絶縁体
345 良熱伝導層
346 伝熱部材
347 コーティング層
N 定着ニップ部
P 記録紙
T トナー
Claims (7)
- 回転可能な定着部材と、加熱部材と、当該定着部材と加熱部材とに張架されて回転し、前記加熱部材にて加熱される無端状の定着ベルトと、当該定着ベルトを介して前記定着部材に圧接され、この圧接領域において前記定着ベルトとともに定着ニップ部を形成する加圧部材とを備え、前記定着ニップ部を通過する記録材上の未定着画像を前記記録材に定着させる定着装置において、
上記定着ベルトの内周面から当該定着ベルトに荷重を与えるテンションローラを備え、
上記定着部材とテンションローラとの間の上記定着ベルトの長さは、上記定着ニップ部に対する上記定着ベルト回転方向の上流側が、下流側より長いことを特徴とする定着装置。 - 上記加圧部材から上記定着部材が受ける荷重をN1、上記定着ベルトからテンションローラが受ける荷重をN2、上記定着ベルトから上記加熱部材が受ける荷重をN3としたとき、N1>N2>N3が成り立つことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 上記加熱部材は、定着ニップ部より上流かつ、テンションローラより下流に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 上記加熱部材は、発熱体と、上記発熱体を支持し、上記定着ベルトの内周面に接触する金属材料からなる伝熱部材と、を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置。
- 上記伝熱部材は、上記定着ベルトとの接触面にコーティング層を設けてなることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 上記伝熱部材の、上記定着ベルトの内周面との接触面は、湾曲した凸面であり、この凸面の反対側の平坦面が、上記発熱体と絶縁体とからなる面状ヒーターを支持する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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