JP2002185802A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JP2002185802A
JP2002185802A JP2000381495A JP2000381495A JP2002185802A JP 2002185802 A JP2002185802 A JP 2002185802A JP 2000381495 A JP2000381495 A JP 2000381495A JP 2000381495 A JP2000381495 A JP 2000381495A JP 2002185802 A JP2002185802 A JP 2002185802A
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color image
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Tetsuya Kagawa
哲也 香川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信宛先に応じた適切な色空間のカラー画情
報を送信できるようにしたカラーファクシミリ装置を提
供することを目的としている。 【解決手段】 送信するカラー画情報の色空間をユーザ
が指定することができるので、宛先に応じて適切な色空
間のカラー画情報を送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信手段を
適用して、カラー画情報を送信可能なカラーファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グループ3ファクシミリ装置に
おけるカラー画情報通信に関しては、TTC標準JT−
T4「文書伝送用グループ3ファクシミリ装置の端末特
性」において、その付属資料E(連続階調カラーモード
オプション)で、カラー画情報の元となっているカラー
画像の適用する色空間がCIELABであり、JPEG
符号化による符号をカラー画情報として適用する旨が規
定されている。
【0003】一方、近年、インターネットなどのネット
ワークに接続し、このネットワーク上を介して画情報を
通信することのできるネットワークファクシミリ装置が
実用されるようになってきている。
【0004】また、このネットワークファクシミリ装置
の通信方法としては、電子メールを用いて画情報を通信
するITU−T勧告T.37に準拠したT.37通信方
法と、インターネットを介して相手端末と直接セッショ
ンを張り、リアルタイム的に画情報を通信するITU−
T勧告T.38に準拠したT.38通信方法の2つがあ
る。
【0005】また、ネットワークファクシミリ装置の装
置機能としては、例えば、グループ3ファクシミリ装置
機能またはグループ4ファクシミリ装置機能を備えてい
る場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ネットワ
ークファクシミリ装置においても、グループ3ファクシ
ミリ装置のオプション通信機能としてカラー画情報の通
信機能を備える場合がある。また、かかる場合には、例
えば、電子メールによりカラー画情報を送信する際、相
手端末が適切に処理できるカラー画情報を適用する必要
がある。
【0007】そして、電子メールを用いて画情報を送信
する場合、その通信宛先は、同一機能(グループ3ファ
クシミリ装置機能)を備えたネットワークファクシミリ
装置に限定されることはなく、通常のパーソナルコンピ
ュータ装置等のデータ処理装置へ画情報を送信する場合
もある。
【0008】ここで、パーソナルコンピュータ装置で
は、カラー画像の色空間として、例えば、YCbCr色
空間を適用している場合があり、上述したようにグルー
プ3ファクシミリ装置で適用する色空間と異なることが
多い。
【0009】このために、従来、ネットワークファクシ
ミリ装置が電子メールを用いて送信したカラー画情報を
パーソナルコンピュータ装置で処理させた場合、例え
ば、元画像の色とは異なる色調で画像が表示される等の
不具合を生じるおそれがあった。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、送信宛先に応じた適切な色空間のカラー画情
報を送信できるようにしたカラーファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の通信手
段を適用して、カラー画情報を送信可能なカラーファク
シミリ装置において、上記複数の通信手段に対応したカ
ラー画情報の色空間を指定可能なカラー読取モード指定
手段と、カラー画像読取手段を用いて送信原稿を読み取
って得たカラー画像データを、上記カラー読取モード指
定手段により指定された色空間のカラー画情報へ変換す
る画像データ変換手段を備え、上記画像データ変換手段
により変換された後のカラー画情報を、指定された宛先
へ、指定された上記通信手段を適用して送信するように
したものである。
【0012】また、複数の通信手段を適用して、カラー
画情報を送信可能なカラーファクシミリ装置において、
上記複数の通信手段の種別と、当該通信手段に対応した
カラー画情報の色空間との関係を記憶したカラーテーブ
ル記憶手段と、画情報送信時、指定された通信手段の種
別に対応した色空間を上記カラーテーブル記憶手段より
読み出し、カラー画像読取手段を用いて送信原稿を読み
取って得たカラー画像データを、その読み出した色空間
のカラー画情報へ変換し、その変換後のカラー画情報
を、指定された宛先へ、指定された上記通信手段を適用
して送信するようにしたものである。
【0013】また、前記指定された宛先が複数ある場
合、その複数の宛先について異なる前記通信手段を適用
するときには、それぞれの通信手段に対応した色空間の
カラー画情報を形成して蓄積するとともに、おのおのの
宛先にその蓄積したカラー画情報を送信する際、その宛
先について指定された上記通信手段に対応した色空間の
カラー画情報を選択するようにしたものである。また、
前記複数の宛先のうち、同一の前記通信手段を用いるも
のは、連続して送信動作を行うようにしたものである。
また、同一の前記通信手段を用いる前記宛先の全てにつ
いて、送信動作を終了した場合には、蓄積したカラー画
情報のうち、当該通信手段に対応した色空間のカラー画
情報を消去するようにしたものである。また、第1の色
空間のカラー画情報の蓄積後、蓄積空き容量が必要な容
量よりも小さい場合には、蓄積完了した上記第1の色空
間のカラー画情報を送信する宛先についての送信動作が
終了した後に、上記第1の色空間のカラー画情報を消去
し、次いで、第2の色空間のカラー画情報を変換形成し
て蓄積し、蓄積完了した上記第2の色空間のカラー画情
報を送信する宛先についての送信動作を行うようにした
ものである。また、前記カラー画像データを白黒画情報
へ変換する白黒画情報変換手段を備え、前記指定された
宛先へカラー画情報を送信する際、その宛先がカラー画
情報の受信能力を備えていない場合には、上記白黒画情
報変換手段で変換形成した白黒画情報を送信するように
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0016】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルー
タ装置RTを介してインターネットへ接続されている。
したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、
メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシ
ミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端
末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0017】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0018】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0019】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやり
とりするための電子メール処理機能(T.37通信機能
を含む)、アナログ公衆網PSTNに接続し、アナログ
公衆網PSTNを伝送路として用いてグループ3ファク
シミリ伝送手順による画情報伝送を行うグループ3ファ
クシミリ伝送機能、デジタル公衆網ISDNに接続し、
デジタル公衆網ISDNを伝送路として用いてグループ
4ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行うグルー
プ4ファクシミリ伝送機能、および、ローカルエリアネ
ットワークLANおよびインターネットINETを介し
て、他のネットワークファクシミリ装置(図示略)との
間でリアルタイム的に画情報を通信するT.38通信機
能を備えている。また、カラー画情報の送受信機能も備
えている。
【0020】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0021】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0022】カラースキャナ5は、所定の読取解像度
で、かつ、所定の色解像度で原稿画像をカラー画像読取
するためのものであり、カラープロッタ6は、所定の記
録解像度で、かつ、所定の色解像度で白黒原稿画像また
はカラー原稿画像を記録出力するためのものであり、操
作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FX
を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各
種の表示器からなる。
【0023】色空間変換部8は、カラースキャナ5によ
り読み取って得られたRGB形式のカラー画像データ
を、CIELAB色空間のカラー画像データ(以下、
「CIELAB画像データ」という)、または、YCb
Cr色空間のカラー画像データ(以下、「YCbCr画
像データ」という)へ変換するものである。
【0024】符号化復号化部9は、白黒画信号をMH/
MR/MMRのいずれかの符号化方式で符号化圧縮して
白黒画情報を作成するとともに、カラー画像データ(C
IELAB画像データまたはYCbCr画像データ)を
JPEG符号化方式で符号化圧縮してカラー画情報を作
成する一方、符号化圧縮されている白黒画情報またはカ
ラー画情報を元の白黒画信号またはカラー画像データに
復号化するためのものであり、画像蓄積装置10は、符
号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのもの
である。
【0025】グループ3ファクシミリモデム11は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0026】網制御装置12は、このネットワークファ
クシミリ装置FXをアナログ公衆網PSTNに接続する
ためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0027】ISDNインタフェース回路13は、この
ネットワークファクシミリ装置FXをデジタル公衆網I
SDNに接続するとともに、レイヤ1の信号処理機能お
よびDチャネル(信号チャネル)の信号と2つのBチャ
ネル(情報チャネル)の信号の統合/分離機能を備えた
ものであり、Dチャネル伝送制御部14は、呼設定/呼
解放手順処理などISDNのDチャネル上の信号処理を
実行するためのものであり、Bチャネル伝送制御部1
5,16は、Bチャネル上で行うグループ4ファクシミ
リ伝送手順機能を実現するためのものである。
【0028】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路17は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
18は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。また、T.38通信機能
のためのリアルタイム通信機能は、このローカルエリア
ネットワーク伝送制御部18により実現される。
【0029】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、カラースキ
ャナ5、カラープロッタ6、操作表示部7、色空間変換
部8、符号化復号化部9、画像蓄積装置10、グループ
3ファクシミリモデム11、網制御装置12、Dチャネ
ル伝送制御部14、Bチャネル伝送制御部15,16
は、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部1
8は、内部バス19に接続されており、これらの各要素
間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス19
を介して行われている。
【0030】また、網制御装置12とグループ3ファク
シミリモデム11との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0031】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
【0032】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0033】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0034】また、ファクシミリ通信については、T.
37通信方法についてはITU−T勧告T.37で、ま
た、T.38通信方法についてはITU−T勧告T.3
8によりそれぞれ規定されている。
【0035】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像をアナログ公衆網PSTNを
介して他のグループ3ファクシミリ装置へ(グループ3
ファクシミリ通信機能)、または、デジタル公衆網IS
DNを介して他のグループ4ファクシミリ装置へ(グル
ープ4ファクシミリ通信機能)、または、ローカルエリ
アネットワークLAN(さらには、インターネット)を
介して他のネットワークファクシミリ装置へ接続し、リ
アルタイム的に画情報を送信し(T.38通信機能)、
または、電子メールを用いてワークステーション装置W
S1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミリ
装置FXへ送信する(T.37通信機能)。
【0036】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、アナログ公衆網PSTNやデジタル公衆網ISDN
を介して他のグループ3ファクシミリ装置やグループ4
ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指
定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子
メールを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリア
ネットワークLANのワークステーションWSより(電
子メールで)受信した画情報を、指定された公衆網PS
TNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サー
ビス機能等を備えている。
【0037】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0038】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0039】このように、ファクシミリ画情報を送信す
る際に用いられる電子メールの一例を図3に示す。
【0040】この電子メールは、複数の本文パートを持
つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子
メールの送信日付(「Date」フィールド)、宛先メ
ールアドレス(「To」フィールド)、送信元メールア
ドレス(「From」フィールド)などの所定の情報か
らなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテ
キストパート部、および、ファクシミリ画情報を運ぶた
めのバイナリパート部からなり、バイナリパート部に
は、ファクシミリ画情報をMIME変換して得たMIM
Eエンコードデータが配置される。
【0041】また、電子メールで運ばれるファクシミリ
画情報は、T.37通信機能にかかるシンプルモードの
場合、元の画像データをMH符号化で圧縮し、それをT
IFF−Fフォーマットへ変換したものであり、したが
って、シンプルモードの場合には、MIMEエンコード
データとしては、このTIFF−FデータをMIME変
換したものが配置される。
【0042】ここで、TIFF−Fフォーマットでは、
複数ページの画像データを1つのファイルとしてまとめ
ることができるので、1つのバイナリパート部に、複数
ページからなる1つの送信画情報ファイルのデータを配
置することができる。
【0043】一方、カラー画情報を運ぶ場合には、カラ
ー画情報を構成するJPEGデータ(CIELAB画像
データまたはYCbCr画像データ)をMIME変換し
たものが、バイナリパートにMIMEエンコードデータ
として配置される。
【0044】なお、本実施例では、電子メールを用いて
カラー画情報を送信する宛先は、パーソナルコンピュー
タ装置等のデータ処理装置を想定している。
【0045】図4〜図8は、本発明の一実施例にかかる
ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信時の処
理例を示している。
【0046】ユーザが送信原稿をカラースキャナ5にセ
ットすると、まず、原稿読取モードとしてカラー読取
か、白黒読取のいずれかを入力させ(処理101)、原
稿読取モードの入力を終了すると、ユーザに送信宛先を
入力させる(処理102)。
【0047】ここで、ユーザが原稿読取モードとしてカ
ラー読取を指定したかどうかを調べ(判断103)、判
断103の結果がYESになるときには、色空間として
CIELAB色空間またはYCbCr色空間のいずれか
を指定入力させる(処理104)。
【0048】次に、カラースキャナ5にカラー読取動作
を行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デ
ータ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する
(処理105)。
【0049】このときに、色空間としてCIELAB色
空間が指定されているかどうかを調べ(判断106)、
判断106の結果がYESになるときには、画像蓄積装
置10に保存していたRGBデータを、色空間変換部8
によってCIELAB色空間のCIELAB画像データ
に変換し(処理107)、そのCIELAB画像データ
を、符号化復号化部9によってJPEG符号化し、その
結果得られたJPEGデータをカラー画情報として画像
蓄積装置10に保存する(処理108)。
【0050】また、判断106の結果がNOになるとき
には、色空間としてYCbCr色空間が指定されている
かどうかを調べ(判断109)、判断109の結果がY
ESになるときには、画像蓄積装置10に保存していた
RGBデータを、色空間変換部8によってYCbCr色
空間のYCbCr画像データに変換し(処理110)、
そのYCbCr画像データを、符号化復号化部9によっ
てJPEG符号化し、その結果得られたJPEGデータ
をカラー画情報として画像蓄積装置10に保存する(処
理111)。また、判断109の結果がNOになるとき
には、カラー画情報を作成しない。
【0051】次いで、画像蓄積装置10に保存していた
RGBデータを白黒二値画像データに変換し(処理11
2)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理113)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
114)。
【0052】次に、そのときに指定された送信宛先がグ
ループ3ファクシミリ装置であるかどうかを調べる(判
断115)。ここで、送信宛先の種別の指定は、例え
ば、処理102で宛先入力時にユーザにより選択させる
ようにしたり、あるいは、ユーザが宛先指定時に操作す
るワンタッチダイアルや短縮ダイアルに、その宛先種別
を登録させることで、指定することができる。
【0053】そのときに指定された送信宛先がグループ
3ファクシミリ装置であり、判断115の結果がYES
になるときには、網制御装置12により、宛先へ発呼し
(処理116)、所定のグループ3ファクシミリ通信手
順の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理117)。
【0054】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断11
8)、判断118の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断119)。
【0055】判断119の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理120)。
また、判断119の結果がNOになるとき、あるいは、
判断118の結果がNOになるときには、画像蓄積装置
10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白黒画像デ
ータ送信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従
って送信する(処理121)。
【0056】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理122)、回線を復旧して(処理12
3)、このときの画情報送信動作を終了する。
【0057】また、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置ではなく、判断115の結果がNOになるときに
は、そのときに指定された送信宛先がグループ4ファク
シミリ装置であるかどうかを調べる(判断125)。
【0058】判断125の結果がYESになるときに
は、Dチャネル伝送制御部14により、指定された宛先
への呼設定手順を開始させ(処理126)、宛先との間
に情報チャネルを確立する(処理127)。次いで、確
立した情報チャネルを用いて所定のグループ4ファクシ
ミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのときに使用
する種々の通信機能を決定する(処理128)。
【0059】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断12
9)、判断129の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断130)。
【0060】判断130の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理131)。
また、判断130の結果がNOになるとき、あるいは、
判断129の結果がNOになるときには、画像蓄積装置
10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白黒画像デ
ータ送信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従
って送信する(処理132)。
【0061】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理133)、所
定の呼解放手順を実行して(処理134)、このときの
画情報送信動作を終了する。
【0062】また、宛先種別がグループ4ファクシミリ
装置ではなく、判断125の結果がNOになるときに
は、宛先がIPアドレスであったかどうかを調べる(判
断135)。
【0063】判断135の結果がYESになるときに
は、ローカルエリアネットワーク伝送制御部18によ
り、所定のT.38通信機能の発呼動作を行わせ(処理
136)、次いで、宛先との間に通信パスが確立する
と、所定のT.38通信機能の伝送前手順を実行して、
そのときに使用する種々の通信機能を決定する(処理1
37)。
【0064】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断13
8)、判断138の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断139)。
【0065】判断139の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(T.38通信手
順)に従って送信する(処理140)。また、判断13
9の結果がNOになるとき、あるいは、判断138の結
果がNOになるときには、画像蓄積装置10に蓄積され
ている白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順
(T.38通信手順)に従って送信する(処理14
1)。
【0066】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行い(処理1
42)、このときの画情報送信動作を終了する。
【0067】また、宛先としてメールアドレスが選択さ
れた場合で、判断135の結果がNOになるときには、
そのときに指定されたメールアドレスを宛先として、上
述したようなマルチパートMIME形式の電子メールの
ヘッダ情報を作成し(処理145)、送信する画情報の
題名や内容等を通知するためのテキストパートのデータ
を作成する(処理146)。
【0068】次いで、画像蓄積装置10にカラー画情報
が蓄積されているかどうかを調べ(判断147)、判断
147の結果がYESになるときには、画像蓄積装置1
0に保存されているカラー画情報をMIME変換してバ
イナリパートのデータを作成する(処理148)。ま
た、判断147の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置10に保存されている白黒画情報をMIME変換し
てバイナリパートのデータを作成する(処理149)。
【0069】そして、処理146で作成したテキストパ
ートのデータと処理148,149で作成したバイナリ
パートのデータから本文情報を作成し(処理150)、
処理145で作成したヘッダ情報と、処理150で作成
した本文情報からなる電子メールをメールサーバ装置S
Mへ送信して(処理151)、このときの送信動作を終
了する。
【0070】また、原稿読取モードとして白黒読取モー
ドがしてされた場合で、判断103の結果がNOになる
ときには、まず、カラースキャナ5にカラー読取動作を
行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デー
タ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処
理155)。
【0071】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを白黒二値画像データに変換し(処理15
6)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理157)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
158)。次いで、処理115へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0072】このようにして、本実施例では、送信する
カラー画情報の色空間をユーザが指定することができる
ので、宛先に応じて適切な色空間のカラー画情報を送信
することができる。
【0073】ところで、上述した実施例では、ユーザが
直接カラー画情報の色空間を指定するので、操作が煩わ
しく、また、誤操作した場合には、受信側で再生または
記録出力したカラー画像の色調が、元画像の色調と相違
するという事態を生じる。
【0074】かかる事態を解消するためには、例えば、
図9(a)に示すようなカラーテーブル情報に、宛先種
別に応じた色空間設定情報を登録しておき、指定された
宛先種別に応じた色空間のカラー画情報を作成すればよ
い。
【0075】例えば、この場合、宛先種別がグループ3
ファクシミリ装置、グループ4ファクシミリ装置、およ
び、IPアドレスの場合、色空間設定情報としてCIE
LABを登録し(同図(b)、(c)、(d)参照)、
宛先種別がメールアドレスの場合、色空間設定情報とし
てYCbCrを登録する。
【0076】図10〜図14は、この場合のネットワー
クファクシミリ装置FXの画情報送信時の処理の一例を
示している。
【0077】ユーザが送信原稿をカラースキャナ5にセ
ットすると、まず、原稿読取モードとしてカラー読取
か、白黒読取のいずれかを入力させ(処理201)、原
稿読取モードの入力を終了すると、ユーザに送信宛先を
入力させる(処理202)。
【0078】ここで、ユーザが原稿読取モードとしてカ
ラー読取を指定したかどうかを調べ(判断203)、判
断203の結果がYESになるときには、そのときに入
力された送信宛先の宛先種別(グループ3ファクシミリ
装置、グループ4ファクシミリ装置、IPアドレス、メ
ールアドレスの区別)に基づいて、上述したようなカラ
ーテーブル情報を参照して適用する色空間を判定する
(処理204)。
【0079】次に、カラースキャナ5にカラー読取動作
を行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デ
ータ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する
(処理205)。
【0080】このときに、処理204で色空間としてC
IELAB色空間が判定されているかどうかを調べ(判
断206)、判断206の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータを、
色空間変換部8によってCIELAB色空間のCIEL
AB画像データに変換し(処理207)、そのCIEL
AB画像データを、符号化復号化部9によってJPEG
符号化し、その結果得られたJPEGデータをカラー画
情報として画像蓄積装置10に保存する(処理20
8)。
【0081】また、判断206の結果がNOになるとき
には、処理204で色空間としてYCbCr色空間が判
定されているかどうかを調べ(判断209)、判断20
9の結果がYESになるときには、画像蓄積装置10に
保存していたRGBデータを、色空間変換部8によって
YCbCr色空間のYCbCr画像データに変換し(処
理210)、そのYCbCr画像データを、符号化復号
化部9によってJPEG符号化し、その結果得られたJ
PEGデータをカラー画情報として画像蓄積装置10に
保存する(処理211)。また、判断209の結果がN
Oになるときには、カラー画情報を作成しない。
【0082】次いで、画像蓄積装置10に保存していた
RGBデータを白黒二値画像データに変換し(処理21
2)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理213)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
214)。
【0083】次に、そのときに指定された送信宛先の宛
先種別がグループ3ファクシミリ装置であるかどうかを
調べる(判断215)。判断215の結果がYESにな
るときには、網制御装置12により、宛先へ発呼し(処
理216)、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の
伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の通信
機能を決定する(処理217)。
【0084】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断21
8)、判断218の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断219)。
【0085】判断219の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理220)。
また、判断219の結果がNOになるとき、あるいは、
判断218の結果がNOになるときには、画像蓄積装置
10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白黒画像デ
ータ送信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従
って送信する(処理221)。
【0086】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理222)、回線を復旧して(処理22
3)、このときの画情報送信動作を終了する。
【0087】また、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置ではなく、判断215の結果がNOになるときに
は、そのときに指定された送信宛先の宛先種別がグルー
プ4ファクシミリ装置であるかどうかを調べる(判断2
25)。
【0088】判断225の結果がYESになるときに
は、Dチャネル伝送制御部14により、指定された宛先
への呼設定手順を開始させ(処理226)、宛先との間
に情報チャネルを確立する(処理227)。次いで、確
立した情報チャネルを用いて所定のグループ4ファクシ
ミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのときに使用
する種々の通信機能を決定する(処理228)。
【0089】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断22
9)、判断229の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断230)。
【0090】判断230の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理231)。
また、判断230の結果がNOになるとき、あるいは、
判断229の結果がNOになるときには、画像蓄積装置
10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白黒画像デ
ータ送信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従
って送信する(処理232)。
【0091】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理233)、所
定の呼解放手順を実行して(処理234)、このときの
画情報送信動作を終了する。
【0092】また、宛先種別がグループ4ファクシミリ
装置ではなく、判断225の結果がNOになるときに
は、宛先(宛先種別)がIPアドレスであったかどうか
を調べる(判断235)。
【0093】判断235の結果がYESになるときに
は、ローカルエリアネットワーク伝送制御部18によ
り、所定のT.38通信機能の発呼動作を行わせ(処理
236)、次いで、宛先との間に通信パスが確立する
と、所定のT.38通信機能の伝送前手順を実行して、
そのときに使用する種々の通信機能を決定する(処理2
37)。
【0094】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断23
8)、判断238の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断239)。
【0095】判断239の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているカラー画情報
を、所定のカラー画像データ送信手順(T.38通信手
順)に従って送信する(処理240)。また、判断23
9の結果がNOになるとき、あるいは、判断238の結
果がNOになるときには、画像蓄積装置10に蓄積され
ている白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順
(T.38通信手順)に従って送信する(処理24
1)。
【0096】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行い(処理2
42)、このときの画情報送信動作を終了する。
【0097】また、宛先としてメールアドレスが選択さ
れた場合で、判断235の結果がNOになるときには、
そのときに指定されたメールアドレスを宛先として、上
述したようなマルチパートMIME形式の電子メールの
ヘッダ情報を作成し(処理245)、送信する画情報の
題名や内容等を通知するためのテキストパートのデータ
を作成する(処理246)。
【0098】次いで、画像蓄積装置10にカラー画情報
が蓄積されているかどうかを調べ(判断247)、判断
247の結果がYESになるときには、画像蓄積装置1
0に保存されているカラー画情報をMIME変換してバ
イナリパートのデータを作成する(処理248)。ま
た、判断247の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置10に保存されている白黒画情報をMIME変換し
てバイナリパートのデータを作成する(処理249)。
【0099】そして、処理246で作成したテキストパ
ートのデータと処理248,249で作成したバイナリ
パートのデータから本文情報を作成し(処理250)、
処理245で作成したヘッダ情報と、処理250で作成
した本文情報からなる電子メールをメールサーバ装置S
Mへ送信して(処理251)、このときの送信動作を終
了する。
【0100】また、原稿読取モードとして白黒読取モー
ドがしてされた場合で、判断203の結果がNOになる
ときには、まず、カラースキャナ5にカラー読取動作を
行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デー
タ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処
理255)。
【0101】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを白黒二値画像データに変換し(処理25
6)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理257)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
258)。次いで、処理215へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0102】このようにして、本実施例では、カラーテ
ーブル情報に基づいて、宛先種別に応じた色空間を自動
的に判定しているので、ユーザの操作の手間を軽減する
ことができるとともに、誤操作の影響を排除することが
できる。
【0103】ところで、上述した実施例では、送信宛先
が1つ指定されている場合について説明したが、複数の
送信宛先へ同一の画情報(カラー画情報)を送信する同
報通信について、本発明を同様にして適用することがで
きる。
【0104】図15〜図19は、この場合のネットワー
クファクシミリ装置FXの画情報送信時の処理の一例を
示している。
【0105】ユーザが送信原稿をカラースキャナ5にセ
ットすると、まず、原稿読取モードとしてカラー読取
か、白黒読取のいずれかを入力させ(処理301)、原
稿読取モードの入力を終了すると、ユーザに送信宛先を
入力させ(処理302)、ユーザが宛先の入力を終了す
るまで、処理302を繰り返し行い、1つ以上の送信宛
先の宛先情報を保存する(判断303のNOループ)。
【0106】次いで、ユーザが原稿読取モードとしてカ
ラー読取を指定したかどうかを調べ(判断304)、判
断304の結果がYESになるときには、そのときに入
力された各送信宛先の宛先種別(グループ3ファクシミ
リ装置、グループ4ファクシミリ装置、IPアドレス、
メールアドレスの区別)に基づいて、上述したようなカ
ラーテーブル情報を参照して適用する色空間を判定する
(処理305)。
【0107】次に、カラースキャナ5にカラー読取動作
を行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デ
ータ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する
(処理306)。
【0108】このときに、処理305で判定された色空
間にCIELAB色空間が含まれているかどうかを調べ
(判断307)、判断307の結果がYESになるとき
には、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータ
を、色空間変換部8によってCIELAB色空間のCI
ELAB画像データに変換し(処理308)、そのCI
ELAB画像データを、符号化復号化部9によってJP
EG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカラ
ー画情報として画像蓄積装置10に保存する(処理30
9)。
【0109】この場合、宛先によっては白黒画情報を送
信する場合が生じるので、画像蓄積装置10に保存して
いたRGBデータを白黒二値画像データに変換し(処理
310)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化
部9で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画
像蓄積装置10に保存する(処理311)。
【0110】また、判断307の結果がNOになるとき
には、CIELAB画像データのカラー画情報および白
黒画情報を作成蓄積しない。
【0111】次いで、処理305で判定された色空間に
YCbCr色空間が含まれているかどうかを調べ(判断
315)、判断315の結果がYESになるときには、
画像蓄積装置10に保存していたRGBデータを、色空
間変換部8によってYCbCr色空間のYCbCr画像
データに変換し(処理316)、そのYCbCr画像デ
ータを、符号化復号化部9によってJPEG符号化し、
その結果得られたJPEGデータをカラー画情報として
画像蓄積装置10に保存する(処理317)。また、判
断315の結果がNOになるときには、YCbCr画像
データのカラー画情報を作成しない。
【0112】また、画像蓄積装置10に保存していたR
GBデータを消去する(処理318)。
【0113】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断319)。判断319の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理320)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理321)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理32
2)。
【0114】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断32
3)、判断323の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断32
4)。
【0115】判断324の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理325)。また、判断324の結果がNO
になるとき、あるいは、判断323の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理326)。
【0116】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理327)、回線を復旧する(処理32
8)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断329)。
【0117】判断329の結果がNOになるときには、
処理320へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0118】また、判断329の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断330)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断319
の結果がNOになるときには、処理320〜判断329
を行わない。
【0119】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断330
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理3
31)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理332)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理333)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理33
4)。
【0120】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断33
5)、判断335の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断336)。
【0121】判断336の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理337)。また、判断336の結果がNO
になるとき、あるいは、判断335の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理338)。
【0122】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理339)、所
定の呼解放手順を実行する(処理340)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断341)。
【0123】判断341の結果がNOになるときには、
処理331へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0124】また、判断341の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断345)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断330の結果がNOになるときに
は、処理331〜判断341を行わない。
【0125】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断345の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理346)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理347)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理348)。
【0126】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断34
9)、判断349の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断35
0)。
【0127】判断350の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(T.38通信手順)に従って送信する(処理3
51)。また、判断350の結果がNOになるとき、あ
るいは、判断349の結果がNOになるときには、画像
蓄積装置10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白
黒画像データ送信手順(T.38通信手順)に従って送
信する(処理352)。
【0128】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理3
53)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断35
4)。判断354の結果がNOになるときには、処理3
46へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0129】また、判断354の結果がYESになると
きには、CIELAB画像データの画情報を画像蓄積装
置10から消去する(処理355)。なお、IPアドレ
スの送信宛先が指定されていない場合で、判断345の
結果がNOになるときには、処理346〜判断354を
行わない。
【0130】次に、宛先として1つ以上のメールアドレ
スが指定されているかどうかを調べる(判断356)。
判断356の結果がYESになるときには、そのときに
指定された全てのメールアドレスを宛先として、上述し
たようなマルチパートMIME形式の電子メールのヘッ
ダ情報を作成し(処理357)、送信する画情報の題名
や内容等を通知するためのテキストパートのデータを作
成する(処理358)。
【0131】次いで、画像蓄積装置10にYCbCr画
像データのカラー画情報が蓄積されているかどうかを調
べ(判断359)、判断359の結果がYESになると
きには、画像蓄積装置10に保存されているYCbCr
画像データのカラー画情報をMIME変換してバイナリ
パートのデータを作成する(処理360)。また、判断
359の結果がNOになるときには、画像蓄積装置10
に保存されている白黒画情報をMIME変換してバイナ
リパートのデータを作成する(処理361)。そして、
処理358で作成したテキストパートのデータと処理3
60,361で作成したバイナリパートのデータから本
文情報を作成し(処理362)、処理357で作成した
ヘッダ情報と、処理362で作成した本文情報からなる
電子メールをメールサーバ装置SMへ送信する(処理3
63)。また、画像蓄積装置10に保存されているYC
bCr画像データのカラー画情報を消去し(処理36
4)、このときの送信動作を終了する。
【0132】また、判断356の結果がNOになるとき
には、処理357〜処理364を行わず、このときの送
信動作を終了する。
【0133】また、原稿読取モードとして白黒読取モー
ドがしてされた場合で、判断304の結果がNOになる
ときには、まず、カラースキャナ5にカラー読取動作を
行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デー
タ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処
理365)。
【0134】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを白黒二値画像データに変換し(処理36
6)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理367)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
368)。次いで、判断319へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0135】このようにして、本実施例では、適切にカ
ラー画情報の同報通信を行うことができる。
【0136】図20〜図28は、本発明の他の実施例に
かかるネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信
時の処理の一例を示している。
【0137】ユーザが送信原稿をカラースキャナ5にセ
ットすると、まず、原稿読取モードとしてカラー読取
か、白黒読取のいずれかを入力させ(処理401)、原
稿読取モードの入力を終了すると、ユーザに送信宛先を
入力させ(処理402)、ユーザが宛先の入力を終了す
るまで、処理402を繰り返し行い、1つ以上の送信宛
先の宛先情報を保存する(判断403のNOループ)。
【0138】次いで、ユーザが原稿読取モードとしてカ
ラー読取を指定したかどうかを調べ(判断404)、判
断404の結果がYESになるときには、そのときに入
力された各送信宛先の宛先種別(グループ3ファクシミ
リ装置、グループ4ファクシミリ装置、IPアドレス、
メールアドレスの区別)に基づいて、上述したようなカ
ラーテーブル情報を参照して適用する色空間を判定する
(処理405)。
【0139】次に、カラースキャナ5にカラー読取動作
を行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デ
ータ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する
(処理406)。
【0140】このときに、処理405で判定された色空
間にCIELAB色空間が含まれているかどうかを調べ
(判断407)、判断407の結果がYESになるとき
には、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータ
を、色空間変換部8によってCIELAB色空間のCI
ELAB画像データに変換し(処理408)、そのCI
ELAB画像データを、符号化復号化部9によってJP
EG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカラ
ー画情報として画像蓄積装置10に保存する(処理40
9)。
【0141】この場合、宛先によっては白黒画情報を送
信する場合が生じるので、画像蓄積装置10に保存して
いたRGBデータを白黒二値画像データに変換し(処理
410)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化
部9で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画
像蓄積装置10に保存し(処理411)、画像蓄積装置
10に保存していたRGBデータを消去する(処理41
2)。
【0142】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断415)。判断415の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理416)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理417)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理41
8)。
【0143】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断41
9)、判断419の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断42
0)。
【0144】判断420の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理421)。また、判断420の結果がNO
になるとき、あるいは、判断419の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理422)。
【0145】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理423)、回線を復旧する(処理42
4)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断425)。
【0146】判断425の結果がNOになるときには、
処理425へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0147】また、判断425の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断426)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断415
の結果がNOになるときには、処理416〜判断425
を行わない。
【0148】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断426
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理4
27)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理428)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理429)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理43
0)。
【0149】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断43
1)、判断431の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断432)。
【0150】判断432の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理433)。また、判断432の結果がNO
になるとき、あるいは、判断431の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理434)。
【0151】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理435)、所
定の呼解放手順を実行する(処理436)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断437)。
【0152】判断437の結果がNOになるときには、
処理427へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0153】また、判断437の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断440)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断426の結果がNOになるときに
は、処理427〜判断437を行わない。
【0154】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断440の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理441)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理442)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理443)。
【0155】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断44
4)、判断444の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断44
5)。
【0156】判断445の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(T.38通信手順)に従って送信する(処理4
46)。また、判断445の結果がNOになるとき、あ
るいは、判断444の結果がNOになるときには、画像
蓄積装置10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白
黒画像データ送信手順(T.38通信手順)に従って送
信する(処理447)。
【0157】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理4
48)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断44
9)。判断449の結果がNOになるときには、処理4
41へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0158】また、判断449の結果がYESになると
きには、CIELAB画像データの画情報を画像蓄積装
置10から消去する(処理450)。なお、IPアドレ
スの送信宛先が指定されていない場合で、判断440の
結果がNOになるときには、処理441〜判断449を
行わない。
【0159】一方、処理405で判定された色空間にC
IELAB色空間が含まれていなかった場合で、判断4
07の結果がNOになるときには、処理405で判定さ
れた色空間にYCbCr色空間が含まれているかどうか
を調べる(判断451)。
【0160】判断451の結果がYESになるときに
は、カラースキャナ5に送信原稿がセットされているか
どうかを調べ(判断452)、判断452の結果がNO
になるときには、ユーザが送信原稿をセットするまで、
送信原稿をセットするようにユーザに対して要求するガ
イダンスメッセージを操作表示部に表示し、待機する
(判断452のNOループ、処理453)。
【0161】カラースキャナ5に送信原稿がセットされ
た場合で、判断452の結果がYESになるときには、
カラースキャナ5にカラー読取動作を行わせ、それによ
って得たRGB形式のカラー画像データ(RGBデー
タ)を画像蓄積装置10に保存する(処理454)。
【0162】そして、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを、色空間変換部8によってYCbCr色空間
のYCbCr画像データに変換し(処理455)、その
YCbCr画像データを、符号化復号化部9によってJ
PEG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカ
ラー画情報として画像蓄積装置10に保存し(処理45
6)、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータを
消去する(処理457)。
【0163】次に、そのときに指定された全てのメール
アドレスを宛先として、上述したようなマルチパートM
IME形式の電子メールのヘッダ情報を作成し(処理4
58)、送信する画情報の題名や内容等を通知するため
のテキストパートのデータを作成する(処理459)。
【0164】次いで、画像蓄積装置10に保存されてい
るYCbCr画像データのカラー画情報をMIME変換
してバイナリパートのデータを作成し(処理460)、
処理459で作成したテキストパートのデータと処理4
60で作成したバイナリパートのデータから本文情報を
作成し(処理462)、処理458で作成したヘッダ情
報と、処理462で作成した本文情報からなる電子メー
ルをメールサーバ装置SMへ送信する(処理463)。
また、画像蓄積装置10に保存されているYCbCr画
像データのカラー画情報を消去し(処理464)、この
ときの送信動作を終了する。
【0165】また、判断451の結果がNOになるとき
には、その時点で、この送信動作を終了する。
【0166】また、原稿読取モードとして白黒読取モー
ドがしてされた場合で、判断404の結果がNOになる
ときには、まず、カラースキャナ5にカラー読取動作を
行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デー
タ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処
理465)。
【0167】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを白黒二値画像データに変換し(処理46
6)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理467)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
468)。
【0168】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断469)。判断469の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理470)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理471)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理47
2)。
【0169】次いで、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(グル
ープ3ファクシミリ通信手順)に従って送信する(処理
473)。
【0170】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理474)、回線を復旧する(処理47
5)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断476)。
【0171】判断476の結果がNOになるときには、
処理470へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0172】また、判断476の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断477)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断469
の結果がNOになるときには、処理470〜判断476
を行わない。
【0173】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断477
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理4
78)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理479)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理480)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理48
1)。
【0174】そして、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(グル
ープ4ファクシミリ通信手順)に従って送信する(処理
482)。
【0175】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理483)、所
定の呼解放手順を実行する(処理484)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断485)。
【0176】判断485の結果がNOになるときには、
処理478へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0177】また、判断485の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断486)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断477の結果がNOになるときに
は、処理478〜判断485を行わない。
【0178】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断486の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理487)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理488)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理489)。
【0179】そして、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(T.
38通信手順)に従って送信する(処理490)。
【0180】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理4
91)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断49
2)。判断492の結果がNOになるときには、処理4
87へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0181】また、判断492の結果がYESになると
きには、送信宛先として1つ以上のメールアドレスが指
定されているかどうかを調べる(判断493)。なお、
IPアドレスの送信宛先が指定されていない場合で、判
断486の結果がNOになるときには、処理487〜判
断492を行わない。
【0182】送信宛先として1つ以上のメールアドレス
が指定されている場合で、判断493の結果がYESに
なるときには、そのときに指定された全てのメールアド
レスを宛先として、上述したようなマルチパートMIM
E形式の電子メールのヘッダ情報を作成し(処理49
4)、送信する画情報の題名や内容等を通知するための
テキストパートのデータを作成する(処理495)。
【0183】次いで、画像蓄積装置10に保存されてい
る白黒画情報をMIME変換してバイナリパートのデー
タを作成し(処理496)、処理495で作成したテキ
ストパートのデータと処理496で作成したバイナリパ
ートのデータから本文情報を作成し(処理497)、処
理494で作成したヘッダ情報と、処理497で作成し
た本文情報からなる電子メールをメールサーバ装置SM
へ送信する(処理498)。また、画像蓄積装置10に
保存されている白黒画情報を消去し(処理499)、こ
のときの送信動作を終了する。
【0184】また、判断493の結果がNOになるとき
には、処理499へ移行して、白黒画情報を消去し、こ
の送信動作を終了する。
【0185】このようにして、本実施例では、1つの色
空間のカラー画情報を作成し、そのカラー画情報を送信
する送信宛先への送信動作を行った後に、他の色空間の
カラー画情報を作成し、そのカラー画情報を送信する送
信宛先への送信動作を行う用にしているので、画像蓄積
装置10に必要な記憶容量を少なくすることができ、装
置コストを低減することができる。
【0186】図29〜図41は、本発明のさらに他の実
施例にかかるネットワークファクシミリ装置FXの画情
報送信時の処理の一例を示している。
【0187】ユーザが送信原稿をカラースキャナ5にセ
ットすると、まず、原稿読取モードとしてカラー読取
か、白黒読取のいずれかを入力させ(処理501)、原
稿読取モードの入力を終了すると、ユーザに送信宛先を
入力させ(処理502)、ユーザが宛先の入力を終了す
るまで、処理502を繰り返し行い、1つ以上の送信宛
先の宛先情報を保存する(判断503のNOループ)。
【0188】次いで、ユーザが原稿読取モードとしてカ
ラー読取を指定したかどうかを調べ(判断504)、判
断504の結果がYESになるときには、そのときに入
力された各送信宛先の宛先種別(グループ3ファクシミ
リ装置、グループ4ファクシミリ装置、IPアドレス、
メールアドレスの区別)に基づいて、上述したようなカ
ラーテーブル情報を参照して適用する色空間を判定する
(処理505)。
【0189】次に、カラースキャナ5にカラー読取動作
を行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デ
ータ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する
(処理506)。
【0190】このときに、処理505で判定された色空
間にCIELAB色空間が含まれているかどうかを調べ
(判断507)、判断507の結果がYESになるとき
には、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータ
を、色空間変換部8によってCIELAB色空間のCI
ELAB画像データに変換し(処理508)、そのCI
ELAB画像データを、符号化復号化部9によってJP
EG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカラ
ー画情報として画像蓄積装置10に保存する(処理50
9)。
【0191】この場合、宛先によっては白黒画情報を送
信する場合が生じるので、画像蓄積装置10に保存して
いたRGBデータを白黒二値画像データに変換し(処理
510)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化
部9で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画
像蓄積装置10に保存する(処理511)。
【0192】ここで、画像蓄積装置10の空き容量が、
YCbCr画像データのカラー画情報を蓄積できる程度
に残っているかどうかを調べる(判断512)。この空
き容量の大きさとしては、先に作成したCIELAB画
像データのカラー画情報のデータ量を参照することがで
きる。
【0193】判断512の結果がYESになるときに
は、処理505で判定された色空間にYCbCr色空間
が含まれているかどうかを調べ(判断513)、判断5
13の結果がYESになるときには、画像蓄積装置10
に保存していたRGBデータを、色空間変換部8によっ
てYCbCr色空間のYCbCr画像データに変換し
(処理514)、そのYCbCr画像データを、符号化
復号化部9によってJPEG符号化し、その結果得られ
たJPEGデータをカラー画情報として画像蓄積装置1
0に保存する(処理515)。また、判断513の結果
がNOになるときには、YCbCr画像データのカラー
画情報を作成しない。
【0194】また、画像蓄積装置10に保存していたR
GBデータを消去する(処理516)。なお、判断50
7の結果がNOになるときには、判断513に進み、そ
れ以降の処理を実行する。
【0195】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断517)。判断517の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理518)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理519)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理52
0)。
【0196】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断52
1)、判断521の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断52
2)。
【0197】判断522の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理523)。また、判断522の結果がNO
になるとき、あるいは、判断521の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理524)。
【0198】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理525)、回線を復旧する(処理52
6)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断527)。
【0199】判断527の結果がNOになるときには、
処理518へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0200】また、判断527の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断528)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断517
の結果がNOになるときには、処理518〜判断527
を行わない。
【0201】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断528
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理5
29)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理530)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理531)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理53
2)。
【0202】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断53
3)、判断533の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断534)。
【0203】判断534の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理535)。また、判断534の結果がNO
になるとき、あるいは、判断533の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理536)。
【0204】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理537)、所
定の呼解放手順を実行する(処理538)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断539)。
【0205】判断539の結果がNOになるときには、
処理529へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0206】また、判断539の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断540)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断528の結果がNOになるときに
は、処理529〜判断539を行わない。
【0207】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断540の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理541)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理542)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理543)。
【0208】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断54
4)、判断544の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断54
5)。
【0209】判断545の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(T.38通信手順)に従って送信する(処理5
46)。また、判断545の結果がNOになるとき、あ
るいは、判断544の結果がNOになるときには、画像
蓄積装置10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白
黒画像データ送信手順(T.38通信手順)に従って送
信する(処理547)。
【0210】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理5
48)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断54
9)。判断549の結果がNOになるときには、処理5
41へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0211】また、判断549の結果がYESになると
きには、CIELAB画像データのカラー画情報が画像
蓄積装置10に保存されているかどうかを調べ(判断5
50)、判断550の結果がYESになるときには、C
IELAB画像データのカラー画情報を画像蓄積装置1
0から消去する(処理551)。なお、IPアドレスの
送信宛先が指定されていない場合で、判断540の結果
がNOになるときには、処理541〜判断549を行わ
ず、判断550へ移行する。
【0212】次に、宛先として1つ以上のメールアドレ
スが指定されているかどうかを調べる(判断552)。
判断552の結果がYESになるときには、そのときに
指定された全てのメールアドレスを宛先として、上述し
たようなマルチパートMIME形式の電子メールのヘッ
ダ情報を作成し(処理553)、送信する画情報の題名
や内容等を通知するためのテキストパートのデータを作
成する(処理554)。
【0213】次いで、画像蓄積装置10にYCbCr画
像データのカラー画情報が蓄積されているかどうかを調
べ(判断555)、判断555の結果がYESになると
きには、画像蓄積装置10に保存されているYCbCr
画像データのカラー画情報をMIME変換してバイナリ
パートのデータを作成する(処理556)。また、判断
555の結果がNOになるときには、画像蓄積装置10
に保存されている白黒画情報をMIME変換してバイナ
リパートのデータを作成する(処理557)。そして、
処理554で作成したテキストパートのデータと処理5
56,557で作成したバイナリパートのデータから本
文情報を作成し(処理558)、処理553で作成した
ヘッダ情報と、処理558で作成した本文情報からなる
電子メールをメールサーバ装置SMへ送信する(処理5
59)。また、画像蓄積装置10に保存されているYC
bCr画像データのカラー画情報を消去し(処理56
0)、このときの送信動作を終了する。
【0214】また、判断552の結果がNOになるとき
には、処理553〜処理560を行わず、このときの送
信動作を終了する。
【0215】一方、CIELAB画像データのカラー画
情報と白黒画情報を蓄積した後の画像蓄積装置10の空
き容量が、YCbCr画像データのカラー画情報を蓄積
できる程度に残っていない場合で、判断512の結果が
NOになるときには、空き画像蓄積装置10に保存して
いたRGBデータを消去する(処理561)。
【0216】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断562)。判断562の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理563)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理564)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理56
5)。
【0217】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断56
7)、判断567の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断56
8)。
【0218】判断568の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ3ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理569)。また、判断568の結果がNO
になるとき、あるいは、判断567の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ3ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理570)。
【0219】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理571)、回線を復旧する(処理57
2)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断573)。
【0220】判断573の結果がNOになるときには、
処理563へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0221】また、判断563の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断574)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断562
の結果がNOになるときには、処理563〜判断573
を行わない。
【0222】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断574
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理5
75)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理576)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理577)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理57
8)。
【0223】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断57
9)、判断431の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にカラー画情報が蓄積されている
かどうかを調べる(判断580)。
【0224】判断580の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(グループ4ファクシミリ通信手順)に従って送
信する(処理581)。また、判断580の結果がNO
になるとき、あるいは、判断579の結果がNOになる
ときには、画像蓄積装置10に蓄積されている白黒画情
報を、所定の白黒画像データ送信手順(グループ4ファ
クシミリ通信手順)に従って送信する(処理582)。
【0225】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理583)、所
定の呼解放手順を実行する(処理436)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断585)。
【0226】判断585の結果がNOになるときには、
処理575へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0227】また、判断585の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断586)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断574の結果がNOになるときに
は、処理575〜判断585を行わない。
【0228】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断586の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理587)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理588)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理589)。
【0229】ここで、宛先にカラー画情報の受信能力が
あることが通知されているかどうかを調べ(判断59
0)、判断590の結果がYESになるときには、さら
に、画像蓄積装置10にCIELAB画像データのカラ
ー画情報が蓄積されているかどうかを調べる(判断59
1)。
【0230】判断591の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置10に蓄積されているCIELAB画
像データのカラー画情報を、所定のカラー画像データ送
信手順(T.38通信手順)に従って送信する(処理5
92)。また、判断591の結果がNOになるとき、あ
るいは、判断590の結果がNOになるときには、画像
蓄積装置10に蓄積されている白黒画情報を、所定の白
黒画像データ送信手順(T.38通信手順)に従って送
信する(処理593)。
【0231】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理5
94)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断59
5)。判断595の結果がNOになるときには、処理5
87へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0232】また、判断595の結果がYESになると
きには、CIELAB画像データの画情報を画像蓄積装
置10から消去する(処理596)。なお、IPアドレ
スの送信宛先が指定されていない場合で、判断586の
結果がNOになるときには、処理587〜判断595を
行わない。
【0233】次に、処理505で判定された色空間にY
CbCr色空間が含まれているかどうかを調べる(判断
597)。判断597の結果がYESになるときには、
カラースキャナ5に送信原稿がセットされているかどう
かを調べ、ユーザが送信原稿をセットするまで、送信原
稿をセットするようにユーザに対して要求するガイダン
スメッセージを操作表示部に表示し、待機する(判断5
98のNOループ、処理599)。
【0234】カラースキャナ5に送信原稿がセットされ
た場合で、判断598の結果がYESになるときには、
カラースキャナ5にカラー読取動作を行わせ、それによ
って得たRGB形式のカラー画像データ(RGBデー
タ)を画像蓄積装置10に保存する(処理600)。
【0235】そして、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを、色空間変換部8によってYCbCr色空間
のYCbCr画像データに変換し(処理601)、その
YCbCr画像データを、符号化復号化部9によってJ
PEG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカ
ラー画情報として画像蓄積装置10に保存し(処理60
2)、画像蓄積装置10に保存していたRGBデータを
消去する(処理603)。
【0236】次に、そのときに指定された全てのメール
アドレスを宛先として、上述したようなマルチパートM
IME形式の電子メールのヘッダ情報を作成し(処理6
04)、送信する画情報の題名や内容等を通知するため
のテキストパートのデータを作成する(処理605)。
【0237】次いで、画像蓄積装置10に保存されてい
るYCbCr画像データのカラー画情報をMIME変換
してバイナリパートのデータを作成し(処理606)、
処理605で作成したテキストパートのデータと処理6
06で作成したバイナリパートのデータから本文情報を
作成し(処理607)、処理604で作成したヘッダ情
報と、処理607で作成した本文情報からなる電子メー
ルをメールサーバ装置SMへ送信する(処理608)。
また、画像蓄積装置10に保存されているYCbCr画
像データのカラー画情報を消去し(処理609)、この
ときの送信動作を終了する。
【0238】また、判断597の結果がNOになるとき
には、その時点で、この送信動作を終了する。
【0239】また、原稿読取モードとして白黒読取モー
ドがしてされた場合で、判断504の結果がNOになる
ときには、まず、カラースキャナ5にカラー読取動作を
行わせ、それによって得たRGB形式のカラー画像デー
タ(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処
理610)。
【0240】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを白黒二値画像データに変換し(処理61
1)、圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9
で符号化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄
積装置10に保存する(処理612)。また、画像蓄積
装置10に保存していたRGBデータを消去する(処理
613)。
【0241】次に、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる
(判断614)。判断614の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理615)、網制御装置12に
より、宛先へ発呼し(処理616)、所定のグループ3
ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、そのと
きに使用する種々の通信機能を決定する(処理61
7)。
【0242】次いで、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(グル
ープ3ファクシミリ通信手順)に従って送信する(処理
618)。
【0243】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のグループ3ファクシミリ通信手順の伝送後手
順を行い(処理619)、回線を復旧する(処理47
5)。そして、宛先種別がグループ3ファクシミリ装置
の全ての送信宛先について、画情報送信が終了したかど
うかを調べる(判断620)。
【0244】判断621の結果がNOになるときには、
処理615へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0245】また、判断621の結果がYESになると
きには、次に、宛先種別がグループ4ファクシミリ装置
の送信宛先が1つ以上指定されたかどうかを調べる(判
断622)。なお、宛先種別がグループ3ファクシミリ
装置の送信宛先が指定されていない場合で、判断614
の結果がNOになるときには、処理615〜判断621
を行わない。
【0246】宛先種別がグループ4ファクシミリ装置の
送信宛先が1つ以上指定されている場合で、判断622
の結果がYESになるときには、その(それらの)送信
宛先から送信終了していないものを1つ選択し(処理6
23)、Dチャネル伝送制御部14により、その選択し
た送信宛先への呼設定手順を開始させ(処理624)、
宛先との間に情報チャネルを確立する(処理625)。
次いで、確立した情報チャネルを用いて所定のグループ
4ファクシミリ通信手順の伝送前手順を実行して、その
ときに使用する種々の通信機能を決定する(処理62
6)。
【0247】そして、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(グル
ープ4ファクシミリ通信手順)に従って送信する(処理
627)。
【0248】このようにして、画情報の送信を終了する
と、確立した情報チャネルを終了し(処理628)、所
定の呼解放手順を実行する(処理629)。そして、宛
先種別がグループ4ファクシミリ装置の全ての送信宛先
について、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判
断630)。
【0249】判断630の結果がNOになるときには、
処理632へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送
信動作を行う。
【0250】また、判断630の結果がYESになると
きには、次に、IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定
されたかどうかを調べる(判断631)。なお、宛先種
別がグループ4ファクシミリ装置の送信宛先が指定され
ていない場合で、判断622の結果がNOになるときに
は、処理623〜判断630を行わない。
【0251】IPアドレスの送信宛先が1つ以上指定さ
れている場合で、判断631の結果がYESになるとき
には、その(それらの)送信宛先から送信終了していな
いものを1つ選択し(処理632)、ローカルエリアネ
ットワーク伝送制御部18により、所定のT.38通信
機能の発呼動作を行わせ(処理633)、次いで、宛先
との間に通信パスが確立すると、所定のT.38通信機
能の伝送前手順を実行して、そのときに使用する種々の
通信機能を決定する(処理634)。
【0252】そして、画像蓄積装置10に蓄積されてい
る白黒画情報を、所定の白黒画像データ送信手順(T.
38通信手順)に従って送信する(処理635)。
【0253】このようにして、画情報の送信を終了する
と、所定のT.38通信手順の終了手順を行う(処理6
36)。そして、IPアドレスの全ての送信宛先につい
て、画情報送信が終了したかどうかを調べる(判断63
7)。判断637の結果がNOになるときには、処理6
32へ戻り、残りの送信宛先について、同様の送信動作
を行う。
【0254】また、判断637の結果がYESになると
きには、送信宛先として1つ以上のメールアドレスが指
定されているかどうかを調べる(判断638)。なお、
IPアドレスの送信宛先が指定されていない場合で、判
断631の結果がNOになるときには、処理632〜判
断636を行わない。
【0255】送信宛先として1つ以上のメールアドレス
が指定されている場合で、判断638の結果がYESに
なるときには、そのときに指定された全てのメールアド
レスを宛先として、上述したようなマルチパートMIM
E形式の電子メールのヘッダ情報を作成し(処理63
9)、送信する画情報の題名や内容等を通知するための
テキストパートのデータを作成する(処理640)。
【0256】次いで、画像蓄積装置10に保存されてい
る白黒画情報をMIME変換してバイナリパートのデー
タを作成し(処理641)、処理640で作成したテキ
ストパートのデータと処理641で作成したバイナリパ
ートのデータから本文情報を作成し(処理642)、処
理639で作成したヘッダ情報と、処理642で作成し
た本文情報からなる電子メールをメールサーバ装置SM
へ送信する(処理643)。また、画像蓄積装置10に
保存されている白黒画情報を消去し(処理644)、こ
のときの送信動作を終了する。
【0257】また、判断638の結果がNOになるとき
には、処理644へ移行して、白黒画情報を消去し、こ
の送信動作を終了する。
【0258】このようにして、本実施例では、1つの色
空間のカラー画情報を作成して蓄積した後の画像蓄積手
段の空き容量に応じて、他の色空間のカラー画情報を蓄
積するか否かを判定しているので、画像蓄積手段の記憶
容量を有効に活用することができる。
【0259】図42は、ポーリング送信待機用の画情報
を蓄積する際の処理の一例を示している。
【0260】カラースキャナ5にカラー読取動作を行わ
せ、それによって得たRGB形式のカラー画像データ
(RGBデータ)を画像蓄積装置10に保存する(処理
701)。
【0261】次いで、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを、色空間変換部8によってCIELAB色空
間のCIELAB画像データに変換し(処理702)、
そのCIELAB画像データを、符号化復号化部9によ
ってJPEG符号化し、その結果得られたJPEGデー
タをカラー画情報として画像蓄積装置10に保存する
(処理703)。
【0262】次に、画像蓄積装置10に保存したRGB
データを白黒二値画像データに変換し(処理704)、
圧縮時の符号化方式を適用して符号化復号化部9で符号
化圧縮し、それによって得た白黒画情報を画像蓄積装置
10に保存する(処理705)。
【0263】そして、画像蓄積装置10に保存したRG
Bデータを、色空間変換部8によってYCbCr色空間
のYCbCr画像データに変換し(処理704)、その
YCbCr画像データを、符号化復号化部9によってJ
PEG符号化し、その結果得られたJPEGデータをカ
ラー画情報として画像蓄積装置10に保存する(処理7
07)。
【0264】最後に、画像蓄積装置10に保存していた
RGBデータを消去して(処理708)、この処理を終
了する。
【0265】なお、RGBデータを白黒二値画像データ
に変換する変換処理は、適宜な周知の方法を適用して行
うことができる。
【0266】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の通信手段を適用して、カラー画情報を送信可能な
カラーファクシミリ装置において、上記複数の通信手段
に対応したカラー画情報の色空間を指定可能なカラー読
取モード指定手段と、カラー画像読取手段を用いて送信
原稿を読み取って得たカラー画像データを、上記カラー
読取モード指定手段により指定された色空間のカラー画
情報へ変換する画像データ変換手段を備え、上記画像デ
ータ変換手段により変換された後のカラー画情報を、指
定された宛先へ、指定された上記通信手段を適用して送
信するようにしたので、適切な色空間のカラー画情報を
送信できるという効果を得る。
【0267】また、複数の通信手段を適用して、カラー
画情報を送信可能なカラーファクシミリ装置において、
上記複数の通信手段の種別と、当該通信手段に対応した
カラー画情報の色空間との関係を記憶したカラーテーブ
ル記憶手段と、画情報送信時、指定された通信手段の種
別に対応した色空間を上記カラーテーブル記憶手段より
読み出し、カラー画像読取手段を用いて送信原稿を読み
取って得たカラー画像データを、その読み出した色空間
のカラー画情報へ変換し、その変換後のカラー画情報
を、指定された宛先へ、指定された上記通信手段を適用
して送信するようにしたので、適切な色空間のカラー画
情報を送信できるという効果を得る。
【0268】また、前記指定された宛先が複数ある場
合、その複数の宛先について異なる前記通信手段を適用
するときには、それぞれの通信手段に対応した色空間の
カラー画情報を形成して蓄積するとともに、おのおのの
宛先にその蓄積したカラー画情報を送信する際、その宛
先について指定された上記通信手段に対応した色空間の
カラー画情報を選択するようにしたので、同報機能を適
切に適用できるという効果も得る。
【0269】また、同一の前記通信手段を用いる前記宛
先の全てについて、送信動作を終了した場合には、蓄積
したカラー画情報のうち、当該通信手段に対応した色空
間のカラー画情報を消去するようにしたので、画像蓄積
手段の蓄積容量を有効に活用できるという効果も得る。
【0270】また、第1の色空間のカラー画情報の蓄積
後、蓄積空き容量が必要な容量よりも小さい場合には、
蓄積完了した上記第1の色空間のカラー画情報を送信す
る宛先についての送信動作が終了した後に、上記第1の
色空間のカラー画情報を消去し、次いで、第2の色空間
のカラー画情報を変換形成して蓄積し、蓄積完了した上
記第2の色空間のカラー画情報を送信する宛先について
の送信動作を行うようにしたので、画像蓄積手段の空き
容量を有効に活用できるという効果も得る。
【0271】また、前記カラー画像データを白黒画情報
へ変換する白黒画情報変換手段を備え、前記指定された
宛先へカラー画情報を送信する際、その宛先がカラー画
情報の受信能力を備えていない場合には、上記白黒画情
報変換手段で変換形成した白黒画情報を送信するように
したので、適切な画情報送信を行うことができるという
効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】ファクシミリ画情報を送信する際に用いられる
電子メールの一例を示した概略図。
【図4】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送
信時の処理の一例を示したフローチャート。
【図5】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送
信時の処理の一例を示したフローチャート(図4の続
き)。
【図6】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送
信時の処理の一例を示したフローチャート(図5の続
き)。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送
信時の処理の一例を示したフローチャート(図6の続
き)。
【図8】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送
信時の処理の一例を示したフローチャート(図7の続
き)。
【図9】カラーテーブル情報の一例を示した概略図。
【図10】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の他の例を示したフローチャート。
【図11】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の他の例を示したフローチャート(図10
の続き)。
【図12】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の他の例を示したフローチャート(図11
の続き)。
【図13】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の他の例を示したフローチャート(図12
の続き)。
【図14】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の他の例を示したフローチャート(図13
の続き)。
【図15】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のさらに他の例を示したフローチャート。
【図16】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のさらに他の例を示したフローチャート
(図15の続き)。
【図17】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のさらに他の例を示したフローチャート
(図16の続き)。
【図18】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のさらに他の例を示したフローチャート
(図17の続き)。
【図19】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のさらに他の例を示したフローチャート
(図18の続き)。
【図20】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト。
【図21】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図20の続き)。
【図22】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図21の続き)。
【図23】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図22の続き)。
【図24】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図23の続き)。
【図25】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図24の続き)。
【図26】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図25の続き)。
【図27】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図26の続き)。
【図28】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理のまたさらに他の例を示したフローチャー
ト(図27の続き)。
【図29】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート。
【図30】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図29
の続き)。
【図31】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図30
の続き)。
【図32】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図31
の続き)。
【図33】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図32
の続き)。
【図34】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図33
の続き)。
【図35】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図34
の続き)。
【図36】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図35
の続き)。
【図37】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図36
の続き)。
【図38】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図37
の続き)。
【図39】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図38
の続き)。
【図40】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図39
の続き)。
【図41】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報
送信時の処理の別な例を示したフローチャート(図40
の続き)。
【図42】ポーリング送信待機用の画情報を蓄積する際
の処理の一例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA16 AA30 AA34 AA35 AB38 AB42 AC23 AC41 AC42 AE03 AF02 BA00 5C073 BC04 BD03 CD12 CD14 5C077 LL20 MP08 PP32 PP36 PQ23 5C079 HA02 HA11 HB01 HB08 HB11 LA31 LA39 LB02 MA02 MA04 NA03 NA15 PA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信手段を適用して、カラー画情
    報を送信可能なカラーファクシミリ装置において、 上記複数の通信手段に対応したカラー画情報の色空間を
    指定可能なカラー読取モード指定手段と、 カラー画像読取手段を用いて送信原稿を読み取って得た
    カラー画像データを、上記カラー読取モード指定手段に
    より指定された色空間のカラー画情報へ変換する画像デ
    ータ変換手段を備え、 上記画像データ変換手段により変換された後のカラー画
    情報を、指定された宛先へ、指定された上記通信手段を
    適用して送信することを特徴とするカラーファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信手段を適用して、カラー画情
    報を送信可能なカラーファクシミリ装置において、 上記複数の通信手段の種別と、当該通信手段に対応した
    カラー画情報の色空間との関係を記憶したカラーテーブ
    ル記憶手段と、 画情報送信時、指定された通信手段の種別に対応した色
    空間を上記カラーテーブル記憶手段より読み出し、カラ
    ー画像読取手段を用いて送信原稿を読み取って得たカラ
    ー画像データを、その読み出した色空間のカラー画情報
    へ変換し、その変換後のカラー画情報を、指定された宛
    先へ、指定された上記通信手段を適用して送信すること
    を特徴とするカラーファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記指定された宛先が複数ある場合、そ
    の複数の宛先について異なる前記通信手段を適用すると
    きには、それぞれの通信手段に対応した色空間のカラー
    画情報を形成して蓄積するとともに、 おのおのの宛先にその蓄積したカラー画情報を送信する
    際、その宛先について指定された上記通信手段に対応し
    た色空間のカラー画情報を選択することを特徴とする請
    求項2記載のカラーファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の宛先のうち、同一の前記通信
    手段を用いるものは、連続して送信動作を行うことを特
    徴とする請求項3記載のカラーファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 同一の前記通信手段を用いる前記宛先の
    全てについて、送信動作を終了した場合には、蓄積した
    カラー画情報のうち、当該通信手段に対応した色空間の
    カラー画情報を消去することを特徴とする請求項4記載
    のカラーファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 第1の色空間のカラー画情報の蓄積後、
    蓄積空き容量が必要な容量よりも小さい場合には、蓄積
    完了した上記第1の色空間のカラー画情報を送信する宛
    先についての送信動作が終了した後に、上記第1の色空
    間のカラー画情報を消去し、次いで、第2の色空間のカ
    ラー画情報を変換形成して蓄積し、蓄積完了した上記第
    2の色空間のカラー画情報を送信する宛先についての送
    信動作を行うことを特徴とする請求項4または請求項5
    記載のカラーファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記カラー画像データを白黒画情報へ変
    換する白黒画情報変換手段を備え、 前記指定された宛先へカラー画情報を送信する際、その
    宛先がカラー画情報の受信能力を備えていない場合に
    は、上記白黒画情報変換手段で変換形成した白黒画情報
    を送信することを特徴とする請求項2または請求項3ま
    たは請求項4または請求項5または請求項6記載のカラ
    ーファクシミリ装置。
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