JP4080664B2 - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールを用いて画情報を通信するネットワークファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットなどのパケット通信ネットワークを利用して画情報をやりとりするネットワークファクシミリ装置が実用されている。また、このようなネットワークファクシミリ装置の技術標準としては、ITU−T勧告T.37(電子メール型ネットワークファクシミリ通信方式),T.38(リアルタイム型ネットワークファクシミリ通信方式)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
さて、電子メールを利用して画情報を送信する場合、間違った内容を送信したり、あるいは、同じ内容を2回送信するなど、送信ユーザが意図しない内容を送信してしまう場合がある。
【0004】
かかる場合には、ユーザは、その画情報の送信を取り止めたいと考えるであろう。しかしながら、通常、送信した電子メールを途中で破棄することができないので、送信ユーザが意図しない画情報送信がなされるという事態を生じる。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、電子メールを用いて画情報を送信する場合に、送信取消を可能とするネットワークファクシミリ装置およびその制御方法およびネットワークファクシミリ送信装置およびネットワークファクシミリ受信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、テンキーを利用して直接送信宛先を入力する第一の入力、又は予め登録された送信宛先を指定する第二の入力により送信宛先を入力する入力手段と、前記入力手段が入力した送信宛先へ電子メールを送信する送信手段と、前記送信手段が送信した電子メールの送信取消要求操作を受け付けたときに、前記入力手段が入力した送信宛先が第一の入力であるか第二の入力であるかを判断する判断手段と、前記判断手段が第一の入力であると判断した場合には、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信する第一の制御を行い、前記判断手段が第二の入力であると判断した場合には、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信しない第二の制御を行う送信制御手段とを備えたことを特徴とするネットワークファクシミリ装置である。
【0007】
また、前記第一の制御は、取消確認ガイダンスを表示し、取消要求を継続する旨が入力されたときに、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信するようにしたものである。
【0008】
また、前記登録された送信宛先が、ネットワークファクシミリ装置であるか否かをあらわす宛先種別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記送信宛先がネットワークファクシミリ装置であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段がネットワークファクシミリ装置であると判断したときには、前記判断手段が第二の入力であると判断したときでも、前記送信制御手段が送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信するようにしたものである。
【0009】
また、電子メールの送信宛先を登録する登録手段と、電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した電子メールの送信元が前記登録手段が登録した送信宛先であるか否かを判断する判断手段と、前記送信元が前記送信宛先であると前記判断手段が判断し、かつ前記送信元がネットワークファクシミリ装置であるときには、ネットワークファクシミリ装置に関する情報を前記送信宛先に対応づけて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とするネットワークファクシミリ装置である。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0051】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0052】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されている。
【0053】
また、ローカルエリアネットワークLANは、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続され、それにより、ワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、他のローカルエリアネットワーク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデータのやりとりが可能である。
【0054】
ここで、メールサーバ装置SMは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するものである。
【0055】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0056】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、および、アナログ公衆網PSTNに接続し、このアナログ公衆網PSTNを伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0057】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0058】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0059】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0060】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0061】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0062】
網制御装置11は、このネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0063】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0064】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0065】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0066】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0067】
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
【0068】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi PurposeMail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0069】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像をアナログ公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信するとともに、アナログ公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのワークステーションWSより(電子メールで)受信した画情報を、指定された公衆網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0070】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0071】
ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができないので、所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの本文情報の形式をMIME形式という。
【0072】
また、ネットワークファクシミリ装置FXには、1つのキー操作で宛先を指定できるワンタッチダイアル機能、および、少ないキー操作で宛先を指定できる短縮ダイアル機能を備えている。
【0073】
ワンタッチダイアル機能のためのワンタッチダイアルテーブルは、例えば、図3(a)に示すように、それぞれのワンタッチダイアルについてのワンタッチダイアル情報が登録されており、それぞれのワンタッチダイアル情報は、同図(b)に示すように、それぞれのワンタッチダイアルを識別するためのワンタッチダイアルID、登録されている宛先が電話番号であるかあるいはメールアドレスであるかを記憶するための属性値、登録された宛先の電話番号またはメールアドレス、および、登録されている宛先がメールアドレスの場合、そのメールアドレスがネットワークファクシミリ装置であるかどうかを記憶するためのIFAXフラグからなる。
【0074】
また、短縮ダイアル機能のための短縮ダイアルテーブルは、例えば、図4(a)に示すように、それぞれの短縮ダイアルについての短縮ダイアル情報が登録されており、それぞれの短縮ダイアル情報は、同図(b)に示すように、それぞれの短縮ダイアルを識別するための短縮ダイアルID、登録されている宛先が電話番号であるかあるいはメールアドレスであるかを記憶するための属性値、登録された宛先の電話番号またはメールアドレス、および、登録されている宛先がメールアドレスの場合、そのメールアドレスがネットワークファクシミリ装置であるかどうかを記憶するためのIFAXフラグからなる。
【0075】
また、このネットワークファクシミリ装置FXは、送受信動作を行うたびに、それぞれの送受信動作の履歴をあらわす通信履歴情報を作成して、保存する。この通信履歴情報は、図5に示すように、おのおのの通信動作を識別するためのファイル番号、送受信の日時をあらわす通信日時、通信した画情報のページ数、通信動作がグループ3ファクシミリ送信動作、グループ3ファクシミリ受信動作、電子メール送信動作、あるいは、電子メール受信動作のいずれであったかを記憶するための通信モード、相手端末をあらわす相手先情報(電話番号/メールアドレス/ワンタッチダイアル番号/短縮ダイアル番号)、通信結果(未定/OK/NG)、および、メール送受信の場合に対応する電子メールのメッセージIDからなる。
【0076】
また、このネットワークファクシミリ装置FXでは、所定時間間隔(例えば、30分など)でメールサーバ装置SMに接続して、自端末宛の電子メールがあるかどうかを調べ、あった場合には、全て受信して自端末に設けているメールボックスに保存する。このメールボックスは、画像蓄積装置9に設けられ、図6に示すように、受信した順に受信電子メールを複数保存するものである。
【0077】
また、このネットワークファクシミリ装置FXでは、後述のように、送信メールを取り消す操作を行うことができる。この送信取消要求操作が行われると、図7に示すように、送信取消要求が指定された送信メールのメッセージIDを指定した送信取消要求メールが作成されて、その指定された送信メールの宛先メールアドレスへ送信される。
【0078】
ここで、送信取消要求メールは、ヘッダ情報のみからなり、「Subject」フィールドには、送信取消要求メールである旨を表示する文字列「Internet fax cancel request」が配置され、「X−Mailer」フィールド(拡張フィールド)には、この電子メールの送信元の種別を判別できるように、ネットワークファクシミリ装置FXをあらわす文字列「IntenerFax」が配置される。
【0079】
また、「X−InternetFaxCancelRequest」フィールド(拡張フィールド)は、この電子メールが送信取消要求メールであることを、受信側で識別できるようにするための情報であり、「X−Original−Message−ID」フィールドは、送信取消要求が指定された電子メールのメッセージIDの値を通知するためのものである。この「X−Original−Message−ID」フィールドの値には、送信取消要求が指定された電子メールのメッセージIDの値が配置される。
【0080】
一方、宛先となるネットワークファクシミリ装置FXでは、送信取消要求メールを受信すると、図8(a)に示したような送信取消済メール情報テーブルに、要素を1つ追加する。この送信取消済メール情報テーブルは、複数の送信取消済メール情報が保存され、おのおのの送信取消済メール情報は、同図(b)に示すように、取消対象となる電子メールのメッセージIDの値、および、受信した日時(Date)からなる。
【0081】
そして、メールボックスの中に、いずれかの送信取消済メール情報に登録されたメッセージIDを持つ電子メールが保存されている場合、その電子メールを削除する。
【0082】
それにより、受信した電子メールのうち、送信側で送信取消を要求したものが、相手端末のネットワークファクシミリ装置で記録出力される前に消去され、かかる電子メールに対応した受信原稿が記録出力されないので、結果的に、送信側では、送信メールを取り消すことができる。
【0083】
図9は、ネットワークファクシミリ装置FXが画情報送信するときの処理の一例を示している。
【0084】
スキャナ5に送信原稿がセットされると(判断101の結果がYES)、ユーザに1つ以上の送信宛先を入力させる(処理102)。これにより、ユーザは、ワンタッチダイアル、短縮ダイアル、または、テンキーなどを利用して直接送信宛先を操作入力する。ユーザの送信宛先の入力が終了し、ユーザがスタートキーなどを押下して送信開始を指令すると(判断103の結果がYES)、ネットワークファクシミリ装置FXでは、まず、スキャナ5により送信原稿を読み込み(処理104)、それによって得た画像データを符号化複号化部8で符号化圧縮し、画像蓄積装置9に蓄積する(処理105)。
【0085】
ここで、送信宛先がメールアドレスであったかどうかを調べ(判断106)、判断106の結果がYESになるときには、所定のヘッダ情報を作成し(処理107)、画像蓄積装置9に蓄積した送信画像データをTIFF−Fフォーマットの画像データへ変換し(処理108)、そのTIFF−Fフォーマットの画像データをMIME変換して本文情報を作成し(処理109)、作成した電子メールをメールサーバ装置SMへ送信する(処理110)。そして、そのときの送信動作に対応した通信履歴情報を作成して保存する(処理111)。
【0086】
また、送信宛先が電話番号の場合で、判断106の結果がNOになるときには、指定された宛先へ、アナログ公衆網PSTNを用いて発呼し(処理112)、所定のグループ3ファクシミリ送信処理を実行して、画像蓄積装置9に蓄積した送信画情報を送信する(処理113)。画情報送信を終了すると、回線を復旧し(処理114)、そのときの送信動作に対応した通信履歴情報を作成して保存する(処理115)。
【0087】
ユーザが、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、メール送信取消要求操作を実行したとき、ネットワークファクシミリ装置FXは、図10に示したような処理を実行する。
【0088】
ユーザがメール送信取消要求操作をすると(判断201の結果がYES)、通信履歴情報から、通信モードがメール送信で、通信結果が未定になっているものを抽出し(処理202)、その抽出したメールの一覧情報を作成して表示し(処理203)、いずれの送信メールを取り消すのか、メール選択ガイダンスメッセージを表示して、ユーザに選択させる(処理204)。
【0089】
ユーザのメール選択が終了すると(判断205の結果がYES)、そのときに選択された電子メールに対応した通信履歴情報の相手先情報の内容が、直接入力(すなわち、ワンタッチダイアル/短縮ダイアル以外)であるかどうかを調べる(判断206)。
【0090】
判断206の結果がYESになるときには、そのときに指定された電子メールの宛先が同種のネットワークファクシミリ装置であるかどうか不明であるため、例えば、「宛先はインターネットFAXではないかもしれません。取消要求を送信して良いですか?(YES/NO)」というような取消確認ガイダンスを表示して(処理207)、ユーザに取消要求を継続するか否かを問い合わせる。
【0091】
この取消確認ガイダンスに対して、取消要求を継続する旨が入力され、判断208の結果がYESになるときには、上述したような送信取消要求メールを作成して、メールサーバ装置SMへ送信する(処理209)。また、判断208の結果がNOになるときには、処理209を実行せず、この処理を終了する。
【0092】
一方、判断206の結果がNOになるときには、そのワンタッチダイアル/短縮ダイアルのワンタッチダイアル情報/短縮ダイアル情報を調べて、IFAXフラグがセットされており、宛先がネットワークファクシミリ装置であると確認できるかどうかを調べる(判断210)。
【0093】
判断210の結果が、YESになるときには、処理209に進んで送信取消要求メールを作成して送信し、判断210の結果がNOになるときには、宛先が同種のネットワークファクシミリ装置ではなく、例えば、通常の端末であることが考えられるので、処理209を実行せず、この処理を終了する。
【0094】
図11および図12は、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を示している。
【0095】
電子メール受信間隔タイミングになると(判断301の結果がYES)、メールサーバ装置SMのPOPサーバへ接続し(処理302)、自端末宛の電子メールのうち未読のもの(以下、「未読メール」という)があるかどうかを問い合わせる(判断303)。
【0096】
未読メールがない場合で、判断304の結果がNOになるときには、POPサーバとの接続を終了し(処理305)、判断301に戻る。
【0097】
また、未読メールがあった場合で、判断304の結果がYESになるときには、POPサーバより全未読メールを受信し、メールボックスへ保存して(処理306)、POPサーバとの接続を終了する(処理307)。
【0098】
次いで、メールボックスから受信した電子メールを1つ選択し(処理308)、そのヘッダ情報を解析して(処理309)、「X−Mailer」フィールドが存在して、文字列「IntenerFax」が配置され、かつ、「X−InternetFaxCancelRequest」フィールドが存在し、その電子メールがネットワークファクシミリ装置FXからの送信取消要求メールであるかどうかを調べる(判断310)。
【0099】
判断310の結果がYESになるときには、その電子メールの「X−Original−Message−ID」フィールドの値、および、日付の値からなる送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルに追加して(処理311)、そのときに選択した電子メールをメールボックスから削除する(処理312)。
【0100】
次いで、全受信メールについて処理が終了したかどうかを調べ(判断313)、判断313の結果がNOになるときには、判断308へ戻り、未処理の電子メールについて、同様の処理を実行する。なお、選択した電子メールがネットワークファクシミリ装置FXからの送信取消要求メールではなく、判断310の結果がNOになるときには、判断313に進み、次の処理を実行する。
【0101】
また、全受信メールについて処理が終了した場合で、判断313の結果がYESになるときには、そのときに、送信取消済メール情報テーブルに1つ以上の要素が記憶されていて、メッセージIDの検索チェックを終了していないものが1つ以上あるかどうかを調べる(判断315)。
【0102】
判断315の結果がYESになるときには、送信取消済メール情報テーブルから送信取消済メール情報を1つ選択し、それに登録されているメッセージIDの値を取り出し(処理316)、メールボックスに保存されている電子メールを検索して、そのメッセージIDと同じ値をもつ電子メールがあるかどうかを調べる(処理317)。
【0103】
該当する電子メールがあった場合で、判断318の結果がYESになるときには、そのメッセージIDが一致した電子メールを、メールボックスから削除し(処理319)、そのときに選択した送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルから削除して(処理320)、判断315へ戻る。
【0104】
また、判断318の結果がNOになるときには、その「Date」値が3日以上前の日時になっているかどうかを調べ(判断321)、判断321の結果がYESになるときには、処理320へ進み、そのときに選択した送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルから削除する。また、判断321の結果がNOになると金は、判断315へ進む。
【0105】
また、送信取消済メール情報テーブルの全ての要素について、メッセージIDの検索チェックが終了した場合で、判断315の結果がNOになるときには、メールボックスから電子メールを1つ選択し(処理322)、本文情報をMIMEデコードして元のTIFF−Fフォーマットの画像データを作成し(処理323)、そのTIFF−Fフォーマットの画像データを記録可能な画像データへ変換し(処理324)、その記録可能な画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理325)。そして、記録終了した電子メールについて、上述した通信履歴情報を作成する(処理326)。
【0106】
次いで、そのときに処理した電子メールの「From」フィールドの内容が、ワンタッチダイアルテーブルあるいは短縮ダイアルテーブルに登録されているメールアドレスであるかどうかを調べ(判断327)、判断327の結果がYESになるときには、そのときに処理した電子メールに「X−Mailer」フィールドが存在して、文字列「IntenerFax」が配置され、送信元がネットワークファクシミリ装置FXであるかどうかを調べ(判断328)、判断328の結果がYESになるときには、対応するワンタッチダイアル情報または短縮ダイアル情報のIFAXフラグをセットする(処理329)。また、判断327の結果がNOになるとき、または、判断328の結果がNOになるときには、処理329を実行しない。
【0107】
次いで、そのときの処理済み電子メールをメールボックスから削除し(処理330)、メールボックスの全ての電子メールについて処理が終了したかどうかを調べ(判断331)、判断331の結果がNOになるときには、処理322へ戻り、残りの電子メールについて、記録出力を実行する。また、判断331の結果がYESになるときには、判断301へ戻る。
【0108】
このようにして、本実施例では、送信側から送信取消要求メールを発行したとき、受信側でその送信取消要求メールを受信した時点で、取消要求された電子メールがメールボックスに残っていれば、その取消要求された電子メールは削除され、その電子メールに対応した受信原稿が記録出力されないので、結果的に、送信ユーザは、間違って送信した送信画情報の送信を取り消すことができ、非常に便利である。
【0109】
また、受信側では、送信取消要求メールであるか否かを、特定の拡張フィールドに配置される情報に基づいて行うようにしているので、同様の要求がネットワークファクシミリ装置FX以外からなされた場合には、これを排除することができ、適切な動作が可能となる。
【0110】
また、送信取消要求された電子メールが、ユーザが直接メールアドレスを入力したものであった場合には、ユーザに対して、宛先がネットワークファクシミリ装置FXであるか否かを問い合わせることで、適切な送信取消要求を行えるようにしている。
【0111】
また、受信した電子メールの送信元がネットワークファクシミリ装置であると確認できた場合、そのメールアドレスがワンタッチダイアルテーブルまたは短縮ダイアルテーブルに登録されている場合、対応するメールアドレスの端末属性として、ネットワークファクシミリ装置を登録するので、送信取消要求時にワンタッチダイアルまたは短縮ダイアルが用いられて宛先指定されているときには、ワンタッチダイアルテーブルまたは短縮ダイアルテーブルの登録情報に基づいて、送信取消要求をするか否かを判定できるので、非常に便利である。
【0112】
ところで、インターネット電子メールシステムでは、送信した電子メールが相手ユーザで処理されたことを確認することができる仕組みとして、MDN(Message Dispositoin Notification)が規定されている。
【0113】
このMDNは、RFC2298で規定されており、このMDNによる配達確認要求は、電子メールのメールヘッダ部に、「Disposition−Notification−To:」というフィールドを記述することにより行われる。また、このフィールドの値には、MDNの応答メールの送信先(宛先)のメールアドレスが配置される。例えば、「ifax−a@abcdcdb.co.jp」などである。
【0114】
したがって、ネットワークファクシミリ装置FXは、受信した電子メールを調べ、そのメールヘッダ部に「Disposition−Notification−To:」フィールドが含まれている場合には、MDNによる配達確認要求がされたと判断する。
【0115】
そして、そのときに受信した電子メールの送信結果をあらわす応答メールを、MDNに規定されている方法で作成し、その応答メールを、フィールド「Disposition−Notification−To:」で通知されたメールアドレスへと送信する。
【0116】
図13および図14は、送信結果が正常終了(全ページを宛先が受信できた場合)の場合に作成されるMDNによる成功時の応答メールの一例を示している。この応答メールでは、2つ目のMIMEパートの「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: printed」という文字列により、送信メールの内容が記録出力された旨が通知されている。
【0117】
一方、このMDNの応答メールを受信した送信元のネットワークファクシミリ装置FXでは、「Original−Message−ID:」フィールドに配置されているメッセージIDと同じ値が配置されている通信履歴情報を探し、その通信結果の内容を「未定」から「OK」に更新する。
【0118】
これにより、送信側では、通信履歴情報として、送信結果が良好であった旨が記録される。
【0119】
一方、受信した電子メールが、上述した実施例と同様の送信取消要求メールにより廃棄された場合、受信側のネットワークファクシミリ装置FXは、「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: deleted」という文字列により、送信メールが取り消された旨を通知する、MDNの応答メールを作成して、送信元へと送信する。
【0120】
そして、このMDNの応答メールを受信した送信元のネットワークファクシミリ装置FXでは、「Original−Message−ID:」フィールドに配置されているメッセージIDと同じ値が配置されている通信履歴情報を探し、その通信結果の内容を「未定」から「取消成功」に更新する。
【0121】
これにより、送信側では、通信履歴情報として、画情報送信したものの、ユーザにより送信取り消しされた旨が記録される。
【0122】
図15は、この場合に、ネットワークファクシミリ装置FXが画情報送信するときの処理の一例を示している。
【0123】
スキャナ5に送信原稿がセットされると(判断401の結果がYES)、ユーザに1つ以上の送信宛先を入力させる(処理402)。これにより、ユーザは、ワンタッチダイアル、短縮ダイアル、または、テンキーなどを利用して直接送信宛先を操作入力する。ユーザの送信宛先の入力が終了し、ユーザがスタートキーなどを押下して送信開始を指令すると(判断403の結果がYES)、ネットワークファクシミリ装置FXでは、まず、スキャナ5により送信原稿を読み込み(処理404)、それによって得た画像データを符号化複号化部8で符号化圧縮し、画像蓄積装置9に蓄積する(処理405)。
【0124】
ここで、送信宛先がメールアドレスであったかどうかを調べ(判断406)、判断406の結果がYESになるときには、MDN要求情報を含む所定のヘッダ情報を作成し(処理407)、画像蓄積装置9に蓄積した送信画像データをTIFF−Fフォーマットの画像データへ変換し(処理408)、そのTIFF−Fフォーマットの画像データをMIME変換して本文情報を作成し(処理409)、作成した電子メールをメールサーバ装置SMへ送信する(処理410)。そして、そのときの送信動作に対応した通信履歴情報を作成して保存する(処理411)。
【0125】
また、送信宛先が電話番号の場合で、判断406の結果がNOになるときには、指定された宛先へ、アナログ公衆網PSTNを用いて発呼し(処理412)、所定のグループ3ファクシミリ送信処理を実行して、画像蓄積装置9に蓄積した送信画情報を送信する(処理413)。画情報送信を終了すると、回線を復旧し(処理414)、そのときの送信動作に対応した通信履歴情報を作成して保存する(処理415)。
【0126】
図16および図17は、この場合に、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を示している。
【0127】
電子メール受信間隔タイミングになると(判断501の結果がYES)、メールサーバ装置SMのPOPサーバへ接続し(処理502)、自端末宛の未読メールがあるかどうかを問い合わせる(判断503)。
【0128】
未読メールがない場合で、判断504の結果がNOになるときには、POPサーバとの接続を終了し(処理505)、判断501に戻る。
【0129】
また、未読メールがあった場合で、判断504の結果がYESになるときには、POPサーバより全未読メールを受信し、メールボックスへ保存して(処理506)、POPサーバとの接続を終了する(処理507)。
【0130】
次いで、メールボックスから受信した電子メールを1つ選択し(処理508)、そのヘッダ情報を解析して(処理509)、「X−Mailer」フィールドが存在して、文字列「IntenerFax」が配置され、かつ、「X−InternetFaxCancelRequest」フィールドが存在し、その電子メールがネットワークファクシミリ装置FXからの送信取消要求メールであるかどうかを調べる(判断510)。
【0131】
判断310の結果がYESになるときには、その電子メールの「X−Original−Message−ID」フィールドの値、および、日付の値からなる送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルに追加して(処理511)、そのときに選択した電子メールをメールボックスから削除する(処理512)。
【0132】
次いで、全受信メールについて処理が終了したかどうかを調べ(判断513)、判断513の結果がNOになるときには、判断508へ戻り、未処理の電子メールについて、同様の処理を実行する。
【0133】
また、選択した電子メールがネットワークファクシミリ装置FXからの送信取消要求メールではなく、判断510の結果がNOになるときには、選択した電子メールがネットワークファクシミリ装置FXからのMDNによる応答メールであるかどうかを調べる(判断514)。
【0134】
判断514の結果がYESになるときには、「Original−Message−ID:」フィールドに配置されているメッセージIDと同じ値が配置されている通信履歴情報を探し(処理515)、「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: printed」を受信したときには、その通信結果の内容を「未定」から「OK」に更新し、「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: deleted」を受信したときには、その通信結果の内容を「未定」から「取消成功」に更新する(処理316)。次いで、そのときに選択した電子メールを削除して(処理517)、判断513へ進む。
【0135】
また、判断514の結果がNOになるときには、判断313に進み、次の処理を実行する。
【0136】
また、全受信メールについて処理が終了した場合で、判断513の結果がYESになるときには、そのときに、送信取消済メール情報テーブルに1つ以上の要素が記憶されていて、メッセージIDの検索チェックを終了していないものが1つ以上あるかどうかを調べる(判断520)。
【0137】
判断520の結果がYESになるときには、送信取消済メール情報テーブルから送信取消済メール情報を1つ選択し、それに登録されているメッセージIDの値を取り出し(処理521)、メールボックスに保存されている電子メールを検索して、そのメッセージIDと同じ値をもつ電子メールがあるかどうかを調べる(処理522)。
【0138】
該当する電子メールがあった場合で、判断523の結果がYESになるときには、そのメッセージIDが一致した電子メールを、メールボックスから削除し(処理524)、「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: deleted」をセットしたMDNの応答メールを作成してメールサーバ装置SMへ送信し(処理525)、そのときに選択した送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルから削除して(処理526)、判断520へ戻る。
【0139】
また、判断523の結果がNOになるときには、その「Date」値が3日以上前の日時になっているかどうかを調べ(判断527)、判断527の結果がYESになるときには、処理526へ進み、そのときに選択した送信取消済メール情報を、送信取消済メール情報テーブルから削除する。また、判断527の結果がNOになると金は、判断520へ進む。
【0140】
また、送信取消済メール情報テーブルの全ての要素について、メッセージIDの検索チェックが終了した場合で、判断520の結果がNOになるときには、メールボックスから電子メールを1つ選択し(処理530)、本文情報をMIMEデコードして元のTIFF−Fフォーマットの画像データを作成し(処理531)、そのTIFF−Fフォーマットの画像データを記録可能な画像データへ変換し(処理532)、その記録可能な画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理533)。そして、記録終了した電子メールについて、上述した通信履歴情報を作成する(処理534)。
【0141】
次いで、そのときに処理した電子メールの「From」フィールドの内容が、ワンタッチダイアルテーブルあるいは短縮ダイアルテーブルに登録されているメールアドレスであるかどうかを調べ(判断535)、判断535の結果がYESになるときには、そのときに処理した電子メールに「X−Mailer」フィールドが存在して、文字列「IntenerFax」が配置され、送信元がネットワークファクシミリ装置FXであるかどうかを調べ(判断536)、判断536の結果がYESになるときには、対応するワンタッチダイアル情報または短縮ダイアル情報のIFAXフラグをセットする(処理537)。また、判断535の結果がNOになるとき、または、判断536の結果がNOになるときには、処理537を実行しない。
【0142】
次いで、「Disposition: manual−action/MDN−sent−manually: printed」をセットしたMDNの応答メールを作成してメールサーバ装置SMへ送信し(処理538)、そのときの処理済み電子メールをメールボックスから削除し(処理539)、メールボックスの全ての電子メールについて処理が終了したかどうかを調べ(判断540)、判断540の結果がNOになるときには、処理530へ戻り、残りの電子メールについて、記録出力を実行する。また、判断540の結果がYESになるときには、判断501へ戻る。
【0143】
このようにして、本実施例では、MDNの応答メールを用いて、送信完了および送信取消を確実に判断することができるので、より高精度の取消要求確認をすることができる。
【0144】
また、送信結果が「未定」以外の場合で、MDNの応答メールを受信した以降は、送信取消要求メールを送信できなくしているので、無駄な電子メールを送信するという事態を回避することができる。
【0145】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信側から送信取消要求メールを発行したとき、受信側でその送信取消要求メールを受信した時点で、取消要求された電子メールがメールボックスに残っていれば、その取消要求された電子メールは削除され、その電子メールに対応した受信原稿が記録出力されないので、結果的に、送信ユーザは、間違って送信した送信画情報の送信を取り消すことができ、非常に便利である。
【0146】
また、受信側では、送信取消要求メールであるか否かを、特定の拡張フィールドに配置される情報に基づいて行うようにしているので、同様の要求がネットワークファクシミリ装置FX以外からなされた場合には、これを排除することができ、適切な動作が可能となる。
【0147】
また、送信取消要求された電子メールが、ユーザが直接メールアドレスを入力したものであった場合には、ユーザに対して、宛先がネットワークファクシミリ装置FXであるか否かを問い合わせることで、適切な送信取消要求を行えるようにしている。
【0148】
また、受信した電子メールの送信元がネットワークファクシミリ装置であると確認できた場合、そのメールアドレスがワンタッチダイアルテーブルまたは短縮ダイアルテーブルに登録されている場合、対応するメールアドレスの端末属性として、ネットワークファクシミリ装置を登録するので、送信取消要求時にワンタッチダイアルまたは短縮ダイアルが用いられて宛先指定されているときには、ワンタッチダイアルテーブルまたは短縮ダイアルテーブルの登録情報に基づいて、送信取消要求をするか否かを判定できるので、非常に便利である。
【0149】
また、MDNの応答メールを用いて、送信完了および送信取消を確実に判断することができるので、より高精度の取消要求確認をすることができる。
【0150】
また、送信結果が「未定」以外の場合で、MDNの応答メールを受信した以降は、送信取消要求メールを送信できなくしているので、無駄な電子メールを送信するという事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】ワンタッチダイアルテーブルおよびワンタッチダイアル情報の一例を示した概略図。
【図4】短縮ダイアルテーブルおよび短縮ダイアル情報の一例を示した概略図。
【図5】通信履歴情報の一例を示した概略図。
【図6】メールボックスの一例を示した概略図。
【図7】送信取消要求メールの一例を示した概略図。
【図8】送信取消済メール情報テーブルおよび送信取消済メール情報の一例を示した概略図。
【図9】ネットワークファクシミリ装置FXが画情報送信するときの処理の一例を示したフローチャート。
【図10】メール送信取消要求操作時のネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフローチャート。
【図11】このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を示したフローチャート。
【図12】このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図13】送信結果が正常終了(全ページを宛先が受信できた場合)の場合に作成されるMDNによる成功時の応答メールの一例を示した概略図。
【図14】送信結果が正常終了(全ページを宛先が受信できた場合)の場合に作成されるMDNによる成功時の応答メールの一例を示した概略図(続き)。
【図15】ネットワークファクシミリ装置FXが画情報送信するときの処理の他の例を示したフローチャート。
【図16】このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の他の例を示したフローチャート。
【図17】このネットワークファクシミリ装置FXが電子メール受信時に実行する処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置

Claims (3)

  1. テンキーを利用して直接送信宛先を入力する第一の入力、又は予め登録された送信宛先を指定する第二の入力により送信宛先を入力する入力手段と、
    前記入力手段が入力した送信宛先へ電子メールを送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した電子メールの送信取消要求操作を受け付けたときに、前記入力手段が入力した送信宛先が第一の入力であるか第二の入力であるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が第一の入力であると判断した場合には、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信する第一の制御を行い、前記判断手段が第二の入力であると判断した場合には、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信しない第二の制御を行う送信制御手段と
    を備えたことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のネットワークファクシミリ装置であって、
    前記第一の制御は、取消確認ガイダンスを表示し、取消要求を継続する旨が入力されたときに、送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のネットワークファクシミリ装置であって、
    前記登録された送信宛先が、ネットワークファクシミリ装置であるか否かをあらわす宛先種別情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段の記憶内容を参照し、前記送信宛先がネットワークファクシミリ装置であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段がネットワークファクシミリ装置であると判断したときには、前記判断手段が第二の入力であると判断したときでも、前記送信制御手段が送信取消要求メールを前記送信宛先へ送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
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