JP3944602B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した受信画情報を指定された中継宛先へ送信する中継手段と前記受信画情報を記録出力する出力手段とを備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、中継機能を備えたファクシミリ装置が実用されている。このファクシミリ装置では、他のファクシミリ装置から中継依頼を受けると、そのときに受信した画情報を蓄積し、通知された中継宛先へ発呼して、蓄積した画情報を送信する。
【0003】
また、中継送信が正常に終了しなかったときには、その旨を通知するための不達レポートを作成し、記録出力することで、自端末のユーザに対して、他のファクシミリ装置から依頼された中継送信が失敗した旨を通知できるようにしている。
【0004】
ここで、中継依頼の方法は、例えば、グループ3ファクシミリ伝送手順の伝送前手順において、中継依頼を指定する情報と、中継宛先を、中継装置に登録されている宛先情報(例えば、ワンタッチダイアル番号や短縮ダイアル番号など)を利用して送信する方法がある。あるいは、中継装置にFコードを適用する受信ボックス機能を備えて中継宛先を登録した中継ボックスを設け、中継依頼装置では、伝送前手順において、中継ボックスに登録されているFコードを指定する方法などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0006】
すなわち、中継装置で中継送信を行った際、いずれかの中継宛先への送信が正常に終了しなかったときには、その旨を通知するための不達レポートを作成し、この不達レポートを記録出力するようにしていた。
【0007】
したがって、従来、中継送信が失敗した旨を、中継装置のユーザは知ることができる。
【0008】
一方、中継送信にかかる画情報は、中継装置の設定により、記録出力された後に消去されたり、あるいは、記録出力されずに消去される。このような設定機能は、「自機出力オン/オフ」機能という。
【0009】
そのため、自機出力オフが設定されている場合、中継送信が失敗したとき、保存されている画情報が記録出力されることなく消去されるので、中継依頼装置側へ連絡して、再度、中継依頼送信を行うように通知する必要があり、非常に手間がかかるという不具合を生じていた。
【0010】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、中継送信を円滑に継続できるようにしたファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受信した受信画情報を指定された中継宛先へ送信する中継手段と前記受信画情報を記録出力する出力手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記中継手段により前記中継宛先へ前記受信画情報を送信する際に、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するか否かを設定する設定手段を備え、前記中継宛先へ前記受信画情報を正常に送信しなかった場合には、前記設定手段により前記受信画情報を記録出力しないように設定されているときであっても、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するようにしたものである。
【0012】
また、前記中継宛先へ前記受信画情報を正常に送信しなかった場合には、さらに、その旨を通知するための第1の不達レポートを作成し、その第1の不達レポートとともに前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するようにしたものである。
【0013】
また、受信した受信画情報を指定された中継宛先へ送信する中継手段と前記受信画情報を記録出力する出力手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記中継手段により前記中継宛先へ前記受信画情報を送信する際に、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するか否かを設定する設定手段を備え、前記中継宛先の情報を取得しなかった場合には、前記設定手段により前記受信画情報を記録出力しないように設定されているときであっても、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するようにしたものである。
【0014】
また、前記中継宛先の情報を取得しなかった場合には、さらに、その旨を通知するための第2の不達レポートを作成し、その第2の不達レポートとともに前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するようにしたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0032】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のパーソナルコンピュータ装置PC1〜PCn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0033】
ここで、メールサーバ装置SMは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているパーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnを利用するユーザ、および、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するものである。
【0034】
また、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0035】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、および、アナログ公衆網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0036】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0037】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0038】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0039】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0040】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0041】
網制御装置11は、このファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0042】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0043】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0044】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0045】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0046】
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
【0047】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0048】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してパーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnのユーザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信するとともに、アナログ公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのパーソナルコンピュータPCより所定のコマンドを適用して受信した画情報を、指定されたアナログ公衆網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0049】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0050】
ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができないので、所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの本文情報の形式をMIME形式という。
【0051】
本実施例においては、ファクシミリ画情報を運ぶ電子メールは、MIME形式において、複数の本文パートを持つマルチパートMIME形式の電子メールが採用される。また、電子メールで運ばれるファクシミリ画情報は、例えば、元の画像データをMH符号化で圧縮し、それをTIFF−Fフォーマットへ変換したものであり、したがって、MIMEエンコードデータとしては、このTIFF−FデータをMIME変換したものが配置される。
【0052】
ここで、TIFF−Fフォーマットでは、複数ページの画像データを1つのファイルとしてまとめることができるので、1つのバイナリパート部に、複数ページからなる1つの送信画情報ファイルのデータを配置することができる。
【0053】
さて、ネットワークファクシミリ装置FXは、複数の中継機能を備えている。その中継機能の1つは、メモリ転送機能である。このメモリ転送機能とは、アナログ公衆網PSTNからの着呼を検出し、ファクシミリ受信動作を行う際、伝送前手順で発呼側より通知された識別情報が特定のものである場合、あるいは、特定のもの以外の場合、画情報を受信して蓄積し、その識別情報に登録されている転送宛先へ転送するという機能である。
【0054】
このメモリ転送機能において参照されるメモリ転送情報テーブルの一例を図3(a)に示す。このメモリ転送情報テーブルは、メモリ転送情報機能の動作モードを指定するためのモードフラグと、複数の転送情報からなる。また、それぞれの転送情報は、同図(b)に示すように、転送宛先情報(電話番号)と、1つ以上の特定宛先情報からなる。また、この場合、特定宛先情報には、相手端末のRTIまたはCSIが登録される。
【0055】
また、モードフラグが「特定相手のみ」に設定されている場合には、相手端末から通知されたRTIまたはCSIが、特定宛先情報に登録されていれば、その特定宛先情報が登録されている転送情報の転送宛先情報を転送宛先として設定する。また、相手端末から通知されたRTIまたはCSIが、複数の転送情報の特定宛先情報に登録されている場合には、それぞれの転送情報に登録されている転送宛先情報を取り出し、その複数の転送宛先情報を転送宛先として適用する。
【0056】
また、このネットワークファクシミリ装置FXには、ダイアル機能として、ワンタッチダイアル機能、短縮ダイアル機能、および、グループダイアル機能が設けられている。
【0057】
ワンタッチダイアル機能において参照されるワンタッチダイアルテーブルの一例を図4(a)に示す。このワンタッチダイアルテーブルは、複数のワンタッチ番号情報からなり、それぞれのワンタッチ番号情報は、同図(b)に示すように、ワンタッチダイアル番号と、登録された電話番号からなる。
【0058】
また、短縮ダイアル機能において参照される短縮ダイアルテーブルの一例を図5(a)に示す。この短縮ダイアルテーブルは、複数の短縮ダイアル番号情報からなり、それぞれの短縮ダイアル番号情報は、同図(b)に示すように、短縮ダイアル番号と、登録された電話番号からなる。
【0059】
また、グループダイアル機能において参照されるグループダイアルテーブル(図示略)は、それぞれのグループダイアル番号と、そのグループダイアル番号に登録された1つ以上のワンタッチダイアル番号または短縮ダイアル番号からなる。
【0060】
また、このネットワークファクシミリ装置FXは、いわゆるFコード機能を備えており、それぞれのFコードに対応した受信ボックスが設けられている。おのおのの受信ボックスは、例えば、中継受信ボックスや親展受信ボックスとして機能し、それぞれの受信ボックスを管理するためのボックス管理情報は、図6に示すように、それぞれの受信ボックスを識別するためのボックスID(Fコード値)、当該受信ボックスがどの機能(例えば、中継受信ボックス、親展受信ボックスなど)を備えるかを示すためのボックス種別情報、および、当該受信ボックスの機能に必要な参照情報を登録したボックス参照情報からなる。
【0061】
ここで、ボックス参照情報としては、例えば、中継受信ボックスの場合には中継宛先情報などが登録され、また、親展受信ボックスの場合には、親展文書を取り出す際に参照される親展パスワードなどが登録される。
【0062】
なお、Fコード値は、グループ3ファクシミリ伝送手順の手順信号、例えば、信号SUBなどを用いて、中継依頼側から中継局(すなわち、ネットワークファクシミリ装FX)へと通知される。
【0063】
また、このネットワークファクシミリ装置FXに対し、電子メールを用いて中継依頼する方法としては、中継依頼する旨をあらわす指令情報と、中継宛先を指示する中継宛先情報を、例えば、マルチMIME形式における最初のパートと、ヘッダ情報との間に挿入して行う。
【0064】
ここで、指令情報としては、例えば、「中継局のメールアドレス」、「Relay−ID」フィールド、および、「Relay」フィールドを適用することができる。また、「中継局のメールアドレス」には、このネットワークファクシミリ装置FXのメールアドレスがセットされ、「Relay−ID」フィールドには、例えば、所定の識別情報(例えば、「ポーリングID」など)がセットされ、および、「Relay」フィールドには、中継宛先をあらわす1つ以上のワンタッチダイアル番号、短縮ダイアル番号、または、グループダイアル番号がセットされる。
【0065】
このネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の一例を図7〜9に示す。なお、この場合の中継機能は、上述したもののうち、メモリ転送機能と、Fコード転送機能(中継受信ボックス機能)を適用している。
【0066】
まず、アナログ公衆網PSTNから着信検出すると、着信応答し(処理101)、所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行して、発呼側端末との間で伝送機能等を交渉する(処理102)。
【0067】
次いで、グループ3ファクシミリ伝送前手順において、信号SUBを受信したかどうかを調べ(判断103)、判断103の結果がNOになるときには、自端末にメモり転送モードがセットされているかどうかを調べる(判断104)。
【0068】
判断104の結果がNOになるときには、通常のグループ3ファクシミリ伝送手順(受信時)を継続し、画情報を受信し(処理105)、受信した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理106)。画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理107)、回線を復旧して(処理108)、このときの受信動作を終了する。
【0069】
また、メモリ転送モードがセットされている場合で、判断104の結果がYESになるときには、画情報を受信して画像蓄積装置9に蓄積し(処理109)、画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理110)、回線を復旧する(処理111)。
【0070】
次いで、メモリ転送情報テーブルを検索し、そのときに相手端末から通知されたRTIまたはCSIが特定宛先に登録されている1つ以上の転送情報を取り出し(処理112)、その検索により得た転送情報から転送宛先情報を取得する(処理113)。
【0071】
このとき、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいた処理112,113により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたかどうかを調べる(判断114)。
【0072】
判断114の結果がNOになるときには、処理113で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理115)、その転送宛先へ発呼し(処理116)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理117)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断118)、判断118の結果がNOになるときには、処理115へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0073】
また、判断118の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断119)。判断119の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断120)。
【0074】
判断120の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理121)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理122)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して(処理123)、一連の中継送信動作を終了する。
【0075】
また、判断120の結果がNOになるときには、処理121,122を実行せず、処理123へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0076】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断119の結果がNOになるとき、および、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいた処理112,113により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じた場合で判断114の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理124)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理125)。
【0077】
次いで、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理126)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理127)。次いで、処理123へ移行し、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して、一連の中継送信動作を終了する。
【0078】
また、伝送前手順で信号SUBを受信した場合で、判断103の結果がYESになるときには、信号SUBにより運ばれたFコード値を抽出して、指定された受信ボックスの種別を判別し(処理130)、それが中継受信ボックスであるかどうかを調べる(判断131)。判断131の結果がNOになるときには、そのときに判別した受信ボックスの種別に対応した所定の処理を実行して(処理132)、この処理を終了する。
【0079】
また、指定された受信ボックスが中継受信ボックスであり、判断131の結果がYESになるときには、画情報を受信して画像蓄積装置9に蓄積し(処理133)、画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理134)、回線を復旧する(処理135)。
【0080】
次いで、対応するボックス管理情報から1つ以上の転送宛先情報を取得し(処理136)、その処理136により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたかどうかを調べる(判断137)。
【0081】
判断137の結果がNOになるときには、処理136で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理138)、その転送宛先へ発呼し(処理139)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理140)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断141)、判断141の結果がNOになるときには、処理138へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0082】
また、判断141の結果がYESになるときには、判断119へ移行し、中継送信動作の結果に応じた処理を実行する。また、判断137の結果がYESになるときには、処理124へ移行し、中継宛先情報の展開エラーを生じた際に実行する動作を行う。
【0083】
このようにして、本実施例では、他のグループ3ファクシミリ装置などから中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいて転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0084】
図10および図11は、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示している。
【0085】
電子メールの受信時刻になると(判断201の結果がYES)、POPサーバーへログインして(処理202)、自端末宛の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせ(処理203)、受信電子メールがある場合には(判断204の結果がYES)、POPサーバから受信電子メールを全て取得する(処理205)。また、受信電子メールがない場合で、判断204の結果がNOになるときには、判断201へ戻り、次の電子メールの受信時刻まで待機する。なお、電子メールの受信時刻は、例えば、30分間隔で電子メールを受信するように設定されている場合には、処理202でPOPサーバへログインしてから30分経過後の時刻に設定される。
【0086】
次いで、取得した電子メールを1つ選択し(処理206)、中継指示情報が含まれているかどうかを調べる(判断207)。中継指示情報が含まれていない場合で、判断207の結果がNOになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換し(処理208)、その画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理209)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力し(処理210)、処理した電子メールを消去する(処理211)。
【0087】
次いで、取得した全ての電子メールについて処理を終了したかどうかを調べ(判断212)、判断212の結果がNOになるときには、処理206へ戻って残りの電子メールの処理を行う。また、判断212の結果がYESになるときには、判断201へ戻り、電子メールの受信動作を行う。
【0088】
また、電子メールに中継指示情報が含まれている場合で、判断207の結果がYESになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換して画像蓄積装置9へ一旦蓄積する(処理215)、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する(処理216)。
【0089】
ここで、処理216を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断217)。判断217の結果がNOになるときには、処理216で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理218)、その転送宛先へ発呼し(処理219)、処理215で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理220)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断221)、判断221の結果がNOになるときには、処理218へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0090】
また、判断221の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断222)。判断222の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断223)。
【0091】
判断223の結果がYESになるときには、処理215で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理224)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理225)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去する(処理226)。これにより、1つの電子メールに対する処理を終了したので、判断212へ移行し、残りの受信電子メールがあるかどうかを調べ、それ以降の処理を実行する。
【0092】
また、判断223の結果がNOになるときには、処理224,225を実行せず、処理226へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0093】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断222の結果がNOになるとき、および、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断217の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理227)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理228)。
【0094】
次いで、処理215で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理229)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理230)。次いで、処理226へ移行し、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去し、それ以降の処理を実行する。
【0095】
このようにして、本実施例では、電子メールにより中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0096】
図12は、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから、所定の中継指示のコマンドと、画情報を受信した場合の処理の一例を示している。
【0097】
この場合、まず、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnより受信したデータを保存し(処理301)、受信したデータから中継宛先の情報を認識して、対応する電話番号を取得する(処理302)。また、処理301において、受信した画情報は画像蓄積装置9へ蓄積される。
【0098】
ここで、処理302を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断303)。判断303の結果がNOになるときには、処理302で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理304)、その転送宛先へ発呼し(処理305)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理306)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断307)、判断307の結果がNOになるときには、処理304へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0099】
また、判断307の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断308)。判断308の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断309)。
【0100】
判断309の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理310)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理311)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して(処理312)、このときの中継送信動作を終了する。
【0101】
また、判断309の結果がNOになるときには、処理310,311を実行せず、処理312へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0102】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断308の結果がNOになるとき、および、処理302において中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断303の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理313)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理314)。
【0103】
次いで、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理315)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理316)。次いで、処理226へ移行し、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して、このときの中継送信動作を終了する。
【0104】
このようにして、本実施例では、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから中継指示がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0105】
ところで、上述した実施例では、中継宛先への画情報送信が正常に終了しなかった場合などで不達になった場合には、不達レポートを作成して出力するとともに、中継画情報の原稿を記録出力するようにしているが、中継依頼側から指定された中継宛先の情報が誤っていた場合には、中継宛先を修正することで、中継送信動作を継続することができる。
【0106】
そのためには、例えば、中継送信が不達になった旨を警報表示してユーザへ通知し、そのときに指示された中継宛先情報を表示して、ユーザに修正操作させ留用にするとよい。
【0107】
この場合に、このネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の一例を図13〜15に示す。なお、この場合の中継機能は、上述したもののうち、メモリ転送機能と、Fコード転送機能(中継受信ボックス機能)を適用している。
【0108】
まず、アナログ公衆網PSTNから着信検出すると、着信応答し(処理401)、所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行して、発呼側端末との間で伝送機能等を交渉する(処理402)。
【0109】
次いで、グループ3ファクシミリ伝送前手順において、信号SUBを受信したかどうかを調べ(判断403)、判断403の結果がNOになるときには、自端末にメモり転送モードがセットされているかどうかを調べる(判断404)。
【0110】
判断404の結果がNOになるときには、通常のグループ3ファクシミリ伝送手順(受信時)を継続し、画情報を受信し(処理405)、受信した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理406)。画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理407)、回線を復旧して(処理408)、このときの受信動作を終了する。
【0111】
また、メモリ転送モードがセットされている場合で、判断404の結果がYESになるときには、画情報を受信して画像蓄積装置9に蓄積し(処理409)、画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理410)、回線を復旧する(処理411)。
【0112】
次いで、メモリ転送情報テーブルを検索し、そのときに相手端末から通知されたRTIまたはCSIが特定宛先に登録されている1つ以上の転送情報を取り出し(処理412)、その検索により得た転送情報から転送宛先情報を取得する(処理413)。
【0113】
このとき、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいた処理412,413により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたかどうかを調べる(判断414)。
【0114】
判断414の結果がNOになるときには、処理413で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理415)、その転送宛先へ発呼し(処理416)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理417)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断418)、判断418の結果がNOになるときには、処理415へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0115】
また、判断418の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断419)。判断419の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断420)。
【0116】
判断420の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理421)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理422)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して(処理423)、一連の中継送信動作を終了する。
【0117】
また、判断420の結果がNOになるときには、処理421,422を実行せず、処理423へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0118】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断419の結果がNOになるとき、および、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいた処理412,413により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じた場合で判断414の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理424)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理425)。
【0119】
次いで、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理426)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理427)。
【0120】
次いで、依頼された中継送信が正常に終了しなかった旨を表す不達表示を操作表示部7に警報表示し(処理428)、ユーザからの確認操作を待つ(判断429のNOループ)。
【0121】
ユーザが確認操作をした場合で、判断429の結果がYESになると、そのときに適用した中継宛先の電話番号を表示して、ユーザに対し、宛先を対話操作にて修正させる(処理430)。この処理430を終了すると、処理415へ戻り、再度中継送信動作を行う。
【0122】
また、伝送前手順で信号SUBを受信した場合で、判断403の結果がYESになるときには、信号SUBにより運ばれたFコード値を抽出して、指定された受信ボックスの種別を判別し(処理430)、それが中継受信ボックスであるかどうかを調べる(判断431)。判断431の結果がNOになるときには、そのときに判別した受信ボックスの種別に対応した所定の処理を実行して(処理432)、この処理を終了する。
【0123】
また、指定された受信ボックスが中継受信ボックスであり、判断431の結果がYESになるときには、画情報を受信して画像蓄積装置9に蓄積し(処理433)、画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理434)、回線を復旧する(処理435)。
【0124】
次いで、対応するボックス管理情報から1つ以上の転送宛先情報を取得し(処理436)、その処理436により、転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたかどうかを調べる(判断437)。
【0125】
判断437の結果がNOになるときには、処理436で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理438)、その転送宛先へ発呼し(処理439)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理440)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断441)、判断441の結果がNOになるときには、処理438へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0126】
また、判断441の結果がYESになるときには、判断419へ移行し、中継送信動作の結果に応じた処理を実行する。また、判断437の結果がYESになるときには、処理424へ移行し、中継宛先情報の展開エラーを生じた際に実行する動作を行う。
【0127】
このようにして、本実施例では、他のグループ3ファクシミリ装置などから中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、相手端末から通知されたRTIまたはCSIに基づいて転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0128】
また、中継送信動作が不達になった場合、その中継送信操作にかかる画情報を蓄積したまま、中継宛先を修正した後に、再度中継送信動作を行うので、ユーザの手間がより軽減される。
【0129】
図16および図17は、この場合に、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示している。
【0130】
電子メールの受信時刻になると(判断501の結果がYES)、POPサーバーへログインして(処理502)、自端末宛の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせ(処理503)、受信電子メールがある場合には(判断504の結果がYES)、POPサーバから受信電子メールを全て取得する(処理505)。また、受信電子メールがない場合で、判断504の結果がNOになるときには、判断501へ戻り、次の電子メールの受信時刻まで待機する。なお、電子メールの受信時刻は、例えば、30分間隔で電子メールを受信するように設定されている場合には、処理502でPOPサーバへログインしてから30分経過後の時刻に設定される。
【0131】
次いで、取得した電子メールを1つ選択し(処理506)、中継指示情報が含まれているかどうかを調べる(判断507)。中継指示情報が含まれていない場合で、判断507の結果がNOになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換し(処理508)、その画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理509)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力し(処理510)、処理した電子メールを消去する(処理511)。
【0132】
次いで、取得した全ての電子メールについて処理を終了したかどうかを調べ(判断512)、判断512の結果がNOになるときには、処理506へ戻って残りの電子メールの処理を行う。また、判断512の結果がYESになるときには、判断501へ戻り、電子メールの受信動作を行う。
【0133】
また、電子メールに中継指示情報が含まれている場合で、判断507の結果がYESになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換して画像蓄積装置9へ一旦蓄積する(処理515)、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する(処理516)。
【0134】
ここで、処理516を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断517)。判断517の結果がNOになるときには、処理516で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理518)、その転送宛先へ発呼し(処理519)、処理515で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理520)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断521)、判断521の結果がNOになるときには、処理518へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0135】
また、判断531の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断522)。判断522の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断523)。
【0136】
判断523の結果がYESになるときには、処理515で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理524)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理525)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去する(処理526)。これにより、1つの電子メールに対する処理を終了したので、判断512へ移行し、残りの受信電子メールがあるかどうかを調べ、それ以降の処理を実行する。
【0137】
また、判断523の結果がNOになるときには、処理524,525を実行せず、処理526へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0138】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断522の結果がNOになるとき、および、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断517の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理527)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理528)。
【0139】
次いで、処理515で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理529)。
【0140】
次に、依頼された中継送信が正常に終了しなかった旨を表す不達表示を操作表示部7に警報表示し(処理530)、ユーザからの確認操作を待つ(判断531のNOループ)。
【0141】
ユーザが確認操作をした場合で、判断531の結果がYESになると、そのときに適用した中継宛先の電話番号を表示して、ユーザに対し、宛先を対話操作にて修正させる(処理532)。この処理532を終了すると、処理518へ戻り、再度中継送信動作を行う。
【0142】
このようにして、本実施例では、電子メールにより中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0143】
また、中継送信動作が不達になった場合、その中継送信操作にかかる画情報を蓄積したまま、中継宛先を修正した後に、再度中継送信動作を行うので、ユーザの手間がより軽減される。
【0144】
図18は、この場合に、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから、所定の中継指示のコマンドと画情報を受信した場合の処理の一例を示している。
【0145】
この場合、まず、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnより受信したデータを保存し(処理601)、受信したデータから中継宛先の情報を認識して、対応する電話番号を取得する(処理602)。また、処理601において、受信した画情報は画像蓄積装置9へ蓄積される。
【0146】
ここで、処理602を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断603)。判断603の結果がNOになるときには、処理602で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理604)、その転送宛先へ発呼し(処理605)、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理606)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断607)、判断607の結果がNOになるときには、処理604へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0147】
また、判断607の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断608)。判断608の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断609)。
【0148】
判断609の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理610)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理611)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去して(処理612)、このときの中継送信動作を終了する。
【0149】
また、判断609の結果がNOになるときには、処理610,611を実行せず、処理612へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0150】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断608の結果がNOになるとき、および、処理602において中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断603の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理613)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理614)。
【0151】
次いで、画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理615)。
【0152】
次に、依頼された中継送信が正常に終了しなかった旨を表す不達表示を操作表示部7に警報表示し(処理616)、ユーザからの確認操作を待つ(判断617のNOループ)。
【0153】
ユーザが確認操作をした場合で、判断617の結果がYESになると、そのときに適用した中継宛先の電話番号を表示して、ユーザに対し、宛先を対話操作にて修正させる(処理618)。この処理618を終了すると、処理604へ戻り、再度中継送信動作を行う。
【0154】
このようにして、本実施例では、パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから中継指示がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0155】
また、中継送信動作が不達になった場合、その中継送信操作にかかる画情報を蓄積したまま、中継宛先を修正した後に、再度中継送信動作を行うので、ユーザの手間がより軽減される。
【0156】
ところで、上述した実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXは、POPサーバを利用して電子メールを受信しているが、SMTPサーバ機能を備えた場合、他のSMTPサーバより直接電子メールを受信することができる。
【0157】
図19および図20は、この場合に、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示している。
【0158】
電子メールの受信が通知されると(判断701の結果がYES)、その電子メールを取得して保存する(処理702)。
【0159】
次いで、取得した電子メールに中継指示情報が含まれているかどうかを調べる(判断703)。中継指示情報が含まれていない場合で、判断703の結果がNOになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換し(処理704)、その画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理705)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力し(処理706)、処理した電子メールを消去する(処理707)。
【0160】
これで、受信した電子メールの処理が終了したので、判断701へ戻り、次の電子メールの受信動作を行う。
【0161】
また、電子メールに中継指示情報が含まれている場合で、判断207の結果がYESになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換して画像蓄積装置9へ一旦蓄積する(処理708)、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する(処理709)。
【0162】
ここで、処理709を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断710)。判断710の結果がNOになるときには、処理709で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理711)、その転送宛先へ発呼し(処理712)、処理708で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理713)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断714)、判断714の結果がNOになるときには、処理711へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0163】
また、判断714の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断715)。判断715の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断716)。
【0164】
判断716の結果がYESになるときには、処理708で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理717)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理718)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去する(処理719)。
【0165】
また、判断716の結果がNOになるときには、処理717,718を実行せず、処理719へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0166】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断715の結果がNOになるとき、および、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断710の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理720)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理721)。
【0167】
次いで、処理708で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理722)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理723)。次いで、処理719へ移行し、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去する。
【0168】
このようにして、本実施例では、電子メールにより中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0169】
図21および図22は、この場合に、このネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示している。
【0170】
電子メールの受信が通知されると(判断801の結果がYES)、その電子メールを取得して保存する(処理802)。
【0171】
次いで、取得した電子メールに中継指示情報が含まれているかどうかを調べる(判断803)。中継指示情報が含まれていない場合で、判断803の結果がNOになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換し(処理804)、その画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理805)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力し(処理806)、処理した電子メールを消去する(処理807)。
【0172】
これで、受信した電子メールの処理が終了したので、判断801へ戻り、次の電子メールの受信動作を行う。
【0173】
また、電子メールに中継指示情報が含まれている場合で、判断803の結果がYESになるときには、電子メールの本文情報の所定のMIMEパートを画情報へ変換して画像蓄積装置9へ一旦蓄積する(処理810)、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する(処理811)。
【0174】
ここで、処理811を実行した際に、中継宛先の電話番号の展開時にエラーが生じたかどうかを調べる(判断812)。判断812の結果がNOになるときには、処理811で取得した1つ以上の転送宛先情報から転送宛先を1つ選択し(処理813)、その転送宛先へ発呼し(処理814)、処理810で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を送信する(処理815)。1つの転送宛先への画情報の送信動作(中継送信動作)を終了すると、全ての転送宛先への中継送信動作が終了したかどうかを調べ(判断816)、判断816の結果がNOになるときには、処理813へ戻り、残りの転送宛先に対して中継送信動作を実行する。
【0175】
また、判断816の結果がYESになるときには、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了したかどうかを調べる(判断817)。判断817の結果がYESになるときには、中継送信した画情報を自端末で記録出力する旨を設定する自機出力オンがセットされているかどうかを調べる(判断818)。
【0176】
判断818の結果がYESになるときには、処理810で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し(処理819)、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理820)。次いで、記録出力を終了した画情報を画像蓄積装置9から消去する(処理821)。
【0177】
また、判断818の結果がNOになるときには、処理819,820を実行せず、処理821へ移行する。したがって、この場合には、中継送信した画情報の原稿は記録出力されずに、画像蓄積装置9から消去される。
【0178】
また、そのときの中継送信動作が、いずれか1つ以上の中継宛先について正常に終了しなかった場合で、判断817の結果がNOになるとき、および、中継指示情報の中継宛先情報から中継宛先の電話番号を取得する際にエラーを生じた場合で判断812の結果がYESになるときには、依頼された中継送信が失敗した旨を通知する所定の形式の不達レポート(図示略)を作成し(処理822)、不達レポートをプロッタ6より記録出力する(処理823)。
【0179】
次いで、処理810で得て画像蓄積装置9に蓄積した画情報を符号化復号化部8により元の画像データへ復号化し、その画像データをプロッタ6へ転送して、受信原稿を記録出力する(処理824)。
【0180】
次に、依頼された中継送信が正常に終了しなかった旨を表す不達表示を操作表示部7に警報表示し(処理825)、ユーザからの確認操作を待つ(判断826のNOループ)。
【0181】
ユーザが確認操作をした場合で、判断826の結果がYESになると、そのときに適用した中継宛先の電話番号を表示して、ユーザに対し、宛先を対話操作にて修正させる(処理827)。この処理827を終了すると、処理813へ戻り、再度中継送信動作を行う。
【0182】
このようにして、本実施例では、電子メールにより中継依頼がされた場合、そのときの中継送信動作が、全ての中継宛先について正常に終了しなかったとき、あるいは、指示された転送宛先情報を展開する際にエラーを生じたときには、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ネットワークファクシミリ装置FXのユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行することができ、非常に便利である。
【0183】
また、中継送信動作が不達になった場合、その中継送信操作にかかる画情報を蓄積したまま、中継宛先を修正した後に、再度中継送信動作を行うので、ユーザの手間がより軽減される。
【0184】
なお、上述した実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆網PSTNに接続した場合について説明したが、ネットワークファクシミリ装置FXをデジタル公衆網ISDNに接続した場合、または、ネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆網PSTNとデジタル公衆網ISDNの両方に接続した場合についても、本発明を同様にして適用することができる。
【0185】
また、各中継機能の説明における中継宛先の指定方法や、中継依頼の方法などは、上述したもののほか適宜なものを適用することができる。
【0186】
また、上述した実施例では、中継機能として、メモリ転送機能と、Fコード転送機能(中継受信ボックス機能)を適用した場合について説明したが、それ以外の中継機能を適用する場合にも、本発明を同様に適用することができる。
【0187】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了しなかった場合、ファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行するときの手間が軽減され、非常に便利であるという効果を得る。
【0188】
また、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が適切に行われなかった場合、ファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行するときの手間が軽減され、非常に便利であるという効果を得る。
【0189】
また、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信の中継宛先へ画情報の中継を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力するとともに、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了しなかった場合、不達レポートが作成されて記録出力されるとともに、中継送信にかかる画情報の原稿が記録出力されるので、ファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行するときの手間を軽減でき、非常に便利である。
【0190】
また、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信の中継宛先へ画情報の中継を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力し、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が適切に行われなかった場合、ファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行するときの手間が軽減され、非常に便利である。
【0191】
また、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信にかかる受信画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した受信画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0192】
また、中継機能を備えたファクシミリ装置において、中継送信時、指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わなず、その中継送信にかかる受信画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した受信画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が適切に行われなかった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0193】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先のファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、上記電子メールに含まれる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了しなかった場合、ネットワークファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行する際の手間が軽減され、非常に便利であるという効果を得る。
【0194】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が適切に行われなかった場合、ネットワークファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行する際の手間が軽減され、非常に便利であるという効果を得る。
【0195】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先のファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継宛先へ画情報の送信を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力し上記電子メールに含まれる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了しなかった場合、ネットワークファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行する際の手間が軽減され、非常に便利であるという効果も得る。
【0196】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その宛先へ画情報の送信を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力し、その中継送信にかかる受信画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了しなかった場合、ネットワークファクシミリ装置のユーザは、依頼された中継送信を手動で継続実行する際の手間が軽減され、非常に便利である。
【0197】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先のファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信にかかる受信画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した受信画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0198】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、電子メールを用いて画情報通信を行う機能と、公衆網に接続され、公衆網を介してファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、受信した電子メールにより、公衆網を介してファクシミリ装置へ画情報の中継送信が指定された場合、その指定された中継宛先を適切に取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信にかかる受信画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した受信画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0199】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、指定された上記宛先ファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信にかかる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0200】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、上記受信した宛先情報に基づいて適切な中継宛先情報を取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信にかかる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0201】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、指定された上記宛先ファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信の中継宛先へ画情報の中継を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力するとともに、その中継送信にかかる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0202】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、上記受信した宛先情報に基づいて適切な中継宛先情報を取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信の中継宛先へ画情報の中継を適切に行えなかった旨を通知するための不達レポートを作成して、その不達レポートを記録出力し、その中継送信にかかる画情報の画像を記録出力するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0203】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、指定された上記宛先ファクシミリ装置への画情報送信が正常に終了しなかったときには、その中継送信にかかる画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【0204】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続され、データ処理装置より宛先情報および送信画情報を受信し、受信した宛先情報を適用して公衆網に接続されている宛先ファクシミリ装置へ発呼し、その宛先ファクシミリ装置へ、受信した送信画情報を中継送信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置において、上記受信した宛先情報に基づいて適切な中継宛先情報を取得できなかった場合には、その中継送信を行わず、その中継送信にかかる画情報を保持し、指定された中継宛先の修正操作をユーザに行わせ、その後、保持した画情報を、修正された中継宛先へ中継送信するようにしたので、中継送信動作が正常に終了せずに不達になった場合、再度中継送信動作を行う際のユーザの手間がより軽減されるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】メモリ転送情報テーブルの一例を示した概略図。
【図4】ワンタッチダイアルテーブルの一例を示した概略図。
【図5】短縮ダイアルテーブルの一例を示した概略図。
【図6】ボックス管理情報の一例を示した概略図。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図9】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図10】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示したフローチャート。
【図11】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図12】パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから、所定の中継指示のコマンドと、画情報を受信した場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図13】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の他の例を示したフローチャート。
【図14】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【図15】ネットワークファクシミリ装置FXがアナログ公衆網PSTNから着信検出した場合の処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【図16】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の他の例を示したフローチャート。
【図17】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【図18】パーソナルコンピュータ装置PC1〜PCnから、所定の中継指示のコマンドと、画情報を受信した場合の処理の他の例を示したフローチャート。
【図19】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理のさらに他の例を示したフローチャート。
【図20】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理のさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【図21】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図22】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メールを受信するときに実行する処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
SM メールサーバ装置
PC1〜PCn パーソナルコンピュータ装置

Claims (4)

  1. 受信した受信画情報を指定された中継宛先へ送信する中継手段と前記受信画情報を記録出力する出力手段とを備えたファクシミリ装置であって、
    前記中継手段により前記中継宛先へ前記受信画情報を送信する際に、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するか否かを設定する設定手段を備え、
    前記中継宛先へ前記受信画情報を正常に送信しなかった場合には、前記設定手段により前記受信画情報を記録出力しないように設定されているときであっても、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記中継宛先へ前記受信画情報を正常に送信しなかった場合には、さらに、その旨を通知するための第1の不達レポートを作成し、その第1の不達レポートとともに前記受信画情報を前記出力手段により記録出力することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 受信した受信画情報を指定された中継宛先へ送信する中継手段と前記受信画情報を記録出力する出力手段とを備えたファクシミリ装置であって、
    前記中継手段により前記中継宛先へ前記受信画情報を送信する際に、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力するか否かを設定する設定手段を備え、
    前記中継宛先の情報を取得しなかった場合には、前記設定手段により前記受信画情報を記録出力しないように設定されているときであっても、前記受信画情報を前記出力手段により記録出力することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 前記中継宛先の情報を取得しなかった場合には、さらに、その旨を通知するための第2の不達レポートを作成し、その第2の不達レポートとともに前記受信画情報を前記出力手段により記録出力することを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
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