JP3529250B2 - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP3529250B2 JP27665897A JP27665897A JP3529250B2 JP 3529250 B2 JP3529250 B2 JP 3529250B2 JP 27665897 A JP27665897 A JP 27665897A JP 27665897 A JP27665897 A JP 27665897A JP 3529250 B2 JP3529250 B2 JP 3529250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークファ
クシミリ装置に関し、特に、ネットワーク端末間でデー
タの送受信が可能なネットワークに前記ネットワーク端
末のひとつとして接続されると共に公衆網に接続され、
前記公衆網上の中継元装置から所定の伝送制御手順によ
りファクシミリメッセージとして受信した画情報を、前
記所定の伝送制御手順における制御信号により通知され
た中継先情報により特定される前記ネットワーク上の中
継先に前記ネットワークを介して転送するネットワーク
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表されるコンピュー
タネットワークを介した通信は、公衆網を介した従来の
ファクシミリ通信等と異なり、通信の都度に通信料が課
金されることがなく、無料で行える利点がある。もっと
も、前記公衆網を介して最寄のインターネット接続業者
(プロバイダ)等のサーバ装置にダイヤルアップ接続し
てインターネットを介した通信を行う場合には、前記公
衆網を介する分の通信料は課金されるが、その通信料
は、市内通話料程度で済み、ネットワークを介した通信
の利点はほとんど損なわれない。
【0003】一方、ファクシミリ通信の形態は、基本的
には、公衆網を介したファクシミリ装置間での通信であ
るが、ファクシミリ装置間の通信経路の一部または全部
としてインターネット等のネットワークを使用すること
で、通信料金の節減を図った新たなファクシミリ通信形
態が種々提案されている。
【0004】具体的には、LANインターフェース等の
ネットワーク用のインターフェースを備えたファクシミ
リ装置(ネットワークファクシミリ装置)を、ネットワ
ークに接続し、送信側のネットワークファクシミリ装置
で読み取った原稿画情報をネットワークを介して受信側
のネットワークファクシミリ装置で受信したり、送信側
のネットワークファクシミリ装置が他のネットワーク端
末からの中継依頼の画情報を電子メール等としてネット
ワークを介して受信して、ネットワークを介して中継先
側のネットワークファクシミリ装置に転送し、その中継
先側のネットワークファクシミリ装置が、転送されてき
た画情報に付帯して通知された中継先のファックス番号
に発呼して、転送されてきた画情報を公衆網を介して送
信したり、逆に、公衆網を介して中継元のファクシミリ
装置から中継依頼された画情報を中継元側のネットワー
クファクシミリ装置が受信して、受信した画情報に付帯
して通知されたネットワーク上の中継先に、当該受信し
た画情報を電子メール等としてネットワークを介して送
信し、中継先のネットワーク端末や中継先側のネットワ
ークファクシミリ装置が受信したり、更に、その中継先
側のネットワークファクシミリ装置が受信した画情報を
最終的な中継先のファクシミリ装置に公衆網を介して送
信したりする等のファクシミリ通信形態がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ネットワ
ークにネットワーク端末の1つとしてネットワークファ
クシミリ装置を接続することで、利便性の高い種々のフ
ァクシミリ通信形態が実現できるが、公衆網上の中継元
のファクシミリ装置から受信した画情報を、ネットワー
ク上の中継先のネットワーク端末に転送する場合、ネッ
トワークファクシミリ装置は、単に中継元のファクシミ
リ装置と、中継先のネットワーク端末との通信を中継す
るのみで、受信画情報をそのまま転送している。
【0006】一方、ネットワーク端末として一般的に使
用されるパーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末
においては、カラー画像の表示や加工を容易に行える能
力を備えている。
【0007】それにもかかわらず、ネットワークファク
シミリ装置が中継元のファクシミリ装置から受信した白
黒の画情報をそのまま中継先のネットワーク端末に転送
するだけでは、前記ネットワーク端末のカラー画像処理
機能を十分に活かしているとはいなえい。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、ネットワーク端末のカラー画像処理機能を十分
に活かすことができる画情報中継を行えるネットワーク
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のネットワークファクシミリ装置は、
ネットワーク端末間でデータの送受信が可能なネットワ
ークに前記ネットワーク端末のひとつとして接続される
と共に公衆網に接続され、前記公衆網上の中継元装置か
ら所定の伝送制御手順によりファクシミリメッセージと
して受信した画情報を、前記所定の伝送制御手順におけ
る制御信号により通知された中継先情報により特定され
る前記ネットワーク上の中継先に前記ネットワークを介
して転送するネットワークファクシミリ装置において、
前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情報とを予め
対応付けて記憶した対応テーブルと、前記中継元装置か
らの受信画情報を、前記中継元装置から通知された前記
中継先情報により特定される前記ネットワーク上の中継
先に前記対応テーブルにおいて対応するカラー変換情報
に基づいてカラー変換するカラー変換手段と、そのカラ
ー変換手段によりカラー変換された前記受信画情報を前
記中継先に前記ネットワークを介して転送する転送手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のネットワークファクシミリ
装置は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能な
ネットワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接
続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上の中継
元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミリメッ
セージとして受信した画情報を、前記所定の伝送制御手
順における制御信号により通知された中継先情報により
特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネットワ
ークを介して転送するネットワークファクシミリ装置に
おいて、前記中継元装置から前記所定の伝送制御手順に
おける制御信号により通知されるカラー変換情報を受信
するカラー変換情報受信手段と、前記中継元装置からの
受信画情報を、前記カラー変換情報受信手段が前記中継
元装置から受信したカラー変換情報に基づいてカラー変
換するカラー変換手段と、そのカラー変換手段によりカ
ラー変換された前記受信画情報を前記中継先に前記ネッ
トワークを介して転送する転送手段とを備えたことを特
徴とする。
【0011】請求項3記載のネットワークファクシミリ
装置は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能な
ネットワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接
続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上の中継
元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミリメッ
セージとして受信した画情報を、前記所定の伝送制御手
順における制御信号により通知された中継先情報により
特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネットワ
ークを介して転送するネットワークファクシミリ装置に
おいて、前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情報
とを予め対応付けて記憶した対応テーブルと、前記中継
元装置からの受信画情報に、前記中継元装置から通知さ
れた前記中継先情報により特定される前記ネットワーク
上の中継先に前記対応テーブルにおいて対応するカラー
変換情報を付帯させて前記中継先に前記ネットワークを
介して転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載のネットワークファクシミリ
装置は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能な
ネットワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接
続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上の中継
元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミリメッ
セージとして受信した画情報を、前記所定の伝送制御手
順における制御信号により通知された中継先情報により
特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネットワ
ークを介して転送するネットワークファクシミリ装置に
おいて、前記中継元装置から前記所定の伝送制御手順に
おける制御信号により通知されるカラー変換情報を受信
するカラー変換情報受信手段と、前記中継元装置からの
受信画情報に、前記カラー変換情報受信手段が前記中継
元装置から受信したカラー変換情報を付帯させて前記中
継先に前記ネットワークを介して転送する転送手段とを
備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】先ず、図1に、本発明の実施形態に係るネ
ットワークファクシミリ装置2が接続されたネットワー
ク1を含む、通信システムの構成を示す。同図におい
て、ネットワーク1は、ネットワークファクシミリ装置
2、サーバ装置3、及び、パーソナルコンピュータ等の
クライアント端末4a、4bをネットワーク端末として
相互接続するLAN(ローカルエリアネットワーク)5
と、ネットワークファクシミリ装置6、サーバ装置7、
及び、パーソナルコンピュータ等のクライアント端末8
a、8bをネットワーク端末として相互接続するLAN
9とが、ルータ10及びルータ11を介してインターネ
ット12により相互接続されて構成されている。
【0015】LAN5やLAN9上の各ネットワーク端
末は、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)による通
常のテキストの電子メールの送受信や、MIME(Mu
ltipurpose Internet Messa
ge Extensions)による通常のテキスト以
外の画像、音声等のデータの送受信、FTP(File
Trnsfer Protocol)によるファイル
の送受信等を行うアプリケーションを稼動させること
で、LAN5、9、ルータ10、11及びインターネッ
ト12を介したデータの送受信を行える。また、サーバ
装置3または7は、それぞれLAN5または9における
POPサーバとして動作し、POPクライアントとして
のクライアント端末4a、4b、ネットワークファクシ
ミリ装置2、または、クライアント端末8a、8b、ネ
ットワークファクシミリ装置6の各ネットワーク端末宛
の電子メールを、受信蓄積して、各ネットワーク端末に
配信する。
【0016】ここで、以上の構成のネットワーク1で、
LAN5側は、日本にあり、LAN9側は米国にあると
いうように、互いに遠距離に位置しているとする。
【0017】また、ネットワークファクシミリ装置2及
び6は、それぞれ世界規模の公衆網13にも接続されて
いて、公衆網13には、LAN5側(日本)に位置する
ファクシミリ装置14aと、LAN9側(米国)に位置
するファクシミリ装置14bとが接続されているとす
る。
【0018】ここで、ネットワークファクシミリ装置
2、6の一般的な使用形態について説明すると、LAN
5側(日本)のファクシミリ装置14aや、ネットワー
クファクシミリ装置2や、クライアント端末4a、4b
から、LAN9側(米国)のファクシミリ装置14b
や、ネットワークファクシミリ装置6や、クライアント
端末8a、8bへ画情報を送信する場合、ファクシミリ
装置14aから公衆網13を介して中継依頼された画情
報や、ネットワークファクシミリ装置2で直接読み取っ
た画情報や、クライアント端末4a、4bからLAN5
を介して中継依頼された画情報を、MIMEに対応した
形式でエンコードしたテキストデータを内容とする電子
メールに変換してインターネット12を介してネットワ
ークファクシミリ装置6に転送し、そのネットワークフ
ァクシミリ装置6が、転送された電子メールの内容をデ
コードして得た画情報を、公衆網13を介して中継先の
ファクシミリ装置14bに送信したり、中継先としての
自装置において記録紙に記録したり、LAN9を介して
中継先のクライアント端末8aまたは8bに配信したり
することで、無料または、市内通話料程度の割安な通信
料で、画情報を送受信できる。
【0019】これは、LAN5とLAN9とが同一国内
において互いに遠距離に位置している場合にも得られる
利点である。
【0020】このように、ネットワーク1にネットワー
クファクシミリ装置2や6を接続することで、インター
ネット12を介したファクシミリ通信や、公衆網13を
介したファクシミリ通信における通信経路の一部をイン
ターネット12でバイパスしたファクシミリ通信を行う
ことができるが、公衆網13上の中継元ファクシミリ装
置14aや14bからの中継依頼の画情報を、ネットワ
ークファクシミリ装置2や6が公衆網13を介して受信
して、クライアント端末4aや、クライアント端末8b
や、インターネット12内のネットワーク端末宛等に転
送するだけでも、公衆網13に接続されてはいるが、ネ
ットワーク1には直接接続されていない、ファクシミリ
装置14aや14bから、ネットワーク1上のネットワ
ーク端末宛に画情報を送信できる、有用な中継サービス
を提供できる。
【0021】そのような中継サービスにおいては、公衆
網13上の中継元のファクシミリ装置14aや14b
が、ネットワーク1上の中継先を特定するための情報
(中継先情報)を、中継依頼の画情報に付帯させてネッ
トワークファクシミリ装置2や6に通知して、その通知
された中継先情報に基づいて、ネットワークファクシミ
リ装置2や6が中継先のネットワーク端末を特定して、
受信した中継依頼の画情報を転送する必要がある。
【0022】中継先のネットワーク端末の特定法として
は、公衆網13上の中継元のファクシミリ装置14aや
14bが、中継依頼の画情報の送信の際に、ITU−T
勧告T.30に規定されたG3ファクシミリの伝送制御
手順におけるサブアドレスを通知するための制御信号で
あるサブアドレス信号SUBの情報内容として、サブア
ドレスの番号を、ネットワークファクシミリ装置2、6
へ通知する一方、ネットワークファクシミリ装置2や6
において、予め登録しておいた、サブアドレスとネット
ワーク1上の中継先のネットワーク端末の電子メールア
ドレスとの対応テーブルと、通知されたサブアドレスの
番号とを照合して対応する電子メールアドレスにより、
中継先のネットワーク端末を特定する方法がある。その
場合に、ネットワークファクシミリ装置2や6が、サブ
アドレスと電子メールアドレスとの対応テーブルを予め
登録しておくのは、サブアドレス信号SUBの情報内容
として含ませることができる文字セットが、数字とわず
かな記号に限定されているために、サブアドレス信号
に、アルファベット等の多様な文字セットにより表現さ
れる電子メールアドレスの文字列を直接含ませることが
できないためである。
【0023】もっとも、中継先のネットワーク端末を、
中継元のファクシミリ装置14aや14bにおいて直接
特定することもできる。つまり、中継元のファクシミリ
装置14aや14bにおいて、中継先の電子メールアド
レスを直接入力して、その入力された電子メールアドレ
スの文字列を、G3ファクシミリの伝送制御手順におけ
る非標準機能設定信号NSSの情報フィールドに含ませ
て、ネットワークファクシミリ装置2や6に通知するこ
とで、中継先のネットワーク端末を直接特定できる。な
お、後述する本発明に係るネットワークファクシミリ装
置2においては、この方法により、中継先のネットワー
ク端末を特定するものとする。
【0024】次に、本発明に係るネットワークファクシ
ミリ装置2構成を図2に示す。
【0025】同図において、ネットワークファクシミリ
装置2は、CPU20、ROM21、RAM22、タイ
マ制御部23、操作表示部24、ハードディスク装置2
5、SRAM26、LAN通信制御部27、プロッタ部
28、スキャナ部29、符号化復号化部30、網制御部
31、通信制御部32、及び、システムバス33により
構成されている。
【0026】ここで、CPU20は、ROM21書き込
まれた制御プログラムに従って、RAM22を作業領域
として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコン
ピュータである。
【0027】ROM21は、前述したように、CPU2
0が装置各部を制御するための制御プログラムが記憶さ
れているリードオンリメモリである。また、ROM21
には、キャラクタコードと、そのキャラクタコードに対
応するフォントデータとの対応テーブルであるフォント
テーブル21aが記憶されていて、CPU20は、文字
列を画像に変換する際には、フォントテーブル21aを
参照する。
【0028】RAM22は、前述したようにCPU20
の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリで
ある。タイマ制御部23は時間経過のカウントや、CP
U20により設定された時間の経過を検出してCPU2
0に割込みにより通知する等の時間の制御を行うもので
ある。
【0029】操作表示部24は、図示していないが、送
信宛先のファックス番号等をユーザに入力させるための
テンキー、送信開始の指示入力を受けるためのスタート
キー、操作の中止の指示入力を受けるためのストップキ
ー、ワンタッチダイヤルキー、短縮ダイヤルキー等の各
種キーが配設されて、ユーザによる各種操作を受け入れ
ると共に、液晶表示装置等の表示器を備え、その表示器
にユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセ
ージを表示するものである。
【0030】ハードディスク装置25は、スキャナ部2
9で読み取った画像データを、メモリ送信するために一
時的にファイルとして蓄積したり、受信した画像データ
を、プロッタ部28により記録するまでファイルとして
一時的に蓄積したり、ネットワーク1を介して送受信す
るデータを一時的にファイルとして蓄積したり、その他
の各種データをファイルとして蓄積するためのものであ
る。SRAM26は、図示しないバックアップ用回路に
よりバックアップされたRAMで、装置電源遮断時にも
記憶内容を保持すべき、装置動作に関連する設定情報
や、ユーザパラメータを記憶するためのものである。
【0031】LAN通信制御部27は、LAN5に接続
され、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTPによる通常のテキスト
の電子メールの送信や、MIMEによる通常のテキスト
以外の画情報等のデータの送信や、POPによる電子メ
ールの受信を制御するものである。
【0032】プロッタ部28は、受信した画情報を、そ
の線密度に応じて記録出力したり、スキャナ部29で読
み取った画情報を、その線密度に応じて記録出力(コピ
ー動作)するためのものである。スキャナ部29は、
3.85本/mm、7.7本/mm、15.4本/mm
等の所定の読み取り線密度で原稿画像を読み取って画情
報を得るためのものである。
【0033】符号化復号化部30は、送信画情報を、G
3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符号
化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号
化圧縮する一方、受信画情報をMH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の復号化
方式で復号伸長するものである。
【0034】網制御部31は、公衆網13に接続され
て、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転
の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン
(話し中音)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等
の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うも
のである。
【0035】通信制御部32は、G3ファクシミリプロ
トコルに基づいてファクシミリ通信を制御すると共に、
G3ファクシミリモデム機能を備え、網制御部31を介
した公衆網8への送信データを変調する一方、網制御部
31を介した公衆網8からの受信信号を復調するもので
ある。また、通信制御部32は、入力されたダイヤル番
号に対応したDTMF信号の送出も行う。システムバス
33は、上記装置各部がデータをやり取りするための信
号ラインである。
【0036】以上の構成で、ネットワークファクシミリ
装置2は、本発明に係るカラー変換処理ために、公衆網
13を介して受信した画情報の中継先となり得るネット
ワーク1上の電子メールアドレスと、カラー変換情報と
を対応付けた対応テーブルを予めSRAM26に登録・
記憶しておく必要がある。
【0037】一方、ネットワークファクシミリ装置2に
おいては、宛先として、公衆網13上のファクシミリ装
置14a等のみならず、ネットワーク1上のクライアン
ト端末4a等を指定可能であるため、ワンタッチダイヤ
ルにも、ファックス番号のみならず、電子メールアドレ
スをも登録・記憶できる。
【0038】そこで、本実施の形態においては、ワンタ
ッチダイヤルの各キー番号に、電子メールアドレスを対
応付けて登録する際に、図3に示すように、電子メール
アドレスのコメントフィールド<>にカラー変換情報を
含ませて登録する。これにより、ワンタッチダイヤルの
登録と、各電子メールアドレスに対応するカラー変換情
報とを別に登録しないで済む。もちろん、電子メールア
ドレスと、カラー変換情報とを対応付けた対応テーブル
を独立して登録するようにしてもよい。
【0039】図3において、ワンタッチキー番号「0
1」には、登録内容として、「suzuki@rico
h.co.jp<WHITE:BLUE>」が登録され
ている。これは、電子メールアドレス「suzuki@
ricoh.co.jp」宛に受信した中継依頼の画情
報の黒を白に、白を青に変換することを示している。ワ
ンタッチキー番号「02」においても同様に、電子メー
ルアドレス「satoh@ricoh.co.jp」宛
に受信した中継依頼の画情報の黒をライトブルーに、白
を黒に変換することを示している。ワンタッチキー番号
「03」においても同様に、電子メールアドレス「ta
kahashi@ricoh.co.jp」宛に受信し
た中継依頼の画情報の黒を赤に、白を緑に変換すること
を示している。
【0040】また、中継元となるファクシミリ装置14
aや14bにおいては、ネットワークファクシミリ装置
2のカラー変換機能に対応して、図4に示すように、短
縮ダイヤルの番号に対応付けられた登録内容として、カ
ラー変換情報を登録している。具体的には、例えば、短
縮番号「01」には、カラー変換情報<WHITE:B
LUE>が登録されており、その意味は、前述した図3
に示した電子メールアドレスのコメントフィールド<>
に登録されたカラー変換情報と同様である。なお、カラ
ー変換情報をワンタッチダイヤルのキー番号に対応付け
られた登録内容として登録してもよい。
【0041】中継元となるファクシミリ装置14aや1
4bでは、中継先の電子メールアドレスを予め登録して
おいたワンタッチダイヤルキーや短縮ダイヤル番号を指
定入力したり、あるいは、直接入力したりして指定され
た、中継先情報を、図5に示すように、非標準機能設定
信号NSSのフレームのヘッダに続く中継先指定情報1
とし、予め登録しておいたワンタッチダイヤルキーや短
縮ダイヤル番号を指定入力したり、あるいは、直接入力
したりして指定されたカラー変換情報を、中継先指定情
報2として、ネットワークファクシミリ装置2に通知す
る。なお、中継先指定情報1をカラー変換情報とし、中
継先指定情報2を中継先情報とするようにしてもよい。
つまり、中継元となるファクシミリ装置14aや14b
において、ユーザが中継依頼の画情報を送信する際に、
ネットワークファクシミリ装置2の公衆網13における
ファックス番号を指定入力すると共に、中継先情報また
は/及びカラー変換情報を指定入力すれば、その指定入
力された中継先情報または/及びカラー変換情報が図5
に示すフレームの中継先指定情報1または及び中継先指
定情報2として、ネットワークファクシミリ装置2に通
知される。
【0042】以上の前提で、ネットワークファクシミリ
装置2において行われる着信処理手順について、図6を
参照して説明する。
【0043】同図において、ネットワークファクシミリ
装置2のCPU20は、網制御部31の状態を監視する
ことにより、着信があるかを監視し(判断101のNo
ループ)、着信があった場合は(判断101のYe
s)、G3ファクシミリプロトコルに基づいて、呼設定
手順・伝送前手順を行う(処理102)。なお、処理1
02の伝送前手順においては、図5に示したNSSのフ
レームにより、中継先指定情報1または及び中継先指定
情報2が通知される場合もあし、中継先指定情報1さえ
も通知さない場合もある。
【0044】処理102の後は、メッセージ伝送手順に
より画情報を受信して(処理103)、伝送後手順・呼
解放手順を行って(処理104)、判断101で着信し
た呼を切断し、NSSで中継先指定情報1が通知された
かを判断し(判断105)、中継先指定情報1さえも通
知されたなった場合は(判断105のNo)、単に、自
装置宛の画情報を受信したことになるため、受信画情報
をプロッタ部28により記録出力する(処理106)。
【0045】少なくとも、中継先指定情報1が通知され
た場合には(判断105のYes)、更に、カラー変換
情報が、中継先指定情報1または2として通知されたか
(判断107)、または、カラー変換情報が、中継先指
定情報1または2として通知されなかった場合において
(判断107のNo)、中継先指定情報1または2とし
て通知された中継先に対応するカラー変換情報が、図3
に示したようにSRAM26に登録・記憶されている対
応テーブルにコメントフィールドとして登録されている
か(判断108)、を判断する。
【0046】判断107において、カラー変換情報が通
知された場合は(判断107のYes)、中継元の意向
を優先させて、図7の処理201に移行する。判断10
7において、カラー変換情報が通知されない場合におい
て(判断107のNo)、通知された中継先の電子メー
ルアドレスに対応するカラー変換情報が登録されている
場合には(判断108のYes)、図7の処理201に
移行する一方、通知された中継先に対応するカラー変換
情報が登録されていない場合には(判断108のN
o)、図7の処理202に移行する。
【0047】つまり、受信した中継依頼の画情報に関連
したカラー変換情報が得られた場合には、図7の処理2
01に移行し、受信した中継依頼の画情報に関連したカ
ラー変換情報が得られなかった場合には、図7の処理2
02に移行する。
【0048】なお、図6に示す着信処理手順では、判断
107における、カラー変換情報の通知の有無と、判断
108における、カラー変換情報の登録の有無を二重に
判断すると共に、判断107における、カラー変換情報
の通知の有無のほうを優先させているが、逆に、判断1
08における、カラー変換情報の登録の有無のほうを優
先させてもよい。また、判断107における、カラー変
換情報の通知の有無だけを判断し、通知があった場合に
は、図7の処理201を行い、通知がなかった場合に
は、図7の処理202を行うようにしてもよい。また、
判断108における、カラー変換情報の登録の有無だけ
を判断し、登録されいる場合には、図7の処理201を
行い、登録されていない場合には、図7の処理202を
行うようにしてもよい。
【0049】図7において、図6の判断107のYe
s、または、判断108のYesの後に行われる、処理
201では、中継元から通知された、または、自装置に
登録していたカラー変換情報に基づいて、受信画情報を
カラー変換してTIFF形式に変換する(処理20
1)。具体的には、例えば、図9に示すように、MMR
符号化方式で符号化された状態で受信した、文字が黒、
背景が白の受信画情報を、図10に示すように、文字が
白、背景が青のTIFF形式の画情報に変換する。
【0050】図7において、図6の判断108のNoの
後に行われる、処理202では、受信画情報をそのまま
TIFF形式に変換する(処理202)。具体的には、
例えば、図9に示すように、MMR符号化方式で符号化
された状態で受信した、文字が黒、背景が白の受信画情
報を、図11に示すように、文字が黒、背景が白のTI
FF形式の画情報に変換する。
【0051】処理201または処理202の後は、変換
後画情報をMIMEに基づいた形式の電子メールに変換
し(処理203)、中継元から通知された中継先の電子
メールアドレス宛に送信する(処理204)。図12
に、処理203で変換され、処理204で中継先に送信
される電子メールの一例を示す。同図において、中継依
頼の画情報は、中継先のクライアント端末におけるファ
クシミリ画情報表示アプリケーションに合わせた画像フ
ォーマット(この場合DCX)に変換されると共にMI
MEに基づくエンコーディング方式でテキストデータに
エンコードされて、MIMEに基づくヘッダ部が付加さ
れた電子メールの本文部として添付される。なお、図1
2に示す電子メールの本文部に添付される画情報は、文
字が白に、背景が青にカラー変換されたものであるが、
本文部に添付される画情報が実際にどのような色に変換
されるかは、処理201でのカラー変換情報によって異
なり、また、処理202で変換された場合には、受信画
情報と同じで文字が黒、背景が白となる。
【0052】処理204で送信された画情報の電子メー
ルは、中継先のクライアント端末により受信され、電子
メールアプリケーションにより元のDCX形式の画情報
に戻されて、ファクシミリ画情報表示アプリケーション
に渡され、中継元からカラー変換情報が通知されれば、
その通知された通りの色で、また、中継元からカラー変
換情報が通知されなくても、ネットワークファクシミリ
装置2において中継先に対応してカラー変換情報が登録
されていれば、その登録された通りの色で表示されるこ
とになる。
【0053】次に図6の判断107のYes、または、
判断108のYesの後に行われ、または、図6の判断
108のNoの後に行われる、図7とは別の処理例を図
8に示す。
【0054】図8において、図6の判断107のYe
s、または、判断108のYesの後に行われる処理3
01では、受信画情報をそのままTIFF形式に変換す
る。具体的には、例えば、図9に示すように、MMR符
号化方式で符号化された状態で受信した、文字が黒、背
景が白の受信画情報を、図11に示すように、文字が
黒、背景が白のTIFF形式の画情報に変換する。
【0055】そして、変換後画情報に、MIMEに基づ
いたマルチパート形式で、判断107で通知された、ま
たは、判断108で登録されていたカラー変換情報を付
加して電子メールに変換する(処理302)。図13
に、処理302で作成された電子メールの一例を示す。
同図において、中継依頼の画情報は、中継先のクライア
ント端末におけるファクシミリ画情報表示アプリケーシ
ョンに合わせた画像フォーマット(この場合DCX)に
変換されると共にMIMEに基づくエンコーディング方
式でテキストデータにエンコードされて、MIMEに基
づくヘッダ部が付加された電子メールの本文部のマルチ
パートの後半部として添付される。なお、その添付され
画情報自体の色は、受信画情報と同様に、文字が黒、背
景が白である。また、本文部のマルチパートの前半のパ
ートには、例えば「Color=BLUE:WHIT
E」との文字列により、カラー変換情報が記述されてい
る。
【0056】また、図8において、図6の判断108の
Noの後に行われる、処理303では、受信画情報をそ
のままTIFF形式に変換する(処理202)。具体的
には、例えば、図9に示すように、MMR符号化方式で
符号化された状態で受信した、文字が黒、背景が白の受
信画情報を、図11に示すように、文字が黒、背景が白
のTIFF形式の画情報に変換する。そして、変換後画
情報を、図12に示すようなMIMEに基づいた形式の
電子メールに変換する(処理304)。ただしその場
合、カラー変換はされず、受信画情報と同様に文字は黒
で、背景は白である。
【0057】処理302または処理304の後は、変換
後の電子メールを、中継元から通知された中継先の電子
メールアドレス宛に送信する(処理305)。
【0058】処理204で送信された画情報の電子メー
ルは、処理304で変換されたものであれば、中継先の
クライアント端末により受信され、電子メールアプリケ
ーションにより元のDCX形式の画情報に戻されて、フ
ァクシミリ画情報表示アプリケーションに渡され、白黒
画像として表示される。
【0059】処理204で送信された画情報の電子メー
ルが、処理302で変換されたものであれば、中継先の
クライアント端末により受信され、電子メールアプリケ
ーションにより元のDCX形式の画情報に戻されると共
に、「Color=BLUE:WHITE」との文字列
により通知されるカラー変換情報に基づいてカラー変換
されて、ファクシミリ画情報表示アプリケーションに渡
され、中継元からカラー変換情報が通知されれば、その
通知された通りの色で、また、中継元からカラー変換情
報が通知されなくても、ネットワークファクシミリ装置
2において中継先に対応してカラー変換情報が登録され
ていれば、その登録された通りの色で表示されることに
なる。
【0060】これにより、ネットワークファクシミリ装
置2においてカラー変換処理を行わなくても、通知また
は登録していた通りにカラー変換された画情報を中継先
において表示させることができる。
【0061】なお、以上説明した本実施の形態において
は、中継依頼画情報を電子メールによりネットワークフ
ァクシミリ装置2からクライアント端末等へ転送する場
合を例に説明したが、本発明は、それに限らず、電子メ
ール以外のデータ形式で転送する場合にも同様に適用可
能なものである。
【0062】また、以上説明した実施の形態において
は、本発明を、インターネット12を含むネットワーク
1に接続されたネットワークファクシミリ装置2に適用
したが、本発明は、ネットワークの規模や、ネットワー
クにおけるデータ転送プロトコルにより限定されるもの
ではなく、その他のネットワークにネットワークファク
シミリ装置2が接続される場合でも同様に適用可能なも
のである。
【0063】また、本発明に係るネットワークファクシ
ミリ装置2が接続される公衆網13としては、電話網に
限らず、ISDN等の他の網であってもよく、また、フ
ァクシミリ装置間で公衆網13を介してファクシミリメ
ッセージを送受信するための伝送制御手順としても、G
3ファクシミリプロトコルに限らず、その他の伝送制御
手順であっても、本発明を適用可能である。
【0064】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記対応
テーブルに前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情
報とを予め対応付けて記憶しておき、前記カラー変換手
段が、前記中継元装置から通知された前記中継先情報に
より特定される前記ネットワーク上の中継先に前記対応
テーブルにおいて対応するカラー変換情報に基づいてカ
ラー変換した、前記中継元装置からの受信画情報を、前
記転送手段が前記中継先に前記ネットワークを介して転
送するため、前記中継先のネットワーク端末のカラー画
像処理機能を十分に活かすことができる画情報中継を行
え、前記中継元装置のユーザと、前記中継先のネットワ
ーク端末のユーザとの間のコミュニケーションの幅を広
げることができる効果が得られる。
【0065】請求項2に係る発明によれば、前記カラー
変換情報受信手段が、前記中継元装置から前記所定の伝
送制御手順における制御信号により通知されるカラー変
換情報を受信すると、前記カラー変換手段が、前記中継
元装置からの受信画情報を、前記カラー変換情報受信手
段が前記中継元装置から受信したカラー変換情報に基づ
いてカラー変換し、そのカラー変換手段によりカラー変
換された前記受信画情報を前記転送手段が前記中継先に
前記ネットワークを介して転送するため、前記中継先の
ネットワーク端末のカラー画像処理機能を十分に活かす
ことができる画情報中継を行え、前記中継元装置のユー
ザと、前記中継先のネットワーク端末のユーザとの間の
コミュニケーションの幅を広げることができる効果が得
られる。また、前記カラー変換情報を前記中継元装置に
おいて指定できるため、前記中継元装置のユーザのカラ
ー変換についての意図を中継先のネットワーク端末のユ
ーザに正確に伝えることができる利点がある。
【0066】請求項3に係る発明によれば、前記対応テ
ーブルに前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情報
とを予め対応付けて記憶しておき、前記転送手段が、前
記中継元装置からの受信画情報に、前記中継元装置から
通知された前記中継先情報により特定される前記ネット
ワーク上の中継先に前記対応テーブルにおいて対応する
カラー変換情報を付帯させて前記中継先に前記ネットワ
ークを介して転送するため、前記中継先のネットワーク
端末のカラー画像処理機能を十分に活かすことができる
画情報中継を行え、前記中継元装置のユーザと、前記中
継先のネットワーク端末のユーザとの間のコミュニケー
ションの幅を広げることができる効果が得られる。ま
た、受信画情報のカラー変換処理を、本発明に係るネッ
トワークファクシミリ装置が行うのではなく、前記中継
先にカラー変換情報と共に前記受信画情報を転送するこ
とで、前記中継先のネットワーク端末側に行わせること
ができるため、その分、本発明に係るネットワークファ
クシミリ装置における処理負担を低減できる利点があ
る。
【0067】請求項4に係る発明によれば、前記カラー
変換情報受信手段が、前記中継元装置から前記所定の伝
送制御手順における制御信号により通知されるカラー変
換情報を受信すると、前記転送手段が前記中継元装置か
らの受信画情報に、前記カラー変換情報受信手段が前記
中継元装置から受信したカラー変換情報を付帯させて前
記中継先に前記ネットワークを介して転送するため、前
記中継先のネットワーク端末のカラー画像処理機能を十
分に活かすことができる画情報中継を行え、前記中継元
装置のユーザと、前記中継先のネットワーク端末のユー
ザとの間のコミュニケーションの幅を広げることができ
ると共に、前記カラー変換情報を前記中継元装置におい
て指定できるため、前記中継元装置のユーザのカラー変
換についての意図を中継先のネットワーク端末のユーザ
に正確に伝えることができる効果が得られるばかりでな
く、受信画情報のカラー変換処理を、本発明に係るネッ
トワークファクシミリ装置が行うのではなく、前記中継
先にカラー変換情報と共に前記受信画情報を転送するこ
とで、前記中継先のネットワーク端末側に行わせること
ができるため、その分、本発明に係るネットワークファ
クシミリ装置における処理負担を低減できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置が接続されるネットワークを含む通信システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図3】ワンタッチキー番号とも対応付けられた、中継
先の電子メールアドレスとカラー変換情報との対応テー
ブルを示す図である。
【図4】短縮番号に登録内容として対応付けられたカラ
ー変換情報を示す図である。
【図5】TSSのフィールド構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における着信処理手順を示すフローチャート
である。
【図7】図6に示す着信処理手順に引き続いて行われる
追加処理を示すフローチャートである。
【図8】図6に示す着信処理手順に引き続いて行われ
る、図7とは別の追加処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】受信画情報の一例を示す図である。
【図10】受信画情報を変換した後の画情報の一例を示
す図である。
【図11】受信画情報を変換した後の画情報の、図11
とは別の一例を示す図である。
【図12】送信電子メールの一例を示す図である。
【図13】送信電子メールの一例を示す、図12とは別
の図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2、6 ネットワークファクシミリ装置 3、7 サーバ装置 4a、4b、8a、8c クライアント端末 5、9 LAN 10、11 ルータ 12 インターネット 13 公衆網 14a、14b ファクシミリ装置 20 CPU 21 ROM 22 RAM 23 タイマ制御部 24 操作表示部 25 ハードディスク装置 26 SRAM 27 LAN通信制御部 28 プロッタ部 29 スキャナ部 30 符号化復号化部 31 網制御部 32 通信制御部 33 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 H04N 1/00 104 H04N 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
    可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
    して接続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上
    の中継元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミ
    リメッセージとして受信した画情報を、前記所定の伝送
    制御手順における制御信号により通知された中継先情報
    により特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネ
    ットワークを介して転送するネットワークファクシミリ
    装置において、 前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情報とを予め
    対応付けて記憶した対応テーブルと、前記中継元装置か
    らの受信画情報を、前記中継元装置から通知された前記
    中継先情報により特定される前記ネットワーク上の中継
    先に前記対応テーブルにおいて対応するカラー変換情報
    に基づいてカラー変換するカラー変換手段と、そのカラ
    ー変換手段によりカラー変換された前記受信画情報を前
    記中継先に前記ネットワークを介して転送する転送手段
    とを備えたことを特徴とするネットワークファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
    可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
    して接続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上
    の中継元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミ
    リメッセージとして受信した画情報を、前記所定の伝送
    制御手順における制御信号により通知された中継先情報
    により特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネ
    ットワークを介して転送するネットワークファクシミリ
    装置において、 前記中継元装置から前記所定の伝送制御手順における制
    御信号により通知されるカラー変換情報を受信するカラ
    ー変換情報受信手段と、前記中継元装置からの受信画情
    報を、前記カラー変換情報受信手段が前記中継元装置か
    ら受信したカラー変換情報に基づいてカラー変換するカ
    ラー変換手段と、そのカラー変換手段によりカラー変換
    された前記受信画情報を前記中継先に前記ネットワーク
    を介して転送する転送手段とを備えたことを特徴とする
    ネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
    可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
    して接続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上
    の中継元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミ
    リメッセージとして受信した画情報を、前記所定の伝送
    制御手順における制御信号により通知された中継先情報
    により特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネ
    ットワークを介して転送するネットワークファクシミリ
    装置において、 前記ネットワーク上の中継先とカラー変換情報とを予め
    対応付けて記憶した対応テーブルと、前記中継元装置か
    らの受信画情報に、前記中継元装置から通知された前記
    中継先情報により特定される前記ネットワーク上の中継
    先に前記対応テーブルにおいて対応するカラー変換情報
    を付帯させて前記中継先に前記ネットワークを介して転
    送する転送手段とを備えたことを特徴とするネットワー
    クファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
    可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
    して接続されると共に公衆網に接続され、前記公衆網上
    の中継元装置から所定の伝送制御手順によりファクシミ
    リメッセージとして受信した画情報を、前記所定の伝送
    制御手順における制御信号により通知された中継先情報
    により特定される前記ネットワーク上の中継先に前記ネ
    ットワークを介して転送するネットワークファクシミリ
    装置において、 前記中継元装置から前記所定の伝送制御手順における制
    御信号により通知されるカラー変換情報を受信するカラ
    ー変換情報受信手段と、前記中継元装置からの受信画情
    報に、前記カラー変換情報受信手段が前記中継元装置か
    ら受信したカラー変換情報を付帯させて前記中継先に前
    記ネットワークを介して転送する転送手段とを備えたこ
    とを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
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