JP2004336611A - 中継通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】標準のファクシミリ機能を用いて転送先情報を得ることができ、受信エラーが生じたときに転送先の電子メールアドレスにその旨通知することができる中継通信装置を提供する。
【解決手段】発信元電話番号、サブアドレス、パスワードなどの特定情報毎に転送先の電子メールアドレスを格納してなる転送先情報テーブル7aをRAM7に格納する。主制御部1は所定の通信手順で得られる特定情報を、画像データとともにファクシミリ受信し、転送先情報テーブル7aを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送する。上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったとき転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子メールを利用してインターネットを介して画像データを送受信し、受信した画像データを中継転送できるインターネットファクシミリ装置などの中継通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子メールを利用してインターネットを介して画像データを送受信するインターネットファクシミリ装置を用いたインターネットファクシミリ通信システムが、ITU−T勧告T.37において提案されている。このインターネットファクシミリ装置では、画像データを含む電子メールを送信側のメールサーバ装置(ゲートウェイ装置)及びインターネットを介して受信側のメールサーバ装置(ゲートウェイ装置)にSMTP方式で送信し、受信側のインターネットファクシミリ装置は、POP3方式で受信側のメールサーバ装置にアクセスして、画像データを含む電子メールを受信して、受信された画像データを画像記録部を用いて印字する。
【0003】
従来技術のインターネットファクシミリ装置においては、電子メールを利用して画像データをインターネットを介して送信するインターネットファクシミリ機能と、画像データを公衆電話回線を介して送信する通常ファクシミリ機能と、受信した画像データを所定の中継転送先に中継転送する中継転送機能とを備えている。例えば、特許文献1において、画像データを電子メールを用いて中継転送するファクシミリ型電子メール装置(以下、従来例という。)が開示されており、この従来例の装置では、画像データの一部を暗号化し、これに基づいて中継動作を行う。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−116728号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の装置では、送信エラーがあったときにはヘッダ情報に示される発信元アドレスにエラーを通知することが当該特許文献1において開示されているが、この装置ではヘッダ情報から発信元アドレスを抽出するという特別な機能を必要とする。また、転送先にエラーは通知されないので、転送先ではエラーが生じたことはわからないという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来例のごとく特別な機能を必要とせず、標準の通信機能を用いて転送先情報を特定することができ、受信エラーが生じたときに当該転送先にその旨通知することができる中継通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る中継通信装置は、所定の特定情報毎に転送先を格納してなる転送先情報テーブルを格納する記憶手段と、画像データを、所定の通信手順信号に含まれる特定情報とともに受信し、上記転送先情報テーブルを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送する中継転送手段と、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
上記中継通信装置において、上記特定情報は、発信元電話番号を含むことを特徴とする。
【0009】
また、上記中継通信装置において、上記通信手順信号は、ファクシミリ通信手順信号であり、上記特定情報は、当該ファクシミリ通信手順信号に含まれる転送先特定情報及びパスワードのうちの少なくとも一方であることを特徴とする。
【0010】
さらに、上記中継通信装置において、上記転送先情報テーブルに格納される転送先は、電子メールアドレスであることを特徴とする。
【0011】
また、上記中継通信装置において、上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記中継通信装置において、上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知するとともに、受信できた画像データのみを上記転送先に送信することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る実施形態であるインターネットファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【0015】
図1のインターネットファクシミリ装置20は、例えばITU勧告T.37などに従って、電子メールを利用してインターネットを介して画像データを送受信するインターネットファクシミリ機能を有するとともに、下記の特定情報毎に転送先の電子メールアドレスを格納してなる転送先情報テーブル7aをRAM7に格納する。
(a)発信電話番号通知サービスによる発信電話番号情報、又はファクシミリ手順信号であるTSI(Transmitting Subscriber Identification)信号などに含まれる発信元電話番号。
(b)ファクシミリ手順信号であるサブアドレス信号(SUB)に含まれるサブアドレスなどの特定情報。
(c)ファクシミリ手順信号であるSEP信号に含まれるパスワードなどの特定情報。
ここで、転送先情報テーブル7aにおいては、これら、発信電話番号と、サブアドレス、パスワードのうちの少なくとも1つに応じて転送先の電子メールアドレスを格納している。
【0016】
本実施形態において、主制御部1は、発信電話番号通知サービスによる発信電話番号情報又はファクシミリ手順信号に含まれる特定情報を、画像データとともにファクシミリ受信し、上記転送先情報テーブル7aを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送し、ここで、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったとき(受信エラーが生じたときであって、通信回線不良による通信エラーや受信側の装置トラブルなどによる装置エラーを含む。)、上記転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知することを特徴としている。
【0017】
図1において、インターネットファクシミリ装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能及びインターネットファクシミリ機能とを備えるとともに、ITU−T勧告のV.34モードの通信能力を有するハードウエアのCODEC回路9と、ITU−T勧告のV.17モード以下の通信能力を有するROM6内のCODECプログラム6aとを備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該インターネットファクシミリ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。
【0018】
操作部5は、当該インターネットファクシミリ装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0019】
ROM6は、当該インターネットファクシミリ装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当該プログラムは、ITU−T勧告のV.17モード、V.32、V.27ter、V.26bisなどに基づく通信能力を有し、画像データの符号化及び復号化を行うCODECプログラム6aを含むとともに、図3及び図4のファクシミリ受信エラー処理を含む。RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。このRAM7には、転送先情報テーブル7aを含む。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RAM7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成してもよい。
【0020】
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0021】
また、LANインターフェース12は、バス13を介して主制御部1に接続され、主制御部1をローカルエリアネットワーク(以下、LANという。)30に接続するためにインターフェース回路であって、信号やプロトコルの変換などの公知の処理を実行する。ここで、LAN30には、当該インターネットファクシミリ装置20のLANインターフェース12と、メールサーバ装置31と、ルータ装置32と、他のパーソナルコンピュータ(図示せず。)などが接続される。
【0022】
メールサーバ装置31はLAN30を介してルータ装置32に接続される。さらに、ルータ装置32はインターネット40を介して宛先のメールサーバ装置(図示せず。)に接続される。当該インターネットファクシミリ装置20から画像データをメール本文等に添付してメール送信するときは、SMTP手順を用いて当該画像データを含む電子メールを、LANインターフェース12及びLAN30を介してメールサーバ装置31に送信し、これに応答して、メールサーバ装置31は、当該インターネットメールを、LAN30、ルータ装置32、インターネット40、及び宛先のメールサーバ装置(図示せず。)を介して送信先のインターネットファクシミリ装置20にパケット送信する。一方、電子メールをパケット受信するときは、宛先のインターネットファクシミリ装置20からインターネット40、ルータ装置32及びLAN30を介してメールサーバ装置31で電子メールが受信され、当該インターネットファクシミリ装置20がメールサーバ装置31に対して所定の周期で周期的にPOP3手順でアクセスし、受信した電子メールがあるときは、当該電子メールをメールサーバ装置31からLAN30及びLANインターフェース12を介して受信する。なお、インターネット40への回線接続は、専用回線などに限らず、公衆電話回線Lを用いたダイヤルアップ接続でもよい。
【0023】
以上のように構成された本実施形態のインターネットファクシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ通信機能及びインターネットファクシミリ機能に加えて、上述のCODEC回路9及びCODECプログラム6aを有している。ファクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってROM6内のCODECプログラム6a又はCODEC回路9により符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データはROM6内のCODECプログラム6a又はCODEC回路9によりイメージデータに復号化されて画像記録部3からハードコピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力する。
【0024】
図2は 図1のRAM7内の転送先情報テーブル7aの一例を示す図である。この転送先情報テーブル7aのデータは、当該装置20の管理者が予め操作部5を用いて入力されて設定される。転送先情報テーブル7aは、図2に示すように、発信元電話番号と、サブアドレス、パスワードのうちの少なくとも1つに応じて転送先の電子メールアドレスを特定できるように構成されており、ここで、以下の5つの転送設定モードを有する。
【0025】
(A)転送設定モードA:発信者電話番号のみで転送先の電子メールアドレスを特定できるモードであって、図3のステップS3−S4で実行される。
(B)転送設定モードB:発信者電話番号とサブアドレスで転送先の電子メールアドレスを特定できるモードであって、図3のステップS6−S7で実行される。
(C)転送設定モードC:発信者電話番号とサブアドレスとパスワードで転送先の電子メールアドレスを特定できるモードであって、図3のステップS9−S10で実行される。
(D)転送設定モードD:サブアドレスのみで転送先の電子メールアドレスを特定できるモードであって、図4のステップS12−S13で実行される。
(E)転送設定モードE:サブアドレスとパスワードで転送先の電子メールアドレスを特定できるモードであって、図4のステップSS15−S16で実行される。
【0026】
図3及び図4は図1の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信エラー処理を示すフローチャートであり、当該処理はファクシミリ通信において受信エラーが発生したときに実行される。
【0027】
図3のステップS1において、まず、ファクシミリ受信エラーが発生したか否かが判断され、YESとなったときに、ステップS2において発信元電話番号を受信したか否かが判断され、YESのときはステップS3に進む一方、NOのときは図4のステップS11に進む。次いで、ステップS3において受信した発信元電話番号による転送設定モードAが転送先情報テーブル7aにおいて設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS5に進む。そして、ステップS4において、受信した発信元電話番号を転送先情報テーブル7aを参照して対応する転送先の電子メールアドレスを検索し、検索した転送先の電子メールアドレスに対して、受信した発信元電話番号とエラー情報(受信エラーが発生した旨と、エラー番号などを含み、以下同様である。)を含む電子メールをインターネット40を介して送信して、ステップS1に戻る。
【0028】
次いで、ステップS5においてサブアドレスを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS6に進む一方、NOのときはステップS8に進む。ステップS6において受信した発信元電話番号とサブアドレスによる転送設定モードBが転送先情報テーブル7aにおいて設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS7に進む一方、NOのときはステップS1に戻る。そして、ステップS7において受信した発信元電話番号及びサブアドレスを転送先情報テーブル7aを参照して対応する転送先の電子メールアドレスを検索し、検索した転送先の電子メールアドレスに対して、受信した発信元電話番号とエラー情報を含む電子メールをインターネット40を介して送信して、ステップS1に戻る。
【0029】
次いで、ステップS8においてパスワードを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS9に進む一方、NOのときはステップS1に戻る。ステップS9において受信した発信元電話番号とサブアドレスとパスワードによる転送設定モードCが転送先情報テーブル7aにおいて設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS10に進む一方、NOのときはステップS1に戻る。そして、ステップS10において受信した発信元電話番号、サブアドレス及びパスワードを転送先情報テーブル7aを参照して対応する転送先の電子メールアドレスを検索し、検索した転送先の電子メールアドレスに対して、受信した発信元電話番号とエラー情報を含む電子メールをインターネット40を介して送信して、ステップS1に戻る。
【0030】
次いで、図4のステップS11においてサブアドレスを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS12に進む一方、NOのときは図3のステップS1に戻る。ステップS12において受信したサブアドレスによる転送設定モードDが転送先情報テーブル7aにおいて設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS13に進む一方、NOのときは図3のステップS1に戻る。そして、ステップS13において受信したサブアドレスを転送先情報テーブル7aを参照して対応する転送先の電子メールアドレスを検索し、検索した転送先の電子メールアドレスに対して、受信したサブアドレスとエラー情報を含む電子メールをインターネット40を介して送信して、図3のステップS1に戻る。
【0031】
次いで、ステップS14においてサブアドレスを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS15に進む一方、NOのときは図3のステップS1に戻る。ステップS15において受信したサブアドレスとパスワードによる転送設定モードEが転送先情報テーブル7aにおいて設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS16に進む一方、NOのときは図3のステップS1に戻る。そして、ステップS16において受信したサブアドレスとパスワードを転送先情報テーブル7aを参照して対応する転送先の電子メールアドレスを検索し、検索した転送先の電子メールアドレスに対して、受信したサブアドレスとエラー情報を含む電子メールをインターネット40を介して送信して、図3のステップS1に戻る。
【0032】
以上説明したように、本実施形態によれば、上述の所定の特定情報毎に転送先の電子メールアドレスを格納してなる転送先情報テーブル7aをRAM7に格納し、主制御部1は、発信電話番号通知サービスによる発信電話番号情報又はファクシミリ手順信号に含まれる特定情報を、画像データとともにファクシミリ受信し、上記転送先情報テーブル7aを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送し、ここで、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったとき(受信エラーが生じたとき)、上記転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知する。従って、従来例のごとく特別な機能を必要とせず、発信電話番号通知サービスやファクシミリ通信手順などの標準の通信機能を用いて転送先情報を特定することができ、受信エラーが生じたときに当該転送先にその旨通知することができる。
【0033】
<変形例>
【0034】
以上の実施形態においては、インターネットファクシミリ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網もしくはインターネットに接続された、例えばファクシミリ装置、サーバ装置、データ通信装置などを含む中継通信装置に適用することができる。
【0035】
以上の実施形態においては、ファクシミリ受信した画像データを中継転送しているが、本発明はこれに限らず、所定の通信プロトコルを用いて画像データを受信し、受信した画像データを中継転送してもよい。
【0036】
以上の実施形態においては、転送先は電子メールアドレスを用いているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網などの電話番号などを用いてもよい。
【0037】
以上の実施形態においては、受信エラー情報を電子メールを用いて転送先に送信しているが、本発明はこれに限らず、受信エラー情報などを含む情報をファクシミリミリの画像データに変換して転送先に対してファクシミリ送信してもよい。また、受信エラー情報を電子メールを用いて転送先に送信するときに、少なくとも受信できた画像データの一部又は全部を転送先に送信してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る中継通信装置によれば、所定の特定情報毎に転送先を格納してなる転送先情報テーブルを格納する記憶手段と、画像データを、所定の通信手順信号に含まれる特定情報とともに受信し、上記転送先情報テーブルを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送する中継転送手段と、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知する制御手段とを備える。従って、従来例のごとく特別な機能を必要とせず、発信電話番号通知サービスやファクシミリ通信手順などの標準の通信機能を用いて転送先情報を特定することができ、受信エラーが生じたときに当該転送先にその旨通知することができる。
【0039】
上記中継通信装置において、上記特定情報は、発信元電話番号を含む。従って、特定情報として、発信電話番号通知サービスによって得られる発信元電話番号を用いることができ、受信エラーが生じたときに当該転送先にその旨通知することができる。
【0040】
また、上記中継通信装置において、上記通信手順信号は、ファクシミリ通信手順信号であり、上記特定情報は、当該ファクシミリ通信手順信号に含まれる転送先特定情報及びパスワードのうちの少なくとも一方である。従って、特定情報として、ファクシミリ通信手順信号に含まれる転送先特定情報及びパスワードを用いることができ、受信エラーが生じたときに当該転送先にその旨通知することができる。
【0041】
さらに、上記中継通信装置において、上記転送先情報テーブルに格納される転送先は、電子メールアドレスである。従って、受信エラーが生じたときに当該転送先に電子メールアドレスに対してその旨通知することができる。
【0042】
また、上記中継通信装置において、上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知する。従って、受信エラーが生じたときに当該転送先に電子メールアドレスに対して電子メールを用いてその旨通知することができる。
【0043】
さらに、上記中継通信装置において、上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知するとともに、受信できた画像データのみを上記転送先に送信する。従って、受信エラーが生じたときに当該転送先に電子メールアドレスに対して電子メールを用いてその旨通知するとともに、受信できた画像データを転送先に送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態であるインターネットファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRAM7内の転送先情報テーブル7aの一例を示す図である。
【図3】図1の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信エラー処理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図4】図1の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信エラー処理の第2の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、
2…画像読取部、
3…画像記録部、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
6a…CODECプログラム、
7…RAM、
7a…転送先情報テーブル、
8…画像メモリ、
9…CODEC回路、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
12…LANインターフェース、
13…バス、
20…インターネットファクシミリ装置、
30…ローカルエリアネットワーク(LAN)、
31…メールサーバ装置、
32…ルータ装置、
40…インターネット、
L…公衆電話回線。

Claims (6)

  1. 所定の特定情報毎に転送先を格納してなる転送先情報テーブルを格納する記憶手段と、画像データを、所定の通信手順信号に含まれる特定情報とともに受信し、上記転送先情報テーブルを参照して受信した特定情報に対応する転送先を検索し、受信した画像データを検索した転送先に中継転送する中継転送手段と、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知する制御手段とを備えたことを特徴とする中継通信装置。
  2. 上記特定情報は、発信元電話番号を含むことを特徴とする請求項1記載の中継通信装置。
  3. 上記通信手順信号は、ファクシミリ通信手順信号であり、上記特定情報は、当該ファクシミリ通信手順信号に含まれる転送先特定情報及びパスワードのうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1又は2記載の中継通信装置。
  4. 上記転送先情報テーブルに格納される転送先は、電子メールアドレスであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の中継通信装置。
  5. 上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先の電子メールアドレスに対してその旨を電子メールを用いて通知することを特徴とする請求項4記載の中継通信装置。
  6. 上記制御手段は、上記受信した際に正常に画像データを受信できなかったときに、上記転送先に対してその旨を通知するとともに、受信できた画像データのみを上記転送先に送信することを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の中継通信装置。
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