JPH1041972A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1041972A
JPH1041972A JP8190196A JP19019696A JPH1041972A JP H1041972 A JPH1041972 A JP H1041972A JP 8190196 A JP8190196 A JP 8190196A JP 19019696 A JP19019696 A JP 19019696A JP H1041972 A JPH1041972 A JP H1041972A
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JP8190196A
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Inventor
Tadayuki Yasumoto
格之 安本
Masakazu Ishibashi
正和 石橋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ通信網を介して受信した画像デ
ータを、予め登録した転送先に転送できるようにする。 【解決手段】 予め、転送先の電話番号、アドレスを登
録した記憶手段T4を備え、コンピュータ通信網を介し
て画像データを受信したときには、記憶手段T4に登録
した電話番号、アドレスに、受信した画像データを転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ通信
網との接続を可能とするファクシミリ装置等の通信端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のコンピュータ通信網
は益々利用される傾向にあり、近頃では、一般家庭にお
いても利用する人が増えている。このようなコンピュー
タ通信網の利用は、利用者がパーソナルコンピュータな
どから、最寄りの契約プロバイダ(コンピュータ通信網
への接続業者)までの通信費用のみの負担するだけでよ
く、そのため、海外のコンピュータとの通信も安価でで
きるようになっている。
【0003】そこで現在では、このような状況を鑑み
て、コンピュータ通信網への接続を可能としたファクシ
ミリ装置などの通信端末装置が開発されており、これに
よれば、読取走査した原稿画像のファクシミリ通信と電
子メール送受信を選択して実行できるようになってい
る。即ち、画像データの送信時に、ファクシミリ送信を
選択したときには、電話網などを使用して直接、画像デ
ータを送信する。一方、電子メール送信を選択したとき
には、画像データを電子メール形式に変換し、この変換
後のデータをネットワーク上のメールボックスに格納す
る。これを受信側が、ダイヤルアップ接続によって、適
当な時機に電話回線経由でコンピュータ通信網を接続
し、電子メールが送信されていることを確認して、メー
ルボックスから画像データを読み出すのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、通信端末
装置の利用者の多くは、コンピュータ通信網を介して電
子メールを受信する場合、ダイヤルアップ接続によっ
て、コンピュータ通信網を接続し、電子メールが届いて
いるか確認しなければならず、相手の送信が完了してい
ても、直ちに電子メールの受信を知ることができなかっ
た。
【0005】そこで、近時では、送信側から受信側に、
電子メールを送信したことをファクシミリ通信によって
通知することが提案されているが、この場合でも通知
は、通信端末装置が設置されている場所に近いファクシ
ミリ装置にのみ行われるので、このときに不在であれ
ば、結局は、送信直後に電子メールを受信することはで
きなかった。
【0006】また、上記ファクシミリ装置が転送機能を
有していても、転送されるのは、電子メールを送信した
ことを示す通知のみであり、電子メールのすべての内容
は分からないため、通信端末装置からコンピュータ通信
網を接続し、受信した電子メールを取り出す必要があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みて提案されたものであ
り、予め転送先を登録しておけば、コンピュータ通信網
を介して受信した画像データを転送できる通信端末装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の通信端末装置では、予
め、転送先の電話番号、アドレスを登録した記憶手段を
備え、コンピュータ通信網を介して画像データを受信し
たときには、記憶手段に登録した電話番号、アドレス
に、受信した画像データを転送する。
【0008】ここに、本発明に係る通信端末装置は、コ
ンピュータ通信網を接続可能としており、ファクシミリ
装置や、データ通信機能を備えたパーソナルコンピュー
タ等がある。また、コンピュータ通信網には、インター
ネットや、パソコン通信サービスであるNIFTY−S
erve、PC−VANなどがあり、サービスの1つと
して、電子メールサービスを実施している。
【0009】記憶手段は、RAM、EEPROM、フラ
ッシュメモリ等で構成されており、従来から備わってい
る短縮やワンタッチ用のダイヤル番号登録メモリも利用
できる。この記憶手段に登録する転送先は、電子メール
機能付きの通信端末装置の他に、ファクシミリ装置、パ
ーソナルコンピュータなどの画像データ受信機能を有し
た装置があり、画像データは、公衆電話回線やインター
ネット等のコンピュータ通信網を介して転送される。
【0010】請求項2に記載の通信端末装置では、請求
項1の記憶手段は、転送先の電話番号、アドレスに対応
させて、発信IDまたは発信アドレスを登録しており、
コンピュータ通信網を介して、記憶手段に登録した発信
IDまたは発信アドレスから画像データを受信したとき
には、記憶手段に対応して登録した電話番号、アドレス
に、受信した画像データを転送する。つまり、画像デー
タの送信元に応じて、転送の要/不要、転送先を登録す
ることができる。
【0011】ここに発信IDとは、画像データの送信元
の通信端末装置を識別するためのIDのことであり、送
信先となる本発明の通信端末装置に通知されるものであ
る。インターネットでは、発信元の通信端末装置のIP
アドレスがこのIDに当り、通常、識別し易くするため
にドメイン名が用いられている。請求項3に記載の通信
端末装置は、請求項1または2の記憶手段は、転送先の
電話番号、アドレスに対応させて、受信IDまたは受信
アドレスを登録しており、コンピュータ通信網を介し
て、記憶手段に登録した受信IDまたは受信アドレス宛
の画像データを受信したときには、記憶手段に対応して
登録した電話番号、アドレスに、受信した画像データを
転送する。
【0012】つまり、本発明の通信端末装置が共用とな
っている場合でも、ある特定の人(受信ID、受信アド
レス)に対する画像データのみを転送することが出来
る。更にこの中から、ある特定の人(発信ID、発信ア
ドレス)から送信されてきた画像データのみを転送する
こともできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の通信端末装置
の内部構成の一例を示すブロック図である。ここでは、
コンピュータ通信網としてインターネットを使用し、イ
ンターネット上で電子メール(e−mail)サービス
を利用するものとする。
【0014】また、図には、本発明の通信端末装置の1
つとして、電子メール機能付ファクシミリ装置の構成を
示す。すなわち、このファクシミリ装置には、従来のG
3,G4のファクシミリ通信機能に加えて、インターネ
ットとの通信機能を備える。CPU1は、バス12を通
じて、このファクシミリ装置の各部を制御するだけでな
く、後述する符号化/復号化、画像変換、バイナリ・テ
キスト変換、メール編集、通信手順制御などの各処理を
実行する。
【0015】読取部2は、CCD等で原稿を読み取り、
白黒2値のイメージデータを出力する。記録部3は、電
子写真方式などのプリンタを備え、他のG3,G4ファ
クシミリ装置から、あるいはインターネットを介して、
受信したイメージデータを記録(印字出力)する。表示
部4は、液晶表示装置などを備え、このファクシミリ装
置の動作状態や、イメージデータを表示する。操作部5
はテンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキ
ー、各種ファンクションキーなどを備えて、このファク
シミリ装置に対し、各種入力設定を行う。
【0016】ROM6は、このファクシミリ装置の動作
に必要なソフトウェアを記憶する。RAM7は、ソフト
ウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶するほ
か、後述する各種テーブルT1〜T4を記憶している。
イメージメモリ8は、DRAM等で構成され、イメージ
データを記憶する。DSU(データ回線終端装置:Digi
tal Service Unit)9は、ベースバンド伝送方式を使用
しているデジタル回線L1に接続できるように、送受信
データと電圧の変換を行う。モデム10は、従来のFA
Xモデム機能の他にデータモデム機能を備えている。N
CU(網制御装置:Network Control Unit)11は、ア
ナログ回線L2の閉結、開放を行う。
【0017】図2は、図1に示したファクシミリ装置内
のデータの流れを模式的に示したものである。この図で
は、図1と対応する箇所には同じ符号を付している。後
述する電子メール変換部20、符号化復号化部21、オ
ートダイヤラー25は、図1には存在しないが、ROM
6に記憶されたソフトウェアに基づいて、CPU1によ
って処理されるものとする。
【0018】なお、電子メール変換部20は、画像変換
部22、バイナリ・テキスト変換部23、メール編集部
24で構成されており、従来のファクシミリ装置に、こ
の電子メール変換部20を備えることによって、ファク
シミリ通信に加えて、インターネットをアクセスし、電
子メールサービスを利用することを可能にしている。符
号化復号化部21は、イメージデータをMH,MR,M
MR等の符号化方式によって符号化または復号化する。
以下、これらの符号化方式によって符号化されたイメー
ジデータを「符号化イメージデータ」と呼ぶ。イメージ
データメモリ8には、この符号化イメージデータを記憶
する。
【0019】画像変換部22は、電子メールの送信時
に、符号化イメージデータを、コンピュータで使用され
る一般的な画像フォーマットである、TIFF(Tagged
ImageFile format)に変換する一方、受信時には、T
IFFから符号化イメージデータに変換する。TIFF
は、adobe社によって公開されており、白黒2値だ
けではなく、白黒多値、フルカラーなどを扱う様々なCl
ass が定義されている。その中の1つには、ファクシミ
リ画像を扱うClass F が定義されており、符号化イメー
ジデータに対して、先頭にClass F のTIFFヘッダ情
報の付加などを行えば、TIFFに変換できる。以下、
Class F のTIFFヘッダ情報が付加された符号化イメ
ージデータを「TIFFイメージデータ」と呼ぶ。
【0020】バイナリ・テキスト変換部23は、電子メ
ールの送信時は、バイナリデータをテキストデータに変
換する一方、受信時には、テキストデータをバイナリデ
ータに変換する。インターネットには、バイナリデータ
の電子メールを扱うことが出来ないコンピュータを接続
している場合があるので、相手先に対し確実に電子メー
ルが届くようにするには、TIFFイメージデータなど
のバイナリデータは、送信時にテキストデータに変換す
る必要がある。
【0021】インターネットで扱うテキストデータは、
IETF(Internet Engineering Task Fore)が発行す
るドキュメント、RFC(Request For Comments)82
2において、7ビットのコードとして規定されており、
このうち、MIME(Multipurpose Internet Mail Ext
ensions )のbase64などを利用すれば、バイナリ
データをテキストデータに変換できる。なお、base
64とは、8ビット×3バイトのバイナリデータを6ビ
ット×4バイトと見なし、各々のバイトに対し、キャラ
クタコードを割り当てることにより、バイナリデータを
テキストデータに変換する符号化方式である。
【0022】メール編集部24は、電子メールの送信時
は、テキストデータに変換されたTIFFイメージデー
タにメールヘッダ情報を付加して電子メール形式に編集
する一方、受信時には、電子メール形式のデータからメ
ールヘッダ情報を取り除き、テキストデータのTIFF
イメージデータとする。ここに、メールヘッダ情報と
は、インターネットの電子メールの所定のヘッダ情報の
ことであり、送信するTIFFイメージデータの先頭
に、"From:" ,"To:","Subject:","cc:","Date:" な
どの項目を付加することが規定されている。
【0023】オートダイヤラー25は、プロバイダテー
ブルT2、相手先テーブルT3、転送先テーブルT4か
ら読み出した電話番号を発呼すべく、DSU9、モデム
10またはNCU11へ電話番号データを送る。次に、
各テーブルT1〜T4の構成について図3とともに説明
する。本発明は、受信した画像データの転送先を記憶し
た転送先テーブルT4を備えたところに特徴があり、こ
のテーブルT4と他のテーブルT1〜T3が関連付けら
れて登録されている。
【0024】図3(a)の利用者テーブルT1には、こ
のファクシミリ装置を使用するユーザ毎に、インターネ
ットにログインするためのユーザIDとパスワード、電
子メールアドレス(ドメイン名)、プロバイダ種別、転
送先テーブル番号が登録されている。プロバイダ種別
は、(b)に示したプロバイダテーブルT2のプロバイ
ダ種別に対応しており、転送先テーブル番号は、(d)
に示した転送先テーブルT4のテーブル番号に対応して
いる。
【0025】図3(b)のプロバイダテーブルT2に
は、プロバイダ種別に対応させて、プロバイダ名称、回
線種別(アナログまたはデジタル)、インターネットに
接続するときに使用するプロバイダの電話番号を登録し
ている。これによって、プロバイダ毎に異なるログイン
手順を識別して実行することができ、1人のユーザが複
数のプロバイダを利用する場合や、プロバイダが複数の
電話回線を有している場合でも、このテーブルT2の設
定によって対応できる。
【0026】図3(c)の相手先テーブルT3には、短
縮番号、ワンタッチダイヤル番号またはプログラムワン
タッチ番号毎に、相手先名称、相手の電子メールアドレ
ス、ファクシミリ番号及びファクシミリ種別(G3また
はG4)、転送先テーブル番号が登録されており、転送
先テーブル番号は、(d)に示した転送先テーブルT4
のテーブル番号に対応している。
【0027】図3(d)の転送先テーブルT4には、テ
ーブル番号に対応させて、転送先のプロバイダ種別及び
電子メールアドレス、ファクシミリ番号及びファクシミ
リ種別(G3またはG4)が登録されている。これによ
って、受信した電子メールの発信元のアドレスを判別し
て、相手先テーブルT3を参照し、対応した転送先テー
ブルT4の転送先に、電子メールの送信、あるいはファ
クシミリ送信を行うことが出来る。なお、電子メールを
転送するときに使用するユーザID、パスワード、電子
メールアドレスは、予めこのファクシミリ装置に設定さ
れた管理者のものを使用して、インターネットの接続時
などに自動的に送信するようにしておけばよい。
【0028】また、本発明では、受信した電子メールか
ら、宛先となるアドレスを判別して、利用者テーブルT
1を参照し、対応した転送先テーブルT4の転送先に、
電子メールの送信、あるいはファクシミリ送信を行うこ
とも出来る。更に、発信元と宛先のアドレスの両者を判
別して、特定の発信元から特定の宛先への電子メールを
転送することも可能であり、また、メールヘッダ情報に
含まれたカーボンコピー("cc:") のアドレスと、発信
元アドレス、宛先アドレスを組み合わせて転送先を判別
することもできる。
【0029】なお、各テーブルT1〜T4のうち、パス
ワードなどの秘密事項を除く設定内容を、記録部3から
リスト出力できるようにすれば、各テーブルT1〜T4
の設定、変更、確認作業が簡易になる。次に、上記ファ
クシミリ装置を備えたコンピュータ通信網の構成を図4
に示す。ここでは、図中のFが電子メール機能付ファク
シミリ装置にあたるものとして、以下にその動作を説明
するが、本発明の通信端末装置は、コンピュータ通信網
Nと画像データの送受信ができる機能を備えた装置であ
ればよく、例えば、専用線で接続されたパーソナルコン
ピュータPCを本発明の通信端末装置とすれば、リアル
タイムに画像データを受信して、より迅速に、予め登録
された転送先に画像データを転送することができる。
【0030】本発明は、上述したように、ファクシミリ
装置Fが、コンピュータ通信網Nを介して受信した画像
データを転送できるところに特徴がある。即ち、電話局
Pa,Pを介して、電子メール機能付ファクシミリ装置
Fa、パーソナルコンピュータPCaから電子メールを
受信した場合(ルート〜〜〜,〜〜〜
)、専用線に接続したコンピュータPCから電子メー
ルを受信した場合(ルート〜〜)、LAN接続さ
れた他のネットワークNaから電子メールを受信した場
合(ルート〜〜)などに、各テーブルT1〜T4
を参照して、転送を判断する。なお、図中のFbは、電
子メール機能を備えていない通常のファクシミリ装置で
ある。
【0031】各テーブルT1〜T4を参照した結果、転
送を行う場合には、ファクシミリ装置Fは電話局Pを介
して契約プロバイダを呼び出し、コンピュータ通信網N
を接続して、受信した画像データを送信する(ルート
〜)。転送先のファクシミリ装置Fa、コンピュータ
PCaでは、任意の時機に電話局Paを介してコンピュ
ータ通信網Nを接続し、自アドレス宛の電子メールを受
信すればよい(ルート〜,〜)。また、専用線
に接続されたコンピュータPC、LAN接続の他のネッ
トワークNaが転送先であれば、直接、通信網Nを介し
て、電子メールを受信する(ルート〜〜,〜
〜)。
【0032】一方、画像データの転送は、電話回線を介
したファクシミリ送信でもできるため、通常のファクシ
ミリ装置Fbなどにも、受信した内容を通知できる(ル
ート〜〜,〜〜,〜〜)。次に、本
発明の通信端末装置(ファクシミリ装置)の基本動作に
ついて、図5のフローチャートとともに説明する。
【0033】ここには、操作部5のキー操作によって転
送モードに設定している状態で、ダイヤルアップ接続に
より、インターネットを接続し、電子メールを受信した
場合を示しており(S1〜S4)、電子メールのメール
ヘッダ情報から発信アドレスあるいは受信アドレスを参
照して、転送先を判断している(S5,S6)。ここ
で、転送先が設定されていない場合は、S25〜S28
の処理を行い、転送先テーブルT4に設定されている転
送形態が、電子メール送信であればS7〜S14の処理
を、ファクシミリ送信であればS15〜S24の処理を
行う。
【0034】インターネットの電子メール送信によって
転送するときには、受信した画像データが電子メール形
式のテキストデータになっているので、転送する画像デ
ータは、メール編集部24によって別の電子メールヘッ
ダを付加するだけとしている(S7)。ここに、電子メ
ールヘッダには、少なくとも"From:" ,"To:","Subjec
t:"の項目を含んでおり、"From:" には自己の電子メー
ルアドレス、"To:"には転送先テーブルT4に登録され
た電子メールアドレス、"Subject:"にはTIFF形式の
イメージデータを含む電子メールであることを示す"TIF
F(G3)"を設定する。
【0035】続いて、インターネットへダイヤルアップ
接続をすべく、プロバイダテーブルT2から回線種別を
読み出し(S8)、アナログ回線であればモデム10を
設定し(S9)、デジタル回線であればDSU9を設定
する(S10)。その後はプロバイダの電話番号を発呼
し(S11)、着信があれば(S12)、電子メールの
送信を行う(S13)。
【0036】電子メールの送信は、プロトコルに、例え
ば、PAP(Password Authentication Protocol)を使
用してログインし、SMTP(Simple Mail Transfer P
rotocol )によりデータを送信する。送信が終了すれ
ば、ログオフして回線を開放する(S14)。なお、本
発明では、電子メールの送信前あるいは送信後、送信中
の転送先に電子メールの送信を示す送信証をファクシミ
リ送信するようにしてもよい。
【0037】一方のファクシミリ送信の転送では、受信
した電子メールの画像データから、メール編集部24に
よって電子メールヘッダを取り除き(S15)、これを
バイナリ・テキスト変換部23でバイナリデータに変換
し(S16)、画像変換部22によって、TIFFイメ
ージデータから符号化イメージデータに戻す(S1
7)。そして、転送先テーブルT4に登録されたファク
シミリ種別に従い(S18)、転送先のファクシミリ装
置がG3機であればモデム10を設定し(S19)、G
4機であればDSU9を設定してから(S20)、発呼
を行う(S21)。これに対し着信があると(S2
2)、ファクシミリ送信を行い(S23)、送信が終了
すれば回線を開放する(S24)。
【0038】また、参照したテーブルT1,T3に転送
先が設定されていなければ、受信した電子メールの画像
データから、メール編集部24によって電子メールヘッ
ダを取り除き(S25)、これをバイナリ・テキスト変
換部23でバイナリデータに変換し(S26)、画像変
換部22によってTIFFイメージデータから符号化イ
メージデータに戻した後(S27)、符号化復号化部2
1によって復号化する(S28)。復号化したイメージ
データは、必要に応じて、記録部2によって記録した
り、表示部4に表示したりする。
【0039】なお、本発明は、上記以外の実施の形態を
とることもでき、コンピュータ通信網において送信する
データを、イメージデータ以外に、音声、動画などのデ
ータとしたり(例えば、インターネットのWWW)、イ
ンターネット以外のコンピュータ通信網(例えば、NI
FTY−Serve)を使用してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の通信端末装置によれば、予め、
転送先の電話番号、アドレスを登録しておけば、コンピ
ュータ通信網を介して、電子メールなどで画像データを
受信したときに、そのデータを自動的に転送することが
できる。したがって、コンピュータ通信網の利用者が不
在の場合でも、外出先の通信端末装置において、即座に
画像データの内容を知ることが出来る。
【0041】また、転送はコンピュータ通信網を介した
通信以外に、ファクシミリ通信を使用できるので、外出
先がファクシミリ装置しか設置していない場所であった
としても、受信した画像データを転送でき、即座にその
内容を知ることが出来る。請求項2に記載の通信端末装
置によれば、転送先を発信IDまたは発信アドレス別に
登録できるので、相手の重要度などに応じて画像データ
の転送の要/不要を設定したり、転送先を設定すること
ができる。
【0042】請求項3に記載の通信端末装置によれば、
転送先を受信IDまたは受信アドレス別にも登録できる
ので、この装置を共用にしている場合などにおいて、特
定の人が長期間不在になる場合でも、その人宛に送信さ
れてきた画像データのみを転送することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置の内部構成の一例を
示したブロック図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置内のデータの流れを
示した模式図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置に記憶されるテーブ
ルの構成の一例を示した図である。
【図4】コンピュータ通信網の構成の一例を示した図で
ある。
【図5】本発明に係る通信端末装置の基本動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
20・・・電子メール変換部 22・・・画像変換部 23・・・バイナリ・テキスト変換部 24・・・メール編集部 T1・・・利用者テーブル T2・・・プロバイダテーブル T3・・・相手先テーブル T4・・・転送先テーブル N・・・コンピュータ通信網 F・・・電子メール機能付ファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ通信網を接続可能とした通信
    端末装置において、 予め、転送先の電話番号、アドレスを登録した記憶手段
    を備え、上記コンピュータ通信網を介して画像データを
    受信したときには、上記記憶手段に登録した電話番号、
    アドレスに、上記受信した画像データを転送することを
    特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】上記記憶手段は、転送先の電話番号、アド
    レスに対応させて、発信IDまたは発信アドレスを登録
    しており、上記コンピュータ通信網を介して、上記記憶
    手段に登録した発信IDまたは発信アドレスから画像デ
    ータを受信したときには、上記記憶手段に対応して登録
    した電話番号、アドレスに、上記受信した画像データを
    転送することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】上記記憶手段は、転送先の電話番号、アド
    レスに対応させて、受信IDまたは受信アドレスを登録
    しており、上記コンピュータ通信網を介して、上記記憶
    手段に登録した受信IDまたは受信アドレス宛の画像デ
    ータを受信したときには、上記記憶手段に対応して登録
    した電話番号、アドレスに、上記受信した画像データを
    転送することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の通信端末装置。
JP8190196A 1996-07-19 1996-07-19 通信端末装置 Pending JPH1041972A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003015361A1 (fr) * 2001-08-02 2003-02-20 Fujitsu Limited Dispositif de telecopie par internet et procede et programme de commande de transfert
US8286003B2 (en) 2007-08-22 2012-10-09 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Address list management apparatus, address list management method, and storage medium

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