JP2003264706A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP2003264706A
JP2003264706A JP2002063329A JP2002063329A JP2003264706A JP 2003264706 A JP2003264706 A JP 2003264706A JP 2002063329 A JP2002063329 A JP 2002063329A JP 2002063329 A JP2002063329 A JP 2002063329A JP 2003264706 A JP2003264706 A JP 2003264706A
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English (en)
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Munenori Kimura
宗徳 木村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像データを蓄積するために必要な蓄
積容量を削減することのできるネットワークファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 RGBカラー画像データを、RGB各色
成分についてJBIG符号化して蓄積しているので、画
像蓄積手段に必要なデータ容量を削減できる。また、相
手端末がファクシミリ装置であり、白黒画像のみを受信
できる場合、蓄積したG色成分のカラー画像データに基
づいて二値画情報を作成しているので、カラー画像デー
タから二値画情報を作成する際の処理量を抑制すること
ができ、通信時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網へ接続し、
公衆網を介して画情報をやりとりするファクシミリ通信
機能と、ネットワークへ接続し、ネットワークを介し、
電子メールを用いて画情報をやりとりする通信機能を備
えたネットワークファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆網へ接続し、公衆網を介
して画情報をやりとりするファクシミリ通信機能と、ネ
ットワークへ接続し、ネットワークを介し、電子メール
を用いて画情報をやりとりする通信機能を備えたネット
ワークファクシミリ装置が実用されている。
【0003】さて、このようなネットワークファクシミ
リ装置に、カラー原稿読取機能を付加した場合、例え
ば、カラー原稿画像を読み取って、目的のパソコンやワ
ークステーション装置へ送信することができ、簡易的な
ネットワークスキャナとして機能することができるの
で、非常に便利となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
原稿読取機能を付加した場合、公衆網を介して他のファ
クシミリ装置へカラー画情報を送信したいという要求も
ある。そのために、従来では、送信原稿をカラー原稿読
取機能により読み取って得たカラー画像データを、一旦
蓄積し、相手先の画像処理機能に応じて蓄積したカラー
画像データを処理していた。
【0005】そのため、従来、カラー画像データを蓄積
するために十分な蓄積容量を準備する必要があった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、カラー画像データを蓄積するために必要な蓄
積容量を削減することのできるネットワークファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網へ接続
し、公衆網を介して画情報をやりとりするファクシミリ
通信機能と、ネットワークへ接続し、ネットワークを介
し、電子メールを用いて画情報をやりとりする通信機能
を備えたネットワークファクシミリ装置において、読取
原稿をRGB三原色成分に分解するとともに、所定解像
度で読み取るカラー原稿読取手段と、カラー画像データ
について、少なくともJPEGおよびJBIGの符号化
方式で符号化圧縮するとともに符号化されたカラー画像
情報を元のカラー画像データに復号化するカラー画像符
号化復号化手段と、二値画像データについて、ファクシ
ミリ符号化方式で符号化圧縮する機能を備えた二値画像
符号化手段を備え、原稿送信時には、読取原稿を上記カ
ラー原稿読取手段によりRGB三原色成分で読み取り、
それによって得たRGBの各色成分の画像データを、上
記カラー画像符号化復号化手段により、JBIG符号化
方式を適用して符号化圧縮し、それによって得たRGB
の各色成分の画情報を一旦蓄積するようにしたものであ
る。
【0008】また、送信時、指定された宛先種別がファ
クシミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端
末がカラー画情報の処理機能を備えていることを検出し
た場合には、上記蓄積したRGBの各色成分の画情報を
元のRGBカラー画像データへ復号化し、そのRGBカ
ラー画像データをCIELAB色空間へ変換し、その変
換後のカラー画像データをJPEG符号化方式で符号化
圧縮した後に、宛先へ送信するようにしたものである。
【0009】また、送信時、指定された宛先種別がファ
クシミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端
末がカラー画情報の処理機能を備えていないことを検出
した場合には、上記蓄積したG色成分の画情報を元のG
カラー画像データへ復号化し、そのGカラー画像データ
を用いて送信画情報を作成するようにしたものである。
【0010】また、送信時、指定された宛先種別がファ
クシミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端
末がカラー画情報の処理機能を備えていないことを検出
した場合には、上記蓄積したG色成分の画情報を元のG
カラー画像データへ復号化し、そのGカラー画像データ
を二値化処理し、それによって得た二値画像データを、
使用するファクシミリ符号化方式を適用して符号化圧縮
し、それによって得た画情報を送信するようにしたもの
である。
【0011】また、送信時、指定された宛先種別が電子
メールアドレスの場合には、上記蓄積したRGBの各色
成分の画情報を元のRGBカラー画像データへ復号化
し、そのRGBカラー画像データをYCrCb色空間へ
変換し、その変換後のカラー画像データをJPEG符号
化方式で符号化圧縮して電子メールの送信データを作成
し、その作成した電子メールを送信するようにしたもの
である。
【0012】また、公衆網へ接続し、公衆網を介して画
情報をやりとりするファクシミリ通信機能と、ネットワ
ークへ接続し、ネットワークを介し、電子メールを用い
て画情報をやりとりする通信機能を備えたネットワーク
ファクシミリ装置において、読取原稿をRGB三原色成
分に分解するとともに、所定解像度で読み取るカラー原
稿読取手段と、カラー画像データについて、少なくとも
JPEGおよびJBIGの符号化方式で符号化圧縮する
とともに符号化されたカラー画像情報を元のカラー画像
データに復号化するカラー画像符号化復号化手段と、二
値画像データについて、ファクシミリ符号化方式で符号
化圧縮する機能を備えた二値画像符号化手段を備え、原
稿送信時には、読取原稿を上記カラー原稿読取手段によ
りRGB三原色成分で読み取り、それによって得たRG
Bの各色成分の画像データを、上記カラー画像符号化復
号化手段により、JBIG符号化方式を適用して符号化
圧縮し、それによって得たRGBの各色成分の画情報を
一旦蓄積し、指定された宛先種別がファクシミリの場合
には、指定された宛先へ発呼し、相手端末がカラー画情
報の処理機能を備えていることを検出した場合には、上
記蓄積したRGBの各色成分の画情報を元のRGBカラ
ー画像データへ復号化し、そのRGBカラー画像データ
をCIELAB色空間へ変換し、その変換後のカラー画
像データをJPEG符号化方式で符号化圧縮した後に、
宛先へ送信する一方、相手端末がカラー画情報の処理機
能を備えていないことを検出した場合には、上記蓄積し
たG色成分の画情報を元のGカラー画像データへ復号化
し、そのGカラー画像データを二値化処理し、それによ
って得た二値画像データを、使用するファクシミリ符号
化方式を適用して符号化圧縮し、それによって得た画情
報を送信し、指定された宛先種別が電子メールアドレス
の場合には、上記蓄積したRGBの各色成分の画情報を
元のRGBカラー画像データへ復号化し、そのRGBカ
ラー画像データをYCrCb色空間へ変換し、その変換
後のカラー画像データをJPEG符号化方式で符号化圧
縮して電子メールの送信データを作成し、その作成した
電子メールを送信するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0015】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルー
タ装置RTを介してインターネットへ接続されている。
したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、
メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシ
ミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端
末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0016】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0017】また、ローカルエリアネットワークLAN
は、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続
され、それにより、ワークステーション装置WS1〜W
Sn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXは、他のローカルエリアネットワー
ク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデー
タのやりとりが可能である。
【0018】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0019】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやり
とりするための電子メール処理機能、および、アナログ
公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路とし
て用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報
伝送を行う伝送機能を備えている。
【0020】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0021】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0022】カラースキャナ5は、読取原稿をRGB三
原色成分に分解するとともに、所定解像度で読み取るた
めのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部7は、この
ネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのも
ので、各種の操作キー、および、各種の表示器からな
る。
【0023】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、カラー画像データを
JPEG,JBIG符号方式で符号化復号化するカラー
画像符号化復号化処理機能と、二値画像データをMH/
MR/MMR/JBIG符号化方式で符号化復号化処理
する二値画像符号化復号化処理機能を備えている。ま
た、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報
を多数記憶するためのものである。
【0024】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0025】網制御装置11は、このネットワークファ
クシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続
するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0026】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0027】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、カラースキ
ャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部
8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム1
0、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワ
ーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス14を介して行われている。
【0028】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0029】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
【0030】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0031】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0032】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエ
リアネットワークLAN(さらには、インターネット)
を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信する
とともに、アナログ公衆回線網PSTNを介して他のグ
ループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、その
ときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対し
て、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカ
ルエリアネットワークLANのワークステーション装置
WSより(電子メールで)受信した画情報を、指定され
たアナログ公衆回線網PSTNのグループ3ファクシミ
リ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0033】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0034】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。また、本文情報以外の複数のパ
ートを持つMIME形式を、マルチパートMIME形式
という。このマルチパートMIME形式では、通常、1
つのMIMEパートがテキスト本文を運び、他のMIM
Eパートがカラー画情報等のバイナリデータを運ぶ。そ
して、このようにバイナリデータを運ぶMIMEパート
は、添付ファイルと称される。
【0035】図3、図4および図5は、このネットワー
クファクシミリ装置FXの送信時の処理の一例を示して
いる。
【0036】カラースキャナ5に送信原稿がセットされ
(処理101)、適宜な方法により1つ以上の宛先が入
力され(処理102)、ユーザにより送信開始が指令さ
れると(判断103の結果がYES)、カラースキャナ
5にセットされている送信原稿をRGB各色成分のカラ
ー画像読み取りして、RGBカラー画像データを形成し
(処理104)、処理104により読み取って得たRG
B各色成分のカラー画像データについて、符号化複号化
部8でJBIG符号化方式で符号化圧縮し、それによっ
て得たRGB各色成分のカラー画情報を画像蓄積装置9
に蓄積する(処理105)。
【0037】次いで、処理102で入力された宛先を1
つ選択し(処理106)、その宛先種別がファクシミリ
であるかどうかを調べる(判断107)。判断107の
結果がYESになるときには、アナログ公衆回線網PS
TNを用いて宛先へ発呼し(処理108)、相手端末と
の間で所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行
して、相手端末の受信機能等を検出するとともに、使用
するモデム速度等を設定する(処理109)。
【0038】このとき、相手端末がカラー画像の受信機
能を備えているかどうかを調べ(判断110)、判断1
10の結果がYESになるときには、画像蓄積装置9に
蓄積したRGB各色成分のカラー画情報を、符号化複号
化部8で復号化して、元のカラー画像データを作成し
(処理111)、それによって得たRGBカラー画像デ
ータを、周知のCIELAB色空間のカラー画像データ
へ、周知の変換処理を適用して変換する(処理11
2)。
【0039】次いで、処理112で作成したCIELA
B色空間のカラー画像データを、符号化複号化部8でJ
PEG符号化方式で符号化圧縮する(処理113)。そ
して、所定のカラー画像送信手順を行って、処理113
で作成したJPEG符号データを相手端末へ送信する
(処理114)。
【0040】画情報の送信を終了すると、所定の伝送後
手順を実行して(処理115)、回線を復旧し(処理1
16)、1つの宛先について画情報送信動作を終了す
る。次に、全ての宛先について送信動作が終了したかど
うかを調べ(判断117)、判断117の結果がNOに
なるときには、処理106へ戻り、次の宛先について、
画像送信動作を行う。また、判断117の結果がYES
になるときには、処理105で画像蓄積装置9に蓄積し
たJBIG符号データを消去し(処理118)、このと
きの送信動作を終了する。
【0041】また、相手端末がカラー画像の受信機能を
備えていない場合で、判断110の結果がNOになると
きには、画像蓄積装置9に蓄積したG色成分のカラー画
情報のみを、符号化複号化部8で復号化して、元のG色
成分カラー画像データを作成し(処理120)、それに
よって得たR色成分のカラー画像データを、周知の二値
化処理を適用して、二値画像データへ変換する(処理1
21)。
【0042】次いで、処理121で作成した二値画像デ
ータを、そのときに使用する旨を決定した符号化方式を
適用して、符号化複号化部8で符号化圧縮する(処理1
22)。そして、所定の白黒画像送信手順を行って、処
理122で作成した二値画情報を相手端末へ送信する
(処理123)。
【0043】画情報の送信を終了すると、所定の伝送後
手順を実行して(処理124)、回線を復旧し(処理1
25)、1つの宛先について画情報送信動作を終了す
る。次いで、判断117へ移行し、全ての宛先について
送信動作が終了したかどうかを調べ、それ以降の処理を
実行する。
【0044】また、宛先種別が電子メールアドレスであ
り、判断107の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置9に蓄積したRGB各色成分のカラー画情報を、符
号化複号化部8で復号化して、元のカラー画像データを
作成し(処理130)、それによって得たRGBカラー
画像データを、周知のYCrCb色空間のカラー画像デ
ータへ、周知の変換処理を適用して変換する(処理13
1)。
【0045】次いで、処理112で作成したYCrCb
色空間のカラー画像データを、符号化複号化部8でJP
EG符号化方式で符号化圧縮する(処理132)。そし
て、そのときに選択した宛先の電子メールアドレス等に
基づいて、所定の電子メールのヘッダ情報を作成し(処
理133)、処理132で作成したJPEG符号データ
に基づいて、電子メールの本文情報を作成する(処理1
34)。
【0046】そして、処理133で作成したヘッダ情報
と、処理134で作成した本文情報からなる電子メール
を、メールサーバ装置SMへ送信する(処理135)。
次いで、判断117へ移行し、全ての宛先について送信
動作が終了したかどうかを調べ、それ以降の処理を実行
する。
【0047】このようにして、本実施例では、RGBカ
ラー画像データを、RGB各色成分についてJBIG符
号化した後に画像蓄積装置9に蓄積しているので、画像
蓄積装置9に必要なデータ容量を削減することができ
る。
【0048】また、相手端末がファクシミリ装置であ
り、白黒画像のみを受信できる場合、蓄積したG色成分
のカラー画像データに基づいて二値画情報を作成してい
るので、カラー画像データから二値画情報を作成する際
の処理量を抑制することができ、通信時間を短縮するこ
とができる。
【0049】なお、上述した実施例では、公衆網として
アナログ公衆回線網PSTNへ接続し、ファクシミリ通
信機能としてグループ3ファクシミリ装置機能を備えて
いる場合について説明したが、公衆網としてデジタル公
衆網ISDNへ接続し、ファクシミリ通信機能としてグ
ループ3/4ファクシミリ装置機能を備えている場合に
ついても、本発明を同様にして適用することができる。
【0050】また、本発明は、さらにネットワークプリ
ンタ機能を備えた、いわゆるMFP(Multi Fu
nctional Peripheral)についても
同様にして適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
RGBカラー画像データを、RGB各色成分についてJ
BIG符号化した後に蓄積しているので、画像蓄積手段
に必要なデータ容量を削減することができるという効果
を得る。
【0052】また、相手端末がファクシミリ装置であ
り、白黒画像のみを受信できる場合、蓄積したG色成分
のカラー画像データに基づいて二値画情報を作成してい
るので、カラー画像データから二値画情報を作成する際
の処理量を抑制することができ、通信時間を短縮するこ
とができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】送信時の処理の一例を示したフローチャート。
【図4】送信時の処理の一例を示したフローチャート
(続き)。
【図5】送信時の処理の一例を示したフローチャート
(続き)。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 システムメモリ 3 パラメータメモリ 5 カラースキャナ 8 符号化複号化部 9 画像蓄積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/46 C 5C079 Z Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AA35 AB42 AC08 AC25 AC42 AE03 BA00 BD00 5C073 BB02 BC04 CE02 5C075 AB90 CA04 CA90 CD20 FF90 GG09 5C077 MP08 PP32 PP36 PQ22 RR02 RR21 TT10 5C078 AA09 BA35 BA57 CA27 5C079 HA02 HA11 HA13 HB01 HB08 LA27 LA34 MA02 PA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網へ接続し、公衆網を介して画情報
    をやりとりするファクシミリ通信機能と、ネットワーク
    へ接続し、ネットワークを介し、電子メールを用いて画
    情報をやりとりする通信機能を備えたネットワークファ
    クシミリ装置において、 読取原稿をRGB三原色成分に分解するとともに、所定
    解像度で読み取るカラー原稿読取手段と、 カラー画像データについて、少なくともJPEGおよび
    JBIGの符号化方式で符号化圧縮するとともに符号化
    されたカラー画像情報を元のカラー画像データに復号化
    するカラー画像符号化復号化手段と、 二値画像データについて、ファクシミリ符号化方式で符
    号化圧縮する機能を備えた二値画像符号化手段を備え、 原稿送信時には、読取原稿を上記カラー原稿読取手段に
    よりRGB三原色成分で読み取り、それによって得たR
    GBの各色成分の画像データを、上記カラー画像符号化
    復号化手段により、JBIG符号化方式を適用して符号
    化圧縮し、それによって得たRGBの各色成分の画情報
    を一旦蓄積することを特徴とするネットワークファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 送信時、指定された宛先種別がファクシ
    ミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端末が
    カラー画情報の処理機能を備えていることを検出した場
    合には、上記蓄積したRGBの各色成分の画情報を元の
    RGBカラー画像データへ復号化し、そのRGBカラー
    画像データをCIELAB色空間へ変換し、その変換後
    のカラー画像データをJPEG符号化方式で符号化圧縮
    した後に、宛先へ送信することを特徴とする請求項1記
    載のネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信時、指定された宛先種別がファクシ
    ミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端末が
    カラー画情報の処理機能を備えていないことを検出した
    場合には、上記蓄積したG色成分の画情報を元のGカラ
    ー画像データへ復号化し、そのGカラー画像データを用
    いて送信画情報を作成することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のネットワークファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 送信時、指定された宛先種別がファクシ
    ミリの場合には、指定された宛先へ発呼し、相手端末が
    カラー画情報の処理機能を備えていないことを検出した
    場合には、上記蓄積したG色成分の画情報を元のGカラ
    ー画像データへ復号化し、そのGカラー画像データを二
    値化処理し、それによって得た二値画像データを、使用
    するファクシミリ符号化方式を適用して符号化圧縮し、
    それによって得た画情報を送信することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のネットワークファクシミリ
    装置。
  5. 【請求項5】 送信時、指定された宛先種別が電子メー
    ルアドレスの場合には、上記蓄積したRGBの各色成分
    の画情報を元のRGBカラー画像データへ復号化し、そ
    のRGBカラー画像データをYCrCb色空間へ変換
    し、その変換後のカラー画像データをJPEG符号化方
    式で符号化圧縮して電子メールの送信データを作成し、
    その作成した電子メールを送信することを特徴とする請
    求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 公衆網へ接続し、公衆網を介して画情報
    をやりとりするファクシミリ通信機能と、ネットワーク
    へ接続し、ネットワークを介し、電子メールを用いて画
    情報をやりとりする通信機能を備えたネットワークファ
    クシミリ装置において、 読取原稿をRGB三原色成分に分解するとともに、所定
    解像度で読み取るカラー原稿読取手段と、 カラー画像データについて、少なくともJPEGおよび
    JBIGの符号化方式で符号化圧縮するとともに符号化
    されたカラー画像情報を元のカラー画像データに復号化
    するカラー画像符号化復号化手段と、 二値画像データについて、ファクシミリ符号化方式で符
    号化圧縮する機能を備えた二値画像符号化手段を備え、 原稿送信時には、読取原稿を上記カラー原稿読取手段に
    よりRGB三原色成分で読み取り、それによって得たR
    GBの各色成分の画像データを、上記カラー画像符号化
    復号化手段により、JBIG符号化方式を適用して符号
    化圧縮し、それによって得たRGBの各色成分の画情報
    を一旦蓄積し、 指定された宛先種別がファクシミリの場合には、指定さ
    れた宛先へ発呼し、相手端末がカラー画情報の処理機能
    を備えていることを検出した場合には、上記蓄積したR
    GBの各色成分の画情報を元のRGBカラー画像データ
    へ復号化し、そのRGBカラー画像データをCIELA
    B色空間へ変換し、その変換後のカラー画像データをJ
    PEG符号化方式で符号化圧縮した後に、宛先へ送信す
    る一方、相手端末がカラー画情報の処理機能を備えてい
    ないことを検出した場合には、上記蓄積したG色成分の
    画情報を元のGカラー画像データへ復号化し、そのGカ
    ラー画像データを二値化処理し、それによって得た二値
    画像データを、使用するファクシミリ符号化方式を適用
    して符号化圧縮し、それによって得た画情報を送信し、 指定された宛先種別が電子メールアドレスの場合には、
    上記蓄積したRGBの各色成分の画情報を元のRGBカ
    ラー画像データへ復号化し、そのRGBカラー画像デー
    タをYCrCb色空間へ変換し、その変換後のカラー画
    像データをJPEG符号化方式で符号化圧縮して電子メ
    ールの送信データを作成し、その作成した電子メールを
    送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装
    置。
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