JP2002154469A - 車両のパーキング装置の配置構造 - Google Patents

車両のパーキング装置の配置構造

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JP2002154469A JP2001084138A JP2001084138A JP2002154469A JP 2002154469 A JP2002154469 A JP 2002154469A JP 2001084138 A JP2001084138 A JP 2001084138A JP 2001084138 A JP2001084138 A JP 2001084138A JP 2002154469 A JP2002154469 A JP 2002154469A
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貞通 遠城
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ハンドル16を支持するヘッドパイプ1
2をフロントカバー31で覆い、フロントカバー31の
後面36の上部82に物品収納ボックス17を配置し、
この物品収納ボックス17の下方にパーキングレバー6
5を配置した。 【効果】 物品収納ボックスの開口部を大きく設定する
ことができ、物品収納ボックスの容量を大きくすること
ができる。また、フロントカバーのハンドル周りに大き
な物品収納ボックスを設けることができる。物品の出入
れをしやすくすることができる。パーキングレバーを腰
掛けた運転者の手が無理なく届くフロントカバーのハン
ドル周りの操作しやすい位置に設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のパーキング装
置の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のパーキング装置には、例えば、特
公昭62−53398号公報「小型車両のパーキングロ
ック装置」がある。この小型車両のパーキングロック装
置は、同公報の第3図によれば、レツグシールド4の上
方に突出するハンドル5にパーキング操作レバー20を
設けたもので、パーキングロック装置のパーキング操作
レバー20をロック操作した後、操作レバー20の解除
動をメインスイッチで規制するようにしたため、第三者
は操作レバー20の解除を行うことができないというも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レツグシールド4やハ
ンドル5の周りに物を入れるための物品収納ボックスを
設けたいという要求がある。ハンドル5周りは運転者の
前に位置するため、物品収納ボックスを使用する際の動
作に無理がなく、好適な位置といえる。しかし、ハンド
ル5周りは狭く、大きな物品収納ボックスは設け難かっ
た。また、この場合、ハンドル5周りに物品収納ボック
スを設けると、出入れの際に操作レバー20と干渉する
心配がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ハンドル周りに
大きな物品収納ボックスを設けることができ、目立たぬ
ようにパーキングレバーを配置することができる車両の
パーキング装置の配置構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、足を載せる平らなステップフロアをハン
ドルとシートの間に設け、ハンドルを支持するヘッドパ
イプをフロントカバーで覆ったスクータ型車両におい
て、フロントカバーの後面の上部に物品収納ボックスを
配置し、この物品収納ボックスの下方にパーキングレバ
ーを配置したことを特徴とする。
【0006】フロントカバーの後面の上部に物品収納ボ
ックスを配置すると、物品収納ボックスの開口部を大き
く設定することができ、容量を大きくすることができ
る。また、このように大きな物品収納ボックスをフロン
トカバーのハンドル周りに設けることができる。さら
に、物品収納ボックスの下方にパーキングレバーを配置
することで、無理な動作を強いることのない、操作のし
やすいフロントカバーのハンドル周りにパーキングレバ
ー設けることができるとともに、パーキングレバーは第
三者の目に止まり難くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。「左」「右」は運転者から見た方向、
「前」は前進側、「後」はその逆側をいう。図1は本発
明に係る車両のパーキング装置の配置構造を説明する側
面図であり、車両10のフロントカバー31の上側に物
品収納ボックス17を配置し、フロントカバー31の下
側にパーキング装置42を配置したことを示す。次にパ
ーキング装置の配置構造を具体的に説明する。
【0008】図2は本発明に係る車両の一例の右側面図
である。車両10は、車体フレーム11と、車体フレー
ム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク
13と、フロントフォーク13に取付けた前輪14並び
にフロントフェンダ15と、フロントフォーク13に連
結したハンドル16と、ハンドル16の下方に設けた物
品収納ボックス17,17(左側は図に示していない)
と、車体フレーム11の後部に設けた後部収納ボックス
18と、車体フレーム11の下部に取付けたパワーユニ
ット19と、パワーユニット19の後部に取付けた後輪
21と、パワーユニット19に取付けたスイングアーム
22と、後輪21側に設けたリヤブレーキ装置23と、
車体フレーム11の後部上部にパワーユニット19を懸
架するリヤサスペンション24,24(左側は図に示し
ていない)と、車体フレーム11の上部に取付けたシー
ト25と、車体フレーム11を覆うボディカバー26
と、を備えたスクータ型車両である。
【0009】ボディカバー26は、ヘッドパイプ12の
前部を覆うフロントカバー31と、運転者の足を載せる
ための平らなステップフロア32と、ステップフロア3
2の下方に配置して車体フレーム11の下部を覆うアン
ダカバー33と、車体フレーム11の後半部を覆うリヤ
カバー34と、からなる。36は、フロントカバー31
の後面であり、ステップフロア32から上に形成した運
転者に対向する面である。
【0010】リヤブレーキ装置23は、ディスクブレー
キ装置41と、パーキング装置42とからなるものであ
る。ディスクブレーキ装置41は、ハンドル16の左に
ブレーキレバー43(図4参照)及びマスタシリンダ4
4を取付け、このマスタシリンダ44にブレーキホース
45の一端を接続し、他端をリヤディスクブレーキ46
に接続したものである。リヤディスクブレーキ46は、
後輪21にブレーキディスク47を一体的に取付け、ス
イングアーム22に図示せぬブラケットを介してブレー
キキャリパ48を取付けたものである。
【0011】パーキング装置42は、車両10を止めて
置くときに使うブレーキで、スイングアーム22にパー
キングキャリパ51を取付け、このパーキングキャリパ
51のアーム52にケーブル53の一端を接続し、他端
をフロントカバー31内のパーキングレバー機構54に
接続したものである。ケーブル53によってアーム52
を矢印方向に旋回させ、パーキングキャリパ51でブ
レーキディスク47を挟む。
【0012】図3は図2の3部詳細図であり、物品収納
ボックス17の断面及びパーキングレバー機構54の側
面を示す。パーキングレバー機構54は、車体フレーム
11のヘッドパイプ12から下方に延したダウンパイプ
57にブラケット58を介して取付けた支持板61と、
この支持板61にボルト類62,63で取付けた側板6
4と、支持板61並びに側板64の間にボルト類62で
旋回可能に取付けたパーキングレバー65と、このパー
キングレバー65に取付けたグリップ66と、パーキン
グレバー65に形成したケーブル掛止部67、歯部68
及びリターンスプリング掛止部69と、ボルト類63で
旋回可能に取付け、且つ歯部68にかみ合ってパーキン
グレバー65の旋回を所定位置で停止及び停止解除を行
うラチェット71とからなる。グリップ66はラチェッ
ト71の停止解除を行うための解除手段を備えるもので
ある。72,72はブラケット取付けボルトである。
【0013】パーキングレバー65及びグリップ66を
フロントカバー31に形成した凹部73に収納し、グリ
ップ66をフロントカバー31の面74より突出しない
ように設定した。
【0014】次にパーキングレバー機構54の動作を簡
単に説明する。グリップ66を手で矢印方向に引き上
げると、グリップ66は想像線の位置まで凹部73内を
移動し、同時に、ケーブル掛止部67、歯部68及びリ
ターンスプリング掛止部69はともにボルト類62を回
転軸芯にして所定の角度だけ旋回する。その際、歯部6
8にラチェット71がボルト類63を回転軸芯にしてか
み合い、グリップ66は止まり、ケーブル掛止部67は
ケーブル53を引く(矢印方向)。すなわち、グリッ
プ66を手で握り、パーキングレバー65を矢印方向
に引き上げると、図2のパーキングキャリパ51はブレ
ーキディスク47を挟み、後輪21の回転を止める。
【0015】図3に示すように、パーキングレバー65
を配置したフロントカバー31の下部75は前下方(矢
印方向)へ水平線HLに対し、傾斜角θ1だけ傾斜し
た面74を有するものである。その結果、運転者M(図
2)の足や膝から下がパーキングレバー65やグリップ
66に当り難い。
【0016】また、物品収納ボックス17は、ボックス
本体77の開口部78に蓋79を設けたもので、開口部
78を運転者側に向けて傾斜させたものである。81は
ヒンジである。ヒンジ81によって蓋79を矢印の如
く開閉する。物品収納ボックス17を配置したフロント
カバー31の上部82は前上方(矢印方向)へ水平線
HLに対し、傾斜角θ2だけ傾斜した面83を有したも
のである。その結果、物品収納ボックス17への物品の
出入れは容易である。
【0017】図4は図2の4矢視図であり、足を載せる
平らなステップフロア32,32をハンドル16とシー
ト25の間に設け、ハンドル16を支持するヘッドパイ
プ12をフロントカバー31で覆い、ハンドル16の左
にブレーキレバー43及びマスタシリンダ44を取付
け、このマスタシリンダ44にブレーキホース45の一
端を接続し、左右に物品収納ボックス17,17を配置
したことを示す。85は計器類、86はハンドル16の
右側に設けたスロットルグリップである。
【0018】図5は図4の5部拡大図であり、右側の物
品収納ボックス17の下方にパーキングレバー65並び
にグリップ66を配置するとともに、フロントカバー3
1に形成した凹部73にパーキングレバー65並びにグ
リップ66を収納し、これらのパーキングレバー65並
びにグリップ66をフロントカバー31の面74より突
出しないように設定したことを示す。
【0019】また、図に示すように、パーキングレバー
65及びグリップ66をスロットルグリップ86と同じ
く右側に配置した。その結果、右手を無理なく伸してパ
ーキングレバー65を操作することができ、操作性を損
なう心配はない。
【0020】図6は図5の6−6線断面図であり、右側
の物品収納ボックス17の下方にパーキングレバー65
及びグリップ66を配置し、ダウンパイプ57にブラケ
ット58を介して支持板61を取付け、この支持板61
にパーキングレバー65及び側板64をボルト類62で
取付け、グリップ66を凹部73内に収納したことを示
す。また、フロントカバー31の後面36の上部82に
物品収納ボックス17を配置し、物品収納ボックス17
の開口部78を大きく設定したことを示す。
【0021】以上に述べた車両のパーキング装置の配置
構造の作用を次に説明する。図1に示すように、フロン
トカバー31の後面36の上部82に物品収納ボックス
17を配置したので、物品収納ボックス17の開口部7
8の表面積を大きく設定することができ、物品収納ボッ
クス17の容量を大きくすることができる。また、フロ
ントカバー31の後面36の上部82に物品収納ボック
ス17を配置することで、フロントカバー31のハンド
ル16周りに大きな容量の物品収納ボックス17を設け
ることができる。
【0022】さらに、フロントカバー31の後面36の
上部82に物品収納ボックス17を配置したので、物品
収納ボックス17の開口部78を運転者Mの手元に設け
ることができ、運転者Mはシート25に腰掛けたままで
物品の出入れを容易に行うことができる。
【0023】物品収納ボックス17の下方にパーキング
レバー65を配置したので、無理のない姿勢で手を伸し
てグリップ66を握ることができるとともに、パーキン
グレバー65を操作することができる。従って、パーキ
ングレバー65は高い操作性を確保することができる。
【0024】また、物品収納ボックス17の下方にパー
キングレバー65を配置したので、物品収納ボックス1
7によってパーキングレバー65並びにグリップ66を
隠すことができ、パーキングレバー65並びにグリップ
66を目立たなくすることができる。
【0025】次に、本発明に係るパーキング装置の配置
構造の別実施の形態を示す。図7は図3の別実施の形態
図であり、パーキングレバー機構54Bを示す。パーキ
ングレバー機構54Bは、パーキングレバー65にブー
ツ90を取り付けたことを特徴とするが、具体的に説明
すると、車体フレーム11のヘッドパイプ12から下方
に延したダウンパイプ57にブラケット58を介して取
付けた支持板61と、この支持板61にボルト類62,
63で取付けた側板64と、支持板61並びに側板64
の間にボルト類62で旋回可能に取付けたパーキングレ
バー65と、このパーキングレバー65に取付けたグリ
ップ66と、パーキングレバー65に形成したケーブル
掛止部67、歯部68及びリターンスプリング掛止部6
9と、ボルト類63で旋回可能に取付け、且つ歯部68
にかみ合ってパーキングレバー65の旋回を所定位置で
停止及び停止解除を行うラチェット71と、パーキング
レバー65を囲うブーツ90と、からなる。グリップ6
6はラチェット71の停止解除を行うための解除手段を
備えるものである。72,72はブラケット取付けボル
トである。
【0026】パーキングレバー65及びグリップ66を
フロントカバー31に形成した凹部73に収納するとと
もに、凹部73にブーツ90を取り付け、グリップ66
をフロントカバー31の面74より突出しないように設
定した。
【0027】次にパーキングレバー機構54Bの動作を
簡単に説明する。グリップ66を手で矢印方向に引き
上げると、グリップ66は想像線の位置まで凹部73内
を移動し、同時に、ケーブル掛止部67、歯部68及び
リターンスプリング掛止部69はともにボルト類62を
回転軸芯にして所定の角度だけ旋回する。その際、歯部
68にラチェット71がボルト類63を回転軸芯にして
かみ合い、グリップ66は止まり、ケーブル掛止部67
はケーブル53を引く(矢印方向)。すなわち、グリ
ップ66を手で握り、パーキングレバー65を矢印方
向に引き上げると、図2のパーキングキャリパ51はブ
レーキディスク47を挟み、後輪21の回転を止める。
【0028】図7に示すように、パーキングレバー65
を配置したフロントカバー31の下部75は前下方(矢
印方向)へ水平線HLに対し、傾斜角θ1だけ傾斜し
た面74を有するものである。その結果、運転者M(図
2)の足や膝から下がパーキングレバー65やグリップ
66に当り難い。
【0029】図8は図7の8−8線断面図であり、右側
の物品収納ボックス17の下方にパーキングレバー65
及びグリップ66を配置し、ダウンパイプ57にブラケ
ット58を介して支持板61を取付け、この支持板61
にパーキングレバー65及び側板64をボルト類62で
取付け、グリップ66を凹部73内に収納し、パーキン
グレバー65をブーツ90で囲うとともに、ブーツ90
を凹部73に取り付けたことを示す。
【0030】図9(a),(b)は本発明に係るブーツ
の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のb
−b線断面図である。(a)において、ブーツ90は、
中央にレバー取り付け部91を形成し、このレバー取り
付け部91に嵌合孔部92を設け、レバー取り付け部9
1から外周部93へ向けて蛇腹部94を伸縮自在に形成
し、外周部93にシール面95を設け、外周部93の裏
面に取り付けピン96(第1ピン96a,96a、第2
ピン96b)を形成し、第2ピン96bに補強部93a
を形成したカバーである。
【0031】ブーツ90を取り付ける場合は、まず、レ
バー取り付け部91の嵌合孔部92にパーキングレバー
65を通し、レバー取り付け部91にグリップ66の縁
66aを二点鎖線で示すように当て、一方、取り付けピ
ン96をフロントカバー31(図7参照)の図示せぬ孔
に嵌め込み、凹部73の表面にシール面95を密着させ
る。
【0032】(b)において、嵌合孔部92は、レバー
取り付け部91から連続して本体部92aを延し、本体
部92aの先端側にシール部92bを形成したものであ
る。シール部92bは、パーキングレバー65の寸法よ
り小さい寸法に設定した締め代を有し、この締め代を有
することで、パーキングレバー65に密着してパーキン
グレバー65の周りから水がグリップ66に至るのを防
ぐ。
【0033】また、取り付けピン96(第1ピン96
a,96a((a)参照)、第2ピン96b)およびシ
ール面95を設けたので、取り付けピン96によってシ
ール面95はフロントカバー31の凹部73の表面に密
着し、フロントカバー31とパーキングレバー65との
間から水がグリップ66に至るのを防ぐ。
【0034】次に、図7で別実施の形態の作用を説明す
る。図7に示すように、パーキングレバー機構54Bで
は、パーキングレバー65にブーツ90を取り付けたの
で、雨中走行など前方から水Wが入り込むことがある状
況下で、泥水等の水Wが入り込んだ場合、シール部92
aは水Wがパーキングレバー65を伝うのを防ぎ、グリ
ップ66の汚れを防止することができる。従って、グリ
ップ66を快適に操作することができる。
【0035】また、凹部73の表面にシール面95を密
着させるので、フロントカバー31とパーキングレバー
65との間から水Wがグリップ66に至るのを防ぐこと
ができる。従って、グリップ66を快適に操作すること
ができる。
【0036】さらに、蛇腹部94を伸縮自在に形成した
ので、パーキングレバー65を矢印の如く操作して
も、シール部92aおよびシール面95のシール性を維
持することができ、水Wはグリップ66に至らず、グリ
ップ66の汚れを防止することができる。
【0037】尚、本発明の実施の形態に示した物品収納
ボックス17、パーキングレバー65並びにグリップ6
6の形状は任意である。図3のパーキングレバー機構5
4Bの構成は、この構成に限定するものではない。パー
キングレバー65並びにグリップ66を右側に設けた
が、左側に設けることも可能である。
【0038】図9のブーツ90の形状は一例であり、パ
ーキングレバー65の寸法やフロントカバー31の形状
によってはブーツの形状を変更してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、スクータ型車両のフロントカバー
の後面の上部に物品収納ボックスを配置したので、物品
収納ボックスの開口部を大きく設定することができ、物
品収納ボックスの容量を大きくすることができる。ま
た、スクータ型車両のフロントカバーの後面の上部に物
品収納ボックスを配置したので、フロントカバーのハン
ドル周りに大きな容量の物品収納ボックスを設けること
ができる。さらに、スクータ型車両のフロントカバーの
後面の上部に物品収納ボックスを配置することで、腰掛
けた運転者の手が無理なく届く位置まで物品収納ボック
スを寄せることができ、物品の出入れをしやすくするこ
とができる。
【0040】また、物品収納ボックスの下方にパーキン
グレバーを配置したので、パーキングレバーを、腰掛け
た運転者の手が無理なく届くフロントカバーのハンドル
周りの操作しやすい位置に設けることができる。さら
に、物品収納ボックスの下方にパーキングレバーを配置
したので、パーキングレバーは物品収納ボックスの影に
隠れる。その結果、フロントカバーのハンドル周りに目
立たぬようにパーキングレバーを配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のパーキング装置の配置構造
を説明する側面図
【図2】本発明に係る車両の一例の右側面図
【図3】図2の3部詳細図
【図4】図2の4矢視図
【図5】図4の5部拡大図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】図3の別実施の形態図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係るブーツの説明図
【符号の説明】
10…スクータ型車両、12…ヘッドパイプ、16…ハ
ンドル、17…物品収納ボックス、25…シート、31
…フロントカバー、32…ステップフロア、36…フロ
ントカバーの後面、42…パーキング装置、54,54
B…パーキングレバー機構、65…パーキングレバー、
66…グリップ、82…後面の上部、90…ブーツ、9
2b…シール部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠城 貞通 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 本田 喜信 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足を載せる平らなステップフロアをハン
    ドルとシートの間に設け、ハンドルを支持するヘッドパ
    イプをフロントカバーで覆ったスクータ型車両におい
    て、 前記フロントカバーの後面の上部に物品収納ボックスを
    配置し、この物品収納ボックスの下方にパーキングレバ
    ーを配置したことを特徴とする車両のパーキング装置の
    配置構造。
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DE60131513T DE60131513T2 (de) 2000-09-08 2001-08-09 Anordnung einer Fahrzeugparkeinrichtung
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