JP2004001642A - 自動二輪車のステアリングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】フロントフォークの左右上部を連結するトップブリッジ13にハンドル18を取付け、このハンドル18の前方にメータ22を設け、これらのハンドル18とメータ22との間に且つトップブリッジ13にシリンダ錠を取付けるとともに、トップブリッジ13の上面にシャッタ装置62を取付けた。
【効果】シャッタ装置をハンドルとメータとの間に配置するため、既存の部品を利用してシャッタ装置を無理に取外しにくくすることができ、コストを抑えつつ、いたずらを防止することができる。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コストを抑えつつステアリングロック装置へのいたずらを防止する自動二輪車のステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動二輪車のステアリングロック装置としては、例えば、特開2002−81244「車両用ロック装置」が知られている。
上記公報の図2には、ステアリング軸12(符号については、同公報に記載されているものを使用した。以下同じ。)の上端にトッププレート27を取付け、このトッププレート27の前部上部にバーハンドル14を取付け、トッププレート27の後部下部にロック本体部21を取付け、このロック本体部21のキー挿入口を覆うカバー25をトッププレート27の上面に取付けた車両用ロック装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の車両は、スクータ型自動二輪車であるから、カバー25に対するいたずらを防止するために、例えば、フロントの車体カバーで上記のカバー25の周囲を覆うようにしている。
【0004】
しかし、フロントに車体カバーを装備しない自動二輪車では、上記のような対策は採れない。また、対策を施すにしてもコストアップを抑えることが望ましい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、自動二輪車のステアリングロック装置を改良することで、コストを抑えつつステアリングロック装置へのいたずらを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ステアリングロック用シリンダ錠のキー挿入穴をシャッタで塞ぎ、このシャッタをマグネットキーで開閉するシャッタ装置を備える自動二輪車において、フロントフォークの左右上部を連結するトップブリッジにハンドルを取付け、このハンドルの前方にスピードメータ等のメータを設け、これらのハンドルとメータとの間で且つトップブリッジにシリンダ錠を取付けるとともに、トップブリッジの上面にシャッタ装置を取付けたことを特徴とする。
【0007】
シャッタ装置をハンドルとメータとの間に配置するため、既存の部品を利用してシャッタ装置を無理に取外しにくくすることができ、コストを抑えつついたずらを防止することができる。
【0008】
請求項2は、シャッタ装置又はトップブリッジに、これらの合わせ部を覆う遮蔽壁を設けたことを特徴とする。
遮蔽壁によって、ハンドルロック装置へのいたずらを、ハンドル及びメータの配置と合わせてより確実に防止することができる。
【0009】
請求項3は、メータを収納するケースの一部を延ばして延長部を形成し、この延長部でシャッタ装置とトップブリッジとの合わせ部を覆ったことを特徴とする。
メータの延長部でシャッタ装置とトップブリッジとの合わせ部を覆うことで、部品数を減らすことができ、自動二輪車のコストを下げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るステアリングロック装置を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11に回転可能にハンドル軸12を挿入し、このハンドル軸12の上端にトップブリッジ13を取付け、ハンドル軸12の下端にボトムブリッジ14を取付け、これらのトップブリッジ13及びボトムブリッジ14のそれぞれの前部にフロントフォーク16を取付け、このフロントフォーク16の下端に前輪17を取付け、トップブリッジ13にハンドル18を取付け、同じくトップブリッジ13にステー21を介してメータ22及びヘッドランプ23を取付け、ヘッドパイプ11から後方へ車体フレーム24を延ばし、この車体フレーム24にエンジン26を取付け、このエンジン26の上方に燃料タンク27を配置し、この燃料タンク27の後方にシート28を配置し、このシート28の後部下方をリヤカウル31で覆い、車体フレーム24の後部に取付けたスイングアーム(不図示)に後輪32を取付け、エンジン26から後方へ排気管33を延ばし、この排気管33の後端にマフラ34を連結した車両である。
【0011】
ここで、40はスロットルグリップ、41は前輪17の上方を覆うフロントフェンダ、42はバックミラー、43はブレーキペダル、44はリヤクッションユニット、45は同乗者用グリップ、46はテールランプ、47は後輪32の上方を覆うリヤフェンダである。
【0012】
51はリヤカウル31に同乗者の脚部の内側が干渉するのを防ぐ又は干渉しても当たりを和らげるためにリヤカウル31の両側部前部に設けたほぼ三角形状の逃げ面である。
【0013】
52は前述のマフラ34の側方を覆うためにマフラ34に取付けた遮熱板であり、後端に、上部が下部よりも後方に突出するように斜めに成形した傾斜部53を備えることで、自動二輪車10の軽快性やリヤカウル31のV字形状とした後端とのデザインの協調性を高めたものである。
【0014】
図2は本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す斜視図であり、トップブリッジ13にハンドルブラケット61,61を介してハンドル18を取付け、このハンドル18とメータ22との間で且つトップブリッジ13にハンドルロック装置(後で詳述する。)を構成するシャッタ装置62を取付けたことを示す。
シャッタ装置62は、シリンダ錠のキー穴をシャッタで塞ぐことで、キー穴にいたずらされないようにするものである。
メータ22は、そのメータケース65に、スピードメータ66、燃料計67,ニュートラルインジケータ68等を設けたものである。
【0015】
図3は本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す側面図(白抜き矢印(front)は車体前方を表す。)であり、トップブリッジ13の下面71に側面視L字状のブラケット72を取付け、このブラケット72に一対のボルト73及び一対のナット74でシリンダ錠76を取付け、このシリンダ錠76の上部にトップブリッジ13よりも上方に突出するように設けたシリンダ部77にシャッタ装置62を被せ、このシャッタ装置62の下面78とトップブリッジ13の上面81との隙間を、トップブリッジ13の上面81に取付けた遮蔽壁82で覆ったことを示す。
上記のシリンダ錠76、シャッタ装置62及び遮蔽壁82は、本発明のハンドルロック装置83を構成するものである。
【0016】
ステー21は、トップブリッジ13から前方に延ばした一対の前方突出部85とボトムブリッジ14(図1参照)とに取付けた部材であり、このステー21を、前方突出部85にラバー86,86を介してボルト87及びナット88で取付ける。
【0017】
メータ22は、ステー21にラバー91,91を介して取付けた部品である。ヘッドランプ23は、ステー21に設けた左右一対の側部突出部92にそれぞれボルト93で取付けた部品である。
【0018】
ハンドルブラケット61は、トップブリッジ13にボルト95及びナット96で取付けた下部取付部97と、この下部取付部97にハンドル18を挟んでボルト98,98で取付けた上部取付片99とからなる。
【0019】
ここで、103はシャッタ装置62のボス部104から下方に延ばしたボルト、105はトップブリッジ13にシャッタ装置62を取付けるためにボルト103にねじ込むナット、106はハンドルロックを行うためにシリンダ錠76から出入りさせるロック片、107はロック片106を挿入するためにヘッドパイプ11に設けた挿入穴、108はハンドル軸12(図1参照)の上端をトップブリッジ13に取付けるためのボルト、111はフロントフォーク16の上端をトップブリッジ13に取付けるためのボルト、112はフロントウインカである。
【0020】
図4は本発明に係る自動二輪車の前部要部の平面図であり、ハンドル18とメータ22との間で且つトップブリッジ13にシャッタ装置62を配置し、このシャッタ装置62の周囲を遮蔽壁82で囲んだことを示す。
【0021】
図5(a),(b)は本発明に係るシャッタ装置の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
(a)において、シャッタ装置62は、キーを挿入する丸穴121と、この丸穴121を塞ぐシャッタ122とを備え、このシャッタ122に、シャッタ122を開閉するためにマグネットキー(不図示)を挿入するほぼ六角形状のマグネットキー穴123を形成したものである。なお、124はシリンダ錠76(図3参照)のキー挿入穴である。
【0022】
(b)において、シャッタ装置62は、前述の丸穴121及びシャッタ122を回転可能に取付けるためのシャッタ支持穴127を設けたカバー部材128と、シャッタ122と、このシャッタ122をカバー部材128とで挟み込む下部部材131と、この下部部材131に設けた収納穴132,132に移動可能に収納するとともにシャッタ122の裏面に設けた係止穴134,134に嵌合するマグネット部材136,136とからなる。なお、137はマグネット部材136を係止穴134に押付けるために収納穴132内に収納したスプリングである。
【0023】
シャッタ122を開けるには、マグネットキー穴123にマグネットキーを挿入し、このマグネットキーの磁力によってマグネット部材136,136の磁力と反発させることでマグネット部材136,136を係止穴134,134から押出し、下部部材131に対するシャッタ122の回り止めを解除する。
【0024】
そして、マグネットキーを回し、シャッタ122を回転させる。この結果、丸穴121からシリンダ錠76のキー挿入穴124((a)参照)が臨めるようになり、キー挿入穴124にキーを挿入できるようになる。
【0025】
遮蔽壁82は、シャッタ装置62の下面78、詳しくは、カバー部材128の下端面141に当てる段部142を形成した部材である。
【0026】
図6は本発明に係るシャッタ装置を取付けるトップブリッジ及び遮蔽壁を示す平面図であり、トップブリッジ13の上面81の前部に環状の遮蔽壁82を溶接にて取付けたことを示す。
遮蔽壁82は、車体後方に凸状に湾曲させた後部湾曲部145と、この後部湾曲部145の両端部から車体前方斜め側方に延ばした後部傾斜部146,147と、これらの後部傾斜部146,147の先端から更に車体前方斜め側方に延ばした側部傾斜部148,151と、これらの側部傾斜部148,151の先端から車体中心側に延ばした前部直線部152,153と、これらの前部直線部152,153を繋ぐとともに車体前方に凸状に湾曲させた前部湾曲部154とからなる。なお、156はシャッタ装置62(図4参照)を取付けるためにトップブリッジ13に開けた取付穴である。
【0027】
本実施の形態では、このように遮蔽壁82をトップブリッジ13側に設けたが、図5(b)において、シャッタ装置62のカバー部材128の下端を下方へ延ばし、このカバー部材128の内側にトップブリッジ13に取付けた壁を配置して、カバー部材128を遮蔽壁としてこのカバー部材128でシャッタ装置62とトップブリッジ13との合わせ部を覆ってもよい。
【0028】
図7は本発明に係るステーの斜視図であり、ステー21は、ほぼL字状に曲げた左右一対のバー部材161,162と、これらのバー部材161,162のそれぞれの上端部に渡した上部取付プレート163と、バー部材161,162のそれぞれの中間部に渡した中間部取付プレート164と、ヘッドランプ23(図3参照)を支持するためにバー部材161,162にそれぞれ取付けた側部突出部92,92と、スピードメータケーブルやブレーキホース等を固定するためにバー部材161,162にそれぞれ取付けたクリップ部168,171とからなる。
バー部材161,162は、下端をボトムブリッジ14(図1参照)に設けた挿入穴(不図示)に挿入する部材である。
【0029】
上部取付プレート163は、トップブリッジ13(図3参照)の前方突出部85(図3参照)に取付けるための後部取付穴174,174と、メータ22(図4参照)を取付けるための前部取付穴175,175とを備える。
中間部取付プレート164は、ホーン(不図示)を取付けるためのナット177を備える。
【0030】
以上に述べたハンドルロック装置83の遮蔽壁82の作用を次に説明する。
図8は本発明に係るハンドルロック装置の遮蔽壁の作用を示す作用図である。
ハンドルロック装置83を備える自動二輪車では、ハンドルロック装置83からシリンダ錠76を覆うシャッタ装置62を外してしまえば、シリンダ錠76のキー挿入穴にキーを差し込むことが可能になるが、ハンドルロック装置83は、遮蔽壁82でトップブリッジ13(図3参照)とシャッタ装置62との隙間、即ち合わせ部(合わせ部は、詳細には、トップブリッジ13の上面81(図3参照)とシャッタ装置62のカバー部材128の下端面141とからなる。)を覆うため、例えば、ドライバー179をシャッタ装置62とトップブリッジ13との間に挿入してシャッタ装置62を外そうとしても、遮蔽壁82でこれを阻止することができる。
【0031】
図9は本発明に係るトップブリッジの別の実施の形態を示す斜視図であり、アルミニウム合金ダイカスト製のトップブリッジ185を示す。
トップブリッジ185は、ベース部186と、このベース部186の前部に立てた断面がほぼコ字形状の前壁187と、この前壁187の上端部にシャッタ装置62(図4参照)を嵌めるために形成した段部188と、前壁187の内側にシャッタ装置62を取付けるために設けたシャッタ取付部191,191と、ハンドル18(図4参照)を取付けるためのハンドル取付部192,192と、ハンドル軸12(図1参照)を取付けるための後部取付穴193と、フロントフォーク16(図1参照)を取付けるための前部取付穴194,194とを備える。
【0032】
ここで、196はシャッタ取付部191,191にそれぞれ開けたシャッタ装置62用の取付穴、197はハンドル取付部192とでハンドル18を挟んで取付ける取付片(不図示。図3に示した上部取付片99に相当する。)用の取付穴である。
【0033】
上記した前壁187は、シャッタ装置62を取付けたときに、シャッタ装置62の前方をメータで覆い、シャッタ装置62の後方及び側方を前壁187で覆うことになり、シャッタ装置62を無理に取外すようないたずらを確実に防止することができる。
【0034】
図10は本発明に係るハンドルロック装置の別の実施の形態を示す車体前部の平面図であり、トップブリッジ13にハンドル18及びこのハンドル18の前方に配置したシャッタ装置201を取付け、このシャッタ装置201の前方に、シャッタ装置201の前方及び側方を覆うようにメータ202を配置したことを示す。
【0035】
メータ202は、そのケース203の一部を後方へ延ばして延長部204,204を形成し、これらの延長部204でシャッタ装置201とトップブリッジ13との隙間、即ち合わせ部を覆ったものであり、特別にシャッタ装置201の前方及び側方を覆うものが必要なく、部品数を減らすことができて、コストを抑えつつ、ハンドルロック装置へのいたずらを防止することができる。
【0036】
以上の図1、図2、図3及び図5(a),(b)で説明したように、本発明は第一に、ステアリングロック用シリンダ錠76のキー挿入穴124をシャッタ122で塞ぎ、このシャッタ122をマグネットキーで開閉するシャッタ装置62を備える自動二輪車10において、フロントフォーク16の左右上部を連結するトップブリッジ13にハンドル18を取付け、このハンドル18の前方にスピードメータ66等のメータ22を設け、これらのハンドル18とメータ22との間に且つトップブリッジ13にシリンダ錠76を取付けるとともに、トップブリッジ13の上面81にシャッタ装置62を取付けたことを特徴とする。
【0037】
シャッタ装置62をハンドル18とメータ22との間に配置するため、既存の部品を利用してシャッタ装置62を無理に取外しにくくすることができ、自動二輪車10のコストを抑えつつ、ハンドルロック装置83に対するいたずらを防止することができる。
【0038】
本発明は第二に、トップブリッジ13に、これらの合わせ部であるトップブリッジ13の上面81及びシャッタ装置62の下面78を覆う遮蔽壁82を設けたこと、又はシャッタ装置62に、これらの合わせ部であるトップブリッジ13の上面81及びシャッタ装置62の下面78を覆う遮蔽壁としてのカバー部材を設けたことを特徴とする。
遮蔽壁82又はカバー部材によって、ハンドルロック装置83へのいたずらを、ハンドル18及びメータ22の配置による効果と合わせてより確実に防止することができる。
【0039】
本発明は第三に、図10で説明したように、メータ202を収納するケース203の一部を延ばして延長部204,204を形成し、これらの延長部204,204でシャッタ装置201とトップブリッジ13との合わせ部を覆ったことを特徴とする。
メータ202の延長部204,204でシャッタ装置201とトップブリッジ13との合わせ部を覆うことで、部品数を減らすことができ、自動二輪車10のコストを下げることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の自動二輪車のステアリングロック装置は、フロントフォークの左右上部を連結するトップブリッジにハンドルを取付け、このハンドルの前方にスピードメータ等のメータを設け、これらのハンドルとメータとの間で且つトップブリッジにシリンダ錠を取付けるとともに、トップブリッジの上面にシャッタ装置を取付けたので、シャッタ装置をハンドルとメータとの間に配置するため、既存の部品を利用してシャッタ装置を無理に取外しにくくすることができ、コストを抑えつついたずらを防止することができる。
【0041】
請求項2の自動二輪車のステアリングロック装置は、シャッタ装置又はトップブリッジに、これらの合わせ部を覆う遮蔽壁を設けたので、遮蔽壁によって、ハンドルロック装置へのいたずらを、ハンドル及びメータの配置と合わせてより確実に防止することができる。
【0042】
請求項3のステアリングロック装置は、メータを収納するケースの一部を延ばして延長部を形成し、この延長部でシャッタ装置とトップブリッジとの合わせ部を覆ったので、部品数を減らすことができ、自動二輪車のコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングロック装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す斜視図
【図3】本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す側面図
【図4】本発明に係る自動二輪車の前部要部の平面図
【図5】本発明に係るシャッタ装置の説明図
【図6】本発明に係るシャッタ装置を取付けるトップブリッジ及び遮蔽壁を示す平面図
【図7】本発明に係るステーの斜視図
【図8】本発明に係るハンドルロック装置の遮蔽壁の作用を示す作用図
【図9】本発明に係るトップブリッジの別の実施の形態を示す斜視図
【図10】本発明に係るハンドルロック装置の別の実施の形態を示す車体前部の平面図
【符号の説明】
10…自動二輪車、13…トップブリッジ、16…フロントフォーク、18…ハンドル、22,202…メータ、62,201…シャッタ装置、66…スピードメータ、76…シリンダ錠、78…シャッタ装置の下面、81…トップブリッジの上面、82…遮蔽壁、83…ハンドルロック装置、122…シャッタ、124…キー挿入穴、203…メータのケース、204…延長部。

Claims (3)

  1. ステアリングロック用シリンダ錠のキー挿入穴をシャッタで塞ぎ、このシャッタをマグネットキーで開閉するシャッタ装置を備える自動二輪車において、
    フロントフォークの左右上部を連結するトップブリッジにハンドルを取付け、このハンドルの前方にスピードメータ等のメータを設け、これらのハンドルとメータとの間で且つ前記トップブリッジに前記シリンダ錠を取付けるとともに、トップブリッジの上面に前記シャッタ装置を取付けたことを特徴とする自動二輪車のステアリングロック装置。
  2. 前記シャッタ装置又は前記トップブリッジに、これらの合わせ部を覆う遮蔽壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のステアリングロック装置。
  3. 前記メータを収納するケースの一部を延ばして延長部を形成し、この延長部で前記シャッタ装置と前記トップブリッジとの合わせ部を覆ったことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のステアリングロック装置。
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