JP2002137313A - 電子レンジ加熱調理用密封袋の製造方法 - Google Patents

電子レンジ加熱調理用密封袋の製造方法

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JP2002137313A JP2000333167A JP2000333167A JP2002137313A JP 2002137313 A JP2002137313 A JP 2002137313A JP 2000333167 A JP2000333167 A JP 2000333167A JP 2000333167 A JP2000333167 A JP 2000333167A JP 2002137313 A JP2002137313 A JP 2002137313A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】蒸気を逃がすときに内部の液が漏れない電子レ
ンジ加熱調理用密封袋の製造方法を提供する。 【解決手段】フィルム両側縁同士1a′、1b′を合掌状
に合わせてから横に倒して下敷きのプラテン16と上方
から下降する特定形状のフィルム合掌部用ヒートシーラ
13とで挟圧してフィルム合掌部1a′、1b′に高圧蒸
気逃がし手段であるヒートシール部17a及び肩部シー
ル部17b、17bを施すとともに、フィルム合掌部1
a′、1b′から離れた側の積層フィルム1の袋底部側の
ループ状折り返し部にガセット部分18を形成しかつカ
ットマークmを通す横線上の二つのパンチ穴1c、1cを
重ね、次いでサイドシール用ヒートシーラ20によりフ
ィルム合掌部1a′、1b′に近い側のサイドシール部2
1を設けガセット部分が袋側部で開かないようにし、そ
の後、袋開口形成用カッター22により積層フィルム1
の袋開口側のループ状折り返し端縁を切り落として袋の
開口24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、内部に収容した冷凍
食品等の各種商品を加熱調理するに際して、加熱時に内
圧の上昇によってヒートシール部の一部が開口し、袋の
破裂、変形及び袋の破裂による内容物の吹きこぼれを防
止できる加熱調理用密封袋に関し、特に、特公平8−2
5583号の発明の高圧蒸気逃がし手段について、加熱
時の内圧の上昇により内方にV字形に屈曲する突部のヒ
ートシールが剥離して蒸気を逃がすときに内部の液が漏
れないように改良された電子レンジ加熱調理用密封袋の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に収容した冷凍食品等の各種商品を
加熱調理するに際して、加熱時に内圧の上昇によってヒ
ートシール部の一部が開口し、容器の破裂、変形及び容
器の破裂による内容物の吹きこぼれを防止できる電子レ
ンジ加熱調理用密封容器として、基本的かつ最先の出願
にかかる発明として、特公平8−25583号(特許第
2127080号)がある。特許第2127080号の
発明の成立性については、特開昭58−82849号の
発明と比較して容易に理解できる。特開昭58−828
49号の容器は、結局の所、容器の内側方向に突出する
ように形成されているヒートシールが実際には内圧によ
って凸出箇所より剥離が開始してヒートシールの外縁側
に到達するには至らず開口することができず、内圧がさ
らに高まって破裂またはそれに近い状態で該凸出箇所が
開口して内容物も飛び散る惧れがある未完成発明である
のに対し、特許第2127080号の発明は、「剥離可
能なヒートシール帯を有する密閉容器であって、該ヒー
トシール帯の少なくとも一カ所が容器の内側方向に突出
するように形成されているとともに、該突部に対応する
ヒートシール帯の外縁であって最も容器の内側方向に位
置する部分が、ヒートシール帯の内縁にある該突部形成
開始端を結んだ線よりも容器の内側方向に形成されてい
ることを特徴とする,加熱調理用密封袋。」であること
により、加熱時に内圧の上昇によって突出箇所より剥離
が開始してヒートシールの外縁側に確実に到達して高圧
蒸気を容器外へ逃がすことができて、容器の破裂、変形
及び容器の破裂による内容物の吹きこぼれを防止できる
完成発明だからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】叙上のように、特公平
8−25583号(特許第2127080号)が実用上
有効な優れた技術であると理解されるが、問題点が残っ
ている。それは、容器の破裂による内容物の吹きこぼれ
を防止できるという効果は同公報の図6に示されるピロ
ー包装袋においては達成できていないことである。すな
わち、図6に示されるピロー包装袋に収容される冷凍食
品等が加熱時に包装の厚みの半分の高さに近いレベルま
で液面レベルが来るように多量に液を収容している食品
であるときは、袋の破裂がなくても突部の開口から液が
多量に吹きこぼれることが避けられない。他方、特公平
8−25583号は、袋状の密閉容器としては図6に示
されるピロー包装袋についてのみ顕在化して、効果的に
液漏れが防止できる実施形態について明示も示唆もして
いない。
【0004】本願発明者は、上述した点に鑑み、袋を試
作して、水を八分目まで収容してヒートシールして密閉
し、電子レンジで加熱して、(1)蒸気が袋内に必要十分
に留められ所要高圧に上昇した時点で蒸気を逃がすべく
設けたヒートシール部分である袋の内側方向にV字形に
突出する高圧蒸気逃がし手段より蒸気を良好に逃がし得
るか否か、(2) 蒸気を逃がす際に袋内の液汁が漏れ出る
ことがないか否か、(3)袋が転倒してしまう惧れがある
か否か、のテストを行った。
【0005】図3に示すように、袋上面に合掌接合部2
9を有するスタンディングパックP2を作った(未公
知)。この袋P2は、特開平10−101154号公報
の図3(c)に示す、袋上面に合掌接合部29を有する四
方シール袋の改良である。改良点は、ヒートシール部分
である袋の内側方向にV字形に突出する高圧蒸気逃がし
手段30を特公平8−25583号の発明で置き換え
た。電子レンジに入れて加熱した結果、加熱時に内圧の
上昇に伴って上面中央に来る合掌接合部29が垂直に起
きあがるときには、蒸気が袋内に必要十分に留められ所
要高圧に上昇した時点で、内方へ突出している高圧蒸気
逃がし手段30が開口して蒸気が逃げた。しかし、加熱
時に内圧の上昇に伴って袋が膨れていくものの袋上面中
央に来る背張りシールが横に倒れているままのときがあ
って、そのときは、高圧蒸気を袋内に必要十分に留めた
時点で、合掌接合部29とサイドシール31の交差箇所
が開口してしまい、ここから蒸気が逃げるとともに、袋
内の液汁が漏れ出てしまった。
【0006】本願発明は、上述した袋を試作し加熱テス
トを繰り返して問題点を把握し、改良を重ねて案出した
もので、蒸気が袋内に必要十分に留められ所要高圧に上
昇した時点で蒸気を逃がす手段として、特公平8−25
583号に開示されている技術、すなわち、ヒートシー
ル部分である袋の内側方向にV字形に突出する高圧蒸気
逃がし手段を採用していて、加熱による高圧膨張時に蒸
気を逃がす開口が丸く開いたままになる空間を袋上面の
高い位置、又は袋側面部の上部に形成できて、しかもこ
の空間を加熱による高圧膨張時のみでなく電子レンジか
ら取り出した後も維持できて、袋内の液汁が漏れ出るこ
とがない,加熱調理用密封袋の製造方法を提供すること
を目的としている。本願発明は、内部に収容した冷凍食
品等の各種商品を加熱調理するに際して、加熱時に内圧
の上昇によってヒートシール部の一部が開口し、袋の破
裂、変形及び袋の破裂による内容物の吹きこぼれを防止
できる加熱調理用密封袋に関し、特に、特公平8−25
583号の発明について、加熱時の内圧の上昇により内
方にV字形に屈曲する突部のヒートシールが剥離して蒸
気を逃がすときに内部の液が漏れないように改良された
電子レンジ加熱調理用密封袋の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、一対の側面
部1d,1eの両側縁同士が合掌状に合わされサイドシー
ル部21が設けられ下部に自立手段を有し上端に被包装
物を収容する開口24を有し、一方の側面部1dの上部
に位置して該側面部1dを構成しているフィルムが袋上
部外方へ張出して合掌状に重なり張出端において分断し
ているフィルム合掌部1a′、1b′があり、該フィルム
合掌部の長さ方向中央部に袋の内側方向にV字形に突出
する高圧蒸気逃がし手段であるヒートシール部17aが
設けられていて、該フィルム合掌部1a′、1b′の残り
のヒートシール帯部分の形状が、該ヒートシール帯部分
の内縁におけるフィルム合掌部1a′、1b′の立ち上が
り基端aと前記高圧蒸気逃がし手段形成開始端の近傍b
とが直線または曲線で結ばれる肩部シール部17b、1
7bを有する構成である電子レンジ加熱調理用密封袋の
製造方法であって、原反ロールから積層フィルム1を繰
り出して、カットマークmを通る横線上の所要中程に二
つのパンチ穴1c、1cを穿ってからフォーマー2に掛け
てフィルムの両側部分1a、1bを折って筒状にしかつフ
ィルム両側縁同士1a′、1b′を合掌状に合わせてから
横に倒して下敷きのプラテン16と上方から下降する特
定形状のフィルム合掌部用ヒートシーラ13とで挟圧し
てフィルム合掌部1a′、1b′に高圧蒸気逃がし手段で
あるヒートシール部17aとその両側の肩部シール部1
7b、17bを施し、袋底部側となる積層フィルム1の断
面W形に折り返すガセット部分18を形成しかつ前記二
つのパンチ穴1c、1cをガセット部分18の内側で重
ね、サイドシール用ヒートシーラ20によりカットマー
クmを通る横線上をヒートシールしてサイドシール部2
1を設けかつガセット部分ループ部扁平用ヒートシーラ
14によりガセット部分18の二つの下縁部にボトムシ
ール部19を形成して自立手段を備え、その後、袋開口
形成用カッター22により積層フィルム1の袋開口側の
ループ状折り返し端縁を切り落として袋の開口24を設
けかつ袋切り離しカッター27によりカットマークmに
合わせてカットすることを特徴とする電子レンジ加熱調
理用密封袋の製造方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明の電子レンジ加熱調理用
密封袋の製造方法を図1、図2(a),(b),(c)を参照して
説明する。図1において、1は原反ロールから繰り出さ
れる積層フィルムであり、最内層のシーラントフィルム
が耐熱性直鎖型ポリエチレン(LLDPE)や未延伸ポリプ
ロピレン(CPP)等から構成されている。積層フィルム1
には、カットマークmが袋幅に合わせて裏刷り印刷され
ている。
【0009】2はフォーマーであり、センターフォーマ
ー2aとサイドフォーマー2b、2cと抑えガイド2d、2
eで構成されている。フライングカッタータイプのパン
チ装置により走行する積層フィルム1に二つのパンチ穴
1c,1cを穿ってから、積層フィルム1の内面側をセン
ターフォーマー2aの下面に合わせるように導いてセン
ターフォーマー2aの傾斜辺部分を通り越させてセンタ
ーフォーマー2aの下流側平行部分の両側にはみ出す積
層フィルムの両側部分1a、1bをセンターフォーマー2
aとサイドフォーマー2b、2cの隙間に通してから抑え
ガイド2d、2eでフォーマーFの両側に張り出すフィル
ム張出部をセンターフォーマー2aの下流側平行部分の
上面に折り重ねて扁平な筒状に折込む役目を果たす。
【0010】3aはセンターフォーマー2aに立設された
リブであり、3b、3cは抑えガイド2d、2eに立設され
たリブであり、これらリブ3a、3b、3cはセンターフ
ォーマー2aの上面中央から偏った位置で積層フィルム
1の両縁1a′、1b′をフォーマー上面に対して垂直に
立てる役目を果たす。積層フィルム1の両縁1a′、1
b′は、リブ3a、3b、3cの下流側で合掌状態になる。
右側の抑えガイド2eの下流側端部2e′は合掌状態にな
る積層フィルム1の両縁1a′、1b′の立ち上がり基端
に位置し、左側の抑えガイド2dの下流側端部2d′は合
掌状態になる積層フィルム1の両縁1a′、1b′を右側
に倒す役目を果たしている。
【0011】4a、4bはセンターフォーマー2aの上面
側に設けられたフリー回転自在なフィルム送り用の受け
ロールであり、ロール面がセンターフォーマー2aに設
けた開口に入り込んでセンターフォーマー2aの下面に
一致するしていて、センターフォーマー2aの下面側に
設けられる図示しないフィルム送り用の駆動ロールと共
同して積層フィルム1に送りを与える役目を果たす。
【0012】5はセンターフォーマー2aの下流端左側
に固定されていてセンターフォーマー2aの板厚方向に
二股状に分かれているガセット形成用の二条ガイドであ
る。二条ガイド5は、上流端5aの上下面がセンターフ
ォーマー2aの上下面と一致していて下流側に向かって
次第に厚さを増すとともにこの厚さを増す部分の左側縁
5bが袋幅を狭めるように傾斜している。
【0013】6は回転駆動される円盤からなるガセット
形成用の谷折りガイドであり、周速度が積層フィルム1
の走行速度に等しくなるように回転駆動される。谷折り
ガイド6は、積層フィルム1のループ状折り返し部を二
条ガイド5の二股状の隙間に入り込ませて断面W形にな
るようにガセット折り部を設けるする役目を果たす。
【0014】7から11は上下一対に設けられる駆動ロ
ールであり、積層フィルム1の折込み状態を維持するよ
うに上下から挟圧しかつ送りを与える役目を果たす。
【0015】12は上下一対に設けられるフリー回転ロ
ールであり、積層フィルム1の折込み状態を維持して、
折込み円盤6で積層フィルム1がガセット折りされると
きに合掌部が引っ張られることを防止す役目を果たす。
【0016】駆動ロール7と駆動ロール8との間に図示
しない段差ロール装置が設けられることにより、駆動ロ
ール7を含む上流側ではフィルムを連続送りするように
なっており、駆動ロール8を含む下流側ではフィルムを
袋幅ピッチで間欠送りするようになっている。
【0017】駆動ロール8と駆動ロール9との間に、フ
ィルム合掌部用ヒートシーラ13と、ガセット部分ルー
プ部扁平用ヒートシーラ14と、袋口側ループ部扁平用
ヒートシーラ15が設けられている。
【0018】下面に断熱材が貼られているプラテン16
が前記右側の抑えガイド2eの下流側端部2e′と同じ
に、積層フィルム1の両縁1a′、1b′の右側に倒され
た合掌部の下側に挟入して設けられていて、フィルム合
掌部用ヒートシーラ13が積層フィルム1の両縁1
a′、1b′の右側に倒された合掌部を押圧して高圧蒸気
逃がし手段であるヒートシール部17a、及び肩部シー
ル部17b,17bを施すようになっている。
【0019】ガセット部分ループ部扁平用ヒートシーラ
14は、断面W形に折り返す四枚合わせのガセット部分
18の下縁部にボトムシール部19を形成して袋の側面
部の下端がループ状で底面部との境目がなくルーズな感
じになるのを回避して、袋をタイトな感じとなし、安定
したスタンドパック形態にする役目を果たしている。ボ
トムシール部19を形成することは安定したスタンドパ
ック形態にするために必須である。
【0020】袋口側ループ部扁平用ヒートシーラ15
は、積層フィルム1の袋開口側のループ状折り返し部に
扁平な折癖を付けるか、ヒートシールを施す役目を果た
す。この端縁は下流側で切除するのでヒートシールでな
く折癖を付けるだけで足りる。しかし、積層フィルム1
の袋開口側のループ状折り返し部は、上下一対に設けら
れる駆動ロール11で挟圧されるから、袋口側ループ部
扁平用ヒートシーラ15を設けることは必須ではない。
【0021】20は上下一対のサイドシール用ヒートシ
ーラであり、カットマークを通る横線がシール幅中央に
来るように約10mm幅をヒートシールして袋のサイド
シール部21を形成するとともに断面W形の四枚合わせ
のガセット部分19の側縁を二つのパンチ穴1c,1cが
対向する個所で両外側のフィルム同士を溶着してガセッ
ト部分19が袋側部で開かないようにし、もって袋の自
立手段を構成する役目を果たすようになっている。サイ
ドシール部21を形成すること、及びパンチ穴1c,1c
が対向する個所で両外側のフィルム同士を溶着してガセ
ット部分19が袋側部で開かないようにすることは必須
である。しかし、サイドシール部21の形成を先に行う
ようにすると、高圧蒸気逃がし手段であるヒートシール
部17a、及びその両側の肩部シール部17b,17bを
施すことができない。積層フィルム1の両縁1a′、1
b′の右側に倒された合掌部を押圧して高圧蒸気逃がし
手段であるヒートシール部17a、及び肩部シール部1
7b,17bを施すことをサイドシール部21の形成に優
先する製袋工程とすることが必須である。
【0022】22は上下一対の円盤カッターからなる袋
開口形成用カッターであり、フィルムを間欠送りすると
きに袋開口側のループ状折り返し部の弱小寸法の切除部
分23を切り落として袋の開口24を設ける役目を果た
す。切除部分23を切り落として袋の開口24を設ける
ことは、サイドシール部21を形成した後の必須工程で
ある。なお、袋開口形成用カッター22は円盤カッター
である必要はない。
【0023】25は突っ切りカッターであり、袋に開封
用のノッチ26を設ける役目を果たす。
【0024】27は袋切り離しカッターであり、カット
マークに一致するシール幅中央をカットして袋Pを切り
離す役目を果たす。なお、袋Pを切り離した後に袋開口
側のループ状折り返し部の弱小寸法の切除部分23を切
り落として袋の開口24を設けるようにしても良い。
【0025】続いて、本願発明の電子レンジ加熱調理用
密封袋の製造方法を説明する。図示しない原反ロールか
ら積層フィルム1を繰り出して、カットマークmを通す
横線上の所要中程に間隔を開けて二つのパンチ穴1c、
1cを穿ってからフォーマー2に掛けてフィルムの両側
部分1a、1bをフォーマー2の上面側に折込んで、フィ
ルム両側縁同士1a′、1b′を合掌状に合わせてから袋
開口を設ける側に横に倒してその下に横架するプラテン
16と上方から下降する特定形状のフィルム合掌部用ヒ
ートシーラ13を押し当ててフィルム合掌部1a′、1
b′に前記の高圧蒸気逃がし手段であるヒートシール部
17a及び肩部シール部17b、17bを施すとともに、
積層フィルム1の袋底部側のループ状折り返し部に外方
から谷折りガイド6をセンターフォーマー2aに支持さ
れる二条ガイド5の隙間に押し込んで、該ループ状折り
返し部を断面W形に折り返す四枚合わせのガセット部分
18を形成し前記二つのパンチ穴1c、1cをガセット部
分18の内側で対向させ、次いでサイドシール用ヒート
シーラ20によりカットマークmに合わせてサイドシー
ル部21を形成するとともに二つのパンチ穴1c、1cが
対向する個所を溶着してガセット部分が袋側部で開かな
いようにして袋の自立手段を構成し、次いで、突っ切り
カッター25によりノッチ26,26を設け、袋開口形
成用カッター22によりフォーマーFの前記一側の端縁
を包んでいる積層フィルム1のループ状折り返し部の弱
小寸法部分23を切り落として袋の開口24を設け、袋
切り離しカッター27によりカットマークmに合わせて
カットすると、図2(a) ,(b)に示す電子レンジ加熱調理
用密封袋Pを製造できる。
【0026】続いて、上記のように製造される電子レン
ジ加熱調理用密封袋Pの構成と包装形態を改めて説明す
る。図2(a) ,(b)に示すように、一対の側面部1d、1e
の両側縁同士が合掌状に合わされサイドシール部21が
設けられ下部に自立手段を有し上端に被包装物を収容す
る開口24を有し、一方の側面部1dの上部に位置して
該側面部1dを構成しているフィルムが袋上部外方へ張
出して合掌状に重なり張出端において分断しているフィ
ルム合掌部1a′、1b′があり、該フィルム合掌部1
a′、1b′に、袋内方にV字形に突出する剥離可能な高
圧蒸気逃がし手段であるヒートシール部17aとその両
側の肩部シール部17b、17bが設けられていて、該肩
部シール部17b、17bの袋内方側の輪郭形状が、フィ
ルム合掌部1a′、1b′の立ち上がり基端aと前記高圧
蒸気逃がし手段形成開始端の近傍bとが直線または曲線
17b′で結ばれており、またフィルム合掌部1a′、1
b′の下側近傍には加熱調理後に開封するためのノッチ
26、26が設けられていて、図2(c)示すように、上
端の開口24より冷凍食品あるいはフカヒレスープ等の
被包装物Sを収容して、該開口24の端縁にトップシー
ル部28を設けてなる。
【0027】従って、図2(a),(b)に示す電子レンジ加
熱調理用密封袋Pは、剥離可能なヒートシール帯を有す
るスタンディングパックとして構成されていて、該ヒー
トシール帯の一カ所が容器の内側方向にV字形に突出す
る高圧蒸気逃がし手段17aが形成されているととも
に、該高圧蒸気逃がし手段17aに対応するヒートシー
ル帯の外縁であって最も容器の内側方向に位置する部分
が、ヒートシール帯の内縁にある該高圧蒸気逃がし手段
形成開始端を結んだ線よりも容器の内側方向に位置して
いて、加熱時に袋内蒸気圧の上昇により該高圧蒸気逃が
し手段のヒートシールが剥離して蒸気を逃がす構成であ
り、加熱時の内圧の上昇により内方にV字形に屈曲する
突部のヒートシールが剥離して蒸気を逃がすときに内部
の液が漏れないように改良したものである。
【0028】図2(a) ,(c)に示すように、開口24より
冷凍食品あるいはフカヒレスープ等の被包装物Sを収容
して、該開口24の端縁にトップシール28を施してな
る電子レンジ加熱調理用密封袋Pを電子レンジに入れて
加熱調理を行う。加熱により袋内の蒸気が高温・高圧に
なりパンパンに膨張する。すると、図2(c)に示すよう
に、側面部1dと1eとで構成されている袋本体部分が膨
張すると共に、フィルム合掌部1a′、1b′と肩部シー
ル部17b、17bの内側部分が空間を形成し膨張するこ
とにより、フィルム合掌部1a′、1b′を構成している
二枚のフィルムが離れようとしてその力が袋内方にV字
形に突出する高圧蒸気逃がし手段17aの内端に最大に
集中し、高圧蒸気逃がし手段17aの内端よりヒートシ
ールの剥離が行われていく。高圧蒸気逃がし手段17a
が開口すると、高圧蒸気が逃げて袋の破裂を回避でき
る。従って、袋の破裂による内容物の吹きこぼれも防止
できる。袋内の圧力は、蒸気の発生が蒸気の逃げと均衡
するようになるまでは上昇し、高圧蒸気逃がし手段17
aのヒートシールを内端より剥離を持続して開口を大き
くしていき、開口の大きさが3mmφ〜4mmφ位になる
と、蒸気の発生量と高圧蒸気の逃げる量が略平衡して内
圧の上昇が停止し剥離を停止する。フィルム合掌部1
a′、1b′と肩部シール部17b、17bの内側部分の空
間の膨張は、側面部1dと1eとで構成されている袋本体
部分の膨張の上に重なっていて、かつ、高圧蒸気逃がし
手段17aが全開せずV字の偏平部が残るので、高圧蒸
気逃がし手段17aの両側で対称的に盛り上がる空間に
なり、これがフィルム合掌部1a′、1b′を構成してい
る二枚のフィルムの中央部の両側が持ち上がろうとする
応力として作用して、高圧蒸気逃がし手段17aの外縁
の三角形の未溶着部分17cがラッパ状に開かれる。こ
のため、袋内に多量の液があっても、高圧蒸気を逃がす
開口が十分に大きく高い位置に確保されるので、多量の
液汁があっても吹きこぼれしない。加熱を止めて電子レ
ンジから取り出すと、袋内が陰圧になるが、高圧蒸気を
逃がす開口が十分に大きく確保されているので、袋内温
度の冷却に対応して高圧蒸気を逃がす開口から僅かずつ
外気が流入し、これにシーラントフィルムが延伸による
若干の形状保持機能を有するので、袋が潰れることがな
いから、袋内の液汁が開口から漏れ出ることがない。
【0029】本願発明に係る電子レンジ加熱調理用密封
袋Pの製造方法は、最内層のシーラントフィルムが全面
的に、耐熱性直鎖型ポリエチレン(LLDPE)や未延伸ポ
リプロピレン(CPP)等の同一素材から構成されている積
層フィルムを採用してヒートシールにより高圧蒸気逃が
し手段17aを溶着形成し、イージーピール等は使用し
ないので、フィルム合掌部1a′、1b′の高圧蒸気逃が
し手段17aとその両側の肩部シール部17b、17b、
サイドシール21、21、ボトムシール19、トップシ
ール28を形成するときのシール温度やシール圧力は均
一に得られる。高圧蒸気逃がし手段7に対応する部分
に、最内層のシーラントフィルムとは別素材を部分的に
表面に加工したり、相対する面に別素材を用いたりして
はいない。又、高圧蒸気逃がし手段17aに対応する部
分に、シール強度を弱くするための低温ヒートシール又
は低圧力ヒートシールという処理も行ってはいない。
【0030】
【発明の効果】本願発明の電子レンジ加熱調理用密封袋
の製造方法によれば、蒸気が袋内に必要十分に留められ
所要高圧に上昇した時点で蒸気を逃がす手段として特公
平8−25583号の技術を採用していて、加熱による
高圧膨張時に蒸気を逃がす開口が丸く開いたままになる
空間を袋上面部の高い位置、又は袋側面部の上部に形成
できて、しかもこの空間を加熱による高圧膨張時のみで
なく電子レンジから取り出した後も維持できて、袋内の
液汁が漏れ出ることがなく、袋が転倒してしまう惧れが
無く、内部に収容した冷凍食品等の各種商品を加熱調理
するに際して、加熱時に内圧の上昇によってヒートシー
ル部の一部が開口し、容器の破裂、変形及び容器の破裂
による内容物の吹きこぼれを防止できる電子レンジ加熱
調理用密封袋を製造することができる。又、本願発明の
電子レンジ加熱調理用密封袋の製造方法によれば、蒸気
を逃がす手段として特公平8−25583号の技術を採
用しているので、密封袋を構成する積層フィルムの最内
層のシーラントフィルムを、全面的に、耐熱性直鎖型ポ
リエチレン(LLDPE)や未延伸ポリプロピレン(CPP)等の
同一素材から構成することができて、何の特別の加工も
しなくて良いので、生産コストが安く、しかも外圧に対
して破裂する心配が無く、蒸気が袋内に必要十分に留め
られ、加熱調理用の袋としての信頼性が頗る高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に形態に係る電子レンジ
加熱調理用密封袋の製造方法を示す概略の斜視図。
【図2】本願発明の実施の形態に形態に係り、(a)は電
子レンジ加熱調理用密封袋の斜視図、(b)は電子レンジ
加熱調理用密封袋の縦断面図、(c)は電子レンジ加熱調
理用密封袋に被包装物を収容して開口をヒートシールし
て電子レンジで加熱したときの膨張した状態を示す斜視
図。
【図3】本願発明者による本願発明の完成に至る前の未
公知の試作品に係る,袋側面上部に合掌接合部が有るス
タンディングパックとした電子レンジ加熱調理用密封袋
の斜視図。
【符号の説明】
1・・・積層フィルム、1a、1b・・・フィルムの両側
部分、1a′、1b′・・・フィルム合掌部/フィルム両
側縁、1c・・・パンチ穴、1d,1e・・・側面部、m
・・・カットマーク、2・・・フォーマー、13・・・
フィルム合掌部用ヒートシーラ、14・・・ガセット部
分ループ部扁平用ヒートシーラ、16・・・プラテン、
17a・・・ヒートシール部、17b、17b・・・肩部
シール部、18・・・ガセット部分、19・・・ボトム
シール部、20・・・サイドシール用ヒートシーラ、2
1・・・サイドシール部、22・・・袋開口形成用カッ
ター、24・・・開口、27・・・袋切り離しカッタ
ー、
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月1日(2000.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】2はフォーマーであり、センターフォーマ
ー2aとサイドフォーマー2b、2cと抑えガイド2d、2
eで構成されている。フライングカッタータイプのパン
チ装置により走行する積層フィルム1に二つのパンチ穴
1c,1cを穿ってから、積層フィルム1の内面側をセン
ターフォーマー2aの下面に合わせるように導いてセン
ターフォーマー2aの傾斜辺部分を通り越させてセンタ
ーフォーマー2aの下流側平行部分の両側にはみ出す積
層フィルムの両側部分1a、1bをセンターフォーマー2
aとサイドフォーマー2b、2cの隙間に通してから抑え
ガイド2d、2eでサイドフォーマー2b、2cの上面に
り出すフィルム張出部をセンターフォーマー2aの下流
側平行部分の上面に折り重ねて扁平な筒状に折込む役目
を果たす。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】4a、4bはセンターフォーマー2aの上面
側に設けられたフリー回転自在なフィルム送り用の受け
ロールであり、ロール面がセンターフォーマー2aに設
けた開口に入り込んでセンターフォーマー2aの下面に
一致していて、センターフォーマー2aの下面側に設け
られる図示しないフィルム送り用の駆動ロールと共同し
て積層フィルム1に送りを与える役目を果たす。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】袋口側ループ部扁平用ヒートシーラ15
は、積層フィルム1の袋開口側のループ状折り返し部に
扁平な折癖を付けるか、ヒートシールを施す役目を果た
す。この端縁は下流側で切除するのでヒートシールでな
く折癖を付けるだけで足りる。しかし、積層フィルム1
の袋開口側のループ状折り返し部は、上下一対に設けら
れる駆動ロール7〜11で挟圧されるから、袋口側ルー
プ部扁平用ヒートシーラ15を設けることは必須ではな
い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】続いて、本願発明の電子レンジ加熱調理用
密封袋の製造方法を説明する。図示しない原反ロールか
ら積層フィルム1を繰り出して、カットマークmを通す
横線上の所要中程に間隔を開けて二つのパンチ穴1c、
1cを穿ってからフォーマー2に掛けてフィルムの両側
部分1a、1bをフォーマー2の上面側に折込んで、フィ
ルム両側縁同士1a′、1b′を合掌状に合わせてから袋
開口を設ける側に横に倒してその下に横架するプラテン
16と上方から下降する特定形状のフィルム合掌部用ヒ
ートシーラ13を押し当ててフィルム合掌部1a′、1
b′に前記の高圧蒸気逃がし手段であるヒートシール部
17a及び肩部シール部17b、17bを施すとともに、
積層フィルム1の袋底部側のループ状折り返し部に外方
から谷折りガイド6をセンターフォーマー2aに支持さ
れる二条ガイド5の隙間に押し込んで、該ループ状折り
返し部を断面W形に折り返す四枚合わせのガセット部分
18を形成し前記二つのパンチ穴1c、1cをガセット部
分18の内側で対向させ、次いでサイドシール用ヒート
シーラ20によりカットマークmに合わせてサイドシー
ル部21を形成するとともに二つのパンチ穴1c、1cが
対向する個所を溶着してガセット部分が袋側部で開かな
いようにして袋の自立手段を構成し、次いで、突っ切り
カッター25によりノッチ26,26を設け、袋開口形
成用カッター22により積層フィルム1の袋開口側のル
ープ状折り返し部の弱小幅部分23を切り落として袋の
開口24を設け、袋切り離しカッター27によりカット
マークmに合わせてカットすると、図2(a) ,(b)に示す
電子レンジ加熱調理用密封袋Pを製造できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る電子レンジ加熱調
理用密封袋の製造方法を示す概略の平面図
【図2】本願発明の実施の形態に係り、(a)は電子レン
ジ加熱調理用密封袋の斜視図、(b)は電子レンジ加熱調
理用密封袋の縦断面図、(c)は電子レンジ加熱調理用密
封袋に被包装物を収容して開口をヒートシールして電子
レンジで加熱したときの膨張した状態を示す斜視図。
【図3】本願発明者による本願発明の完成に至る前の未
公知の試作品に係る,袋側面上部に合掌接合部が有るス
タンディングパックとした電子レンジ加熱調理用密封袋
の斜視図。
【符号の説明】 1・・・積層フィルム、1a、1b・・・フィルムの両側
部分、1a′、1b′・・・フィルム合掌部/フィルム両
側縁、1c・・・パンチ穴、1d,1e・・・側面部、m
・・・カットマーク、2・・・フォーマー、13・・・
フィルム合掌部用ヒートシーラ、14・・・ガセット部
分ループ部扁平用ヒートシーラ、16・・・プラテン、
17a・・・ヒートシール部、17b、17b・・・肩部
シール部、18・・・ガセット部分、19・・・ボトム
シール部、20・・・サイドシール用ヒートシーラ、2
1・・・サイドシール部、22・・・袋開口形成用カッ
ター、24・・・開口、27・・・袋切り離しカッタ
ー、
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/34 B65D 81/34 U Fターム(参考) 3E064 AA05 BA22 BB03 BC18 GA02 HD10 HE02 HF09 HG03 HN05 HP01 3E075 BA46 BA70 CA02 DB02 DB03 DB12 DB16 DD13 DD42 DD43 GA02 GA04 3L086 BF05 DA18 4B055 AA10 BA07 CA06 FB32 FC09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側面部1d,1eの両側縁同士が合
    掌状に合わされサイドシール部21が設けられ下部に自
    立手段を有し上端に被包装物を収容する開口24を有
    し、一方の側面部1dの上部に位置して該側面部1dを構
    成しているフィルムが袋上部外方へ張出して合掌状に重
    なり張出端において分断しているフィルム合掌部1
    a′、1b′があり、該フィルム合掌部の長さ方向中央部
    に袋の内側方向にV字形に突出する高圧蒸気逃がし手段
    であるヒートシール部17aが設けられていて、該フィ
    ルム合掌部1a′、1b′の残りのヒートシール帯部分の
    形状が、該ヒートシール帯部分の内縁におけるフィルム
    合掌部1a′、1b′の立ち上がり基端aと前記高圧蒸気
    逃がし手段形成開始端の近傍bとが直線または曲線で結
    ばれる肩部シール部17b、17bを有する構成である電
    子レンジ加熱調理用密封袋の製造方法であって、 原反ロールから積層フィルム1を繰り出して、カットマ
    ークmを通る横線上の所要中程に二つのパンチ穴1c、
    1cを穿ってからフォーマー2に掛けてフィルムの両側
    部分1a、1bを折って筒状にしかつフィルム両側縁同士
    1a′、1b′を合掌状に合わせてから横に倒して下敷き
    のプラテン16と上方から下降する特定形状のフィルム
    合掌部用ヒートシーラ13とで挟圧してフィルム合掌部
    1a′、1b′に高圧蒸気逃がし手段であるヒートシール
    部17aとその両側の肩部シール部17b、17bを施
    し、袋底部側となる積層フィルム1の断面W形に折り返
    すガセット部分18を形成しかつ前記二つのパンチ穴1
    c、1cをガセット部分18の内側で重ね、サイドシール
    用ヒートシーラ20によりカットマークmを通る横線上
    をヒートシールしてサイドシール部21を設けかつガセ
    ット部分ループ部扁平用ヒートシーラ14によりガセッ
    ト部分18の二つの下縁部にボトムシール部19を形成
    して自立手段を備え、その後、袋開口形成用カッター2
    2により積層フィルム1の袋開口側のループ状折り返し
    端縁を切り落として袋の開口24を設けかつ袋切り離し
    カッター27によりカットマークmに合わせてカットす
    ることを特徴とする電子レンジ加熱調理用密封袋の製造
    方法。
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