JP7046996B2 - ピローパウチおよびその使用方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態に係るピローパウチについて、図面を参照しながら説明する。本明細書において、「フィルム」、「シート」等の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「フィルム」はシートとも呼ばれるような部材も含む意味で用いられる。図1は本実施形態に係るピローパウチの正面図であり、図2は図1に示されるピローパウチのI-I線に沿った断面図であり、図3は図1に示されるピローパウチの各構成要素の寸法を説明するための平面図である。図4は、本実施形態に係る他のピローパウチの正面図であり、図5は本実施形態に係る他の蒸気抜き機構を示す図であり、図6は本実施形態に係るピローパウチに用いられる包装材料の断面図である。
図1に示されるピローパウチ10-1は、内容物を収容する収容空間を有している。内容物としては、特に限定されないが、食品等が挙げられる。具体的な内容物としては、冷凍食品、惣菜やスナック菓子等が挙げられる。ただし、内容物は、これらのものに限定されない。
ガセット折込部17は、側面13を2つ折りにすることによって形成されている。第3端部10Cにガセット折込部17を設けることにより、電子レンジでの加熱調理後にピローパウチ10-1を自立させることができる。また、収容空間を大きくすることができるので、より大きな内容物を収容することができる。ガセット折込部17は、合掌シール部16が延びる方向に沿って形成されている。
第1端部シール部14は、第1端部10Aにおいて、おもて面11と裏面12の間、おもて面11と側面13の間、および裏面12と側面13の間をシールしている部分であり、第2端部シール部15は、第2端部10Bにおいて、おもて面11と裏面12の間、おもて面11と側面13の間、および裏面12と側面13の間をシールしている部分である。第1端部シール部14および第2端部シール部15は、後述する包装材料40同士をヒートシールすることによって形成されている。
合掌シール部16は、おもて面11における横方向DR1に延びるピローパウチ10-1を構成する包装材料40の端部同士の間をシールしている部分である。合掌シール部16は、包装材料40の端部同士をヒートシールすることによって形成されている。
できる。
蒸気抜き機構18は、熱軟化性樹脂層19、20から構成されている。後述する基材層41とシーラント層42の間に、熱軟化性樹脂層19、20を設けることにより、加熱調理時に熱軟化性樹脂層19、20が軟化するので、熱軟化性樹脂層19、20の強度低下が契機となり、熱軟化性樹脂層19、20とシーラント層42の一部が部分的に破壊され、これによりピローパウチ10-1内の蒸気を抜くことができる。
開封開始手段21、22は、第3端部10Cの外縁10Hから開封開始手段21、22までの距離D1、D2がピローパウチ10-1の長さL1の2/3以内となり、かつガセット折込部17より第4端部10D側となる位置に設けられている。開封開始手段21、22がこのような位置に設けられていることにより、開封後において内容物を食するときに内容物が深すぎないので食べやすく、またガセット折込部17と重ならないので、容易にピローパウチ10-1を開封することができる。具体的には、開封開始手段21、22は、ガセット折込部17から第4端部10D側に10mm以上200mm以下離れた位置に設けられていることが好ましい。
開封誘導部23は、後述する基材層41を貫通しているとともに、シーラント層42を貫通していない連続線状のハーフカット線となっている。開封誘導部は、連続線状ではなく、断続線状となっていてもよい。開封誘導部23は、例えば、レーザーや刃物で形成することが可能である。
ピローパウチ10-1は、電子レンジで加熱されるので、基材層41としては、耐熱性を有する材料からなることが好ましい。基材層41として、例えば、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、シリカ蒸着延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミナ蒸着延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロピレンフィルム、またはポリプロピレン/エチレン-ビニルアルコール共重合体共押共延伸フィルム、またはこれらの2以上のフィルムを積層した複合フィルムを用いることができる。
シーラント層42は、2枚の包装材料40同士を重ね合わせて端部同士をヒートシールすることでピローパウチ10-1の収容空間を密封するために設けられている。このため、ピローパウチ10-1においては、シーラント層42が最も収容空間側となるように配置されている。
印刷層43は、複数のインキ層から構成することが可能である。具体的には、例えば、印刷層は、基材層からシーラント層に向けて、墨色インキ層/藍色インキ層/紅色インキ層/黄色インキ層/白色インキ層の順で形成されている。印刷層43は、グラビア印刷等の印刷によって形成することができる。
熱軟化性樹脂層19は、樹脂を含み、かつ加熱により軟化する層である。熱軟化性樹脂層19は、60~110℃の融点を有する樹脂材料、例えば、エチレン-酢酸ビニル系共重合体樹脂、ポリアミドおよび硝化綿を含有する樹脂、またはポリアミド、硝化綿、およびポリエチレンワックスを含有する樹脂を用いて形成することができる。ポリアミドと硝化綿とポリエチレンワックスを含有する樹脂としては、DICグラフィックス株式会社製のMWOPニス(軟化点:105℃)などを用いることができる。
接合層44としては、例えばそれ自体既知のドライラミネート法にて一般に用いられる接着剤を用いることができ、例えば、ポリ酢酸ビニル系接着剤、ポリアクリル酸エステル系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、エチレン共重合体系接着剤、セルロース系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、アミノ樹脂系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン系接着剤等を用いることができる。ポリウレタン系接着剤とは、ポリオール化合物とイソシアネート化合物との硬化物のことである。
このようなピローパウチ10-1は、以下のようにして製造することができる。以下では、複数のピローパウチ10-1を連続的に縦充填して製造する例を示す。
以下、本発明の第2実施形態に係るピローパウチについて、図面を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係るピローパウチの正面図であり、図8は図7に示されるピローパウチの各構成要素の寸法を説明するための平面図である。なお、図7および図8において、図1等と同じ符号が付されている部材は、図1等で示した部材と同じものであるので、説明を省略するものとする。
ガセット折込部51は、第4端部10D側の側面を2つ折りにすることによって形成されている。ガセット折込部51は、合掌シール部16が延びる方向に沿って形成されている。
開封開始手段21、22は、第3端部10Cの外縁10Hから開封開始手段21、22までの距離D1、D2(図8参照)がピローパウチ10-3の長さL1の2/3以内となり、かつガセット折込部17より第4端部10D側となる位置に設けられているが、開封開始手段21、22は、ガセット折込部51よりも第3端部10C側となる位置に設けられている。開封開始手段21、22がこのような位置に設けられていることにより、開封後に内容物を食するときに内容物が深すぎないので食べやすく、またガセット折込部17、51と重ならないので、容易にピローパウチを開封することができる。具体的には、開封開始手段21、22は、ガセット折込部17から第4端部10D側に10mm以上200mm以下離れ、かつガセット折込部51から第3端部10C側に10mm以上離れた位置に設けられていることが好ましい。
以下、本発明の第3実施形態に係るピローパウチについて、図面を参照しながら説明する。図9は本実施形態に係るピローパウチの正面図であり、図10は図9に示されるピローパウチの各構成要素の寸法を説明するための平面図であり、図11は第3実施形態に係るピローパウチを自立させて開封した図である。なお、図9~図11において、図1等と同じ符号が付されている部材は、図1等で示した部材と同じものであるので、説明を省略するものとする。
第1端部シール部61は第1端部10Aに形成されており、第2端部シール部62は第2端部10Bに形成されている。第1端部シール部61および第2端部シール部62は、横方向DR1に延びていること以外、第1端部シール部14および第2端部シール部15と同様であるので、ここでは説明を省略するものとする。なお、第1端部シール部61の幅W11、第2端部シール部62の幅W12も、第1端部シール部14の幅W3、第2端部シール部15の幅W4と同様である。
合掌シール部63は、第1端部シール部61から第2端部シール部62に跨って形成されている。合掌シール部63は、縦方向DR2に延びていること以外、合掌シール部16と同様であるので、ここでは説明を省略するものとする。なお、合掌シール部63の幅W13も、合掌シール部16の幅W5と同様である。
ガセット折込部(第1ガセット折込部)64は、第3端部10C側に設けられており、ガセット折込部(第2ガセット折込部)65は、第4端部10D側に設けられている。ガセット折込部64、65はパウチ10-4の横方向DR1における両側に位置している。
蒸気抜き機構66は、熱軟化性樹脂層67から構成されている。熱軟化性樹脂層67は、第1端部シール部61に部分的に設けられている。図9に示されるピローパウチ10-4においては、熱軟化性樹脂層67は、第1端部シール部61における折込線64Aの位置に設けられているが、第1端部シール部61における折込線65Aの位置に設けられていてもよく、また第1端部シール部61における折込線64A、65Aの位置の両方に設けられていてもよい。
実施例1においては、図1に示されるピローパウチを作製した。具体的には、まず、ロール状に巻回された幅330mmの包装材料を用意した。
実施例2においては、内容物としてポテトチップ60gを充填したこと以外は、実施例1と同様にして、ピローパウチを得た。そして、実施例2に係るパウチを、電子レンジ(型番「RE-T3」、SHARPE株式会社製)内に、平置きの状態で配置し、600Wで30秒間加熱したところ、加熱中に蒸気抜き機構から自動的に蒸気が抜けた。また、加熱後に電子レンジからピローパウチを取り出し、ガセット折込部が下側となるように台の上に置いたところ、ピローパウチは自立した。その後、ノッチからピローパウチを開封したところ、自立状態を維持できたので、ポテトチップを食することができた。
実施例3においては、図9に示されるピローパウチを作製した。具体的には、まず、ロール状に巻回された幅360mmの包装材料を用意した。
実施例4においては、内容物としてポテトチップ60gを充填したこと以外は、実施例3と同様にして、ピローパウチを得た。そして、実施例4に係るパウチを、電子レンジ(型番「RE-T3」、SHARPE株式会社製)内に、第2端部が下側となり、かつ自立させた状態で配置し、600Wで30秒間加熱したところ、加熱中に蒸気抜き機構から自動的に蒸気が抜けた。また、加熱後に電子レンジからピローパウチを取り出し、第2端部が下側となるように台の上に置いたところ、ピローパウチは自立した。その後、合掌シール部と裏面を摘み第1端部シール部を引き剥がすようにピローパウチを開封したところ、自立状態を維持できたので、ポテトチップを食することができた。
10A…第1端部
10B…第2端部
10C…第3端部
10D…第4端部
10E…合掌部
10F~10I…外縁
11…おもて面
12…裏面
13…側面
14、61…第1端部シール部
15、62…第2端部シール部
16、63…合掌シール部
17、51、64、65…ガセット折込部
18、66…蒸気抜き機構
19、20、31、67…熱軟化性樹脂層
21、22…開封開始手段
23…開封誘導部
40…包装材料
41…基材層
42…シーラント層
Claims (15)
- 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチであって、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部シール部に設けられた開封開始手段とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封開始手段は、前記第3端部の外縁から前記開封開始手段までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記内容物が加熱された後、前記第1ガセット折込部により自立させた状態で、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封開始手段から開封される、ピローパウチ。 - 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチであって、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部シール部に設けられた開封開始手段とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封開始手段は、前記第3端部の外縁から前記開封開始手段までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記内容物が加熱された後、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封開始手段から開封され、前記第1ガセット折込部により自立させた状態で皿として用いられる、ピローパウチ。 - 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチであって、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部と前記第2端部の間に前記合掌シール部が延びる方向に沿って設けられ、前記ピローパウチの開封を誘導する開封誘導部とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封誘導部は、前記第3端部の外縁から前記開封誘導部までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記内容物が加熱された後、前記第1ガセット折込部により自立させた状態で、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封誘導部に沿って開封される、ピローパウチ。 - 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチであって、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部と前記第2端部の間に前記合掌シール部が延びる方向に沿って設けられ、前記ピローパウチの開封を誘導する開封誘導部とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封誘導部は、前記第3端部の外縁から前記開封誘導部までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記内容物が加熱された後、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封誘導部に沿って開封され、前記第1ガセット折込部により自立させた状態で皿として用いられる、ピローパウチ。 - 前記第1端部シール部に設けられた開封開始手段をさらに備える、請求項3または4に記載のピローパウチ。
- 前記開封開始手段に接し、または近接する位置に設けられた開封誘導部をさらに備える、請求項1または2に記載のピローパウチ。
- 前記開封誘導部が、前記合掌シール部が延びる方向に沿って設けられている、請求項6に記載のピローパウチ。
- 前記蒸気抜き機構が、前記基材層と前記シーラント層の間に部分的に積層された熱軟化性樹脂層を備え、前記熱軟化性樹脂層が、前記第1端部シール部および前記第2端部シール部の少なくともいずれかの外縁から内縁に亘るように、または前記合掌シール部の外縁から内縁に亘るように形成されている、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のピローパウチ。
- 前記第4端部の外縁から前記蒸気抜き機構までの距離が、前記第3端部の外縁から前記蒸気抜き機構までの距離よりも短い、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のピローパウチ。
- 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチの使用方法であって、
前記ピローパウチは、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部シール部に設けられた開封開始手段とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封開始手段は、前記第3端部の外縁から前記開封開始手段までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記ピローパウチを平置きにした状態で前記内容物を加熱した後、前記第1ガセット折込部により前記ピローパウチを自立させた状態で、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封開始手段から開封する、ピローパウチの使用方法。 - 少なくとも基材層およびシーラント層をこの順に備える一枚の包装材料により形成され、シーラント層同士を内側にして合掌シールと端部シールにより内容物を収容する収容空間が形成されたピローパウチの使用方法であって、
前記ピローパウチは、
第1端部シール部が形成された第1端部と、
前記第1端部とは反対側に、第2端部シール部が形成された第2端部と、
前記第1端部シール部から前記第2端部シール部に跨って形成された合掌シール部を含む合掌部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に延び、第1ガセット折込部が形成された第3端部と、
前記第3端部の反対側で、前記第1端部と前記第2端部の間に延びた第4端部と、
前記内容物の加熱時に前記収容空間内の蒸気を自動的に抜く蒸気抜き機構と、
前記第1端部シール部に設けられた開封開始手段とを備え、
前記ピローパウチの幅W1に対する前記ピローパウチの長さL1の比L1/W1が、1/4以上1以下であり、
前記第1ガセット折込部の幅W2が、10mm以上40mm以下であり、
前記開封開始手段は、前記第3端部の外縁から前記開封開始手段までの距離が前記第3端部の前記外縁から前記第4端部の外縁までの前記ピローパウチの長さL1の2/3以内となり、かつ前記合掌部より前記第4端部側となる位置に設けられており、
前記ピローパウチを平置きにした状態で前記内容物を加熱した後、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記開封開始手段から開封し、前記第1ガセット折込部により前記ピローパウチを自立させた状態で皿として用いる、ピローパウチの使用方法。 - 前記開封開始手段に接し、または近接する位置に設けられた開封誘導部をさらに備える、請求項10または11に記載のピローパウチの使用方法。
- 前記開封誘導部が、前記合掌シール部が延びる方向に沿って設けられている、請求項12に記載のピローパウチの使用方法。
- 前記蒸気抜き機構が、前記基材層と前記シーラント層の間に部分的に積層された熱軟化性樹脂層を備え、前記熱軟化性樹脂層が、前記第1端部シール部および第2端部シール部の少なくともいずれかの外縁から内縁に亘るように、または前記合掌シール部の外縁から内縁に亘るように形成されている、請求項10ないし13のいずれか一項に記載のピローパウチの使用方法。
- 前記第4端部の外縁から前記蒸気抜き機構までの距離が、前記第3端部の外縁から前記蒸気抜き機構までの距離よりも短い、請求項10ないし14のいずれか一項に記載のピローパウチの使用方法。
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