JP2022002984A - 電子レンジ用パウチ - Google Patents

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薫 渡辺
Kaoru Watanabe
雅子 土田
Masako Tsuchida
卓 加戸
Taku Kato
靖也 飯尾
Seiya Iio
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Abstract

【課題】加熱調理したときにフィルムが軟化し、底部ガセット部が拡がった場合であっても、開封位置と内容物との距離を近くすることができ、内容物を取り出しやすくすることが可能な電子レンジ用パウチを提供する。【解決手段】蒸通機構10を備え、底部ガセット部9を有するパウチであって、表面フィルム1と、裏面フィルム2と、表面フィルム1と裏面フィルム2との間に位置する底面フィルム3と、を有し、蒸通機構10より下方に開封手段18が設けられていることを特徴とする電子レンジ用パウチ。【選択図】図1

Description

本発明は、電子レンジを用いて加熱調理される電子レンジ用パウチに関する。
従来、食品を容器に収容したまま電子レンジにより加熱調理でき、且つ加熱調理中に発生する蒸気により収容された食品を蒸らす効果を有するとともに内部の蒸気圧力により熱接着部を一部剥離させて蒸気を逃がす(蒸通させる)ことのできる包装袋が知られている(特許文献1参照)。
特開2015−120550号公報
特許文献1に記載のパウチは、スタンディング形式のパウチであるが、スタンディング形式のパウチの場合、加熱調理したときにパウチを構成するフィルムが軟化し、底部ガセット部が拡がることによって、内容物が下方に移動してしまい、内容物を取り出しにくい場合がある。
そこで、本発明は、このような課題を解決することができるパウチを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、蒸通機構を備え、底部ガセット部を有するパウチであって、
表面フィルムと、裏面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に位置する底面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムを接合する側部シール部と、を有し、
前記側部シール部は、前記蒸通機構に近い側の第1側部シール部と、前記蒸通機構から遠い側の第2側部シール部と、で構成され、
前記第2側部シール部が第1部分と、前記第1部分の上側に位置する第2部分を含み、前記第2部分のシール幅が前記第1部分のシール幅より大きく、前記第2部分において、前記蒸通機構と対向する位置より下方に切欠き、切り込み、傷痕群のいずれかの開封手段が設けられており、前記第1側部シール部には、切欠き、切り込み、傷痕群のいずれの開封手段も設けられていない、電子レンジ用パウチを提供する。
また、本発明の電子レンジ用パウチにおいて、前記蒸通機構は、蒸気抜けさせるための未シール部と、当該未シール部と収容部を隔離するための隔離シール部と、を含んでもよい。
また、本発明の電子レンジ用パウチにおいて、前記未シール部は、パウチの側縁に達するように形成されており、パウチの側縁部分において前記表面フィルムと前記裏面フィルムの間で開口が形成されていてもよい。
また、本発明の電子レンジ用パウチは、少なくとも、第1基材層、第2基材層、シーラント層が順に積層された積層体で構成されており、前記第1基材層はポリエチレンテレフタレートであり、前記第2基材層はポリアミドまたはポリエステルであって、前記第2基材層は、一方の側縁から他方の側縁に向かって延伸されていてもよい。
本発明によれば、開封位置と内容物との距離を近くすることができるため、内容物を取り出しやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係る電子レンジ用パウチを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る電子レンジ用パウチを構成するフィルム示す分解図である。 電子レンジ用パウチを構成するフィルムの層構成を示す図である。 電子レンジ用パウチを構成するフィルムの層構成の変形例を示す図である。 電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。 電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。 電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。 電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。 電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。 電子レンジ用パウチを構成するフィルムの層構成の変形例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る電子レンジ用パウチを示す図である。図1(a)は、正面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る電子レンジ用パウチを構成するフィルムを示す分解図である。図1に示した実施形態の電子レンジ用パウチは、内容物が充填される前の状態(内容物が充填されていない状態)のパウチを示したものである。実施形態のパウチは、正面視において長方形状であり、底部ガセット部9を有している。本実施形態において、長方形とは、四隅が直角の長方形だけでなく、長方形の四隅が面取りされて、外に凸の円弧状となったものも含む概念である。本発明において、電子レンジ用パウチは、内容物が充填されていない状態の電子レンジ用パウチに限らず、内容物が充填されている状態の電子レンジ用パウチも含む概念である。
(各フィルム)
実施形態の電子レンジ用パウチは、図2に示すように、略長方形状の表面フィルム1と、表面フィルム1と同一形状の裏面フィルム2と、略長方形状の底面フィルム3の3枚のフィルムで構成されている。本実施形態の電子レンジ用パウチは、表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3の3枚のフィルムが所定の箇所においてシール(熱融着)されることにより形成される。
図2に示すように、底面フィルム3は、2つ折りされており、折込部3aを境界にして第1部分3fと第2部分3gとに区分される。底面フィルム3には、側縁を切り欠くように4つの半円弧状の第2切り欠き部3b、3c、3d、3eが設けられており、第2切り欠き部3bと3c、および、第2切り欠き部3dと3eは2つ折りしたときに対応する位置に設けられている。この第2切り欠き部3b〜3eを介して、後述する第2底部シール部6bが形成される。また、電子レンジを用いて加熱調理するときに、自立性を安定させる観点から、折込部3aと直交する方向における折込部3aからパウチの下縁17までの距離L3は35mm以上とすることが好ましい。
(各シール部)
実施形態の電子レンジ用パウチは、図1に示すように、側部シール部5aと、底部シール部と、を備え、上部4に開口部15が形成されている。側部シール部5aは、表面フィルム1と裏面フィルム2がシールされて接合されたものである。蒸通機構10に近い側(図1では蒸通機構10に接している側)の側部シール部5aを第1側部シール部5aaと称し、蒸通機構10から遠い側の側部シール部5aを第2側部シール部5abとも称する。図1に示すように、第1側部シール部5aaは、蒸通機構10の上端より上側のシール幅W2を蒸通機構10の下端より下側のシール幅W1より大きくしてもよい。また、図1に示すように、第2側部シール部5abは、蒸通機構10の下端より上側のシール幅W5を蒸通機構10の下端より下側のシール幅W4より大きくしてもよい。シール幅W1、シール幅W4は、5mm以上8mm以下とすることができ、シール幅W2、シール幅W5は、8mm以上15mm以下とすることができる。なお、シール幅は、シール部が延びる方向と直交する方向における幅である。
底部シール部は、折込部3aより下側に形成されるシール部であり、第1底部シール部6aと、第2底部シール部6bで構成されている。第1底部シール部6aは、表面フィルム1と底面フィルム3の第1部分3f、および、裏面フィルム2と底面フィルム3の第2部分3gがシールされたものである。第2底部シール部6bは、表面フィルム1と裏面フィルム2がシールされたものである。図1に示すように、第2側部シール部5abに、パウチの外縁に達する第2未シール部40を設けてもよい。第2未シール部40は、表面フィルム1と裏面フィルム2がシールされていない部分であり、後述する未シール部10aと収容部11を挟んで対面している。第2未シール部40を設けることにより、パウチを製造する際に、確実に未シール部10aを形成し、且つ、廃棄する部分を少なくすることができる。
(底部ガセット部)
底面フィルム3の第1部分3fと、表面フィルム1の底面フィルム3の第1部分3fに対応する部分と、で第1ひだ部が形成され、そして、底面フィルム3の第2部分3gと、裏面フィルム2の底面フィルム3の第2部分3gに対応する部分と、で第2ひだ部が形成されている。そして、第1ひだ部と第2ひだ部とで、底部ガセット部9が形成されている。図1の正面図においては、折込部3aより下方において、第1ひだ部が見える状態となっている。
(収容部)
開口部15を介して内容物が収容された後、図1において4aと示されている上部シール予定部(一点鎖線より上側)に上部シール部が形成され、電子レンジ用パウチが封止される。上部シール部は、第1側部シール部5aaから第2側部シール部5abに亘って形成される。収容部11は、側部シール部5aの内縁と、第1底部シール部6aの内縁と、上部シール部の内縁と、後述する隔離シール部10bの内縁と、で画成されている。
(内容物)
内容物は、水分、油分を含む。内容物としては例えば、レトルト食品、冷凍食品や冷蔵食品などを挙げることができる。また食品としては、カレー、お粥、焼きそば、惣菜、魚などを挙げることができる。これらの内容物においては、加熱に伴って水分が蒸発してパウチの収容部11の圧力が高まるので、収容部11内の蒸気を外部に逃がす蒸気抜き機能が求められる。
(フィルムの詳細)
図3は、電子レンジ用パウチを構成するフィルムの層構成を示す図である。表面・裏面・底面は、積層フィルム30により構成することができる。積層フィルム30は、少なくとも、外側から、基材層31、シーラント層34を含む積層体である。実施形態において、積層フィルム30は、図3に示すように、外側から順に、基材層31、印刷層32、他の層33、シーラント層34が積層されている。印刷層32、他の層33は必須ではない。シーラント層34は、パウチの最内面を構成する層である。電子レンジ用パウチは、熱に対する耐性を必要とされる。このため、実施形態の基材層31は、耐熱性をもつ材料からなる。例えば、基材層31の材料としては、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ナイロンなどのポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。厚みは、10μm〜50μm程度である。基材層31は、二軸延伸されていることが好ましい。
また、積層フィルムは、複数の基材層を備えていてもよい。図4は、複数の基材層を備えた場合における電子レンジ用パウチを構成する積層フィルムの層構成を示す図である。図4において、図3と同一の部分については同一符号を付して説明を省略する。図4の変形例では、複数の基材層として第1基材層31a、第2基材層31bを備えている。第1基材層31a、第2基材層31bとしては、上記材料の中から、適宜組み合わせて採用することができる。本実施形態では、最外層である第1基材層31aとしてポリエチレンテレフタレートを用い、内層(シーラント層34側)である第2基材層31bとしてポリアミドを用いている。第2基材層31bは、一方の側縁から他方の側縁に向かって延伸されている。第2基材層31bとしては、例えば、バリア性に優れたMXD(メタキシレンジアミン)を含む、ユニチカ株式会社製「エンブレム(登録商標)NC」を用いることができる。また、第2基材層31bとして、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PC」や、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PCBC」などのポリエステルを用いてもよい。第1基材層31aと第2基材層31bは、例えばドライラミネート法を用いて積層することができる。
印刷層32は、商品内容を表示したり美感を付与したりカット部分を表示したりするために設けられる。印刷層32は、バインダーと顔料を含む印刷インキにより形成される。シーラント層34は、積層フィルム30、30aのうち、製袋してパウチとするときの最も容器内方となる側に配置される。シーラント層34の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体などのポリオレフィン系樹脂などが採用できる。シーラント層34の厚みは、30μm以上100μm以下である。シーラント層34は未延伸であることが好ましい。
積層フィルム30、30aは、他の層33を含んでいてもよい。他の層33は、基材層31の外側に設けられていてもよいし、図3に示すように、基材層31とシーラント層34の間に設けられていてもよい。他の層33としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性など、必要とされる機能に応じて、適切なものが選択される。例えば、他の層がガスバリア層の場合、アルミニウムなどの金属や酸化アルミニウムなどの金属酸化物や酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層が設けられる。蒸着層は、基材層31に積層してもよいし、シーラント層34に蒸着してもよい。あるいは、アルミニウムなどの金属箔を設けてもよい。その他にも、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミドなどの、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。各層は、ドライラミネート法や溶融押し出し法などを用いて積層することができる。
(蒸通機構)
図1に示すように、電子レンジ用パウチでは、側部5に、蒸気抜き機能を備えた蒸通機構10が設けられている。蒸通機構10は、蒸気抜けさせるための未シール部10aと、未シール部10aと収容部11を隔離するための隔離シール部10bと、を含む。蒸通機構10は、パウチの上縁16と中間点25との間に設けることができる。なお、中間点25は、折込部3aと直交する方向におけるパウチの上縁16とパウチの下縁17との中間点である。
未シール部10aは、パウチの側縁に達するように形成されており、パウチの側縁部分において表面フィルム1と裏面フィルム2の間で開口21が形成されている。本実施形態では、未シール部10aは、長方形状であり、開口21が存在する側縁以外に、第1縁部22、第2縁部23、第3縁部24を有する。未シール部10aは、電子レンジによる加熱に伴って発生する蒸気によってパウチ内の圧力が高まった際に、収容部11と連通してパウチ内の蒸気を外部へ逃がすために設けられている。未シール部10aは、パウチの側縁から、収容部11側に張り出している。本実施形態の未シール部10aは、ヒートシールされない重ねられた表面フィルム1、裏面フィルム2からなる。従って、未シール部10aには、重ねられた積層フィルム30の縁部によって規定される開口21が形成されている。
隔離シール部10bは、未シール部10aと収容部11を隔離するためにヒートシールされた部分であり、本実施形態では、蒸通機構10の下端より下側の第1側部シール部5aaと、蒸通機構10の上端より上側の第1側部シール部5aaと連設している。未シール部10aは、表面フィルム1と裏面フィルム2がシールされていない部分である。隔離シール部10bのシール幅W3は、第1側部シール部5aaの蒸通機構10より下側のシール幅W1より小さい。隔離シール部10bの幅W3は、2.5mm以上5mm以下とすることができる。隔離シール部10bの内縁は、収容部11側に張り出しており、隔離シール部10bの外縁は、第3縁部24の全部と、第1縁部22の一部と、第2縁部23の一部と重なっている。本実施形態では、第1側部シール部5aa内縁、隔離シール部10bの内縁のうち未シール部10aの第3縁部24と平行な部分は、ともに平行である。
図1に示す例では、第1側部シール部5aaが延びる方向に直交する方向において、隔離シール部10bのうち最も第2側部シール部5ab寄りの内縁から蒸通機構10の下端より下側の第1側部シール部5aaの内縁までの距離L1は、隔離シール部10bのうち最も第2側部シール部5ab寄りの内縁から蒸通機構10の上端より上側の第1側部シール部5aaの内縁までの距離L2より大きくなっている。距離L1は、3mm以上15mm以下であることが好ましく、6mm以上12mm以下であることがより好ましい。距離L1を3mm以上とすることにより、隔離シール部10b以外のシール部がシール後退することを抑制することができるため、安定して蒸通機構10から蒸気抜けさせることができる。また、距離L1を15mm以下とすることにより、内容物を充填しやすくすることができる。
(開封手段)
図1に示すように、開封手段18は、蒸通機構10より下方であって、且つ、折込部3aより上方に設けられている。図1では、第1側部シール部5aaおよび第2側部シール部5abに開封手段18を設けた例が示されているが、どちらか一方の側部シール部5aに設けるようにしてもよい。例えば、第2側部シール部5abのみに開封手段18を設けるようにしてもよい。電子レンジで加熱直後において蒸通機構10周辺は熱くなっているため、使用者がより安全に開封することができる。なお、開封手段18は、蒸気抜けした後、内容物の上面よりも上方となるように設けられる。
また、図1の例では、開封手段18として、側部シール部5aの外縁を切り欠くように切り欠きを設ける例が示されているが、開封手段18は、切り込みであってもよいし、フィルムの一部または全部を貫通する傷痕群であってもよい。あるいは、開封手段18は、第1側部シール部5aaから第2側部シール部5abに向かって延びるハーフカット線であってもよい。ハーフカット線は、連続的に延びる線であってもよいし、断続的に延びる線であってもよい。また、ハーフカット線は、パウチの一方の側縁から他方の側縁に至るよう設けてもよい。
(作用)
内容物が収容部11内に充填され、上部シール予定部4aにおいてシールされ密閉された後、電子レンジを用いて加熱する。加熱され蒸気により収容部11が膨らむと圧力により隔離シール部10bが、収容部11の中央に近い図1の左下端側から剥離される。未シール部10aの第1縁部22と第24縁部の接続点まで隔離シール部10bが剥がれると、収容部11が外部と繋がり、蒸気が外へ抜ける。そして、開封手段18を用いて開封し、内容物を食することができる。本実施形態においては、蒸通機構10より下側に開封手段18が設けられているため、蒸通機構10より上側に開封手段が設けられている場合に比べて、開封位置と内容物の上面との距離を近くすることができ、内容物を取り出しやすくすることができる。
<変形例>
(側部シール部)
図5は、電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。図1と同様の機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明を省略する。図5は、蒸通機構10より下側の側部シール部5aが第1部分と第2部分を含み、第2部分のシール幅が第1部分より大きく、第2部分に開封手段が設けられる例を示したものである。
蒸通機構10より下側の第1側部シール部5aaは、第1部分5aa1と、第1部分5aa1の上側に位置する第2部分5aa2を含んでおり、第2部分5aa2に開封手段18が設けられている。第2部分5aa2は、蒸通機構10に接しないように設けられる。また、第2部分5aa2は、第2部分5aa2の内縁が隔離シール部10bのうち最も第2側部シール部5ab寄りの内縁より第2側部シール部5ab側に位置しないように設けられる。第2部分5aa2のシール幅W6は、8mm以上15mm以下とすることができる。
蒸通機構10より下側の第2側部シール部5abは、第1部分5ab1と、第1部分5ab1の上側に位置する第2部分5ab2を含んでおり、第2部分5ab2に開封手段18が設けられている。第2部分5ab2のシール幅W7は、8mm以上15mm以下とすることができる。側部シール部5aに第2部分を設け、且つ、第2部分に開封手段18を設けることにより、電子レンジで加熱調理した後の電子レンジ用パウチをより安全に開封することができる。
図6は、電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。図1、図5と同様の機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明を省略する。好ましくは、図6のように、安定して蒸気抜けさせるために、蒸通機構10より下側の第1側部シール部5aaのシール幅W1は一定であり、第2側部シール部5abのみに第1部分5ab1と第2部分5ab2が設けられ、第2部分5ab2に開封手段18が設けられる。なお、図6に示す例では、第2部分5ab2がパウチの上縁まで延びる例が示されている。
(第2開封手段)
図7は、電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。図1と同様の機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明を省略する。図7は、開封手段18に加えて第2開封手段14が設けられる例を示したものである。第2開封手段14としては、開封手段18と同じものを用いることができる。第2開封手段14は、蒸通機構10より上方に設けられている。図7において、第2開封手段14は、第1側部シール部5aaおよび第2側部シール部5abに設けられているが、どちらか一方の側部シール部5aに設けるようにしてもよい。例えば、第2側部シール部5abのみに第2開封手段14を設けるようにしてもよい。電子レンジで加熱直後において蒸通機構10周辺は熱くなっているため、使用者がより安全に開封することができる。
(蒸通機構の変形例)
蒸通機構10としては、未シール部10aの全域が、表面フィルム1、裏面フィルム2に覆われていなくてもよく、未シール部10a内に位置する表面フィルム1、裏面フィルム2の少なくとも一方の一部に切り込みまたは孔を設けてもよい。
未シール部10aは、パウチの側縁に達しないように形成されていてもよいが、この場合、パウチの側縁に開口21が形成されないため、未シール部10a内に切り込みまたは孔が形成される。未シール部10aが、パウチの側縁に達しないように形成される場合、隔離シール部10bは、側部シール部5aに連設されるように設けられていてもよいし、側部シール部5aに連設されないように設けられていてもよい。
図8は、電子レンジ用パウチの変形例を示す正面図である。図1、図6と同様の機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明を省略する。図8の変形例では、主に蒸通機構10が異なっている。図8の変形例では、未シール部10aが、パウチの縁(図8の例では側縁)に達しないように形成されている。そして、隔離シール部10bは、収容部を形成するためのシール部(図8の例では側部シール部5a)に連設されるように設けられている。また、未シール部10a内に孔10cが形成されている。図1の実施形態では、側部シール部5aの幅は、蒸通機構10の上方と下方で異なっているが、図8の変形例では、側部シール部5aの幅が、上縁16から折込部3aまで同一となっている。
図9は、電子レンジ用パウチの他の変形例を示す正面図である。図1、図6と同様の機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明を省略する。図9の変形例においても、主に蒸通機構10が異なっている。図9の変形例では、未シール部10aが、パウチの縁に達しないように形成されている。しかし、図8の変形例とは異なり、隔離シール部10bは、収容部を形成するためのシール部に連設されないように設けられている。また、未シール部10a内に孔10cが形成されている。図9の変形例においても、図8の変形例と同様、側部シール部5aの幅は、上縁16から折込部3aまで同一となっている。
図8、図9の変形例において、孔10cの形状は、円形としたが、円形に限定されず、楕円、三角形や四角形その他の多角形等、任意の形状とすることができる。また、図8、図9の変形例において、孔10cに代えて、切り込みを形成するようにしてもよい。また、図1、図5〜7の実施形態においても未シール部10aに孔10cのような円形の孔や、任意の形状の孔、または任意の形状の切り込みを形成することができる。切り込みの形状としては、例えば、十字形、I 字形、U 字形等が挙げられる。
(蒸通機構の変形例2)
蒸通機構10は、基材層31とシーラント層34の間に積層される熱軟化性樹脂であってもよい。図10は、蒸通機構10として熱軟化性樹脂を用いた場合における電子レンジ用パウチを構成するフィルムの層構成を示す図である。図10において、図3、図4と同一の部分については同一符号を付して説明を省略する。変形例においては、積層フィルム30bは、図10に示すように、外側から順に、基材層31、印刷層32、熱軟化性樹脂層35、シーラント層34が積層されている。熱軟化性樹脂層35は、全面に設けられる必要はなく、蒸通機構10として必要な部分に設けられていればよい。
熱軟化性樹脂層35の材料となる熱軟化性樹脂は、軟化温度が、60〜90°Cであるエチレン・酢酸ビニル系樹脂、ポリアミド/硝化綿系樹脂、またはポリアミド/硝化綿/ポリエチレンWAX系樹脂等の熱可塑性樹脂からなるものである。そして、熱軟化性樹脂層35におけるシール接着強度は、室温で700g/15mm以上であるが、90°C以上に加熱されると300g/15mmに低下するようになっている。また、熱軟化性樹脂層35は、以上のような熱可塑性樹脂を用いて、厚さが1〜5μmの範囲に収まるように平面上の所定の位置にパターンコート法により形成されている。
(フィルムの構成の変形例)
上記実施形態では、表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3の3枚のフィルムで構成するようにしたが、2枚や1枚のフィルムで構成してもよい。例えば、表面フィルムと底面フィルムと裏面フィルムが連設された1枚のフィルムを用いて電子レンジ用パウチを構成してもよいし、表面フィルムと、裏面フィルムと底面フィルムを連設したフィルムからなる計2枚のフィルムを用いて電子レンジ用パウチを形成してもよい。
以上、好適な実施形態について説明したが、上記実施形態に基づいて、本発明の一態様として、蒸通機構を備え、底部ガセット部を有するパウチであって、表面フィルムと、裏面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に位置する底面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムを接合する側部シール部と、を有し、前記側部シール部は、前記蒸通機構に近い側の第1側部シール部と、前記蒸通機構から遠い側の第2側部シール部と、で構成され、前記第2側部シール部が第1部分と第2部分を含み、前記第2部分のシール幅が前記第1部分のシール幅より大きく、前記第1部分のシール幅が一定であり、前記第2部分はパウチの上縁から下方に向かって延びており、前記第2部分において、前記蒸通機構と対向する位置より下方に開封手段が設けられており、前記第2部分の上下方向の長さが前記第1部分の上下方向の長さより長い、電子レンジ用パウチを提供することもできる。
1・・・表面フィルム
2・・・裏面フィルム
3・・・底面フィルム
3a・・・折込部
3b〜3e・・・第2切り欠き部
3f・・・底面フィルムの第1部分
3g・・・底面フィルムの第2部分
4・・・上部
4a・・・上部シール予定部
5・・・側部
5a・・・側部シール部
5aa・・・第1側部シール部
5ab・・・第2側部シール部
5aa1・・・第1側部シール部の第1部分
5aa2・・・第1側部シール部の第2部分
5ab1・・・第2側部シール部の第1部分
5ab2・・・第2側部シール部の第2部分
6・・・底部
6a・・・第1底部シール部
6b・・・第2底部シール部
9・・・底部ガセット部
10・・・蒸通機構
10a・・・未シール部
10b・・・隔離シール部
11・・・収容部
14・・・開封手段(第2開封手段)
15・・・開口部
16・・・上縁
17・・・下縁
18・・・開封手段
21・・・開口
22・・・第1縁部
23・・・第2縁部
24・・・第3縁部
25・・・中間点
30、30a、30b・・・積層フィルム
40・・・第2未シール部
L1・・・隔離シール部10bのうち最も第2側部シール部5ab寄りの内縁から蒸通機構10の下端より下側の第1側部シール部5aaの内縁までの距離
L2・・・隔離シール部10bのうち最も第2側部シール部5ab寄りの内縁から蒸通機構10の上端より上側の第1側部シール部5aaの内縁までの距離
L3・・・折込部3aからパウチの下縁17までの距離
W1・・・蒸通機構10の下端より下側の第1側部シール部5aaのシール幅
W2・・・蒸通機構10の上端より上側の第1側部シール部5aaのシール幅
W3・・・隔離シール部10bのシール幅
W4・・・蒸通機構10の下端より下側の第2側部シール部5abのシール幅
W5・・・蒸通機構10の下端より上側の第2側部シール部5abのシール幅
W6・・・第1側部シール部の第2部分5aa2のシール幅
W7・・・第2側部シール部の第2部分5ab2のシール幅

Claims (4)

  1. 蒸通機構を備え、底部ガセット部を有するパウチであって、
    表面フィルムと、裏面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に位置する底面フィルムと、前記表面フィルムと前記裏面フィルムを接合する側部シール部と、を有し、
    前記側部シール部は、前記蒸通機構に近い側の第1側部シール部と、前記蒸通機構から遠い側の第2側部シール部と、で構成され、
    前記第2側部シール部が第1部分と、前記第1部分の上側に位置する第2部分を含み、前記第2部分のシール幅が前記第1部分のシール幅より大きく、前記第2部分において、前記蒸通機構と対向する位置より下方に切欠き、切り込み、傷痕群のいずれかの開封手段が設けられており、前記第1側部シール部には、切欠き、切り込み、傷痕群のいずれの開封手段も設けられていない、電子レンジ用パウチ。
  2. 前記蒸通機構は、蒸気抜けさせるための未シール部と、当該未シール部と収容部を隔離するための隔離シール部と、を含む、請求項1に記載の電子レンジ用パウチ。
  3. 前記未シール部は、パウチの側縁に達するように形成されており、パウチの側縁部分において前記表面フィルムと前記裏面フィルムの間で開口が形成されている、請求項2に記載の電子レンジ用パウチ。
  4. 前記パウチは、少なくとも、第1基材層、第2基材層、シーラント層が順に積層された積層体で構成されており、
    前記第1基材層はポリエチレンテレフタレートであり、前記第2基材層はポリアミドまたはポリエステルであって、
    前記第2基材層は、一方の側縁から他方の側縁に向かって延伸されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子レンジ用パウチ。
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