JP5842498B2 - 蒸気抜きスタンディングパウチ - Google Patents
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Description
収容空間に内容物が収容された状態でシート外側部分にシール加工が施されて閉鎖シール部が形成された蒸気抜きスタンディングパウチは、先に記載した蒸気抜きスタンディングパウチの効果の他、流通過程に必要とされる高い気密性を維持することができる。このため、その流通過程において収容空間に異物が混入してこれが内容物に付着することを回避することができる。
図3に示されるように、パウチは、シール可能部位30がシールされていない状態において、調味料が容器10の内部に投入されて収容された状態となる。次に、図4に示されるように、容器10の内部に調味料が収容された後には、シール可能部位30がシール加工されることにより、パウチが密封状態となる。さらに、図5に示されるように、この容器10の内部に調味料が収容され、かつシール可能部位30がシール加工された状態のパウチは、加熱殺菌等の後処理がなされた後に流通される。そして、使用者によってノッチ42を始点として第1切り取りガイド40に沿って側部12の一部が容器10から切り離されるとともに、第2切り取りガイド41に沿って、シール可能部位30が容器10から切り離される。これにより、通蒸部50には、容器10の内部と外部とを連通する通蒸用の開口51が形成される。
(1)このパウチにあっては、シール可能部位30にシール加工を施すことにより、容器10の底部11及び側部12に上部を加えた四方が全てシールされた状態となるため、流通過程において高い気密性を維持することができる。したがって、本実施形態のように、このパウチをシール可能部位30のシール加工に先立って調味料を予め容器に収容する用途に使用する場合には、その流通過程において容器に異物が混入することに起因する内容物の汚損を回避することが可能になる。さらに、シール加工されたシール可能部位を含めるかたちで容器10の一部を第1切り取りガイド40及び第2切り取りガイド41に沿って切り取った後は、ファスナー20の開封・再封操作を通じて内容物を新たに或いは追加して容器に収容したり、これを取り出したりすることができるようになる。しかも、こうした容器10の切り取りに伴ってはじめて容器10の内部の蒸気が通蒸部50を通じて排出可能になるため、加熱時に内圧が過度に上昇して容器が破裂するなど、その損傷についてもこれを回避することができる。
(5)上述したようなパウチを用いて、容器10に食品が収容された状態でシール可能部位30にシール加工が施されて容器10が密封された食品包装体は、上述した(1)〜(4)に記載の効果の他、流通過程に必要とされる高い気密性を維持することができるため、食品の鮮度を長期間に亘って維持することが可能になるとともに、その流通過程に容器に異物が混入してこれが食品に付着することも回避する効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明の実施態様は上記実施形態にて例示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
(6)すなわち、第1切り取りガイド40の曲がる部分が未シール部16を横断するように通蒸部50の位置が設定される構成にあっては、第1切り取りガイド40に沿う容器10の切り取りが困難なものとなる。
・容器10の内部に収容されるのは上述した調味料等には限定されず、種々の食品を収容することができる。
・また容器10の内部に何も収容せずに、シール可能部位30をシール加工し、パウチを単独で流通させることもできる。
Claims (6)
- 内容物を収容可能な収容空間、及び、前記収容空間を開放する開口を含む樹脂シートと、
前記樹脂シートに取り付けられ、前記開口を開放及び閉鎖するファスナーとを備え、
前記樹脂シートは、前記樹脂シートのうちの前記ファスナーよりも外側の部分であり、シールされることにより前記開口を閉鎖するシート外側部分と、前記ファスナーにより前記開口が閉鎖された状態において前記収容空間の外部と前記収容空間とを繋げることが可能な通蒸部と、前記通蒸部を閉鎖する通蒸シール部と、前記通蒸シール部及び前記シート外側部分を切り取るためのガイドである切り取りガイドとを含み、
前記切り取りガイドは、前記シート外側部分と前記ファスナーとの間を通過する第1の部分と、前記第1の部分と繋がり、前記ファスナーを横断する第2の部分と、前記第2の部分と繋がり、前記通蒸シール部及び前記通蒸部を通過する第3の部分とを含む
蒸気抜きスタンディングパウチ。 - 前記通蒸部は前記収容空間から前記通蒸シール部内に突出するように形成され、前記樹脂シートの外部と連通しないように前記通蒸シール部に取り囲まれた通路である
請求項1に記載の蒸気抜きスタンディングパウチ。 - 前記樹脂シートは第1の側部をシールする第1の側部シール部、及び、第2の側部をシールする第2の側部シール部を含み、
前記ファスナーは前記第1の側部シール部から前記第2の側部シール部までにわたり前記樹脂シートに取り付けられ、
前記シート外側部分は前記第1の側部シール部及び前記第2の側部シール部と繋がり、
前記第1の側部シール部は前記通蒸シール部を含む
請求項1又は2に記載の蒸気抜きスタンディングパウチ。 - 前記第1の側部シール部は前記樹脂シートの上下方向の中間に形成される中間の部分、及び、前記中間の部分と繋がり、前記中間の部分よりも上方に形成される上方の部分を含み、
前記上方の部分は前記中間の部分よりも幅が広く、前記ファスナーの一部が取り付けら
れ、前記通蒸シール部を含む
請求項3に記載の蒸気抜きスタンディングパウチ。 - 前記切り取りガイドの前記第1の部分は前記第2の側部シール部から前記第1の側部シール部までにわたり形成され、
前記切り取りガイドの前記第2の部分は前記第1の側部シール部において前記ファスナーを横断し、
前記切り取りガイドの前記第3の部分は前記第1の側部シール部において前記通蒸シール部及び前記通蒸部を通過する
請求項3又は4に記載の蒸気抜きスタンディングパウチ。 - 前記収容空間に収容された内容物と、
前記樹脂シートのうちの前記シート外側部分がシールされた部分であり、前記開口を閉鎖している閉鎖シール部とをさらに備える
請求項1〜5のいずれか一項に記載の蒸気抜きスタンディングパウチ。
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