JP2018027802A - パウチ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は収容空間の水蒸気をパウチの外部に排出でき、かつ、異物が入り込みにくいパウチを提供することである。
上記パウチによれば、閉塞シール部により未シール部を構成する一対のシートの外縁が開くことが妨げられるため、未シール部に一層異物が入り込みにくい。
図1および図2はパウチ1の構成の一例を示している。パウチ1の形態はスタンディングパウチである。パウチ1が取り得る状態は少なくとも開放状態および閉鎖状態を含む。図1は開放状態のパウチ1を示し、図2は閉鎖状態のパウチ1を示す。パウチ1の開放状態はパウチ1内に内容物100が収容されておらず、パウチ1の開口部15が開放されている状態である。パウチ1の閉鎖状態はパウチ1内に内容物100が収容され、開口部15がシールされている状態である。内容物100は例えばソースを含む食品である。一例では閉鎖状態のパウチ1がエンドユーザーに提供される。
各シート11〜13は最外層、中間層、および、最内層を含む。最外層を構成する材料の一例は透明な材料である。透明な材料の一例はポリエチレンテレフタレートである。中間層は印刷層、第1の接着層、延伸ナイロン層、および、第2の接着層を含む。印刷層は最外層の内側に設けられる。一例では印刷層の外面に絵柄および商品説明のテキスト等が印刷される。第1の接着層は印刷層の内側に設けられる。延伸ナイロン層は第1の接着層の内側に設けられる。第2の接着層は延伸ナイロン層の内側に設けられる。各接着層を構成する材料の一例はドライラミネート接着剤である。最内層は第2の接着層の内側に設けられる。最内層を構成する材料の一例は無延伸ポリプロピレンである。
最初に、閉鎖状態のパウチ1が電子レンジ等の加熱手段(図示略)に配置され、加熱手段により加熱される。加熱が終了した後、図5に示されるようにパウチ1がエンドユーザーにより持ち運ばれる。次に、図6に示されるように、ノッチ22Aおよび切取線(図示略)に沿って上部シール部24を含む部分がエンドユーザーにより切り取られ、開口部15が開放される。次に、内容物100が開口部15を介してパウチ1の外部に取り出される。
パウチ1は開放状態および閉鎖状態のいずれにおいても一対のシート11、12のうちの第2の未シール部82を構成する部分が大きく開くことが、各閉塞シール部91、92により妨げられる。このため、第2の未シール部82および第1の未シール部81に異物が入り込みにくい。
(1)加熱水蒸気は通蒸シール部30の先端部40に形成された開口31を通過した後、第1の未シール部81および第2の未シール部82における一対のシート11、12の間を上昇しながら通過する。一対のシート11、12の間を通過している加熱水蒸気はその流れに沿って第1の閉塞シール部91と上方シール部21Aとの間の第1の通路90Aを通過するため、加熱水蒸気が第2の未シール部82で滞留しにくい。このため、収容空間14の加熱水蒸気がパウチ1の外部に適切に排出されやすい。
上記実施形態に関する説明は本発明に従うパウチが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従うパウチは例えば以下に示される上記実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・変形例のパウチ1によれば、第1の閉塞シール部91または第2の閉塞シール部92が省略される。または、第1の閉塞シール部91および第2の閉塞シール部92に加えて、1つまたは複数の閉塞シール部が設けられる。
図7に示されるように、第1の例では通蒸シール部130は上方シール部21Aと繋がる第1の部分131、下方シール部21Bと繋がる第2の部分132、および、第1の部分131と第2の部分132と繋がる第3の部分133を含む。この変形例の通蒸シール部130は内容物(図示略)から加熱水蒸気が発生し、収容空間14の圧力が次第に上昇したとき、例えば、第2の部分132と第3の部分133とが繋がる角部134が剥離して加熱水蒸気が通過する開口が形成される。なお、この変形例においては第1のサイドシール部21および通蒸シール部130と繋がり、一対のシート11、12がシールされていない部分である未シール部180を構成する一対のシート11、12に各閉塞シール部91、92が設けられる。
11 :第1のシート
11C :外縁
12 :第2のシート
12C :外縁
14 :収容空間
20 :空間形成シール部
20A :外縁
21 :第1のサイドシール部(第1のシール部)
21A :上方シール部
21B :下方シール部
30、130 :通蒸シール部(第2のシール部)
81 :第1の未シール部(未シール部)
82 :第2の未シール部(未シール部)
90A :第1の通路(通路)
91 :第1の閉塞シール部(閉塞シール部)
92 :第2の閉塞シール部(閉塞シール部)
100 :内容物
Claims (5)
- 重ね合わせられた一対のシートと、
内容物を収容可能な収容空間が前記一対のシートの間に形成されるように前記一対のシートが互いにシールされた部分であり、前記一対のシートの縁に沿う第1のシール部、および、前記収容空間側に向けて窪んだ形状を有する第2のシール部を含む空間形成シール部と、
前記空間形成シール部と繋がり、前記一対のシートがシールされていない部分である未シール部とを備えるパウチであって、
前記未シール部は前記収容空間の圧力が上昇して前記第2のシール部が剥離したときに、前記収容空間と前記一対のシートの外縁とを連通可能であり、
前記未シール部を構成する前記一対のシートが開くことを妨げるように前記一対のシートが互いにシールされた部分である閉塞シール部をさらに備える
パウチ。 - 前記第1のシール部は前記第2のシール部の一方の端部と繋がる上方シール部、および、前記第2のシール部の他方の端部と繋がり、前記上方シール部よりも下方に形成された下方シール部を含み、
前記閉塞シール部と前記上方シール部との間には前記一対のシートの外縁を含む通路が形成される
請求項1に記載のパウチ。 - 前記第1のシール部は前記パウチの高さ方向に延び、
前記閉塞シール部は前記第1のシール部の幅方向の中心よりも、前記未シール部を構成する前記一対のシートの外縁寄りに形成されている
請求項1または2に記載のパウチ。 - 前記閉塞シール部は前記一対のシートのうちの前記外縁を含む部分がシールされた部分である
請求項1〜3のいずれか一項に記載のパウチ。 - 前記収容空間に収容された前記内容物を備える
請求項1〜4のいずれか一項に記載のパウチ。
Priority Applications (1)
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2016
- 2016-08-18 JP JP2016160578A patent/JP2018027802A/ja active Pending
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