JP2006248576A - 自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体 - Google Patents

自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子レンジの加熱により包装袋内の蒸気を自動的に開口する通気孔構造部30を有し、容器内の内容物を効率良く冷凍保存可能であり、内容物に対して均一に加熱可能で、安定して自立性を有し、液状内容物を充填しても、電子レンジの加熱による吹き零れを防止でき、安全に取り出すことができる自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体100を提供する。
【解決手段】 電子レンジの加熱により蒸気抜きするための通気孔構造部30を上方に有する電子レンジ用扁平状軟包装体10aと、前記の電子レンジ用扁平状軟包装体10aを収納するためのもので、一部の端部に開口部を有し、前記の電子レンジ用扁平状軟包装体10aに形成される前記の通気孔構造部30を外部に表出する形状からなるスリーブ状の厚紙20から構成され、かつ、前記のスリーブ状の厚紙20が、正面板と背面板と折り襞状の折り返し部を有するガセット部を形成する底面板とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子レンジにて加熱調理する食品を収納した前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋を前記のスリーブ状の厚紙に収納してなる自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体に関する。
さらに詳しくは、液状物、固形物、あるいはこれらの混合物からなる食品等の内容物を充填した電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に収納した状態で冷凍できると共に、電子レンジ内で自立した状態で自動的に蒸気抜きして加熱調理できる包装体に関する。
従来から、調理済み或いは半調理済み等の食品を、プラスチック製の包装袋に充填収納し、飲食前に電子レンジにより加熱調理する方式の包装食品が数多く市販化されている。
そして、内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層からなる包装材を熱接着部で密封した包装体において、前記包装体の内側周縁部の少なくとも1箇所に前記内側周縁部から前記包装体の内側に張り出して熱接着された張出部を有し、該張出部に切刃もしくは切欠が形成されている包装体が提案されており、このことによって、調理済み或いは半調理済み等の食品を完全に密封できると共に、前記食品を包装袋に収納したままで電子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する蒸気を包装体の一部が自動的に開口して逃がし、包装体の破裂、変形を防止できる(例えば、特許文献1参照)。
また、電子レンジ用包装袋が、耐熱性基材層とシーラント層の間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層を少なくとも一領域に設けた構成からなり、その包装袋に内容物を完全に密封できると共に、前記食品を包装袋に収納したままで電子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する蒸気を包装体の一部が自動的に開口して逃がし、包装体の破裂、変形を防止できる包装袋が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、外装用包装箱を利用或いは加工して、パウチを補助し自立させて電子レンジ内での加熱調理を可能とする構造が、種々提案されている。
例えば、電子レンジ加熱パウチの外包装に使用される扁平箱形の化粧箱において、箱の上面に剥離片切り取り線、箱の両側面に該剥離片切り取り線に接続する側面切り取り線、箱の底面に該側面切り取り線に接続する折り線及び該折り線に接続するパウチ支持部切り取り線をそれぞれ形成した電子レンジ加熱パウチ用化粧箱が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−208739号公報 特開2000−190912号公報 特開2003−170930号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に係る電子レンジ用包装袋では、袋内に内容物を充填して密封した状態で、電子レンジ内に平坦に載置して加熱すると、固形物以外に液体内容物を含有している場合、通気孔構造部から液体内容物が吹き零れてしまい、レンジ内部を汚してしまうという問題点があった。
上記の課題を解決するために、特許文献1または特許文献2に係る電子レンジ用包装袋をスタンドパウチ態様とした場合、電子レンジで回転中に転倒し易いという問題点があり、また、スタンドパウチ態様の電子レンジ用包装袋は、平坦な形状でないため、均一に電子レンジの熱がかからないという問題点もあった。
また、特許文献1または特許文献2に係る電子レンジ用包装袋をスタンドパウチ態様とした場合、上記の問題以外に、内容物を充填して充填口を密封後、製造された包装体を冷凍保存する場合、内容物が包装袋内に偏った状態で固まってしまうと、電子レンジ内で加熱する際、トレイ上の包装体の自立性が低下してしまうという問題点がある。
電子レンジ用包装袋を補助し自立させて電子レンジ内での加熱調理を可能とする目的で、特許文献3に係る電子レンジ加熱パウチ用化粧箱を使用すると、電子レンジ加熱パウチ用化粧箱に断熱効果があるため、冷凍効率が低下してしまうという問題点があり、また、特許文献3に係る電子レンジ加熱パウチ用化粧箱の形態では、電子レンジ用包装袋に充填する内容物が、液状内容物であると、電子レンジ内で吹き零れるおそれがあるという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであり、電子レンジの加熱により包装袋内の蒸気を自動的に開口する通気孔構造部を有する電子レンジ用包装容器であって、これを用いた包装体を効率良く冷凍保存可能であり、内容物に対して均一に加熱可能であり、安定して自立性を有すると共に、液状内容物を充填しても、電子レンジの加熱による吹き零れを防止でき、電子レンジから安全に取り出すことができる自立性電子レンジ用包装容器およびその包装体を提供することである。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器では、電子レンジの加熱により蒸気抜きするための通気孔構造部を上方に有する電子レンジ用扁平状軟包装袋と、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋を収納するためのもので、一部の端部に開口部を有し、少なくとも、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋に形成される前記の通気孔構造部を外部に表出する形状からなるスリーブ状の厚紙から構成され、かつ、前記のスリーブ状の厚紙が、正面板と背面板と折り襞状の折り返し部を有するガセット部を形成する底面板とを備え、かつ、前記の正面板と前記の底面板と前記の背面板とが折線を介して順設され、かつ、前記の正面板と前記の底面板とが、その上端部および側端部で一部を互いに連結してなることを特徴とする。
また、上記の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器において、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋の外面と、前記のスリーブ状の厚紙の内面とが、互いに分離可能に非接着状態で密着していることを特徴とする。
また、上記の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器において、前記のスリーブ状の厚紙が、その折り襞状の折り返し部の対向する内面同士を接着層を介して閉塞してなることを特徴とする。
また、上記の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器において、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋が、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、かつ、蒸気抜きするための通気孔構造部として、上辺シール部から前記包装袋の内側に張り出し、前記包装袋の中心側を剥離角部とする張出部を有し、前記の張出部内に未接着部が設けられ、前記の未接着部内で少なくとも前記剥離角部の剥離予定位置より内側に切目もしくは切欠が形成されていることを特徴とする。
また、上記の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器において、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋が、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、かつ、蒸気抜きするための通気孔構造部として、耐熱性基材層とシーラント層の層間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層を、上方の端縁シール部の一部に前記の包装袋の内側から外側に向かって横断するように形成してなることを特徴とする。
また、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋において、底部から上部までの高さが、160mm以下であり、かつ、その高さと幅との長さの比率が1:0.7〜1:1.4であることを特徴とする。
また、本発明に係る自立性電子レンジ用包装体は、電子レンジにて加熱調理する食品を収納した前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋を前記のスリーブ状の厚紙に収納した状態で冷凍してなることを特徴とする。
本発明の自立性電子レンジ用包装容器を構成する電子レンジ用包装袋は、その袋の上部に通気孔構造部を有する構成を採ることにより、電子レンジで加熱する際に、包装袋内の蒸気を自動的に開口することが可能であるため、袋を加熱する前に予め鋏等により開封しておく作業が不要であるという利点を有する。
また、前記の電子レンジ用包装袋の形態が、扁平状であるため、スタンドパウチと比較して、均一に内容物に熱が伝導するため、熱効率が向上するという利点を有する。
更に、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋の形状は、高さが、160mm以下であり、かつ、高さ方向と幅方向の長さを所定の比率とすることにより、電子レンジ内のトレイ上に安定して起立させた状態で回転可能であるという利点を有する。
また、本発明の自立性電子レンジ用包装容器は、包装袋に内容物を収納した状態で、冷凍により電子レンジ用軟包装体自体が変形しても、前記の電子レンジ用軟包装体をスリーブ状の厚紙に収納することによって、安定して自立することが可能であるという利点を有する。
更に、前記のスリーブ状の厚紙が、その折り襞状の折り返し部の対向する内面同士を接着層を介して閉塞してなることによって、電子レンジ用軟包装体を平坦な状態に保持して冷凍でき、電子レンジで当該包装体を加熱する際、前記の折り襞状の折り返し部を容易に折り開いてガセット状にすることが可能であり、電子レンジのトレイ上で安定して包装体を加熱することができるという利点を有する。
また、本発明の自立性電子レンジ用包装容器を構成するスリーブ状の厚紙は、一部の端部が開放している開口部を有するため、包装袋を外装用包装箱に収納するより、冷凍効率に優れるという利点を有する。
また、本発明の自立性電子レンジ用包装容器を構成するスリーブ状の厚紙は、少なくとも、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋に形成される前記の通気孔構造部を外部に表出する形状からなるため、スリーブを包装袋に装着した状態のまま、電子レンジで加熱しても、加熱による蒸気を外部へ効率良く逃すことが可能であり、また、スリーブの底部がガセット形状であるため、起立を保持した状態で電子レンジにおいて加熱可能であるため、液状内容物を充填しても、電子レンジの過熱による吹き零れを防止できるという利点を有する。
更に、本発明の自立性電子レンジ用包装体は、電子レンジ用包装袋の外側をスリーブ状の厚紙で覆われて密着しているため、消費者が、誤って、電子レンジ用包装袋を平坦な状態に置いたり、通気孔構造部を下に向けて持ったり、転倒させたりすることを防止可能であり、ノッチ等により袋を開封後も、包装体を起立した状態で保持することが可能である。
また、本発明の自立性電子レンジ用包装体は、電子レンジ用包装袋の外側をスリーブ状の厚紙で覆われて密着しているため、加熱された電子レンジ用軟包装袋に直接に触れずにスリーブ状の厚紙の部分を持って、電子レンジから取り出すことができるので、手に火傷することを防止可能であり、また、通気孔構造部を誤って下向きにして取り出すことを防止できるので、内容物がこぼれることなく、安全に取り出し可能であるという利点を有する。
また、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋の外面と、前記のスリーブ状の厚紙の内面とが、互いに分離可能に非接着状態で密着しているため、廃棄する際、容易にスリーブと扁平状軟包装袋とを分離できるため、環境にもやさしい設計である。
本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。図1は本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋を収納するためのスリーブ状の厚紙を例示する展開平面図であり、図2は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋を示す平面図であり、図3は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に収納した状態の自立性電子レンジ用包装容器の正面図であり、図4は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に装着する工程概略図であり、図5は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に収納した状態で使用するための説明図である。
図1は本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋を収納するためのスリーブ状の厚紙20を例示する展開平面図である。
図1(a)に示すように、スリーブ状の厚紙20は、板紙などを打抜き機により加工されるものであり、L字形の正面板1、ガセット部Mを形成する底面板2、L字形の背面板3、及び短冊状の貼着板4がそれぞれ折線L1、L2、L3、L4を介して順設され、前記の背面板3の上端及び下端に折線L5、L6を介して貼着板5、及び貼着板6が延設されて構成される。
上記の折線L1、L2、L3を形成することによって、スリーブの底面板2のガセット部を開く際、安定して自立することができる。
そして、正面板1および背面板3のスリーブ状に組み立てた際、上部の対向する位置に夫々開封用切れ目線7aおよび7bを刻設してもよい。
このことによって、底面板2のガセット部を開く際、予め上部の開封用切れ目線7aおよび7bに沿って切り取ることにより、スリーブの厚紙20内に収納した軟包装袋の上部が開放され、スリーブの厚紙20自体が変形することなく、起立状態を保持できる。
また、図1(b)に示すように、スリーブ状の厚紙20は、L字形の正面板1、L字形の背面板3、及び短冊状の貼着板4がそれぞれ折線L4およびL7を介して順設され、前記の正面板1の下端に底面板2が延設され、前記の背面板3の上端にL5を介して貼着板5が延設され、前記の背面板3の下端に折線L9、L10を介して底面板2、及び貼着板6が延設されて構成されてもよい。
また、図1(c)に示すように、スリーブ状の厚紙20は、図1(a)に示す展開図と同様に、L字形の正面板1、ガセット部Mを形成する底面板2、L字形の背面板3、及び短冊状の貼着板4がそれぞれ折線L1、L2、L3、L4を介して順設され、前記の背面板3の上端及び下端に折線L5、L6を介して貼着板5、及び貼着板6が延設されて構成される。
更に、上記において、前記のスリーブ状の厚紙20が、底面板2の折り返し辺の内面側に接着層25を介して閉塞することができる。
上記の接着層としては、水性の糊剤、ホットメルト、コールドクルー、接着剤、粘着剤、ディレードタック接着剤等を使用することができる。上記の接着層の接着強度としては、手で容易に開封できる程度の接着強度であることが、前記の折り襞状の折り返し部を容易に折り開いてガセット状にすることができるので好ましい。
本発明に係るスリーブ状の厚紙20の構成材料としては、内容物を充填した電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´の包装体を収納した状態で起立保持することができる程度の剛性を有し、電子レンジからスリーブ状の厚紙20を手で持っても火傷しない程度の断熱性を有すれば、特に限定されず、例えば、模造紙、クレイコート紙、クラフト紙、板紙、合成紙等の各種の紙を使用することができる。
図2は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´を示す平面図である。
図2(a)に示すように、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋10は、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、前後の積層フィルム同士のシーラント層を内側にして対向するように重ね合わせ、内容物の充填口とする開口部を残して、端面部をヒートシールしてなる包装袋である。
そして、上記の電子レンジ用扁平状軟包装袋10は、蒸気抜きするための通気孔構造部として、上方の端縁シール部7から前記包装袋10の内側に張り出し、前記包装袋10の中心側を剥離角部8とする張出部9を有し、前記の張出部9内に未接着部11が設けられ、前記の未接着部11内で少なくとも前記剥離角部8の剥離予定位置より内側に切目12もしくは切欠が形成されるものである。
更に、上記において、包装袋の上方に開封用ノッチを設けてもよい。前記の開封用ノッチは、例えば、I字ノッチ、V字ノッチ等を用いることができる。
上記の電子レンジ用扁平状軟包装袋10は、内容物として、調理済或いは半調理済の固形食品、液体状食品を開口部より充填後、開口部をヒートシールにより密封して包装体を製造できるものであり、食品を包装袋に収納したままで電子レンジによる加熱調理が行え、加熱調理中に発生する蒸気を通気孔構造部から内部圧力によって自動開口して逃がすことができるため、包装体の破裂や変形を防止すると共に、加熱調理後に包装体を持ち誤り内容物を開口部方向へ移動させても、収納された食品の液状物が開口部から浸出することによる汚損等の惧れのないものであり、扁平状であるため、均一に電子レンジの熱がかかるものである。
まず、本発明においてシーラント層の熱接着樹脂層に用いる樹脂としては、一般に電子レンジで加熱又は加熱調理される食品包材として使用されているものを使用することができる。
具体的には、低密度ポリエチレンフィルム、超低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、エチレンー酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレンーアクリル酸共重合体フィルム、エチレンーメタクリル酸共重合体フィルム、エチレンーメチルアクリレート共重合体フィルム、エチレンーエチルアクリレート共重合体フィルム、エチレンーメチルメタクリレート共重合体フィルムまたはアイオノマーフィルム等を使用できる。シーラント層の厚みは20〜100μm、好ましくは40〜70μmである。
次に、耐熱性基材層としては、一般に電子レンジで加熱または加熱調理される冷凍食品やチルド食品用の包装材料として使用されているものであれば特に限定されず、この包装材料を用いて包装袋が作製された際には外側に配置されるように設けられる。
例えば、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ナイロンフィルム、シリカ蒸着延伸ナイロンフィルム、アルミナ蒸着延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールコート延伸ポリプロピレンフィルム、ナイロン6/メタキシレンジアミンナイロン6共押共延伸フィルム、ポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体共押共延伸フィルム等のうち、何れかのフィルムを使用することができる。
これらの耐熱性樹脂層は、融点が通常150℃以上であり、厚さは10μm〜50μmを使用することができる。
また、耐熱性基材層には、その上面側若しくは下面側に印刷層を形成することができる。印刷層は、従来公知のグラビア印刷方法等によって、内容表示または美感付与等の目的で設けられるものであり、必須の層ではなく、適宜必要に応じて設けられる。
さらに、本発明においては、前記のシーラント層と前記の耐熱性基材層の間に中間層を設けても良く、前記の中間層は前記のシーラント層と前記の耐熱性基材層だけでは包装袋としての機能を十分に果たすことができない場合等に設けられる。
前記の機能としては、気体遮断性、機械的強靭性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等であり、包装袋として要求されるこれらの最終的な機能を中間層に設けることで達成するものである。
該中間層として用いられる基材としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等のフィルムなどを用いることができる。
また、これら基材の一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することできる。
尚、上記基材の厚さとしては、包装体として要求される機能を満たすことができれば良いのであって、必要に応じて適宜選ぶことができる。
また、図2に示すように、実施形態において、切欠12は積層体14、2枚を貫通する円形状の貫通孔が図示されているが、特に限定されるものではなく、一方の積層体に切欠を形成してもよい。
また、切欠の形状は円形状のほか、半円形状、楕円形状、或いは三角形状に代表される多角形状であっても良く、また、切目の形状としてI字形状、U字形状、V字形状、Y字形状、半円形状など内部圧力の排出可能な形状を使用することができる。
また、前記の切込み12または切欠は、レーザー加工や打ち抜き等で形成することができる。
張出部9のシール幅としては、2mm〜5mm程度が、加熱による内圧でスムーズにシール剥離できるため好ましいものである。
張出部9のシール幅が2mm未満であると、シール強度が不安定となるので好ましくなく、5mmを超えると、加熱による内圧でスムーズにシール剥離しにくくなるので好ましくない。
これに対して、端部シール部7のシール幅としては、5mm〜20mm程度が、輸送や保管をするときに加わる圧力や衝撃によって破袋することがないため好ましいものである。
また、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋10´は、他の実施態様として、図2(b)に示すように、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、かつ、蒸気抜きするための通気孔構造部として、耐熱性基材層とシーラント層の層間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層22を、上辺シール部の一部に前記の包装袋の内側から外側に向かって横断するように形成してなるものである。
前記のシーラント層を内側にして対向する前後の胴部材を重ね合わせ、上部にシーラント層を外側にして折り返した短冊状の部材を挿入し、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層22を上部とし、当該樹脂層22を形成しない側を開口部24とし、開口部24を残して他の端縁部を熱接着してなる包装袋である。
更に、上記において、包装袋の上方に開封用ノッチ13を設けてもよい。前記の開封用ノッチは、例えば、I字ノッチ、V字ノッチ等を用いることができる。
次に、図2(b)に示す、電子レンジ用扁平状軟包装袋10´を構成する耐熱性基材層としては、一般に電子レンジで加熱または加熱調理される冷凍食品やチルド食品用の包装材料として使用されているものであれば特に限定されず、具体的には、上記の図2(a)の耐熱性基材層と同様の樹脂フィルムを用いることができる。
また、電子レンジ用扁平状軟包装袋10´を構成するシーラント層としては、一般に電子レンジで加熱又は加熱調理される食品包材として使用されている熱接着樹脂層に用いる樹脂を使用することができればよく、シール強度、90℃以上の温度で25N/15mm巾以下、常温で23N/15mm以上であれば、特に限定されない。
例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体またはアイオノマー等樹脂を使用できる。
シーラント層はこれらの樹脂を押出ラミネート法により形成しても良いし、予め、Tダイ法またはインフレーション法等により製膜したフィルムとして、基材フィルム層とドライラミネートあるいは押出ラミネート法等により積層しても良い。
シーラント層の厚さは、20μm〜100μm程度が好ましく、40μm〜70μmがより好ましい。
蒸気抜きするための通気孔構造部として、前記の樹脂層22を形成するシール部のシール強度が、前記のシール強度が90℃以上の温度で25N/15mm巾を超えると、シール後退がスムースに起きず、自動開封が速やかで確実に達成されない恐れがあり、破袋する場合もあるため好ましくない。また、シール後退の状態は特に規定されないが凝集破壊が好ましい。
また、常温で、23N/15mm以上のシール強度を有していることが、輸送や保管をするときに加わる圧力や衝撃によって剥離することなく使用できるため好ましい。
耐熱性基材層とシーラント層の層間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層22としては、低温時(0℃)および常温時(25℃)において十分なシール強度があり、電子レンジ加熱時(90℃以上)にシール強度が低く、速やかに剥離する性質を有する熱接着性樹脂層であれば特に限定されない。
具体的に、例えば、エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミド−硝化綿系樹脂、ポリアミド−硝化綿−ポリエチレンワックス系樹脂、ウレタン−ポリアミド−硝化綿系樹脂またはポリエチレンワックス−硝化綿系樹脂を含有する樹脂を挙げることができる。
このことによって、電子レンジで加熱した際に、樹脂層とシーラント層の一部の部分的な破壊を起こりやすくさせるという利点を有する。
樹脂層22 の形成は、従来公知の樹脂コーティング法を用いることができ、その厚さは、
1〜5μmであることが好ましい。
樹脂層22の厚さが1μm未満では、電子レンジで加熱した際に、樹脂層22とシーラント層16の破壊が起きにくいため好ましくない。
また、樹脂層22の厚さが5μmを越えると、樹脂層22のパターンによっては、得られたフィルム状の包装材料をロール状に巻いたときに、一部に盛り上がりが生じ、その部分の包装材料が伸びてしまうため好ましくない。
さらに、電子レンジ用扁平状軟包装袋10´には、前記の耐熱基材フィルム層と前記のシーラント層の間に必要に応じて、中間層を設けてもよく、前記の中間層としては、通常、前記の耐熱基材フィルム層と前記のシーラント層だけでは包装袋としての機能を十分に果たすことができない場合等に設けられる。中間層に用いる材料としては、図1に示す電子レンジ用扁平状軟包装袋を構成する積層フィルムと同様に、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等の機能性を付与する目的で同様のものを用いることができる。
次に、本発明において、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´を製袋する方法について説明すると、上記のような方法で製造した積層体を使用し、その内層のシーラント性樹脂層の面を対向させて、それを折り重ねるか、或いはその二枚を重ね合わせ、更にその周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設けて袋体を構成することができる。
そして、その製袋方法としては、上記の積層体を、その内層の面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして、本発明にかかる種々の形態の包装用袋を製造することができる。
その他、自立性包装袋(スタンディングパウチ、ガセットパウチ)等も製造することができる。
上記において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
本発明において、電子レンジ用包装袋の形状は、スリーブ状の厚紙に収納された状態で扁平状であれば特に限定されず、例えば、平底シ−ル型の袋形状に限定されず、ガセット型やスタンディンク型の袋形状であっても、折りひだ部を折り畳んだ状態で扁平状となる形状であれば好適に使用することができる。本発明にかかる電子レンジ用包装袋が、扁平状であることによって、電子レンジ内で、袋内の内容物を均一に加熱調理できるので好ましい。
また、電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´は、底部から上部までの高さが、160mm以下であることが、電子レンジ庫内のトレイにスリーブ内に収納した状態で出し入れしやすく、また、トレイの天井に、接触しないので転倒を防止できる点で好ましく、更に、高さが、140mm〜150mmの範囲内にあることがより好ましい。
また、電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´の高さと幅との長さの比率が1:0.7〜1:1.4であることが、電子レンジ庫内のトレイで、安定して起立させた状態で回転できるので好ましい。
また、図示はしないが、電子レンジ用扁平状軟包装袋10、10´の中には、固体状の内容物以外に液状の内容物を充填してもよく、例えば、カレー、スープ、醤油、ミートソ−ス、出し汁、具材入り味噌汁、香辛料、料理用酒類、果汁類、水等の各種の流動性食品、飲食品を充填包装し得るものである。
図3は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´をスリーブ状の厚紙20に収納した状態の自立性電子レンジ用包装容器100の正面図である。
図3(a)〜(d)に示すように、本発明に係るスリーブ状の厚紙20の側部の形状は、電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´の全体を被覆せず、一部の端部が開放している開口部を有し、少なくとも、前記の電子レンジ用扁平状軟包装体に形成される前記の通気孔構造部30を外部に表出する形状からなることが必要である。
本発明に係るスリーブ状の厚紙20の正面板、および背面板の具体的な形状としては、図3(a)、(d)に示すL字形、図3(b)に示すU字形、図3(c)に示す逆T字形等の形状とすることができる。
このことによって、前記の電子レンジ用扁平状軟包装体10aを断熱性のある厚紙から構成された外装用包装箱に収納して全体を被覆するより、冷凍効率に優れるという利点がある。
また、本発明の自立性電子レンジ用包装容器100を構成するスリーブ状の厚紙20は、少なくとも、前記の電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´に形成される前記の通気孔構造部30を外部に表出する形状からなるため、スリーブ状の厚紙20を包装体10a、10a´に装着した状態のまま、電子レンジで加熱しても、加熱による蒸気を外部へ効率良く逃すことが可能であるという点で優れる。
また、スリーブ状の厚紙20の開口部側に包装体10a、10a´に形成するノッチ13を設けることによって、電子レンジで加熱後、ノッチ30を起点として、スリーブ状の厚紙20を装着した状態で当該包装体10a、10a´を開封して、内容物を安全に取り出すことができるので好ましい。
なお、上記において、スリーブ状の厚紙20の形状としては、正面板、背面板のいずれか一方を図3(a)〜(d)に示す形状とし、他方を電子レンジ用扁平状軟包装袋よりサイズの大きい四角形としてもよい。このことによって、機械的強靭性、耐屈曲性を向上する点で好ましい。
自立性電子レンジ用包装容器100において、図3(a)〜(c)のスリーブ状の厚紙20は、底部のガセット部を内側に折り畳んで、その折り襞状の折り返し部の対向する内面同士を接着層を介して閉塞して構成される。
このことによって、流通過程で、嵩張ることがなく、また、収納する電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´を輸送中に外部からの衝撃等から保護することが可能である。
また、冷凍工程において、電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´の胴部面に、スリーブ状の厚紙20を構成する正面板1および背面板2の面全体が密着することにより、電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´の胴部に均一な圧がかかり、平坦な形状のまま冷凍できる。
このことによって、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100を電子レンジにより加熱する際、電子レンジ用扁平状軟包装体10a、10a´に均一な熱がかかるため、好ましいという利点がある。
図5(b)に示すように、自立性電子レンジ用包装容器100は、折り畳んでいるガセット部を開くことにより、起立して保持することができる。
図4は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋10をスリーブ状の厚紙20に装着する工程概略図である。
図4(a)は、図1(a)に示す展開図のスリーブ状厚紙20に、電子レンジ用扁平状軟包装体10aを装着して、図3(d)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製する工程を示す説明図である。
図4(a)に示すように、図1(a)に示すスリーブ状厚紙20の内面に電子レンジ用扁平状軟包装体10aをその通気孔構造部30を外部に表出するようにして重ね、次いで、スリーブ状厚紙20を構成する貼着板4、5及び6を内側に折り線L4、L5およびL6で折り返し、次いで、底部2の折線L2で、内側に折り返して、貼着板4、5及び6に形成した接着層を介して貼着された結果、図3(d)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製することができる。
図4(b)は、図1(b)に示す展開図のスリーブ状厚紙20に、電子レンジ用扁平状軟包装体10aを装着して、図3(d)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製する工程を示す説明図である。
図4(b)に示すように、図1(b)に示すスリーブ状厚紙20の内面に電子レンジ用扁平状軟包装体10aをその通気孔構造部30を外部に表出するようにして重ね、次いで、スリーブ状厚紙20を構成する貼着板4、5及び6を内側に折り線L4、L5およびL6で折り返し、次いで、折線L7で、内側に折り返して、貼着板4、5及び6に形成した接着層を介して貼着された結果、図3(d)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製することができる。
図4(c)は、図1(c)に示す展開図のスリーブ状厚紙20に、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´を装着して、図3(a)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製する工程を示す説明図である。
図4(c)に示すように、図1(c)に示すスリーブ状厚紙20の内面に電子レンジ用扁平状軟包装体10a´をその通気孔構造部30を外部に表出するようにして重ね、次いで、スリーブ状厚紙20を構成する底部2の折り襞状の折り返し部L2の対向する内面2同士を接着層25を介して貼着して閉塞し、次いで、スリーブ状厚紙20を構成する貼着板4、5及び6を内側に折り線L4、L5およびL6で折り返し、次いで、底部2の折線L2で、内側に折り返して、貼着板4、5及び6に形成した接着層25を介して貼着された結果、図3(a)に示す自立性電子レンジ用包装容器100を作製することができる。
図5は、本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装体10aをスリーブ状の厚紙20に収納した状態で使用するための説明図である。
図5(a)に示すように、図3(d)の形態の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100を起立させる際、スリーブ状厚紙20の上部に形成した切り取り線用ミシン目7aを手で切り取り、折り線をL2の部分を開き、折り線L1およびL3を折り曲げ、自立性電子レンジ用包装容器100を起立した状態で保持することができる。
このことによって、電子レンジで加熱しても、内容物が吹き零れることなく、また、電子レンジから自立性電子レンジ用包装容器100を取り出す際、電子レンジ用扁平状軟包装体10aの外部に前記のスリーブ状の厚紙20を装着しているため、断熱効果のあるスリーブ状の厚紙の部分を手で持って、電子レンジから安全に取り出すことができる。
また、図5(b)に示すように、図3(a)の形態の本発明に係る自立性電子レンジ用包装体100を起立させる際、底部のガセット部の内面の接着部分25を剥離して、折り線をL2の部分を開き、折り線L1およびL3を折り曲げ、自立性電子レンジ用包装容器100を起立した状態で保持することができる。
次に、実施例により本発明を更に詳述する。
〔電子レンジ用扁平状軟包装袋10の作製〕
まず、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(品名T4100、東洋紡製)の片面にウレタン樹脂系グラビア印刷インキにて所望の絵柄印刷を行った後、当該印刷面側に、更に、二液反応型ポリウレタン系ドライラミネート接着剤を用いて、塗布量、4g/m2で形成し、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(品名ON、ユニチカ製)をドライラミネーション法で貼り合せ、当該二軸延伸ナイロンフィルム面に二液反応型ポリウレタン系ドライラミネート接着剤を用いて、塗布量、4g/m2で形成し、厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルム(品名NEW−EXPARRT、DNPテクノフィルム製)をドライラミネーション法で貼り合せ、その結果、層構成、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層12μm/印刷層/ドライラミネート接着剤層4g/m2/二軸延伸ナイロンフィルム15μm/ドライラミネート接着剤層4g/m2/未延伸ポリプロピレンフィルム60μmを順次積層する積層フィルムを作製した。
次に、上記で作製した積層フィルムを用いて、縦150mm×横160mmの形状に裁断し、当該積層フィルムの前記の未延伸ポリプロピレンフィルム同士を内面となるようにして重ね合わせ、長辺の一方を開口部とし、残りの三方をシール幅が10mmで熱接着部を形成して袋状とすると共に、蒸気抜きするための通気孔構造部を袋の上方に形成して作製した。
〔通気孔構造部の形成〕
上記の通気孔構造部の設ける位置としては、長辺寄りの短辺側縁辺であり、一方の短辺の熱接着部に連接するように、コの字状に張り出したシール部(シール幅、3mm)を形成した。
更に、上記のコの字状に張り出しシール部で囲まれる未シール部には、長辺縁部から40mm、短辺側縁辺から15mmの位置を中心とする直径8mmの貫通穴を形成した。
〔電子レンジ用扁平状軟包装体10aの作製〕
上記で得られた三方シール袋に開口部から、レトルトカレー(180g/袋)を充填し、袋内をヒートシールして密封した。しかる後、120℃で40分レトルト殺菌処理を行い、電子レンジ用扁平状軟包装体10aを得た。
〔スリーブ状の厚紙20の作製〕
坪量310g/m2のカード紙を用い、図1(a)に示すようなスリーブ状の厚紙20を作製した。
上記のスリーブ状の厚紙は、正面板と、底板と、背面板とから構成され、それぞれ折線を介して順設されており、打ち抜き機で折り線を形成すると共に、下記の寸法となるように打ち抜いた。
正面板および背面板は、図3(a)に示すように、縦a、155mm×横b、165mmであり、縦c、103mm×横d、115mmの開口部を有するL字形状とした。
また、底板は、縦44mm×横90mmの短冊形状とし、縦の中央部に折罫を設けた。
〔自立性電子レンジ用包装容器100の作製〕
図4(c)に示すように、打ち抜かれた厚紙(ブランク)の貼着板に接着剤を塗布し、内面側に電子レンジ用扁平状軟包装袋10の通気孔構造部がスリーブ状の厚紙の開口部の位置になるようにして収納後、貼着板で貼り合わせて、図3(a)に示す形状の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100を作製した。
得られたスリーブ状の厚紙20に電子レンジ用扁平状軟包装体10aを収納した状態で、冷凍した包装体を700W出力の電子レンジ庫内のトレイ上に起立させ、7分間加熱した。
その結果、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100は、スリーブ状の厚紙20に開口部を有するため、電子レンジ用軟包装体10aの全部を紙箱に収納して密封する場合と比べて、冷凍効率に優れるものであった。
また、図5(a)に示すように、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100は、従来のスタンドパウチ型軟包装袋のように外形が変形したまま冷凍されると電子レンジのトレイ内で自立性が悪くなり、スタンドパウチ型軟包装袋がトレイ上で回転中に転倒するようなこともなく、電子レンジ用扁平状軟包装体10aが平坦な形状で冷凍されなくとも、電子レンジ用扁平状軟包装体10aをスリーブ状の厚紙20に収納した状態で、スリーブ状の厚紙20の上部を開封用切れ目線7aに沿って切り取り、ガセット部Mを開いて、安定して起立させることができた。
そして、自立性電子レンジ用包装容器100を電子レンジで加熱を開始して4〜5分後に、電子レンジ用扁平状軟包装体10aの張出部の剥離角部が剥離し、未接着部を経由して貫通孔から速やかに蒸気が抜け、起立させた状態で内容物のふきこぼれもなく、電子レンジの庫内やトレイ周囲に汚れ等はなかった。
また、電子レンジから取り出す際、電子レンジ用扁平状軟包装体10aを直接手で触れず、断熱効果を有するスリーブ状の厚紙20の部分を手で保持することができるため、火傷等の恐れがなく、安全に包装体を取り出すことができた。
また、スリーブ状の厚紙20を装着した状態で電子レンジ用扁平状軟包装体10aのノッチ13から開封して内容物を容易に袋内から取り出すことができた。
更に、実施例1に係る電子レンジ用扁平状軟包装体10aに内容物として、レトルトカレーの替わりに、具材入り味噌汁を充填後、密封し、実施例1に係るスリーブ状の厚紙を収納した結果も、上記と同様の効果が得られた。
〔電子レンジ用扁平状軟包装袋10´の作製〕
(ガセット部用積層フィルムの作製)まず、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(品名T4100、東洋紡製)の片面にウレタン樹脂系グラビア印刷インキにて所望の絵柄印刷を行った後、さらにその上に室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層(品名NWOP、ザ・インクテック製)を図3(b)に示すようなパターンで、上辺シール部の一部に前記の包装袋の内側から外側に向かって横断するように、厚さ3μmとなるようにパターンコートした。
当該印刷面側に、更に、二液反応型ポリウレタン系ドライラミネート接着剤を用いて、塗布量、4g/m2で形成し、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(品名ON、ユニチカ製)をドライラミネーション法で貼り合せ、当該二軸延伸ナイロンフィルム面に二液反応型ポリウレタン系ドライラミネート接着剤を用いて、塗布量、4g/m2で形成し、厚さ40μmの未延伸直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(品名SRWN、DNPテクノフィルム製)をドライラミネーション法で貼り合せ、その結果、層構成、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層12μm/印刷層/樹脂層3μm(部分コート)/ドライラミネート接着剤層4g/m2/二軸延伸ナイロンフィルム15μm/ドライラミネート接着剤層4g/m2/未延伸ポリプロピレンフィルム60μmを順次積層する積層フィルムを作製した。
(胴部材用積層フィルムの作製)
次に、樹脂層(品名NWOP、ザ・インクテック製)を形成しないこと以外は、上記の底部材と同様にして、層構成、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層12μm/印刷層/ドライラミネート接着剤層4g/m2/二軸延伸ナイロンフィルム15μm/ドライラミネート接着剤層4g/m2/未延伸ポリプロピレンフィルム60μmを順次積層する積層フィルムを作製した。
(スタンドパウチの作製)
次に、上記で作製した積層フィルムを用いて、胴部材として、縦150mm×横160mmの2枚の積層フィルムと、ガセット部材として縦90mm×横150mmの積層フィルムを1枚、裁断した。
そして、胴部材との前記の未延伸ポリプロピレンフィルム同士を内面となるようにして重ね合わせ、シール幅が10mmで側部をヒートシールしてシール部を形成し、ガセット部材を構成する未延伸ポリプロピレンフィルムを外側にして2つに折り畳んだ状態で挿入し、端部をヒートシールしてスタンドパウチ型の袋体とし、通気孔構造部30としての樹脂層の部分コートを底部材の片面に形成するスタンディングパウチを作製した。
〔電子レンジ用扁平状軟包装体10´aの作製〕
上記で得られた三方シール袋に開口部から、ミートソース(200g/袋)を充填し、袋内をヒートシールして密封した。しかる後、90℃で60分にボイル殺菌処理を行い、電子レンジ用扁平状軟包装体10´aを得た。
〔スリーブ状の厚紙の作製〕
坪量310g/m2のカード紙を用い、図1(c)に示すようなスリーブ状の厚紙20を作製した。
上記のスリーブ状の厚紙20は、正面板と、底板と、背面板とから構成され、それぞれ折線を介して順設されており、打ち抜き機で折り線を形成すると共に、下記の寸法となるように打ち抜いた。
正面板および背面板は、縦a、155mm×横b、165mmであり、縦c、103mm×横d、115mmの開口部を有するL字形状とした。
また、底板は、縦44mm×横90mmの短冊形状とし、縦の中央部に折罫を設けた。
更に、底材の折込部の一部に、接着層として、厚み40μmのポリエチレンフィルム(品名M−16P)をラミネートしたものを使用した。
〔自立性電子レンジ用包装容器100の作製〕
図4(a)に示すように、打ち抜かれた厚紙(ブランク)20の貼着板に接着剤を塗布し、内面側に電子レンジ用扁平状軟包装体10a´の通気孔構造部30(樹脂形成部)がスリーブ状の厚紙の開口部の位置になるようにして収納後、貼着板で貼り合わせて、図3(a)に示す形状の本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100を作製した。
得られたスリーブ状の厚紙20に電子レンジ用扁平状軟包装体10a´を収納した状態で、冷凍した包装体を700W出力の電子レンジ庫内のトレイ上に起立させ、7分間加熱した。
その結果、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100は、スリーブ状の厚紙20に開口部を有するため、電子レンジ用軟包装体10a´の全部を紙箱に収納して密封する場合と比べて、冷凍効率に優れるものであった。
また、本発明に係る自立性電子レンジ用包装容器100は、従来のスタンドパウチ型軟包装袋のように外形が変形したまま冷凍されると電子レンジのトレイ内で自立性が悪くなり、従来のスタンドパウチ型軟包装体がトレイ上で回転中に転倒するようなこともなく、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´が平坦な形状で冷凍されなくとも、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´をスリーブ状の厚紙20に収納した状態で安定して起立させることができた。
そして、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´を電子レンジで加熱を開始して3〜4分後に、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´の樹脂形成部が剥離して、速やかに蒸気が抜け、起立させた状態で内容物のふきこぼれもなく、電子レンジの庫内やトレイ周囲に汚れ等はなかった。
また、電子レンジから取り出す際、電子レンジ用扁平状軟包装体10a´を直接手で触れず、断熱効果を有するスリーブ状の厚紙20の部分を手で保持することができるため、火傷等の恐れがなく、安全に自立性電子レンジ用包装容器100を取り出すことができた。
また、スリーブ状の厚紙20を装着した状態で電子レンジ用扁平状軟包装体10a´のノッチ13から開封して内容物を容易に袋内から取り出すことができた。
更に、実施例2に係る電子レンジ用扁平状軟包装体10a´に内容物として、ミートソースの替わりに、カレールーを充填後、密封し、実施例2に係るスリーブ状の厚紙20を収納した結果も、上記と同様の効果が得られた。
本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋を収納するためのスリーブ状の厚紙を例示する展開平面図である。 本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋を示す平面図である。 本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に収納した状態の自立性電子レンジ用包装容器の正面図である。 本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に装着する工程概略図である。 本発明に係る電子レンジ用扁平状軟包装袋をスリーブ状の厚紙に収納した状態で起立させるための説明図である。
符号の説明
1 正面板
2 底面板
3 背面板
4 貼着板
5 貼着板
6 貼着板
7 端縁シール部
7a、7b 開封用切れ目線(ミシン目)
8 剥離角部
9 張出部
10、10´ 電子レンジ用扁平状軟包装袋
10a、10a´ 電子レンジ用扁平状軟包装体
11 未接着部
12 切目(貫通穴)
13 開封用ノッチ
14 積層フィルム
15 切欠き
20 スリーブ状の厚紙
22 樹脂層
23 胴部材
24 開口部
25 接着部分
30 通気孔構造部
100 自立性電子レンジ用包装容器
L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9、L10 折線
M ガセット部

Claims (7)

  1. 電子レンジの加熱により蒸気抜きするための通気孔構造部を上方に有する電子レンジ用扁平状軟包装袋と、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋を収納するためのもので、一部の端部に開口部を有し、少なくとも、前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋に形成される前記の通気孔構造部を外部に表出する形状からなるスリーブ状の厚紙から構成され、
    かつ、前記のスリーブ状の厚紙が、正面板と背面板と折り襞状の折り返し部を有するガセット部を形成する底面板とを備え、かつ、前記の正面板と前記の底面板と前記の背面板とが折線を介して順設され、かつ、前記の正面板と前記の底面板とが、その上端部および側端部で一部を互いに連結してなることを特徴とする自立性電子レンジ用包装容器。
  2. 前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋の外面と、前記のスリーブ状の厚紙の内面とが、互いに分離可能に非接着状態で密着していることを特徴とする請求項1記載の自立性電子レンジ用包装容器。
  3. 前記のスリーブ状の厚紙が、その折り襞状の折り返し部の対向する内面同士を接着層を介して閉塞してなることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の自立性電子レンジ用包装容器。
  4. 前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋が、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、
    かつ、蒸気抜きするための通気孔構造部として、上方の端縁シール部から前記包装袋の内側に張り出し、前記包装袋の中心側を剥離角部とする張出部を有し、前記の張出部内に未接着部が設けられ、前記の未接着部内で少なくとも前記剥離角部の剥離予定位置より内側に切目もしくは切欠が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自立性電子レンジ用包装容器。
  5. 前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋が、耐熱性基材層とシーラント層とを積層する積層フィルムから構成され、
    かつ、蒸気抜きするための通気孔構造部として、耐熱性基材層とシーラント層の層間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層を、上辺シール部の一部に前記の包装袋の内側から外側に向かって横断するように形成してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自立性電子レンジ用包装容器。
  6. 前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋において、底部から上部までの高さが、160mm以下であり、かつ、その高さと幅との長さの比率が1:0.7〜1:1.4であることを特徴とする請求項1〜5に記載の自立性電子レンジ用包装容器。
  7. 電子レンジにて加熱調理する食品を収納した前記の電子レンジ用扁平状軟包装袋を前記のスリーブ状の厚紙に収納した状態で、請求項1〜6に記載の自立性電子レンジ用包装容器を冷凍してなることを特徴とする自立性電子レンジ用包装体。
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