JP2001199481A - 圧力逃げを備える包装体及びその製造方法 - Google Patents

圧力逃げを備える包装体及びその製造方法

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JP2001199481A JP2000044834A JP2000044834A JP2001199481A JP 2001199481 A JP2001199481 A JP 2001199481A JP 2000044834 A JP2000044834 A JP 2000044834A JP 2000044834 A JP2000044834 A JP 2000044834A JP 2001199481 A JP2001199481 A JP 2001199481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧力逃げを備える包装体及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】バッグ(1)は、前面パネル及び背面パネ
ルを形成する、四角形或いは矩形状のマルチプライ・プ
ラスチックフィルムからなる。各パネルの側端部(1
2)及び底端部(6)は互いにシールされる。このバッ
グは、さらに、シールされた底部にて、加熱の間に流動
体のバッグの収納領域からの逃げを許容する逃がし通路
(2)を備える。この逃がし通路は、前面パネルと背面
パネルとの間に提供され、前面パネル及び背面パネルの
少なくとも一方を構成するマルチプライ・プラスチック
フィルムの最も内側のプライ(4)の一部の領域(5)
が、シールされた底部における最内プライを構成する残
りの領域の素材に比べヒートシール適性が低いか又はこ
れを有しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力逃げを備える
包装体及びその製造方法に関し、より詳細には、それに
限定されるものではないが、電磁波を用いる調理に適用
可能な包装体に関する。
【従来の技術】調理用に適する包装体は、公知である。
これには、内部に含まれる食品を電子レンジ内で調理す
ることができるように適用されるものが含まれる。上記
の包装体内の食品を調理する間、食品の調理による乾燥
を防止するため、ある程度の水分(湿度)を維持するの
が望ましい。食品調理の間に包装体内に水分が存在する
ことは、食品の水分を保持し、これをより美味しく保
つ。
【発明が解決しようとする課題】一般的な形態の電子レ
ンジ用包装体は、プラスチック製のフィルム材から作ら
れ、その開口部を介して食品を収めることができる。水
又は他の液体を封入物に与えた後、包装体を通常通りに
シールして内容物をその内部に含め、電子レンジ内に配
置することができる。加熱時には、包装体内部の圧力が
加熱により増大するのが分かる。この圧力の増大は、包
装体が破裂して、内容物がこぼれる結果となりうるもの
である。破裂後に調理を続けると、食品を調理乾燥させ
てしまうことになる。食品をよく封じ込める一方で、過
大な圧力に対処する通気孔を備えるバッグもある。例え
ば米国特許第4874620号に開示されるように、電
子レンジによる調理の間に、流動体が収納領域から逃げ
ることのできる包装体が提供されている。本発明は、圧
力逃げを備える包装体及びその製造方法を提供して、上
記の欠点を克服し又は、少なくとも一般消費者に対し、
便利な選択を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、第1
の形態では、食品内容物を加熱するための収納領域を形
成するバッグである。本バッグは、側端部、開口端部及
び底端部をそれぞれ有する前面パネルと背面パネルとを
形成するマルチプライ・プラスチックフィルムから形成
される。前記各パネルの側端部はシールされ、また、前
記各パネルの底端部は互いに実質的にシールされて、開
口端部から底端部への長手方向に対して略横向きの、本
バッグのシールされた底部が形成される。本バッグは、
さらに、前記シールされた底部において、食品内容物の
加熱の間にバッグの収納領域からの流動体の逃げを許容
する逃がし通路を含んで構成される。この通路は、前記
前面パネル及び背面パネルのうち少なくとも一方を構成
する前記マルチプライ・プラスチックフィルムの最も内
側のプライの一部の領域が前記シールされた底部におけ
る最内プライを構成する残りの領域の素材に比べヒート
シール適性が低いか又はこれを有しない、前記前面パネ
ルと前記背面パネルとの間に提供される。前記最内プラ
イの領域は、前記最内プライの残りの領域とは異なる素
材であるのが好ましい。前記領域を構成する前記異なる
素材は、前記前面パネル及び背面パネルのうち一方の開
口端部から底端部まで延伸するのが好ましい。前記前面
パネル及び背面パネルのうち一方の前記最内プライが
(開口部から底部へ)長手方向に延伸する3つのストリ
ップを含んで構成され、これら3つのストリップのうち
中間のものが前記異なる素材からなるのが好ましい。前
記ストリップは、互いに隣接して並置されるのが好まし
い。前記中間のストリップは、前記3つのストリップの
うち他のいずれのものよりも、(長手方向に対する横向
きの)幅が小さいのが好ましい。前記中間のストリップ
は、配向ポリプロピレンからなるのが好ましい。前記3
つのストリップのうち前記他のものは、キャストポリプ
ロピレンからなるのが好ましい。前記底部のシールはヒ
ートシール工程により生成されて、前記前面パネル及び
背面パネルを、前記底部にて、逃がし通路が形成される
前記領域を除き、互いにシールするのが好ましい。前記
ヒートシールは、前記前面パネル及び背面パネルの最も
内側のプライのうち重なり合う層を、前記領域が前記配
向ポリプロピレンにより形成される箇所を除き、互いに
シールするのに充分な温度及び/又は停止時間で、前記
底部にて前記バッグの幅全体に渡り適用されるのが好ま
しい。前記底部の前記シール温度は、略130[℃]で
あるのが好ましい。前記前面パネル及び背面パネルは、
縦に折り重ねられて前記バッグの前記側部を形成する、
前記マルチプライフィルムからなる矩形状シートにより
提供され、前記矩形状シートの2つの対向する端部が互
いにヒートシールされるのが好ましい。フィルム材から
なる少なくとも1つの他のプライが、前記最も内側のプ
ライの外側に提供されるのが好ましい。前記少なくとも
1つの他のプライは、前記最内プライにシールされるの
が好ましい。前記少なくとも1つの他のプライは、前記
最内プライにラミネートされるのが好ましい。前記少な
くとも1つの他のプライは、前記最内プライとともに同
時押出しされるのが好ましい。前記少なくとも1つの他
のプライは、1枚の矩形状フィルムからなるのが好まし
い。前記少なくとも1つの他のプライは、配向ポリプロ
ピレンからなるのが好ましい。前記底部シールが生成さ
れる前記シール温度は、180[℃]より低いのが好ま
しい。前記底端部又は開口端部は、前記中間のストリッ
プの、前記ストリップのうち他のものとの接合部の一方
にて、ノッチを備えるのが好ましい。前記ノッチは、両
方のパネルの前記接合部におよそ沿う開封の開始を可能
とするのに充分なサイズであるのが好ましい。前記バッ
グは、シールされていない開口領域を有するのが好まし
い。前記バッグは、シール可能な開口領域を有するのが
好ましい。前記シール可能な開口領域は、再閉可能なプ
ロファイルストリップにより提供されるのが好ましい。
または、前記バッグは、シールされた開口部と、その収
納領域内に提供された食品内容物と、を備える。本発明
は、第2の形態では、マルチプライフィルム材からな
る、重なり合う前面パネル及び背面パネルにより形成さ
れるバッグの端部シール部を介する逃がし通路を提供す
る方法である。この方法は、前記前面パネル及び背面パ
ネルのうち、前記端部シール部が提供される少なくとも
1つの重なり合う端部全体を、前記逃がし通路が形成さ
れる領域を除き、前記前面パネルと前記背面パネルとを
互いにシールする温度及び停止時間でヒートシールする
ことを含んで構成される。前記逃がし通路が形成される
領域では、前記前面パネル及び背面パネルの重なり合う
面の一方又は両方に、前記重なり合う面を構成する残り
の領域の素材よりヒートシール適性がないか又は低い素
材が設けられる。前記少なくとも1つの端部の前記ヒー
トシールは、バッグ成形装置のヒートシールジョーの間
にて、前記領域のヒートシール温度より低い温度で達成
されるのが好ましい。前記領域の素材は配向ポリプロピ
レンであり、前記残りの領域の素材はキャストポリプロ
ピレンからなり、前記ヒートシール温度は略120
[℃]であるのが好ましい。本発明は、別の形態では、
シールされた底端部、開口端部及び側端部を有するバッ
グを形成する前面パネル及び背面パネルを形成するため
のシート状のフィルム材である。このフィルム材は、少
なくとも2つの重なり合う一体に接合されたプラスチッ
ク製のプライからなるアセンブリであり、前記プライの
うち、前記前面パネル又は背面パネルの内向きに面する
表面に配置される最も外側のプライの一部は、この最外
プライの残りのものとは異なる素材からなる少なくとも
1つのパネルと結合する。前記異なる素材は、ヒートシ
ール適性がないか又は低く、このシートから形成される
バッグの底部シール部に配置されるように位置する。前
記シートは、矩形状のシート状素材であるのが好まし
い。前記異なる素材のパネルは、前記最外プライの残部
と並置され、シートの一端から対向する端部まで延伸す
るのが好ましい。前記異なる素材のパネルは、1つ設け
られるのが好ましい。前記異なる素材は配向ポリプロピ
レンであり、前記最外プライの残部を構成する素材はキ
ャストポリプロピレンであるのが好ましい。前記最外プ
ライと同じサイズの1つの他のプライを有して、前記ア
センブリを形成するのが好ましい。前記少なくとも1つ
のパネルは、このシート状素材から前記バッグを形成す
るに際し採用される加工方向に平行な、そのパネルの方
向に延伸された縦方向ストリップであるのが好ましい。
本発明は、別の形態では、逃がし通路を備えるバッグを
製造する方法である。この方法は、少なくとも2つの重
なり合うプライからなり、1つのプライが並行して縦方
向に延伸する少なくとも3つのパネルからなり、これら
少なくとも3つのパネルのうち少なくとも1つの中間の
ものが、該少なくとも3つのパネルのうち他のものに比
べヒートシール適性が低いか又はこれを有しない素材か
らなる矩形状のシート状マルチプライアセンブリを、長
手方向に進めることと、前記矩形状シートの長手方向の
端部を、前記少なくとも3つのパネルの側が内側になる
ように寄せて、前記矩形状シートをチューブ状に形成す
ることと、前記長手方向の端部を互いにシールすること
と、前面パネル及び背面パネルを形成するように、前記
チューブを平坦に折り曲げることと、前記チューブの
(長手方向に対する略横向きの)先端部を、少なくとも
1つの中間のプライにて前記2つのパネルの間に形成さ
れる前記バッグの逃がし通路が提供される少なくとも一
部の領域を除き、この先端部におけるこのチューブの横
方向の幅略全体に渡りシールされた底部を形成可能な所
定の温度及び停止時間でヒートシールすることと、前記
底部シール部からバッグの長さの位置でチューブから個
々のバッグを分離することと、を含んで構成される。前
記少なくとも1つの中間のパネルは配向ポリプロピレン
であり、前記少なくとも3つのパネルのうち前記他のも
のはキャストポリプロピレンであり、前記ヒートシール
温度は130〜180[℃]の範囲内であるのが好まし
い。前記ヒートシール温度は、略130[℃]であるの
が好ましい。前記個々のバッグの前記分離にて、同時に
チューブの先端部をヒートシールするのが好ましい。前
記個々のバッグの前記分離前に前記バッグに食品内容物
が収められ、続く分離では、バッグをヒートシールして
分離するのが好ましい。別の形態では、本発明は、上記
の方法に基づきバッグを製造し又は上記のバッグを構成
するためのプラスチック製のフィルム材からなるマルチ
プライシートである。本発明は、概して、本願明細書に
て個別的に又は集合的に言及され又は開示される構成部
分、構成要素及び特徴にあるものであり、前記構成部
分、構成要素及び特徴のいずれの2以上のいかなる或い
は全ての組合せにあるものでもあり、本発明と関連する
本技術分野における公知の均等物を備える特定の完全体
がここに開示される。このような公知の均等物は、個々
に説明されるようにしてここに組み入れられる。本発明
は以上の説明にあり、また、以下に示される実施例構成
を達成する。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を、添付の図面を参照して説明する。好ましい形態
では、本発明はバッグ1であり、チューブ状のフィルム
材から形成されるのが最も好ましい。フィルム材は、マ
ルチプライアセンブリからなるのが好ましく、図1,
2,3及び4を参照すると、このマルチプライアセンブ
リの複数の構造が示される。図5を参照すると、バッグ
1は、開口端部10、底端部11及び側端部12を有す
る。バッグが、例えばシート状のフィルム材から、その
長手方向の端部を寄せてチューブ状にされたチューブ材
から形成される好ましい形態では、このバッグは、前面
パネルと背面パネルとを備える。前面及び背面パネルは
側端部12においてシールされた側部を有し、これらシ
ールされた側部は、フィルム材をチューブ状に折り曲げ
て形成することができ、また、分離したシート材をこれ
らの側端部にてヒートシールすることにより形成するこ
ともできる。最も好ましい形態では、本発明に係るバッ
グは、平坦なシート状のフィルム材の長手方向の端部を
寄せることにより形成されるチューブから形成される。
この構成では、チューブは、図8に示されるように形成
され、長手方向の端部8,9に沿ってヒートシールされ
てチューブのシール部7を形成するのが好ましい。シー
ト材のマルチプライアセンブリから形成される本発明に
係るバッグは、2つのパネルの間にて、少なくとも底端
部及び側端部と、(好ましくは)シールされているか又
はシール可能な開口端部との間に形成される収納領域に
食品を入れ、電子レンジ内で調理することができるよう
に設計される。このような調理では、かなりの程度にま
で加熱されるのがしばしばであるため、バッグの収納領
域内の空気が膨張する。従って、開口端部がヒートシー
ルされることにより、または、例えば開口端部の再閉可
能なジッパー要素シールによりバッグが完全にシールさ
れている場合には、バッグは、そのような圧力を逃がす
ことのできる部分を備えるのが好ましい。本発明に係る
バッグは、前面パネル及び背面パネルの少なくとも底部
のヒートシール部(このようなヒートシール部は、両方
の端部がヒートシールされる場合には、バッグの向きに
応じて上部シール部でもある)にて、このような逃がし
部2を備える。逃がし部2は、前面パネルと背面パネル
との間にて、底部シール部6に提供される通路である。
好ましい形態では、このような通路は1つのみ提供され
るが、本発明は、底部シール部に提供される1又は複数
の逃がし通路を含んでもよい。底部のシールはヒートシ
ールであり、チューブからのバッグの製造時に1ステッ
プの加熱処理で提供されるのが好ましいので、逃がし部
2における素材を選択して、逃がし通路を底部のヒート
シール部に提供することができる。図示のように、本発
明に係るバッグのマルチプライアセンブリは、少なくと
も2つのプライからなる。最も内側のプライは、少なく
とも3つのパネル4,4,5から構成される。この最内
プライは、チューブ状の素材からバッグを形成するに当
たり、接触せしめられる。最も好ましい形態では、チュ
ーブ材は、長手方向のヒートシール端部7にてシールさ
れた内側のプライ部分を有する。マルチプライアセンブ
リの内プライを構成する少なくとも3つのパネルは、隣
接するパネル4の間の中間パネル5により、逃がし通路
2を提供する。最も好ましい形態に示されるように、こ
の中間パネル5は逃がし通路2に提供され、バッグの略
長手方向(開口部から底部)に延伸するのが好ましい。
中間パネル5の両側には、内プライを構成する他のパネ
ル4が配置される。平坦な状態にあるマルチプライアセ
ンブリは、その端部8,9にて、内プライを構成するパ
ネル4の素材がヒートシール可能な性質を有し、ヒート
シールストリップ7を形成可能とするものである。中間
パネル5は、内プライを構成する他のパネル4をヒート
シールすることのできる条件でヒートシール適性が低い
か又はこれを有しない素材からなる。ヒートシールをし
てバッグの底部6を形成するに際し、内プライのパネル
4の重なり合う部分が互いにヒートシールされ、しっか
りとした、開口することのできない底部シールが形成さ
れる。前面パネルと背面パネルとの間にてパネル4がパ
ネル5に、又はパネル5が同様のパネル5にオーバラッ
プする部分は、重なるプライを互いにシールするヒート
シール条件になく(又はこれが低くく)、ヒートシール
を形成しない(または、底部シール部の他の部分と比
べ、少なくとも脆弱なヒートシールを形成する)。パネ
ル4のオーバラップ部をシールする条件は、パネル4の
オーバラップ部をヒートシールするための温度及び/又
は停止時間が、パネル5が提供された底部の均等に強い
又は何らかのヒートシールを形成するのに不充分なもの
としてよい。この停止時間の選択は、通常は、本発明に
係るバッグを形成するのに用いられる製袋装置の速さに
係る因子である。キャストポリプロピレン(CPP)材
は、略130[℃]以上で互いにヒートシールすること
ができる。一方、180[℃]未満では、配向ポリプロ
ピレン(OPP)材は、それ自体に及びCPP材にシー
ルされない。そのような温度への変化は、使用される素
材が異なる特質を有する場合に適用される。素材の選択
及びヒートシール温度の選択に係る重要性は、底部シー
ル部の2つのパネルの内向きの面における2つの素材の
ヒートシール性の違いに関連する。選択されたシール温
度は、前面パネルと背面パネルとの間にて、底部シール
部の大部分に、バッグ内部の通常の圧力下では破損しな
いシールを提供する必要がある。一方、底部シール部に
て中間パネルが提供されたシール部分は、バッグ内部の
圧力が大気圧を超えるレベルに達したときに破損する。
従って、ここに示される本発明の形態では、底部シール
部のヒートシールは、パネル4を構成するCPP材を互
いにシールするのに適したいかなる温度でも行うことが
できる。前面パネルと背面パネルとを構成する2つのパ
ネル材5(OPP)が重なり合う図9に示される他の構
成では、底部シール部6を形成するに際し、シールをす
る温度をヒートシール温度(好ましくは180[℃])
より低くして、重なり合うOPP材のパネルが互いにシ
ールされるのを回避する。底部シール部の逃がし通路2
では、前面パネル及び背面パネルは、ヒートシール適性
が低いか又はこれを有しないものであるが、ある程度の
粘着力を有し、圧力がないか又はごく僅かな圧力状態で
逃がし通路の限定的なシールを提供する。この包装体の
内容物が加熱されると、内部の空気は、包装体が好まし
くない破裂に至る前に逃がし通路が開口し、膨張した流
動体の包装体収納領域からの逃げを可能とする程度ま
で、膨張する。このヒートシールは、バッグを構成する
パネルの両側にヒートシールバーを設ける公知の技術に
より達成することができ、これにより、これらのパネル
は適切な箇所で互いにシールされる。本発明に係るバッ
グは、開口部がシールされていない形態で提供すること
ができ、食品その他の内容物を収納領域内に配置して行
うバッグの使用を可能とする。そして、バッグを折り曲
げて実質的にシールされた開口部を形成し、収納領域を
シールすることができる。または、前面パネルと背面パ
ネルとに提供される再閉可能なプロファイルストリップ
・アタッチメント等の開口可能な閉じ手段を開口部に設
け、これにより、この開口部を所望時に閉じることがで
きる。バッグが内容物を既に含んだ状態で、また、開口
端部及び底端部の両方が完全にシールされた状態で提供
される本発明の形態では、バッグは、中間パネル5が他
のパネル4に接する箇所に形成されるラインに沿った前
面パネル及び背面パネルの開封により、適宜開くことが
できる。このラインは、図1,2,3及び9に示される
ような形態の弱み線であり、バッグの長手方向に渡り比
較的直線状のラインで開封可能とし、バッグの内容物領
域への接触をユーザに行わせることができる。ノッチ1
5は、バッグの開口端部或いは底端部のいずれかに提供
され、パネル5のパネル4との接合部のラインの一方に
沿った前面パネル及び背面パネルの開封の開始に役立つ
のが好ましい。本発明に係るバッグのマルチレイヤアセ
ンブリは、ラミネーションにより提供されるのが好まし
い。パネル4及び5の内層に対し外側の少なくとも1つ
の層は、OPP等のプラスチック製のフィルム材からな
るのが好ましい。または、マルチレイヤアセンブリは同
時押出しにより提供されてもよく、また、パネル5は、
パネル5を形成する別のストリップ材を提供することと
は別に、内層の一部として結合されるように提供されて
もよい。パネル5を形成する領域の性質や特性を変化さ
せる内側のパネル4の処理が可能である。本発明では、
底部シール部に提供される複数の逃がし通路があってよ
く、さらに、逃がし通路は、本発明に係るバッグの底部
シール部及び上部シール部の一方又はこれらの両方に提
供されてもよい。特に、収納領域が既に食品を含んだ状
態で本発明に係るバッグを販売する場合には、そのよう
な2つの端部の逃がし用設備を容易に提供することがで
きる。電子レンジによる調理と違い、従来のオーブンの
場合には、熱はバッグ表面を通過して食品内容物に伝わ
る。従来のオーブンによる調理が採用される場合に本発
明に係るバッグに使用される素材は、電子レンジによる
調理の場合に使用されるものより高い温度に耐えうる必
要がある。内層の中間パネルに適する素材としては、例
えば、セロファン又はPET(ポリエステル)がある。
これらの素材は、通常ではヒートシールすることができ
ない。内層を構成する2つの外側のパネルは、セロファ
ン又はPETをポリエチレン又はポリプロピレン等のヒ
ートシール可能な素材で被覆することによりヒートシー
ル可能とすることができる。外層のための代替には、ア
ルミニウム箔、クラフト紙又は紙が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネル4,5から構成される内側のプライと、
その外側の1つのプライ3とを示す、本発明に係るバッ
グを形成するためのチューブの一例の透視分解図
【図2】パネル4とは異なる素材からなる2つのパネル
5が内側のプライに提供される、図1に示される配置の
他の例を示す図
【図3】提供される異なる素材を示すべく分解した配置
で示された、本発明に係るチューブ及びバッグを形成す
るシート材の断面図
【図4】本発明に係るシート材からなるプライの他の構
成を示す図
【図5】本発明に係る平坦な状態のバッグの平面図
【図6】本発明に係るチューブ及びバッグを形成するシ
ート材の一部の平面図
【図7】本発明に係るバッグを形成するシート材がどの
ようにロール形態で提供されるかを示す透視図
【図8】図6及び7に示されるシート材から本発明に係
るバッグを製造する方法の一例を示す図
【図9】本発明に係るバッグの形成のため、シート材の
好ましい一形態から形成されたチューブの断面図である
【符号の説明】
1 バッグ 2 逃がし部 4 パネル 5 パネル(中間パネル) 6 底部シール部 7 シール部 10 開口端部 11 底端部 12 側端部 15 ノッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA08 BA05 BA07 BA17 BA26 BA30 BA55 BB03 BC18 EA30 GA02 HD10 HE02 HM01 HN06 HP01 3E067 AB01 BA12A BA31A BB14A BB16A CA24 EA06 EB07 EC25 EE48 GB05 3E075 BA42 DD13 DD32 DD44 DD46 GA04

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品のための収納領域を形成するバッグで
    あって、 側端部、開口端部及び底端部をそれぞれ有する前面パネ
    ルと背面パネルとを形成するマルチプライ・プラスチッ
    クフィルムからなり、 前記各パネルの側端部はシールされ、 前記各パネルの底端部は互いに実質的にヒートシールさ
    れて、開口端部から底端部への長手方向に対し略横向き
    のバッグのシールされた底部を形成し、 前記シールされた底部にて、加熱の間に前記バッグの収
    納領域からの流動体の逃げを許容する逃がし通路を含ん
    で構成され、 この逃がし通路は、前記前面パネル及び背面パネルのう
    ち少なくとも一方を構成する前記マルチプライ・プラス
    チックフィルムの最も内側のプライの一部の領域が前記
    シールされた底部における最内プライを構成する残りの
    領域の素材に比べヒートシール適性が低いか又はこれを
    有しない、前記前面パネルと前記背面パネルとの間に提
    供されることを特徴とするバッグ。
  2. 【請求項2】前記最内プライの領域は、前記最内プライ
    の残りの領域とは異なる素材からなることを特徴とする
    請求項1記載のバッグ。
  3. 【請求項3】前記領域を構成する前記異なる素材は、前
    記前面パネル及び背面パネルのうち一方の開口端部から
    底端部まで延伸することを特徴とする請求項2記載のバ
    ッグ。
  4. 【請求項4】前記前面パネル及び背面パネルのうち一方
    を構成する前記最内プライが、開口部から底部へ長手方
    向に延伸する3つのストリップを含んで構成され、これ
    ら3つのストリップのうち中間のものが前記異なる素材
    からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載のバッグ。
  5. 【請求項5】前記ストリップは、互いに隣接して並置さ
    れることを特徴とする請求項4記載のバッグ。
  6. 【請求項6】前記中間のストリップは、前記3つのスト
    リップのうち他のいずれのものよりも、長手方向に対す
    る横向きの幅が小さいことを特徴とする請求項4又は5
    記載のバッグ。
  7. 【請求項7】前記中間のストリップは、配向ポリプロピ
    レンからなることを特徴とする請求項4〜6のいずれか
    1つに記載のバッグ。
  8. 【請求項8】前記3つのストリップのうち前記他のもの
    は、キャストポリプロピレンからなることを特徴とする
    請求項4〜7のいずれか1つに記載のバッグ。
  9. 【請求項9】前記底部のシールはヒートシール工程によ
    り生成されて、前記前面パネル及び背面パネルを、前記
    底部にて、逃がし通路が形成される前記領域を除き、互
    いにシールすることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か1つに記載のバッグ。
  10. 【請求項10】前記ヒートシールは、前記前面パネル及
    び背面パネルの最も内側のプライのうち重なり合う層
    を、前記領域が前記配向ポリプロピレンにより形成され
    る箇所を除き、互いにシールするのに充分な温度及び/
    又は停止時間で、前記底部にて前記バッグの幅全体に渡
    り適用されることを特徴とする請求項9記載のバッグ。
  11. 【請求項11】前記底部の前記シール温度は、略130
    ℃であることを特徴とする請求項10記載のバッグ。
  12. 【請求項12】前記前面パネル及び背面パネルは、縦に
    折り重ねられて前記バッグの前記シールされた側部を形
    成する、前記マルチプライフィルムからなる矩形状シー
    トにより提供され、前記矩形状シートの2つの対向する
    端部が開口端部から底端部まで互いにヒートシールされ
    ていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つ
    に記載のバッグ。
  13. 【請求項13】フィルム材からなる少なくとも1つの他
    のプライが、前記最も内側のプライの外側に提供される
    ことを特徴とする請求項1〜12記載のバッグ。
  14. 【請求項14】前記少なくとも1つの他のプライは、前
    記最内プライにシールされることを特徴とする請求項1
    2記載のバッグ。
  15. 【請求項15】前記少なくとも1つの他のプライは、前
    記最内プライにラミネートされることを特徴とする請求
    項13又は14記載のバッグ。
  16. 【請求項16】前記少なくとも1つの他のプライは、前
    記最内プライとともに同時押出しされることを特徴とす
    る請求項13又は14記載のバッグ。
  17. 【請求項17】前記少なくとも1つの他のプライは、1
    枚の矩形状フィルムからなることを特徴とする請求項1
    3〜16のいずれか1つに記載のバッグ。
  18. 【請求項18】前記少なくとも1つの他のプライは、配
    向ポリプロピレンからなることを特徴とする請求項13
    〜17のいずれか1つに記載のバッグ。
  19. 【請求項19】前記底部シールが生成される前記シール
    温度は、180℃より低いことを特徴とする請求項1〜
    18のいずれか1つに記載のバッグ。
  20. 【請求項20】前記底端部又は開口端部は、前記中間の
    ストリップの、前記ストリップのうち他のものとの接合
    部の一方にて、ノッチを備えることを特徴とする請求項
    4〜19のいずれか1つに記載のバッグ。
  21. 【請求項21】前記ノッチは、両方のパネルの前記接合
    部におよそ沿う開封の開始を可能とするのに充分なサイ
    ズであることを特徴とする請求項20記載のバッグ。
  22. 【請求項22】前記バッグは、シールされていない開口
    領域を有することを特徴とする請求項1〜21のいずれ
    か1つに記載のバッグ。
  23. 【請求項23】前記バッグは、シール可能な開口領域を
    有することを特徴とする請求項1〜22のいずれか1つ
    に記載のバッグ。
  24. 【請求項24】前記シール可能な開口領域は、再閉可能
    なプロファイルストリップにより提供されることを特徴
    とする請求項1〜23のいずれか1つに記載のバッグ。
  25. 【請求項25】前記バッグは、シールされた開口部と、
    その収納領域内に提供された食品内容物と、を備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜21のいずれか1つに記載の
    バッグ。
  26. 【請求項26】マルチプライフィルム材からなる、重な
    り合う前面パネル及び背面パネルにより形成されるバッ
    グの端部シール部に逃がし通路を提供する方法であっ
    て、 前記端部シール部が提供される前記前面パネル及び背面
    パネルのうち少なくとも1つの重なり合う端部全体を、
    前記逃がし通路が形成される領域を除き、前記前面パネ
    ルと前記背面パネルとを互いにシールする温度及び停止
    時間でヒートシールすることを含み、 前記逃がし通路が形成される領域には、前記前面パネル
    及び背面パネルの重なり合う面の一方又は両方に、前記
    重なり合う面を構成する残りの領域の素材よりヒートシ
    ール適性がないか又は低い素材が設けられることを特徴
    とする方法。
  27. 【請求項27】前記少なくとも1つの端部の前記ヒート
    シールは、バッグ成形装置のヒートシールジョーの間に
    て、前記領域のヒートシール温度より低い温度で達成さ
    れることを特徴とする請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】前記領域の素材は配向ポリプロピレンで
    あり、前記残りの領域の素材はキャストポリプロピレン
    からなり、前記ヒートシール温度は略120℃であるこ
    とを特徴とする請求項26又は27記載の方法。
  29. 【請求項29】シールされた底端部、開口端部及び側端
    部を有するバッグを形成する前面パネル及び背面パネル
    を形成するためのシート状のフィルム材であって、 前記フィルム材は、少なくとも2つの重なり合う一体に
    接合されたプラスチック製のプライからなるアセンブリ
    であり、 前記プライのうち、前記前面パネル又は背面パネルの内
    向きに面する表面に配置される最も外側のプライの一部
    は、この最外プライの残りのものとは異なる素材からな
    る少なくとも1つのパネルと結合し、 前記異なる素材は、ヒートシール適性がないか又は低
    く、シートから形成されるバッグの底部シール部に配置
    されるように位置することを特徴とするシート状素材。
  30. 【請求項30】前記シートは、矩形状のシート状素材で
    あることを特徴とする請求項29記載のシート状素材。
  31. 【請求項31】前記異なる素材のパネルは、前記最外プ
    ライの残部と並置され、シートの一端から対向する端部
    まで延伸することを特徴とする請求項29又は30記載
    のシート状素材。
  32. 【請求項32】前記異なる素材のパネルは、1つ設けら
    れることを特徴とする請求項29〜31のいずれか1つ
    に記載のシート状素材。
  33. 【請求項33】前記異なる素材は配向ポリプロピレンで
    あり、前記最外プライの残部を構成する素材はキャスト
    ポリプロピレンであることを特徴とする請求項29〜3
    2のいずれか1つに記載のシート状素材。
  34. 【請求項34】前記最外プライと同じサイズの1つの他
    のプライを有して、前記アセンブリを形成することを特
    徴とする請求項29〜33のいずれか1つに記載のシー
    ト状素材。
  35. 【請求項35】前記少なくとも1つのパネルは、シート
    状素材から前記バッグを形成するに際し採用される加工
    方向に平行な、そのパネルの方向に延伸された縦方向ス
    トリップであることを特徴とする請求項29〜34のい
    ずれか1つに記載のシート状素材。
  36. 【請求項36】逃がし通路を備えるバッグを製造する方
    法であって、 少なくとも2つの重なり合うプライからなり、1つのプ
    ライが並行して縦方向に延伸する少なくとも3つのパネ
    ルからなり、これら少なくとも3つのパネルのうち少な
    くとも1つの中間のものが、該少なくとも3つのパネル
    のうち他のものに比べヒートシール適性が低いか又はこ
    れを有しない素材からなる矩形状のシート状マルチプラ
    イアセンブリを、長手方向に進めることと、 前記矩形状シートの長手方向の端部を、前記少なくとも
    3つのパネルの側が内側になるように寄せて、前記矩形
    状シートをチューブ状に形成することと、 前記長手方向の端部を互いにシールすることと、 前面パネル及び背面パネルを提供するように、前記チュ
    ーブを平坦に折り曲げることと、 前記チューブの長手方向に対する略横向きの先端部を、
    少なくとも1つの中間のプライにて前記2つのパネルの
    間に形成される前記バッグの逃がし通路が提供される少
    なくとも一部の領域を除き、この先端部におけるこのチ
    ューブの横方向の幅略全体に渡りシールされた底部を形
    成可能な所定の温度及び停止時間でヒートシールするこ
    とと、 前記底部シール部からバッグの長さの位置でチューブか
    ら個々のバッグを分離することと、 を含んで構成される方法。
  37. 【請求項37】前記少なくとも1つの中間のパネルは配
    向ポリプロピレンであり、前記少なくとも3つのパネル
    のうち前記他のものはキャストポリプロピレンであり、
    前記ヒートシール温度は130〜180℃の範囲内であ
    ることを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】前記ヒートシール温度は、略130℃で
    あることを特徴とする請求項36又は37記載の方法。
  39. 【請求項39】前記個々のバッグの前記分離にて、同時
    にチューブの先端部をヒートシールすることを特徴とす
    る請求項36〜38記載の方法。
  40. 【請求項40】前記個々のバッグの前記分離前に前記バ
    ッグに食品内容物が収められ、続く分離では、バッグを
    ヒートシールして分離することを特徴とする請求項36
    〜39のいずれか1つに記載の方法。
  41. 【請求項41】請求項36〜40のいずれか1つに記載
    の方法に基づきバッグを製造し又は請求項1〜25のい
    ずれか1つに記載のバッグを構成するためのプラスチッ
    ク製のフィルム材からなるマルチプライシート。
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