JP2011173419A - 包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートおよびその製造のための方法および機器 - Google Patents

包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートおよびその製造のための方法および機器 Download PDF

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Abstract

【課題】互いに噛み合う部材の雄型部分および雌型部分による外観の変化を抑制する。
【解決手段】第1のシート32および第2のシート34を提供するステップと、第3のシート36および細長い、解除可能に互いに噛み合う部材50の対の第1の部材を第1のシート32の表面に接合し、可撓性材料の第3のシート36およびその対の互いに噛み合う部材50の第2の部材を第2のシート34の表面に接合して、解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するステップであって、解除可能に互いに噛み合う積層シート31,33の対においては、第3のシート36は、互いに噛み合う部材50の第1の部材と連続的になり、第4のシート38は、互いに噛み合う部材50の第2の部材と連続的になり、互いに噛み合う部材50が互いに噛み合わせられたとき、第3のシート36および第4のシート38は、互いに面する、ステップとを含む装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層状の包装材料、特に可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シート、および解除可能に互いに噛み合う積層状の包装材料の製造のための方法および機器に関する。本発明のこん包材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートは、食品を含有するための包装体などの、再閉可能な包装体での使用に適する。しかし、本発明が、より広い用途を有することができることが理解されるものとする。
たとえば、消費者が、包装体を開き、包装体内に含有された食料の一部分を取り出し、包装体に含有された食品の新鮮さを保つために包装体を再閉することができるように開閉および再閉が可能である包装体で食料品を販売できることが望ましい。
既存の再閉可能な包装体は、ジッパを包装体内にその開口部に隣接して、その長さにわたって延びるように組み込むなどによって再閉可能である開口部を含むプラスチックバッグを含むことができる。ジッパは、通常、ポリエチレンまたはポリプロピレンから形成され、雄型ジッパ部分および雌型ジッパ部分を含む。1つの形態では、バッグは、互いに対して向かい合って配置された可撓性包装材料のシートの対を含み、可撓性包装材料のシートの自由縁は、互いに加熱接合されて、封止された縁と、可撓性包装材料のシートの内面によって画定された包装体の内部にアクセスするための開口部を提供する少なくとも1つの封止されていない縁とを備えた包装体を形成する。ジッパの雄型部分および雌型部分は、食品または他の製品を中に配置することができる包装体の内部空間にアクセスするために再閉可能な開口部をもたらすために、加熱接合などによって可撓性包装材料のシートの内部表面に結合される。
上記で説明した包装体などの既存の再閉可能な包装体に関する問題は、ジッパの雄型部分および雌型部分が、包装体の内部表面および外部表面の両方を画定する可撓性包装材料の対向するシートに直接的に結合されることである。したがって、ジッパまたは少なくともジッパの雄型部分および雌型部分と包装材料の対向する可撓性シートとの間の結合部は、包装体の外側から目立ち、特に絵、模様または文字が、包装体の外側表面上に刷り込まれているとき、包装体の外側の外観に悪影響を及ぼす。
したがって、包装体を再閉するための手段が包装体の外側から目立たず、故に包装体の外側の外観に悪影響を及ぼさない再閉可能な包装体を提供できることが有利である。
したがって、第1の態様では、本発明は、再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造する方法を提供し、この方法は、
可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートを提供するステップと、
可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材を第1のシートの表面に接合し、可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材を第2のシートの表面に接合して解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するステップであって、解除可能に互いに噛み合う積層シートの対においては、第3のシートは、互いに噛み合う部材の対の第1の部材と連続的になり、第4のシートは、互いに噛み合う部材の対の第2の部材と連続的になり、互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、第3のシートおよび第4のシートは互いに面する、ステップとを含み、
第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものである。
別の態様では、本発明は、再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造するための機器を提供し、可撓性包装材料は、可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、可撓性材料の第3のシートおよび第4のシートとを含み、ストリップが、第3のシートおよび第4のシートから取り外されて、第3のシートおよび第4のシート内に空隙を形成し、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を含む可撓性材料のストリップによって置き換えられ、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材は、第3のシートおよび第4のシートと共に第1のシートおよび第2のシートの表面に接合されて可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成し、第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものであり、この機器は、
第1のシートおよび第2のシートを連続的に提供するための可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートのロール、ならびに第3のシートおよび第4のシートを連続的に提供するための可撓性材料の第3のシートおよび第4のシートのロールと、
第3のシートおよび第4のシートが連続的に提供されるときに第3および第4のシートからストリップを取り外して第3のシートおよび第4のシート内に空隙を形成するためのデバイスと、
取り外されたストリップと連続的に置き換わるための置き換えストリップのロールと、
互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を連続的に提供するための互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材のロールと、
互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を置き換えストリップに接合するためのデバイスと、
第3のシートおよび第4のシート、ならびに互いに噛み合う部材の対の接合された第1の部材および第2の部材を備えた置き換えストリップを第1のシートおよび第2のシートの表面に接合して可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するためのデバイスとを含む。
本発明のさらに別の態様では、製品用の再閉可能な包装体が提供され、この包装体は、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対から形成された少なくとも1つの壁を含み、可撓性材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の少なくとも1つは、この包装体の別の構成要素と加熱接合され、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対は、
可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、
第1のシートの表面に接合された可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材と、
第2のシートの表面に接合された可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材と
を備え、
第3のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材と連続的になり、第4のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材と連続的になり、互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、第3のシートおよび第4のシートは互いに面し、
第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものである。
これ以降、本発明による、方法、機器、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対、および包装体の好ましい実施形態を概略的に示す添付の図を参照して、本発明を詳細に説明することが好都合である。しかし、本明細書の先行部分の一般論は、以下の説明の明細に取って代わられるものでないことを理解されたい。
本発明による、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの構成要素の分解端面図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を含む再閉可能な包装体の斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の層の分解斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対ならびに可撓性包装材料の別の積層シートを含む本発明の別の実施形態の分解斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートを含む再閉可能な包装体の断面の斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対および図4の可撓性包装材料の別の積層シートを含む包装体の断面の斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対および図4の可撓性包装材料の別の積層シートの斜視図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートを製造している機器の概略図である。 図1の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートを製造している図9の機器の斜視図である。
図1から8を参照すれば、可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対31、33が示されている。図2、5および6は、本発明の可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を含む、形成された包装体60を部分的および全面的に示している。図1から8を参照すれば、包装材料30は、第1の積層シート31および第2の積層シート33を含む。第1の積層シート31および第2の積層シート33は、可撓性材料の第1のシート32および可撓性材料の第2のシート34から形成される。第1のシート32は、第1の表面32aおよび第2の表面32bを含み、第2のシート34もまた、第1の表面34aおよび第2の表面34bを含む。第1のシート32および第2のシート34は、それらのそれぞれの第1の表面32a、34aが互いに面するように配置される。第1の積層シート31、第2の積層シート33はまた、第1のシート32と第2のシート34の間に挿入された、第3のシート36および第4のシート38も含む。第3のシート36は、第1の表面36aおよび反対側の第2の表面36bを含み、第4のシートもまた、第1の表面38aおよび反対側の第2の表面38bを含む。第1のシート32および第2のシート34は、好ましくは、ポリエチレンから形成され、第3のシート36および第4のシート38は、好ましくは、ポリエチレンテレフタレートから形成される。
第3のシート36および第4のシート38は不連続のものであるが、それは、第3のシート36および第4のシート38の各々が、第3のシート内にそれぞれの空隙36cおよび第4のシート38内に空隙38cを形成するためにそれらからストリップが取り外されているためである。第3のシート36および第4のシート38の空隙36cおよび38c内には、可撓性材料のストリップ40、42が配置される。ストリップ40、42は、第3のシート36および第4のシート38内の空隙36c、38cを完全に埋めるように第3のシート36および第4のシート38とそれぞれ連続的になる。
解除可能に互いに噛み合う部材50の対もまた、第1のシート32と第2のシート34の間に挿入される。細長い、解除可能に互いに噛み合う部材50の対は、雄型部分52および雌型部分54を含む。互いに噛み合う部材50の対は、好ましくは、従来のタイプの細長いジッパの形態のものである。互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54は、押出ポリエチレンまたはポリプロピレンから形成される。
こん包材料の構成要素30は、次のように一緒に組み立てられる。互いに噛み合う部材50の雄型部分52は、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によってストリップ40の1つに接合される。同様に、雌型部分54もまた、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によってストリップ42の他方の1つに接合される。これらのストリップ40の1つおよび雄型部分52は、その後、可撓性材料36の第3のシートと共に、可撓性材料の第1のシート32の第1の表面32aに接合される。雄型部分52が取り付けられたストリップ40および第3のシート36は、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によって第1のシート32に接合され得る。第3のシート36は、第1のシート32を形成する材料に一般的に加熱接合不能である材料から形成されるため、第3のシート36は、第2の表面36bまたは第1の表面32aまたはその両方に接着剤を塗布し、その後、第3のシート36の36bを第1のシート32の第1の表面32aに接触させることによって、第1のシートの第1の表面32aに接合させることができる。雄型部分52が接合されたストリップ40は、加熱接合によっておよび/または接着剤によって第1のシートの第1の表面32aに接合させることができる。
互いに噛み合う部材50の雌型部分54もまた、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によってストリップ42の別の1つに接合される。ストリップ42および雌型部分54は、その後、可撓性材料の第4のシート38と共に、可撓性材料の第2のシート34の第1の表面34aに接合される。雌型部分54が取り付けられたストリップ42および第4のシート38は、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によって第2のシート34に接合させることができる。第4のシート38は、第2のシート34を形成する材料に概ね加熱接合不能である材料から形成されるため、第4のシート38は、第2の表面38bまたは第1の表面34aまたはその両方に接着剤を塗布し、次いでその後、第4のシート38の第2の表面38bを第2のシート34の第1の表面34aに接触させることによって、第2のシート34の第1の表面34aに接合させることができる。雌型部分54が接合されたストリップ42は、加熱接合によっておよび/または接着剤によって第2のシート34の第1の表面34aに接合させることができる。
あるいは、図3を参照すれば、最初に第1の積層シート31および第2の積層シート33をそれぞれ形成することによってこん包材料30を組み立てることができる。したがって、そのように形成された第1の積層シート31は、第3のシート36およびストリップ40で積層された第1のシート32を備え、そのように形成された第2の積層シート33は、第4のシート38およびストリップ42で積層された第2のシート34を備える。次いで、互いに噛み合う部材50が、雄型部分52および雌型部分54が互いに噛み合わされた状態で、第1の積層シート31と第2の積層シート33の間に置かれ、ストリップ40、42の位置に従って配置される。次いで、雄型部分52および雌型部分54をストリップ40および42にそれぞれ接合するために、加熱および/または圧力が施される。第3のシートおよび第4のシートは、加熱および/または圧力が施されている間、それらの一般的に加熱接合不能である特性のために互いに接合されない。
図7を参照すれば、可撓性こん包材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の第1の積層シート31および第2の積層シート33が示される。可撓性こん包材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの製造された対は、図2および5に示す包装体60などの包装内に組み込まれることが可能である。包装体60は、上記で説明された本発明の包装材料30を、以下で説明するように接合する構成要素を含む。
包装体60は、対向する第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の対から形成される。第1の包装体シート62および第2の包装体シート64は、当業者によって理解されるような任意の適切な形態または形状を取ることができる。たとえば、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64は、2枚の別個のシートでよく、またはこれらは、可撓性材料の折り畳まれた単一のシートから形成されてよい。図2および5に示す実施形態では、第1の包装体シート62は、可撓性包装材料の概ね平面なシートであり、第2の包装体シート64もまた、可撓性こん包材料の概ね平面なシートである。第1の包装体シート62および第2の包装体シート64は、好ましくは、ポリエチレンのシートおよび延伸ポリプロピレンのシートを積層することによって形成される。第1の包装体シート62は、包装体60が組み立てられた形態にあるとき、内面62aおよび外面62bを含み、第2の包装体シート64もまた、内面64aおよび外面64bを含む。好ましくは内面62a、64aは、ポリエチレン材料からなる。第1の包装体シート62および第2の包装体シート64は、内面62a、64aが互いに面するように合わせられる。
第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の自由側縁65、67および基底縁69は、任意の適切な手段によって互いに接合または封止される。第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の内面62a、64aを形成する材料がポリエチレンのため、自由縁65、67および69は、加熱接合され得る。したがって、側縁65、67および基底縁69を加熱接合した後、結果として生じた第1の包装体シート62および第2の包装体シート64は、1つの縁に沿った開口部70と、残りの縁65、67、69の各々に沿った封止された縁とを含む。第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の内面62a、64aは、食品、贈答品などの製品をその中に受け入れることができる内部空間72を画定する。
本発明の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対30は、以下で説明するように図2および5に示す包装体内に組み込まれる。第1の積層シート31および第2の積層シート33は、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の内面62a、64aの1つにそれぞれ接合される。接合は、開口部70にある包装体シート62、64の自由縁周りで実質的に行われる。特に、第1の積層シート31の第1のシート32の第2の表面32bは、第1の包装体シート62の内面62aと接触させられる。第1の積層シート31の第1のシート32は、次いで、加熱および/または圧力を施すことによって第1の包装体シート62の内面62aに加熱接合され、それにより、第1の積層シート31は、第1の包装体シート62の内面62aに沿って、包装体60の開口部70の全体にわたって延びる。第2の積層シート33の第2のシート34の第2の表面34bは、第2の包装体シート64の内面64aに接触させられる。第2の積層シート33の第2のシート34は、次いで、熱および/または圧力を施すことによって第2の包装体シート64の内面64aに加熱接合され、それにより、第2の積層シート33は、第2の包装体シート64の内面64aに沿って、包装体60の開口部70の全体にわたって延びる。
理解されるように、第1の積層シート31および第2の積層シート33を第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の内面62a、64aに加熱接合するプロセスは、所定の加熱および/または圧力を施すことによって同時に実施することができるが、その理由は、第1のシート32および第1の包装体シート62を形成する材料が、加熱接合可能なものであり、第2のシート34および第2の包装体シート64を形成する材料もまた加熱接合可能なものであるが、第3のシート36および第4のシート38を形成する材料は、加熱接合プロセスが実施される所定の温度および/または圧力では加熱接合不能であるためである。したがって、結果として生じた包装体60は、包装体の第1の包装体62および第2の包装体64の内面62a、64aに、開口部70の幅にわたって接合された包装材料30の第1の積層シート31および第2の積層シート33を含む。したがって、包装材料30の互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54もまた、開口部70の幅にわたって延びて、中の空間72にアクセスするために包装体60の開口部70を開放および再閉することを容易にする。
再閉可能な開口部を提供するために互いに噛み合う部材の対を組み込む既存の包装体とは対照的に、本発明の包装材料30および包装材料30を組み込む包装体60は、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54を包装体の外部の第1の包装体シート62および第2の包装体シート64に直接接合することを必要とせずに開口部70を再閉するように動作可能である互いに噛み合う部材50を提供する。したがって、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の外面62b、64bは、再閉可能な開口部を組み込む既存の包装体の場合のように互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54によって外観が変化することがない。したがって、本発明では、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54は、互いに噛み合う部材の雄型部分および雌型部分を組み込む再閉可能な開口部を組み込む既存の包装体の場合より、包装体60の外側から目立ちにくい。したがって、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の外の表面62b、64bに施されたあらゆるグラフィック、画像または文字は、互いに噛み合う部材の雄型部分および雌型部分を組み込む再閉可能な開口部を組み込む既存の包装体とは対照的に、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54を包装体60に組み込むことによって悪影響が及ぼされることはない。
図4、6および8を参照すれば、可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対ならびに可撓性包装材料の別のシート80を含む本発明の別の実施形態が示されている。可撓性包装材料のシート80は、第1の表面82aおよび反対側の第2の表面82bを含む第5のシート82と、第1の表面84aおよび第2の表面84bを含む第6のシート84とを含む積層シートである。積層状の材料のシート80は、第6のシート84の第2の表面84bおよび第5のシート82の第2の表面82bを合わせ、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によって第2の表面82bおよび84bを接合することによって形成される。好ましくは、第5のシート82を形成する材料はポリエチレンである一方で、第6のシート84を形成する材料は、ポリエチレンテレフタレートである。別のシート80は、第5のシート82の第1の表面82aを、第1の積層シート31および第2の積層シート33のそれぞれ1つの第1のシート32および第2のシート34のいずれかの第2の表面32b、34bの1つと合わせ、接着剤および/または加熱接合などによる任意の適切な手段によってそれに接合することによって可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対に接合される。
図6および8に見ることができるように、シート80は、折り畳み線に沿って折り畳まれ、その結果、図6に示すように、包装体60に組み込まれたときにガセットを形成する。同様に、第1の積層シート31および第2の積層シート33もまた、互いに噛み合わされたときにガセットを形成する。第6のシート84を形成する材料は、第5のシート82を形成する材料が、第5のシート82が加熱接合される第1のシート32および第2のシート34の1つを形成する材料に加熱接合可能である所定の温度および/または圧力において加熱接合不能である。したがって、第5のシート82は、第1のシート32および第2のシート34の1つに加熱接合され、第1のシート32および第2のシート34の他方の1つは、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の1つの内面62a、64aの1つに加熱接合され、第5のシート82は、第1の包装体シート62および第2の包装体シート64の他方の1つの内面62a、64aの他方の1つに加熱接合されるが、それと同時に折り畳まれた形状にあるときにそれ自体に面する第6のシート84の第1の表面84aは、加熱接合を受けない加熱接合プロセスを行うことが可能である。
上記で説明した別のシート80を含む可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の実施形態の利点は、図6に示すように包装体60に組み込まれたとき、別のシート80は、包装体60がその上に立ち、直立位置で支持され得る基底を提供するために開放することができる、または画像、グラフィック、または文字をその上に施すことができる別の表面を提供することができる追加のガセットを提供することである。
図9を参照すれば、本発明の可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造するための機器110(したがって本質的には方法)が示されている。機器110は、可撓性材料の第1のシート32のロール120を含む。上記で述べたように、可撓性材料32の第1のシートは、好ましくは、ポリエチレンから形成される。しかし、任意の他の適切な材料を使用することもできる。
機器110はまた、2つの離間された平行な側縁36d、36eを有する可撓性材料の第3のシート36のロール115も含む。第3のシート36が形成される材料は、ある所定の温度および/または圧力では、これが、同様の材料の別のシートとの加熱接合を形成しないが、その温度および/または圧力において第3のシート36を形成する材料は、同様の材料の別のシートと加熱接合するようなものである。したがって、第3のシート36は、好ましくは、ポリエチレンテレフタレートから形成される。しかし、任意の他の適切な材料を使用することもできる。
第1のシート32および第3のシート36は、それらのそれぞれのロール120、115からニップロール150とグラウンドロール(ground roll)152の間に引き出されることによって連続的に提供される。ニップロール150およびグラウンドロール152に到達する前、ストリップ103が、第3のシート36が連続的に提供されるときに第3のシート36からストリップを取り外すためのデバイス105によって第3のシート36から取り外される。デバイス105は、機器110の支持構造に固定された、離間された切断要素106、108の対を含む。固定され、側方に離間された切断要素106、108は、側縁36d、36eの中間で第3のシート36と係合し、それにより、第3のシート36は、ロール115から引き出されたとき、切断要素106、108によって係合され、それに対して移動することにより、第3のシート36のストリップ103がそこから切断される。ストリップ103を第3のシート36から切断した結果、対向する縁136a、136bを含む空隙36cが、第3のシート36内の第3のシート36の側縁36d、36eの中間に残される。
ストリップ103を第3のシート36から取り外すためのデバイス105は、ストリップ103が第3のシート36から取り外された後、これを受け入れるロール104を含む。したがって、第1のシート32および第3のシート36が、それらのそれぞれのロール120、115から連続的に引き出され、第3のシート36が、装置105およびその切断要素106、108に対して移動したとき、ストリップ103は、第3のシート36から連続的に取り外され、ロール104によって受け入れられ、その結果、第3のシート36内に空隙36cを連続的に形成するようになる。
機器110はまた、可撓性材料の置き換えストリップ40のロール125も含む。置き換えストリップ40は、対向する離間された平行な側縁40a、40bならびに縁40aと40bの間の2つの対向する第1の表面40cおよび第2の表面40dを有する。置き換えストリップ40を形成する材料は、所定の温度および/または圧力を施した状態で、置き換えストリップ40が、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54の対の1つおよび第1のシート32に加熱接合されるようなものである。置き換えストリップ40を、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54の1つに接合するプロセスは、図9および10に示す実施形態のように、置き換えストリップ40をそのロール125に装着する前に行うことができる。好ましくは、置き換えストリップ40を形成する材料は、ポリエチレンである。
ストリップ103を第3のシート36から取り外し、空隙36cを第3のシート36内に形成した後、第1のシート32および第3のシート36は、ニップロール150とグラウンドロール152の間に引き出される。それと同時に、置き換えストリップ40は、置き換えストリップ40のロール125から、第1のシート32および第2のシート36と共に、ニップロール150とグラウンドロール152の間に引き出される。置き換えストリップ40は、第3のシート36から取り外されたストリップ103とほぼ置き換わるように第3のシート36内の空隙36と位置合わせされる。したがって、置き換えストリップ40の対向する離間された平行な側縁40a、40bは、置き換えストリップ40が第3のシート36と連続的になるように空隙36cの縁と位置合わせされる。置き換えストリップ40の位置合わせは、置き換えストリップの側縁40a、40bが、空隙36cの縁136a、136bと位置合わせし、それと連続的になるように手動で操作可能である。機器110は、接着剤の供給装置140と、第1のシート32がそのロール120から引き出されるときに第1のシート32の第1の表面32aを接着剤でコーティングする接着剤アプリケータ141とをさらに含む。第1のシート32の表面32a上への接着剤のコーティングは、連続的または断続的でよい。表面32aが接着剤でコーティングされた後、第1のシート32は、ニップロール150に到達し、この地点において、置き換えストリップの表面40cの1つおよび空隙36cを中に備えた第3のシート36の第2の表面36bは、接着剤でコーティングされた第1のシート32の表面32aと接触させられる。第1のシート32、雄型の互いに噛み合う部材52が接合された置き換えストリップ40、および第3のシート36は、ニップロール50とグラウンドロール52の間に引き出され、それらの間で圧縮されて接着式に接合し、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対30の第1の積層シート31を形成する。
形成された第1の積層シート31は、その後、ニップロール150とグラウンドロール152の間から出て行き、可撓性包装材料30の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の仕上げられた第1の積層シート31のロール132に移る。
可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対30の第2の積層シート33を形成する機器および方法は、ロール120が、可撓性材料の第2のシート34のロールであり、ロール115が、可撓性材料の第4のシート38のロールであり、ロール125が、互いに噛み合う部材50の雄型部分52および雌型部分54の他方の1つが接合された置き換えストリップ42のものであることを除いて、上記で説明した機器110とほぼ同一のものである。さらに、ロール132に向かう仕上げられた製品は、第2の積層シート33である。
本明細書で説明したように、第3のシート36および第4のシート38を形成する材料は、好ましくはポリエチレンテレフタレートであるが、これは、この材料が、第1のシート32、第2のシート34、置き換えストリップ40、42の材料を形成するポリエチレンが、同様の材料から形成された材料の他のシートに熱封止可能である温度において、熱封止不能であるためである。好ましくは、本明細書で説明した加熱接合プロセスが、約120℃と130℃の間の温度において、任意選択で所定圧力で行われる加熱接合手順。
本発明の趣旨および/または範囲を逸脱することなく、さまざまな変更、改変および/または追加を前に説明した部分の構造および配置に導入することができる。
本開示は、以下の実施形態を開示する。:
[実施形態1]再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造する方法であって、
可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートを提供するステップと、
可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材を第1のシートの表面に接合し、可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材を第2のシートの表面に接合して、解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するステップであって、解除可能に互いに噛み合う積層シートの対において、第3のシートは、互いに噛み合う部材の対の第1の部材と連続的になり、第4のシートは、互いに噛み合う部材の対の第2の部材と連続的になり、互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、第3のシートおよび第4のシートは互いに面する、ステップとを含み、
第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものである方法。
[実施形態2]可撓性材料の第1のストリップおよび第2のストリップを提供するステップをさらに含み、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材は、第1のストリップに接合され、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材は、第2のストリップに接合され、互いに噛み合う部材を第1のシートおよび第2のシートに接合するステップは、第1のストリップを第1のシートの表面に接合するステップと、第2のストリップを第2のシートの表面に接合するステップとを含み、第3のシートは、第1のストリップと連続的になり、第4のシートは、第2のストリップと連続的になる実施形態1の方法。
[実施形態3]互いに噛み合う部材は、第1のストリップおよび第2のストリップに加熱接合され、第1のストリップおよび第2のストリップは、第1のシートおよび第2のシートに加熱接合される実施形態2の方法。
[実施形態4]可撓性材料の第5のシートおよび第6のシートを提供するステップと、第6のシートを第5のシートの表面に接合して可撓性包装材料の別の積層シートを形成するステップと、第5のシートを第1のシートおよび第2のシートの1つの別の表面に接合するステップとをさらに含み、第5のシートおよび第6のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第5のシートならびに第1のシートおよび第2のシートの1つが、互いに加熱接合可能であり、第6のシートが、第6のシート自体に加熱接合不能であるようなものである実施形態1から3のいずれか1つの方法。
[実施形態5]第5のシートの可撓性材料は、ポリエチレンを含み、第6のシートの可撓性材料は、ポリエチレンテレフタレートを含む実施形態4の方法。
[実施形態6]第3のシートは、第1のシートに接着剤によって接合され、第4のシートは、第2のシートに接着剤によって接合される実施形態1から5のいずれか1つの方法。
[実施形態7]第1のシートおよび第2のシートの可撓性材料は、ポリエチレンを含む実施形態1から6のいずれか1つの方法。
[実施形態8]第3のシートおよび第4のシートの可撓性材料は、ポリエチレンテレフタレートを含む実施形態1から7のいずれか1つの方法。
[実施形態9]実施形態1から8のいずれか1つの方法から形成された可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対。
[実施形態10]製品用の再閉可能な包装体であって、実施形態9の可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対から形成された少なくとも1つの壁を含み、可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートの少なくとも1つは、包装体の別の構成要素と加熱接合される包装体。
[実施形態11]製品用の再閉可能な包装体であって、実施形態4または5の方法から形成された可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対から形成された少なくとも1つの壁を含み、第5のシートは、包装体の別の構成要素と加熱接合される包装体。
[実施形態12]包装体の別の構成要素は、可撓性包装材料の別の積層シートである実施形態10または11の包装体。
[実施形態13]可撓性包装材料の別の積層シートは、ポリエチレンおよび延伸ポリプロピレンの積層シートを含む実施形態12の包装体。
[実施形態14]包装体の別の構成要素は、互いに接合された可撓性包装材料の積層シートの自由縁を含む、実施形態11から13のいずれか1つの包装体。
[実施形態15]包装体の別の構成要素の積層シートの自由縁は、互いに加熱接合される実施形態14の包装体。
[実施形態16]再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造するための機器であって、可撓性包装材料は、可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、可撓性材料の第3のシートおよび第4のシートとを含み、ストリップが、第3のシートおよび第4のシートから取り外されて第3のシートおよび第4のシート内に空隙を形成し、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を含む可撓性材料のストリップによって置き換えられ、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材は、第3のシートおよび第4のシートと共に第1のシートおよび第2のシートの表面に接合されて可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成し、第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものであり、機器は、
第1のシートおよび第2のシートを連続的に提供するための可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートのロール、ならびに第3のシートおよび第4のシートを連続的に提供するための可撓性材料の第3のシートおよび第4のシートのロールと、
第3のシートおよび第4のシートが連続的に提供されるときに第3のシートおよび第4のシートからストリップを除去して第3のシートおよび第4のシート内に空隙を形成するためのデバイスと、
取り外されたストリップと連続的に置き換わるための置き換えストリップのロールと、
互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を連続的に提供するための互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材のロールと、
互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を置き換えストリップに接合するためのデバイスと、
第3のシートおよび第4のシート、ならびに互いに噛み合う部材の対の接合された第1の部材および第2の部材を備えた置き換えストリップを第1のシートおよび第2のシートの表面に接合して可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するためのデバイスとを含む機器。
[実施形態17]互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を置き換えストリップに接合するためのデバイスは、互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を置き換えストリップのそれぞれの1つに加熱接合するための加熱接合デバイスを含む実施形態16の機器。
[実施形態18]第2のシートおよび置き換えストリップを第1のシートの表面に接合することを可能にするためのデバイスは、第2のシートおよび置き換えストリップを第1のシートの表面に接着式に接合するための接着剤の供給装置を含む実施形態16または17の機器。
[実施形態19]置き換えストリップのロールは、置き換えストリップを第3のシートおよび第4のシート内の空隙と位置合わせすることを容易にするように移動可能である実施形態16から18のいずれか1つの機器。
[実施形態20]可撓性包装材料の積層シートを受け入れるためのロールをさらに含む実施形態16から19のいずれか1つの機器。
[実施形態21]ストリップを第3のシートおよび第4のシートから取り外すためのデバイスは、第3のシートおよび第4のシートから取り外すためにストリップを切断するための少なくとも2つの離間された切断要素を含む実施形態16から20のいずれか1つの機器。
[実施形態22]可撓性材料の第5のシートおよび第6のシートを連続的に提供するための可撓性材料の第5のシートおよび第6のシートのロールと、
可撓性材料の第6のシートを第5のシートの表面に接合して可撓性包装材料の別の積層シートを形成するためのデバイスと、
第5のシートを第1のシートおよび第2のシートの1つの別の表面に接合するためのデバイスであって、第5のシートおよび第6のシートを形成する材料は、所定温度を施した状態で、第5のシートならびに第1のシートおよび第2のシートの1つは、互いに加熱接合可能であり、第6のシートは、それ自体に加熱接合不能であるようなものである、デバイスと
をさらに含む実施形態16から21のいずれか1つの機器。
[実施形態23]第5のシートを第1のシートおよび第2のシートの1つの別の表面に接合するためのデバイスは、第5のシートを第1のシートおよび第2のシートの1つの別の表面に加熱接合するための加熱接合デバイスを含む実施形態22の機器。
[実施形態24]製品用の再閉可能な包装体であって、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対から形成された少なくとも1つの壁を含み、可撓性材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対の少なくとも1つは、包装体の別の構成要素に加熱接合され、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対は、
可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、
第1のシートの表面に接合された可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材と、
第2のシートの表面に接合された可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材と
を備え、
第3のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材と連続的になり、第4のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材と連続的になり、互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、第3のシートおよび第4のシートは互いに面し、
第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものである包装体。
[実施形態25]可撓性材料の第1のストリップおよび第2のストリップをさらに備え、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材は、第1のストリップに接合され、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第2の部材は、第2のストリップに接合され、第1のストリップは、第1のシートの表面に接合され、第2のストリップは、第2のシートの表面に接合され、第3のシートは、第1のストリップと連続的になり、第4のシートは、第2のストリップと連続的になる実施形態24の包装体。
[実施形態26]互いに噛み合う部材は、第1のストリップおよび第2のストリップに加熱接合され、第1のストリップおよび第2のストリップは、第1のシートおよび第2のシートに加熱接合される実施形態25の包装体。
[実施形態27]可撓性材料の第5のシートおよび第6のシートをさらに備え、第6のシートは、第5のシートの表面に接合されて可撓性包装材料の別の積層シートを形成し、第5のシートは、第1のシートおよび第2のシートの1つの別の表面に接合され、第5のシートおよび第6のシートを形成する材料は、所定の温度を施した状態で、第5のシートならびに第1のシートおよび第2のシートの1つは、互いに加熱接合可能であり、第6のシートは、第6のシート自体に加熱接合不能であるようなものである実施形態24から26のいずれか1つの包装体。
[実施形態28]第5のシートの可撓性材料は、ポリエチレンを含み、第6のシートの可撓性材料は、ポリエチレンテレフタレートを含む実施形態27の包装体。
[実施形態29]第3のシートは、第1のシートに接着剤によって接合され、第4のシートは、第2のシートに接着剤によって接合される実施形態24から28のいずれか1つの包装体。
[実施形態30]第1のシートおよび第2のシートの可撓性材料は、ポリエチレンを含む実施形態24から29のいずれか1つの包装体。
[実施形態31]第3のシートおよび第4のシートの可撓性材料は、ポリエチレンテレフタレートを含む実施形態24から30のいずれか1つの包装体。

Claims (3)

  1. 再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の前記解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造する方法であって、
    可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートを提供するステップと、
    可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材を前記第1のシートの表面に接合し、可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の前記対の第2の部材を前記第2のシートの表面に接合して、解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を形成するステップであって、解除可能に互いに噛み合う積層シートの前記対において、前記第3のシートは、互いに噛み合う部材の前記対の前記第1の部材と連続的になり、前記第4のシートは、互いに噛み合う部材の前記対の前記第2の部材と連続的になり、前記互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、前記第3のシートおよび第4のシートは互いに面する、ステップと
    を含み、
    前記第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する前記材料は、所定の温度を施した状態で、前記第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、前記第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものであることを特徴とする方法。
  2. 再閉可能な包装体を、解除可能に互いに噛み合う積層シートを別の包装構成要素に加熱接合することによって形成するための、可撓性包装材料の前記解除可能に互いに噛み合う積層シートの対を製造するための機器であって、前記可撓性包装材料は、可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、可撓性材料の第3のシートおよび第4のシートとを含み、ストリップが、前記第3のシートおよび第4のシートから取り外されて前記第3のシートおよび第4のシート内に空隙を形成し、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材および第2の部材を含む可撓性材料のストリップによって置き換えられ、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の前記対の第1の部材および第2の部材は、前記第3のシートおよび第4のシートと共に前記第1のシートおよび第2のシートの表面に接合されて可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの前記対を形成し、前記第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する前記材料は、所定温度を施した状態で、前記第1のシートおよび第2のシートは、前記別の包装構成要素と加熱接合可能であり、前記第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものであり、前記機器は、
    前記第1のシートおよび第2のシートを連続的に提供するための可撓性材料の前記第1のシートおよび第2のシートのロール、ならびに前記第3のシートおよび第4のシートを連続的に提供するための可撓性材料の前記第3のシートおよび第4のシートのロールと、
    前記第3のシートおよび第4のシートが連続的に提供されるときに前記第3のシートおよび第4のシートから前記ストリップを除去して前記第3のシートおよび第4のシート内に前記空隙を形成するためのデバイスと、
    前記取り外されたストリップと連続的に置き換わるための前記置き換えストリップのロールと、
    互いに噛み合う部材の前記対の前記第1の部材および第2の部材を連続的に提供するための互いに噛み合う部材の前記対の前記第1の部材および第2の部材のロールと、
    互いに噛み合う部材の前記対の前記第1の部材および第2の部材を前記置き換えストリップに接合するためのデバイスと、
    前記第3のシートおよび第4のシート、ならびに互いに噛み合う部材の前記対の前記接合された第1の部材および第2の部材を備えた前記置き換えストリップを前記第1のシートおよび第2のシートの表面に接合して可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの前記対を形成するためのデバイスと
    を含むことを特徴とする機器。
  3. 製品用の再閉可能な包装体であって、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの対から形成された少なくとも1つの壁を含み、可撓性材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの前記対の少なくとも1つは、前記包装体の別の構成要素と加熱接合され、可撓性包装材料の解除可能に互いに噛み合う積層シートの前記対は、
    可撓性材料の第1のシートおよび第2のシートと、
    前記第1のシートの表面に接合された可撓性材料の第3のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の対の第1の部材と、
    前記第2のシートの表面に接合された可撓性材料の第4のシートおよび細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の前記対の第2の部材と
    を備え、
    前記第3のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の前記対の前記第1の部材と連続的になり、前記第4のシートは、細長い、解除可能に互いに噛み合う部材の前記対の前記第2の部材と連続的になり、前記互いに噛み合う部材が互いに噛み合わせられたとき、前記第3のシートおよび第4のシートは互いに面し、
    前記第1のシート、第2のシート、第3のシート、および第4のシートを形成する前記材料は、所定の温度を施した状態で、前記第1のシートおよび第2のシートは、別の包装構成要素に加熱接合可能であり、前記第3のシートおよび第4のシートは、互いに加熱接合不能であるようなものであることを特徴とする包装体。
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