JP2011200507A - チャックテープ、チャックテープ付包装袋およびその製造方法 - Google Patents

チャックテープ、チャックテープ付包装袋およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】袋体にヒートシールした際の外観が美麗であるにも拘らず、袋体と強固に且つより低い温度でヒートシールすることができるチャックテープを提供すること。
【解決手段】本発明のチャックテープは、雄側咬合部3を有する雄側帯状部材1と、雄側咬合部3に咬合可能な雌側咬合部4を有する雌側帯状部材2とを備え、咬合部3,4が形成される帯状部材1,2の反対側がシール面1A,2Aである一対のチャックテープであって、帯状部材1,2は、長尺方向に直交する断面視において対向する両端部が肉厚となっており、前記両端部間が肉薄となっていることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャックテープ、チャックテープ付包装袋およびその製造方法に関し、より詳しくは、食品、薬品、医療品、雑貨などを包装するための包装材において好適に用いることができるチャックテープ、並びにそれを用いたチャックテープ付包装袋およびその製造方法に関する。
食品、薬品、医療品、雑貨などを包装するための包装材としては、袋体の開口部に対して雄部材および雌部材より形成されて雌雄咬合する一対の咬合部を備えたチャックテープを用いた包装袋が使用されている。また、このような包装袋を製造する方法としては、一般的には、予めチャックテープを製造した後、このチャックテープを袋体の基材フィルムのシーラント層に対してヒートシールする方法が広く使用されている。
このようなチャックテープにおいては、ヒートシール速度を向上させるといった観点からチャックテープの2層化が進められており、その場合、シール層(基材フィルムのシーラント層とヒートシールされる層)を構成する樹脂材料の融点を、非シール層(咬合部を設ける層)を構成する樹脂材料より低い融点とするのが一般的である。このようなチャックテープは、一般的なヒートシール方法であれば、通常の接着剤などを使用しなくとも実用上問題にならない程度のシール性を達成できる。しかしながら、このようなチャックテープであっても、例えば回転ドラムを用いたヒートシール方法のように、圧着圧力が低いヒートシール方法においては、シール性が不十分である。
チャックテープのシール性を向上させるための技術としては、例えば、チャックテープのシール層の表面に複数のリブ部分が形成されているチャックテープが提案されている(特許文献1参照)。また、チャックテープのシール層の表面に複数の凸条が形成され、チャックテープの非シール層の表面に複数の凸条が形成されているチャックテープが提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−287718号公報 国際公開第2006/90693号
しかしながら、上記特許文献に記載のチャックテープにおいては、袋体にチャックテープをヒートシールした際に、シール部分にストライプ状の線跡が生じやすく、またリブ間に空気が入り込みやすいため、シール部分の外観の点で問題がある。
そこで、本発明は、袋体にヒートシールした際の外観が美麗であるにも拘らず、袋体と強固に且つより低い温度でヒートシールすることができるチャックテープ、並びにそれを用いたチャックテープ付包装袋およびその製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決すべく、本発明は、以下のようなチャックテープ、チャックテープ付包装袋およびその製造方法を提供するものである。
すなわち、本発明のチャックテープは、雄側咬合部を有する雄側帯状部材と、前記雄側咬合部に咬合可能な雌側咬合部を有する雌側帯状部材とを備え、前記咬合部が形成される帯状部材の反対側がシール面である一対のチャックテープであって、
前記帯状部材は、長尺方向に直交する断面視において対向する両端部が肉厚となっており、前記両端部間が肉薄となっていることを特徴とするものである。
本発明のチャックテープにおいては、前記帯状部材は、前記雄側咬合部および前記雌側咬合部のうちのいずれか一方が一体的に形成される第1の帯状基部とシール面を含む第2の帯状基部とから形成され、前記第1の帯状基部と前記第2の帯状基部は、異なる原料から構成されていることが好ましい。
本発明のチャックテープにおいては、前記両端部の肉厚構造が前記帯状部材のシール面の一部を形成すると共に前記断面視で略四角形の凸部であってもよい。このような場合において、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で平坦であってもよい。また、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で凹状であってもよい。また、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で弓なりに湾曲された凹状であってもよい。
本発明のチャックテープにおいては、前記両端部の肉厚構造が前記帯状部材のシール面の一部を形成すると共に前記断面視で略三角形の凸部であってもよい。
本発明のチャックテープにおいては、前記両端部の肉厚構造が、前記帯状部材の咬合部側に突出した凸部であり、前記断面視で略四角形であってもよい。
本発明のチャックテープにおいては、前記両端部の肉厚構造が、前記帯状部材の咬合部側に突出した凸部であり、前記断面視で略三角形であってもよい。
本発明のチャックテープにおいては、前記断面視において前記帯状部材の最薄部と最厚部との厚みの差が5μm以上100μm以下であり、且つ前記断面視において前記最厚部の前記両端部のうちのいずれか近い方からの距離が1mm以下であることが好ましい。
本発明のチャックテープにおいては、前記両端部から、前記断面視で前記帯状部材の中央部に向かって、前記帯状部材の厚みが漸次薄くなっていってもよい。このような場合において、前記両端部の肉厚部分が前記断面視で略三角形状であることが好ましい。
本発明のチャックテープ付包装袋は、前記チャックテープを備えることを特徴とするものである。
本発明のチャックテープ付包装袋の製造方法は、前記チャックテープ付包装袋の製造方法であって、
前記チャックテープの咬合部が回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合部導入溝内に通るように前記チャックテープと袋体用フィルムとを重ね合わせた状態で前記回転ドラムの回転により連続走行させ、前記回転ドラムの周面上において、前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより前記チャックテープを袋体用フィルムに連続的に熱融着する
ことを特徴とする方法である。
本発明によれば、袋体にヒートシールした際の外観が美麗であるにも拘らず、袋体と強固に且つより低い温度でヒートシールすることができるチャックテープ、並びにそれを用いたチャックテープ付包装袋およびその製造方法を提供できる。
本発明の一実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるチャックテープを示す断面図である。 本発明に用いるチャックテープ付包装袋の製造装置を示す概略構成図である。 本発明のチャックテープ付包装袋の製造方法における融着手段を示す斜視図である。 従来のチャックテープの一例を示す断面図である。 従来のチャックテープの一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[チャックテープ]
(チャックテープの構成)
先ず、本発明のチャックテープについて説明する。図1は、本実施形態のチャックテープ100を示す断面図である。
本実施形態のチャックテープ100は、雄側咬合部3を有する雄側帯状部材1と、雄側咬合部3に咬合可能な雌側咬合部4を有する雌側帯状部材2とを備えている。チャックテープ100は、図1に示すように、シール面1A,2Aが反対側となっている帯状部材1,2の一対からなるものである。また、雄側帯状部材1は、雄側咬合部3が一体的に形成される第1の雄側帯状基部11とシール面を含む第2の雄側帯状基部12とから形成されている。雌側帯状部材2は、雌側咬合部4が一体的に形成される第1の雌側帯状基部21とシール面を含む第2の雌側帯状基部22とから形成されている。
そして、チャックテープ10は、雄側咬合部3および雌側咬合部4が咬合または離れることにより、開封または再封が行われることとなる。
図1に示すように、帯状部材1,2は、長尺方向に直交する断面視において対向する両端部が肉厚となっており、両端部間が肉薄となっていることが必要である。このように帯状部材1,2の両端部が肉厚となっていることにより、チャックテープ100をヒートシールする際に袋体に対し両端部が強く接触することとなる。そのため、比較的にシール強度が劣る傾向にあるチャックテープ100の両端部のシール強度の向上を図ることができる。一方、本発明においては、帯状部材1,2に複数の凸部や凹部が形成されているわけではないので、複数の凸部が形成されている従来のチャックテープにおいて生じるストライプ状の線跡や空気の入り込みといった外観不良を十分に抑制することができる。
また、図1に示すように、両端部の肉厚構造が帯状部材1,2のシール面1A,2Aの一部を形成すると共に前記断面視で略四角形の凸部となっている。このような場合において、図1に示すように、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で弓なりに湾曲された凹状であってもよい。なお、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で凹状であってもよい。また、前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で平坦であってもよい。
本発明においては、帯状部材1,2は、長尺方向に直交する断面視において対向する両端部が肉厚となっており、両端部間が肉薄となっていればよく、チャックテープ100の断面形状は、図1に示すチャックテープ100の断面形状には限定されない。すなわち、本発明のチャックテープにおいては、図2に示すように、両端部の肉厚構造が帯状部材1,2のシール面1A,2Aの一部を形成すると共に前記断面視で略三角形の凸部であってもよい。また、図3に示すように、両端部の肉厚構造が、帯状部材1,2の咬合部3,4側に突出した凸部であり、前記断面視で略四角形であってもよい。また、図4に示すように、両端部の肉厚構造が、帯状部材1,2の咬合部3,4側に突出した凸部であり、前記断面視で略三角形であってもよい。
さらに、図5および図6に示すように、両端部から、前記断面視で帯状部材1,2の中央部に向かって、前記帯状部材の厚みが漸次薄くなっていくものであってもよい。このような場合において、図5および図6に示すように、両端部の肉厚部分が前記断面視で略三角形状であることが好ましい。また、このような場合において、図5に示すように、シール面1A,2Aを含む第2の帯状基部12,22の厚みが変化していてもよく、図6に示すように、咬合部3,4を含む第1の帯状基部11,21の厚みが変化していてもよく、さらには、第1の帯状基部11,21および第2の帯状基部12,22の両方の厚みが変化していてもよい。
前記断面視において帯状部材1,2の最薄部と最厚部との厚みの差[(Tmax−Tmin)、図1参照]は、5μm以上100μm以下であることが好ましく、20μm以上50μm以下であることがより好ましい。前記厚みの差が前記下限未満では、肉厚部分でのシールのあたりが不足する傾向にあり、シール時間を長くすることやシール圧力を高くすることが必要となる傾向がある。他方、前記厚みの差が前記上限を超えると、肉薄部分でのシールのあたりが不足する傾向にあり、肉薄部分のシール強度が不足する傾向にある。
前記断面視において最厚部の両端部のうちのいずれか近い方からの距離は、1mm以下であることが好ましい。前記距離が前記上限を超えると、両端部のシールが甘くなり、チャックテープ100をヒートシールする際に両端部に未シール部が発生し、未シール部分に内容物が挟まったり、見栄えが悪くなる傾向にある。
帯状部材1,2の平均厚みは、100μm以上250μm以下であることが好ましい。平均厚みが前記下限未満では、咬合部を開け閉めする際に帯状部材1,2が伸びる、もしくは切れ破壊してしまう傾向にあり、他方、前記上限を超えると、剛性が高くなり、袋の開封がしにくくなり、更に樹脂量増加によりコストアップする傾向もある。
シール面1A,2Aを含む第2の帯状基部12,22の平均厚みは、10μm以上であることが好ましく、20μm以上であることがより好ましい。平均厚みが前記下限未満では、シール強度が不足する傾向にある。
(チャックテープの構成する材料)
シール面1A,2Aを含む第2の帯状基部12,22を構成する樹脂としては、密度が920kg/m以下、メルトフローレート(MFR)が5g/10分以下のメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン(以下、「特定のメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン」とすることもある)を、第2の帯状基部12,22全体に対して50質量%以上含有するものであり、好ましくは50質量%以上99質量%以下含有するものであり、より好ましくは70質量%以上99質量%以下含有するものである。密度が920kg/mを超える、あるいはMFRが5g/10分を超える直鎖状低密度ポリエチレンを50質量%以上含有した場合にあっては、袋体のシーラント層(最内層)との接着性が悪く、このようなシーラント層とヒートシールしても手で簡単に剥離できる程度の接着強度となってしまう。よって、特に、シーラント層がポリプロピレン系樹脂で構成された袋体と良好にヒートシールすることができなくなる。
前記メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレンの密度は、850kg/m以上910kg/m以下とすることが好ましく、860kg/m以上905kg/m以下とすることがより好ましい。また、MFRは、1g/10分以上5g/10分以下とすることが好ましい。
なお、密度はJIS K7121に記載の方法に準拠して、MFRは、JIS K7210に記載の方法に準拠して(測定温度:190℃、測定荷重:21.18N)測定するようにすればよい。
一方、第2の帯状基部12,22を構成する他の樹脂としては、前記メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレンとの相溶性、または混合性が良好であり、かつ、袋体のシーラント層(特に、ポリプロピレン系樹脂からなるシーラント層)と良好な接着性を維持できるものであることが好ましく、例えば、密度が920kg/m以下、メルトフローレート(MFR)が5.0g/10分を超えるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン、MFRが好ましくは0.5g/10分以上20g/10分以下のプロピレンと炭素数が4から8までのα−オレフィン共重合体、チーグラー系直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−極性ビニル共重合体などの樹脂を使用することができる。これらの他の樹脂は一種を単独で、または二種以上を組み合わせて使用することができる。
ここで、共押出成形によりチャックテープ100を製造する場合、第2の帯状基部12,22にメルトフローレート(MFR)が5g/10分以下のメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレンのみを用いると、雄側咬合部3の樹脂が雌側帯状部材2に流れ込んでしまい、特に雌側帯状部材2の雌側咬合部4の先端が閉じやすくなってしまったりするので、再開閉可能な所定の形状に押し出すことが困難となる場合がある。そこで、上記のように、第2の帯状基部12,22を構成するMFRが5g/10分以下のメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレンに、流動性の高い、MFRが5g/10分を超えるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン、あるいは、プロピレンと炭素数4から8までのα−オレフィン共重合体を用いることにより、雌側咬合部4の形状崩れを防止することができる。
また、第2の帯状基部12,22を構成する他の樹脂の含有量は、1質量%以上50質量%以下とすることが好ましく、5質量%以上40質量%以下とすることがより好ましい。含有量が1質量%未満では、咬合部3,4の形状崩れを防止するといった効果を発揮することができない場合があり、含有量が50質量%を超えると、低温シール性が損なわれる場合があると共に、袋体との良好なヒートシール性、特に袋体のシーラント層をポリプロピレン系樹脂とした場合におけるヒートシール性が悪くなる場合があるため好ましくない。
なお、第2の帯状基部12,22を構成する他の樹脂のうち、MFRが0.5g/10分以上20g/10分以下のプロピレンと炭素数が4から8までのα−オレフィン共重合体としてプロピレンとブテン−1との共重合体を使用すれば、前記した効果に加えて、第2の帯状基部12,22と第1の帯状基部11,21との層間の接着強度が優れたものとなるため好ましい。ここで、このような共重合体のMFRは、1g/10分以上10g/10分以下であることがより好ましく、2g/10分以上8g/10分以下であることがより好ましい。
次に、咬合部3,4を含む第1の帯状基部11,21を構成する樹脂としては、前記した第2の帯状基部12,22を構成する樹脂よりも融点の高い樹脂を使用する。ここで、第1の帯状基部11,21を構成する樹脂の融点は、第2の帯状基部12,22を構成する樹脂より10℃以上高いことが好ましい。第1の帯状基部11,21を構成する樹脂としては、例えば、ランダムポリプロピレン(RPP)、低密度ポリエチレン(LDPE)や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)などのエチレンを主成分とする共重合体が挙げられる。これらの一種を単独で、またはこれらの二種以上を組み合わせて使用することができる。第1の帯状基部11,21を構成する樹脂が第2の帯状基部12,22を構成する樹脂より融点を高くすることにより、チャックテープ100と袋体との融着を実施する場合における第1の帯状基部11,21に対する熱的影響を少なくすることが可能となり、ヒートシール時に咬合部3,4の形状崩れを防止することができる。また、袋体との融着を実施する場合において低温で融着を行うことができるなど、ヒートシール条件の幅を広げることができるため好ましい。
第1の帯状基部11,21を構成する樹脂としては、これらの中でも、ランダムポリプロピレン(RPP)を使用することが好ましい。第1の帯状基部11,21を構成する樹脂としてランダムポリプロピレンを使用することにより、例えば、袋体のシーラント層(最内層)にポリエチレンを使用した場合における、チャックテープ100の熱収縮により生じる、袋体のシワの発生を抑制することができる。
また、前記したように、第2の帯状基部12,22を構成する樹脂として特定のメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン50質量%以上99質量%以下、並びに、密度が920kg/m以下、MFRが5.0g/10分を超えるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン、および、プロピレンと炭素数が4から8までのα−オレフィン共重合体のうちの少なくともいずれか一方1質量%以上50質量%以下を使用し、第1の帯状基部11,21を構成する樹脂としてランダムポリプロピレンを使用すれば、共押出成形によりチャックテープを製造した場合に第2の帯状基部12,22と第1の帯状基部11,21の流動性が均一となり、押出速度も略等しくすることができるため、第1の帯状基部11,21を構成するランダムポリプロピレンに余計なずり応力がかかることもなく、咬合部3,4における形状の崩れの発生をより一層好適に防止することができる。
第1の帯状基部11,21を構成する樹脂として使用されるランダムポリプロピレン(RPP)は、エチレン成分を2.0質量%以上8.0質量%以下含有することが好ましく、3.0質量%以上6.0質量%以下含有することがより好ましい。ランダムポリプロピレンに対して含有されるエチレン成分が2.0質量%より小さいと、咬合部3,4の再開閉性が悪くなる場合があり、一方、エチレン成分が8.0質量%より大きいと、シール部14との融点差が小さくなり、チャックテープ100と袋体とをヒートシールする場合におけるヒートシール速度を速くして生産性を高めることが困難となる。
また、このランダムポリプロピレン(RPP)のメルトフローレート(MFR)は、3g/10分以上10g/10分以下であることが好ましく、5g/10分以上9g/10分以下であることがより好ましい。ランダムポリプロピレンのMFRが3g/10分より小さいと、第1の帯状基部11,21と連続して一体的に形成される咬合部3,4の押出成形性が悪くなる場合があり、一方、MFRが10g/10分より大きいと、雌側帯状部材2の雌側咬合部4の先端が閉じやすくなったり、雄側帯状部材1における雄側咬合部3との連結部が倒れやすくなるので、再開閉可能な所定の形状に押し出すことが困難になる場合がある。
(本実施形態の効果)
以上説明した本発明のチャックテープは、袋体にヒートシールした際の外観が美麗であるにも拘らず、袋体と強固に且つより低い温度でヒートシールすることができる。そして、本発明のチャックテープによれば、従来公知の三方製袋機などによりチャックテープ付包装袋の製造が可能であるが、例えば、回転ドラムを用いたヒートシール方法のように、圧着圧力が低いヒートシール方法にも好適である。そのため、本発明のチャックテープは、以下説明する本発明のチャックテープ付包装袋の製造方法においても好適に用いることができる。
[チャックテープ付包装袋の製造方法]
次に、本発明のチャックテープ付包装袋の製造方法について説明する。図7はチャックテープ付包装袋の製造装置を示す概略構成図である。
図7において、製造装置1000は、一対の咬合部3,4(図1参照)により嵌合可能な雄側帯状部材1および雌側帯状部材2を互いに分離して供給する帯状部材供給手段101と、袋体用フィルム5,6を供給する第1および第2の袋体用フィルム供給手段211,212と、雄側帯状部材1を第1の袋体用フィルム供給手段211によって供給された袋体用フィルム5に熱融着する第1の融着手段311と、雌側帯状部材2を第2の袋体用フィルム供給手段212によって供給された袋体用フィルム6に熱融着する第2の融着手段312と、これら第1および第2の融着手段311,312によってそれぞれ融着された帯状部材1,2の咬合具3,4を再嵌合する一対のローラ420からなる再嵌合手段410と、この再嵌合手段410によって嵌合された袋体用フィルム5,6を使って製袋する製袋機510とから構成されている。
帯状部材供給手段101は、一対の咬合部3,4を嵌合した雄側帯状部材1および雌側帯状部材2をロール状に巻いたテープ巻取ロール102と、このテープ巻取ロール12から引き出された雄側帯状部材1および雌側帯状部材2を分離する分離手段103とを含んで構成されている。なお、互いに分離された雄側帯状部材1および雌側帯状部材2は、それぞれ中間ロール141,142および重合ロール151,152を介して第1、第2の融着手段311,312に送られる。
各袋体用フィルム供給手段211,212は、単層または多層の合成樹脂製袋体用フィルム5,6をロール状に巻いたフィルム巻取ロール22によって構成されている。なお、各フィルム巻取ロール220から引き出された袋体用フィルム5,6は、中間ロール231,232を介して前記重合ロール151,152に送られ、そこで、雄側帯状部材1および雌側帯状部材2と重ね合わされたのち、第1および第2の融着手段311,312に送られる。
各融着手段311,312は、図8に示されるように、図示省略の駆動源によって回転される回転ドラム320と、この回転ドラム320の周方向に沿って形成され帯状部材1,2の咬合部3,4を導入案内するテープ導入溝330と、このテープ導入溝330と対向する位置に配置されかつ回転ドラム320の周面形状に対応する曲面形状の融着面340を有するシールバー350と、一部が前記シールバー350と前記回転ドラム320の周面との間を通って前記回転ドラム320の回転方向へ移動可能に配設された無端ベルト360とを備えている。なお、370は無端ベルト用ローラであり、381,382は押えローラである。
回転ドラム320はシールバー350との間で帯状部材1,2と袋体用フィルム5,6とを熱融着する時に熱が伝わり難い構造であり、例えば、帯状部材1,2が接する外周部分のみあるいは全体が断熱材から形成されている。ここで、断熱材としては、ゴム、発泡材、多孔質材などが挙げられる。外周部分の断熱材を設けるにあたり、断熱材をシート状にして回転ドラム320の外周面に巻き付ける構造としてもよい。
以上説明したチャックテープ付包装袋の製造装置を用いて、本発明のチャックテープ付包装袋の製造方法を実施することができる。
すなわち、テープ巻取ロール102から引き出されたチャックテープ100は、分離手段103で雄側帯状部材1および雌側帯状部材2に分離されたのち、重合ロール151,152において、各袋体用フィルム供給手段211,212のフィルム巻取ロール220から引き出された袋体用フィルム5,6に重ね合わされた状態で、第1および第2の融着手段311,312に送られる。
各融着手段311,312において、雄側帯状部材1および雌側帯状部材2と袋体用フィルム5,6とは、互いに重ね合わされた状態で、かつ、帯状部材1,2の咬合部3,4が回転ドラム320の咬合部導入溝(図示せず)内を帯状部材1,2がテープ導入溝330を、それぞれ通りながら、回転ドラム320の回転により連続走行され、その回転ドラム320の周面上において、シールバー350により連続的に熱融着される。
帯状部材1,2が回転ドラム320のテープ導入溝330内を通っている状態では、帯状部材1,2の全体がテープ導入溝330に納められていると共に帯状部材1,2のシール面1A,2Aが回転ドラム320の周面と略同一面となっている。
この工程において、各袋体用フィルム5,6とシールバー350との間には無端ベルト360が走行しているから、つまり、各袋体用フィルム5,6がシールバー350に接しながら走行することがないから、各袋体用フィルム5,6に無理な力がかかることがなく、安定走行させることができる。
このようにして、各融着手段311,312において、帯状部材1,2が融着された袋体用フィルム5,6は、再嵌合手段410によって咬合部3,4同士が再嵌合される、続いて、製袋機510において袋状に製袋される。これにより、チャックテープ付包装袋が製造される。
次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。なお、これらの例で用いた樹脂の物性に関しては、融点についてはJIS K7121に記載の方法に、密度についてはJIS K7121に記載の方法に、メルトフローレート(MFR)については、JIS K7210に記載の方法(測定温度:190℃または230℃、測定荷重:21.18N)にそれぞれ準拠して測定した。
[実施例1]
図1に示した形状のチャックテープについて、第2の帯状基部12,22(シール面1A,2Aを含む)および第1の帯状基部11,21(咬合部3,4を含む)を構成する樹脂を下記のようにして、また、かかる樹脂を2台の押出成形機を用いて共押出成形することにより、チャックテープを得た。なお、得られたチャックテープの幅は12.5mmであり、平均厚みは190μmであり、第2の帯状基部12,22の平均厚みは40μmであり、第1の帯状基部11,21の平均厚みは150μmである。また、帯状部材1,2の最薄部および最厚部の厚みは、それぞれ180μmおよび220μmである。また、帯状部材1,2の最厚部はいずれもその両端部である。
シール面1A,2Aを含む第2の帯状基部12,22を構成する樹脂:
密度が898kg/mであり、MFRが3.5g/10分であり、融点が90℃であるメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン(α−オレフィンとして、1−ヘキセンを使用したもの)を使用した。
咬合部3,4を含む第1の帯状基部11,21を構成する樹脂:
密度が900kg/mであり、MFRが7.0g/10分であり、融点が132℃であるランダムポリプロピレンを使用した。なお、このランダムポリプロピレンは、全体100質量%に対してエチレン成分を4質量%含有するものである。
[実施例2から実施例6まで]
図1に示した形状に代えて、図2に示した形状(実施例2)、図3に示した形状(実施例3)、図4に示した形状(実施例4)、図5に示した形状(実施例5)、または図6に示した形状(実施例6)となるよう共押出成形した以外は、実施例1と同様にしてチャックテープを得た。
[比較例1から比較例2まで]
図1に示した形状に代えて、図9に示した形状(比較例1)、または図10に示した形状(比較例2)となるよう共押出成形した以外は、実施例1と同様にしてチャックテープを得た。なお、図9に示した形状のチャックテープにおいては、帯状部材の厚みが特に変化していない。また、図10に示した形状のチャックテープにおいては、シール面1A,2Aにそれぞれ12個の凸部12a,22aが形成されている。
[ヒートシールした際の外観、シール性および最低シール温度の評価]
ヒートシールした際の外観、シール性および最低シール温度を以下に示す方法により評価した。得られた結果を表1に示す。
(i)ヒートシールした際の外観およびシール性
実施例および比較例で得られたチャックテープを、ヒートシール試験機(テスター産業社製)を用い、下記の条件にて、袋体フィルム(基材層:PET12μm/シーラント層:LLDPE40μm)にシールした。
シール温度:100℃
シール時間:0.5秒間
シール圧力:2MPa
そして、ヒートシールした際の外観を以下の基準に基づいて評価した。
◎:シール部に線跡もなく、また均一に美麗にシールされている。
○:シール部にわずかに線跡があるが、均一に美麗にシールされている。
×:シール部にストライプ状の線跡があるか、あるいは、空気の入り込みが見られる。
また、試料のシール部に厚みが0.5mmで幅が1.5mmの板を差込み、その際にシール部に剥れが生じるか否かを、以下の基準に基づいて評価した。
◎:シール部に板を差込んでも全く剥離が生じない。
○:シール部にわずかに剥離が生じる。
△:シール部に剥離が生じるが、シール部にわずかな力で板を差込んだ場合には、剥離が生じない。
×:シール部にわずかな力で板を差込んだ場合にも、剥離が生じる。
(ii)最低シール温度
実施例および比較例で得られたチャックテープを、三方製袋機(トタニ社製)を用い、シール温度を125℃とすると共に、下記の条件にて、袋体フィルム(基材層:PET12μm/シーラント層:LLDPE40μm)に三方シールして、チャックテープ付包装袋(大きさ:160mm×160mm)を作製した。
シール時間:0.5秒間
シールピッチ:160mm
ショット数:40袋/分
そして、試料のシール部に厚みが0.5mmで幅が1.5mmの板を差込み、その際にシール部に剥れが生じない場合には合格と判定し、シール部に剥れが生じる場合には不合格と判定する。以上の操作を、シール温度を1℃ずつ下げつつ、合格の判定が得られるまで繰り返し、合格の判定が得られた際の温度を最低シール温度とした。
Figure 2011200507
表1に示す結果からも明らかなように、本発明のチャックテープを用いた場合(実施例1から実施例6まで)には、袋体にヒートシールした際の外観が美麗であるにも拘らず、袋体と強固に且つより低い温度でヒートシールすることができることが確認された。
一方、帯状部材の厚みが特に変化していない比較例1で得られたチャックテープを用いたチャックテープ付包装袋は、シール性が不十分なものであった。また、シール面1A,2Aにそれぞれ12個の凸部12a,22aが形成されている比較例2で得られたチャックテープを用いたチャックテープ付包装袋は、袋体にヒートシールした際にストライプ状の線跡が生じると共に空気の入り込みが見られ、外観が悪いものであった。
本発明のチャックテープおよびチャックテープ付包装袋は、食品、薬品、医療品、雑貨などを包装するための包装材において好適に用いることができる。
1…雄側帯状部材
2…雌側帯状部材
3…雄側咬合部
4…雌側咬合部4
5,6…袋体用フィルム
11,12…第1の帯状基部
21,22…第2の帯状基部
100…チャックテープ
101…帯状部材供給手段
102…テープ巻取ロール
103…分離手段
141,142…中間ロール
151,152…重合ロール
211,212…袋体用フィルム供給手段
220…フィルム巻取ロール
231,232…中間ロール
311,312…融着手段
320…回転ドラム
330…テープ導入溝
340…曲面形状の融着面
350…シールバー
360…無端ベルト
370…無端ベルト用ローラ
381,382…押えローラ
410…再嵌合手段
420…一対のローラ
510…製袋機

Claims (14)

  1. 雄側咬合部を有する雄側帯状部材と、前記雄側咬合部に咬合可能な雌側咬合部を有する雌側帯状部材とを備え、前記咬合部が形成される帯状部材の反対側がシール面である一対のチャックテープであって、
    前記帯状部材は、長尺方向に直交する断面視において対向する両端部が肉厚となっており、前記両端部間が肉薄となっている
    ことを特徴とするチャックテープ。
  2. 請求項1に記載のチャックテープにおいて、
    前記帯状部材は、前記雄側咬合部および前記雌側咬合部のうちのいずれか一方が一体的に形成される第1の帯状基部とシール面を含む第2の帯状基部とから形成され、
    前記第1の帯状基部と前記第2の帯状基部は、異なる原料から構成されている
    ことを特徴とするチャックテープ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部の肉厚構造が前記帯状部材のシール面の一部を形成すると共に前記断面視で略四角形の凸部である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  4. 請求項3に記載のチャックテープにおいて、
    前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で平坦である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  5. 請求項3に記載のチャックテープにおいて、
    前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で凹状である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  6. 請求項3に記載のチャックテープにおいて、
    前記略四角形の凸部におけるシールされる表面部位が前記断面視で弓なりに湾曲された凹状である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  7. 請求項1または請求項2に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部の肉厚構造が前記帯状部材のシール面の一部を形成すると共に前記断面視で略三角形の凸部である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  8. 請求項1または請求項2に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部の肉厚構造が、前記帯状部材の咬合部側に突出した凸部であり、前記断面視で略四角形である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  9. 請求項1または請求項2に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部の肉厚構造が、前記帯状部材の咬合部側に突出した凸部であり、前記断面視で略三角形である
    ことを特徴とするチャックテープ
  10. 請求項3から請求項9までのいずれか1項に記載のチャックテープにおいて、
    前記断面視において前記帯状部材の最薄部と最厚部との厚みの差が5μm以上100μm以下であり、且つ前記断面視において前記最厚部の前記両端部のうちのいずれか近い方からの距離が1mm以下である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  11. 請求項1または請求項2に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部から、前記断面視で前記帯状部材の中央部に向かって、前記帯状部材の厚みが漸次薄くなっていく
    ことを特徴とするチャックテープ。
  12. 請求項11に記載のチャックテープにおいて、
    前記両端部の肉厚部分が前記断面視で略三角形状である
    ことを特徴とするチャックテープ。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のチャックテープを備えることを特徴とするチャックテープ付包装袋。
  14. 請求項13に記載のチャックテープ付包装袋の製造方法であって、
    前記チャックテープの咬合部が回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合部導入溝内に通るように前記チャックテープと袋体用フィルムとを重ね合わせた状態で前記回転ドラムの回転により連続走行させ、前記回転ドラムの周面上において、前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより前記チャックテープを袋体用フィルムに連続的に熱融着する
    ことを特徴とするチャックテープ付包装袋の製造方法。
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