JP2010137866A - ジッパーテープ付包装袋、その包装袋の製造装置、製造方法及び折曲用帯状部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】包装袋1では、互いに当接する雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224を設けたため、これら雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224間にて、基材フィルム10が折れ曲り、雄側咬合部211及び雌側咬合部221が確実に咬合する。製造装置によれば、第一の溝部と、第二の溝部とにより、雄側帯状基部端縁214と雌側帯状基部端縁224とを略当接させた状態で、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22を一枚の基材テープに貼付けるため、貼付け作業を精度良く行える。
【選択図】図2
Description
特許文献2に記載のものは、雄部材及び雌部材をそれぞれ別体で基材フィルムに貼り付けるジッパーテープ付テープ用のシール装置が開示されている。
が好ましい。
その幅方向中央部からいずれか一縁側に折曲部を有し、且つ、前記基材テープに接着させるための接着面を有していることを特徴とする。
本実施形態では、ジッパーテープ付包装袋(以下「包装袋」と略記する)として、食品、薬品、医療品、雑貨等の各種物品を包装するための包装袋を例示する。
図1は、第1実施形態における包装袋を示す正面図である。図2は、第1実施形態における包装袋の断面図である。
[包装袋の構成]
図1、2に示すように、包装袋1は、一枚の基材フィルム10に、雄側咬合部211を有する雄側帯状部材21と、雌側咬合部221を有する雌側帯状部材22とが別体に並んで接着されている。これらの雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22により、ジッパーテープ20が構成されている。
基材フィルム10は、一方の基材端部11が他方の基材端部11に重ね合わされたシール部12を有している。つまり、基材フィルム10は、合掌貼り又は封筒貼りされている。
また、基材フィルム10の両側端部には、互いの基材フィルム10がヒートシールされたサイドシール部13がそれぞれ設けられている。これらサイドシール部13間には、雄側帯状部材21、雌側帯状部材22が配設されている。
そして、基材フィルム10には、シール部12及びサイドシール部13により収納空間14が形成されている。この収納空間14には、粉体などの固体や液体を収納可能である。また、基材フィルム10の底部には、ガゼット15が形成されている。
基材フィルム10は、包装袋用材料であれば特に限定されず、厚みが10〜100μmのものが好ましい。厚み寸法が10μm未満であると、シール強度や袋強度が弱くなる場合がある。一方、厚み寸法が200μmを超えると、袋の開封がしにくくなる場合がある。
また、基材フィルム10は、単層構造でも多層構造でもよい。
基材フィルム10は、収納空間14に対向する収納面10Aを有し、この収納面10Aには、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22がヒートシールされている。
雌側帯状部材22も同様に、雌側帯状基部222を有し、この雌側帯状基部222の収納空間14側の面には、雄側咬合部211に咬合可能な雌側咬合部221が突設されている。また、雌側帯状基部222は、基材フィルム10に接着した接着面223と、幅方向で雄側帯状基部端縁214に略当接する雌側帯状基部端縁224と、雌側帯状基部端縁224に連続する雌側傾斜部225とを有する。
雄側帯状基部端縁214は雄側帯状基部212よりも肉薄に形成されており、雌側帯状基部端縁224も雌側帯状基部222よりも肉薄に形成されている。また、雄側咬合部211から雄側帯状基部端縁214までの距離は、雌側咬合部221から雌側帯状基部端縁224までの距離と略同一である。
これら雄側帯状基部端縁214、及び雌側帯状基部端縁224により、咬合位置決め手段が構成されている。
雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222の幅寸法は、2mm以上50mm以下とすることが好ましく、5mm以上20mm以下とすることがより好ましい。
ここで、幅寸法が2mm未満であると、掴み部が少なくなり掴みにくくなる場合がある。一方、幅寸法が50mmを超えると袋サイズに比べてジッパー部が大きくなり袋のバランスが悪くなる場合がある。
雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222の厚み寸法は、50μm以上500μm以下とすることが好ましく、100μm以上200μm以下とすることがより好ましい。
雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22を構成する樹脂としては、例えば、ランダムポリプロピレン(RPP)、低密度ポリエチレン(LDPE)や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)等のエチレンを主成分とする共重合体が挙げられ、これらの一種を単独で、又はこれらの二種以上を組み合わせて使用することができる。
次に、包装袋の製造装置について説明する。
図3は、包装袋の製造装置を示す斜視図である。図4は、ジッパーテープを基材フィルムにヒートシールする状態を示す断面図である。図5は、ジッパーテープの雄側咬合部及び雌側咬合部を溶融扁平化する状態を示す断面図である。図6は、包装袋にガゼットを形成する状態を示す斜視図である。
回転ドラム321には、雄側咬合部211を導入案内する第一の溝部323Aと、雌側咬合部221を導入案内する第二の溝部323Bと、がそれぞれ周方向に沿って設けられている。
各溝部323A,323Bは雄側帯状部材21、及び雌側帯状部材22をそれぞれ収納可能な大きさを有する断面形状が略矩形状とされ、その底面が回転ドラム321の周面と略平行であり、その互いに対向する側面は雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22の突出寸法と略同じ長さで形成されている。
第一の溝部323A及び第二の溝部323Bは、雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224を互いに略当接させる状態で雄側咬合部211及び雌側咬合部221を導入案内可能に設けられている。
また、回転ドラム321は、軸方向が水平方向となる状態に支持部材により支持されていてもよい。この場合、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22を基材フィルム10上の所定位置に位置決めしやすくなる。
シールバー343には、その表面の温度を調節する温度調節機構を有する。
回転ドラム321及びシールバー343の温度調節機構により、回転ドラム321にジッパーテープ20や基材フィルム10が接着することを防止する。
次に、包装袋の製造方法について説明する。
この製造方法は、接着手段32により、基材フィルム10にジッパーテープ20を熱融着する融着工程と、一対の爪潰バー33にてジッパーテープ20の雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22に所定間隔ごとに爪潰部23を形成する爪潰工程と、製袋手段34にて爪潰部23が形成されたジッパーテープ20を有する基材フィルム10を使って製袋する製袋工程とを備える。
同時に、回転ドラム321周面に対応する曲面状の融着面322Aを有するシールバー322を押し当てて、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22を一枚の基材フィルム10に接着させることで、包装袋1を連続製造する。
その回転ドラム321の周面上において、シールバー322により連続的に熱融着される。
ここで、回転ドラム321の回転により連続走行させる際の速度は、5m/分以上40m/分以下が好ましく、10m/分以上30m/分以下がさらに好ましい。
速度が、5m/分未満であると、生産性が低くなりコストアップになる場合がある。一方、速度が40m/分を超えると、シール強度が不安定となる場合がある。
また、サイドシールバー344により一方のサイドシール部13が形成される。そして、円筒フォーマ341の内部空間を通して収納物の充填を行った後、再びサイドシールバー344により他方のサイドシール部13を形成する。そして包装袋1の切り離しを行う。
[包装袋]
次に、本発明の第2実施形態における包装袋を図7に基づいて説明する。
図7は、本発明の第2実施形態にかかる包装袋の断面図である。
第2実施形態にかかる包装袋は、雄側帯状部材及び雌側帯状部材の構成が異なる以外は第1実施形態と同様の構成であるので、雄側帯状部材及び雌側帯状部材のみを説明する。
第2実施形態における包装袋1の雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22には、それぞれ切断可能な雄側肉薄部41及び雌側肉薄部42が設けられている。これら雄側肉薄部41及び雌側肉薄部42は、それぞれ雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224からの距離が略同一となる位置に設けられている。
そのため、包装袋1を開封する際、これら雄側肉薄部41及び雌側肉薄部42に沿って基材フィルム10を切断し容易に開封することができる。これにより、直線カットが可能になる。
なお、雄側肉薄部41又は雌側肉薄部42は、それぞれ雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224からの距離が異なっていてもよい。この場合、雄側肉薄部41及び雌側肉薄部42に沿って切断することにより、段違いカットが可能になる。この段違いカットにより、開封部を容易につかみやすくなり、開封が容易になる。
[包装袋]
次に、本発明の第3実施形態における包装袋を図8に基づいて説明する。
図8は、本発明の第3実施形態にかかる包装袋の断面図である。
第3実施形態にかかる包装袋は、ジッパーテープの構成が異なる以外は第1実施形態と同様の構成であるので、ジッパーテープのみを説明する。
第3実施形態の包装袋1は、雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224間に所定の間隔にて形成された折曲空間50が設けられている。この折曲空間50は、雄側咬合部211及び雌側咬合部221からの距離がそれぞれ同一となる位置に形成されている。
この折曲空間50により、咬合位置決め手段が構成されている。
これら雄側咬合部211及び雌側咬合部221を咬合させる際、折曲空間50に対応する部分で基材フィルム10が折れ曲るため、雄側咬合部211及び雌側咬合部221を確実に咬合させることができる。
折曲空間50を形成する間隔は、2mm以下であることが好ましく、さらに好ましくは、1mm以下である。
ここで、間隔が2mmを超えると、精度よく咬合できない場合がある。
また、包装袋1を製造する際には、第一の溝部323A及び第二の溝部323Bにより雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22間に所定の間隔が設けられた状態で回転ドラム321とシールバー343により接着処理が行われる。
ここで、第一の溝部323A及び第二の溝部323B間に突出した案内部を設け、この案内部により、折曲空間50を形成してもよい。
[包装袋]
次に、本発明の第4実施形態における包装袋を図9に基づいて説明する。
図9は、本発明の第4実施形態にかかる包装袋の断面図である。
第4実施形態にかかる包装袋は、ジッパーテープの構成が異なる以外は第1実施形態と同様の構成であるので、ジッパーテープのみを説明する。
第4実施形態のジッパーテープ20は、雄側帯状基部212と、雌側帯状基部222と、これら雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222間に配設された折曲用帯状部材60とを有する。
折曲用帯状部材60は、雄側帯状基部212の雄側帯状基部端縁214に略当接する折曲雄側端縁61と、雌側帯状基部222の雌側帯状基部端縁224に略当接する折曲雌側端縁62と、幅方向の略中央部に折曲部63とを有する。折曲部63は、雄側咬合部211及び雌側咬合部221からそれぞれ距離が同一となる位置に設けられている。
ここで、幅寸法が5mm未満であると、折り曲げにくく、掴みづらくなる場合がある。一方、幅寸法が200mmを超えると、テープの直進性が悪く、正確に折り曲げることが難しくなる場合がある。
折曲用帯状部材60の厚み寸法は、50μm以上2mm以下とすることが好ましく、100μm以上250μm以下とすることがより好ましい。
ここで、厚み寸法が50μm未満であると正確に折り曲げることが難しくなり、厚み寸法が2mmを超えると、生産性が悪くなり、コストアップの原因となる。
また、折曲部63は、例えば、切込部や薄肉部でもよい。
切込部の断面形状は、V形状であるが、U形状でもよい。切込部は、折曲用帯状部材60の長手方向の両端部に亘って連続して形成されていてもよく、所定間隔で罫線、ミシン目線、半切れ線状に形成されていてもよい。なお、切込部の所定深さ寸法は、折曲用帯状部材60が折れ曲がっても、二つに分離しない状態に設定された寸法である。
一方、折曲部63が薄肉部である場合、薄肉部の厚さ寸法は、20μm以上120μm以下が好ましく、50μm以上100μm以下がさらに好ましい。折曲部63の厚さ寸法が20μm未満であると、折曲部63が折れ曲がった際に伸びたり、切断される場合がある。一方、折曲部63の厚さ寸法が120μmを超えると、折曲部63が折れ曲がりにくくなり、雄側咬合部211及び雌側咬合部221の咬合が容易にできない場合がある。
また、折曲用帯状部材60を設けたため、雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222のそれぞれ幅寸法を小さくすることができる。したがって、雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222を基材フィルム10に接着させる際、上述したように、シワの発生を防止することができる。
次に、本発明の第4実施形態における包装袋の製造装置を図10に基づいて説明する。
図10は、第4実施形態における包装袋の製造方法において、ジッパーテープを基材フィルムにヒートシールする状態を示す断面図である。
第4実施形態にかかる製造装置3は、回転ドラムの構成が異なる以外は第1実施形態と同様の構成であるので、回転ドラムのみを説明する。
回転ドラム321の第一の溝部323A及び第二の溝部323Bは、雄側帯状基部端縁214と折曲雄側端縁61とを略当接させるとともに、雌側帯状基部端縁224と折曲雌側端縁62とを略当接させた状態で、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22を一枚の基材テープに貼付ける。そのため、貼付け作業を精度良く行える。
また、第一の溝部323A及び第二の溝部323B間には、折曲用帯状部材60の位置合わせ用凸部64に対応する位置合わせ用凹部323Cが設けられている。
次に、本発明の第4実施形態における包装袋の製造方法を図10に基づいて説明する。
第4実施形態にかかる製造方法は、融着工程の構成が異なる以外は第1実施形態と同様の構成であるので、融着工程のみを説明する。
同時に、回転ドラム321周面に対応する曲面状の融着面322Aを有するシールバー322を押し当てることで、雄側帯状部材21、雌側帯状部材22及び折曲用帯状部材60を一枚の基材フィルム10に接着させる。これにより、包装袋1を連続製造する。
このようにして、ジッパーテープ20が融着された基材フィルム10は、雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22が咬合されることなく爪潰バー33に送られる。
[包装袋]
次に、本発明の第5実施形態における包装袋を図11に基づいて説明する。
図11は、本発明の第5実施形態にかかる包装袋の断面図である。
第5実施形態にかかる包装袋は、雄側帯状部材及び雌側帯状部材の構成が異なる以外は第4実施形態と同様の構成であるので、雄側帯状部材及び雌側帯状部材のみを説明する。
第5実施形態における包装袋1の雄側帯状部材21及び雌側帯状部材22には、第2実施形態と同様に、それぞれ切断可能な雄側肉薄部71及び雌側肉薄部72が設けられている。これら雄側肉薄部71及び雌側肉薄部72は、それぞれ折曲帯状部材の折曲部63からの距離が略同一となる位置に設けられている。
包装袋1を開封する際には、これら雄側肉薄部71及び雌側肉薄部72に沿って容易に開封することができる。
例えば、雄側咬合部211と雌側咬合部221の両方を備えた一枚の帯状部材を用意し、回転ドラム321に巻きつける前にこの帯状部材の幅方向中央部を切断して、雄側咬合部211を備えた雄側帯状部材21と、雌側咬合部221を備えた雌側帯状部材22を形成した後、回転ドラム321の各溝部323A,323Bに導入するようにしてもよい。
この場合、折曲用帯状部材60を案内導入するための溝を設けることなく、折曲用帯状部材60と雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224との間にそれぞれ所定間隔を空けることができる。
この場合、第三の溝部323C1により、折曲用帯状部材60と雄側帯状基部端縁214及び雌側帯状基部端縁224との間にそれぞれ所定間隔を確実に空けることができる。
このような折曲用帯状部材60を備えた包装袋1では、雄側帯状基部端縁214と、雌側帯状基部端縁224との高さ位置が異なる。そのため、雄側帯状基部端縁214および雌側帯状基部端縁224に沿って切断すると、段違いカットが可能となる。
また、雄側帯状部材21、雌側帯状部材22及び折曲用帯状部材60が回転ドラム321の周面に接触する接触距離を制御する接触距離制御手段をさらに設けてもよい。この接触距離制御手段により、ニップ圧力制御手段と同様に、雄側帯状部材21、雌側帯状部材22及び折曲用帯状部材を基材フィルム10上の所定位置にさらに精度をよく配置することができる。
さらに、位置合わせ用凸部64を雄側帯状基部212及び雌側帯状基部222に設けてもよい。
10…基材フィルム
14…収納空間
20…ジッパーテープ
21…雄側帯状部材
22…雌側帯状部材
32…接着手段
33…爪潰バー
34…製袋手段
60…折曲用帯状部材
61…折曲雄側端縁
62…折曲雌側端縁
63…折曲部
64…位置合わせ用凸部
211…雄側咬合部
212…雄側帯状基部
214…雄側帯状基部端縁
221…雌側咬合部
222…雌側帯状基部
224…雄側帯状基部端縁
321…回転ドラム
322…シールバー
323A…第一の溝部
323B…第二の溝部
323C…位置合わせ用凹部
323C2…第三の溝部
Claims (16)
- 雄側咬合部を有する雄側帯状部材と、雌側咬合部を有する雌側帯状部材とが一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋であって、
前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部からそれぞれ距離が略同一となる位置に、前記基材フィルムを折り曲げて前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な咬合位置決め手段を備えた
ことを特徴とするジッパーテープ付包装袋。 - 前記咬合位置決め手段は、前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材において、それぞれ幅方向の端部で互いに略当接する雄側当接部及び雌側当接部を有した
ことを特徴とする請求項1に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 前記咬合位置決め手段は、前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材間に配置され、前記基材フィルムを折り曲げ可能とする折曲部を有する折曲用帯状部材であり、
前記折曲部は、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部からそれぞれ距離が略同一となる位置に有した
ことを特徴とする請求項1に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 前記雄側帯状部材は、切断可能な雄側肉薄部を有し、
前記雌側帯状部材は、切断可能な雌側肉薄部を有した
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 前記雄側肉薄部及び前記雌側肉薄部は、それぞれ前記咬合位置決め手段からの距離が異なる位置に設けられた
ことを特徴とする請求項4に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 前記折曲用帯状部材の幅寸法は、5mm以上200mm以下である
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材の幅寸法は、各々2mm以上50mm以下である
ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付包装袋。 - 雄側咬合部を有する雄側帯状部材と、雌側咬合部を有する雌側帯状部材とが一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋を製造する製造装置であって、
前記雄側咬合部を導入案内する第一の溝部と、前記雌側咬合部を導入案内する第二の溝部とがそれぞれ周方向に沿って設けられた略円柱状の回転ドラムと、
この回転ドラムの周面に対応する曲面状の加熱面に温度調節機構を有するシールバーと、
を備え、
前記第一の溝部及び前記第二の溝部は、前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材のそれぞれ幅方向端部が互いに略当接された状態で、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を導入案内可能に設けられた
ことを特徴とするジッパーテープ付包装袋の製造装置。 - 前記第一の溝部及び前記第二の溝部は、前記雄側帯状部材と、前記雌側帯状部材との間に、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な折曲用帯状部材を互いに略当接させた状態で、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を導入案内可能に設けられた
ことを特徴とする請求項8に記載のジッパーテープ付包装袋の製造装置。 - 雄側咬合部を有する雄側帯状部材と、雌側咬合部を有する雌側帯状部材とが一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋を製造する製造装置であって、
前記雄側咬合部を導入案内する第一の溝部と、前記雌側咬合部を導入案内する第二の溝部とがそれぞれ周方向に沿って設けられた略円柱状の回転ドラムと、
この回転ドラムの周面に対応する曲面状の加熱面に温度調節機構を有するシールバーと、
を備え、
前記回転ドラムの外周面における前記第一の溝部と前記第二溝部との間には、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な折曲部を有する折曲用帯状部材を導入案内する第三の溝部が設けられたことを特徴とするジッパーテープ付包装袋の製造装置。 - 雄側咬合部を有する雄側帯状部材及び雌側咬合部を有する雌側帯状部材が一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋の製造方法であって、
前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材のそれぞれ幅方向端部が互いに略当接された状態で、かつ、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な状態で、回転ドラムの周方向に沿って形成された第一の溝部と第二の溝部とに前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を導入案内させて、前記回転ドラムの周方向に沿って前記基材フィルムを連続走行させつつ、前記回転ドラムの周面に対応する曲面状の加熱面に温度調節機構を有するシールバーを押し当てることで、雄側帯状部材及び雌側帯状部材を一枚の基材フィルムに接着させる接着工程を備えた
ことを特徴とするジッパーテープ付包装袋の製造方法。 - 雄側咬合部を有する雄側帯状部材及び雌側咬合部を有する雌側帯状部材が一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋の製造方法であって、
前記雄側帯状部材と、前記雌側帯状部材と、前記雄側帯状部材及び前記雌側帯状部材の間に配置され、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な折曲部を有する折曲用帯状部材と、をそれぞれ幅方向端部間に所定間隔を空けた状態で、回転ドラムの周方向に沿って形成された第一の溝部と第二の溝部とに前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を導入案内させて、前記回転ドラムの周方向に沿って前記基材フィルムを連続走行させつつ、前記回転ドラムの周面に対応する曲面状の加熱面に温度調節機構を有するシールバーを押し当てることで、前記雄側帯状部材、前記雌側帯状部材、及び前記折曲用帯状部材を一枚の基材フィルムに接着させる接着工程を備えた
ことを特徴とするジッパーテープ付包装袋の製造方法。 - 雄側咬合部を有する雄側帯状部材及び雌側咬合部を有する雌側帯状部材が一枚の基材フィルムに設けられたジッパーテープ付包装袋の製造方法であって、
前記雄側帯状部材と、前記雌側帯状部材と、前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を咬合可能な折曲部を有する折曲用帯状部材と、をそれぞれ幅方向端部間に所定間隔を空けた状態で、回転ドラムの周方向に沿って形成された第一の溝部と第二の溝部とに前記雄側咬合部及び前記雌側咬合部を導入案内させ、かつ、回転ドラムの第一の溝部と第二の溝部の間に周方向に沿って形成された第三の溝部に前記折曲用帯状部材を導入案内させて、前記回転ドラムの周方向に沿って前記基材フィルムを連続走行させつつ、前記回転ドラムの周面に対応する曲面状の加熱面に温度調節機構を有するシールバーを押し当てることで、前記雄側帯状部材、前記雌側帯状部材、及び前記折曲用帯状部材を一枚の基材フィルムに接着させる接着工程を備えた
ことを特徴とするジッパーテープ付包装袋の製造方法。 - 一枚の基材テープに設けられた雄側咬合部と雌側咬合部とを咬合させるために、基材フィルムを折曲可能とする折曲用帯状部材であって、
その幅方向中央部に折曲部を有し、且つ、前記基材テープに接着させるための接着面を有している
ことを特徴とする折曲用帯状部材。 - 一枚の基材テープに設けられた雄側咬合部と雌側咬合部とを咬合させるために、基材フィルムを折曲可能とする折曲用帯状部材であって、
その幅方向中央部からいずれか一縁側に折曲部を有し、且つ、前記基材テープに接着させるための接着面を有している
ことを特徴とする折曲用帯状部材。 - 前記折曲部は、切り込み部又は薄肉部である
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の折曲用帯状部材。
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