JPH10175644A - ガセット袋及びその製造方法 - Google Patents

ガセット袋及びその製造方法

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JPH10175644A
JPH10175644A JP8354722A JP35472296A JPH10175644A JP H10175644 A JPH10175644 A JP H10175644A JP 8354722 A JP8354722 A JP 8354722A JP 35472296 A JP35472296 A JP 35472296A JP H10175644 A JPH10175644 A JP H10175644A
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gusset bag
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bag
front part
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Minoru Murata
穂 村田
Koji Takada
康治 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に効率よく製造可能な、複数室を有する
自立性に優れたガセット袋を得る。 【解決手段】 ガセット袋1の正面部2と背面部3との
間に、両側を折り曲げて前面部12と後面部13とを形成し
た包材11を内挿し、前面部12及び後面部13の外面を、こ
れらの幅方向の中間域において、正面部2及び背面部3
の内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着して縦シ
ール部6を形成する。前面部12と後面部13とを接着して
又は接着しないで底シール部7を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数室を有する自
立性に優れたガセット袋及びそれから得られる単数室の
ガセット袋並びにこのようなガセット袋を簡単に効率よ
く製造可能な製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内面に熱接着層を有するフイルム
又はシート状の包材を用いて、対向する正面部と背面
部、折り込まれた両側面部及び底シール部を備えたガセ
ット袋を製造することは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数室(2
室及び3室以上)を有する自立性に優れたガセット袋及
びそれから得られる単数室のガセット袋並びにこのよう
なガセット袋を簡単に効率よく製造可能な製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1) 対向する正面部と背面部、折り込まれた両側面
部及び底シール部を備えたガセット袋において、前記正
面部と背面部との間に、両側を折り曲げて前面部と後面
部とを形成した包材を有してなり、該包材の前面部及び
後面部の外面(前記正面部及び背面部に向き合う面)
を、これらの幅方向の中間域において、前記正面部及び
背面部の内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着し
て縦シール部を形成し、前記前面部(の内面)と後面部
(の内面)とを接着しないで底シール部を形成したこと
を特徴とするガセット袋である。
【0005】(2) 対向する正面部と背面部、折り込
まれた両側面部及び底シール部を備えたガセット袋にお
いて、前記正面部と背面部との間に、両側を折り曲げて
前面部と後面部とを形成した包材を有してなり、該包材
の前面部及び後面部の外面を、これらの幅方向の中間域
において、前記正面部及び背面部の内面に、袋の高さ方
向にわたって帯状に接着して縦シール部を形成し、前記
前面部と後面部とを接着して底シール部を形成したこと
を特徴とするガセット袋である。
【0006】(3) (1)項又は(2)項に記載のガ
セット袋を前記縦シール部において切断分離して得られ
たガセット袋である。
【0007】(4) 対向する正面部と背面部、折り込
まれた両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製
造するにあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間
に、両側を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材
を位置させ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これ
らの幅方向の中間域において、前記正面部と背面部をな
す包材の内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着し
て縦シール部を形成し、前記前面部と後面部とを接着し
ないで底シール部を形成することを特徴とするガセット
袋の製造方法である。
【0008】(5) 対向する正面部と背面部、折り込
まれた両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製
造するにあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間
に、両側を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材
を位置させ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これ
らの幅方向の中間域において、前記正面部と背面部をな
す包材の内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着し
て縦シール部を形成し、前記前面部と後面部とを接着し
て底シール部を形成することを特徴とするガセット袋の
製造方法である。
【0009】(6) 対向する正面部と背面部、折り込
まれた両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製
造するにあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間
に、両側を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材
を位置させ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これ
らの幅方向の中間域において、前記正面部と背面部をな
す包材の内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着し
て縦シール部を形成し、底シール部を形成し、その後、
前記縦シール部において切断し複数個に分離することを
特徴とするガセット袋の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係るガセット袋1の一例
の斜視図、図2の(a)は図1のガセット袋1を模式的
に示す平面図、(b)は同底面図、図3は他の構成例の
ガセット袋1を模式的に示す平面図、図4はガセット袋
1の他の例を模式的に示すもので、(a)は平面図、
(b)は底面図、図5は図1のガセット袋1から得られ
たガセット袋31の斜視図、図6はガセット袋1の製造
方法の一例を示す説明図である。斜線は接着部を示す。
【0011】〔(1)項のガセット袋〕図1,2に示す
ガセット袋1は、内面にポリエチレン等の熱接着層を有
するフイルム又はシート状材料からなり、対向する正面
部2と背面部3、折り込まれた両側面部4,5を有して
いる。
【0012】図示のとおり、正面部2と背面部3との間
には、両側を折り曲げて前面部12と後面部13とを形
成した包材11が内挿されており、該包材11の前面部
12及び後面部13の外面を、これらの幅方向の中間域
において、ガセット袋1の正面部2及び背面部3の内面
に、ガセット袋1の高さ方向にわたって帯状に接着して
縦シール部6を形成している。ガセット袋の包材は、通
常、片面をポリエチレン等の熱接着層としたフイルム又
はシート状材料を用い、底シール部7の接着等はヒート
シールにより行なわれる。包材11は、ガセット袋1と
同じ素材を用いることができる。
【0013】図2に示すとおり、包材11は、1枚のフ
イルム又はシート状材料の端部11a,11b同士を突
き合わせるようにして両側を折り曲げることにより、前
面部12と後面部13とを形成している。符号9はサイ
ドシール部である。ガセット袋1の正面部2と背面部3
は、折り込まれた両側面部4,5(正面部2と背面部3
と別体をなす)の各部とサイドシール部9で接着され連
結された態様となっているが、このような態様に限られ
るものではなく、例えば、図3(a)(b)に示すよう
な態様としてもよい。
【0014】ガセット袋1の底部は底シール部7によっ
てヒートシールされているが、図2(b)に明らかなと
おり、包材11の前面部12(の内面)と後面部13
(の内面)とを接着しないで底シール部7が形成されて
いる。したがって、ガセット袋1は、通常の単室のガセ
ット袋が横に隣接してY1 ,Y2 の2室を有する構造で
ありながら、各室は前面部12と後面部13とを共有し
ている。このため、全体としては1個のガセット袋であ
るが、2室を有するので2連パックとして機能し、自立
性にも優れている。各室には同じ内容物を充填してもよ
いし、異なる内容物を充填してもよい。包材11として
ガセット袋1と同じ素材を用いる場合、通常、包材11
の内面はその外面と異なり熱接着性素材ではないため、
底シール部7をヒートシールにより形成する際、包材1
1の前面部12と後面部13とが接着されない状態で底
シール部7が形成される。
【0015】〔(2)項のガセット袋〕図4はガセット
袋1の他の例を示すものである。図1に示すガセット袋
1と基本的構成は共通しており、正面部2と背面部3と
の間には、両側を折り曲げて前面部12と後面部13と
を形成した包材11が内挿されており、該包材11の前
面部12及び後面部13の外面を、これらの幅方向の中
間域において、ガセット袋1の正面部2及び背面部3の
内面に、ガセット袋1の高さ方向にわたって帯状に接着
して縦シール部6を形成している。
【0016】包材11は、1枚のフイルム又はシート状
材料の端部11a,11b同士を突き合わせるようにし
て両側を折り曲げることにより、前面部12と後面部1
3とを形成している。符号9はサイドシール部である。
ガセット袋1の正面部2と背面部3は、折り込まれた両
側面部4,5(正面部2と背面部3と別体をなす)の各
部とサイドシール部9で接着され連結された態様となっ
ているが、このような態様に限られるものではなく、例
えば、図3(a)(b)に示すような態様としてもよい
のは(1)項のガセット袋と同様である。
【0017】上記のガセット袋1の底部は底シール部7
によってヒートシールされているが、図4(b)に明ら
かなとおり、包材11の前面部12(の内面)と後面部
13(の内面)とが接着されて底シール部7が形成され
ている点が(1)項のガセット袋と異なっている。包材
11は、内外面をポリエチレン等の熱接着層としたフイ
ルム又はシート状材料を用いれば、正面部2及び背面部
3との接着はヒートシールにより行なうことができるの
は勿論のこと、底シール部7をヒートシールにより形成
する際、包材11の前面部12と後面部13とが接着さ
れた状態で底シール部7を形成することができる。
【0018】上記のガセット袋1は、通常の単室のガセ
ット袋が2個横に連結されたような態様であるが、その
内部は、包材11によってY1 ,Y2 ,Y3 の3室に仕
切られており、かつ各室は前面部12と後面部13とを
共有している。このため、全体としては1個のガセット
袋であるが、3室を有するので3連パックとして機能
し、自立性にも優れている。各室には同じ内容物を充填
してもよいし、異なる内容物を充填してもよい。
【0019】〔(3)項のガセット袋〕上記の(1)項
又は(2)項のガセット袋1は、全体としては1個であ
るが、2室又は3室を有する2連又は3連パックとして
機能する他、該袋1を縦シール部6(図2(a)及び図
4(a)に切断仮想線15を示す)において切断分離す
ることにより、単数室の(3)項のガセット袋を得るこ
とができるという利点を有する。縦シール部6の切断仮
想線上に、ミシン目等の破断線を予め施した包装体とす
ることもできる。図5は、図1のガセット袋1から得ら
れたガセット袋31(図1の右側部に相当する)を示
す。
【0020】以上、各ガセット袋について説明したが、
本発明は上記の例に限定されるものではなく、本発明の
範囲で適宜変更、付加等して実施できるものである。例
えば、包材11をガセット袋1内に複数列配設すること
ができる。X列配設することにより、ガセット袋1の室
数Yは、(1)項のガセット袋においてはX+1の室、
(2)項のガセット袋においてはX+2の室を設けるこ
とができる。また、包材11の位置はガセット袋1の中
心より左右いずれかの方向にずらしてもよい。ずらすこ
とにより、ぞれぞれ容量の異なる室を形成することがで
きる。
【0021】また、底シール部7の形状は図示のものに
限定されるものではなく公知のものを適用することがで
き、例えば、折り込まれた各側面部によって形成される
ガセット袋の四隅の下方に斜状の熱接着部を形成した
り、折り込まれた各側面部の底部に予め穿設した透孔を
介してガセット袋の正面部と背面部とが互いに接着され
るようにして、自立性を高めたりしてもよい。包材とし
ては、各種包装袋に使用される公知の複合フイルム、例
えば所望の剛性、耐熱性、遮光性、バリヤー性等を有す
る、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、セロフ
ァン、アルミ箔等を適宜積層した複合フィルムであっ
て、最内層にポリエチレンのような熱接着層を形成した
ものが挙げられる。
【0022】〔製造方法〕本発明に係るガセット袋の製
造方法の実施の形態について説明する。重要な特徴は、
対向する正面部と背面部、折り込まれた両側面部及び底
シール部を備えたガセット袋を製造するにあたり、前記
正面部と背面部をなす包材の間に、両側を折り曲げて前
面部と後面部とを形成した包材を位置させることであ
る。図6に示す代表例を参照すると、先ず、端部11
a,11b同士を突き合わせるようにして両側を折り曲
げることにより前面部12と後面部13とを形成した包
材11が、正面部をなす包材41と背面部をなす包材4
2との間に挿入される状態とする。また、図6に示す例
では、正面部をなす包材41と背面部をなす包材42と
の間の左右両側に、折り込まれた側面部をなすように包
材51,52が折り曲げられて挿入されるようにしてい
る。
【0023】次いで、包材11の前面部12及び後面部
13の外面を、これらの幅方向のほぼ中央において、正
面部をなす包材41と背面部をなす包材42の内面に、
帯状に接着して縦シール部6を形成し、また、正面部を
なす包材41と背面部をなす包材42の端部を、折り込
まれた側面部をなすように折り曲げられた包材51,5
2の端部とそれぞれ接着してサイドシール部9を形成す
る。
【0024】さらに、底シール部7を形成することによ
り、ガセット袋1が得られる。各包材の接着は、ヒート
シールによらず接着剤により行なってもよいが、各包材
の接着面側に熱接着層を有するものを用いることによ
り、ヒートーシールにより行なうことができる。各包材
には同じ素材を用いることができる。片面に熱接着層を
有する包材を用いる場合、包材11の外面(正面部及び
背面部に向き合う面)を熱接着層とすれば、その内面は
熱接着層ではないため、底シール部7をヒートシールに
より形成する際、包材11の前面部12と後面部13と
が接着されない状態で底シール部7が形成される。しか
して、図1に示す(1)項のガセット袋1が得られる。
【0025】底シール部7を形成する際、包材11とし
て、内外面にポリエチレン等の熱接着層を有するフイル
ム又はシート状材料を用いれば、底シール部7をヒート
シールにより形成する際、包材11の前面部12と後面
部13とが接着された状態で底シール部7が形成され、
図4に示す(2)項のガセット袋1が得られる。
【0026】さらに、上記により得られたガセット袋1
を、縦シール部6において切断し複数個に分離すること
により、図5に示すような単数室の(3)項のガセット
袋31が得られる。
【0027】上記の各ガセット袋の製造にあたっては、
公知の製造装置の基本構成を有する装置を用いて原反ロ
ールから包材を繰り出し供給して連続的に製袋すること
ができる。例えば、正面部をなす包材41の供給機構、
背面部をなす包材42の供給機構、正面部をなす包材4
1と背面部をなす包材42との間の左右両側に、折り込
まれた側面部をなすように包材51,52を折り曲げて
挿入する供給機構、各包材の接着を行なうヒートシール
機構、ヒートシール後の冷却機構、底シール部を形成し
た後フイルムの進行方向直角に切断するカット機構を備
え、これらの構成に付加して、原反ロールから繰り出さ
れた包材11をその端部同士を突き合わせるようにして
両側を折り曲げることにより前面部12と後面部13と
を形成した包材11を、正面部をなす包材41と背面部
をなす包材42との間に挿入する供給機構を設けること
により、ガセット袋の製造装置を構成することができ
る。図5に示す単数室の(3)項のガセット袋1につい
ても、縦シール部6において切断するカット機構を設け
ることにより、製造することができる。
【0028】包材11を供給する上記の供給機構は、図
6において矢印で示すとおり、包材11を、正面部をな
す包材41と背面部をなす包材42との間に挿入、供給
するその位置が包材11のフイルムの進行方向に向かっ
て左右に可動するように構成するとよい。そうすれば、
必要に応じて包材11の供給位置をガセット袋1の中心
より左右いずれかの方向にずらすことができ、ずらすこ
とにより、ぞれぞれ容量の異なる室を有するガセット袋
が簡単に得られる。また、さらに縦シール部6において
切断し複数個に分離して(3)項のガセット袋を得る場
合には、一のラインで容量や寸法が違う複数種のガセッ
ト袋を同時に製造することもできる。包材11の幅方向
の中心をずらした位置に縦シール部6を形成し、ずらし
た長さに応じて、側面部をなすように折り曲げた包材5
1,52のまちをそれぞれ変えて設定すれば、まちの長
さの違うガセット袋を同時に製造することができる。
【0029】以上、ガセット袋の製造方法について説明
したが、本発明に係るガセット袋の製造方法は上記の例
に限定されるものではなく、本発明の範囲で適宜変更し
て実施できるものである。ガセット袋について述べたと
同様、例えば、包材11を複数列、正面部と背面部をな
す包材41,42の間に位置させて製造することがで
き、これにより多数の室を有するガセット袋が簡単に得
られる。また、さらに縦シール部6において切断し複数
個に分離する場合には、一のラインでより多数のガセッ
ト袋を効率よく製造することができる。底シール部7の
形状等についても、特に限定されるものではなく、公知
の方法を適用して形成することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の(1)項のガセット袋は、構造
簡単にして、複数室を有する自立性に優れたものであ
る。(2)項のガセット袋は、構造簡単にして、3室以
上を有する自立性に優れたものである。これらのガセッ
ト袋は、複数室を有していても全体としては1個のガセ
ット袋であるから取扱等が楽であり、かつ複数室を有す
るため、各室に異なる内容物を充填することもできるの
で便利である。また、必要に応じて単数室のガセット袋
を得ることができるという利点を有する。(3)項のガ
セット袋は、(1)項又は(2)項のガセット袋から簡
単に得ることができるものである。
【0031】本発明に係るガセット袋の製造方法によれ
ば、上記の各ガセット袋を、複雑な装置や工程を要さ
ず、効率よく製造することができるので、その効果はき
わめて大きい。また、ぞれぞれ容量の異なる室を有する
ガセット袋や、容量や寸法が違う複数種のガセット袋を
一のラインで同時に製造することにも簡単に対応し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガセット袋1の一例の斜視図であ
る。
【図2】(a)は図1のガセット袋1を模式的に示す平
面図、(b)は図1のガセット袋1を模式的に示す底面
図である。
【図3】他の構成例のガセット袋1を模式的に示す平面
図である。
【図4】ガセット袋1の他の例を模式的に示す示すもの
で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
【図5】図1のガセット袋1から得られたガセット袋3
1の斜視図である。
【図6】ガセット袋1の製造方法の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ガセット袋 2 正面部 3 背面部 4,5 折り込まれた側面部 6 縦シール部 7 底シール部 9 サイドシール部 11 包材 12 前面部 13 後面部 31 ガセット袋 41 正面部をなす包材 42 背面部をなす包材 51,52 包材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する正面部と背面部、折り込まれた
    両側面部及び底シール部を備えたガセット袋において、
    前記正面部と背面部との間に、両側を折り曲げて前面部
    と後面部とを形成した包材を有してなり、該包材の前面
    部及び後面部の外面を、これらの幅方向の中間域におい
    て、前記正面部及び背面部の内面に、袋の高さ方向にわ
    たって帯状に接着して縦シール部を形成し、前記前面部
    と後面部とを接着しないで底シール部を形成したことを
    特徴とするガセット袋。
  2. 【請求項2】 対向する正面部と背面部、折り込まれた
    両側面部及び底シール部を備えたガセット袋において、
    前記正面部と背面部との間に、両側を折り曲げて前面部
    と後面部とを形成した包材を有してなり、該包材の前面
    部及び後面部の外面を、これらの幅方向の中間域におい
    て、前記正面部及び背面部の内面に、袋の高さ方向にわ
    たって帯状に接着して縦シール部を形成し、前記前面部
    と後面部とを接着して底シール部を形成したことを特徴
    とするガセット袋。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のガセット袋を前記
    縦シール部において切断分離して得られたガセット袋。
  4. 【請求項4】 対向する正面部と背面部、折り込まれた
    両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製造する
    にあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間に、両側
    を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材を位置さ
    せ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これらの幅方
    向の中間域において、前記正面部と背面部をなす包材の
    内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着して縦シー
    ル部を形成し、前記前面部と後面部とを接着しないで底
    シール部を形成することを特徴とするガセット袋の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 対向する正面部と背面部、折り込まれた
    両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製造する
    にあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間に、両側
    を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材を位置さ
    せ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これらの幅方
    向の中間域において、前記正面部と背面部をなす包材の
    内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着して縦シー
    ル部を形成し、前記前面部と後面部とを接着して底シー
    ル部を形成することを特徴とするガセット袋の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 対向する正面部と背面部、折り込まれた
    両側面部及び底シール部を備えたガセット袋を製造する
    にあたり、前記正面部と背面部をなす包材の間に、両側
    を折り曲げて前面部と後面部とを形成した包材を位置さ
    せ、該包材の前面部及び後面部の外面を、これらの幅方
    向の中間域において、前記正面部と背面部をなす包材の
    内面に、袋の高さ方向にわたって帯状に接着して縦シー
    ル部を形成し、底シール部を形成し、その後、前記縦シ
    ール部において切断し複数個に分離することを特徴とす
    るガセット袋の製造方法。
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Cited By (4)

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