JP5635651B1 - 製袋機 - Google Patents

製袋機

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Abstract

【課題】プラスチック袋に胴部、サイドガセット部およびファスナ部をもたせ、これを順次連続的に製造する。【解決手段】第1胴材1に第1ファスナ材5が付着され、第2胴材2に第2ファスナ材6が付着され、胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、第1および第2ファスナ材5,6が第1および第2胴材1,2間に挿入され、互いに整合する。さらに、サイドガセット材3に第3ファスナ材7が付着され、胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、第3ファスナ材7が第1および第2ファスナ材5,6間に挿入され、第1および第2ファスナ材5,6が第3ファスナ材7に整合する。【選択図】図1

Description

この発明は、胴部、サイドガセット部およびファスナ部を有するプラスチック袋を製造する製袋機に関する。
プラスチック袋として胴部およびサイドガセット部を有するものが使用されている。特許文献1に記載されているように、そのプラスチック袋を製造する製袋機も開発され、提案されている。
特許文献1の製袋機では、第1および第2胴材が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。さらに、サイドガセット材があらかじめ2つ折りされ、胴材の重ね合わせ前、サイドガセット材が第1胴材に供給され、その幅方向に配置され、胴材が互いに重ね合わされたとき、サイドガセット材が第1および第2胴材間に挿入される。さらに、胴材の重ね合わせ後、胴材の長さ方向において、縦シール装置によって第1および第2胴材がヒートシールされ、胴材の幅方向において、横シール装置によって胴材とサイドガセット材がヒートシールされる。その後、胴材の幅方向において、カッタによって第1および第2胴材がクロスカットされる。したがって、第1および第2胴材によってプラスチック袋の胴部が形成され、サイドガセット材によってプラスチック袋のサイドガセット部が形成される。特許文献1の製袋機の場合、プラスチック袋を順次連続的に製造することができる。製袋機を高速化することもでき、性能は高い。
一方、特許文献2に記載されているように、プラスチック袋に胴部およびサイドガセット部だけではなく、ファスナ部をもたせることも提案されている。
特許文献2のファスナ部は第1、第2および第3ファスナ材からなり、プラスチック袋の頂縁に沿ってのびる。そして、プラスチック袋の内面において、第1胴材に第1ファスナ材が付着され、第2胴材に第2ファスナが付着され、第1および第2ファスナ材を互いにかみ合せることができる。さらに、サイドガセット材に第3ファスナ材が付着され、第1および第2ファスナ材を第3ファスナ材にかみ合わせることができる。したがって、第1、第2および第3ファスナ材によってプラスチック袋を閉じることができる。第1、第2および第3ファスナ材は面ファスナ材からなる。このプラスチック袋の場合、面ファスナ材の気密性に問題はあるが、用途は広く、有用性は高い。
したがって、特許文献1の製袋機に改良を加え、特許文献2のプラスチック袋と同様、プラスチック袋にファスナ部をもたせ、これを順次連続的に製造することが要望されている。
したがって、この発明は、従来の製袋機に改良を加え、プラスチック袋に胴部、サイドガセット部およびファスナ部をもたせ、これを順次連続的に製造することを目的とする。
特許第3655627号公報 特開2002−347788号公報
この発明によれば、第1および第2胴材が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。さらに、胴材の重ね合わせ前、第1および第2ファスナ材が胴材の長さ方向に配置され、第1胴材に第1ファスナ材が付着され、第2胴材に第2ファスナ材が付着される。そして、胴材が互いに重ね合わされたとき、第1および第2ファスナ材が第1および第2胴材間に挿入され、互いに整合する。さらに、サイドガセット材がロールから供給され、あらかじめ2つ折りされ、胴材の重ね合わせ前、サイドガセット材が第1胴材に供給され、その幅方向に配置され、胴材が互いに重ね合わされたとき、サイドガセット材が第1および第2胴材間に挿入される。さらに、第1胴材へのサイドガセット材の供給前、第3ファスナ材がサイドガセット材の幅方向に供給され、サイドガセット材の幅に対向する長さにクロスカットされ、第1胴材へのサイドガセット材の供給にあたって、サイドガセット材の2つ折り前、サイドガセット材に第3ファスナ材が付着される。その後、サイドガセット材が2つ折りされ、2つ折り後、サイドガセット材が第1胴材に供給され、胴材が互いに重ね合わされたとき、第3ファスナ材が第1および第2ファスナ材間に挿入され、第1および第2ファスナ材が第3ファスナ材に整合する。第1、第2および第3ファスナ材は面ファスナ材からなる。したがって、第1および第2胴材によってプラスチック袋の胴部が形成され、サイドガセット材によってプラスチック袋のサイドガセット部が形成され、第1、第2および第3ファスナ材によってプラスチック袋のファスナ部が形成される。
好ましい実施例では、第1および第2胴材が互いに重ね合わされ、その状態で送られ、その後、第1および第2胴材が一旦分離され、間隔を置いて配置される。そして、胴材の分離後、サイドガセット材が第1胴材に供給される。その後、第1および第2胴材が再度重ね合わされ、サイドガセット材が第1および第2胴材間に挿入され、第3ファスナ材が第1および第2ファスナ材間に挿入される。
さらに、第1および第2胴材の分離前、第1および第2ファスナ材が第1および第2胴材間に挿入され、第1胴材に第1ファスナ材が付着され、第2胴材に第2ファスナ材が付着される。
さらに、第1胴材に第1ファスナ材がヒートシールされ、付着され、第2胴材に第2ファスナ材がヒートシールされ、付着される。さらに、サイドガセット材に第3ファスナ材がヒートシールされ、付着される。
さらに、胴材の重ね合わせ後、胴材の長さ方向において、縦シール装置によって第1および第2胴材がヒートシールされ、胴材の幅方向において、横シール装置によって胴材とサイドガセット材がヒートシールされる。その後、胴材の幅方向において、カッタによって第1および第2胴材がクロスカットされる。
Aはこの発明の実施例を示す斜視図、BはAの製袋機の第3ファスナ材付着機構を示す斜視図である。 Aは図1の製袋機で製造されるプラスチック袋の説明図、BはAのプラスチック袋の断面図である。 他の実施例を示す説明図である。 Aは他の実施例を示す断面図、BはAの第1および第2ファスナ材の斜視図である。 Aは他の実施例を示す斜視図、Bは他の実施例を示す斜視図、CはAの胴材とBのサイドガセット材を組み合わせた状態を示す断面図、Dは他の実施例を示す斜視図である。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかる製袋機を示す。この製袋機は図2のプラスチック袋を製造するためのものである。
特許文献2のプラスチック袋と同様、図2のプラスチック袋は胴部、サイドガセット部およびファスナ部を有する。胴部は第1および第2胴材1,2からなり、第1および第2胴材1,2は互いに重ね合わされる。サイドガセット部はサイドガセット材3からなり、プラスチック袋の両側縁4に沿ってのび、第1および第2胴材1,2間に折り込まれ、2つ折りされる。さらに、胴材1,2とサイドガセット材3がプラスチック袋の両側縁4に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール部4aがプラスチック袋の両側縁4に沿って形成される。
一方、ファスナ部は第1、第2および第3ファスナ材5,6,7からなり、プラスチック袋の頂縁8に沿ってのびる。そして、プラスチック袋の内面において、第1胴材1に第1ファスナ材5が付着され、第2胴材2に第2ファスナ材6が付着され、サイドガセット材3に第3ファスナ材7が付着される。さらに、第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3がプラスチック袋の頂縁8に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール部8aがプラスチック袋の頂縁8に沿って形成される。
そして、プラスチック袋の製造後、プラスチック袋の底縁9において、物品がプラスチック袋に充填され、その後、第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3がプラスチック袋の底縁9に沿ってヒートシールされる。したがって、物品の充填後、プラスチック袋をその頂縁8に沿って引き裂き、開き、物品をプラスチック袋から排出することができる。各サイドガセット材3間において、第1および第2ファスナ材5,6を互いにかみ合わせることができ、各サイドガセット材3の位置において、第1および第2ファスナ材5,6を第3ファスナ材7にかみ合わせることもできる。したがって、第1、第2および第3ファスナ材5,6,7によってプラスチック袋を閉じることができる。
そして、図2のプラスチック袋の製造工程において、図1の製袋機では、第1および第2胴材1,2が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。この実施例では、胴材送り機構に送りローラ10が使用され、第1および第2胴材1,2が送りローラ10に導かれ、駆動モータによって送りローラ10が駆動され、回転し、第1および第2胴材1,2が送られる。送りローラ10は間欠的に回転し、第1および第2胴材1,2は間欠的に送られる。第1胴材1は下側の胴材であり、プラスチックフィルムからなる。第2胴材2は上側の胴材であり、プラスチックフィルムからなる。送り方向Xは胴材1,2の長さ方向である。
さらに、胴材1,2の重ね合わせ前、第1および第2ファスナ材5,6が胴材1,2の長さ方向に配置され、第1胴材1に第1ファスナ材5が付着され、第2胴材2に第2ファスナ材6が付着される。そして、胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、第1および第2ファスナ材5,6が第1および第2胴材1,2間に挿入され、互いに整合し、かみ合わされる。さらに、サイドガセット材3があらかじめ2つ折りされ、胴材1,2の重ね合わせ前、サイドガセット材3が第1胴材1に供給され、その上面に載せられ、幅方向に配置され、胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、サイドガセット材3が第1および第2胴材1,2間に挿入される。特許文献2のものと同様、第1および第2ファスナ材5,6は面ファスナ材からなる。サイドガセット材3はプラスチックフィルムからなる。
さらに、この実施例では、最初、第1および第2胴材1,2が互いに重ね合わされ、その状態で送られ、ガイドローラ11に導かれる。その後、第2胴材2がガイドローラ12に導かれ、ガイドローラ11,12によって第2胴材2が案内され、引き上げられ、第1および第2胴材1,2が一旦分離される。さらに、第2胴材2がガイドローラ13に導かれ、ガイドローラ13によって第2胴材2が案内され、第1および第2胴材1,2が間隔を置いて配置され、その状態で送られる。前述したように、第1および第2胴材1,2は間欠的に送られる。そして、胴材1,2の分離後、第1および第2胴材1,2が間隔を置いて配置され、その状態で送られ、一時的に停止したとき、サイドガセット材3が第1胴材1に供給され、その上面に載せられ、幅方向に配置される。
さらに、第1および第2胴材1,2の分離前、第1および第2ファスナ材5,6がリール14から供給され、ガイドローラ15を通り、第1および第2胴材1,2に供給され、第1および第2胴材1,2間に挿入される。そして、第1および第2ファスナ材5,6が胴材1,2の長さ方向に配置され、第1胴材1に第1ファスナ材5が付着され、第2胴材2に第2ファスナ材6が付着される。第1および第2胴材1,2間に挿入されるとき、第1および第2ファスナ材5,6は互いに整合し、かみ合わされ、その状態で挿入される。
さらに、第1および第2ファスナ材5,6を付着させる第1および第2ファスナ材付着機構としてファスナ材シール装置が使用される。ファスナ材シール装置は一対のシールバー16を有し、シールバー16は胴材1,2の長さ方向にのび、胴材1,2の両側に配置される。そして、第1および第2胴材1,2が一時的に停止したとき、胴材1,2およびファスナ材5,6が各シールバー16間に挟まれ、シールバー16によって胴材1,2およびファスナ材5,6が加熱され、第1胴材1に第1ファスナ材5がヒートシールされ、付着され、第2胴材2に第2ファスナ材6がヒートシールされ、付着される。
その後、第2胴材2がガイドローラ12に導かれ、第1および第2胴材1,2が互いに分離される。したがって、第1および第2胴材1,2によって第1および第2ファスナ材5,6が引っ張られ、第1および第2ファスナ材5,6も互いに分離される。
さらに、この実施例では、サイドガセット材3として図2のサイドガセット材3の2倍の幅のものが使用され、これが長さ方向中心線の両側で2つ折りされ、2層に重ね合わされる。さらに、サイドガセット材供給機構にオートハンドが使用され、オートハンドによってサイドガセット材3が保持され、引っ張られ、送られ、ガイドプレートによってサイドガセット材3が2つ折りされる。その後、カッタ17によってサイドガセット材3がクロスカットされ、オートハンドによってサイドガセット材3が操作され、これが第1胴材1に供給される。これは特許文献1のものと同様である。
その後、第1胴材1がガイドローラ18に導かれ、第2胴材2もガイドローラ18に導かれる。したがって、ガイドローラ18によって第1および第2胴材1,2が案内され、第1および第2胴材1,2が再度重ね合わされ、サイドガセット材3が第1および第2胴材1,2間に挿入される。
さらに、この製袋機では、サイドガセット材3の供給前、サイドガセット材3に第3ファスナ材7が付着される。そして、胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、第3ファスナ材7が第1および第2ファスナ材5,6間に挿入され、第1および第2ファスナ材5,6が第3ファスナ材7に整合し、かみ合わされる。第3ファスナ材7も面ファスナ材からなる。
この実施例では、サイドガセット材3はロール19から供給される。さらに、オートハンドによって第3ファスナ材7が保持され、引っ張られ、送られ、第3ファスナ材7がリール20から供給され、ガイドローラ21を通り、カッタ22に導かれ、カッタ22によって第3ファスナ材7がクロスカットされる。第3ファスナ材7はサイドガセット材3の幅に対応する長さにクロスカットされる。その後、オートハンドによって第3ファスナ材7が操作され、サイドガセット材3の下面において、第3ファスナ材7がサイドガセット材3に供給され、その幅方向に配置される。さらに、第3ファスナ材7を付着させる第3ファスナ材付着機構としてファスナ材シール装置が使用される。ファスナ材シール装置はシールバー23および受け台24を有し、シールバー23および受け台24はサイドガセット材3の幅方向にのび、サイドガセット材3の両側に配置される。そして、オートハンドによって第3ファスナ材7が保持され、第3ファスナ材7およびサイドガセット材3がシールバー23と受け台24間に挟まれ、シールバー23によって第3ファスナ材7およびサイドガセット材3が加熱され、サイドガセット材3に第3ファスナ材7がヒートシールされ、付着される。
その後、オートハンドによってサイドガセット材3が引っ張られ、送られ、カッタ17によってサイドガセット材3がクロスカットされ、これが第1胴材1に供給されるものである。供給されたとき、第3ファスナ材7は第1および第2ファスナ材5,6に対応する位置に配置される。その後、仮止め機構によって第1胴材1とサイドガセット材3が仮止めされ、第1胴材1が間欠的に送られ、第1胴材1によってサイドガセット材3が送られる。仮止め機構は超音波シールまたはヒートシール装置からなり、シールバー25を有する。そして、シールバー25によって第1胴材1とサイドガセット材3が超音波シールまたはヒートシールされ、仮止めされる。
その後、第1および第2胴材1,2がガイドローラ18に導かれ、互いに重ね合わされるものである。したがって、重ね合わされたとき、第3ファスナ材7が第1および第2ファスナ材5,6間に挿入され、第1および第2ファスナ材5,6が第3ファスナ材7に整合し、かみ合わされる。
さらに、胴材1,2の重ね合わせ後、胴材1,2が一時的に停止したとき、胴材1,2の長さ方向において、縦シール装置によって第1および第2胴材1,2がヒートシールされる。縦シール装置は一対のシールバー26を有し、シールバー26は胴材1,2の長さ方向にのび、胴材1,2の両側に配置される。そして、第1および第2胴材1,2が一時的に停止したとき、第1および第2胴材1,2が各シールバー26間に挟まれ、シールバー26によって第1および第2胴材1,2が加熱され、ヒートシールされる。第1および第2胴材1,2はその一側縁に沿ってヒートシールされる。これによって図2のヒートシール部8aが形成される。
さらに、胴材1,2が一時的に停止したとき、胴材1,2の幅方向において、横シール装置によって胴材1,2とサイドガセット材3がヒートシールされる。横シール装置は一対のシールバー27を有し、シールバー27は胴材1,2の幅方向にのび、胴材1,2の両側に配置される。そして、第1および第2胴材1,2が一時的に停止したとき、胴材1,2およびサイドガセット材3が各シールバー27間に挟まれ、シールバー27によって胴材1,2とサイドガセット材3が加熱され、ヒートシールされる。胴材1,2およびサイドガセット材3はサイドガセット材3の長さ方向中心線に沿ってヒートシールされる。これによって図2のヒートシール部4aが形成される。
その後、胴材1,2が一時的に停止したとき、胴材1,2の幅方向において、カッタ28によって第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3がクロスカットされる。第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3はサイドガセット材3の長さ方向中心線に沿ってクロスカットされる。これによって図2の両側縁4が形成され、胴材1,2の両側縁によって図2の頂縁8および底縁9が形成される。
なお、第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3は基材とシーラントのラミネートフィルムからなる。そして、重ね合わされた状態の第1および第2胴材1,2において、シーラントによって胴材1,2の内面が形成され、基材によって胴材1,2の外面が形成される。さらに、2つ折りされた状態のサイドガセット材3において、シーラントによってサイドガセット材3の外面が形成され、基材によってサイドガセット材3の内面が形成される。これも特許文献1のものと同様である。
したがって、図1の製袋機によって図2のプラスチック袋を製造することができる。そして、第1および第2胴材1,2によってプラスチック袋の胴部が形成され、サイドガセット材3によってプラスチック袋のサイドガセット部が形成され、第1、第2および第3ファスナ材5,6,7によってプラスチック袋のファスナ部が形成される。
この製袋機の場合、まず、第1および第2胴材1,2がその長さ方向に送られ、サイドガセット材3が胴材1,2に供給され、その幅方向に配置される。その後、胴材1,2の長さ方向において、縦シール装置によって第1および第2胴材1,2がヒートシールされ、胴材1,2の幅方向において、横シール装置によって胴材1,2とサイドガセット材3がヒートシールされる。その後、カッタ28によって第1および第2胴材1,2がカットされる。これは特許文献1の製袋機と同様の方式である。したがって、プラスチック袋を順次連続的に製造することができる。製袋機を高速化することもでき、性能は高い。
しかも、特許文献2のプラスチック袋と同様、プラスチック袋に胴部、サイドガセット部およびファスナ部をもたせ、第1および第2ファスナ材5,6を互いにかみ合わせることができ、第1および第2ファスナ材5,6を第3ファスナ材7にかみ合わせることができる。したがって、第1、第2および第3ファスナ材5,6,7によってプラスチック袋を閉じることができる。その用途は広く、有用性は高い。
図1の製袋機によって図3のプラスチック袋を製造することもできる。
図3のプラスチック袋も胴部、サイドガセット部およびファスナ部を有する。胴部は第1および第2胴材1,2からなる。サイドガセット部はサイドガセット材3からなる。ファスナ部は第1、第2および第3ファスナ材5,6,7からなる。さらに、図3のプラスチック袋は底ガセット部を有する。底ガセット部は底ガセット材29からなる。そして、胴材1,2と底ガセット材29がプラスチック袋の底縁9に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール部9aがプラスチック袋の底縁9に沿って形成されている。
図3のプラスチック袋では、製造後、プラスチック袋の頂縁8において、物品がプラスチック袋に充填され、その後、第1および第2胴材1,2およびサイドガセット材3がプラスチック袋の頂縁8に沿ってヒートシールされる。
図3のプラスチック袋を製造するには、たとえば、特許文献1の製袋機と同様、第1または第2胴材1,2をその長さ方向折り曲げ線および長さ方向折り返し線に沿って折り曲げ、折り返し、2つ折りし、その2つ折り部によって底ガセット材29を形成する。底ガセット材供給機構によって底ガセット材29を供給し、これを第1または第2胴材1,2間に挿入するようにしてもよい。そして、胴材1,2の長さ方向において、縦シール装置によって胴材1,2と底ガセット材29をヒートシールすればよい。
図1の製袋機において、図4に示すように、第1および第2ファスナ材5,6としてかみ合わせ部5a,6aとテープ5b,6bを一体成型したものを使用してもよい。さらに、ファスナ材シール装置において、シールバー16によって胴材1,2とファスナ材5,6をヒートシールするとき、シールバー16として断面コの字状のものを使用する。さらに、かみ合わせ部5a,6aの両側において、それぞれプレート30を配置し、これを各テープ5b,6b間に挿入する。そして、胴材1とテープ5bをシールバー16とプレート30間に挟み、胴材2とテープ6bをシールバー16とプレート30間に挟み、シールバー16によって胴材1とテープ5bをヒートシールし、胴材2とテープ6bをヒートシールするようにしてもよい。
第1および第2ファスナ材5,6と同様、第3ファスナ材7としてかみ合わせ部とテープを一体成型したものを使用してもよい。そして、シールバー23によってサイドガセット材3とファスナ材7をヒートシールするとき、かみ合わせ部の両側において、シールバー23によってサイドガセット材とテープをヒートシールするようにしてもよい。
さらに、図1の製袋機の場合、その横シール装置において、シールバー27によって胴材1,2とサイドガセット材3がヒートシールされるとき、胴材1,2およびサイドガセット材3だけではなく、第1、第2および第3ファスナ材5,6,7も各シールバー27間に挟まれ、各シールバー27間において、第1、第2および第3ファスナ材5,6,7によって全体の厚さが増大するという問題がある。したがって、たとえば、一対のプッシャを第1および第2胴材1,2の両側に配置し、ヒートシール前、プッシャによって胴材1,2、サイドガセット材3およびファスナ材5,6,7を圧縮し、全体の厚さを減少させるようにしてもよい。
図5に示すように、第1および第2ファスナ材5,6を一定長さに分断し、その分断個所に間隙31を形成する(図5A)。そして、その間隙31において、シールバー27によって胴材1,2とサイドガセット材3をヒートシールしてもよい。さらに、サイドガセット材3の両側縁において、第3ファスナ材7を間隙32を置いて配置する。さらに、第3ファスナ材7を4分割し、各分割個所に間隙33を形成し、サイドガセット材3が2つ折りされたとき、各分割材7が2つ折り線の両側に配置されるようにしてもよい(図5B)。この場合、シールバー27によって胴材1,2とサイドガセット材3をヒートシールするとき、その位置に第1、第2および第3ファスナ材5,6,7がないようにすることができ、胴材1,2とサイドガセット材3を的確にヒートシールすることができる(図5C)。
第3ファスナ材7を2分割するようにしてもよい(図5D)。
1 第1胴材
2 第2胴材
3 サイドガセット材
5 第1ファスナ材
6 第2ファスナ材
7 第3ファスナ材
10 送りローラ
16,23,26,27 シールバー
28 カッタ

Claims (5)

  1. 胴部、サイドガセット部およびファスナ部を有するプラスチック袋を製造する製袋機であって、
    第1および第2胴材を互いに重ね合わせ、その長さ方向に送る胴材送り機構と、
    前記胴材の重ね合わせ前、第1および第2ファスナ材を前記胴材の長さ方向に配置し、前記第1胴材に前記第1ファスナ材を付着させ、前記第2胴材に前記第2ファスナ材を付着させ、前記胴材が互いに重ね合わされたとき、前記第1および第2ファスナ材が前記第1および第2胴材間に挿入され、互いに整合するようにする第1および第2ファスナ材付着機構と、
    ロールから供給されたサイドガセット材をあらかじめ2つ折りし、前記胴材の重ね合わせ前、前記サイドガセット材を前記第1胴材に供給し、その幅方向に配置し、前記胴材が互いに重ね合わされたとき、前記サイドガセット材が前記第1および第2胴材間に挿入されるようにするサイドガセット材供給機構と、
    前記第1胴材への前記サイドガセット材の供給前、前記サイドガセット材の幅方向に供給された第3ファスナ材を前記サイドガセット材の幅に対応する長さにクロスカットするカッタと、
    前記第1胴材へのサイドガセット材の供給にあたって、前記サイドガセット材の2つ折り前、前記サイドガセット材に第3ファスナ材を付着させ、その後、前記サイドガセット材が2つ折りされ、2つ折り後、前記サイドガセット材が前記第1胴材に供給され、前記胴材が互いに重ね合わされたとき、前記第3ファスナ材が前記第1および第2ファスナ材間に挿入され、前記第1および第2ファスナ材が前記第3ファスナ材に整合するようにする第3ファスナ材付着機構とからなり、
    前記第1、第2および第3ファスナ材は面ファスナ材からなり、前記第1および第2胴材によって前記プラスチック袋の胴部を形成し、前記サイドガセット材によって前記プラスチック袋のサイドガセット部を形成し、前記第1、第2および第3ファスナ材によって前記プラスチック袋のファスナ部を形成するようにしたことを特徴とする製袋機。
  2. 前記第1および第2胴材を互いに重ね合わせ、その状態で送り、その後、前記第1および第2胴材を一旦分離させ、間隔を置いて配置し、前記胴材の分離後、前記サイドガセット材を前記第1胴材に供給し、その後、前記第1および第2胴材を再度重ね合わせ、前記サイドガセット材を前記第1および第2胴材間に挿入し、前記第3ファスナ材を前記第1および第2ファスナ材間に挿入するようにした請求項1に記載の製袋機。
  3. 前記第1および第2胴材の分離前、前記第1および第2ファスナ材を前記第1および第2胴材間に挿入し、前記第1胴材に前記第1ファスナ材を付着させ、前記第2胴材に前記第2ファスナ材を付着させるようにした請求項2に記載の製袋機。
  4. 前記第1および第2ファスナ材付着機構はファスナ材シール装置からなり、前記第1胴材に前記第1ファスナ材をヒートシールし、付着させ、前記第2胴材に前記第2ファスナ材をヒートシールし、付着させ、前記第3ファスナ材付着機構はファスナ材シール装置からなり、前記サイドガセット材に前記第3ファスナ材をヒートシールし、付着させるようにした請求項1に記載の製袋機。
  5. さらに、前記胴材の重ね合わせ後、前記胴材の長さ方向において、前記第1および第2胴材をヒートシールする縦シール装置と、
    前記胴材の重ね合わせ後、前記胴材の幅方向において、前記胴材とサイドガセット材をヒートシールする横シール装置と、
    ヒートシール後、前記胴材の幅方向において、前記第1および第2胴材をクロスカットするカッタとを備えた請求項1に記載の製袋機。
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