JP4844937B1 - ハンドル付きガゼット袋及びその連続製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般の製袋機を利用してガゼット袋とハンドルとを連続製造することが可能になり、しかも、ガゼット袋の各種形状にも対応することができるハンドル付きガゼット袋及びその連続製造方法を提供する。
【解決手段】表面フィルム1と裏面フィルム2との間に、ガゼット袋の開口部17に沿って一対の補強帯体4を重ねた状態で配置する。該補強帯体4の下側縁部に横マチ成形材3の上端部を当接させて横マチ成形材3を設置する。表面フィルム1と補強帯体4との間及び裏面フィルム2と補強帯体4との間にハンドル片5の端部を挿入する。
補強帯体4を表面フィルム1と裏面フィルム2とにヒートシールしてハンドル片5と共にガゼット袋の開口部17に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂材にて形成されたハンドル付きガゼット袋を連続的に製造することができるハンドル付きガゼット袋及びその連続製造方法に関する。
ガゼット袋の製造方法として、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。この製造方法は、横マチ部を構成するサイド折畳みウェブを前後面のフィルムの間に介在し、更に、底部を構成する別個の材料ウェブを前後面のフィルムの搬送方向に対して平行に搬送しながら各ウェブを溶着してガゼット袋を製造する方法である。
一方、袋にハンドルを設けるには、特許文献2に記載のテープハンドル成形・取付装置が使用される。この装置でハンドルを取り付ける場合、袋本体の開口部の間にハンドルとなるテープハンドルを重ね、これらテープハンドルと袋本体とをシールヒーターユニットがヒートシールする構成になっている。
特開2000‐254984号公報 特開2003‐1728号公報
特許文献2の装置でハンドルを袋の開口部にヒートシールする場合に、略U字状に屈曲されたハンドルの端部を開口部に差し込んだ状態で、袋の開口部を上下からシールヒーターユニットで挟み込み、ハンドルの端部をピンポイントでヒートシールするものである。
そのため、上下からシールヒーターユニットで挟み込んでいる間、袋の移動を一時停止しなければならない。したがって、ハンドルを一袋ずつヒートシールするごとに、袋の製造工程が一時的にストップするので、袋を連続製造する一般の製袋機を利用して袋を連続的に製造することはできない。
しかも、ハンドルの端部をピンポイントでヒートシールするために、ハンドルを挿入する位置とヒートシールする位置とを正確に一致させる必要もある。そのため、特許文献2に記載の取付装置では、精密な位置合せ機構が必要になり、ハンドルを取付けるために極めて高価な装置を要する。したがって、一般の製袋機でハンドルを取付けた袋に比べて製造コストが高くなる不都合があった。
一方、ガゼット袋の中には、例えば、婚礼の引き出物用などに使用される平面略正方形状のガゼット袋なども使用されている。このようなガゼット袋は、横マチ部が隣接するほど接近することになる。ところが、特許文献2の取付け装置では、このように横マチ部が隣接している開口部にハンドルを取付けることはできない。すなわち、ハンドルをヒートシールする際に、このハンドルに重なった横マチ部までヒートシールしてしまうからである。このように、従来の取付け装置では、製造コストが高くなり、しかも、ヒートシールすることができないガゼット袋もあることから、ガゼット袋にハンドルを設ける場合は、ガゼット袋を製袋機で製造した後に、手作業でハンドルを取付けているのが現状である。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、一般の製袋機を利用してガゼット袋とハンドルとを連続製造することが可能になり、しかも、各種ガゼット袋にも対応することができるハンドル付きガゼット袋及びその連続製造方法の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、帯状の表面フィルム1と帯状の裏面フィルム2との間に、矩形状フィルムの長手両側縁が中央に向けて折り畳まれた横マチ成形材3を一対配して形成されるガゼット袋10と、該ガゼット袋10の開口部17に配設された一対のハンドル片5にて形成されるハンドル15とを製造するハンドル付きガゼット袋の連続製造方法であって、表面フィルム1と裏面フィルム2との間に、ガゼット袋の開口部17に沿って該開口部17を補強する一対の補強帯体4を重ねた状態で配置する補強帯体配置工程100と、該補強帯体4の下側縁部に横マチ成形材3の上端部を当接させて横マチ成形材3を設置する横マチ成形材設置工程200と、表面フィルム1と補強帯体4との間及び裏面フィルム2と補強帯体4との間にハンドル片5の端部を挿入するハンドル片挿入工程300と、補強帯体4を表面フィルム1と裏面フィルム2とに同時にヒートシールしてハンドル片5をガゼット袋の開口部17に固定するハンドル固定工程400と、を備えたことにある。
第2の手段の前記補強帯体配置工程100において、前記補強帯体4は、表面フィルム1及び裏面フィルム2と別体に形成された補強帯体4が配置されるものである。
第3の手段の前記補強帯体配置工程100において、前記補強帯体4は、表面フィルム1及び裏面フィルム2の端部が折り返された後、該端部を長手方向に沿って切断して形成された補強帯体4が配置されている。
第4の手段は、帯状の表面フィルム1と帯状の裏面フィルム2とで表面部11と固定板12とが形成され、折り畳まれた略筒状の横マチ成形材3にて横マチ部13が形成されたガゼット袋10の開口部17に一対のハンドル15が取り付けられたハンドル付きガゼット袋であって、
ガゼット袋10の開口部17内側面に沿って該開口部17を補強する一対の補強帯体4が設けられ、該補強帯体4の下側縁部に横マチ部13の上端部が当接するように設けられ、該補強帯体4にハンドル15が固定されたことにある。
第5の手段は、前記横マチ部13と前記表面部11との接合部分及び前記横マチ部13と裏面部12との接合部分の各上端部から、表面部11と裏面部12とに夫々接合部分を延長して補強ポイント19を形成し、該補強ポイント19にて横マチ部13上端部の接合部分を強化するように設けたものである。
請求項1に記載の製造方法によると、ハンドル固定工程400により、補強帯体4と共にハンドル片5をガゼット袋10の開口部17に固定することができるので、複数のガゼット袋10にハンドル15を同時に取付けることができる。したがって、一般の製袋機を利用してガゼット袋とハンドルとを連続製造することが可能になった。しかも、補強帯体4と共にハンドル片5をガゼット袋10の開口部17に固定するので、ハンドル15や開口部17のサイズ等が変更された各種のガゼット袋にも対応することができる
また、横マチ成形材設置工程200により、補強帯体4の下側縁部に横マチ成形材3の上端部を当接させて横マチ成形材3を設置するので、本発明ガゼット袋10を成形した後、確実に開口部17を開くことができる。すなわち、発明者の研究により、横マチ成形材3の上端部を開口部17より下にずらして設けた場合、補強帯体4の下側縁部と、横マチ成形材3の上端部との間に隙間が生じていると、ガゼット袋10の開口部17が開かなくなることが明らかになっている。これは、表面フィルム1と裏面フィルム2とを切断してこの切断端部を溶着する工程(後述する接合工程600)において、横マチ成形材3をずらして生じた隙間の表面フィルム1と裏面フィルム2とが溶着されてしまうので、ガゼット袋10の開口部17が開かなくなるものである。したがって、この横マチ成形材設置工程200も、本発明製造方法にとって重要な工程になっている。
請求項2、3のごとく、補強帯体配置工程100において、表面フィルム1や裏面フィルム2と別体の補強帯体4や、表面フィルム1及び裏面フィルム2の端部が折り返されて形成された補強帯体4を配置することで、補強帯体4を連続的に設けることができる。
また、請求項4のごとく、ガゼット袋10の開口部17内側面に沿って該開口部17を補強する一対の補強帯体4が設けられ、該補強帯体4の下側縁部に横マチ部13の上端部が当接するように設けられ、該補強帯体4にハンドル15が固定されたハンドル付きガゼット袋の構成により、一般の製袋機で連続製造することができるので、手作業でハンドルを装着していた従来のハンドル付きガゼット袋よりも安定した品質で、しかも安価に提供することができるものである。
しかも、請求項5のごとく、補強ポイント19にて横マチ部13上端部の接合部分を強化するように設けているので、ハンドル15の位置よりも下に位置する横マチ部13の上端部の強度を高めることができる。この結果、ガゼット袋10の開口部17に横マチ部13が無い状態で、この開口部17をハンドル15で勢い良く開いたとしても横マチ部13の上端部が簡単に裂けることはない。
本発明製造方法の一実施例を示す概略図である。 図1の製造方法で使用する装置の一実施例を示す概略図である。 本発明製造方法の他の実施例を示す概略図である。 図3の製造方法で使用する装置の他の実施例を示す概略図である。 本発明ガゼット袋の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明ガゼット袋の一実施例を示す斜視図である。 図6に示すガゼット袋の側面図である。 本発明ガゼット袋の他の実施例を示す斜視図である。 図8に示すガゼット袋の側面図である。 本発明製造方法で使用する装置の他の実施例を示す概略図である。 本発明製造方法を示すブロック図である。
本発明によると、一般の製袋機を利用してガゼット袋とハンドルとを連続製造することが可能になり、しかも、各種ガゼット袋にも対応することができるなどといった当初の目的を達成した。
本発明ガゼット袋10は、表面部11、裏胴部12、横マチ部13、角底部14で構成されるもので、帯状の表面フィルム1と帯状の裏面フィルム2との間に、矩形状フィルムの長手両側縁が中央に向けて折り畳まれた横マチ成形材3を一対配して形成されている。本発明は、このようなガゼット袋10の開口部17にハンドル15を装着したガゼット袋10とその連続製造方法にある。
本発明製造方法は、主に、次の4つの工程を有するものである。すなわち、補強帯体配置工程100、横マチ成形材設置工程200、ハンドル片挿入工程300、ハンドル固定工程400である(図11参照)。
補強帯体配置工程100は、表面フィルム1と裏面フィルム2との間に、ガゼット袋の開口部17に沿って一対の補強帯体4を重ねた状態で配置する工程である(図1参照)。この補強帯体4は、ガゼット袋10の開口部17を補強しながらハンドル片5を固定する部材である。この補強帯体4は、ラミネートフィルムを帯状に形成したものが使用される。
袋体をヒートシールで形成する場合は、通常、このラミネートフィルムが使用されるもので、ヒートシールが可能な接着層とヒートシールされない非接着層とが表裏に配されている。補強帯体4を重ねて配置する場合、非接着層が重なるように配置し、接着層と表面フィルム1又は、接着層と裏面フィルム2とが重なるように配置する。非接着層として、ナイロン、OPP、PET等の延伸フィルムが使用される。一方接着層として、PEやCPPなどが使用される。図1では、表面フィルム1や裏面フィルム2と別体で形成した補強帯体4を配置している。本発明の材質として、例えば、ポリプロピレンフィルムにナイロンフィルムがラミネートされたフィルム材や、LDPEフィルム、HDPEフィルム、PETフィルム、アルミ蒸着フィルムなど任意の合成樹脂材を使用することが可能である。
この補強帯体4を表面フィルム1と裏面フィルム2との間に配設するには、製袋機により、ロール状フィルムPから表面フィルム1と裏面フィルム2とを分離した後に、重ねた補強帯体4を配設する(図2参照)。このとき、補強帯体4は、表面フィルム1や裏面フィルム2と別体で形成しているので、予め補強帯体4を巻き付けたロールを一対準備しておき、各ロールから補強帯体4を送り出すものである。
一方、図3に示す補強帯体4は、表面フィルム1及び裏面フィルム2の端部が折り返した後、長手方向に沿って切断して形成された補強帯体4を配置している。表面フィルム1や裏面フィルム2は、補強帯体4と同様にラミネートフィルムが使用され、袋の内側に接着層が配置され、袋の外側に非接着層が配置されている。そのため、表面フィルム1や裏面フィルム2を内側に折り返して切断すると、図1に示す補強帯体4と同じ補強帯体4が形成されるものである。
図3に示す補強帯体4を表面フィルム1と裏面フィルム2との間に配設するには、製袋機により分離した表面フィルム1と裏面フィルム2の端部を折り返した後、この折り返し部分にカッターQを当てて切断するものである(図4参照)。したがって、補強帯体配置工程100は、このカッターQにて切断した補強帯体4がそのまま表面フィルム1と裏面フィルム2との間に配置されることになる。
横マチ成形材設置工程200は、補強帯体4の下側縁部に横マチ成形材3の上端部を当接させて横マチ成形材3を設置する工程である。この横マチ成形材3は、矩形状フィルムの長手両側縁を中央に向けて折り畳んで形成したもので、補強帯体4の下側縁部に、横マチ成形材3の上端部が隙間なく当接するように配置している。この結果、補強帯体4を配したガゼット袋10の開口部17には横マチ部13がなく、前側面1と裏面フィルム2のみで構成されている。
また、横マチ成形材3の下端部を斜め45度に折り込むことによって角底部14のマチ部を形成し、この横マチ成形材3を中央部分で切断してガゼット袋10を成形すると、二つの横マチ部13が形成されるものである(図1参照)。
ハンドル片挿入工程300は、表面フィルム1と補強帯体4との間及び裏面フィルム2と補強帯体4との間にハンドル片5の端部を挿入する工程である。図示のハンドル片5は、ラミネートフィルム巻き付けたロール16を一対形成し、このロール16から一対のハンドル片5を重ねた状態で形成したもので、該ハンドル片5の両端部を同一方向に向けてガゼット袋10の開口部17の位置に挿入する(図1参照)。図示例の工程によると、長さが一定のハンドル片5を形成する際に、ハンドル片5の幅を任意に変更することができる。
また、ハンドル片挿入工程300は、図10に示す装置によるハンドル片挿入工程300も可能である。すなわち、ハンドル片5の幅に予め設定した一対のハンドル成形シート7を用意し、このハンドル成形シート7を所定の長さでカットしてハンドル片5を形成するものである。このような工程によると、幅が一定のハンドル片5を形成する際に、ハンドル片5の長さを任意に変更することができる。
ハンドル固定工程400は、補強帯体4を表面フィルム1と裏面フィルム2とにヒートシールしてハンドル片5と共にガゼット袋の開口部17に固定する工程である。この工程では、補強帯体4の接着層4B全面を開口部17に沿って外袋用フィルム1や裏面フィルム2の接着層にヒートシールするもので、この際に、ハンドル片5の端部も同時に接着して固定する。
本発明製造方法では、底フィルム4から角底部14を形成する底部形成工程500や、表面フィルム1及び裏面フィルム2を重ねた状態で切断しながら接合する接合工程600工程など、従来技術の製造工程も備えている(図1参照)。
底部形成工程500は、底フィルム4から角底部14を形成する工程である。図示例では、裏面フィルム2の幅を広く形成しておく。そして、この底部形成工程200において、底フィルム4をガイド機構Rで二つ折り状に折り込み、既に配置した横マチ成形材3の下端部に重合するように配置している(図1参照)。尚、この底部形成工程500は、前記ハンドル固定工程400よりも前の工程になる。
また、接合工程600は、表面フィルム1及び裏面フィルム2を重ねた状態で切断し、横マチ成形材3及び底フィルム4を表面フィルム1及び裏面フィルム2に接合する工程である。この工程において、切断時期と接合時期とは同時でも良く、別々に設定しても良い。このとき、仮に、補強帯体4の下側縁部と、横マチ成形材3の上端部との間に隙間が生じていると、この接合工程600の後で、ガゼット袋10の開口部17が開かなくなる。すなわち、表面フィルム1と裏面フィルム2とを切断してこの切断端部を溶着する際に、この隙間の表面フィルム1と裏面フィルム2とが溶着されてしまうので、ガゼット袋10の開口部17が開かなくなるものである。
次に、本発明ガゼット袋10について説明する。本発明ガゼット袋は、前記製造方法により製造されたガゼット袋10の構成にある。すなわち、帯状の表面フィルム1と帯状の裏面フィルム2とで表面部11と固定板12とが形成され、折り畳まれた略筒状の横マチ成形材3にて横マチ部13が形成されたガゼット袋10の開口部17に一対のハンドル15が取り付けられている。
そして、ガゼット袋10の開口部17内側面に沿って該開口部17を補強する一対の補強帯体4が設けられている。この補強帯体4は、ガゼット袋10開口部を補強すると共に、該補強帯体4によって、ハンドル15を開口部17に固定している。したがって、ハンドル15は、表面部11と補強帯体4との間、及び裏面部12と補強帯体4との間に固定されている(図5参照)。
また、補強帯体4の下側縁部に横マチ部13の上端部が当接するように設けられている。したがって、横マチ部13の上端は、開口部17まで届いていない(図6参照)。ガゼット袋10の開口部17は、表面部11と裏面部12との間の補強帯体4とハンドル15が設けられた状態になっている(図7参照)。
ガゼット袋10には補強ポイント19が設けられている(図5参照)。この補強ポイント19は、横マチ部13上端部の接合部分を強化している(図6参照)。すなわち、横マチ部13と表面部11との接合部分及び、横マチ部13と裏面部12との接合部分の各上端部から、表面部11と裏面部12とに夫々接合部分を延長して補強ポイント19を形成している。
本発明ガゼット袋10は、開口部17に横マチ部13が存在しないため、開き易い状態になっている(図7参照)。そのため、横マチ部13の上端部に負荷がかかりやすく、この上端部分が裂け易くなるおそれがある。そのため、この補強ポイント19にて横マチ部13の上端部を補強している。尚、補強ポイント19を設ける工程は、横マチ成形材3を切断すると共に切断端部を溶着する工程と共に補強ポイント19を溶着することができる。
図8に示すガゼット袋10は、補強帯体4の間にチャック18が設けられている。このチャック18を設ける製造工程は、前記ハンドル固定工程400において、補強帯体4に固定した後、この補強帯体4相互間にチャック18を配置してヒートシールするものである。このチャック18は、雌型テープ18Aと雄型テープ18Bとが嵌合するもので、補強帯体4の内側面に溶着されている(図9参照)。
本発明ガゼット袋10は、合成樹脂材で形成されるガゼット袋として利用される。このとき、ハンドル15は図示例の形状に限定されものではなく、装着位置も任意に変更することができる。更に、ガゼット袋10の用途、形状やサイズ、あるいは材質などは、本発明の要旨を変更しない範囲で自由な設計変更が可能である。
P ロール状フィルム
Q カッター
R ガイド機構
1 表面フィルム
2 裏面フィルム
3 横マチ成形材
4 補強帯体
5 ハンドル片
6 溶着帯
7 ハンドル成形シート
10 ガゼット袋
11 表面部
12 裏面部
13 横マチ部
14 角底部
15 ハンドル
16 ロール
17 開口部
18 チャック
18A 雌型テープ
18B 雄型テープ
19 補強ポイント
100 補強帯体配置工程
200 横マチ成形材設置工程
300 ハンドル片挿入工程
400 ハンドル固定工程
500 底部形成工程
600 接合工程

Claims (5)

  1. 帯状の表面フィルムと帯状の裏面フィルムとの間に、矩形状フィルムの長手両側縁が中央に向けて折り畳まれた横マチ成形材を一対配して形成されるガゼット袋と、該ガゼット袋の開口部に配設された一対のハンドル片にて形成されるハンドルとを製造するハンドル付きガゼット袋の連続製造方法であって、
    表面フィルムと裏面フィルムとの間に、ガゼット袋の開口部に沿って該開口部を補強する一対の補強帯体を重ねた状態で配置する補強帯体配置工程と、
    該補強帯体の下側縁部に横マチ成形材の上端部を当接させて横マチ成形材を設置する横マチ成形材設置工程と、
    表面フィルムと補強帯体との間及び裏面フィルムと補強帯体との間にハンドル片の端部を挿入するハンドル片挿入工程と、
    補強帯体を表面フィルムと裏面フィルムとに同時にヒートシールしてハンドル片をガゼット袋の開口部に固定するハンドル固定工程と、
    を備えたことを特徴とするハンドル付きガゼット袋の連続製造方法。
  2. 前記補強帯体配置工程において、前記補強帯体は、表面フィルム及び裏面フィルムと別体に形成された補強帯体が配置される請求項1記載のハンドル付きガゼット袋の連続製造方法。
  3. 前記補強帯体配置工程において、前記補強帯体は、表面フィルム及び裏面フィルムの端部が折り返された後、該端部を長手方向に沿って切断して形成された補強帯体が配置される請求項1記載のハンドル付きガゼット袋の連続製造方法。
  4. 帯状の表面フィルムと帯状の裏面フィルムとで表面部と固定板とが形成され、折り畳まれた略筒状の横マチ成形材にて横マチ部が形成されたガゼット袋の開口部に一対のハンドルが取り付けられたハンドル付きガゼット袋であって、
    ガゼット袋の開口部内側面に沿って該開口部を補強する一対の補強帯体が設けられ、該補強帯体の下側縁部に横マチ部の上端部が当接するように設けられ、該補強帯体にハンドルが固定されたことを特徴とするハンドル付きガゼット袋。
  5. 前記横マチ部と前記表面部との接合部分及び前記横マチ部と裏面部との接合部分の各上端部から、表面部と裏面部とに夫々接合部分を延長して補強ポイントを形成し、該補強ポイントにて横マチ部上端部の接合部分を強化するように設けた請求項4記載のハンドル付きガゼット袋。
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